WO1995025680A1

WO1995025680A1 - Postal item

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Publication number: WO1995025680A1
Application number: PCT/JP1995/000529
Authority: WO
Inventors: Toshiki Saito
Original assignee: Toshiki Saito
Priority date: 1994-01-29
Filing date: 1995-03-17
Publication date: 1995-09-28
Also published as: US5607101A; EP0755874A1; CN1147796A; AU2082495A; CA2186142A1; AU690660B2; KR100196451B1; CN1096396C; EP0755874A4

Description

. 明細書郵便物技術分野

この発明は、榘書ゃ封書のように、宛名を表示し、切手を貼るか又は料金別納で郵送できる郵便物に関し、特に種々の小物を目立つように付けて郵送できるものに関する。背景技術

近年、企業や個人が、広告宣伝の媒体としてダイレクトメールを多用している。この種のダイレクトメ一ルには、榘書型郵便物と封書型郵便物とがある。

葉書型郵便物は、一枚のシートの表面に切手が貼られるか又は料金別納が表示されるスペースと宛先が表示されるスペースが設けられ、前記表面に対する裏面に写真や宣伝にかかるメッセージ等が印刷されたものである。したがって、この葉書型郵便物によってサンプル等の小物を送れない。

封書型郵便物は、切手が貼られるか又は料金別納が表示されるスベースと宛先が表示されるスペースが設けられた表面と、前記表面に対する裏面との間に、レターなどを収納できる空間を形成した袋部と、前記袋部の入口を閉じる蓋とからなつている。この袋部に、広告宣伝のためのレタ一以外にサンプル等の小物を袋部内に入れ、蓋を閉めて郵送する。この袋部は不透明な材質で形成されており、内部に小物が収納されているかどうかは外観では判らない。また、袋部の宛先が表示されるスベース部分に窓が設けられ、この窓に透明な膜が貼られている封書があるが、から見えるのは宛先だけである。

また、商品の販売に際して、商品を透明な収納部に入れ、この収納部をシートに固定し、シートの上側に設けられた通し孔でつり下げることができるシート状収納体が多用されている。しかし、このシートの余白には、商品の特徴等が印刷され、シートの裏面には、商品の使用方法等が印刷され、郵便物として送ることはできない。したがって、このようなシート状収納体を郵送する場合には、シート状収納体の全体を封筒に入れて送ることになる。

近年、郵便物によるダイレクトメールが多用されるにつれて、一般家庭で全く読まれないまま放置されるか、又は開封されないまま放置されるケースが増えはじめた。ダイレクトメールの講読率や開封率が低下すると、ダイレクトメールの広告宣伝効果が望めなくなる。しかし、所定内の大きさと所定内の厚みと所定内の重量である定形郵便物は郵送コストが安いため、ダイレクトメ一ルの講読率や開封率が多少低くても利用せざるを得なかった。

したがって、本発明は、菜書とともに小物を郵送でき、意外性を備えた菜書型郵便物を提供することを目的としている。

また、本発明は、レター等を収納した封書とともに小物を目立つように郵送でき、意外性を備えた封書型郵便物を提供することを目的としている。発明の開示

本発明は、切手が貼られるか又は料金別納が表示されるスペースと宛先が表示されるスペースが設けられた表面と、前記表面に対する裏面とを有するシートと、前記シートの前記裏面側において固定可能であり、小物等が収納できる内部空間を有する突出部と、からなる組み立て可能な季書型郵便物である。この葉書型郵便物は、前記突出部の前記内部空間内に前記小物を収納し、前記突出部を前記シートの裏側に固定すると、郵送可能になる。小物がシート面から突出して収納されているため、 —目で何か入っているということで人の注意を引く。また、前記シートの大きさと、前記シートと前記突出部との合計高さが、所定額の切手で郵送可能な定形範囲にあると従来通り安い切手で郵送できる。また、前記突出部は透明な材料で形成され、前記突出部に収納された前記小物が見えると、即座に見る人の目に飛び込む。第 1 シートと第 2シートとの間で突出部を固定する構造にすると、構造が簡単になり大量生産しゃすい。

また、本発明は、切手が貼られるか又は料金別納が表示されるスベースと宛先が表示されるスペースが設けられた表面と、前記表面に対する裏面との間に、レターなどを収納できる空間を形成した袋部と、前記袋部の入口を閉じる蓋と、前記袋部の裏面側又は前記蓋に固定可能であり、小物等が収納できる内部空間を有する突出部と、からなる組み立て可能な封書型郵便物である。この封書型郵便物は、袋部の中にレター等を入れ、前記突出部の前記内部空間内に前記小物を収納し、前記突出部を前記袋部の裏面側又は前記蓋に固定すると、郵送可能になる。前記袋部の大きさと、前記レターが収納された前記袋部と前記突出部の合計高さが、所定額の切手で郵送可能な定形範囲にある従来通り安い切手で郵送できる。また、前記突出部は透明な材料で形成され、前記突出部に収納された前記小物が見えると、即座に見る人の目に飛び込む。左端の第 1 部分と中央の第 2部分と右端の第 3部分とに三つに折り畳まれた一枚のシー卜で袋部と蓋体を形成し、この袋部の裏面側又は前記蓋に突出部を固定すると、構造が簡単になり大量生産しゃすい。図の簡単な説明

第 1図は、菜書型郵便物の構造を示す斜視図であり、第 2図は、第 1 図の葉書型郵便物の断面図であり、第 3図は、菜書型郵便物の他の構造を示す図であり、第 4図は、葉書型郵便物の更に他の構造を示す図であり、第 5図は、封書型郵便物の構造を示す斜視図であり、第 6図は、第 5図の封書型郵便物の断面図であり、第 7図は、封書型郵便物の他の構造を示す断面図であり、第 8図は、突出部の種々の形態を示す図である

発明を実施するための最良の形態

本発明をより詳細に説述するため、添付の図面に従ってこれらを説明する。第 1図は、菜書型郵便物の好ましい構造を示している。第 1図（ a ) ( b ) は、組み立て手順を示し、第 1図（ c ) は、郵送可能な状態を示している。

この葉書型郵便物の実施形態としては、好みの小物を収納できるように、シートと突出部とを組み立て前の部品として販売したり、宣伝の為に頒布又は贈呈したりする場合と、所定の小物が予め収納され、宛名を書いて切手を貼るとそのまま郵送できる完成品にして販売したり、宣伝の為に頒布又は贈呈したりする場合とがある。

まず、完成品として実施する場合を説明する。第 1図（c ) において、完成した菜書型郵便物 1は、シート 2と、突出部 3と、小物 4とからなっている。シート 2は、第 1図（a ) に示すように、中央線 aで折り曲げ可能な紙などの一枚のシートであって、菜書サイズの第 1 シート 1 1と同じく菜書サイズの第 2シート 1 2からなつている。

第 1 シート 1 1の外側面（折り曲げて一体となったシート 2の表面）は、第 1図（c ) の様に、切手を貼るスペース 1 3と、宛名を書き込み又は貼りつけによつて表示されるスペース 1 4とを有している。スぺ一 ' ス 1 3には、切手に相当する大きさの表示と貼るべき切手の金額等が印刷で予め表示されている。また、大量に郵送する場合、切手を貼らずに、料金別納のシステムで郵送することができる。この場合、スペース 1 3には、印刷等で料金別納の所定の表示が成されている。スペース 1 4 は宛名を記載する部分であって、葉書の表面に記載する慣習の文字（親展、至急等の文字）以外の文字を記載していない部分、一般には空白の部分である。例えば日本では、このスペース 1 4の普通の最小限は長辺 8 c m、短辺 4. 5 c mであると規定している。

第 1図（a) に示すように、第 2シート 1 2の中央の一部には窓状の切り抜き部 1 5が設けられている。また、第 2シート 1 2の内側面（折り曲げて重なる部分）の一面に接着剤 1 6が糊付けされている。

突出部 3は、第 2図に明瞭に示されるように、内部空間 2 1を有する凸部 2 2につば 2 3が設けられたものである。第 1図（ a ) の矢印 bに示されるように、凸部 2 2が切り抜き部 1 5から突出するようにはめ込む。すると、つば 2 3の部分が接着剤 1 6によって第 2シート 1 2に固定され、第 1図（b) の状態になる。この突出部 3は透明で硬質のブラスチックを成形して形成したものである。この透明で硬質のプラスチックとしては、 P P (ポリプロピレン）、 P S (スチロール）、 PET ( ポリエチレンテレフタレート）、乳酸系生分解性プラスチック（B i 0 d e g r a d a b l e P o l y— L a c t i d e) などが用いられる。内部空間 2 1に収納される小物 4が壊れやすいものである場合には、突出部 3が郵便物としての取り扱い程度で変形しない程度の硬質にすることが望ましい。また、突出部 3の全部又は主要部が透明又は半透明であると、内部空間 2 1に収納された小物が一目が判る。特に、突出部 3 に乳酸系生分解性プラスチックを用いると、廃棄されると土中の微生物が分解してしまうため、処理すべき廃棄物の減少にも役立つ。

小物 4は見るものの気を引くことができるものであり、突出部 3に収納できる程度の大きさであればなんでもよい。一粒チョコレート、コーヒー豆等の食品、化粧品や薬品等のサンプル、シングル C Dやフロッビ一ディスク等の記憶媒体、チップ部品等の電子部品、玩具等のミニュチァ、写真やミニカタ πグの縮小品、観光地の砂や小石、花の種、突出部 3内に閉じ込めることができる粉体や液体等を収納することができる。突出部 3が透明であり、小物 4が突出部 3の内部空間 2 1より小さい場合、突出部 3を通して第 1 シート 1 1の内側面の生地が見える。そこで、第 1 シートの 1 1内側面であって、切り抜き部 1 5に対面する部分に所定のデザィンの印刷 1 7を施しておく。また、第 1図（c ) のように、第 2 シート 1 2の外側面（折り曲げて一体となったシート 2の裏面 ) にも、上記の印刷 1 7とのデザイン面のバランスを配慮した印刷（絵画やメッセージ） 1 8を施しておく。

そして、第 1図（b ) のように、第 1 シート 1 1を矢印 cのように第 2 シート 1 2に向かって折り曲げて圧縮すると、第 1図（c ) 及び第 2 図のように、第 1 シート 1 1と第 2 シート 1 2は一体のシート 2になる日本の郵便の規定によると、第 1図（ c ) の葉書型郵便物 1のシート 2の長さが 1 4〜2 3 . 5 c mであり、幅が 8 ~ 1 2 c mであり、シート 2と突出部 3の合計の高さ（h ) が 1 c m以内であると、定形郵便物となる。すると、全重量が 2 5 gまでであると 8 0円切手を貼ればよく、全重量が 5 0 gまであると 9 0円切手を貼ればよく、郵便コストを最小限に抑えることができる。

第 1図（ c ) の状態にして、絵葉書と同様に販売したり贈呈したりすることが可能になる。購買者はシート 2の表面に切手を貼り、宛名を書いてポストに投函できる。この葉書型郵便物 1を受け取った人は、透明な突出部 3を通して小物 4を直ちに確認でき、シート 2の裏面の印刷 1 8と突出部 3を通して見える印刷 1 Ίによるデザィンも見る人の気を引くことが出来る。そのため、この葉書型郵便物 1を受け取った人に、話題性、意外性を喚起し、広告宣伝としてのプレゼンテーション効果を最大限に発揮できる。その結果、ダイレクトメールとして送った場合、読まれずに放置されることもなく、開封率の低い封書より直接的且つ効果的に所望のメッセージを伝えることができる。

なお、小物 4を購買者が適当に選択して入れたい場合には、第 1図（ a ) のシート 2と突出部 3がキットとして販売されたり贈呈される。この場合、第 2 シート 1 2の接着剤 1 6によって第 1 シート 1 1がくつつかないように、接着剤 1 6の上に剝離シートを貼りつけておく。購買者が剝離シートを剝がし、突出部 3に小物 4を入れ、第 1図（a ) - ( b ) -* ( c ) の要領で組み立てればよい。

つぎに、第 3図及び第 4図により、他の葉書型郵便物の例を説明する。第 3図において、葉書型郵便物は一枚の紙からなるシート 2 Aの裏面の上に直接突出部 3 Aを固定する構造になっている。突出部 3 Aの固定手段としては、接着剤に限らず、ホッチキスのような機械的なものであつてもよく、突出部 3 Aのつばを広くして端を折り曲げ、シート 2 Aに差し込むものであってもよい。また、型崩れしない小物 4 Aに突出部 3 Aの凸部が密着してもよい場合には、突出部 3 Aを熱収縮フィルムで形成することもできる。

第 4図において、葉書型郵便物は第 1図と同様に折り曲げているが、シート 2 Bの第 2 シート 1 2 Bの部分に一体的に突出部 3 Bが形成されている。シート 2 Bが比較的軟らかい紙である場合には、型崩れしない小物, 4 Bが突出部 3 Bに密着するようにする。また、シート 2 Bが不透明の場合には、突出部 3 Bの中心に窓を設けて、小物 4 Bが何であるか判るようにできる。

つぎに、封書型郵便物を第 5図により説明する。第 5図（a ) ( b ) は、組み立て手順を示し、第 5図（c ) は、郵送可能な状態を示している。

この封書型郵便物の実施形態としては、好みの小物 9を収納できるように、蓋 7付きの袋部 6と、突出部 8と、レター 1 0とを組み立て前の部品として販売したり、宣伝の為に頒布又は贈呈したりする場合と、所定の小物 9が予め収納され、レター 1 0を入れ、宛名を書いて切手を貼るとそのまま郵送できる完成品にして販売したり、宣伝の為に頒布又は贈,呈したりする場合とがある。

まず、完成品として実施する場合を説明する。第 5図（c ) において、完成した封書型郵便物 5は、蓋 7が付いた袋部 6と、突出部 8と、小物 9と、場合によつて添付されるレター 1 Dとからなっている。

蓋 7付きの袋部 6は、第 5図（a ) に示すように、一枚のシートを d 線と e線で折り曲げ可能とし、一端の第 1部分 3 1と、中央の第 2部分 3 2と、他端の第 3部分 3 3とに区分する。第 2部分 3 2から延在する舌部 3 4 , 3 5が内折りされ、この舌部 3 4 , 3 5と第 1部分 3 1と力糊付け等によって接着される。すると、第 5図（c ) のように、切手を貼るスペース 3 6と宛名を表示するスペース 3 7を有する表面と、この表面に対する裏面を有し内部にメッセージが書き込まれたレタ一 1 0が入れられる袋部 6が形成される。第 5図（b ) のように、この袋部 6にレター 1 0を入れ、蓋 7を糊付け等で袋部 6の裏面に接着すると所謂封筒になる。なお、スペース 3 6とスペース 3 7の構成は第 1図で説明したものと同様である。図示例では、蓋 7が袋部 6の裏面の殆どを覆う程大きいため、この蓋 7の中央部分に第 5図（a ) に示すような切り抜き部 3 8が設けられている。この切り抜き部 3 8の周囲には糊や両面テープ等の接着剤 3 9が設けられている。

第 6図に明瞭に示されるように、突出部 8は、内部空間 4 1を有する凸部 4 2と、つば 4 3と、底 4 4と有してなる。この底 4 4の周辺とつば 4 3は小物 9を入れた後に例えば熱圧着で一体化されている。すなわち、レター 1 0を入れたり出したりするときに、小物 9が突出部 8から落ちて失われる恐れがない。また、この突出部 8も第 1図で説明したものと同様に硬質で透明な材質で形成されている。

第 5図（a ) の矢印 f のように、突出部 8を切り抜き部 3 8から突出するようにはめ込むと、つばの部分が接着剤 3 9で第 3部分 3 3の蓋 7 に接着して固定される。また、袋部 6の裏面であって切り抜き部 3 8に対面する部分に所望デザインの印刷 4 5が施されている。また、第 5図 ( c ) の蓋 Ίの表面には印刷 4 5とマツチした所望デザィンの印刷 4 6 が施されている。

上述した構成の封書型郵便物 5にあっては、購買者がレタ一 1 0に所望のメッセージを印刷又は記入し、矢印 gのように蓋 7を袋部 6の裏面に向かって閉め、蓋 7と袋部 6を糊等で接着する。そして、第 5図（c ) の切手のスペース 3 6に切手を貼り、スペース 3 7に宛名等を記入すると、投函できる封筒になる。

この封筒の袋部 6の大きさや、レター 1 0と袋部 6と蓋 7と突出部 8 の合計高さ hカ^ 第 1図で説明したものと同様な定形にあると、安価に郵送することができる。

また、小物が 9が封筒を受け取った者の目に入り、背景となる印刷 4 5， 4 6とあいまって見る者の注意を強く喚起し、封筒を開けざるを得なくなる。そのため、ダイレクトメ一ル等に使用すると大幅の開封率の上昇が期待できる。

なお、蓋付き袋部 6と突出部 8とレター 1 0との部品をキットとして販売又は贈呈し、小物は購買者が入れる場合には、第 7図（a ) ~ ( f ) のように、突出部を小物を入れてから袋部又は蓋に固定できるようにする。

つぎに、第 7図により、種々の封書型郵便物の形態例を説明する。第 7図（a ) は、蓋 7 Aの部分と一体に突出部 8 Aを設け、袋部 6 Aと蓋 7 Aの接着で小物が入る内部空間 4 1 Aを形成したものである。第 7図 ( b ) は、袋部 6 Bの裏面に直接突出部 8 Bを接着等で固定したものである。第 7図（c ) は、袋部 6 Cの裏面に直接突出部 8 Cを切り抜き部付きのシート 5 1を介して固定したものである。第 7図（d ) は、蓋 7 Dの切り抜き部に底無しの突出部 8 Dを嵌め、裏シート 5 2で内部空間 4 1 Dを形成したものである。第 7図（e ) は、蓋 7 Eが短く、袋部 6 Eの裏面に切り抜き部を設け、底付きの突出部 8 Eを袋体 6 Eに固定したものである。第 7図（ f ) は、蓋 7 Fの切り抜き部に底無しの突出部 8 Fを嵌めて、袋体 6 Fの裏面と蓋 7 Fの間で突出部 8 Fを固定できるようにしたものである。

つぎに、突出部の種々の形態を第 8図により説明する。第 8図（a ) のものは、突出部をト型にし、内部空間内にト型のチョコレートを小物として収納したものである。バレンタィンデ一のプレゼント用の案書又は封書として郵送できる。第 8図（b ) のものは 2個の三角形の突出部としたものである。第 8図（c ) のものは一個の円形の突出部としたものである。第 8図（d ) のものは三個の独立した円形の突出部としたものである。第 8図（ e ) のものは三個の独立した長方形の突出部としたものである。第 8図（ f ) のものは一個の五角形の突出部としたのである。第 8図（g ) のものは砂時計を形成する突出部としたものである。第 8図（h ) のものは玉が転がる通路となった突出部としたものである。産業上の利用可能性

以上のように、本発明にかかる郵便物は、菜書、又はレター等を収納した封書と共に小物を目立つように郵送でき、意外性を備えた葉書型又は封書型郵便物として最適である。

Claims

請求の範囲

1 . 切手が貼られるか又は料金別納の表示がなされるスペース (13)と宛先が表示されるスペース (W)が設けられた表面と、前記表面に対する裏面とを有するシート（2)と、 '

前記シ一ト（2)の前記裏面側において固定可能であり、内部空間（21)を有する突出部 (3)と、

からなる組み立て可能な菜書型郵便物。

2 . 切手が貼られるか又は料金別納の表示がなされるスペース (13と宛先が表示されるスペース (W)が設けられた表面と、前記表面に対する裏面とを有するシート（2)と、

前記シート（2)の前記裏面側において固定され、内部空間（21)を有する突出部 (3)と、

前記突出部 (3)の前記内部空間（21)内に収納された小物 (4)と、からなる菜書型郵便物。

3 . 前記シート（2)の大きさと、前記シート（2)と前記突出部 (3)との合計高さ（h) が、所定額の切手で郵送可能な定形範囲にある請求の範囲第 1項又は第 2項記載の菜書型郵便物。

4 . 前記突出部 (3)は透明な材料で形成され、前記突出部 (3)に収納された収納物が見える請求の範囲第 1項又は第 2項記載の葉書型郵便物。

5. 切手が貼られるか又は料金別納の表示がなされるスペース (13と宛先が表示されるスペース (14)'が設けられた第 1 シート（Π)と、

前記第 1 シート αΐ)に重ね合わされ、一部に窓状の切り抜き部 asが設けられた第 2 シート 03と、

前記切り抜き部 (13から突出し、内部空間（21)を有する凸部（22)と、前記第 2 シート（12)と前記第 1 シート (U)によって挟まれるつば（23)とが設けられた突出部 (3)と、前.記突出部 (3)の前記内部空間（21)内に収納された小物 (4)と、からなる菜書型郵便物。

6 . 前記第 1 シート αΐ)と前記第 2シート 03の最大の大きさと、前記第 1 シ一ト (U)と前記第 2シートな2)と前記突出部 (3)との合計高さ（h) が、所定額の切手で郵送可能な定形範囲にある請求の範囲第 5項記載の葉書型郵便物。

7 . 前記突出部 (3)は透明な材料で形成され、前記突出部 (3)に収納された前記小物 (4)が見える請求の範囲第 5項記載の葉書型郵便物。

8 . 前記突出部 (3)は透明な材料で形成され、前記第 2シート (13の前記切り抜き部 asに対面する前記第 1 シート ai)に所定の印刷 Mが施され、収納された前記小物 (4)と前記印刷 (Π)が前記突出部 (3)を介して見えるようにした請求の範囲第 5項記載の葉書型郵便物。

9 . 前記第 2 シート 03の表面に印刷 (18が施された請求の範囲第 8項記載の葉書型郵便物。

1 0 . 前記第 1 シート 01)と前記第 2シート 03とは一枚のシ一ト (2)を折り曲げて形成される請求の範囲第 5項記載の葉書型郵便物。

1 1 . 前記第 1 シート ai)と前記第 2シート (12)との重ね合わせ部分には接着剤層 (ΙΘが形成されている請求の範囲第 5項記載の葉書型郵便物。

1 2 . 切手が貼られるか又は料金別納の表示がなされるスペース（36〉と宛先が表示されるスペース（37)が設けられた表面と、前記表面に対する裏面との間に、レター αοなどを収納できる空間を形成した袋部 (6)と、前記袋部 (6)の入口を閉じる蓋 (7)と、

前記袋部 (6)の裏面側又は前記蓋 (7)に固定可能であり、内部空間（41)を有する突出部 (8)と、

からなる組み立て可能な封書型郵便物。

1 3 . 切手が貼られるか又は料金別納の表示がなされるスペース（36)と宛先が表示されるスペース（37)が設けられた表面と、前記表面に対する裏面との間に、レタ一などを収納できる空間を形成した袋部 (6)と、前記袋部 (6)の入口を閉じる蓋 (7)と、

前記袋部 (6)の裏面側又は前記蓋 (7)に固定され、内部空間（41)を有する突出部 (8)と、

前記突出部 (8)の前記内部空間（41)内に収納された小物 (9)と、からなる封書型郵便物。

1 4 . 前記袋部 (6)の大きさと、前記レター (L0が収納された前記袋部 (6)と前記突出部 (8)の合計髙さ（h) が、所定額の切手で郵送可能な定形範囲にある請求の範囲第 1 2項又は第 1 3項記載の封書型郵便物。

1 5 . 前記突出部 (8)は透明な材料で形成され、前記突出部 (8)に収納された収納物が見える請求の範囲第 1 2項又は第 1 3項記載の封書型郵便物

1 6 . —端の第 1部分（31)と中央の第 2部分（32)と他端の第 3部分（33) とに三つに折り畳まれた一枚のシートと、

前記第 2部分（32)から延在し、内折りされた舌部（34) (35)と、前記第 1部分（31)を前記第 2部分（32)に向かって折り畳み、前記舌部

(34) (35)で接着して形成された袋部 (6)と、

前記袋部 (6)の蓋 (7)になる前記第 3部分（33)に設けられた切り抜き部（3

8)と、

前記切り抜き部（38)から突出し、内部空間（41)を有する凸部（42)と、前記第 3部分に固定されるつば（43)を有する突出部 (8)と、

該突出部 (8)内に収納された小物 (9)とからなり、

前記第 2部分（32)の表面には切手が貼られるか又は料金別納の表示がなされるスペース（36)と宛先が表示されるスペース（37)が設けられた封書型郵便物。

1 7 . 前記袋部 (6)の大きさと、レター等が収納された前記袋部 (6)と前記突出部 (8)の合計高さ（h) が、所定額の切手で郵送可能な定形範囲にある請求の範囲第 1 6項記載の封書型郵便物。

1 8 . 前記突出部 (8)は透明な材料で形成され、前記突出部 (8)に収納された前記小物 (9)が見える請求の範囲第 1 6項記載の封書型郵便物。

1 9 . 前記突出部 (8)は底（44)を有している請求の範囲第 1 8項記載の封書型郵便物。

2 0 . 前記突出部 (8)は透明な材料で形成され、前記第 3部分（33)の前記切り抜き部（38)に対面する前記第 1部分（31)に所定の印刷（45)が施され、収納された前記小物 (9)と前記印刷（45)が前記突出部 (8)を介して見えるようにした請求の範囲第 1 6項記載の封書型郵便物。

2 1 . 前記蓋 (7)となる前記第 3部分（33)の表面に所定の印刷（46)が施されている請求の範囲第 2 0項記載の封書型郵便物。