JPWO2021163616A5 - - Google Patents

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CAR T細胞、トランスジェニックTCR T細胞、またはバルクTILにおけるCD2シグナル伝達を増強するための別のやり方は、T細胞に対して、1つまたは複数の抗CD2 scFv、抗体、Fab、DARPIN、リガンド、または他の結合物質/抗原結合性ドメインを使用することによって細胞のネイティブCD2と架橋結合することが可能な分泌型分子を構成的に発現するように形質導入を行うことを含み得る。あるいは、分泌型分子を活性化スイッチの下で発現させることができる。分泌型分子は、膜結合型であり得、リンカーによって接続された2つのscFvからなり得る:一方は、T細胞上のCD2に結合するscFv(ネイティブCD2シグナル伝達を活性化する)であり、他方は、腫瘍細胞上に発現されるタンパク質または標的を認識するscFvまたはリガンドであり、したがって、T細胞が腫瘍細胞と遭遇するとCD2が架橋結合し、活性化される。
本発明は、例えば、以下の項目を提供する。
(項目1)
(i)CD2シグナル伝達ドメインを含むがCD3-ゼータドメインを含まない細胞質シグナル伝達ドメインと、(ii)抗原結合性ドメインまたは(iii)膜貫通ドメインのうちの少なくとも1つとを含むキメラポリペプチドをコードするポリヌクレオチドを含む核酸。
(項目2)
前記細胞質シグナル伝達ドメインが、共刺激ドメインをさらに含む、項目1に記載の核酸。
(項目3)
前記共刺激ドメインが、4-1BBシグナル伝達ドメイン、CD27シグナル伝達ドメイン、OX40シグナル伝達ドメイン、CD28シグナル伝達ドメイン、CD278シグナル伝達ドメイン、CD40シグナル伝達ドメイン、CD40Lシグナル伝達ドメイン、toll様受容体シグナル伝達ドメイン、またはこれらの任意の組合せのうちの少なくとも1つを含む、項目2に記載の核酸。
(項目4)
前記細胞質シグナル伝達ドメインが、配列番号8のアミノ酸配列と少なくとも80%相同なアミノ酸配列を含む、項目1から3までのいずれか一項に記載の核酸。
(項目5)
前記細胞質ドメインが、配列番号8からなる、項目1から3までのいずれか一項に記載の核酸。
(項目6)
前記キメラポリペプチドが、配列番号20~29および92~112からなる群より選択されるアミノ酸配列と少なくとも約80%相同なアミノ酸配列を含む、項目1から5までのいずれか一項に記載の核酸。
(項目7)
前記キメラポリペプチドをコードする前記ポリヌクレオチドを含み、前記キメラポリペプチドが、(ii)前記抗原結合性ドメインを含むものである、項目1から6までのいずれか一項に記載の核酸。
(項目8)
前記抗原結合性ドメインが、抗体またはその抗原結合性断片を含む、項目7に記載の核酸。
(項目9)
前記抗原結合性ドメインが、scFv、sdAb、Fab、二重特異性抗体またはその抗原結合性断片、三重特異性抗体またはその抗原結合性断片、二重特異性ダイアボディ、三重特異性トリアボディ、scFv-Fc、ミニボディ、VhHドメイン、hcIgGドメイン、V-NARドメイン、またはこれらの任意の組合せを含む、項目7に記載の核酸。
(項目10)
前記抗原結合性ドメインが、B細胞表面抗原に対して特異的である、項目7から9までのいずれか一項に記載の核酸。
(項目11)
前記B細胞表面抗原が、HLA-DR、CD20、CD32b、CD37、CD38、CD52、CD81、CD79A、CD79B、CD138、CSI、GPRC5D、BAFF受容体、APRIL、BCMA、およびTACIからなる群より選択される、項目10に記載の核酸。
(項目12)
前記抗原結合性ドメインが、腫瘍関連抗原に対して特異的である、項目7から9までのいずれか一項に記載の核酸。
(項目13)
前記腫瘍関連抗原が、HLA-DR、CD20、CD32b、CD37、CD38、CD52、CD81、CD79A、CD79B、CD138、CSI、GPRC5D、BAFF受容体、APRIL、BCMA、TACI、神経膠腫関連抗原、癌胎児性抗原(CEA)、ベータ-ヒト絨毛性ゴナドトロピン、アルファ-フェトプロテイン(AFP)、レクチン反応性AFP、サイログロブリン、RAGE-1、MN-CA IX、ヒトテロメラーゼ逆転写酵素、RU1、RU2(AS)、腸カルボキシルエステラーゼ、mut HSP70-2、M-CSF、前立腺特異的抗原(PSA)、PAP、NY-ESO-1、LAGE-1a、p53、プロステイン、PSMA、HER2、サバイビンおよびテロメラーゼ、前立腺癌腫瘍抗原-1(PCTA-1)、MAGE、ELF2M、好中球エラスターゼ、エフリンB2、インスリン増殖因子(IGF)-I、IGF-II、IGF-I受容体、GD2、GD3、B7-H3、GPC2、L1CAM、EGFR、メソテリン、MART-1、gp100(Pmel 17)、チロシナーゼ、TRP-1、TRP-2、MAGE-1、MAGE-3、BAGE、GAGE-1、GAGE-2、p15、p53、Ras、HER-2、BCR-ABL、E2A-PRL、H4-RET、IGH-IGK、MYL-RAR、EBVA、ヒトパピローマウイルス(HPV)抗原E6およびE7、TSP-180、MAGE-4、MAGE-5、MAGE-6、RAGE、p185erbB2、p180erbB-3、c-met、nm-23H1、PSA、TAG-72、CA 19-9、CA 72-4、CAM 17.1、NuMa、K-ras、β-カテニン、CDK4、Mum-1、p15、p16、43-9F、5T4、791Tgp72、α-フェトプロテイン、β-HCG、BCA225、BTAA、CA125、BCAA、CA195、CA242、CA-50、CAM43、CD68/P1、CO-029、FGF-5、G250、Ga733/EpCAM、HTgp-175、M344、MA-50、MG7-Ag、MOV18、NB/70K、NY-CO-1、RCAS1、SDCCAG16、TA-90、TAAL6、TAG72、TLP、TPS CD19、CD20、CD22、ROR1、ならびにGD2からなる群より選択される、項目12に記載の核酸。
(項目14)
前記キメラポリペプチドをコードする前記ポリヌクレオチドを含み、前記キメラポリペプチドが、(iii)前記膜貫通ドメインを含むものである、項目1から13までのいずれか一項に記載の核酸。
(項目15)
前記膜貫通ドメインが、CD3ζ、CD2、CD8α、CD28、CD40、CTLA4、OX40、PD-1、4-1BB(CD137)、FcERIγ、ICOS(CD278)、ILRB(CD122)、およびIL-2RG(CD132)の膜貫通ドメインの全てまたはこれらのうちの一部からなる群より選択される、項目14に記載の核酸。
(項目16)
配列番号20~29および92~112からなる群より選択される配列と少なくとも約80%相同な配列を含むキメラポリペプチドをコードするポリヌクレオチドを含む核酸。
(項目17)
項目1から16までのいずれか一項に記載の、キメラポリペプチドをコードするポリヌクレオチドを含む核酸を含み、追加のポリペプチドをコードするポリヌクレオチドを含む核酸をさらに含む、核酸組成物。
(項目18)
前記追加のポリペプチドが、キメラ抗原受容体(CAR)、T細胞受容体(TCR)、またはTCR-CARを含む、項目17に記載の核酸組成物。
(項目19)
前記CARが、第1世代CAR、第2世代CAR、または第3世代CARを含む、項目18に記載の核酸組成物。
(項目20)
前記追加のポリペプチドが、CD3-ゼータドメインを含むCARを含む、項目18または19に記載の核酸組成物。
(項目21)
前記追加のポリペプチドが、抗原結合性ドメインを含むCARを含む、項目18から20までのいずれか一項に記載の核酸組成物。
(項目22)
前記抗原結合性ドメインが、抗体またはその抗原結合性断片を含む、項目21に記載の核酸組成物。
(項目23)
前記抗原結合性ドメインが、scFv、sdAb、Fab、二重特異性抗体またはその抗原結合性断片、三重特異性抗体またはその抗原結合性断片、二重特異性ダイアボディ、三重特異性トリアボディ、scFv-Fc、ミニボディ、VhHドメイン、hcIgGドメイン、V-NARドメイン、またはこれらの任意の組合せを含む、項目21に記載の核酸組成物。
(項目24)
前記抗原結合性ドメインが、B細胞表面抗原に対して特異的である、項目17から23までのいずれか一項に記載の核酸組成物。
(項目25)
前記B細胞表面抗原が、HLA-DR、CD20、CD32b、CD37、CD38、CD52、CD81、CD79A、CD79B、CD138、CSI、GPRC5D、BAFF受容体、APRIL、BCMA、およびTACIからなる群より選択される、項目24に記載の核酸組成物。
(項目26)
前記抗原結合性ドメインが、腫瘍関連抗原に対して特異的である、項目21から23までのいずれか一項に記載の核酸組成物。
(項目27)
前記腫瘍関連抗原が、神経膠腫関連抗原、癌胎児性抗原(CEA)、ベータ-ヒト絨毛性ゴナドトロピン、アルファ-フェトプロテイン(AFP)、レクチン反応性AFP、サイログロブリン、RAGE-1、MN-CA IX、ヒトテロメラーゼ逆転写酵素、RU1、RU2(AS)、腸カルボキシルエステラーゼ、mut HSP70-2、M-CSF、前立腺特異的抗原(PSA)、PAP、NY-ESO-1、LAGE-1a、p53、プロステイン、PSMA、HER2、サバイビンおよびテロメラーゼ、前立腺癌腫瘍抗原-1(PCTA-1)、MAGE、ELF2M、好中球エラスターゼ、エフリンB2、インスリン増殖因子(IGF)-I、IGF-II、IGF-I受容体、GD2、GD3、B7-H3、GPC2、L1CAM、EGFR、メソテリン、MART-1、gp100(Pmel 17)、チロシナーゼ、TRP-1、TRP-2、MAGE-1、MAGE-3、BAGE、GAGE-1、GAGE-2、p15、p53、Ras、HER-2、BCR-ABL、E2A-PRL、H4-RET、IGH-IGK、MYL-RAR、EBVA、ヒトパピローマウイルス(HPV)抗原E6およびE7、TSP-180、MAGE-4、MAGE-5、MAGE-6、RAGE、p185erbB2、p180erbB-3、c-met、nm-23H1、PSA、TAG-72、CA 19-9、CA 72-4、CAM 17.1、NuMa、K-ras、β-カテニン、CDK4、Mum-1、p15、p16、43-9F、5T4、791Tgp72、α-フェトプロテイン、β-HCG、BCA225、BTAA、CA125、BCAA、CA195、CA242、CA-50、CAM43、CD68/P1、CO-029、FGF-5、G250、Ga733/EpCAM、HTgp-175、M344、MA-50、MG7-Ag、MOV18、NB/70K、NY-CO-1、RCAS1、SDCCAG16、TA-90、TAAL6、TAG72、TLP、TPS CD19、CD20、CD22、ROR1、ならびにGD2からなる群より選択される、項目24に記載の核酸組成物。
(項目28)
前記追加のポリペプチドが、共刺激ドメインをさらに含む、項目17から27までのいずれか一項に記載の核酸組成物。
(項目29)
前記共刺激ドメインが、4-1BBシグナル伝達ドメイン、CD27シグナル伝達ドメイン、OX40シグナル伝達ドメイン、CD28シグナル伝達ドメイン、CD278シグナル伝達ドメイン、CD40シグナル伝達ドメイン、CD40Lシグナル伝達ドメイン、toll様受容体シグナル伝達ドメイン、またはこれらの任意の組合せのうちの少なくとも1つを含む、項目28に記載の核酸組成物。
(項目30)
前記追加のポリペプチドが、膜貫通ドメインをさらに含む、項目17から29までのいずれか一項に記載の核酸組成物。
(項目31)
前記膜貫通ドメインが、CD3ζ、CD2、CD8α、CD28、CD40、CTLA4、OX40、PD-1、4-1BB(CD137)、FcERIγ、ICOS(CD278)、ILRB(CD122)、およびIL-2RG(CD132)の膜貫通ドメインの全てまたはこれらのうちの一部からなる群より選択される、項目30に記載の核酸組成物。
(項目32)
項目1から16までのいずれか一項に記載の核酸または項目17から31までのいずれか一項に記載の核酸組成物を含むベクター。
(項目33)
項目32に記載のベクターを含む細胞。
(項目34)
免疫細胞、幹細胞、哺乳動物細胞、霊長類細胞、またはヒト細胞である、項目33に記載の細胞。
(項目35)
自己または同種のものである、項目33または34に記載の細胞。
(項目36)
T細胞、CD8陽性T細胞、CD4陽性T細胞、調節性T細胞、細胞傷害性T細胞、または腫瘍浸潤性リンパ球である、項目33から35までのいずれかに記載の細胞。
(項目37)
過剰増殖性障害を有する対象を処置する方法であって、前記対象に、項目33から36までのいずれか一項に記載の細胞を治療有効数で含む組成物を投与するステップを含む、方法。
(項目38)
(i)CD58の発現を欠く;(ii)低下したレベルのCD58を発現する;または(iii)CD2を活性化する能力が低下した形態のCD58を発現する標的細胞の増殖を特徴とする過剰増殖性障害を有する対象を処置する方法であって、前記対象に、項目33から36までのいずれか一項に記載の細胞を治療有効数で含む組成物を投与するステップを含む、方法。
(項目39)
(i)抗原結合性ドメイン;(ii)膜貫通ドメイン;(iii)CD2シグナル伝達ドメインおよび共刺激ドメインを含む細胞質シグナル伝達ドメインを含むキメラポリペプチドであって、
(i)前記抗原結合性ドメインが、配列番号1、2、3、および4からなる群より選択される配列と少なくとも約80%相同なアミノ酸配列を含み、
(ii)前記膜貫通ドメインが、配列番号5、6、および7からなる群より選択される配列と少なくとも約80%相同なアミノ酸配列を含み、
(iii)前記CD2シグナル伝達ドメインが、配列番号8の配列と少なくとも約80%相同なアミノ酸配列を含み、前記共刺激ドメインが、配列番号10および11からなる群より選択される配列と少なくとも約80%相同なアミノ酸配列を含む、
キメラポリペプチド。
(項目40)
前記細胞質シグナル伝達ドメインが、CD3-ゼータ活性化ドメインを含まない、項目39に記載のキメラポリペプチド。
(項目41)
前記細胞質シグナル伝達ドメインが、活性化ドメインを含み、前記活性化ドメインが、配列番号9の配列と少なくとも約80%相同なアミノ酸配列を含む、項目39に記載のキメラポリペプチド。
(項目42)
N末端からC末端までの順に:
選択された抗原に対して特異的な第1の抗原結合性ドメイン;
スペーサードメイン;
膜貫通ドメイン;および
細胞質シグナル伝達ドメインであって、CD2シグナル伝達ドメイン、共刺激シグナル伝達ドメイン、およびCD3ゼータ鎖(CD3ζ)活性化ドメインを含み、前記共刺激シグナル伝達ドメインがCD28シグナル伝達ドメインではない、細胞質シグナル伝達ドメイン
を含む、キメラ抗原受容体(CAR)。
(項目43)
前記共刺激シグナル伝達ドメインが、4-1BBシグナル伝達ドメイン、CD27シグナル伝達ドメイン、またはOX40シグナル伝達ドメインを含む、項目42に記載のCAR。
(項目44)
前記共刺激シグナル伝達ドメインが、4-1BBシグナル伝達ドメインを含む、項目42または43に記載のCAR。
(項目45)
前記CARが、第2の抗原結合性ドメインをさらに含む、項目42から44までのいずれか一項に記載のCAR。
(項目46)
前記第1の抗原結合性ドメインと前記第2の抗原結合性ドメインが、異なる抗原に対して特異的である、項目42から45までのいずれか一項に記載のCAR。
(項目47)
前記第1の抗原結合性ドメインと前記第2の抗原結合性ドメインが、同じ抗原の異なるエピトープに対して特異的である、項目42から45までのいずれか一項に記載のCAR。
(項目48)
前記スペーサードメインが、CD8αヒンジドメイン、CD28ヒンジドメイン、CTLA-4ヒンジドメイン、IgG1ヒンジドメイン、およびIgG4ヒンジドメインからなる群より選択される、項目42から47までのいずれか一項に記載のCAR。
(項目49)
前記スペーサードメインが、CD28ヒンジドメインを含む、項目48に記載のCAR。
(項目50)
前記スペーサードメインが、約10アミノ酸から約50アミノ酸までを有する合成ポリペプチドスペーサーである、項目42から46までのいずれか一項に記載のCAR。
(項目51)
前記合成ポリペプチドスペーサーが、(GGS) 、(SGG) 、(GGGS) 、(SGGG) 、または(GGGGS) であり、nが約1~約15(配列番号87~91)である、項目50に記載のCAR。
(項目52)
前記膜貫通ドメインが、CD3ζ、CD2、CD8α、CD28、CD40、CTLA4、OX40、PD-1、4-1BB(CD137)、FcERIγ、ICOS(CD278)、ILRB(CD122)、およびIL-2RG(CD132)の膜貫通ドメインの全てまたはこれらのうちの一部からなる群より選択される、項目42から51までのいずれか一項に記載のCAR。
(項目53)
前記膜貫通ドメインが、CD8α膜貫通ドメインを含む、項目52に記載のCAR。
(項目54)
前記膜貫通ドメインが、CD28膜貫通ドメインを含む、項目52に記載のCAR。
(項目55)
配列番号12~29、114~134のいずれか1つの配列と少なくとも70%、80%、90%、95%、97%、98%、99%、または約100%同一のアミノ酸配列を有する、項目42に記載のCAR。
(項目56)
前記第1の抗原結合性ドメインが、腫瘍特異的抗原または腫瘍関連抗原に特異的に結合する、項目42から54までのいずれか一項に記載のCAR。
(項目57)
前記腫瘍特異的抗原または腫瘍関連抗原が、神経膠腫関連抗原、癌胎児性抗原(CEA)、ベータ-ヒト絨毛性ゴナドトロピン、アルファ-フェトプロテイン(AFP)、レクチン反応性AFP、サイログロブリン、RAGE-1、MN-CA IX、ヒトテロメラーゼ逆転写酵素、RU1、RU2(AS)、腸カルボキシルエステラーゼ、mut HSP70-2、M-CSF、前立腺特異的抗原(PSA)、PAP、NY-ESO-1、LAGE-1a、p53、プロステイン、PSMA、HER2、サバイビンおよびテロメラーゼ、前立腺癌腫瘍抗原-1(PCTA-1)、MAGE、ELF2M、好中球エラスターゼ、エフリンB2、インスリン増殖因子(IGF)-I、IGF-II、IGF-I受容体、GD2、GD3、B7-H3、GPC2、L1CAM、EGFR、メソテリン、MART-1、gp100(Pmel 17)、チロシナーゼ、TRP-1、TRP-2、MAGE-1、MAGE-3、BAGE、GAGE-1、GAGE-2、p15、p53、Ras、HER-2、BCR-ABL、E2A-PRL、H4-RET、IGH-IGK、MYL-RAR、EBVA、ヒトパピローマウイルス(HPV)抗原E6およびE7、TSP-180、MAGE-4、MAGE-5、MAGE-6、RAGE、p185erbB2、p180erbB-3、c-met、nm-23H1、PSA、TAG-72、CA 19-9、CA 72-4、CAM 17.1、NuMa、K-ras、β-カテニン、CDK4、Mum-1、p15、p16、43-9F、5T4、791Tgp72、α-フェトプロテイン、β-HCG、BCA225、BTAA、CA125、BCAA、CA195、CA242、CA-50、CAM43、CD68/P1、CO-029、FGF-5、G250、Ga733/EpCAM、HTgp-175、M344、MA-50、MG7-Ag、MOV18、NB/70K、NY-CO-1、RCAS1、SDCCAG16、TA-90、TAAL6、TAG72、TLP、TPS CD19、CD20、CD22、ROR1、またはGD2の群から選択される、項目56に記載のCAR。
(項目58)
CD2シグナル伝達が、トランスジェニックT細胞受容体(TCR)で増強される、項目42から57までのいずれか一項に記載のCAR。
(項目59)
前記トランスジェニックTCRが、第2の抗原に対して特異的な第2の抗原結合性ドメインを含む、項目58に記載のCAR。
(項目60)
前記トランスジェニックTCRが、少なくともTCR Vα鎖CDR3および/または少なくともTCR Vβ鎖CDR3を含む、項目58から59までのいずれか一項に記載のCAR。
(項目61)
前記トランスジェニックTCRが、膜貫通ドメインをさらに含む、項目60に記載のCAR。
(項目62)
前記膜貫通ドメインが、CD3ζ、CD2、CD8α、CD28、CD40、CTLA4、OX40、PD-1、4-1BB(CD137)、FcERIγ、ICOS(CD278)、ILRB(CD122)、およびIL-2RG(CD132)からなる群より選択される、項目61に記載のCAR。
(項目63)
前記トランスジェニックTCRが、細胞質シグナル伝達ドメインをさらに含む、項目58から62までのいずれか一項に記載のCAR。
(項目64)
前記細胞質シグナル伝達ドメインが、CD2シグナル伝達ドメインである、項目63に記載のCAR。
(項目65)
前記トランスジェニックTCRの前記第2の抗原が、MHCクラスIまたはMHCクラスIIによって提示される腫瘍特異的抗原または腫瘍関連抗原である、項目58から64までのいずれか一項に記載のCAR。
(項目66)
前記第2の抗原が、神経膠腫関連抗原、癌胎児性抗原(CEA)、ベータ-ヒト絨毛性ゴナドトロピン、アルファ-フェトプロテイン(AFP)、レクチン反応性AFP、サイログロブリン、RAGE-1、MN-CA IX、ヒトテロメラーゼ逆転写酵素、RU1、RU2(AS)、腸カルボキシルエステラーゼ、mut HSP70-2、M-CSF、前立腺特異的抗原(PSA)、PAP、NY-ESO-1、LAGE-1a、p53、プロステイン、PSMA、HER2、サバイビンおよびテロメラーゼ、前立腺癌腫瘍抗原-1(PCTA-1)、MAGE、ELF2M、好中球エラスターゼ、エフリンB2、インスリン増殖因子(IGF)-I、IGF-II、IGF-I受容体、GD2、GD3、B7-H3、GPC2、L1CAM、EGFR、メソテリン、MART-1、gp100(Pmel 17)、チロシナーゼ、TRP-1、TRP-2、MAGE-1、MAGE-3、BAGE、GAGE-1、GAGE-2、p15、p53、Ras、HER-2、BCR-ABL、E2A-PRL、H4-RET、IGH-IGK、MYL-RAR、EBVA、ヒトパピローマウイルス(HPV)抗原E6およびE7、TSP-180、MAGE-4、MAGE-5、MAGE-6、RAGE、p185erbB2、p180erbB-3、c-met、nm-23H1、PSA、TAG-72、CA 19-9、CA
72-4、CAM 17.1、NuMa、K-ras、β-カテニン、CDK4、Mum-1、p15、p16、43-9F、5T4、791Tgp72、α-フェトプロテイン、β-HCG、BCA225、BTAA、CA125、BCAA、CA195、CA242、CA-50、CAM43、CD68/P1、CO-029、FGF-5、G250、Ga733/EpCAM、HTgp-175、M344、MA-50、MG7-Ag、MOV18、NB/70K、NY-CO-1、RCAS1、SDCCAG16、TA-90、TAAL6、TAG72、TLP、TPS CD19、CD20、CD22、ROR1、ならびにGD2からなる群より選択される、項目65に記載のCAR。
(項目67)
免疫受容体を共刺激するためのキメラポリペプチドであって、前記免疫受容体が、CARおよび/またはトランスジェニックTCRであり、前記CARが第1の抗原に対して特異的な第1の抗原結合性ドメインを有し、前記トランスジェニックTCRが第2の抗原結合性ドメインを有し、前記キメラポリペプチドが、N末端からC末端までの順に:
第3の抗原に対して特異的な第3の抗原結合性ドメイン;
膜貫通ドメイン;および
細胞質シグナル伝達ドメイン
を含み、前記細胞質シグナル伝達ドメインが、CD2シグナル伝達ドメインを含み、かつCD3ζ活性化ドメインを含まず、前記第3の抗原が、CD58ではない、
キメラポリペプチド。
(項目68)
前記第3の抗原が、腫瘍特異的抗原または腫瘍関連抗原である、項目67に記載のキメラポリペプチド。
(項目69)
前記第3の抗原が、神経膠腫関連抗原、癌胎児性抗原(CEA)、ベータ-ヒト絨毛性ゴナドトロピン、アルファ-フェトプロテイン(AFP)、レクチン反応性AFP、サイログロブリン、RAGE-1、MN-CA IX、ヒトテロメラーゼ逆転写酵素、RU1、RU2(AS)、腸カルボキシルエステラーゼ、mut HSP70-2、M-CSF、前立腺特異的抗原(PSA)、PAP、NY-ESO-1、LAGE-1a、p53、プロステイン、PSMA、HER2、サバイビンおよびテロメラーゼ、前立腺癌腫瘍抗原-1(PCTA-1)、MAGE、ELF2M、好中球エラスターゼ、エフリンB2、インスリン増殖因子(IGF)-I、IGF-II、IGF-I受容体、GD2、GD3、B7-H3、GPC2、L1CAM、EGFR、メソテリン、MART-1、gp100(Pmel 17)、チロシナーゼ、TRP-1、TRP-2、MAGE-1、MAGE-3、BAGE、GAGE-1、GAGE-2、p15、p53、Ras、HER-2、BCR-ABL、E2A-PRL、H4-RET、IGH-IGK、MYL-RAR、EBVA、ヒトパピローマウイルス(HPV)抗原E6およびE7、TSP-180、MAGE-4、MAGE-5、MAGE-6、RAGE、p185erbB2、p180erbB-3、c-met、nm-23H1、PSA、TAG-72、CA 19-9、CA
72-4、CAM 17.1、NuMa、K-ras、β-カテニン、CDK4、Mum-1、p15、p16、43-9F、5T4、791Tgp72、α-フェトプロテイン、β-HCG、BCA225、BTAA、CA125、BCAA、CA195、CA242、CA-50、CAM43、CD68/P1、CO-029、FGF-5、G250、Ga733/EpCAM、HTgp-175、M344、MA-50、MG7-Ag、MOV18、NB/70K、NY-CO-1、RCAS1、SDCCAG16、TA-90、TAAL6、TAG72、TLP、TPS CD19、CD20、CD22、ROR1、ならびにGD2からなる群より選択される、項目68に記載のキメラポリペプチド。
(項目70)
前記第3の抗原が、B7H3、BAFF-R、CD19、CD20、CD22、GD2、GD3、GPC2、IL13Rα2、およびROR1からなる群より選択される、項目69に記載のキメラポリペプチド。
(項目71)
前記キメラポリペプチドの前記細胞質シグナル伝達ドメインが、追加の共刺激シグナル伝達ドメインを含む、項目67から70までのいずれか一項に記載のキメラポリペプチド。
(項目72)
前記追加の共刺激シグナル伝達ドメインが、4-1BBシグナル伝達ドメイン、CD27シグナル伝達ドメイン、CD28シグナル伝達ドメイン、またはOX40シグナル伝達ドメインを含む、項目71に記載のキメラポリペプチド。
(項目73)
前記追加の共刺激シグナル伝達ドメインが、4-1BBシグナル伝達ドメイン、CD27シグナル伝達ドメイン、またはOX40シグナル伝達ドメインを含む、項目71または72に記載のキメラポリペプチド。
(項目74)
前記CARが、配列番号20~29および114~134のいずれか1つの配列と少なくとも70%、80%、90%、95%、97%、98%、99%、または約100%同一のアミノ酸配列を有する、項目67に記載のキメラポリペプチド。
(項目75)
前記キメラポリペプチドの前記膜貫通ドメインが、CD8α、CD2、またはCD28に由来するものである、項目67から74までのいずれか一項に記載のキメラポリペプチド。
(項目76)
前記膜貫通ドメインが、CD28に由来するものである、項目75に記載のキメラポリペプチド。
(項目77)
項目42から66までのいずれか一項に記載のCAR、または項目67から76までのいずれか一項に記載のキメラポリペプチド、またはその両方をコードする核酸。
(項目78)
項目58から66までのいずれか一項に記載のトランスジェニックTCRをさらにコードする、項目77に記載の核酸。
(項目79)
配列番号41~58および92~112のいずれか1つの配列と少なくとも70%、80%、90%、95%、97%、98%、99%、または約100%同一の配列を有するポリペプチドをコードする、項目77に記載の核酸。
(項目80)
項目67から76までのいずれか一項に記載のキメラポリペプチドをコードする、項目77に記載の核酸。
(項目81)
配列番号49~58および92~112のいずれか1つの配列と少なくとも70%、80%、90%、95%、97%、98%、99%、または約100%同一の配列を有するポリペプチドをコードする、項目80に記載の核酸。
(項目82)
CARをさらにコードする、項目80に記載の核酸。
(項目83)
配列番号73、75、77、79、81、83、85、および114~134のいずれか1つの配列と少なくとも70%、80%、90%、95%、97%、98%、99%、または約100%同一の配列を有するポリペプチドをコードする、項目82に記載の核酸。
(項目84)
トランスジェニックTCRをさらにコードする、項目80に記載の核酸。
(項目85)
前記CARの抗原結合性ドメイン、前記トランスジェニックTCRの抗原結合性ドメイン、および前記キメラポリペプチドの抗原結合性ドメインが、異なる抗原に対して特異的である、項目82から84までのいずれか一項に記載の核酸。
(項目86)
前記CARの抗原結合性ドメイン、前記トランスジェニックTCRの抗原結合性ドメイン、および前記キメラポリペプチドの結合性ドメインが、同じ抗原に対して特異的である、項目82から84までのいずれか一項に記載の核酸。
(項目87)
前記第1の抗原結合性ドメイン、前記第2の抗原結合性ドメイン、および前記第3の抗原結合性ドメインが、同じ抗原の異なるエピトープに対して特異的である、項目82から84までのいずれか一項に記載の核酸。
(項目88)
前記キメラポリペプチドをコードする核酸、前記CARをコードする核酸、および前記TCRをコードする核酸が、それぞれ個々のプロモーターを有する、項目82から84までのいずれか一項に記載の核酸。
(項目89)
前記CARの膜貫通ドメイン、前記トランスジェニックTCRの膜貫通ドメイン、および前記キメラポリペプチドの膜貫通ドメインが、異なるものである、項目82から88までのいずれか一項に記載の核酸。
(項目90)
前記キメラポリペプチドをコードする核酸、前記CARをコードする核酸、および前記TCRをコードする核酸が、リボソーム再進入部位によって隔てられている、項目82から89までのいずれか一項に記載の核酸。
(項目91)
前記キメラポリペプチドと前記CARが、単一のポリペプチドとしてコードされており、前記キメラポリペプチドと前記CARが、自己切断性ペプチドによって隔てられている、項目82に記載の核酸。
(項目92)
前記自己切断性ペプチドが、2Aペプチドである、項目91に記載の核酸。
(項目93)
DNAを含む、項目77から92までのいずれか一項に記載の核酸。
(項目94)
RNAを含む、項目77から92までのいずれか一項に記載の核酸。
(項目95)
前記キメラポリペプチドと前記CARが、同時形質導入するための別々のポリペプチドとしてコードされている、項目82に記載の核酸。
(項目96)
プロモーターと作動可能に連結した、項目77から93および95のいずれか一項に記載の核酸を含むベクター。
(項目97)
レンチウイルスベクターである、項目96に記載のベクター。
(項目98)
項目42から57までのいずれか一項に記載のCAR、項目58から66までのいずれか一項に記載のトランスジェニックTCR、および/または項目67から76までのいずれか一項に記載のキメラポリペプチド、項目77から92までのいずれか一項に記載の核酸、および/または項目95または97に記載のベクターを含む、操作された細胞。
(項目99)
項目42から66までのいずれか一項に記載のCARを発現する、項目98に記載の操作された細胞。
(項目100)
項目67から76までのいずれか一項に記載のキメラポリペプチドを発現する、項目98または99に記載の操作された細胞。
(項目101)
1つまたは複数のCARをさらに含む、項目100に記載の操作された細胞。
(項目102)
前記第1の抗原、前記第2の抗原、および前記第3の抗原が、互いに異なる、項目101に記載の操作された細胞。
(項目103)
前記第1の抗原、前記第2の抗原、および前記第3の抗原のうちの少なくとも2つが同じである、項目101に記載の操作された細胞。
(項目104)
前記第1の結合性ドメイン、前記第2の結合性ドメイン、および前記第3の抗原結合性ドメインが、同じ抗原の異なるエピトープに対して特異的である、項目101に記載の操作された細胞。
(項目105)
前記CARの膜貫通ドメインが、前記キメラポリペプチドの膜貫通ドメインとは異なる、項目101から104までのいずれか一項に記載の操作された細胞。
(項目106)
項目98から105までのいずれか一項に記載の操作された細胞を作出するための方法であって、
a)免疫細胞を提供するステップ、および
b)前記免疫細胞に、項目77から95までのいずれか一項に記載の核酸を形質導入するステップ
を含む、方法。
(項目107)
前記免疫細胞が、T細胞、NK細胞、NKT細胞、マクロファージ、または腫瘍浸潤性リンパ球(TIL)である、項目106に記載の方法。
(項目108)
前記免疫細胞が、T細胞、NK細胞、NKT細胞、マクロファージ、または腫瘍浸潤性リンパ球(TIL)の前駆細胞である、項目106に記載の方法。
(項目109)
前記免疫細胞に免疫受容体をコードする核酸を形質導入するステップをさらに含み、前記免疫受容体が、CARおよび/またはトランスジェニックTCRである、項目106から108までのいずれか一項に記載の方法。
(項目110)
前記核酸が、前記CARおよび/または前記トランスジェニックTCRをコードする、項目106から109までのいずれか一項に記載の方法。
(項目111)
改善された機能的特徴を有するCAR-T細胞を作出するための方法であって、
a)免疫細胞を提供するステップ、ならびに
b)前記免疫細胞に、CARをコードする核酸、および項目67から76までのいずれか一項に記載のキメラポリペプチドをコードする核酸を形質導入して、第1の抗原を有する標的細胞に対して特異的なCARを有するCAR-T細胞を作製するステップであって、前記CAR-T細胞が、項目67から76までのいずれか一項に記載のキメラポリペプチドおよび/または項目58から66までのいずれか一項に記載のトランスジェニックTCRをさらに含む、ステップ
を含み、前記機能的特徴が、
i.CD58の発現をダウンレギュレートするかまたはCD58を実質的に発現しない標的細胞に対する有効性;
ii.選択された抗原をダウンレギュレートするかまたは選択された抗原の変異形態を発現する標的細胞に対する有効性;
iii.前記標的細胞に対する選択性の改善;または
iv.CAR標的抗原の喪失のレスキュー
である、方法。
(項目112)
前記キメラポリペプチドが、前記標的細胞によって発現される抗原に対して特異的な抗原結合性ドメインを含む、項目111に記載の方法。
(項目113)
前記トランスジェニックTCRが、前記標的細胞によって発現される抗原に対して特異的な抗原結合性ドメインを含む、項目111に記載の方法。
(項目114)
前記CAR標的抗原が、CD19である、項目111に記載の方法。
(項目115)
少なくとも第1の抗原を有する標的細胞の増殖を特徴とする過剰増殖性障害を有する対象の処置を補助するための方法であって、
a)
i)前記第1の抗原に対して特異的なCARおよび/もしくは第2の抗原に対して特異的なトランスジェニックTCRを発現する、項目99に記載の操作された細胞;または
ii)前記第1の抗原に対して特異的なCARおよび/もしくは前記第2の抗原に対して特異的なトランスジェニックTCRを発現する、項目101に記載の操作された細胞
を提供するステップ、ならびに
b)治療有効数の前記操作された細胞を投与するステップであって、前記操作された細胞により、前記対象の処置が補助される、ステップ
を含む、方法。
(項目116)
a)項目101に記載の操作された細胞が、少なくとも2つの共刺激ドメインを有するCARを含むか、または
b)項目99に記載の操作された細胞が、CD2共刺激ドメインに加えて少なくとも2つの共刺激ドメインを有するCARを含む、項目115に記載の方法。
(項目117)
前記標的細胞によるCD58発現の程度を決定するステップをさらに含む、項目115または116に記載の方法。
(項目118)
前記操作された細胞を投与する前に前記標的細胞によるCD58発現の決定を提供するステップ、および前記CD58発現の決定により、前記標的細胞が変異CD58を発現するかまたはCD58を閾値レベルを下回るレベルで発現することが示された場合、治療有効数の前記操作された細胞を投与するステップをさらに含む、項目115に記載の方法。
(項目119)
前記閾値レベルが、標的細胞当たり約50,000、45,000、40,000、35,000、30,000、25,000、20,000、15,000、14,000、13,000、12,000、11,000、10,000、9,000、8,000、7,000、6,000、5,000、4,000、3,000、2,000、1,000、または500のCD58分子である、項目118に記載の方法。
(項目120)
抗体またはその抗原結合性断片をさらに提供する、項目115から119までのいずれか一項に記載の方法。
(項目121)
前記抗体またはその抗原結合性断片が、前記標的細胞の微小環境におけるCD2シグナル伝達を刺激することが可能なものである、項目120に記載の方法。
(項目122)
前記抗体が、多重特異性抗体である、項目120から121までのいずれか一項に記載の方法。
(項目123)
前記多重特異性抗体が、抗腫瘍抗原、CD2、およびCD3に対して特異的である、項目122に記載の方法。
(項目124)
前記抗体結合性断片が、scFv、scFv-Fc、Fab、Fab’、(Fab) 、(Fab’) 、ミニボディ、ダイアボディ、トリアボディ、およびdAbからなる群より選択される、項目120から121までのいずれか一項に記載の方法。
(項目125)
前記抗体結合性断片が、抗腫瘍抗原、CD2、およびCD3に対して特異的である、項目124に記載の方法。
(項目126)
前記標的細胞の微小環境において発現される腫瘍特異的抗原に応答してネイティブCD2と架橋結合することが可能な治療剤をさらに提供する、項目115から119までのいずれか一項に記載の方法。
(項目127)
前記治療剤が、分泌されるかまたは細胞表面に発現される、項目126に記載の方法。
(項目128)
前記治療剤が、抗CD2 scFv、抗体、Fab、DARPIN、リガンド、または抗原結合性ドメインである、項目127に記載の方法。
(項目129)
少なくとも第1の抗原を有する標的細胞の増殖を特徴とする過剰増殖性障害を有する対象の処置を補助するための方法であって、前記標的細胞が、低下したレベルのCD58を発現し、かつ/またはCD2を活性化する能力が低下した形態のCD58を発現し、前記方法が、
a.操作された細胞を提供するステップであって、前記操作された細胞が、
i.前記第1の抗原に特異的に結合することが可能な第1の抗原結合性ドメイン;
ii.スペーサードメイン;
iii.膜貫通ドメイン;および
iv.細胞質シグナル伝達ドメインであって、CD2シグナル伝達ドメインおよびCD3ζ活性化ドメインを含む、細胞質シグナル伝達ドメイン;
を含むCARを発現する、ステップ、
b.前記対象から得られた試料における機能的CD58の発現レベルを決定するステップであって、前記試料が、腫瘍細胞を含有する、ステップ、ならびに
c.機能的CD58の発現レベルが、所定の閾値レベルよりも低い場合、治療有効数の操作された細胞を投与するステップ
を含む、方法。
(項目130)
前記細胞質シグナル伝達ドメインが、追加の共刺激ドメインを含む、項目129に記載の方法。
(項目131)
前記追加のシグナル伝達ドメインが、4-1BBシグナル伝達ドメイン、CD27シグナル伝達ドメイン、CD28シグナル伝達ドメイン、またはOX40シグナル伝達ドメインを含む、項目129または130に記載の方法。
(項目132)
前記閾値レベルが、標的細胞当たり約50,000、45,000、40,000、35,000、30,000、25,000、20,000、15,000、14,000、13,000、12,000、11,000、10,000、9,000、8,000、7,000、6,000、5,000、4,000、3,000、2,000、1,000、または500の機能的CD58分子である、項目129から131までのいずれか一項に記載の方法。
(項目133)
前記操作された細胞が、第2の抗原に対して特異的な第2の抗原結合性ドメインを含むトランスジェニックTCR、ならびに/または、第3の抗原に対して特異的な第3の抗原結合性ドメイン、膜貫通ドメイン、および細胞質シグナル伝達ドメインを含むキメラポリペプチドをさらに含む、項目129から132までのいずれか一項に記載の方法。
(項目134)
抗体またはその抗原結合性断片をさらに提供する、項目129から133までのいずれか一項に記載の方法。
(項目135)
前記抗体またはその抗原結合性断片が、前記標的細胞の微小環境におけるCD2シグナル伝達を刺激することが可能なものである、項目134に記載の方法。
(項目136)
前記抗体が、多重特異性抗体である、項目134から135までのいずれか一項に記載の方法。
(項目137)
前記多重特異性抗体が、抗腫瘍抗原、CD2、およびCD3に対して特異的である、項目136に記載の方法。
(項目138)
前記抗体結合性断片が、scFv、scFv-Fc、Fab、Fab’、(Fab) 、(Fab’) 、ミニボディ、ダイアボディ、トリアボディ、およびdAbからなる群より選択される、項目134から135までのいずれか一項に記載の方法。
(項目139)
前記抗体結合性断片が、抗腫瘍抗原、CD2、およびCD3に対して特異的である、項目138に記載の方法。
(項目140)
前記標的細胞の微小環境において発現される腫瘍特異的抗原に応答してネイティブCD2と架橋結合することが可能な治療剤をさらに提供する、項目129から139までのいずれか一項に記載の方法。
(項目141)
前記治療剤が、分泌されるかまたは細胞表面に発現される、項目140に記載の方法。
(項目142)
少なくとも第1の抗原を有する標的細胞の増殖を特徴とする過剰増殖性障害を有する対象の処置を補助するためのシステムであって、
前記第1の抗原に対して特異的なCARを発現する、項目98または101に記載の操作された細胞;および、
CD58に対して特異的な標識された結合性作用物質
を含む、システム。
(項目143)
前記CARが、細胞質シグナル伝達ドメインを含み、前記細胞質シグナル伝達ドメインが、4-1BBシグナル伝達ドメイン、CD2シグナル伝達ドメイン、およびCD3ζ活性化ドメインを含む、項目142に記載のシステム。
(項目144)
前記CARが、細胞質シグナル伝達ドメインを含み、前記細胞質シグナル伝達ドメインが、共シグナル伝達ドメインおよびCD3ζ活性化ドメインを含み、前記操作された細胞が、項目67から76までのいずれか一項に記載のキメラポリペプチドをさらに含む、項目142に記載のシステム。
(項目145)
前記標識された結合性作用物質が、抗CD58抗体または抗体誘導体を含む、項目142から144までのいずれか一項に記載のシステム。
(項目146)
前記操作された細胞が、第2の抗原に対して特異的な第2の抗原結合性ドメインを含むトランスジェニックTCR、ならびに/または、第3の抗原に対して特異的な第3の抗原結合性ドメイン、膜貫通ドメイン、および細胞質シグナル伝達ドメインを含むキメラポリペプチドをさらに含む、項目142から145までのいずれか一項に記載のシステム。
(項目147)
a.項目77から94までのいずれか一項に記載の核酸;
b.項目95もしくは97に記載のベクター;および/または
c.項目98から104までのいずれか一項に記載の操作された細胞;ならびに
d.薬学的に許容される担体
を含む治療用組成物。
(項目148)
対象における疾患を処置するための、
a.項目42から66までのいずれか一項に記載のCAR;
b.項目67から76までのいずれか一項に記載のキメラポリペプチド;
c.項目58から66までのいずれか一項に記載のトランスジェニックTCR;
d.項目77から94までのいずれか一項に記載の核酸;
e.項目95から97までのいずれか一項に記載のベクター;
f.項目98から104までのいずれか一項に記載の操作された細胞;
g.項目142から145までのいずれか一項に記載のシステム;および/または
h.項目147に記載の治療用組成物
の使用。
(項目149)
対象における疾患を処置するための医薬を製造するための、
a.項目42から66までのいずれか一項に記載のCAR;
b.項目67から76までのいずれか一項に記載のキメラポリペプチド;
c.項目58から66までのいずれか一項に記載のトランスジェニックTCR;
d.項目77から94までのいずれか一項に記載の核酸;
e.項目95から97までのいずれか一項に記載のベクター;
f.項目98から104までのいずれか一項に記載の操作された細胞;
g.項目142から145までのいずれか一項に記載のシステム;および/または
h.項目147に記載の治療用組成物
の使用。
(項目150)
前記対象が、ヒトである、項目148または149に記載の使用。
(項目151)
ワクチン、腫瘍溶解性ウイルス、チェックポイント阻害剤、T細胞アゴニスト抗体、化学療法、および二重特異性抗体からなる群より選択される1つまたは複数と組み合わせた、項目148または149に記載の使用。

Claims (30)

  1. (i)CD2共刺激ドメインと、少なくとも1つの免疫受容活性化チロシンモチーフ(ITAM)を有する活性化ドメインとを含む細胞質シグナル伝達ドメインと、(ii)抗原結合性ドメインと、(iii)膜貫通ドメインと、(iv)スペーサードメインとを含むキメラ抗原受容体(CAR)をコードするポリヌクレオチドを含む核酸であって、前記CARが第2世代CARである、核酸
  2. 前記CD2共刺激ドメインが、配列番号8のアミノ酸配列と少なくとも80%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含む、請求項1に記載の核酸。
  3. 前記CD2共刺激ドメインが、配列番号8のアミノ酸配列を含む、請求項1から2までのいずれか一項に記載の核酸。
  4. 少なくとも1つのITAMを有する前記活性化ドメインが、配列番号9のアミノ酸と少なくとも80%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含むCD3ゼータ活性化ドメインである、請求項1から3までのいずれか一項に記載の核酸。
  5. 前記CD3ゼータ活性化ドメインが、配列番号9のアミノ酸配列を含む、請求項1から4までのいずれか一項に記載の核酸。
  6. 前記抗原結合性ドメインが、抗体もしくはその抗原結合性断片、scFv、sdAb、Fab、二重特異性抗体もしくはその抗原結合性断片、三重特異性抗体もしくはその抗原結合性断片、二重特異性ダイアボディ、三重特異性トリアボディ、scFv-Fc、ミニボディ、VhHドメイン、hcIgGドメイン、V-NARドメイン、またはこれらの任意の組合せを含む、請求項に記載の核酸。
  7. 前記抗原結合性ドメインが、CD20に結合する、請求項5から6までのいずれか一項に記載の核酸。
  8. 前記抗原結合ドメインがCD20 scFvである、請求項7に記載の核酸。
  9. 前記CD20 scFvが、配列番号4のアミノ酸配列を含む、請求項6に記載の核酸。
  10. 前記CD20 scFvが、配列番号4のアミノ酸配列と少なくとも80%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含む、請求項9に記載の核酸。
  11. 前記膜貫通ドメインおよび前記スペーサードメインがCD28由来である、請求項1から10までのいずれか一項に記載の核酸。
  12. 前記膜貫通ドメインおよび前記スペーサードメインが、配列番号6のアミノ酸配列と少なくとも80%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含む、請求項11に記載の核酸。
  13. 請求項1から12までのいずれか一項に記載の核酸を含むベクター。
  14. 請求項13に記載のベクターを含む細胞。
  15. 免疫細胞、幹細胞、哺乳動物細胞、霊長類細胞、またはヒト細胞である、請求項14に記載の細胞。
  16. 自己または同種のものである、請求項14または15に記載の細胞。
  17. T細胞、CD8陽性T細胞、CD4陽性T細胞、調節性T細胞、細胞傷害性T細胞、または腫瘍浸潤性リンパ球である、請求項14から16までのいずれかに記載の細胞。
  18. N末端からC末端までの順に:
    選択された抗原に対して特異的な抗原結合性ドメイン;
    スペーサードメイン;
    膜貫通ドメイン;および
    細胞質シグナル伝達ドメインであって、CD2シグナル伝達ドメインおよび少なくとも1つの免疫受容活性化チロシンモチーフ(ITAM)を有する活性化ドメインを含む、細胞質シグナル伝達ドメイン
    を含む、キメラ抗原受容体(CAR)であって、前記CARが第2世代CARである、キメラ抗原受容体(CAR)
  19. 前記スペーサードメインが、CD28ヒンジドメインを含む、請求項18に記載のCAR。
  20. 前記膜貫通ドメインが、CD28膜貫通ドメインを含む、請求項18に記載のCAR。
  21. 配列番号28、131および133のいずれか1つの配列と少なくとも70%、80%、90%、95%、97%、98%、99%、または約100%同一のアミノ酸配列を含む、請求項18から20のいずれか一項に記載のCAR。
  22. 記抗原結合性ドメインが、腫瘍特異的抗原または腫瘍関連抗原に特異的に結合する、請求項18から21までのいずれか一項に記載のCAR。
  23. 前記腫瘍特異的抗原または腫瘍関連抗原がCD20である、請求項22に記載のCAR。
  24. 請求項18から23までのいずれか一項に記載のCARをコードする核酸。
  25. プロモーターと作動可能に連結した、請求項24に記載の核酸を含むベクター。
  26. 請求項18から23までのいずれか一項に記載のCAR、請求項24に記載の核酸、および/または請求項25に記載のベクターを含む、操作された細胞。
  27. 請求項18から23までのいずれか一項に記載のCARを発現する、請求項26に記載の操作された細胞。
  28. 1つまたは複数のCARをさらに含む、請求項267または27に記載の操作された細胞。
  29. 前記1つまたは複数のCARが、請求項18から23のいずれか一項に記載のCARとは異なる、請求項28に記載の操作された細胞。
  30. 前記1つまたは複数のCARの前記抗原結合性ドメインが、CD19および/またはCD22である、請求項28または29に記載の操作された細胞。
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