JP6716314B2 - 電力変換装置 - Google Patents
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Description
これにより、板金および充電抵抗を効果的に冷却しつつも、風をヒートシンクに向けることができる。また区画用と整流用の板金を別々に設ける場合に比べて、コストを下げることができる。
同様に、「部材Cが、部材Aと部材Bの間に設けられた状態」とは、部材Aと部材C、あるいは部材Bと部材Cが直接的に接続される場合のほか、それらの電気的な接続状態に実質的な影響を及ぼさない、あるいはそれらの結合により奏される機能や効果を損なわせない、その他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
図3は、第1の実施の形態に係る電力変換装置1aの断面図である。電力変換装置1aの等価回路については、図1を参照して説明した通りである。以下では、電力変換装置1aの構造について、図2の電力変換装置1rとの相違点を中心に説明する。
図4は、第2の実施の形態に係る電力変換装置1bの断面図である。電力変換装置1bの構造について、図3の電力変換装置1aとの相違点を中心に説明する。
図5は、第3の実施の形態に係る電力変換装置1cの断面図である。電力変換装置1cの構造について、図3の電力変換装置1aとの相違点を中心に説明する。電力変換装置1cでは、板金54は、充電抵抗22が取り付けられた状態で、電力変換装置1から取り外し可能である。たとえば板金54は、筐体30の底板34に対してねじ56などの固定手段によって着脱可能に固定される。これによりメンテナンス性を高めることができる。板金54は、カバー32を取り外した状態で、平滑コンデンサ12やヒートシンク36等を取り外すことなく、底板34から取り外し可能とされる。
図6は、第4の実施の形態に係る電力変換装置1dの断面図である。電力変換装置1dでは、板金54には、受け皿64が設けられている。受け皿64は、板金54の一部であってもよいし、板金54に取り付けられていてもよい。受け皿64は、電力変換装置1の使用状態において充電抵抗22の下方に設けられる。たとえば図6の電力変換装置1dは、冷却ファン38が上側、平滑コンデンサ12が下側となる向き(つまり、紙面右側が上、紙面左側が下)で、底板34が垂直面に取り付けられた態様で使用される。
主空間50と副空間52の仕切りは、板金54には限定されず、樹脂などであってもよい。また、ヒートシンクなどの形状を工夫することで、仕切りとして利用してもよい。
Claims (9)
- 電力変換装置であって、
DCバスと、
前記DCバスと接続される平滑コンデンサと、
パワーモジュールと、
前記平滑コンデンサへの充電経路上に設けられる充電抵抗を含む突入電流防止回路と、
冷却ファンと、
を備え、
前記電力変換装置の筐体内は、板金によって、少なくとも前記パワーモジュールおよび前記平滑コンデンサを含む主空間と、前記充電抵抗のみを含む副空間とに区画されており、
前記充電抵抗は前記板金に取り付けられており、前記板金は、前記冷却ファンにより形成される強制空冷経路上に設けられることを特徴とする電力変換装置。 - 電力変換装置であって、
DCバスと、
前記DCバスと接続される平滑コンデンサと、
パワーモジュールと、
前記平滑コンデンサへの充電経路上に設けられる充電抵抗を含む突入電流防止回路と、
冷却ファンと、
を備え、
前記電力変換装置の筐体内は、板金によって、少なくとも前記パワーモジュールおよび前記平滑コンデンサを含む主空間と、前記充電抵抗のみを含む副空間とに区画されており、
前記充電抵抗は前記板金に取り付けられており、前記板金は、前記冷却ファンが発生する風の向きを変化させる整流板であることを特徴とする電力変換装置。 - 前記電力変換装置の断面を見たときに、前記パワーモジュール、前記パワーモジュールを搭載するヒートシンク、前記板金、前記充電抵抗が、この順で配置されていることを特徴とする請求項2に記載の電力変換装置。
- 前記充電抵抗は、前記板金に取り付けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の電力変換装置。
- 前記板金は、前記充電抵抗が取り付けられた状態で、前記電力変換装置から取り外し可能であることを特徴とする請求項4に記載の電力変換装置。
- 前記板金と前記電力変換装置の筐体との隙間を狭める充填部材をさらに備えることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の電力変換装置。
- 前記板金は、前記電力変換装置の使用状態において前記充電抵抗の下方に受け皿を有することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の電力変換装置。
- 前記副空間は、前記主空間に対して実質的に密閉されていることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の電力変換装置。
- 前記副空間は、前記電力変換装置の筐体の外部に対して半密閉状態であり、
前記充電抵抗は、自然空冷経路上に配置されることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の電力変換装置。
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JP2016065965A JP6716314B2 (ja) | 2016-03-29 | 2016-03-29 | 電力変換装置 |
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