WO2000019303A1 - Processeur informatique, traitement informatique et support - Google Patents

Description

明細書 情報処理装置、 情報処理方法および媒体 技術分野

本発明は、 パーソナルコンピュータ等のディスプレイ装置に表示されるォブジ ェク トの表示方法に適用して有効な技術に関する。 背景技術

コンピュータ等のディスプレイ上でユーザ一フレンドリ ィなインタ一フエ一ス が開発されており、 たとえば、 アイコンやボタンをマウスで指定することにより、 ファイルやフォルダの閲覧や実行が簡易化されてきている。

一方、 インターネッ ト上におけるデータべ一ス検索もユーザー指向化が進んで おり、 Y A H O O等の検索エンジンに代表されるように検索結果の見出し文にリ ンクが設定されて本文のホームページの閲覧が容易にできるものもある。

しかし、 このようなデータベースの検索結果リストゃファイル等の情報をユー ザ一が視覚的にその内容を把握可能な形式で表示するユーザーインタ一フェース はなかなか実現されていない状況だった。

すなわち、 コンピュータ内のファイルを象徴するアイコンは、 それがどのよう な種類のドキュメントか、 画像データなのかということは視覚的に把握できるも のの、 詳細表示を行わなければそのファイルのデータ量や作成日時等は認識でき なかった。

また、 インタ一ネッ ト等の検索エンジンによる検索結果は H T M L (Hyper Tex t Mark-up Language)と呼ばれるデータ形式で表示されるが、 これも画面上のブ ラゥザと呼ばれる閲覧プログラムを通じて静的に表示されるだけで、 ユーザ一が デスク トップ上で読み流しながら必要な情報だけを詳細表示させるという用途に は不向きであった。

また、 PointCast社の製品である PointCast Networkなどのように、 ヘッ ドラ インや株価などの情報をテロップのように流す 「ティッカ一」 を画面上に表示さ せるものがある。 このティッカー上に表示される情報は詳細情報に関連付けられ たものである。 （以降、 リ ンク情報と呼ぶ。 ）

この技術においては、 詳細情報を必要とするリンク情報がティッカーに表示さ れた場合、 ユーザーはマウスによりティッカ一上の該リンク情報を選択指示 （マ ウスを使用してダブルクリ ック） することで、 そのリ ンク情報に関連付けられた 詳細情報が存在する W e bサイ トにアクセスし、 該詳細情報を表示させることが 可能である。

このように、 ティッカー上に表示されたリンク情報の選択指示に応答してその リンク情報に関連付けられた詳細情報を表示させるよう構成された従来技術にお いては、 ュ一ザ一は順次更新されるティッカ一上の情報を選択指示するといぅ簡 単な操作で所望の詳細情報を閲覧することができる。

しかし、 必要とする情報がティッカ一に表示されたときであってもユーザ一は 他の作業を行っている最中のため、 リンク情報の選択指示を行わず詳細情報を表 示させないことがある。 このような場合には、 その選択指示のタイミングを逃す と所望のリンク情報がティッカ一に表示される次の情報表示タイミングまで待つ 必要がある。

また、 ティッカ一は最新の情報が表示されよう更新されるため、 上記選択指示 タイミングを逃してしまうとティッカー上に所望情報へのリンク情報が表示され なくなる。 このような場合、 ユーザーは、 他の検索処理によって所望の詳細情報 が関係する U R L (W e bサイ ト） を特定して閲覧を行う必要がある。

以上のような従来技術においては、 ユーザーが必要となった時点で即座に詳細 情報を閲覧することは難しく、 また、 ユーザーの操作負担が大きくなつてしまう ものであった。

本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、 ユーザ一のコンピュータ 内またはネットワークを経由したデータサーバ内に蓄積された情報について、 そ の情報内容をユーザーに対して視覚的に把握容易でかつ、 その情報の取得方法が 観念的に容易なデスク トップ上の情報表示方式を提案するものである。 発明の開示 本発明の第 1の手段は、 ォブジ -ク ト表示装置を、 文字列を含むソースデータ から代表的な文字列をォブジェク トとしての画像データに変換する手段と、 前記 ソースデータと前記画像データとを関連付けて記憶させる手段と、 前記画像デー タを表示手段上に表示させる手段とで構成したものである。

ソースデータとはたとえばドキュメントファイルや、 データベース検索の結果 得られた新聞記事データであり、 これらのファイルやデ一タから主題となる文字 列をコ一ドデータからビッ トマップデータ形式に変換するものである。

このようにして生成された画像データはディスプレイ装置等の表示装置に表示 される。

このように、 表示手段上でソースデータを象徴するオブジェク トとしての画像 データが表示されることにより、 当該ソースデータの内容が一見して把握可能と なり、 ユーザ一にとつて、 そのソースデータの詳細の閲覧を行うか否かの判断が 極めて容易となる。

本発明の第 2の手段は、 前記第 1の手段において、 表示された前記画像データ が指定されたときに前記で関連付けられたソ一スデータを前記表示手段上に表示 させる手段をさらに備えたオブジェク ト表示装置である。

これにより、 前記第 1の手段でその内容の把握が容易になったソースデータは、 画像データをマウス等の座標指示手段で指定することで容易に閲覧が可能となる。 本発明の第 3の手段は、 前記第 1の手段において、 画像データを、 背景画像上 に前記文字列をビッ トマツプ変換して配置したものとした。

画像データをこのようにすることにより、 ソースデータを象徴するォブジェク トとしてユーザ一の視覚的な把握が容易になる。

本発明の第 4の手段は、 前記第 3の手段において、 前記画像データとして、 前 記背景画像の周囲に、 当該画像データが関連付けられたソースデータの属性を示 すウィンドウを有した構成としたものである。

このソースデータの属性とは、 たとえばソースデータの容量であり、 その容量 に応じてウインドウの枠の大きさが異なるように表示することができる （第 5の 手段） 。 このとき、 ウィンドウ枠の大きさが異なるテンプレー ト画像をあらかじ め用意しておくことで効率的に表示が行える （第 6の手段） 。 さらに、 ソースデータの属性としては、 ソ一スデータの取得日時でもよく、 ソ ースデータの取得日時からの時間数または日数に応じて枠の形状が異なるウィン ドウで表示することができる （第 7の手段） 。 この場合にも経過日数または時間 に応じた枠形状のテンプレートを用意しておくこともできる （第 8の手段） 。 本発明の第 9の手段は、 前記第 1の手段において、 所定の表示領域に各ソース データに対応する複数の前記画像データを移動表示させる手段を備えたものであ る。 複数の画像デ一タの移動表示は、 たとえばユーザ一の表示装置 （ディスプレ ィ） のデスク トップの上部にフレームあるいはウィンドウで領域を確保し、 この 領域内で前記画像データを順番に左右方向に視覚的に移動させることにより実現 できる。 より具体的には画像データとしてのビットマップ画像をディスプレイに 表示させる際に表示位置 X座標値を一定サイクルで加算または減算することによ り電光掲示板のようにデータが流れてく視覚的効果を実現できる。

このような移動表示させる手段を有することにより、 ユーザーはデスク トップ 上で他のデータ処理を行いながらでも複数のデータの内容の概略を把握すること が可能となる。

本発明の第 1 0の手段は、 前記第 9の手段において、 移動表示されている前記 画像データから所望の画像データを選択する手段と、 前記選択された画像データ を前記表示領域以外の領域に表示させる手段とを備えたものである。

ユーザーが移動表示されている画像データを閲覧しながら注目すべきデータを 発見したときには、 当該画像データを選択する手段、 たとえばマウス等の座標指 示装置を用いて当該画像データを選択して、 それを前記画像デ一タの表示領域以 外の領域に移動する。 これは、 ドラッグ 'アンド ' ドロップ等のインターフエ一 ス手法を用いることができる。 このようにしてユーザ一によって選択された画像 データはディスプレイ装置上のデスク トップ画面に常駐させて表示させることが 可能となる。

本発明の第 1 1の手段は、 前記第 1 0の手段において、 表示された前記画像デ ータが指定されたとき、 前記で関連付けられたソースデータを前記表示手段上に 表示させる手段とを備えたものである。

前記第 1 0の手段によって表示領域以外の領域に表示された画像データは、 前 記選択手段で選択されることにより、 この画像データと関連付けられたソ一スデ —タが表示されるようになる。

このように、 デスク トップ上に常駐していた画像データからその詳細情報であ るソースデータの閲覧が容易となる。

本発明の第 1 2の手段は前記第 1の手段に、 第 1 3の手段は前記第 2の手段に、 第 1 4の手段は前記第 5の手段に、 第 1 5の手段は前記 7の手段に、 第 1 6の手 段は前記第 9の手段に、 第 1 7の手段は前記第 1 0の手段に、 第 1 8の手段は前 記第 1 1の手段にそれぞれ対応している。

本発明の第 1 9の手段は、 前記第 1 2の手段をプログラムとしてコンピュータ 読取り可能な記憶媒体に記憶したものである。

ここで記憶媒体とは、 光学的、 磁気的、 光磁気的な記録手段を備えたあらゆる 媒体を含み、 光ディスク、 光磁気ディスク、 磁気テープ、 またはこれらを収容し たカートリ ッジ、 カセット、 カード等を含む。

本発明の第 2 0の手段は、 前記第 1 3の手段をプログラムとして前記第 1 9の 媒体に記憶したものである。

本発明の第 2 1の手段は、 前記第 1の手段において、 前記ソ一スデータに対し て属性情報として有効期間を設定する手段をさらに加え、 この前記有効期間を経 過したソースデータについては画像データへの変換を行わないようにしたもので める。

すなわち、 表示手段上に表示される画像データについて有効期間を設けておく ことによって、 日 々新たにニュース等の情報が追加されても情報が画面上に氾濫 することなく、 常に一定期間内の最新情報だけを閲覧することができる。

本発明の第 2 2の手段は、 前記第 2の手段において、 前記画像データが指定さ れて表示手段上にソースデータが表示されたときには、 元の画像データは表示し ないようにした。

これにより、 一旦ソースデータが閲覧されたものについては画像データと—して 表示しないため、 一旦閲覧した情報を誤って再度指定することを防止できる。 図面の簡単な説明 図 1は、 本発明の実施形態におけるハードウエア装置の概要図 図 2は、 実施形態における動的表示用ビッ トマップデータの生成過程を示す説 明図

図 3は、 実施形態における静的表示用ビッ トマップデータの生成過程を示す説 明図

図 4は、 実施形態で用いられるウィンドウの標準的なテンプレート

図 5は、 実施形態で用いられるウィンドウの変形テンプレ—ト （1 )

図 6は、 実施形態で用いられるウィンドウの変形テンプレート （2 )

図 7は、 実施形態で用いられるウィンドウの変形テンプレート （3 )

図 8は、 実施形態における静的表示用ビッ トマップデータの生成過程をデスク トップ画面上で示した図

図 9は、 実施形態で用いられるウィンドウの変形テンプレート （4 )

図 1 0は、 実施形態のデスク トップ画面上の配置構成を示した説明図 発明を実施するための最良の形態

以下、 図面に基づいて、 本発明の実施の形態を説明する。

図 1は、 本実施形態を実現するためのハ一ドウエア装置の概要を示したもので ある。 本実施形態は、 具体的にはオフィスコンピュータまたはパーソナルコンビ ュ一タとそのォペレ一ションシステム上で作動するアプリ ケ一シヨン ' プログラ ムによって実現可能である。

図中 1は、 表示装置であり、 パーソナルコンピュータのディスプレイ装置を用 いることができる。 表示制御部 2は、 前記表示装置 1の表示を制御する機能を有 しており、 パーソナルコンピュータにおける C P U、 表示制御プロセッサ等がこ れに該当する。 記憶装置 3は、 ハードディスク装置等の大容量記憶媒体を意味し、 テキストデータ、 静止画データ、 動画像データ、 音声データ等が格納される。

日時管理部 4は、 いわゆる時計であり、 パーソナルコンピュータでのファイル 生成時やファイル更新時の日時を管理する時計がこれに該当する。

図 2は、 記憶装置 3内に格納されたデータファイル 5から表示記事テーブル 8 が生成され、 さらに動的表示甩ビッ トマップデータ 1 1が生成されるまでを示し ている。

記憶装置 3内のデータファイル 5は、 インタ一ネッ ト上で収集されたニュース 記事情報をツリー構造でフォルダ毎に格納したものである。 たとえば、 記事の中 心となるソースデータは HTML形式のテキストデータとして 「newsl.html」 の ような形式で格納されており、 これと同時に表示される画像データ、 たとえば 「newsl.gif」 や 「newsl.jpg」 等はイメージデータとして 「 I MG」 と名付けら れたフォルダに格納される。 また、 「newsl.wav」 等の音声情報は 「SND」 と 名付けられたフォルダに、 さらに、 「newsl.mov」 等の動画データは 「MOV」 と名付けられたフォルダにそれぞれ階層的に格納されている。

ソースデータである HTMLファイル中にタグを用いて前記各ファイルとのリ ンクを記述しておくことにより、 マルチメディアデータとしてブラウザプロダラ ムにより閲覧が可能になっている。

本実施形態において、 このような形式で格納されたデータファイル 5はソ一ス データ （HTMLファイル） 中に記述されたリ ンク情報とともに、 情報タイプ (ニュース、 スポーツ等） 、 情報ソース （特定の新聞社等の出所） 、 情報タイ ト ル （ソース中に記述されたタイ トルタグに続く文字部分） 、 取得年月 日、 情報量 等を属性情報としてもつている。 この中で取得年月 日、 情報量はォペレ一ティン グシステムが管理するファイルの属性情報と共用できる。

本実施形態において、 表示制御部 2は、 まずデータファイル 5 (HTMLファ ィル） より記事リ ス ト 6 aを生成する。 この記事リス ト 6 aは HTMLのタイ ト ルタグとして定義された文字列と、 データファイル 5 (HTMLファイル） 中に 記述されている当該記事の要約を組み合わせて生成される。 また、 この記事リス ト 6 aは文字情報で構成されている。

次に、 別のデータファイルより記事リス ト 6 bが生成されると、 先に作成され た記事リス ト 6 aが記事リス ト 6 bと統合 （マージ） され、 単一の表示記事リス ト 7が生成される。 この記事リス ト 7は、 表示記事テ一プル 8として HTML形 式で記憶装置 3に格納される。

次に、 表示制御部 2は、 前記表示記事テ一プル 8より動的表示用ビッ トマップ データ 1 1を生成する。 この動的表示用ビッ トマップデータ 1 1は、 当該表示記 事テーブル 8に格納されたデータ項目から代表的な文字列、 たとえば当該データ 項目が新聞記事である場合には見出し文に該当する文字列を抽出し、 これをビッ トマップに変換し、 矩形状の動的表示用ビッ トマップデータ 1 1を生成する。 こ のとき、 矩形状の画像データをビッ トマップで記憶装置 3内にあらかじめ用意し ておき、 この矩形画像上に文字列をビッ ドマップ化して配置することで動的表示 用ビッ トマップデータ 1 1が生成される。 このとき、 矩形画像は黒色とし、 文字 列は白色または黄色としてもよい。

この動的表示用ビッ トマップデータ 1 1は、 表示装置 1に表示されるフレーム 1 0内を左から右方向に電光掲示板のように移動しながら表示するのに用いられ る。 すなわち、 本実施形態では、 動的表示用ビッ トマップデータ 1 1を表示制御 部 2の制御により、 表示装置 1のデスク トップ画面上に配置されたフレーム 1 0 内で順番に移動させることにより、 電光掲示板のような視覚効果を得るようにし ている。 具体的には、 動的表示用ビットマップデータ 1 1をフレーム 1 0内で順 次一 X軸の方向に所定ビッ トずつ書き換えることにより動的表示用ビッ トマップ データ 1 1が右から左方向に移動していくような視覚的効果が得られている。 なお、 表示制御部 2は所定時間間隔でフレーム 1 0中に動的表示用ビットマツ プデータ 1 1を移動表示させる。 動的表示用ビットマップデータをフレーム 1 0 に移動表示し終わってからその所定時間後に再度同じ動的表示用ビットマツプデ ータ 1 1を移動表示させる。

なお、 フレーム 1 0中に移動表示させる動的表示用ビッ トマップデータ 1 1の 有効期間を設けてもよい。 このような有効期間は、 日時管理部 4によって管理さ れる。 そして、 有効期間はユーザーが設定することができ、 図示しない設定画面 を表示させて有効期間をユーザーに入力させる。 ここで有効期間は日数、 週数、 月数などで設定できるものであり、 本例では 1 日と設定されているものとする。 各記事リストに属性情報としてもっている取得年月日と現在の日付情報から経過 日数を求めて設定された有効期間を過ぎているか判定し、 有効期間内のみの記事 リストを使用して、 前述の動的表示用ビットマップデータ 1 1の生成処理を実行 する。 この処理により、 フレーム 1 0にはユーザーが希望する期間内の記事内容 や最新の記事内容のみが表示されるため、 ユーザーにとって不必要な記事内容が 表示されなくなり、 フレーム 1 0に移動表示される記事内容も少なくなることか ら、 ユーザーは各記事内容の把握、 選択が容易になる。

次に、 このように表示された動的表示用ビッ トマップデータ 1 1から静的表示 用ビッ トマップデータ 1 4が生成される過程について図 3を用いて説明する。 すなわち、 フレーム 1 0中を移動表示されている動的表示用ビットマップデ一 タ l l a， l i b , 1 1 cの中から特定の動的表示用ビッ トマップデータ 1 1 b がマウスにより ドラッグされ （指定され） 、 これがデスク トップ画面上にドロッ プ （指定状態のまま指定位置が移動され、 画面上の特定の位置で当該指定が解除 された状態） されると、 そのドロップ位置に前記動的表示用ビッ トマップデータ 1 1 bに対応する静的表示用ビットマップデータ 1 4が生成される。

このデスク トップ画面上における動的表示用ビッ トマップデ一タ 1 1 bから静 的表示用ビッ トマップデータ 1 4の生成を具体的に示したものが図 8である。 このとき、 表示制御部 2は、 まずドラッグされたマウスの指定位置座標を検出 し、 これが動的表示用ビッ トマップデータ 1 1 bの画素領域中にあることを認識 すると、 当該動的表示用ビッ トマップデータ 1 1 bに関連付けられた表示記事テ —ブル 8の記事項目にアクセスする。 そして、 この記事項目から代表的な文字列、 すなわち、 当該データ項目が新聞記事である場合には見出し文に該当する文字列 を抽出し、 これをビッ トマップに変換し、 矩形状の静的表示用ビットマップデ一 タ 1 4を生成する。 このとき、 静的表示用ビッ トマップデータ 1 4は、 前記動的 表示用ビットマップデータ 1 1を生成したときと同じ手順で生成される。 すなわ ち、 矩形画像をビッ トマップで記憶装置 3内にあらかじめ用意しておき、 この矩 形画像上に文字列をビットマツプ化して配置することで静的表示用ビッ トマツプ データ 1 4が生成される。

なお、 静的表示用ビッ トマップデータ 1 4は、 前述のように、 動的表示用ビッ トマップデータ 1 1 と同じ手順で生成するのではなく、 既に生成されている動的 表示用ビットマップデータ 1 1をコピーして生成するようにしてもよい。 . 静的表示用ビッ トマップデータ 1 4は、 表示データ本体 1 3とその周囲に配置 されるウィンドウ 1 2とで構成される。 ここで、 ウィンドウ 1 2は記憶装置 3内 でビッ トマップデータとして格納されているが、 テンプレートとして、 ウィンド ゥ 1 2の形状が異なる複数の形状のものが用意されている。

このウィンドウ 1 2は、 表示すべき静的表示用ビットマップデータ 1 4が関連 付けられた表示記事テーブル 8の記事項目の属性に応じて異なるものが使用され る。 たとえば、 当該静的表示用ビッ トマップデータ 1 4に関連付けられているフ アイル数 （H T M Lファイル、 G I Fファイル等） が 5個未満の場合には、 フレ —ム形状は図 4に示すように左辺、 右辺、 上辺、 下辺ともに同じ厚さとなってい る。 これが静的表示用ビッ トマップデータ 1 4に関連付けられているファイル数 が 5個以上 9個以下である場合には、 フレームの下辺が他辺の 2倍の厚さとなつ ているテンプレートを用いる。 以下同様に、 関連付けられているファイル数が 5 個を越える毎に、 下辺の厚さは、 3倍 （図 6 ) 、 4倍、 5倍 （図 7参照） と増加 したテンプレートを用いる。

このようにファイル数に応じて下辺の厚さを変更したテンプレートを用意して おく ことにより、 ユーザ一は、 表示装置 1上のデスク トップ画面に表示された静 的表示用ビットマップデータ 1 4を見ることによって、 当該静的表示用ビッ トマ ップデータ 1 4に関連付けられているファイル数の概算を直感的に知ることがで きる。

このようなフレーム 1 0の下辺の変化は、 前記のように関連付けられているフ アイル数に依存する場合の他、 関連付けられたファイルの総容量に依存させても よい。 たとえば、 関連付けられたファイルの総容量が 5 0 0 Kバイ ト以下である 場合には、 図 4に示すように縦辺、 横辺、 上辺、 下辺ともに同じ厚さとし、 5 0 0 Kバイ ト以上 1 Mバイ ト未満のときにはフレーム 1 0の下辺の厚さを他辺の 2 倍としたテンプレートを用いてもよい。

また、 ファイルの総容量が 1 Mバイ ト以上 1 . 5 Mバイ ト未満のときにはフレ ーム 1 0の下辺の厚さを他辺の 3倍としたテンプレートを用いる （図 6 ) 。

一方、 フレーム 1 0の下辺を変化させたテンプレートの他に、 ウィンドウ 1 2 として、 図 9に示すような右辺側がめくれ上がった形状のテンプレートを用意-し ておいてもよい。 この形状は実際のオフィスにおいて、 時間の経過により、 壁面 に貼付したタック紙の端部の粘着力が低下してめくれ上がった状態のものを図案 ィヒしたものである。 たとえば、 当初フレーム 1 0からドラッグ · アンド · ドロップして静的表示用 ビッ トマツプデ一タ 1 4をデスク トツプ画面上に配置したときにはウィンドウ 1 2として図 4に示したような標準的なものが採用されていたが、 これが日時管理 部 4の管理により取得時から 7 日以上経過したときには、 ウィンドウ 1 2を変更 し、 図 9に示すような形状のものにする。 これにより、 ュ一ザ一は当該ソ一スデ ータの取得日時からの経過状態を観念的に把握することができ、 早急なソースデ —タへのアクセスを促すことが可能となる。

図 1 0は、 表示装置 1のデスク トップ画面上の配置構成例である。 同図に示す ように、 画面上部にはフレーム 1 0が配置され、 動的表示用ビットマップデータ 1 1が順次移動表示されている。 また、 この動的表示用ビッ トマップデータ 1 1 のいずれかをドラッグ♦ アンド · ドロップして生成された静的表示用ビッ トマツ プデータ 1 4が画面の左下に表示されている。 そして、 この静的表示用ビットマ ップデータ 1 4がマウスによってクリ ックされると、 当該静的表示用ビッ トマツ プデータ 1 4に関連付けられたデータファイル 5 ( H T M Lファイル） がブラウ ザプログラムによって開かれる。 図 1 0において 1 5で示した部分がブラウザに よる表示画面であり、 この画面はデータファイル 5の記述に従って表示される。 なお、 表示制御部 2は、 静的表示用ビッ トマップデ一タ 1 4が指定 （クリ ツ ク） されて関連するソースデータ （データファイル 5 ) が表示されたことを検出 したときには、 当該静的表示用ビッ トマップデータ 1 4の記事リストを除いた表 示記事リスト 7を作成し、 この更新された表示記事リスト 7に基づいて動的表示 用ビッ トマップデータ 1 1を生成してもよい。 この処理により、 ソースデータ (データファイル 5 ) として閲覧された記事はディスプレイ上のフレーム 1 0に 動的表示用ビッ トマップデータ 1 4としてもはや表示されなくなり、 当該記事の 重複閲覧を避けることができる。

以上述べたように、 本実施形態によれば、 データファイル 5の文字列中から代 表的な文字列、 たとえば新聞の記事見出しをビッ トマップ化して動的表示用ビッ トマップデータ 1 1 として表示させることにより、 ユーザ一の流し読みによる把 握が容易となる。

さらに、 ユーザ一が気になる記事については、 当該動的表示用ビッ トマップデ —タ 1 1より当該ソースデータと関連付けられた静的表示用ビットマップデータ 1 4を生成してこれをデスク トップ画面に配置しておくことにより、 当該ソース データの内容を簡単に確認することができる。 なお、 静的表示用ビッ トマップデータを生成するユーザ一の操作は必ずしも本 実施形態で説明したようなドラッグアンドドロップ操作でなくてもよい。 すなわ ち、 動的表示用ビットマップデータ上でのマウスを使用したダブルクリックや、 図示されない専用のボタンに対する操作を静的表示用ビッ トマツプデータの生成 トリガとしてもよい。 しかし、 本実施形態で説明したドラッグアンドド口ップ操 作が所望の情報をデスク トップ上にストツクさせるという感覚に最も合致してい る。

また、 画像データをビットマップデータとして説明しているが、 その画像デ一 タのフォ一マツ トはそれ以外でもよいことは言うまでもない。

本実施形態によれば、 ユーザーが必要とする詳細情報へのリンク情報をその概 要が理解できる形でストックしておくことができ、 かつ、 そのストックしたリン ク情報を選択指示することで関連付けられた詳細情報を閲覧することができる。 従って、 順次表示内容が変更される情報からユーザー所望の情報をストツクす ることができる。 また、 従来技術におけるスティッカ一の情報表示タイミングに 依存することなく、 ユーザーが必要とした時点でストツクした情報に対応する詳 細情報を即座に閲覧することができ、 ユーザーの操作負担を低減することが可能 となる。

産業上の利用可能性

この発明は、 インターネット上での検索結果の表示に適用できる,

Claims

請求の範囲

1 . 文字列を含むソースデータから代表的な文字列をォブジェク トとしての画像 データに変換する手段と、

前記ソースデータと前記画像データとを関連付けて記憶させる手段と、 前記画像データを表示手段上に表示させる手段とからなるオブジェク ト表示装 置。

2 . 表示された前記画像データが指定されたとき、 前記で関連付けられたソース データを前記表示手段上に表示させる手段とを備えた請求項 1記載のオブジェク ト表示装置。

3 . 前記画像データは、 背景画像上に前記文字列をビッ トマップ変換して配置し た請求項 1記載のオブジェク ト表示装置。

4 . 前記画像データは、 前記背景画像の周囲に、 当該画像データが関連付けられ たソースデータの属性を示すウインドウを有している請求項 3記載のオブジェク ト表示装置。

5 . 前記画像データが関連付けられたソースデータの容量に応じて枠の大きさが 異なるウィンドウとともに前記画像データを前記表示手段に表示させる請求項 4 記載のオブジェク ト表示装置。

6 . 前記枠の大きさが異なる複数種類のウインドウのテンプレート画像を備え、 前記ソ一スデータの容量に応じたテンプレー ト画像を用いる請求項 5記載のォブ ジェク ト表示装置。

7 . 前記画像データが関連付けられたソースデータの取得日時からの時間数また は日数に応じて枠の形状が異なるウィンドウとともに前記画像データを前記表示 手段に表示させる請求項 4記載のオブジェク ト表示装置。

8 . 前記枠の形状が異なる複数種類のウィンドウのテンプレート画像を備え、 前 記ソースデータの取得日時からの時間数または日数に応じたテンプレート画像を 用いる請求項 7記載のオブジェク ト表示装置。 ―

9 . 所定の表示領域に各ソースデータに対応する複数の前記画像データを移動表 示させる手段を備えた請求項 1記載のオブジェク ト表示装置。

1 0 . 移動表示されている前記画像データから所望の画像データを選択する手段 と、 前記選択された画像データを前記表示領域以外の領域に表示させる手段とを 備えた請求項 9記載のオブジェク ト表示装置。

1 1 . 表示された前記画像データが指定されたとき、 前記で関連付けられたソー スデータを前記表示手段上に表示させた請求項 1 0記載のオブジェク ト表示装置。

1 2 . 文字列を含むソースデータから代表的な文字列をォブジェク トとしての画 像デ一タに変換するステップと、

前記ソースデータと前記画像データとを関連付けて記憶させるステップと、 前記画像デ一タを表示手段上に表示させるステップとからなるオブジェク ト表 示方法。

1 3 . 表示された前記画像データが画面上の指定手段によって指定されたときに、 前記で関連付けられたソースデータを前記表示手段上に表示させるステップをさ らに有する請求項 1 2のオブジェク ト表示方法。

1 4 . 前記画像データが関連付けられたソースデータの容量に応じて枠の大きさ が異なるウィンドウとともに前記画像データを前記表示手段に表示させるステツ プをさらに有する請求項 1 3記載のオブジェク ト表示方法。

1 5 . 前記画像データが関連付けられたソースデータの取得日時からの時間数ま たは日数に応じて枠の形状が異なるウィンドウとともに前記画像データを前記表 示手段に表示させるステップをさらに有する請求項 1 3記載のオブジェク ト表示 方法。

1 6 . 所定の表示領域に各ソ一スデータに対応する複数の前記画像データを移動 表示させるステップをさらに有する請求項 1 2記載のオブジェク ト表示方法。

1 7 . 移動表示されている前記画像データから所望の画像データを選択するステ ップと、

前記選択された画像データを前記表示領域以外の領域に表示させるステップと をさらに有する請求項 1 2記載のオブジェク ト表示方法。

1 8 . 表示された前記画像データが指定されたとき、 前記で関連付けられたソ一 スデータを前記表示手段上に表示させるステップとをさらに有する請求項 1 7記 載のオブジェク ト表示方法。

1 9 . コンピュータに文字列を含むソースデータから代表的な文字列をオブジェ ク トとしての画像データに変換するステップと、

前記ソースデータと前記画像データとを関連付けて記憶させるステップと、 前記画像データを表示手段上に表示させるステップとを実行させるためのプロ グラムを記憶したコンピュータ読取り可能な記憶媒体。

2 0 . 表示された前記画像データが画面上の指定手段によって指定されたときに、 前記で関連付けられたソースデータを前記表示手段上に表示させるステップをさ らに含んだプログラムを記憶した請求項 1 9記載の記憶媒体。

2 1 . 前記ソースデータに対して属性情報として有効期間を設定する手段を有し ており、 前記画像データに変換する手段は、 前記有効期間を経過したソースデー タについては画像データへの変換を行わないことを特徴とする請求項 1記載のォ ブジェク ト表示装置。

2 2 . 前記画像データが指定されて表示手段上にソースデータが表示されたとき には、 元の画像データを表示しないようにした請求項 2記載のオブジェク ト表示

2 3 . 表示内容を順次変更して複数の情報を表示させる手段と、

表示された情報に対する所定のユーザ操作を検出する手段と、

前記検出に応じて、 操作された前記情報を記録させる手段と、

からなるオブジェク ト表示装置。

2 4 . 前記複数の情報を所定の表示領域に移動表示させることを特徴とする請求 項 2 3記載のォブジヱク ト表示装置。

2 5 . 前記情報の記録として、 表示手段上に該情報を所定表示形態で表示させる ことを特徴とする請求項 2 3記載のオブジェク ト表示装置。

2 6 . 前記操作は所望情報を対象としたドラッグアンドドロップ操作であること を特徴とする請求項 2 3記載のオブジェク ト表示装置。

2 7 . 前記記録された情報に対する選択指示操作を検出する手段と、

前記選択指示操作がされた情報に対応する関連情報を表示させる手段と、 ― を備えることを特徴とする請求項 2 3記載のオブジェク ト表示装置。

2 8 . 前記関連情報はソースデータであり、

前記ソースデータから抽出して前記表示される情報を生成する手段を備えるこ とを特徴とする請求項 2 7記載のォブジェク ト表示装置。

2 9 . 前記ソースデータはネッ トワークを介して接続された遠隔の端末のもので あることを特徴とする請求項 2 8記載のオブジェク ト表示装置。

3 0 . 表示内容を順次変更して複数の情報を表示させるステップと、

表示された情報に対する所定のユーザ操作を検出するステップと、

前記検出に応じて、 操作された前記情報を記録するステップと、

からなるオブジェク ト表示方法。

3 1 . 前記複数の情報を表示させるステップは、 所定の表示領域に移動表示させ るステップを含むことを特徴とする請求項 3 0記載のォブジェク ト表示方法。

3 2 . 前記情報を記録するステップは、 表示手段上に該情報を所定表示形態で表 示させるステップを含むことを特徴とする請求項 3 0記載のォブジェク ト表示方 法。

3 3 . 前記操作は所望情報を対象としたドラッグアンドド口ップ操作であること を特徴とする請求項 3 0記載のオブジェク ト表示方法。

3 4 . 前記記録された情報に対する選択指示操作を検出するステップと、 前記選択指示操作がされた情報に対応する関連情報を表示させるステップと、 をさらに有することを特徴とする請求項 3 0記載のオブジェク ト表示方法。

3 5 . 前記関連情報はソースデータであり、

前記ソースデータから抽出して前記表示される情報を生成するステップをさら に有することを特徴とする請求項 3 4記載のオブジェク ト表示方法。

3 6 . 前記ソースデータはネッ トワークを介して接続された遠隔の端末のもので あることを特徴とする請求項 3 5記載のォブジェク ト表示方法。

3 7 . コンピュータに、

表示内容を順次変更して複数の情報を表示させるステップと、

表示された情報に対する所定のユーザ操作を検出するステップと、

前記検出に応じて、 操作された前記情報を記録するステップと、

を実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。

3 8 . 前記複数の情報を表示させるステップは、 所定の表示領域に移動表示させ るステップをさらに含んだ前記プログラムを記録した請求項 3 7記載のコンビュ ータ読み取り可能な記録媒体。

3 9 . 前記情報を記録するステップは、 表示手段上に該情報を所定表示形態で表 示させるステップをさらに含んだ前記プログラムを記録した請求項 3 7記載のコ ンピュータ読み取り可能な記録媒体。

4 0 . 前記操作は所望情報を対象としたドラッグアンドドロップ操作であること を特徴とする前記プログラムを記録した請求項 3 7記載のコンピュータ読み取り 可能な記録媒体。

4 1 . 前記記録された情報に対する選択指示操作を検出するステップと、 前記選択指示操作がされた情報に対応する関連情報を表示させるステップと、 をさらに含んだ前記プログラムを記録した請求項 3 7記載のコンピュータ読み 取り可能な記録媒体。

4 2 . 前記関連情報はソースデータであり、

前記ソースデータから抽出して前記表示される情報を生成するステップをさら に含んだ前記プログラムを記録した請求項 4 1記載のコンピュータ読み取り可能 な記録媒体。

4 3 . 前記ソースデータはネッ トワークを介して接続された遠隔の端末のもので ある前記プログラムを記録した請求項 4 2記載のコンピュータ読み取り可能な記 録媒体。