WO1983003888A1 - Cooking device - Google Patents
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Description
明 細 書
発明の名称
加熱装置 ―' - 技術分野
本発明は加熱時間や加熱出力 ,加熱温度などの組み合せから なる加熱データをあらかじめブリ セッ ト しておき、 これらをヮ ン タ ツ チで リ コ ーノレできる、 いわゆるホームメ ニューと; ^ ユ ー ザブ α グラ ムとか呼ばれる機能を備えるとともに、 前記加熱デ ー タを記憶する電気的に書き換え可能る不揮発性メモ リ を備え た加熱装置に関する。
背景技術
加熱時間や.加熱出力 , 加熱温度 どの組み合せから¾る加熱 データをブリ セッ ト しておき、 これらをワンタッチでリ コール できる、 いわゆるユーザプログラムと呼ばれる機能を備えた加 熱装置は、 すでに実用化されている。 これら実用化されて る 従来のものは大別して次の 3方式にるる。
その第 1 はシステム内の R A M ,例えば1 チップマイクロ コ ン ピュ—タ (以下、 マ イ コ ン と略称する ) を主制御部と して備 えたシステムではそのマ イ コ ンの内蔵 R A Mに加熱デー タを記 憶させておく方式である。 これはシン ブルで安価 ¾方式である が、 停電によって加熱データがこわれてしま う。
第 2 の方式はかかる欠点を排除すベぐ、 メ モ リをバ ッ ク ア ツ ブするバ ッ テ リ ーを備えたシステムである。 これは停電時のバ ックアツブはもちろん可能と ¾るが、 パッテリ 一の寿命 , 信頼 性が問題となる。 と ]?わけ加熱装置においては機械室の雰囲気
O PI
• 温度がか ]?高く な ?、 電池の放電を促進する。 また停電検出 回路 , バッテリ 一への電源切換回路など、 システムの規模が増 大し、 信頼性の低下はまぬがれ 。 もちろんコ ス ト面でも不 利である o
5 第 3に加熱デ-タをメモ リ内にス ト ァせず、 ス ィ ツチやボリ ユ ームにブリセッ ト しておく方法がある。 この方法はホームメ ニ ュ ーをメ カ二力ル¾手段によ つて記憶する ものであ »、 停電 の影響を受けす、 信頼性の面でも有利である。
しかし がらこの方式の欠点は操作のしにくさにある。 す ¾わ l O ち各メニューごとに独立したスィ ツチあるいはボリ ユ ームを用 意しなければならず、 操作パネルは繁雑と る o また異なる出 - 力や加熱時間の組合せから成るシーケンシ ャ ル 加熱などをブ
V セ ッ トするのは、 操作面で難があった。
. 発明の開示
15 本発明はかかる背景に鑑みて、 加熱データの記億手段と して
- 電気的に書き'換え可能な不揮発性メモリを採用することによ!)、 ホー ムメニューのプリ セ ヅ ト操作が容易で、 しかも信頼性の高 いシンプルな シス テ ムを採用した加熱装置を実現するものであ O
0 本発明に係る加熱装置は加熱時間 ,加熱出力 ,加熱温度など の加熱データを電気的に書き込み可能な不揮発性メ モリ を備え、 メ モリキーによっていつでも これらの加熱データが読み出せ、 ワ ンタ ッ チで加熱を開始できる。 この不揮発性メ モ リは保護回 路によ 電源のオン , 才フ時にメモ リ内のデータがこわれ い 5 よ う プロテク ト される。 またこの不撢凳性メ モ リは電源オン時、
Ο ΡΙ
も しくは一定時間以上キ ーの操作が ければ、 メモ リ の内容を 書き直すメ モ リ · リ フ レ ッ シ ュの手順を備えてお 、 経時変化 に強 o さらにこの不揮発性メ モ リは読み出しの際にダブルチ エ ックされ、 書き込みの折には直後に読み出されて照合される。 このためノイズや故障に強い。 しかもこれらのチヱ ックゃ照合 の際にエラーが検出されれば、 繰 ]3返し所定回数までリ ト ライ されるので、 データの信頼性と操作性にすぐれる。 またこの不 揮発性メモ リ の メ モ リ セルを、 セルフ テス トブロ グラ ムによ ]? システム自身が検査するという ものである。
図面の簡単 ¾説明
第 1 図は本発明の一実施例である加熱装置の外観斜視図、 第 2図は同装置の操作パネルの拡大正面図、 第3図は同装置のシ ステム構成図、 第 4図は同装置の制 回路図、 第 5図は本発明 の他の実施例を示す制御回路図、 第6図は第4図または第5図 の回路に用いられるマ イ コ ンのプロ グラ ムのメ モ リ · リ フ レ ツ シュの手 /匿を示すフ ロ ーチ ャ ー ト 、 第了図は同マイ コ ンの他の メ モ リ · リ フ レ ッ シュ の手順を示すフ ロ ー チ ャ ー ト 、 第 8図は 同マ イ コ ンのメ モ リ の読み出 し時のエ ラ ーを防止する手順を示 すフ ロ ーチ ャ ー ト 、 第 9図は同マイ コ ンのメ モ リ の書き込み時 のエ ラ ーを防止する手順を示すフ ロ ー チ ヤ一 ト、 第 1 O図は同 マ イ コ ンの メモ リ の二層構造例を示す ¾念図、 第 1 1 図は同マ ィ コ ンのメ モ リのセルフ テス トの例を示す回路図である o
発明を実施するための最良の形態
第 1 図は本発明に係る加熱装置の外観斜視図である。 本体1 の前面には開閉自在な扉体2が軸支され、 ハン ドル 3の操作に
CMPI
よ j?開閉される。 4は操作パネルであ ]?、 表示窓 5 とタイマー つまみ 6、 るらびに種々の入力キーを備えている。
第 2図はかかる操作パネル 4の詳細図である。 入力キーとし ては熱源の出力を選択するパヮ一セレク トキーァ ,加熱の開始 を指令するス タ ー トキ一 8 , 6個のホー ムメニュー力;リ コール できるメモ リ読み出し手段たるメ モ リキー群 9 , 設定の取消 し を行う消去キー 1 O , さらには操作パネル 4の下端に位置する メ モ リ書き込み手段たるメモ リェン ト リ ーキ— 1 1 が配されて いる。 メ モ リ ェン ト リーキー 1 1 は誤まつて押されて、 ブリ セ ッ トされたホ ー ムメニューをこわしてしま うことのな よう、 操作パネル 4の表面を外して下端に設けられている。
表示窓 5には 3段階のパワ ^ "を示すパワー表示部 1 2 と、 4 桁の数字表示部よ ]3成る加熱タ イ ム表示部 1 3 と、 ホー ム メ ニ ユーをメ モ リ キー群 9によ 呼び出したときに、 そのメモリナ ンバ—を示すメ モ リ表示部 1 4 とが現れる。
さて第 3図'はかかる加熱装置のシステム構成図である。 一実 施例と して電子レ ン ジをあげた。 加熱室 1 5には熱源たるマグ ネ ト ロン 1 6が導波管 1 Ύを介して違結され、 被加熱物 1 Sに マイ ク ロ波エネルギーを照射する。 加熱室 1 5の前面開口は扉 体 2によ 閉塞されてお 、 この扉体 2はハ ン ドル 3の操作に よって開閉自在である。
主制御部 1 9は給電制御部 2 Oを介してマグネ ト ロン 1 らへ の通電を制御する。 かかる制御は操作パネル上の種々の入力キ —群 2 1 と、 タイ マ ーつまみ 6に違動する加熱時間設定手段
2 2 とによ 、 ユーザが入力した加熱データに従って実行され
ΟΪ,ίΗ .
• る。 2 3は表示手段であ!?、 表示窓 5に前述のパ ワ ー表示や加 熱タ イ ム、 メモ リ ナンパ一を表示せしめる。
さて 2 4は本発明に係る書き換え自在 ¾不揮発性メ モ リ であ る o 主制御部 1 9はかかる不揮発性メモ リ 2 4に、 種々のホー ムメニューを記憶し、 メモ リキ一群 9によってこれらを読み出 し、 かつ実行する o
なお 2 5は加熱時間の経過を計数するためのク α ック発生部、 2 6は電界攪拌用フ ァ ンである。
さて第 3図によ 本発明の構成を概略的に説明したが、 次に 制御回路の一実施例を掲げてその具体的 ¾詳細について述べる。 第 4図はかかる本発明の一実施例を示す制御回路図である。 ' 主制御部 1 9はス ト ア ド ' プログラ ム方式のコ ン ト ロ ー ラ、 例えば 1 'チッ プ · マイ コ ンによって構成される。 かかるマイ コ ン t 9は給電制御部 2 Oたる リ レ ー ド ラ イバを介してマ グネ ト ロ ン 1 6への通電を lj御する。 タ イ ム リ レ ー 2ァはこの通電の 間、 連続的に'閉路する リ レーである。 パ ヮ-ー リ .レ ー 2 8はこの 通電の間、 間欠的に閉路する リ レーであ 、 マグネ ト ロ ン 1 6 の平均出力を変化させ、 本実施例では高周波出力を 3段階 (強, 中 , 弱 ) に切 換える。 なお2 9は靡体の開閉に応動する ドア スィ ッ チ、 3 0は庫内 ラ ンプ、 3 1 は冷却ファ ンな どのモータ で る。
さてマ イ コ ン 1 9はかかる給電制御を自身の内蔵 R A Mにブ リ セッ トされた加熱データに基いて実行する。 そしてこの加熱 データは操作パネル上の入力キー群2 1 と、 タ イ マ一つまみ 6 に連動する加熱時間設定手段たるボ リ ュ ー ム 2 2 とによ ]?、 マ
Q PI
• イ コ ン 1 9へ入力される。 マ イ コ ン 1 9はこれらの入力指令あ る は入力データを解読して、 所定の加熱データを内蔵 R A M
内に記憶する。 ここで ι 3〜 ι 0 は入力端子であ 、 入力キー群 -'
2 1 のマ ト リクスを表示手段たる螢光表示管 2 3のグリ ッ ド制 御信号 :よって掃引されたキーデータを取 込む。 また A / D
は A Z D コ ンバータ入力端子で、 ボリ ューム 2 2の抵抗値を電 圧値として読み込む。
加熱データの入力方式には二通 ある。 一つはパヮ ーキ—了 とタイマーボ リ ュ ー ム 2 2を用いて、 所望の加熱データを入力 する方式であ 、 も う一つはメ モ リ キー群 9を用いて、 すでに 設定されている加熱データ ( ホー ムメニュー ) を不攆発性メモ リ 2 4から読み出す方式である。 前者はパワ ーキ— 7を所定回 数だけ叩いて所望の高周波出力を選び、 次いでボ リ ュ ー ム 2 2 を回して所望の加熱タィ ムを設定する。 例えばパヮーキ—ァは
1 タツブごとに強→中→弱→強→……とサイク リ ックに繰 返 すので、 2タップすれば「弱」を選べる。 次いでボ リ ュ ーム
2 2を回せば、 変化する電圧値を 入力端子が読み込み、 対応する加熱タイ ムに解読して表示管 2 3に表示が現れるので、 所望の時間を設定できる。 パ ワ ーキーとボ リ ュ — ムの操作手順 は逆であっても よいし、 いずれが先でも受付可能な構成も容易 : である。 これらはマイ コ ン 1 9内にス トァされた制御プログラ ムによる。
さて後者はメ モ リキー群 9のうち所望のキーを叩いて、 ワ ン タ ツチで加熱データを設定できる。 これらの加熱データはあら かじめメ モ リ エン ト リ キ一 1 1 によって、 不攆発生メ モ リ 2 4
OMPI WIPO
内に書き込まれる。 不揮発性メ モ リ と しては一般市販されてい る M N O S メモ リ素子が使える。 本実施例では M N 1 2 1 8
( 商品名 ) 相当品を採用 している。
かかる不揮発性メ モ リ 2 4は、 マ イ コ ン 1 9からのモー ド ' コ — ド信号る らびにァ ドレス ' データ信号 DA3 〜 DA0 によ J?、 読み出 しおよび書き込みが制御され、 所定のア ド レ ッ シングが 行われる。 読み出されたデー タはデー タ出力端子 D〇5 〜 DO 0 に出力され、 マイ コ ン 1 9の入力端子 ½〜 10 に入力される。
不揮発性メ モ リ 2 4はマ イ コ ン 1 9のイ ニシ ャ ラ イ ズ端子 「 INIT」同様、 電源^ンク リ ア端子「 PCLA」を備え いる。 これは電源オン時にハイ (Hi gh ) レベルに設定し、 電源電圧 が動作条件内に到達後口 一 ( Low) レ ベルにすることによ ]? メ モ リ動作が可能と ¾る。 また不揮発性メモ リ 2 4はメモ リ を動 作させるチップイ ネ一ブル端子 I C E 」を備えている。 これは ハイ レベルに固定しておけば、 メ モ リ 2 4の一切の動作を停止 させられる。 'すなわちメ モ リ 2 4の内容がこわされるいよ う ブ ロテク ト でき る。 3 2はかかる P C L Aおよび C Eを動作させ るメ モ リ保護手段であ D、 電源のオンおよびオフ時にメ モ リ 24 をプロテク トする。 ト ラ ンジスタ 3 3は電源オ ン時にオン し、 コ ンデンサを充電後オフする。 これによ j?メ モ リ 2 4は リ セッ ト される。 また電源オフ時はッヱナ一 3 4がオフ し、 ト ラ ンジ スタ 3 3を才ンさせて C Eをハ イ レベルと し、 メ モ リ 2 4をフ ロテク トする。
3 5はマ イ コ ン 1 9のイ ニ シ ャ ル回路であ J 、 電源オ ン時に マ イ コ ンを リ セッ トする。 おク ロ ック回路 2 5はマ イ コン 19
― 0 -
のタ ィ マー手段を動作させるベース となるク 口 ッ クパルスを発 生する。 マイ コ ン 1 9はこれを計数し、 加熱タ イ ムを減算す また 3 6はブザー回路であ]?、 加熱の終了 どを報知する。
さて第5図はマイ コ ン 1 9のィ ニシャ ル回路 3 5を、 メ モ リ 保護手段と して兼用する例である。 イ ニ シャ ル回路 3 5は電源 の ^ン時にマイ コ ン 1 9をイ ニシャ ラ イ ズすると共に、 メ モ リ 2 4の P C L Aをも リ セ ッ トする。 そして電源のオフ時には
C Eを強制的に Hレベルに引き上げて、 メモ リ 2 4の内容をブ ロテク トする。
A N Dゲー ト 3ァは、 マ イ コ ン 1 9の入力端子 13,〜 10 への 入力を、 R12出力によってキーボー ド 2 1 とメ モ リ 2 4の出力 D〇3〜DO0 とに切])換える。 つま R12 出力がハイ レベルの 時には入力端子 15〜1。はキーボード 2 のために開放され、 この ときメ モ リ 2 4は不能である。
—方、 R12 出力が口一レベルに ると、 メモ リ 2 4は能動と な D、入力端子 13〜10はメモ リ出力 D03〜 D〇0 に専有される。 このときキ一ボー ド 2 1 の入力データは、 マイ コ ン 1 9に一切 入力されない。 このようにメ モ リ動作中のキー入力の取 ]9込み を禁止することによ ])、 メ モ リ の読み出し、 書き込み動作の途 中でモー ドが切!)換わ 、 中途半端 ¾データが読み出された j?、 書き込まれた することを防止できる。 と わけ蓍き込みには 比較的長い時間を要し、 また誤まった加熱データを書き込んで しま う と、 これに基いてマグネ ト π ンが制御され、 危険ですら ある。 よってメモ リ動作中はモー ドチヱンジを禁止する意味で、 ゲー,ト 3 7によ ]?キー入力を停止する本例は有効である。
さらにマイ コン 1 9からは加熱動作中には R12 出力を絶えず ハイ レベル と るようプログラム しておく。 これによつてマイ クロ波が発振されている際には、 メ モ リ 2 4の読み書きはでき るい。 従ってマイクロ波に起因するノイズがメモリのァ ド レス 線あるいは出力線に乗っても、 メ モ リ 2 4の内容がこわされて しま う ことを防止できる。
次に第6図以下を用いてマ イ コ ン 1 9にス トアされたブロク' ラムについて説明する。
第6図は電源オン時のフ ロ ーチ ャ ー トである。 マ イ コ ン 1 9 の I N I T 端子のリ セ ッ トが解除されると同時にマ イ コ ン 1 9 は動作を開始する。 まず全出力ポー トがリ セッ ト され、 ついで R AMがク リアされる。 これカ;マイ コ ン 1 9のイ ニ シャ ラ イ ズ である。
続いて 5 00 mS タイマ一;^ス ター ト し、 5 00 mS を計数 する間、 一切の動作は遅延される。 これは〔 マ イ コ ンの リ セッ ト時間〕≤〔'メ モ リ の P C L A リ セ ッ ト時間〕の関係を満足す るよ う回路定数が選定されていることによる'。 するわちマイ コ y 1 9のリ セッ トが解除されるよ ·]?以前にメ モ リ の リ セッ トカ s 解けると、 マ イ コ ン 1 9から如何 る出力が為されているか不 定なので、 メ モ リ の内容がこわされる可能性がある。 よってマ イ コ ン 1 9はメモリがまだプロテク ト されているう ちに動作を 始める。 ところがこのメ モ リ プロテク トが解けないうちにマイ コ ン 1 9がメ モ リをアク セスする可能性が生じる。 このとき当 然メ モ リ のアク セスは失敗するので、 この事態を防止するため に 5 00 mS のソ フ ト タ イ マ 一を揷入した o
• さて 5 0 0 mS が経過すると、 続いてメ モ リ リ フ レ ッ シュを 行う。 不揮発性メモリ とはいえ、 書き込まれたデータは永久的 に保持されるものではな 。 と わけ電子レンジの機械室のよ うにか ]?高温 雰囲気中で使用すると、 メ モ リ に書き込まれ
5 たデータのレベルが徐々に低下をきたし、 やがて消滅する。 こ
れを防止するのがメ モ リ · リ フ レッ シュであ 、 要するにある データを再度書き直して、 低下しつつあるレベルを元にも どす ことを目的とする。 メモ リ ' リ フ レツ シュは次の手順で行われ る。 まずリ フ レ ッ シュすべき ア ドレスがメ モ リから読み出され
t o る。 次 で該当するァ ドレスのデータが読み出され、 マ イ コ ン
内の R A Mにス ト アされる。 この R A Mデータが次に再び同じ ア ドレスに書き直され、 データ · リ フ レッ シュが実行される。
リ フ レツ シュ後は再度読み出し照合が行われて、 メ モ リ の内容 とマ イ コ ン R A Mの内容が照合される。 そして最後にリ フ レ ツ
1 5 シュ ' ァ ドレスが更新され、 メ モ リ · リ フ レッ シュは終了する。
本実施例はこのように電源のオン時にメモリの 1 ア ド レスだけ を更新する。 これはリ フ レッ シュに比較的時間を要するため、 全ァ ドレスを毎回リ フ レ ッ シ ュするとゥヱイ ト時間が長く ¾つ て実用に支障を来すことを防止することを目的としている。 な
0 お リ フ レッ シュ · ァ ドレス · データも不撢発性メモ リ のあるヮ ; 一キ ング · ア ド レス内にス ト ァされ、 電源がォフされても保持 しうる o
さて電源がオンされつ放しになる可能性もある。 このときに は第6図の方式だけではメモ リ · リ フ レッ シュができない。 そ
5 こで第ァ図のリ フ レ ツ シ ュ方式をさらに付加した。 第ァ図は表
( OMPI
• 示とキー入力の取込みを行う メイ ン · ルーチンを示す。 ここで キー入力が一定時間全く無ければ、 第 6図で示したメ モ リ · リ フ レ ツシュを行わせる。
第 7図に示す実施例において、 表示は第 4図に示すよ うに 5 H 0 によってダリ ッ ドを制御するダイナミ ック点灯である から、 スキ ャ ンの先頭で表示グ リ ツ ド · ポイ ンタに初期値を設 定する。 例えば " 5 " を設定する。 次いで表示グリ ッ ド ' ボイ ンタの値を更新する。 するわちポイ ンタの内容をデイ ク リ ーメ ン トする。 そしてこのポイ ンタで示されるグリ ッ ド 表示デ— , Ο タを〇c!〜 07 に出力する。 これは表示管のァノ― ドに接続され、 次 でグリ ッ ドに RN 出力がセッ ト されると、 所定のグリ ツ ド が点灯する。 その後、 若干のディ レイ · タ イ ムを取ってこの RN 出力で掃引されるキ一マ ト リクスのある列データを取 D込む。 そして取]?込んだキー入力をチエ ックしてキー入力の有無を調
1 5 ベる。 キー入力があれば 8時間タイマーを リ セッ ト して、 この キーを解読するため、 キ一'デコー ド · ルー チンへとジ ャ ンブさ せる。 キ一入力がなければ 8時間タイマ—をチヱ ックして、 次
. のグリ ツ ドを表示させるため # Cへジヤ ンフ'させる 0 R Q まで の点灯が終了すれば、 再び初期設定のため # Bへ戻る。 そして
20 も しキー入力の いまま 8時間が経過すれば、 電源がオンされ
― " つ放しであると判断し、 メ モ リ · リ フ レ ッ シュを行うべく
( 第 6図 ) へとジャ ンプさせる。
さて次にメ モ リの読み出し時のエラーを防止する手法につい て説明する ο
25 第 8図はメ モ リ読み出しルーチンを示す。 まず!^〜 ^ お
, よび R 1 2によ メモ リを読み出しモー ドとし、 所望のァ ド レ ス ' データをブリ セッ トする。 そして出力されたメモ リ ' データ を取 込み ( 1 回め ) 、 これを R A M内にセーブする。 次いで 適宜ディ レ イ タイ ムを設けた後に同様の手順で全く同じア ドレ スのデータを再度読み出し、 これを取!)込む( 2回め) o そし てこのデータと H A M内にセーブした1 回めのデータ とを照合 し、 一致すれば読み出しを終了する。 も し両者が一致しなけれ ばノィズ等の何らかの原因によ 読み出しに障害が発生したも のと判断し、 読み出しをや D直す。 カ ウ ンタはこの繰]?返し回 数を限定し、 メモ リ不良時にプログラムがエ ン ド レス ' ループ となることを防止するもので、 本例では 2 5 6回の繰 返し回 数を定めている。
さてデータ照合がうま く一致すれば、 ますこの2 5 6 カ ウ ン タをリ セッ ト した後、 今度はデータの論理照合を行う o これは 読み出されたデータが加熱デ—タとして論理上あ ) うるデータ か否かをチェ.ックするもので、 具体的には最大設定時間を越え る加熱時間が読み出されてい いか、 パワーも しくは加熱時間 のいずれかが欠如してい ¾ か、 6進桁に 6以上が、 1 O進桁 に 1 O以上の数値が入ってい かなどを調べる。 この論理照 合によってメ モ リがこわれた 、 メモ リ . データが書きかわつ てしまった ]9 したエラーのうちで、 制御不能 読み出しデータ を除去できる。 そしてこの論理照合をもパスしたデータだけが 加熱データ として R A M内の所定ア ドレスにブリ セッ トされ 書込みについてもエラ—を防止すベく照合の手順を付加して いる 0 -
O PI
• 第 9図はかかるメ モ リ書き込みルーチンを示す。 まずマイ コ ン R A M内に書き込みデータがセ ッ トされる。 然る後に R8 〜 R および 2によ ]) メモ リ を書き込みモー ドと し、 所望のァ ドレス · デー タならびに書き込みデー タをメ モ リへ入力する。 5 そして書き込み終了後にこれを再度読み出す。 読み出す手順は 第 8図のルーチンと同様である。 さて読み出されたデータは R A M内にセ ッ トされたデータ とここで照合される。 すなわち書 き込みが成功したか否かのチェ ックを受けるわけである。 ここ でも何らかのエラーで書き込みが失敗に終れば、 カ ウ ンタによ 10 8回まで書き込み手順がリ ト ライされる。 リ ト ライ回数が少 いのは、 一般に書き込み時間は読み出しに比して長い時間を 要すること、 メモ リ の.書き込み寿命は読み出し寿命に比しては るかに短いことを配慮したためである。
第 1 o図はメ モ リ のアク セス . タ イ ムを短縮するため、 マィ 15 コンの R A M内に不揮発'性メモ リ と同じメモ リ ' マッ プを設け た例である。'マイ コ ン 1 9の内部には R AM 3 8が内蔵されて いる。 そしてこの R A M 3 8内には、 不撣発佺メ モ リ 2 4に対 • ' 応するア ド レス空間 3 9が用意されてお D、 両者には全く同じ データが記憶されている。 マイ コ ン 1 9は通常この R AM内の 20 了 ド レス空間 3 9からホームメニューをアクセスする。 そして 電源のオン , オフがあると第 6図のリ フ レツ シュ の手順によつ て、 不揮発メモリ 2 4から加熱データをコ ピーし直す。 これに よ アク セス · タ イ ムは飛躍的に短縮され、 かつメ モ リ 2 4の 寿命に対しても好ま しい結果を期待できる。
25 最後にメ モ リ のセルフ テス ト ブログラ ム.について説明する o
• 第 1 1 図はメ モ リ テス ト中の回路図を示す。 ス ィ ツチ 4 0がテ ス ト プロ グラ ムの起動を指令するテス ト ス ィ ッ チである。 これ はプ リ ン トボー ド上 ¾どに配され、 ユーザは操作でき い。 さ てこのテス ト スィ ツチ 4 0によ テス ト モ一 ドの実行を指令す 5 ると、 マイ コ ン 1 9はメ モ リ 2 4の全メモ リ セルをセツ ト · リ セッ ト し、 メモ リ セルの欠陥を検査する。 具体的には第 9図の メ モ リ書き込みルーチンならびに第 S 図のメモ リ読み出しル ー チンを利用して、 最初に全メ モ リ セルをセッ ト し、 これを読み 出して照合する。 表示管 2 3はこのときの表示データを示し、 10 「 メ モ リ 」桁の数字はァド レスを、 以下の 4桁の数字は 1 6 ビ ッ トのメモ リ セルの読み出されたデータを表示している。 従つ てメモ リに異常がるければ、 「 メ モ リ 」桁には「口」〜「 F 」 の表示が次々 と現れ、 このときの読み出しデータ 「 F F F F 」 の表示が続く。 も し 6番地の上位から 4番目のビッ トカ sセ ッ ト 5 され ければ、 第 1 1 図の如く 「 E F F F 」を表示してテス ト は中断する。 'よってメモリ不良のセルの位置まで把握すること 力;できる。
- ' 続いてマ イ コ ン 1 9は全メ モ リ セルをリ セッ トする。 今度は
「□□□□」表示が続く。 も しエラ一が見つかれば、 そのアド 20 レスでテス トは中断し、 読み出されたデータが表示される。
このよ うにメ モ リ のセルフ テス ト プロ グ ラムは、 出荷時の検 査ゃ市場でのサー ビス に極めて有用である。 この検査を無事に 終えれば、 メ モ リはブラ ンク ( イ ニ シ ャ ル )状態に復する。
産業上の利用可能性
25 以上説明 したよ うにこの発明によれば、 不揮発性メモ リ を用
__01.ίΡΙ V. IFO
いた電子レンジあるいは電気レ ンジ等の加熱装置において、 不 揮発性メ モ リ のデータが電源のオン , オ フ時にこわれないよ う プロテク トされるとともに一定時間以上のキー操作がるければ メ モ リ の内容を書き直すメ モ リ · リ フレツ シュの手順を備えて いるので長い間の使用に耐え、 経年変化に強いものとるる。 さ らに不揮発性メモ リは読み出しの際および書き込みの際にチェ ックゃ照合が行なわれるのでノィズゃ故障に強く 、 .データの信 頼性と操作性にすぐれる。
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Claims
• 請 求 の 範 囲 -
1 . 被加熱物を载置する加熱室と、 前記加熱室に結合された加 熱源と、 前記加熱源への給電を制御する制御部と、 書き換え自 在る不揮発性メモ リ と、 前記不揮発性メモ リ に加熱時間 , 加熱
5 出力 , 加熱温度 どの加熱データの書き込みを指令するメモ リ
書き込み手段と、 前記不揮発性メモリから所定の加熱データの 読み出しを指令するメモ リ読み出し手段とを備えることを特徵 とする加熱装置。
2 . 請求の範囲第 1項において、 制御部はメモ リ保護手段を備
l O え、 電源のオンも しくはオフを検出して、 前記のメモ リ保護手
段によ 不揮発性メモリの少 く とも書き込み動作を禁止した ことを特徵とする加熱装置。
3 . 請求の範囲第 1 項において、 電源オン時に前記不揮発性メ モリに貯えられた加熱データ等を、 制御部が再度書き直すこと
1 5 を特徵とする加熱装置。
4 . 請求の範'囲第 1 項において、 タイマ ー手段を備え、 前記タ ィ マ —手段によ 1)操作パネル上の入力手段等からの操作指令が
'' ある所定時間続けて欠如したことが検出されたとき、 制御部が
不揮発性メ モ リ に貯えられた加熱データ等を、 再度書き直すこ
0 とを特徵とする加熱装置 o
5 . 請求の範囲第 1 項において、 制御部は加熱源に給電を実行 している際には、 メモ リ保護手段によ i?不揮発性メモ リ の少な く とも書き込み動作を禁止したことを特徵とする加熱装置。
6 . 請求の範囲第 1 項において、 制御部は不揮発性メモリから
5 読み出し動作を実行した際には読み出された加熱データ等のデ
,
,. ίίϋ -,
• ータが論理上あ]?え いデータか否かをチユ ック し、 も し論理 上あ え データであれば前記データに基つ'く加熱の実行を 中断することを特徴とする加熱装置。
τ . 請求の範囲第 1 項において、 制御部は R A Mを有し、 前記 R A M内に不揮発性メモ リ に書き込むべきデータをブリ セッ ト し、 前記データを前 己不揮発性メモリに書き込むと共に、 書き 込み後に前記不揮発性メモ リ よ ]?再度これを読み出し、 前記 R A M内のデータとの一致照合を行うことを特徵とする加熱装置。
8 . 請求の範囲第 1 項において、 制御部は不揮発性メモ リへの 書き込みあるいは読み出し動作を実行している際には、 操作パ ネ ル上の入力手段等の操作指令の受け付けを禁止したことを特 徵とする加熱装置。
9 . 請求の範囲第 1 項において、 制御部は不揮発性メモ リ よ ]? の読み出しを少るく とも続けて 2回行い、 2回のデータが一致 しなければ、 それらが一致するまで所定回数も しくは所定時間 だけ、 読み出しを繰 ]?返すことを特徵とする加熱装置。
1 O . 請求の範囲第 1 項において、 制御部は R A Mを有し、 前 記 R A M内に不揮発性メモ リに書き込まれたのと同じデータを 記憶しておき、 メモ リ読み出 し手段からのメモ リ読み出し指令 に応答して、 前記 R A M内のデータを読み出すと共に、 電源才 ン時には前記不揮発性メモ リ内のデータを前記 R A Mへ読み出 しコ ピーすることを特徵とする加熱装置。
1 1 - 請求の範囲第 1 項において、 制御部はメモ リ検査手段 備え、 不揮発性メモ リ内へ所定のデータを書き込むと共に、 前 記データを読み出 して前記不揮発性メモ リの良否が判定できる
C FI
• ことを特徵とする加熱装置。
1 . 請求の範囲第 2項にお て、 制御部としてス トア ド ' ブ ログラ ム方式のコ ン ト ローラを備え、 前言己コ ン ト ローラをィ - シャ ライズする電源リ セッ ト手段を有し、 電源リ セッ ト手段を 5 用 て前記メモリ保護手段を駆動させたことを特徵とする加熱
1 3 . 請求の範囲第 2項において、 タイマ—手段を備え、 電源 オン時にこのタイマ—手段によ 一定の遅延時間を計数する間 は、 不揮発性メモ リ の書き込みおよび読み出しを禁止したこと l O を特徵とする加熱装置。
1 4 . 請求の範囲第 9項において、 制御部は不揮発性メ モ リへ の書き込み後の読み出し照合にお て、 H A M内のデータと一 致しるかった際に、 前記読み出し照合が一致するまで所定回数 も しくは所定時間だけ、 書き込み よび読み出し照合を繰 返
1 5 すことを特徵とする加熱装置。
O PI 鶴
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