WO1994025781A1 - Mixing faucet - Google Patents

Description

明 TO

技 術 分 野

本発明 は湯 と 水 と を混合 し て吐出す る 湯水混合水栓に 湯

係 り 、 と り わ け水栓内の通水路構成に特徴を有す る 湯水 混合水栓に関す る 。

背 景 技 術

湯水混合水栓は、 湯供給源及び水供給源か ら それぞれ 供給 さ れた湯及び水を適宜な割合で混合 し 、 所要の温度 の混合水を吐出 さ せ る た め、 内部に湯及び水の通過す る 湯通路及び水通路が形成 さ れ る と と も に栓、 流入 さ れた湯 及び水を混合す る 混合室、 及び混合水を吐出す る 混合水 通路が形成 さ れて い る 。

ま た、 湯 と 水 と の混合比を、 設定温度に対応 さ せて 自 動的 に調整す る た めの、 自 動温度調節機能を備え た ミ キ シ ン グバル ブ、 混合水の吐出量を調整す る 開閉バルブ、 さ ら に、 洗面用吐出 と シ ャ ワ ー用吐出 と を切替え る 切替 バルブな どが、 所定の通水路位置に組込み配置 さ れて い o

そ し て最近で は こ れ ら のバルブ類の組立て、 保守を容 易 にす る た め、 バルブ類がそ れぞれ機能ュニ ッ ト と し て ュニ ッ ト 化 さ れ、 水栓ハ ウ ジ ン グ内 に着脱 自 在 に装着 さ れて い る 。

こ の よ う に バ ノレ ブ力 ュニ ッ ト 化 さ れ、 バ ノレ ブュニ ッ 卜 と し て水栓ハ ウ ジ ン グ内 に 装着 さ れ た 湯水混合水栓 と し て は、 例 え ば特公昭 5 8 — 4 0 0 6 0 号公報記載の よ う な も の が知 ら れて い る 。 こ の 例 に お い て は、 バル ブュニ ッ ト （ サ ー モ ス タ ッ ト ミ キ シ ン グバ ノレ ブ） が水栓ハ ウ ジ ン グ内 に 着脱 自 在 に 装着 さ れて い る が、 こ の 水栓ハ ウ ジ ン グ は銅合金 の よ う な 金属製铸物材 に よ り 構成 さ れて い る

铸物材 に よ り 水栓ハ ウ ジ ン グを構成す る こ と は、 内部 の湯通路、 水通路 な ど一次側通水路の 耐圧 を高め、 製品 と し て の 外観を見栄え の良 い も の と す る 点で望 ま し い が 铸造 の 際、 通水路用 の 中子を使用 し な ければ な ら ず、 製 造工程 に 手間がかか り 製品価格が高 く な る と と も に 、 重 量 も 大 き く な る と い う 欠点が あ る 。

そ こ で、 水栓ハ ウ ジ ン グを金属製管材 に よ り 構成 し 、 内 部 に バル ブュニ ッ ト を装着す る よ う に し た 構造の湯水 混合水栓が提案 さ れて い る （例え ば U S P 4 , 3 8 1 , 〇 7 3 号明細書） 。 こ の 例 に よ れば、 水栓ハ ウ ジ ン グを 金属製管材で構成 し た の で、 ハ ウ ジ ン グの 製作が容易で あ る と と も に 、 重量を軽減化す る こ と がで き る 。

し か し な 力く ら 、 水栓ハ ウ ジ ン グ 内 の一次側通水路 （湯 通路、 水通路） を 、 水栓ハ ウ ジ ン グの 内壁 と バル ブュニ ッ ト の ケ一 シ ン グ外壁 と の 間で構成す る 必要が あ り 、 バ

― つ ル ブュニ ッ ト の ケ一 シ ン グ構造が複雑 に な る 。 す な わ ち 水栓ハ ウ ジ ン グの 長 さ 及 び直径 な ど に 対応 し てバル ブュ ニ ッ ト の ケ 一 シ ン グの 形状寸法 を変更す る 必要が あ る と と も に 、 2 つ以上の通水路 を構成す る た め に 特別の シ ー ル構造 を設 け る 必要が あ る 。

こ の た め 、 バル ブュニ ッ 卜 の標準化を 図 る こ と が困難 に な る と と も に バル ブュニ ッ ト 自 体が大型化す る と い う 問題があ る 。

さ ら に こ の他 に 、 水栓ハ ウ ジ ン グを、 外側ハ ゥ ジ ン グ と そ の 内側 に 配置 さ れた 内側ハ ウ ジ ン グ と に よ り 構成 し 外側ハ ウ ジ ン グ と 内側ハ ゥ ジ ン グ と の 間 に 湯供給源 と 連 通 す る 湯 通 路 を 形 成 し た 湯 水 混合水栓が知 ら れ て い る (実公昭 6 3 - 1 7 9 0 3 号公報） 。

し か し な 力《 ら こ の 例 に お い て は、 水供給源 と 連通す る 水通路が、 内側ハ ウ ジ ン グ内 に 装着 さ れた バ ル ブュニ ッ ト 内 に 形成 さ れて い る た め、 バル ブュニ ッ 卜 の構造が複 雑 に な る と と と も に そ の 標準化が困難で あ る と い う 問題 が あ る 。 ま た 湯通路 と 水通路 と が重 な り 合 う 位置 に 設 け ら れて い る た め 、 水栓ハ ウ ジ ン グの 直径が大 き く な る と い う 問題力 あ る 。

本発明 は こ の よ う な 点を考慮 し て な さ れた も の で あ り 水栓ハ ウ ジ ン グの 軽量化、 バ ル ブ ュニ ッ ト の標準化が図 れ る と と も に 、 組立が容易 な 湯水混合水栓を提供す る こ と を 目 的 と す る 。 発 明 の 開 示

本発明 は上記 目 的を達成す る た め、 中空ケ ー シ ン グ内 に作動部材が収納 さ れてな る バル ブュニ ッ 卜 と 、 バル ブ ュニ ッ ト が揷入配置 さ れ る と と も に 、 湯供給源及び水供 給源に それぞれ連通 さ れた 2 つ の一次側通水路が形成 さ れて い る ハ ウ ジ ン グ と 、 か ら な る 湯水混合水栓に お い て ハ ゥ ジ ン グを外側ハ ゥ ジ ン グ と 、 外側ハ ゥ ジ ン グ内 に配 設 さ れ、 バルブュニ ッ ト へ連通す る 通水孔が形成 さ れて い る 内側ハ ウ ジ ン グ と 力、 ら構成 さ れ、 外側ハ ゥ ジ ン グ と 内側ハ ウ ジ ン グ と の 間 に隔離部材に よ り 少な く と も 2 つ の一次側通水路を形成 し た こ と を特徴 と す る 。

本発明 に よ れば、 バル ブュニ ッ 卜 が装着 さ れ る 内側ハ ゥ ジ ン グを、 外側ハ ゥ ジ ン グ と 別個独立 し て形成す る よ う に し て あ る の で、 外側ハ ウ ジ ン グの形状寸法が変更 さ れて も 同一のバルブュニ ッ ト を用 い る こ と が可能で あ り バルブュニ ッ ト の標準化を図 る こ と がで き る 。

ま た、 湯通路 と 水通路 と を外側ハ ウ ジ ン グ と 内側ハ ゥ ジ ン グ と の 間 に隔離部材を用 い て形成す る よ う に し て あ る の で、 一次側通水路の形成が容易であ る と と も に 、 混 合水栓の構造を簡単化 し 、 組立及び分解作業を容易 にす る こ と 力 で き る 。

図面の簡単な説明

図 1 は本発明 の一実施例を示す横断面図、 図 2 は図 1 の Π - I I線断面図、 図 3 は本発明の他の実施例を示す横 断面図、 図 4 は図 3 の I V— I V線断面図であ る 。

発明 を実施す る た め の最良の形態 以下、 図面を参照 し て本発明 の実施例 につ い て説明す る o

図 1 は本発明の一実施例を示す横断面図であ り 、 図中 符号 1 は水栓ハ ウ ジ ン グの外側ハ ウ ジ ン グを示 し て い る 外側ハ ゥ ジ ン グ 1 は 中空円筒状の管材、 例え ば金属製パ イ ブ に よ り 形成 さ れて い る 。 こ の外側ハ ウ ジ ン グ 1 内 に は、 両端が開 口 し た 中空円筒状の 内側ハ ゥ ジ ン グ 2 が配 設 さ れてい る 。 こ の 内側ハ ウ ジ ン グ 2 は、 例え ば耐熱性 の合成樹脂 に よ り 形成 さ れてい る 。

内側ハ ウ ジ ン グ 2 の外壁面に は、 通水路を構成す る た め の隔離部材、 例え ば弾力性 シ ー ル部材 3 が装着 さ れて い o の シ ー ル部材 3 は 内側ハ ウ ジ ン グ 2 の外壁面に 複数個突出 し て形成 さ れた シ ー ル保持部 4 a 〜 4 d に装 着保持 さ れて い る 。 こ れ ら の シ ー ル保持部 4 a 〜 4 d の 配置形状 は、 外側ハ ゥ ジ ン グ 1 と 内側ハ ゥ ジ ン グ 2 と の 間 に形成 さ れ る 一次側及び二次側通水路の位置、 大 き さ 及び個数な ど に応 じ て適宜設計 さ れ る 。

本実施例 に お い て は、 図 1 に お い て、 内側ノヽ ゥ ジ ン グ

2 の左端 に形成 さ れた第 1 の シ ー ル保持部 4 a と そ の右 隣 り に形成 さ れた第 2 の シ ー ル保持部 4 b と に よ り 、 外 側ハ ゥ ジ ン グ 1 と 内側ハ ゥ ジ ン グ 2 と の 間 に湯通路 5 が 形成 さ れて い る 。 ま た、 内側ハ ウ ジ ン グ 2 の右端に形成 さ れ た 第 3 の シ ー ル 保 持 部 4 c と 第 2 の シ ー ル保持部 4 b と に よ り 、 外側ハ ウ ジ ン グ 1 と 内側ノヽ ゥ ジ ン グ 2 と の 間の上半部分に水通路 6 が形成 さ れて い る 。

内側ハ ウ ジ ン グ 2 の外壁面に は さ ら に、 第 2 の シ ー ル 保持部 4 b の右側の位置に、 内側ハ ウ ン グ 2 の下半分 を連続的 に取 り 囲む第 4 の シ ー ル保持部 4 d が形成 さ れ て い る 。 こ の第 4 の シ ー ル保持部 4 d は、 内側ハ ウ ジ ン グ 2 の外壁面 に下方側か ら 円周方向 に 円周 の略半分の距 離だ け連続形成 さ れ る と と も に、 さ ら に略軸線方向 に 図 1 中右方向 に 直線状 に形成 さ れ （図 2 参照） 、 第 3 の シ ー ル保持部 4 c よ り 左側位置で再び円周 の略半分の距離 だけ下方側 に 向 けて 円周方向 に連続形成 さ れてい る 。 そ し て こ の第 4 の シ ー ノレ保持部 4 d に よ り 、 外側ハ ウ ジ ン グ 1 と 内側ハ ゥ ジ ン グ 2 と の 間に、 湯水混合水の通路 7 が形成 さ れ る 。

湯通路 5 は、 湯供給源 （図示せず） に接続 さ れた湯接 続管 8 に接続 さ れ、 水通路 6 は、 水供給源 （図示せず） に接続 さ れた水接続管 9 に接続 さ れて い る 。 ま た湯水混 合通路 7 は、 外側ハ ウ ジ ン グ 1 の略中央下端部に接続 さ れた吐出管 1 0 に接続 さ れて い る 。

ま た、 内側ハ ウ ジ ン グ 2 に は、 湯通路 5 、 水通路 6 、 混合水通路 7 に対応 し て そ れぞれ、 湯、 水、 混合水の通 過す る 通水孔 1 1 , 1 2 , 1 3 が貫通 し て形成 さ れて い 本実施例 に お い て は、 さ ら に 内側ハ ウ ジ ン グ 2 の右側 端 に第 2 の混合水通路 1 4 が形成 さ れ、 こ の第 2 の混合 水通路 1 4 は シ ャ ワ ー （図示せず） に接続 さ れた シ ャ ヮ ー ノ、。イ ブ 1 5 に接続 さ れて い る 。

内側ハ ウ ジ ン グ 2 内 に は、 そ れぞれの機能を有す る バ ルブュニ ッ 卜 が着脱 自 在に装着 さ れて い る 。 内側バル ブ 2 の左方側か ら 装着 さ れて い る の は、 自動的 に温度調整 を行 う 機能を有す る 自 動温調バル ブュニ ッ ト 1 6 であ り 右方側か ら装着 さ れてい る の は、 吐出流量の調節及び吐 出管 1 0 と シ ャ ワ ーパイ プ 1 5 と の 間で吐出方向を切替 え る 開閉切替バルブュニ ッ ト 1 7 であ る 。

自動温調バルブュニ ッ ト 1 6 は、 湯通路 5 、 水通路 6 に 連通 す る 開 口 1 8 , 1 9 を 有 し 、 内部 に 湯水混合室 (図示せず） が設け ら れて い る 。 自 動温調バルブュニ ッ ト 1 6 に は、 外部か ら所要の温度を選定調節で き る 温度 調節ハ ン ドル 2 1 が取付 け ら れ、 一旦所定の温度に設定 さ れ る と 、 内部 に配設 さ れた感温部 （図示せず） に よ り 自 動的 に湯 と 水 と の混合比が調節 さ れ る よ う に な っ てい る 。 ま た 自 動温調バルブュニ ッ ト 1 6 の外周部に は、 開 口 1 8 , 1 9 を他の通水路か ら 隔離す る た め に、 少な く と も 3 つ の シ ー ル部材 2 2 が軸方向 に所定の 間隔をお い て装着 さ れて い る 。

開閉切替バル ブュニ ッ 卜 1 7 に は、 混合水の吐出量を 調節す る た め の開閉バル ブ及び吐出方向を切替え る た め

— Ί 一 の 切替 レ ブ （ 図示せず） 力 内設 さ れ、 こ れ ら の レ ブ を操作す る た め の操作ハ ン ド ル 2 3 が、 混合水栓の右端 に取付け ら れて い る 。 開閉切替バルブュニ ッ 卜 1 7 の外 周部 に も 、 混合水通水孔 1 3 及び第 2 の混合水通路 1 4 を、 他の通水路か ら 隔離す る た め に、 少な く と も 3 つ の シ ー ル部材 2 4 が軸方向 に所定の 間隔をお い て装着 さ れ て い る 。

上記の よ う な構成か ら な る 本実施例 に よ れば、 湯供給 源 力、 ら の 湯 は 、 湯通路 5 に 供給 さ れ、 さ ら に 湯通水孔 1 1 、 開 口 1 8 を通 っ て 自 動温調バル ブユニ ッ ト 1 6 内 に流入す る 。 ま た水供給源か ら の水は、 水通路 6 に供給 さ れ、 さ ら に水通水孔 1 2 、 開 口 1 9 を通 っ て 自 動温調 バル ブュニ ッ ト 1 6 内 に流入す る 。 自 動温調バル ブュニ ッ ト 1 6 内 に流入 し た湯及び水 は、 設定温度 に応 じ た割 合で混合 さ れ、 湯水混合水が内側ハ ウ ジ ン グ 2 内を通 つ て開閉切替バルブユニ ッ ト 1 7 側へ流れ る 。 こ の混合水 は開閉切替バル ブュニ ッ ト 1 7 を操作す る こ と に よ り 、 湯水混合水通路 7 ま た は第 2 の湯水混合水通路 1 4 を通 つ て吐出管 1 0 ま た は シ ャ ワ ー （図示せず） か ら吐出 さ

3 O o

本実施例 に よれば、 水栓ハ ウ ジ ン グがそれぞれ独立 し て形成 さ れた外側ハ ウ ジ ン グ 1 と 内側ハ ゥ ジ ン グ 2 と の 組合わせ に よ り 構成 さ れて い る の で、 铸物材に よ り 構成 し た も の と 比べ、 構造が簡単でかつ製造が容易であ る と と も に、 重量を大幅に軽 '减す る こ と がで き る 。 と り わ け 内側ハ ウ ジ ン グ 2 を合成樹脂で形成すれば、 重量の軽減 化及び製造の容易化を さ ら に 向上 さ せ る こ と がで き る 。

ま た、 内側ハ ウ ジ ン グ 2 の外壁部 に突設 さ れた シ ― ル 保持部 4 a 〜 4 d の位置、 形状を適宜変更す る こ と に よ り 、 外側ハ ウ ジ ン グ 1 と 内側ハ ゥ ジ ン グ 2 と の 間 に所要 の通水路を簡単容易 に形成す る こ と がで き る 。 こ れに よ り 、 外側ハ ウ ジ ン グ 1 の種々 の設計条件に容易 に対応 し て通水路を形成す る こ と がで き る 。

さ ら に、 外側ハ ゥ ジ ン グ 1 と 内側ハ ウ ジ ン グ 2 と の 間 で、 少な く と も 2 つ以上の一次側通水路、 すな わ ち湯通 路 5 及び水通路 6 を形成す る よ う に し て い る ので、 内側 ハ ウ ジ ン グ 2 の 内部に装着 さ れ る 種々 のバル ブユニ ッ ト 1 6 , 1 7 の ケ ー シ ン グ形状を一次側通水路 と 独立 し て 設計す る こ と がで き 、 使用す る バル ブュニ ッ ト の標準化 を 図 る こ と がで き る 。 ま た、 外側ハ ウ ジ ン グ 1 及び内側 ハ ウ ジ ン グ 2 の形状を単純化す る こ と がで き る ので、 外 側ハ ウ ジ ン グ 1 を金属パイ プで製造 し 、 内側ハ ウ ジ ン グ 2 を簡単な構造の金型を用 い て射出成形す る こ と が可能 と な り 、 製造 コ ス ト を従来構造の も の と 比べ大幅に低下 さ せ る こ と がで き る 。

ま た外側ハ ゥ ジ ン グ 1 に 内側ハ ウ ジ ン グ 2 を揷入 し 、 さ ら に 内側ハ ウ ジ ン グ 2 の両端力、 ら それぞれのバル ブュ ニ ッ ト 1 6 , 1 7 を挿入固定す る だけで湯水混合水栓を 組立て る こ と がで き る の で、 組立て作業が容易で あ る と と も に 、 分解保守点検等 も 容易 に行 う こ と がで き る 。

図 3 は本発明 の第 2 の 実施例 を示す横断面図で あ る 。 こ の 実施例で は シ ン グル レ バ 一 4 1 を用 い て、 開閉、 混 合水温度調整を行 う こ と の で き る シ ン ダ ル レ バ ー バ ル ブ ュニ ッ ト 4 2 を装着 し て な る 湯水混合水栓が示 さ れて い る

図 3 に お い て符号 3 1 は外側ハ ウ ジ ン グで あ り 、 こ の 外側ハ ウ ジ ン グ 3 1 は金属製パ イ プ に よ り 形成 さ れて い る 。 外側ハ ウ ジ ン グ 3 1 の 内部 に は、 合成樹脂 に よ り 成 形 さ れた 内側ハ ウ ジ ン グ 3 2 が配設 さ れて い る 。

内側ハ ウ ジ ン グ 3 2 の外壁面 に は、 通水路構成用 の 隔 離部材 と し て の シ ー ル部材 3 3 を装着保持す る シ ー ル保 持 部 3 4 a 〜 3 4 d が 、 複 数 個突 出 し て 形成 さ れ て い る 。 内側ハ ウ ジ ン グ 3 2 の 左端 に は第 1 の シ ー ル保持部 3 4 a が形成 さ れ、 そ の 右隣 り に は さ ら に 第 2 の シ ー ル 保持部 3 4 b が形成 さ れて い る 。 こ の 第 1 の シ ー ル保持 部 3 4 a と 第 2 の シ ー ル保持部 3 4 b と に よ り 、 外側ハ ウ ジ ン グ 3 1 と 内 側 ハ ウ ジ ン グ 3 2 と の 間 に 、 湯通路 3 5 が形成 さ れ る 。

ま た 第 2 の シ ー ル保持部 3 4 b の 右方向 に 間隔 を お い て形成 さ れた 第 3 の シ ー ル保持部 3 4 c と 、 内側ハ ウ ジ ン グ 3 2 の 右端 に 形成 さ れた 第 4 の シ ー ル保持部 3 4 d と に よ り 、 外側ハ ウ ジ ン グ 3 1 と 内側ハ ゥ ジ ン グ 3 2 と の 間 に、 水通路 3 6 が形成 さ れ る 。

そ し て第 2 の シ ー ル保持部 3 4 b と 第 3 の シ ー ル保持 部 3 4 c に よ り 、 外側ハ ウ ジ ン グ 3 1 と 内側ハ ウ ジ ン グ

3 2 と の 間 に、 湯水混合水の通路 3 7 が形成 さ れ る 。

内側ハ ウ ジ ン グ 3 2 の右端部に は、 円形断面形状の空 間 3 8 が形成 さ れ、 こ の 空 間 3 8 内 に バル ブュニ ッ 卜

4 2 が収納配置 さ れてい る 。

湯通路 3 5 は湯接続管 4 3 を介 し て湯供給源 （図示せ ず） に接続 さ れ、 水通路 3 6 は水接続管 4 4 を介 し て水 供給源 （図示せず） に接続 さ れてい る 。 ま た混合水通路

3 7 は、 外側ハ ウ ジ ン グ 3 1 の略中央下端部に接続 さ れ た吐出管 4 5 (図 4 参照） に接続 さ れて い る 。

内側ハ ウ ジ ン グ 3 2 に は、 湯通路 3 5 及び水通路 3 6 に対応 し てそれぞれ、 湯及び水の通過す る 通水孔 4 6 及 び 4 7 が穿設 さ れ、 こ れ ら は内側ハ ウ ジ ン グ 3 2 内 に形 成 さ れた湯路 4 8 (図 4 参照） 及び水路 4 9 を介 し てバ ル ブュニ ッ ト 4 2 の それぞれの流入孔に接続 さ れて い る バル ブュニ ッ ト 4 2 内 に は、 固定弁座 5 1 と こ の 固定 弁座 5 1 に摺動可能に 当接 し て配置 さ れた可動弁 5 2 と が配設 さ れ、 可動弁 5 2 の位置を シ ン グル レ バ 一 4 1 で 移動調整す る こ と に よ り 湯 と 水 と が混合 さ れ、 所要の温 度の混合水を所要の流量で吐出 さ せ る こ と がで き る 。

内 側ハ ウ ジ ン グ 3 2 内 に は 、 さ ら に ノくル ブュニ ッ ト

4 2 の端部 に設け ら れた吐出孔 5 4 に連通 し て混合水路 5 3 が形成 さ れ、 こ の混合水路 5 3 は さ ら に混合水通路

3 7 に接続 さ れて い る 。

な お 、 符号 5 5 , 5 6 は 、 そ れ ぞれ外側ハ ウ ジ ン グ

3 1 の両端 に装着 さ れた キ ャ ッ プであ り 、 こ れ ら の キ ヤ ッ プ 5 5 , 5 6 を着脱す る こ と に よ り 、 外側ハ ウ ジ ン グ

3 1 、 内側ハ ウ ジ ン グ 3 2 の組立て、 分解を簡単に行 う こ と 力くで き る 。

本実施例 に よ れば、 湯通路 3 5 、 水通路 3 6 へ流入 し た湯及び水が、 内側ハ ウ ジ ン グ 3 2 内を通 っ て シ ン グル レ ノ ル ブュニ ッ 4 2 へ送 ら れ る 。 シ ン グル レ ノく一 'ル ブ 4 2 の公知の作用 に よ り 、 ル ブ ト 4 2 内で湯 と水 と が混合 さ れ、 吐出管 4 5 か ら混合水 が吐出 さ れ る 。

本実施例 に おい て は、 外側ハ ウ ジ ン グ 3 1 を金属製パ イ ブで、 内側ハ ウ ジ ン グ 3 2 を合成樹脂材 に よ り 形成 し た ので、 従来の铸物材ハ ウ ジ ン グ と 比べ軽量でかつ製造 コ ス ト を大幅 に低下 さ せ る こ と がで き る 。 ま た 内側ハ ウ ジ ン グ 3 2 の シ ー ル保持部 3 4 a 〜 3 4 d の位置、 形状 を適宜変更す る こ と に よ り 、 所要の通水路を簡単容易 に 形成す る こ と がで き る 。

ま たバル ブュニ ッ ト 4 2 が収納配置 さ れ る空間 3 8 を 外側ハ ウ ジ ン グ 3 1 の形状 に関係な く 一定の形状寸法で 形成す る こ と がで き る ので、 バル ブュニ ッ ト 4 2 の標準 化が さ ら に容易 と な る 。 な お本実施例 に お い て は シ ー ル部材を内側ハ ゥ ジ ン グ の外壁面に装着 し た例を示 し たが、 こ れを外側ハ ウ ジ ン グの 内壁面に装着 し て も よ い。 ま た、 外側ハ ウ ジ ン グ と 内側ハ ウ ジ ン グ と の 間 に 、 湯通路、 水通路及び混合水通 路の 3 つ の通水路を設け た例を示 し たが、 こ の通水路 は 隔離用 シ ー ル部材を適宜に選択配置す る こ と に よ り 、 さ ら に多数の通水路を任意の位置 に任意の形状で構成す る こ と も 可能であ る 。

ま た本実施例で は、 外側ハ ウ ジ ン グ と し て金属製管状 部材を用 い る 例を示 し たが、 こ の管状部材は、 パイ プ材 に よ り 形成 し た も の の他に例え ば鍛造に よ り 形成 し た管 状部材、 铸造 に よ り 形成 し た管状部材な ど も 用 い る こ と がで き る 。 さ ら に複数に分割 さ れた セ グメ ン ト 材を組合 せて管状部材を形成す る こ と も で き る 。

さ ら に外側ハ ウ ジ ン グを 円筒状 と し た例を示 し たが、 円筒状 に 限 ら れ る も の で は な く 、 任意の形状、 例え ば精 円断面形状、 多角形断面形状な ど、 と す る こ と が可能で あ る 。 こ の場合で も 内側ハ ウ ジ ン グを別個独立 し て形成 し 、 こ の 内側ハ ウ ジ ン グ内 にバル ブュニ ッ 卜 を装着す る よ う に し てあ る ので、 バル ブュニ ッ ト を特別に設計 し な く て も標準の ュニ ッ ト を用 い る こ と がで き る 。

産業上の利用可能性

以上説明 し た よ う に 、 本発明 に よ れば、 湯水混合水栓 の構造を簡単化す る と と も に そ の重量を大幅 に軽減す る こ と がで き る 。 ま た 、 ハ ウ ジ ン グ内 の 通水路 を任意 に 構 成す る こ と がで き 、 混合水栓 に対す る 種 々 の 条件 に 容易 に対応す る こ と がで き る 。 さ ら に 、 バ ル ブュニ ッ ト の標 準化を図 る こ と がで き る と と も に 、 組立、 分解が容易で あ る 。 特 に 、 外側ハ ウ ジ ン グを金属製パ イ プで、 内側ハ ウ ジ ン グ を合成樹脂で成形す る よ う に すれば、 水栓ハ ウ ジ ン グ の 製造 コ ス ト を大幅 に 低減す る こ と がで き る 。

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Claims

請 求 の 範 囲

1 . 中空 ケ ー シ ン グ内 に 作動部材が収納 さ れて な る バル ブュニ ッ 卜 と 、 前記バル ブュニ ッ ト が揷入配置 さ れ る と と も に 、 湯供給源及 び水供給源 に そ れぞれ連通 さ れ た 2 つ の一次側通水路が形成 さ れて い る ハ ウ ジ ン グ と 、 か ら な る 湯水混合水栓 に お い て 、 前記ハ ゥ ジ ン グ は 、 外 側ハ ウ ジ ン グ （ 1 ) と 、 前記外側ハ ゥ ジ ン グ内 に配設 さ れ前記バ ル ブユニ ッ ト （ 1 6 , 1 7 ) へ連通す る 通水孔 ( 1 1 ， 1 2 ， 1 3 ) が形成 さ れて い る 内側ハ ウ ジ ン グ ( 2 ) と 力、 ら 構成 さ れ、 前記外側ハ ウ ジ ン グ と 内側ハ ゥ ジ ン グ と の 間 に 隔離部材 （ 3 ) に よ り 少 な く と も 2 つ の 前記一次側通水路 （ 5 , 6 ) が形成 さ れて い る こ と を特 徴 と す る 湯水混合水栓。

2 . 隔離部材 は 内側ハ ウ ジ ン グの外壁面 に 装着 さ れ て い る 請求の 範囲 1 項記載の湯水混合水栓。

3 . 隔離部材 は弾力性を有す る シ ー ル部材か ら な る こ と を特徴 と す る 請求の範囲 1 項記載の 湯水混合水栓。

4 . 外側ハ ウ ジ ン グ と 内側ハ ゥ ジ ン グ と は互 い に 異 な る 素材 に よ り 形成 さ れて い る 請求の範囲 1 項記載の 湯 水混合水栓。

5 . 内側ハ ウ ジ ン グ は樹脂材 に よ り 形成 さ れて い る 請求の 範囲 1 項記載の 湯水混合水栓。

6 · 外側ハ ゥ ジ ン グ は金属製管状部材 に よ り 形成 さ れて い る 請求の範囲 1 項記載の 湯水混合水栓。

7 . 外側ハ ウ ジ ン グ と 内側ハ ゥ ジ ン グ と の 間 に は さ ら に、 湯水混合水が通過す る 二次側通水路が形成 さ れて い る 請求の範囲 1 項記載の湯水混合水栓。