JP3601675B2 - 情報検索装置、情報検索方法、及び記録媒体 - Google Patents

情報検索装置、情報検索方法、及び記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、文書を検索する技術に関し、詳しくは、文書を全文検索する情報検索装置、情報検索方法、及びその方法を実現するプログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
情報技術の進展に伴い、今や、オフィスのみならず、家庭にも電子化された文書情報が氾濫している。また、インターネットの普及に伴い、膨大化するWWW(World Wide Web)サイトのWebページに対する検索の効率化に対するニーズも高まっている。また、官公庁等でも、インターネットを介した文書情報の公開が始まっており(例えば、特許庁の特許公報の検索サービスなど)、企業等においても、ホームページの開設による、情報の公開が広まってきている。また、将来的には、図書館の電子化も実現されようとしており、家庭において、ブラウザにより、インターネットを介して、電子図書館の電子化された蔵書を閲覧することが可能になると考えられる。
【0003】
このように、電子化された文書情報は、年々、増加の一途をたどっており、最近では、電子化する文書の形式をXML(Extensible MarkupLanguage)の記述に統一しようとする動向も始まっている。XMLは、非常に優れたデータ表現力と拡張性を備えたメタ言語だからである。
【0004】
ところで、テキスト形式の電子情報の検索に使用されるソフトウェアは、一般に、検索エンジンと呼ばれている。また、テキスト形式の文書の検索において、テキスト中のいかなる文字列も検索可能な方式は、全文検索またはフルテキストサーチと呼ばれている。
【0005】
ところで、文字列の検索アルゴリズムは、大別して、データを格納した本文(テキスト)を直接検索するべた読み方式と、本文とは別にインデックス・ファイルを作成して、このインデックス・ファイルを参照しながら、本文を最終的に検索するインデックス方式に分類される。全文検索も、上記2つのいずれかの方式を採用している。
【0006】
べた読み方式のアルゴリズムとしては、BF(Brute−Force法),または、それを改良したKMP(Kruth−Morris−Pratt)法やBM(Boyer−Moore)法が開発されている。また、インデックス方式としては、例えば、n−gramインデックス方式などが知られている。
【0007】
インデックス方式の場合、テキスト本体よりもインデックスファイルの方が容量が大きくなる。また、新規の文書を登録する場合、新たなインデックスの切りだしや、インデックスの再構成を要するため、システムに多大な負荷がかかる。このため、大容量の外部記憶装置や高性能の高価なマシンが必要となる。
【0008】
また、現在では、パソコン(パーソナルコンピュータ)等のコンピュータにおいては、GUI(Graphical User Interface)が主流となり、テキストデータの検索においても、GUI画面を介して、マウスのクリック操作等により、対話形式で、目的とする情報を検索するシステムが主流になっている。この場合、複数項目から一つの項目を選択する場合、コンボボックス(ComboBox)を利用するのが一般的になっている。
【0009】
コンボボックスは、コンボボックスコントロールとも呼ばれ、項目のリスト表示機能とテキスト入力機能を兼ね備えおり、「リスト選択または直接入力」といったユーザインターフェースを提供する。
【0010】
このようなコンボボックスを介して、テキストデータの全文検索が行われる場合、上述したべた読み方式またはインデックス方式を実装した検索エンジンによる検索が実行されるが、情報量の増大に伴い、一回のキーワード入力のみでは、目的とする情報を取得するのが困難になっている。このため、いわゆる、絞り込み検索が必要となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
コンボボックスを利用した項目選択は、基本的に、一次元の範囲での項目選択であり、例えば、項目が、大項目、中項目、小項目などに階層化されたレコードで構成される文書の検索において、上層の項目の選択結果にしたがって、下層の項目を絞りこんで選択/表示する利用方法は、本出願人が知るかぎりでは、まだ、考案されていない。
【0012】
この場合、各階層毎に設けられたコンボボックスから入力されたキーワードを、リンクポインタにより連結しながら、順次、下位階層の項目を選択/表示する方法も考えられるが、このような方法を採用すると、コンボボックスの増加/削除(換言すれば、レコード項目の増加/削除)の都度、リンクの修正作業が必要になり、プログラムの保守が面倒になる。
【0013】
本発明の目的は、インデックスを作成することなく、文書から、情報を効率良く検索でき、かつ、該文書のデータ構造の変更にも容易に対処可能な情報検索方式を実現することである。また、検索項目の変更を、簡単にし、検索項目を、柔軟に、指定可能にすることである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の態様は、以下の手段を備える。
記憶手段は、1または複数の文書に関する検索定義情報を格納する。
【0015】
検索手段は、該検索定義情報を参照して、上記1または複数の文書を検索して、該検索定義情報によって定義されている各検索項目について、検索結果を抽出する。
【0016】
取得手段は、該抽出された検索結果から、ユーザにより指定された項目データを取得する。そして、上記検出手段は、2回目以降の検索結果の抽出においては、それまでに、該取得手段により取得された項目データに関連する項目を検索する。
【0017】
このような構成の本発明の第1の態様によれば、検索対象となる1または複数の文書に関して、検索定義情報を予め記憶手段に格納し、検索手段が該検索定義情報を参照しながら、該文書を検索するので、各文書について検索用のインデックスを作成する必要がない。また、それまでに取得された項目データに関連する項目データを、順次、検索していくので、絞り込み検索が可能になる。
【0018】
また、本発明の第2の態様は、上記第1の態様が有する上記手段に加え、さらに、前記検索手段により検索された検索結果を、表示装置に表示させる表示制御手段を備える。そして、前記取得手段は、該表示装置に表示された検索結果から、ユーザにより指定された項目データを取得する。
【0019】
このような構成の本発明の第2の態様によれば、ユーザは、画面に表示される検索結果から、目的とする項目データを検索することができる。また、検索結果の表示と該検索結果から目的とする項目データを選択する指定を、コンボボックスを介して行うことにより、ユーザは、GUI画面を介して、対話形式で、目的とする項目データを、次々と連続して検索することができる。
【0020】
また、前記記憶手段に、前記コンボボックス毎に、その表示位置情報と、前記検索定義情報とを対応付けて記憶させるようにすることにより、検索項目の変更作業が容易になる。
【0021】
また、文書に格納されている項目データが、階層構造となっている場合には、前記検索定義情報に、該階層構造に基づいた、検索項目の順序を定義することにより、項目データを、上位階層から下位階層へと検索していく、絞り込み検索等が可能になる。
【0022】
また、前記検索定義情報を、複数の各文書のデータ構造に応じて、適宜、設定することにより、前記検索定義情報と前記取得データを基に、複数の文書を連続して検索することが可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の実施形態の情報検索装置を含むシステムの全体構成図である。
【0024】
同図において、情報処理装置10は、制御部11、メモリ12、検索部13、表示制御部14、及び入力制御部15を備えている。
制御部11は、上記構成要素12〜15を制御しながら、装置全体を制御する。この制御部11は、例えば、マイクロプロセッサ等から成る。
【0025】
メモリ12は、その詳細は後述するが、本実施形態の情報検索装置の処理を実現するプログラム、該処理に使用される作業領域及び変数格納領域等を有する。このメモリ12は、例えば、ROM,RAM等から成る。
【0026】
検索部13は、後述するフローチャートに示された処理を実行して、データファイル20(20−1、20−2、・・・20−N)をアクセスし、該データファイル20から、ユーザの指定する情報を検索する。
【0027】
表示制御部14は、表示装置30を制御して、ユーザに情報検索用のGUI(グラフィカル・ユーザ・インターフェース)画面を表示する。また、入力装置40からの該GUI画面に対する入力情報を、該GUI画面に表示させる。
【0028】
入力制御部15は、入力装置40から送られてくるユーザの入力情報を制御部11に通知する。制御部11は、この入力情報を受信すると、検索部13及び表示制御部14にメッセージを通知して、これらを起動させる。
【0029】
N個のデータファイル20(20−1、20−2、・・・20−N)は、各種データを格納しているファイルであり、例えば、データファイル20−1とデータファイル20−2、及びデータファイル20−2とデータファイル20−3が、それぞれ、共通の項目データを格納している。同様にして、データファイル20−iとデータファイル20−(i+1)とが共通の項目データを格納している(i=3、4、・・・N−A)。
【0030】
データファイル20のデータ格納形式は、各種形式が可能であり、レコード形式、テーブル、さらには、XML(Extensible Markup Language)により記述されたファイルであってもよい。また、各データファイル20は、同一の外部記憶装置に格納されていてもよく、LAN,WAN,インターネット等のネットワークを介して分散配置されていてもよい。
【0031】
定義ファイル30は、表示装置30にGUI形式で表示される情報検索画面 の画面フォーマットの定義や、データファイル20−1〜20−Nから情報を絞り込み検索するための「絞り込み定義」等の項目定義情報を格納しているファイルである。これらの定義情報は、検索部13によって参照される。
【0032】
入力装置40は、ユーザが、GUI画面を介して、対話形式で、情報検索を行う為の装置であり、キーボードやマウス等のポインティング・デバイスから成る。また、入力装置40は、音声入力装置であってもよい。この場合、例えば、情報処理装置10に、音声認識部を設ける。
【0033】
表示装置30は、CRT、または、LCD,プラズマディスプレイ等のフラットパネルディスプレイから成り、表示制御部14からの制御を受けて、情報検索用のGUI画面を表示する。尚、本実施形態では、情報検索用画面をGUI画面により表示するが、CUI(キャラクタ・ユーザ・インターフェース)画面であってもよい。
【0034】
図2は、メモリ12の構成を示す図である。
同図に示すように、メモリ12は、定義ファイル格納領域12A,検索用作業領域12B,表示データ作成用作業領域12C,入力データ格納領域12D,及び読み出しレコード格納領域12Eを有する。また、特には、図示していないがOS(オペレーティングシステム)、本実施形態の検索装置の処理に係わるアプリケーションプログラム、デバイスドライバ等を格納する領域も有する。
【0035】
定義ファイル格納領域12Aは、検索部13によって定義ファイル30から読み出された項目定義情報が格納される領域である。検索用作業領域12Bは、検索部13が後述する情報検索処理を実行する際に使用される作業領域である。
【0036】
表示データ作成用作業領域12Cは、表示制御部14が、GUI画面の表示制御のために使用する作業領域である。入力データ格納領域12Dは、ユーザが入力装置40を介して入力した検索結果(これは、検索用のキーワードとなる場合もあり、入力制御部15により書き込まれ、検索部13により読み出される)。
【0037】
図3は、上記入力データ格納領域12Dの構成を示す図である。
同図に示すように、入力データ格納領域12Dには、先頭アドレスから、「TRIKAISHA」、「TRISITEN」、「TRITANTO」、「KEIYAKU」、「TANBUSYO」、「TANTANTO」等の各変数の値が格納される。後述するように、これらの変数は、定義ファイル30内の項目定義情報によって定義されるコンボボックスの入力データが格納される変数である。
【0038】
図4は、定義ファイル30に格納されている項目定義情報32の一例を示す図である。項目定義情報32は、後述する検索用GUI画面のコンボボックス、テキストボックス等の項目の識別名、それらの表示位置情報32A、更には、コンボボックスのリスト項目として表示されるデータを、データファイル20から検索するための絞り込み定義情報32B等から成る。
【0039】
図4の項目定義情報32においては、ITEM−NO(ITEM番号)が、ITEM−00〜ITEM−06までの7個のアイテム(項目)について、識別名、属性、キャプション、表示位置情報(横幅、縦幅、縦位置)32A、絞り込み定義情報32B等が設定されている。
【0040】
識別名は、図3で説明した変数名に対応しており、各アイテムを識別するための名称である。属性は、各アイテムのコントロール種別を示すものであり、“3’はコンボボックス、“1”はテキストボックスを示す。また、“0”は入力不可(表示専用)のテキストボックスを示す。
【0041】
キャプションは、各アイテムのラベル(表示名称)を示す。このラベルは、検索用GUI画面において、コンボボックスやテキストボックスの名称として、それらの前に、併記表示される。
【0042】
絞り込み定義32Bは、コンボボックスとなるアイテムについて定義される。絞り込み定義32Bは、データファイル名、データファイル名/変数名1、データファイル名/変数名1/変数名2等の形式で表記され、検索パスを定義する。この検索パスは、ファイルのディレクトリに類似しており、上位の検索項目から順に、「/」で区切られて表記される。但し、「データファイル名」のみが表記された絞り込み定義32Bは、名称が該「データファイル名」のデータファイル20の先頭項目のデータを検索する旨を指定するものである。その他の形式の絞り込み定義32Bは、前回までの検索パスを表記するようになっている。尚、ここで、変数名1、2は、上述したコンボボックスの識別名(TRIKAISHA,TRISITENN等)に対応している。
【0043】
本実施形態では、絞り込み検索を行うため、先頭のアイテム(コンボボックス)から順に、検索を行うようになっており、以前の検索結果が、絞り込み定義32Bにおいて定義される。例えば、「取引先.cmb/TRIKAISHA」は、ITEM−01のコンボボックスの検索結果(=TRIKAISHA)を、ITEM−02のコンボボックスのリスト表示の際の絞り込み検索において、絞り込み項目として使用する旨を定義している。同様にして、「取引先.cmb/TRIKAISYA/TRISITEN」は、ITEM−01及びITEM−02のコンボボックスの検索結果(=TRIKAISHA及びTRISITEN)を、ITEM−03のコンボボックスのリスト表示の際の絞り込み検索において、絞り込み項目として使用する旨を定義している。
【0044】
以下の説明では、データファイル20が、データファイル20−1〜20−3までの3個ある場合について説明する。
図5乃至図7は、本実施形態の説明で使用するデータファイル20−1〜20−3の具体的な内容を示す図である。尚、これらの例においては、データファイル20−1〜20−3は、CSV(Comma Separated Value)のフォーマットになっているが、本発明が適用されるデータファイル20のフォーマットはCSVに限定されるものではない。
【0045】
図5に示すように、データファイル20−1は、「取扱会社名」、「取引先支店名」、及び「取引先担当者名」の3個の項目から成るレコードを格納している。また、図6に示すように、データファイル20−2は、「取扱会社名」及び「取引先担当部署」の2個の項目から成るレコードを格納している。また、さらに、図7に示すように、データファイル20−3は、「取引先担当部署」及び「当社担当者名」の2個の項目から成るレコードを格納している。
【0046】
また、データファイル20−1のファイル名は「取引先.cmb」、データファイル20−2のファイル名は「担当部署.cmb」、データファイル20−3のファイル名は「担当者名.cmb」となっている。これらのファイル名称は、データファイル20−1〜20−3の検索情報として、図4に示す「絞り込み定義32B」において記述されている。
【0047】
この定義ファイル30は、ユーザがデータファイル20の構成に応じて、エディタ等のツールを使用して作成してもよく、また、自動作成用のソフトウェアにより作成してもよい。また、データファイル20がXMLで記述された文書の場合、検索ロボット(エージェント技術によるソフトウェア)が、インターネット上を巡回して、自動作成するようにすることも可能である。この場合、検索ロボットは、ユーザの設定に従って、例えば、定期的、または、インターネット利用の少ない時間帯等に、インターネットを巡回する形態が可能である。検索ロボットは、ハイパーリンクされた各Webサイトを巡回しながら、ホームページ等のXML文書を、該文書内のタグ等を基に解析しながら、定義ファイル30を自動作成し、ユーザの記憶装置に格納する。
【0048】
このようにして記憶装置に蓄積された各XML文書の定義ファイル30は、例えば、ブラウザによって起動される本発明の検索装置によって検索可能である。このことにより、ユーザは、インターネット上のWebサイトのXML文書から、目的とする情報を検索することが可能となる。
【0049】
次に、上記構成の本実施形態の検索装置の動作を、図8乃至図11のフローチャートを参照しながら、説明する。
ここでは、説明の理解を容易なものとするため、データファイル20−1〜20−3が、図5乃至図7に示す構成であり、それらのデータファイル20の構成に応じて、図4に示す項目定義情報32が設定された定義ファイル30が、予め作成されているとの前提の基で、本実施形態の検索装置の処理を説明する。また、併せて、図12乃至図27のGUI画面を参照しながら、本実施形態の検索装置の操作方法及び表示処理形態を説明する。
【0050】
図8及び図9は、本実施形態の検索装置の全体動作を説明するフローチャートである。
表示装置30に表示されたGUI画面を介して、入力装置40から本実施形態の検索装置の起動が指示されると、制御部11は検索部13を起動する。
【0051】
検索部13は起動されると、定義ファイル30から項目定義情報32を読みだす(ステップS11)。そして、項目定義情報32を参照して、図12に示す初期画面を、表示装置30に表示させる(ステップS12)。
【0052】
この初期画面はGUI画面であり、画面の右側にテキストボックス101、コンボボックス102〜104、テキストボックス105、及びコンボボックス106、107が、縦方向に順に表示される。これらのテキストボックス及びコンボボックスの右側には、対応するラベルが表示される。すなわち、項目定義情報32のキャプションフィールドに設定された名称が表示される。
【0053】
これらのボックスの内、コンボボックス103〜105及びコンボボックス106、107が、絞り込み検索のために利用される。すなわち、ラベルが“取引先会社名”のコンボボックス103、ラベルが“取引先支店名”のコンボボックス104、ラベルが“取引先担当者名”のコンボボックス105、ラベルが“当社担当部署”のコンボボックス106、及びラベルが“当社担当者名”のコンボボックス107が、絞り込み検索のために使用される。
【0054】
上記初期画面の表示の後、入力制御部15及び制御部11により、コンボボックスまたはテキストボックスに対する入力があったか否かが判断され(ステップS13)、入力がなければ(ステップS13、NO)、ステップS13の処理を繰り返す。
【0055】
そして、ステップS13で入力有りと判断されると(ステップS13、YES)、コンボボックスに対する入力であるか、またはテキストボックスに対する入力であるか判別する(ステップS14)。コンボボックスに対する入力であれば(ステップS14、YES),次に手入力であるか判断する(ステップS15)。
【0056】
ここでは、コンボボックスに対する初期入力としては、ダウンスクロールボタンのクリック操作またはボックスに対するデータ入力(かな漢字変換入力)のいずれかが許可されているものとする。
【0057】
ダウンスクロールボタンのクリック操作であれば(ステップS15、NO),定義ファイル30の項目定義情報32を解析し、該クリック操作されたコンボボックスの絞り込み定義32Bを調べる(ステップS16)。
【0058】
そして、絞り込み定義32Bがデータファイル名のみであるか判別し(ステップS17)、データファイル名のみであれば、ステップS18で「全レコード読み出し・抽出処理」を実行する。一方、絞り込み定義32Bが、「データファイル名」に加え、“/”で区切られた「コンボボックスの識別名」を含んでいれば、ステップS19で「絞り込み検索・抽出処理」を実行する。
【0059】
図10は、ステップS18の「全レコード読み出し・抽出処理」の詳細を示すフローチャートである。
まず、絞り込み定義32Bからデータファイル名を取得する(ステップS31)。次に、該データファイル名のデータファイル20から1レコードを読み出す(ステップS32)。このレコード読み出しにおいては、先頭レコードから順に読み出す。
【0060】
続いて、読み出したレコードから該当項目データを抽出・記憶し(ステップS33)、該データファイル20から全てのレコードを読み出したか判別する(ステップS34)。そして、まだ、全レコードを読み出していなければ(ステップS34、NO)、ステップS32に戻り、次のレコードを読みだす。
【0061】
このようにして、該データファイル20から全レコードを読みだすまで、ステップS32〜S34の処理を繰り返す。
本実施形態においては、図4に示す項目定義情報32に従って、コンボボックス102のダウンスクロールボタン122がクリック操作された場合に、この図10のフローチャートの処理が、図5に示すファイル名が「取引先.cmb」のデータファイル20−1に対して実行される。そして、データファイル20−1のレコードの先頭フィールドから、該項目データとして、「甲株式会社」と「乙株式会社」が抽出・記憶される。
【0062】
図11は、ステップS19の「絞り込み検索・抽出処理」の詳細を示すフローチャートである。
まず、絞り込み定義32Bからデータファイル名を取得する(ステップS41)。次に、該データファイル名のデータファイル20から1レコードを読み出す(ステップS42)。このレコード読み出しにおいても、先頭レコードから順に読み出す。
【0063】
続いて、該読み出したレコードが、絞り込み定義32Bに該当するレコードか判断する(ステップS43)。該絞り込み定義32Bに該当するレコードとは、コンボボックス103においては、図5に示すデータファイル20−1内の、コンボボックス102において検索された「取引先会社名」を第1項目に含むレコードである。また、コンボボックス104においては、該データファイル20−1内の、コンボボックス102において検索された「取引先会社名」を第1項目に、コンボボックス103において検索された「取引先支店名」を第2項目に含むレコードである。また、コンボボックス106においては、図6に示すデータファイル20−2内の、コンボボックス102において検索された「取引先会社名」を第1項目に含むレコードであり、コンボボックス107においては、データファイル20−3内の、コンボボックス106において検索された「当社担当部署」を第1項目に含むレコードである。
【0064】
次に、ステップS43で該当すると判断されたレコードから、該当項目データを抽出する(ステップS44)。この該当項目データとは、項目定義情報32において、当該コンボボックスのキャプションに定義されているアイテム名(項目名)のデータである。すなわち、コンボボックス103であれば「取引先支店」であり、コンボボックス104であれば「取引先担当者名」である。また、コンボボックス106であれば「当社担当部署」であり、コンボボックス107であれば「当社担当者名」である。
【0065】
続いて、当該データファイル20から全レコードを読みだしたか判別し(ステップS45)、全レコードの読み出しを終了していなければ(ステップS45、NO)、ステップS42に戻り、当該データファイル20から次のレコードを読みだす。
【0066】
尚、ステップS43で該当しないレコードと判断されたレコードについては、ステップS44の処理はスキップされる。
図8のフローチャートの説明に戻る。
上述したステップS18またはステップS19の処理が終了すると、図9のフローチャートのステップS20の「名寄せ処理」を実行する。「名寄せ処理」とは、同一項目データを一つに纏める一種の圧縮処理であり、ステップS18またはステップS19で抽出・記憶された項目データを調べ、同一項目データは1個にする処理である。すなわち、図5に示すデータファイル20−1を例にして説明すると、このデータファイル20−1に対してステップS18の処理が実行されることにより、15個の「甲株式会社」と15個の「乙株式会社」が抽出されるが、この抽出結果を1個の「甲株式会社」と1個の「乙株式会社」に圧縮する処理である。
【0067】
続いて、ステップS20の名寄せ処理の結果を、該当コンボボックスの下にダウンリスト表示する。
この結果、図12に示す初期画面において、コンボボックス102でダウンスクロールボタン122をクリック操作すると、該初期画面が図13に示す画面に変化する。図13に示す画面においては、コンボボックス102において、そのボックス121に手入力するか、またはそのダウンリスト表示123から項目選択することが可能である。ユーザは、上記2つの方法のいずれかにより、コンボボックス102に検索結果を入力する。尚、他のコンボボックス103、104、106、及び107においても、同様な2種類の入力が可能である。
【0068】
ステップS22のループ処理は、上記2種類の入力のイベントを待つ処理であり、ステップS22で、上記2種類の入力のいずれかが行われたか判断する。そして、いずれかの入力があれば、入力データを該当する変数に代入(格納)する(ステップS23)。
【0069】
図13に示す画面においては、コンボボックス102に対する入力データは、図3に示す変数「TRIKAISHA」に格納する。図13に示す画面において、ダウンリスト表示123から「甲株式会社」を選択すると、図14に示すように、コンボボックス102のボックス121に「甲株式会社」が表示される。
尚、該選択の代わりに、コンボボックス102のボックス121に、直接、「甲株式会社」を入力してもよい。このような入力は、他のコンボボックスにおいても同様である。この入力に対応する処理がステップS15である。
【0070】
次に、「処理の終了」の入力がなされたか判断する(ステップS24)。そして、「処理の終了」が入力されたならば、処理を終了するが、「処理の終了」が入力されないならば、ステップS13に戻る。
【0071】
ところで、ステップS15で「手入力」がなされたと判断すると、その入力データが、該当するデータファイル20に登録されているか判断する(ステップS25)。そして、登録されていれば(ステップS25、YES)、ステップS23に移行して、入力データを当該変数に格納する。このようなデータ入力は、例えば、コンボボックス102等のコンボボックスにおいて、ダウンリスト表示をせずに、直接、ボックス121にデータを入力することによってなされる。このような操作は、コンボボックスにおいて検索する項目データが既知である場合、また、そのような場合において、ダウンリスト表示される項目データが多い場合などに、有効である。すなわち、本実施形態によれば、コンボボックスのボックスに、直接、かな漢字変換等により、検索データを入力することが可能である。このように、本実施形態においては、高速検索が可能となるように、コンボボックスの入力方法に複数の選択肢を提供している。
【0072】
一方、ステップS25で、入力データが該当データファイル20に登録されていないと判断した場合には(ステップS25、NO)、ステップS24に移行する。尚、この場合、入力データが新規登録データであるものとみなして、該当データファイル20に新規レコードを追加するようにすることも可能である。
【0073】
次に、上述した図8乃至図11のフローチャートの処理によって実現される、本実施形態の検索装置による絞り込み検索を、図12乃至図22を参照しながら説明する。
【0074】
まず、本検索装置が起動されると、表示制御部14の制御により、図12に示す初期画面が表示される。この初期画面において、ユーザは、まず、コンボボックス102を介して、「取引先会社名」を絞り込み検索できる。
【0075】
該検索のために、コンボボックス102に検索対象の「取引先会社名」を入力する。この場合、所望の「取引先会社名」をボックス121に直接入力してもよいし、ダウンリスト表示から所望の「取引先会社名」を選択入力してもよい。この場合、選択入力されたものとし、ダウンスクロールボタン122がクリック操作されると、表示装置30の画面は、図13に示すように変化する。すなわち、定義ファイル30の項目定義情報32の参照により、データファイル20−1がアクセスされて(検索部13による図10のフローチャートの処理の実行)、コンボボックス102のダウンリスト表示123が表示される。
【0076】
図13に示す画面において、ダウンリスト表示123から「甲株式会社」または「乙株式会社」のいずれの選択が可能である。ここで、「甲株式会社」が選択されると、図14に示すように、ボックス121に「甲株式会社」が入力・表示される。そして、例えば、GUI画面上の「確定」ボタン(不図示)をクリック操作することにより、図15に示すように、ダウンリスト表示121が閉じ、コンボボックス102のボックス121に「甲株式会社」が検索結果として表示される。この検索結果である「甲株式会社」は、変数「TRIKISHA」に格納される。
【0077】
次に、図15に示す画面において、コンボボックス103を介して、「甲株式会社」の「取引先支店」を検索する。この場合も、コンボボックス102と同様に、ボックス131に対する直接入力、またはダウンスクロールボタン132のクリック操作により表示されるダウンリスト表示からの選択入力が可能である。
【0078】
この場合、ダウンスクロールボタン132をクリック操作して選択するものとすると、該クリック操作により、図16に示すように、ダウンリスト表示133が表示される。
【0079】
この表示は、項目定義情報32の当該絞り込み定義32Bに従って、図5のデータファイル20−1のレコードの中から、「取引先会社」フィールドが「甲株式会社」のレコードを抽出することによってなされる(検索部13による図11のフローチャートの処理の実行)。
【0080】
図16の画面において、ダウンリスト表示133から「東京・新橋支店」を選択すると、図17に示すように、コンボボックス103のボックス131に「東京・新橋支店」が入力される。そして、コンボボックス102と同様な操作により、「東京・新橋支店」の入力を確定すると、図18に示すように、コンボボックス103のボックス131に、「東京・新橋支店」が検索結果として表示される。
【0081】
続いて、図18に示す画面において、「甲株式会社」の「東京・新橋支店」の「取引先担当者名」の検索を、コンボボックス104を介して行う。この場合も、直接入力またはダウンリスト表示からの選択入力が可能であるが、ここでは、コンボボックス104のダウンスクロールボタン142のクリック操作により選択入力を行うものとする。
【0082】
このクリック操作により、表示装置30の画面は図18に示す画面から図19に示す画面に変化する。この表示は、項目定義情報32の当該絞り込み定義32Bに従って、図5のデータファイル20−1のレコードの中から、「取引先会社」フィールドが「甲株式会社」で、かつ、「取引先支店名」フィールドが「東京・新橋支店」のレコードを抽出することによってなされる(検索部13による図11のフローチャートの処理の実行)。
【0083】
図19の画面において、ダウンリスト表示143から「新橋 太郎」を選択すると、図20に示すように、コンボボックス104のボックス141に「新橋 太郎」が入力される。そして、コンボボックス102、103と同様な操作により、「新橋 太郎」の入力を確定すると、図21に示すように、コンボボックス104のボックス141に、「新橋 太郎」が検索結果として表示される。
【0084】
以上のようにして、図5のデータファイル20−1と同様なレコード構成のデータファイル20から、GUI画面を介して、ある「取引先会社」のある「取引先支店」に属する所望の「取引先担当者名」を、絞り込み検索することができる。
【0085】
図21の絞り込み検索終了時点で、図3の変数「TRIKAISYA」、「TRISITEN」、及び「TRITANTO」には,それぞれ、「甲株式会社」、「東京・新橋支店」、及び「新橋 太郎」が格納されている。
【0086】
本実施形態の検索装置においては、上記検索結果を基に、さらに、図6、7のデータファイル20−2、20−3の検索が可能である。以下、それらの検索操作方法及び処理を説明する。
【0087】
図4の項目定義情報32においては、ITEM−05の項目(アイテム)の絞り込み定義32Bとして「担当部署.cmb/TRIKAISYA」が、ITEM−06の項目(アイテム)の絞り込み定義32Bとして「担当社名.cmb/TANBUSYO」が設定されている。
【0088】
このため、コンボボックス106を介した検索においては、変数「TANBUSYO」に格納されている項目データと一致するレコードの絞り込み検索が行われる(検索部13による図11のフローチャートの処理の実行)。
【0089】
すなわち、コンボボックス106は「当社担当部署」の該当項目データを検索するコンボボックスであるが、「当社担当部署」は「取引先会社」をクライアントとする、ある企業の「担当部署」であり、これらの項目は互いに関連する項目である。また、コンボボックス106は「担当者名」の該当項目データを検索するコンボボックスであるが、「担当者名」はコンボボックス105で検索された「担当部署」に属する担当者名であり、これらの項目は互いに関連する項目である。
【0090】
このように、本実施形態の検索装置では、絞り込み定義32Bを参照することによって、互いに独立したデータファイル20を、関連する項目データのリンクを辿りながら、連続して検索可能な構成になっている。以下、このような検索を、図21乃至図27を参照しながら説明する。
【0091】
図21に示す画面において、コンボボックス106を介して、「当社担当部署」を、直接、ボックス161に入力、またはダウンリスト表示から選択入力する。この場合には、選択入力されたことにすると、コンボボックス106のダウンスクロールボタン162のクリック操作により、図22に示すように、コンボボックス106のダウンリスト表示163が画面に表示される。この表示は、項目定義情報32の絞り込み定義32Bを参照することにより、図6のデータファイル20−2から「甲株式会社」を含むレコードを読み込むことによって行われる(検索部13による図11のフローチャートの処理の実行)。
【0092】
ここで、ダウンリスト表示163から「東京・秋葉原第七営業所」が選択されると、図23に示すように、コンボボックス106のボックス161に「東京・秋葉原第七営業所」が表示される。続いて、この選択を確定入力することにより、表示装置30の画面は、図24に示す状態になる。すなわち、「当社担当部署」として、「東京・秋葉原第七営業所」が検索結果として表示される。
【0093】
続いて、図24に示す画面から、コンボボックス107を介して「当社担当者名」を検索する。この場合も、コンボボックス107のボックス171から、直接入力するか、またはダウンスクロールボタン172をクリック操作して、ダウンリスト表示から選択入力する。ここで、ダウンスクロールボタン172がクリック操作されると、コンボボックス107の絞り込み定義32Bに従って、図7のデータファイル20−3から「東京・秋葉原第七営業所」を項目データとして含むレコードが読みだされ(検索部13による図11のフローチャートの処理の実行)、図25に示すように、コンボボックス107のダウンリスト表示173が表示される。
【0094】
次に、図25の画面上で、ダウンリスト表示173から「中野 かもめ」を選択すると、図26に示すように、その選択項目データがコンボボックス107のボックス171に表示される。そして、該選択項目データの入力を確定することにより、図27に示すように、最終的な検索結果が画面に表示される。
【0095】
すなわち、「取引先」に関して、「甲株式会社」の「東京・新橋支店」に属する「新橋 太郎」が検索され、さらに、この検索結果に対して、該「甲株式会社」をクライアントとする「担当者」である、「東京・秋葉原第七営業所」に属する「中野 かもめ」さんが検索される。
【0096】
このようにして得られた検索結果は、例えば、XML文書として保存するようにすることも可能である。すなわち、例えば、項目定義情報32(例えば、キャプション)を参照するなどして、コンボボックス102〜104、及び106、107に表示されている各検索結果を、それぞれ、個別に、適切なタグを付けて保存するようにする。
【0097】
このように、本実施形態の検索装置においては、データファイル20−1〜20−3の格納レコードの項目構成に従って、予め、定義ファイル30内の項目定義情報32に、絞り込み検索用の絞り込み定義32Bを設定しておくことにより、GUI画面上のコンボボックス102〜104及びコンボボックス106、107を介して、「取引先」に関する情報と、その「取引先」情報に関連する「担当者」に関する情報を、絞り込み検索することが可能である。
【0098】
この検索において、データファイル20−1、20−2、20−3のそれぞれについて、個々に、絞り込み検索を行っており、それらの各データファイル20の絞り込み検索を連携させて、最終的な検索結果を取得するようにしている。
【0099】
本実施形態の検索装置は、このように、絞り込み定義32Bに従って、複数のデータファイル20を連続して検索できるため、高速に検索でき、(絞り込み定義32Bの設定を自由に変更できるので)検索の自由度も高い。また、検索用のインデックスを作成する必要がないため、データファイル20のレコードの追加があっても、検索アルゴリズムを修正する必要がない。そして、検索対象となるデータファイル20の更新(レコードの追加及び削除)は、随時、可能である。
【0100】
また、上記実施形態で示した絞り込み定義32Bは、検索対象となるデータファイル20のレコードの項目順となっているが、必ずしも、項目順とする必要はなく、検索する項目の順に、その検索パスを定義すればよい。このため、検索対象となるデータファイル20のレコードの項目構成の自由度も高く、既存のシステムのデータファイル20の検索にも容易に適用できる。
【0101】
また、本実施形態の検索装置では、コンボボックスを検索入力及び検索結果の表示に用いているが、コンボボックスの代わりにリストボックスを用いて、検索を行うようにしてもよい。この場合は、項目データの検索は表示リストからの選択により行うことになる。また、これら以外にも、その他のユーザインターフェースを介して検索するようにしてもよい。また、各データファイル20のデータ格納形態は限定されるものではなく、同一の記憶装置に格納されていてもよいし、ネットワーク上に分散配置された記憶装置に分散して格納されていてもよい。
【0102】
また、データファイル20のデータ構造は、CSV形式に限定されるものではなく、XML文書等のSGML(Standarad Generalized
Markup Language)に準拠した文書であってもよい。
【0103】
また、上記実施形態では、最上位階層の項目から最下位階層の項目へと、順に、検索するようにしているが、中間層の項目から、検索を開始するようにしてもよい。この場合には、上位の階層の項目は限定されないことになる。また、全階層の項目を、全て検索する必要はなく、任意の階層の項目からより下位の階層の項目へと、検索するようにすることも可能であり、階層数も任意である。また、さらに、下位の階層から上位の階層へと、逆方向に検索することも可能である。
【0104】
また、さらに、ある階層と、それよりも、1または2以上、下位の階層の間のある階層の項目についてのみ検索するように、絞り込み定義32Bを設定するようにすることも可能である。この場合、絞り込み定義32Bで指定されてする検索項目以外の項目は、事実上、無指定となる。
【0105】
また、本発明は、地上波や衛星放送等のテレビジョンのデジタル放送等によるデータ放送により受信したXML形式のデータを、検索する場合にも適用可能である。さらに、本発明の検索装置は、検索のみならず、テキストデータの編集にも応用できる。例えば、データファイル20のある項目データが変更された場合、該項目データを格納しているデータファイル20を検索して、該変更項目データを更新(置換)する処理に適用できる。この処理は、上記実施形態と同様なGUI画面により、実現可能である。例えば、コンボボックスのボックスに検索結果を表示した後、その検索結果に置き換えるべき項目データを、該コンボボックス、または、別個に設けられたテキストボックスに入力するなどの各種方法が考えられる。
【0106】
また、本発明は、今までの説明から容易に知れるように、階層的な絞り込み検索のみならず、共通項目データを格納しているデータファイルを連続して検索する、関連する情報の検索や連想的な検索などにも適用できるものであり、その検索結果を基に、新たなテーブルや表、さらにはデータベースを作成することも可能である。
【0107】
図28は、上述した本発明の実施形態の検索装置を実現するコンピュータのハードウェア構成を示すブロック図である。
同図において、コンピュータ300は、CPU301と、該CPU301とバス309を介して接続されたROM302、RAM303、外部記憶装置304、記録媒体駆動装置305、入出力装置306、及び通信インターフェース307から構成されている。
【0108】
本実施形態の検索装置の処理を実現するためのプログラムは、外部記憶装置304,または、可搬記録媒体309に格納される。外部記憶装置304、または記録媒体駆動装置305に装着された可搬記録媒体309に格納されたプログラムは、RAM303にロードされて、CPU301により実行される。この実行により、上述した本実施形態の検索装置の機能が実現される。尚、この実行において、例えば、ROM302に格納されたOS等の機能も利用される。
【0109】
また、通信インターフェース307はネットワーク400を介して情報提供業者500とデータやメッセージ等の通信を行い、情報提供業者500が保有する上記プログラムをRAM303や外部記憶装置304にダウンロードする。このようにしてダウンロードされたプログラムは、CPU301により実行され、本実施形態の検索装置の機能を実現する。また、さらには、情報提供業者500側の外部記憶装置にデータファイル20を格納し、情報提供業者500側の情報処理装置で、本実施形態の検索装置の機能を実現するプログラムを遠隔実行して、検索結果のみを受信するようにしてもよい。
【0110】
入出力装置306は、CRT,LCD等のディスプレイと、キーボードやマウス等のポインティング・デバイス、さらには、また、音声入力装置装置等を備えており、本実施形態の検索装置が提供する前記GUI画面の表示や、GUI画面を介した該検索装置に対する入力環境を、ユーザに提供する。ユーザは、この入出力装置306を介して上記絞り込み検索を行う。
【0111】
可搬記録媒体309は、フロッピーディスク、各種規格のCD(コンパクトディスク)、各種規格のDVD,PCカード等である。また、外部記憶装置304は、ハードディスク装置、光磁気記録装置等であり、上記データファイル20や定義ファイル30等が格納される。ネットワーク400は、LAN、MAN,WAN、インターネット等である。
【0112】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、検索定義情報を参照しながら、任意のフォーマットでデータを格納する、1または複数のデータファイルに対して、関連する項目データの連続検索が可能となる。この場合の検索は、例えば、上位階層の項目データから下位階層の項目データへの絞り込み検索や、関連する項目データの連続検索等であり、検索定義情報によって規定される検索である。
【0113】
また、本発明によれば、予め、インデックスを作成する必要はなく、さらに、検索とは独立に、データファイルのデータ項目の追加が可能となる。また、検索項目及び検索パスに関する検索定義情報に基づき、データファイルを検索するので、該検索定義情報の修正のみで、容易に、検索手順を変更可能である。
【0114】
また、本発明は、インターネットのWebページ等を含む広範囲に適用可能なドキュメント用の記述言語であり、階層構造をタグにより記述可能なメタ言語であるXMLにより記述された文書の階層検索にも適用可能であるため、市場価値及びその将来的な有用性、潜在的な需要は極めて高い。
【0115】
さらに、検索用の定義情報のサイズは、データファイルの格納データ量ではなく、検索項目の数に依存するので、検索定義情報を格納する記憶容量は少なくて済む。このため、シン・クライアントや携帯情報端末等の様な記憶装置の容量が小さい情報機器にも実装可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の検索装置を含むシステムの構成を示す図である。
【図2】図1のメモリのデータ構造を示す図である。
【図3】図2の入力データ格納領域に格納される各種変数を示す図である。
【図4】図1の定義ファイル内の項目定義情報の内容を示す図である。
【図5】図1のデータファイル20−1のデータ構造を示す図である。
【図6】図1のデータファイル20−2のデータ構造を示す図である。
【図7】図1のデータファイル20−3のデータ構造を示す図である。
【図8】本実施形態の検索装置の全体フローチャート(その1)を示す図である。
【図9】本実施形態の検索装置の全体フローチャート(その2)を示す図である。
【図10】図9の全レコード読み出し・抽出処理のフローチャートを示す図である。
【図11】図9の絞り込み検索・抽出処理のフローチャートを示す図である。
【図12】本実施形態の検索装置による検索操作方法及び検索結果の表示形態を示すGUI画面である(その1)。
【図13】本実施形態の検索装置による検索操作方法及び検索結果の表示形態を示すGUI画面である(その2)。
【図14】本実施形態の検索装置による検索操作方法及び検索結果の表示形態を示すGUI画面である(その3)。
【図15】本実施形態の検索装置による検索操作方法及び検索結果の表示形態を示すGUI画面である(その4)。
【図16】本実施形態の検索装置による検索操作方法及び検索結果の表示形態を示すGUI画面である(その5)。
【図17】本実施形態の検索装置による検索操作方法及び検索結果の表示形態を示すGUI画面である(その6)。
【図18】本実施形態の検索装置による検索操作方法及び検索結果の表示形態を示すGUI画面である(その7)。
【図19】本実施形態の検索装置による検索操作方法及び検索結果の表示形態を示すGUI画面である(その8)。
【図20】本実施形態の検索装置による検索操作方法及び検索結果の表示形態を示すGUI画面である(その9)。
【図21】本実施形態の検索装置による検索操作方法及び検索結果の表示形態を示すGUI画面である(その10)。
【図22】本実施形態の検索装置による検索操作方法及び検索結果の表示形態を示すGUI画面である(その11)。
【図23】本実施形態の検索装置による検索操作方法及び検索結果の表示形態を示すGUI画面である(その12)。
【図24】本実施形態の検索装置による検索操作方法及び検索結果の表示形態を示すGUI画面である(その13)。
【図25】本実施形態の検索装置による検索操作方法及び検索結果の表示形態を示すGUI画面である(その14)。
【図26】本実施形態の検索装置による検索操作方法及び検索結果の表示形態を示すGUI画面である(その15)。
【図27】本実施形態の検索装置による検索結果を示すGUI画面である。
【図28】本実施形態の検索装置を実現するコンピュータのハードウェア構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 情報処理装置
11 制御部
12 メモリ
12A 定義ファイル情報格納領域
12B 検索用作業領域
12C 表示データ作成用作業領域
12D 入力データ格納領域
12E 読み出しレコード格納領域
13 検索部
14 表示制御部
15 入力制御部
20(20−1〜20−N) データファイル
30 定義ファイル
32A 表示位置情報
32B 絞り込み定義
101、105 テキストボックス
102〜104、106、107 コンボボックス
121、131、141、161、171 ボックス
122、132、142、162、172 ダウンスクロールボタン
123、133、143、163、173 ダウンリスト表示
300 コンピュータ
301 CPU
302 ROM
303 RAM
304 外部記憶装置
305 記録媒体記録装置
306 入出力装置
307 通信インターフェース
308 バス
400 ネットワーク
500 情報提供者

Claims (4)

  1. 変数名に対応して変数の値を記憶する入力データ格納手段と、
    前記変数名に対応した項目識別名、表示位置情報、絞り込み定義としての文書名及び項目識別名を含む項目定義情報を記憶する項目定義情報記憶手段と、
    前記項目定義情報記憶手段に記憶した項目定義情報を読み出して項目識別名に対応するインタフェースを表示する表示手段と、
    前記表示手段で表示した項目識別名に対応するインタフェースへの入力があると、前記項目定義情報記憶手段に記憶した項目定義情報の該項目識別名に対応する絞り込み定義を調べ、絞り込み定義が文書名のみであるか判定する判定手段と、
    前記判定手段で前記項目定義情報記憶手段に記憶した項目定義情報の該項目識別名に対応する絞り込み定義に文書名に加え項目識別名も含むと判定した場合に、該文書名の文書の、前記入力データ格納手段に記憶された該絞り込み定義としての項目識別名に対応する変数名に対応する変数の値を含むレコードから、該項目識別名で識別される項目のデータを抽出する絞り込み抽出手段と、
    前記絞り込み抽出手段で抽出した項目データの内、重複するデータを一つにまとめて前記入力のあったインタフェースに絞り込みデータとして出力する絞り込み候補表示手段と、
    前記絞り込み候補表示手段で表示したデータの確定入力を受けて、前記表示手段で表示した項目識別名に対応する変数名に対応する変数の値として前記入力データ格納手段に記憶する入力データ更新手段と、
    を備えることを特徴とする情報検索装置。
  2. 前記判定手段で前記項目定義情報記憶手段に記憶した項目定義情報の該項目識別名に対応する絞り込み定義が文書名のみであると判定した場合に、該文書名の文書の全レコードから、該項目識別名で識別される項目のデータを抽出する全抽出手段を更に備え、
    前記絞り込み候補表示手段は、前記全抽出手段または前記絞り込み抽出手段で抽出したデータを、重複するデータについては一つにまとめた後、前記入力のあった項目識別名の絞り込みデータとして出力する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報検索装置。
  3. 変数名と対応する項目識別名、表示位置情報、絞り込み定義としての文書名及び項目識別名を含む項目定義情報を記憶する項目定義情報記憶手段に記憶した項目定義情報を読み出して項目識別名に対応するインタフェースを表示する表示ステップと、
    前記表示ステップで表示した項目識別名に対応するインタフェースへの入力があると、前記項目定義情報記憶手段に記憶した項目定義情報の該項目識別名に対応する絞り込み定義を調べ、絞り込み定義が文書名のみであるか判定する判定ステップと、
    前記判定ステップで前記項目定義情報記憶手段に記憶した項目定義情報の該項目識別名に対応する絞り込み定義に文書名に加え項目識別名も含むと判定した場合に、該文書名の文書の、変数名に対応して変数の値を記憶する入力データ格納手段に記憶された、該絞り込み定義としての項目識別名に対応する変数名に対応する変数の値を含むレコードから、該項目識別名で識別される項目のデータを抽出する絞り込み抽出ステップと、
    前記絞り込み抽出ステップで抽出したデータの内、重複するデータを一つにまとめて前記入力のあったインタフェースに絞り込みデータとして出力する絞り込み候補表示ステップと、
    前記絞り込み候補表示ステップで表示したデータの確定入力を受けて、前記表示ステップで表示した項目識別名に対応する変数名に対応する変数の値として前記入力データ格納手段に記憶する入力データ更新ステップと、
    をコンピュータが実行することを特徴とする情報検索方法。
  4. 変数名と対応する項目識別名、表示位置情報、絞り込み定義としての文書名及び項目識別名を含む項目定義情報を記憶する項目定義情報記憶手段に記憶した項 目定義情報を読み出して項目識別名に対応するインタフェースを表示する表示ステップと、
    前記表示ステップで表示した項目識別名に対応するインタフェースへの入力があると、前記項目定義情報記憶手段に記憶した項目定義情報の該項目識別名に対応する絞り込み定義を調べ、絞り込み定義が文書名のみであるか判定する判定ステップと、
    前記判定ステップで前記項目定義情報記憶手段に記憶した項目定義情報の該項目識別名に対応する絞り込み定義に文書名に加え項目識別名も含むと判定した場合に、該文書名の文書の、変数名に対応して変数の値を記憶する入力データ格納手段に記憶された、該絞り込み定義としての項目識別名に対応する変数名に対応する変数の値を含むレコードから、該項目識別名で識別される項目のデータを抽出する絞り込み抽出ステップと、
    前記絞り込み抽出ステップで抽出したデータの内、重複するデータを一つにまとめて前記入力のあったインタフェースに絞り込みデータとして出力する絞り込み候補表示ステップと、
    前記絞り込み候補表示ステップで表示したデータの確定入力を受けて、前記表示ステップで表示した項目識別名に対応する変数名に対応する変数の値として前記入力データ格納手段に記憶する入力データ更新ステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする情報検索プログラムを記憶した記憶媒体。
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