JPWO2020086776A5 - - Google Patents

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JPWO2020086776A5
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Claims (20)

  1. Fc領域を含む、抗体、又はその抗原結合部分、ここで、前記Fc領域は、L234、L235(EUインデックス)及びD265(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を含む。
  2. 請求項1に記載の、抗体、又はその抗原結合部分、ここで、
    (i) D265のアミノ酸置換は、D265C若しくはD265A(EUインデックス)である;
    (ii) L234のアミノ酸置換は、L234A若しくはL234Vである;
    (iii) L235のアミノ酸置換は、L235Aである;
    (iv) 前記Fc領域は、N297(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む;任意選択的に、ここで、N297のアミノ酸置換は、N297A、N297G及びN297Q(EUインデックス)からなる群より選択される;
    (v) 前記Fc領域は、E233(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む;任意選択的に、ここで、E233のアミノ酸置換は、E233P(EUインデックス)である;
    (vi) 前記Fc領域は、G236(EUインデックス)の欠失を更に含む;
    (vii) 前記Fc領域は、P331(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む、任意選択的に、ここで、P331のアミノ酸置換は、P331Gである;若しくは、前記Fc領域は、P331(EUインデックス)の位置での置換を含まない;
    (viii) 前記Fc領域は、P329(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む、任意選択的に、ここで、P329のアミノ酸置換は、P329G(EUインデックス)である;若しくは、前記Fc領域は、P329(EUインデックス)の位置での置換を含まない;
    (ix) 前記Fc領域は、I253(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む;任意選択的に、ここで、I253のアミノ酸置換は、I253Aである;
    (x) 前記Fc領域は、H310(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む;任意選択的に、H310のアミノ酸置換は、H310Aである;
    (xi) 前記Fc領域は、S239(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む;任意選択的に、ここで、S239のアミノ酸置換は、S239Cである;並びに/又は、
    (xii) 前記Fc領域は、H435(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む;任意選択的に、ここで、H435のアミノ酸置換は、H435Aである;任意選択的に、ここで、アミノ酸置換H435Aを含む抗体は、改変していないFc領域を含む同じインタクトなIgG抗体と比較して、半減期が減少している。
  3. Fc領域を含む、抗体、又はその抗原結合部分、ここで、前記Fc領域は、
    (a) N297及びD265(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換;
    (b) E233、L234、L235及びD265(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換及びG236 (EUインデックス) の欠失、並びにD265(EUインデックス)でのアミノ酸置換;
    (c) H435及びD265(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換;
    (d) L234及びL235(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換、並びにP329(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換;
    (e) L234及びL235(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換、並びにP331(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換;
    (f) E233及びL234並びにL235(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換、G236(EUインデックス)の欠失;
    (g) I253、H310及びH345(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換;又は、
    (h) N297(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換;
    を含む。
  4. 請求項3に記載の、抗体、又はその抗原結合部分、ここで、前記Fc領域は、
    (a) N297及びD265(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換;
    を含む;ここで:
    (i) D265の位置でのアミノ酸置換は、D265C又はD265A(EUインデックス)である;
    (ii) N297のアミノ酸置換は、N297A、N297G及びN297Q(EUインデックス)からなる群より選択される;
    (iii) 前記Fc領域は、L234及びL235(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む;任意選択的に、ここで、L234のアミノ酸置換は、L234A又はL234Vである;任意選択的に、ここで、L235のアミノ酸置換は、L235Aである;
    (iv) 前記Fc領域は、E233(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む;任意選択的に、ここで、E233のアミノ酸置換は、E233P(EUインデックス)である;
    (v) 前記Fc領域は、G236(EUインデックス)の欠失を更に含む;
    (vi) 前記Fc領域は、P331(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む、任意選択的に、ここで、P331のアミノ酸置換は、P331Gである;若しくは、前記Fc領域は、P331(EUインデックス)の位置での置換を含まない;
    (vii) 前記Fc領域は、P329(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む、任意選択的に、ここで、P329のアミノ酸置換は、P329Gである;若しくは、前記Fc領域は、P329(EUインデックス)の位置での置換を含まない;
    (viii) 前記Fc領域は、I253(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む;任意選択的に、ここで、I253のアミノ酸置換は、I253Aである;
    (ix) 前記Fc領域は、H310(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む;任意選択的に、ここで、H310のアミノ酸置換は、H310Aである;
    (x) 前記Fc領域は、S239(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む;任意選択的に、ここで、S239のアミノ酸置換は、S239Cである;並びに/又は、
    (xi) 前記Fc領域は、H435(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む;任意選択的に、ここで、H435のアミノ酸置換は、H435Aである;任意選択的に、ここで、アミノ酸置換H435Aを含む抗体は、改変していないFc領域を含む同じインタクトなIgG抗体と比較して、半減期が減少している。
  5. 請求項3に記載の、抗体、又はその抗原結合部分、ここで、前記Fc領域は、
    (b) E233、L234、L235及びD265(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換及びG236 (EUインデックス) の欠失、並びにD265(EUインデックス)でのアミノ酸置換;
    を含む;ここで:
    (i) D265でのアミノ酸置換は、D265C又はD265A(EUインデックス)である;
    (ii) L234のアミノ酸置換は、L234A又はL234Vである;
    (iii) L235のアミノ酸置換は、L235Aである;
    (iv) E233のアミノ酸置換は、E233P(EUインデックス)である;
    (v) 前記Fc領域は、N297(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む;任意選択的に、ここで、N297のアミノ酸置換は、N297A、N297G及びN297Q(EUインデックス)からなる群より選択される;
    (vi) 前記Fc領域は、P331(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む、任意選択的に、ここで、P331のアミノ酸置換は、P331Gである;若しくは、ここで、前記Fc領域は、P331(EUインデックス)の位置での置換を含まない;
    (vii) 前記Fc領域は、P329(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む、任意選択的に、ここで、P329のアミノ酸置換は、P329Gである;若しくは、ここで、前記Fc領域は、P329(EUインデックス)の位置での置換を含まない;
    (viii) 前記Fc領域は、I253(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む;任意選択的に、ここで、I253のアミノ酸置換は、I253Aである;
    (ix) 前記Fc領域は、H310(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む;任意選択的に、ここで、前記H310のアミノ酸置換は、H310Aである;
    (x) 前記Fc領域は、S239(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む;任意選択的に、ここで、S239のアミノ酸置換は、S239Cである;並びに/又は、
    (xi) 前記Fc領域は、H435(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む;任意選択的に、ここで、H435のアミノ酸置換は、H435Aである;任意選択的に、ここで、アミノ酸置換H435Aを含む抗体は、改変していないFc領域を含む同じインタクトなIgG抗体と比較して、半減期が減少している。
  6. 請求項3に記載の、抗体、又はその抗原結合部分、ここで、前記Fc領域は、
    (c) H435及びD265(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換;
    を含む;ここで:
    (i) D265の位置でのアミノ酸置換は、D265C又はD265A(EUインデックス)である;
    (ii) H435のアミノ酸置換は、H435Aである;任意選択的に、ここで、アミノ酸置換H435Aを含む抗体は、改変していないFc領域を含む同じインタクトなIgG抗体と比較して、半減期が減少している;
    (iii) 前記Fc領域は、N297(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む;任意選択的に、ここで、N297のアミノ酸置換は、N297A、N297G及びN297Q(EUインデックス)からなる群より選択される;
    (iv) 前記Fc領域は、L234及びL235(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む;任意選択的に、ここで、L234のアミノ酸置換は、L234A又はL234Vである;任意選択的に、ここで、L235のアミノ酸置換は、L235Aである;
    (v) 前記Fc領域は、E233(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む;任意選択的に、ここで、E233のアミノ酸置換は、E233P(EUインデックス)である;
    (vi) 前記Fc領域は、G236(EUインデックス)の欠失を更に含む;
    (vii) 前記Fc領域は、P331(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む、任意選択的に、ここで、P331のアミノ酸置換は、P331Gである;若しくは、前記Fc領域は、P331(EUインデックス)の位置での置換を含まない;
    (viii) 前記Fc領域は、P329(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む、任意選択的に、ここで、P329のアミノ酸置換は、P329Gである;若しくは、前記Fc領域は、P329(EUインデックス)の位置での置換を含まない;
    (ix) 前記Fc領域は、I253(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む;任意選択的に、ここで、I253のアミノ酸置換は、I253Aである;
    (x) 前記Fc領域は、H310(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む;任意選択的に、ここで、H310のアミノ酸置換は、H310Aである;並びに/又は、
    (xi) 前記Fc領域は、S239(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む;任意選択的に、ここで、S239のアミノ酸置換は、S239Cである。
  7. 請求項3に記載の、抗体、又はその抗原結合部分、ここで、前記Fc領域は、
    (d) L234及びL235(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換、並びにP329(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換;
    を含む;ここで:
    (i) L234のアミノ酸置換は、L234A又はL234Vである;
    (ii) L235のアミノ酸置換は、L235Aである;
    (iii) 前記Fc領域は、D265(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む;任意選択的に、ここで、D265のアミノ酸置換は、D265C又はD265A(EUインデックス)である;
    (iv) 前記Fc領域は、N297(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む;任意選択的に、ここで、N297のアミノ酸置換は、N297A、N297G及びN297Q(EUインデックス)からなる群より選択される;
    (v) 前記Fc領域は、E233(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む;任意選択的に、ここで、E233のアミノ酸置換は、E233P(EUインデックス)である;
    (vi) 前記Fc領域は、G236(EUインデックス)の欠失を更に含む;
    (vii) 前記Fc領域は、P331(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む、任意選択的に、ここで、P331のアミノ酸置換は、P331Gである;若しくは、前記Fc領域は、P331(EUインデックス)の位置での置換を含まない;
    (viii) 前記Fc領域は、I253(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む;任意選択的に、ここで、I253のアミノ酸置換は、I253Aである;
    (ix) 前記Fc領域は、H310(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む;任意選択的に、ここで、H310のアミノ酸置換は、H310Aである;
    (x) 前記Fc領域は、S239(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む;任意選択的に、ここで、S239のアミノ酸置換は、S239Cである;並びに/又は、
    (xi) 前記Fc領域は、H435(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む;任意選択的に、ここで、H435のアミノ酸置換は、H435Aである;任意選択的に、ここで、アミノ酸置換H435Aを含む抗体は、改変していないFc領域を含む同じインタクトなIgG抗体と比較して、半減期が減少している。
  8. 請求項3に記載の、抗体、又はその抗原結合部分、ここで、前記Fc領域は、
    (e) L234及びL235(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換、並びにP331(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換;
    を含む;ここで:
    (i) L234のアミノ酸置換は、L234A又はL234Vである;
    (ii) L235のアミノ酸置換は、L235Aである;
    (iii) 前記Fc領域は、D265(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む;任意選択的に、ここで、D265のアミノ酸置換は、D265C又はD265A(EUインデックス)である;
    (iv) 前記Fc領域は、N297(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む;任意選択的に、ここで、N297のアミノ酸置換は、N297A、N297G及びN297Q(EUインデックス)からなる群より選択される;
    (v) 前記Fc領域は、E233(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む;任意選択的に、ここで、E233のアミノ酸置換は、E233P(EUインデックス)である;
    (vi) 前記Fc領域は、G236(EUインデックス)の欠失を更に含む;
    (vii) 前記Fc領域は、P329(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む、任意選択的に、ここで、P329のアミノ酸置換は、P329Gである;若しくは、前記Fc領域は、P329(EUインデックス)の位置での置換を含まない;
    (viii) 前記Fc領域は、I253(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む;任意選択的に、ここで、I253のアミノ酸置換は、I253Aである;
    (ix) 前記Fc領域は、H310(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む;任意選択的に、ここで、H310のアミノ酸置換は、H310Aである;
    (x) 前記Fc領域は、S239(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む;任意選択的に、ここで、S239のアミノ酸置換は、S239Cである;並びに/又は、
    (xi) 前記Fc領域は、H435(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む;任意選択的に、ここで、H435のアミノ酸置換は、H435Aである;任意選択的に、ここで、アミノ酸置換H435Aを含む抗体は、改変していないFc領域を含む同じインタクトなIgG抗体と比較して、半減期が減少している。
  9. 請求項3に記載の、抗体、又はその抗原結合部分、ここで、前記Fc領域は、
    (f) E233及びL234並びにL235(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換、G236(EUインデックス)の欠失;
    を含む;ここで:
    (i) L234のアミノ酸置換は、L234A又はL234Vである;
    (ii) L235のアミノ酸置換は、L235Aである;
    (iii) E233のアミノ酸置換は、E233P(EUインデックス)である;
    (iv)前記Fc領域は、H435(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む;任意選択的に、ここで、H435のアミノ酸置換は、H435Aである;任意選択的に、ここで、アミノ酸置換H435Aを含む抗体は、改変していないFc領域を含む同じインタクトなIgG抗体と比較して、半減期が減少している;
    (v) 前記Fc領域は、N297(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む;任意選択的に、ここで、N297のアミノ酸置換は、N297A、N297G及びN297Q(EUインデックス)からなる群より選択される;
    (vi) 前記Fc領域は、P331(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む、任意選択的に、ここで、P331のアミノ酸置換は、P331Gである;若しくは、ここで、前記Fc領域は、P331(EUインデックス)の位置での置換を含まない;
    (vii) 前記Fc領域は、P329(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む、任意選択的に、ここで、P329のアミノ酸置換は、P329Gである;若しくは、前記Fc領域は、P329(EUインデックス)の位置での置換を含まない;
    (viii) 前記Fc領域は、I253(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む;任意選択的に、ここで、I253のアミノ酸置換は、I253Aである;
    (ix) 前記Fc領域は、H310(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む;任意選択的に、ここで、H310のアミノ酸置換は、H310Aである;並びに/又は、
    (x) 前記Fc領域は、S239(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む;任意選択的に、ここで、S239のアミノ酸置換は、S239Cである。
  10. 請求項3に記載の、抗体、又はその抗原結合部分、ここで、前記Fc領域は、
    (g) I253、H310及びH345(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換;
    を含む;ここで:
    (i) I253のアミノ酸置換は、I253Aである;
    (ii) H310のアミノ酸置換は、H310Aである;
    (iii) H435のアミノ酸置換は、H435Aである;
    (iv) 前記Fc領域は、N297(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む;任意選択的に、ここで、N297のアミノ酸置換は、N297A、N297G及びN297Q(EUインデックス)からなる群より選択される;
    (v) 前記Fc領域は、D265(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む;任意選択的に、ここで、D265のアミノ酸置換は、D265C又はD265A(EUインデックス)である;
    (vi) 前記Fc領域は、E233(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む;任意選択的に、ここで、E233のアミノ酸置換は、E233P(EUインデックス)である;
    (vii) 前記Fc領域は、G236(EUインデックス)の欠失を更に含む;
    (viii) 前記Fc領域は、P329(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む、任意選択的に、ここで、P329のアミノ酸置換は、P329Gである;若しくは、前記Fc領域は、P329(EUインデックス)の位置での置換を含まない;
    (ix) 前記Fc領域は、P331(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む;任意選択的に、ここで、P331のアミノ酸置換は、P331Gである;
    (x) 前記Fc領域は、S239(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む;任意選択的に、ここで、S239のアミノ酸置換は、S239Cである;並びに/又は、
    (xi) 前記Fc領域は、H435(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む;任意選択的に、ここで、H435のアミノ酸置換は、H435Aである;任意選択的に、ここで、アミノ酸置換H435Aを含む抗体は、改変していないFc領域を含む同じインタクトなIgG抗体と比較して、半減期が減少している。
  11. 請求項3に記載の、抗体、又はその抗原結合部分、ここで、前記Fc領域は、
    (h) N297(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換;
    を含む;ここで:
    (i) N297のアミノ酸置換は、N297A、N297G及びN297Qからなる群より選択される;
    (ii) 前記Fc領域は、L234及びL235(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む、任意選択的に、ここで、L234のアミノ酸置換は、L234A又はL234Vである、任意選択的に、ここで、L235のアミノ酸置換は、L235Aである;若しくは、前記Fc領域は、L234及びL235(EUインデックス)の位置での置換を含まない;
    (iii) 前記Fc領域は、E233(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む;任意選択的に、ここで、E233のアミノ酸置換は、E233P(EUインデックス)である;
    (iv) 前記Fc領域は、G236(EUインデックス)の欠失を更に含む;
    (v) 前記Fc領域は、P331(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む、任意選択的に、ここで、P331のアミノ酸置換は、P331Gである;若しくは、前記Fc領域は、P331(EUインデックス)の位置での置換を含まない;
    (vi) 前記Fc領域は、P329(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む、任意選択的に、ここで、P329のアミノ酸置換は、P329Gである;若しくは、前記Fc領域は、P329(EUインデックス)の位置での置換を含まない;
    (vii) 前記Fc領域は、I253(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む;任意選択的に、ここで、I253のアミノ酸置換は、I253Aである;
    (viii) 前記Fc領域は、H310(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む;任意選択的に、ここで、H310のアミノ酸置換は、H310Aである;
    (ix) 前記Fc領域は、S239(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む;任意選択的に、ここで、S239のアミノ酸置換は、S239Cである;並びに/又は、
    (x) 前記Fc領域は、H435(EUインデックス)の位置でのアミノ酸置換を更に含む;任意選択的に、ここで、H435のアミノ酸置換は、H435Aである;任意選択的に、ここで、アミノ酸置換H435Aを含む抗体は、改変していないFc領域を含む同じインタクトなIgG抗体と比較して、半減期が減少している。
  12. 請求項1~11の何れか一項に記載の、抗体、又はその抗原結合部分、ここで:
    (a) 前記抗体は、改変していないFc領域を含む同じ抗体のFcガンマ・レセプター(FcγR)への結合と比較して、前記FcγRへの結合の減少として定義される、エフェクター機能の減少がある;任意選択的に、ここで:
    (i) 前記結合の減少は、改変していないFc領域を含む同じ抗体のFcγRへの結合と比較して、前記FcγRへの抗体結合の少なくとも70%の減少、少なくとも80%の減少、少なくとも90%の減少、少なくとも95%の減少、少なくとも98%の減少、少なくとも99%の減少、若しくは100%の減少である;若しくは、前記抗体は、前記FcγRに検出可能な程度に結合しない;
    (ii) 前記FcγRへの抗体結合を、バイオレイヤー干渉法(BLI)によって評価する;
    (iii) 前記FcγRは、FcγR1レセプターである;
    (iv) 前記FcγRレセプターは、FcγR2レセプター又はFcγR3レセプターである;任意選択的に、ここで、前記FcγR2レセプターは、FcγR2A、FcγR2B、又はFcγR2Cである;任意選択的に、ここで、前記FcγR3レセプターは、FcγR3A又はFcγR3Bである;及び/若しくは、
    (v) 前記Fcレセプターは、ヒトFcレセプターである;
    (b) 前記抗体は、in vitroサイトカイン放出アッセイにおいて、改変していないFc領域を含む同じ抗体のサイトカイン放出と比較して、サイトカイン放出の少なくとも50%の減少を伴って、サイトカイン放出を減少させる;任意選択的に、ここで:
    (i) 前記サイトカイン放出の減少は、改変していないFc領域を含む同じ抗体のサイトカイン放出と比較して、サイトカイン放出の少なくとも60%の減少、少なくとも70%の減少、少なくとも80%の減少、少なくとも90%の減少、少なくとも95%の減少、少なくとも98%の減少、少なくとも99%の減少、又は100%の減少である;若しくは、前記抗体は、検出可能なサイトカイン放出を示さない;及び/若しくは、
    (ii) in vitroサイトカイン放出アッセイは、メソ・スケール・ディスカバリー(Meso Scale Discovery (MSD))の組織培養(tissue culture (TC))向炎症アッセイである;又は、
    (c) 前記抗体は、in vitroマスト細胞脱顆粒アッセイにおいて、改変していないFc領域を含む同じ抗体のマスト細胞脱顆粒と比較して、少なくとも50%のマスト細胞脱顆粒の減少を伴って、マスト細胞脱顆粒を減少させる;任意選択的に、ここで:
    (i) 前記マスト細胞脱顆粒の減少が、改変していないFc領域を含む同じ抗体のマスト細胞脱顆粒と比較して、マスト細胞脱顆粒の少なくとも60%の減少、少なくとも70%の減少、少なくとも80%の減少、少なくとも90%の減少、少なくとも95%の減少、少なくとも98%の減少、少なくとも99%の減少、又は100%の減少である;任意選択的に、ここで、前記抗体は、検出可能なマスト細胞脱顆粒を示さない;及び/若しくは、
    (ii) 前記in vitroマスト細胞脱顆粒アッセイは、ベータ-ヘキソサミニダーゼをベースにしたマスト細胞脱顆粒アッセイである。
  13. 請求項1~12の何れか一項に記載の、抗体、又はその抗原結合部分、ここで:
    (i) IgGアイソタイプは、IgG1アイソタイプ、IgG2アイソタイプ、IgG3アイソタイプ、若しくはIgG4アイソタイプである;
    (ii) 前記抗体は、ヒト抗体、キメラ若しくはヒト化抗体である;
    (iii) 前記抗体は、バイスペシフィック抗体(bispecific antibody)である;
    (iv) 前記抗体は、モノクローナル抗体である;
    (v) 前記抗体は、インタクトなIgG抗体である;及び/又は、
    (vi) 前記抗体は、CD117、CD45、CD2、CD5、CD137、又はCD252に特異的に結合する。
  14. 請求項1~13の何れか一項に記載の、抗体、又はその抗原結合部分、を含む抗体薬物コンジュゲート(ADC)、ここで、前記抗体、又はその抗原結合部分は、リンカーを介して細胞毒素にコンジュゲートしている。
  15. 請求項1~13の何れか一項に記載の、抗体、又はその抗原結合部分、及び薬学的に許容可能な担体、を含む医薬組成物。
  16. ヒト患者において造血幹細胞(HSC)の集団を減少させる方法において使用するための、請求項1~13の何れか一項に記載の、抗体、又はその抗原結合部分、ここで、前記方法は、前記患者に、有効量の前記抗体、又はその抗原結合部分を投与することを含む;任意選択的に、ここで:
    (i) 前記方法は、前記患者に造血幹細胞を含む移植物を投与することを更に含む;任意選択的に、ここで、前記移植物は、同種異系、若しくは自己である;
    (ii) 造血幹細胞を含む移植物を投与する前に、前記抗体、若しくはその抗原結合部分を前記ヒト患者に投与する;任意選択的に、ここで、前記造血幹細胞は、CD117+若しくはCD45+細胞である;及び/又は、
    (iii) 前記患者は、血液疾患、代謝障害、がん、若しくは自己免疫疾患、若しくは重度複合免疫不全症疾患(severe combined immunodeficiency disease)(SCID)を有する。
  17. ヒト患者における白血病を治療することにおいて使用するための、請求項1~13の何れか一項に記載の、抗体、又はその抗原結合部分。
  18. ヒト患者中の免疫細胞の集団を減少させる方法において使用するための、請求項1~13の何れか一項に記載の、抗体、又はその抗原結合部分、ここで、前記方法は、造血幹細胞を含む移植物を投与する前に、前記抗体、又はその抗原結合部分を前記ヒト患者に投与することを含む;任意選択的に、ここで、前記免疫細胞は、CD137+、CD2+、若しくはCD5+細胞である、及び/又は前記免疫細胞は、T細胞である。
  19. 請求項1~13の何れか一項に記載の、抗体、又はその抗原結合部分、を含む組成物、ここで、前記組成物は、熱ストレス後に25%未満の疎水性の分解物、熱ストレス後に20%未満の疎水性の分解物、熱ストレス後に15%未満の疎水性の分解物、熱ストレス後に10%未満の疎水性の分解物、又は、熱ストレス後に5%未満の疎水性の分解物、を含む。
  20. 以下を治療することにおいて使用するための、請求項1~13の何れか一項に記載の、抗体、又はその抗原結合部分:
    (i) 幹細胞障害;
    (ii) 免疫不全障害;任意選択的に、ここで、前記免疫不全障害は、先天性免疫不全症若しくは後天性免疫不全症である;
    (iii) 代謝障害;任意選択的に、ここで、前記代謝障害は、グリコーゲン蓄積症、ムコ多糖症、ゴーシェ病、ハーラー病、スフィンゴ脂質症、及び異染性白質ジストロフィーからなる群より選択される;
    (iv) 自己免疫障害;任意選択的に、ここで、前記自己免疫障害は、多発性硬化症、ヒト全身性エリテマトーデス、関節リウマチ、炎症性腸疾患、乾癬の治療、1型糖尿病、急性散在性脳脊髄炎、アジソン病、汎発性脱毛症、強直性脊椎炎、抗リン脂質抗体症候群、再生不良性貧血、自己免疫性溶血性貧血、自己免疫性肝炎、自己免疫性内耳疾患、自己免疫性リンパ増殖症候群、自己免疫性卵巣炎、バロー病、ベーチェット病、水疱性類天疱瘡、心筋症、シャーガス病、慢性疲労免疫不全症候群、慢性炎症性脱髄性多発ニューロパチー、クローン病、瘢痕性類天疱瘡、セリアック・スプルー疱疹状皮膚炎(coeliac sprue-dermatitis herpetiformis)、寒冷凝集素症、CREST症候群、デゴス病、円板状エリテマトーデス、自律神経障害、子宮内膜症、本態性混合型クリオグロブリン血症、線維筋痛症-線維筋炎、グッドパスチャー症候群、グレーブス病、ギラン‐バレー症候群、橋本甲状腺炎、化膿性汗腺炎、特発性及び/若しくは急性血小板減少性紫斑病、特発性肺線維症、IgAニューロパチー、間質性膀胱炎、若年性関節炎、川崎病、扁平苔癬、ライム病、メニエール病、混合性結合組織病、重症筋無力症、ニューロミオトニア、オプソクローヌス・ミオクローヌス症候群、視神経炎、オルド甲状腺炎(Ord's thyroiditis)、尋常性天疱瘡、悪性貧血、多発軟骨炎、多発性筋炎及び皮膚筋炎、原発性胆汁性肝硬変、結節性多発動脈炎、多内分泌腺症候群、リウマチ性多発筋痛症、原発性無ガンマグロブリン血症(primary agammaglobulinemia)、レイノー現象、ライター症候群、リウマチ熱、サルコイドーシス、強皮症、シェーグレン症候群、スティッフ・パーソン症候群、高安動脈炎、側頭動脈炎、潰瘍性大腸炎、ぶどう膜炎、血管炎、白斑、外陰部痛、及びヴェーゲナー肉芽腫症、からなる群より選択される;又は、
    (v) がん;任意選択的に、ここで、前記がんは、白血病、リンパ腫、多発性骨髄腫、及び神経芽細胞腫からなる群より選択される。
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