WO2001043311A1 - Terminal de communication et methode de communication sans fil - Google Patents

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Description

明 細 書 通信端末装置及び無線通信方法 技術分野
本発明は、 ディジ夕ル無線通信システムにおける通信端末装置及び無線通信 方、法に関し、 特に D S— C D M A ( Direct Sequence-Code Divis ion Multiple Access ) システムにおける通信端末装置及び無線通信方法に関す る。 背景技術
移動体通信においては、 フエージングにより受信信号の品質劣化が著しくな る。 このようなフェージングに対する有効な対策としてダイバーシチ技術があ る。 このダイバーシチ技術は、 受信機側において受信信号の電力の落ち込みを 防止するものである。 しかしながら、 移動局のような通信端末装置でダイバー シチを実現するためには、 さまざまな制約がある。 そこで、 本来移動局の受信 機側で実現されるべきダイバーシチを基地局の送信機側で実現するために、 送 信ダイバーシチ技術が検討されている。
送信ダイバーシチは、 図 1に示すように、 基地局 1のアンテナ 1 , アンテナ 2から同じ位相の信号を移動局 2に向けて送信し、 移動局 2において受信信号 が大きいアンテナを選択するものである。
一方、 現在、 D S— C D MAシステムにおいて、 基地局でクローズドループ 型送信ダイバーシチを用いた送信ダイノ 一シチの標準化が進められている。 こ のクローズドループ型送信ダイバーシチには 3つのモードがある。 例えば、 ク ローズドループ型送信ダイバーシチのモ一ド 2を適用する場合、 基地局側でァ ンテナ 1に対してアンテナ 2に位相回転 (9 0 ° 刻み) を加えて送信を行う。 移動局側では、 アンテナ 1及びアンテナ 2から送信された信号から、 どの程度 両信号に位相差を加えたら良いかを判定し、 その位相差情報を基地局に送信す る。 基地局は、 その位相差情報にしたがって送信を行う。 この処理は、 スロッ ト毎に行われる。 これにより、 移動局側では、 スロット毎に位相が大きく回転 して受信されることになる。
以下、 基地局側でクローズドループ型送信グイバーシチのモード 2を適用し た場合における移動局での受信信号の位相について図 2〜図 8を用いて説明 する。
まず、 基地局においては、 図 2に示すように、 共通パイロットチャネル信号 (共通既知信号) をアンテナ 1とアンテナ 2から同位相で移動局に送信する。 このとき、 アンテナ 1から送信する共通パイロットチャネル信号とアンテナ 2 から送信する共通パイロットチャネル信号は異なった拡散コードを使用する。 また、 基地局における通信チャネル信号の送信においては、 クローズドルー プ型送信ダイバ一シチでない通常状態では位相回転制御が行われないので、 ァ ンテナ 1のみで移動局に送信する。 クローズドループ型送信ダイバーシチでは、 図 6に示すように、 アンテナ 2から送信する信号に対して、 移動局から送られ たフィードバック情報で指定された位相を加えるように位相回転制御を行つ て送信する。
上記のように基地局から送信された信号を移動局で受信する場合、 共通パイ ロットチャネル信号についてはアンテナ 1とアンテナ 2で異なった信号が送 信されているので、 チャネル推定を送信アンテナ毎に行うことができる。 すな わち、 図 3に示すように、 移動局において、 信号はアンテナ 1とアンテナ 2と で異なる位相回転が加わって受信されるので、 アンテナ 1から送信された共通 パイ口ット信号とアンテナ 2から送信された共通パイ口ットチャネル信号の チャネルを別々に推定することができる。
2つのチャネル推定値に基づいて、 通信チャネルにおいて、 アンテナ 1とァ ンテナ 2の間にどれくらいの位相差を持たせて送信すべきか決定する。 そして、 この位相差 (フィードバック情報) を基地局に通知する。 ここで、 フィードバック情報の設定について説明する。
基地局のアンテナ 1とアンテナ 2からは、 上述したように、 それそれ共通パ イロットチャネル信号が送信されている。 移動局においては、 共通パイロット チャネル信号に対してチャネル推定することにより、 アンテナ 1とアンテナ 2 のそれそれのフエ一ジングによる位相回転量と振幅変動を算出することがで きる。
まず、 図 2に示すように、 同じ振幅 '位相 (位相 = 0 ) であり、 それぞれ異 なる共通パイロットチャネル信号を基地局のアンテナ 1 , アンテナ 2から送信 すると、 移動局では、 図 3に示すように受信される。 ここで、 ひはアンテナ 1 からの送信信号が受けるフェージングによる位相回転を示し、 はアンテナ 2 からの送信信号が受けるフェージングによる位相回転を示す。
また、 図 3に示すように、 同じ振幅 .位相 (位相 = 0 ) である通信チャネル 信号を基地局のアンテナ 1 , アンテナ 2から送信すると、 移動局では、 図 5に 示すように受信される。 ここで、 Aはアンテナ 1からの送信信号が受けるフエ 一ジングによる振幅変動を示し、 Bはアンテナ 2からの送信信号が受けるフエ 一ジングによる振幅変動を示す。 移動局では、 図 5に示すように、 アンテナ 1 とアンテナ 2で送信された信号が合成されて、 太字矢印の信号となって受信さ れる。 このときの、 合成ベクトルの位相は beforeである。
この場合、 一ひが約 9 0 ° であるので、 アンテナ 2の位相を一 9 0 ° 回転 させるとアンテナ 1とアンテナ 2で送信した信号の合成べクトルが大きくな ることが予測される。 そこで、 通信チャネルのアンテナ 2の位相を一 9 0 ° に 設定し、 その位相差で送信するように移動局から基地局へフィードバック情報 (位相差) を通知する。
基地局にフィードバック情報が正しく通知されると、 次のスロッ卜において 通信チャネル信号は図 6に示すように送信される。 すなわち、 アンテナ 2の位 相が— 9 0。 されて送信される。 その結果、 移動局では、 図 7に示すような信 号を受信することになる。 このとき、合成べクトルの位相は Φ afterになって いる。 したがって、 フェージング環境が変化していなくても、 移動局では、 送 信側のアンテナの位相付加によって、 afterと Φ beforeのような位相のず れが生じている。
移動局の通信チャネルでは、 チャネル推定精度を上げることにより、 複数の スロットのチャネル推定結果を重み付けして加算する制御が行わていれる。 こ の制御は、 フェージング変動による位相回転量がチャネル推定結果を加算する スロット数に対して小さいということを前提に行われる。 しかしながら、 上述 したように、 クローズドループ型送信ダイバーシチを適用すると、 フエ一ジン グが変化していなくてもチャネル推定値が変化することになるので、 複数のス 口ットのチャネル推定値を平均して使用すると正しいチャネル推定値を算出 することができなくなり、 受信性能が劣化することになる。 発明の開示
本発明の目的は、 クローズドループ型送信ダイバーシチを適用する送信ダイ バーシチにおいてもチャネル推定精度を劣化させることなく、 優れた受信性能 を発揮することができる通信端末装置及び無線通信方法を提供することであ る。
本発明者らは、 クローズドループ型送信ダイバーシチにおいて、 送信ダイバ —シチ制御によって位相が回転するときは、 その 1つ前のスロッ卜で通信端末 が基地局に対してフィードバック情報 (位相回転量) を通知しており、 通信端 末が当該スロッ卜でアンテナ 1とアンテナ 2間にどれくらいの位相差が付加 されて送信されるかを知っていることに着目し、 この通信端末で既知である位 相差を用いて受信信号を補正することによりクローズドル一プ型送信ダイバ ーシチにおいても正確にチャネル推定を行うことができることを見出し本発 明をするに至った。
すなわち、 本発明の骨子は、 クローズドループ型送信ダイバーシチの際に、 通信端末装置において既知であるフィ一ドバック情報から送信ダイバーシチ の位相回転の影響を補償する位相補正値を算出し、 この位相補正値に基づいて 通信チャネルの受信信号を補正して、 又はこの位相補正値に基づいてチャネル 推定値を補正して、 優れた受信性能を発揮することである。 図面の簡単な説明
図 1は、 送信ダイバーシチを説明するための図;
図 2は、 位相回転制御前の共通パイロットチャネル信号の基地局における送 信信号の位相を示す図;
図 3は、 位相回転制御前の共通パイロットチャネル信号の移動局における受 信信号の位相を示す図;
図 4は、 位相回転制御前の通信チャネル信号の基地局における送信信号の位 相を示す図;
図 5は、 位相回転制御前の通信チャネル信号の移動局における受信信号の位 相を示す図;
図 6は、 位相回転制御後の通信チャネル信号の基地局における送信信号の位 相を示す図;
図 7は、 位相回転制御後の通信チャネル信号の移動局における受信信号の位 相を示す図;
図 8は、 位相回転制御後の共通パイロットチャネル信号の移動局における受 信信号の位相を示す図;
図 9は、 本発明の実施の形態 1に係る通信端末装置の構成を示すプロック 図;
図 1 0は、 本発明の実施の形態 2に係る通信端末装置の構成を示すプロック 図;
図 1 1は、 上記実施の形態 2に係る通信端末装置の位相補正量算出部の構成 を示すプロック図;
図 1 2は、 本発明の実施の形態 3に係る通信端末装置の構成を示すプロック 図;並びに
図 1 3は、 本実施の形態に係る通信端末装置における同期検波を説明するた めの図である。 発明を実施するための最良の形態
以下、 本発明の実施の形態について、 添付図面を参照して詳細に説明する。 (実施の形態 1 )
図 9は、 本発明の実施の形態 1に係る通信端末装置の構成を示すプロック図 である。 アンテナ 1 0 1で受信された信号は、 無線受信部 1 0 2に送られる。 無線受信部 1 0 2では、 受信信号に対して所定の無線受信処理 (ダウンコンパ —ト、 A/D変換など) を行う。
通信チャネル信号については、 無線受信処理された後に通信チャネル逆拡散 部 1 0 3に送られて、 そこで、 基地局装置における拡散変調処理に使用された 拡散コード # 0で逆拡散処理される。 逆拡散処理された信号 (逆拡散信号) は、 同期検波部 1 0 4及びチャネル推定部 1 0 5に送られる。
チャネル推定部 1 0 5では、 逆拡散信号を用いてチャネル推定を行ってチヤ ネル推定値を求める。 このチャネル推定値は、 後述するようにして求められた 位相補正量を用いて位相補正され、 位相補正されたチャネル推定値が同期検波 部 1 0 4に送られる。 同期検波部 1 0 5では、 位相補正されたチャネル推定値 にしたがって逆拡散信号に同期検波処理を行って受信データを得る。
一方、 共通パイ口ットチャネル信号は、 無線受信部 1 0 2で無線受信処理さ れた後に B Sアンテナ 1 P L逆拡散部 1 0 6, B Sアンテナ 2 P L逆拡散部 1 0 7に送られる。 B Sアンテナ 1 P L逆拡散部 1 0 6, B Sアンテナ 2 P L逆 拡散部 1 0 7では、 基地局装置における拡散変調処理に使用された拡散コード を用いて無線受信処理後の信号に逆拡散処理を行って、 所望の逆拡散信号を得 る。 具体的には、 B Sアンテナ 1 P L逆拡散部 1 0 6では、 拡散コード # 1を 用いて逆拡散処理を行って、 基地局装置のアンテナ 1から送信された信号を取 得し、 B Sアンテナ 2 P L逆拡散部 1 0 7では、 拡散コード # 2を用いて逆拡 散処理を行って、 基地局装置のアンテナ 2から送信された信号を取得する。
B Sアンテナ 1 P L逆拡散部 1 0 6からの逆拡散信号は、 チャネル推定部 1 0 8に送られる。 そして、 チャネル推定部 1 0 8では、 基地局装置のアンテナ 1から送信された信号のチャネル推定を行う。 また、 B Sアンテナ 2 P L逆拡 散部 1 0 7からの逆拡散信号は、 チャネル推定部 1 0 9に送られる。 そして、 チャネル推定部 1 0 9では、 基地局装置のアンテナ 2から送信された信号のチ ャネル推定を行う。
チャネル推定部 1 0 8 , 1 0 9で求められたチャネル推定値は、 それそれフ イードバック情報算出部 1 1 0に送られる。 フィードバック情報算出部 1 1 0 では、 基地局装置のアンテナ 1, 2から送信された信号のそれそれのチャネル 推定値に基づいてフィードバヅク情報を算出する。 このフィードバック情報は、 基地局装置に通知するために送信機側のフレーム構成部 1 1 5に送られると 共に、 記憶部 1 1 1に送られて格納される。
位相補正量算出部 1 1 2は、 記録部 1 1 1に格納されたフィードバック情報 を取得して、 クローズドループ型送信ダイバ一シチにおいて基地局装置側で付 加された位相に対する位相補正量を算出する。 この位相補正量は、 乗算器 1 1 3で前述した通信チャネル信号から求めたチャネル推定値に乗算される。 これ により、 クローズドループ型送信ダイバ一シチにおいて基地局装置側で付与さ れた位相回転分が除去されたチャネル推定値が得られる。 この位相回転分が除 去されたチャネル推定値は、 同期検波部 1 0 4に送られる。
送信機側において、 送信データは、 変調部 1 1 4に送られて、 そこでデイジ タル変調される。 変調後の送信デ一夕は、 フレーム構成部 1 1 5に送られる。 フレーム構成部 1 1 5では、 変調後の送信データと、 共通パイロットチャネル 信号のチャネル推定値から求められたフィ一ドバック情報とを用いてフレー ム構成が行う。 フレーム構成された送信デ一夕及びフィードバック情報は、 無 線送信部 1 1 6に送られて所定の無線送信処理 (D /A変換、 アップコンパ一 トなど) された後にアンテナを介して基地局装置に向けて送信される。
次に、 本実施の形態に係る通信端末装置の動作について説明する。 なお、 こ こでは、 クローズドル一プ型送信ダイバーシチがモ一ド 2である場合について 説明する。
まず、 基地局装置から図 2に示すような同じ振幅 '位相 (位相 = 0 ) であり、 それそれ異なる共通パイロットチャネル信号を基地局装置のアンテナ 1 , アン テナ 2から送信すると、 通信端末装置では、 図 3に示すように受信される。 こ のように受信された信号は、 それそれ B Sアンテナ 1 P L逆拡散部 1 0 6にお いて拡散コード # 1により逆拡散され、 その逆拡散信号がチャネル推定部 1 0 8に送られる。 チャネル推定部 1 0 8では、 基地局装置のアンテナ 1から送信 された共通パイロットチャネル信号のチャネル推定を行う。 また、 受信信号は、 それそれ B Sアンテナ 2 P L逆拡散部 1 0 7において拡散コ一ド # 2により 逆拡散され、 その逆拡散信号がチャネル推定部 1 0 9に送られる。 チャネル推 定部 1 0 9では、 基地局装置のアンテナ 2から送信された共通パイロットチヤ ネル信号のチャネル推定を行う。
それそれのチャネル推定部 1 0 8 , 1 0 9で得られたチャネル推定値は。 フ イードバック情報算出部 1 1 0に送られる。 フィードバック情報算出部 1 1 0 では、 2つのチャネル推定値を用いてフィードバック情報を算出する。 フィー ドバック情報算出部 1 1 0では、 次のようにしてフィードバック情報を算出す る。
基地局装置から送信された図 4に示す振幅、 位相 (位相 = 0 ) の通信チヤネ ル信号は、 図 5に示すように受信される。 この通信チャネル信号は、 アンテナ 1とアンテナ 2で送信された信号が合成されて、 太字矢印の信号となって受信 される。 このときの合成ベクトルの位相は before である。 この before は、 記憶部 1 1 1に格納しておく。 ここで、 Aはアンテナ 1からの送信信号が 受けるフェージングによる振幅変動を示し、 Bはアンテナ 2からの送信信号が 受けるフェージングによる振幅変動を示す。 図 3から分かるように、 アンテナ 1から送信された信号とアンテナ 2から送 信された信号の間のフヱージングによる位相回転の差 /5—ひが約 9 0 ° であ るので、 アンテナ 2の位相を一 9 0 ° 回転させるとアンテナ 1とアンテナ 2で 送信した信号の合成べタトルが大きくなることが予測される。
クローズドループ型送信ダイバーシチのモード 2においては、 基地局装置側 で意図的に付与する位相差は、 0 ° 、 + 9 0 ° 、 1 8 0 ° 、 — 9 0 ° の 4通り であるので、 アンテナ 2の位相を一 9 0 ° に設定する。 このようにしてフィ一 ドバック情報を算出する。
このようにしてフィードバック情報算出部 1 1 0で算出したフィードバッ ク情報 (位相差) を基地局装置に通知する。 具体的には、 フィードバック情報 の位相差は 4通りであり 2ビッ卜で表現されるので、 その 2ビヅ卜のフィード バック情報をフレーム構成部 1 1 5に送り、 フレーム構成部 1 1 5で送信デ一 夕と共にフレーム構成する。 そして、 フレーム構成された送信信号の形で、 フ イードバック情報を基地局装置に通知する。
基地局装置では、 受信信号を受信してフィードバック情報を取得すると、 次 のスロットにおいて通信チヤネル信号はフィードバック情報に対応する位相 差を付与された形で通信端末装置に向けて送信される。 すなわち、 図 5に示す ように、 アンテナ 2の位相が一 9 0 ° されて送信される。
通信端末装置では、 図 7に示すような信号を受信することになる。 このとき、 合成べクトルの位相は Φ after になっている。 この after は、 位相補正量 算出部 1 1 2において、 次のようにして求める。 図 8は、 フィードバヅク情報 にしたがって位相回転を付与した状態で基地局装置から送信された共通パイ ロッ トチャネル信号の受信信号の位相を示している。 ここで、 ひ 'はアンテナ 1からの送信信号が受けるフェージングによる位相回転を示し、 A 'はアンテ ナ 1からの送信信号が受けるフェージングによる振幅変動を示し、 β 'はアン テナ 2からの送信信号が受けるフエ一ジングによる位相回転を示し、 Β 'はァ ンテナ 2からの送信信号が受けるフエ一ジングによる振幅変動を示す。 したがって、 afterは、これらの ί直を用レ、て、式 Φ af ter = tan-1 ( A ' cos ひ, +Bcos ( , - 90。 )/A , sin o: , +B,s in ( ? , - 90 ° ) )力ら算出される。 クローズドループ型送信グイバーシチにおける位相付加による位相回転量 は、 beforeと afterの差で求められる。 したがって、 位相補正量算出部 1 1 2では、 afterを求めた後に、 記憶部 1 1 1に格納された beforeを 用いてとの beforeと <D afterの差を求めて、 位相補正値を得る。
基地局装置から送信された通信チャネル信号は、 クローズドループ型送信ダ ィバ一シチにより付与された位相回転を含んだ状態で、 通信端末装置のチヤネ ル推定部 1 0 5でチャネル推定される。 チャネル推定部 1 0 5で得られたチヤ ネル推定値は乗算器 1 1 3で前述の位相補正量が乗算される。 これにより、 ク ローズドループ型送信ダイバーシチにより付与された位相回転を補正したチ ャネル推定値が得られる。 この補正後のチャネル推定値が同期検波部 1 0 4に 送られる。 同期検波部 1 0 4では、 補正後のチャネル推定値を用いて通信チヤ ネル信号について同期検波を行う。
チャネル推定部 1 0 5において、 複数スロットにわたつてチャネル推定値を 平均化する処理部を設けても良い。例えば、図 1 3に示すように、直交成分(Q チャネル) の 3スロット (N— 1、 N、 N + 1 ) 分の位相補正後のチャネル推 定値を重み付け平均し、 スロッ ト Nのチャネル推定値 Nを求め、 スロッ ト N の同相成分 (Iチャネル) のデータを £ Nで同期検波する。 これにより、 通信 チャネルのチャネル推定精度を向上させることができ、 クローズドループ型送 信ダイバーシチを適用した場合でもより正確なチャネル推定を行うことがで きる。
この同期検波においては、 フエ一ジング変化のみを反映したチヤネル推定値 を用いることになるので、 複数のスロッ卜のチャネル推定値を平均してチヤネ ル推定を行っても正確にチャネル推定を行うことができる。 その結果、 クロ一 ズドループ型送信ダイバーシチであっても、 優れた受信性能を発揮することが できる。 このように、 本実施の形態に係る通信端末装置においては、 クローズドルー プ型送信ダイバーシチにおいて、 通信端末装置側で既知であるフィ一ドバック 情報を用いて、 クロ一ズドル一プ型送信ダイバーシチの際の位相回転の影響を 補償する補正値を算出し、 この補正値に基づいて通信チャネルの受信信号を補 正するので、 正確なチャネル推定を行うことができ、 優れた受信性能を発揮す ることができる。
なお、 本実施の形態においては、 通信チャネル信号のチャネル推定値に位相 補正値を乗算してクローズドループ型送信ダイバ一シチの際の位相回転の影 響を補償するようにしているが、 本実施の形態においては、 通信チャネル信号 に位相補正量を乗算してクローズドル一プ型送信ダイバーシチの際の位相回 転の影響を補償し、 その後、 補償した通信チャネル信号についてチャネル推定 を行うようにしても良い。 ただし、 乗算回数を少なくする ( 1回にする) ため には、 チヤネル推定値に位相補正値を乗算するようにすることが好ましい。
(実施の形態 2 )
実施の形態 1において、 フィードバック情報が正しく基地局装置に到達しな かったときには、 通信端末装置が補正を加えるべきではないのに補正を加えて しまうことになる場合が考えられる。 そこで、 本実施の形態においては、 補正 を加えた場合と補正を加えなかつた場合の通信チャネル信号両方で同期検波 を行い、 そのうち通信品質の良かったものを同期検波結果として採用する場合 について説明する。 なお、 ここでは、 通信品質を評価する基準として S I R ( Signal to Interference Ratio) を用 ヽる場合につ!^て説明する 0 図 1 0は、 本発明の実施の形態 2に係る通信端末装置の構成を示すプロック 図である。 図 1 0において、 図 9と同じ部分については図 9と同じ符号を付し て、 その詳細な説明は省略する。
図 1 0に示す通信端末装置は、 通信チャネル逆拡散部 1 0 3からの逆拡散信 号に、 位相補正量算出部 1 1 2で算出された位相補正値を乗算する乗算器 2 0 1と、 逆拡散信号に位相補正を行った後の同期検波結果と逆拡散信号に位相補 正を行わないで同期検波を行った同期検波結果について S I Rを測定し、 その 測定結果を比較する S I R比較部 2 0 3と、 S I Rの比較結果に基づいていず れかの同期検波結果を選択する選択部 2 0 2とを有する。
このような構成の通信端末装置においては、 同期検波部 1 0 4では、 まず、 通信チャネル逆拡散部 1 0 3からの逆拡散信号に対して同期検波を行う。 この 同期検波結果を S I R比較部 2 0 3に送る。 また、 通信チャネル逆拡散部 1 0 3からの逆拡散信号に、 位相補正量算出部 1 1 2で算出された位相補正値を乗 算器 2 0 1で乗算する。 なお、 この位相補正値の算出については実施の形態 1 と同様である。 そして、 位相補正後の逆拡散信号 (通信チャネル信号) を同期 検波部 1 0 4に送る。 同期検波部 1 0 4では、 位相補正後の逆拡散信号に対し て同期検波を行う。 この同期検波結果を S I R比較部 2 0 3に送る。
S I R比較部 2 0 3では、 2つの同期検波結果に対して S I Rを測定し、 そ の測定結果を比較する。 この比較結果を選択部 2 0 2に送る。 選択部 2 0 2に は、 同期検波部 1 0 4から 2つの同期検波結果が入力されており、 選択部 2 0 2は、 S I R比較部 2 0 3からの比較結果に基づいて通信品質が良好である同 期検波結果を選択する。
この場合、 位相補正を加えるべき時には、 位相補正後の逆拡散信号に対する 同期検波結果が選択され、 位相補正を加えるべきでない時には、 位相補正を行 わない逆拡散信号に対する同期検波結果が選択されることになる。
また、 本実施の形態においては、 位相補正量算出部 1 1 2を図 1 1に示すよ うに構成しても良い。 この構成においては、 次の動作を行う。 通信端末装置に おいては、 フィードバック情報を記憶しているので、 基地局装置からどのよう な位相で送信されているかを知ることができる。 したがって、 各位相 (例えば 0 ° 、 + 9 0 °、 —9 0 ° 、 1 8 0 ° ) で送信されたときに、 受信されるであ ろう位相の候補を算出する。 具体的には、 受信位相候補算出部 2 0 4において、 記憶部 1 1 1に格納されているフィードバック情報を取得して、 そのフィード バック情報に基づいて受信位相候補を算出する。 この受信位相候補は、 比較部 2 0 5に送られる。 比較部 2 0 5では、 各受信 位相候補と逆拡散信号から求められた実際の受信信号の位相とを比較する。 そ して、 それらの比較結果を判定部 2 0 6に送る。 判定部 2 0 6では、 比較結果 のうち最も角度差が小さい受信位相候補を選択する。 この受信位相候補を選択 することは、 基地局装置からこの位相で送信されたと判定することである。 こ の判定結果を補正値算出部 2 0 7に送る。 補正値算出部 2 0 7では、 判定され た位相に基づいて位相補正値を算出する。
このように、 位相補正量算出部 1 1 2を上記構成にすることにより、 フィー ドバック情報が正しく基地局装置に到達しなかったときでも、 正確なチヤネル 推定を行うことができ、 優れた受信性能を発揮することができる。
上記実施の形態においては、 通信端末装置が基地局装置に送るフィ一ドバッ ク情報を用いて位相補正値を算出する場合について説明しているが、 本発明に おいては、 通信端末装置が基地局装置に送るフィードバック情報を用いない場 合にも適用することができる。
例えば、 クローズドループ型送信ダイバーシチにおいて基地局装置が付与す る可能性のあるすベての位相回転量は n通りとあらかじめ決まっている (例え ば、 0 ° , 9 0 ° , 1 8 0 ° , —9 0 ° ) ので、 通信端末装置において、 各位 相回転量を付与して送信された通信チャネルを受信したときの位相予測値を 算出することができる。 これらの位相予測値と、 受信した通信チャネル信号か ら求められたチャネル推定値の位相とを比較してそれそれの角度差を求める。 これらの角度差を尤度として用いる。 すなわち、 最も尤度が大きくなる (角度 差が小さくなる)位相回転量を n通りの中から選択する。 選択した位相回転量 に基づいて位相補正値を算出する。
これにより、 基地局装置との間のフィードバック情報の送受信が不要となる ので、 通信制御が簡単になると共に、 伝送効率を向上させることができる。 このように位相予測値とチャネル推定値の位相とを比較して位相回転量を 選択する際に、 通信端末装置が基地局装置に送るフィードバック情報を用いる。 通信端末装置が基地局装置にフィ一ドバック情報を送信する際に、 基地局装置 においてフィードバック情報が誤って受信されることがある。 この場合に、 上 記のように位相予測値を用いて求めた位相回転量と、 フィードバック情報とを 併用して用いることにより、 基地局装置で付与する位相回転量を精度良く識別 することができる。
フィードバック情報が複数ビッ卜からなる場合は、 誤って送信される確率は すべての位相回転量で同じではない。 例えば、 1ビット誤るよりも 2ビット誤 る方が確率は低いので、 2ビット誤ったフィードバック情報にしたがって基地 局装置が送信する確率は 1ビッ ト誤ったフィ一ドバック情報にしたがって基 地局装置が送信する確率よりも低い。
例えば、 フィードバック情報が 0° : 00ビッ ト、 90° : 01ビッ ト、 1 80° : 10ビット、 — 90 ° : 1 1ビッ卜で送信される場合、 通信端末装置 が 00ビットを送ったのに、 基地局装置が誤って 11ビットと受信する確率は、 基地局装置が誤って 01ビット又は 10ビットと受信する確率より低い。 よつ て、 通信端末装置が 00ビットと送信した場合には、 一 90° よりも 90° , 180° に誤り易いので、 90° , 180° で算出した尤度には、 一 90° で 算出した尤度よりも重みをつける。 これにより、 基地局装置が送信した際に付 与した位相回転の判定の精度が向上する。
このように、 本実施の形態によれば、 位相補正を加えた場合と位相補正を加 えなかった場合の通信チャネル信号両方で同期検波を行い、 そのうち通信品質 の良かったものを同期検波結果として採用するので、 フィードバック情報が正 しく基地局装置に到達しなかったときでも、 正確なチャネル推定を行うことが でき、 優れた受信性能を発揮することができる。 これにより、 クローズドルー プ型送信グイバーシチにおいて、 より正確に優れた受信性能を発揮させること ができる。
(実施の形態 3)
クローズドル一プ型送信ダイバーシチにおける位相回転量は、 あらかじめ定 められた角度 (0 ° 、 + 9 0 ° 、 1 8 0 ° 、 一 9 0。 ) に決まっている。 本実 施の形態においては、 通信端末装置側で、 常にすベての位相回転量に応じた補 正値を算出し、 位相補正をかけて同期検波し、 その同期検波結果のうち通信品 質の良好なものを同期検波結果として採用する場合について説明する。 なお、 ここでは、通信品質を評価する基準として S I R ( Signal to Interference Ratio) を用いる場合について説明する。
図 1 2は、 本発明の実施の形態 3に係る通信端末装置の構成を示すプロック 図である。 図 1 2において、 図 9と同じ部分については図 9と同じ符号を付し て、 その詳細な説明は省略する。
図 1 2に示す通信端末装置は、 通信チャネル逆拡散部 1 0 3からの逆拡散信 号に、 位相回転情報テーブル 4 0 1を用いて位相補正量算出部 4 0 2で算出さ れた位相補正値を乗算する複数の乗算器 4 0 3と、 逆拡散信号に位相補正を行 つた後の同期検波結果について S I Rを測定し、 その測定結果を比較する S I R比較部 4 0 4と、 S I Rの比較結果に基づいていずれかの同期検波結果を選 択する選択部 4 0 5とを有する。
このような構成の通信端末装置においては、 クローズドループ型送信ダイバ —シチの位相回転量は、 あらかじめ決まっているので、 位相回転情報テーブル 4 0 1に記録される。 位相補正量算出部 4 0 2は、 この位相回転情報テーブル 4 0 1の位相回転量を参照して、 位相補正値を算出する。 なお、 この位相補正 値の算出については実施の形態 1と同様である。
通信チャネル逆拡散部 1 0 3からの逆拡散信号に、 位相補正量算出部 4 0 2 で算出された位相補正値を乗算器 4 0 3で乗算する。 このとき、 クローズドル ープ型送信ダイバ一シチで決められているすべての位相回転量に対応する位 相補正値を逆拡散信号に乗算する。 そして、 位相補正後の逆拡散信号 (通信チ ャネル信号) を同期検波部 1 0 4に送る。 同期検波部 1 0 4では、 位相補正後 の逆拡散信号に対して同期検波を行う。 この同期検波結果を S I R比較部 4 0 4に送る。 S I R比較部 4 0 4では、 すべての同期検波結果に対して S I Rを測定し、 その測定結果を比較する。 この比較結果を選択部 4 0 5に送る。 選択部 4 0 5 には、 同期検波部 1 0 4からすべての同期検波結果が入力されており、 選択部 4 0 5は、 S I R比較部 4 0 4からの比較結果に基づいて通信品質が良好であ る同期検波結果を選択する。
このように、 本実施の形態によれば、 クローズドループ型送信ダイバ一シチ で決められているすべての位相回転量に対応する位相補正値について総当た りで同期検波を行い、 そのうち通信品質の良かったものを同期検波結果として 採用するので、 通信端末装置側でフィードバック情報を保持しておく必要がな い。 これにより、 クローズドループ型送信ダイバーシチにおける情報保持がな くなるので、 通信端末装置におけるメモリを有効に利用することができる。 本発明は上記実施の形態 1〜 3に限定されず、 種々変更して実施することが 可能である。 例えば、 上記実施の形態 1〜 3においては、 クローズドル一プ型 送信ダイバーシチがモード 2である場合について説明しているが、 本発明は、 クローズドループ型送信ダイバーシチが他のモ一ドであっても適用すること ができる。 また、 上記実施の形態 2 , 3においては、 位相補正の有無で通信品 質を評価する基準として S I Rを用いた場合について説明しているが、 本発明 は、 通信品質を評価する基準として S I R以外の基準、 例えば尤度などを用い た場合にも適用することができる。
本発明の通信端末装置は、 クローズドループ型の送信ダイバーシチの際に、 アンテナ毎に基地局装置から送信された共通既知信号から求められたそれそ れの第 1チャネル推定値を用いてフィードバック情報を算出するフィ一ドバ ック情報算出部と、 前記フィードバック情報に基づいて、 前記送信ダイバーシ チ時に前記基地局装置で通信チャネル信号に付与した位相回転を補正するよ うな位相補正量を算出する位相補正量算出部と、 通信チャネル信号から求めら れたチヤネル推定値に対して前記位相補正量を用いて位相補正した後の第 2 チヤネル推定値を用いて前記通信チャネル信号を同期検波する同期検波部と、 を具備する構成を採る。
本発明の通信端末装置は、 クローズドループ型の送信ダイバーシチの際に、 アンテナ毎に基地局装置から送信された共通既知信号から求められたそれそ れの第 1チャネル推定値を用いてフィードバック情報を算出するフィードバ ック情報算出部と、 前記フィードバック情報に基づいて、 前記送信ダイバ一シ チ時に前記基地局装置で通信チャネル信号に付与した位相回転を補正するよ うな位相補正量を算出する位相補正量算出部と、 前記位相補正量を用いて位相 補正した後の前記通信チャネル信号からチャネル推定を行うチヤネル推定部 と、 前記チャネル推定により得られた第 2チヤネル推定値を用いて前記通信チ ャネル信号を同期検波する同期検波部と、 を具備する構成を採る。
これらの構成によれば、 クローズドループ型の送信ダイバーシチにおいて、 通信端末装置側で既知であるフィードバック情報を用いて、 送信ダイノ シチ の位相回転の影響を補償する補正値を算出し、 この補正値に基づいて通信チヤ ネルの受信信号を補正するので、 正確なチャネル推定を行うことができ、 優れ た受信性能を発揮することができる。
本発明の通信端末装置は、 上記構成において、 前記第 2チャネル推定値を複 数スロッ卜にわたって重み付け平均化する重み付け平均化手段を具備し、 重み 付け平均したチヤネル推定値で同期検波する構成を採る。
この構成によれば、 通信チャネルのチャネル推定精度を向上させることがで きる。 これにより、 クローズドループ型の送信ダイバ一シチを適用した場合で もより正確なチヤネル推定を行うことができる。
本発明の通信端末装置は、 クローズドループ型の送信ダイバーシチの際に、 アンテナ毎に基地局装置から送信された共通既知信号から求められたそれそ れのチャネル推定値を用いてフィードバック情報を算出するフィードバック 情報算出部と、 前記フィードバック情報に基づいて、 前記クローズドループ型 送信ダィバ一シチにおいて前記基地局装置で通信チヤネル信号に付与した位 相回転を補正するような位相補正量を算出する位相補正量算出部と、 前記通信 チャネル信号及び前記位相補正量を用いて位相補正した後の前記通信チヤネ ル信号の同期検波後の通信品質を測定する通信品質測定部と、 測定された通信 品質のうち良い通信チャネル信号を選択する選択部と、 を具備する構成を採る この構成によれば、 位相補正を加えた場合と位相補正を加えなかつた場合の 通信チャネル信号両方で同期検波を行い、 そのうち通信品質の良かったものを 同期検波結果として採用するので、 フィードバック情報が正しく基地局装置に 到達しなかったときでも、 正確なチャネル推定を行うことができ、 優れた受信 性能を発揮することができる。 これにより、 クローズドループ型の送信ダイバ ーシチにおいて、 より正確に優れた受信性能を発揮させることができる。 本発明の通信端末装置は、 クローズドループ型の送信ダイバーシチにおける 位相回転量から、 前記クローズドループ型の送信ダイバーシチにおいて前記基 地局装置で通信チャネル信号に付与した位相回転を補正するように複数の位 相補正量を算出する位相補正量算出部と、 前記基地局装置から送信された通信 チャネル信号について前記複数の位相補正量で位相補正した後の前記通信チ ャネル信号の同期検波後の通信品質を測定する通信品質測定部と、 測定された 通信品質のうち良い通信チャネル信号を選択する選択部と、 を具備する構成を 採る。
この構成によれば、 クローズドループ型送信ダイバーシチで決められている すべての位相回転量に対応する位相補正値について総当たりで同期検波を行 い、 そのうち通信品質の良かったものを同期検波結果として採用するので、 通 信端末装置側でフィードバック情報を保持しておく必要がない。 これにより、 クローズドループ型送信ダイバーシチにおける情報保持がなくなるので、 通信 端末装置におけるメモリを有効に利用することができる。
本発明の通信端末装置は、 クローズドループ型送信ダイバーシチにおいて規 定されている位相回転量毎に、 各位相回転が付与された通信チャネル信号を受 信した際の各位相予測値を求める位相予測値算出部と、 受信した通信チャネル 信号からチャネル推定値を求めるチヤネル推定部と、 前記チャネル推定値の位 相と前記各位相予測値との間の各角度差を求め、 各角度差のうち最も尤度が高 い角度差に対応する位相予測値に基づいて位相補正値を算出する位相補正量 算出部と、 を具備する構成を採る。
この構成によれば、 基地局装置との間のフィードバック情報の送受信が不要 となるので、 通信制御が簡単になると共に、 伝送効率を向上させることができ る。
本発明の通信端末装置は、 上記構成において、 基地局装置に送信するフィー ドバック情報に応じて前記尤度に重み付けを行う構成を採る。 この構成によれ ば、 基地局装置が付与する位相回転量を精度良く識別することができる。 本発明の基地局装置は、 上記構成の通信端末装置と無線通信を行うことを特 徴とする。 これにより、 クローズドル一プ型送信ダイバーシチにおいても、 優 れた受信性能を維持しながら無線通信を行うことができる。
本発明の無線通信方法は、 クローズドループ型の送信ダイバーシチの際に、 通信端末装置は、 アンテナ毎に基地局装置から送信された共通既知信号から求 められたそれそれのチャネル推定値を用いてフィードバック情報を算出し、 そ のフィ一ドバック情報を前記基地局装置に送信し、 前記基地局装置は、 前記フ イードバック情報に基づいて位相回転を付与した状態で通信チャネルを前記 通信端末装置に送信し、 前記通信端末装置は、 前記フィードバック情報から前 記位相回転を補正するような位相補正量を算出し、 この位補正量を用いて位相 補正した後のチャネル推定値を用いて前記通信チャネル信号同期検波する。 本発明の無線通信方法は、 クローズドループ型の送信ダイバ一シチの際に、 通信端末装置は、 アンテナ毎に基地局装置から送信された共通既知信号から求 められたそれそれのチャネル推定値を用いてフィードバック情報を算出し、 そ のフィードバック情報を前記基地局装置に送信し、 前記基地局装置は、 前記フ イードバック情報に基づいて位相回転を付与した状態で通信チャネルを前記 通信端末装置に送信し、 前記通信端末装置は、 前記フィードバック情報から前 記位相回転を補正するような位相補正量を算出し、 この位相補正量を用いて位 相補正した後の前記通信チャネル信号からチヤネル推定を行い、 前記チャネル 推定により得られたチヤネル推定値を用いて前記通信チャネル信号を同期検 波する。
これらの方法によれば、 クローズドループ型送信ダイバーシチにおいて、 通 信端末装置側で既知であるフィ一ドバック情報を用いて、 送信ダイバーシチの 位相回転の影響を補償する補正値を算出し、 この補正値に基づいて通信チヤネ ルの受信信号を補正するので、 正確なチャネル推定を行うことができ、 優れた 受信性能を発揮することができる。
本発明の無線通信方法は、 クローズドループ型の送信ダイバーシチの際に、 通信端末装置は、 アンテナ毎に基地局装置から送信された共通既知信号から求 められたそれそれのチヤネル推定値を用いてフィードバック情報を算出し、 そ のフィードバック情報を前記基地局装置に送信し、 前記基地局装置は、 前記フ イードバック情報に基づいて位相回転を付与した状態で通信チャネルを前記 通信端末装置に送信し、 前記通信端末装置は、 前記フィ一ドバック情報から前 記位相回転を補正するような位相補正量を算出し、 前記通信チャネル信号及び 前記位相補正量を用いて位相補正した後の前記通信チャネル信号の同期検波 後の通信品質を測定し、 測定された通信品質のうち良い通信チャネル信号を選 択する。
この方法によれば、 位相補正を加えた場合と位相補正を加えなかつた場合の 通信チャネル信号両方で同期検波を行い、 そのうち通信品質の良かったものを 同期検波結果として採用するので、 フィードバック情報が正しく基地局装置に 到達しなかったときでも、 正確なチャネル推定を行うことができ、 優れた受信 性能を発揮することができる。 これにより、 クローズドループ型送信ダイバー シチにおいて、 より正確に優れた受信性能を発揮させることができる。
本発明の無線通信方法は、 クローズドループ型の送信ダイバーシチの際に、 通信端末装置は、 アンテナ毎に基地局装置から送信された共通既知信号から求 められたそれそれのチャネル推定値を用いてフィードバック情報を算出し、 そ のフィードバック情報を前記基地局装置に送信し、 前記基地局装置は、 前記フ イードバック情報に基づいて位相回転を付与した状態で通信チャネルを前記 通信端末装置に送信し、 前記通信端末装置は、 前記フィードバック情報から前 記位相回転を補正するような複数の位相補正量を算出し、 前記基地局装置から 送信された通信チヤネル信号について前記複数の位相補正量で位相補正した 後の前記通信チャネル信号の同期検波後の通信品質を測定し、 測定された通信 品質のうち良い通信チャネル信号を選択する。
この方法によれば、 クローズドループ型送信ダイバーシチで決められている すべての位相回転量に対応する位相補正値について総当たりで同期検波を行 い、 そのうち通信品質の良かったものを同期検波結果として採用するので、 通 信端末装置側でフィードバック情報を保持しておく必要がない。 これにより、 クローズドループ型送信ダイバーシチにおける情報保持がなくなるので、 通信 端末装置におけるメモリを有効に利用することができる。
以上説明したように本発明によれば、 クローズドループ型送信ダイバ一シチ において、 通信端末装置側で既知であるフィードバック情報を用いて、 送信ダ ィバーシチの位相回転の影響を補償する補正値を算出し、 この補正値に基づい て通信チャネルの受信信号を補正するので、 正確なチャネル推定を行うことが でき、 優れた受信性能を発揮することができる。
本明細書は、 1 9 9 9年 1 2月 6日出願の特願平 1 1一 3 4 6 4 6 8に基づ く。 この内容はすべてここに含めておく。 産業上の利用可能性
本発明は、 ディジタル無線通信システム、 特に D S— C D MAシステムにお ける通信端末装置及び無線通信方法に適用することができる。

Claims

請求の範囲
1 . クローズドループ型の送信ダイバーシチの際に、 アンテナ毎に基地局装置 から送信された共通既知信号から求められたそれそれの第 1チャネル推定値 を用いてフィードバック情報を算出するフィードバック情報算出手段と、 前記 フィードバック情報に基づいて、 前記送信ダイバーシチ時に前記基地局装置で 通信チャネル信号に付与した位相回転を補正するような位相補正量を算出す る位相補正量算出手段と、 通信チャネル信号から求められたチャネル推定値に 対して前記位相補正量を用いて位相補正した後の第 2チヤネル推定値を用い て前記通信チャネル信号を同期検波する同期検波手段と、 を具備する通信端末 装置。
2 . クローズドル一プ型の送信ダイバーシチの際に、 アンテナ毎に基地局装置 から送信された共通既知信号から求められたそれぞれの第 1チャネル推定値 を用いてフィ一ドバック情報を算出するフィ一ドバック情報算出手段と、 前記 フィードバック情報に基づいて、 前記送信ダイバーシチ時に前記基地局装置で 通信チャネル信号に付与した位相回転を補正するような位相補正量を算出す る位相補正量算出手段と、 前記位相補正量を用いて位相補正した後の前記通信 チャネル信号からチヤネル推定を行うチヤネル推定手段と、 前記チャネル推定 により得られた第 2チャネル推定値を用いて前記通信チヤネル信号を同期検 波する同期検波手段と、 を具備する通信端末装置。
3 . 前記第 2チャネル推定値を複数スロッ卜にわたって重み付け平均化する重 み付け平均化手段を具備し、 重み付け平均したチヤネル推定値で同期検波する 請求項 1記載の通信端末装置。
4 . クローズドループ型の送信ダイバーシチの際に、 アンテナ毎に基地局装置 から送信された共通既知信号から求められたそれそれのチヤネル推定値を用 いてフィードバック情報を算出するフィードバック情報算出手段と、 前記フィ 一ドバック情報に基づいて、 前記クローズドループ型送信ダイバーシチにおい て前記基地局装置で通信チャネル信号に付与した位相回転を補正するような 位相補正量を算出する位相補正量算出手段と、 前記通信チャネル信号及び前記 位相補正量を用いて位相補正した後の前記通信チャネル信号の同期検波後の 通信品質を測定する通信品質測定手段と、 測定された通信品質のうち良い通信 チヤネル信号を選択する選択手段と、 を具備する通信端末装置。
5 . クローズドループ型の送信グイバーシチにおける位相回転量から、 前記ク ローズドループ型の送信ダイバーシチにおいて前記基地局装置で通信チヤネ ル信号に付与した位相回転を補正するように複数の位相補正量を算出する位 相補正量算出手段と、 前記基地局装置から送信された通信チャネル信号につい て前記複数の位相補正量で位相補正した後の前記通信チャネル信号の同期検 波後の通信品質を測定する通信品質測定手段と、 測定された通信品質のうち良 い通信チャネル信号を選択する選択手段と、 を具備する通信端末装置。
6 . クローズドループ型送信グイバーシチにおいて規定されている位相回転量 毎に、 各位相回転が付与された通信チヤネル信号を受信した際の各位相予測値 を求める位相予測値算出手段と、 受信した通信チャネル信号からチヤネル推定 値を求めるチャネル推定手段と、 前記チャネル推定値の位相と前記各位相予測 値との間の各角度差を求め、 各角度差のうち最も尤度が高い角度差に対応する 位相予測値に基づいて位相補正値を算出する位相補正量算出手段と、 を具備す る通信端末装置。
7 . 基地局装置に送信するフィ一ドバック情報に応じて前記尤度に重み付けを 行う請求項 6記載の通信端末装置。
8 . 通信端末装置と無線通信を行う基地局装置であって、 前記通信端末装置は、 クローズドループ型の送信ダイバーシチの際に、 アンテナ毎に基地局装置から 送信された共通既知信号から求められたそれそれの第 1チャネル推定値を用 いてフィードバック情報を算出するフィードバック情報算出手段と、 前記フィ ードバック情報に基づいて、 前記送信ダイバーシチ時に前記基地局装置で通信 チャネル信号に付与した位相回転を補正するような位相補正量を算出する位 相補正量算出手段と、 通信チャネル信号から求められたチャネル推定値に対し て前記位相補正量を用いて位相補正した後の第 2チヤネル推定値を用いて前 記通信チャネル信号を同期検波する同期検波手段と、 を具備する。
9 . クローズドループ型の送信ダイバーシチの際に、 通信端末装置は、 アンテ ナ毎に基地局装置から送信された共通既知信号から求められたそれそれのチ ャネル推定値を用いてフィードバック情報を算出し、 そのフィードバック情報 を前記基地局装置に送信し、 前記基地局装置は、 前記フィ一ドバック情報に基 づいて位相回転を付与した状態で通信チャネルを前記通信端末装置に送信し、 前記通信端末装置は、 前記フィ一ドバック情報から前記位相回転を補正するよ うな位相補正量を算出し、 この位補正量を用いて位相補正した後のチャネル推 定値を用いて前記通信チャネル信号同期検波する無線通信方法。
1 0 . クローズドループ型の送信ダイバーシチの際に、 通信端末装置は、 アン テナ毎に基地局装置から送信された共通既知信号から求められたそれそれの チャネル推定値を用いてフィードバック情報を算出し、 そのフィードバック情 報を前記基地局装置に送信し、 前記基地局装置は、 前記フィードバック情報に 基づいて位相回転を付与した状態で通信チャネルを前記通信端末装置に送信 し、 前記通信端末装置は、 前記フィードバック情報から前記位相回転を補正す るような位相補正量を算出し、 この位相補正量を用いて位相補正した後の前記 通信チャネル信号からチャネル推定を行い、 前記チャネル推定により得られた チャネル推定値を用いて前記通信チャネル信号を同期検波する無線通信方法。
1 1 . クローズドループ型の送信ダイバーシチの際に、 通信端末装置は、 アン テナ毎に基地局装置から送信された共通既知信号から求められたそれそれの チャネル推定値を用いてフィードバック情報を算出し、 そのフィードバック情 報を前記基地局装置に送信し、 前記基地局装置は、 前記フィードバック情報に 基づいて位相回転を付与した状態で通信チャネルを前記通信端末装置に送信 し、 前記通信端末装置は、 前記フィ一ドバック情報から前記位相回転を補正す るような位相補正量を算出し、 前記通信チャネル信号及び前記位相補正量を用 レ、て位相補正した後の前記通信チヤネル信号の同期検波後の通信品質を測定 し、 測定された通信品質のうち良い通信チャネル信号を選択する無線通信方法
1 2 . クローズドループ型の送信ダイバーシチの際に、 通信端末装置は、 アン テナ毎に基地局装置から送信された共通既知信号から求められたそれそれの チャネル推定値を用いてフィードバック情報を算出し、 そのフィードバック情 報を前記基地局装置に送信し、 前記基地局装置は、 前記フィ一ドバック情報に 基づいて位相回転を付与した状態で通信チヤネルを前記通信端末装置に送信 し、 前記通信端末装置は、 前記フィードバック情報から前記位相回転を補正す るような複数の位相補正量を算出し、 前記基地局装置から送信された通信チヤ ネル信号について前記複数の位相補正量で位相補正した後の前記通信チヤネ ル信号の同期検波後の通信品質を測定し、 測定された通信品質のうち良い通信 チャネル信号を選択する無線通信方法。
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