JPWO2020079581A5 - - Google Patents

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治療群におけるTMBと免疫遺伝子発現シグネチャーとの間の相互作用:この相互作用における理由は、宿主-腫瘍相互作用が、次の競合する要素の複雑な複層した相互作用を表すことから、直ぐに明白であるわけでない:
○高いTMB=ゲノム不安定性は、腫瘍進行を促進する、重要な獲得耐性突然変異をもたらす
○同時に標的化療法剤は細胞死をもたらし、抗原提示及び高い突然変異レベルにより、免疫系によって認識されることがあるネオエピトープが生成される。したがって、高いTMBにより、非同義突然変異の1つが最終的には固有に免疫原性を示すという可能性が高まることもある。これは高いTMBを有する患者が比較的低い再発率を有する一方で、治療時、次いで治療中断後、高いTMB及び低いIFN-γレベルを有する患者が12か月後に多数の再発事象を示す理由かもしれない。
○収集時のCD8/T細胞及びIFNyは、腫瘍成長にわたりある程度までの制御を発揮する宿主免疫系の能力の証拠を示すものとして考えてもよい。TMB-高の腫瘍の場合、これは2方向への平衡を損なうことがある
・免疫細胞が存在しない場合、標的化療法剤に対する回避機構が支配的である。再発機構に対する多様性は多く認められるが、腫瘍成長を制御するための免疫浸潤物はほとんど認められない。ダブラフェニブ及びトラメチニブの周知の免疫調節機構は、患者が治療時に再発しないが、それが持続可能な免疫応答でないことの理由かもしれない、
・CD8/T細胞及びIFNyが存在する=免疫系による腫瘍の認識が支配的である場合、持続可能な長期的な適応免疫応答。

以下に、本願の当初の特許請求の範囲に記載の発明を列挙する。
[発明1]
BRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤(targeted therapy)から利益を得ることがあるメラノーマ患者を同定する方法であって、前記患者からのサンプル中の腫瘍突然変異負荷(TMB)をスコア化することを含み、ここで低いTMBスコアから、前記患者がBRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤から利益を得ることがある患者として同定される、方法。
[発明2]
メラノーマ患者に対する治療を選択する方法であって、前記患者からのサンプル中のTMBをスコア化することを含み、ここで低いTMBスコアから、前記患者がBRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤から利益を得ることがある患者として同定される、方法。
[発明3]
前記TMBスコアが低く、且つ前記方法が、BRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤を有効量で前記患者に投与することをさらに含む、発明1又は2に記載の方法。
[発明4]
メラノーマ患者を治療する方法であって、
a.前記患者からのサンプル中のTMBをスコア化することであって、前記TMBスコアが低い、スコア化すること、
b.BRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤を有効量で前記患者に投与することと、
を含む方法。
[発明5]
メラノーマ患者を治療する方法であって、BRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤を有効量で前記患者に投与することを含み、ここで前記投与に先立ち、低いTMBスコアが前記患者からのサンプルから判定されている、方法。
[発明6]
メラノーマ患者をBRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤で治療する方法であって、前記患者の前記メラノーマが低いTMBスコアを有するものとして特徴づけられる、方法。
[発明7]
BRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤による治療を意図したメラノーマ患者を選択するための予測マーカーとしてのTMBの使用であって、患者が、前記患者のサンプルが低いTMBスコアを有するものとして判定される場合、前記治療により治療される、使用。
[発明8]
BRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤から利益を得ることがあるメラノーマ患者を同定する方法であって、前記患者からのサンプル中のi)TMB及びii)免疫活性化レベルをスコア化することを含み、ここで高い免疫活性化スコアを伴う高いTMBスコアから、前記患者がBRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤から利益を得ることがある患者として同定される、方法。
[発明9]
メラノーマ患者に対する治療を選択する方法であって、前記患者からのサンプル中のi)TMB及びii)免疫活性化レベルをスコア化することを含み、ここで高い免疫活性化スコアを伴う高いTMBスコアから、前記患者がBRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤から利益を得ることがある患者として同定される、方法。
[発明10]
前記TMBスコアと前記免疫活性化スコアの双方が高く、且つ前記方法が、BRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤を有効量で前記患者に投与することをさらに含む、発明8又は9に記載の方法。
[発明11]
メラノーマ患者を治療する方法であって、
a.前記患者からのサンプル中のi)TMB及びii)免疫活性化レベルをスコア化することであって、前記TMBスコアと前記免疫活性化スコアの双方が高い、スコア化すること、
b.BRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤を有効量で前記患者に投与することと、
を含む方法。
[発明12]
メラノーマ患者を治療する方法であって、BRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤を有効量で前記患者に投与することを含み、ここで前記投与に先立ち、高い免疫活性化スコアを伴う高いTMBスコアが前記患者からのサンプルから判定されている、方法。
[発明13]
BRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む治療でメラノーマを有する患者を治療する方法であって、ここで前記患者の前記メラノーマが高い免疫活性化スコアを伴う高いTMBスコアを有するものとして特徴づけられる、方法。
[発明14]
BRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む療法による治療を意図したメラノーマ患者を選択するための予測マーカーとしてのTMB及び免疫活性化の使用であって、ここで患者が、前記患者の前記サンプルが高い免疫活性化スコアを伴う高いTMBスコアを有するものとして判定される場合、前記治療により治療される、使用。
[発明15]
メラノーマ患者を、BRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤から利益を得ることがある第1の群と免疫腫瘍治療薬(immuno-oncology therapy)から利益を得ることがあるもう1つの群との2群に層別化する方法であって、前記患者からのサンプル中のi)TMB及びii)免疫活性化レベルをスコア化することを含み、ここでBRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤から利益を得ることがある患者が、高い免疫活性化スコアを伴う高いTMBスコア又は免疫活性化スコアと無関係に低いTMBスコアのいずれかを有する一方で、免疫腫瘍治療薬から利益を得ることがある患者が、低い免疫活性化スコアを伴う高いTMBスコアを有する、方法。
[発明16]
治療を選択するため、メラノーマ患者を2群に層別化する方法であって、前記患者からのサンプル中のi)TMB及びii)免疫活性化レベルをスコア化することを含み、ここで高い免疫活性化スコアを伴う高いTMBスコア又は免疫活性化スコアと無関係に低いTMBスコアから、BRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤から利益を得ることがある患者が同定される一方で、低い免疫活性化スコアを伴う高いTMBスコアから、前記患者が免疫腫瘍治療薬から利益を得ることがある患者として同定される、方法。
[発明17]
a.高い免疫活性化スコアを伴う高いTMBスコア又は免疫活性化スコアと無関係に低いTMBスコアが判定されており、且つ前記方法がBRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤を有効量で前記患者に投与することをさらに含む、又は
b.低い免疫活性化スコアを伴う高いTMBスコアが判定されており、且つ前記方法が免疫腫瘍治療薬を有効量で前記患者に投与することをさらに含む、
のいずれかである、発明15又は16に記載の方法。
[発明18]
メラノーマ患者を治療する方法であって、
a.前記患者からのサンプル中のi)TMB及びii)免疫活性化レベルをスコア化することと、
b.治療薬(therapy)を有効量で前記患者に投与することと、
を含み、ここで前記治療薬が、高い免疫活性化スコアを伴う高いTMBスコア又は免疫活性化スコアと無関係に低いTMBスコアを有する患者に対するBRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤であり、且つ前記治療薬が、低い免疫活性化スコアを伴う高いTMBスコアを有する患者に対する免疫腫瘍治療薬である、方法。
[発明19]
メラノーマ患者を治療する方法であって、
a.投与に先立ち、高い免疫活性化スコアを伴う高いTMBスコア又は免疫活性化スコアと無関係に低いTMBスコアが前記患者からのサンプルから判定されている、有効量のBRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤、又は
b.投与に先立ち、低い免疫活性化スコアを伴う高いTMBスコアが前記患者からのサンプルから判定されている、有効量の免疫腫瘍治療薬、のいずれかを前記患者に投与することを含む、方法。
[発明20]
メラノーマを有する患者を治療する方法であって、
a.前記患者の前記メラノーマが高い免疫活性化スコアを伴う高いTMBスコア又は免疫活性化スコアと無関係に低いTMBスコアを有するものとして特徴づけられる、BRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤、又は
b.前記患者の前記メラノーマが低い免疫活性化スコアを伴う高いTMBスコアを有するものとして特徴づけられる、免疫腫瘍治療薬、
のいずれかによる、方法。
[発明21]
メラノーマ患者であって、
a.前記患者のメラノーマが高い免疫活性化スコアを伴う高いTMBスコア又は免疫活性化スコアと無関係に低いTMBスコアを有するものとして特徴づけられる、BRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤、又は
b.前記患者のメラノーマが低い免疫活性化スコアを伴う高いTMBスコアを有するものとして特徴づけられる、免疫腫瘍治療薬、
のいずれかによる治療を意図したメラノーマ患者を選択するための予測マーカーとしてのTMB及び免疫活性化の使用。
[発明22]
メラノーマ患者を、BRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤から利益を得ることがある第1の群と、BRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤と免疫腫瘍治療薬との組み合わせから利益を得ることがある第2の群との2群に層別化する方法であって、前記患者からのサンプル中のTMBをスコア化することを含み、ここでBRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤から利益を得ることがある患者が低いTMBスコアを有する一方で、BRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤と免疫腫瘍治療薬との組み合わせから利益を得ることがある患者が高いTMBスコアを有する、方法。
[発明23]
治療を選択するため、メラノーマ患者を2群に層別化する方法であって、前記患者からのサンプル中のTMBをスコア化することを含み、ここで低いTMBスコアから、BRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤から利益を得ることがある患者が同定される一方で、高いTMBスコアから、前記患者がBRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤と免疫腫瘍治療薬との組み合わせから利益を得ることがある患者として同定される、方法
[発明24]
a.低いTMBスコアが判定されており、且つ前記方法がBRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤を有効量で前記患者に投与することをさらに含む、又は
b.高いTMBスコアが判定されており、且つ前記方法がBRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤と免疫腫瘍治療薬との組み合わせを有効量で前記患者に投与することをさらに含む、のいずれかである、発明22又は23に記載の方法。
[発明25]
メラノーマ患者を治療する方法であって、
a.患者からのサンプル中のTMBをスコア化することと、
b.治療薬を有効量で患者に投与することと、
を含み、ここで前記治療薬が、低いTMBスコアを有する患者に対するBRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤であり、且つ前記治療薬が、高いTMBスコアを有する患者に対するBRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤と免疫腫瘍治療薬との組み合わせである、方法。
[発明26]
メラノーマ患者を治療する方法であって、
a.投与に先立ち、低いTMBスコアが前記患者からのサンプルから判定されている、有効量のBRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤、又は
b.投与に先立ち、高いTMBスコアが前記患者からのサンプルから判定されている、有効量のBRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤と免疫腫瘍治療薬との組み合わせ、
のいずれかを前記患者に投与することを含む、方法。
[発明27]
メラノーマを有する患者を治療する方法であって、
a.前記患者の前記メラノーマが低いTMBスコアを有するものとして特徴づけられる、BRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤、又は
b.前記患者のメラノーマがTMBスコアを有するものとして特徴づけられる、BRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤と免疫腫瘍治療薬との組み合わせ、
のいずれかによる、方法。
[発明28]
免疫腫瘍治療薬と組み合わせたBRAF及び/又はMEK阻害剤を含む標的化療法剤による治療を意図したメラノーマ患者を選択するための予測マーカーとしてのTMBの使用であって、前記患者からのサンプル中のTMBをスコア化することを含み、ここで前記標的化療法剤がBRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含み、且つ前記免疫腫瘍治療薬がPD-1又はPD-L1結合アンタゴニストである、使用。
[発明29]
メラノーマ患者を、BRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤から利益を得ることがある第1の群と、BRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤と免疫腫瘍治療薬との組み合わせから利益を得ることがある第2の群との2群に層別化する方法であって、前記患者からのサンプル中のi)TMB及びii)免疫活性化レベルをスコア化することを含み、ここでBRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤から利益を得ることがある患者が低い免疫活性化スコアを伴う低いTMBスコアを有する一方で、BRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤と免疫腫瘍治療薬との組み合わせから利益を得ることがある患者が、高い免疫活性化スコアを伴う低いTMBスコア又は免疫活性化スコアと無関係に高いTMBスコアのいずれかを有する、方法。
[発明30]
治療を選択するため、メラノーマ患者を2群に層別化する方法であって、前記患者からのサンプル中のi)TMB及びii)免疫活性化レベルをスコア化することを含み、ここで低い免疫活性化スコアを伴う低いTMBスコアから、BRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤から利益を得ることがある患者が同定される一方で、高い免疫活性化スコアを伴う低いTMBスコア又は免疫活性化スコアと無関係に高いTMBスコアのいずれかから、前記患者がBRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤と免疫腫瘍治療薬との組み合わせから利益を得ることがある患者として同定される、方法。
[発明31]
a.低い免疫活性化スコアを伴う低いTMBスコアが判定されており、且つ前記方法がBRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤を有効量で前記患者に投与することをさらに含む、又は
b.高い免疫活性化スコアを伴う低いTMBスコア又は免疫活性化スコアと無関係に高いTMBスコアのいずれかが判定されており、且つ前記方法がBRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤と免疫腫瘍治療薬との組み合わせを有効量で前記患者に投与することをさらに含む、
のいずれかである、発明29又は30に記載の方法。
[発明32]
メラノーマ患者を治療する方法であって、
a.前記患者からのサンプル中のi)TMB及びii)免疫活性化レベルをスコア化することと、
b.治療薬を有効量で前記患者に投与することと、
を含み、ここで前記治療薬が、低い免疫活性化スコアを伴う低いTMBスコアを有する患者に対するBRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤であり、且つ前記治療薬が、高い免疫活性化スコアを伴う低いTMBスコア又は免疫活性化スコアと無関係に高いTMBスコアのいずれかを有する患者に対するBRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤と免疫腫瘍治療薬との組み合わせである、方法。
[発明33]
メラノーマ患者を治療する方法であって、
a.投与に先立ち、低い免疫活性化スコアを伴う低いTMBスコアが前記患者からのサンプルから判定されている、有効量のBRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤、又は
b.投与に先立ち、高い免疫活性化スコアを伴う低いTMBスコア又は免疫活性化スコアと無関係に高いTMBスコアのいずれかが前記患者からのサンプルから判定されている、有効量のBRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤と免疫腫瘍治療薬との組み合わせ、
のいずれかを前記患者に投与することを含む、方法。
[発明34]
メラノーマを有する患者を治療する方法であって、
a.前記患者のメラノーマが低い免疫活性化スコアを伴う低いTMBスコアを有するものとして特徴づけられる、BRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤、又は
b.前記患者のメラノーマが高い免疫活性化スコアを伴う低いTMBスコア又は免疫活性化スコアと無関係に高いTMBスコアのいずれかを有するものとして特徴づけられる、BRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤と免疫腫瘍治療薬との組み合わせ、
のいずれかによる、方法。
[発明35]
免疫腫瘍治療薬と組み合わせたBRAF及び/又はMEK阻害剤を含む標的化療法剤による治療を意図したメラノーマ患者を選択するための予測マーカーとしてのTMB及び免疫活性化の使用であって、前記患者からのサンプル中のi)TMB及びii)免疫活性化レベルをスコア化することを含み、前記標的化療法剤がBRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含み、且つ前記免疫腫瘍治療薬がPD-1又はPD-L1結合アンタゴニストである、使用。
[発明36]
前記メラノーマがBRAF V600突然変異体メラノーマであり、前記患者がBRAF及び/又はMEKを標的にする治療により治療され、前記BRAF及び/又はMEK薬剤がダブラフェニブ及びトラメチニブ又はベムラフェニブ及びコビメチニブであり、前記患者がステージI、II、III、IV又はVメラノーマを有し、前記治療が一次治療、二次治療、三次治療、若しくは四次治療若しくはそれを超える治療、又はアジュバント若しくはネオアジュバント治療であり、且つ低いTMBスコアが、5以下、6以下、7以下、8以下、9以下、10以下、11以下、12以下、13以下、14以下、15以下、又は16以下の突然変異/メガベース(突然変異/Mb)、好ましくは9以下、10以下、又は11以下の突然変異/Mb、より好ましくは10以下の突然変異/Mbである、発明1~6及び22~27のいずれか一つに記載の方法並びに発明7及び28に記載の使用。
[発明37]
前記メラノーマがBRAF V600突然変異体メラノーマであり、前記患者がBRAF及び/又はMEKを標的にする治療により治療され、前記BRAF及び/又はMEK薬剤がダブラフェニブ及びトラメチニブ又はベムラフェニブ及びコビメチニブであり、前記患者がステージI、II、III、IV又はVメラノーマを有し、前記治療が一次治療、二次治療、三次治療、若しくは四次治療若しくはそれを超える治療、又はアジュバント若しくはネオアジュバント治療であり、高いTMBスコアが、5超、6超、7超、8超、9超、10超、11超、12超、13超、14超、15超、又は16超の突然変異/Mb、好ましくは9超、10超、又は11超の突然変異/Mb、より好ましくは10超の突然変異/Mbであり、且つ前記免疫活性化レベルが、腫瘍浸潤リンパ球、PD-L1、CD8、IFNy又はT細胞炎症性遺伝子発現シグネチャーを測定することにより評価される、発明8~13のいずれか一つに記載の方法及び発明14に記載の使用。
[発明38]
前記メラノーマがBRAF V600突然変異体メラノーマであり、前記患者がBRAF及び/又はMEKを標的にする治療により治療され、前記BRAF及び/又はMEK薬剤がダブラフェニブ及びトラメチニブ又はベムラフェニブ及びコビメチニブであり、且つ/又は単剤若しくは別の免疫腫瘍治療薬との組み合わせのいずれかとしてのPD-1若しくはPDL-1結合アンタゴニストである免疫腫瘍治療薬を伴い、前記患者がステージI、II、III、IV又はVメラノーマを有し、前記治療が一次治療、二次治療、三次治療、若しくは四次治療若しくはそれを超える治療、又はアジュバント若しくはネオアジュバント治療であり、低いTMBスコアが、5以下、6以下、7以下、8以下、9以下、10以下、11以下、12以下、13以下、14以下、15以下、又は16以下の突然変異/Mb、好ましくは9以下、10以下、又は11以下の突然変異/Mb、より好ましくは10以下の突然変異/Mbであり、高いTMBスコアが、5超、6超、7超、8超、9超、10超、11超、12超、13超、14超、15超、又は16超の突然変異/Mb、好ましくは9超、10超、又は11超の突然変異/Mb、より好ましくは10超の突然変異/Mbであり、且つ前記免疫活性化レベルが、腫瘍浸潤リンパ球、PD-L1、CD8、IFNy又はT細胞炎症性遺伝子発現シグネチャーを測定することにより評価される、発明15~20及び29~35のいずれか一つに記載の方法並びに発明20及び28に記載の使用。
[発明39]
メラノーマが、BRAF V600突然変異体メラノーマである、発明36~38のいずれか一つに記載の方法又は使用。
[発明40]
前記標的化療法が、BRAF阻害剤及びMEK阻害剤との併用療法である、発明36~38のいずれか一つに記載の方法又は使用。
[発明41]
前記標的化療法が、ダブラフェニブ及びトラメチニブとの併用療法である、発明36~38のいずれか一つに記載の方法又は使用。
[発明42]
前記標的化療法が、ベムラフェニブ及びコビメチニブとの併用療法である、発明36~38のいずれか一つに記載の方法又は使用。
[発明43]
前記免疫腫瘍治療薬が、単剤又は別の免疫腫瘍治療薬との組み合わせのいずれかとしてのPD-1又はPDL-1結合アンタゴニストである、発明38に記載の方法又は使用。
[発明44]
前記免疫活性化レベルが、腫瘍浸潤リンパ球、PD-L1、CD8、IFNy、又はT細胞炎症性遺伝子発現シグネチャーを測定することにより評価される、発明37~38のいずれか一つに記載の方法又は使用。
[発明45]
前記メラノーマ患者が、ステージIメラノーマ、ステージIIメラノーマ、ステージIIIメラノーマ又はステージIVメラノーマを有する、発明36~38のいずれか一つに記載の方法又は使用。
[発明46]
前記治療が、一次治療、二次治療、三次治療、又は四次治療又はそれを超える治療である、発明36~38のいずれか一つに記載の方法又は使用。
[発明47]
前記治療が、アジュバント治療である、発明36~38のいずれか一つに記載の方法又は使用。
[発明48]
前記治療が、ネオアジュバント治療である、発明36~38のいずれか一つに記載の方法又は使用。
[発明49]
低いTMBスコアが、5突然変異/Mb以下、6突然変異/Mb以下、7突然変異/Mb以下、8突然変異/Mb以下、9突然変異/Mb以下、10突然変異/Mb以下、11突然変異/Mb以下、12突然変異/Mb以下、13突然変異/Mb以下、14突然変異/Mb以下、15突然変異/Mb以下、又は16突然変異/Mb以下である、発明36~38のいずれか一つに記載の方法又は使用。

Claims (15)

  1. BRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤(targeted therapy)から利益を得ることがあるメラノーマ患者を同定する方法であって、前記患者からのサンプル中の腫瘍突然変異負荷(TMB)をスコア化することを含み、ここで低いTMBスコアから、前記患者がBRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤から利益を得ることがある患者として同定される、方法。
  2. メラノーマ患者治療において使用するための、BRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤であって、
    該使用が、
    a.前記患者からのサンプル中のTMBをスコア化することであって、前記TMBスコアが低い、スコア化すること、
    b.BRAF及び/又はMEKを標的にする前記薬剤を含む標的化療法剤を有効量で前記患者に投与することと、
    を含む
    前記薬剤
  3. BRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤から利益を得ることがあるメラノーマ患者を同定する方法であって、前記患者からのサンプル中のi)TMB及びii)免疫活性化レベルをスコア化することを含み、ここで高い免疫活性化スコアを伴う高いTMBスコアから、前記患者がBRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤から利益を得ることがある患者として同定される、方法。
  4. メラノーマ患者治療において使用するための、BRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤であって、
    該使用が、
    a.前記患者からのサンプル中のi)TMB及びii)免疫活性化レベルをスコア化することであって、前記TMBスコアと前記免疫活性化スコアの双方が高い、スコア化すること、
    b.BRAF及び/又はMEKを標的にする前記薬剤を含む標的化療法剤を有効量で前記患者に投与することと、
    を含む
    前記薬剤
  5. メラノーマ患者を、BRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤から利益を得ることがある第1の群と免疫腫瘍治療薬(immuno-oncology therapy)から利益を得ることがあるもう1つの群との2群に層別化する方法であって、前記患者からのサンプル中のi)TMB及びii)免疫活性化レベルをスコア化することを含み、ここでBRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤から利益を得ることがある患者が、高い免疫活性化スコアを伴う高いTMBスコア又は免疫活性化スコアと無関係に低いTMBスコアのいずれかを有する一方で、免疫腫瘍治療薬から利益を得ることがある患者が、低い免疫活性化スコアを伴う高いTMBスコアを有する、方法。
  6. メラノーマ患者治療において使用するための、BRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤、又は免疫チェックポイント阻害剤であって、
    該使用が、
    a.前記患者からのサンプル中のi)TMB及びii)免疫活性化レベルをスコア化することと、
    b.治療薬(therapy)を有効量で前記患者に投与することと、
    を含み、ここで前記治療薬が、高い免疫活性化スコアを伴う高いTMBスコア又は免疫活性化スコアと無関係に低いTMBスコアを有する患者に対するBRAF及び/又はMEKを標的にする前記薬剤を含む標的化療法剤であり、且つ前記治療薬が、低い免疫活性化スコアを伴う高いTMBスコアを有する患者に対する前記免疫チェックポイント阻害剤である、
    前記薬剤又は阻害剤
  7. メラノーマ患者を、BRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤から利益を得ることがある第1の群と、BRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤と免疫腫瘍治療薬との組み合わせから利益を得ることがある第2の群との2群に層別化する方法であって、前記患者からのサンプル中のTMBをスコア化することを含み、ここでBRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤から利益を得ることがある患者が低いTMBスコアを有する一方で、BRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤と免疫腫瘍治療薬との組み合わせから利益を得ることがある患者が高いTMBスコアを有する、方法。
  8. メラノーマ患者治療において使用するための、BRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤、又は免疫チェックポイント阻害剤であって、
    該使用が、
    a.患者からのサンプル中のTMBをスコア化することと、
    b.治療薬を有効量で患者に投与することと、
    を含み、ここで前記治療薬が、低いTMBスコアを有する患者に対するBRAF及び/又はMEKを標的にする前記薬剤を含む標的化療法剤であり、且つ前記治療薬が、高いTMBスコアを有する患者に対するBRAF及び/又はMEKを標的にする前記薬剤を含む標的化療法剤と前記免疫チェックポイント阻害剤との組み合わせである、
    前記薬剤又は阻害剤
  9. メラノーマ患者を、BRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤から利益を得ることがある第1の群と、BRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤と免疫腫瘍治療薬との組み合わせから利益を得ることがある第2の群との2群に層別化する方法であって、前記患者からのサンプル中のi)TMB及びii)免疫活性化レベルをスコア化することを含み、ここでBRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤から利益を得ることがある患者が低い免疫活性化スコアを伴う低いTMBスコアを有する一方で、BRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤を含む標的化療法剤と免疫腫瘍治療薬との組み合わせから利益を得ることがある患者が、高い免疫活性化スコアを伴う低いTMBスコア又は免疫活性化スコアと無関係に高いTMBスコアのいずれかを有する、方法。
  10. メラノーマ患者治療において使用するための、BRAF及び/又はMEKを標的にする薬剤、又は免疫チェックポイント阻害剤であって、
    該使用が、
    a.前記患者からのサンプル中のi)TMB及びii)免疫活性化レベルをスコア化することと、
    b.治療薬を有効量で前記患者に投与することと、
    を含み、ここで前記治療薬が、低い免疫活性化スコアを伴う低いTMBスコアを有する患者に対するBRAF及び/又はMEKを標的にする前記薬剤を含む標的化療法剤であり、且つ前記治療薬が、高い免疫活性化スコアを伴う低いTMBスコア又は免疫活性化スコアと無関係に高いTMBスコアのいずれかを有する患者に対するBRAF及び/又はMEKを標的にする前記薬剤を含む標的化療法剤と前記免疫チェックポイント阻害剤との組み合わせである、
    前記薬剤又は阻害剤
  11. メラノーマが、BRAF V600突然変異体メラノーマである、請求項10のいずれか一項に記載の方法又は使用のための薬剤若しくは阻害剤
  12. 前記標的化療法が、BRAF阻害剤及びMEK阻害剤、例えばダブラフェニブ及びトラメチニブ、又はベムラフェニブ及びコビメチニブ併用療法である、請求項10のいずれか一項に記載の方法又は使用のための薬剤若しくは阻害剤
  13. 前記前記免疫チェックポイント阻害剤が、単剤又は別の免疫腫瘍治療薬との組み合わせのいずれかとしてのPD-1又はPDL-1結合アンタゴニストである、請求項6、8及び10~12のいずれか一項に記載の方法又は使用のための薬剤若しくは阻害剤
  14. 低いTMBスコアが、5突然変異/Mb以下、6突然変異/Mb以下、7突然変異/Mb以下、8突然変異/Mb以下、9突然変異/Mb以下、10突然変異/Mb以下、11突然変異/Mb以下、12突然変異/Mb以下、13突然変異/Mb以下、14突然変異/Mb以下、15突然変異/Mb以下、又は16突然変異/Mb以下である、請求項1及び513のいずれか一項に記載の方法又は使用のための薬剤若しくは阻害剤
  15. 高いTMBスコアが、5超、6超、7超、8超、9超、10超、11超、12超、13超、14超、15超、又は16超の突然変異/Mbである、請求項3及び5~13のいずれか一項に記載の方法、又は使用のための薬剤若しくは阻害剤。
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