JPWO2020202569A1 - 気中遮断器のカバー - Google Patents

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Abstract

気中遮断器のカバーは、カバー本体(20)と、カバー本体(20)に片持ち支持され、気中遮断器における係合対象と係合する2つ以上の係合片(3)とを備える。2つ以上の係合片(3)の各々は、カバー本体(20)の端部に基端が支持されるV字状の弾性部(31)と、弾性部(31)の先端に設けられ、係合対象と係合する突出部(32)とを有する。

Description

本発明は、着脱自在に構成された気中遮断器のカバーに関する。
従来、遮断器は、遮断器本体に取り付けられるカバーが着脱可能に設けられている。例えば、特許文献1には、遮断器本体に取り付けられるカバーを着脱可能にするために、かかるカバーにスナップフィット構造を設ける技術が開示されている。
特開2009−266480号公報
気中遮断器は、付属品の取り付けが可能になっており、配電盤への設置後でも付属品の交換または追加ができるように、遮断器本体からカバーを着脱できる構造を有している。かかるカバーは、遮断時に発生するガス内圧に耐えられるようにするために、複数個所がねじなどの締結部材で気中遮断器本体に締結される構造が一般的に採用されている。そのため、付属品の交換または追加を行う作業を容易に行うことが難しい。
付属品を覆うカバーに特許文献1に記載されたスナップフィット構造を採用した場合、付属品の交換または追加を行う作業を容易に行うことができるが、遮断時に発生するガス内圧に対する固定強度が不足する可能性がある。また、このことは、付属品を覆うカバーに限らず、遮断時に発生するガス内圧が加わるその他のカバーについても同様である。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、遮断時に発生するガス内圧に対する固定強度を持たせつつ取り外しを容易に行うことができる気中遮断器のカバーを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の気中遮断器のカバーは、カバー本体と、カバー本体に片持ち支持され、気中遮断器における係合対象と係合する2つ以上の係合片とを備える。2つ以上の係合片の各々は、カバー本体の端部に基端が支持されるV字状の弾性部と、弾性部の先端に設けられ、係合対象と係合する突出部とを有する。
本発明によれば、遮断時に発生するガス内圧に対する固定強度を持たせつつ取り外しを容易に行うことができる、という効果を奏する。
本発明の実施の形態1にかかる気中遮断器のカバーの外観斜視図 実施の形態1にかかる気中遮断器のカバーの正面図 実施の形態1にかかる付属着脱用カバーをメインカバーから取り外す様子を示す図 実施の形態1にかかる付属着脱用カバーの係合片の外観斜視図 図2のV-V線に沿った断面図 実施の形態1にかかる付属着脱用カバーのメインカバーからの取り外し方法を説明するための図 実施の形態1にかかる付属着脱用カバーがメインカバーから取り外される際に、係合片に加わる力を説明するための断面図 実施の形態1にかかる付属着脱用カバーの係合片とメインカバーとの係合が解除された状態を示す図 図6に示す回転中心よりもケース側に回転中心があると仮定した場合に係合片の弾性部に発生する力を説明するための図 本発明の実施の形態2にかかる気中遮断器のカバーの一例を示す図
以下に、本発明の実施の形態にかかる気中遮断器のカバーを図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる気中遮断器のカバーの外観斜視図である。図2は、実施の形態1にかかる気中遮断器のカバーの正面図である。
図1および図2に示すように、気中遮断器のカバー100は、ケース200に取り付けられるメインカバー1と、メインカバー1に着脱可能に取り付けられる付属着脱用カバー2とを備える。なお、図1では、ケース200の外形を仮想線で示しているが、ケース200の形状は図1に示す例に限定されない。
また、メインカバー1は、オンボタン、オフボタン、および表示器などが配置される第1前壁部11と、第1前壁部11の外縁に一端が連続し、一端から他端に向けてケース200側へ延伸する複数の側壁部12,13,14,15とを備える。また、メインカバー1は、側壁部12の他端に一端が連続し、第1前壁部11と平行且つ側壁部12の他端から離れる方向に延伸する第2前壁部16と、側壁部13の他端に連続し、第1前壁部11と平行且つ側壁部13の他端から離れる方向に延伸する第3前壁部17とを備える。
また、メインカバー1は、第2前壁部16の他端に一端が連続し、一端から他端に向けてケース200側へ延伸する側壁部18と、第3前壁部17の他端に一端が連続し、一端から他端に向けてケース200側へ延伸する側壁部19とを備える。
第2前壁部16には、複数の締結部16a,16bが形成され、第3前壁部17には、複数の締結部17a,17bが形成され、側壁部18には、締結部18aが形成される。これら締結部16a,16b,17a,17b,18aとケース200とがねじによって締結される。これにより、メインカバー1はケース200に強固に固定され、気中遮断器の遮断時に発生するガス内圧に対する固定強度を確保することができる。
付属着脱用カバー2は、不図示の付属品を覆うカバー本体20と、カバー本体20の端部に片持ち支持される2つの係合片3とを備える。また、カバー本体20には、メインカバー1における不図示の凸状の係合部が差し込まれる凹状の係合部4が形成されている。付属着脱用カバー2は、2つの係合片3と係合部4とによってメインカバー1に固定される。なお、不図示の付属品は、例えば、気中遮断器を遠方からオフする電圧引き外し装置、電路の電圧が基準よりも低下した場合に気中遮断器をオフにする不足電圧引き外し装置、気中遮断器のオンまたはオフ状態を電気的に表示する補助スイッチである。
カバー本体20は、メインカバー1の第1前壁部11の切欠部分に配置され且つ第1前壁部11と同一平面上に位置する前壁部21と、前壁部21の上端に一端が連続し、一端から他端に向けてケース200側へ延伸する側壁部22と、前壁部21の一側端に一端が連続し、一端から他端に向けてケース200側へ延伸する側壁部23とを備える。また、カバー本体20は、側壁部23の他端に一端が連続し、前壁部21と平行且つ側壁部23の他端から離れる方向に延伸する張り出し部24とを備える。張り出し部24は、第2前壁部16と同一平面上に位置する。
各係合片3は、スナップフィット構造を有している。カバー本体20に形成された凹状の係合部4にメインカバー1における不図示の凸状の係合部が差し込まれ、2つの係合片3がメインカバー1の第2前壁部16と係合することで、付属着脱用カバー2がメインカバー1に固定される。以下、2つの係合片3と係合部4とによるメインカバー1と付属着脱用カバー2との係合について具体的に説明する。
図3は、実施の形態1にかかる付属着脱用カバーをメインカバーから取り外す様子を示す図である。図4は、実施の形態1にかかる付属着脱用カバーの係合片の外観斜視図である。図5は、図2のV-V線に沿った断面図である。
図3に示すように、マイナスドライバーなどの工具300を用いて、付属着脱用カバー2の2つの係合片3とメインカバー1の第2前壁部16との係合を解除することができる。
係合片3は、図4に示すように、張り出し部24の他端に基端が支持されるV字状の弾性部31と、弾性部31の先端部に互いに離れた位置に設けられ、第2前壁部16と係合する一対の突出部32とを有する。
弾性部31は、張り出し部24の他端に基端が支持され、基端から先端に向けて張り出し部24の延在方向と直交する方向に延伸する第1延伸部31aと、第1延伸部31aの先端に基端が連続し、第2前壁部16に向けて折り返す折り返し部31bとを有する。また、弾性部31は、折り返し部31bの先端に基端が連続し、第1延伸部31aと対向する領域に延伸する第2延伸部31cを有する。第2延伸部31cは、第1延伸部31aとの対向方向において、基端から先端に向かうほど第1延伸部31aから離れるように延伸する。
また、係合片3は、工具300の先端をガイドするガイド溝33と、工具300の先端を引っ掛けるための引っ掛けリブ34とを有する。ガイド溝33および引っ掛けリブ34は、弾性部31の先端部のうち、一対の突出部32が互いに対向する方向における中央部に形成される。
図5に示すように、第2前壁部16のうち係合片3と対向する端部には係合部7が設けられている。かかる係合部7は、ケース200側の面である係合面71と、ケース200とは逆側の面に形成され且つ先端に向かうほどケース200側に向かって傾斜する傾斜面72とを有する。図5に示す状態では、係合片3の突出部32が係合部7の係合面71に当接しており、係合片3の突出部32は係合部7と係合した状態である。これにより、付属着脱用カバー2のメインカバー1からの取り外しが抑制される。
また、付属着脱用カバー2は、2つの係合片3でメインカバー1に係合されるため、メインカバー1に強固に固定され、気中遮断器の遮断時に発生するガス内圧に対する固定強度を確保することができる。なお、付属着脱用カバー2は、3つ以上の係合片3を有する構成であってもよい。また、メインカバー1のうち2つの係合片3間には締結部16aがねじによってケース200に締結されるため、気中遮断器の遮断時に発生するガス内圧によって係合部7の位置が変化することを抑制できる。これによって、気中遮断器の遮断時に発生するガス内圧に対する固定強度をより確保することができる。
次に、付属着脱用カバー2のメインカバー1からの取り外し方法について説明する。図6は、実施の形態1にかかる付属着脱用カバーのメインカバーからの取り外し方法を説明するための図である。図6に示すように、付属着脱用カバー2がメインカバー1に取り付けられている状態では、カバー本体20に形成された凹状の係合部4には、メインカバー1の第1前壁部11に形成された凸状の係合部5が差し込まれている。
図6に示すように、付属着脱用カバー2のメインカバー1からの取り外しは、係合片3に、工具300の先端を差し込むことによって行われる。具体的には、工具300の先端を係合片3の図5に示すガイド溝33に挿入することで、工具300の先端が図5に示す引っ掛けリブ34の位置までガイドされ引っ掛けリブ34に引っ掛かる。この状態で、係合片3の弾性部31が撓む方向に工具300の先端を移動させることで、係合片3の突出部32が係合部7から離れる方向に移動する。
一対の突出部32が係合部7から離れた状態で、付属着脱用カバー2は、係合部5を回転中心として回転が可能である。付属着脱用カバー2を図6上における半時計回りに回転させることで、図6に示すように、付属着脱用カバー2をメインカバー1から取り外すことができる。
ここで、付属着脱用カバー2がメインカバー1から取り外される際に、係合片3に加わる力について説明する。図7は、実施の形態1にかかる付属着脱用カバーがメインカバーから取り外される際に、係合片に加わる力を説明するための断面図である。図8は、実施の形態1にかかる付属着脱用カバーの係合片とメインカバーとの係合が解除された状態を示す図である。
作業者が工具300により一方の係合片3の弾性部31を撓ませた状態で、付属着脱用カバー2が図6に示す係合部5を回転中心として回転すると、図7に示す状態になる。図7に示す状態では、一方の係合片3の弾性部31は、係合部7によって撓ませられた状態であり、かかる弾性部31には、仮想線で示す元の形状9に戻ろうとする力、すなわち矢印Aの向きへの力が発生する。
また、付属着脱用カバー2の回転中心が図6に示す係合部5であるため、図7に示すように、付属着脱用カバー2の回転によって係合片3の弾性部31は係合部5を中心とした円弧軌道51を移動する。そのため、係合片3の弾性部31は、矢印Bの向きに動くにつれて、傾斜面72に近づく方向に移動する。そのため、弾性部31における元の形状9に戻ろうとする力、すなわち弾性部31に発生する矢印Aの向きへの力を大きくすることができる。
また、上述したように、係合部7には傾斜面72が形成されており、図7に示す状態では、傾斜面72に弾性部31が当接している。そのため、傾斜面72によって係合部5を回転中心として矢印Bの向きに動こうとする力が発生する。矢印Bの向きは、係合部5を回転中心とした弾性部31の円弧軌道51のうち付属着脱用カバー2がメインカバー1から取り外される方向である。
そのため、作業者が付属着脱用カバー2から手を離した場合であっても、一方の係合片3の位置は、図7に示す位置に維持され、矢印Bの向きと反対方向の外力を意図的に加えない限り図5に示す位置には戻らない。
この状態で、他方の係合片3の弾性部31を撓ませると、一方の係合片3に発生している矢印Bの向きに動こうとする力によって、矢印Bの向きに付属着脱用カバー2が移動する。これにより、図8に示すように、付属着脱用カバー2がメインカバー1から取り外される。これにより、2つ以上の係合片3を有する構成の付属着脱用カバー2をメインカバー1から容易に取り外すことができる。
なお、カバー100は、一方の係合片3が図7に示す状態で、他方の係合片3の弾性部31を撓ませた場合に矢印Bの向きに付属着脱用カバー2が移動しない構成であってもよい。この場合であっても、一方の係合片3に矢印Bの向きに動こうとする力が発生している。そのため、作業者は、矢印Bの向きに付属着脱用カバー2を移動させる力が小さくて済み、付属着脱用カバー2を容易にメインカバー1から取り外すことができる。
ここで、回転中心が図6に示す係合部5ではなく図6に示す端部8であると仮定する。図9は、図6に示す回転中心よりもケース側に回転中心があると仮定した場合に係合片の弾性部に発生する力を説明するための図である。
図9に示すように、図6に示す端部8が付属着脱用カバー2の回転中心になる場合、係合片3の弾性部31は図6に示す端部8を中心とした円弧軌道52を移動する。この場合、係合片3の弾性部31は、矢印Cの向きに動くのに伴って、傾斜面72から離れる方向に移動するため、矢印Aの向きに発生する力が図7に示す場合と比べて弱い。
一方、図6に示す係合部5が付属着脱用カバー2の回転中心になる場合、係合片3の弾性部31は、上述したように傾斜面72から近づく方向に移動するため、図8に示す状態に比べ、矢印Aの向きに発生する力が強い。そのため、実施の形態1にかかる付属着脱用カバー2は、カバー本体20を矢印Bの向きへ移動させる力を高めることができる。
また、係合片3の弾性部31は、V字状に形成されるため、U字状に形成される場合に比べ、撓み量を増加させることができる。そのため、係合片3の弾性部31は、傾斜面72から近づく方向に移動させた場合に弾性部31における元の形状9に戻ろうとする力を増加させることができる。したがって、2つ以上の係合片3を有する構成の付属着脱用カバー2を容易にメインカバー1から取り外すことができる。
また、係合片3および係合部4を設ける対象を付属着脱用カバー2としたが、係合片3および係合部4は、付属着脱用カバー2に限らず、遮断時に発生するガス内圧が加わる付属着脱用カバー2以外のカバーに設けられてもよい。また、付属着脱用カバー2の係合対象は、メインカバー1に代えてケース200であってもよい。
なお、上述した例では、係合部4は凹状に形成され、係合部5は凸状に形成されるが、かかる例に限定されない。例えば、カバー100は、係合部4が凸状に形成され、係合部5が凹状に形成される構成であってもよい。
以上のように、カバー100の付属着脱用カバー2は、カバー本体20と、カバー本体20に片持ち支持され、気中遮断器における係合対象であるメインカバー1と係合する2つ以上の係合片3とを備える。各係合片3は、カバー本体20の端部に基端が支持されるV字状の弾性部31と、弾性部31の先端に設けられ、係合対象と係合する突出部32とを有する。このように、付属着脱用カバー2は、2つの係合片3でメインカバー1に係合されるため、メインカバー1に強固に固定され、気中遮断器の遮断時に発生するガス内圧に対する固定強度を確保することができる。また、係合片3は、スナップフィット構造であることから、付属品の交換または追加をする際に付属着脱用カバー2の脱着を容易に行うことができる。また、係合片3の弾性部31は、V字状に形成されるため、撓み量を増加させることができる。そのため、例えば、弾性部31における元の形状9に戻ろうとする力を増加させることができ、付属着脱用カバー2を取り外す方向へ移動させる力が大きくなるので、2つ以上の係合片3を有する構成の付属着脱用カバー2をメインカバー1から容易に取り外すことができる。
また、カバー本体20は、メインカバー1のうち2つ以上の係合片3が係合する係合部7とは異なる係合部5に、カバー本体20がメインカバー1から取り外される際に回転可能に係合する係合部4を備える。係合部7は、第1係合部の一例であり、係合部5は第2係合部の一例であり、係合部4は、カバー本体係合部の一例である。係合部4は、カバー本体20がメインカバー1から取り外される際に係合片3の弾性部31が係合部7に近づく位置に配置される。これにより、メインカバー1から付属着脱用カバー2を取り外す方向にカバー本体20を移動させる力を高めることができる。そのため、2つ以上の係合片3を有する構成の付属着脱用カバー2を容易にメインカバー1から取り外すことができる。
また、カバー100は、カバー本体20と2つ以上の係合片3とを有し、気中遮断器の付属品を覆う付属着脱用カバー2と、付属着脱用カバー2が取り付けられるメインカバー1とを備える。付属着脱用カバー2は、第1カバーの一例であり、メインカバー1は、第2カバーの一例である。これにより、カバー100を部分的に取り外すことができ、カバー100全体を取り外す場合に比べ、付属品の交換または追加を容易に行うことができる。
実施の形態2.
実施の形態2にかかる気中遮断器のカバーは、係合片につまみ部を有する点で、実施の形態1にかかる気中遮断器のカバーと異なる。以下においては、実施の形態1と同様の機能を有する構成要素については同一符号を付して説明を省略し、実施の形態1のカバー100と異なる点を中心に説明する。図10は、本発明の実施の形態2にかかる気中遮断器のカバーの一例を示す図である。
図10に示すように、実施の形態2にかかる気中遮断器のカバー100Aは、メインカバー1と、付属着脱用カバー2Aとを備える。付属着脱用カバー2Aは、カバー本体20と、係合片3Aとを備える。係合片3Aは、メインカバー1に付属着脱用カバー2Aに取り付けられた状態でメインカバー1の外方に突出し、作業者が指でつまむことができるつまみ部35を有する点で、係合片3と異なる。なお、付属着脱用カバー2Aには、係合片3Aが2つ以上設けられる。
つまみ部35は、弾性部31の先端に基端が連続し、図10に示す状態において先端が第2前壁部16から突出する。作業者は、つまみ部35をつまんでカバー本体20に向かう方向へ移動させることによって、係合片3Aの弾性部31と第2前壁部16の係合部7との係合を解除することができる。なお、付属着脱用カバー2Aにおいて、つまみ部35は、各係合片3Aに設けられるが、つまみ部35は、2つ以上の係合片3Aのうち少なくとも一つに設けられる構成であってもよい。
以上のように、実施の形態2にかかるカバー100Aの付属着脱用カバー2Aにおいて、2つ以上の係合片3Aのうち少なくとも一つの係合片3Aは、弾性部31を撓ませるつまみ部35を備える。これにより、付属着脱用カバー2Aとメインカバー1との係合を容易に解除することができる。そのため、付属着脱用カバー2Aを容易にメインカバー1から取り外すことができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 メインカバー、2,2A 付属着脱用カバー、3,3A 係合片、4,5,7 係合部、8 端部、9 形状、11 第1前壁部、12,13,14,15,18,19,22,23 側壁部、16 第2前壁部、16a,16b,17a,17b,18a 締結部、17 第3前壁部、20 カバー本体、21 前壁部、24 張り出し部、31 弾性部、31a 第1延伸部、31b 折り返し部、31c 第2延伸部、32 突出部、33 ガイド溝、34 引っ掛けリブ、35 つまみ部、51,52 円弧軌道、71 係合面、72 傾斜面、100,100A カバー、200 ケース、300 工具、A,B,C 矢印。

Claims (4)

  1. カバー本体と、
    前記カバー本体に片持ち支持され、気中遮断器における係合対象と係合する2つ以上の係合片と、を備え、
    前記2つ以上の係合片の各々は、
    前記カバー本体の端部に基端が支持されるV字状の弾性部と、
    前記弾性部の先端に設けられ、前記係合対象と係合する突出部と、を有する
    ことを特徴とする気中遮断器のカバー。
  2. 前記2つ以上の係合片のうち少なくとも一つの係合片は、
    前記弾性部を撓ませるつまみ部を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の気中遮断器のカバー。
  3. 前記カバー本体は、
    前記係合対象のうち前記2つ以上の係合片が係合する第1係合部とは異なる第2係合部に、前記カバー本体が前記係合対象から取り外される際に回転可能に係合するカバー本体係合部を備え、
    前記カバー本体係合部は、
    前記カバー本体が前記係合対象から取り外される際に前記弾性部が前記第1係合部に近づく位置に配置される
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の気中遮断器のカバー。
  4. 前記カバー本体と、前記2つ以上の係合片とを有し、前記気中遮断器の付属品を覆う第1カバーと、
    前記第1カバーが取り付けられ前記係合対象である第2カバーと、を備える
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の気中遮断器のカバー。
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