JPWO2020252264A5 - - Google Patents
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Description
上記非限定的例は、本開示の主題のより完全な理解を容易にするために、説明の目的のためのみに提供する。これらの例は、抗体、医薬組成物または方法および癌、神経変性または感染性疾患の処置のための使用に関するものを含む、本明細書に記載の実施態様の何れも限定すると解釈してはならない。
さらに、本発明は次の態様を包含する。
1. IL-15サイトカイン部分(A)、マスキング部分(M)、担体部分(C)およびSushiドメイン(S)を含むプロドラッグであって、ここで、
マスキング部分がIL-15サイトカイン部分に結合し、IL-15サイトカイン部分の生物活性を阻害し、
マスキング部分が担体部分に融合し、
Sushiドメインが担体部分に融合し、そして
IL-15サイトカインがSushiドメインに融合している、
プロドラッグ。
2. マスキング部分が担体部分に第一ペプチドリンカーを介して融合し、
Sushiドメインが担体部分に第二ペプチドリンカーを介して融合し、そして
IL-15サイトカインがSushiドメインに第三ペプチドリンカーを介して融合しており、ここで、3個のペプチドリンカーの少なくとも1つが開裂可能である、
項1のプロドラッグ。
3. 第三ペプチドリンカーが少なくとも15、20、25または30アミノ酸長であり、所望により、ここで、第三ペプチドリンカーが配列番号139または140を含む、項2のプロドラッグ。
4. IL-15サイトカイン部分(A)、マスキング部分(M)、担体部分(C)およびSushiドメイン(S)を含むプロドラッグであって、ここで、
マスキング部分がIL-15サイトカイン部分に結合し、IL-15サイトカイン部分の生物活性を阻害し、
IL-15サイトカイン部分が担体部分に融合し、
Sushiドメインが担体部分に融合し、そして
マスキング部分がSushiドメインに融合している、
プロドラッグ。
5. IL-15サイトカイン部分が担体部分に第一ペプチドリンカーを介して融合し、
Sushiドメインが担体部分に第二ペプチドリンカーを介して融合し、そして
マスキング部分がSushiドメインに第三ペプチドリンカーを介して融合しており、所望により、ここで、3個のペプチドリンカーの少なくとも1つが開裂可能である、
項4のプロドラッグ。
6. マスキング部分がIL-15サイトカイン部分の受容体の細胞外ドメイン(ECD)を含む、項1~5の何れかのプロドラッグ。
7. マスキング部分がヒトIL-2RβのECDまたはその機能的アナログおよび/またはヒトIL-2RγのECDまたはその機能的アナログを含む、項6のプロドラッグ。
8. ヒトIL-2RγのECDまたはその機能的アナログが配列番号6またはそれと少なくとも90%同一であるアミノ酸配列を含む、項7のプロドラッグ。
9. ヒトIL-2RβのECDまたはその機能的アナログが配列番号3、4または5またはそれと少なくとも90%同一であるアミノ酸配列を含む、項7のプロドラッグ。
10. マスキング部分がIL-15サイトカイン部分に結合する抗体フラグメントを含む、項1~5の何れかのプロドラッグ。
11. IL-15サイトカイン部分(A)、マスキング部分(M)、担体部分(C)および所望によりSushiドメイン(S)を含むプロドラッグであって、ここで、
マスキング部分がIL-15サイトカイン部分に結合し、IL-15サイトカイン部分の生物活性を阻害する抗体フラグメントを含み、そして
マスキング部分がペプチドリンカーを介して担体部分、IL-15サイトカイン部分またはSushiドメインに融合する、
プロドラッグ。
12. 抗体フラグメントが146B7、146H5、404E4および404A8から選択される抗IL-15抗体の重鎖CDR1~3および軽鎖CDR1~3を含む、ScFvまたはFabである、項10または11のプロドラッグ。
13. 抗体フラグメントが配列番号100を含む重鎖CDR(HCDR)1、配列番号101を含むHCDR2、配列番号102または106を含むHCDR3、配列番号103を含む軽鎖CDR(LCDR)1、配列番号104を含むLCDR2および配列番号105を含むLCDR3を含む、項10または11のプロドラッグ。
14. 抗体フラグメントが(i)配列番号107またはそれと少なくとも95%同一であるアミノ酸配列を含む重鎖可変ドメインおよび配列番号108または123またはそれと少なくとも95%同一であるアミノ酸配列を含む軽鎖可変ドメイン;(ii)配列番号109;(iii)配列番号110;または(iv)配列番号124を含む、項10または11のプロドラッグ。
15. 重鎖CDR3のCys残基がSer、Thr、Met、Ala、Gly、AsnまたはGlnに変異される、項13または14のプロドラッグ。
16. マスキング部分がIL-15サイトカイン部分のIL-15Rαへの結合を妨害しないかまたは最小限の影響を有する、項1~15の何れかのプロドラッグ。
17. IL-15サイトカイン部分が配列番号2を含むヒトIL-15ポリペプチドまたはその変異タンパク質である、項1~16の何れかのプロドラッグ。
18. ヒトIL-15ポリペプチドが配列番号2に対して、N1A、N1D、N4A、N4D、I6T、S7A、D8A、D8T、D8E、D8N、K10A、K10D、K11A、K11D、E46、V49、L45、S51、L52、D61A、D61N、T62L、T62A、E64A、E64L、E64K、E64Q、N65A、N65L、N65D、L66D、L66E、I67D、I67E、I68S、I68E、L69S、L69E、N72A、N72D、V63E、V63D、L66E、L66D、I67E、I67D、Q108E、N112A、N1D/D61N、N1D/E64Q、N4D/D61N、N4D/E64Q、D8N/D61N、D8N/E64Q、D61N/E64Q、E64Q/Q108E、N1D/N4D/D8N、D61N/E64Q/N65D、N1D/D61N/E64Q、N1D/Q108E、N1D/D61N/E64Q/Q108E、N4D/D61N/E64Q/Q108EおよびD30N/E64Q/N65Dから選択される1以上の変異を含む、項17のプロドラッグ。
19. 担体部分がPEG分子、アルブミン、アルブミンフラグメント、抗体Fcドメインまたは抗体またはその抗原結合フラグメントである、項1~18の何れかのプロドラッグ。
20. 担体部分が変異L234AおよびL235A(「LALA」) (EUナンバリング)を含む抗体Fcドメインまたは抗体である、項19のプロドラッグ。
21. 担体部分がノブ・イントゥ・ホール変異を含む抗体Fcドメインまたは抗体であり、ここで、IL-15サイトカイン部分およびマスキング部が抗体Fcドメインの異なるポリペプチド鎖または抗体の異なる重鎖に融合する、項19または20のプロドラッグ。
22. ノブ・イントゥ・ホール変異がFcドメインの一方のポリペプチド鎖または抗体の一方の重鎖にT366Y「ノブ」変異およびFcドメインの他方のポリペプチドまたは抗体の他方の重鎖にY407T「ホール」変異を含むまたは
ノブ・イントゥ・ホール変異が「ノブ鎖」のCH3ドメインにY349Cおよび/またはT366W変異および「ホール鎖」のCH3ドメインにE356C、T366S、L368Aおよび/またはY407V変異(EUナンバリング)を含む、
項21のプロドラッグ。
23. 担体部分がIgG 4 Fcドメインであり、ここで、該第一ポリペプチドが配列番号80、81または87に示すものと少なくとも99%同一であるアミノ酸配列を含み、該第二ポリペプチド鎖が配列番号82~86から選択されるものと少なくとも99%同一であるアミノ酸配列を含む、項19のプロドラッグ。
24. 担体部分が配列番号55または56と少なくとも99%同一であるアミノ酸配列を有する軽鎖;配列番号54、60または61と少なくとも99%同一であるアミノ酸配列を有する第一重鎖;および配列番号52、53、58、59、62、63または69と少なくとも99%同一であるアミノ酸配列を有する第二重鎖を含む、抗PD-1抗体である、項19または20のプロドラッグ。
25. 担体部分が配列番号55と少なくとも99%同一であるアミノ酸配列を有する軽鎖;配列番号66と少なくとも99%同一であるアミノ酸配列を有する第一重鎖;および配列番号64、65、67または68と少なくとも99%同一であるアミノ酸配列を有する第二重鎖を含む、抗PD-1抗体である、項19または20のプロドラッグ。
26. 担体部分が配列番号50または51と少なくとも99%同一であるアミノ酸配列を有する軽鎖;配列番号47、48または49と少なくとも99%同一であるアミノ酸配列を有する第一重鎖;および配列番号45または46と少なくとも99%同一であるアミノ酸配列を有する第二重鎖を含む、抗PD-L1抗体である、項19または20のプロドラッグ。
27. 担体部分がPD-1、PD-L1、CTLA-4、LAG-3、TIM-3、CD47およびTIGITから選択される1以上の抗原に特異的に結合する抗体またはその抗原結合フラグメントである、項19または20のプロドラッグ。
28. 担体部分が抗体Fcドメインまたは抗体であり、プロドラッグが次のポリペプチド対(N末端からC末端):
a) C1-AおよびC2-S-M、
b) A-C1およびM-S-C2、
c) C1-S-AおよびC2-M、
d) C1-A-SおよびC2-M、
e) S-A-C1およびM-C2または
f) A-S-C1およびM-C2
を含み、
ここで、C1およびC2がそれぞれ、Fcドメインの第一および第二ポリペプチド鎖であるかそれぞれ抗体の第一および第二重鎖であり;そして「-」が直接ペプチジル結合またはペプチドリンカーである、項19~27の何れかのプロドラッグ。
29. Sushiドメインが配列番号7または9またはそれと少なくとも90%同一であるアミノ酸配列を含む、項1~28の何れかのプロドラッグ。
30. 第一、第二および第三ペプチドリンカーの少なくとも1つが所望により配列番号11~16から選択される、開裂不可能なペプチドリンカーである、項1~29の何れかのプロドラッグ。
31. 第一、第二および第三ペプチドリンカーの少なくとも1つがウロキナーゼ型プラスミノーゲンアクティベーター(uPA)、マトリプターゼ、マトリクスメタロペプチダーゼ(MMP)2またはMMP9の基質配列を含む開裂可能なペプチドリンカーである、項1~30の何れかのプロドラッグ。
32. 開裂可能なペプチドリンカーが(i)uPAおよびMMP2両者、(ii)uPAおよびMMP9両者、(iii)uPA、MMP2およびMMP9または(iv)MMP2およびマトリプターゼの基質配列を含む、項31のプロドラッグ。
33. 開裂可能なペプチドリンカーが配列番号17~36から選択されるアミノ酸配列を含む、項31のプロドラッグ。
34. 開裂可能なペプチドリンカーが腫瘍部位またはその周囲環境に位置する1以上のプロテアーゼにより開裂可能であり、開裂が、腫瘍部位または周囲環境でのプロドラッグの活性化をもたらす、項1~33の何れかのプロドラッグ。
35. 項1~34の何れかのプロドラッグおよび薬学的に許容される添加物を含む、医薬組成物。
36. 項1~34の何れかのプロドラッグをコードする、ポリヌクレオチドまたはポリヌクレオチド。
37. 項36の1以上のポリヌクレオチドを含む、発現ベクターまたはベクター。
38. 項37のベクターを含む、宿主細胞。
39. uPA、マトリプターゼ、MMP-2および/またはMMP-9をコードする遺伝子が宿主細胞でノックアウトされる、項38の宿主細胞。
40. 項1~34の何れかのプロドラッグを製造する方法であって、
項38または39の宿主細胞であって、哺乳動物細胞である宿主細胞を、該プロドラッグの発現を可能とする条件下で培養し、そして
該プロドラッグを単離することを含む、
方法。
41. 処置を必要とする患者における癌もしくは感染性疾患を処置するまたは免疫系を刺激する方法であって、患者に治療有効量の項35の医薬組成物を投与することを含む、方法。
42. 項41における癌もしくは感染性疾患を処置するまたは免疫系を刺激する方法において使用するための、IL-15プロドラッグ。
43. 項41における癌もしくは感染性疾患を処置するまたは免疫系を刺激する方法において使用するための医薬の製造のための、IL-15プロドラッグの使用。
44. 患者がウイルス感染または乳癌、肺癌、膵臓癌、食道癌、甲状腺髄様癌、卵巣癌、子宮癌、前立腺癌、精巣癌、結腸直腸癌および胃癌からなる群から選択される癌を有する、項41の方法、項42の使用のためのプロドラッグまたは項43の使用。
さらに、本発明は次の態様を包含する。
1. IL-15サイトカイン部分(A)、マスキング部分(M)、担体部分(C)およびSushiドメイン(S)を含むプロドラッグであって、ここで、
マスキング部分がIL-15サイトカイン部分に結合し、IL-15サイトカイン部分の生物活性を阻害し、
マスキング部分が担体部分に融合し、
Sushiドメインが担体部分に融合し、そして
IL-15サイトカインがSushiドメインに融合している、
プロドラッグ。
2. マスキング部分が担体部分に第一ペプチドリンカーを介して融合し、
Sushiドメインが担体部分に第二ペプチドリンカーを介して融合し、そして
IL-15サイトカインがSushiドメインに第三ペプチドリンカーを介して融合しており、ここで、3個のペプチドリンカーの少なくとも1つが開裂可能である、
項1のプロドラッグ。
3. 第三ペプチドリンカーが少なくとも15、20、25または30アミノ酸長であり、所望により、ここで、第三ペプチドリンカーが配列番号139または140を含む、項2のプロドラッグ。
4. IL-15サイトカイン部分(A)、マスキング部分(M)、担体部分(C)およびSushiドメイン(S)を含むプロドラッグであって、ここで、
マスキング部分がIL-15サイトカイン部分に結合し、IL-15サイトカイン部分の生物活性を阻害し、
IL-15サイトカイン部分が担体部分に融合し、
Sushiドメインが担体部分に融合し、そして
マスキング部分がSushiドメインに融合している、
プロドラッグ。
5. IL-15サイトカイン部分が担体部分に第一ペプチドリンカーを介して融合し、
Sushiドメインが担体部分に第二ペプチドリンカーを介して融合し、そして
マスキング部分がSushiドメインに第三ペプチドリンカーを介して融合しており、所望により、ここで、3個のペプチドリンカーの少なくとも1つが開裂可能である、
項4のプロドラッグ。
6. マスキング部分がIL-15サイトカイン部分の受容体の細胞外ドメイン(ECD)を含む、項1~5の何れかのプロドラッグ。
7. マスキング部分がヒトIL-2RβのECDまたはその機能的アナログおよび/またはヒトIL-2RγのECDまたはその機能的アナログを含む、項6のプロドラッグ。
8. ヒトIL-2RγのECDまたはその機能的アナログが配列番号6またはそれと少なくとも90%同一であるアミノ酸配列を含む、項7のプロドラッグ。
9. ヒトIL-2RβのECDまたはその機能的アナログが配列番号3、4または5またはそれと少なくとも90%同一であるアミノ酸配列を含む、項7のプロドラッグ。
10. マスキング部分がIL-15サイトカイン部分に結合する抗体フラグメントを含む、項1~5の何れかのプロドラッグ。
11. IL-15サイトカイン部分(A)、マスキング部分(M)、担体部分(C)および所望によりSushiドメイン(S)を含むプロドラッグであって、ここで、
マスキング部分がIL-15サイトカイン部分に結合し、IL-15サイトカイン部分の生物活性を阻害する抗体フラグメントを含み、そして
マスキング部分がペプチドリンカーを介して担体部分、IL-15サイトカイン部分またはSushiドメインに融合する、
プロドラッグ。
12. 抗体フラグメントが146B7、146H5、404E4および404A8から選択される抗IL-15抗体の重鎖CDR1~3および軽鎖CDR1~3を含む、ScFvまたはFabである、項10または11のプロドラッグ。
13. 抗体フラグメントが配列番号100を含む重鎖CDR(HCDR)1、配列番号101を含むHCDR2、配列番号102または106を含むHCDR3、配列番号103を含む軽鎖CDR(LCDR)1、配列番号104を含むLCDR2および配列番号105を含むLCDR3を含む、項10または11のプロドラッグ。
14. 抗体フラグメントが(i)配列番号107またはそれと少なくとも95%同一であるアミノ酸配列を含む重鎖可変ドメインおよび配列番号108または123またはそれと少なくとも95%同一であるアミノ酸配列を含む軽鎖可変ドメイン;(ii)配列番号109;(iii)配列番号110;または(iv)配列番号124を含む、項10または11のプロドラッグ。
15. 重鎖CDR3のCys残基がSer、Thr、Met、Ala、Gly、AsnまたはGlnに変異される、項13または14のプロドラッグ。
16. マスキング部分がIL-15サイトカイン部分のIL-15Rαへの結合を妨害しないかまたは最小限の影響を有する、項1~15の何れかのプロドラッグ。
17. IL-15サイトカイン部分が配列番号2を含むヒトIL-15ポリペプチドまたはその変異タンパク質である、項1~16の何れかのプロドラッグ。
18. ヒトIL-15ポリペプチドが配列番号2に対して、N1A、N1D、N4A、N4D、I6T、S7A、D8A、D8T、D8E、D8N、K10A、K10D、K11A、K11D、E46、V49、L45、S51、L52、D61A、D61N、T62L、T62A、E64A、E64L、E64K、E64Q、N65A、N65L、N65D、L66D、L66E、I67D、I67E、I68S、I68E、L69S、L69E、N72A、N72D、V63E、V63D、L66E、L66D、I67E、I67D、Q108E、N112A、N1D/D61N、N1D/E64Q、N4D/D61N、N4D/E64Q、D8N/D61N、D8N/E64Q、D61N/E64Q、E64Q/Q108E、N1D/N4D/D8N、D61N/E64Q/N65D、N1D/D61N/E64Q、N1D/Q108E、N1D/D61N/E64Q/Q108E、N4D/D61N/E64Q/Q108EおよびD30N/E64Q/N65Dから選択される1以上の変異を含む、項17のプロドラッグ。
19. 担体部分がPEG分子、アルブミン、アルブミンフラグメント、抗体Fcドメインまたは抗体またはその抗原結合フラグメントである、項1~18の何れかのプロドラッグ。
20. 担体部分が変異L234AおよびL235A(「LALA」) (EUナンバリング)を含む抗体Fcドメインまたは抗体である、項19のプロドラッグ。
21. 担体部分がノブ・イントゥ・ホール変異を含む抗体Fcドメインまたは抗体であり、ここで、IL-15サイトカイン部分およびマスキング部が抗体Fcドメインの異なるポリペプチド鎖または抗体の異なる重鎖に融合する、項19または20のプロドラッグ。
22. ノブ・イントゥ・ホール変異がFcドメインの一方のポリペプチド鎖または抗体の一方の重鎖にT366Y「ノブ」変異およびFcドメインの他方のポリペプチドまたは抗体の他方の重鎖にY407T「ホール」変異を含むまたは
ノブ・イントゥ・ホール変異が「ノブ鎖」のCH3ドメインにY349Cおよび/またはT366W変異および「ホール鎖」のCH3ドメインにE356C、T366S、L368Aおよび/またはY407V変異(EUナンバリング)を含む、
項21のプロドラッグ。
23. 担体部分がIgG 4 Fcドメインであり、ここで、該第一ポリペプチドが配列番号80、81または87に示すものと少なくとも99%同一であるアミノ酸配列を含み、該第二ポリペプチド鎖が配列番号82~86から選択されるものと少なくとも99%同一であるアミノ酸配列を含む、項19のプロドラッグ。
24. 担体部分が配列番号55または56と少なくとも99%同一であるアミノ酸配列を有する軽鎖;配列番号54、60または61と少なくとも99%同一であるアミノ酸配列を有する第一重鎖;および配列番号52、53、58、59、62、63または69と少なくとも99%同一であるアミノ酸配列を有する第二重鎖を含む、抗PD-1抗体である、項19または20のプロドラッグ。
25. 担体部分が配列番号55と少なくとも99%同一であるアミノ酸配列を有する軽鎖;配列番号66と少なくとも99%同一であるアミノ酸配列を有する第一重鎖;および配列番号64、65、67または68と少なくとも99%同一であるアミノ酸配列を有する第二重鎖を含む、抗PD-1抗体である、項19または20のプロドラッグ。
26. 担体部分が配列番号50または51と少なくとも99%同一であるアミノ酸配列を有する軽鎖;配列番号47、48または49と少なくとも99%同一であるアミノ酸配列を有する第一重鎖;および配列番号45または46と少なくとも99%同一であるアミノ酸配列を有する第二重鎖を含む、抗PD-L1抗体である、項19または20のプロドラッグ。
27. 担体部分がPD-1、PD-L1、CTLA-4、LAG-3、TIM-3、CD47およびTIGITから選択される1以上の抗原に特異的に結合する抗体またはその抗原結合フラグメントである、項19または20のプロドラッグ。
28. 担体部分が抗体Fcドメインまたは抗体であり、プロドラッグが次のポリペプチド対(N末端からC末端):
a) C1-AおよびC2-S-M、
b) A-C1およびM-S-C2、
c) C1-S-AおよびC2-M、
d) C1-A-SおよびC2-M、
e) S-A-C1およびM-C2または
f) A-S-C1およびM-C2
を含み、
ここで、C1およびC2がそれぞれ、Fcドメインの第一および第二ポリペプチド鎖であるかそれぞれ抗体の第一および第二重鎖であり;そして「-」が直接ペプチジル結合またはペプチドリンカーである、項19~27の何れかのプロドラッグ。
29. Sushiドメインが配列番号7または9またはそれと少なくとも90%同一であるアミノ酸配列を含む、項1~28の何れかのプロドラッグ。
30. 第一、第二および第三ペプチドリンカーの少なくとも1つが所望により配列番号11~16から選択される、開裂不可能なペプチドリンカーである、項1~29の何れかのプロドラッグ。
31. 第一、第二および第三ペプチドリンカーの少なくとも1つがウロキナーゼ型プラスミノーゲンアクティベーター(uPA)、マトリプターゼ、マトリクスメタロペプチダーゼ(MMP)2またはMMP9の基質配列を含む開裂可能なペプチドリンカーである、項1~30の何れかのプロドラッグ。
32. 開裂可能なペプチドリンカーが(i)uPAおよびMMP2両者、(ii)uPAおよびMMP9両者、(iii)uPA、MMP2およびMMP9または(iv)MMP2およびマトリプターゼの基質配列を含む、項31のプロドラッグ。
33. 開裂可能なペプチドリンカーが配列番号17~36から選択されるアミノ酸配列を含む、項31のプロドラッグ。
34. 開裂可能なペプチドリンカーが腫瘍部位またはその周囲環境に位置する1以上のプロテアーゼにより開裂可能であり、開裂が、腫瘍部位または周囲環境でのプロドラッグの活性化をもたらす、項1~33の何れかのプロドラッグ。
35. 項1~34の何れかのプロドラッグおよび薬学的に許容される添加物を含む、医薬組成物。
36. 項1~34の何れかのプロドラッグをコードする、ポリヌクレオチドまたはポリヌクレオチド。
37. 項36の1以上のポリヌクレオチドを含む、発現ベクターまたはベクター。
38. 項37のベクターを含む、宿主細胞。
39. uPA、マトリプターゼ、MMP-2および/またはMMP-9をコードする遺伝子が宿主細胞でノックアウトされる、項38の宿主細胞。
40. 項1~34の何れかのプロドラッグを製造する方法であって、
項38または39の宿主細胞であって、哺乳動物細胞である宿主細胞を、該プロドラッグの発現を可能とする条件下で培養し、そして
該プロドラッグを単離することを含む、
方法。
41. 処置を必要とする患者における癌もしくは感染性疾患を処置するまたは免疫系を刺激する方法であって、患者に治療有効量の項35の医薬組成物を投与することを含む、方法。
42. 項41における癌もしくは感染性疾患を処置するまたは免疫系を刺激する方法において使用するための、IL-15プロドラッグ。
43. 項41における癌もしくは感染性疾患を処置するまたは免疫系を刺激する方法において使用するための医薬の製造のための、IL-15プロドラッグの使用。
44. 患者がウイルス感染または乳癌、肺癌、膵臓癌、食道癌、甲状腺髄様癌、卵巣癌、子宮癌、前立腺癌、精巣癌、結腸直腸癌および胃癌からなる群から選択される癌を有する、項41の方法、項42の使用のためのプロドラッグまたは項43の使用。
Claims (43)
- IL-15サイトカイン部分(A)、マスキング部分(M)、担体部分(C)およびSushiドメイン(S)を含むプロドラッグであって、ここで、
マスキング部分がIL-15サイトカイン部分に結合し、IL-15サイトカイン部分の生物活性を阻害し、
マスキング部分が担体部分に融合し、
Sushiドメインが担体部分に融合し、そして
IL-15サイトカインがSushiドメインに融合している、
プロドラッグ。 - マスキング部分が担体部分に第一ペプチドリンカーを介して融合し、
Sushiドメインが担体部分に第二ペプチドリンカーを介して融合し、そして
IL-15サイトカインがSushiドメインに第三ペプチドリンカーを介して融合しており、ここで、3個のペプチドリンカーの少なくとも1つが開裂可能である、
請求項1のプロドラッグ。 - 第三ペプチドリンカーが少なくとも15、20、25または30アミノ酸長であり、所望により、ここで、第三ペプチドリンカーが配列番号139または140を含む、請求項2のプロドラッグ。
- IL-15サイトカイン部分(A)、マスキング部分(M)、担体部分(C)およびSushiドメイン(S)を含むプロドラッグであって、ここで、
マスキング部分がIL-15サイトカイン部分に結合し、IL-15サイトカイン部分の生物活性を阻害し、
IL-15サイトカイン部分が担体部分に融合し、
Sushiドメインが担体部分に融合し、そして
マスキング部分がSushiドメインに融合している、
プロドラッグ。 - IL-15サイトカイン部分が担体部分に第一ペプチドリンカーを介して融合し、
Sushiドメインが担体部分に第二ペプチドリンカーを介して融合し、そして
マスキング部分がSushiドメインに第三ペプチドリンカーを介して融合しており、所望により、ここで、3個のペプチドリンカーの少なくとも1つが開裂可能である、
請求項4のプロドラッグ。 - マスキング部分がIL-15サイトカイン部分の受容体の細胞外ドメイン(ECD)を含む、請求項1~5の何れかのプロドラッグ。
- マスキング部分がヒトIL-2RβのECDまたはその機能的アナログおよび/またはヒトIL-2RγのECDまたはその機能的アナログを含む、請求項6のプロドラッグ。
- ヒトIL-2RγのECDまたはその機能的アナログが配列番号6またはそれと少なくとも90%同一であるアミノ酸配列を含む、請求項7のプロドラッグ。
- ヒトIL-2RβのECDまたはその機能的アナログが配列番号3、4または5またはそれと少なくとも90%同一であるアミノ酸配列を含む、請求項7のプロドラッグ。
- マスキング部分がIL-15サイトカイン部分に結合する抗体フラグメントを含む、請求項1~5の何れかのプロドラッグ。
- IL-15サイトカイン部分(A)、マスキング部分(M)、担体部分(C)および所望によりSushiドメイン(S)を含むプロドラッグであって、ここで、
マスキング部分がIL-15サイトカイン部分に結合し、IL-15サイトカイン部分の生物活性を阻害する抗体フラグメントを含み、そして
マスキング部分がペプチドリンカーを介して担体部分、IL-15サイトカイン部分またはSushiドメインに融合する、
プロドラッグ。 - 抗体フラグメントが146B7、146H5、404E4および404A8から選択される抗IL-15抗体の重鎖CDR1~3および軽鎖CDR1~3を含む、ScFvまたはFabである、請求項10または11のプロドラッグ。
- 抗体フラグメントが配列番号100を含む重鎖CDR(HCDR)1、配列番号101を含むHCDR2、配列番号102または106を含むHCDR3、配列番号103を含む軽鎖CDR(LCDR)1、配列番号104を含むLCDR2および配列番号105を含むLCDR3を含む、請求項10または11のプロドラッグ。
- 抗体フラグメントが(i)配列番号107またはそれと少なくとも95%同一であるアミノ酸配列を含む重鎖可変ドメインおよび配列番号108または123またはそれと少なくとも95%同一であるアミノ酸配列を含む軽鎖可変ドメイン;(ii)配列番号109;(iii)配列番号110;または(iv)配列番号124を含む、請求項10または11のプロドラッグ。
- 重鎖CDR3のCys残基がSer、Thr、Met、Ala、Gly、AsnまたはGlnに変異される、請求項13または14のプロドラッグ。
- マスキング部分がIL-15サイトカイン部分のIL-15Rαへの結合を妨害しないかまたは最小限の影響を有する、請求項1~15の何れかのプロドラッグ。
- IL-15サイトカイン部分が配列番号2を含むヒトIL-15ポリペプチドまたはその変異タンパク質である、請求項1~16の何れかのプロドラッグ。
- ヒトIL-15ポリペプチドが配列番号2に対して、N1A、N1D、N4A、N4D、I6T、S7A、D8A、D8T、D8E、D8N、K10A、K10D、K11A、K11D、E46、V49、L45、S51、L52、D61A、D61N、T62L、T62A、E64A、E64L、E64K、E64Q、N65A、N65L、N65D、L66D、L66E、I67D、I67E、I68S、I68E、L69S、L69E、N72A、N72D、V63E、V63D、L66E、L66D、I67E、I67D、Q108E、N112A、N1D/D61N、N1D/E64Q、N4D/D61N、N4D/E64Q、D8N/D61N、D8N/E64Q、D61N/E64Q、E64Q/Q108E、N1D/N4D/D8N、D61N/E64Q/N65D、N1D/D61N/E64Q、N1D/Q108E、N1D/D61N/E64Q/Q108E、N4D/D61N/E64Q/Q108EおよびD30N/E64Q/N65Dから選択される1以上の変異を含む、請求項17のプロドラッグ。
- 担体部分がPEG分子、アルブミン、アルブミンフラグメント、抗体Fcドメインまたは抗体またはその抗原結合フラグメントである、請求項1~18の何れかのプロドラッグ。
- 担体部分が変異L234AおよびL235A(「LALA」) (EUナンバリング)を含む抗体Fcドメインまたは抗体である、請求項19のプロドラッグ。
- 担体部分がノブ・イントゥ・ホール変異を含む抗体Fcドメインまたは抗体であり、ここで、IL-15サイトカイン部分およびマスキング部が抗体Fcドメインの異なるポリペプチド鎖または抗体の異なる重鎖に融合する、請求項19または20のプロドラッグ。
- ノブ・イントゥ・ホール変異がFcドメインの一方のポリペプチド鎖または抗体の一方の重鎖にT366Y「ノブ」変異およびFcドメインの他方のポリペプチドまたは抗体の他方の重鎖にY407T「ホール」変異を含むまたは
ノブ・イントゥ・ホール変異が「ノブ鎖」のCH3ドメインにY349Cおよび/またはT366W変異および「ホール鎖」のCH3ドメインにE356C、T366S、L368Aおよび/またはY407V変異(EUナンバリング)を含む、
請求項21のプロドラッグ。 - 担体部分がIgG4 Fcドメインであり、ここで、該第一ポリペプチドが配列番号80、81または87に示すものと少なくとも99%同一であるアミノ酸配列を含み、該第二ポリペプチド鎖が配列番号82~86から選択されるものと少なくとも99%同一であるアミノ酸配列を含む、請求項19のプロドラッグ。
- 担体部分が配列番号55または56と少なくとも99%同一であるアミノ酸配列を有する軽鎖;配列番号54、60または61と少なくとも99%同一であるアミノ酸配列を有する第一重鎖;および配列番号52、53、58、59、62、63または69と少なくとも99%同一であるアミノ酸配列を有する第二重鎖を含む、抗PD-1抗体である、請求項19または20のプロドラッグ。
- 担体部分が配列番号55と少なくとも99%同一であるアミノ酸配列を有する軽鎖;配列番号66と少なくとも99%同一であるアミノ酸配列を有する第一重鎖;および配列番号64、65、67または68と少なくとも99%同一であるアミノ酸配列を有する第二重鎖を含む、抗PD-1抗体である、請求項19または20のプロドラッグ。
- 担体部分が配列番号50または51と少なくとも99%同一であるアミノ酸配列を有する軽鎖;配列番号47、48または49と少なくとも99%同一であるアミノ酸配列を有する第一重鎖;および配列番号45または46と少なくとも99%同一であるアミノ酸配列を有する第二重鎖を含む、抗PD-L1抗体である、請求項19または20のプロドラッグ。
- 担体部分がPD-1、PD-L1、CTLA-4、LAG-3、TIM-3、CD47およびTIGITから選択される1以上の抗原に特異的に結合する抗体またはその抗原結合フラグメントである、請求項19または20のプロドラッグ。
- 担体部分が抗体Fcドメインまたは抗体であり、プロドラッグが次のポリペプチド対(N末端からC末端):
a) C1-AおよびC2-S-M、
b) A-C1およびM-S-C2、
c) C1-S-AおよびC2-M、
d) C1-A-SおよびC2-M、
e) S-A-C1およびM-C2または
f) A-S-C1およびM-C2
を含み、
ここで、C1およびC2がそれぞれ、Fcドメインの第一および第二ポリペプチド鎖であるかそれぞれ抗体の第一および第二重鎖であり;そして「-」が直接ペプチジル結合またはペプチドリンカーである、請求項19~27の何れかのプロドラッグ。 - Sushiドメインが配列番号7または9またはそれと少なくとも90%同一であるアミノ酸配列を含む、請求項1~28の何れかのプロドラッグ。
- 第一、第二および第三ペプチドリンカーの少なくとも1つが所望により配列番号11~16から選択される、開裂不可能なペプチドリンカーである、請求項1~29の何れかのプロドラッグ。
- 第一、第二および第三ペプチドリンカーの少なくとも1つがウロキナーゼ型プラスミノーゲンアクティベーター(uPA)、マトリプターゼ、マトリクスメタロペプチダーゼ(MMP)2またはMMP9の基質配列を含む開裂可能なペプチドリンカーである、請求項1~30の何れかのプロドラッグ。
- 開裂可能なペプチドリンカーが(i)uPAおよびMMP2両者、(ii)uPAおよびMMP9両者、(iii)uPA、MMP2およびMMP9または(iv)MMP2およびマトリプターゼの基質配列を含む、請求項31のプロドラッグ。
- 開裂可能なペプチドリンカーが配列番号17~36から選択されるアミノ酸配列を含む、請求項31のプロドラッグ。
- 開裂可能なペプチドリンカーが腫瘍部位またはその周囲環境に位置する1以上のプロテアーゼにより開裂可能であり、開裂が、腫瘍部位または周囲環境でのプロドラッグの活性化をもたらす、請求項1~33の何れかのプロドラッグ。
- 請求項1~34の何れかのプロドラッグおよび薬学的に許容される添加物を含む、医薬組成物。
- 請求項1~34の何れかのプロドラッグをコードする、ポリヌクレオチドまたはポリヌクレオチド。
- 請求項36の1以上のポリヌクレオチドを含む、発現ベクターまたはベクター。
- 請求項37のベクターを含む、宿主細胞。
- uPA、マトリプターゼ、MMP-2および/またはMMP-9をコードする遺伝子が宿主細胞でノックアウトされる、請求項38の宿主細胞。
- 請求項1~34の何れかのプロドラッグを製造する方法であって、
請求項38または39の宿主細胞であって、哺乳動物細胞である宿主細胞を、該プロドラッグの発現を可能とする条件下で培養し、そして
該プロドラッグを単離することを含む、
方法。 - 癌もしくは感染性疾患を処置するまたは免疫系を刺激するための、請求項35の医薬組成物。
- 感染がウイルス感染である、請求項41の医薬組成物。
- 癌が乳癌、肺癌、膵臓癌、食道癌、甲状腺髄様癌、卵巣癌、子宮癌、前立腺癌、精巣癌、結腸直腸癌および胃癌からなる群から選択される、請求項41の医薬組成物。
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