WO1991016649A1

WO1991016649A1 - Auxiliary image-observing device for portable liquid crystal display system

Info

Publication number: WO1991016649A1
Application number: PCT/JP1991/000529
Authority: WO
Inventors: Ikuo Shijo
Original assignee: Vic Tokai, Ltd.
Priority date: 1990-04-23
Filing date: 1991-04-22
Publication date: 1991-10-31
Also published as: EP0478802A4; JP2525699Y2; EP0478802A1; AU7655491A; JPH043415U

Description

明細書

携帯用液晶ディスプレイ装置等の画像観察補助具技術分野

本発明は、携帯用液体ディスプレイ装置等に取付けて用いられ、画像を拡大したり照明を当てることにより画像を見やすくするための画像観察補助具に関する。

背景技術

近年、携帯型のゲーム機が市場に出回っている。この種の携帯型ゲーム機は、人の手の大きさと同等程度の大きさを有するハウジングを用いて構成されており、該ハウジング内にゲームを行うための種々の電子回路及びゲーム内容を表示するための液晶ディスプレイを有する。この種の携帯型ゲーム機は、ゲーム内容が記録されたプログラム · 力セットを装着することにより該プログラム · カセットに記憶されているゲームを行うことができるように構成されており、かつプログラム · カセットを交換することにより種々のゲームを行い得るように構成されている。

ところで、上記のような携帯型ゲーム機は、携帯性を実現するために、ハウジングが人の手とほぼ同等の大きさとされている。また、当然のことながら、液晶ディスプレイの表示画面の大きさは該ハウジングよりも小さくされている。よって、長時間ゲームを続けた場合、遊戯者の目にかなりの負担がかかっていた。また、この種の携帯用ゲーム機は、液晶ディスプレイを用いて表示画面を構成しているため、液晶の性質上、暗いところで使用することができな力、つた。

さらに、液晶を用いて構成された表示画面は、画面を人の目に対向させるように配置しなければ画像を正確に見ることができず、すなわち液晶画面と垂直な方向から比較的小さな角度分だけずれた方向から画面を見ようとした場合でも、画像を正確に把握することができない。そのため、携帯用ゲーム機を使用する場合、目に対して液晶ディスプレイの表示画面を正確に対向させる必要があり、長時間使用する場合、ある程度一定の姿勢を強いられるので、その点からも、目に負担がかかっていた。

発明の目的

よって、本発明の目的は、携帯型ゲーム機のような液晶ディスプレイを有する携帯用液晶ディスプレイ装置等に用いられる補助具であって、液晶ディスプレイの画面を見やすくすることができ、例えば、比較的暗い場所においても液晶ディスプレイ装置を使用することを可能としたり、画像を拡大したりすることを可能とする携帯用液晶ディスブレイ装置等に用いられる画像観察補助具を提供することにある。

発明の開^:

本発明の広い局面によれば、その表面の一部に開口部が形成されたハウジングと、該開口部を通して外部から視覚的に観察できるようにハウジングに収納された液晶ディスプレイとを有する携帯用液晶ディスプレイ装置に用いられる画像観察補助具であって、上記液晶ディスプレイに映し出される画像を拡大するための拡大レンズと、上記拡大レンズを固定的に保持している保持フレームと、上記保持フレームに連結されておりかつ上記拡大レンズが液晶フレームに対向するように液晶フレームの上部位置に該拡大レンズを臨ませることを可能とするための、並びに上記保持フレームをハウジングに着脱自在に取付けるための取付け部材とを備える画像観察補助具が提供される。

また、本発明の別の広い局面によれば、その表面の一部に開口部が形成されたハウジングと、該開口部を通して外部から視覚的に観察できるようにハウジングに収納された液晶ディスプレイとを有する携帯用液晶ディスプレイ装置等に用いられる画像観察補助具であって、上記液晶ディスプレイに映し出される画像を拡大するための拡大レンズと、上記拡大レンズを固定的に保持するための保持フレームと、上記保持フレームに連結されており、かつ上記拡大レンズが液晶デイスプレイに対向するように、上記液晶デイスプレイの上部位置に拡大レンズを臨ませることを可能とするための、並びに上記保持フレームを上記液晶ディスプレイ装置のハウジングに着脱自在に取付けるための取付け部材と、液晶ディスプレイに映し出される画像を拡大レンズで拡大して観察する場合に液晶ディスプレイの画面が明るく見えるように、上記保持フレームに取付けられた照明手段とを備える、画像観察捕助具が提供される。

本発明では、保持フレームに固定された拡大レンズにより液晶ディスプレイの画像が拡大されるため、使用者の目に対する食担を軽減することができる。

また、照明手段を設けた本発明の画像観察補助具では、照明装置により液晶ディスプレイに映し出された画像を照明することができる。従って、暗い場所においても携帯用液晶ディスプレイ装置等の画像が見やすくなり、それによつて携帯用装置としての利便性をより一層高めることが可能とされている。

さらに、本発明の画像観察補助具では、取付け部材が携帯用液晶ディスプレイ装置のハウジングに対して着脱自在に取付けられるように構成されているため、必要に応じて本発明の画像観察補助具を携帯用液晶ディスプレイ装置等に取付けることができる。よって、この点からも、携帯用液晶デイスプレイ装置等の携帯性を損なうこともない。

なお、本発明は、前述した携帯型ゲーム機だけでなく、ハゥジングに液晶デイスブレイが備えられた比較的小型の携帯用液晶デイスプレイ装置一般に適用することができるものであることを指摘しておく。

図面の簡単な説明

第 1図は本発明の携帯用液晶ディスプレイ装置等の画像観察補助具の使用状態を説明するための斜視図、

第 2図は第 1図に示した使用状態を説明するための分解斜視図、

第 3図は第 1図に示した使用犾態の Φ央縦断面図、第 4図は実施例の画像観察補助具において背面板を取り外した状態を示す背面図、第 5 A図及び第 5 B図は実施例の画像観察補助具に携帯型ゲーム機を取付けた状態を 2段階に分けて示す各縦断面図、

第 6図は実施例の画像観察補助具において保持フレームを取り付け部材に対して畳んだ状態を示す側面図、

第 7図は回動支持部の構造を説明するための斜視図、第 8図は本発明の変形例を説明するための斜視図、第 9図は本発明の他の実施例を説明するための側面図であり、他の実施例にかかる携带用液晶ディスプレイ装置用画像観察補助具を携帯型ゲーム機に回動自在に取付けるように構成した例を示す図である。

発明を実施するための最良の形態

以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明する。

第 1図は、本発明の一実施例による画像観察補助具に想像線で示す携帯型ゲーム機を装着した状態を斜視図である。

この携帯型ゲーム機は表面側には液晶ビデオデイスプレィ Lの画面が配置されている。本実施例の画像観察補助具 1 は、携帯型ゲーム機 Gを着脱自在に取付けるための取付け部材 2 と、この取付け部材 2 の端部に回動自在に取付けられた保持フレーム 3 とを備える。保持フレーム 3 には、後ほど詳細に説明するように、拡大レンズ 2 3及び照明手段としての照明部 2 4が取付けられている。

なお、本実施例の画像観察補助具 1 は、第 1図に示すように取付け部材 2を立てた状態で使用するものであるが、本明細書では、説明の都合上、第 6図に示すように取付け部材 2を寝かせた状態を基本状態とし、該基本状態で上側の面を上面、下側の面を下面と定義し、該定義に従って、以下の説明を行うこととする。

取付け部材 2 は、やや細長い平板状の部材からなる。第 1図に加えて、第 2図及び第 3図を参照することにより明らかなように、取付け部材 2の保持フレーム 3が取付けられている側とは反対側の端部には、外観上やや肉厚の電池収納部 4が形成されている。また、取付け部材 2 の上面側ほぼ中央には、該取付け部材のほぼ全幅に渡り、携帯型ゲ —ム機 Gを取付けるための取付け部である嵌合凹部 5が形成されている。

電池収納部 4 は、後述する照明部の電源である乾電池 6 (第 2図〜第 4図参照）を収納する部分であり、この乾電池 6の交換を可能とするために、取付け部材 2の下面側には電池蓋 7 (第 3図）が装着されている。また、この乾電池 6からは、取付け部材 2内を通り、後述する照明部まで配線が伸ばされており、この配線の途中であって、かつ取付け部材 2 の側面に電源スィツチ 8が設けられている。

上記嵌合凹部 5 は、携帯型ゲーム機 Gの一端を嵌め込んで固定するためのものであり、該嵌合凹部 5 と電池収納部 4 との間には、取付け部材 2 の全幅に渡り上面側に突き出るように平板状の案内部 9が形成されている。さらに、この案内部 9 の嵌合凹部 5側の面には、その上端部近傍に嵌合突起 1 0が形成されている。他方、嵌合凹部 5 の保持フレーム 3側には、取付け部材 2の全幅に渡る係止部 1 1 (第 3図）が形成されている。第 5図から明らかなように嵌合突起 1 0 は、携帯型ゲーム機 Gの裏面側において一端近傍に形成されたねじ用孔 G _H に嵌まり込み、他方、係止部 1 1 は、携帯型ゲーム機 Gの表面側において上端部に形成された溝部 G _M に嵌め込まれるものである。これらの構造により画像観察補助具 1 が携帯型ゲーム機 Gに対して着脱自在に取付けられるように構成されている。

なお、本発明の画像観察補助具は、上記のように携帯型ゲーム機に着脱自在に取付け得る構造とする必要は必ずしもない。例えば、第 9図に示すように、取付け部材 2の一端側に取付け部である枢支部 4 1 を設け、該枢支部 4 1 により携帯型ゲーム機 Gに対して取付け部材 2を回動自在に取付けてもよい。この場合、取付け部材 2の他端側には、第 2 の枢支部 4 2を設け、該枢支部 4 2 により取付け部材 2に対して保持フレーム 3が回動自在に連結される。そして、第 9図に想像線で示すように、使用しない場合には、取付け部材 2 は携帯型ゲーム機 Gの表面に被せられ、かつ保持フレーム 3 も、携帯型ゲーム機 Gの表面に被せられる。すなわち、取付け部材 2 と保持フレーム 3 とがほぼ水平な方向に並べられ、かつ携帯型ゲーム機 Gの表面に蓋をするように画像観察補助具 1が取付けられる。

他方、画像観察補助具 1 を使用する場合には、実線で示すように、取付け部材 2が立てられ、保持フレーム 3が取付け部材 2 と約 9 0 ° の角度をなすように移動され、その状態で固定される。なお、取付け部材 2 に対して保持フレーム 3 のなす角度は、枢支部 4 2における両部材間の摩擦の度合いを強めることにより、あるいは両部材が一定の角度、例えば 9 0 ° をなす関係に固定されるように構成することにより、所望の角度とすることが可能である。

第 1図〜第 8図の実施例に戻り、嵌合凹部 5 の左側には電源スィツチ用切欠 1 2が形成されている。これは、携帯型ゲーム機 Gの一端側が該嵌合凹部 5 に嵌め込まれたときに、携帯型ゲーム機 Gの表面左側に設けられた電源スィッチ G _s が取付け部材 2の下面側に臨むことを可能とするためである。

さらに、取付け部材 2には、電池収納部 4が設けられている側と反対側の端部に回動切欠部 1 3 (第 2図参照）が形成されている。この回動切欠部 1 3 は、第 2図に示すように、 2つの側面 1 3 a , 1 3 a と、該側面 1 3 a , 1 3 aを連結している内奥面 1 3 bにより囲まれるように形成されている。両側面 1 3 aには回動孔 1 4が形成されており、内奥面 1 3 bの両端にはスリット 1 5が形成されている。さらに、スリット 1 5が形成されている部分には、取付け部材 2 の内部に設けた金属端子 1 6の一部が露出されている。この金属端子 1 6が回動切欠部 1 3に臨む部分には、凹状接点 1 7が形成されている。

なお、取付け部材 2の内部では、金属端子 1 6 と前述した乾電池 6 との間が適宜の電線等により電気的に接統されている。

保持フレーム 3 には、矩形の開口部が形成されており、該開口部に凸型の拡大レンズ 2 3が固定されている。第 2 図から明らかなように、保持フレーム 3 は、枠材 2 2 a > 2 2 bを拡大レンズ 2 3を挟んで重ね合わせることにより構成されている。第 3図から明らかなように、保持フレーム 3 には、照明手段としての照明部 2 4が設けられている < また、第 2図に示すように、保持フレーム 3 の下側の枠材 2 2 bには、照明部 2 4 と同じ側の面に回動作用部 2 5が形成されている。この回動作用部 2 5 と上記した回動切欠部 1 3 とにより、回動部 2 6が構成されている。

照明部 2 は、中空構造の枠材 2 2 bの一部を切欠き、その部分に電球 2 4 a (第 2図）を配置し、その上から透明ブラスチック板で覆った構造を有する。また、回動作用部 2 5 の両端には、回動軸 2 7が突出形成されており、回動蚰 2 7が回動切欠部 1 3 の回動孔 1 4 に嵌め込まれることにより、保持フレーム 3が取付け部材 2 に対して回動自在とされている。

なお、本実施例では、上記のように保持フレーム 3が取付け部材 2 に対して回動自在に構成されているが、本発明の画像観察補助具は、第 1図に示したように、取付け部材 2 に対して約 9 0 ° の角度をなすように保持フレーム 3力位置決めされた状態で固定されたものであってもよい。すなわち、第 1図に示した角度関係を有するように、取付け部材 2 に対して保持フレーム 3が固定されていてもよい。

さらに、第 7図に示すように、回動作用部 2 5 の先端部にはスリット 2 8が形成されており、該スリット 2 8には、回動作用部 2 5 の内部に設けた金属端子 2 9 の一部が露出されている。第 3図の拡大部分を示す円 A内の形状から明らかなように、金属端子 2 9 は、上記回動切欠部 1 3における金属端子 1 6の凹状接点 1 7 に嵌まり合うようにその先端が細くされており、それによつて凸状接点 3 0を構成している。凸状接点 3 0 は、第 3図に示すように、保持フレーム 3が取付け部材 2 とほぼ 9 0 ° をなす状態とされたときに、凹状接点 1 7 と接触され、かつ互いに嵌まり合うことにより、この位置で固定されるように構成されている。従って、本実施例の画像観察補助具 1では、上記のように取付け部材 2 と保持フレーム 3 とがほぼ 9 0 ° の角度をなすように位置決めされた場合に、上記凸状接点 3 0 と凹状接点 1 7 とが接触される。

なお、上述した取付け部材 2 と保持フレーム 3 の連結構造に代えて、第 8図に示す連結構造を採用してもよい。第 8図では、面動切欠部 1 3 における内奥面 1 3 bに 3つの小突起 3 1が形成されており、この 3つの小突起 3 1 は、それぞれ、三角形の頂点となる位置に配置されている。他方、回動怍用部 2 5の先端には、横長の突起 3 2が形成されており、上記した 3つの小突起 3 1 の間に該横長の突起 3 2が嵌め込まれることにより、取付け部材 2に対して保持フレーム 3が 9 0 ° の角度をなす位置に固定される構造とされている。

第 1図〜第 7図に示した実施例に戻り、金属端子 2 9からは電球 2 4 a まで適宜の配線がなされており、上記した凹状接点 1 Ί と凸状接点 3 0 とが接触した状態では、乾電池 6 と電球 2 4 aを直列に結ぶ電気回路が構成される。従つて、電源スィツチ 8がォン状態とされた場合、電球 2 4 aが点灯される。よって、このような回動部 2 6 の構造は. 一種のスィツチ機能をも有する構造とされていることが分かる。

上記実施例の携帯型ゲーム機等の画像観察補助具 1 の使用方法を次に説明する。

まず、電源スィッチ 8がオフの状態で、保持フレーム 3 が取付け部材 2に対して 9 0 ° の角度をなすように保持フレーム 3 と取付け部材 2 との関係が固定される。次に、携帯型ゲーム機 Gの一端部が差し込まれる。この差し込みに際しては、まず、第 5 A図に示したように携帯型ゲーム機 Gの溝部 G _M を係止部 1 1 に係止させる。次に、係止部 1 1 が面転の中心軸となるように、携帯型ゲーム機 Gの一端の裏面側が案内部 9 にぬつて押し込まれ、携帯型ゲーム機 Gのねじ用孔 G _H に嵌合突起 1 0が嵌め込まれる。このようにして、携帯型ゲーム機 Gを嵌合凹部 5 に固定する。この状態では、携帯型ゲーム機 Gの電源スィツチ G _s が、画像観察補助具 1 の電源スィツチ用切欠孔 1 2から操作され得るように露出されている。

上記のようにして、携帯型ゲーム機 Gに画像観察補助具 1 が取付けられた後、この状態で拡大レンズ 2 3を靦くことにより携带型ゲーム機 Gの液晶デイスプレイ Lを拡大レンズ 2 3 により拡大した状態で見ることができる。従って、拡大された画像を目視しつつ、容易にゲームを行うことができる。また、周囲が暗い場合には、電源スィツチ 8をォン状態とすれば、照明部 2 4から照明がなされ、それによつて画面を明るくすることができる。ゲームを行わない場合には、画像観察補助具 1を携帯型ゲーム機 Gから取り外し、保持フレーム 3を第 6図に実線で示すように寝かせた状態とすれば、使用しない場合の画像観察補助具 1 の形状を小型にすることができる。のみならず、電源スィッチ 8 をオフ妆態とすることを忘れた場合であっても、上記保持フレーム 3を寝かせた状態とすることにより凹状接点 1 7 と凸状接点 3 0 との電気的接触が解除されるため、照明部 2 4への電力の供給がなされなくなり、それによつて、乾電池 6の消耗を防止することができる。

なお、上述してきた実施例の構造では、照明部 2 4が、保持フレーム 3の一方側緣近傍に電球 2 4 aを配置することにより構成されていたが（第 2図参照）、保持フレーム 3 の 2以上の側縁に電球を配置して照明部を構成してもよい。

また、上述してきた実施例では、保持フレーム 3に拡大レンズ 2 3及び照明部 2 4 の双方が固定されていたが、いずれか一方のみが保持フレームに設けられた構造であってもよい。

上述した画像観察補助具 1 は、携帯型ゲーム機に適用されるものであつたが、嵌合凹部 5の構造を適宜変更することにより例えば携帯型電子計算機等の他のビデオデイスプレイを備える携帯型ビデオディスプレイ装置にも適用することができる。

Claims

1 . その表面の一部に開口部が形成されたハゥジングと、該開口部を通して外部から視覚的に観察できるようにハウジングに収納された液晶ディブレイとを有する携帯用液晶雲

ディスプレイ装置等に用いられる画像観察補助具であって、求

前記液晶ディプレイに映し出される画像を拡大するための拡大レンズと、

前記拡大レンズを固定的に保範持している保持フレームと、前記保持フレームに連結されてお 0り、かつ前記拡大レンズが前記液晶ディプレイに対向するように前記液晶ディスプレイの上部位置に該拡大レンズを臨ませることを可能とするための、並びに前記保持フレームを前記ハウジングに着脱自在に取付けるための取付け部材とを備える、画像観察補助具。

2 . 前記拡大レンズが、前記液晶デイスプレイと同程度かまたはそれ以上の面積を有する平面形状を有し、かつ前記保持フレームは、前記拡大レンズの平面形状と同じ平面形状の開口を有する請求の範囲第 1項に記載の画像観察補助具。

3 . 前記取付け部材は、前記携帯用液晶ディスプレイ装置の一部を係合させた状態で該取り付け部材に取り付けることを可能とするための取付け部を有する、請求の箱囲第 1 項に記載の画像観察補助具。

4 . 前記保持フレームが、取付け部材に対して折り畳まれ得るように、かつ前記保持フレームに固定されている拡大レンズと液晶ディスプレイとのなす角度を調節し得るように、前記取付け部材に、該取付け部材に対して前記保持フレームを回動自在に支持するための回動支持部が設けられている、請求の範囲第 3項に記載の画像観察補助具。

5 . 前記取付け部材の取付け部が、取付け部材の前記保持フレームを支持している部分から所定距離離れた位置に設けられており、かつ前記携帯用液晶ディプレスィ装置の液晶ディスプレイが収納された部分近傍の一端側を差し込み係合するための嵌合凹部である、請求の範囲第 3項に記載の画像観察補助具。

6 . その表面の一部に開口部が形成されたハウジングと、該開口部を通して外部から視覚的に観察できるようにハウジングに収納された液リディスプレイとを有する携帯用液晶ディスプレイ装置等に用いられる画像観察補助具であつて、

前記液晶ディスプレイに映し出される画像を拡大するための拡大レンズと、

前記拡大レンズを固定的に保持するための保持フレームと、

前記保持フレームに連結されており、かつ前記拡大レンズが前記液晶デイスプレイに対向するように、前記液晶デイスプレイの上部位置に拡大レンズを臨ませることを可能とするための、並びに前記保持フレームを前記液晶ディスプレイ装置のハウジングに着脱自在に取付けるための取付け部材と、

前記液晶ディスプレイに映し出される画像を拡大レンズで拡大して観察する場合に液晶ディスブレイの画面が明るく見えるように、前記保持フレームに取り付けられた照明手段とを備える、画像観察補助具。

7 . 前記取付け部材が、前記携帯用液晶ディスプレイ装置の一部を該取付け部材に係合させた状態で取付けるための取付け部を有する、請求の範囲第 6項に記載の画像観察補助具。

8 . 前記保持フレームが取付け部材に対して折り畳まれ得るように、かつ前記保持フレームに固定されている拡大レンズと液晶ディスプレイとのなす角度を調節し得るように、前記取付け部材に、該取付け部材に対して前記保持フレームを回動自在に支持するための回動支持部が設けられている、請求の範囲第 7項に記載の画像観察補助具。

9 . 前記照明手段に電力を供給するための電池をさらに備え、前記取付け部材に、前記電池を収納するための電池収納部が設けられている、請求の範囲第 8項に記載の画像観察補助具。

1 0 . 前記電池収納部が、電池を収納するための電池収納凹部と、該電池収納凹部を閉成するための電池蓋とを有し. 前記電池収納部は、前記保持フレームを前記取付け部材に対して折り畳んだ場合に折り畳みを妨げない位置に形成されている、請求の範囲第 9項に記載の画像観察補助具。

1 1 . 前記照明手段に前記電池からの電力の供給をオンまたはオフさせるための電源スィツチをさらに備える、請求の範囲第 1 0項に記載の画像観察補助具。

1 2 . 前記電源スィッチが、前記取付け部材に設けられており、かつ前記取付け部材の回動支持部に関連して形成されており、さらに前記電源スィッチを得た電源供給ラインから電力を供給するための第 1 の接点と、

前記第 1 の接点に対向するように前記保持フレームに形成されており、かつ保持フレームを位置決めして使用状態としたときに、前記第 1 の接点と電気的に接触される第 2 の接点とを備え、

それによつて、前記保持フレームを位置決めして使用状態としたときに、前記電池からの電力が前記照明手段に供給される、請求の範囲第 1 1項に記載の画像観察補助具。

1 3 . 前記取付け部材の取付け部が、取付け部材の前記保持フレ一ムを支持している部分から所定距離離れた位置に設けられており、かつ前記携帯用液晶ディプレスィ装置の液晶デイスブレイが収納された部分近傍の一端側を差し込み係合するための嵌合凹部である、請求の範囲第 1 2項に記載の画像観察補助具。

1 4 . その表明の一部に開口部が形成されたハウジングと、該開口部を通して外部から視覚的に観察できるようにハウジングに収納された液晶ディスプレイとを有する携帯用液晶ディスプレイ装置等に用いられる画像観察補助具であつて、

前記液晶ディスプレイに映し出される画像を観察する場合に液晶ディスプレイの画面が明るく見えるようにするための照明手段と、

前記照明手段を固定的に保持するための保持フレームと. 前記保持フレームに連結されており、かつ前記液晶ディスプレイの上部位置に照明手段による照明光が照射されることを可能とするための、並びに前記保持フレームを前記液晶デイスプレイ装置のハウジングに着脱自在に取り付けるための取付け部材とを備える画像観察補助具。