JPWO2020162310A1 - 管理システム - Google Patents

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Abstract

複数の検査結果と複数の検査オーダー等の対応付けを自動的に行う管理システムを提供する。管理システム(80)は、複数の検体容器(13)のラベル(35)を撮影するラベル撮影部(52)と、ラベル画像(55)を用いて被検者(10)を認識するラベル認識部(63)と、被検者(10)の検査オーダーを取得する検査オーダー取得部(62)と、ラベル認識部(63)の認識結果を用いて、各々の検体容器(13)の検体に係る検査結果と、検査オーダー取得部(62)が取得した検査オーダーと、を自動的に対応付ける自動対応付部(65)と、検査結果と、検査オーダーと、を対応付けて表示する表示部(66)と、を備える。

Description

本発明は、被検者、検査結果、及び、検査の依頼である検査オーダー等、を対応付ける管理システムに関する。
従来、健康診断その他の必要に応じて、便潜血検査または血液検査等の様々な検査が行われている。こうした検査の中には病院で実施するものもあるが、通常は、病院は検査機関に検査の実施を依頼する。すなわち、検査を実際に実施する検査機関は、検査結果を利用する病院とは別の機関である場合がある。
例えば、便潜血検査をする場合、被検者は糞便等の検体を採取して病院または検査機関に提出する。一方、病院にいる医師等は検査機関に対して被検者を特定して、検査機関に便潜血検査を依頼する。そして、検査機関は、病院から受けた検査オーダーに基づいて、被検者または病院から提供を受けた特定の被検者の検体について検査を実施し、その結果を病院及び/または被検者に通知する。
そして、検査機関においては、検体を収容した検体容器の検体に係る検査結果と、検査オーダーと、を対応付ける作業を行っている。具体的には、検査機関は、検査結果と被検者との対応付けをするために、バーコード等を用いて各検体容器にID(Identification)を付与して検査結果を管理することにより、被検者と検査結果を対応付ける。また、検体容器は、通常、被検者が自己の氏名、性別、及び、年齢等を記入したラベルを貼付して提出するが、検査オーダーとの対応付けはなされていないので、検査結果と検査オーダーとの対応付けは、検査機関において手動で行っている。例えば、検体容器のラベルと検査オーダーに登録された氏名等を目視で確認することにより、検体容器のIDについて対応付けて出力される検査結果を、対応する検査オーダーに対する検査結果として登録等する。
近年においては、検査装置から被検者のIDと検査結果が対応付けて出力され、かつ、検査オーダーにその被検者が同じIDで登録されている場合に、検査結果と検査オーダーの対応付けを自動的に行う管理装置が知られている(特許文献1)。また、個人病院等において使用するシステムには、次に検査を実施する被検者を特定しておくことで、検査装置が出力する検査結果を、自動的に特定した被検者の検査結果として登録するシステムも知られている(特許文献2)。
特開2018−084862号公報 特開2011−206557号公報
被検者、被検者が提出する検体、検体を収容した容器、検査結果、及び、検査オーダー等を対応付ける作業は煩雑である。特に、検査機関においては、複数人の被検者についてまとまった検査オーダーがあり、複数の検体容器を実質的に同時に扱わなければならないので、検体容器へのIDの付与、及び、検査結果と被検者の氏名等の被検者情報の対応付けだけでも、労力を要する。その上で、得られた複数組の被検者情報及び検査結果を、検査オーダーと照らし合わせなければならないが、検査オーダーと同一のIDが使用できる場合、あるいは、検査の実施前に検査と被検者の情報を一対一に対応付けられる小規模な検査である等の特別な環境でないかぎり、検査結果及び被検者情報と検査オーダーの対応付けは、目視で確認しながら行っている実態がある。このため、複数人分の検体について効率良く検査を実施しつつ、かつ、上記対応付け作業を自動的に行うことによって、検査機関における対応付け作業を効率化することが望まれている。
本発明は、複数人分の検査を実質的に同時に扱わなければならない大規模な検査機関において、複数の検査結果と複数の検査オーダー等の対応付けを自動的に行うことができる管理システムを提供することを目的とする。
本発明の管理システムは、検体を収容し、かつ、検体を採取した被検者の被検者情報を記載したラベルを貼付した複数の検体容器についてラベルを撮影するラベル撮影部と、ラベルを撮影したラベル画像を用いて、各々の検体容器が収容する検体を採取した被検者を認識するラベル認識部と、検体を採取する被検者の被検者情報を含む検査オーダーを取得する検査オーダー取得部と、ラベル認識部の認識結果を用いて、各々の検体容器の検体に係る検査結果と、検査オーダー取得部が取得した検査オーダーと、を自動的に対応付ける自動対応付部と、自動対応付部の対応付けにしたがって、検査結果と、検査オーダーと、を対応付けて表示する表示部と、を備える。
ラベル認識部は、ラベル画像を用いて、ラベルの色を認識し、かつ、自動対応付部は、色違いのラベル画像を有する2つの検体容器に同じ検査オーダーを対応付けることが好ましい。
ラベル撮影部は、複数の検体容器のラベルをまとめて撮影し、得られた画像から各検体容器のラベルの部分をラベル画像として抽出することが好ましい。
ラベルの記載は、被検者の被検者名、性別、及び/または、年齢を含み、ラベル認識部は、ラベルに記載した被検者名、性別、及び/または、年齢を認識することが好ましい。
ラベル認識部が認識した文字または記号を他の文字または記号に変換する変換部を備え、自動対応付部は、変換部がラベル認識部の認識結果を変換した文字または記号を用いて、各々の検査結果と、検査オーダーと、を対応付けることが好ましい。
変換部は、ラベル認識部が認識した文字を、検査オーダーが被検者名に使用する文字種に変換することが好ましい。
ラベル認識部は、被検者が手書きしたラベルのラベル画像を用いて、被検者を認識することが好ましい。
表示部は、認識処理の確度が閾値以下である認識不良のラベル画像に係る検査結果と、検査オーダーと、を対応付けた表示部分を強調することが好ましい。
表示部は、少なくとも認識不良のラベル画像を用いて認識した被検者について、ラベル画像を表示することが好ましい。
認識不良のラベル画像を用いて認識した被検者の被検者情報について、修正を受け付けることが好ましい。
被検者の被検者情報を修正した場合に、自動対応付部は、修正後の被検者情報を用いて検査オーダーを自動的に対応付けることが好ましい。
少なくとも認識不良のラベル画像がある場合に、自動対応付部は、検査結果に自動的に対応付けた検査オーダーの他に、対応付け得る検査オーダーの候補を提示することが好ましい。
本発明の管理システムによれば、複数人分の検査を実質的に同時に扱わなければならない大規模な検査機関において、複数の検査結果と複数の検査オーダー等の対応付けを自動的に行うことができる。
便潜血検査等の検査の概要を示す説明図である。 便潜血検査用の検体容器である。 便潜血検査装置(検査装置)の外観斜視図である。 検体容器及び検体容器を保持するラックである。 検査装置、管理装置、及び管理システムの構成を示すブロック図である。 ラベル画像である。 ラベル画像と検査結果である測定値の値とを対応付けた検査データである 各行が検査オーダーであるオーダー一覧である。 検査に係るフローチャートである。 対応付けに係るフローチャートである。 検査装置が出力する検査データの例である。 表示部に表示する対応付けデータの例である。 表示形態が異なる対応付けデータの例である。 複数の検体容器を撮影した画像から個々のラベル画像を抽出する例を示す説明図である。 第2実施形態における変換部を有する管理システムのブロック図である。 認識不良があった場合の検査データの例である。 認識不良がった場合の対応付けデータの表示例である。
[第1実施形態]
図1に示すように、便潜血検査または血液検査等の各種医療関連の検査(以下において、単に「検査」という)には、通常、被検者10が健康診断その他検査または診断等のために訪れる病院11と、病院11とは別組織である検査機関12とが関わる。検査が必要な場合、被検者10は、病院11における担当医師の指示等に基づいて、検査に用いる検体を採取し、採取した検体を専用の容器(以下、検体容器という)13に収容して病院11に提出する。検体とは、被検者10の体組織または分泌物等である。例えば、便潜血検査においては、検体は被検者10の糞便である。また、血液検査においては、検体は、被検者の血液である。
一方、病院11は、通常、検査の専門機関である検査機関12に検査の依頼をする。例えば、病院11は病院情報システム(HIS(Hospital Information System))16等を用いて、検査機関12に検査の依頼(以下、検査オーダーという)を発行する。検査オーダーは、少なくとも、検査を実施する被検者10、すなわち検体を採取する被検者10の情報(以下、被検者情報という)、並びに、実施する検査の対象及び内容を表す情報を含む。また、病院11は、検体を収容した検体容器13を、検査機関12に送る。
検査機関12には、検査装置21と、管理装置22と、を備える。本発明の管理システム80(図5参照)は、検査装置21及び/または管理装置22の一部または全部によって構成するシステムであり、被検者10に係る情報(以下、被検者情報という)、検査結果、及び、検査オーダーの対応付けを行う。被検者情報とは、被検者10の氏名もしくはID等の識別番号、性別、及び、年齢等であり、少なくとも特定の被検者10を他の被検者10と区別するための情報を1以上含む。
検査機関12は、実施する検査の種類に応じて、1または複数種類の検査装置21を所有する場合がある。検査機関12が便潜血検査と血液検査に対応する場合、検査機関12には便潜血検査装置と血液検査装置の2種類の検査装置21を備える。また、検査装置21は、特定の検査を実質的に同時に実施するために、特定の検査に用いる検査装置21を複数台所有する場合がある。例えば、検査機関12には、検査装置21である便潜血検査装置を複数台ある場合がある。
管理装置22は、上記のとおり、1または複数ある検査装置21が出力する検査結果を、検査対象である被検者10及び検査結果と、検査オーダーと、の対応付けを行ったうえで、被検者10、検査結果、及び、検査オーダー等を管理する。また、管理装置22は、必要に応じて、病院11の病院情報システム16等と通信し、必要なデータを送受信する場合がある。例えば、管理装置22は、検査結果を病院情報システム16に送信または登録等することで、検査結果を病院11に報告をする。
以下、説明のため、実施する検査が具体的に便潜血検査であるとする。このため、検体は被検者10の糞便であり、検体容器13は、被検者10が自ら採便し、かつ、一定期間安定に保存し得るようにキット化した容器(採便容器)である。また、検査装置21は、便潜血検査装置である。
図2に示すように、検体容器13は、検体である糞便を収容する容器本体31と、容器本体31に着脱自在に設けられたキャップ32と、を備える。容器本体31は、例えば透明または半透明であり、内部には検体である糞便を保存液(あるいは希釈液)等が入っている。キャップ32には、容器本体31に挿入する挿入部(図示しない)が取り付けられている。このため、被検者10は、キャップ32を容器本体31から取り外し、挿入部の先端で検体である糞便の表面をなぞる等して糞便を採取し、挿入部を容器本体31に挿入してキャップ32を閉じることにより、検体である糞便を採取する。
検体容器13は、容器本体31の1つの表面にラベル35を貼付して病院11に提出する。ラベル35は、検体を採取した被検者10の被検者情報を記載する。本実施形態においては、ラベル35には、氏名記入欄36、性別選択欄37、年齢記入欄38、及び、採便日時記入欄39がある。少なくとも、氏名記入欄36に記入した被検者10の氏名(図2においては「富士一郎」)、性別選択欄37において選択した性別(図2においては「男」)、及び、年齢記入欄38に記入した年齢(図2においては「37」才)が、被検者情報として機能する。
また、便潜血検査で使用する検体容器13のラベル35には、色違いの2種類のラベル35ある。便潜血検査は2日分の糞便を検査するのが通常であるため、これら2日分の検体容器13の区別のために、こうした色違いのラベル35を使用する。具体的には、氏名記入欄36を示す文字(「氏名」)、性別選択欄37を示す文字(「男」及び「女」)、年齢記入欄38を示す文字(「才」)、採便日時記入欄39を示す文字(「年」「月」「日」及び「時」)、及び/またはその他罫線等を第1色でプリントした第1色ラベルと、これらを第1色とは異なる第2色でプリントした第2色ラベルと、の2種類のラベル35がある。例えば、第1色は赤色系統色(赤色またはオレンジ色等)であり、第2色は青色系統色(青色または緑色等)である。
図3に示すように、検査装置21は便潜血検査装置であり、検体容器載置部41と、検査を実施する実体的な機構である検査部42と、検査装置21の操作部かつ表示部として機能するタッチパネル43と、を備える。
検体容器載置部41は、検査を実施する場合に、1または複数の検体容器13を載置する部分である。本実施形態においては、図4に示すように、複数の検体容器13を、各々のラベル35を露呈した状態(少なくとも被検者情報に係る部分がラック46に隠されていない状態)で保持するラック46に、ラベル35を貼付した面を揃えてセットする。そして、複数の検体容器13をラック46ごと検体容器載置部41に載置する。ラック46にセットする検体容器13は、基本的に各々異なる被検者10が提出した検体容器13である。但し、本実施形態における検査は便潜血検査なので、色違いのラベル35を貼付した同一の被検者10が提出する2個の検体容器13を、1つのラック46にセットする場合があるが、これは許容される。図4においては、ラック46の最も左側にセットした検体容器13と、左から2番目にセットした検体容器13は、それぞれ被検者10の一人である「富士一郎」が提出した2日分の検体容器13である。その他の検体容器13は、少なくとも「富士一郎」以外の被検者10が提出したものである。なお、ラック46には、バーコードまたはICチップ等(図示しない)を用いてIDを付与しており、検査装置21はラック46を個別に認識する。検体容器13及び検査結果を各個に認識して、相互に混同することなく管理するためである。
図5に示すように、検査部42は、ID読取部51、ラベル撮影部52、及び、便潜血検査機構53を備える。ID読取部51は、例えば、ラック46または検体容器13を識別する情報(ID等)を読み取るスキャナである。本実施形態においては、ID読取部51は、ラック46に貼付したバーコードをスキャンして、ラック46のIDを取得するバーコードリーダである。
ラベル撮影部52は、被検者情報を記載したラベル35を貼付した検体容器13について、ラベル35を撮影する。具体的には、ラベル撮影部52は、ラック46にセットされた複数の検体容器13のラベル35をそれぞれ個別に撮影することができる。また、ラベル撮影部52は、ラック46にセットされた複数の検体容器13の一部または全部のラベル35をまとめて撮影することができる。ラベル撮影部52は、少なくとも検査装置21が出力する検査結果を管理装置22が使用するまでに(検査結果を検査オーダーとの対応付けに使用するまでに)、検体容器13のラベル35を撮影する。ラベル撮影部52は、撮影したラベル35の画像(以下、ラベル画像という。図6参照。)55を、管理装置22に出力する。管理装置22が、ラベル画像55を、被検者10、検査結果、及び、検査オーダーの対応付に使用するためである。ラベル画像55は、ラベル35に記載された被検者情報を少なくとも1つ含む。本実施形態においては、図6に示すように、ラベル画像55は、ラベル35の氏名記入欄36、性別選択欄37、及び、年齢記入欄38を写した画像である。
本実施形態においては、ラック46を用いて複数の検体容器13を同時に検査装置21にセットするが、各検体容器13が収容する検体は、それぞれ便潜血検査機構53において順次検査する。そして、ラベル撮影部52は、各検体容器13が収容する検体を便潜血検査機構53に提供するタイミングで、その検体容器13のラベル35を撮影し、ラベル画像55を得る。検査部42は、特定の検体容器13が収容する検体についての検査結果と、その特定の検体容器13のラベル画像55と、を一対一に対応付けて管理装置22に出力する。
便潜血検査機構53は、便潜血検査を実施するための機構であり、便潜血検査に使用する試薬のストック等を含む。便潜血検査機構53は、検査を終えると、順次、その結果をタッチパネル43及び管理装置22に出力する。タッチパネル43は、検査を終えた順に、適宜、検査結果を表示することにより、検査の進捗を示す。また、管理装置22は、便潜血検査機構53から検査結果を取得すると、順次に、または、1単位ごとに(例えばラック46ごとに)、被検者10、検査結果、及び、検査オーダー等の対応付けを行う。
管理装置22は、検査結果取得部61、検査オーダー取得部62、ラベル認識部63、自動対応付部65、表示部66、及び、操作部67等を備えた、いわゆるコンピュータである(図5参照)。
検査結果取得部61は、検査装置21の検査部42から検査結果及びラベル画像55を取得する。前述の通り、本実施形態においては、検査部42は、検査結果とラベル画像55を一対一に対応付けて出力するので、検査結果取得部61は、相互に対応する検査結果及びラベル画像55を同時に取得する。すなわち、検査結果取得部61は、図7に示すように、少なくとも、ラベル画像55と、検査結果である「測定値」の値と、を対応付けた検査データ71を取得する。図7においては、検査データ71は、ラベル画像55と検査結果のほかに、シリアルナンバー(S/N)のデータを含む。シリアルナンバーは、検査を実施した順序(あるいは検査結果等の取得順序)を表す数値であり、例えば、検査結果取得部61が、相互に対応するラベル画像55及び検査結果(測定値)を取得したときに、そのラベル画像55及び検査結果の組に対して、取得順であるシリアルナンバーを付す。
検査オーダー取得部62は、例えば病院情報システム16から検査オーダーを取得する。本実施形態においては、検査オーダー取得部62が取得する検査オーダーは、被検者情報として、被検者10のID(病院11での管理に使用するID)、被検者10の氏名、性別、及び、年齢を含むものとする。このため、本実施形態においては、図8に示すように、検査オーダー取得部62は、被検者10の氏名、性別、年齢、及び、IDを対応付けた検査オーダーのオーダー一覧72を取得する。オーダー一覧72の各行が、それぞれ検査オーダーである。
ラベル認識部63は、ラベル画像55を用いて、各々の検体容器13が収容する検体を採取した被検者10を認識する。具体的には、ラベル認識部63は、いわゆるOCR(Optical Character Recognition/Reader)ソフトウェアを実行するプロセッサ等である。「被検者10を認識する」とは、被検者10を特定し得る程度に、被検者情報を少なくとも1以上取得することをいう。例えば、ラベル認識部63は、ラベル35に記載した被検者名、性別、及び/または、年齢を認識する。また、ラベル認識部63は、ラベル35に記載された被検者名、性別、及び/または、年齢は、文字または記号等で記載されているので、ラベル認識部63は、これらの文字または記号等を読み取り、管理システム80において使用できる文字または記号等(管理システム80において使用する文字コード等)に変換することにより、その認識をする。本実施形態においては、ラベル認識部63は、被検者の氏名、性別、及び、年齢を認識する。各々の被検者10を、より正確に認識するためである。なお、被検者名とは、被検者10の「氏」及び/または「名」等(ミドルネーム等を含む)である。
また、ラベル認識部63は、ラベル画像55を用いて、ラベル35の色を認識できる。ラベル35の色について認識とは、ラベル35の記載事項を示す各文字等の色が第1色であるか、第2色であるかを特定することをいう。便潜血検査において、2日分の検体を、区別するためである。この他、ラベル認識部63は、被検者10が手書きしたラベル35のラベル画像55を用いて被検者10を認識することができる。ラベル35の記載事項は、被検者10が手書きで記入する場合も多いからである。
自動対応付部65は、ラベル認識部63の認識結果を用いて、各々の検体容器13の検体に係る検査結果と、検査オーダー取得部62が取得した検査オーダーと、を自動的に対応付ける。検査結果と検査オーダーの「対応付け」とは、特定の検体容器13の検体に係る検査結果を、特定の検査オーダーに係る検査結果であると特定することをいい、特定の検体容器13を、特定の検査オーダーに係る検体容器13であると特定すること、及び/または、ある特定の検体容器13の検体を提供した特定の被検者10が特定の検査オーダーに係る被検者10であると同定すること、と実質的に同義である。これらのうち1つが対応付けられれば、他も自動的に定まるからである。また、検体容器13はラベル画像55と一対一対応であるから、検体容器13と検査オーダーとの対応付けは、ラベル画像55と検査オーダーとの対応付けと言い換えることができる。
本実施形態位においては、自動対応付部65は、ラベル認識部63の認識結果の一部または全部を、検査オーダーの対応する項目と照合する。そして、原則として、認識結果と検査オーダーが共通に含む被検者情報の内容が一致する検査オーダーを、認識処理をしたラベル画像55及びその測定結果(「測定値」)の記録(図7の検査データ71における特定S/Nの記録)に対応付ける。また、認識結果と検査オーダーが共通に含む被検者情報の内容が一致する検査オーダーがない場合、部分的に一致する検査オーダーの中で一致率が高い検査オーダーを、認識処理をしたラベル画像55及びその測定結果の組に対応付ける。すなわち、自動対応付部65は、ラベル画像55の認識結果と検査オーダーとの称号の結果、被検者情報の一致率が良い(例えば最も一致率が高い)検査オーダーを、認識処理をしたラベル画像55及びその測定結果の組に対応する検査オーダーと推定して自動的に対応付けを行う。これにより、自動対応付部65は、ラベル画像55が認識不良の場合でも、暫定的に、最も正確性が高いと考えられる自動的な対応付けを行うことができる。
また、自動対応付部65は、ラベル認識部63が複数の被検者情報を認識する場合、これらの被検者情報間に優先順位を設ける場合がある。例えば、ラベル認識部63が、ラベル画像55から被検者10の氏名、性別、及び、年齢を認識する場合、これらの中で被検者10の氏名を優先して、検査オーダーとの対応付けを行う。被検者10の氏名が他の被検者10と一致する確率は、性別及び/または年齢が他の被検者10と一致する確率よりも低いので、氏名の一致度を優先することにより、被検者情報が完全一致しない場合でも、正確な対応付けをしやすいからである。
表示部66は、自動対応付部65の対応付けにしたがって、検査結果と、検査オーダーと、を対応付けて表示する。自動対応付部65は正確に上記対応付けを行うことができるが、管理装置22の使用者に最終的な確認及び承認を求めるべきだからである。操作部67は、例えば、ポインティングデバイス等であり、上記承認操作に用いる。
検査装置21及び管理装置22のうち、検査装置21のラベル撮影部52と、管理装置22の少なくとも一部(検査オーダー取得部62、ラベル認識部63、自動対応付部65、及び、表示部66)の組み合わせは、管理システム80を構成する(図5参照)。管理システム80は、ラベル画像55を取得することにより、ラベル画像55を用いて検査結果と検査オーダーを自動的に対応付けるシステムである。
以下、検査及び検査オーダーとの対応付けに係る作用を説明する。まず、図9に示すように、検査機関12が、病院11から複数人分の検査の依頼を受け、かつ、検体を収容した検体容器13を受け取ると、検査機関12の職員は、ラベル35を貼付した面を揃えてラック46に複数の検体容器13をセットする(ステップS101)。そして、ラック46ごと、検査装置21の検体容器載置部41に複数の検体容器13を載置する。これにより、検査装置21は、検査開始指示の入力によって、検査を開始し得る状態になる。
その後、タッチパネル43を用いて検査開始指示を入力すると、ラベル撮影部52が検体容器13に貼付したラベル35を撮影し、ラベル画像55を得る(ステップS102)。一方、便潜血検査機構53は、ラベル35を撮影した検体容器13から検体を取得し、便潜血検査を実施する(ステップS103)。そして、検査部42は、ラベル撮影部52が取得したラベル画像55と、便潜血検査機構53が出力する検査結果と、を一対一に対応付けて、順次、管理装置22に出力する(ステップS104)。検査装置21は、これらのステップを自動的に繰り返すことにより、セットした複数の検体容器13の検体について、自動的に検査を行う。
管理装置22においては、図10に示すように、検査オーダー取得部62が病院情報システム16等から検査オーダーを予め取得する(ステップS121)。これにより、管理装置22は、オーダー一覧72を得る。一方、検査結果取得部61が検査装置21の検査部42から検査結果及びラベル画像55を取得すると(ステップS122)、ラベル認識部63は、ラベル画像55の認識処理をし(ステップS123)、検体容器13が収容する検体を採取した被検者10を認識する。その結果、本実施形態においては、ラベル認識部63は被検者10の氏名、性別、及び、年齢の情報得る。このため、管理装置22が保有する検査データ71には、図11に示すように、ラベル認識部63の認識結果である被検者10の氏名、性別、及び、年齢の欄(以下、認識結果欄という)91が追加する。
その後、自動対応付部65は、検査データ71の認識結果欄91のデータと、オーダー一覧72の各行のデータと、を照合することにより、各々の検査結果と検査オーダーと、を自動的に対応付ける(ステップS124)。そして、表示部66は、自動対応付部65の対応付けにしたがって、検査データ71と検査オーダーとを対応付けて表示する(ステップS125)。より具体的には、図12に示すように、表示部66は、対応付けの結果にしたがって、検査データ71と検査オーダーとを統合した対応付けデータ92を表示する。対応付けデータ92は、例えば、S/N、ラベル画像、被検者10の氏名、性別、年齢、検査結果である測定値、及び、被検者10のIDの項目を表示する。例えば、これらのうちS/N、ラベル画像、及び、測定値の項目は検査データ71のデータであり、被検者10の氏名、性別、年齢、及び、IDの項目の欄(以下、オーダーデータ欄という)93のデータは、オーダー一覧72のデータである。
検査が完了し、表示部66が対応付けデータ92を表示すると、検査機関12の職員は、例えば、ラベル画像55の内容とオーダーデータ欄93(特に、氏名、性別、及び年齢の欄)の内容の一致を確認した後、操作部67を用いて承認操作をする(ステップS126)。例えば、表示部66の画面において、図示しない「承認ボタン」を押す等である。これにより、管理装置22は、検査結果である測定値を、対応する検査オーダーの検査結果として報告する。例えば、管理装置22は、病院情報システム16等の病院11にあるシステムに検査結果を登録(アップロード)することができる。
上記のように、検査装置21及び管理装置22、特に管理システム80を構成する部分(以下、管理システム80等という)によれば、検査機関12においては、複数の検体容器13に収容した検体を自動的に検査しつつ、その結果も、自動的に検査オーダーに対応付けることができる。例えば、典型的な従来の検査機関12においては、複数の検体容器13を識別するために、各々の検体容器13にバーコード等を付与し、かつ、そのバーコード等によって付与されたIDと、検体容器13を提出した被検者10を対応付けるデータを作成し、複数の検査オーダーとの照合をしつつ、検査結果を得る必要がある。これに対し、管理システム80等によれば、単に、複数の検体容器13をラック46にセットする際に、ラベル35を貼付した面を揃えるだけで、自動的に、迅速に、かつ、正確に上記対応付けを行うことができる。したがって、管理システム80等によれば、検査機関12における作業の効率及び正確性を向上することができる。
なお、上記第1実施形態においては、表示部66は、検査データ71と検査オーダーとを統合した対応付けデータ92を表示するが、こうして統合する代わりに、図13に示すように、表示部66は、検査データ71とオーダー一覧72のデータの並び等を崩さずに、検査データ71と検査オーダーとを対応付けた対応付けデータ101を表示することができる。対応付けデータ101においては、ラベル画像55だけでなく、認識結果欄91に示す認識結果を、検査オーダーと直接に比較して、自動対応付部65による対応付けが正確であるか否かを確認できる。
また、上記第1実施形態においては、ラベル認識部63は、ラベル画像55を用いてラベル35の色を認識できるが、ラベル35の色に係る認識結果は、検体容器13と検査オーダーとの対応付けに利用できる。例えば、ラベル認識部63がラベル35の色を認識し、かつ、ラベル認識部63または自動対応付部65が色違いのラベル35の記載内容を比較によってこれらが相互に対応する色違いのラベル35であることを確認できる場合には、自動対応付部65は、色違いのラベル画像55を有する2つの検体容器13に同じ検査オーダーを優先的に対応付けるとよい。色違いのラベル35のうち一方が汚損、記入ミスまたは記入忘れ等によって認識不良がある場合等においても、容易に正確な対応付けができるからである。色違いのラベル35を使用する便潜血検査において特に有用である。
また、上記第1実施形態においては、ラベル撮影部52は、各々の検体容器13のラベル35をそれぞれ撮影するが、ラベル撮影部52は、図14に示すように、複数の検体容器13のラベル35をまとめて撮影し、得られた画像111から各検体容器13のラベル35の部分をラベル画像55として抽出することにより、ラベル画像55を得ることができる。このように、複数の検体容器13のラベル35をまとめて撮影した画像111から個別にラベル画像55を抽出すると、ラベル35の撮影回数を低減できる。検体容器13の数が特に多く、ラベル35の撮影が検査に要する時間が長時間化する原因となる場合にラベル35の撮影を含めた検査時間の短縮できる。
[第2実施形態]
上記第1実施形態においては、ラベル認識部63は、文字または記号等を用いてラベル35に記載されている被検者情報を、そのままの形態で認識し、かつ、自動対応付部65は、ラベル認識部63が認識した文字または記号等を、そのままの形態で使用して、検体容器13と検査オーダーとの対応付けをする。しかし、同一の被検者10の被検者情報であっても、検体容器13のラベル35と検査オーダーとで一部または全部において文字または記号等の形態が異なる場合がある。例えば、検査オーダーには被検者名が「漢字」で登録されており、ラベル35には被検者が「ひらがな」または「カタカナ」で記載した場合等である。
上記のような状況に対応するため、図15に示すように、管理システム80は、例えば管理装置22に変換部201を備えることができる。変換部201は、ラベル認識部63が認識した文字または記号を他の文字または記号に変換する。例えば、管理システム80を日本で使用する場合には、変換部201は、例えば、「漢字」、「ひらがな」、「カタカナ」、または、「ローマ字」(アルファベット)等を相互に変換することができる。また、変換部201が行う変換には、「全角」と「半角」の変換を含む。なお、管理システム80を日本語以外の言語圏で使用する場合には、変換部201は、管理システム80を使用する地域で用いる複数種類の文字種の間で文字または記号の変換をする構成にする。例えば、中国語圏においては、変換部201を「漢字」と「ピンイン」で相互変換する構成とすることができる。
管理システム80が変換部201を備える場合、自動対応付部65は、変換部201がラベル認識部63の認識結果を変換した文字または記号を用いて、各々の検査結果と、検査オーダーと、を対応付ける。対応付けの精度が向上するからである。
なお、変換部201は、ラベル認識部63が認識した文字または記号等を、検査オーダーが被検者情報の記録に使用する文字または記号に変換することが好ましい。ラベル35と検査オーダーに異種の文字等が使用されている場合に、自動対応付部65における対応付け処理の精度を向上するためである。特に、変換部201は、ラベル認識部63が認識した文字を、検査オーダーが被検者名に使用する文字種に変換することが好ましい。被検者情報のなかで、被検者名が特に各被検者の識別に役立つからである。この場合、変換部201は、検査オーダーに基づいて、検査オーダーにおいて被検者情報に使用する文字または記号の種類に係る情報を予め取得しておく。
[第3実施形態]
ラベル認識部63がラベル画像55から正しく被検者情報を認識できない場合がある。例えば、ラベル35の一部または全部に汚損がある場合、ラベル35に被検者10自身が被検者情報を記入する場合に、その文字等が乱雑である場合等である。このような場合、上記第1実施形態及び/または第2実施形態の管理システム80は、ラベル認識部63の認識結果、及び/または、自動対応付部65の対応付け処理の結果について、特に、認識不良のラベル画像55を用いて認識した被検者10の被検者情報について、修正を受け付けることが好ましい。最終的に、検査結果と検査オーダーとを正確に対応付ける必要があるからである。
ラベル認識部63の認識結果、及び/または、自動対応付部65の対応付け処理の結果について、修正を受け付ける場合、例えば、ラベル認識部63は認識結果とともに、その認識結果の確からしさを表す確度を出力する構成とする。そして、表示部66は、認識処理の確度が閾値以下の部分を含む認識不良のラベル画像55に係る検査結果と、検査オーダーと、を対応付けた表示部分を強調表示することが好ましい。対応付けデータ92において確認を促すためである。
例えば、図16に示すように、S/N「01001」のラベル画像55の年齢記入欄38に汚損301があり、ラベル認識部63が年齢部分302に示すように、例えば被検者10の年齢を「31」であると誤認識したとする。このように、ラベル画像55において一部または全部に汚損301等がある場合、ラベル認識部63が出力する確度は、所定の閾値以下となる。このため、図17に示すように、表示部66は、確度が閾値以下である認識結果を使用して対応付けが行われた対応付けデータ92の行、及び/または、確度が閾値以下である認識結果に係る部分303を、強調表示する。このように、確度が閾値以下である認識結果を使用して対応付けが行われた行(レコード)、及び/または、部分303を強調すれば、確認者は対応付けデータ92の複数のデータの中から容易に特別に確認を要する行または部分303を特定できるので、見落とすことなく修正または承認することができる。図13に示す態様の対応付けデータ101を表示する場合も同様に強調表示をすることができる。
なお、ラベル認識部63による認識結果に、確度が閾値以下である認識結果が含まれている場合、表示部66は、自動対応付部65による自動対応付け処理を行う前に、検査データ71を表示して、確認者に、認識結果自体の修正を求めることができる。この場合、上記対応付けデータ92(図17)と同様に、確認が必要な部分、及び/または、確認が必要な部分を含む行(レコード)を強調表示することが好ましい。確認を求める部分を明示することにより、確認者が、該当部分を見落とすことなく修正または承認するためである。
また、第1実施形態、第2実施形態、及び、上記第3実施形態においては、表示部66は、対応付けデータ92等の表示において、ラベル画像55を表示しているが、表示部66は、少なくとも認識不良のラベル画像55を用いて認識した被検者10について、ラベル画像55を表示することが好ましい。確認者が、ラベル画像55と照合して正しく修正をするためである。
なお、確認者が、被検者10の被検者情報を修正した場合に、自動対応付部65は、修正後の被検者情報を用いて検査オーダーを自動的に対応付けることが好ましい。修正後の被検者情報を用いて自動的に対応付け処理を行うことにより、正確な対応付け結果を容易に提案できるからである。また、確認者による手動の対応付け作業を省略でき、効率的だからである。
また、少なくとも認識不良のラベル画像55がある場合に、自動対応付部65は、検査結果に自動的に対応付けた検査オーダーの他に、対応付け得る検査オーダーの候補を提示してもよい。検査オーダーの候補を提示する場合、確認者は、提示された候補から適切な検査オーダーを選択するだけで、対応付け結果を容易に修正することができるからである。
なお、上記第1実施形態、第2実施形態、第3実施形態、及び各変形例においては、管理システム80を、検査装置21のラベル撮影部52と、管理装置22の検査オーダー取得部62、ラベル認識部63、及び自動対応付部65等と、によって構成しているが、これら管理システム80を構成する各部は、任意の装置に組み込むことができる。例えば、管理システム80を構成する各部を全て検査装置21に設ければ、検査装置21自体が管理システム80として機能する。この場合、タッチパネル43を表示部66として用いることができる。また、上記第1実施形態、第2実施形態、第3実施形態、及び各変形例においては、ラベル撮影部52を検査装置21に組み込んでいるが、ラベル撮影部52は管理装置22に設けることができる。この場合、管理装置22が管理システム80を構成する各部をすべて含むので、管理装置22自体が上記実施形態等における管理システム80として機能する。また、ラベル撮影部52は、上記検査装置21及び管理装置22以外の部分として設けることができる。例えば、ラベル撮影部52には、検査装置21及び管理装置22から独立して駆動するデジタルカメラ等を利用できる。
なお、上記各実施形態及び変形例において、検査装置21、管理装置22、及び/または、管理システム80(以下、検査装置21等という)は、以下の機能または動作モード等を有することこが好ましい。下記の機能または動作モードは、キャリブレーションを実施する機会が少ない検査装置21等(いわゆるキャリブレーションフリーな検査装置21等)に特に有用である。
<IDによる管理者及び使用者の識別等>
検査装置21等は、使用者をID等により識別し、使用者のID等によって使用できる機能または動作モードを制限または解放することができる。例えば、検査装置21等は、当該検査装置21等について設定変更等を行い得る管理権限を有する管理者(ADM(administrator))と、当該検査装置21等について使用権限を有するが管理権限を有しない使用者(OPE(operator))と、の2種類のIDを識別する。検査装置21等に管理者が複数いる場合、検査装置21等は、複数人の管理者にそれぞれ管理者IDを付与し、管理者各人を識別する。同様に、検査装置21等に使用者が複数いる場合、検査装置21等は、複数人の使用者にそれぞれ使用者IDを発行し、使用者各人を識別する。単にパスワード等を入力によって管理権限を使用可能であると、誰が機器設定等を変更したか、誰が検査の実行等を指示したか、等が不明である。一方、上記のように、このように、管理者及び使用者をID等で識別し、検査装置21等の設定または検査の実行した者を特定できる。機器設定を変更した管理者または検査を実行した使用者に対して、必要に応じて容易に連絡や問い合わせをすることができる。
また、管理者のID及び使用者のIDのいずれもが未入力の場合、検査装置21等は検査その他動作の実行を禁止する。管理者は、検査装置21等にそのIDを入力することにより、検査装置21等は管理者用の操作画面(GUI(graphical user interface))を提供し、または、その他ボタン等の操作部を使用可能とする。例えば、検査装置21等の機器設定に関わるGUIボタン等と、検査装置21等に検査の実行指示を入力するGUIボタン等を表示する。これにより、管理者は、検査装置21等を用いて検査等を実行できる他、さらに、管理者権限によって、検査装置21等の機器設定、IDごとの権限の設定(特定の使用者に管理権限を付与する等の設定)、及び、特定の動作モードに使用回数の制限を付与する等の動作モードの設定、を行い得る。使用者は、検査装置21等にそのIDを入力することにより、検査装置21等は使用者用の操作画面を提供し、検査等に必要な範囲内で、その他ボタン等の操作部を使用可能とする。例えば、検査装置21等の機器設定に関わるGUIボタン等は表示せず、検査装置21等の機器設定に関わるGUIボタン等を表示する。これにより、使用者は、検査装置21等を用いて検査等を実行できる。
<一部の検査結果の不使用または非表示機能>
検査装置21で検査に使用する消耗品(試薬等)等には、通常、使用期限がある。このため、検査装置21は、使用期限を超過した消耗品(以下、期限超過消耗品という)を使用した検査を禁止することができる。また、検査装置21が期限超過消耗品を使用した検査を禁止しない場合、検査装置21等は、期限超過消耗品を使用した検査の結果を、不使用にし、または、非表示とすることができる。これにより、不適切な検査結果の使用等を防止することができる。ここでは期限超過消耗品を使用した検査について説明したが、他の要因に基づいて、一部の検査結果を不使用または非表示にすることができる。なお、検査結果を「不使用にする」とは、検査結果取得部61に入力しないこと、または、自動対応付けに使用しないこと、等、検査結果の使用を避ける(または禁止する)ことをいう。検査結果を「非表示にする」とは、検査結果をタッチパネル43及び/または表示部66に表示しないことの他、検査結果を表示すべき部分に「期限切れ」または「EXP(expire)」等の表示をして検査結果を隠匿することを含む。
<緊急モード>
上記のように、期限超過消耗品を使用した検査の結果を不使用または非表示にする場合、検査装置21等は、動作モードの1つとして、緊急モード(EMG(emergency)モード)を有することが好ましい。緊急モードは、期限超過消耗品を使用した検査の結果等の不使用または非表示する検査結果を、強制的に使用または表示する動作モードである。これは、検査結果が不正確である可能性を考慮しても、その検査結果を使用または表示することに利益があるような緊急事態に備えるものである。上記緊急モードを設ける場合、管理者は、緊急モードを使用できる回数に制限を設定することが好ましい。緊急モードの濫用を防止するためである。緊急モードが使用上限回数に到達した場合、検査装置21等は、期限超過消耗品を使用した検査の結果等を不使用または非表示する。
<品質管理(QC(quality Control))機能>
検査装置21は、動作モードの1つとして、品質管理機能を有することが好ましい。品質管理機能は、例えば検査装置21等の定期点検において、検査の正確度を判定及び表示することにより、検査品質を管理する機能である。例えば、品質管理機能を使用する場合、品質管理用の消耗品等を用いて模擬的な検査を実施し、検査装置21等は、品質管理機能用に設定した基準(例えばOKまたはNGの基準)にしたがって、その検査結果に対して、品質を判定及び表示する。なお、検査装置21等の使用者または管理者は、実際の検体についての検査結果に対して、上記品質管理用の基準とは別にOKまたはNGの判断基準を設定することにより、検査結果がOKまたはNGのいずれに属するかを視覚的に強調して表示することもできる。
<消耗品等の使用不可設定>
検査装置21等は、検査に用いる消耗品等について、使用不可とする消耗品を設定できるようにしておくことが好ましい。例えば、期限超過消耗品等の製造ロットナンバーまたはシリアルナンバー等を登録し、かつ、使用不可の設定をしておくことで、誤って(例えば期限超過消耗品をセットしていることに気づかずに)期限超過消耗品等を使用した検査を実行することを防止できる。また、検査に使用する消耗品に製造不良が発見された場合、上記のように、登録及び使用不可の設定をすれば、人為的に該当する消耗品を探索等するまでもなく、検査装置21等が該当する消耗品を使用した検査の実行を自動的に排除することができる。ここでは、検査に用いる消耗品(試薬等)を例にしたが、検体容器13についても同様に、必要に応じて、使用不可の登録及び設定できることが好ましい。
なお、上記各実施形態及び変形例においては、便を用いて便潜血検査を実施する検査装置21を用いているが、検査装置21としては、便を用いて便潜血以外の検査を実施する検査装置、血液を用いて検査をする血液検査装置、その他の組織(粘膜の細胞等)もしくは粘液等を用いて検査をする装置等を、任意に用いることができる。このため、管理システム80は、種々の検査装置または検査装置の組み合わせに対して有効である。
上記各実施形態及び変形例において、ラベル認識部63及び自動対応付部65等といった各種の処理を実行する処理部(processing unit)のハードウェア的な構造は、次に示すような各種のプロセッサ(processor)である。各種のプロセッサには、ソフトウェア(プログラム)を実行して各種の処理部として機能する汎用的なプロセッサであるCPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphical Processing Unit)、FPGA (Field Programmable Gate Array) などの製造後に回路構成を変更可能なプロセッサであるプログラマブルロジックデバイス(Programmable Logic Device:PLD)、各種の処理を実行するために専用に設計された回路構成を有するプロセッサである専用電気回路などが含まれる。
1つの処理部は、これら各種のプロセッサのうちの1つで構成されてもよいし、同種または異種の2つ以上のプロセッサの組み合せ(例えば、複数のFPGA、CPUとFPGAの組み合わせ、またはCPUとGPUの組み合わせ等)で構成されてもよい。また、複数の処理部を1つのプロセッサで構成してもよい。複数の処理部を1つのプロセッサで構成する例としては、第1に、クライアントやサーバなどのコンピュータに代表されるように、1つ以上のCPUとソフトウェアの組み合わせで1つのプロセッサを構成し、このプロセッサが複数の処理部として機能する形態がある。第2に、システムオンチップ(System On Chip:SoC)などに代表されるように、複数の処理部を含むシステム全体の機能を1つのIC(Integrated Circuit)チップで実現するプロセッサを使用する形態がある。このように、各種の処理部は、ハードウェア的な構造として、上記各種のプロセッサを1つ以上用いて構成される。
さらに、これらの各種のプロセッサのハードウェア的な構造は、より具体的には、半導体素子などの回路素子を組み合わせた形態の電気回路(circuitry)である。
10 被検者
11 病院
12 検査機関
13 検体容器
16 病院情報システム
21 検査装置
22 管理装置
31 容器本体
32 キャップ
35 ラベル
36 氏名記入欄
37 性別選択欄
38 年齢記入欄
39 採便日時記入欄
41 検体容器載置部
42 検査部
43 タッチパネル
46 ラック
51 ID読取部
52 ラベル撮影部
53 便潜血検査機構
55 ラベル画像
61 検査結果取得部
62 検査オーダー取得部
63 ラベル認識部
65 自動対応付部
66 表示部
67 操作部
71 検査データ
72 オーダー一覧
80 管理システム
91 認識結果欄
92 対応付けデータ
93 オーダーデータ欄
101 対応付けデータ
111 画像
201 変換部
301 汚損
302 年齢部分
303 部分
S101〜S127 動作ステップ

Claims (12)

  1. 検体を収容し、かつ、前記検体を採取した被検者の被検者情報を記載したラベルを貼付した複数の検体容器について前記ラベルを撮影するラベル撮影部と、
    前記ラベルを撮影したラベル画像を用いて、各々の前記検体容器が収容する前記検体を採取した前記被検者を認識するラベル認識部と、
    前記被検者の前記被検者情報を含む検査オーダーを取得する検査オーダー取得部と、
    前記ラベル認識部の認識結果を用いて、各々の前記検体容器の検体に係る検査結果と、前記検査オーダー取得部が取得した前記検査オーダーと、を自動的に対応付ける自動対応付部と、
    前記自動対応付部の対応付けにしたがって、前記検査結果と、前記検査オーダーと、を対応付けて表示する表示部と、
    を備える管理システム。
  2. 前記ラベル認識部は、前記ラベル画像を用いて、前記ラベルの色を認識し、かつ、
    前記自動対応付部は、色違いの前記ラベル画像を有する2つの前記検体容器に同じ前記検査オーダーを対応付ける請求項1に記載の管理システム。
  3. 前記ラベル撮影部は、複数の前記検体容器の前記ラベルをまとめて撮影し、得られた画像から各前記検体容器の前記ラベルの部分を前記ラベル画像として抽出する請求項1または2に記載の管理システム。
  4. 前記ラベルの記載は、前記被検者の被検者名、性別、及び/または、年齢を含み、
    前記ラベル認識部は、前記ラベルに記載した被検者名、性別、及び/または、年齢を認識する請求項1〜3のいずれか1項に記載の管理システム。
  5. 前記ラベル認識部が認識した文字または記号を他の文字または記号に変換する変換部を備え、
    前記自動対応付部は、前記変換部が前記ラベル認識部の認識結果を変換した文字または記号を用いて、各々の前記検査結果と、前記検査オーダーと、を対応付ける請求項1〜3のいずれか1項に記載の管理システム。
  6. 前記変換部は、前記ラベル認識部が認識した文字を、前記検査オーダーが被検者名に使用する文字種に変換する請求項5に記載の管理システム。
  7. 前記ラベル認識部は、前記被検者が手書きした前記ラベルの前記ラベル画像を用いて、前記被検者を認識する請求項1〜6のいずれか1項に記載の管理システム。
  8. 前記表示部は、認識処理の確度が閾値以下である認識不良の前記ラベル画像に係る前記検査結果と、前記検査オーダーと、を対応付けた表示部分を強調する請求項1〜7のいずれか1項に記載の管理システム。
  9. 前記表示部は、少なくとも認識不良の前記ラベル画像を用いて認識した前記被検者について、前記ラベル画像を表示する請求項8に記載の管理システム。
  10. 認識不良の前記ラベル画像を用いて認識した前記被検者の被検者情報について、修正を受け付ける請求項8または9に記載の管理システム。
  11. 前記被検者の被検者情報を修正した場合に、前記自動対応付部は、修正後の被検者情報を用いて前記検査オーダーを自動的に対応付ける請求項10に記載の管理システム。
  12. 少なくとも認識不良の前記ラベル画像がある場合に、前記自動対応付部は、前記検査結果に自動的に対応付けた前記検査オーダーの他に、対応付け得る前記検査オーダーの候補を提示する請求項8〜11のいずれか1項に記載の管理システム。
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