WO2000076609A1

WO2000076609A1 - Systeme de jeu, procede de commande de jeu et support de stockage lisible par ordinateur

Info

Publication number: WO2000076609A1
Application number: PCT/JP2000/003855
Authority: WO
Inventors: Yuji Ohtsu; Arata Sugiyama
Original assignee: Konami Co., Ltd.
Priority date: 1999-06-14
Filing date: 2000-06-14
Publication date: 2000-12-21
Also published as: EP1190752A4; CN1195565C; EP1190752A1; AU5247200A; JP2000354684A; KR20020015992A; CN1355718A; HK1044728A1; US6910963B1; AU766906B2; TW504399B; KR100639291B1

Description

明細書ゲームシステム、ゲームの制御方法及びコンビュ一夕読み取り可能な記憶媒体技術分野

本発明は、ポ一カーのように番号、図柄、マーク等を組み合わせて所定の役を形成するゲームをビデオ画面上で実行するゲームシステムに関する。背景技術

ァ—ケ—ドゲーム機の一種として、ビデオ画面上でポーカーゲームを実行するものが知られている。この種のゲーム機では、画面上で所定枚数（典型的には 5 枚）のカードがプレイヤーに手札として分配され、その手札に当たり役として設定された組み合わせが含まれていればプレイヤ一の勝ちとして一定の配当が与えられる。ゲームで使用されるカードは、実際のトランプゲームと同様にハート ' ダイヤ · クラブ · スぺ一ドの 4種類について 1 3枚ずつと、ジョ一力一 1枚の合計 5 3枚である。各カードが出現する確率は互いに等しく設定されている。従つて、ポーカーの役が成立する確率も一般のゲームと同様である。

上述したゲームシステムには、所定の要件が満たされたことを条件として、当たり役が成立する確率を高めたいわゆる確率変動モードを出現させるものがある。確率変動モードに入るとプレイヤーが大量の配当を獲得できる。それゆえに確率変動モードを備えたゲームシステムはプレイヤーの大当たりに対する期待を高め、その興味を大いに惹き付けることができる。

ところが、従来のゲームシステムではゲームで使用する力一ドの枚数はそのままとし、コンピュータがプレイヤ一に分配するカードを決定する際の演算を変化させて当たり役が生じる確率を高めている。この場合、当たり役が連続して発生したり、通常ではなかなか成立しない当たり役が容易に形成されるなどの変化が生じる。そのため、プレイヤーが勝敗に不自然さを感じ、勝負に対する興味が却つてそがれることがある。発明の開示

本発明の目的は、ゲームの不自然さをプレイヤ一に感じさせることなく、確率を変化させることが可能なゲームシステム、ゲーム制御方法及びそれらに適した記憶媒体を提供することにある。

かかる目的を達成するため、本発明の第一態様のゲームシステムは、ゲーム画面を表示可能な表示装置と、プレイヤーの操作に応じた信号を出力する入力装置と、前記入力装置からの出力信号を参照しつつ前記表示装置の画面上で所定のゲームを実行するゲーム制御装置と、を具備し、前記ゲーム制御装置は、所定の選択候補群からゲーム画面上に表示すべき所定数の象徴を選択する選択手段と、選択された象徴の組み合わせに基づいてプレイヤーに対する配当を制御する配当制御手段と、複数の象徴として通用可能な少なくとも一つの共通象徴を前記ゲームの成績に基づいて前記選択候補群に加えるか又は除くことにより、前記配当の確率を制御する確率制御手段と、を具備するものである。

このようにすることによって、選択候補群から各象徴が選択される確率を意図的に増減させる操作をしなくても、選択候補群に含まれる共通象徴の数が増加すれば、配当が得られる当たり役としての特定の組み合わせが成立する確率が高くなる。反対に共通象徴の数が減少すれば特定の組み合わせが成立する確率が低くなる。しかも、プレイヤーに分配される象徴内に共通象徴が含まれる結果として当たり役が成立し易くなるため、そのような共通象徴を使用せず、当たり役を構成するための特定の象徴を意図的に出現し易くする場合と比較して、プレイヤーがゲーム内容に不自然さを感じ難い。また、特定の象徴が選択される確率をゲームシステムにおいて意図的に操作することなく、確率変動モードを設けることができる。象徴は、文字、図形、記号、模様、符号等の識別標識を有し、その識別標識により他と区別可能なものであればよい。象徴の表示態様としては、図柄等を単独で表示するものでもよい。また、トランプのカード等の形態を利用して表示するものでもよい。

また、本発明のゲームシステムにおいて、前記確率制御手段は、前記ゲームの成績が所定の開始条件を満たすとき、前記選択候補群に前記共通象徴を加えてもよい。

このようにすれば、ゲーム制御装置が実行するゲームにて所定の開始条件が満たされると所定の組み合わせが形成される確率が増加する。これにより、プレイヤーに大当たりを印象付けてその興趣を高めることができる。

また、本発明のゲームシステムにおいて、前記確率制御手段は、前記選択された象徴の組み合わせが所定の確率変動役を形成しているときに前記開始条件が満たされたものと判断して前記共通象徴を加えるようにしてもよい。

このようにすれば、選択された象徴によって確率変動役が形成されると、その後に所定の当たり役が成立して配当を得られる確率が高くなる。

また、本発明のゲームシステムにおいて、プレイヤ一が設定した遊技価値が大きいほど、前記確率変動役の数を増加させる条件制御手段を備えたことを特徴とする。

このようにすることで、遊技価値を大きく設定すれば配当が得られる確率が高くなる反面、一度に大きな遊技価値を失うおそれが生じる。遊技価値が小さければそのような危険はないものの、確率変動役が成立して有利な状況が得られる可能性が低くなる。このように遊技価値に応じてゲームの性格が変化するので、プレイヤーが自己の好みに応じた遊び方を選択することができる。遊技価値の大小は例えばメダルの枚数にて表現できる。

また、本発明のゲームシステムにおいて、前記確率制御手段は、前記共通象徴が前記選択候補群に加えられた後、前記ゲームの成績が所定の終了条件を満たすとき、前記選択候補群から少なくとも一つの共通象徴を除くようにしてもよい。このようにすれば、共通象徴の数が増加して配当が得られる確率が高められた場合、その後のゲーム成績が所定の終了条件を満たせば、それ以降はプレイヤ一が配当を得られる確率が低下する。これにより、確率が高められた状態をその発生期間が限られた特殊なモードとしてプレイヤーに印象付け、その魅力をさらに高めることができる。

また、本発明のゲームシステムにおいて、前記確率制御手段は、前記配当制御手段が所定の配当を発生させたときに前記終了条件が満たされたものと判断して前記共通象徴を除くようにしてもよい。

このようにすることによって、配当を得られる確率が高められた後に所定の配当が発生するとその確率が低下する。これにより、確率が高められた状態で無制限に配当が行われることを防止できる。、また、ゲームシステムにおける配当と収益とのバランスを適性に保つことができる。なお、配当の価値が所定値に達した時点で所定の配当が発生したと判断してもよいし、配当回数が所定値に達した時点で所定の配当が発生したと判断してもよい。

また、本発明のゲームシステムにおいて、前記選択手段は、前記入力装置を介して与えられるプレイヤーからの指示に基づいて、既に選択した象徴の少なくとも一部を前記選択候補群から選択される別の象徴に変更可能であり、前記確率制御手段は、前記選択された象徴が所定の組み合わせを形成した累積回数が所定数に達すると前記終了条件が満たされたものと判断して前記共通象徴を除くようにすることもできる。

このようにすれば、選択された象徴の組み合わせによって配当が得られた回数が所定数まで蓄積されると、共通象徴が除かれて配当を得られる確率が低下する。その一方、象徴の少なくとも一部が変更可能とされるため、プレイヤ一は価値の低い組み合わせが形成されている場合、あえてその組み合わせを崩すように象徴の変更を行うことにより、確率が高められた状態下でなるべく価値の高い組み合わせが形成されるようにゲームの進め方を工夫することができる。また、本発明のゲームシステムにおいて、前記選択手段が前記選択候補群から前記象徴のそれぞれを選択する確率が互いに等しく設定されていてもよい。

これにより、各象徴が選ばれる確率に関してプレイヤーが不自然さを感じない。また、本発明のゲームシステムにおいて、前記象徴としてトランプのカードが使用され、前記配当制御手段は、前記トランプを利用したカードゲーム上での所定の当たり役が前記選択された象徴の組み合わせによって形成されているときに配当を発生させるように構成してもよい。

このようにすれば、象徴としてトランプのカードが使用されるので、プレイヤ一がゲームに馴染みやすい。さらに、前記確率制御手段が前記共通象徴としてトランプのジョーカーを前記選択候補に加えるか又は除去する場合には、ジョ一力一の枚数の変化によって当たり役が成立し易くなつたり、その反対に成立し難くなることをプレイヤ一が容易に把握できる。本発明の第二態様のゲームシステムは、ゲーム画面を表示可能な表示装置と、プレイヤーの操作に応じた信号を出力する入力装置と、前記入力装置からの出力信号を参照しつつ前記表示装置の画面上で所定のゲームを実行するゲーム制御装置と、を具備し、前記ゲーム制御装置は、所定の選択候補群からゲーム画面上に表示すべき所定数の象徴を選択する選択手段と、選択された象徴の組み合わせに基づいてプレイヤ一に対する配当を制御する配当制御手段と、前記ゲームの成績に基づいて前記選択候補群の内容を変化させることにより、前記配当の確率を制御する確率制御手段とを具備する。

このようにすれば、選択候補群から各象徴が選択される確率を意図的に増減させる操作をしなくても、選択候補群の内容（個数や種類）を変化させるだけで特定の組み合わせが成立する確率が変化する。従って、選択候補群はそのままとして、当たり役を構成するために特定の象徴を意図的に出現し易くする場合と比較して、プレイヤ一がゲーム内容に不自然さを感じ難い。また、特定の象徴が選択される確率をゲームシステムにおいて意図的に操作することなく、確率変動モードを設けることができる。象徴は、第一態様のゲームシステムと同様に、文字、図形、記号、模様、符号等の識別標識を有し、その識別標識により他と区別可能なものであればよい。象徴の表示態様としては、図柄等を単独で表示するものでもよいし、トランプのカード等の形態を利用して表示するものでもよい。さらに、本発明のゲームの制御方法は、ゲームシステムに設けられたコンビュ —夕を利用して所定の表示装置の画面上で所定のゲームを実行するためのゲームの制御方法であって、所定の選択候補群からゲーム画面上に表示すべき所定数の象徴を選択する手順と、選択された象徴の組み合わせに基づいてプレイヤ一に対する配当を制御する手順と、複数の象徴として通用可能な少なくとも一つの共通象徴を前記ゲームの成績に基づいて前記選択候補群に加えるか又は除くことにより、前記配当の確率を制御する手順とを前記コンピュータにて実行する。

また、本発明のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、ゲームシステムに設けられたコンピュータを利用して所定の表示装置の画面上で所定のゲームを実行するためのプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であつて、前記プログラムは、前記コンピュータを、所定の選択候補群からゲーム画面上に表示すべき所定数の象徴を選択する選択手段、選択された象徴の組み合わせに基づいてプレイヤーに対する配当を制御する配当制御手段、及び複数の象徴として通用可能な少なくとも一つの共通象徴を前記ゲームの成績に基づいて前記選択候補群に加えるか又は除くことにより、前記配当の確率を制御する確率制御手段としてそれぞれ機能させる。

これらの方法又は記憶媒体によれば、前記ゲームシステムを容易に構成することができる。また、本発明の別の態様のゲームの制御方法は、ゲームシステムに設けられたコンピュー夕を利用して所定の表示装置の画面上で所定のゲームを実行するためのゲームの制御方法であって、所定の選択候補群からゲーム画面上に表示すべき所定数の象徴を選択する手順と、選択された象徴の組み合わせに基づいてプレイヤーに対する配当を制御する手順と、前記ゲームの成績に基づいて前記選択候補群の内容を変化させることにより、前記配当の確率を制御する手順とを前記コンピュー夕にて実行する。

さらに本発明の別の態様のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、ゲームシステムに設けられたコンピュータを利用して所定の表示装置の画面上で所定のゲ ―ムを実行するためのプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記プログラムは、前記コンピュータを、所定の選択候補群からゲーム画面上に表示すべき所定数の象徴を選択する選択手段、選択された象徴の組み合わせに基づいてプレイヤーに対する配当を制御する配当制御手段、及び前記ゲームの成績に基づいて前記選択候補群の内容を変化させることにより、前記配当の確率を制御する確率制御手段としてそれぞれ機能させる。

これらの方法又は記憶媒体によれば、前記した第二態様のゲームシステムを容易に構成することができる。図面の簡単な説明

第 1図は、本発明の一実施形態に係るァーケ一ドゲーム機の外観を示す斜視図；

第 2図は、第 1図のァーケ一ドゲーム機に設けられたコントロールパネルの詳細を示す図；

第 3図は、第 1図のァーケ一ドゲーム機に設けられた制御系の構成を示すプロック図；

第 4図は、第 3図の C P Uにより実行されるゲーム処理の手順を示すフローチャ—ト；第 5図は、第 4図に続くフローチャート；

第 6図は、第 5図に続くフローチャート；

第 7図は、第 1図のゲーム機にて実行されるポーカーゲームのべット前の画面を示す図；

第 8図は、第 1図のゲーム機にて実行されるポ一力一ゲームのべット中の画面を示す図；

第 9図は、第 1図のゲーム機にて実行されるポーカーゲームのカード分配後の画面を示す図；

第 1 0図は、第 9図のカードの一部にホールドを設定した状態の画面を示す図；

第 1 1図は、第 1図のゲーム機にて実行されるポーカーゲームにてプレイヤーが負けたときの画面を示す図；

第 1 2図は、確率変動モードにて当たり役が成立した状態の画面を示す図；発明を実施するための最良の形態

第 1図は本発明が適用されるゲームシステムの外観を示している。このゲームシステムは、ゲームセン夕一等に設置されるァーケ一ドゲーム機 1として構成されたものであり、ベース 2と、ベース 2上に設置された筐体 3と、その筐体 3の上部に取り付けられた表示装置としてのモニタ 4と有している。モニタ 4は C R Tにて構成され、その長手方向が垂直方向に一致する縦置きの状態で筐体 3に取り付けられている。筐体 3の前面下部にはコントロールパネル 5が設けられている。そのコントロールパネル 5には入力装置 6及びメダル投入口 7が設けられている。第 2図にも示したように、入力装置 6は、押釦スィッチとして機能する複数の操作ボタン 6 a〜 6 f を備えている。操作ポタンの個数及び配置は自由に定めてよい。図示の例ではディール/ドロー Zダブルボタン 6 a、マックスベットボタン 6 b、 1ベットボタン 6 c、ハーフダブルボタン 6 d、コレクト/ペイァゥトポタン 6 e及びホールドボタン 6 f … 6 f が用意されている。

第 3図はゲーム機 1に設けられた制御系の構成を示している。ゲーム機 1は、ゲームの進行に必要な各種の演算や動作制御を行う C PU 1 0を有している。 C PU 1 0に対しては、 CPU 1 0からの命令に従って所望の画像をモニタ 4に描画する画像処理装置 1 1 と、 C PU 1 0からの命令に従って所望のサゥンドをスピー力ュニット 1 2から出力させるサウンド処理装置 1 3と、 C PU 1 0からの命令に従ってゲーム機 1の装飾灯 14の点滅を制御する電飾制御装置 1 5と、記憶手段としての RAM 1 6、 ROM 1 7および外部記憶装置 1·8と、筐体 3のメダル投入口 7 (第 1図参照）から投入されたメダルの適否を判別するメダル確認装置 1 9と、適当と判断されたメダルを蓄えるとともに、 C PU 1 0から指示された枚数のメダルを払い出すメダルホッパ 2 0とがバス 2 1を介して電気的に接続されている。 ROM 1 7には、ゲーム機 1の起動時の基本動作等を制御するために必要なプログラムやデータが書き込まれる。外部記憶装置 1 8は磁気式、光学式、又は光磁気式の記憶媒体を有している。その記憶媒体にはモニタ 4の画面上で所定のカードゲームを実行するために必要なプログラムゃデ一夕が記録されている。なお、外部記憶装置 1 8を省略し、 ROM 1 7にゲームプログラムゃデ一夕を記録してもよい。

C PU 1 0には、バス 2 1を介して上述した入力装置 6の各操作ボタン 6 a〜 6 f も接続される。さらに、 C PU 1 0には通信装置 2 2がバス 2 1を介して接続される。なお、上述した各装置とバス 2 1との接続部分には必要に応じて入出力用のィンターフェースが設けられる。それらの図示は省略した。

通信装置 2 2は、ゲーム機 1と不図示のプログレッシブュニッ卜との間で情報を交換してプログレッシブボーナスの蓄積及び払い出しを管理するために設けられている。すなわち、プログレッシブユニットには、ゲーム機 1を含めて複数のゲーム機が接続されている。各ゲーム機からプログレッシブュニッ卜にはべットされたメダルの枚数が通知される。プログレッシブユニットは、それら通知されたメダル枚数の一定比率をプログレッシブボーナスとして蓄積し、その蓄積枚数を各ゲーム機に通知する。いずれかのゲーム機でプログレツシブボーナスの支払い条件が満たされると、そのゲーム機に対してプログレッシブボーナスを払い出すようプログレッシブュニッ卜からゲーム機に指令が与えられる。その指令を受けたゲーム機は許可された枚数のメダルをプログレッシブポ一ナスとして払い出す。

ゲーム機 1の C P U 1 0は、外部記憶装置 1 8 (又は R O M 1 7 ) に記録されたゲーム用プログラムに従って複数種類のカードゲームを選択的に実行可能である。第 4図〜第 6図はそれらのカードゲームの一つが選択された場合の C P U 1 0の処理手順を示すフローチャートである。第 7図〜第 1 2図はその力一ドゲ一ムにおいてモニタ 4上に表示される画面の例を示している。ここで実行される力一ドゲームはトランプのポーカーに相当するものである。その基本的な手順は次の通りである。

まず、ゲームが開始されると、第 7図に示すゲーム初期画面 1 0 0がモニタ 4 に表示される。ゲーム画面 1 0 0には、カード表示領域 1 0 1、ォッズ表示領域 1 0 2、確率変動役表示領域 1 0 3、及びボーナス情報表示領域 1 0 4が設けられている。べッ卜が終了するまでカード表示領域 1 0 1には背景画像のみが表示される。べッ卜が終了して勝負が開始されると 5枚のトランプ力一ド 1 1 。… 1 1 0が表示される（第 9図参照）。ォッズ表示領域 1 0 2にはポ一カーの当たり役毎のォッズ（配当率）が表示される。この例では 2ペア以上の役が当たり役であり、 2ペアではォッズが 1倍、ロイヤルストレートフラッシュでは 3 0 0倍のォッズが設定されている。最も配当の高い役は 5ジョーカーであり、そのォッズは 1 0 0 0倍（但しマックスべット時は 2 0 0 0 0倍）に設定されている。通常のポーカーではジョーカーを 1枚しか使用しないので 5枚のジョーカーが揃うことはあり得ない。しかし、本実施形態では所定の条件が満たされると確率変動モードが開始されてジョーカーの枚数が 5枚に変化するため、ジョーカーが 5枚揃う可能性がある。そこで、 5ジョーカーに対してォッズが設定されている。

確率変動役表示領域 1 0 3には確率変動モードが開始されるための役が 1枚からマックスベット（ 1 0枚）までのベット数に対応付けて表示される。ベット開始前は確率変動役が隠されている（第 7図）。ベットが行われると、その時点でのベット数に対応する確率変動役が表示される。例えば、第 8図は 7枚のメダルがべッ卜され、それに対応して 1ベットから 7べッ卜までの確率変動役が開示される様子を示している。第 9図ではマックスべット時の確率変動役表示領域 1 0 3を示している。例えば 1ベットに対応した確率変動役 "— A A A— " は、 5枚のカードのうち、中央 3枚のカードが A (エース）、両端の 2枚のカードは何でもよいことを意味する。 2枚以上のべット数に対する確率変動役についても同様である。なお、ベット数が 2枚以上の場合には、そのベット数に対して割り当てられた確率変動役だけでなく、そのべット数以下のべット数に対して割り当てられたすべての確率変動役も有効となる。

プレイヤ一がベット操作を終えると 5枚のカード 1 1 0が分配される（第 9 図）。分配された各カードは 1回に限って交換できる。 5枚のカード 1 1 0はホールドボタン 6 f と 1 ： 1に対応している。交換を希望しないカード 1 1 0に対してはホールドボタン 6 f を押すことで画面に " H O L D " の文字が出現して交換が行われない（第 1 0図参照）。 1回のカード交換が行われると勝敗が決定される。 5枚の力一ド 1 1 0内にポーカーの 2ペア又はそれよりも強い役が成立していればプレイヤーの勝利となり、当たり役に応じた枚数のメダルが配当として設定される。それ以外の場合プレイヤ一の負けとなり、 " G A M E O V E R " の文字がカード表示領域 1 0 1に表示される（第 1 1図）。確率変動役が成立していれば、以降所定の条件が満たされるまで確率変動モードで勝負が行われる。第 7図に示したように、ボーナス情報表示領域 1 0 4には 3列のゲージ 1 2 1 a〜 1 2 1 c、及び各ゲージ 1 2 1 a〜： 2 1 cに対応付けられたカウン夕 1 2 2 a〜 1 2 2 cが設けられている。ゲーム機 1を含むプログレッシブゲームシステムでは、上述したプログレッシブボーナスの払い出しを当選確率に応じて 3段階に分けて管理している。ボーナス情報表示ウインドウ 1 2 0の最上段のゲージ 1 2 1 a及びカウン夕 1 2 2 aは当選確率が最も低い大当たりに対応している。最下段のゲージ 1 2 1 c及びカウン夕 1 2 2 cは当選確率が最も高い小当たりに対応している。中間のゲージ 1 2 1 b及びカウンタ 1 2 2 bは当選確率が中間的な中当たりに対応している。カウン夕 1 2 2 a〜 1 2 2 cには、プログレッシブユニットから通知される現在の大当たり、中当たり、及び小当たりの場合のプログレツシブボーナスの額（メダルの枚数）が表示されている。 .

各ゲージ 1 2 1 a〜 l 2 1 cは例えば赤、黄、青の 3色で色分けされている。それらの内部には当選までの残り駒数を示すキャラクタ 1 2 3 a〜 1 2 3 cが表示される。各キャラクタ 1 2 3 a〜 1 2 3 cの初期位置は各ゲージ 1 2 1 a〜 1 2 1 cの左端に設定されている。カード 1 1 0がプレイヤーに分配される際にゲ —ジ 1 2 1 a〜 1 2 1 cと同一色で表示されるシンボルマークがいずれかのカード上に分配されていると、そのシンボルマークに対応したゲージ 1 2 1 a〜 1 2 1 cのキャラクタ 1 2 3 a〜 1 2 3 cが 1駒右へ進められる。ゲージ 1 2 1 a〜 1 2 1 cの右端にキャラクタ 1 2 3 a〜 1 2 3 cが到達すればそのゲージ 1 2 1 a〜 1 2 1 cに関してプログレッシブボーナスが当選となり、カウン夕 1 2 2 a 〜 1 2 2 cに表示された枚数のメダルがプログレッシブボーナスとして払い出される。この場合、実際にプログレッシブボーナスに相当する枚数のメダルを払い出してもよい。その枚数だけクレジット枚数を加算してもよい。プログレッシブポ一ナスを記載したレシ一トを発行してもよい。プログレッシブボ一ナスが払い出されると、その当選したゲージ 1 2 1 a〜 1 2 1 cのキャラクタ 1 2 3 a〜 1 2 3 cは初期位置に戻される。

次に、上述したゲームを実現するための C P U 1 0の処理を第 4図〜第 6図を参照して説明する。

ゲーム機 1に対して所定のゲーム開始操作が行われると、 C P U 1 0は第 4図のゲーム処理を開始する。このゲーム処理中、メダル確認装置 1 9から真正なメダルが投入されたことを示す信号が出力される毎に C P U 1 0は R A M 1 6に記録されたクレジット枚数（プレイヤーの保有するメダルの枚数）に 1を加算する。第 4図のゲーム処理では、まず所定の初期化処理が行われる（ステップ S 1 )。このとき、ゲームで使用するカードが、ハート · ダイヤ · クラブ ' スペードの 4 種類について 1 3枚ずつと、ジョーカー 1枚の合計 5 3枚に設定される。ジョーカーは、どのカードとしても通用する万能札として扱われる。

続いて、プレイヤーが入力装置 6に対して所定のベット操作（ 1ベットボタン 6 c又はマックスべットポタン 6 bの押し下げ操作）を行ったか否かが判別される（ステップ S 2 )。ベット操作があれば R A M 1 6に記録されたベット数が参照されて既にマックスベットの状態か否かが判別される（ステップ S 3 )。マツクスべッ卜の状態でなければ、 R A M 1 6に記録されたクレジット数が参照されてべット数に見合った枚数のメダルがクレジッ卜されているか否かが判別される

(ステップ S 4 )。クレジット数が足りていれば、追加されたベット数に応じて確率変動役が追加されるとともに、追加されたべット数に対応してクレジッ卜枚数が減算される（ステップ S 5 )。続いて、ポーカーゲーム画面 1 0 0内の確率変動役、クレジット枚数等に関する表示が R A M 1 6に記録された最新の情報を反映した状態に更新される（ステップ S 6 )。

続いて、プレイヤ一が入力装置 6に対してカードの分配を要求する操作（ボタン 6 aの押し下げ操作）を行ったか否かが判別される（ステップ S 7 )。操作なしと判断されるとステップ S 2へ処理が戻される。なお、ステップ S 3でマックスべット状態と判断された場合、又はステップ S 4にてクレジット枚数が足りないと判断された場合はステップ S 5が省略されてステツプ S 6へと処理が進められる。

ステップ S 7にてカードの分配が要求されたと判断された場合、ゲーム画面 1 0 0内に最初に表示すべき 5枚のカード 1 1 0、及びそれらと交換されて表示される次の 5枚のカードの合計 1 0枚のカードが C P U 1 0により決定される（ステツプ S 8 )。このとき、確率変動モードでなければ上述したように 5 3枚の力ードから 1 0枚のカードが選択される。一方、確率変動モードのときはジョ一力一の枚数が 5枚に変更され、合計 5 7枚のカードから 1 0枚の力一ドが選択される。いずれの場合でもカードの選択には乱数が使用される。各カードが選択される確率は互いに等しく設定される。また、ステップ S 8でカードが決定されるとき、カード 1 1 0上にプログレッシブボーナスに関連付けられたシンボルマークをつけるか否かも併せて決定される。なお、ステップ S 8では最初に表示する 5 枚のカードのみを決定し、その後に交換が要求された時点で次のカードを C P U 1 0により決定してもよい。

カードが決定された後は、そのカードがゲーム画面 1 0 0のカード表示領域 1 0 1に表示される（ステップ S 9、第 1 0図参照）。続いて、ステップ S 8で決定した結果に基づいてプログレッシブボーナスの払い出しに関する処理が行われる（ステップ S 1 0 )。この処理の内容は上述した通りである。

プログレッシブボーナスに関する処理が終わると、続いて第 5図のステップ S 1 1へと処理が進められる。ステップ S 1 1ではプレイヤ一がホールドボ夕ン 6 f を押し下げ操作したか否かが判別される。押し下げ操作があればそのボタン 6 f に対応した力一ド 1 1 0がホールド対象として設定され、画面 1 0 0には " H O L D " の文字が表示される（ステップ S 1 2、第 1 0図参照）。

ホールド対象が設定され、又はステップ S 1 1でホールド操作なしと判断された場合にはプレイヤーがカードの分配を要求したか否かが判別される（ステップ S 1 3 )。この判断はステップ S 7と同様に行われる。カードの分配が要求されていないと判断された場合はステップ S 1 1へと処理が戻される。カードの分配が要求された場合には、ホールド対象として設定されたカード以外のカードが次のカードへと交換されて表示される（ステップ S 1 4 )。続いて、ステップ S 1 0と同様にプログレッシブボーナスに関する処理が行われる（ステップ S 1 5 )。その後にゲーム成績が判定され（ステップ S I 6 )、その結果が表示される（ステツプ S 1 7 )。すなわち、この時点で表示されている 5枚の力一ド 1 1 0内に 2ペア以上の役が成立しているか否かが判別される。成立していればプレイヤーの勝ちを示す画面が、成立していなければプレイヤーの負けを示す画面（第 1 1 図参照）が表示される。

続いて第 6図のステップ S 1 8へと処理が進められ確率変動役が成立しているか否かが判別される。確率変動役が成立していれば、以降のゲームで使用する力一ドがハ一ト · ダイヤ · クラブ ·スぺードの 4種類について 1 3枚ずつと、ジョ —力一 5枚の合計 5 7枚の力一ドに設定され（ステップ S 1 9 )、 R A M 1 6に記録された確率変動モードの終了回数に 3が加算される（ステップ S 2 0 )。この後、処理がステップ S 2 1へ進められる。ステップ S 1 8で確率変動役が成立していないと判断された場合は、ステップ S 1 9及びステップ S 2 0が省略される。

次のステップ S 2 1では、ステップ S 1 6の判別結果に従って 2ペア以上の役が成立しているか否かが確認される。成立していればその役とべット数とに基づいて配当が実行される（ステップ S 2 2 )。配当の実行は、クレジット枚数の加算、又はメダルの払い出しのいずれでもよい。配当の実行後は R A M 1 6に記録された確率変動モードの終了回数から 1が減算され（ステップ S 2 3 )、その後にステップ S 2 4へ処理が進められる。但し、終了回数の最小値は 0であり、既にこれが 0のときは減算が行われない。ステップ S 2 1にて 2ペア以上の役が成立していないと確認された場合はステップ S 2 2及び S 2 3が省略されてステツプ S 2 4へと処理が進められる。

ステップ S 2 4では R A M 1 6に記録された終了回数が 0か否か判別される。 0であれば以降のゲームで使用するカードがハート ·ダイヤ · クラブ ·スぺードの 4種類について 1 3枚ずつと、ジョーカー 1枚の合計 5 3枚のカードに設定される（ステップ S 2 5 )。その後に処理が第 4図のステップ S 2へと戻される。ステップ S 2 4で終了回数が 0でないと判断された場合はステップ S 2 5が省略される。

以上の処理によれば、確率変動役が成立すれば、それ以降ジョーカーの枚数が 5枚に変化し、 2ペア以上の当たり役が 3回成立するまではその状態でゲームが進められる。ジョーカーはいずれのカードとしても通用するため、プレイヤーの手札を決定する際の演算において各カードが出現する確率を相互に等しく設定したままでも、結果として当たり役が成立する確率は高くなる。例えば、第 1 2図の画面では 3枚のジョーカー 1 1 0 a…； 1 1 0 aを利用して 4カード（Four o f a Ki nd) の役が成立している。そして、演算式を操作するわけではないので、確率が操作されたような不自然さをプレイヤーに与えることはない。

本発明は上述した実施形態に限定されず、種々の変更が可能である。カードゲ —ムとしては、ポーカーに限らず種々のゲームを実行してよい。カードはトランプに限らず、花札、カル夕等、複数のカードの組み合わせによって役を形成するものであれば使用可能である。カードゲームに限らず、スロットゲームやビンゴゲームでも本発明は適用可能である。本発明はアーケードゲーム機に限らず、家庭用のビデオゲーム機、ネットワークを利用したゲームシステム等として構成してもよい。ポ一力一ゲームで所定の組み合わせが形成されたとき、ジョーカーの枚数を減らして当たり役が成立する確率を意図的に低下させるモードを設けてもよい。

上記の実施形態では、ゲーム制御装置としての C P Uを特定のソフトウエアと組み合わせることによって、選択手段、配当制御手段、確率制御手段、及び条件制御手段として機能させたが、これらの手段の一部又は全部を I Cや L S Iを組み合わせた論理回路にて置換してもよい。以上に説明したように、本発明によれば、複数の象徵として通用可能な共通象徴を選択候補群に加えたり又は除去するか、あるいは選択候補群の内容を変化ささせることにより、所定の当たり役としての組み合わせが成立する確率を変化させるようにしたので、選択候補群から各象徴が選択される確率を意図的に増減させる操作を行うことなく確率変動モードをゲームシステムに設けることができ、プレイヤ一がゲーム内容に不自然さを感じ難くなつて勝負に対するプレイヤーの興趣を高く維持させることができる。

Claims

請求の範囲

1 . ゲーム画面を表示可能な表示装置と、

プレイヤーの操作に応じた信号を出力する入力装置と、

前記入力装置からの出力信号を参照しつつ前記表示装置の画面上で所定のゲームを実行するゲーム制御装置と、を具備し、

前記ゲーム制御装置は、

所定の選択候補群からゲーム画面上に表示すべき所定数の象徴を選択する選択手段と、

選択された象徴の組み合わせに基づいてプレイヤーに対する配当を制御する配当制御手段と、

複数の象徴として通用可能な少なくとも一つの共通象徴を前記ゲームの成績に基づいて前記選択候補群に加えるか又は除くことにより、前記配当の確率を制御する確率制御手段と、

を具備するゲームシステム。

2 . 請求の範囲 1に記載のゲームシステムにおいて、前記確率制御手段は、前記ゲームの成績が所定の開始条件を満たすとき、前記選択候補群に前記共通象徴を加える。

3 . 請求の範囲 2に記載のゲームシステムにおいて、前記確率制御手段は、前記選択された象徴の組み合わせが所定の確率変動役を形成しているときに前記開始条件が満たされたものと判断して前記共通象徴を加える。

4 . 請求の範囲 3に記載のゲームシステムにおいて、プレイヤ一が設定した遊技価値が大きいほど、前記確率変動役の数を増加させる条件制御手段を備える。

5 . 請求の範囲 2に記載のゲームシステムにおいて、前記確率制御手段は、前記共通象徴が前記選択候補群に加えられた後、前記ゲームの成績が所定の終了条件を満たすとき、前記選択候補群から少なくとも一つの共通象徴を除く。

6 . 請求の範囲 5に記載のゲームシステムにおいて、前記確率制御手段は、前記配当制御手段が所定の配当を発生させたときに前記終了条件が満たされたものと判断して前記共通象徴を除く。

7 . 請求の範囲 5に記載のゲームシステムにおいて、前記選択手段は、前記入力装置を介して与えられるプレイヤ一からの指示に基づいて、既に選択した象徴の少なくとも一部を前記選択候補群から選択される別の象徴に変更可能であり、前記確率制御手段は、前記選択された象徴が所定の組み合わせを形成した累積回数が所定数に達すると前記終了条件が満たされたものと判断して前記共通象徴を除く。

8 . 請求の範囲 1〜 7のいずれかに記載のゲームシステムにおいて、前記選択手段が前記選択候補群から前記象徴のそれぞれを選択する確率が互いに等しく設定されている。

9 . 請求の範囲 1〜 8のいずれかに記載のゲームシステムにおいて、前記象徴としてトランプのカードが使用され、前記配当制御手段は、前記トランプを利用したカードゲーム上での所定の当たり役が前記選択された象徴の組み合わせによつて形成されているときに配当を発生させる。

1 0 . 請求の範囲 9に記載のゲームシステムにおいて、前記確率制御手段は、前記共通象徴としてトランプのジョ一力一を前記選択候補に加えるか又は除去する。

1 1 . ゲーム画面を表示可能な表示装置と、

プレイヤーの操作に応じた信号を出力する入力装置と、

前記ゲーム制御装置は、

所定の選択候補群からゲーム画面上に表示すべき所定数の象徴を選択する選択手段と、選択された象徴の組み合わせに基づいてプレイヤーに対する配当を制御する配当制御手段と、

前記ゲームの成績に基づいて前記選択候補群の内容を変化させることにより、前記配当の確率を制御する確率制御手段と、

を具備するゲームシステム。

1 2 . ゲームシステムに設けられたコンピュータを利用して所定の表示装置の画面上で所定のゲームを実行するためのゲームの制御方法であって、

所定の選択候補群からゲーム画面上に表示すべき所定数の象徴を選択する手順と、

選択された象徴の組み合わせに基づいてプレイヤーに対する配当を制御する手 ^頃と、

複数の象徴として通用可能な少なくとも一つの共通象徴を前記ゲームの成績に基づいて前記選択候補群に加えるか又は除くことにより、前記配当の確率を制御する手順と、

を前記コンピュータにて実行するゲームの制御方法。

1 3 . ゲームシステムに設けられたコンピュータを利用して所定の表示装置の画面上で所定のゲームを実行するためのプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記プログラムは、前記コンピュータを、所定の選択候補群からゲーム画面上に表示すべき所定数の象徴を選択する選択手段、

選択された象徴の組み合わせに基づいてプレイヤ一に対する配当を制御する配当制御手段、及び

複数の象徴として通用可能な少なくとも一つの共通象徴を前記ゲームの成績に基づいて前記選択候補群に加えるか又は除くことにより、前記配当の確率を制御する確率制御手段としてそれぞれ機能させるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。

1 4 . ゲームシステムに設けられたコンピュータを利用して所定の表示装置の画面上で所定のゲームを実行するためのゲームの制御方法であって、

選択された象徴の組み合わせに基づいてプレイヤーに対する配当を制御する手順と、

前記ゲームの成績に基づいて前記選択候補群の内容を変化させることにより、前記配当の確率を制御する手順と、

を前記コンピュータにて実行するゲームの制御方法。

1 5 . ゲームシステムに設けられたコンピュータを利用して所定の表示装置の画面上で所定のゲームを実行するためのプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記プログラムは、前記コンピュータを、所定の選択候補群からゲーム画面上に表示すべき所定数の象徴を選択する選択手段、

前記ゲームの成績に基づいて前記選択候補群の内容を変化させることにより、前記配当の確率を制御する確率制御手段としてそれぞれ機能させるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。