JPWO2020188796A1 - 速結端子ユニットおよび回路遮断装置 - Google Patents

速結端子ユニットおよび回路遮断装置 Download PDF

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Abstract

速結端子ユニットは、端子部(30)と、絶縁性のケース部(40)と、絶縁性のカバー部(50)とを備える。端子部(30)は、回路遮断器の電源側または負荷側のねじ端子部に先端側が接続され且つ基端側にスプリング(32)が設けられる。ケース部(40)は、端子部(30)が挿入される第1開口部(61)と端子部(30)の先端側を外部に突出させる第2開口部(62)が設けられる。カバー部(50)は、電線のケース部(40)内への挿入をガイドする第1ガイド孔(52)と、電線をケース部(40)内から抜去する工具のケース部(40)内への挿入をガイドする第2ガイド孔(53)を有し、第1開口部(61)を塞いだ状態でケース部(40)に係合される。

Description

本発明は、配線用遮断器に取り付けられる速結端子ユニットおよび回路遮断装置に関する。
従来、回路遮断器の導電端子に電線を接続する際に、電線を接続する作業時間を短縮することを可能とした速結端子ユニットが知られている。例えば、特許文献1には、導電端子がねじ端子である配線用遮断器に取り付けられる速結端子ユニットが開示されている。かかる速結端子ユニットは、スプリングなどの部材が配置された絶縁性のケース部が絶縁性のカバー部で蓋をされる構成を有している。かかるカバー部は、例えば、リベットなどによってケース部に固定される。
特開2008−41610号公報
しかしながら、速結端子ユニットがカバー部をリベットでケース部に固定する構成である場合、ケース部にリベットを通す孔であるリベット孔が設けられる。かかるリベット孔は、通電部との絶縁性を確保するために規格で決められた絶縁距離を確保できる位置に設けられることから、速結端子ユニットの外形が、リベットがない場合と比べて大きくなる場合がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、リベットを用いることなくケース部にカバー部を取り付けることができる速結端子ユニットを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の速結端子ユニットは、端子部と、絶縁性のケース部と、絶縁性のカバー部とを備える。端子部は、回路遮断器の電源側または負荷側のねじ端子部に先端側が接続され且つ基端側にスプリングが設けられる。ケース部は、端子部が挿入される第1開口部と端子部の先端側を外部に突出させる第2開口部が設けられる。カバー部は、電線のケース部内への挿入をガイドする第1ガイド孔と、電線をケース部内から抜去する工具のケース部内への挿入をガイドする第2ガイド孔を有し、第1開口部を塞いだ状態でケース部に係合される。
本発明によれば、リベットを用いることなくケース部にカバー部を取り付けることができる、という効果を奏する。
本発明の実施の形態1にかかる回路遮断装置の外観斜視図 実施の形態1にかかる回路遮断装置の分解斜視図 実施の形態1にかかる速結端子ユニット本体の外観斜視図 実施の形態1にかかる速結端子ユニット本体の分解斜視図 実施の形態1にかかる端子部の外観斜視図 実施の形態1にかかる速結端子ユニットのケース部の外観斜視図 図6に示すVII−VII線に沿った断面図 実施の形態1にかかる速結端子ユニットにおける端子部のケース部への組み込み方法を説明するための図 実施の形態1にかかるカバー部の外観斜視図 実施の形態1にかかる端子カバーの外観斜視図 実施の形態1にかかる端子カバーの外観斜視図 図1に示すXII−XII線に沿った断面図 実施の形態1にかかる回路遮断装置において端子カバーが取り付けられていない状態の図1に示すXII−XII線に沿った断面図 実施の形態1にかかる回路遮断器に速結端子ユニットを取り付けた状態における速結端子ユニット本体と端子カバーとの位置関係を示す外観斜視図
以下に、本発明の実施の形態にかかる速結端子ユニットおよび回路遮断装置を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる回路遮断装置の外観斜視図である。図1に示すように、実施の形態1にかかる回路遮断装置100は、電路を遮断する回路遮断器10と、かかる回路遮断器10の電源側と負荷側に各々取り付けられた2つの速結端子ユニット20とを備える。回路遮断器10の電源側に取り付けられる速結端子ユニット20と回路遮断器10の負荷側に取り付けられる速結端子ユニット20は互いに同じ構成である。
回路遮断器10は、例えば、低圧配電機器における過電流保護または短絡電流保護を目的とする遮断器であり、CP(Circuit Protector)とも呼ばれる。かかる回路遮断器10は、接続される電路に過電流または短絡電流が流れたときに電路を閉状態から開状態にする不図示の開閉機構を有する。本実施の形態1では、回路遮断器10は、1極の回路遮断器であるが、2極の回路遮断器であってもよく、3極の回路遮断器であってもよい。
図2は、実施の形態1にかかる回路遮断装置の分解斜視図である。図2に示すように、回路遮断器10は、電路の開閉を行う回路遮断装置本体11と、回路遮断装置本体11に移動可能に取り付けられる可動爪12とを備える。かかる可動爪12は、不図示のIEC(International Electrotechnical Commission)レールに保持力を与えているスプリングを引っ張るために用いられる。また、回路遮断装置本体11には、固定爪11aが形成されており、かかる固定爪11aと可動爪12によって、回路遮断装置本体11がIECに着脱可能に取り付けられる。
また、回路遮断器10は、回路遮断装置本体11の電源側に設けられるねじ端子部13と、回路遮断装置本体11の負荷側に設けられるねじ端子部14とを備える。なお、図2では、電源側のねじ端子部13は、回路遮断装置本体11の筐体に隠れて見えない位置にある。ねじ端子部13には、不図示の電源に電線を介して接続され、ねじ端子部14は、不図示の負荷に電線を介して接続される。
速結端子ユニット20は、回路遮断器10における電源側または負荷側に連結される速結端子ユニット本体21を備える。速結端子ユニット本体21にはY字状の端子33が設けられており、端子ねじ15によって端子33が回路遮断器10のねじ端子部13に締め付けられることで、端子33が不図示の電源に電気的に接続される。また、端子ねじ16によって端子33が回路遮断器10のねじ端子部14に締め付けられることで端子33が不図示の負荷に電気的に接続される。
回路遮断器10には、遮断時の内部圧力を回路遮断器10の外部へ排出する排気経路11bが負荷側に設けられている。速結端子ユニット本体21には、速結端子ユニット本体21が回路遮断器10に取り付けられた場合に、速結端子ユニット本体21によって排気経路11bが塞がれないように、排気経路11bと対向する位置に複数の排気孔48が形成される。
また、速結端子ユニット本体21には、不図示のIECレールから回路遮断器10を取り外す際に上述した可動爪12が挿入される孔49が形成されている。これにより、回路遮断器10の負荷側に速結端子ユニット20を取り付けた状態であっても、不図示のIECレールから回路遮断器10を取り外すことができる。
2つの速結端子ユニット本体21を回路遮断器10の電源側と負荷側とに連結した状態では、電源側のねじ端子部13と、負荷側のねじ端子部14とが外部に露出した状態である。そのため、速結端子ユニット20は、電源側のねじ端子部13または負荷側のねじ端子部14を上部から塞ぐ絶縁性の端子カバー22を備える。
端子カバー22には、凸部73aが設けられる。回路遮断器10の電源側と負荷側には丸孔11cが形成されており、かかる丸孔11cに端子カバー22の凸部73aが挿入されることで端子カバー22が回路遮断器10に取り付けられる。
以下、速結端子ユニット20の構成についてさらに具体的に説明する。図3は、実施の形態1にかかる速結端子ユニット本体の外観斜視図である。図4は、実施の形態1にかかる速結端子ユニット本体の分解斜視図である。
図3および図4に示すように、速結端子ユニット本体21は、電源側のねじ端子部13または負荷側のねじ端子部14に接続される導電性の端子部30と、端子部30の先端側を外部に突出させた状態で端子部30を内部に収納する絶縁性のケース部40と、ケース部40の上部を塞ぐ絶縁性のカバー部50とを備える。
端子部30は、図4に示すように、ケース部40の上部に設けられた第1開口部61から挿入される。そして、端子部30は、図3に示すように、ケース部40の側部に設けられた第2開口部62から先端側が突出した状態でケース部40に組み込まれる。カバー部50は、ケース部40に端子部30が配置された状態でケース部40の第1開口部61に挿入されケース部40の上部に嵌め込まれる。これにより、ケース部40の上部がカバー部50によって塞がれる。
ここで、端子部30の構成について詳細に説明する。図5は、実施の形態1にかかる端子部の外観斜視図である。図5に示すように、端子部30は、導電性の端子部材31と、2つの導電性のスプリング32とを備える。端子部材31は、例えば、金属板に対して打ち抜き加工および折り曲げ加工を行うことによって形成される。
かかる端子部材31は、先端側に設けられたY字状の端子33と、端子33の基端に連続する端子ベース34とを備える。Y字状の端子33は、上述したように、電源側のねじ端子部13または負荷側のねじ端子部14に締め付けられる。
端子ベース34は、先端側において端子33の基端を挟む位置に設けられ上方に立ち上がる一対の起立部34aと、互いに隣接して配置される2つの孔34bとを有する。各スプリング32は、U字状に形成されており、2つの孔34bのうち対応する孔34bに挿入された状態で端子ベース34に取り付けられる。
スプリング32の一端は、孔34bから離れる方向に屈曲されており、端子ベース34に係止される。また、一対の起立部34aの各々は、2つのスプリング32のうち対応するスプリング32を保持する機能を有する。端子ベース34は、互いに異なる方向に広がるようにV状に屈曲された基端34cを有する。
次に、ケース部40の構成について詳細に説明する。図6は、実施の形態1にかかる速結端子ユニットのケース部の外観斜視図である。図7は、図6に示すVII−VII線に沿った断面図である。
図6および図7に示すように、ケース部40は、側壁部41,42,43,44と仕切壁部45とによって形成される収納部60と、収納部60の上部に形成された第1開口部61と、収納部60の側部に形成された第2開口部62とを有する。収納部60の上部は、ケース部40の上部である。収納部60の側部は、ケース部40の側部である。
また、ケース部40は、側壁部42,43から突出して回路遮断装置本体11と係合する一対の係合部46と、仕切壁部45の一端から上方に突出し、第2開口部62を介して互いに対向する一対の突出部47とを有する。また、側壁部41には、中央部に形成される第3開口部41aと、下方に突出する突出部41bとを有する。
次に、端子部30のケース部40への組み込み方法について説明する。図8は、実施の形態1にかかる速結端子ユニットにおける端子部のケース部への組み込み方法を説明するための図である。
図8に示すように、端子部30は、ケース部40の上部に形成された第1開口部61へ端子部30の先端から順次挿入され、端子部30の先端が第2開口部62に挿入される。そして、端子部30は、先端が第2開口部62から外部に突出するようにケース部40の収納部60に配置される。
また、図8に示すように、端子部30のケース部40への組み込みが完了した状態では、端子部30に形成された起立部34aが仕切壁部45に形成された突出部47に当接し、端子部30の基端34cが側壁部44に当接する。これにより、端子部30は、ケース部40の収納部60に位置決めされた状態でケース部40に組み込まれる。
このように、端子部30は、端子部材31にスプリング32を取り付けて一体的に形成されており、ケース部40の第1開口部61を介して挿入され、先端側の端子33が第2開口部62から突出した状態で組み込まれる。このように、速結端子ユニット本体21では、カバー部50でスプリング32を挟み込むことなく、スプリング32をケース部40に組み込みことができる。これにより、リベットを用いることなくケース部40にカバー部50を取り付けることができる。
したがって、速結端子ユニット本体21は、例えば、リベットでケース部40にカバー部50を取り付ける場合に比べて、速結端子ユニット本体21の外形に対する制約が少ない。そのため、例えば、速結端子ユニット本体21の小型化を図ることができる。
次に、カバー部50の構成について詳細に説明する。図9は、実施の形態1にかかるカバー部の外観斜視図である。図9に示すように、カバー部50には、凸部51と、第1ガイド孔52と、第2ガイド孔53と、ガイド板54,55が形成される。カバー部50は、ケース部40の上部に形成された第1開口部61に挿入され、凸部51が図6に示す第3開口部41aに挿入されることで、ケース部40に係止される。
第1ガイド孔52は、不図示の電線の先端がスプリング32に対して正規の位置に配置されるように、不図示の電線の速結端子ユニット20への挿入をガイドするガイド孔である。第2ガイド孔53は、不図示の工具の速結端子ユニット20への挿入をガイドするガイド孔である。かかる不図示の工具は、速結端子ユニット20の端子部30に接続された不図示の電線を速結端子ユニット20から抜去するために用いられる。
ガイド板54,55は、第1ガイド孔52に挿入された不図示の電線の先端がスプリング32に対して正規の位置に配置されるように、不図示の電線の速結端子ユニット20への挿入をガイドする。
次に、端子カバー22の構成について詳細に説明する。図10および図11は、実施の形態1にかかる端子カバーの外観斜視図である。図10および図11に示すように、端子カバー22は、回路遮断器10のねじ端子部13,14の上部を覆う端子カバー本体71と、端子カバー本体71の基端から下方に延伸し、ケース部40に形成される第2開口部62を塞ぐ開口カバー部72とを備える。
また、端子カバー22は、端子カバー本体71の両側部から下方に延伸し互いに間隔を空けて対向する一対の下垂部73を有する。各下垂部73には、凸部73aが形成されており、かかる凸部73aが図1に示す丸孔11cに挿入されることで、端子カバー22が回路遮断器10に取り付けられる。開口カバー部72は、下方に延伸する開口カバー本体72aと、開口カバー本体72aの中途部から外方に突出する凸部72bとを有する。
凸部72bは、回路遮断器10に速結端子ユニット20が取り付けられた場合に、ケース部40における側壁部41の突出部41bと上下方向で対向する位置になる。これにより、回路遮断器10に速結端子ユニット20が取り付けられた状態において、端子カバー22に上方へ向かう力が働いた場合でも、凸部72bが突出部41bによって係止される。そのため、回路遮断装置100から端子カバー22が取り外されることを防止することができる。
次に、速結端子ユニット本体21と端子カバー22との関係を説明する。図12は、図1に示すXII−XII線に沿った断面図である。図13は、実施の形態1にかかる回路遮断装置において端子カバーが取り付けられていない状態の図1に示すXII−XII線に沿った断面図である。図14は、実施の形態1にかかる回路遮断器に速結端子ユニットを取り付けた状態における速結端子ユニット本体と端子カバーとの位置関係を示す外観斜視図である。
図13に示すように、回路遮断装置100において端子カバー22が取り付けられていない場合、端子部30の端子部材31の上方に位置する第2開口部62が塞がれない。一方、図12および図14に示すように、回路遮断器10に速結端子ユニット20を取り付けた状態では、図13に示す第2開口部62は、端子カバー22の開口カバー部72によって覆われる。
このように、端子カバー22には、開口カバー部72が設けられており、かかる開口カバー本体72aによって、速結端子ユニット本体21の第2開口部62を塞ぐことができる。回路遮断器10の負荷側に速結端子ユニット本体21を取り付けた場合、図2に示すように、回路遮断器10に設けられた排気経路11bから近い位置に速結端子ユニット本体21が配置される。排気経路11bからは、遮断時の溶融物などが排出される場合があるが、上述したように、第2開口部62は端子カバー22によって塞がれることから、遮断時の溶融物などが速結端子ユニット本体21の内部に流入することを抑制することができる。
以上のように、実施の形態1にかかる回路遮断器10に取り付けられる速結端子ユニット20は、端子部30と、絶縁性のケース部40と、絶縁性のカバー部50とを備える。端子部30は、回路遮断器10の電源側のねじ端子部13または負荷側のねじ端子部14に先端側の端子33が接続され且つ基端側の端子ベース34にスプリング32が設けられる。ケース部40は、端子部30が挿入される第1開口部61と端子部30の先端側の端子33を外部に突出させる第2開口部62が設けられる。カバー部50は、不図示の電線のケース部40内への挿入をガイドする第1ガイド孔52と、不図示の電線をケース部40内から抜去する工具のケース部40内への挿入をガイドする第2ガイド孔53を有する。カバー部50は、第1開口部61を塞いだ状態でケース部40に係合される。このように、速結端子ユニット20は、端子部材31にスプリング32を取り付けた状態の端子部30がケース部40の第1開口部61から挿入されてケース部40に組み込まれる。そのため、カバー部50でスプリング32を挟み込むことなく、スプリング32をケース部40に組み込みことができる。これにより、リベットを用いることなくケース部40にカバー部50を取り付けることができる。
また、速結端子ユニット20は、ねじ端子部13,14を上部から覆い且つ第2開口部62を塞ぐ端子カバー22を備える。これにより、例えば、回路遮断器10の負荷側に速結端子ユニット本体21を取り付けた場合においても、遮断時の溶融物などが速結端子ユニット本体21の内部に流入することを抑制することができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
10 回路遮断器、11 回路遮断装置本体、11a 固定爪、11b 排気経路、11c 丸孔、12 可動爪、13,14 ねじ端子部、15,16 端子ねじ、20 速結端子ユニット、21 速結端子ユニット本体、22 端子カバー、30 端子部、31 端子部材、32 スプリング、33 端子、34 端子ベース、34a 起立部、34b,49 孔、34c 基端、40 ケース部、41,42,43,44 側壁部、41a 第3開口部、41b,47 突出部、45 仕切壁部、46 係合部、48 排気孔、50 カバー部、51,72b,73a 凸部、52 第1ガイド孔、53 第2ガイド孔、54,55 ガイド板、60 収納部、61 第1開口部、62 第2開口部、71 端子カバー本体、72 開口カバー部、72a 開口カバー本体、73 下垂部、100 回路遮断装置。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の速結端子ユニットは、端子部と、絶縁性のケース部と、絶縁性のカバー部とを備える。端子部は、回路遮断器の電源側または負荷側のねじ端子部に先端側が接続され且つ基端側にスプリングが設けられる。ケース部は、壁部で外周全体が囲まれ端子部が挿入される第1開口部と端子部の先端側を外部に突出させる第2開口部が設けられる。カバー部は、電線のケース部内への挿入をガイドする第1ガイド孔と、電線をケース部内から抜去する工具のケース部内への挿入をガイドする第2ガイド孔を有し、第1開口部を塞いだ状態でケース部に係合される。

Claims (3)

  1. 回路遮断器に取り付けられる速結端子ユニットであって、
    前記回路遮断器の電源側または負荷側のねじ端子部に先端側が接続され且つ基端側にスプリングが設けられた端子部と、
    前記端子部が挿入される第1開口部と前記端子部の先端側を外部に突出させる第2開口部が設けられた絶縁性のケース部と、
    電線の前記ケース部内への挿入をガイドする第1ガイド孔と、前記電線を前記ケース部内から抜去する工具の前記ケース部内への挿入をガイドする第2ガイド孔を有し、前記第1開口部を塞いだ状態で前記ケース部に係合される絶縁性のカバー部と、を備える
    ことを特徴とする速結端子ユニット。
  2. 前記ねじ端子部を上部から覆い且つ前記第2開口部を塞ぐ端子カバーを備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の速結端子ユニット。
  3. 請求項1または2に記載の速結端子ユニットと、
    前記回路遮断器と、を備える
    ことを特徴とする回路遮断装置。
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