JPWO2023068348A5 - - Google Patents
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Description
上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、本発明者らは下記本発明を想到し、当該課題を解決できることを見出した。
すなわち、本発明は下記のとおりである。
[1] ポリ乳酸系重合体及びβ-メチル-δ-バレロラクトン系重合体を含む樹脂組成物。
[2] 上記β-メチル-δ-バレロラクトン系重合体が、下記一般式(I)で表される、上記[1]に記載の樹脂組成物。
[一般式(I)中、R1は、水素原子、炭素数1~20の直鎖状アルキル基、炭素数3~20の分岐状アルキル基、炭素数2~20の直鎖状アルケニル基、炭素数3~20の分岐状アルケニル基、炭素数6~12のアリール基、炭素数7~12のアリールアルキル基、炭素数1~20の直鎖状アルキル基における末端の炭素原子に結合する1つの水素原子が下記式(X)で表される基で置換された酸素原子含有炭化水素基、又は、炭素数3~20の分岐状アルキル基の少なくとも1つの末端の炭素原子に結合する1つの水素原子が下記式(X)で表される基で置換された酸素原子含有炭化水素基を示す。下記式(X)中、*で示される結合手は、上記炭素数1~20の直鎖状アルキル基又は炭素数3~20の分岐状アルキル基と結合する。
R2は、炭素数1~20の直鎖状アルキル基、炭素数3~20の分岐状アルキル基、炭素数2~20の直鎖状アルケニル基、炭素数3~20の分岐状アルケニル基、炭素数6~12のアリール基、又は、炭素数7~12のアリールアルキル基を示す。
nは8~1,000の整数であり、mは8~1,000の整数である。
R2及びmが、複数存在する場合、これらは同一であってもよく、互いに異なっていてもよい。]
[3] 上記ポリ乳酸系重合体100質量部に対し、上記β-メチル-δ-バレロラクトン系重合体を、0.1質量部以上50質量部以下含有する、上記[1]又は[2]に記載の樹脂組成物。
[4] 上記β-メチル-δ-バレロラクトン系重合体の数平均分子量が、1,000以上100,000以下である、上記[1]~[3]のいずれか1つに記載の樹脂組成物。
[5] 上記ポリ乳酸系重合体100質量部に対し、上記β-メチル-δ-バレロラクトン系重合体を、0.5質量部以上2質量部以下含有し、
上記β-メチル-δ-バレロラクトン系重合体の数平均分子量が、1,000以上10,000以下である、上記[1]~[3]のいずれか1つに記載の樹脂組成物。
[6] 上記ポリ乳酸系重合体100質量部に対し、上記β-メチル-δ-バレロラクトン系重合体を、2質量部以上50質量部以下含有し、
上記β-メチル-δ-バレロラクトン系重合体の数平均分子量が、1,000以上100,000以下である、上記[1]~[3]のいずれか1つに記載の樹脂組成物。
[7] 上記ポリ乳酸系重合体が、L-乳酸のホモポリマー、D-乳酸のホモポリマー、又はL-乳酸とD-乳酸との共重合体である、上記[1]~[6]のいずれか1つに記載の樹脂組成物。
すなわち、本発明は下記のとおりである。
[1] ポリ乳酸系重合体及びβ-メチル-δ-バレロラクトン系重合体を含む樹脂組成物。
[2] 上記β-メチル-δ-バレロラクトン系重合体が、下記一般式(I)で表される、上記[1]に記載の樹脂組成物。
[一般式(I)中、R1は、水素原子、炭素数1~20の直鎖状アルキル基、炭素数3~20の分岐状アルキル基、炭素数2~20の直鎖状アルケニル基、炭素数3~20の分岐状アルケニル基、炭素数6~12のアリール基、炭素数7~12のアリールアルキル基、炭素数1~20の直鎖状アルキル基における末端の炭素原子に結合する1つの水素原子が下記式(X)で表される基で置換された酸素原子含有炭化水素基、又は、炭素数3~20の分岐状アルキル基の少なくとも1つの末端の炭素原子に結合する1つの水素原子が下記式(X)で表される基で置換された酸素原子含有炭化水素基を示す。下記式(X)中、*で示される結合手は、上記炭素数1~20の直鎖状アルキル基又は炭素数3~20の分岐状アルキル基と結合する。
R2は、炭素数1~20の直鎖状アルキル基、炭素数3~20の分岐状アルキル基、炭素数2~20の直鎖状アルケニル基、炭素数3~20の分岐状アルケニル基、炭素数6~12のアリール基、又は、炭素数7~12のアリールアルキル基を示す。
nは8~1,000の整数であり、mは8~1,000の整数である。
R2及びmが、複数存在する場合、これらは同一であってもよく、互いに異なっていてもよい。]
[3] 上記ポリ乳酸系重合体100質量部に対し、上記β-メチル-δ-バレロラクトン系重合体を、0.1質量部以上50質量部以下含有する、上記[1]又は[2]に記載の樹脂組成物。
[4] 上記β-メチル-δ-バレロラクトン系重合体の数平均分子量が、1,000以上100,000以下である、上記[1]~[3]のいずれか1つに記載の樹脂組成物。
[5] 上記ポリ乳酸系重合体100質量部に対し、上記β-メチル-δ-バレロラクトン系重合体を、0.5質量部以上2質量部以下含有し、
上記β-メチル-δ-バレロラクトン系重合体の数平均分子量が、1,000以上10,000以下である、上記[1]~[3]のいずれか1つに記載の樹脂組成物。
[6] 上記ポリ乳酸系重合体100質量部に対し、上記β-メチル-δ-バレロラクトン系重合体を、2質量部以上50質量部以下含有し、
上記β-メチル-δ-バレロラクトン系重合体の数平均分子量が、1,000以上100,000以下である、上記[1]~[3]のいずれか1つに記載の樹脂組成物。
[7] 上記ポリ乳酸系重合体が、L-乳酸のホモポリマー、D-乳酸のホモポリマー、又はL-乳酸とD-乳酸との共重合体である、上記[1]~[6]のいずれか1つに記載の樹脂組成物。
[8] 上記[1]~[7]のいずれか1つに記載の樹脂組成物からなる成形体。
[9] 下記一般式(I)で表されるβ-メチル-δ-バレロラクトン系重合体からなる、ポリ乳酸系重合体用の改質剤。
[一般式(I)中、R1は、水素原子、炭素数1~20の直鎖状アルキル基、炭素数3~20の分岐状アルキル基、炭素数2~20の直鎖状アルケニル基、炭素数3~20の分岐状アルケニル基、炭素数6~12のアリール基、炭素数7~12のアリールアルキル基、炭素数1~20の直鎖状アルキル基における末端の炭素原子に結合する1つの水素原子が下記式(X)で表される基で置換された酸素原子含有炭化水素基、又は、炭素数3~20の分岐状アルキル基の少なくとも1つの末端の炭素原子に結合する1つの水素原子が下記式(X)で表される基で置換された酸素原子含有炭化水素基を示す。下記式(X)中、*で示される結合手は、上記炭素数1~20の直鎖状アルキル基又は炭素数3~20の分岐状アルキル基と結合する。
R2は、炭素数1~20の直鎖状アルキル基、炭素数3~20の分岐状アルキル基、炭素数2~20の直鎖状アルケニル基、炭素数3~20の分岐状アルケニル基、炭素数6~12のアリール基、又は、炭素数7~12のアリールアルキル基を示す。
nは8~1,000の整数であり、mは8~1,000の整数である。
R2及びmが、複数存在する場合、これらは同一であってもよく、互いに異なっていてもよい。]
[10] 下記一般式(I)で表されるβ-メチル-δ-バレロラクトン系重合体の、ポリ乳酸系重合体用の改質剤としての使用。
[一般式(I)中、R1は、水素原子、炭素数1~20の直鎖状アルキル基、炭素数3~20の分岐状アルキル基、炭素数2~20の直鎖状アルケニル基、炭素数3~20の分岐状アルケニル基、炭素数6~12のアリール基、炭素数7~12のアリールアルキル基、炭素数1~20の直鎖状アルキル基における末端の炭素原子に結合する1つの水素原子が下記式(X)で表される基で置換された酸素原子含有炭化水素基、又は、炭素数3~20の分岐状アルキル基の少なくとも1つの末端の炭素原子に結合する1つの水素原子が下記式(X)で表される基で置換された酸素原子含有炭化水素基を示す。下記式(X)中、*で示される結合手は、上記炭素数1~20の直鎖状アルキル基又は炭素数3~20の分岐状アルキル基と結合する。
R2は、炭素数1~20の直鎖状アルキル基、炭素数3~20の分岐状アルキル基、炭素数2~20の直鎖状アルケニル基、炭素数3~20の分岐状アルケニル基、炭素数6~12のアリール基、又は、炭素数7~12のアリールアルキル基を示す。
nは8~1,000の整数であり、mは8~1,000の整数である。
R2及びmが、複数存在する場合、これらは同一であってもよく、互いに異なっていてもよい。]
[9] 下記一般式(I)で表されるβ-メチル-δ-バレロラクトン系重合体からなる、ポリ乳酸系重合体用の改質剤。
[一般式(I)中、R1は、水素原子、炭素数1~20の直鎖状アルキル基、炭素数3~20の分岐状アルキル基、炭素数2~20の直鎖状アルケニル基、炭素数3~20の分岐状アルケニル基、炭素数6~12のアリール基、炭素数7~12のアリールアルキル基、炭素数1~20の直鎖状アルキル基における末端の炭素原子に結合する1つの水素原子が下記式(X)で表される基で置換された酸素原子含有炭化水素基、又は、炭素数3~20の分岐状アルキル基の少なくとも1つの末端の炭素原子に結合する1つの水素原子が下記式(X)で表される基で置換された酸素原子含有炭化水素基を示す。下記式(X)中、*で示される結合手は、上記炭素数1~20の直鎖状アルキル基又は炭素数3~20の分岐状アルキル基と結合する。
R2は、炭素数1~20の直鎖状アルキル基、炭素数3~20の分岐状アルキル基、炭素数2~20の直鎖状アルケニル基、炭素数3~20の分岐状アルケニル基、炭素数6~12のアリール基、又は、炭素数7~12のアリールアルキル基を示す。
nは8~1,000の整数であり、mは8~1,000の整数である。
R2及びmが、複数存在する場合、これらは同一であってもよく、互いに異なっていてもよい。]
[10] 下記一般式(I)で表されるβ-メチル-δ-バレロラクトン系重合体の、ポリ乳酸系重合体用の改質剤としての使用。
[一般式(I)中、R1は、水素原子、炭素数1~20の直鎖状アルキル基、炭素数3~20の分岐状アルキル基、炭素数2~20の直鎖状アルケニル基、炭素数3~20の分岐状アルケニル基、炭素数6~12のアリール基、炭素数7~12のアリールアルキル基、炭素数1~20の直鎖状アルキル基における末端の炭素原子に結合する1つの水素原子が下記式(X)で表される基で置換された酸素原子含有炭化水素基、又は、炭素数3~20の分岐状アルキル基の少なくとも1つの末端の炭素原子に結合する1つの水素原子が下記式(X)で表される基で置換された酸素原子含有炭化水素基を示す。下記式(X)中、*で示される結合手は、上記炭素数1~20の直鎖状アルキル基又は炭素数3~20の分岐状アルキル基と結合する。
R2は、炭素数1~20の直鎖状アルキル基、炭素数3~20の分岐状アルキル基、炭素数2~20の直鎖状アルケニル基、炭素数3~20の分岐状アルケニル基、炭素数6~12のアリール基、又は、炭素数7~12のアリールアルキル基を示す。
nは8~1,000の整数であり、mは8~1,000の整数である。
R2及びmが、複数存在する場合、これらは同一であってもよく、互いに異なっていてもよい。]
Claims (10)
- ポリ乳酸系重合体及びβ-メチル-δ-バレロラクトン系重合体を含む樹脂組成物。
- 前記β-メチル-δ-バレロラクトン系重合体が、下記一般式(I)で表される、請求項1に記載の樹脂組成物。
[一般式(I)中、R1は、水素原子、炭素数1~20の直鎖状アルキル基、炭素数3~20の分岐状アルキル基、炭素数2~20の直鎖状アルケニル基、炭素数3~20の分岐状アルケニル基、炭素数6~12のアリール基、炭素数7~12のアリールアルキル基、炭素数1~20の直鎖状アルキル基における末端の炭素原子に結合する1つの水素原子が下記式(X)で表される基で置換された酸素原子含有炭化水素基、又は、炭素数3~20の分岐状アルキル基の少なくとも1つの末端の炭素原子に結合する1つの水素原子が下記式(X)で表される基で置換された酸素原子含有炭化水素基を示す。下記式(X)中、*で示される結合手は、前記炭素数1~20の直鎖状アルキル基又は炭素数3~20の分岐状アルキル基と結合する。
R2は、炭素数1~20の直鎖状アルキル基、炭素数3~20の分岐状アルキル基、炭素数2~20の直鎖状アルケニル基、炭素数3~20の分岐状アルケニル基、炭素数6~12のアリール基、又は、炭素数7~12のアリールアルキル基を示す。
nは8~1,000の整数であり、mは8~1,000の整数である。
R2及びmが、複数存在する場合、これらは同一であってもよく、互いに異なっていてもよい。] - 前記ポリ乳酸系重合体100質量部に対し、前記β-メチル-δ-バレロラクトン系重合体を、0.1質量部以上50質量部以下含有する、請求項1又は2に記載の樹脂組成物。
- 前記β-メチル-δ-バレロラクトン系重合体の数平均分子量が、1,000以上100,000以下である、請求項1又は2に記載の樹脂組成物。
- 前記ポリ乳酸系重合体100質量部に対し、前記β-メチル-δ-バレロラクトン系重合体を、0.5質量部以上2質量部以下含有し、
前記β-メチル-δ-バレロラクトン系重合体の数平均分子量が、1,000以上10,000以下である、
請求項1又は2に記載の樹脂組成物。 - 前記ポリ乳酸系重合体100質量部に対し、前記β-メチル-δ-バレロラクトン系重合体を、2質量部以上50質量部以下含有し、
前記β-メチル-δ-バレロラクトン系重合体の数平均分子量が、1,000以上100,000以下である、
請求項1又は2に記載の樹脂組成物。 - 前記ポリ乳酸系重合体が、L-乳酸のホモポリマー、D-乳酸のホモポリマー、又はL-乳酸とD-乳酸との共重合体である、請求項1又は2に記載の樹脂組成物。
- 請求項1又は2に記載の樹脂組成物からなる成形体。
- 下記一般式(I)で表されるβ-メチル-δ-バレロラクトン系重合体からなる、ポリ乳酸系重合体用の改質剤。
[一般式(I)中、R1は、水素原子、炭素数1~20の直鎖状アルキル基、炭素数3~20の分岐状アルキル基、炭素数2~20の直鎖状アルケニル基、炭素数3~20の分岐状アルケニル基、炭素数6~12のアリール基、炭素数7~12のアリールアルキル基、炭素数1~20の直鎖状アルキル基における末端の炭素原子に結合する1つの水素原子が下記式(X)で表される基で置換された酸素原子含有炭化水素基、又は、炭素数3~20の分岐状アルキル基の少なくとも1つの末端の炭素原子に結合する1つの水素原子が下記式(X)で表される基で置換された酸素原子含有炭化水素基を示す。下記式(X)中、*で示される結合手は、前記炭素数1~20の直鎖状アルキル基又は炭素数3~20の分岐状アルキル基と結合する。
R2は、炭素数1~20の直鎖状アルキル基、炭素数3~20の分岐状アルキル基、炭素数2~20の直鎖状アルケニル基、炭素数3~20の分岐状アルケニル基、炭素数6~12のアリール基、又は、炭素数7~12のアリールアルキル基を示す。
nは8~1,000の整数であり、mは8~1,000の整数である。
R2及びmが、複数存在する場合、これらは同一であってもよく、互いに異なっていてもよい。] - 下記一般式(I)で表されるβ-メチル-δ-バレロラクトン系重合体の、ポリ乳酸系重合体用の改質剤としての使用。
[一般式(I)中、R1は、水素原子、炭素数1~20の直鎖状アルキル基、炭素数3~20の分岐状アルキル基、炭素数2~20の直鎖状アルケニル基、炭素数3~20の分岐状アルケニル基、炭素数6~12のアリール基、炭素数7~12のアリールアルキル基、炭素数1~20の直鎖状アルキル基における末端の炭素原子に結合する1つの水素原子が下記式(X)で表される基で置換された酸素原子含有炭化水素基、又は、炭素数3~20の分岐状アルキル基の少なくとも1つの末端の炭素原子に結合する1つの水素原子が下記式(X)で表される基で置換された酸素原子含有炭化水素基を示す。下記式(X)中、*で示される結合手は、前記炭素数1~20の直鎖状アルキル基又は炭素数3~20の分岐状アルキル基と結合する。
R2は、炭素数1~20の直鎖状アルキル基、炭素数3~20の分岐状アルキル基、炭素数2~20の直鎖状アルケニル基、炭素数3~20の分岐状アルケニル基、炭素数6~12のアリール基、又は、炭素数7~12のアリールアルキル基を示す。
nは8~1,000の整数であり、mは8~1,000の整数である。
R2及びmが、複数存在する場合、これらは同一であってもよく、互いに異なっていてもよい。]
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2022
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