JPWO2021160377A5 - - Google Patents
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Description
ガス導通ライン44の先端18には、吸込口40を形成するようにオリフィスが設置されている。センサ46は、ポンプ36の真空側のポンプ36近傍、すなわち、真空ポンプ36の低圧吸入口42付近に配置されている。結果として、生信号の最大微分として測定される測定信号が測定レンジに亘って維持されるほか、信号応答が高速になり、測定対象ガスの短いパルスに対する精度が向上する。
なお本発明は、実施の態様として以下の内容を含む。
〔態様1〕
手持ち式吸込みプローブ(30)と、
真空ポンプ(36)と、
前記吸込みプローブ(30)と前記真空ポンプ(36)とを接続するガス導通ライン(44)と、
リーク検知中に、前記吸込みプローブ(30)で吸引されるガス流内のトレーサガス成分を直接かつ一斉に分析する、固体半導体型のガスセンサ(46)と、
を備え、
前記ガスセンサ(46)は、前記ガス導通ライン(44)の第1部位(54)が該ガスセンサ(46)から前記吸込みプローブ(30)まで延び、前記ガス導通ライン(44)の第2部位(52)が該ガスセンサ(46)から前記真空ポンプ(36)まで延びる形で、前記ガス導通ライン(44)に接続されており、
前記吸込みプローブ(30)は、前記ガス導通ライン(44)への吸込口を形成するオリフィスを具備し、
前記ガス導通ライン(44)の前記第2部位(52)が前記ガスセンサ(46)と前記真空ポンプ(36)の低圧吸入口(42)を接続する一方で、前記真空ポンプ(36)の吐出口(56)は外気に繋がっている、ガスリーク検知器において、
前記ガスセンサ(46)は、前記真空ポンプ(36)の位置に、前記ガス導通ライン(44)の前記第1部位(54)の長さが前記ガス導通ライン(44)の前記第2部位(52)の長さよりも大きくなる形で配置されており、前記ガス導通ライン(44)の前記第2部位(52)が前記ガスセンサ(46)と前記真空ポンプ(36)の低圧吸入口(42)を接続する一方で、前記真空ポンプ(36)の吐出口(56)は外気に繋がっていることを特徴とする、ガスリーク検知器。
〔態様2〕
態様1に記載のガスリーク検知器において、前記真空ポンプ(36)および前記ガスセンサ(46)が、前記吸込みプローブ(30)から離間する位置にある共通の筐体(32)内に配置されており、前記ガス導通ライン(44)によって前記吸込みプローブ(30)と接続されている、ガスリーク検知器。
〔態様3〕
態様1または2に記載のガスリーク検知器において、前記真空ポンプ(36)が、外気圧よりも低い(好ましくは約50~約250mbarの)圧力を生成するように構成されており、前記センサが、前記真空ポンプ(36)によって生成された、前記外気圧よりも低い圧力で動作するように構成されている、ガスリーク検知器。
〔態様4〕
態様1から3のいずれか一態様に記載のガスリーク検知器において、前記ガス導通ライン(44)の全長が約10メートル未満、好ましくは約5メートル未満であり、かつ/あるいは、前記ガス導通ライン(44)の吸引内径が約5mm未満、好ましくは約3mm未満である、ガスリーク検知器。
〔態様5〕
態様1から4のいずれか一態様に記載のガスリーク検知器において、前記ガスセンサ(46)が、固体半導体金属酸化物センサ又は酸化スズ(SnO 2 )センサである、ガスリーク検知器。
〔態様6〕
態様1から5のいずれか一態様に記載のガスリーク検知器において、前記ガスセンサが、水素センサである、ガスリーク検知器。
〔態様7〕
態様1から6のいずれか一態様に記載のガスリーク検知器において、前記ガス導通ライン(44)の、前記真空ポンプの吸入口(42)と前記ガスセンサ(46)との間の前記第2部位(52)の長さが、約1メートル未満、好ましくは約50cm未満である、ガスリーク検知器。
〔態様8〕
態様1から7のいずれか一態様に記載のガスリーク検知器において、前記真空ポンプ(36)、前記ガス導通ライン(44)および前記オリフィスが、前記吸込口(40)から約20~3000sccmの吸込みガス体積流を生成するように構成されている、ガスリーク検知器。
〔態様9〕
態様1から8のいずれか一態様に記載のガスリーク検知器を用いた、ガスリーク検知の方法であって、前記真空ポンプ(36)を、400mbar未満の吸入圧を生成するように作動させ、リーク検知中に、前記吸込口(40)から連続的又は周期的に吸引される400mbar未満の圧力のガス流内のトレーサガス成分を、前記ガスセンサ(46)で直接分析する、方法。
〔態様10〕
態様9に記載の方法において、前記吸込口(40)から前記ガス導通ライン(44)を通過する、約20~約3000sccmのガス流を生成するように、前記真空ポンプ(36)を作動させる、方法。
〔態様11〕
態様9または10に記載の方法において、前記ガスセンサ(46)が、前記吸込口(40)から吸引されたガス流について、ガス流から分離された成分ではなく、ガス流全体を分析する、方法。
なお本発明は、実施の態様として以下の内容を含む。
〔態様1〕
手持ち式吸込みプローブ(30)と、
真空ポンプ(36)と、
前記吸込みプローブ(30)と前記真空ポンプ(36)とを接続するガス導通ライン(44)と、
リーク検知中に、前記吸込みプローブ(30)で吸引されるガス流内のトレーサガス成分を直接かつ一斉に分析する、固体半導体型のガスセンサ(46)と、
を備え、
前記ガスセンサ(46)は、前記ガス導通ライン(44)の第1部位(54)が該ガスセンサ(46)から前記吸込みプローブ(30)まで延び、前記ガス導通ライン(44)の第2部位(52)が該ガスセンサ(46)から前記真空ポンプ(36)まで延びる形で、前記ガス導通ライン(44)に接続されており、
前記吸込みプローブ(30)は、前記ガス導通ライン(44)への吸込口を形成するオリフィスを具備し、
前記ガス導通ライン(44)の前記第2部位(52)が前記ガスセンサ(46)と前記真空ポンプ(36)の低圧吸入口(42)を接続する一方で、前記真空ポンプ(36)の吐出口(56)は外気に繋がっている、ガスリーク検知器において、
前記ガスセンサ(46)は、前記真空ポンプ(36)の位置に、前記ガス導通ライン(44)の前記第1部位(54)の長さが前記ガス導通ライン(44)の前記第2部位(52)の長さよりも大きくなる形で配置されており、前記ガス導通ライン(44)の前記第2部位(52)が前記ガスセンサ(46)と前記真空ポンプ(36)の低圧吸入口(42)を接続する一方で、前記真空ポンプ(36)の吐出口(56)は外気に繋がっていることを特徴とする、ガスリーク検知器。
〔態様2〕
態様1に記載のガスリーク検知器において、前記真空ポンプ(36)および前記ガスセンサ(46)が、前記吸込みプローブ(30)から離間する位置にある共通の筐体(32)内に配置されており、前記ガス導通ライン(44)によって前記吸込みプローブ(30)と接続されている、ガスリーク検知器。
〔態様3〕
態様1または2に記載のガスリーク検知器において、前記真空ポンプ(36)が、外気圧よりも低い(好ましくは約50~約250mbarの)圧力を生成するように構成されており、前記センサが、前記真空ポンプ(36)によって生成された、前記外気圧よりも低い圧力で動作するように構成されている、ガスリーク検知器。
〔態様4〕
態様1から3のいずれか一態様に記載のガスリーク検知器において、前記ガス導通ライン(44)の全長が約10メートル未満、好ましくは約5メートル未満であり、かつ/あるいは、前記ガス導通ライン(44)の吸引内径が約5mm未満、好ましくは約3mm未満である、ガスリーク検知器。
〔態様5〕
態様1から4のいずれか一態様に記載のガスリーク検知器において、前記ガスセンサ(46)が、固体半導体金属酸化物センサ又は酸化スズ(SnO 2 )センサである、ガスリーク検知器。
〔態様6〕
態様1から5のいずれか一態様に記載のガスリーク検知器において、前記ガスセンサが、水素センサである、ガスリーク検知器。
〔態様7〕
態様1から6のいずれか一態様に記載のガスリーク検知器において、前記ガス導通ライン(44)の、前記真空ポンプの吸入口(42)と前記ガスセンサ(46)との間の前記第2部位(52)の長さが、約1メートル未満、好ましくは約50cm未満である、ガスリーク検知器。
〔態様8〕
態様1から7のいずれか一態様に記載のガスリーク検知器において、前記真空ポンプ(36)、前記ガス導通ライン(44)および前記オリフィスが、前記吸込口(40)から約20~3000sccmの吸込みガス体積流を生成するように構成されている、ガスリーク検知器。
〔態様9〕
態様1から8のいずれか一態様に記載のガスリーク検知器を用いた、ガスリーク検知の方法であって、前記真空ポンプ(36)を、400mbar未満の吸入圧を生成するように作動させ、リーク検知中に、前記吸込口(40)から連続的又は周期的に吸引される400mbar未満の圧力のガス流内のトレーサガス成分を、前記ガスセンサ(46)で直接分析する、方法。
〔態様10〕
態様9に記載の方法において、前記吸込口(40)から前記ガス導通ライン(44)を通過する、約20~約3000sccmのガス流を生成するように、前記真空ポンプ(36)を作動させる、方法。
〔態様11〕
態様9または10に記載の方法において、前記ガスセンサ(46)が、前記吸込口(40)から吸引されたガス流について、ガス流から分離された成分ではなく、ガス流全体を分析する、方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP20156649.4A EP3865843A1 (en) | 2020-02-11 | 2020-02-11 | Sniffing gas leak detector with hand probe |
EP20156649.4 | 2020-02-11 | ||
PCT/EP2021/050951 WO2021160377A1 (en) | 2020-02-11 | 2021-01-18 | Sniffing gas leak detector with hand probe |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023513730A JP2023513730A (ja) | 2023-04-03 |
JPWO2021160377A5 true JPWO2021160377A5 (ja) | 2023-08-31 |
Family
ID=69571836
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022548816A Pending JP2023513730A (ja) | 2020-02-11 | 2021-01-18 | ハンドプローブを備える吸込み式ガスリーク検知器 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20230204447A1 (ja) |
EP (1) | EP3865843A1 (ja) |
JP (1) | JP2023513730A (ja) |
CN (1) | CN115104017A (ja) |
WO (1) | WO2021160377A1 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4325419C2 (de) * | 1993-07-29 | 2001-06-13 | Ust Umweltsensortechnik Gmbh | Lecksuchgerät für Vakuumanlagen |
DE102005009713A1 (de) * | 2005-03-03 | 2006-09-07 | Inficon Gmbh | Lecksuchgerät mit Schnüffelsonde |
EP3567356B1 (en) * | 2018-05-07 | 2021-02-24 | Inficon GmbH | Sniffing leak detector with switching valve and buffer chamber |
-
2020
- 2020-02-11 EP EP20156649.4A patent/EP3865843A1/en active Pending
-
2021
- 2021-01-18 US US17/797,654 patent/US20230204447A1/en active Pending
- 2021-01-18 WO PCT/EP2021/050951 patent/WO2021160377A1/en active Application Filing
- 2021-01-18 JP JP2022548816A patent/JP2023513730A/ja active Pending
- 2021-01-18 CN CN202180012279.3A patent/CN115104017A/zh active Pending
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