JPWO2020138099A1 - 発泡性飲料の注出装置 - Google Patents

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Abstract

発泡性飲料の注出装置は、発泡性飲料を送るための第1のチューブ51と、第1のチューブ51よりも硬く且つ第1のチューブ51の内側に挿入される第2のチューブ53bと、第1のチューブ51と第2のチューブ53bとが重なる位置において、第1のチューブ51に超音波を印加するための素子54と、を備える、発泡性飲料の注出装置である。

Description

本発明は、発泡性飲料の注出装置に関する。
従来から、発泡性飲料(例えば、ビール)は、ジョッキ又はグラス等の容器に注いだときに、風味、口当たり、喉越し及び見栄えを良くするために、例えば、7割程度の飲料の層と、飲料の層上に3割程度の泡の層と、を有することがしばしば好まれる。泡は、飲料中の炭酸の抜け及び飲料の酸化を遅らせるために、細かいことが好ましい。また、細かな泡は、飲料のうまさを長持ちさせることができる。
例えば、ビアホール、ビアガーデン及び居酒屋等の店舗では、樽詰めされたビールが、専用のサーバーによって容器に注がれ、客に提供される。このとき、ビールの層の上に細かな泡の層を形成するために、ビールを注ぐ際の容器の角度、コック操作、注出量、及び/又は、ガス圧の調整等の様々な操作に熟練が必要とされる。
したがって、熟練を必要とすること無く、細かな泡を生成するための様々な提案が開示されている。例えば、特許文献1は、吐出口に超音波発生素子が埋設された発泡性飲料注出用のタップを開示している。また、特許文献2は、ピッチャーに取り付けられて使用されるビールの注出装置を開示している。この装置は、ノズルの断面の下側に設置された超音波素子を備えている。また、特許文献3は、ピッチャー等の可搬容器に取り付けられて使用される発泡性飲料の注出装置を開示している。この装置は、装置内の経路を流れる飲料に対して振動を付与するための加振装置を備えている。
特開2000−327096号公報 特開2016−216080号公報 特許第6227433号
超音波を発生する素子で発泡性飲料を泡立てるときに、例えば、超音波が飲料に当たる時間が短い場合(例えば、飲料の流速が高い場合)、細かな泡が十分に生成されない可能性がある。したがって、主に重力によって飲料が低流速で注がれるピッチャー、缶又は瓶等の可搬容器に超音波発生素子が用いられる場合には、細かな泡が十分に生成されるが、飲料が高流速で注がれる飲料サーバーに超音波発生素子が用いられる場合には、細かな泡が十分に発生されない可能性がある。
本発明は、細かな泡を生成することができる発泡性飲料の注出装置を提供することを目的とする。
本開示の一態様は、発泡性飲料の注出装置であって、発泡性飲料を送るための第1のチューブと、第1のチューブよりも硬く且つ第1のチューブの内側に挿入される第2のチューブと、第1のチューブと第2のチューブとが重なる位置において、第1のチューブに超音波を印加するための素子と、を備える、注出装置である。
本発明者は、第1のチューブに第2のチューブを挿入することによって流路断面積の小さい狭窄部分を形成し、当該狭窄部分に超音波を印加することによって、超音波を流路全体まで伝える事ができ、これによって、細かな泡を生成可能であることを見出した。本開示の一態様によれば、上記のような第1のチューブと第2のチューブとが組み合わされた狭窄部分に超音波が印加される。また、本発明者は、飲料(すなわち、液体)に振動を伝える場合、第1のチューブよりも硬い第2のチューブから振動を伝えることによって、第1のチューブから振動を伝える場合に比して、振動を吸収することなく効率的に飲料に振動を伝える事が出来ることを見出した。したがって、細かな泡を生成することができる。
注出装置は、飲料容器に貯留された発泡性飲料を供給するための飲料サーバーに組み込まれるように構成されていてもよく、第1のチューブは、飲料容器と飲料サーバーの吐出部とを接続するホースによって構成されてもよい。本態様では、注出装置は、飲料サーバーに組み込まれるように構成される。上記のように、飲料サーバーでは、飲料が高い流速で注がれるため、超音波が飲料に当たる時間が短い。本態様によれば、このような飲料サーバーにおいても、細かな泡を生成することができる。
第2のチューブは、ホースと飲料サーバーの吐出部とを接続するコネクタによって構成されてもよい。この場合、超音波が印加される位置は、発泡性飲料の出口に近くなる。したがって、泡の生成を停止したときに、流路に残る泡を少なくすることができる。したがって、余分な泡を生成することを防止することができる。
本開示の一態様によれば、細かな泡を生成することができる。
実施形態に係る注出装置を含む飲料サーバーを示す概略構成図である。 飲料サーバーから取り除かれたホースユニットを示す概略斜視図である。 タップノズルを示す概略断面図である。
以下、添付図面を参照して、実施形態に係る注出装置を説明する。同様な又は対応する要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。理解を容易にするために、図の縮尺は変更されている場合がある。
図1は、実施形態に係る注出装置を含む、飲料サーバー10を示す概略構成図である。本実施形態では、注出装置は、飲料サーバー10に組み込まれるホースユニット5に包含されている。飲料サーバー10は、例えば、冷蔵庫1と、タワー2と、制御装置3と、ガスボンベ4と、を備えている。飲料サーバー10は、他の構成要素を更に含んでもよい。
冷蔵庫1は、飲料容器Bを収容し冷却するように構成されている。飲料サーバー10は、いわゆる空冷式であり、冷蔵庫1は、飲料容器Bごと飲料を冷却するように構成されている。冷蔵庫1は、例えば、使用中の飲料容器Bと、1つ又は複数の予備の飲料容器Bと、を収容するように構成されていてもよい。冷蔵庫1は、飲料容器Bの出し入れを可能にするドア(不図示)を有することができる。
飲料容器Bは、例えば、ビール樽であることができる。飲料容器Bは、様々な発泡性飲料(例えば、ビール、ビール以外のアルコール炭酸飲料(例えば、発泡酒、麦芽以外の原料から作成されていて別のアルコール飲料が混入されたビール風味の発泡アルコール飲料(いわゆる第三のビール)、チューハイ、若しくは、ハイボール)、又は、非アルコール炭酸飲料(ノンアルコールビール若しくは炭酸ジュース)等)を貯蔵することが可能である。本開示の注出装置が適用される飲料は、ビールテイスト飲料に限られず、飲用時に泡があることが望まれる任意の発泡性飲料であることができる。
使用中の飲料容器Bには、ディスペンスヘッドHが取り付けられている。ディスペンスヘッドHには、ガスボンベ4と、ホースユニット5のプローブ52と、が取り付けられている。ガスボンベ4から供給されるガスによって、飲料容器Bの内部の飲料が、ディスペンスヘッドH及びプローブ52を通じてホースユニット5のホース51に押し出される。
図2は、飲料サーバー10から取り除かれたホースユニット5を示す概略斜視図である。ホースユニット5は、定期的に、所定のタイミングに、又は、任意のタイミングに交換されることが意図されていてもよい。ホースユニット5は、使い捨てであってもよい。ホースユニット5は、例えば、ホース(第1のチューブ)51と、プローブ52と、タップノズル53と、超音波を印加するための素子54(図3)と、を有する。ホースユニット5は、その他の構成要素を更に有してもよい。
図1を参照して、ホース51は、様々な可撓性の合成樹脂で作製されることができ、例えば、ポリエチレンで作製されてもよい。ホース51のプローブ52側の一方の端部は、飲料容器Bに接続され、タップノズル53側の他方の端部は、タワー2の吐出部22に接続される。
プローブ52は、ホース51の一方の端部に接続されており、当該端部を飲料容器B(具体的には、ディスペンスヘッドH)に接続するように構成されている。より具体的には、プローブ52は、例えば、ディスペンスヘッドHに嵌め込まれるように構成されていてもよい。プローブ52は、合成樹脂又は金属等、様々な材料で作製されてもよい。
タップノズル53は、ホース51の他方の端部に接続されており、当該端部をタワー2の吐出部22に接続するように構成されている。具体的には、タップノズル53は、ノズル部53eが吐出部22から突出するように、吐出部22に嵌め込まれるように構成されてもよい(すなわち、タップノズル53は、飲料サーバー10において、飲料の出口として構成されてもよい)。タップノズル53は、合成樹脂又は金属等、様々な材料で作製されてもよい。
図3は、タップノズル53を示す概略断面図である。タップノズル53は、例えば、本体53aと、コネクタ(第2のチューブ)53bと、弁53cと、弁蓋53dと、を含んでいる。タップノズル53は、その他の構成要素を更に含んでいてもよい。
本体53aは、ノズル部53eを含んでおり、タワー2の吐出部22に嵌め込まれるように構成されている。
コネクタ53bは、ホース51と吐出部22(具体的には吐出部22に嵌め込まれた本体53a)とを接続するように構成されている。より具体的には、コネクタ53bの第1の端部(図3において右側の端部)は、ホース51の端部に挿入されるように構成されている。例えば、コネクタ53bの第1の端部の外面には、ホース51への挿入を容易にするために、テーパ53fが設けられていてもよい。テーパ53fには、ホース51がコネクタ53bから容易に取り外されることを防止するために、隆起部53gが設けられていてもよい。コネクタ53bの第2の端部(図3において左側の端部)は、本体53aに係合するための雄ねじ部を含んでいる。コネクタ53bは、ホース51よりも硬い材料で作製することができる。例えば、コネクタ53bは、様々な非可撓性の合成樹脂で作製されることができ、例えば、ポリプロピレンで作製されてもよい。
ホース51及びコネクタ53bの内径及び厚さは、素子54からの超音波によって所望の泡が飲料中に発生するように、選択されることができる。例えば、一実施形態では、ホース51は、約3mmの内径及び約1.25mmの厚さを有することができ、コネクタ53bは、約2.5mmの内径を有することができる。ホース51の内径及び厚さは、例えば、素子54からの超音波の強度等の様々な要因に応じて変更されてもよい。
弁53cは、発泡性飲料の流路を閉じる又は開くように構成されている。弁53cは、本体53a内に挿入されるように構成されている。例えば、タップノズル53は、弁53cを開位置(図3に示される位置)に付勢するためのバネ等の弾性要素(不図示)を含んでもよい。弁53cの上面には、タワー2のコック23c(詳しくは後述)と係合するための突起53hが設けられている。コック23cを操作することによって、弁53cを図3に示される位置よりも低い閉位置に移動可能である。弁53cは、閉位置において飲料の流路を塞ぐためのOリング等のシール部材(不図示)を含んでもよい。弁蓋53dは、弁53cを覆うように本体53aに取り付けられている。
素子54は、圧電素子であることができ、不図示の発信器に接続されることができる。素子54は、ホース51とコネクタ53bとが重なる部分において、ホース51に超音波を印加するように構成されている。素子54は、様々な方法でホース51の外面に固定されることができる。例えば、素子54は、接着剤によってホース51の外面に固定されてもよい。また、例えば、ホース51は、素子54を取り付けるための突起を含んでいてもよく、突起は、素子54が嵌め込まれることができるように構成されてもよい。この場合、素子54は、ホースユニット5を交換する際に、使用済みのホースユニット5から取り外されることができ、新しいホースユニット5に容易に再取り付けすることができる。また、その他の固定方法として、例えば、素子54にバネ等の弾性素材を取り付けし、素子54が弾性素材の有する弾性力によってホースへと固定されていてもよい。
図1から理解可能なように、本実施形態では、ディスペンスヘッドHよりも下流側において、飲料の流路の全てが、交換可能なホースユニット5によって構成されている。したがって、飲料の流路を掃除すること無しに、飲料の流路を清潔に保つことができる。よって、オペレータの負担を軽減することができる。
タワー2は、冷蔵庫1(具体的には、冷蔵庫1の天井壁)から上方に突出している。タワー2は、中空であり、タワー2の内部と、冷蔵庫1の内部と、は互いに連通している。タワー2は、例えば、本体21と、吐出部22と、蓋23と、を有する。タワー2は、その他の構成要素を更に有してもよい。
本体21は、筒状(例えば、中空の円柱状又は角柱状)の部材である。ホースユニット5は本体21の内部を通されて、ホース51は本体21の内部に配置される。本体21の上端部は開放されており、開口24を有している。開口24は、ホースユニット5を取り出し可能に構成されている。本体21の下端部は開放されており、冷蔵庫1の内部へと連通している。
図2を参照して、吐出部22は、本体21の上端部から水平方向に延在している。本実施形態では、吐出部22は、上方に開放した円弧状の断面を有しており、ホースユニット5のタップノズル53が、上方から吐出部22に嵌め込み可能となっている。吐出部22は、タップノズル53のノズル部53eを通すための貫通孔を有している。ノズル部53eは、吐出部22の外側に露出されるように構成されている。
蓋23は、本体21の開口24及び吐出部22の開放部を覆うように構成されている。蓋23は、本体21及び吐出部22から取り外し可能である。図1を参照して、蓋23は、例えば、ヒンジ23a等の回転可能要素を介して、本体21に対して回転可能に取り付けられてもよい。図2を参照して、このような構成によって、蓋23は、ホースユニット5が取り出し可能なように開かれることができる。
蓋23には、不用意に蓋23が開かれることを防止するためのボタン23bが設けられていてもよい。ボタン23bが押されているときのみ、蓋23を開くことができる。蓋23には、タップノズル53の弁53cを開閉するためのコック23cが取り付けられている。コック23cは、弁53cの上記の突起53hと係合するように構成されている。
例えば、コック23cは、弁53cを開くための第1の位置と、弁53cを閉じるための第2の位置と、泡を発生するための第3の位置と、を有することができる。第3の位置では、コック23cは、飲料の流路を狭めるように弁53cの位置を調整して、これによって、泡が発生する。また、飲料サーバー10は、コック23cが第3の位置にあるときに、素子54が超音波を発生するように構成されていてもよい。例えば、コック23cには、コック23cの位置を検知するためのコック用センサが設けられていてもよい。
図1を参照して、制御装置3は、飲料サーバー10を監視するように構成されている。例えば、制御装置3は、コック23cが第3の位置にあるときに素子54が超音波を発生するように、素子54を制御するように構成されていてもよい。例えば、制御装置3は、コック用センサによってコック23cが第3の位置にあることが検知されている場合に、素子54に対して超音波を発するように信号を送ってもよい。制御装置3は、素子54及びコック用センサと無線で又は有線で接続されていてもよい。
制御装置3は、例えば、プロセッサ、メモリ、及び/又は、操作部等の構成要素を含むことができる。制御装置3は、その他の構成要素を含んでもよい。プロセッサは、例えば、1つ又は複数のCPU(Central Processing Unit)を含むことができる。プロセッサの代わりに、独立した集積回路、マイクロプロセッサ、及び/又は、ファームウェアが使用されてもよい。メモリは、例えば、フラッシュメモリ等のROM(Read Only Memory)、及び、RAM(Random Access Memory)等の記憶装置を含むことができる。メモリは、プロセッサが実行する様々なプログラムを記憶することができる。プログラムは、例えば、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory),DVD−ROM(Digital Versatile Disk Read Only Memory)等のコンピュータ読み取り可能な可搬型記録媒体から公知のセットアッププログラム等を用いてメモリにインストールされてもよい。操作部は、入力機能及び表示機能を有することができ、例えばタッチパネルを含むことができる。代替的に又は付加的に、操作部は、その他の構成要素(例えば、液晶ディスプレイ、マウス、及び/又は、キーボード等)を含んでもよい。
ガスボンベ4は、ディスペンスヘッドHに接続されており、ディスペンスヘッドHを介して例えば炭酸ガス、窒素ガス又はそれらの混合気等のガスを飲料容器Bに供給することができる。
次に、飲料サーバー10の動作について説明する。
グラス又はジョッキ等の容器に発泡性飲料を注ぐ場合、オペレータは、コック23cを、弁53cを閉じるための第2の位置から、弁53cを開くための第1の位置に移動する。この操作によって、弁53cが開かれ、発泡性飲料がノズル部53eから供給される。発泡性飲料が容器の所望の高さまで注がれた時に、オペレータは、コック23cを、第1の位置から、泡を発生するための第3の位置に移動する。この操作によって、弁53cによって飲料の流路が狭められ、泡がノズル部53eから供給される。
本開示の飲料サーバー10では、泡を供給するときに、素子54から飲料に超音波が印加される。例えば、一実施形態では、コック23cが第3の位置に移動されたときに、コック用センサが制御装置3に信号を送信する。制御装置3は、素子54に信号を送り、素子54から発泡性飲料に超音波が印加される。これによって、より細かい泡が飲料中に発生する。
泡が容器の所望の高さまで注がれた時に、オペレータは、コック23cを第2の位置に戻す。この操作によって、弁53cが閉じられ、一連の動作が終了する。
以上のような飲料サーバー10では、ホース51とコネクタ53bとが重なる狭窄部分において、発泡性飲料に超音波が印加される。本発明者は、以下で詳しく説明されるように、ホース51にコネクタ53bを挿入することによって流路断面積の小さい狭窄部分を形成し、当該狭窄部分に超音波を印加することによって、超音波を流路全体まで伝える事ができ、これによって、細かな泡を生成可能であることを見出した。また、飲料(すなわち、液体)に振動を伝える場合、ホース51よりも硬いコネクタ53bから振動を伝えることによって、ホース51から振動を伝える場合に比して、振動を吸収することなく効率的に飲料に振動を伝える事が出来ると推測される。したがって、飲料サーバー10では、細かな泡を生成することができる。
また、本実施形態では、注出装置は、飲料容器Bに貯留された発泡性飲料を供給するための飲料サーバー10に組み込まれるように構成されており、第1のチューブは、飲料容器Bと飲料サーバー10の吐出部22とを接続するホース51によって構成されている。一般的に、飲料サーバーでは、飲料が高い流速で注がれるため、超音波が飲料に当たる時間が短い。しかしながら、本実施形態によれば、このような飲料サーバー10においても、細かな泡を生成することができる。
また、本実施形態では、第2のチューブは、ホース51と飲料サーバー10の吐出部22とを接続するコネクタ53bによって構成されている。したがって、超音波が印加される位置は、発泡性飲料の出口に近い。したがって、泡の生成を停止したときに、流路に残る泡を少なくすることができる。したがって、余分な泡を生成することを防止することができる。
注出装置の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されない。当業者であれば、上記の実施形態の様々な変形が可能であることを理解するだろう。
例えば、上記の実施形態では、第2のチューブは、タップノズル53のコネクタ53bによって構成されており、ホース51の端部に挿入されている。しかしながら、他の実施形態では、第2のチューブは、コネクタ53bとは別個の部材として形成されてもよく、ホース51において端部以外の位置(例えば、端部から所定の距離離れた位置)に挿入されてもよい。したがって、素子54も、第2のチューブの位置に応じて、ホース51において端部以外の位置に固定されてもよい。
また、上記の実施形態では、注出装置は、飲料サーバーに適用されている。しかしながら、他の実施形態では、注出装置は、ピッチャー等の可搬容器に取り付けられるように構成されてもよい。この場合、例えば、注出装置は、可搬容器に取り付けられるように構成されたノズルを備えてもよく、第1のチューブは、可搬容器内の発泡性飲料をノズルに送るように構成されていてもよい。第2のチューブは、第1のチューブを取り付けるために、ノズルに設けられたコネクタであることができる。代替的に、第2のチューブは、コネクタとは別個の部材として形成されてもよく、第1のチューブにおいて端部以外の位置(例えば、端部から所定の距離離れた位置)に挿入されてもよい。
また、上記の実施形態では、注出装置は、空冷式の飲料サーバーに適用されている。しかしながら、他の実施形態では、注出装置は、飲料容器を冷却することなく、流路を流れる飲料を冷却する、いわゆる瞬冷式の飲料サーバーに適用されてもよい。
以下の条件で生成された泡の平均粒子径を測定した。測定には、キーエンス社のデジタルマイクロスコープVHX−6000及びキーエンス社の超小型高性能ズームレンズVH−Z20R/Z20Tを用いた。
実施例1:上記の実施形態の飲料サーバー10と同様な空冷式の飲料サーバーを用いた。ホースとタップノズルのコネクタとが重なった狭窄部分において、超音波を印加するための素子をホースに取り付けた。ホースはポリエチレン製であり、コネクタはポリプロピレン製であった。ホースの内径は約3mmであり、コネクタの内径は約2.5mmであった。コックを、泡を生成するための第3の位置にセットした。タップノズルから得られた泡の平均粒子径を測定した。
実施例2:実施例1の飲料サーバーにおいて、コックを、泡を生成するための第3の位置の代わりに、弁を開くための第1の位置にセットした。タップノズルから得られた泡の平均粒子径を測定した。
比較例1:実施例1の飲料サーバーにおいて、タップノズルを取り外し(すなわち、コック無し)、ホースから直接的に発泡性飲料を流した。この状態において、飲料に超音波を印加した。ホースから得られた泡の平均粒子径を測定した。
比較例2:比較例1の飲料サーバーにおいて、ホースを、内径が約2mmの他のホースに取り換えた。交換後のホースもポリエチレン製であった。ホースから直接的に発泡性飲料を流した。この状態において、飲料に超音波を印加した。ホースから得られた泡の平均粒子径を測定した。
比較例3:実施例1の飲料サーバーにおいて、超音波を飲料に印加しなかった。タップノズルから得られた泡の平均粒子径を測定した。
比較例4:一般的に入手可能な瞬冷式の飲料サーバーで、飲料に超音波を印加することなく、コックの操作によって泡を生成した。得られた泡の平均粒子径を測定した。
測定結果を以下の表1に示す。
Figure 2020138099
実施例1及び比較例3を参照すると、超音波を印加することによって、泡の平均粒子径が115.1μmから74.1μmまで減少されていることがわかる。また、比較例3及び比較例4を参照すると、比較例3の空冷式の飲料サーバー(平均粒子径:115.1μm)は、細かい泡を生成するという点において、比較例4の瞬冷式の飲料サーバー(平均粒子径:97.3μm)よりも劣っているが、超音波を印加すること(実施例1)によってこの点を改善することできることがわかる。
また、実施例2及び比較例1を参照すると、第1のチューブに第2のチューブが挿入されていることによって、泡の平均粒子径が89.3μmから84.0μmまで減少されていることがわかる。
また、実施例2、比較例1及び比較例2を参照すると、第1のチューブに硬い第2のチューブを挿入する方(実施例1)が、第1のチューブの内径を3mm(比較例1)から2mm(比較例2)に減少するよりも、泡の細かさを改善することができることがわかる。
10 飲料サーバー
22 吐出部
51 ホース(第1のチューブ)
53b コネクタ(第2のチューブ)
54 超音波を印加するための素子
B 飲料容器

Claims (3)

  1. 発泡性飲料の注出装置であって、
    前記発泡性飲料を送るための第1のチューブと、
    前記第1のチューブよりも硬く且つ前記第1のチューブの内側に挿入される第2のチューブと、
    前記第1のチューブと前記第2のチューブとが重なる位置において、前記第1のチューブに超音波を印加するための素子と、
    を備える、注出装置。
  2. 当該注出装置は、飲料容器に貯留された発泡性飲料を供給するための飲料サーバーに組み込まれるように構成されており、
    前記第1のチューブは、前記飲料容器と前記飲料サーバーの吐出部とを接続するホースによって構成される、請求項1に記載の注出装置。
  3. 前記第2のチューブは、前記第1のチューブと前記飲料サーバーの前記吐出部とを接続するコネクタによって構成される、請求項2に記載の注出装置。
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