JPWO2021205027A5 - - Google Patents

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85.前記方法が、
ステップa)において、前記患者の前記腫瘍組織において1つ以上の患者特異的抗原を同定すること
ステップc)において、前記同定された1つ以上の患者特異的抗原又はその1つ以上の部分の免疫原性を、前記患者のHLAクラスI及び/又はII対立遺伝子に対するそれらの予測される結合性により予測すること
ステップd)において、1つ以上の患者特異的抗原又はその1つ以上の部分を、ステップc)において予測されたそれらの免疫原性に基づいて選択すること
を更に含み;
並びにステップe)の前記ポリヌクレオチド配列が、ステップd)において選択された前記1つ以上の患者特異的抗原又はその1つ以上の部分をコードするヌクレオチド配列を更に含む、
実施形態B84に記載の方法。
本発明の態様の一部を以下に記載する。
1.免疫学的に有効な量の、
(i)標的化ユニット、二量体化ユニット及び抗原性ユニットをコードするヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチドであって、前記抗原性ユニットが、少なくとも1つの患者提示共有抗原配列若しくはその1つ以上の部分を含む、前記ポリヌクレオチド;又は
(ii)(i)において定義される前記ポリヌクレオチドによりコードされるポリペプチド;又は
(iii)(i)において定義される前記ポリヌクレオチドによりコードされる2つのポリペプチドからなる二量体タンパク質;並びに
医薬的に許容される担体
を含む、個別化された治療用抗がんワクチン。
2.前記抗原性ユニットが1つ以上の患者特異的抗原配列又はその1つ以上の部分を更に含む、項目1に記載のワクチン。
3.前記少なくとも1つの患者提示共有抗原配列が、過剰発現される細胞タンパク質、異常に発現される細胞タンパク質、がん精巣抗原、ウイルス抗原、分化抗原、突然変異型がん遺伝子、突然変異型腫瘍抑制因子遺伝子、がん胎児性抗原、共有融合抗原、共有イントロン保持抗原、ダークマター抗原、スプライセオソーム突然変異により引き起こされる共有抗原及びフレームシフト突然変異により引き起こされる共有抗原からなる群から選択される共有抗原の配列である、項目1又は2のいずれかに記載のワクチン。
4.前記少なくとも1つの患者提示共有抗原配列が、ヒト細胞タンパク質である共有抗原の配列である、項目1~3のいずれかに記載のワクチン。
5.前記少なくとも1つの患者提示共有抗原配列又はその1つ以上の部分が、免疫原性であることが既知であるか、又は前記患者のHLAクラスI及び/若しくはHLAクラスII対立遺伝子に結合することが予測される、項目1~4のいずれかに記載のワクチン。
6.前記少なくとも1つの患者提示共有抗原配列又は前記その1つ以上の部分が、前記患者のHLA対立遺伝子による提示のために好適な長さを有し、好ましくは7~30アミノ酸の長さを有する、項目1~5のいずれかに記載のワクチン。
7.前記抗原性ユニットが、いくつかの患者提示共有抗原の配列又はその1つ以上の部分を含む、項目1~6のいずれかに記載のワクチン。
8.前記抗原性ユニットが、いくつかの患者提示共有抗原の配列のいくつかの部分を含む、項目7に記載のワクチン。
9.前記抗原性ユニットが、いくつかの患者提示共有抗原のいくつかのエピトープを含み、前記エピトープが、免疫原性であることが既知であるか、又は前記患者のHLAクラスI及び/若しくはHLAクラスII対立遺伝子に結合することが予測される、項目8に記載のワクチン。
10.前記抗原性ユニットが、1つ以上の患者提示共有抗原配列の全長を含む、項目1~9のいずれかに記載のワクチン。
11.前記抗原性ユニットが、少なくとも1つの患者提示共有抗原配列の1~30個の部分を含む、項目1~10のいずれかに記載のワクチン。
12.前記部分が、前記患者のHLAクラスI及び/又はHLAクラスII対立遺伝子に結合することが予測される複数のエピトープを含む、項目11に記載のワクチン。
13.前記抗原性ユニットが、エピトープの形態の1~50個の患者提示共有抗原配列を含む、項目1~12のいずれかに記載のワクチン。
14.前記エピトープが、前記患者のHLAクラスI及び/又はHLAクラスII対立遺伝子に結合することが予測される、項目13に記載のワクチン。
15.前記エピトープが7~30アミノ酸の長さを有する、項目13~14のいずれかに記載のワクチン。
16.前記抗原性ユニットが、いくつかの患者特異的抗原配列又はその1つ以上の部分を含む、項目2~15のいずれかに記載のワクチン。
17.前記抗原性ユニットが1つ以上の患者特異的エピトープを含む、項目2~16のいずれかに記載のワクチン。
18.前記1つ以上の患者特異的エピトープが7~30アミノ酸の長さを有する、項目17に記載のワクチン。
19.抗原性ユニットが少なくとも5個の患者特異的エピトープを含む、項目17~18のいずれかに記載のワクチン。
20.前記抗原性ユニットが7~2000アミノ酸を含む、項目1~19のいずれかに記載のワクチン。
21.前記抗原性ユニットが、1つ以上のリンカー、好ましくは前記抗原配列を互いから分離する1つ以上のリンカーを含む、項目1~20のいずれかに記載のワクチン。
22.前記二量体化ユニットが、ヒンジ領域、好ましくはIgに由来するヒンジ領域を含む、項目1~21のいずれかに記載のワクチン。
23.前記二量体化ユニットが、二量体化を促す別のドメイン、好ましくは免疫グロブリンドメイン、より好ましくは免疫グロブリン定常ドメインを更に含む、項目22に記載のワクチン。
24.前記他のドメインが、IgGに由来する、好ましくはIgG3に由来するカルボキシ末端Cドメインである、項目22又は23のいずれかに記載のワクチン。
25.前記二量体化ユニットが、リンカー、好ましくは前記ヒンジ領域と二量体化を促す前記他のドメインとを接続するリンカーを更に含む、項目22~24のいずれかに記載のワクチン。
26.前記二量体化ユニットが、リンカーを通じてヒトIgG3のCH3ドメインに接続されたヒンジエクソンh1及びh4を含む、項目22~25のいずれかに記載のワクチン。
27.前記抗原性ユニット及び前記二量体化ユニットが、リンカー、好ましくは制限部位を含むリンカーを通じて接続されている、項目1~26のいずれかに記載のワクチン。
28.前記標的化ユニットが抗原提示細胞を標的化し、好ましくは前記標的化ユニットが、前記抗原提示細胞上の表面分子と相互作用する部分であるか、又は前記部分を含み、好ましくは表面分子が、HLA、CD14、CD40、ケモカイン受容体及びToll様受容体からなる群から選択される、項目1~27のいずれかに記載のワクチン。
29.前記標的化ユニットが、可溶性CD40リガンド、RANTES、MIP-1α、XCL1、XCL2、フラジェリン、抗HLA-DP、抗HLA-DR、抗汎HLAクラスII又は抗CD40、抗TLR-2、抗TLR-4若しくは抗TLR-5に対して特異性を有する抗体可変ドメインを含むか又はそれからなり、好ましくはMIP-1αを含むか又はそれからなる、項目28に記載のワクチン。
30.ポリヌクレオチド、好ましくはRNA又はDNAを含む、項目1~29のいずれかに記載のワクチン。
31.前記ポリヌクレオチドが、シグナルペプチドをコードするヌクレオチド配列を更に含む、項目30に記載のワクチン。
32.前記ポリペプチド中の前記標的化ユニット、二量体化ユニット及び抗原性ユニットが、標的化ユニット、二量体化ユニット及び抗原性ユニットというN末端からC末端への順序にあるか、又は前記ポリヌクレオチド中の前記標的化ユニット、二量体化ユニット及び抗原性ユニットが、標的化ユニット、二量体化ユニット及び抗原性ユニットという5’から3’への順序にある、項目1~31のいずれかに記載のワクチン。
33.前記医薬的に許容される担体が、食塩水、緩衝食塩水、PBS、デキストロース、水、グリセロール、エタノール、無菌等張水性緩衝液、及びこれらの組合せからなる群から選択される、項目1~32のいずれかに記載のワクチン。
34.項目1に記載の個別化された治療用抗がんワクチンを調製する方法であって、
a)患者の腫瘍組織又は体液中の少なくとも1つの患者提示共有抗原を同定するステップ
b)前記患者のHLAクラスI及び/又はクラスII対立遺伝子を決定するステップ
c)前記同定された少なくとも1つの抗原又はその1つ以上の部分の免疫原性を、前記患者のHLAクラスI及び/又はII対立遺伝子に対するそれらの予測される結合性により予測するステップ
d)少なくとも1つの抗原又はその1つ以上の部分を、ステップc)において予測されたそれらの免疫原性に基づいて選択するステップ;
e)ステップd)において選択された前記少なくとも1つの抗原又はその1つ以上の部分をコードするヌクレオチド配列を含む抗原性ユニットを含むポリヌクレオチド配列を調製するステップ;
f)前記ポリヌクレオチド配列を、標的化ユニット及び二量体化ユニットをコードするヌクレオチド配列を含む発現ベクター中にクローニングするステップ;並びに
g)ステップfにおいて得られた前記発現ベクターを医薬的に許容される担体と混合するステップ
を含む、前記方法。
35.項目2に記載の個別化された抗がんワクチンを調製するための、項目34に記載の方法であって、前記方法が、
ステップa)において、前記患者の前記腫瘍組織中の1つ以上の患者特異的抗原を同定すること
ステップc)において、前記同定された1つ以上の患者特異的抗原又はその1つ以上の部分の免疫原性を、前記患者のHLAクラスI及び/又はII対立遺伝子に対するそれらの予測される結合性により予測すること
ステップd)において、1つ以上の患者特異的抗原又はその1つ以上の部分を、ステップc)において予測されたそれらの免疫原性に基づいて選択すること
を更に含み;
並びにステップe)の前記ポリヌクレオチド配列が、ステップd)において選択された前記1つ以上の患者特異的抗原又はその1つ以上の部分をコードするヌクレオチド配列を更に含む、
前記方法。
36.項目1~32のいずれかにおいて定義されるポリヌクレオチド。
37.項目36に記載のポリヌクレオチドを含むベクター。
38.項目1~32のいずれかにおいて定義されるポリヌクレオチドを含むか、又は項目37に記載のベクターを含む、宿主細胞。
39.項目1~32のいずれかにおいて定義されるポリヌクレオチド配列によりコードされるポリペプチド。
40.項目39において定義される2つのポリペプチドからなる二量体タンパク質。
41.ホモ二量体タンパク質である、項目40に記載の二量体タンパク質。
42.医薬としての使用のための、項目36に記載のポリヌクレオチド又は項目39に記載のポリペプチド又は項目40若しくは41のいずれかに記載の二量体タンパク質。
43.がんを有する患者を処置する方法であって、前記患者のために特異的に調製された、項目1~33のいずれかに記載のワクチンを前記患者に投与することを含む、前記方法。
44.前記ワクチンがポリヌクレオチドを含み、及び皮内に又は筋肉内に投与される、項目43に記載の方法。

Claims (17)

  1. 免疫学的に有効な量の、
    (i)標的化ユニット、二量体化ユニット及び抗原性ユニットをコードするヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチドであって、前記抗原性ユニットが、少なくとも1つの患者提示共有抗原配列若しくはその1つ以上の部分を含み、及び前記抗原性ユニットが、1つ以上の患者特異的抗原配列又はその1つ以上の部分を更に含む、前記ポリヌクレオチド;又は
    (ii)(i)において定義される前記ポリヌクレオチドによりコードされるポリペプチド;又は
    (iii)(i)において定義される前記ポリヌクレオチドによりコードされる2つのポリペプチドからなる二量体タンパク質;並びに
    医薬的に許容される担体
    を含む、個別化された治療用抗がんワクチン。
  2. 前記少なくとも1つの患者提示共有抗原配列が、過剰発現される細胞タンパク質、異常に発現される細胞タンパク質、がん精巣抗原、ウイルス抗原、分化抗原、突然変異型がん遺伝子、突然変異型腫瘍抑制因子遺伝子、がん胎児性抗原、共有融合抗原、共有イントロン保持抗原、ダークマター抗原、スプライセオソーム突然変異により引き起こされる共有抗原及びフレームシフト突然変異により引き起こされる共有抗原からなる群から選択される共有抗原の配列であり、及び/又は前記少なくとも1つの患者提示共有抗原配列が、ヒト細胞タンパク質である共有抗原の配列であり、及び/又は前記少なくとも1つの患者提示共有抗原配列又はその1つ以上の部分が、免疫原性であることが既知であるか、又は前記患者のHLAクラスI及び/若しくはHLAクラスII対立遺伝子に結合することが予測される、請求項1記載のワクチン。
  3. 前記抗原性ユニットが、いくつかの患者提示共有抗原の配列又はその1つ以上の部分を含み、例えば、前記抗原性ユニットが、いくつかの患者提示共有抗原の配列のいくつかの部分を含み、好ましくは前記抗原性ユニットが、いくつかの患者提示共有抗原のいくつかのエピトープを含み、前記エピトープが、免疫原性であることが既知であるか、又は前記患者のHLAクラスI及び/若しくはHLAクラスII対立遺伝子に結合することが予測される、請求項1又は2に記載のワクチン。
  4. 前記抗原性ユニットが、1つ以上の患者提示共有抗原配列の全長を含み、及び/又は前記抗原性ユニットが、少なくとも1つの患者提示共有抗原配列の1~30個の部分を含み、好ましくは、前記部分が、前記患者のHLAクラスI及び/又はHLAクラスII対立遺伝子に結合することが予測される複数のエピトープを含む、請求項1~のいずれかに記載のワクチン。
  5. 前記抗原性ユニットが、エピトープの形態の1~50個の患者提示共有抗原配列を含み、好ましくは前記エピトープが、前記患者のHLAクラスI及び/又はHLAクラスII対立遺伝子に結合することが予測される、請求項1~のいずれかに記載のワクチン。
  6. 前記抗原性ユニットが、いくつかの患者特異的抗原配列又はその1つ以上の部分を含み、好ましくは前記抗原性ユニットが1つ以上の患者特異的エピトープを含み、例えば抗原性ユニットが少なくとも5個の患者特異的エピトープを含む、請求項のいずれかに記載のワクチン。
  7. 前記二量体化ユニットが、リンカーを通じてヒトIgG3のCH3ドメインに接続されたヒンジエクソンh1及びh4を含み、好ましくは前記二量体化ユニットが、配列番号2のアミノ酸配列94~237に対して少なくとも85%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含むか又はそれからなる、請求項6のいずれかに記載のワクチン。
  8. 前記標的化ユニットが、可溶性CD40リガンド、RANTES、MIP-1α、XCL1、XCL2、フラジェリン、抗HLA-DP、抗HLA-DR、抗汎HLAクラスII又は抗CD40、抗TLR-2、抗TLR-4若しくは抗TLR-5に対して特異性を有する抗体可変ドメインを含むか又はそれからなり、好ましくはMIP-1αを含むか又はそれからなり、より好ましくは前記標的化ユニットが、配列番号1のアミノ酸配列24~93に対して少なくとも85%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含むか又はそれからなる、請求項1~7のいずれかに記載のワクチン。
  9. ポリヌクレオチド、好ましくはRNA又はDNAポリヌクレオチド、より好ましくはDNAポリヌクレオチドを含む、請求項1~のいずれかに記載のワクチン。
  10. 前記ポリヌクレオチドが、シグナルペプチドをコードするヌクレオチド配列を更に含む、請求項に記載のワクチン。
  11. 前記医薬的に許容される担体が、食塩水、緩衝食塩水、PBS、デキストロース、水、グリセロール、エタノール、無菌等張水性緩衝液、及びこれらの組合せからなる群から選択される、請求項1~10のいずれかに記載のワクチン。
  12. 請求項1~11のいずれかで定義される個別化された治療用抗がんワクチンを調製する方法であって、
    a)患者の腫瘍組織又は体液中の少なくとも1つの患者提示共有抗原及び前記患者の前記腫瘍組織中の1つ以上の患者特異的抗原を同定するステップ
    b)前記患者のHLAクラスI及び/又はクラスII対立遺伝子を決定するステップ
    c)前記同定された少なくとも1つの患者提示共有抗原又はその1つ以上の部分の、及び前記同定された1つ以上の患者特異的抗原又はその1つ以上の部分の、免疫原性を、前記患者のHLAクラスI及び/又はII対立遺伝子に対するそれらの予測される結合性により予測するステップ
    d)少なくとも1つの患者提示共有抗原又はその1つ以上の部分及び1つ以上の患者特異的抗原又はその1つ以上の部分を、ステップc)において予測されたそれらの免疫原性に基づいて選択するステップ;
    e)ステップd)において選択された前記少なくとも1つの患者提示共有抗原又はその1つ以上の部分をコードするヌクレオチド配列を含み、及び前記1つ以上の患者特異的抗原又はその1つ以上の部分をコードするヌクレオチド配列更に含む抗原性ユニットを含むポリヌクレオチド配列を調製するステップ;
    f)前記ポリヌクレオチド配列を、標的化ユニット及び二量体化ユニットをコードするヌクレオチド配列を含む発現ベクター中にクローニングするステップ;並びに
    g)ステップfにおいて得られた前記発現ベクターを医薬的に許容される担体と混合するステップ
    を含む、前記方法。
  13. 請求項1~10のいずれかにおいて定義されるポリヌクレオチド。
  14. 請求項13に記載のポリヌクレオチドを含むベクター。
  15. 請求項1~10のいずれかにおいて定義されるポリヌクレオチドよりコードされるポリペプチド、又は2つの前記ポリペプチドからなる二量体タンパク質
  16. 医薬としての使用のための、請求項13に記載のポリヌクレオチド又は請求項15に記載のポリペプチド又は量体タンパク質。
  17. がんを有する患者を処置するための、請求項1~11のいずれかに記載のワクチンであって、前記ワクチンは、前記患者のために特異的に調製され、好ましくは前記ワクチンは、前記ポリヌクレオチドを含み、及び前記患者に皮内に又は筋肉内に投与される、ワクチン。
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