JPWO2020166475A1 - マスクブランク、位相シフトマスク、位相シフトマスクの製造方法及び半導体デバイスの製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
(構成1)
透光性基板上に、位相シフト膜を備えたマスクブランクであって、
前記位相シフト膜は、KrFエキシマレーザーの露光光を2%以上の透過率で透過させる機能と、前記位相シフト膜を透過した前記露光光に対して前記位相シフト膜の厚さと同じ距離だけ空気中を通過した前記露光光との間で150度以上210度以下の位相差を生じさせる機能とを有し、
前記位相シフト膜は、前記透光性基板側から下層および上層が順に積層した構造を含み、
前記下層の前記露光光の波長における屈折率をnL、前記上層の前記露光光の波長における屈折率をnUとしたとき、nL>nUの関係を満たし、
前記下層の前記露光光の波長における消衰係数をkL、前記上層の前記露光光の波長における消衰係数をkUとしたとき、kL>kUの関係を満たし、
前記下層の厚さをdL、前記上層の厚さをdUとしたとき、dL<dUの関係を満たすことを特徴とするマスクブランク。
前記上層の屈折率nUは、2.0以上であることを特徴とする構成1記載のマスクブランク。
(構成3)
前記下層の屈折率nLは、2.2以上であることを特徴とする構成1または2に記載のマスクブランク。
前記下層の消衰係数kLは、1.0以上であることを特徴とする構成1から3のいずれかに記載のマスクブランク。
(構成5)
前記上層の厚さdUは、前記下層の厚さdLの2倍以上であることを特徴とする構成1から4のいずれかに記載のマスクブランク。
前記位相シフト膜は、ケイ素と窒素を含有する材料で形成されていることを特徴とする構成1から5のいずれかに記載のマスクブランク。
(構成7)
前記下層は、前記透光性基板の表面に接して設けられていることを特徴とする構成1から6のいずれかに記載のマスクブランク。
前記下層の厚さdLは、40nm以下であることを特徴とする構成1から7のいずれかに記載のマスクブランク。
(構成9)
前記位相シフト膜上に、遮光膜を備えることを特徴とする構成1から8のいずれかに記載のマスクブランク。
透光性基板上に、転写パターンを有する位相シフト膜を備えた位相シフトマスクであって、
前記位相シフト膜は、KrFエキシマレーザーの露光光を2%以上の透過率で透過させる機能と、前記位相シフト膜を透過した前記露光光に対して前記位相シフト膜の厚さと同じ距離だけ空気中を通過した前記露光光との間で150度以上210度以下の位相差を生じさせる機能とを有し、
前記位相シフト膜は、前記透光性基板側から下層および上層が順に積層した構造を含み、
前記下層の前記露光光の波長における屈折率をnL、前記上層の前記露光光の波長における屈折率をnUとしたとき、nL>nUの関係を満たし、
前記下層の前記露光光の波長における消衰係数をkL、前記上層の前記露光光の波長における消衰係数をkUとしたとき、kL>kUの関係を満たし、
前記下層の厚さをdL、前記上層の厚さをdUとしたとき、dL<dUの関係を満たすことを特徴とする位相シフトマスク。
(構成11)
前記上層の屈折率nUは、2.0以上であることを特徴とする構成10記載の位相シフトマスク。
前記下層の屈折率nLは、2.2以上であることを特徴とする構成10または11に記載の位相シフトマスク。
(構成13)
前記下層の消衰係数kLは、1.0以上であることを特徴とする構成10から12のいずれかに記載の位相シフトマスク。
前記上層の厚さdUは、前記下層の厚さdLの2倍以上であることを特徴とする構成10から13のいずれかに記載の位相シフトマスク。
(構成15)
前記位相シフト膜は、ケイ素と窒素を含有する材料で形成されていることを特徴とする構成10から14のいずれかに記載の位相シフトマスク。
前記下層は、前記透光性基板の表面に接して設けられていることを特徴とする構成10から15のいずれかに記載の位相シフトマスク。
(構成17)
前記下層の厚さdLは、40nm以下であることを特徴とする構成10から16のいずれかに記載の位相シフトマスク。
前記位相シフト膜上に、遮光帯を含むパターンを有する遮光膜を備えることを特徴とする構成10から17のいずれかに記載の位相シフトマスク。
(構成19)
構成9記載のマスクブランクを用いた位相シフトマスクの製造方法であって、
ドライエッチングにより前記遮光膜に転写パターンを形成する工程と、
前記転写パターンを有する遮光膜をマスクとするドライエッチングにより前記位相シフト膜に転写パターンを形成する工程と、
遮光帯を含むパターンを有するレジスト膜をマスクとするドライエッチングにより前記遮光膜に遮光帯を含むパターンを形成する工程と
を備えることを特徴とする位相シフトマスクの製造方法。
構成18記載の位相シフトマスクを用い、半導体基板上のレジスト膜に転写パターンを露光転写する工程を備えることを特徴とする半導体デバイスの製造方法。
(構成21)
構成19記載の位相シフトマスクの製造方法により製造された位相シフトマスクを用い、半導体基板上のレジスト膜に転写パターンを露光転写する工程を備えることを特徴とする半導体デバイスの製造方法。
本発明者らは、位相シフトマスクを製造するためのマスクブランクにおいて、そのマスクブランクの位相シフト膜が、KrF露光光に対して所定の透過率(2%以上)で透過する機能とその透過するKrF露光光に対して所定の位相差(150度以上210度以下)を生じさせる機能を兼ね備え、位相シフト膜のパターン(位相シフトパターン)の熱膨張を抑制し、これに起因する位相シフトパターンの移動を抑制するために必要となる構成について、鋭意研究を行った。
位相シフト膜2の下層21は、酸素を実質的に含有しない材料で形成されることが好ましい。材料中の酸素含有量を増加させることによる消衰係数kLの低下度合いが非常に大きく、上述の関係を満たすには好ましくないためである。ここで、酸素を実質的に含有しない材料とは、材料中の酸素含有量が少なくとも5原子%以下である材料である。位相シフト膜2の下層21を形成する材料の酸素含有量は、3原子%以下であると好ましく、X線光電子分光法等による組成分析を行ったときに検出下限値以下であるとより好ましい。
また、上層22は、表層にその表層を除いた部分の上層22よりも酸素含有量が多い層(以下、単に表面酸化層という。)を有してもよい。上層22の表面酸化層は、厚さが5nm以下であることが好ましく、3nm以下であるとより好ましい。なお、上記の上層22の屈折率nUおよび消衰係数kUは、表面酸化層を含む上層22全体の平均値である。上層22中の表面酸化層の比率はかなり小さいため、表面酸化層の存在が上層22全体の屈折率nUおよび消衰係数kUに与える影響は小さい。
(実施例1)
[マスクブランクの製造]
主表面の寸法が約152mm×約152mmで、厚さが約6.35mmの合成石英ガラスからなる透光性基板1を準備した。この透光性基板1は、端面及び主表面を所定の表面粗さに研磨され、その後、所定の洗浄処理および乾燥処理を施されたものであった。この透光性基板1の光学特性を測定したところ、屈折率nSが1.51、消衰係数kSが0.00であった。
次に、この実施例1のマスクブランク100を用い、以下の手順で実施例1の位相シフトマスク200を作製した。最初に、ハードマスク膜4の表面にHMDS処理を施した。続いて、スピン塗布法によって、ハードマスク膜4の表面に接して、電子線描画用化学増幅型レジストからなるレジスト膜を膜厚150nmで形成した。次に、このレジスト膜に対して、位相シフト膜2に形成すべき位相シフトパターンである第1のパターンを電子線描画し、所定の現像処理および洗浄処理を行い、第1のパターンを有する第1のレジストパターン5aを形成した(図2(a)参照)。
[マスクブランクの製造]
実施例2のマスクブランク100は、位相シフト膜2以外については、実施例1と同様の手順で製造した。この実施例2の位相シフト膜2は、下層21と上層22を形成する材料と厚さをそれぞれ変更している。具体的には、枚葉式DCスパッタ装置内に透光性基板1を設置し、透光性基板1上に、モリブデン、ケイ素および窒素からなる位相シフト膜2の下層21(MoSiN膜)を形成した。モリブデン(Mo)とケイ素(Si)との混合ターゲット(Mo:Si=9原子%:91原子%)を用い、アルゴン(Ar)および窒素(N2)の混合ガス(流量比 Ar:N2=1:1)をスパッタリングガスとする反応性スパッタリング(DCスパッタリング)により、下層21を18nmの厚さdLで形成した。
次に、この実施例2のマスクブランク100を用い、実施例1と同様の手順で、実施例2の位相シフトマスク200を作製した。
[マスクブランクの製造]
実施例3のマスクブランク100は、位相シフト膜2以外については、実施例1と同様の手順で製造した。この実施例3の位相シフト膜2は、下層21と上層22を形成する材料と厚さをそれぞれ変更している。具体的には、枚葉式RFスパッタ装置内に透光性基板1を設置し、透光性基板1上に、ケイ素および窒素からなる位相シフト膜2の下層21(SiN膜)を形成した。ケイ素(Si)ターゲットを用い、クリプトン(Kr)、窒素(N2)およびヘリウム(He)の混合ガス(流量比 Kr:N2:He=5:1:20)をスパッタリングガスとする反応性スパッタリング(RFスパッタリング)により、下層21を29nmの厚さdLで形成した。
次に、この実施例3のマスクブランク100を用い、実施例1と同様の手順で、実施例3の位相シフトマスク200を作製した。
[マスクブランクの製造]
この比較例1のマスクブランクは、位相シフト膜以外については、実施例1と同様の手順で製造した。この比較例1の位相シフト膜は、モリブデン、ケイ素および窒素からなる単層構造の膜を適用した。具体的には、枚葉式DCスパッタ装置内に透光性基板を設置し、モリブデン(Mo)とケイ素(Si)との混合焼結ターゲット(Mo:Si=21原子%:79原子%)を用い、アルゴン(Ar)、窒素(N2)、酸素(O2)およびヘリウム(He)の混合ガス流量比 Ar:N2:He=1:9:6)をスパッタリングガスとする反応性スパッタリング(DCスパッタリング)により、位相シフト膜を92nmの厚さで形成した。
次に、この比較例1のマスクブランクを用い、実施例1と同様の手順で、比較例1の位相シフトマスクを作製した。
2 位相シフト膜
21 下層
22 上層
2a 位相シフトパターン
3 遮光膜
3a,3b 遮光パターン
4 ハードマスク膜
4a ハードマスクパターン
5a 第1のレジストパターン
6b 第2のレジストパターン
100 マスクブランク
200 位相シフトマスク
Claims (21)
- 透光性基板上に、位相シフト膜を備えたマスクブランクであって、
前記位相シフト膜は、KrFエキシマレーザーの露光光を2%以上の透過率で透過させる機能と、前記位相シフト膜を透過した前記露光光に対して前記位相シフト膜の厚さと同じ距離だけ空気中を通過した前記露光光との間で150度以上210度以下の位相差を生じさせる機能とを有し、
前記位相シフト膜は、前記透光性基板側から下層および上層が順に積層した構造を含み、
前記下層の前記露光光の波長における屈折率をnL、前記上層の前記露光光の波長における屈折率をnUとしたとき、nL>nUの関係を満たし、
前記下層の前記露光光の波長における消衰係数をkL、前記上層の前記露光光の波長における消衰係数をkUとしたとき、kL>kUの関係を満たし、
前記下層の厚さをdL、前記上層の厚さをdUとしたとき、dL<dUの関係を満たすことを特徴とするマスクブランク。 - 前記上層の屈折率nUは、2.0以上であることを特徴とする請求項1記載のマスクブランク。
- 前記下層の屈折率nLは、2.2以上であることを特徴とする請求項1または2に記載のマスクブランク。
- 前記下層の消衰係数kLは、1.0以上であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のマスクブランク。
- 前記上層の厚さdUは、前記下層の厚さdLの2倍以上であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のマスクブランク。
- 前記位相シフト膜は、ケイ素と窒素を含有する材料で形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のマスクブランク。
- 前記下層は、前記透光性基板の表面に接して設けられていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のマスクブランク。
- 前記下層の厚さdLは、40nm以下であることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のマスクブランク。
- 前記位相シフト膜上に、遮光膜を備えることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載のマスクブランク。
- 透光性基板上に、転写パターンを有する位相シフト膜を備えた位相シフトマスクであって、
前記位相シフト膜は、KrFエキシマレーザーの露光光を2%以上の透過率で透過させる機能と、前記位相シフト膜を透過した前記露光光に対して前記位相シフト膜の厚さと同じ距離だけ空気中を通過した前記露光光との間で150度以上210度以下の位相差を生じさせる機能とを有し、
前記位相シフト膜は、前記透光性基板側から下層および上層が順に積層した構造を含み、
前記下層の前記露光光の波長における屈折率をnL、前記上層の前記露光光の波長における屈折率をnUとしたとき、nL>nUの関係を満たし、
前記下層の前記露光光の波長における消衰係数をkL、前記上層の前記露光光の波長における消衰係数をkUとしたとき、kL>kUの関係を満たし、
前記下層の厚さをdL、前記上層の厚さをdUとしたとき、dL<dUの関係を満たすことを特徴とする位相シフトマスク。 - 前記上層の屈折率nUは、2.0以上であることを特徴とする請求項10記載の位相シフトマスク。
- 前記下層の屈折率nLは、2.2以上であることを特徴とする請求項10または11に記載の位相シフトマスク。
- 前記下層の消衰係数nLは、1.0以上であることを特徴とする請求項10から12のいずれかに記載の位相シフトマスク。
- 前記上層の厚さdUは、前記下層の厚さdLの2倍以上であることを特徴とする請求項10から13のいずれかに記載の位相シフトマスク。
- 前記位相シフト膜は、ケイ素と窒素を含有する材料で形成されていることを特徴とする請求項10から14のいずれかに記載の位相シフトマスク。
- 前記下層は、前記透光性基板の表面に接して設けられていることを特徴とする請求項10から15のいずれかに記載の位相シフトマスク。
- 前記下層の厚さdLは、40nm以下であることを特徴とする請求項10から16のいずれかに記載の位相シフトマスク。
- 前記位相シフト膜上に、遮光帯を含むパターンを有する遮光膜を備えることを特徴とする請求項10から17のいずれかに記載の位相シフトマスク。
- 請求項9記載のマスクブランクを用いた位相シフトマスクの製造方法であって、
ドライエッチングにより前記遮光膜に転写パターンを形成する工程と、
前記転写パターンを有する遮光膜をマスクとするドライエッチングにより前記位相シフト膜に転写パターンを形成する工程と、
遮光帯を含むパターンを有するレジスト膜をマスクとするドライエッチングにより前記遮光膜に遮光帯を含むパターンを形成する工程と
を備えることを特徴とする位相シフトマスクの製造方法。 - 請求項18記載の位相シフトマスクを用い、半導体基板上のレジスト膜に転写パターンを露光転写する工程を備えることを特徴とする半導体デバイスの製造方法。
- 請求項19記載の位相シフトマスクの製造方法により製造された位相シフトマスクを用い、半導体基板上のレジスト膜に転写パターンを露光転写する工程を備えることを特徴とする半導体デバイスの製造方法。
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