WO1999067239A1 - Composes pyrazolopyridiniques et leur utilisation comme medicaments - Google Patents

Composes pyrazolopyridiniques et leur utilisation comme medicaments Download PDF

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WO1999067239A1
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alkanoyl
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carboxy
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Atsushi Akahane
Shintaro Nishimura
Satoru Kuroda
Hiromichi Itani
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Fujisawa Pharmaceutical Co., Ltd.
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D471/00Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00
    • C07D471/02Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00 in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D471/04Ortho-condensed systems

Definitions

  • pyrazolipid pyridine compounds are useful as psychostimulants, antihypertensives, agents for renal failure, diuretics, etc. (eg EP- 0 229 209, EP- 0 3 7 9 9 7 9 etc.).
  • Ra is a protected carboxy (lower) alkanoyl (lower) alkyl optionally having a suitable substituent, an aryl (lower) alkanoyl (lower) alkyl having a protected carboxy, N— (protected Lower alkyl having a carboxy moiety) having a carbamoyl (lower) alkyl, N- (lower alkyl having a protected carboxy) having a rubamoyl (lower) alkanoyl (lower) alkyl, or protected carboxy (lower) alkyl Piperidyl (lower) alkanoylmethyl,
  • Amidated carboxy specific examples thereof include carbamoyl; N-lower alkyl rubamoyl [eg, N-methylcarbamoyl, N-ethylcarbamoyl, N-isopropyl carbamoyl, N-butylcarbamoyl; N _ pentyl carbamoyl, N-hexylcarbamoyl, etc.]; N- (lower alkyl having carboxy or esterified carboxy) carbamoyl [eg N- (lower alkyl having lipoxy or esterified carboxy) Esterified carboxy moieties in carbamoyl include the aforementioned esterified carboxy such as methoxycarbonyl.
  • N- (lower alkyl optionally having substituent (s)) dirubamoyl (lower) Suitable substituents in the ⁇ alkyl group '' include carboxy, protected carboxyl and phenyl, more preferably carboxy, methoxycarbonyl and phenyl, having 1 to 3 of these substituents. May be. Further, among the above substituents, preferred examples of the protected carboxy include those exemplified above.o
  • esterified carboxy in the "N- (lower alkyl optionally having carboxy or esterified carboxy) dirubamoyl (lower) alkanoyl (lower) alkyl group” are the same as those exemplified above. Mention may be made of esterified carboxy of the protected carboxy groups, more preferably methoxycarbonyl.
  • Compound (If) or a salt thereof can be produced by subjecting compound (Ie) or a reactive derivative at the carboxy group or a salt thereof to an amidation reaction.
  • Piperidyl (lower) alkanoylmethyl group optionally having carboxy (lower) alkyl or protected carboxy (lower) alkyl;
  • esterified carboxyl (lower) alkanoyl (lower) alkyl group optionally having 1 to 3 lower alkoxyimino;
  • a pyrrolidinyl (lower) alkanoyl (lower) alkyl group which may have 1 to 3 hydroxy or oxo groups;
  • Example 4 In substantially the same manner as in Example 4, 3— [2— (2 years old oxo—2 _ (4—methylpiperazine-1—yl) ethyl) —3—oxo—2,3-dihi [Dropyridazin-6-yl] —2-phenylvinylazolo [1,5-a] pyridine was obtained in a yield of 73.3%.

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Description

明細書
ピラゾ口ピリジン化合物およびその医薬用途
技術分野
本発明は、 医薬として有用な新規ピラゾ口ピリジン化合物およびその医薬とし て許容しうる塩に関するものである。
背景技術
いくつかの種類のピラゾ口ピリジン化合物が、 精神刺激剤、 降圧剤、 腎不全用 剤、 利尿剤等として有用であることは、 既知である (例えば E P— 0 2 2 9 2 0 9、 E P— 0 3 7 9 9 7 9等) 。
本発明は、 医薬として有用な新規ピラゾ口ピリジン化合物およびその医薬上許 容し得る塩;該ピラゾロピリジン化合物またはその塩の製造法;該ピラゾロピリ ジン化合物またはその医薬上許容し得る塩を活性成分として含有する医薬組成物 該ピラゾ口ピリジン化合物またはその医薬上許容し得る塩の医薬としての使用; および、 該ピラゾロピリジン化合物またはその医薬上許容し得る塩をヒトまたは 動物に投与することからなる該ピラゾロピリジン化合物の医療目的での使用方法 を提供することを目的とする。
発明の開示
本発明の新規ピラゾ口ピリジン化合物またはその塩は、 次の一般式 (I ) によ つて示すことができる。
(I)
Figure imgf000003_0001
式中、 Rは、 低級アルカノィル (低級) アルキル基;
シクロ (低級) アルキル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基; シクロ (高級) アルキル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基; 適当な置換基を有していてもよいカルボキシ (低級) アルカノィル (低級) ァ ルキル基;
適当な置換基を有していてもよい保護されたカルボキシ (低級) アルカノィル (低級) アルキル基;
適当な置換基を有していてもよいァリール (低級) アルカノィル (低級) アル キル基;
不飽和複素環 (低級) アルカノィル (低級) アルキル基;
N— (適当な置換基を有していてもよい低級アルキル) 力ルバモイル (低級) アルキル基;
N , N—ジ (低級) アルキル力ルバモイルメチル基;
適当な置換基を有していてもよいピロリジニル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基;
適当な置換基を有していてもよいピペリジル (低級) アルカノィルメチル基; モルホリニル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基;
適当な置換基を有していてもよいピペラジニル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基; または
チオモルホリニル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基;
C'あ o。
本発明の目的化合物 ( I ) またはその塩は、 下記の反応式で示される方法に より製造することができる。 製造法 1
Figure imgf000005_0001
製造法 2
Figure imgf000005_0002
da) またはその塩 製造法 3
Figure imgf000006_0001
製造法 4
Figure imgf000006_0002
製造法 5
Figure imgf000007_0001
Figure imgf000007_0002
Figure imgf000008_0001
(上記式中、 Rは前記定義通りであり、
Ra は、 適当な置換基を有していてもよい保護されたカルボキシ (低級) アル カノィル (低級) アルキル、 保護されたカルボキシを有するァリール (低級) ァ ルカノィル (低級) アルキル、 N— (保護されたカルボキシを有する低級アルキ ル) 力ルバモイル (低級) アルキル、 N— (保護されたカルボキシを有する低級 アルキル) 力ルバモイル (低級) アルカノィル (低級) アルキル、 または保護さ れたカルボキシ (低級) アルキルを有するピペリジル (低級) アルカノィルメチ ルであり、
Rb は、 適当な置換基を有していてもよいカルボキシ (低級) アルカノィル ( 低級) アルキル、 カルボキシを有するァリール (低級) アルカノィル (低級) ァ ルキル、 N— (カルボキシを有する低級アルキル) 力ルバモイル (低級) アルキ ル、 N— (カルボキシを有する低級アルキル) 力ルバモイル (低級) アルカノィ ル (低級) アルキル基、 またはカルボキシ (低級) アルキルを有するピペリジル (低級) アルカノィルメチルであり、
R c は、 カルボキシ (低級) アルキルであり、
Rd は、 低級アルカノィル (低級) アルキルであり、 Re は、 カルボキシを有する (低級) アルキル、 またはカルボキシを有する ( 低級) アルカノィル (低級) アルキルであり、
R f は、 N _ (適当な置換基を有していてもよい低級アルキル) 力ルバモイル (低級) アルキル、 N , N—ジ (低級) アルキル力ルバモイルメチル、 適当な置 換基を有していてもよいピロリジニルカルボニル (低級) アルキル、 適当な置換 基を有していてもよいピペリジルカルボニルメチル、 モルホリニルカルボニル ( 低級) アルキル、 適当な置換基を有していてもよいピペラジニルカルボニル (低 級) アルキル、 チオモルホリニルカルボニル (低級) アルキル、 またはアミ ド化 されたカルボキシ (低級) アルカノィル (低級) アルキル基であり、
Rg は、 ヒ ドロキシを有するピロリジニル (低級) アルカノィル (低級) アル キルであり、
Rh は、 ォキソを有するピロリジニル (低級) アルカノィル (低級) アルキル であり、
R i は、 カルボキシあるいは保護されたカルボキシを有する (低級) アルカノ ィル (低級) アルキルであり、
R j は、 (低級) アルカノィル (低級) アルキルであり、
Rk は、 シァノを有するフヱニル (低級) アルカノィル (低級) アルキルであ 、
R 1 は、 カルボキシを有するフヱニル (低級) アルカノィル (低級) アルキル であり、
Xは酸残基である。 )
上記の諸方法に加えて、 例えば本明細書中で実施例において説明した操作法ま たはそれらに類似の操作法に従って、 目的化合物 ( I ) またはその塩を製造する ことができる。
出発化合物のなかには、 新規化合物もある力 例えば本明細書中で製造例にお いて説明した操作法またはそれらに類似の操作法に従ってそれらを製造すること ができる。 目的化合物 (I ) は、 二重結合に基づく幾何異性体および/または不斉炭素原 子に基づく立体異性体を包含しうることを注記しておかなければならない。 この 点に関しては、 この技術分野における常法に従って、 ある異性体を他の異性体に 転化させることができる。
目的化合物 (I ) の医薬上許容し得る好適な塩は、 慣用のものであって、 それ らとしては、 アルカリ金属塩 (例えばナトリウム塩、 カリウム塩等) 、 アルカリ 土類金属塩 (例えばカルシウム塩、 マグネシウム塩等) 等の金属塩、 アンモニゥ ム塩、 有機塩基塩 (例えば卜リメチルァミン塩、 トリェチルァミン塩、 ピリジン 塩、 ピコリン塩、 ジシクロへキシルァミ ン塩、 N , N' —ジベンジルエチレンジ アミン塩等) 、 有機酸塩 (例えば酢酸塩、 トリフルォロ酢酸塩、 マレイン酸塩、 酒石酸塩、 フマル酸塩、 メタンスルホン酸塩、 ベンゼンスルホン酸塩、 蟻酸塩、 トルエンスルホン酸塩等) 、 無機酸塩 (例えば塩酸塩、 臭化水素酸塩、 沃化水素 酸塩、 硫酸塩、 燐酸塩等) 、 アミノ酸 (例えばアルギニン、 ァスパラギン酸、 グ ルタミン酸等) との塩等が挙げられる。
本明細書の上記および後記の説明において本発明がその範囲内に含有する種々 の定義の好適な例、 具体例を詳細に説明すれば、 つぎの通りである。
「低級」 なる語は、 とくに断わらない限り、 炭素原子数が 1〜6であることを 意味するものとする。
「高級」 なる語は、 とくに断わらない限り、 炭素原子数が 7〜 2 0であること を意味するものとする。
好適な 「 (低級) アルカノィル」 および 「低級アルカノィル」 としては、 ホル ミル、 ァセチル、 プロピオニル、 プチリル、 イソブチリル、 パ'レリル、 イソバレ リル、 ピバロィル、 へキサノィル等を挙げることができる。
好適な 「低級アルキル」 および 「 (低級) アルキル」 としては、 メチル、 ェチ ル、 プロピル、 イソプロピル、 ブチル、 イソブチル、 t e r t—ブチル、 ペンチ ル、 イソペンチル、 へキシル等のような 1から 6個の炭素原子を有する直鎖また は分枝鎖アルキルが挙げられ、 好ましくは (d 〜C 5 ) アルキルであり、 より 好ましくはメチル、 ェチル、 イソプロピル、 イソプチル、 t—ブチルである。 好適な 「シクロ (低級) アルキル」 は、 シクロプロピル、 シクロブチル、 シク 口ペンチル、 シクロへキシル等のシクロ (C 3 〜C 6 ) アルキルであり、 なかで も好ましいのはシクロ C 5 〜C 6 アルキルであり、 より好ましくはシクロペンチ ル、 シクロへキシルである。
好適な 「シクロ (高級) アルキル」 は、 シクロへプチル、 シクロォクチル、 ァ ダマンチル等のシクロ (C 7 〜C 2。) アルキルであり、 中でも好ましいのはァダ マンチルである。
各定義における好適な 「保護されたカルボキシ」 および 「保護されたカルボキ シ」 部分としては、 次のものが挙げられる。
( 1 ) エステル化されたカルボキシ、 その具体例としては、 例えば、 低級アルコ キシカルボニル [例えばメ トキシカルボニル、 エトキシカルボニル、 プロポキシ カルボニル、 イソプロポキシカルボニル、 ブトキシカルボニル、 イソブトキシカ ルボニル、 t 一ブトキシカルボニル、 ペンチルォキシカルボニル、 へキシルォキ シカルボニル、 1—シクロプロピルエトキシカルボニル] 、 低級アルカノィルォ キシ (低級) アルコキシカルボニル [例えばァセトキシメ トキシカルボニル、 プ 口ピオニルォキシメ トキシカルボニル、 プチリルォキシメ トキシカルボニル、 バ レリルォキシメ トキシカルボニル、 ビバロイルォキシメ トキシカルボニル、 1— ァセトキシェトキシカルボニル、 1一プロピオニルォキシェ卜キシカルボニル、 ピバロイルォキシェトキシカルボニル、 2—プロピオニルォキシェ卜キシカルボ ニル、 へキサノィルォキシェ卜キシカルボニル等] 、 低級アルカンスルホニル ( 低級) アルコキシカルボニル [例えば 2—メシルエトキシカルボニル等] 、 モノ (またはジまたはトリ) ハロ (低級) アルコキシカルボニル [例えば 2—ョ一ド エトキシカルボニル、 2, 2 , 2— トリクロ口エトキシカルボニル等] 等の適当 な置換基を有していてもよい低級アルコキシカルボニル;低級アルケニルォキシ カルボニル [例えばビニルォキシカルボニル、 ァリルォキシカルボニル等] ;低 級アルキニルォキシカルボニル [例えばェチニルォキシカルボニル、 プロピニル ォキシカルボニル等] ;適当な置換基を有していてもよいアル (低級) アルコキ シカルボニル [好ましくはモノ (またはジまたはトリ) フヱニル (低級) アルコ キシカルボニル (例えばべンジルォキシカルボニル、 4—メ 卜キシベンジルォキ シカルボニル、 4一二トロべンジルォキシカルボニル、 フヱネチルォキシカルボ ニル、 トリチルォキシカルボニル、 ベンズヒ ドリルォキシカルボニル、 ビス (メ トキシフヱニル) メ トキシカルボニル、 3, 4ージメ トキシベンジルォキシカル ボニル、 4—ヒドロキシ— 3, 5—ジ— t —ブチルベンジルォキシカルボニル等 ) ] ;適当な置換基を有してもよいァリールォキシカルボニル [例えばフヱノキ シカルボニル、 4—クロロフヱノキシカルボニル、 トリルォキシカルボニル、 4 一 t 一プチルフヱノキシカルボニル、 キシリルォキシカルボニル、 メシチルォキ シカルボニル、 クロメニルォキシカルボニル等] 等が挙げられる ;
( 2 ) アミ ド化されたカルボキシ、 その具体例としては、 力ルバモイル; N—低 級アルキル力ルバモイル [例えば N—メチルカルバモイル、 N—ェチルカルバモ ィル、 N—イソプロピル力ルバモイル、 N—ブチルカルバモイル、 N _ペンチル 力ルバモイル、 N—へキシルカルバモイル等] ; N— (カルボキシもしくはエス テル化されたカルボキシを有する低級アルキル) 力ルバモイル [例えば N— (力 ルポキシもしくはエステル化されたカルボキシを有する低級アルキル) カルバモ ィルにおけるエステル化されたカルボキシ部分としては、 メ トキシカルボニル等 の上述のエステル化されたカルボキシが挙げられる。 また、 N _ (カルボキシも しくはエステル化されたカルボキシを有する低級アルキル) 力ルバモイルにおけ る N—低級アルキル力ルバモイル部分の具体例としては、 例えば N—メチルカル バモイル等の上述の N—低級アルキル力ルバモイルが挙げられる。 ] ; N—高級 アルキル力ルバモイル [例えば N—へプチルカルバモイル、 N— (2—メチルへ プチル) 力ルバモイル、 N—ノニルカルバモイル、 N—デカニルカルバモイル、 N— トリシクロ [ 3 . 3 . 1 . 1 . 3 . 7 ] デカニルカルバモイル、 N—ゥンデ 力二ルカルバモイル、 N— (ビシクロ [ 4 . 3 . 2 ] ゥンデ力ニル) 力ルバモイ ル、 N—ドデカ二ルカルバモイル、 N—トリデカニルカルバモイル、 N—テトラ デカニルカルバモイル、 N _ペンタデカ二ルカルバモイル、 N—へキサデカニル 力ルバモイル、 N _ヘプ夕デカニルカルバモイル、 N—ォクタデカニルカルバモ ィル、 N—ノナデ力二ルカルバモイル、 N—ィコサ二ルカルバモイル等] ; N , N—ジ (低級) アルキル力ルバモイル [例えば N, N—ジメチルカルバモイル、 N , N—ジェチルカルバモイル、 N _メチル—N—ェチルカルバモイル、 N , N —ジプロピル力ルバモイル、 N, N—ジ (t—ブチル) 力ルバモイル、 N—ペン チルー N—へキシルカルバモイル等】 ; N—低級アルキル— N—アル (低級) ァ ルキルカルバモイル [例えば N—メチル—N—ベンジルカルバモイル等] ; N— カルボキシ (低級) アルキル力ルバモイル [例えば N—カルボキシメチルカルバ モイル、 N— (2—カルボキシェチル) 力ルバモイル、 N— (2—カルボキシプ 口ピル) 力ルバモイル、 N— ( 3—カルボキシプロピル) 力ルバモイル、 N— ( 1 —カルボキシメチルェチル) 力ルバモイル、 N— ( 4 _カルボキシブチル) 力 ルバモイル、 N— ( 2—カルボキシメチル— 2—メチルェチル) 力ルバモイル、 N— ( 5—カルボキシペンチル) 力ルバモイル、 N— ( 3—カルボキシへキシル) 力ルバモイル等] ; N—保護されたカルボキシ (低級) アルキル力ルバモイル、 好ましくは N—エステル化されたカルボキシ (低級) アルキル力ルバモイル、 よ り好ましくは N—低級アルコキシカルボニル (低級) アルキル力ルバモイル [例 えば N— (メ トキシカルボニルメチル) 力ルバモイル、 N— (エトキシカルボ二 ルメチル) 力ルバモイル、 N— ( 2—エトキシカルボニルェチル) 力ルバモイル、 N - ( 2 — t —ブトキシカルボニルェチル) 力ルバモイル、 N— ( 3—メ トキシ カルボニルプロピル) 力ルバモイル、 N _ ( 1—プロポキシカルボニルプロピル) 力ルバモイル、 N— ( 1 _イソプロポキシカルボニルメチルェチル) 力ルバモイ ル、 N—ブトキシカルボ二ルメチルカルバモイル、 N— ( t—ブトキシカルボ二 ルメチル) 力ルバモイル、 N— ( 4—イソブトキシカルボニルプチル) カルバモ ィル、 N— ( 2— t —ブトキシカルボ二ルー 2—メチルェチル) 力ルバモイル、 N— ( 3—ペンチルォキシカルボ二ルペンチル) 力ルバモイル、 N— (6—へキ シルォキシカルボ二ルへキシル) 力ルバモイル、 N— [ ( 1ーシクロプロピルェ 卜キシ) カルボニルメチル] 力ルバモイル等] ; N—低級アルキル— N—カルボ キシ (低級) アルキル力ルバモイル [例えば N—メチル—N— (カルボキシメチ ル) 力ルバモイル、 N—メチル— N _ ( 2—カルボキシェチル) 力ルバモイル、 N—ェチルー N— ( 2—カルボキシプロピル) 力ルバモイル、 N—プロピル一 N 一 (3 —カルボキシプロピル) 力ルバモイル、 N—イソプロピル一 N— ( 1—力 ルボキシメチルェチル) 力ルバモイル、 N—プチルー N— ( 4 _カルボキシプチ ル) 力ルバモイル、 N— t _ブチル— N— ( 2—カルボキシメチル _ 2—メチル ェチル) 力ルバモイル、 N—ペンチル— N— ( 5—カルボキシペンチル) 力ルバ モイル、 N—へキシルー N— ( 3—カルボキシへキシル) 力ルバモイル等] ; N 一低級アルキル一 N—保護されたカルボキシ (低級) アルキル力ルバモイル、 好 ましくは N—低級アルキル—N—エステル化されたカルボキシ (低級) アルキル 力ルバモイル、 より好ましくは N—低級アルキル一 N—低級アルコキシカルボ二 ル (低級) アルキル力ルバモイル [例えば N -メチルー N— (メ トキシカルボ二 ルメチル) 力ルバモイル、 N—メチル— N— (エトキシカルボニルメチル) カル バモイル、 N—メチルー N— ( 2—エトキシカルボニルェチル) 力ルバモイル、 N—ェチル— N _ ( 2— t _ブトキシカルボニルェチル) 力ルバモイル、 N—プ 口ピル一 N— ( 3—メ トキシカルボニルプロピル) 力ルバモイル、 N—イソプロ ピル— N— ( 1—プロポキシカルボニルプロピル) 力ルバモイル、 N—プロピル — N— ( 1—イソプロポキシカルボニルメチルェチル) 力ルバモイル、 N—プチ ル— N— (ブトキシカルボニルメチル) 力ルバモイル、 N—イソプチルー N— ( t —ブトキシカルボニルメチル) 力ルバモイル、 N—プチル— N— ( 4—イソブ 卜キシカルボニルブチル) 力ルバモイル、 N—メチル— N— ( 2— t—ブトキシ カルボニルメチル— 2—メチルェチル) 力ルバモイル、 N—ペンチル一 N— ( 3 一ペンチルォキシカルボ二ルペンチル) 力ルバモイル、 N—へキシル— N— ( 6 —へキシルォキシカルボ二ルへキシル) 力ルバモイル、 N—ェチルー N— [ ( 1 —シクロプロピルエトキシ) カルボニルメチル] 力ルバモイル等; N—ヒ ドロキ シ (低級) アルキル力ルバモイル [例えば N—ヒ ドロキシメチルカルバモイル、 N— (2—ヒ ドロキシェチル) 力ルバモイル、 N— ( 1—ヒ ドロキシェチル) 力 ルバモイル、 N— ( 3 —ヒ ドロキシプロピル) 力ルバモイル、 N— ( 1—ヒ ドロ キシブチル) 力ルバモイル、 N— (2—ヒ ドロキシメチル— 2—メチルェチル) 力ルバモイル、 N— ( 5—ヒ ドロキシペンチル) 力ルバモイル、 N— (3—ヒ ド ロキシへキシル) 力ルバモイル等] ;式
Figure imgf000015_0001
"
Figure imgf000015_0002
で示される基は、 1個以上の適当な置換基を有してもよい Ν—含有複素環基であ り、 この Ν—含有複素環基は、 その環中に Ν 0または S等の他のへテロ原子を 含有していてもよい) で示される基等が挙げられる。
好適な前記 「Ν—含有複素環基」 としては、 1 4個の窒素原子を含有する不 飽和 3 8員 (より好ましくは 5 7員) 複素単環基、 例えばァゼピニル (例え ば 1 Η—ァゼピニル等) ピロリル、 ピロリニル、 イミダゾリル、 ピラゾリル、 ピリジルとその Ν—ォキシド、 ジヒ ドロピリジル、 ピリ ミジニル、 ピラジニル、 ピリダジニル、 卜リアゾリノレ (例えば 4 Η _ 1 2 , 4— トリアゾリノレ、 1 Η一 1 2 , 3 — トリァゾリル、 2 Η— 1 2 , 3 — トリアゾリル等) 、 テトラゾリ ル (例えば 1 Η—テトラゾリル、 2 Η _テトラゾリル等) 等;
1 4個の窒素原子を含有する飽和 3 8員 (より好ましくは 5 7員) 複素 単環基、 例えばァゼチジニル、 ペルヒ ドロアゼピニル (例えばペルヒ ドロ— 1 H —ァゼピニル等) 、 ピロリジニル、 ィ ミダゾリジニル、 ピペリジル、 ピペラジニ ル等;
1〜 4個の窒素原子を含有する不飽和縮合複素環基、 例えばイ ンドリル、 イソ インドリル、 インドリジニル、 ベンズイミダゾリル、 キノリル、 イソキノリル、 ィンダゾリル、 ベンゾ卜リアゾリル等;
1〜 4個の窒素原子を含有する飽和縮合複素環基、 例えば 7 —ァザビシクロ [ 2 . 2 . 1 ] ヘプチル、 3—ァザビシクロ [ 3 . 2 . 2 ] ノナニル等;
1〜2個の酸素原子と 1〜3個の窒素原子とを含有する不飽和 3〜 8員 (より 好ましくは 5または 6員) 複素単環基、 例えばジヒドロォキサジニル (例えば 5 , 6 —ジヒドロ _ 4 H—ジヒドロー 1, 3 —ォキサジニル等) 、 ォキサゾリル、 ィ ソキサゾリル、 ォキサジァゾリル (例えば 1 , 2 , 4ーォキサジァゾリル、 1 , 3, 4—ォキサジァゾリル、 1 , 2, 5 —ォキサジァゾリル等) 等;
1〜2個の酸素原子と 1〜 3個の窒素原子とを含有する飽和 3〜 8員 (より好 ましくは 5または 6員) 複素単環基、 例えばモルホリニル、 シドノ二ル等;
1〜 2個の酸素原子と 1〜 3個の窒素原子とを含有する不飽和縮合複素環基、 例えばべンゾォキサゾリル、 ベンゾォキサジァゾリル等;
1〜 2個の硫黄原子と 1〜3個の窒素原子とを含有する不飽和 3〜 8員 (より 好ましくは 5または 6員) 複素単環基、 例えばチアゾリル、 イソチアゾリル、 チ アジアゾリル (例えば 1 , 2 , 3—チアジアゾリル、 1 , 2 , 4—チアジアゾリ ル、 1, 3, 4ーチアジアゾリル、 1 , 2 , 5—チアジアゾリル等) 、 ジヒドロ チアジニル等;
1〜2個の硫黄原子と 1〜 3個の窒素原子とを含有する飽和 3〜 8員 (より好 ましくは 5または 6員) 複素単環基、 例えばチアゾリジニル、 チオモルホリニル 等;
1〜 2個の硫黄原子と 1〜 3個の窒素原子とを含有する不飽和縮合複素環基、 例えばべンゾチアゾリル、 ベンゾチアジァゾリル等;
の飽和または不飽和の、 単環または多環の複素環基が挙げられ、 中でも好ましい のは、 1〜4個の窒素原子を含有する飽和 3〜8員複素単環基、 1〜2個の酸素 原子と 1〜 3個の窒素原子とを含有する飽和 3〜 8員複素単環基および 1〜 2個 の硫黄原子と 1〜 3個の窒素原子とを含有する飽和 3〜 8員複素単環基である。 このように定義される 「N _含有複素環基」 は、 ヒ ドロキシ; ォキソ ;上述の 低級アルキル; ヒ ドロキシ (低級) アルキル (例えばヒ ドロキシメチル、 1—ヒ ドロキシェチル、 2—ヒ ドロキシェチル、 3—ヒ ドロキシプロピル、 2 —ヒ ドロ キシブチル、 1 —メチル一 1 —ヒ ドロキシメチルェチル、 4 —ヒ ドロキシペンチ ル、 3—ヒ ドロキシへキシル等) ;低級アルコキシ (低級) アルキル (例えばメ トキシェチル、 2—メ トキシェチル、 1 一エトキシェチル、 3 —プロポキシプロ ピル、 2 — (t—ブトキシ) ブチル、 5 —ペンチルォキシペンチル、 3 _へキシ ルォキシへキシル等) ; ァシルォキシ (低級) アルキル [例えば低級アルカノィ ルォキシ (低級) アルキル (例えばァセトキシメチル、 1—ァセトキシェチル、
2—ァセ卜キシェチル、 2—プロピオニルォキシェチル、 3—プロピオ二ルォキ シプロピル、 2—ブチリルォキシブチル、 4 一ビバロイルォキシペンチル、 6— へキサノィルォキシへキシル等) ] ;保護されたカルボキシ (例えば上述の低級 アルコキシカルボニル) ; カルボキシ ; カルボキシ (低級) アルキル;保護され たカルボキシ (低級) アルキル; アル低級アルキル [例えばフエニル (低級) ァ ルキル (例えばベンジル、 フヱネチル等) 、 ジフヱニル (低級) アルキル (例え ばべンズヒ ドリル等) 、 トリフエニル (低級) アルキル (例えばトリチル等) ] 低級アルキルアミノ (例えばメチルァミノ、 ェチルァミノ、 プロピルァミノ、 ブ チルァミノ、 t—プチルァミノ、 ペンチルァミノ、 へキシルァミノ等) ; ァシル
(例えば前述の低級アルカノィル) ;等の適当な置換基を 1個以上 (好ましくは
1〜3個) 有してもよい。
好適な 「ァリール」 としては、 フエニル、 ナフチル、 ジヒ ドロナフチル (例え ば 1, 2—ジヒ ドロナフチル、 1 , 4ージヒ ドロナフチル等) 、 テトラヒ ドロナ フチル (例えば 1 , 2 , 3 , 4 —テトラヒ ドロナフチル等) 、 インデニル、 アン 卜リル等が挙げられ、 それらのうちでも好ましいのは C 6 〜C !。ァリールであり、 より好ましいのはフヱニルである。 該 「ァリール」 は、 カルボキシ、 保護されたカルボキシ、 シァノ、 低級アルコ キシ (例えばメ 卜キシ、 エトキシ、 プロボキシ、 ブトキシ、 t 一ブトキシ、 ペン チルォキシ、 へキシルォキシ等) 、 フエニル等からなる群から選ばれた 1個以上 (好ましくは 1〜3個) の適当な置換基を有していてもよく、 それらの置換基の うちで好ましいのは、 カルボキシ、 低級アルコキシカルボニル、 シァノ、 C ! 〜 C 4 アルコキシ、 フヱニルであり、 より好ましいのはカルボキシ、 メ トキシカル ボニル、 シァノ、 メ トキシ、 フヱニルである。
好適な不飽和複素環基としては、 窒素原子、 酸素原子、 硫黄原子のようなへテ 口原子を少なく とも 1個有する不飽和の単環式または多環式複素環基が挙げられ る。 特に好ましい不飽和複素環基としては、 前記の N—含有複素環基中の N—含 有不飽和複素環基が挙げられ、 より好ましいのはピリジルである。
「低級アルカノィル (低級) アルキル基」、 「シクロ (低級) アルキル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基」、 「シクロ (高級) アルキル (低級) アル力 ノィル (低級) アルキル基」 等の各定義における好適な低級アルキル部分および (低級) アルキル部分としては、 先に例示したものを挙げることができる。
「低級アルカノィル (低級) アルキル基」、 「シクロ (低級) アルキル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基」、 「シクロ (高級) アルキル (低級) アル力 ノィル (低級) アルキル基」 等の各定義における好適な低級アルカノィル部分お よび (低級) アルカノィル部分としては、 先に例示したものを挙げることができ る o
「シクロ (低級) アルキル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基」 におけ る好適なシクロ (低級) アルキル部分としては、 先に例示したものを挙げること ができる。
「シクロ (高級) アルキル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基」 におけ る好適なシクロ (高級) アルキル部分としては、 先に例示したものを挙げること ができる。
「適当な置換基を有していてもよいカルボキシ (低級) アルカノィル (低級) アルキル基」 および 「適当な置換基を有していてもよい保護されたカルボキシ ( 低級) アルカノィル (低級) アルキル基」 における好適な置換基としては、 低級 アルコキシィミノが挙げられ、 より好ましくはエトキシィミノであり、 これらの 置換基を 1〜3個有していてよい。
「適当な置換基を有していてもよい保護されたカルボキシ (低級) アルカノィ ル (低級) アルキル基」 における保護されたカルボキシとしては、 先に例示した ものを挙げることができ、 好ましくは、 低級アルコキシカルボニル、 アル (低級) アルコキシカルボニル、 力ルバモイル、 N— (カルボキシもしくはエステル化さ れたカルボキシを有していてもよい低級アルキル) 力ルバモイル、 N , N—ジ— (低級) アルキル力ルバモイル、 ピペリジルカルボニル、 ヒ ドロキシを有してい てもよいァゼチジニルカルボニルであり、 より好ましくは、 メ トキシカルボニル、 エトキシカルボニル、 ベンジルォキシカルボニル、 力ルバモイル、 N—メ トキシ カルボ二ルメチルカルバモイル、 N—カルボキシメチルカルバモイル、 N—メチ ルカルバモイル、 N, N—ジメチルカルバモイル、 ピペリジン— 1—ィルカルボ ニル、 3 —ヒ ドロキシァゼチジン一 1—ィルカルボニルである。
「適当な置換基を有していてもよいァリール (低級) アルカノィル (低級) ァ ルキル基」 における好適なァリール部分としては、 先に例示したものを挙げるこ とができる。
「適当な置換基を有していてもよいァリール (低級) アルカノィル (低級) ァ ルキル基」 における好適な置換基としては、 カルボキシ、 保護されたカルボキシ、 シァノ、 低級アルコキシ、 フヱニルが挙げられ、 より好ましくはカルボキシ、 メ トキシカルボニル、 シァノ、 メ 卜キシ、 フヱニルであり、 これらの置換基を 1〜 3個有していてよい。 また上記好適な置換基のうち、 好適な保護されたカルボキ シとしては先に例示したものを挙げることができる。
「不飽和複素環 (低級) アルカノィル (低級) アルキル基」 における好適な不 飽和複素環部分としては、 先に例示したものを挙げることができる。
「N— (適当な置換基を有していてもよい低級アルキル) 力ルバモイル (低級) アルキル基」 における好適な置換基としては、 カルボキシ、 保護されたカルボキ シ、 フヱニルが挙げられ、 より好ましくはカルボキシ、 メ トキシカルボニル、 フ ュニルであり、 これらの置換基を 1〜3個有していてよい。 また上記置換基のう ち、 好適な保護されたカルボキシとしては先に例示したものを挙げることができ る o
「適当な置換基を有していてもよいピロリジニル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基」 における好適な置換基としては、 ヒ ドロキシ、 ォキソが挙げられ、 これらの置換基を 1〜 3個有していてよい。
「適当な置換基を有していてもよいピペリジル (低級) アルカノィルメチル基」 における好適な置換基としては、 カルボキシ (低級) アルキル、 保護されたカル ボキシ (低級) アルキルが挙げられる。 上記好適な置換基における (低級) アル キル部分および保護されたカルボキシとしては、 先に例示したものを挙げること ができる。 上記好適な置換基のうち、 より好ましくはカルボキシメチル、 メ トキ シカルボニルメチルである。
「適当な置換基を有していてもよいピペラジニル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基」 における好適な置換基としては、 低級アルキルが挙げられ、 該低級 ァルキルとして先に例示したものを挙げることができる。 上記好適な置換基のう ち、 より好ましくはメチル基である。 上記ピペラジニル (低級) アルカノィル ( 低級) アルキル基はこれらの置換基を 1〜3個有していてよい。
「N— (カルボキシもしくはエステル化されたカルボキシを有していてもよい 低級アルキル) 力ルバモイル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基」 におけ る好適なエステル化されたカルボキシとしては、 先に例示した保護されたカルボ キシ基のうちのエステル化されたカルボキシが挙げられ、 より好ましくはメ トキ シカルボニルである。
「保護されたカルボキシを有するァリール (低級) アルカノィル (低級) アル キル」 における好適なァリール部分としては、 先に例示したものを挙げること力く できる。 また、 好適な保護されたカルボキシとしては先に例示したものを挙げる ことができる。
「N— (保護されたカルボキシを有する低級アルキル) 力ルバモイル (低級) アルキル」 における好適な保護されたカルボキシとしては先に例示したものを挙 げることができる。
「N— (保護されたカルボキシを有する低級アルキル) 力ルバモイル (低級) アルカノィル (低級) アルキル」 における好適な保護されたカルボキシとしては 先に例示したものを挙げることができる。
「保護されたカルボキシ (低級) アルキルを有するピペリジル (低級) アル力 ノィルメチル」 における好適な保護されたカルボキシとしては先に例示したもの を挙げることができる。
「カルボキシを有するァリール (低級) アルカノィル (低級) アルキル」 にお ける好適なァリ一ル部分としては、 先に例示したものを挙げることができる。 好適な 「酸残基」 としては、 ハロゲン (例えばフルォロ、 クロ口、 プロモ、 ョ ード) 、 ァシルォキシ、 例えば低級アルカノィルォキシ (例えばァセトキシ、 プ 口ピオニルォキシ等) 等が挙げられる。
本発明のピラゾ口ピリジン化合物またはその医薬上許容し得る塩は、 アデノシ ン拮抗剤であり、 抗カタレプシ一作用、 認識増強作用、 鎮痛作用、 自発運動量増 加作用、 抗うつ作用、 利尿作用、 心臓保護作用、 強心作用、 血管拡張作用 (例え ば脳血管拡張作用等) 、 腎血流増加作用、 腎保護作用、 腎機能改善作用、 脂肪分 解増進作用、 抗喘息作用、 インシュリン分泌促進作用、 エリスロポエチン産生増 進作用、 血小板凝集抑制作用等の種々の薬理作用を有し、 認識増強薬、 抗痴呆薬、 精神刺激薬、 鎮痛薬、 心臓保護薬、 抗うつ薬、 脳循環改善薬、 トランキライザー、 心不全用薬、 強心薬、 降圧薬、 腎不全用薬、 腎毒性治療薬、 腎保護薬、 腎機能改 善薬、 利尿薬、 浮腫治療薬、 抗肥満薬、 抗喘息薬、 気管支拡張薬、 無呼吸治療薬、 痛風治療薬、 高尿酸血症治療薬、 乳幼児突然死症候群 (S I D S ) 治療薬、 アデ ノシンによる免疫抑制の改善薬、 抗糖尿病薬、 抗潰瘍薬、 脬炎治療薬、 メニエー ル症候群治療薬、 抗貧血薬、 血栓症治療薬、 心筋梗塞治療薬、 塞栓症治療薬、 閉 塞性動脈硬化症治療薬、 血栓性静脈炎治療薬、 脳梗塞治療薬、 一過性脳虚血治療 薬、 狭心症治療薬等として有用であり、 うつ病、 痴呆 (例えばアルツハイマー病、 脳血管性痴呆等) 、 パーキンソン病、 不安、 疼痛、 脳血管性疾患 (例えば本態性 高血圧、 腎性高血圧等) 、 虚血/再港流障害 (例えば心筋の虚血/再港流障害、 脳の虚血/再港流障害、 末梢の虚血 Z再港流障害等) 、 ショック (例えばエンド トキシンショック、 出血性ショック等) 、 外科的処置等に起因する循環不全 (急 性循環不全) 、 蘇生後収縮不全、 徐脈性不整脈、 電気機械的機能不全 (electron! echanical dissociation) ヽ 、血仃 liills不全 (hemodynamic collapse) ヽ S I R S systemic inflammatory response synarome ) ヽ 多臓器不全ヽ 腎不全 (例ん ば急性腎不全等) 、 腎毒性 [例えば、 シスブラチン類、 ゲンタミシン、 FR— 9 0 0 5 0 6 (E P— 0 1 8 4 0 6 2に開示されている) 、 シクロスポリン (例え ばシクロスポリン A) 、 グリセロール等の薬剤に起因する腎毒性] 、 ネフローゼ 症候群、 腎炎、 浮腫 (例えば心性浮腫、 腎性浮腫、 肝性浮腫、 特発性浮腫、 薬剤 性浮腫、 急性血管神経性浮腫、 遺伝性血管神経性浮腫、 癌性腹水、 妊娠性浮腫等 ) 、 肥満症、 気管支喘息、 痛風、 高尿酸血症、 骨粗鬆症、 乳幼児突然死症候群、 免疫抑制、 糖尿病、 消化性潰瘍 (例えば胃潰瘍、 十二指腸潰瘍等) 等の潰瘍、 脬 炎、 メニエール症候群、 貧血、 心筋梗塞、 血栓症 (例えば動脈血栓、 脳血栓等) 、 閉塞栓症、 閉塞性動脈硬化症、 血栓性静脈炎、 脳梗塞、 一過性虚血性発作、 狭心 症等の予防および Zまたは治療に有効である。
目的化合物 (I) またはその塩の製造法 (方法 1〜8) を、 以下に詳細に説明 する。
方法 1
化合物 ( I ) またはその塩は、 化合物 ( I I ) またはその塩を化合物 (I I I ) またはその塩と反応させることにより製造できる。
化合物 ( I I) の好適な塩としては、 化合物 ( I ) について例示した酸付加塩 を挙げることができる。
化合物 ( I I I) の好適な塩としては、 化合物 (I ) について例示したものを 挙げることができる。
本反応は、 水、 燐酸塩緩衝液、 アセトン、 クロ口ホルム、 ァセトニ卜リル、 二 トロベンゼン、 トルエン、 塩化メチレン、 塩化エチレン、 ホルムアミ ド、 N, N —ジメチルホルムアミ ド、 メタノール、 エタノール、 第二級ブタノ一ル、 ァミル アルコール、 ジェチルェ一テル、 ジメ 卜キシェタン、 ジォキサン、 テトラヒ ドロ フラン、 ジメチルスルホキシド等の溶媒、 その他反応に悪影響を及ぼさない任意 の有機溶媒、 好ましくは強い極性を有する溶媒中で実施できる。 これらの溶媒の うち、 親水性の溶媒は、 水との混合物として使用してもよい。 化合物 (I I I ) が液状である場合には、 それを溶媒として使用することもできる。
反応は、 塩基、 例えばアルカリ金属水酸化物、 アルカリ金属アルコキシド、 ァ ルカリ金属炭酸塩、 アルカリ金属重炭酸塩、 アルカリ金属水素化物等の無機塩基、 水酸化べンジルトリメチルアンモニゥム、 卜リアルキルァミ ン等の有機塩基の存 在下で実施するのが好ましい。
反応温度はとくに限定されないが、 通常は、 外界温度、 加温下または加熱下で 反応を実施する。
本反応は、 ハロゲン化アルカリ金属 [例えばヨウ化ナトリウム、 ヨウ化力リウ ム等] 、 チォシアン酸アルカリ金属 [例えばチォシアン酸ナトリウム、 チオシァ ン酸カリウム等] 等の存在下で実施するのが好ましい。
方法 2
化合物 (I b ) またはその塩は、 化合物 (I a ) またはその塩をカルボキシ保 護基脱離反応に付すことにより製造できる。
化合物 (l a ) および (l b ) の好適な塩としては、 化合物 (I ) について例 示したものを挙げることができる。
この反応は、 加水分解 ·還元等の慣用の方法に従って行われる。
加水分解は、 塩基または酸 (ルイス酸も含む) の存在下で行うのが好ましい。 好適な塩基としては、 例えばアルカリ金属 (例えばナトリウム、 カリウム等) 、 アルカリ土類金属 (例えばマグネシウム、 カルシウム等) 、 それらの金属の水酸 化物もしくは炭酸塩もしくは重炭酸塩、 アルカリ金属アルコキサイ ド (例えばナ トリウムメ トキサイ ド、 ナトリゥムェトキサイ ド、 カリウム —ブトキサイ ド等 ) 、 アルカリ金属酢酸塩、 アルカリ土類金属燐酸塩、 アルカリ土類金属燐酸水素 塩 (例えば燐酸水素ニナトリウム、 燐酸水素カリウム等) 、 トリ (低級) アルキ ルァミン (例えばトリメチルァミン、 トリェチルァミン等) 、 ピリジンまたはそ の誘導体 (例えばピリコン、 ルチジン、 4—ジメチルァミノピリジン等) 、 N - (低級) アルキルモルホリン (例えば N—メチルモルホリン等) 、 1, 5—ジァ ザビシクロ [ 4 . 3 . 0 ] ノン一 5—ェン、 1, 4—ジァザビシクロ [ 2 . 2 . 2 ] オクタン、 1, 8—ジァザビシクロ [ 5 . 4 . 0 ] ゥンデクー 7 —ェン、 キ ノリン等の無機および有機の塩基を挙げることができる。
好適な酸としては、 有機酸 (例えば蟻酸、 酢酸、 プロピオン酸、 トリクロロ詐 酸、 トリフルォロ酢酸等) および無機酸 (例えば塩酸、 臭化水素酸、 硫酸等) を 挙げることができる。 トリハロゲン化酢酸 (例えばトリクロ口酢酸、 トリフルォ 口酢酸等) 等を使用した脱離反応は、 陽イオン捕捉剤 (例えばフユノール、 ァニ ソ一ル等) の添加によって加速される。
この加水分解は通常、 水、 アルコール (例えばメタノール、 エタノール等) 、 ジェチルェ一テル、 ジォキサン、 テトラヒドロフラン、 ジクロロメタン、 酢酸ェ チル等の慣用の溶媒中またはそれらの混合物中、 または反応に悪影響を及ぼさな い任意の他の有機溶媒中で行われる。 上記の塩基または酸が液体である場合には、 それらもまた溶媒として使用することができる。
反応温度は特に限定されないが、 通常、 冷却下、 室温または加温下で反応は行 われる。
この脱離反応に適用できる還元法としては、 化学的還元および接触還元が挙げ れる o
化学的還元に使用される好適な還元剤としては、 金属 (例えば錫、 亜鉛、 鉄等) または金属化合物 (例えば塩化クロム、 酢酸クロム等) と有機または無機の酸 ( 例えば蟻酸、 酢酸、 プロピオン酸、 トリフルォロ酢酸、 p — トルエンスルホン酸、 塩酸、 臭化水素酸等) との組合せを挙げることができる。
接触還元に使用される好適な触媒としては、 慣用の触媒、 例えば白金触媒 (例 えば白金板、 白金海綿、 白金黒、 コロイ ド白金、 酸化白金、 白金線等) 、パラジ ゥム触媒 (例えばパラジウム海綿、 パラジウム黒、 コロイ ドパラジウム、 酸化パ ラジウム、 パラジウム—炭素、 パラジウム—硫酸バリウム、 パラジウム—炭酸バ リウム等) 、 ニッケル触媒 (例えば還元ニッケル、 酸化ニッケル、 ラネ一ニッケ ル等) 、 コバルト触媒 (例えば還元コバルト、 ラネ—コバルト等)、鉄触媒 (例 えば還元鉄、 ラネ一鉄等) 、 銅触媒 (例えば還元銅、 ラネ一銅、 ウルマン銅等) 等を挙げることができる。
還元は通常、 水、 アルコール (例えばメタノール、 エタノール、 プロパノール 等) 、 N, N—ジメチルホルムアミ ド等のような反応に悪影響を及ぼさない溶媒 中またはそれらの混合物中で行われる。 また化学的還元に使用する上記の酸が液 体である場合には、 そちらもまた溶媒として使用することができる。 さらに、 接 触還元に使用される好適な溶媒としては、 上記の溶媒のほか、 ジェチルェ一テル、 ジォキサン、 テトラヒドロフラン等の慣用の溶媒またはそれらの混合物を挙げる ことができる。
この還元の反応温度は特に限定されないが、 通常は冷却下、 室温または加温下 で反応は行われる。
方法 3
化合物 (I d ) またはその塩は、 化合物 ( I c ) もしくはカルボキシ基におけ る反応性誘導体またはその塩をいわゆる低級アルキルの導入反応に付すことによ り製造できる。
化合物 (I c ) のカルボキシ基における好適な反応性誘導体としては、 後に例 示するものが挙げられる。
これらの反応性誘導体は、 使用する化合物 (I c ) の種類に応じてこれらの中 から適宜選択することができる。
本反応において導入される好適な低級アルキルとしては、 先に例示したものを 挙げることができ、 より好ましくはメチルである。
反応は通常、 水、 アルコール (例えばメタノール、 エタノール等) 、 アセトン、 ジォキサン、 テトラヒ ドロフラン、 ァセ卜二卜リル、 クロ口ホルム、 ジクロメタ ン、 塩化エチレン、 酢酸ェチル、 N, N—ジメチルホルムアミ ド、 ピリジン等の 慣用の溶媒、 または反応に悪影響を及ぼさない任意の他の有機溶媒中で行われる これらの溶媒中、 親水性溶媒は水との混合物として使用することもできる。
反応温度は特に限定されないが、 通常は冷却下、 室温または加熱下で反応は行 われる。
本反応において、 化合物 ( I c ) を遊離酸の形またはその塩の形で使用する場 合、 反応は慣用の縮合剤の存在下で行うことが好ましく、 縮合剤の例としては、 カルボジイミ ド類またはその塩 (例えば N, N' —ジシクロへキシルカルボジィ ミ ド、 N—シクロへキシル一N' —モルホリノェチルカルボジイミ ド、 N—シク 口へキシルー N, - ( 4ージェチルアミノシクロへキシル) カルボジイミ ド、 N, N, ージェチルカルポジイミ ド、 N, N' —ジイソプロピルカルボジイミ ド、 N —ェチル一 N, ― (3—ジメチルァミノプロピル) カルポジイミ ドまたはその塩 酸塩、 ジフヱニル燐酸アジド、 ジェチル燐酸シアニド、 塩化ビス (2—ォキソ— 3—ォキサゾリジニル) ホスフィ ン等) ; トリァゾ一ル類 (例えば 1一 (p—ク ロロベンゼンスルホニルォキシ) 一 6 —クロ口— 1 H—ベンゾトリァゾ一ル、 N -ヒ ドロキシベンゾトリアゾ一ル等) ; ィミダゾ一ル類 (例えば N, N, —カル ボニルジイミダゾ一ル、 N, N' —カルボニルビス— (2—メチルイミダゾ一ル 等) ;ケテンイミ ン化合物 (例えばペンタメチレンケテン— N—シクロへキシル ィミン、 ジフエ二ルケテン一N—シクロへキシルイミ ン等) ;ェトキシァセチレ ン ; 1—アルコキシ一 1 一クロ口エチレン ;亜リン酸トリアルキル; ポリ燐酸ェ チル; ポリ燐酸イソプロピル;ォキシ塩化燐 (塩化ホスホリル) ; ジフエニル燐 酸クロリ ド; 卜リフヱニルホスフィ ン ;三塩化燐;塩化チォニル;塩化ォキサリ ル;ハロピリジニゥム塩 (例えばヨウ化 2—クロ口 _ 1 一メチルピリジニゥム等 ) ;塩化シァヌル;ハロ蟻酸低級アルキル (例えばクロ口蟻酸ェチル、 クロ口蟻 酸イソプロピル等) ; 2—ェチルー 7—ヒ ドロキシベンゾイソォキサゾリゥム塩 2—ェチル— 5— (m—スルホフヱニル) イソォキサゾリゥムヒ ドロキシド .分 子内塩; N, N—ジェチルホルムアミ ドと塩化チォニル、 ホスゲン、 クロ口蟻酸 卜リク口ロメチル、 ォキシ塩化燐等との反応によって調製されるいわゆるビルス マイヤ一試薬等を挙げることができる。
本反応は、 またアルカリ金属水酸化物 (例えば水酸化ナトリウム、 水酸化カリ ゥム等) 、 アル力リ金属炭酸塩、 (例えば炭酸ナトリウム、 炭酸力リゥム等) 、 アル力リ金属重炭酸塩 (例えば炭酸水素ナトリウム、 炭酸水素力リゥム等) 、 ト リ (低級) アルキルァミン (例えばトリメチルァミン、 トリェチルァミ ン等) 、 ピリジンまたはその誘導体 (例えば N, N—ジメチルァミノピリジン、 4—ピロ リジノピリジン、 4—ピペラジノピリジン、 4一 (4—メチルビペリジノ) ピリ ジンまたはそれらの塩酸塩、 臭化水素酸塩等) 、 N— (低級) アルキルモルホリ ン (例えば N—メチルモルホリン等) 、 N , N—ジ (低級) アルキルベンジルァ ミ ン等のような無機または有機の塩基の存在下で行うこともできる。
方法 4
化合物 ( I f ) またはその塩は、 化合物 ( I e ) もしくはそのカルボキシ基に おける反応性誘導体またはそれらの塩をァミ ド化反応に付すことにより製造でき る。
化合物 ( I e ) および ( I f ) の好適な塩としては、 化合物 ( I ) について例 示したものを挙げることができる。
この反応は、 化合物 ( I e ) もしくはそのカルボキシ基における反応性誘導体 またはそれらの塩をァミ ド化剤と反応させることにより実施できる。
このアミ ド化剤は、 目的のアミ ド化に対応する 「ァミ ン化合物」 またはそのァ ミノ基における反応性誘導体もしくはそれらの塩であり、 その好適な例としては、 了ンモニァ ;低級アルキルァミ ン ;高級アルキルァミ ン ; N, N—ジ (低級) 了 ルキルアミ ン、 N—低級アルキル— N—アル (低級) アルキルアミ ン ; N—カル ボキシ (低級) アルキルァミ ン ;置換基を有していてもよい N—保護されたカル ボキシ (低級) アルキルアミ ン ; N—低級アルキル— N—カルボキシ (低級) ァ ルキルアミン ; N—低級アルキル— N—保護されたカルボキシ (低級) アルキル ァミ ン ; N—ヒ ドロキシ (低級) アルキルァミ ン ;式
Figure imgf000028_0001
でヽ ;
Figure imgf000028_0002
で示される基は上に定義した通りである) で示される化合物等が挙げられる。 置 換基を有していてもよい Ν—保護されたカルボキシ (低級) アルキルァミンにお ける好適な置換基としてはフエニルが挙げられる。
「ァミン化合物」 の好適な塩としては、 化合物 ( I ) について例示したものを 挙げることができる。
化合物 ( I e ) のカルボキシ基における好適な反応性誘導体としては、 酸ハロ ゲン化物、 酸無水物、 活性アミ ド、 活性エステル等が挙げられる。 それら反応性 誘導体の好適な例としては、 酸塩化物;酸アジ化物;置換燐酸 [例えばジアルキ ル燐酸、 フエニル燐酸、 ジフヱニル燐酸、 ジベンジル燐酸、 ハロゲン化燐酸等] 、 ジアルキル亜燐酸、 亜硫酸、 チォ硫酸、 硫酸、 スルホン酸 [例えばメタンスルホ ン酸等] 、 脂肪族カルボン酸 [例えば酢酸、 プロピオン酸、 酪酸、 イソ酪酸、 ピ バル酸、 ペンタン酸、 イソペンタン酸、 2—ェチル酪酸、 トリクロ口酢酸等] 、 芳香族カルボン酸 [例えば安息香酸等] 等の酸との混合酸無水物;対称酸無水物 ィミダゾ一ル; 4—置換ィ ミダゾ一ル、 ジメチルビラゾール、 トリアゾ一ル、 テ トラゾ一ルまたは 1—ヒ ドロキシー 1 H —ベンゾトリアゾ一ルとの活性ァミ ド; 活性エステル [例えばシァノメチルエステル、 メ トキシメチルエステル、 ジメチ ルイ ミノメチル [(CH3)2N + = CH- ] エステル、 ビニルエステル、 プロパルギル エステル、 p—ニトロフヱニルエステル、 2, 4ージニトロフヱニルエステル、 トリクロロフヱニルエステル、 ペンタクロロフヱニルエステル、 メシルフヱニル エステル、 フヱニルァゾフヱニルエステル、 フヱニルチオエステル、 p—ニトロ フエ二ルチオエステル、 p —クレジルチオエステル、 カルボキシメチルチオエス テル、 ビラニルエステル、 ピリジルエステル、 ピペリジルエステル、 8—キノリ ルチオエステル等] または N—ヒ ドロキシ化合物 [例えば N, N—ジメチルヒ ド
2
ロキシルァミン、 1ーヒ ドロキシ一 2 ( 1 7 H ) —ピリ ドン、 N—ヒ ドロキシスク シンイミ ド、 N—ヒドロキシフタルイミ ド、 1 ーヒ ドロキシー 1 H—べンゾトリ ァゾ一ル等] とのエステル等が挙げられる。 これらの反応性誘導体は、 使用する 化合物 ( I e ) の種類に応じて、 それらのなかから適宜選択できる。
「ァミン化合物」 のァミノ基における好適な反応性誘導体としては、 「ァミ ン 化合物」 とアルデヒ ド、 ケトン等のカルボニル化合物との反応により形成される シッフ塩基型ィミノ体またはその互変異性体であるェナミ ン型異性体; 「ァミン 化合物」 とビス (トリメチルシリル) ァセトアミ ド、 モノ (トリメチルシリル) ァセトアミ ド、 ビス (トリメチルシリル) 尿素等のシリル化合物との反応により 形成されるシリル誘導体; 「ァミン化合物」 と三塩化燐またはホスゲンとの反応 により形成される誘導体等が挙げられる。
反応は、 通常、 慣用の溶媒、 例えば水、 アルコール [例えばメタノール、 エタ ノール等] 、 アセトン、 ジォキサン、 ァセ卜ニトリル、 クロ口ホルム、 塩化メチ レン、 塩化エチレン、 テトラヒ ドロフラン、 酢酸ェチル、 N, N—ジメチルホル ムアミ ド、 ピリジン、 その他反応に悪影響を及ぼさない任意の有機溶媒中で実施 する。 これらの慣用の溶媒は、 水との混合物として使用してもよい。
この反応において、 式 ( I e ) を遊離酸または塩の形で使用するときには、 N, Ν' —ジシクロへキシルカルポジイミ ド等の慣用の縮合剤の存在下で反応を実施 するのが好ましい。 反応は、 アルカリ金属炭酸塩、 アルカリ金属重炭酸塩、 トリ (低級) アルキル ァミン (例えばトリェチルァミン等) 、 ピリジン、 N— (低級) アルキルモルホ リン、 N, N—ジ (低級) アルキルベンジルァミ ン等の無機塩基または有機塩基 の存在下で実施することもできる。
反応温度はとくに限定されず、 通常、 冷却下ないし加熱下に反応を実施する。 方法 5
化合物 ( I h) またはその塩は、 化合物 ( I g) またはその塩を酸化反応に付 すことにより製造できる。
この方法の酸化反応は、 この技術分野での慣用的酸化方法に従って行われる。 方法 6
この方法のケ卜ン分解反応は、 薄いアル力リによる加水分解反応であり、 上述 のこの技術分野での慣用的加水分解方法に準じた方法で行われる。
方法 7
この方法の加水分解反応は、 上述のこの技術分野での慣用的加水分解方法に従 つて行われる。
上記の各製造方法で得られた化合物は、 抽出、 粉末化、 再結晶、 カラムクロマ トグラフィ一、 再晶出等の慣用の方法で単離、 精製することができる。
本発明の目的化合物であるピラゾ口ピリジン化合物 ( I ) およびその医薬上許 容し得る塩は、 溶媒和 [例えば包接化合物 (例えば、 水和物等) ] を含む。 本発明の目的化合物 (I ) は、 アデノシン拮抗剤であり、 前述した通り、 種々 の薬理作用を有する。
本発明の目的化合物 (I ) のこの有用性を示すために、 本発明の代表化合物の 薬理試験結果を以下に示す。
試験 1 ラッ 卜前脳および腺条体膜におけるアデノシン拮抗活性試験
(I) 試験方法
試験化合物のアデノシン拮抗活性は、 [3H] — N6 —シクロへキシルアデノ シン (3H— CHA, 1 X 1 0— 9M) をラッ 卜の副腎皮質 A 受容体に対して用 い、 放射リガンド結合法により試験した。
(II)試験化合物
3 - [2 - ( 1—メチルー 2—ォキソプロピル) 一 3—ォキソ一2, 3—ジヒ ドロピリダジン一 6—ィル] —2—フヱニルビラゾロ [1, 5— a] ピリジン ( 実施例の 2の化合物)
(III) 試験結果 投与量 (M) 抑制率 (%)
3. 2 X 1 0 -7 > 90 試験 2 抗カタレブシ- -作用
(I) 試験方法
マウス (一群 6匹) に試験化合物を経口投与した 30分後に、 0. 32mg/ kgのハロペリ ドールを腹腔内投与し、 さらに 30分後に力タレプシ一の発現を 観察した。
(II)試験化合物
3 - [2 - (2, 5—ジォキソ一 5— (ピペリジン一 1—ィル) ペンチル) 一 3—ォキソ一 2 , 3—ジヒ ドロピリダジン一 6—ィル] — 2 —フヱニルビラゾロ [ 1, 5 - a] ピリジン (実施例の 43の化合物)
(III) 試験結果
Figure imgf000031_0001
本発明の医薬組成物は、 直腸、 経肺 (経鼻またはバッカル吸入) 、 点鼻、 点眼、 外用 (局所) 、 経口または非経口 (皮下、 静脈内および筋肉内を含む) 投与また は吸入に適した有機または無機担体または賦形剤との混合物の形でビラゾロピリ ジン化合物 (I ) またはその医薬上許容し得る塩を有効成分として含有する、 例 えば固形、 半固形または液状の医薬製剤の形態で使用できる。 該有効成分は、 例 えば、 錠剤、 ペレツ ト剤、 トローチ剤、 カプセル剤、 坐剤、 クリーム剤、 軟膏剤、 エアロゾール剤、 吸入用散剤、 液剤、 乳剤、 懸濁剤、 その他使用に適した任意の 剤型のための医薬上許容し得る通常の無毒性担体と混合できる。 必要ならば、 さ らに、 捕助剤、 安定剤、 増粘剤、 着色剤、 香料を用いてもよい。 ピラゾ口ピリジ ン化合物 (I ) またはその医薬上許容し得る塩は、 疾患の過程または状態に対し て所望の前記医薬としての効果を奏するのに十分な量を医薬組成物に含有させる。 該組成物をヒトまたは動物に投与するには、 それを静脈内、 筋肉内、 経肺また は経口投与または吸入により適用するのが好ましい。 ピラゾ口ピリジン化合物 (
I ) に治療有効量は、 処置すべき各個の患者の年令および状態により変化し、 そ れらにも依存する力く、 静脈内投与の場合には、 一般にヒ 卜または動物の体重 1 k g当り 0 . 0 1〜 1 0 O m gのピラゾ口ピリジン化合物 (I ) を 1日量として、 筋肉内投与の場合には、 ヒトまたは動物の体重 1 k g当り 0 . l〜 1 0 0 m gの ピラゾ口ピリジン化合物を 1日量として、 経口投与の場合は、 ヒトまたは動物の 体重 1 k g当り 0 . 5〜 1 0 0 m gのピラゾ口ピリジン化合物 ( I ) を 1日量と して、 前記諸疾患の予防および Zまたは治療のために投与する。
本発明のピラゾ口ピリジン化合物またはその塩の好ましい態様は、 一般式 (I ) において、 尺が、
低級アルカノィル (低級) アルキル基;
シクロ (低級) アルキル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基;
シクロ (高級) アルキル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基;
低級アルコキシィミノを 1〜3個有していてもよいカルボキシ (低級) アル力 ノィル (低級) アルキル基;
低級アルコキシィミノを 1〜3個有していてもよい保護されたカルボキシ (低 級) アルカノィル (低級) アルキル基;
カルボキシ、 保護されたカルボキシ、 シァノ、 低級アルコキシもしくはフエ二 ルを 1〜 3個有していてもよいフヱニル (低級) アルカノィル (低級) アルキル 基;
ピリジル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基;
N— (カルボキシ、 保護されたカルボキシもしくはフヱニルを 1から 3個有し ていてもよい低級アルキル) 力ルバモイル (低級) アルキル基;
N, N—ジ (低級) アルキル力ルバモイルメチル基;
ヒ ドロキシもしくはォキソを 1〜 3個有していてもよいピロリジニル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基;
カルボキシ (低級) アルキルもしくは保護されたカルボキシ (低級) アルキル を有していてもよいピペリジル (低級) アルカノィルメチル基;
モルホリニル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基;
低級アルキルを 1〜 3個有していてもよいピペラジニル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基; または
チオモルホリニル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基;
である。
より好ましい態様は、 一般式 ( I ) において、 尺が、
低級アルカノィル (低級) アルキル基;
シクロ (低級) アルキル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基; シクロ (高級) アルキル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基; 低級アルコキシィミノを 1〜 3個有していてもよいカルボキシ (低級) アル力 ノィル (低級) アルキル基;
低級アルコキシィミノを 1〜3個有していてもよいエステル化されたカルボキ シ (低級) アルカノィル (低級) アルキル基;
アミ ド化されたカルボキシ (低級) アルカノィル (低級) アルキル基; カルボキシ、 エステル化されたカルボキシ、 シァノ、 低級アルコキシもしくは フヱニルを 1から 3個有していてもよいフヱニル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基;
ピリジル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基; N - (カルボキシ、 エステル化されたカルボキシもしくはフヱニルを 1から 3 個有していてもよい低級アルキル) 力ルバモイル (低級) アルキル基;
N, N—ジ (低級) アルキル力ルバモイルメチル基;
ヒ ドロキシもしくはォキソを 1〜 3個有していてもよいピロリジニル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基;
カルボキシ (低級) アルキルもしくはエステル化されたカルボキシ (低級) ァ ルキルを有していてもよいピペリジル (低級) アルカノィルメチル基;
モルホリニル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基;
低級アルキルを 1〜 3個有していてもよいピペラジニル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基; または
チオモルホリニル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基;
、ある o
さらに好ましい態様は、 一般式 ( I ) において、 尺が、
低級アルカノィル (低級) アルキル基;
シクロ (低級) アルキル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基; シクロ (高級) アルキル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基; 低級アルコキシィミノを 1〜 3個有していてもよいカルボキシ (低級) アル力 ノィル (低級) アルキル基;
低級アルコキシィミノを 1〜 3個有していてもよいエステル化されたカルボキ シ (低級) アルカノィル (低級) アルキル基;
力ルバモイル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基;
N - (カルボキシもしくはエステル化されたカルボキシを有していてもよい低 級アルキル) 力ルバモイル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基;
N , N—ジ (低級) アルキル力ルバモイル (低級) アルカノィル (低級) アル キル基;
ピペリジルカルボニル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基;
ヒ ドロキシを有していてもよいァゼチジニルカルボニル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基;
カルボキシ、 エステル化されたカルボキシ、 シァノ、 低級アルコキシもしくは フヱニルを 1から 3個有していてもよいフヱニル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基;
ピリジル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基;
N— (カルボキシ、 エステル化されたカルボキシもしくはフエニルを 1から 3 個有していてもよい低級アルキル) 力ルバモイル (低級) アルキル基;
N, N—ジ (低級) アルキル力ルバモイルメチル基;
ヒ ドロキシもしくはォキソを 1〜 3個有していてもよいピロリジニル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基;
カルボキシ (低級) アルキルもしくはエステル化されたカルボキシ (低級) ァ ルキルを有していてもよいピペリジル (低級) アルカノィルメチル基;
モルホリニル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基;
低級アルキルを 1〜 3個有していてもよいピペラジニル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基; または
チオモルホリニル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基;
である。
最も好ましい態様は、 一般式 ( I ) において、 Rが、
低級アルコキシィミノを 1〜3個有していてもよいエステル化されたカルボキ シ (低級) アルカノィル (低級) アルキル基;
力ルバモイル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基;
N— (カルボキシもしくはエステル化されたカルボキシを有していてもよい低 級アルキル) 力ルバモイル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基;
N, N—ジ (低級) アルキル力ルバモイル (低級) アルカノィル (低級) アル キル基;
ピペリジルカルボニル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基; または ヒ ドロキシを有していてもよいァゼチジニルカルボニル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基;
C、あ 。
以下の製造例および実施例は、 本発明をより詳細に説明するために示すもので める。
製造例 1
4—メチルー 2—ペン夕ノン (1 2. 5m l ) のジクロロメタン (1 2 Om l ) 溶液に、 室温、 窒素雰囲気下、 充分な攪拌下に、 臭素 (5. 4m l ) を滴下し、 反応混合物を 4時間攪拌した。 溶媒を留去した後、 残留物を減圧下に蒸留して、 3—ブロモ— 4—メチル _ 2—ペンタノン ( 1 3. l g ;収率 7 3. 2 %) を得 た。
bp: 130 °C/100 mmHg
^-NMR (CDCls, δ : 1.00(3H, d, J=6.6Hz), 1.11(3H, d, J=6.6Hz),
2.05-2.33(1H, m), 2.35(3H, s), 4.03(1H, d, J=6.5Hz)
製造例 2
4—メチルー 2—ペンタノン (1 0m l ) のメタノール (6 0m l ) 溶液に、 氷水浴で冷却下に、 臭素 (4. 1 2m l ) を滴下し、 反応混合物の赤色が消失す るまで温度を 1 5〜2 0°Cに保った。 反応混合物に水 (3 0m l ) を加えて一夜 室温で攪拌した。 得られた溶液を 2 5%n—へキサン—酢酸ェチル溶液 (3 0 0 m l ) 中に注ぎ、 有機層を分離した。 水層を 2 5 %n—へキサン一酢酸ェチル溶 液 ( 3 0 0 m 1 X 2回) で抽出し、 抽出液を有機層に合わせ、 全有機層を 1 0 % 炭酸力リウム水溶液 ( 1 0 0 m 1 X 2回) で洗浄し、 無水硫酸ナトリゥムで乾燥 した。 溶媒を留去して得た残留物を減圧下に蒸留して、 1一ブロモ— 4—メチル — 2—ペン夕ノン ( 1 0. 5 2 g ;収率 7 3. 5%) を得た。
bp: 86-88 °C/32-34 mmHg
^-NMR (CDC13, δ : 0.95(6H, d, J=6.6Hz), 2.07-2.28(1H, m),
2.53(2H, d, J=6.9Hz), 3.87(2H, s)
製造例 3 製造例 2と実質的に同様の方法で、 プロモアセチルシクロへキサンを収率 8 2 3 %で得た。
bp: 120-125 °C/18-19 mmHg
^-NMR (CDCls, δ : 1.10- 1.95(擺, m), 2.64-2.80(1H, m), 3.96(2H, s) (+)- APCI/MS: 205(M+H)+, 207(M+H)+
製造例 4
製造例 2と実質的に同様の方法で、 1—プロモ— 3—シクロペンチル— 2—プ ロパノンを収率 9 5. 4%で得た。
bp: 115-120 °C/18-19 mmHg
^-NMR (CDCls, δ): 1.00-1.90(9H, m), 2.67(2H, d, J=7.1Hz), 3.88(2H, s) (+)-APCI/MS: 205(M+H)+, 207(M+H)+
製造例 5
製造例 2と実質的に同様の方法で、 1—プロモー 3—シクロへキシル— 2—プ ロパノンを収率 7 8. 1 %で得た。
bp: 140-145 °C/18 mmHg
^-NMR (CDC13, <5): 0.85 - 1·94(11Η, m), 2.52(2H, d, J=6.8Hz), 3.86(2H, s) (+)-APCI/MS: 219(M+H)+, 221(M+H)+
製造例 6
ジィソプロピルァミ ン ( 1 6. 6m l ) のテ卜ラヒ ドロフラン (2 0 0m l ) 溶液に、 — 7 0°Cで窒素雰囲気下、 n -ブチルリチウム (1. 6 N, 62. 2 m 1 ) を滴下し、 3 0分間攪拌後、 イソ酪酸べンジルエステル ( 1 6. 1m l ) と ァセトアルデヒド (6. lm l ) を順次、 注意して滴下した。 混合物の温度を外 界温度まで昇温するにまかせ、 酢酸ェチル ( 6 0 0 m l ) と 1 N塩酸 (1 3 0m 1 ) を混合液中に注ぎ、 有機層を分離し、 1 N塩酸 ( 1 0 0 m 1 ) 、 塩水 ( 1 0 0m l ) . 飽和炭酸水素ナ卜リゥム水溶液 ( 1 0 0 m 1 ) 、 塩水 ( 1 0 0 m 1 X 2回) で順次洗浄し、 硫酸マグネシウムで乾燥した。 溶媒を留去した残留物を、 シリ力ゲル ( 5 0 0 m l ) を用いてカラムクロマトグラフィ一を n—へキサン一 酢酸ェチル (9 : 1, 8 : 1, 7 : 1) で順次溶出して、 2, 2—ジメチル— 3 ーヒドロキシ酪酸べンジルエステル (9. 1 3 £ ;収率4 5. 3 %) を得た。
IE (二-卜): 3500, 1726.0, 1459.8 cm—1
-匪 R (CDCls, δ ): 1.13(3H, d, J=6.4Hz), 1.20(6H, s),
2.58(111, d, J=5.9Hz), 3.90(1H, m), 5.15(2H, s), 7.35(5H, s)
(+)- APCI/MS: 223(M++1)
製造例 7
ォキサリルクロリ ド (4. 2 6m l ) のジクロロメタン (1 8 0m l ) 溶液に、
3
— 7 0°Cで窒素雰囲気下、 ジメチルスルホ 6キシド (7. 2m l ) 、 2, 2—ジメ チルー 3—ヒ ドロキシ酪酸べンジルエステル (9. 0 g) およびトリェチルアミ ン (2 8. 4m l ) を順次滴下した。 混合物の温度を外界温度まで昇温するにま かせ、 沈殿物を濾去した。 母液を濃縮して得た残留物を酢酸ェチル (2 0 0 m l ) に溶解し、 水 (5 0m l x 2回) 、 1 N塩酸 (5 0m l x 2回) 、 塩水 (5 0m 1 ) 、 飽和炭酸水素ナトリゥム水溶液 ( 5 0 m 1 X 2回) 、 塩水 ( 5 0 m 1 X 2 回) で順次洗浄し、 硫酸マグネシウムで乾燥した。 溶媒を留去して得た残留物を、 シリカゲル ( 2 0 0 m l ) を用いてカラムクロマトグラフィ一を行い、 1 0%酢 酸ェチル— n—へキサンで溶出し、 2, 2—ジメチル— 3 _ォキソ酪酸べンジル エステル (5. 2 6 ;収率5 8. 7 %) を得た。
IR (ニ-ト): 1739.5, 1714.4, 1457.9 cm一1
^-NMR (CDC13, δ ): 1.38C6H, s), 2.08(3H, s), 5.17(2H, s),
7.30-7.40(5H, m)
(+)- APCI/MS: 221(M++1)
製造例 8
2, 2—ジメチルー 3—ォキソ酪酸べンジルエステル (5. 2 g) のジクロ口 メタン ( 6 0 m 1 ) 溶液中に、 窒素雰囲気下に 2 0 °Cで臭素 ( 1. 3 m 1 ) を注 意して滴下した。 2時間攪拌後、 反応混合物をジクロロメタン ( 2 5 0 m l ) と 水 ( 2 0 0 m l ) 混合液中に注ぎ、 有機層を分離し、 水 ( 1 0 0 m 1 ) 、 塩水 ( 1 0 0m l ) . 飽和炭酸水素ナ卜リゥム水溶液 ( 1 0 0 m 1 ) 、 塩水 ( 1 0 0 m 1 X 2回) で順次洗浄し、 硫酸マグネシウムで乾燥した。 溶媒を留去して得た残 留物を、 シリカゲル (1 5 0m l ) を用いてカラムクロマトグラフィ一を行い、 n一へキサン—酢酸ェチル (2 0 : 1 ) で溶出し、 4一ブロモ— 2, 2—ジメチ ル— 3—ォキソ酪酸ベンジルエステル (5. 3 g ;収率 9 8 %) を得た。
^- MR (CDCls, δ): 1.47(6H, s), 4.03(2Η, s), 5.17(2Η, s),
7.28-7.46(5Η, m)
(+)-APCI/MS: 301(M++2)
製造例 9
製造例 6と実質的に同様の方法で、 2, 2—ジメチルー 3—ヒドロキシ酪酸ェ チルエステルを収率 7 5. 9 %で得た。
bp: 175-177 °C
^-NMR (CDCls, δ): 1.17(3H, s), 1.18(3H, s), 1.27(3H, t, J=7.1Hz), 2.74(1H, d, J=5.9Hz), 3.70-4.00(1H, m), 4.17(2H, q, J=7.1Hz)
製造例 1 0
製造例 7と実質的に同様の方法で、 2, 2 -ジメチルー 3—ォキソ酪酸ェチル エステルを収率 7 1. 1 %で得た。
bp: 95-97 °C/37 mmHg
^-NMR (CDCls, δ : 1.26(3H, t, J=7.1Hz), 1.36(6H, s), 2.16(3H, s), 4.20(2H, q, J=7.1Hz)
(+)- APCI/MS: 159(M++1)
製造例 1 1
製造例 8と実質的に同様の方法で、 4一プロモー 2, 2—ジメチルー 3—ォキ ソ酪酸ェチルエステルを収率 9 8. 6 %で得た。
-證 (CDCls, δ): 1.28(3H, t, J=7.1Hz), 1.45(6H, s), 4.13(2H, s), 4.2K2H, q, J=7.1Hz)
(+)- APCI/MS: 239(M++2) 製造例 1 2
製造例 8と実質的に同様の方法で、 4一ブロモ _ 2, 2—ジェチル _ 3—ォキ ソ酪酸ェチルエステルを収率 8 6. 8 %で得た。
XH-NMR (DMSO-de, δ : 0.70(6H, t, J=7.5Hz), 1.19(3H, t, J=7.1Hz),
1.86(4H, q, J=7.5Hz), 4.15(2H, q, J=7.1Hz), 4.48(2H, s)
(+)- APCI/MS: 267(M++2)
製造例 1 3
2—ァセチル安息香酸 (8. 2 1 g) および 1 , 8—ジァザビシクロ [5. 4 . 0] ゥンデ力— 7—ェン (7. 8 5 m 1 ) のトルエン ( 1 0 0 m 1 ) 溶液に、 ヨウ化メチル (6. 5 4 m 1 ) のトルエン ( 3 0 m 1 ) 溶液を室温で滴下した。 3. 5時間後、 不溶物を濾去し、 母液を酢酸ェチル ( 3 0 0 m l ) に加え、 水 ( 1 0 0 m 1 X 2回) 、 1 N塩酸 ( 1 0 0 m 1 ) 、 塩水 ( 1 0 0 m 1 ) 、 飽和炭酸 水素ナトリゥム水溶液 ( 1 0 0 m 1 ) 、 塩水 ( 1 0 0 m 1 X 2回) で順次洗浄し た。 有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、 溶媒を減圧下に留去し、 2—ァセチル 安息香酸メチルエステル (8. 0 8 ;収率8 9. 8 %) を得た。
IR (二-ト): 1727.9, 1699.0 cm—1
^-NMR (CDCls, <5): 2.56(3H, s), 3.90(3H, s), 7.40-7.65(3H, m),
7.80-7.90(1H, m)
(+)- APCI/MS: 179(M++1)
製造例 1 4
製造例 8と実質的に同様の方法で、 2 _ (2—プロモー 1一才キソェチル) 安 息香酸メチルエステルを収率 9 2. 7 %で得た。
!H-NMR (CDCls, δ ): 3.93(3H, s), 4.35(2H, s), 7.83-8.03(4H, m)
(+)- APCI/MS: 259(M++2)
製造例 1 5
ジケテン ( 7. 7 2 m l ) のジクロロメタン ( 1 0 0m l ) 溶液に、 窒素雰囲 気下、 — 2〜2°Cに保ちつつ、 臭素 (5. 1 5 m l ) のジクロロメタン (2 0m 1 ) 溶液を 1時間かけて滴下し、 さらに 3 0分間攪拌して、 プロモアセトァセチ ルブロマイ ドのジクロロメタン溶液を得た。 この溶液を、 窒素雰囲気下、 — 7 0 でで、 ジメチルアミン塩酸塩 (8. 1 5 g) とトリェチルアミン (3 2m l ) の ジクロロメタン (2 0 Om 1 ) 溶液に滴下し、 2時間攪拌した。 混合物を外界温 度まで昇温するにまかせ、 溶媒を留去し、 残留物に酢酸ェチル ( 3 0 0 m l ) を 加えてよく攪拌し、 不溶物を濾去した。 溶媒を留去し、 残留物をシリカゲルでク 口マトグラフィ一を行い、 n—へキサン—酢酸ェチル ( 1 : 1) で溶出して、 N, N—ジメチル— 4—ブロモ— 3—ォキソブタンアミ ド ( 1 3. 0 5 g ;収率 6 2 . 7%) を得た。
-匪 R (CDC , δ : 3.03(6H, s), 3.71-4.29(4H, m)
(+)- APCI/MS: 208(M+H)+, 210(M+H)+
製造例 1 6
製造例 1 5と実質的に同様の方法で、 1一プロモアセトァセチルピペリジンを 収率 6 5. 7 %で得た。
^-NMR (CDCls, <5): 1.50-1.70(6H, m), 3.30-4.20(8H, m)
(+)- APCI/MS: 248(読) +, 250(M+H) +
実施例 1
3— (3 _ォキソ _ 2, 3—ジヒドロピリダジン一 6—ィル) 一 2—フエニル ピラゾ口 [ 1, 5— a ] ピリジン ( 1. 0 g ) と乾燥テトラヒ ドロフラン (3 0 m 1 ) の混合物に、 室温で第 3級ブトキシカリウム (0. 4 7 g) と 1 8—クラ ゥン— 6—エーテル ( 9 2 m g) を加え、 5 °C以下でブロモアセ トン ( 0. 3 5 m l ) の乾燥テトラヒドロフラン (5m l ) 溶液を滴下した。 室温で 3時間攪拌 後、 反応混合物を水に注ぎ、 生成する固形物を濾過して、 3— [2— (2—ォキ ソプロピル) 一 3—ォキソ一 2, 3—ジヒ ドロピリダジン一 6—ィル] — 2—フ ェニルピラゾ口 [1, 5— a] ピリジン ( 1. 1 8 ;収率9 2. 1 %) を得た。 p: 189-191 。C (酢酸ェチル)
IR (ヌジョ-ル): 1705, 1660, 1620, 1590, 1515 cm—1 ^-NMR (DMSO-de, δ ): 2.26(3H, s), 5.11(2H, s), 6.91(1H, d, J=9.7Hz),
7.07(1H, dt, J=l.3Hz, 6, 9Hz), 7.11(1H, d, J=9.7Hz), 7.38-7.65(6H, m), 7.89(1H, d, J=8.9Hz), 8.8K1H, d, J=6.9Hz)
(+)- APCI/MS: 345(M++1)
元素分析: C20H16N402として、
計算値: C, 69.76, H, 4.68, N, 16.27
実測値: C, 69.79, H, 4.67, N, 15.97
実施例 2
実施例 1 と実質的に同様の方法で、 3 _クロ口— 2—ブ夕ノンを用いて、 3— [2— ( 1一メチル _ 2 _ォキソプロピル) 一 3—ォキソ一 2, 3—ジヒ ドロピ リダジン一 6—ィル] — 2—フヱニルピラゾ口 [ 1, 5— a ] ピリジンを得た。 mp: 198-199 °C (メタノ一ル)
IR (ヌジョ-ル): 1730, 1660, 1630, 1590, 1520 cm一1
'H-NM (DMSO-de, δ): 1.50(3H, d, J=7.1Hz), 2.16(3H, s),
5.52(1H, q, H=7.1Hz), 6.95(1H, d, J=9.7Hz), 7.08(1H, dt, J=l.3Hz, 6.9Hz), 7.17(1H, d, J=9.7Hz), 7.41-7.63(6H, m), 7.85(1H, d, J=8.9Hz),
8.83(1H, d, J=6.9Hz)
(+)- APCI/MS: 359(M++1)
元素分析: C21H18N402として、
計算値: C, 70.38, H, 5.06, N, 15.63
実測値: C, 70.31, H, 5.03, N, 15.39
実施例 3
実施例 1と実質的に同様の方法で、 3— [2 - (3, 3—ジメチルー 2—ォキ ソブチル) 一 3—ォキソ一 2, 3—ジヒ ドロピリダジン一 6—ィル] — 2—フエ ニルピラゾロ [ 1, 5— a] ピリジンを得た。
mp: 199-200 °C
IR (ヌジョ-ル): 1710, 1655, 1620, 1580, 1515 cnT1 ^-NMR (CDCls, δ): 1.32C9H, s), 5.22(2H, s), 6.78(1H, d, J=9.7Hz),
6.89(1H, dt, J=l.4Hz, 6.9Hz), 7.04(1H, d, J=9.7Hz),
7.26(1H, dt, J=l. lHz, 6.8Hz), 7.41-7.47(3H, m), 7.59 - 7.66(2H, m), 7.87(1H, d, J=8.9Hz), 8.51(111, d, J=6.9Hz)
(+)- APCI/MS: 387(M++1)
元素分析: C23H22N402として、
計算値: C, 71.48, H, 5.74, N, 14.50
実測値: C, 71.44, 11,5.81, N, 14.48
実施例 4
N, N—ジメチルホルムアミ ド (1 5m 1 ) 中に水素化ナトリウム (2 0 0m g, 6 0 %湿潤) を懸濁した中に、 3 _ (3—ォキソ— 2, 3—ジヒドロピリダ ジン _ 6—ィル) 一 2 _フヱニルビラゾロ [ 1 , 5— a] ピリジン (1. 0 g) と 1一ブロモ— 2—プタノン (4 6 0 1 ) を添加し、 この混合物を窒素雰囲気 下に室温で 1時間攪拌した。 反応混合物に水を加えて過剰の水素化ナ卜リゥムを 分解し、 溶媒を減圧下に留去した。 残留物を酢酸ェチル (1 5 0 m l ) と n—へ キサン (5 0 m l ) 混合物に溶解し、 順次、 水 ( 5 0 m 1 X 3回) 、 飽和塩化ナ トリウム水溶液 (5 0m l ) で洗浄し、 硫酸マグネシウムで乾燥した。 溶媒を留 去し、 粗生成物をエタノールから再結晶し、 3— [2— (2—才キソブチル) ― 3 _ォキソ_ 2, 3—ジヒドロピリダジン一 6—ィル] — 2—フエ二ルビラゾロ [ 1, 5 - a] ピリジン ( 1. 0 2 g ;収率 8 2. 9 %) を得た。
mp: 170.0-171.5 °C
FT-IR (KBr): 1727.9, 1660.4, 1589.1, 1529.3, 1494.6, 1467.6 cm—1
^-NMR (CDCls, δ : 1.18(3H, t, J=7.3Hz), 2.63(2H, q, J=7.3Hz),
5, 06(2H, s), 6.80(1H, d, J=9.7Hz), 6.86- 6.94(1H, m),
7.05(1H, d, J=9.7Hz), 7.23-7.33(1H, m), 7.44-7.48(3H, m),
7.60-7.66(2H, m), 7.90(1H, d, J=8.9Hz), 8.52(1H, d, J=7.0Hz)
(+)- APCI/MS: 359(M++1) 元素分析: C21H18N402 · 3細 20 として、
計算値: C, 69.72, H, 5.12, N, 15.49
実測値: C, 69.84, H,5.10, N, 15.20
実施例 5
実施例 4と実質的に同様の方法で、 3— [2— (4—メチル— 2 _ォキソペン タン _ 3—ィル) _ 3—ォキソ _ 2 , 3—ジヒドロピリダジン一 6—ィル] _ 2 —フヱ二ルビラゾロ [1, 5— a] ピリジンを収率 3 4. 3 %で得た。
mp: 159.5-160.5 °C
FT-IR (KBr): 1726.0, 1666.2, 1591.0, 1531.2, 1500.3 cm—1
^-NMR (DMSO-de, δ : 0.79(3H, d, J=6.6Hz), 1.04(3H, d, J=6.6Hz),
1.99(3H, s), 2.42-2.65(1H, m), 5.34(1H, d, J=9.0Hz),
6.99(1H, d, J=9.7Hz), 7.05-7.18(2H, m), 7.40-7.63(6H, m),
7.82(1H, d, J=8.9Hz), 8.84(1H, d, J=6.9Hz)
(+)- APCI/MS: 387(M++1)
元素分析: C23H22N402として、
計算値: C, 71.48, H,5.74, N, 14.50
実測値: C, 71.06, H, 5.70, N, 14.17
実施例 6
実施例 4と実質的に同様の方法で、 3— [2— (4—メチルー 2—ォキソペン チル) 一 3—ォキソ _ 2, 3—ジヒドロピリダジン _ 6 _ィル] — 2—フエニル ピラゾ口 [1, 5— a] ピリジンを収率 2 4. 1 %で得た。
mp: 128.8-129.4 °C
FT-IR (KBr): 1724.0, 1668.1, 1635.3, 1591.0, 1529.3, 1492.6,
1467.6 cm—1
^-NMR (CDCls, δ): 1.02C6H, d, J=6.5Hz), 2.15 - 2.40(1H, m),
2.47(2H, d, J=6.6Hz), 5.04(2H, s), 6.79C1H, d, J=9.7Hz),
6.84-6.94(1H, m), 7.04(1H, d, J=9.7Hz), 7.21- 7.31(1H, m), 7.43-7.49(3H, m), 7.61-7.66(2H, m), 7.88(1H, d, J=9.0Hz),
8.5K1H, d, J=6.9Hz)
(+)- APCI/MS: 387(M++1)
実施例 7
実施例 4と実質的に同様の方法で、 3— [2 — ( 2—シクロへキシル— 2—才 キソェチル) 一 3 _ォキソ一 2, 3 —ジヒ ドロピリダジン一 6—ィル] 一 2—フ ェニルピラゾ口 [ 1 , 5— a] ピリジンを収率 3 0. 7 %で得た。
mp: 138.0-138.5 °C
FT-IR ( Br): 1720.7, 1664.3, 1633.4, 1589.1, 1527.3, 1498.4 cm"1
'H-NMR (CDC1S, δ ): 1.10-2.10(10H, m), 2.50-2.70(1H, m), 5.12(2H, s), 6.78(1H, d, J=9.7Hz), 6.84-6.93(1H, m), 7.03(1H, d, J=9.7Hz),
7.21-7.30(1H, m), 7.43- 7.48(3H, m), 7.61-7.66(2H, m),
7.87(1H, d, J=8.9Hz), 8.51(1H, d, J=6.9Hz)
(+)- APCI/MS: 413(M++1)
実施例 8
実施例 4と実質的に同様の方法で、 3— [ 2 — ( 3—シクロペンチル— 2—ォ キソプロピル) 一 3 _ォキソ一 2, 3—ジヒ ドロピリダジン一 6 —ィル] — 2— フエ二ルビラゾロ [ 1, 5— a] ピリジンを収率 1 5. 7 %で得た。
mp: 149.5-151.0 °C
IR (ヌジョ-ル): 1725, 1655, 1585, 1520 cm—1
-匪 R (CDCls, δ ): 1.10-1.30C2H, m), 1.50-1.75(4H, m),
1.85-2.05(2H, m), 2.23- 2.47(1H, m), 2.61(2H, d, J=7.2Hz), 5.06(2H, s),
6.79(1H, d, J=9.7Hz), 6.85-6.94(1H, m), 7.04(1H, d, J=9.7Hz),
7.22-7.3K1H, m), 7.43- 7.49(3H, m), 7.60-7.66(2H, m),
7.89(1H, d, J=8.9Hz), 8.5K1H, d, J=7.0Hz)
(+)- APCI/MS: 413(M++1)
実施例 9 実施例 4と実質的に同様の方法で、 3— [2— (3—シクロへキシルー 2—才 キソプロピル) 一 3—ォキソ _ 2, 3—ジヒドロピリダジン一 6—ィル] — 2— フェニルピラゾ口 [ 1, 5 _ a ] ピリジンを収率 2 7. 4 %で得た。
mp: 141.5-142.0 °C
I (ヌジョ-ル): 1720, 1650, 1585, 1520 cm—1
XH-NMR (CDCls, δ): 0.90-1.45C5H, m), 1.65-2.10(6H, m),
2.46(2H, d, J=6.9Hz), 5.04(2H, s), 6.79(1H, d, J=9.7Hz),
6.85- 6.93(1H, m), 7.04(1H, d, J=9.7Hz), 7.21-7.30(1H, m),
7.43-7.49(3H, m), 7.60- 7.66(2H, m), 7.89(1H, d, J=8.9Hz),
8.52(1H, d, J=7.0Hz)
(+)- APCI/MS: 427(M++1)
実施例 1 0
3 - [2 - (2—カルボキシェチル) — 3—ォキソ— 2, 3—ジヒドロピリダ ジン一 6—ィル] — 2—フエニルピラゾ口 [ 1, 5— a ] ピリジン ( 1. 4 5 g ) のジクロロメタン ( 3 0 m 1 ) 溶液に、 0°Cで 2, 2—ジメチル一 1 , 3—ジォ キサン一 4, 6—ジオン (6 7 Omg) 、 1, 3—ジシクロへキシルカルボジィ ミ ド (9 5 0mg) と 4ージメチルァミノピリジン (6 4 0mg) を順次添加し た。 混合物を外界温度まで昇温するにまかせ、 一夜攪拌した。 不溶物を濾去した 濾液を 1 N塩酸で洗浄した。 溶媒を留去して得た固形物を、 酢酸 (1 5m l ) と 水 (1 5 m l ) の混合物に溶解し、 1 0時間還流下に加熱した。 反応混合物を室 温まで冷却し、 飽和炭酸水素ナトリウム水溶液に注ぎ、 クロ口ホルムで抽出した。 有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、 硫酸マグネシウムで乾燥した。 溶 媒を留去し、 残留物をシリカゲル (1 0 0m l ) を用いてクロマトグラフィーを 行い、 n—へキサン—酢酸ェチル (1 : 1) および酢酸ェチルで溶出して目的生 成物を含む画分を集め濃縮し、 エタノールで再結晶して、 3— [2 - (3—ォキ ソブチル) 一 3—ォキソ一 2, 3—ジヒドロピリダジン一 6—ィル] — 2—フエ ニルピラゾ口 [ 1 , 5— a ] ピリジン ( 7 3 4 m g ;収率 5 1. 3 %) を得た。 mp: 143.0-144.0 。C
FT-IR (KBr): 1714.4, 1660.4, 1587.1, 1531.2, 1500.3 cm"1
^-NMR (CDC13, <5): 2.2K3H, s), 3.03(2H, t, J=7.1Hz),
4.54(2H, t, J=7.1Hz), 6.75(1H, d, J=9.6Hz), 6.89-6.96(1H, m),
7.02(1H, d, J=9.6Hz), 7.29-7.38(1H, m), 7.43-7.47(3H, m),
7.57-7.63(2H, m), 8.00(1H, d, J=8.9Hz), 8.53(1H, d, J=6.9Hz)
(+)-APCI/MS: 359(M++1)
元素分析: C21H18N402として、
計算値: C, 70.38, H, 5.06, N, 15.63
実測値: C, 70.46, H, 5.03, N, 15.23
実施例 1 1
3 - [2 - ( 3—ベンジルォキシカルボニル— 3, 3—ジメチルー 2—ォキソ プロピル) _ 3 _ォキソ_ 2, 3—ジヒ ドロピリダジン一 6—ィル] — 2—フエ ニルピラゾ口 [ 1 , 5— a ] ピリジン ( 5 0 7 m g ) をジォキサン ( 2 0 m 1 ) と 4 N水酸化ナトリゥム水溶液 (6 m l ) 混合液中で 4時間還流下に加熱した。 溶媒を留去し、 残留物に水 (5 0m l ) を加え、 1 0分間攪拌した。 不溶物を濾 過して集め、 エタノールで再結晶して、 3— [2— (3—メチル _ 2—ォキソブ チル) 一 3—ォキソ一 2, 3—ジヒ ドロピリダジン— 6—ィル] — 2—フヱニル ピラゾ口 [ 1, 5 _ a ] ピリジン ( 3 0 0 m g ;収率 8 0. 6 %) を得た。 mp: 171.0-172.5 °C
IR (KBr): 1726.0, 1666.2, 1591.0, 1527.3 cm—1
- NMR (DMS0-d6, δ ): 1.13(6H, d, J=6.8Hz), 2.78-3.00(1H, m),
5.19(2H, s), 6.9K1H, d, J=9.7Hz), 7.00-7.15(2H, m), 7.38- 7.65(6H, m),
7.87(1H, d, J=8.9Hz), 8.82(1H, d, J=6.9Hz)
(+)- APCI/MS: 373(M++1)
元素分析: C22H2。N402 · 1/4H20として、
計算値: C, 70.10, H, 5.48, N, 14.86 実測値: C, 70. 27, H, 5. 45, N, 15. 08
実施例 1 2
実施例 1と実質的に同様の方法で、 3— [ 2 - ( 4 —メ トキシカルボニル— 2 —ォキソプチル) 一 3 —ォキソ一 2, 3 —ジヒ ドロピリダジン一 6 —ィル] 一 2 —フエニルピラゾ口 [ 1, 5— a ] ピリジンを得た。
mp : 181-182 °C (メタノール)
IR (ヌジヨ-ル): 1720, 1650, 1630, 1580, 1525 cm—1
- NMR (DMSO-de, δ ) : 2. 58(2H, t, J=6. 3Hz), 2. 90(2H, t, J=6. 3Hz),
3. 60(3H, s), 5. 16(2H, s), 6. 91(1H, d, J=9. 7Hz), 7. 04-7. 73(1H, m), 7. 09(1H, d, J=9. 7Hz), 7. 37-7. 62(6H, m), 7. 89(1H, d, J=8. 9Hz),
8. 82(1H, d, J=6. 9Hz)
(+)- APCI/MS : 417(M++1)
元素分析: C2 3H2 0N404 · 1/2H20として、
計算値: C, 64. 93, H, 4. 98, N, 13. 17
実測値: C, 64. 54, H, 4. 56, N, 12. 94
実施例 1 3
実施例 1と実質的に同様の方法で、 3— [ 2— ( 3 _エトキシカルボ二ルー 2 —ォキソプロピル) _ 3 —ォキソ _ 2 , 3—ジヒ ドロピリダジン一 6 —ィル] 一
2—フエ二ルビラゾロ [ 1, 5— a ] ピリジンを得た。
mp : 113-115 °C ( I P E;イソプロピルエーテル)
IR (ヌジョ-ル): 1720, 1670, 1595, 1530 cm—1
-丽 R (CDCl s, δ ) : 1. 30C3H, t, J=7. 1Hz), 3. 66(2H, s),
4. 23(2H, q, J=7. 1Hz), 5. 21(2H, s), 6. 78( 1H, d, J=9. 7Hz),
6. 9K1H, dt, J=l. 4Hz, 6. 9Hz), 7. 05(1H, d, J=9. 7Hz), 7. 25-7. 34(1H, m),
7. 43-7. 48C3H, m), 7. 60-7. 66(2H, m), 7. 94(1H, dd, J=l. 4Hz, 8. 9Hz),
8. 52(1H, dd, J=l. 4Hz, 6. 9Hz)
(+)-APCI/MS: 417(M++1) 元素分析: C23H20N404として、
計算値: C, 66.34, H, 4.84, N, 13.45
実測値: C, 66.49, H, 4.98, N, 13.32
実施例 1 4
実施例 1と実質的に同様の方法で、 3— [2— ( 3 _エトキシカルボニル— 3 , 3—ジメチルー 2 _ォキソプロピル) 一 3—ォキソ一 2 , 3—ジヒドロピリダジ ン一 6—ィル] — 2—フエ二ルビラゾロ [ 1, 5— a] ピリジンを収率 2 8. 6 %で得た。
mp: 112-114 。C
IR (KBr): 1739.5, 1716.3, 1662.3, 1587.1, 1527.3 cm"1
-匪 R (DMSO-de, δ ): 1.20(3H, t, J=7.1Hz), 1.45(6H, s),
4.17(2H, q, J=7.1Hz), 5.28(2H, s), 6.92(1H, d, J=9.7Hz),
7.00-7.15(2H, m), 7.37-7.65(6H, m), 7.87(1H, d, J=8.9Hz),
8.82(1H, d, J=6.9Hz)
(+)-APCI/MS: 445(M++1)
元素分析: C25H24N404として、
計算値: C, 67.55, H, 5.44, N, 12.60
実測値: C, 67.24, H, 5.64, N, 12.36
実施例 1 5
実施例 1と実質的に同様の方法で、 3 — [2— (3 —エトキシカルボ二ルー 3 , 3—ジェチル一 2 _ォキソプロピル) 一 3 —ォキソ一 2, 3—ジヒドロピリダジ ン一 6—ィル] — 2—フエ二ルビラゾロ [ 1, 5— a] ピリジンを収率 3 0. 7 %で得た。
mp: 146-147 °C
IR (KBr): 1720.2, 1662.3, 1587.1, 1527.3 cm—1
^-NMR (DMSO-de, δ ): 0.78(6H, t, J=7.5Hz), 1.20(3H, t, J=7.1Hz),
1.87-2.10(4H, m), 4.20(2H, q, J=7.1Hz), 5.23(2H, s), 6.92C1H, d, J=9.7Hz), 7.00- 7.15(2H, m), 7.04(1H, t, J=8.0Hz),
7.47-7.65(5H, m), 7.85(1H, d, J=8.9Hz), 8.83(1H, d, J=6.9Hz)
(+)- APCI/MS: 473(M++1)
元素分析: C27H28N404として、
計算値: C, 68.63, H, 5.97, N, 11.86
実測値: C, 68.58, H, 5.91, N, 11.75
実施例 1 6
実施例 1と実質的に同様の方法で、 3— [2— (3—エトキシカルボニル— 3 一 (Z) —エトキシイミノー 2—ォキソプロピル) 一 3—ォキソ一 2, 3—ジヒ ドロピリダジン一 6—ィル] — 2—フエ二ルビラゾロ [1, 5— a] ピリジンを 収率 1 3. 1 %で得た。
mp: 159-162 °C
IR (KBr): 1741.4, 1704.8, 1668.1, 1592.9, 1525.4 cm"1
^-NMR (DMSO-de, δ ): 1.25(3H, t, J=7. lHz), 1.31(3H, t, J=7.0Hz),
4.32(2H, q, J=7.1Hz), 4.41(2H, q, J=7.0Hz), 5.50(2H, s),
6.93C1H, d, J=9.7Hz), 7.05-7.16(2H, m), 7.38-7.62(6H, m),
7.98(1H, d, J=8.9Hz), 8.83(1H, d, J=6.9Hz)
(+)- APCI/MS: 474(M++1)
元素分析: C25H23N505として、
計算値: C, 63.42, H, 4.90, N, 14.79
実測値: C, 63.37, H, 4.82, N, 14.65
実施例 1 7
実施例 1と実質的に同様の方法で、 3— [2— (3—べンジルォキシカルボ二 ルー 3, 3—ジメチル— 2—ォキソプロピル) 一 3—ォキソ一 2, 3—ジヒドロ ピリダジン— 6—ィル] 一 2—フエ二ルビラゾロ [1 , 5— a] ピリジンを収率 6 8. 9 %で得た。
IR (KBr): 1722.1, 1668.1, 1631.5, 1592.9, 1529.3 cm—1 ^-NMR (DMSO-de, δ ): 1.49(6H, s), 5.20(2H, s), 5.30(2H, s),
6.92(1H, d, J=9.7Hz), 7.02-7.07(1H, m), 7.12(1H, d, J=9.7Hz),
7.27-7.64(11H, m), 7.86(1H, d, J=8.9Hz), 8.82(1H, d, J=6.9Hz)
(+)-APCI/MS: 507(M++1)
実施例 1 8
実施例 4と実質的に同様の方法で、 3— (2—フヱナシル— 3—ォキソ _ 2, 3—ジヒ ドロピリダジン一 6—ィル) 一 2 _フエ二ルビラゾロ [1, 5— a] ピ リジンを得た。
mp: 194 °C (酢酸ェチル)
IR (ヌジョ-ル): 1700, 1665, 1625, 1590, 1525 cm—1
^-NMR (DMS0-d6, S): 5.80(2H, s), 6.95(1H, d, J=9.7Hz),
7.06-7.10(1H, m), 7.16(1H, d, J=9.7Hz), 7.36- 7.75(9H, m),
7.92(1H, d, J=8.8Hz), 8.11(2H, d, J=7.0Hz), 8.82(1H, d, J=6.9Hz)
(+)-APCI/MS: 407(M++1)
実施例 1 9
実施例 4と実質的に同様の方法で、 3 _ [2 - (2— (2—メ 卜キシカルボ二 ルフヱニル) 一 2—ォキソェチル) 一 3—ォキソ一 2, 3—ジヒ ドロピリダジン — 6—ィル] — 2—フエ二ルビラゾロ [1, 5— a] ピリジンを収率 1 3. 2 % で得た。
IR (KBr): 1722.1, 1668.1, 1633.4, 1592.2, 1529.3 cm一1
^-NMR (DMSO-de, <5): 3.35(3H, s), 5.52(2H, s), 6.91(1H, d, J=9.7Hz),
7.04-7.13(2H, m), 7.40-7.90(10H, m), 8.01(1H, d, J=8.9Hz),
8.84(1H, d, J=6.9Hz)
(+)-APCI/MS: 465(M++1)
実施例 2 0
実施例 4と実質的に同様の方法で、 3 _ [2 - (4ーシァノフヱナシル) 一 3 —ォキソ一 2, 3—ジヒ ドロピリダジン一 6—ィル] 一 2—フエ二ルビラゾロ [ 1 , 5 - a] ピリジンを得た。
mp: 182 °C (酢酸ェチル)
IR (ヌジョ-ル): 2225, 1740, 1700, 1665, 1625, 1585, 1525 cm—1
^-NMR (DMS0-d6, δ): 5.84(2Η, s), 6.96(1Η, d, J=9.7Hz),
7.07(1Η, dt, J=1.38Hz, 6.87Hz), 7.16(1Η, d, J=9.7Hz),
7.4K1H, t, J=8.0Hz), 7.48-7.54(3H, m), 7.61-7.66(2H, m),
7.93(1H, d, J=8.9Hz), 8.11(2H, d, J=8.5Hz), 8.26(2H, d, J=8.5Hz),
8.82(1H, d, J=6.9Hz)
(+)- APCI/MS: 432(M++1)
実施例 2 1
実施例 1と実質的に同様の方法で、 3— [3—ォキソ一 2— (3, 4, 5—ト リメ トキシフエナシル) 一 2, 3—ジヒ ドロピリダジン一 6—ィル] 一 2—フエ 二ルビラゾロ [ 1 , 5— a ] ピリジンを得た。
mp: 241-243 °C (テ卜ラヒドロフラン)
IR (ヌジョ-ル): 1690, 1670, 1630, 1590, 1520 cm—1
^-NMR (CDCls, δ): 3.94(6Η, s), 3.95(3Η, s), 5.67(2Η, s),
6.84(1Η, d, J=9.7Hz), 6.89(1Η, dt, J=l.3Hz, 6.9Hz), 7.07(1Η, d, J=9.7Hz), 7.25(1Η, t, J=7.4Hz), 7.32(2Η, s), 7.45-7.49(3Η, m), 7.62- 7.67(2Η, m), 7.90(1Η, d, J=8.9Hz), 8.5K1H, d, J=6.9Hz)
(+)- APCI/MS: 497(Μ++1)
元素分析: C28H24N405として、
計算値: C, 67.77, H, 4.87, N, 11.29
実測値: C, 67.90, H,4.83, N, 11.28
実施例 2 2
実施例 1と実質的に同様の方法で、 3— [2— (4—フヱニルフヱナシル) 一 3—ォキソ一 2, 3—ジヒ ドロピリダジン一 6—ィル] — 2—フヱニルビラゾロ [ 1, 5— a] ピリジンを得た。 mp: 183-185 °C (メタノール)
IR (ヌジョ-ル): 1700, 1665, 1630, 1590, 1530 cm—1
- MR (DMSO-de, δ): 5.83(2H, s), 6.96(1H, d, J=9.7Hz),
7.07(1H, t, J=6.9Hz), 7.16(1H, d, J=9.7Hz), 7.36-7.95(14H, m),
8.20(2H, d, J=8.4Hz), 8.82(1H, d, J=6.9Hz)
(+)-APCI/MS: 483(M++1)
実施例 2 3
実施例 4と実質的に同様の方法で、 3— [2 - (2 - (3—ピリジル) 一 2— ォキソェチル) 一 3—ォキソ一 2, 3—ジヒ ドロピリダジン一 6—ィル] — 2— フェニルピラゾ口 [ 1, 5— a ] ピリジンを得た。
mp: 188 °C (エーテル)
IR (ヌジョ-ル): 1700, 1665, 1625, 1585, 1525 cm—1
-臓 (DMSO-de, δ : 5.85(2H, s), 6.96(1H, d, J=9.7Hz),
7.04-7.10(1H, m), 7.16(1H, d, J=9.7Hz), 7.37(7H, m),
7.94(1H, d, J=8.9Hz), 8.44(1H, d, J=8.1Hz), 8.82(1H, d, J=6.9Hz),
8.89(1H, d, J=4.7Hz), 9.28(1H, s)
(+)- APCI/MS: 408(M++1)
実施例 2 4
実施例 4と実質的に同様の方法で、 3— [2 - (2 - ( 1ーァダマンチル) 一 2—ォキソェチル) 一 3—ォキソ _ 2, 3—ジヒ ドロピリダジン一 6 _ィル] 一 2—フエ二ルビラゾロ [1, 5— a] ピリジンを得た。
mp: 192 °C (エーテル)
IR (ヌジヨ-ル): 1700, 1665, 1620, 1590, 1515 cm—1
^-NMR (DMSO-de, δ): 1.73(6Η, m), 1.91(6Η, m), 2.04(3Η, m), 5.23(2Η, s), 6.89(1Η, d, J=9.7Hz), 7.06-7.14(2Η, m), 7.42-7.50(511, m),
7.59-7.62(2Η, m). 7.86(1Η, d, J=8.9Hz), 8.82(1H, d, J=6.9Hz)
(+)- APCI/MS: 465(M++1) 実施例 2 5
3 - [2 - (3—カルボキシ一 3, 3—ジメチル— 2—ォキソプロピル) — 3 —ォキソ一 2, 3—ジヒ ドロピリダジン一 6—ィル] 一 2—フエニルピラゾロ [
1, 5— a] ピリジン ( 8 0 0 mg) のテトラヒ ドロフラン ( 3 0 m 1 ) 溶液に、 室温で、 1—ヒ ドロキシベンゾトリアゾ一ル (3 3 7 mg:) 、 1一ェチル— 3—
(3—ジメチルアミノプロピル) カルボジィミ ド (4 5 6〃 1 ) およびグリシン メチルエステル塩酸塩 (3 6 2 mg) を順次添加した。 3 0分攪拌後、 酢酸ェチ ル ( 1 0 0 m 1 ) を添加し、 混合物を水 ( 3 0 m 1 X 2回) 、 塩水 ( 3 0 m 1 x 2回) で順次洗浄し、 硫酸マグネシウムで乾燥した。 溶媒を留去して得た残留物 を、 シリカゲル (5 0m l ) を用いてクロマトグラフィ一を行い、 5 0%酢酸ェ チルージクロロメタンおよびメタノールで順次溶出して、 3— [2 - (3, 3 - ジメチル— 3— (N—メ トキシカルボ二ルメチルカルバモイル) _ 2—ォキソプ 口ピル) 一 3 _ォキソ一 2, 3—ジヒ ドロピリダジン一 6 _ィル] 一 2—フエ二 ルビラゾロ [ 1, 5— a ] ピリジン ( 6 7 0 m g ;収率 7 1. 6 %) を得た。 IR (KBr): 1745.3, 1664.3, 1589.1, 1529.3 cm"1
^-NMR (DMSO-ds, δ : 1.42(6Η, s), 3.65(3Η, s), 3.89(2Η, d, J=5.7Hz), 5.25(2Η, s), 6.90(1Η, d, J=9.7Hz), 7.05 - 7.15(2H, m), 7.35-7.65(6H, m), 7.90(1H, d, J=8.9Hz), 8.51(1H, br - s), 8.82(1H, d, J=6.9Hz)
(+)- APCI/MS: 488(M++1)
実施例 2 6
実施例 2 5と実質的に同様の方法で、 (R) — 3— [2— (N- ( 1—メ トキ シカルボ二ルー 1—フエニルメチル) 力ルバモイルメチル) _ 3—ォキソ _ 2, 3—ジヒ ドロピリダジン一 6—ィル] 一 2—フエ二ルビラゾロ [1, 5— a] ピ リジンを得た。
mp: 131 °C (エーテル)
IR (ヌジョ-ル): 1735, 1670, 1650, 1630, 1590 cm—1
^-NMR (DMSO-de, δ : 3.66(3Η, s), 4.95(2Η, m), 5.52(1Η, d, J=7.1Hz), 6.89(1H, d, J=9.7Hz), 7.06(1H, d, J=9.6Hz), 7.04-7.11(1H, m),
7.30-7.55(9H, m), 7.55-7.70(2H, m), 7.92(1H, d, J=8.9Hz),
8.82(1H, d, J=6.9Hz), 9.25(1H, d, J=7.1Hz)
(+)- APCI/MS: 494(M++1)
実施例 2 7
実施例 2 5と実質的に同様の方法で、 3— [2 - (2 - (2 - (R) —メ トキ シカルボ二ルメチルビペリジン一 1 一ィル) — 2 —ォキソェチル) — 3—ォキソ — 2, 3 —ジヒ ドロピリダジン一 6 —ィル] — 2 —フエ二ルビラゾロ [ 1 , 5— a] ピリジンを得た。
mp: 95- 100°C、 不定形粉末
IR (ヌジョ-ル): 1730, 1650, 1590, 1525 cm
Ή-NMR (DMSO-de, δ): 1.50-1.80(6H, m), 2.55-2.77(2H, m), 3.50(3H, m),
4.27-4.5K1H, m), 4.89-5.30(2H, m), 6.89(1H, d, J=9.7Hz),
7.03-7.1K1H, m), 7.09(1H, d, J=9.7Hz), 7.05-7.37(4H, m),
7.61-7.65(2H, m), 7.93(1H, d, J=8.9Hz), 8.81(1H, d, J=7.0Hz)
(+)- APCI/MS: 486(M++1)
実施例 2 8
3 - [2 - ( 3, 3—ジメチル— 3 — (N—メ トキシカルボ二ルメチルカルバ モイル) 一 2—ォキソプロピル) _ 3 —ォキソ一 2 , 3 —ジヒ ドロピリダジン—
6 —ィル] 一 2—フヱニルピラゾ口 [ 1 , 5— a ] ピリジン ( 6 5 0 m g ) およ び 1 N水酸化ナトリウム (2m l ) のジォキサン ( 1 0m l ) 溶液を、 室温で 2 時間攪拌後、 反応混合物を酢酸ェチル ( 6 0 m 1 ) と水 ( 2 0 m 1 ) の混合物中 に注いだ。 水層を分離し、 6 N塩酸で p H I . 4に調整後、 ジクロロメタン (5
0m l X 2回) で抽出し、 有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した。 溶媒を留去し、 残留物をシリカゲル (5 0m l ) を用いてクロマトグラフィ一を行い、 順次 1 0 %、 2 0 %、 3 0 %メタノール一ジクロロメタンで溶出して、 3 — [2 - (3 -
(N—カルボキシメチルカルバモイル) _ 3, 3 —ジメチルー 2 —ォキソプロピ ル) 一 3—ォキソ一 2, 3—ジヒ ドロピリダジン一 6—ィル] 一 2—フヱニルビ ラゾロ [ 1, 5— a ] ピリジン ( 1 8 5 m g ;収率 2 9. 3 %) を得た。
IR (KBr): 1729.8, 1658.5, 1583.3, 1529.3 cm—1
!H-NMR (DMSO-de, δ): 1.4K6H, s), 3.56(2H, d, J=4.7Hz), 5.30(2H, s),
6.88(1H, d, J=9.7Hz), 7.00-7.11(2H, m), 7.36-7.60(6H, m),
7.72(1H, br- s), 7.86(1H, d, J-8.9Hz), 8.79(1H, d, J=6.9Hz)
(+)- APCI/MS: 474(M++1)
実施例 2 9
実施例 2 8と実質的に同様の方法で、 (R) - 3 - [2 - (N— (1—カルボ キシ _ 1一フエニルメチル) 力ルバモイルメチル) 一 3—ォキソ一 2, 3—ジヒ ドロピリダジン一 6 _ィル] 一 2—フヱニルビラゾロ [1, 5— a] ピリジンを 得た。
mp: 245-246 °C (酢酸ェチル) 、 粉末
IR (ヌジョ-ル): 3350, 1720, 1670, 1650, 1625, 1575 cm"1
-匿 (DMS0-d6, δ): 4.94(2H, s), 5.44(1H, d, J=7.4Hz),
6.89(1H, d, J=9.6Hz), 7.06(1H, d, J=9.7Hz), 7.03-7.11(1H, m),
7.30-7.55(9H, m), 7.91(1H, d, J=8.9Hz), 8.81(1H, d, J=6.9Hz),
9.12(1H, d, J=7.5Hz), 13.01(1H, s)
(+)- APCI/MS: 480(M++1)
実施例 3 0
実施例 2 8と実質的に同様の方法で、 3— [2 - (2— (2 - (R) —カルボ キシメチルピペリジン一 1一ィル) 一 2—ォキソェチル) 一 3—ォキソ一 2, 3 —ジヒ ドロピリダジン一 6—ィル] — 2—フエ二ルビラゾロ [1, 5— a] ピリ ジンを得た。
mp: 120 °C (エーテル)
IR (ヌジヨ-ル): 1720, 1650, 1580, 1525 cm一 1
-丽 (DMSO-de, δ): 1.50- 1·80(6Η, m), 2.67-2.91(2H, m), 4.28-4.49(1H, m), 4.92-5.31(2H, m), 6.84(1H, d, J=6.8Hz),
6.91-7.1K1H, m), 7.07(1H, d, J=6.8Hz), 7.33-7.66(6H, m),
7.92(1H, d, J=8.9Hz), 8.81(1H, d, J=6.9Hz), 12.3(1H, s)
(+)- APCI/MS: 472(M++1)
実施例 3 1
実施例 2 8と実質的に同様の方法で、 3— [2 - (2 - (2—カルボキシフユ ニル) 一 2—ォキソェチル) — 3—ォキソ一 2, 3—ジヒ ドロピリダジン— 6 _ ィル] — 2—フヱニルビラゾロ [1, 5— a] ピリジンを収率 2 8. 7 %で得た c IR ( Br): 1712.5, 1660.4, 1585.2, 1531.2 cm—1
^-NMR (DMSO-de, δ ): 5.43(2H, s), 6.90(1H, d, J=9.7Hz), 7.04-7.10(2H, m), 7.20-7.30(1H, m), 7.35-7.61(8H, m), 7.86-7.92(1H, m),
7.95C1H, d, J=8.9Hz), 8.82(1H, d, J=6.9Hz)
(+)-APCI/MS: 451(M++1)
実施例 3 2
3 - [2 - ( 4ーメ 卜キシカルボニル— 2—才キソブチル) 一 3—ォキソ _ 2, 3—ジヒ ドロピリダジン一 6—ィル] — 2—フエ二ルビラゾロ [1, 5— a] ピ リジン (0. 3 0 g) および 1 N水酸化ナトリウム溶液 ( 1. 4 4 m l ) のメタ ノール (5 m l ) 溶液を、 0. 5時間、 攪拌下に還流した。 反応混合物の溶媒を 減圧下に留去し、 残留物を水に溶解後、 1 N塩酸で酸性化し、 生成する固形物を 濾過して、 3— [2— ( 4—カルボキシ— 2—ォキソプチル) 一 3—ォキソ一 2, 3—ジヒ ドロピリダジン一 6—ィル] 一 2—フエ二ルビラゾロ [1 , 5— a] ピ リジン (0. 2 8 g) を得た。
mp: 191-193 °C
IR (ヌジョ-ル): 1710, 1640, 1570, 1530, 1500 cm一 1
^-NMR (DMSO-de, δ ): 2.5Κ2Η, t, J=6.2Hz), 2.84(2H, t, J=6.2Hz),
5.15(2H, s), 6.9K1H, d, J=9.7Hz), 7.08(1H, d J=l.3Hz, 6.7Hz),
7.10C1H, d, J=9.7Hz), 7.38 - 7.65(6H, m), 7.90(1H, d, J=8.9Hz), 8.82(1H, d, J=6.9Hz), 12.23(1H, s)
(+)-APCI/MS: 403(M++1)
元素分析: C22H18N404 · H20 として、
計算値: C, 62.85, H, 4.79, N, 13.33
実測値: C, 62.59, H, 4.64, N, 13.31
実施例 3 3
3 - [2 - ( 3—ベンジルォキシカルボニル— 3 , 3—ジメチル一 2—ォキソ プロピル) 一 3—ォキソ一 2, 3—ジヒドロピリダジン一 6—ィル] — 2—フヱ 二ルビラゾロ [1, 5 _ a] ピリジン (l g) と 1 0%パラジウム力一ボン (5 0%湿潤、 2 0 Omg) のメタノール (2 0m 1 ) 懸濁液を、 水素雰囲気下に 2 時間攪拌した。 反応混合物に 1 N水酸化ナトリゥム水溶液 (1 0m l ) を添加し、 触媒を濾去し、 メタノールを減圧下に留去して残った水溶液を酢酸ェチル (5 0 m 1 ) で洗浄した。 水層に水 (5 0m l ) を加え、 6 N塩酸で p H 1. 4に調整 後、 酢酸ェチル (1 0 0m l ) で抽出した。 有機層を合わせ、 水 (5 0m l ) 、 塩水 (5 Om l ) で順次洗浄し、 硫酸マグネシウムで乾燥した。 溶媒を留去し、 粗生成物をエタノールで再結晶して、 3— [2— (3—カルボキシ _ 3, 3—ジ メチル一 2 _ォキソプロピル) 一 3—ォキソ一 2, 3—ジヒドロピリダジン— 6 —ィル] _ 2—フヱニルピラゾ口 [ 1, 5— a ] ピリジン ( 4 7 0 m g ;収率 5
7. 3 %) を得た。
mp: 155-157 。C
IR (KBr): 1733.7, 1702.8, 1668.1, 1639.2, 1573.6, 1527.3 cm"1
- MR (DMSO-de, δ ): 1.43(6H, s), 5.30(2H, s), 6.9K1H, d, J=9.7Hz),
6.99-7.14(2H, m), 7.37- 7.65(6H, m), 7.87(1H, d, J=8.9Hz),
8.82(1H, d, J=6.9Hz)
(+)- APCI/MS: 417(M++1)
元素分析: C23H20N404 · 1/2H20として、
計算値: C, 64.93, H, 4.96, N, 13.17 実測値: C, 65.14, H, 4.90, N, 13.10
実施例 3 4
3— [2— (4—シァノフエナシル) 一 3—ォキソ一 2, 3—ジヒ ドロピリダ ジン一 6—ィル] — 2—フエ二ルビラゾロ [1, 5— a] ピリジン ( 1. 0 g) と 7 0 %硫酸 ( 1 0 m 1 ) を、 1 4 0 °Cで 3時間加熱後、 反応混合物を氷水中に 注ぎ、 生成する沈澱物を濾過で集め、 水洗乾燥して、 3— [2— (4一カルボキ シフエナシル) 一 3—ォキソ一 2, 3—ジヒ ドロピリダジン一 6 _ィル] 一 2— フエ二ルビラゾロ [1, 5— a] ピリジン (0. 4 1 g) を得た。
mp: 265 °C
IR (ヌジョ-ル): 1700, 1665, 1630, 1590, 1525 cm
'H-NMR (DMSO-de, <5): 5.83(2H, s), 6.96(1H, d, J=9.7Hz),
7.07(1H, t, J=5.6Hz), 7.16(1H, d, J=9.7Hz), 7.41(1H, t, J=8.9Hz),
7.44-7.64(5H, m), 7.94(1H, d, J=8.9Hz), 8.13(2H, d, J=8.5Hz),
8.82(1H, d, J=6.9Hz)
(+)- APCI/MS: 45KM++1)
実施例 3 5
3 - ( 2—カルボキシメチル一 3—ォキソ一 2 , 3—ジヒ ドロピリダジン一 6 —ィル) 一 2—フエニルピラゾ口 [ 1, 5— a ] ピリジン ( 1. 0 g ) 、 1—ヒ ドロキシベンゾトリアゾ一ル ( 5 1 0 m g) 、 1一ェチル— 3— (3—ジメチル アミノプロピル) カルボジィミ ド (6 9 0〃 1 ) およびメチルアミン塩酸塩 (2
5 4 mg) の N, N—ジメチルホルムアミ ド (1 0m 1 ) 溶液を、 室温で 1時間 攪拌した。 溶媒を留去した残留物を、 クロ口ホルム (5 0m l ) に溶解し、 飽和 炭酸水素ナトリゥム水溶液 ( 3 0 m 1 ) 、 飽和塩化ナ卜リウム水溶液 (3 0m l ) で順次洗浄し、 硫酸マグネシウムで乾燥した。 溶媒を留去して得た粗生成物をェ タノ一ルで再結晶し、 3— [2 - (2—メチルアミノー 2—ォキソェチル) — 3 一ォキソ一 2, 3—ジヒ ドロピリダジン一 6—ィル] 一 2 _フヱニルビラゾロ [
1 , 5— a ] ピリジン ( 1. 0 g ;収率 9 6. 1 %) を得た。 mp: 231.0-232.0 °C
FT-IR (KBr): 1670.1, 1585.2, 1529.3 cm—1
!H-NMR (CDCls, <5): 2.87(3H, d, J=4.9Hz), 4.93(2H, s), 6.54(1H, br - s),
6.80(1H, d, J=9.7Hz), 6.93(1H, t, J=5.9Hz), 7.07(1H, d, J=9.7Hz),
7.30 - 7.38C1H, m), 7.45~7.49(3H, m), 7.59-7.63(2H, m),
8.10C1H, d, J=8.9Hz), 8.53(1H, d, J=6.9Hz)
(+)- APCI/MS: 360(M++1)
元素分析: C20H17N502 · 1/4H20として、
計算値: C, 66.01, H,4.85, N, 19.25
実測値: C, 66.03, H, 4.71, N, 19.20
実施例 3 6
実施例 3 5と実質的に同様の方法で、 3— [2— (2—ェチルァミノ— 2—ォ キソェチル) 一 3 _ォキソ一 2, 3—ジヒドロピリダジン一 6—ィル] 一 2—フ ェニルピラゾ口 [1, 5— a] ピリジンを収率 9 4. 6 %で得た。
mp: 252.0-254.0 °C
FT-IR (KBr): 1683.6, 1658.5, 1585.2, 1556.3, 1527.3 cm"1
'H-NMR (CDC13, 5): 1.17(3H, t, J=7.3Hz), 3.28-3.43(2H, m), 4.92(2H, s),
6.50(1H, br-s), 6.80(1H, d, J=9.7Hz), 6.89- 6.97(1H, m),
7.07(1H, d, J=9.7Hz), 7.29 - 7.38(1H, m), 7.44-7.49(3H, m),
7.59-7.65(2H, m), 8.10(1H, d, J=8.9Hz), 8.55(1H, d, J=6.9Hz)
(+)- APCI/MS: 374(M++1)
元素分析: C21H19N502 · 1/2H20として、
計算値: C, 65.95, H, 5.27, N, 18.31
実測値: C, 65.59, H, 5.00, N, 18.18
実施例 3 7
実施例 3 5と実質的に同様の方法で、 3— [2— (2—ジメチルアミノー 2— ォキソェチル) — 3—ォキソ一 2, 3—ジヒドロピリダジン一 6—ィル Ί — 2— フェニルピラゾ口 [ 1, 5— a ] ピリジンを収率 8 5. 2 %で得た。 mp: 189.0-190.0 °C
FT-IR (KBr): 1664.3, 1587.1, 1525.4, 1496.5 cm—1
'H-NMR (DMSO-de, 5): 2.90(3H, s), 3.08(3H, s), 5.07(2H, s),
6.89(1H, d, J=9.7Hz), 7.04-7.12(2H, m), 7.37-7.66(6H, m),
7.93(1H, d, J=8.9Hz), 8.82(1H, d, J=6.9Hz)
(+)- APCI/MS: 374(M++1)
元素分析: C21H19N502 · 1/2H20として、
計算値: C, 65.95, H,5.27, N, 18.31
実測値: C, 66.01, H, 5.40, N, 17.95
実施例 3 8
実施例 3 5と実質的に同様の方法で、 3— [2— (2 _ ( (3 R) _ 3—ヒド ロキシピロリジン一 1—ィル) 一 2—ォキソェチル) 一 3 _ォキソ _ 2, 3—ジ ヒドロピリダジン一 6—ィル] — 2—フヱニルビラゾロ [1, 5— a] ピリジン を収率 9 0. 1 %で得た。
mp: 176.5-177.5 °C
FT-IR (KBr): 1658.5, 1583.3, 1527.3, 1498.4 cm
'H-NMR (CDCls, δ ): 1.95— 2.20(2H, m), 2.79(1H, br- s), 3.50- 3.90(4H, m), 4.45-4.55(1H, m), 4.94- 5.07(2H, m), 6.79(1H, d, J=9.7Hz),
6.88(1H, t, J=6.9Hz), 7.04(1H, d, J=9.7Hz), 7.22-7.3K1H, m),
7.41-7.48(3H, m), 7.61-7.67(2H, m), 8.02(1H, d, J=8.9Hz),
8.50(1H, d, J=6.9Hz)
(+)- APCI/MS: 416(M++1)
元素分析: C23H2IN503 · 1/4H20として、
計算値: C,65.78, H, 5.16, N, 16.68
実測値: C, 65.95, 11,4.95, N, 16.67
実施例 3 9 実施例 3 5と実質的に同様の方法で、 3— [2 - (3, 3—ジメチル— 4—ジ メチルァミノ一 2, 4—ジォキソブチル) 一 3—ォキソ一 2, 3—ジヒドロピリ ダジン— 6—ィル] _ 2 _フエ二ルビラゾロ [1, 5— a] ピリジンを収率 1 6 . 3 %で得た。
mp: 182.0-184.0 °C
FT-IR ( Br): 1720.2, 1666.2, 1637.3, 1591.0, 1531.2, 1498.4 cm一1
-匿 (DMS0-d6, δ : 1.4K6H, s), 2.82(6Η, br- s), 5.28(2H, s),
6.94(1H, d, J=6.7Hz), 7.04-7.11(1H, m), 7.17(1H, d, J=9.7Hz),
7.38-7.62(6H, m), 7.86(1H, d, J=8.9Hz), 8.82(1H, d, J=6.9Hz)
(+)- APCI/MS: 444(M++1)
元素分析: C25H25N503として、
計算値: C, 67.71, H, 5.68, N, 15.79
実測値: C, 67.23, H,5.82, N, 15.37
実施例 4 0
実施例 3 5と実質的に同様の方法で、 3— [2— ( 4—力ルバモイル— 2—ォ キソブチル) 一 3—ォキソ一 2, 3—ジヒドロピリダジン一 6—ィル] — 一つ ェニルピラゾ口 [ 1, 5— a ] ピリジンを収率 5 9. 1 %で得た。
mp: 209.0-213.0 °C
FT-IR (KBr): 1722.1, 1660.4, 1589.1, 1527.3 cm"1
^-NMR (DMSO-de, δ : 2.39(2H, t, J=6.6Hz), 2.79(2H, t, J=6.6Hz),
5.13C2H, s), 6.82(1H, br- s), 6.91(1H, d, J=9.7Hz), 7.04-7.13(2H, m),
7.30-7.63C7H, m), 7.9K1H, d, J=8.8Hz), 8.82(1H, d, J=6.8Hz)
(+)- APCI/MS: 402(M++1)
元素分析: C22H19N503として、
計算値: C, 65.83, H, 4.77, N, 17.45
実測値: C, 65.52, H, 4.71, N, 17.34
実施例 4 1 実施例 3 5と実質的に同様の方法で、 3— [2— (5—メチルアミノー 2, 5 ージォキソペンチル) 一 3—ォキソ一 2, 3—ジヒドロピリダジン一 6—ィル] — 2—フエニルピラゾ口 [ 1 , 5— a ] ピリジンを収率 4 1. 7 %で得た。
mp: 205.8-206.8 °C
FT-IR ( Br): 1735.6, 1668.1, 1587.1, 1529.3, 1494.6 cm—1
^-NMR (DMSO-de, <5): 2.38(2H, t, J=6.8Hz), 2.57(3H, d, J=4.6Hz),
2.8K2H, t, J=6.8Hz), 5.13(2H, s), 6.91(1H, d, J=9.7Hz),
7.04-7.13(2H, m), 7.37-7.65(6H, m), 7.80- 7.90(1H, m),
7.92(1H, d, J=8.9Hz), 8.82(1H, d, J=6.9Hz)
(+)- APCI/MS: 416(M++1)
元素分析: C23H21N503 * 3/16H20 として、
計算値: C,65.96, H, 5.14, N, 16.72
実測値: C, 65.86, H,4.89, N, 16.35
実施例 4 2
実施例 3 5と実質的に同様の方法で、 3— [2— (5—ジメチルァミノ— 2, 5—ジォキソペンチル) 一 3—ォキソ一 2, 3—ジヒドロピリダジン一 6—ィル] — 2—フエニルピラゾ口 [ 1, 5— a ] ピリジンを収率 8 3. 3 %で得た。
mp: 195.0-198.0 °C
FT-IR (KBr): 1735.6, 1656.6, 1587.1, 1527.3, 1498.4 cm—1
^- MR (DMSO-de, δ ): 2.60-2.80(4H, m), 2.83(3H, s), 2.98(311, s),
5.16(2H, s), 6.90(1H, d, J=9.7Hz), 7.04-7.12(2H, m), 7.36-7.63(6H, m),
7.94(1H, d, J=8.8Hz), 8.82(1H, d, J=6.9Hz)
(+)- APCI/MS: 430(M++1)
元素分析: C21H19N502 · 1/2H20として、
計算値: C, 65.96, H, 5.27, N, 18.13
実測値: C, 66.01, H,5.40, N, 17.95
実施例 4 3 実施例 3 5と実質的に同様の方法で、 3 _ [2 - (2, 5—ジォキソ— 5— ( ピペリジン一 1—ィル) ペンチル) 一 3—ォキソ一 2, 3—ジヒドロピリダジン — 6—ィル] — 2—フエ二ルビラゾロ [1, 5— a] ピリジンを収率 7 8. 4 % で得た。
mp: 138.0-139.0 °C
FT-IR (KBr): 1727.9, 1664.3, 1635.3, 1591.0, 1531.2, 1500.3 cm—1
^-NMR (DMSO-de, <5): 1.35-1, 65(6H, m), 2.60-2.80(4H, m),
3.30— 3.50(4H, m), 5.16(2H, s), 6.90(1H, d, J=9.7Hz), 7.04-7.12(2H, m),
7.35-7.43(1H, m), 7.47-7.55(3H, m), 7.59-7.65(211, m),
7.94(1H, d, J=8.9Hz), 8.82(1H, d, J=6.9Hz)
(+)- APCI/MS: 470(M++1)
元素分析: C27H27N503として、
計算値: C, 69.07, H,5.80, N, 14.92
実測値: C, 68.79, H, 5.69, N, 14.71
実施例 4 4
3— (2—カルボキシメチル一 3—ォキソ一 2, 3—ジヒ ドロピリダジン一 6 —ィル) 一 2—フエ二ルビラゾロ [ 1, 5— a] ピリジン ( 1. 0 g) 、 l—ヒ ドロキシベンゾトリアゾ一ル (5 1 0 m g) 、 1一ェチル— 3— ( 3—ジメチル ァミノプロピル) カルポジイミ ド塩酸塩 ( 7 2 0 mg) およびイソプロピルアミ ン ( 3 2 2 ^ 1 ) の N, N—ジメチルホルムアミ ド ( 1 0m 1 ) 溶液を、 室温で 2時間攪拌した。 溶媒を留去し、 残留物をクロ口ホルム (6 0m l ) に溶解し、 飽和炭酸水素ナトリゥム水溶液 ( 5 0 m 1 ) 、 飽和塩化ナトリゥム水溶液 ( 5 0 m l ) で順次洗浄し、 硫酸マグネシウムで乾燥した。 溶媒を留去し、 残留物を n —へキサン—エタノール混合物から再結晶して、 3— [2 - (2 - (1—メチル ェチルァミノ) 一 2—ォキソェチル) 一 3—ォキソ一 2, 3—ジヒドロピリダジ ン一 6—ィル] — 2—フエ二ルビラゾロ [1, 5— a] ピリジン (9 3 4. 8 m g ;収率 8 3. 5%) を得た。 mp: 231.0-232.0 °C
FT-IR (KBr): 1679.7, 1656.6, 1585.2, 1550.5, 1527.3 cm"1
—NMR (CDCls, δ : 1.19(6H, d, J=l.19Hz), 4.03-4.2K1H, m),
4.89(2H, s), 6.20-6.40(1H, m), 6.80(1H, d, J=9.7Hz), 6.92— 6.97(1H, m),
7.06(1H, d, J=9.7Hz), 7.27-7.45(1H, m), 7.45— 7.50(3H, m),
7.59-7.65(2H, m), 8.10(1H, d, J=8.9Hz), 8.53(1H, d, J=6.9Hz)
(+)- APCI/MS: 388( ++1)
元素分析: C22H21N502 · 1/4H20として、
計算値: C, 67.42, H, 5.53, N, 17.87
実測値: C, 67.29, H, 5.39, N, 17.79
実施例 4 5
実施例 4 4と実質的に同様の方法で、 3— [2— (2 - ( 1, 1 _ジメチルェ チルァミノ) 一 2—ォキソェチル) _ 3 _ォキソ一 2, 3—ジヒ ドロピリダジン — 6—ィル] — 2—フエニルピラゾ口 [ 1 , 5— a ] ピリジンを収率 8 6 %で得 た。
mp: 225.0-226.5 °C
FT-IR (KBr): 1693.2, 1662.3, 1594.8, 1525.4 cm—1
^-NMR (CDC13, <5): 1.39(9H, s), 4.84(2H, s), 6.16(1H, br_s),
6.79(1H, d, J=9.7Hz), 6.87-6.96(1H, m), 7.05(1H, d, J=9.7Hz),
7.26-7.36(lH, m), 7.44-7.48(3H, m), 7.60-7.65(2H, m),
8.09(1H, d, J=8.9Hz), 8.52(1H, d, J=6.9Hz)
(+)- APCI/MS: 402(M++1)
元素分析: C23H23N502 · 1/4H20として、
計算値: C, 68.05, H, 5.83, N, 17.25
実測値: C, 68.13, H,5.65, N, 17.17
実施例 4 6
実施例 4 4と実質的に同様の方法で、 3— [2— (2 - (N—ェチル— N—メ チルァミノ) _ 2—才キソェチル) 一 3—ォキソ一 2, 3—ジヒドロピリダジン — 6—ィル] 一 2—フエ二ルビラゾロ [1, 5— a] ピリジンを収率 5 7. 1 % で得た。
mp: 190.0-192.0 。C
FT-IR ( Br): 1664.3, 1592.9, 1527.3, 1492.6 cm—1
^-NMR (CDCls, δ): 1.17, 1.81(3H(1 : 1), 2xt, J=7.2Hz),
3.02, 3.11(3H(1:1), 2Xs), 3.40-3.57(2H, m),
5.06, 5.09(2H(1:1), 2Xs), 6.80(1H, d, J=9.7Hz), 8.85 - 8.92(1H, m),
7.03(1H, d, J=9.7Hz), 7.22-7.31(1H, m), 7.43-7.47(3H, m),
7.62-7.66(2H, m), 8.01(1H, d, J=8.9Hz), 8.50(1H, d, J=6.9Hz)
(+)- APCI/MS: 388(M++1)
元素分析: C22H21N502 · 1/4H20として、
計算値: C, 67.42, H, 5.53, N, 17.87
実測値: C, 67.52, H, 5.25, N, 18.17
実施例 4 7
実施例 4 4と実質的に同様の方法で、 3— [2— (2—ジェチルァミノ) — 2 —ォキソェチル) 一 3—ォキソ一 2, 3—ジヒドロピリダジン一 6—ィル] — 2 —フエ二ルビラゾロ [ 1, 5— a] ピリジンを収率 8 8. 3 %で得た。
mp: 136.5-138.0 °C
FT-IR (KBr): 1660.4, 1589.1, 1527.3, 1490.7 cm—1
^-NMR (CDCls, δ): 1.20(3H, t, J=7.1Hz), 1.32(3H, t, J=7. lHz),
3.39-3.54(4H, m), 5.08(2H, s), 6.80(111, d, J=9.7Hz), 6.85-6.93(1H, m),
7.04(1H, d, J=9.7Hz), 7.43 - 7.49(3H, m), 7.62-7.68(2H, m),
8.03(1H, d, J=8.9Hz), 8.51(1H, d, J=6.9Hz)
(+)- APCI/MS: 402(M++1)
元素分析: C23H23N5O2 · 1/2H20として、
計算値: C, 67.30, H, 5.89, N, 17.06 実測値: C, 67.62, H, 5.48, N, 17.08
実施例 4 8
実施例 4 4と実質的に同様の方法で、 3— [2— (2—ォキソ— 2— (ピロリ ジン一 1一ィル) ェチル) ― 3—ォキソ一 2, 3—ジヒ ドロピリダジン一 6—ィ ル] 一 2—フヱニルビラゾロ [1, 5— a] ピリジンを収率 7 6. 0 %で得た。 mp: 169.5-170.5 °C
FT-IR (KBr): 1664.3, 1591.0, 1527.3, 1467.3 cm"1
^-NMR (CDCls, δ): 1.84-2.12(4H, m), 3.54-3.63(4H, m), 5.01(2H, s),
6.80(1H, d, J=9.7Hz), 6.90(1H, t, J=6.9Hz), 7.03(1H, d, J=9.7Hz),
7.19-7.29(1H, m), 7.43 - 7.49(3H, m), 7.62-7.68(2H, m),
8.05(1H, d, J=8.9Hz), 8.52(1H, d, J=6.9Hz)
(+)- APCI/MS: 400(M++1)
元素分析: C23H21N502 · 1/2H20として、
計算値: C, 67.63, H,5.43, N.17.15
実測値: C, 68.33, H, 5.19, N, 17.24
実施例 4 9
実施例 4 4と実質的に同様の方法で、 3— [2 - (2 -ォキソ _ 2— (ピペリ ジン一 1 _ィル) ェチル) 一 3—ォキソ一 2, 3—ジヒ ドロピリダジン一 6—ィ ル] — 2—フヱニルピラゾ口 [ 1, 5— a ] ピリジンを収率 8 5. 7 %で得た。 mp: 204.5-206.0 °C
FT-IR (KBr): 1660.4, 1592.9, 1527.3, 1496.5 cm"1
XH-NMR (DMS0-d6, <5 ): 1.40- 1.70(6H, m), 3.40-3.55(4H, m), 5.07(2H, s),
6.89(1H, d, J=9.7Hz), 7.03-7.12(2H, m), 7.37-7.53(4H, m),
7.60-7.66(2H, m), 7.92(1H, d, J=8.9Hz), 8.82(1H, d, J=6.9Hz)
(+)- APCI/MS: 414(M++1)
元素分析: C24H23N502として、
計算値: C, 69.72, H,5.61, N, 16.94 実測値: C, 69.46, H, 5.47, N, 16.91
実施例 5 0
実施例 4 4と実質的に同様の方法で、 3— [2 - (2— (モルフオリ ンー 4— ィル) 一 2—才キソェチル) 一 3—ォキソ一 2, 3—ジヒ ドロピリダジン一 6 _ ィル] 一 2—フエ二ルビラゾロ [ 1 , 5— a ] ピリジンを収率 7 6 %で得た。 mp: 204.5-206.0 °C
FT-IR (KBr): 1664.3, 1587.1, 1529.3, 1500.3 cm'1
Xfl-NMR (CDCls, <5): 3.58 - 3.80(8H, m), 5.09(2H, s), 6.80(1H, d, J=9.7Hz),
6.86-6.95C1H, m), 7.06(1H, d, J=9.7Hz), 7.24-7.34(1H, m),
7.44-7.49C3H, m), 7.62-7.67(2H, m), 8.00(1H, d, J=8.9Hz),
8.52(1H, d, J=7.0Hz)
(+)- APCI/MS: 416(M++1)
元素分析: C23H21N503として、
計算値: C, 66.49, Η,5·09, Ν, 16.86
実測値: C, 66.54, H, 5.23, N, 16.73
実施例 5 1
実施例 4 4と実質的に同様の方法で、 3— [2— (2一才キソ— 2 _ (4—メ チルピペラジン一 1—ィル) ェチル) _ 3—ォキソ _ 2, 3—ジヒ ドロピリダジ ンー 6—ィル] — 2—フエ二ルビラゾロ [1 , 5— a] ピリジンを収率 7 3. 3 %で得た。
mp: 177.0-178.0 °C
FT-IR (KBr): 1660.4, 1587.1, 1525.4, 1492.6 cm—1
-匿 (DMSO-de, δ : 2.2K3H, s), 2.25-2.40(4H, m), 3.40- 3.60(4H, m), 5.09(2H, s), 6.89(1H, d, J=9.7Hz), 7.00-7.13(2H, m), 7.37-7.53(4H, m), 7.60-7.66(2H, m), 7.91(1H, d, J=8.9Hz), 8.81(1H, d, J=6.9Hz)
(+)- APCI/MS: 429(M++1)
元素分析: C24H24N602として、 計算値: C, 67.27, H, 5.65, N, 19.61
実測値: C, 66.96, H, 5.70, N, 19.38
実施例 5 2
実施例 4 4と実質的に同様の方法で、 3— [2 - (2—ォキソ— 2— (チォモ ルフォリンー 4—ィル) ェチル) ― 3—ォキソ一 2, 3—ジヒ ドロピリダジン一 6—ィル] — 2—フエ二ルビラゾロ [ 1, 5— a] ピリジンを収率 9 1. 2 %で 得た。
mp: 206.5-207.5 °C
6
FT-IR (KBr): 1664.3, 1646.9, 1585.2, 1527.3, 1496.5 cm—1
7
- MR (CDCls, δ): 2.60-2.80(4H, m), 3.80- 4.00(4H, m), 5.07(2H, s),
6.79(1H, d, J=9.7Hz), 6.85- 6.94(1H, m), 7.05(1H, d, J=9.7Hz),
7.23-7.32(1H, m), 7.43-7.49(3H, m), 7.61-7.67(2H, m),
7.99C1H, d, J=8.9Hz), 8.52(1H, d, J=7.0Hz)
(+)- APCI/MS: 432(M++1)
元素分析: C23H21N502Sとして、
計算値: C, 64.02, H,4.91, N, 16.23
実測値: C, 63.97, H,4.81, N, 16.09
実施例 5 3
実施例 4 4と実質的に同様の方法で、 3— [2 - (2, 5—ジォキソ— 5— ( 3—ヒ ドロキシァゼチジン一 1—ィル) ペンチル) 一 3—ォキソ一 2, 3—ジヒ ドロピリダジン一 6—ィル] — 2—フエ二ルビラゾロ [ 1 , 5— a] ピリジンを 収率 8 0. 6 %で得た。
mp: 170.5-172.5 °C
FT-IR (KBr): 1726.0, 1662.3, 1637.3, 1583.3, 1529.3, 1496.5 cm"1
^-NMR (DMSO-de, δ ): 2.34(2H, t, J=6.5Hz), 2.79(2H, t, J=6.5Hz),
3.35-3.6K1H, m), 3.83-3.91(1H, m), 3.97-4.06(1H, m), 4.26- 4.65(2H, m), 5.14(2H, s), 5.72(1H, d, J=6.0Hz), 6.9K1H, d, J=9.7Hz), 7.04-7.13(2H, m), 7.37-7.52(4H, m), 7.59- 7.65(2H, m),
7.92C1H, d, J=8.9Hz), 8.8K1H, d, J=6.9Hz)
(+)- APCI/MS: 458(M++1)
元素分析: C25H23N504として、
計算値: C, 65.54, H, 5.07, N, 15.31
実測値: C, 65.86, H, 4.89, N, 15.24
実施例 5 4
水素化ナトリウム (3 6 Omg ; 6 0 %湿潤) のジメチルホルムアミ ド (2 0 m 1 ) 懸濁液に、 順次、 3— ( 3—ォキソ一 2, 3—ジヒドロピリダジン一 6— ィル) 一 2—フヱニルビラゾロ [1, 5— a] ピリジン (2 g) および N, N— ジメチルー 4—ブロモ— 3—ォキソブタンアミ ド ( 1. 7 3 g) を添加し、 混合 物を室温で 3時間攪拌後、 水を滴下して過剰の水素化ナトリウムを分解した。 溶 媒を減圧下に留去し、 残留物をクロ口ホルム ( 1 5 0m l ) に溶解し、 飽和炭酸 水素ナトリゥム水溶液 ( 2 0 m 1 ) 、 飽和塩化ナ卜リウム水溶液 ( 2 0 m 1 ) で 順次洗浄し、 硫酸マグネシウムで乾燥した。 溶媒を留去して得た残留物を、 シリ 力ゲル (1 0 0m l ) を用いてクロマトグラフィ一を行い、 酢酸ェチルおよびメ タノ一ル—酢酸ェチル (メタノール、 2 %→2 4%→3 2 %) 混合物で順次溶出 し、 所望の生成物を含む画分を集めた。 減圧下に濃縮して得た粗生成物を、 エタ ノールで再結晶し、 3 — [2— ( 4—ジメチルアミノー 2 , 4—ジォキソプチル) 一 3—ォキソ一 2, 3—ジヒドロピリダジン一 6—ィル] — 2—フエ二ルビラゾ 口 [ 1 , 5— a ] ピリジン ( 1. 3 7 g ;収率 4 7. 6 %) を得た。
mp: 199.5-201.0 。C
FT-IR (KBr): 1733.7, 1670.1, 1635.3, 1594.8, 1529.3 cm—1
-腿 (CDCls, <5): 3.00(3H, s), 3.05(3H, s), 3.78(2H, s), 5.18(2H, s),
6.78(1H, d, J=9.7Hz), 6.80-6.95(1H, m), 7.06(1H, d, J=9.7Hz),
7.26-7.35(1H, m), 7.44-7.49(3H, m), 7.60-7.66(2H, m),
8.00C1H, d, J=8.9Hz), 8.52(1H, d, J=7.0Hz) (+)-APCI/MS: 416(M++1)
元素分析: C23H21N503 · H20 として、
計算値: C, 63.73, H, 5.35, N, 16.16
実測値: C, 64.11, H, 5.00, N, 15.83
実施例 5 5
実施例 5 4と実質的に同様の方法で、 3— [2 - (2, 4ージォキソ— 4— ( ピペリジン一 1一ィル) ブチル) 一 3—ォキソ— 2, 3—ジヒドロピリダジン一 6—ィル] — 2—フエ二ルビラゾロ [1, 5— a] ピリジンを収率 2 5. 7 %で 得た。
mp: 171.5-173.5 °C
FT-IR (KBr): 1733.7, 1662.3, 1633.4, 1587.1, 1531.2 cm"1
!H-NMR (CDCls, δ): 1.61(6H, br_s), 3.39-3.63(4H, m), 3.77(2H, s),
5.16(2H, s), 6.77(1H, d, J=9.7Hz), 6.87- 6.95(1H, m),
7.05(1H, d, J=9.7Hz), 7.26-7.34(1H, m), 7.44-7.48(3H, m),
7.60-7.66(2H, m), 8.00(1H, d, J=8.9Hz), 8.52(1H, d, J=6.9Hz)
(+)- APCI/MS: 456(M++1)
元素分析: C26H25N503 · 1/2H20として、
計算値: C, 67.23, H,5.64, N, 15.08
実測値: C, 67.53, H, 5.60, N, 14.87
実施例 5 6
ォキサリルクロリ ド (3 3 0〃 1 ) のジクロロメタン (1 0m l ) 溶液中に、 窒素雰囲気下に— 7 0°Cで、 ジメチルスルホキシド (5 5 4 // 1 ) 、 3 - [2 - ( 2 - ( ( 3 R) — 3—ヒドロキシピロリジン一 1—ィル) 一 2—ォキソェチル) — 3—ォキソ一 2, 3—ジヒドロピリダジン一 6—ィル] — 2—フエ二ルビラゾ 口 [ 1, 5 _ a ] ピリジン ( 1. 2 g ) および卜リエチルァミン ( 2. 0 1 m l ) を順次添加した。 反応混合物を外界温度まで昇温するにまかせた。 混合物にクロ 口ホルム ( 1 0 0m l ) を添加し、 1 N塩酸水溶液 ( 1 0 0m 1 ) 、 飽和炭酸水 素ナトリゥム水溶液 ( 1 0 0 m 1 ) 、 飽和塩化ナ卜リゥム水溶液 ( 1 0 0m l ) で順次洗浄し、 硫酸マグネシウムで乾燥した。 溶媒を留去して得た粗生成物をェ タノ一ルで再結晶して、 3— [2 - (2 - (3—ォキソピロリジン一 1—ィル) — 2—ォキソェチル) _ 3—ォキソ _ 2, 3—ジヒドロピリダジン一 6—ィル] — 2—フエ二ルビラゾロ [ 1, 5— a] ピリジン ( 1. 0 4 £ ;収率8 7. 4 %: を得た。
mp: 216.0-217.5 °C
FT-IR (KBr): 1756.8, 1658.5, 1585.2, 1527.3, 1502.3 cm—1
^-NMR (CDCls, δ): 2.68, 2.79(2H(1:1), 2xt, J=7.9Hz), 3.99-4.16(4H, m),
4.97, 5.11(2H(1:1), 2 Xs), 6.80(1H, d, J=9.7Hz), 6.86- 6.95(1H, m),
7.06(1H, d, J=9.7Hz). 7.24-7.33(1H, m), 7.42-7.49(3H, m),
7.61-7.67(2H, m), 8.02(1H, d, J=8.9Hz), 8.53(1H, d, J=7.0Hz)
(+)- APCI/MS: 414(M++1)
元素分析: C23H19N503 · H20 として、
計算値: C, 64.02, H,4.91, N, 16.23
実測値: C, 63.83, H, 4.62, N, 16.12

Claims

請求の範囲
1 . 一般式 ( I )
Figure imgf000073_0001
(式中、 Rは、 低級アルカノィル (低級) アルキル基;
シクロ (低級) アルキル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基; シクロ (高級) アルキル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基; 適当な置換基を有していてもよいカルボキシ (低級) アルカノィル (低級) ァ ルキル基;
適当な置換基を有していてもよい保護されたカルボキシ (低級) アルカノィル (低級) アルキル基;
適当な置換基を有していてもよいァリール (低級) アルカノィル (低級) アル キル基;
不飽和複素環 (低級) アルカノィル (低級) アルキル基;
N - (適当な置換基を有していてもよい低級アルキル) 力ルバモイル (低級) アルキル基;
N, N—ジ (低級) アルキル力ルバモイルメチル基;
適当な置換基を有していてもよいピロリジニル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基;
適当な置換基を有していてもよいピペリジル (低級) アルカノィルメチル基; モルホリニル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基; 適当な置換基を有していてもよいピペラジニル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基; または
チオモルホリニル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基を示す。 ) で示されるビラゾ口ピリジン化合物またはその塩。
2 . が、 低級アルカノィル (低級) アルキル基;
シクロ (低級) アルキル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基; シクロ (高級) アルキル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基; 低級アルコキシィミノを 1〜 3個有していてもよいカルボキシ (低級) アル力 ノィル (低級) アルキル基;
低級アルコキシィミノを 1〜3個有していてもよい保護されたカルボキシ (低 級) アルカノィル (低級) アルキル基;
カルボキシ、 保護されたカルボキシ、 シァノ、 低級アルコキシもしくはフエ二 ルを 1〜3個有していてもよいフヱニル (低級) アルカノィル (低級) アルキル 基;
ピリジル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基;
N - (カルボキシ、 保護されたカルボキシもしくはフヱニルを 1から 3個有し ていてもよい低級アルキル) 力ルバモイル (低級) アルキル基;
N , N—ジ (低級) アルキル力ルバモイルメチル基;
ヒ ドロキシもしくはォキソを 1〜3個有していてもよいピロリジニル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基;
カルボキシ (低級) アルキルもしくは保護されたカルボキシ (低級) アルキル を有していてもよいピペリジル (低級) アルカノィルメチル基;
モルホリニル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基;
低級アルキルを 1〜3個有していてもよいピペラジニル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基; または
チオモルホリニル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基;
である請求の範囲 1に記載のビラゾロピリジン化合物またはその塩。
3 . が、 低級アルカノィル (低級) アルキル基;
シクロ (低級) アルキル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基; シクロ (高級) アルキル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基; 低級アルコキシィミノを 1〜3個有していてもよいカルボキシ (低級) アル力 ノィル (低級) アルキル基;
低級アルコキシィミノを 1〜3個有していてもよいエステル化されたカルボキ シ (低級) アルカノィル (低級) アルキル基;
アミ ド化されたカルボキシ (低級) アルカノィル (低級) アルキル基; カルボキシ、 エステル化されたカルボキシ、 シァノ、 低級アルコキシもしくは フヱニルを 1から 3個有していてもよいフヱニル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基;
ピリジル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基;
N - (カルボキシ、 エステル化されたカルボキシもしくはフヱニルを 1から 3 個有していてもよい低級アルキル) 力ルバモイル (低級) アルキル基;
N , N—ジ (低級) アルキル力ルバモイルメチル基;
ヒ ドロキシもしくはォキソを 1〜 3個有していてもよいピロリジニル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基;
カルボキシ (低級) アルキルもしくはエステル化されたカルボキシ (低級) ァ ルキルを有していてもよいピペリジル (低級) アルカノィルメチル基;
モルホリニル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基;
低級アルキルを 1〜3個有していてもよいピペラジニル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基; または
チオモルホリニル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基;
である請求の範囲 2に記載のビラゾロピリジン化合物またはその塩。
4 . 尺が、 低級アルカノィル (低級) アルキル基;
シクロ (低級) アルキル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基; シクロ (高級) アルキル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基; 低級アルコキシィミノを 1〜3個有していてもよいカルボキシ (低級) アル力 ノィル (低級) アルキル基;
低級アルコキシィミノを 1〜 3個有していてもよいエステル化されたカルボキ シ (低級) アルカノィル (低級) アルキル基;
力ルバモイル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基;
N - (カルボキシもしくはエステル化されたカルボキシを有していてもよい低 級アルキル) 力ルバモイル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基;
N, N—ジ (低級) アルキル力ルバモイル (低級) アルカノィル (低級) アル キル基;
ピペリジルカルボニル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基;
ヒ ドロキシを有していてもよいァゼチジニルカルボニル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基;
カルボキシ、 エステル化されたカルボキシ、 シァノ、 低級アルコキシもしくは フエニルを 1から 3個有していてもよいフヱニル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基;
ピリジル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基;
N - (カルボキシ、 エステル化されたカルボキシもしくはフヱニルを 1から 3 個有していてもよい低級アルキル) 力ルバモイル (低級) アルキル基;
N, N—ジ (低級) アルキル力ルバモイルメチル基;
ヒ ドロキシもしくはォキソを 1〜3個有していてもよいピロリジニル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基;
カルボキシ (低級) アルキルもしくはエステル化されたカルボキシ (低級) ァ ルキルを有していてもよいピペリジル (低級) アルカノィルメチル基;
モルホリニル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基;
低級アルキルを 1〜3個有していてもよいピペラジニル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基; または
チオモルホリニル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基; である請求の範囲 3に記載のピラゾ口ピリジン化合物またはその塩。
5 . 尺が、 低級アルコキシィミノを 1〜3個有していてもよいエステル化された カルボキシ (低級) アルカノィル (低級) アルキル基;
力ルバモイル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基;
N— (カルボキシもしくはエステル化されたカルボキシを有していてもよい低 級アルキル) 力ルバモイル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基;
N, N—ジ (低級) アルキル力ルバモイル (低級) アルカノィル (低級) アル キル基;
ピペリジルカルボニル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基;または ヒ ドロキシを有していてもよいァゼチジニルカルボニル (低級) アルカノィル
(低級) アルキル基;
である請求の範囲 4に記載のピラゾ口ピリジン化合物またはその塩。
6 .
Figure imgf000077_0001
(式中、 Rは、 低級アルカノィル (低級) アルキル基;
シクロ (低級) アルキル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基; シクロ (高級) アルキル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基; 適当な置換基を有していてもよいカルボキシ (低級) アルカノィル (低級) ァ ルキル基;
適当な置換基を有していてもよい保護されたカルボキシ (低級) アルカノィル (低級) アルキル基;
適当な置換基を有していてもよいァリール (低級) アルカノィル (低級) アル キル基;
不飽和複素環 (低級) アルカノィル (低級) アルキル基;
N— (適当な置換基を有していてもよい低級アルキル) 力ルバモイル (低級) アルキル基;
N, N—ジ (低級) アルキル力ルバモイルメチル基;
適当な置換基を有していてもよいピロリジニル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基;
適当な置換基を有していてもよいピペリジル (低級) アルカノィルメチル基; モルホリニル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基;
適当な置換基を有していてもよいピペラジニル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基; または
チオモルホリニル (低級) アルカノィル (低級) アルキル基を示す。 ) で示されるピラゾ口ピリジン化合物またはその塩の製造方法であって、 以下の(1) 〜(7) のいずれかの方法である製造方法:
(1) 一般式 (II):
Figure imgf000078_0001
で示されるァミン化合物またはその塩と、 R— X (III) (式中、 Rは上記と同義 であり、 Xは酸残基を示す。 ) で示される化合物を反応させて、 一般式 ( I ) の 化合物またはその塩を得る方法;
(2) 一般式 (la):
Figure imgf000079_0001
(la)
またはその塩
(式中、 Ra は、 適当な置換基を有していてもよい保護されたカルボキシ (低級) アルカノィル (低級) アルキル、 保護されたカルボキシを有するァリール (低級) アルカノィル (低級) アルキル、 N— (保護されたカルボキシを有する低級アル キル) 力ルバモイル (低級) アルキル、 N— (保護されたカルボキシを有する低 級アルキル) 力ルバモイル (低級) アルカノィル (低級) アルキル、 または保護 されたカルボキシ (低級) アルキルを有するピペリジル (低級) アルカノィルメ チルを示す。 ) で示される化合物またはその塩をカルボキシ保護基の脱離反応に 付して、 一般式 (lb):
Figure imgf000080_0001
(式中、 Rb は、 適当な置換基を有していてもよいカルボキシ (低級) アルカノ ィル (低級) アルキル、 カルボキシを有するァリール (低級) アルカノィル (低 級) アルキル、 N— (カルボキシを有する低級アルキル) 力ルバモイル (低級) アルキル、 N _ (カルボキシを有する低級アルキル) 力ルバモイル (低級) アル カノィル (低級) アルキル基、 またはカルボキシ (低級) アルキルを有するピぺ リジル (低級) アルカノィルメチルを示す。 ) で示される化合物またはその塩を 得る方法;
(3) 一般式 (Ic):
Figure imgf000081_0001
もしくはカルボキシ基における
その反応性誘導体またはその塩
(式中、 Rc は、 カルボキシ (低級) アルキルを示す。 ) で示される化合物もし くはカルボキシ基におけるその反応性誘導体またはその塩を、 低級アルキルの導 入反応に付して、 一般式 (Id):
Figure imgf000081_0002
(式中、 Rd は、 低級アルカノィル (低級) アルキルを示す。 ) で示される化合 物またはその塩を得る方法;
(4) 一般式 (Ie):
Figure imgf000082_0001
(Ie)
もしくはカルボキシ基における
その反応性誘導体またはその塩
(式中、 Re は、 カルボキシを有する (低級) アルキル、 またはカルボキシを有 する (低級) アルカノィル (低級) アルキルを示す。 ) で示される化合物もしく はカルボキシ基におけるその反応性誘導体またはその塩を、 アミ ド化反応に付し て、 一般式(If):
Figure imgf000082_0002
(式中、 Ri は、 N— (適当な置換基を有していてもよい低級アルキル) 力ルバ モイル (低級) アルキル、 N, N—ジ (低級) アルキル力ルバモイルメチル、 適 当な置換基を有していてもよいピロリジニルカルボニル (低級) アルキル、 適当 な置換基を有していてもよいピペリジルカルボニルメチル、 モルホリニルカルボ ニル (低級) アルキル、 適当な置換基を有していてもよいピペラジニルカルボ二 ル (低級) アルキル、 チオモルホリニルカルボニル (低級) アルキル、 またはァ ミ ド化されたカルボキシ (低級) アルカノィル (低級) アルキル基を示す。 ) で 示される化合物またはその塩を得る方法;
(5) 一般式 (Ig):
Figure imgf000083_0001
(式中、 Rg は、 ヒドロキシを有するピロリジニル (低級) アルカノィル (低級) アルキルを示す。 ) で示される化合物またはその塩を、 酸化反応に付して、 一般 式(Ih):
Figure imgf000084_0001
(式中、 Rh は、 ォキソを有するピロリジニル (低級) アルカノィル (低級) 了 ルキルを示す。 ) で示される化合物またはその塩を得る方法;
(6) 一般式 (Ii):
Figure imgf000084_0002
(式中、 R i は、 カルボキシあるいは保護されたカルボキシを有する (低級) ァ ルカノィル (低級) アルキルを示す。 ) で示される化合物またはその塩を、 ケト ン分解反応に付して、 一般式 (Ij):
Figure imgf000085_0001
(式中、 R j は、 (低級) アルカノィル (低級) アルキルを示す。 ) で示される 化合物またはその塩を得る方法; または、
(7) 一般式 (Ik):
Figure imgf000085_0002
(式中、 Rk は、 シァノを有するフヱニル (低級) アルカノィル (低級) アルキ ルを示す。 ) で示される化合物またはその塩を、 加水分解反応に付して、 一般式 (II):
Figure imgf000086_0001
(式中、 R 1 は、 カルボキシを有するフヱニル (低級) アルカノィル (低級) ァ ルキルを示す。 ) で示される化合物またはその塩を得る方法。
7 . 請求の範囲 1に記載のピラゾ口ピリジン化合物または医薬上許容し得る塩と、 医薬上許容し得る担体を含有する医薬組成物。
8 . アデノシン拮抗剤である請求の範囲 7に記載の医薬組成物。
9 . 請求の範囲 1に記載のピラゾ口ピリジン化合物または医薬上許容し得る塩の 医薬としての使用。
1 0 . 請求の範囲 1に記載のピラゾ口ピリジン化合物または医薬上許容し得る塩 をヒトまたは動物に投与することを含むアデノシン拮抗方法。
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