JPWO2020153366A1 - ボンディング装置 - Google Patents

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Abstract

ボンディング装置(10)は、上面にはんだボール(20)が供給されるプレート(22)を底に有するはんだボール保持部(24)と、被実装部材(16)を下から加熱するヒータ(30)を備える。はんだボール保持部のプレートは、上面に形成された入口がはんだボールの直径より大きく、下面に形成された出口がはんだボールの直径以下であるスロート状の穴(26)を有する。はんだボール(20)は、穴(26)の中に保持されて、はんだボールの下面は、プレートの下面から突出している。ヒータ(30)をオンにして被実装部材(16)を加熱し、プレート(22)の下面から突出したはんだボール(20)の下面を被実装部材(16)の上面に接触させて、被実装部材の上面ではんだボールを溶融させる。これにより、半導体ダイを被実装部材にはんだを用いて接合するボンディングにおいて接合前にはんだを被実装部材上の所望の領域にぬれ広がらせることができる。

Description

本発明は、半導体ダイを被実装部材にはんだを用いて接合するボンディング装置に関し、特に、はんだボールを溶融させたはんだを接合に用いるボンディング装置に関する。
従来、リードフレームや基板等の被実装部材に、半導体ダイを接合するダイボンディング装置が知られている。半導体ダイと被実装部材は、接着剤で接合(接着)される場合のほか、はんだを用いて接合される場合がある。
特許文献1には、半導体チップ(半導体ダイ)を基板にはんだを用いて接合するダイボンダ装置(ダイボンディング装置)が開示されている。特許文献1のダイボンダ装置は、基板を下からヒータで加熱した状態で、基板の上面にはんだボールを供給し、はんだボールを基板の上面で溶融させる。そして、基板の上面ではんだがぬれ広がり、ぬれ広がったはんだ上に半導体チップを載せて、はんだを凝固させることで、基板上に半導体チップを接合する。
特許第5941814号公報
特許文献1のように加熱した被実装部材の上面にはんだボールを供給する場合、はんだボールを、被実装部材の上の所定の高さから落下させる。そのため、はんだボールの着地位置や溶融位置が不規則となり、はんだが被実装部材上の所望の領域にぬれ広がらない可能性がある。
本発明の目的は、はんだボールを溶融させたはんだを用いて、半導体ダイを被実装部材に接合するボンディング装置において、接合前に、はんだを被実装部材上の所望の領域にぬれ広がらせることにある。
本発明のボンディング装置は、半導体ダイを被実装部材にはんだを用いて接合するボンディング装置であって、はんだボールの一部を下面から露出させるとともに、溶融したはんだボールを通過させる穴が底に形成されたはんだボール保持部と、はんだボール保持部を昇降させて上記はんだボールの一部を被実装部材に接触させる昇降機構と、被実装部材を加熱する熱によってはんだボールを被実装部材に溶融させるヒータとを備える、ことを特徴とする。
本発明のボンディング装置において、はんだボール保持部は、上面にはんだボールが供給されるプレートを底に備え、上記穴は、プレートに形成されており、上記穴は、プレートの上面に形成された入口がはんだボールの直径より大きく、プレートの下面に形成された出口がはんだボールの直径以下であるスロート状である、としてもよい。
本発明のボンディング装置において、はんだボール保持部には、複数の上記穴が、被実装部材の上面に塗布するはんだのパターンに従って形成されている、としてもよい。
本発明のボンディング装置において、はんだボール保持部のプレートの上記穴に保持されたはんだボールの上側の空気圧力を調整する圧力調整装置を、さらに備え、圧力調整装置により空気圧力を調整することにより、はんだボールの下面が被実装部材の上面に接する圧力を調整する、としてもよい。
本発明のボンディング装置において、はんだボール保持部に振動を印加する振動発生装置を、さらに備える、としてもよい。
本発明のボンディング装置において、振動発生装置により印加する振動の量を調整することで、はんだボールが被実装部材の上面で溶融する速度を調整する、としてもよい。
本発明のボンディング装置において、はんだボール保持部のプレートを加熱する第2のヒータを、さらに備える、としてもよい。
本発明のボンディング装置において、フォーミングガスが供給された密閉チャンバを、さらに備え、密閉チャンバの中に、被実装部材が搬送されて、密閉チャンバの中で被実装部材の上面にはんだボールが溶融される、としてもよい。
本発明によれば、はんだボール保持部の穴にはんだボールを保持した状態で、はんだボール保持部の下面から露出したはんだボールの一部を被実装部材に接触させ、はんだボールを溶融させる。そのため、被実装部材上の所望の位置にはんだ(はんだボール)が正確に溶けて落ちるので、被実装部材上の所望の領域にはんだをぬれ広がらせることができる。
ダイボンディング装置の構成を示す模式図である。 プレートの穴の形状を示す断面図である。 プレートの上面の一例を示す平面図である。 プレートの上面の別の一例を示す平面図である。 はんだボール保持部内の空気圧力を調整する実施形態を説明するための図である。 はんだボール保持部に振動を印加する実施形態を説明するための図である。 プレートにヒータを設ける実施形態を説明するための図である。 はんだボール保持部内にシャッターを設ける実施形態を説明するための図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。以下で述べる形状、材質等は、説明のための例示であって、装置や、装置により製造される製品の仕様等に合わせて適宜変更が可能である。全ての図において同様の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、ダイボンディング装置10(ボンディング装置10とも言う)の構成を示す模式図である。図示の都合上、図1を含む各図において、はんだボール20と、それを保持する、プレート22に形成された穴26は、大きめに描かれている。はんだボールは、例えば10μm〜70μm程度のはんだの粒であり、略球状を有する。
ダイボンディング装置10は、加熱したリードフレーム16(被実装部材)上ではんだボール20を溶融させて、リードフレーム16上に溶融したはんだ18の上に半導体ダイ14を載置し、はんだを凝固させることで、半導体ダイ14をリードフレーム16に接合するものである。なお、被実装部材は、リードフレーム16に限られず、基板などでもよい。
リードフレーム16は、例えば、銅(Cu)、または、銅(Cu)の表面に銀(Ag)或いはニッケル(Ni)をめっきした金属である。リードフレーム16がめっきをしていない銅である場合、リードフレーム16は、空気に晒されると酸化して、表面に酸化膜ができる。本実施形態のダイボンディング装置10は、窒素(N)と水素(H)の混合ガス(フォーミングガス82とも言う)が供給された密閉チャンバ80を備え、密閉チャンバ80の中に、リードフレーム16を搬送して半導体ダイ14の接合を行うことで、リードフレーム16の酸化膜を還元し、除去する。また、このような還元環境によれば、はんだボール20、または、それが溶融したはんだに含まれる酸化物を還元および除去できる。一方、リードフレーム16が銀やニッケルでめっきされており、酸化物の還元が要求されない場合には、密閉チャンバ80は不要である。
本実施形態において、密閉チャンバ80は、下側が平板状で上側が湾曲状である半円筒形状で、リードフレーム16の搬送方向(図1の左右方向)に延びている。ダイボンディング装置10は、密閉チャンバ80内で多数のリードフレーム16を順次搬送するガイドレール38と、リードフレーム16を下から加熱するヒータ30と、上面にはんだボール20が供給されるプレート22を底に有する箱状のはんだボール保持部24と、はんだボール保持部24を昇降させる昇降機構28と、はんだボール保持部24にはんだボール20を供給するはんだボール供給部36と、リードフレーム16へ半導体ダイ14を搬送するヘッド32と、ダイボンディング装置10内の各機器を制御する制御部34、を備える。
上記したように、はんだボール保持部24は、底にプレート22を備え、プレート22の下面は、はんだボール保持部24の下面を構成している。はんだボール保持部24のプレート22は、セラミック製であり、多数のはんだボール20のそれぞれを保持する多数の穴26が形成されている。図2は、プレート22に形成された1つの穴26の形状を示す断面図である。穴26は、プレート22の上面50にある入口54と、プレート22の下面52にある出口56を有する貫通穴(スロート状の穴)である。入口54と出口56は、平面視で円形であり、入口54は、はんだボール20の直径より大きい直径L1を有し、出口56は、はんだボール20の直径以下の大きさの直径L2を有する。はんだボール20は、プレート22の穴26の入口54から入り込んで穴26の中に保持されて、はんだボール20の下面21は、プレート22の出口56を介してプレート22の下面52から突出している。換言すれば、はんだボール20の一部が、プレート22(はんだボール保持部)の下面から露出している。
図3は、プレート22の上面50の一例を示す平面図である。プレート22には多数の穴26が形成されており、多数の穴26は、リードフレームの上面に塗布するはんだのパターンに従って形成されている。以下、プレート22に形成された多数の穴26のパターンを、マスクパターン58とも言う。図3に示すマスクパターン58は、多数の穴26が寄せ集まって構成される群(以下、穴群27と言う)が複数あり、中央の円形状の穴群27aと、穴群27aよりも小さい円形状で、穴群27aの周りに配置された8つの穴群27bからなる。
図4は、プレート22の上面50の別の一例を示す図であり、プレート22に形成された各穴の形状は省略されている。図4に示すマスクパターン58は、1つの略ヒトデ状の穴群からなり、具体的には、図4に示す略ヒトデ状の一点鎖線の内側に多数の穴が形成されたマスクパターンである。なお、プレート22におけるマスクパターン58は、図3,4に示すものに限られず、リードフレームの上面に塗布するはんだのパターンに従って様々な形のものを考えることができる。
図1に示すように、はんだボール保持部24は、内部に、多数のはんだボール20を保持し、下側にあるはんだボール20がプレート22の穴26に入り込んでいる。はんだボール保持部24は、天井に、はんだボール20の供給口44を備え、供給口44にはスライド式の扉46が設けられている。扉46をスライドさせて供給口44を開き、供給口44を介して、はんだボール供給部36からはんだボール20をはんだボール保持部24の内部へ補充可能となっている。はんだボール保持部24は、密閉チャンバ80に形成された開口窓40から密閉チャンバ80内に入り込んでおり、昇降機構28によって上下に移動可能となっている。
ヒータ30は、密閉チャンバ80内の下部で、リードフレーム16の搬送方向(図1の左右方向)に延在し、搬送されるリードフレーム16を下から加熱する。なお、ヒータ30を、第1のヒータとも言う。
ヘッド32は、上下、前後、左右に移動可能であり、下面に半導体ダイ14を吸着して搬送する。密閉チャンバ80にはシャッター窓42が設けられており、ヘッド32が半導体ダイ14を吸着してリードフレーム16へ向かうとき、シャッター窓42が開く仕様である。ヘッド32は、シャッター窓42を介して密閉チャンバ80内に入り込み、半導体ダイ14をリードフレーム16上の溶融はんだ18の上に載置する。その後、ヘッド32は、シャッター窓42から密閉チャンバ80の外に出て、シャッター窓42が閉まるようになっている。
制御部34は、プロセッサを含み、不図示の記憶部に格納されたプログラムに従って、ダイボンディング装置10内の各機器を制御する。具体的には、制御部34は、はんだボール供給部36、昇降機構28、ヒータ30、およびヘッド32を制御し、ガイドレール38に沿って進む各リードフレーム16に順次、半導体ダイ14を実装していく。
次に、ダイボンディング装置10の具体的な実装動作について説明する。まず、制御部34は、ヒータ30をオンにしてリードフレーム16を加熱し、リードフレーム16を、例えば350℃〜450℃程度まで熱する。
そして、制御部34は、昇降機構28を制御して、はんだボール保持部24をリードフレーム16の上面に向かって降下させ、プレート22の下面から突出したはんだボール20の下面(はんだボール20の一部)をリードフレーム16の上面に接触させる。それにより、リードフレーム16の上面ではんだボール20が溶融し、溶融したはんだボール20が穴26を通過して、リードフレーム16の上面に落ちる。プレート22の穴26に保持されていたはんだボール20がリードフレーム16の上面に落ちると、はんだボール保持部24内の別のはんだボール20が穴26に入り込んで、リードフレーム16の上面に接し、溶融して落ちる。それが繰り返されることにより、リードフレーム16上に所望の量のはんだが供給される。この構成によれば、はんだボール保持部24をリードフレーム16に向かって降下させてから次に上昇させるまでの時間を変えることにより、リードフレーム16上に供給するはんだの量を変えることができる。
リードフレーム16上に所望の量のはんだが供給された後、制御部34は、昇降機構28を制御して、はんだボール保持部24を上昇させ、プレート22の下面から突出したはんだボール20の下面がリードフレーム16に接しないようにする。そして、溶融はんだ18を上面に有するリードフレーム16を、ガイドレール38により搬送し、ヘッド32が降下してくる位置まで移動させる。次に、制御部34は、ヘッド32を制御して、リードフレーム16の上面の溶融はんだ18上に半導体ダイ14を載置する。そして、リードフレーム16をガイドレール38で搬送し、ヒータ30から離すことで、溶融したはんだ18が凝固して、半導体ダイ14とリードフレーム16が接合される。以上説明した実装動作を、各リードフレーム16に対して繰り返し行っていく。
次に、本実施形態のダイボンディング装置10の作用効果について説明する。
本実施形態のダイボンディング装置10は、はんだボール保持部24のプレート22の穴26にはんだボール20を保持した状態で、プレート22の下面から突出したはんだボール20の下面をリードフレーム16の上面に接触させ、はんだボール20を溶融させる。そのため、はんだがリードフレーム16上の所望の位置に正確に落ちるので、リードフレーム16上の所望の領域にはんだをぬれ広がらせることができる。
また、本実施形態のダイボンディング装置10は、はんだボール保持部24のプレート22の多数の穴26が、リードフレーム16の上面に塗布するはんだのパターンに従って形成されている。そのため、リードフレーム16の上面に、はんだを所望の形状にぬれ広がらせることができる。成形棒などにより、溶融はんだを押して、はんだをぬれ広がらせる工程が不要であり、実装動作を高速化できる。
次に、変形例について説明する。
図5に示すように、ダイボンディング装置は、はんだボール保持部24のプレート22の穴26に保持されたはんだボール20の上側の空気圧力を調整する圧力調整装置90をさらに備える、としてもよい。制御部34は、圧力調整装置90を制御し、圧力調整装置90は、はんだボール保持部24内へ配管92を介して送り込む空気量を調整することで、プレート22の穴26に保持されたはんだボール20の上側の空気圧力を調整する。この構成によれば、圧力調整装置90の空気圧力の調整により、プレート22の穴26に保持されたはんだボール20の下面がリードフレームの上面に接する圧力を調整でき、リードフレームの上面に供給するはんだの量を調整することができる。
また、図6に示すように、ダイボンディング装置は、はんだボール保持部24に振動を印加する振動発生装置96をさらに備える、としてもよい。制御部34は、振動発生装置96を制御し、振動発生装置96は、連結部材98を介してはんだボール保持部24を前後あるいは左右、または、それら両方に振動させる。この構成によれば、はんだボール保持部24の内部において、はんだボール20がプレート22の穴26に入り込むことを促進することができる。
また、振動発生装置96により、はんだボール保持部24に印加する振動の量を調整することで、はんだボール20がリードフレームの上面で溶融する速度を調整するようにしてもよい。この構成によれば、振動発生装置96の振動量の調整により、リードフレームの上面に供給するはんだの量を調整することができる。
また、図7に示すように、ダイボンディング装置は、はんだボール保持部のプレート22を加熱するヒータ64(第2のヒータとも言う)をさらに備える、としてもよい。ヒータ64は、プレート22内に埋設されており、制御部34により制御される。この構成によれば、ヒータ64によりプレート22を加熱することで、はんだボール20が溶融しやすくなり、はんだをリードフレーム16の上面70に落とす速度を速くすることができる。そのため、生産性を向上させることができる。
また、図8に示すように、ダイボンディング装置は、はんだボール保持部24内にシャッター86(仕切り板)を備える、としてもよい。シャッター86は、制御部34により制御され、シャッター86を閉じた状態(図8参照)で、はんだボール保持部24内に仕切りが形成され、シャッター86を開くこと(不図示)で、シャッター86より上にあるはんだボール20bがプレート22の上面に向かって落ちる。シャッター86は、リードフレームの上面に溶融させるはんだボール20aと、次以降のリードフレームの上面に溶融させるはんだボール20bとを仕切って、それらの間の熱電導を断つ(断熱する)。この構成によれば、リードフレームの上面にはんだボール20aを溶融させている間に、次以降のリードフレームの上面に溶融させるはんだボール20bがはんだボール保持部24内で溶融してしまうことを抑制することができる。
10 ボンディング装置(ダイボンディング装置)、14 半導体ダイ、16 リードフレーム(被実装部材)、18 溶融はんだ(はんだ)、20,20a,20b はんだボール、21 下面、22 プレート、24 はんだボール保持部、26 穴、27,27a,27b 穴群、28 昇降機構、30 ヒータ(第1のヒータ)、32 ヘッド、34 制御部、36 はんだボール供給部、38 ガイドレール、40 開口窓、42 シャッター窓、 44 供給口、46 扉、50 上面、52 下面、54 入口、56 出口、58 マスクパターン、64 ヒータ(第2のヒータ)、70 上面、80 密閉チャンバ、82 フォーミングガス、86 シャッター、90 圧力調整装置、92 配管、96 振動発生装置、98 連結部材。

Claims (8)

  1. 半導体ダイを被実装部材にはんだを用いて接合するボンディング装置であって、
    はんだボールの一部を下面から露出させるとともに、溶融した前記はんだボールを通過させる穴が底に形成されたはんだボール保持部と、
    前記はんだボール保持部を昇降させて前記はんだボールの一部を前記被実装部材に接触させる昇降機構と、
    前記被実装部材を加熱する熱によって前記はんだボールを前記被実装部材に溶融させるヒータとを備える、
    ことを特徴とするボンディング装置。
  2. 請求項1に記載のボンディング装置において、
    前記はんだボール保持部は、上面に前記はんだボールが供給されるプレートを底に備え、前記穴は、前記プレートに形成されており、
    前記穴は、前記プレートの上面に形成された入口が前記はんだボールの直径より大きく、前記プレートの下面に形成された出口が前記はんだボールの直径以下であるスロート状である、
    ことを特徴とするボンディング装置。
  3. 請求項1または2に記載のボンディング装置において、
    前記はんだボール保持部には、複数の前記穴が、前記被実装部材の上面に塗布するはんだのパターンに従って形成されている、
    ことを特徴とするボンディング装置。
  4. 請求項2に記載のボンディング装置において、
    前記はんだボール保持部の前記プレートの前記穴に保持された前記はんだボールの上側の空気圧力を調整する圧力調整装置を、さらに備え、
    前記圧力調整装置により前記空気圧力を調整することにより、前記はんだボールの下面が前記被実装部材の上面に接する圧力を調整する、
    ことを特徴とするボンディング装置。
  5. 請求項1または2に記載のボンディング装置において、
    前記はんだボール保持部に振動を印加する振動発生装置を、さらに備える、
    ことを特徴とするボンディング装置。
  6. 請求項5に記載のボンディング装置において、
    前記振動発生装置により印加する前記振動の量を調整することで、前記はんだボールが前記被実装部材の上面で溶融する速度を調整する、
    ことを特徴とするボンディング装置。
  7. 請求項2に記載のボンディング装置において、
    前記はんだボール保持部の前記プレートを加熱する第2のヒータを、さらに備える、
    ことを特徴とするボンディング装置。
  8. 請求項1に記載のボンディング装置において、
    フォーミングガスが供給された密閉チャンバを、さらに備え、
    前記密閉チャンバの中に、前記被実装部材が搬送されて、前記密閉チャンバの中で前記被実装部材の上面に前記はんだボールが溶融される、
    ことを特徴とするボンディング装置。
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