JPWO2020090858A1 - エレベータ制御盤 - Google Patents

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Abstract

本開示のエレベータ制御盤100は、かご(300)が昇降するエレベータの昇降路(200)内に配置される扉部(9)を有する筐体(8)と、筐体(8)内に配置され、かご(300)を昇降させる駆動用電気部品が一体的に形成された駆動部(1)と、筐体(8)内に配置され、駆動部(1)を制御する制御用電気部品が一体的に形成された制御部(2)と、駆動部(1)の動力線(63)並びに駆動部(1)及び制御部(2)の信号線(64)がそれぞれ集約されて収納され、筐体(8)内であって制御部(2)に対して扉部(9)の反対側に配置される配線部(6)とを備えるものである。

Description

本開示は、エレベータの昇降路内に設置されたエレベータ制御盤に関するものである。
エレベータを運行するための巻上機や制御盤を収納する機械室をなくし、スペースを確保する機械室レスエレベータが普及している。
機械室レスエレベータでは、制御盤を狭小な昇降路内に設置するため、搬入、配置等に工夫が必要となる。例えば、特許文献1では、制御盤の機能を主回路用、バッテリ用等に分けて別体とし、ガイドレールに縦に配置することにより、狭小な昇降路に納めるようにしている。また、分けた盤は機能毎に厚みが異なるため、扉の面を合わせ、作業位置から作業箇所までの間隔を揃えることにより、制御盤の保守点検、故障修理時の作業性を向上させている。
特開2003−20171号公報
しかしながら、昇降路内は狭小なだけでなく、照度が確保できないため、保守点検、故障修理時の作業性が悪く、複雑な配線を誤って結線したり、配線を損傷させたりするおそれがあった。
本開示は、上述の問題を解決するためになされたもので、エレベータの昇降路内に設置されたエレベータ制御盤の保守点検、故障修理等の作業品質を向上できるエレベータ制御盤を提供することを目的とする。
本開示にかかるエレベータ制御盤は、かごが昇降するエレベータの昇降路内に配置される扉部を有する筐体と、筐体内に配置され、かごを昇降させる駆動用電気部品が一体的に形成された駆動部と、筐体内に配置され、駆動部を制御する制御用電気部品が一体的に形成された制御部と、駆動部の動力線並びに駆動部及び制御部の信号線がそれぞれ集約されて収納され、筐体内であって制御部に対して扉部の反対側に配置される配線部とを備えたものである。
本開示によれば、エレベータ制御盤の動力線及び信号線が集約され、集約動力線及び集約信号線として筐体の後部に収納されるため、保守点検又は故障修理する作業者は作業と無関係の集約動力線及び集約信号線に触れることがなく、誤って結線してしまったり、損傷させてしまったりすることを防ぎ、作業品質を向上できる。
実施の形態1にかかるエレベータを示す概略構成図。 実施の形態1にかかるエレベータ制御盤を示す概略構成図。 実施の形態1にかかる駆動部と配線部との接続例。 実施の形態1にかかるエレベータ制御盤の接続例。 実施の形態1にかかる駆動部の回路の例。 実施の形態1にかかる制御部の実装例を示す概略構成図。 実施の形態2にかかるエレベータ制御盤を示す概略構成図。 実施の形態2にかかる制御部の固定方法を示す概略構成図。 実施の形態2にかかるエレベータ制御盤を示す概略構成図。 実施の形態2にかかるエレベータ制御盤のカバー部材を示す概略構成図。 実施の形態2にかかるエレベータ制御盤のカバー部材を示す概略構成図。 実施の形態2にかかるエレベータ制御盤を示す概略構成図。 実施の形態3にかかる配線部の概略構成図。 実施の形態3にかかる配線部の概略構成図。 実施の形態3にかかるエレベータ制御盤の接続例。 実施の形態4にかかる駆動部の実装例を示す概略構成図。 実施の形態5にかかるエレベータ制御盤を示す概略構成図。 実施の形態6にかかるプリント配線基板の概略構成図。 実施の形態6にかかるプリント配線基板の概略断面図。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1にかかるエレベータを示す概略構成図である。エレベータの昇降路200内には、乗客を乗せるかご300、かご300を昇降させるワイヤロープ400、滑車500、重り600が配置され、巻上機700に繋がるロープ巻上部800により、ワイヤロープ400が巻上げられて、かご300の昇降が行われる。
巻上機700を制御するエレベータ制御盤100は、昇降路200内の壁の狭小な位置に配置され、かご300の昇降をスムーズに行うための制御をエレベータ制御盤100の駆動部1及び制御部2で行う。
図1では巻上機700を昇降路200の下部に示したが、昇降路200の上部にあってもよい。この時、エレベータ制御盤100も昇降路200の上部に配置される。
図2は、エレベータ制御盤を示す概略構成図であり、図2(a)はエレベータ制御盤100の外観、図2(b)は正面、図2(c)は図2(b)のA―A断面を表している。図中のX軸はエレベータ制御盤100の幅方向、Z軸は高さ方向を示す。Y軸は奥行きを示し、−Y方向はエレベータ制御盤100の前方、+Y方向は後方を示す。
エレベータ制御盤100は、扉部9を有する筐体8の内部に、駆動部1、制御部2を昇降方向に備え、これらの動力線、信号線は、それぞれ集約されて集約動力線、集約信号線として、制御部2の後側、つまり制御部2に対して扉部9と反対側の配線部6に配置される。なお、扉部9は回転して開閉する扉のみならず、容易に取り外して内部を確認可能な扉であってもよい。
扉部9を開いた筐体8の正面図(図2(b))に示すように、筐体8の内部には電気部品がそれぞれユニットを形成した駆動部1、制御部2が機能毎に縦方向に配置される。ここでユニットとは、機能毎に必要となる電気部品が一体化されたものである。各ユニットは、電気部品が配置されるベース39を有し、この一部に切り欠き部10を有する。なお、以下の説明において、駆動部1及び制御部2を別体としてそれぞれユニット化し、エレベータ制御盤100内に配置する例を示すが、駆動部1及び制御部2を一体としてもよい。
駆動部1の動力線63、駆動部1及び制御部2の信号線64は、切り欠き部10を通過して、それぞれ集約されて配線部6に収納される。切り欠き部10は複数設けてもよい。また、切り欠き部10を設けず動力線63及び信号線64を集約させてもよい。
そして、図2(b)のA―A断面図(図2(c))に示すように、筐体8の扉部9側の制御部2の後側である後部、即ち制御部2を扉部9とで挟む位置に配線部6が配置される。図中の駆動部1、制御部2の下部には、必要に応じて、例えば後述するバッテリ部3、付帯部5等の他のユニットが配置できる。
駆動部1と筐体8の後部に配置された配線部6との接続例を、筐体8の右側面を示した図3に示す。駆動部1の動力線63及び信号線64は接続部であるコネクタ11を介して配線部6に収納される集約動力線61及び集約信号線62と電気的に接続される。なお、図3(a)において、信号線64は奥側にあり、動力線63のみが示されている。
ここで、コネクタ11は、図3(a)に示すように駆動部1から下向きに設けてもよく、図3(b)に示すように横向きに設けてもよい。
このように、エレベータ制御盤100の動力線63及び信号線64が、集約され、集約動力線61及び集約信号線62として筐体8の後部に収納されるため、保守点検又は故障修理する作業者は作業と無関係の集約動力線61及び集約信号線62に触れることがなく、誤って結線してしまったり、損傷させてしまったりすることを防ぎ、作業品質を向上できる。
図4は、駆動部1、制御部2の他に、バッテリ部3、及び付帯部5を含むエレベータ制御盤100の接続例を示す。例えば駆動部1は、三相電源21からの交流信号を直流変換し、再度交流にして巻上機700内のモータ701を駆動する。制御部2は駆動部1を制御し、駆動部1及び制御部2はエレベータ制御盤100の筐体8内に収納される。
図4の例ではさらに、駆動部1及び制御部2に電力を供給するバッテリ部3、及び、例えば周辺機器23である照明等を制御する付帯部5を有する。これらはベース39に搭載されて、それぞれ機能毎に一体化され、ユニットを形成し、ユニット内の動力線63(実線)及び信号線64(破線)は集約されて集約動力線61(実線)及び集約信号線62(破線)として、配線部6に収納される。
ここで、複数の動力線63及び信号線64がそれぞれ集約された集約動力線61(実線)及び集約信号線62(破線)は、それぞれ少なくとも2つ以上のユニットに接続される。また、集約動力線61及び集約信号線62は、それぞれハーネス化されている。すなわち、集約動力線61及び集約信号線62の端部は、コネクタ又は端子等によってまとめられている。
集約動力線61及び集約信号線62はハーネス化されているため、駆動部1及び制御部2の他に、バッテリ部3及び付帯部5を電気的に接続するハーネスとしての役割を有している。すなわち、配線部6は、各ユニットの背面側の空間に配置され、集約動力線61(実線)及び集約信号線62(破線)が配置されるスペースと言える。
図4において、駆動部1はエレベータ制御盤100外の回生抵抗器22に、制御部2及び付帯部5はエレベータ制御盤100外の周辺機器23に接続された例を示している。
図5に駆動部1の回路の例を示す。駆動部1は、例えばダイオードコンバータ24、平滑コンデンサ25、抵抗26、トランジスタ27、インバータ28、ゲート駆動回路29を備え、ダイオードコンバータ24はダイオードモジュール30として、抵抗26、トランジスタ27及びインバータ28はインバータ回路モジュール31としてモジュール化され、平滑コンデンサ25、ゲート駆動回路29とともにベース39に実装され、駆動部1を構成する。
このように駆動用電気部品が一体化されユニットを形成した駆動部1は、エレベータの設置される建築物から受けた三相電源21をダイオードコンバータ24によって直流に変換し、変換された直流をインバータ28によって再度交流に変換し、巻上機700のモータ701を駆動させる。
図6は、制御部2の実装例を示す概略構成図であり、図6(a)は筐体8内に収納され、ベース39に実装された制御部2、図6(b)は図6(a)の右側面を示す。制御部2は、制御基板32、ブレーカ33、電磁接触器34、電源35の制御用電気部品が一体化されてユニットを形成し、駆動部1への駆動指令のための電流、電圧を制御する。
これらの制御用電気部品は、例えば四隅にねじ穴36を有するベース39上に実装されている。例えば、これら各電気部品の信号線64は、接続部であるコネクタ12にまとめられ、ベース39に設けられた切り欠き部10を通過し、集約されて集約信号線62として筐体8の後部の配線部6に収納される。コネクタ12は2つ以上に分けてもよい。
駆動部1及び制御部2において、動力線63及び信号線64を集約するコネクタ11、12は、簡易に脱着可能な、例えばダイナミックコネクタのような形態とすれば、駆動部1、制御部2を構成するユニットをそれぞれ分離して明るい場所に運んで保守点検、故障修理が行え、さらに好ましい。
また、駆動部1の動力線63のみ集約してもよく、駆動部1及び制御部2の動力線63及び信号線64、又はその一部を集約してもよい。
なお、駆動部1及び制御部2の上下の位置関係は限定されないが、好ましくは、駆動部1は制御部2よりも上方に配置する。これにより、駆動部1の熱を効率よく排出することができる。
駆動部1は、エレベータ制御盤100の中で単位体積当たりの発熱量が最も大きく、温度も高くなる傾向がある。このため、駆動部1を制御部2よりも上方に配置することにより、駆動部1の発熱で温められた空気をエレベータ制御盤100内の他の部品に触れさせることなく駆動部1の上方、すなわちエレベータ制御盤100の上方へ逃がすことができる。これにより、駆動部1の放熱性能が向上するため、エレベータ制御盤100を小型化することができる。また、制御部2の周辺空気温度が上がらないため、制御部2の部品を安全な温度で使用することができ、故障を抑制できる。
また、駆動部1は巻上機700を駆動するインバータ回路を有し、高速で半導体素子がスイッチングしている。このため、信号線64が駆動部1に近接して配置されると、駆動部1から信号線64に電磁ノイズが干渉し、信号線64を経由して制御部2及び付帯部5に含まれる機器が誤動作する可能性があるが、制御部2よりも駆動部1を上方に配置することにより、制御部2と駆動部1との電磁ノイズ干渉を抑制できる。
さらに、駆動部1を制御部2の上方に配置することにより、制御部2と付帯部5とを近接して配置できる。これにより、制御部2と付帯部5との接続には多くの信号線64が接続されるため、駆動部1から発生する電磁ノイズによる、制御部2と付帯部5とを接続する集約信号線62への干渉を抑制でき、制御部2と付帯部5との部品を安全な状態で使用することができるため、故障を抑制できる。
実施の形態2.
図7は、実施の形態2にかかるエレベータ制御盤を示す概略構成図である。実施の形態1では駆動部1への駆動指令の機能を制御部2に持たせたが、ここでは別体としてCPUを有する指令部4を設ける。指令部4は、例えば、制御部2に対してエレベータの運行速度を制御する指令を出し、駆動部1から得られるインバータ28の駆動状況、即ち巻上機700の駆動状況の情報を電流値としてフィードバックを得ることにより、適切な運行管理を実行する。
バッテリ部3は、停電時のエレベータ運行に関わる電力供給用電気部品が一体化されたユニットである。エレベータは停電時にかご300の昇降が停止した場合、最寄り階までかご300を動かし、乗客を安全に降車させる機能を有する。この機能を実現するために、バッテリ部3は、駆動部1及び制御部2に電力を供給し、エレベータのかご300を昇降させる。
付帯部5は、実施の形態1では照明を制御する例を示したが、他の機能を実現するユニットを搭載してもよい。例えば複数のエレベータが並列して設置された場合の群管理機能、かご300の行先を管理する乗場押しボタン盤の動作機能、海外法規に適合するための仕様を実現する各種機能等を搭載してもよい。
付帯部5は主に指令部4と接続されており、上述の機能を実現させる指令の他、かご300のドア動作指令、安全スイッチ動作指令等、エレベータの運行に関わる指令、又は周辺機器23に関する指令を指令部4に送る。
バッテリ部3、指令部4、及び付帯部5についても実施の形態1の制御部2と同様に、それぞれの機能を実現する電気部品を、それぞれベース39上に一体化して実装し、ユニットを形成し、ベース39の切り欠き部10から動力線63及び信号線64を通過させ、コネクタ13〜15を介して集約され、集約された集約動力線61及び集約信号線62として配線部6に収納される。ここで、すべての動力線63及び信号線64を集約して配線部6に収納してもよく、一部を収納してもよい。少なくとも信号線64が集約され、配線部6に収納されていればよい。
これらをそれぞれ昇降方向に並べてもよいが、指令部4及び付帯部5を薄く設計し、筐体8に前後に重ねて配置してもよい。例えば、指令部4及び付帯部5は、図7(a)のB―B断面図である図7(b)に示すように、指令部4及び付帯部5を筐体8の扉部9側に重ねて配置し、これらの後側に配線部6が配置されるようにしてもよい。指令部4及び付帯部5を重ねて配置する例を示したが、他のユニットを重ねて配置してもよい。
この構成としたことにより、筐体8を小型化することができる。
図8は、実施の形態2にかかる制御部の固定方法を示す概略構成図である。図8(a)は筐体8における制御部2の設置位置の水平断面を取り出した図、図8(b)は扉部9を外した筐体8の正面図、図8(c)は筐体8の右側の一部を示す図であり、破線で示された制御部2を透視している。
筐体8の内部には、筐体8の右側面と左側面とを繋ぐようにして、例えば2枚のユニット取付板37が取り付けられる。ユニット取付板37の両端は筐体8の扉部9側に向かってL字に折り曲げられ、例えばリベット、ねじ等の締結部品38を用いて筐体8に固定される。さらに制御部2は、ベース39のねじ穴36と、ユニット取付板37に設けられたねじ穴36とを締結して筐体8に取り付けられる。
このような固定方法とすることにより、配線部6の空間を大きくとることができる。筐体8の後部にユニットの固定部を設ける場合には、固定部及びその固定部品(ねじ等)を取り付ける領域が必要となり、配線部を横方向に小さくしてしまう。すなわち、筐体8のX方向のサイズと比較し、配線部のX方向サイズが小さくなる。
しかしながら、筐体の右側面と左側面に固定部を設けることにより、配線部6のスペースを十分に設けることができる。すなわち、筐体8のX方向サイズと、配線部6のX方向サイズとを、ほぼ同等の幅とすることができる。
配線部6のスペースを十分に設けることにより、集約動力線61及び集約信号線62の距離を十分に離すことができるため、動力線―信号線間の電磁ノイズ干渉が小さくなり、機器の誤動作を防止することができる。また、配線部6の空間が広くなることによって、集約動力線61の冷却性能が高まり、エレベータ制御盤100を安全な温度で使用できる。さらに、高い冷却性能によって、集約動力線61に使用する配線径を小さくすることができる。
また、上述の固定方法とすることにより、エレベータ制御盤100の剛性を高めることができる。筐体8の背面、右側面、左側面、及びユニットのベース39によって、投影面上で角柱構造を形成できるため、エレベータ制御盤100の横揺れ(X方向及びY方向)に対する剛性が向上する。これにより、地震発生時等に、エレベータ制御盤100に大きな振動が加わったとしても、筐体8の破損を抑制でき、エレベータが安全に動作できる。
なお、ユニット取付板37の背面側、即ち筐体8の後部には、集約された集約動力線61及び集約信号線62が配置され、配線部6となる。ここで、集約動力線61及び集約信号線62はベース39上に固定された例を示したが、ベース39を用いなくてもよい。また、バッテリ部3、指令部4、及び付帯部5も同様の方法を用いて筐体8に取り付け可能である。
また、図9は筐体8における制御部2の設置位置の水平断面を取り出した他の例であり、図8と同じ符号を付けたものは、同一または対応する構成を示しており、その説明を省略する。図9に示すように、ベース39の代わりに屈曲部41と、集約動力線61及び集約信号線62をカバーするカバー部を有するカバー部材40を設け、カバー部材40上に集約動力線61及び集約信号線62を配置している。
カバー部材40の屈曲部41はL字板金42を用いて筐体8の側面に取り付けられる。図10は、カバー部材40の例を示す斜視図であり、ねじ穴は省略している。
このように、締結部品38を筐体8の側面に配置すれば、筐体8の外側の背面をフラットな形状とすることができる。
また、図11(a)及び図11(b)に示すように、カバー部材の側面に駆動部1、制御部2、バッテリ部3、指令部4、及び付帯部5の各コネクタと接続されるコネクタ161を設け、上端部及び下端部に動力用コネクタ17、信号用コネクタ18を設けてもよい。
ここでは、カバー部材40の屈曲部41を連続的に形成し、コネクタ161を設ける側面を鉛直にしてカバー部に連続させている。
図12はエレベータ制御盤を示す概略構成図である。図8と同じ符号を付けたものは、同一または対応する構成を示しており、その説明を省略する。図12(a)はカバー部材40を用いたエレベータ制御盤100の筐体8における制御部2の設置位置の水平断面を取り出した図、図12(b)は扉部9を外した筐体8の正面図、図12(c)は図12(b)において制御部2及びバッテリ部3を取り外した状態である。
カバー部材40の凸部の裏側に集約動力線61及び集約信号線62がそれぞれ昇降方向に沿って配置され、カバー部材40内の集約動力線61と集約信号線62とを仕切るZ曲げ加工された仕切板43が設けられている。
このように仕切板43を設けることにより、集約動力線61と集約信号線62との磁気的ノイズの干渉が防止できるとともに、配線部6の剛性を高めることができる。
さらに、ユニットを形成した制御部2、バッテリ部3、指令部4、及び付帯部5が、配線部6と接続するコネクタ12〜15を脱着可能とすれば、ユニット取付板37又はカバー部材40との締結部品38を外すのみで、筐体8から取り外すことができ、例えばピット、かご300上、昇降路200の外部等の広いエリアに移設して作業をすることができる。これにより、作業と無関係の集約動力線61及び集約信号線62に触れることがなく、誤って結線してしまったり、損傷させてしまったりすることを防ぐとともに、作業性が著しく向上する。
実施の形態3.
図13は、実施の形態3にかかる配線部6の概略構成図であり、図13(a)のC―C断面図を図13(b)に、配線部6の下端部の構造を図13(c)に示す。ここで、各ユニットの動力線63を集約した集約動力線61は、例えば導体の断面積が2.0mm以上で主にパワー回路のやり取りに用いられる電線であり、各ユニットの信号線64を集約した集約信号線62は、例えば導体の断面積が2.0mm未満で主に制御信号のやり取りに用いられる電線である。
配線部6は、エレベータ制御盤100の保守点検、故障修理時にアクセスする側から見て奥側、即ち筐体8の後部に配置されており、駆動部1をはじめとする各ユニットのコネクタを介して集約動力線61及び集約信号線62と接続される。
配線部6の下端部には集約動力線61及び集約信号線62の取り出し口があり、動力用コネクタ17及び信号用コネクタ18がそれぞれ取り付けられ、外部と接続される。集約動力線61は、下端の動力用コネクタ17を介して外部電力である三相電源21を受け、上端の動力用コネクタ17を介して駆動部1と接続される。また、集約信号線62は、下端の信号用コネクタ18を介して、昇降路200内、かご回り、乗場回り等に設置される周辺機器と接続され、上端の信号用コネクタ18を介して駆動部1と、コネクタ16を介して制御部2、バッテリ部3等、各ユニットと接続される。
このように、集約動力線61と集約信号線62とを分離することにより、ノイズ干渉を軽減することができる。
さらに、図14に示すように、集約信号線62の一部を集約信号線62の一部が配線パターンとして形成されているプリント配線基板44(第1のプリント配線基板)としてもよい。プリント配線基板44のコネクタ19により、各ユニットと接続される。
プリント配線基板44は、例えば銅により集約信号線62の一部が形成されたガラスエポキシ製の両面基板である。プリント配線基板44は複数枚で構成してもよい。
また、エレベータ制御盤100は、建築物から集約動力線61の下端に設けられた動力用コネクタ17を介して電力を受け、集約動力線61の上端に設けられた動力用コネクタ17を介して駆動部1に接続される。また、集約動力線61の上端に設けられた動力用コネクタ17はコネクタ16を介して制御部2及びバッテリ部3と接続される。
配線部6にプリント配線基板44を設けた場合は、図15に示すように、駆動部1、制御部2、バッテリ部3、指令部4、及び付帯部5と接続される。
このような構成にすることにより、配線部6を小型化できる。
また、プリント配線基板44は、部品の追加変更が発生した場合に、容易に取り替えられ、初期設計時にコネクタを余分に作っておけるため、機能の追加変更が容易となる。
実施の形態4.
図16は、実施の形態4にかかる駆動部1の一部の実装例を示す概略構成図であり、図16(a)は駆動部1の実装例、図16(b)は図16(a)のD―D断面図、図16(c)は図16(a)の右側面図を示す。パワー回路を有する駆動部1は発熱量が大きいため、ダイオードモジュール30、インバータ回路モジュール31の裏面には、冷却のための放熱フィン45及びファン46が設けられている。
図16において、インバータ回路モジュール31、平滑コンデンサ25を有する平滑コンデンサ基板47、及びゲート駆動回路29を有する駆動回路基板48は、締結部品38を用いて放熱フィン45に締結されている。図中、50は接続ピンを、51〜53は接続電極を示す。
駆動部1が放熱フィン45、ファン46を要する場合、他のユニットよりもY方向に大きくなるため、駆動部1の後側には配線部6を設けず、筐体8の端部に配置することが好ましい。上端部に配置することにより、放熱効率を向上させるとともに、筐体8の後部に配置される配線部6を分割することなく連続した1つのユニットとして構成できる。
そして、駆動部1の動力線63は集約して配線部6に収納できるため、誤って結線してしまったり、損傷させてしまったりすることを防止できる。
また本開示では、外部電源である三相電源21をエレベータ制御盤100の下部で受電しているため、三相電源21から受ける電力を主として利用する駆動部1を上端部に配置した場合、集約動力線61をエレベータ制御盤100の下部から上部まで引き回す必要がある。本実施の形態では、ベース39によって筐体8が前部と後部に仕切られ、後部に集約動力線61が離隔されるため、CPU基板等の弱電部品と集約動力線61とが近接しノイズ干渉によって引き起こされる誤動作、集約動力線61の発熱による部品温度への影響を軽減することができる。
実施の形態5.
図17は、実施の形態5にかかるエレベータ制御盤を示す概略構成図である。図17において、図2と同じ符号を付けたものは、同一または対応する構成を示しており、その説明を省略する。実施の形態1では、回生抵抗器22はエレベータ制御盤100の外部に配置させたが、本実施の形態では、回生抵抗器22が実装されユニットを形成した回生抵抗部7が他のユニットともに筐体8内に配置される。
回生抵抗器22は、例えばエレベータのかご300を停止する際の回生電力を消費する機能であり、回生電力消費時の発熱量が非常に大きい。そのため、駆動部1の上部で筐体8の端部に配置させることが放熱効率を向上させるために好ましい。
このような構成により、回生抵抗部7を筐体8に収納できる。
実施の形態6.
図18は、実施の形態6にかかるプリント配線基板の概略構成図である。図18に示すプリント配線基板440(第1のプリント配線基板)は、プリント配線基板44の配線パターン上にコネクタが実装されているものである。
プリント配線基板440の外周には挿抜方向が面方向(X方向又はZ方向)に対し取り付けられるコネクタ110が実装され、プリント配線基板440の内側には挿抜方向が面外方向(Y方向)に対し取り付けられるコネクタ111が実装される。コネクタ111のうち、少なくとも1つは、例えば制御部2と接続されるマスターコネクタ(以下、「コネクタ111a」という)である。また、コネクタ111の少なくとも1つを、例えば点検時にエレベータの過去の運行情報又は環境情報等のデータを吸い出す検査用コネクタ(以下、「コネクタ111b」という)としてもよい。なお、図18のコネクタ110は、図14のコネクタ19と同様のものである。また、コネクタ111aは、プリント配線基板440の配線パターン上に配置されていると言える。
まず、コネクタ111aについて説明する。コネクタ111aは、例えば、プラグ65及びレセプタクル66を有する。電気信号は、制御部2、指令部4、及び付帯部5の少なくともいずれかと接続される集約信号線62から、コネクタ110に取り込まれる。コネクタ110に取り込まれた電気信号は、プリント配線基板440に取り込まれ、プリント配線基板440内に設けられた配線パターンを介し、コネクタ111aに取り込まれる。コネクタ111aは、少なくとも2つ以上の極数、すなわちプラグ65側には少なくとも2本以上の電線が接続可能な構成であり、プリント配線基板440の配線パターンと接続されている。例えば、レセプタクル66は、プリント配線基板440とはんだによって接合されており、レセプタクル66及びプラグ65は、取り外し可能な態様で接触している。
プラグ65は、プラグ65の端子から別の端子まで電線、例えばループ配線で接続されている(図18には図示せず)。すなわち、プラグ65をレセプタクル66に接続することにより、プリント配線基板440の任意パターンを短絡できる。一方で、プラグ65をレセプタクル66から取り外すことにより、プリント配線基板440の任意パターンの導通を遮断できる。つまり、作業者は、コネクタ111aのプラグ65及びレセプタクル66を挿抜することによって、プリント配線基板440を経由する任意の電気回路をON/OFFすることができる。なお、プラグ65及びレセプタクル66は必ずしも1対1である必要はなく、1つのレセプタクル66に対し、複数のプラグ65を接続してもよい。
保守点検時又は作業中に、作業者は活線部、すなわち通電している動力線63及び信号線64に接触しないように注意を払う必要があり、通常は各ユニットにアクセスし、ブレーカを遮断し安全を確保したうえで作業しなければならない。
しかしながら、本実施の形態では、プリント配線基板440のコネクタ111aを抜くことにより、任意の電気回路を遮断することができるため、各ユニットを保守点検する際の安全性確保に関する作業手順を削減することができる。さらに、保守点検の作業単位ごとに抜き差しするコネクタをまとめておくことにより、作業手順を簡素化できる。
次に、コネクタ111bについて説明する。コネクタ111bは、主に指令部4及び付帯部5等に接続され、コネクタ111bで信号を授受する。コネクタ111bは、通常の状態ではプラグ65が挿入されておらず、レセプタクル66単体でエレベータ制御盤100内に配置され、検査時に作業者がコネクタ111bにプラグ65を挿入させる。
保守点検時に、作業者がコネクタ111bに対して、通常作業者が治具として使用する点検用のコネクタを挿入することによって、エレベータ制御盤100の状態情報を容易に把握することができる。例えば、指令部4に蓄積されたエレベータの過去の運行情報又は環境情報等といった膨大なデータをコネクタ111bから吸い出すことができる。
さらに、エレベータ制御盤100は縦に長いため、各ユニットにアクセスするためにはかご300を上下させる必要があり作業時間が膨大になる。しかしながら、プリント配線基板440に保守用のデータを集約し、コネクタ111bによってデータを吸い出すことにより、かご300の上下移動がなくなり、作業性を向上できる。
ここで、図19は、実施の形態6にかかるプリント配線基板の概略断面図である。図18では、マスターコネクタであるコネクタ111(第1のコネクタ)は、プリント配線基板440上に実装され、それぞれ独立して配置される形態としたが、図19では、コネクタ112(第2のコネクタ)は、プリント配線基板440及びプリント配線基板440よりも筐体8の扉部9側に配置されるプリント配線基板441に実装され、プリント配線基板440及びプリント配線基板441を接続する。以下、詳細を説明する。
図19に示す配線ユニット67とは、例えばベース39及びベース39上のプリント配線基板441(第2のプリント配線基板)を指す。図19に示すエレベータ制御盤100は、配線ユニット67を取り外すことにより、少なくとも1つコネクタ112が抜ける構造となっている。なお、配線ユニット67は単独でなくてもよく、プリント配線基板441を、例えば指令部4又は付帯部5等と統合した状態でもよい。また、制御部2等とともにエレベータ制御盤100の昇降方向に並べて配置してもよいし、制御部2等と配線部6との間に配置してもよい。
プリント配線基板441には、プリント配線基板440に実装されているレセプタクル66と対応するように、プラグ65が実装される。ベース39には、プリント配線基板441のプラグ65がレセプタクル66と接続できるよう孔部(図19には図示せず)が形成される。なお、プリント配線基板440にプラグ65を配置し、プリント配線基板441にレセプタクル66を配置してもよい。また、プリント配線基板440に実装されるレセプタクル66及びプリント配線基板441に実装されるプラグ65を合わせてコネクタ112と言えば、プリント配線基板440及びプリント配線基板441の配線パターン上にコネクタ112が配置され、コネクタ112によってプリント配線基板440及びプリント配線基板441が接続されると言える。
コネクタ112をプリント配線基板441に実装した場合、コネクタ111がそれぞれ独立して配置された場合よりも、設計自由度が高くなる。また、指令部4又は付帯部5によって構成される回路機能を、プリント配線基板441と統合することにより、指令部4又は付帯部5と他のユニットとの信号伝達を簡易な構成にできる。
さらに、配線ユニット67を取り外すと同時にエレベータ制御盤100の任意の電気回路を遮断することができるため、エレベータ制御盤100の各ユニットを交換する際の安全確保が容易となる。
さらに、上述の構成とすることにより、設計変更を容易化できる。エレベータ制御盤100においてオプション機能の拡充等、プリント配線基板440だけでは信号線64が処理しきれなくなった場合に、プリント配線基板440を設計変更しなくても、配線ユニット67を追加することによって、処理できる信号数を増やすことができる。
なお、本開示は、発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせることや、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 駆動部、2 制御部、3 バッテリ部、4 指令部、5 付帯部、6 配線部、
7 回生抵抗部、8 筐体、9 扉部、10 切り欠き部、
11、12、13、14、15、16、19、110、111、161 コネクタ、
17 動力用コネクタ、18 信号用コネクタ、21 三相電源、22 回生抵抗器、
23 周辺機器、24 ダイオードコンバータ、25 平滑コンデンサ、26 抵抗、
27 トランジスタ、28 インバータ、29 ゲート駆動回路、
30 ダイオードモジュール、31 インバータ回路モジュール、32 制御基板、
33 ブレーカ、34 電磁接触器、35 電源、36 ねじ穴、
37 ユニット取付板、38 締結部品、39 ベース、40 カバー部材、
41 屈曲部、42 L字板金、43 仕切板、
44、440、441 プリント配線基板、45 放熱フィン、46 ファン、
47 平滑コンデンサ基板、48 駆動回路基板、50 接続ピン、
51、52、53 接続電極、61 集約動力線、62 集約信号線、63 動力線、
64 信号線、65 プラグ、66 レセプタクル、67 配線ユニット、
100 エレベータ制御盤、200 昇降路、300 かご、400 ワイヤロープ、
500 滑車、600 重り、700 巻上機、800 ロープ巻上部。
本開示にかかるエレベータ制御盤は、かごが昇降するエレベータの昇降路内に配置される扉部を有する筐体と、前記筐体内に配置され、前記かごを昇降させる駆動用電気部品が一体的に形成された駆動部と、前記筐体内において、前記駆動部の下側に配置され、前記駆動部を制御する制御用電気部品が一体的に形成された制御部と、前記駆動部の動力線並びに前記駆動部及び前記制御部の信号線がそれぞれ集約されて収納され、前記筐体内であって前記制御部に対して前記扉部の反対側で、かつ、前記駆動部の下側に配置される配線部とを備えたものである。

Claims (14)

  1. かごが昇降するエレベータの昇降路内に配置される扉部を有する筐体と、
    前記筐体内に配置され、前記かごを昇降させる駆動用電気部品が一体的に形成された駆動部と、
    前記筐体内に配置され、前記駆動部を制御する制御用電気部品が一体的に形成された制御部と、
    前記駆動部の動力線並びに前記駆動部及び前記制御部の信号線がそれぞれ集約されて収納され、前記筐体内であって前記制御部に対して前記扉部の反対側に配置される配線部と
    を備えたエレベータ制御盤。
  2. 前記駆動部の集約された前記動力線、並びに前記駆動部及び前記制御部の集約された前記信号線は、脱着可能な接続部を介して前記配線部に接続されることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ制御盤。
  3. 前記制御部に指令を送信する電気部品が一体的に形成された指令部と、
    前記指令部に接続され、エレベータ運行に関わる指令又は周辺機器に関する指令を前記指令部に送信する付帯部と、をさらに備え、
    前記指令部及び前記付帯部は、前記配線部に対して前記筐体の扉部側に重ねて配置されることを特徴する、請求項1又は請求項2に記載のエレベータ制御盤。
  4. 配線部に、集約された前記信号線の一部を配線パターンとして形成した第1のプリント配線基板を設けることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のエレベータ制御盤。
  5. 前記第1のプリント配線基板の前記配線パターン上には、前記制御部と接続される第1のコネクタが実装されることを特徴とする、請求項4に記載のエレベータ制御盤。
  6. 前記第1のプリント配線基板よりも前記筐体の前記扉部側に配置される第2のプリント配線基板をさらに備え、
    前記第1のプリント配線基板及び前記第2のプリント配線基板の前記配線パターン上には、第2のコネクタが実装され、前記第2のコネクタによって前記第1のプリント配線基板及び前記第2のプリント配線基板が接続されることを特徴とする請求項4に記載のエレベータ制御盤。
  7. 前記駆動部は、前記制御部よりも上方に配置される、請求項1〜6のいずれか1項に記載のエレベータ制御盤。
  8. 駆動部は、前記筐体の上端部に配置され、
    前記駆動部と接続される集約された前記動力線は、前記筐体の下部において外部電源と接続されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のエレベータ制御盤。
  9. 前記駆動部及び前記制御部の少なくとも一方は、ベース上に集約され、前記ベースは、前記筐体内に固定されることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載のエレベータ制御盤。
  10. 前記ベースの右端及び左端が、前記筐体内の右側面部及び左側面部にそれぞれ固定されることを特徴とする、請求項9に記載のエレベータ制御盤。
  11. 前記筐体内に、回生抵抗器が実装された回生抵抗部をさらに備え、
    前記回生抵抗部は前記筐体の上端部に配置されることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載のエレベータ制御盤。
  12. 前記配線部は、屈曲部とカバー部により、集約された前記動力線及び集約された前記信号線を覆うカバー部材を備え、
    前記屈曲部は前記配線部のL字板金と締結されることにより前記筐体に取り付けられることを特徴とする、請求項1〜11のいずれか1項に記載のエレベータ制御盤。
  13. 前記配線部は、屈曲部とカバー部により、集約された前記動力線及び集約された前記信号線を覆うカバー部材を備え、
    前記カバー部材の側面に前記駆動部及び前記制御部と接続される接続部を備えることを特徴とする、請求項1〜11のいずれか1項に記載のエレベータ制御盤。
  14. 前記カバー部材は、前記カバー部材内の集約された前記動力線及び集約された前記信号線の間を仕切る仕切板を有することを特徴とする、請求項12又は請求項13に記載のエレベータ制御盤。
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