JPWO2021086427A5 - - Google Patents
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Description
ここに記述される技術は、それが関係する分野の当業者がそれを実施することができるように、完全、明瞭、簡潔、および正確な用語でここに記述される。前述の内容は本発明の好ましい態様について記述し、そこに本発明の精神または範囲から逸脱することなく修正を行ってもよいことを、理解されたい。
本発明は、例えば、以下の項目を提供する。
(項目1)
式I:
の構造を有する化合物またはその薬学的に許容される塩であって、式中、Xは、エステル、カルボン酸、アミノ酸、アミノ酸残基、アミド、およびそれらの誘導体からなる群から選択され、
Yは、水素、アルケニル、アルコキシ、アルキル、アルキニル、アリール、置換アリール、アルキルアリール、シクロアルケニル、シクロアルキル、シクロアルキニル、ヘテロアルキル、ヘテロアリール、および複素環からなる群から選択される、
化合物またはその薬学的に許容される塩。
(項目2)
式IB:
の構造を有する項目1に記載の化合物または前記化合物の薬学的に許容される塩であって、式中、Xは、A-COO-Rであり;
Aは、存在しないか、または存在する場合、アルケニル、アルケニルアミノカルボニル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキル、アルキルアミノ、アルキルアミノカルボニル、アルキルアンモニウム、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、アルキルチオ、アルキニル、アルキニルアミノカルボニル、アリール、置換アリール、アリールアルケニル、アリールアルコキシ、アリールアルキル、アリールアルキニル、アリールアミノ、アリールアミノカルボニル、アリールアンモニウム、アリールアゾ、アリールカルボニル、アリールカルボニルアミノ、アリールカルボニルオキシ、アリールシクロアルキル、アリールオキシ、アリールオキシアルキル、アリールスルフィニル、アリールスルフィニルアルキル、アリールスルホニル、アリールスルホニルアミノ、アリールチオ、アリールチオアルキル、シクロアルケニル、シクロアルケニルアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、シクロアルキルアミノ、シクロアルキルオキシ、シクロアルキニル、シクロヘテロアルキル、シクロヘテロアルキルアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルケニル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールアミノ、ヘテロアリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニルアミノ、ヘテロアリールオキソ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールスルフィニル、ヘテロアリールスルホニル、ヘテロアリールチオ、ポリシクロアルケニル、ポリシクロアルケニルアルキル、ポリシクロアルキル、ポリシクロアルキルアルキル、およびポリエチレングリコールからなる群から選択され;
Rは、水素、アルケニル、アルケニルアミノカルボニル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキル、アルキルアミノ、アルキルアミノカルボニル、アルキルアンモニウム、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、アルキルチオ、アルキニル、アルキニルアミノカルボニル、アリール、置換アリール、アリールアルケニル、アリールアルコキシ、アリールアルキル、アリールアルキニル、アリールアミノ、アリールアミノカルボニル、アリールアンモニウム、アリールアゾ、アリールカルボニル、アリールカルボニルアミノ、アリールカルボニルオキシ、アリールシクロアルキル、アリールオキシ、アリールオキシアルキル、アリールスルフィニル、アリールスルフィニルアルキル、アリールスルホニル、アリールスルホニルアミノ、アリールチオ、アリールチオアルキル、シクロアルケニル、シクロアルケニルアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、シクロアルキルアミノ、シクロアルキルオキシ、シクロアルキニル、シクロヘテロアルキル、シクロヘテロアルキルアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルケニル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールアミノ、ヘテロアリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニルアミノ、ヘテロアリールオキソ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールスルフィニル、ヘテロアリールスルホニル、ヘテロアリールチオ、ポリシクロアルケニル、ポリシクロアルケニルアルキル、ポリシクロアルキル、ポリシクロアルキルアルキル、およびポリエチレングリコールからなる群から選択される、
化合物または前記化合物の薬学的に許容される塩。
(項目3)
式ID:
の構造を有する項目1に記載の化合物または前記化合物の薬学的に許容される塩であって、式中、Xは、A-CO-NR 1 NR 2 であり;
Aは、存在しないか、または存在する場合、アルケニル、アルケニルアミノカルボニル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキル、アルキルアミノ、アルキルアミノカルボニル、アルキルアンモニウム、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、アルキルチオ、アルキニル、アルキニルアミノカルボニル、アリール、置換アリール、アリールアルケニル、アリールアルコキシ、アリールアルキル、アリールアルキニル、アリールアミノ、アリールアミノカルボニル、アリールアンモニウム、アリールアゾ、アリールカルボニル、アリールカルボニルアミノ、アリールカルボニルオキシ、アリールシクロアルキル、アリールオキシ、アリールオキシアルキル、アリールスルフィニル、アリールスルフィニルアルキル、アリールスルホニル、アリールスルホニルアミノ、アリールチオ、アリールチオアルキル、シクロアルケニル、シクロアルケニルアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、シクロアルキルアミノ、シクロアルキルオキシ、シクロアルキニル、シクロヘテロアルキル、シクロヘテロアルキルアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルケニル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールアミノ、ヘテロアリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニルアミノ、ヘテロアリールオキソ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールスルフィニル、ヘテロアリールスルホニル、ヘテロアリールチオ、ポリシクロアルケニル、ポリシクロアルケニルアルキル、ポリシクロアルキル、ポリシクロアルキルアルキル、およびポリエチレングリコールからなる群から選択され;
R 1 およびR 2 は独立して、水素、アルケニル、アルケニルアミノカルボニル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキル、アルキルアミノ、アルキルアミノカルボニル、アルキルアンモニウム、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、アルキルチオ、アルキニル、アルキニルアミノカルボニル、アリール、置換アリール、アリールアルケニル、アリールアルコキシ、アリールアルキル、アリールアルキニル、アリールアミノ、アリールアミノカルボニル、アリールアンモニウム、アリールアゾ、アリールカルボニル、アリールカルボニルアミノ、アリールカルボニルオキシ、アリールシクロアルキル、アリールオキシ、アリールオキシアルキル、アリールスルフィニル、アリールスルフィニルアルキル、アリールスルホニル、アリールスルホニルアミノ、アリールチオ、アリールチオアルキル、シクロアルケニル、シクロアルケニルアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、シクロアルキルアミノ、シクロアルキルオキシ、シクロアルキニル、シクロヘテロアルキル、シクロヘテロアルキルアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルケニル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールアミノ、ヘテロアリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニルアミノ、ヘテロアリールオキソ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールスルフィニル、ヘテロアリールスルホニル、ヘテロアリールチオ、ポリシクロアルケニル、ポリシクロアルケニルアルキル、ポリシクロアルキル、ポリシクロアルキルアルキル、およびポリエチレングリコールからなる群から選択される、
化合物または前記化合物の薬学的に許容される塩。
(項目4)
Aが存在せず、Yが水素であり、前記化合物が式IIB:
の構造を有し、式中、Rは、水素、アルケニル、アルケニルアミノカルボニル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキル、アルキルアミノ、アルキルアミノカルボニル、アルキルアンモニウム、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、アルキルチオ、アルキニル、アルキニルアミノカルボニル、アリール、置換アリール、アリールアルケニル、アリールアルコキシ、アリールアルキル、アリールアルキニル、アリールアミノ、アリールアミノカルボニル、アリールアンモニウム、アリールアゾ、アリールカルボニル、アリールカルボニルアミノ、アリールカルボニルオキシ、アリールシクロアルキル、アリールオキシ、アリールオキシアルキル、アリールスルフィニル、アリールスルフィニルアルキル、アリールスルホニル、アリールスルホニルアミノ、アリールチオ、アリールチオアルキル、シクロアルケニル、シクロアルケニルアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、シクロアルキルアミノ、シクロアルキルオキシ、シクロアルキニル、シクロヘテロアルキル、シクロヘテロアルキルアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルケニル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールアミノ、ヘテロアリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニルアミノ、ヘテロアリールオキソ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールスルフィニル、ヘテロアリールスルホニル、ヘテロアリールチオ、ポリシクロアルケニル、ポリシクロアルケニルアルキル、ポリシクロアルキル、ポリシクロアルキルアルキル、およびポリエチレングリコールからなる群から選択される、
項目2に記載の化合物または前記化合物の薬学的に許容される塩。
(項目5)
Aが存在せず、Yが水素であり、前記化合物が式IID:
の構造を有し、式中、R 1 およびR 2 は独立して、水素、アルケニル、アルケニルアミノカルボニル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキル、アルキルアミノ、アルキルアミノカルボニル、アルキルアンモニウム、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、アルキルチオ、アルキニル、アルキニルアミノカルボニル、アリール、置換アリール、アリールアルケニル、アリールアルコキシ、アリールアルキル、アリールアルキニル、アリールアミノ、アリールアミノカルボニル、アリールアンモニウム、アリールアゾ、アリールカルボニル、アリールカルボニルアミノ、アリールカルボニルオキシ、アリールシクロアルキル、アリールオキシ、アリールオキシアルキル、アリールスルフィニル、アリールスルフィニルアルキル、アリールスルホニル、アリールスルホニルアミノ、アリールチオ、アリールチオアルキル、シクロアルケニル、シクロアルケニルアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、シクロアルキルアミノ、シクロアルキルオキシ、シクロアルキニル、シクロヘテロアルキル、シクロヘテロアルキルアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルケニル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールアミノ、ヘテロアリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニルアミノ、ヘテロアリールオキソ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールスルフィニル、ヘテロアリールスルホニル、ヘテロアリールチオ、ポリシクロアルケニル、ポリシクロアルケニルアルキル、ポリシクロアルキル、ポリシクロアルキルアルキル、およびポリエチレングリコールからなる群から選択される、
項目3に記載の化合物または前記化合物の薬学的に許容される塩。
(項目6)
からなる群から選択される構造を有する化合物。
(項目7)
前記薬学的に許容される塩が、酢酸塩、L-アルパラギン酸塩、ベシル酸塩、重炭酸塩、炭酸塩、D-カンシル酸塩、L-カンシル酸塩、クエン酸塩、エジシル酸塩、ギ酸塩、フマル酸塩、グルコン酸塩、臭化水素酸塩/臭化物、塩酸塩/塩化物、D-乳酸塩、L-乳酸塩、D,L-乳酸塩、D,L-リンゴ酸塩、L-リンゴ酸塩、メシル酸塩、パモ酸塩、リン酸塩、コハク酸塩、硫酸塩、重硫酸塩、D-酒石酸塩、L-酒石酸塩、D,L-酒石酸塩、メソ-酒石酸塩、安息香酸塩、グルセプト酸塩、D-グルクロン酸塩、ヒベンズ酸塩、イセチオン酸塩、マロン酸塩、メチル硫酸塩、2-ナプシル酸塩、ニコチン酸塩、硝酸塩、オロト酸塩、ステアリン酸塩、トシル酸塩、チオシアン酸塩、アセフィリネート、アセチュレート、アミノサリチル酸塩、アスコルビン酸塩、ホウ酸塩、酪酸塩、樟脳酸塩、樟脳炭酸塩、デカン酸塩、ヘキサン酸塩、コール酸塩、シピオン酸塩、ジクロロ酢酸塩、エデント酸塩、エチル硫酸塩、フレート、フシジン酸塩、ガラクタル酸塩、ガラクツロン酸塩、没食子酸塩、ゲンチシン酸塩、グルタミン酸塩、グルタル酸塩、グリセロリン酸塩、ヘプタン酸塩、ヒドロキシ安息香酸塩、馬尿酸塩、フェニルプロピオン酸塩、ヨウ化物、キシナホ酸塩、ラクトビオン酸塩、ラウリン酸塩、マレイン酸塩、マンデル酸塩、メタンスルホン酸塩、ミリスチン酸塩、ナパジシル酸塩、オレイン酸塩、シュウ酸塩、パルミチン酸塩、ピクリン酸塩、ピバリン酸塩、プロピオン酸塩、ピロリン酸塩、サリチル酸塩、サリチル硫酸塩、スルホサリチル酸塩、タンニン酸塩、テレフタル酸塩、チオサリチル酸塩、トリブロフェネート、吉草酸塩、バルプロ酸塩、アジピン酸塩、4-アセトアミド安息香酸塩、カンシル酸塩、オクタン酸塩、エストレート、エシル酸塩、グリコール酸塩、チオシアン酸塩、ウンデシレン酸塩、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、アルミニウム、リチウム、コリン酸塩、リシニウム、アンモニウム、トロエタミン、およびそれらの混合物からなる群から選択される、項目1に記載の化合物。
(項目8)
からなる群から選択される構造を有する化合物。
(項目9)
項目1に記載の化合物または前記化合物の薬学的に許容される塩を含む組成物。
(項目10)
前記組成物が、経口投与または坐剤投与のために製剤化される、項目9に記載の組成物。
(項目11)
経口投与のために製剤化される前記組成物が、固体形態、錠剤、カプセル剤、カプレット剤、軟質ゲル剤、坐剤、トローチ剤、ロゼンジ剤、経口散剤、溶液剤、シロップ剤、経口フィルム剤、薄型ストリップ剤、スラリー剤、乳剤、エリキシル剤、および懸濁剤からなる群から選択される剤形である、項目10に記載の組成物。
(項目12)
前記組成物が、1種または複数種の賦形剤をさらに含み、前記賦形剤が、抗接着剤、結合剤、コーティング、崩壊剤、充填剤、香料、染料、色素、滑剤、潤滑剤、保存剤、収着剤、甘味料、それらの誘導体、およびそれらの組合せからなる群から選択される、項目9に記載の組成物。
(項目13)
前記結合剤が、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、エチルセルロース、ポビドン、アクリルおよびメタクリル酸コポリマー、医薬品グレーズ、ガム、ならびに乳誘導体からなる群から選択される、項目12に記載の組成物。
(項目14)
前記化合物が、単位用量当たり約0.1mg~約2000mgの間の、単位用量当たりの量で存在する、項目9に記載の組成物。
(項目15)
前記化合物が、単位用量当たり約0.5mg~約500mgの間の、単位用量当たりの量で存在する、項目14に記載の組成物。
(項目16)
前記化合物が、単位用量当たり約1mg~約250mgの間の、単位用量当たりの量で存在する、項目15に記載の組成物。
(項目17)
前記化合物が、単位用量当たり約1.5mg~約100mgの間の、単位用量当たりの量で存在する、項目16に記載の組成物。
(項目18)
前記組成物が、刺激物質、抗うつ剤、それらの組合せ、およびそれらのプロドラッグからなる群から選択される1種または複数種の追加の薬理学的物質をさらに含む、項目9に記載の組成物。
(項目19)
前記組成物が、メチルフェニデート、アリピプラゾール、アトモキセチン、バクロフェン、クロニジン、デシプラミン、ジヒドロテトラベナジン、グアンファシン、ハロペリドール、レベチラセタム、メカミラミン、エトクロプラミド、オランザピン、オンダンセトロン、ペルゴリド、ピモジド、プラミペキソール、リスペリドン、セレギリン、スルピリド、テトラベナジン、トピラメート、ジプラシドンの1つもしくは複数、または追加のアンフェタミンの1つもしくは複数、またはそれらの任意の組合せをさらに含む、項目9に記載の組成物。
(項目20)
前記1つまたは複数の追加のアンフェタミンが、非コンジュゲート化アンフェタミン、アンフェタミンのコンジュゲート、アンフェタミンのプロドラッグ、それらの任意の異性体、またはそれらの任意の組合せである、項目19に記載の組成物。
(項目21)
前記非コンジュゲート化アンフェタミンの異性体が、非コンジュゲート化d-アンフェタミンである、項目20に記載の組成物。
(項目22)
前記メチルフェニデートが、非コンジュゲート化メチルフェニデート、メチルフェニデートのコンジュゲート、メチルフェニデートのプロドラッグ、それらの任意の異性体、またはそれらの任意の組合せである、項目21に記載の組成物。
(項目23)
前記非コンジュゲート化メチルフェニデートの異性体が、非コンジュゲート化d-メチルフェニデートである、項目22に記載の組成物。
(項目24)
前記メチルフェニデートのコンジュゲートが、セルデキスメチルフェニデートである、項目22に記載の組成物。
(項目25)
前記化合物が、等モル用量で経口投与されたときの非コンジュゲート化d-アンフェタミンと比較した場合、類似のまたは減少したAUCを提供するのに十分な量で提供される、項目9に記載の組成物。
(項目26)
前記化合物が、等モル用量で経口投与されたときの非コンジュゲート化d-アンフェタミンと比較して、類似のまたは減少したC max を提供するのに十分な量で提供される、項目9に記載の組成物。
(項目27)
前記化合物が、等モル用量で経口投与されたときの非コンジュゲート化d-アンフェタミンと比較して、減少したC max および類似のまたは減少したAUCを提供するのに十分な量で提供される、項目9に記載の組成物。
(項目28)
前記化合物の鼻内または静脈内投与が、等モル量の非コンジュゲート化d-アンフェタミンと比較した場合、減少したAUCおよび/またはC max を提供する、項目9に記載の組成物。
(項目29)
前記化合物が、非コンジュゲート化d-アンフェタミンと比較して、低減した乱用可能性を提供する、項目9に記載の組成物。
(項目30)
項目1に記載の化合物、その薬学的な塩、またはそれらの組合せを含む組成物の治療有効量の個々の用量を含むキット。
(項目31)
中枢神経系の刺激を必要とする障害もしくは状態を有する患者を処置するか、神経伝達物質の取込みを制御、予防、制限、もしくは阻害することによって媒介された疾患、障害、もしくは状態を有する患者を処置するか、またはシナプス中の神経伝達物質濃度を増加させることにより媒介される疾患、障害、もしくは状態を有する患者を処置する方法であって、前記方法が、項目9に記載の組成物の薬学的に有効な量を、それを必要とする前記患者に投与するステップを含む、方法。
(項目32)
前記組成物が、非コンジュゲート化d-アンフェタミンと比較して、投与したときに低減した乱用可能性を有する、項目31に記載の方法。
(項目33)
前記疾患または状態が、注意欠如多動症、注意欠如症、自閉症スペクトラム障害、自閉症、アスペルガー障害、広汎性発達障害、睡眠障害、肥満症、うつ病、双極性障害、摂食障害、慢性疲労症候群、不眠症、統合失調症、大うつ病性障害、ナルコレプシー、体位性起立性頻拍症候群、トゥーレット症候群、神経性チック、物質使用障害、無気力、うつ病、神経傷害、または肥満症である、項目31に記載の方法。
本発明は、例えば、以下の項目を提供する。
(項目1)
式I:
の構造を有する化合物またはその薬学的に許容される塩であって、式中、Xは、エステル、カルボン酸、アミノ酸、アミノ酸残基、アミド、およびそれらの誘導体からなる群から選択され、
Yは、水素、アルケニル、アルコキシ、アルキル、アルキニル、アリール、置換アリール、アルキルアリール、シクロアルケニル、シクロアルキル、シクロアルキニル、ヘテロアルキル、ヘテロアリール、および複素環からなる群から選択される、
化合物またはその薬学的に許容される塩。
(項目2)
式IB:
の構造を有する項目1に記載の化合物または前記化合物の薬学的に許容される塩であって、式中、Xは、A-COO-Rであり;
Aは、存在しないか、または存在する場合、アルケニル、アルケニルアミノカルボニル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキル、アルキルアミノ、アルキルアミノカルボニル、アルキルアンモニウム、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、アルキルチオ、アルキニル、アルキニルアミノカルボニル、アリール、置換アリール、アリールアルケニル、アリールアルコキシ、アリールアルキル、アリールアルキニル、アリールアミノ、アリールアミノカルボニル、アリールアンモニウム、アリールアゾ、アリールカルボニル、アリールカルボニルアミノ、アリールカルボニルオキシ、アリールシクロアルキル、アリールオキシ、アリールオキシアルキル、アリールスルフィニル、アリールスルフィニルアルキル、アリールスルホニル、アリールスルホニルアミノ、アリールチオ、アリールチオアルキル、シクロアルケニル、シクロアルケニルアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、シクロアルキルアミノ、シクロアルキルオキシ、シクロアルキニル、シクロヘテロアルキル、シクロヘテロアルキルアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルケニル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールアミノ、ヘテロアリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニルアミノ、ヘテロアリールオキソ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールスルフィニル、ヘテロアリールスルホニル、ヘテロアリールチオ、ポリシクロアルケニル、ポリシクロアルケニルアルキル、ポリシクロアルキル、ポリシクロアルキルアルキル、およびポリエチレングリコールからなる群から選択され;
Rは、水素、アルケニル、アルケニルアミノカルボニル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキル、アルキルアミノ、アルキルアミノカルボニル、アルキルアンモニウム、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、アルキルチオ、アルキニル、アルキニルアミノカルボニル、アリール、置換アリール、アリールアルケニル、アリールアルコキシ、アリールアルキル、アリールアルキニル、アリールアミノ、アリールアミノカルボニル、アリールアンモニウム、アリールアゾ、アリールカルボニル、アリールカルボニルアミノ、アリールカルボニルオキシ、アリールシクロアルキル、アリールオキシ、アリールオキシアルキル、アリールスルフィニル、アリールスルフィニルアルキル、アリールスルホニル、アリールスルホニルアミノ、アリールチオ、アリールチオアルキル、シクロアルケニル、シクロアルケニルアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、シクロアルキルアミノ、シクロアルキルオキシ、シクロアルキニル、シクロヘテロアルキル、シクロヘテロアルキルアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルケニル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールアミノ、ヘテロアリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニルアミノ、ヘテロアリールオキソ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールスルフィニル、ヘテロアリールスルホニル、ヘテロアリールチオ、ポリシクロアルケニル、ポリシクロアルケニルアルキル、ポリシクロアルキル、ポリシクロアルキルアルキル、およびポリエチレングリコールからなる群から選択される、
化合物または前記化合物の薬学的に許容される塩。
(項目3)
式ID:
の構造を有する項目1に記載の化合物または前記化合物の薬学的に許容される塩であって、式中、Xは、A-CO-NR 1 NR 2 であり;
Aは、存在しないか、または存在する場合、アルケニル、アルケニルアミノカルボニル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキル、アルキルアミノ、アルキルアミノカルボニル、アルキルアンモニウム、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、アルキルチオ、アルキニル、アルキニルアミノカルボニル、アリール、置換アリール、アリールアルケニル、アリールアルコキシ、アリールアルキル、アリールアルキニル、アリールアミノ、アリールアミノカルボニル、アリールアンモニウム、アリールアゾ、アリールカルボニル、アリールカルボニルアミノ、アリールカルボニルオキシ、アリールシクロアルキル、アリールオキシ、アリールオキシアルキル、アリールスルフィニル、アリールスルフィニルアルキル、アリールスルホニル、アリールスルホニルアミノ、アリールチオ、アリールチオアルキル、シクロアルケニル、シクロアルケニルアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、シクロアルキルアミノ、シクロアルキルオキシ、シクロアルキニル、シクロヘテロアルキル、シクロヘテロアルキルアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルケニル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールアミノ、ヘテロアリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニルアミノ、ヘテロアリールオキソ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールスルフィニル、ヘテロアリールスルホニル、ヘテロアリールチオ、ポリシクロアルケニル、ポリシクロアルケニルアルキル、ポリシクロアルキル、ポリシクロアルキルアルキル、およびポリエチレングリコールからなる群から選択され;
R 1 およびR 2 は独立して、水素、アルケニル、アルケニルアミノカルボニル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキル、アルキルアミノ、アルキルアミノカルボニル、アルキルアンモニウム、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、アルキルチオ、アルキニル、アルキニルアミノカルボニル、アリール、置換アリール、アリールアルケニル、アリールアルコキシ、アリールアルキル、アリールアルキニル、アリールアミノ、アリールアミノカルボニル、アリールアンモニウム、アリールアゾ、アリールカルボニル、アリールカルボニルアミノ、アリールカルボニルオキシ、アリールシクロアルキル、アリールオキシ、アリールオキシアルキル、アリールスルフィニル、アリールスルフィニルアルキル、アリールスルホニル、アリールスルホニルアミノ、アリールチオ、アリールチオアルキル、シクロアルケニル、シクロアルケニルアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、シクロアルキルアミノ、シクロアルキルオキシ、シクロアルキニル、シクロヘテロアルキル、シクロヘテロアルキルアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルケニル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールアミノ、ヘテロアリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニルアミノ、ヘテロアリールオキソ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールスルフィニル、ヘテロアリールスルホニル、ヘテロアリールチオ、ポリシクロアルケニル、ポリシクロアルケニルアルキル、ポリシクロアルキル、ポリシクロアルキルアルキル、およびポリエチレングリコールからなる群から選択される、
化合物または前記化合物の薬学的に許容される塩。
(項目4)
Aが存在せず、Yが水素であり、前記化合物が式IIB:
の構造を有し、式中、Rは、水素、アルケニル、アルケニルアミノカルボニル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキル、アルキルアミノ、アルキルアミノカルボニル、アルキルアンモニウム、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、アルキルチオ、アルキニル、アルキニルアミノカルボニル、アリール、置換アリール、アリールアルケニル、アリールアルコキシ、アリールアルキル、アリールアルキニル、アリールアミノ、アリールアミノカルボニル、アリールアンモニウム、アリールアゾ、アリールカルボニル、アリールカルボニルアミノ、アリールカルボニルオキシ、アリールシクロアルキル、アリールオキシ、アリールオキシアルキル、アリールスルフィニル、アリールスルフィニルアルキル、アリールスルホニル、アリールスルホニルアミノ、アリールチオ、アリールチオアルキル、シクロアルケニル、シクロアルケニルアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、シクロアルキルアミノ、シクロアルキルオキシ、シクロアルキニル、シクロヘテロアルキル、シクロヘテロアルキルアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルケニル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールアミノ、ヘテロアリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニルアミノ、ヘテロアリールオキソ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールスルフィニル、ヘテロアリールスルホニル、ヘテロアリールチオ、ポリシクロアルケニル、ポリシクロアルケニルアルキル、ポリシクロアルキル、ポリシクロアルキルアルキル、およびポリエチレングリコールからなる群から選択される、
項目2に記載の化合物または前記化合物の薬学的に許容される塩。
(項目5)
Aが存在せず、Yが水素であり、前記化合物が式IID:
の構造を有し、式中、R 1 およびR 2 は独立して、水素、アルケニル、アルケニルアミノカルボニル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキル、アルキルアミノ、アルキルアミノカルボニル、アルキルアンモニウム、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、アルキルチオ、アルキニル、アルキニルアミノカルボニル、アリール、置換アリール、アリールアルケニル、アリールアルコキシ、アリールアルキル、アリールアルキニル、アリールアミノ、アリールアミノカルボニル、アリールアンモニウム、アリールアゾ、アリールカルボニル、アリールカルボニルアミノ、アリールカルボニルオキシ、アリールシクロアルキル、アリールオキシ、アリールオキシアルキル、アリールスルフィニル、アリールスルフィニルアルキル、アリールスルホニル、アリールスルホニルアミノ、アリールチオ、アリールチオアルキル、シクロアルケニル、シクロアルケニルアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、シクロアルキルアミノ、シクロアルキルオキシ、シクロアルキニル、シクロヘテロアルキル、シクロヘテロアルキルアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルケニル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールアミノ、ヘテロアリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニルアミノ、ヘテロアリールオキソ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールスルフィニル、ヘテロアリールスルホニル、ヘテロアリールチオ、ポリシクロアルケニル、ポリシクロアルケニルアルキル、ポリシクロアルキル、ポリシクロアルキルアルキル、およびポリエチレングリコールからなる群から選択される、
項目3に記載の化合物または前記化合物の薬学的に許容される塩。
(項目6)
からなる群から選択される構造を有する化合物。
(項目7)
前記薬学的に許容される塩が、酢酸塩、L-アルパラギン酸塩、ベシル酸塩、重炭酸塩、炭酸塩、D-カンシル酸塩、L-カンシル酸塩、クエン酸塩、エジシル酸塩、ギ酸塩、フマル酸塩、グルコン酸塩、臭化水素酸塩/臭化物、塩酸塩/塩化物、D-乳酸塩、L-乳酸塩、D,L-乳酸塩、D,L-リンゴ酸塩、L-リンゴ酸塩、メシル酸塩、パモ酸塩、リン酸塩、コハク酸塩、硫酸塩、重硫酸塩、D-酒石酸塩、L-酒石酸塩、D,L-酒石酸塩、メソ-酒石酸塩、安息香酸塩、グルセプト酸塩、D-グルクロン酸塩、ヒベンズ酸塩、イセチオン酸塩、マロン酸塩、メチル硫酸塩、2-ナプシル酸塩、ニコチン酸塩、硝酸塩、オロト酸塩、ステアリン酸塩、トシル酸塩、チオシアン酸塩、アセフィリネート、アセチュレート、アミノサリチル酸塩、アスコルビン酸塩、ホウ酸塩、酪酸塩、樟脳酸塩、樟脳炭酸塩、デカン酸塩、ヘキサン酸塩、コール酸塩、シピオン酸塩、ジクロロ酢酸塩、エデント酸塩、エチル硫酸塩、フレート、フシジン酸塩、ガラクタル酸塩、ガラクツロン酸塩、没食子酸塩、ゲンチシン酸塩、グルタミン酸塩、グルタル酸塩、グリセロリン酸塩、ヘプタン酸塩、ヒドロキシ安息香酸塩、馬尿酸塩、フェニルプロピオン酸塩、ヨウ化物、キシナホ酸塩、ラクトビオン酸塩、ラウリン酸塩、マレイン酸塩、マンデル酸塩、メタンスルホン酸塩、ミリスチン酸塩、ナパジシル酸塩、オレイン酸塩、シュウ酸塩、パルミチン酸塩、ピクリン酸塩、ピバリン酸塩、プロピオン酸塩、ピロリン酸塩、サリチル酸塩、サリチル硫酸塩、スルホサリチル酸塩、タンニン酸塩、テレフタル酸塩、チオサリチル酸塩、トリブロフェネート、吉草酸塩、バルプロ酸塩、アジピン酸塩、4-アセトアミド安息香酸塩、カンシル酸塩、オクタン酸塩、エストレート、エシル酸塩、グリコール酸塩、チオシアン酸塩、ウンデシレン酸塩、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、アルミニウム、リチウム、コリン酸塩、リシニウム、アンモニウム、トロエタミン、およびそれらの混合物からなる群から選択される、項目1に記載の化合物。
(項目8)
(項目9)
項目1に記載の化合物または前記化合物の薬学的に許容される塩を含む組成物。
(項目10)
前記組成物が、経口投与または坐剤投与のために製剤化される、項目9に記載の組成物。
(項目11)
経口投与のために製剤化される前記組成物が、固体形態、錠剤、カプセル剤、カプレット剤、軟質ゲル剤、坐剤、トローチ剤、ロゼンジ剤、経口散剤、溶液剤、シロップ剤、経口フィルム剤、薄型ストリップ剤、スラリー剤、乳剤、エリキシル剤、および懸濁剤からなる群から選択される剤形である、項目10に記載の組成物。
(項目12)
前記組成物が、1種または複数種の賦形剤をさらに含み、前記賦形剤が、抗接着剤、結合剤、コーティング、崩壊剤、充填剤、香料、染料、色素、滑剤、潤滑剤、保存剤、収着剤、甘味料、それらの誘導体、およびそれらの組合せからなる群から選択される、項目9に記載の組成物。
(項目13)
前記結合剤が、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、エチルセルロース、ポビドン、アクリルおよびメタクリル酸コポリマー、医薬品グレーズ、ガム、ならびに乳誘導体からなる群から選択される、項目12に記載の組成物。
(項目14)
前記化合物が、単位用量当たり約0.1mg~約2000mgの間の、単位用量当たりの量で存在する、項目9に記載の組成物。
(項目15)
前記化合物が、単位用量当たり約0.5mg~約500mgの間の、単位用量当たりの量で存在する、項目14に記載の組成物。
(項目16)
前記化合物が、単位用量当たり約1mg~約250mgの間の、単位用量当たりの量で存在する、項目15に記載の組成物。
(項目17)
前記化合物が、単位用量当たり約1.5mg~約100mgの間の、単位用量当たりの量で存在する、項目16に記載の組成物。
(項目18)
前記組成物が、刺激物質、抗うつ剤、それらの組合せ、およびそれらのプロドラッグからなる群から選択される1種または複数種の追加の薬理学的物質をさらに含む、項目9に記載の組成物。
(項目19)
前記組成物が、メチルフェニデート、アリピプラゾール、アトモキセチン、バクロフェン、クロニジン、デシプラミン、ジヒドロテトラベナジン、グアンファシン、ハロペリドール、レベチラセタム、メカミラミン、エトクロプラミド、オランザピン、オンダンセトロン、ペルゴリド、ピモジド、プラミペキソール、リスペリドン、セレギリン、スルピリド、テトラベナジン、トピラメート、ジプラシドンの1つもしくは複数、または追加のアンフェタミンの1つもしくは複数、またはそれらの任意の組合せをさらに含む、項目9に記載の組成物。
(項目20)
前記1つまたは複数の追加のアンフェタミンが、非コンジュゲート化アンフェタミン、アンフェタミンのコンジュゲート、アンフェタミンのプロドラッグ、それらの任意の異性体、またはそれらの任意の組合せである、項目19に記載の組成物。
(項目21)
前記非コンジュゲート化アンフェタミンの異性体が、非コンジュゲート化d-アンフェタミンである、項目20に記載の組成物。
(項目22)
前記メチルフェニデートが、非コンジュゲート化メチルフェニデート、メチルフェニデートのコンジュゲート、メチルフェニデートのプロドラッグ、それらの任意の異性体、またはそれらの任意の組合せである、項目21に記載の組成物。
(項目23)
前記非コンジュゲート化メチルフェニデートの異性体が、非コンジュゲート化d-メチルフェニデートである、項目22に記載の組成物。
(項目24)
前記メチルフェニデートのコンジュゲートが、セルデキスメチルフェニデートである、項目22に記載の組成物。
(項目25)
前記化合物が、等モル用量で経口投与されたときの非コンジュゲート化d-アンフェタミンと比較した場合、類似のまたは減少したAUCを提供するのに十分な量で提供される、項目9に記載の組成物。
(項目26)
前記化合物が、等モル用量で経口投与されたときの非コンジュゲート化d-アンフェタミンと比較して、類似のまたは減少したC max を提供するのに十分な量で提供される、項目9に記載の組成物。
(項目27)
前記化合物が、等モル用量で経口投与されたときの非コンジュゲート化d-アンフェタミンと比較して、減少したC max および類似のまたは減少したAUCを提供するのに十分な量で提供される、項目9に記載の組成物。
(項目28)
前記化合物の鼻内または静脈内投与が、等モル量の非コンジュゲート化d-アンフェタミンと比較した場合、減少したAUCおよび/またはC max を提供する、項目9に記載の組成物。
(項目29)
前記化合物が、非コンジュゲート化d-アンフェタミンと比較して、低減した乱用可能性を提供する、項目9に記載の組成物。
(項目30)
項目1に記載の化合物、その薬学的な塩、またはそれらの組合せを含む組成物の治療有効量の個々の用量を含むキット。
(項目31)
中枢神経系の刺激を必要とする障害もしくは状態を有する患者を処置するか、神経伝達物質の取込みを制御、予防、制限、もしくは阻害することによって媒介された疾患、障害、もしくは状態を有する患者を処置するか、またはシナプス中の神経伝達物質濃度を増加させることにより媒介される疾患、障害、もしくは状態を有する患者を処置する方法であって、前記方法が、項目9に記載の組成物の薬学的に有効な量を、それを必要とする前記患者に投与するステップを含む、方法。
(項目32)
前記組成物が、非コンジュゲート化d-アンフェタミンと比較して、投与したときに低減した乱用可能性を有する、項目31に記載の方法。
(項目33)
前記疾患または状態が、注意欠如多動症、注意欠如症、自閉症スペクトラム障害、自閉症、アスペルガー障害、広汎性発達障害、睡眠障害、肥満症、うつ病、双極性障害、摂食障害、慢性疲労症候群、不眠症、統合失調症、大うつ病性障害、ナルコレプシー、体位性起立性頻拍症候群、トゥーレット症候群、神経性チック、物質使用障害、無気力、うつ病、神経傷害、または肥満症である、項目31に記載の方法。
Claims (33)
- 式IB:
Aは、存在しないか、または存在する場合、アルケニル、アルケニルアミノカルボニル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキル、アルキルアミノ、アルキルアミノカルボニル、アルキルアンモニウム、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、アルキルチオ、アルキニル、アルキニルアミノカルボニル、アリール、置換アリール、アリールアルケニル、アリールアルコキシ、アリールアルキル、アリールアルキニル、アリールアミノ、アリールアミノカルボニル、アリールアンモニウム、アリールアゾ、アリールカルボニル、アリールカルボニルアミノ、アリールカルボニルオキシ、アリールシクロアルキル、アリールオキシ、アリールオキシアルキル、アリールスルフィニル、アリールスルフィニルアルキル、アリールスルホニル、アリールスルホニルアミノ、アリールチオ、アリールチオアルキル、シクロアルケニル、シクロアルケニルアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、シクロアルキルアミノ、シクロアルキルオキシ、シクロアルキニル、シクロヘテロアルキル、シクロヘテロアルキルアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルケニル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールアミノ、ヘテロアリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニルアミノ、ヘテロアリールオキソ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールスルフィニル、ヘテロアリールスルホニル、ヘテロアリールチオ、ポリシクロアルケニル、ポリシクロアルケニルアルキル、ポリシクロアルキル、ポリシクロアルキルアルキル、およびポリエチレングリコールからなる群から選択され;
Rは、水素、アルケニル、アルケニルアミノカルボニル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキル、アルキルアミノ、アルキルアミノカルボニル、アルキルアンモニウム、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、アルキルチオ、アルキニル、アルキニルアミノカルボニル、アリール、置換アリール、アリールアルケニル、アリールアルコキシ、アリールアルキル、アリールアルキニル、アリールアミノ、アリールアミノカルボニル、アリールアンモニウム、アリールアゾ、アリールカルボニル、アリールカルボニルアミノ、アリールカルボニルオキシ、アリールシクロアルキル、アリールオキシ、アリールオキシアルキル、アリールスルフィニル、アリールスルフィニルアルキル、アリールスルホニル、アリールスルホニルアミノ、アリールチオ、アリールチオアルキル、シクロアルケニル、シクロアルケニルアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、シクロアルキルアミノ、シクロアルキルオキシ、シクロアルキニル、シクロヘテロアルキル、シクロヘテロアルキルアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルケニル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールアミノ、ヘテロアリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニルアミノ、ヘテロアリールオキソ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールスルフィニル、ヘテロアリールスルホニル、ヘテロアリールチオ、ポリシクロアルケニル、ポリシクロアルケニルアルキル、ポリシクロアルキル、ポリシクロアルキルアルキル、およびポリエチレングリコールからなる群から選択される、
化合物または前記化合物の薬学的に許容される塩。 - 式ID:
Aは、存在しないか、または存在する場合、アルケニル、アルケニルアミノカルボニル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキル、アルキルアミノ、アルキルアミノカルボニル、アルキルアンモニウム、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、アルキルチオ、アルキニル、アルキニルアミノカルボニル、アリール、置換アリール、アリールアルケニル、アリールアルコキシ、アリールアルキル、アリールアルキニル、アリールアミノ、アリールアミノカルボニル、アリールアンモニウム、アリールアゾ、アリールカルボニル、アリールカルボニルアミノ、アリールカルボニルオキシ、アリールシクロアルキル、アリールオキシ、アリールオキシアルキル、アリールスルフィニル、アリールスルフィニルアルキル、アリールスルホニル、アリールスルホニルアミノ、アリールチオ、アリールチオアルキル、シクロアルケニル、シクロアルケニルアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、シクロアルキルアミノ、シクロアルキルオキシ、シクロアルキニル、シクロヘテロアルキル、シクロヘテロアルキルアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルケニル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールアミノ、ヘテロアリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニルアミノ、ヘテロアリールオキソ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールスルフィニル、ヘテロアリールスルホニル、ヘテロアリールチオ、ポリシクロアルケニル、ポリシクロアルケニルアルキル、ポリシクロアルキル、ポリシクロアルキルアルキル、およびポリエチレングリコールからなる群から選択され;
R1およびR2は独立して、水素、アルケニル、アルケニルアミノカルボニル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキル、アルキルアミノ、アルキルアミノカルボニル、アルキルアンモニウム、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルアミノ、アルキルカルボニルオキシ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、アルキルチオ、アルキニル、アルキニルアミノカルボニル、アリール、置換アリール、アリールアルケニル、アリールアルコキシ、アリールアルキル、アリールアルキニル、アリールアミノ、アリールアミノカルボニル、アリールアンモニウム、アリールアゾ、アリールカルボニル、アリールカルボニルアミノ、アリールカルボニルオキシ、アリールシクロアルキル、アリールオキシ、アリールオキシアルキル、アリールスルフィニル、アリールスルフィニルアルキル、アリールスルホニル、アリールスルホニルアミノ、アリールチオ、アリールチオアルキル、シクロアルケニル、シクロアルケニルアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、シクロアルキルアミノ、シクロアルキルオキシ、シクロアルキニル、シクロヘテロアルキル、シクロヘテロアルキルアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルケニル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールアミノ、ヘテロアリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニルアミノ、ヘテロアリールオキソ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールスルフィニル、ヘテロアリールスルホニル、ヘテロアリールチオ、ポリシクロアルケニル、ポリシクロアルケニルアルキル、ポリシクロアルキル、ポリシクロアルキルアルキル、およびポリエチレングリコールからなる群から選択される、
化合物または前記化合物の薬学的に許容される塩。 - Aが存在せず、Yが水素であり、前記化合物が式IIB:
請求項2に記載の化合物または前記化合物の薬学的に許容される塩。 - Aが存在せず、Yが水素であり、前記化合物が式IID:
請求項3に記載の化合物または前記化合物の薬学的に許容される塩。 - 前記薬学的に許容される塩が、酢酸塩、L-アルパラギン酸塩、ベシル酸塩、重炭酸塩、炭酸塩、D-カンシル酸塩、L-カンシル酸塩、クエン酸塩、エジシル酸塩、ギ酸塩、フマル酸塩、グルコン酸塩、臭化水素酸塩/臭化物、塩酸塩/塩化物、D-乳酸塩、L-乳酸塩、D,L-乳酸塩、D,L-リンゴ酸塩、L-リンゴ酸塩、メシル酸塩、パモ酸塩、リン酸塩、コハク酸塩、硫酸塩、重硫酸塩、D-酒石酸塩、L-酒石酸塩、D,L-酒石酸塩、メソ-酒石酸塩、安息香酸塩、グルセプト酸塩、D-グルクロン酸塩、ヒベンズ酸塩、イセチオン酸塩、マロン酸塩、メチル硫酸塩、2-ナプシル酸塩、ニコチン酸塩、硝酸塩、オロト酸塩、ステアリン酸塩、トシル酸塩、チオシアン酸塩、アセフィリネート、アセチュレート、アミノサリチル酸塩、アスコルビン酸塩、ホウ酸塩、酪酸塩、樟脳酸塩、樟脳炭酸塩、デカン酸塩、ヘキサン酸塩、コール酸塩、シピオン酸塩、ジクロロ酢酸塩、エデント酸塩、エチル硫酸塩、フレート、フシジン酸塩、ガラクタル酸塩、ガラクツロン酸塩、没食子酸塩、ゲンチシン酸塩、グルタミン酸塩、グルタル酸塩、グリセロリン酸塩、ヘプタン酸塩、ヒドロキシ安息香酸塩、馬尿酸塩、フェニルプロピオン酸塩、ヨウ化物、キシナホ酸塩、ラクトビオン酸塩、ラウリン酸塩、マレイン酸塩、マンデル酸塩、メタンスルホン酸塩、ミリスチン酸塩、ナパジシル酸塩、オレイン酸塩、シュウ酸塩、パルミチン酸塩、ピクリン酸塩、ピバリン酸塩、プロピオン酸塩、ピロリン酸塩、サリチル酸塩、サリチル硫酸塩、スルホサリチル酸塩、タンニン酸塩、テレフタル酸塩、チオサリチル酸塩、トリブロフェネート、吉草酸塩、バルプロ酸塩、アジピン酸塩、4-アセトアミド安息香酸塩、カンシル酸塩、オクタン酸塩、エストレート、エシル酸塩、グリコール酸塩、チオシアン酸塩、ウンデシレン酸塩、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、アルミニウム、リチウム、コリン酸塩、リシニウム、アンモニウム、トロエタミン、およびそれらの混合物からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
- 請求項1に記載の化合物または前記化合物の薬学的に許容される塩を含む組成物。
- 前記組成物が、経口投与または坐剤投与のために製剤化される、請求項9に記載の組成物。
- 経口投与のために製剤化される前記組成物が、固体形態、錠剤、カプセル剤、カプレット剤、軟質ゲル剤、坐剤、トローチ剤、ロゼンジ剤、経口散剤、溶液剤、シロップ剤、経口フィルム剤、薄型ストリップ剤、スラリー剤、乳剤、エリキシル剤、および懸濁剤からなる群から選択される剤形である、請求項10に記載の組成物。
- 前記組成物が、1種または複数種の賦形剤をさらに含み、前記賦形剤が、抗接着剤、結合剤、コーティング、崩壊剤、充填剤、香料、染料、色素、滑剤、潤滑剤、保存剤、収着剤、甘味料、それらの誘導体、およびそれらの組合せからなる群から選択される、請求項9に記載の組成物。
- 前記結合剤が、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、エチルセルロース、ポビドン、アクリルおよびメタクリル酸コポリマー、医薬品グレーズ、ガム、ならびに乳誘導体からなる群から選択される、請求項12に記載の組成物。
- 前記化合物が、単位用量当たり約0.1mg~約2000mgの間の、単位用量当たりの量で存在する、請求項9に記載の組成物。
- 前記化合物が、単位用量当たり約0.5mg~約500mgの間の、単位用量当たりの量で存在する、請求項14に記載の組成物。
- 前記化合物が、単位用量当たり約1mg~約250mgの間の、単位用量当たりの量で存在する、請求項15に記載の組成物。
- 前記化合物が、単位用量当たり約1.5mg~約100mgの間の、単位用量当たりの量で存在する、請求項16に記載の組成物。
- 前記組成物が、刺激物質、抗うつ剤、それらの組合せ、およびそれらのプロドラッグからなる群から選択される1種または複数種の追加の薬理学的物質をさらに含む、請求項9に記載の組成物。
- 前記組成物が、メチルフェニデート、アリピプラゾール、アトモキセチン、バクロフェン、クロニジン、デシプラミン、ジヒドロテトラベナジン、グアンファシン、ハロペリドール、レベチラセタム、メカミラミン、エトクロプラミド、オランザピン、オンダンセトロン、ペルゴリド、ピモジド、プラミペキソール、リスペリドン、セレギリン、スルピリド、テトラベナジン、トピラメート、ジプラシドンの1つもしくは複数、または追加のアンフェタミンの1つもしくは複数、またはそれらの任意の組合せをさらに含む、請求項9に記載の組成物。
- 前記1つまたは複数の追加のアンフェタミンが、非コンジュゲート化アンフェタミン、アンフェタミンのコンジュゲート、アンフェタミンのプロドラッグ、それらの任意の異性体、またはそれらの任意の組合せである、請求項19に記載の組成物。
- 前記非コンジュゲート化アンフェタミンの異性体が、非コンジュゲート化d-アンフェタミンである、請求項20に記載の組成物。
- 前記メチルフェニデートが、非コンジュゲート化メチルフェニデート、メチルフェニデートのコンジュゲート、メチルフェニデートのプロドラッグ、それらの任意の異性体、またはそれらの任意の組合せである、請求項21に記載の組成物。
- 前記非コンジュゲート化メチルフェニデートの異性体が、非コンジュゲート化d-メチルフェニデートである、請求項22に記載の組成物。
- 前記メチルフェニデートのコンジュゲートが、セルデキスメチルフェニデートである、請求項22に記載の組成物。
- 前記化合物が、等モル用量で経口投与されたときの非コンジュゲート化d-アンフェタミンと比較した場合、類似のまたは減少したAUCを提供するのに十分な量で提供される、請求項9に記載の組成物。
- 前記化合物が、等モル用量で経口投与されたときの非コンジュゲート化d-アンフェタミンと比較して、類似のまたは減少したCmaxを提供するのに十分な量で提供される、請求項9に記載の組成物。
- 前記化合物が、等モル用量で経口投与されたときの非コンジュゲート化d-アンフェタミンと比較して、減少したCmaxおよび類似のまたは減少したAUCを提供するのに十分な量で提供される、請求項9に記載の組成物。
- 前記化合物の鼻内または静脈内投与が、等モル量の非コンジュゲート化d-アンフェタミンと比較した場合、減少したAUCおよび/またはCmaxを提供する、請求項9に記載の組成物。
- 前記化合物が、非コンジュゲート化d-アンフェタミンと比較して、低減した乱用可能性を提供する、請求項9に記載の組成物。
- 請求項1に記載の化合物、その薬学的な塩、またはそれらの組合せを含む組成物の治療有効量の個々の用量を含むキット。
- 中枢神経系の刺激を必要とする障害もしくは状態を有する患者を処置するためか、神経伝達物質の取込みを制御、予防、制限、もしくは阻害することによって媒介された疾患、障害、もしくは状態を有する患者を処置するためか、またはシナプス中の神経伝達物質濃度を増加させることにより媒介される疾患、障害、もしくは状態を有する患者を処置するための、請求項9に記載の組成物。
- 前記組成物が、非コンジュゲート化d-アンフェタミンと比較して、投与したときに低減した乱用可能性を有する、請求項31に記載の組成物。
- 前記疾患または状態が、注意欠如多動症、注意欠如症、自閉症スペクトラム障害、自閉症、アスペルガー障害、広汎性発達障害、睡眠障害、肥満症、うつ病、双極性障害、摂食障害、慢性疲労症候群、不眠症、統合失調症、大うつ病性障害、ナルコレプシー、体位性起立性頻拍症候群、トゥーレット症候群、神経性チック、物質使用障害、無気力、うつ病、神経傷害、または肥満症である、請求項31に記載の組成物。
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