JPWO2020075243A1 - 空気調和機の室外機 - Google Patents

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Abstract

空気調和機の室外機は、室外機の外郭を構成する筐体と、筐体の内部に設けられ、筐体内の空間を、熱交換器と送風機とを収納する送風機室と、圧縮機を収納する機械室とに隔てる仕切板と、室外機を制御する電子部品を収納し、仕切板に取り付けられる電気品箱と、送風機を支持し、送風機と熱交換器との間に配置されるモータ支持部材と、を備え、電気品箱は、電子部品が取り付けられた制御基板を収納する基板ホルダーを有し、モータ支持部材は、送風機の上方に配置された板状の天面部を有し、基板ホルダーには、送風機室に突出する係止突起が形成されており、天面部は、天面部の縁部の一部が突出するように形成された収納部を有し、収納部は、係止突起と熱交換器との間に配置され、係止突起と収納部とが固定されているものである。

Description

本発明は、空気調和機の室外機に関するものである。
従来より、空気調和機の室外機は、電気品箱を仕切板に固定しているものがある(例えば、特許文献1参照)。ここで、電気品箱は、ファン及び圧縮機等を制御する制御基板等を内部に収容したものである。また、仕切板は、室外機の内部空間を機械室と送風機室とに隔てるものである。特許文献1の室外機は、筐体内において前後方向に所定の隙間をあけて熱交換器と電気品箱とを配置している。
国際公開第2009/041424号
特許文献1の室外機は、電気品箱が仕切板の上部に配置され、電気品箱の後方には熱交換器が配置されている。特許文献1の室外機は、輸送時等の取り扱いにより前後方向に転倒すると、仕切板が転倒の衝撃でたわみ、電気品箱又は仕切板が熱交換器に接触して熱交換器のフィンが変形する恐れがある。近年、空気調和機の室外機は、制御基板が大きくなる傾向にあり、電気品箱と熱交換器との隙間が小さくなっている。そのため、室外機の転倒による衝撃で電気品箱と熱交換器とが接触し、例えばフィン等、熱交換器が変形する不具合が発生しやすい状況にある。
本発明は、上記のような課題を解決するものであり、室外機が転倒したとしても、転倒による衝撃によって電気品箱が前後に移動することを規制して、熱交換器が電気品箱によって変形することを防ぐ空気調和機の室外機を提供するものである。
本発明の空気調和機の室外機は、室外機の外郭を構成する筐体と、筐体の内部に設けられ、筐体内の空間を、熱交換器と送風機とを収納する送風機室と、圧縮機を収納する機械室とに隔てる仕切板と、室外機を制御する電子部品を収納し、仕切板に取り付けられる電気品箱と、送風機を支持し、送風機と熱交換器との間に配置されるモータ支持部材と、を備え、電気品箱は、電子部品が取り付けられた制御基板を収納する基板ホルダーを有し、モータ支持部材は、送風機の上方に配置された板状の天面部を有し、基板ホルダーには、送風機室に突出する係止突起が形成されており、天面部は、天面部の縁部の一部が突出するように形成された収納部を有し、収納部は、係止突起と熱交換器との間に配置され、係止突起と収納部とが固定されているものである。
本発明の空気調和機の室外機は、モータ支持部材の収納部が、電気品箱の係止突起と熱交換器との間に配置され、係止突起と収納部とが固定されているものである。そして、室外機は、収納部が係止突起と固定されていることで電気品箱の移動が規制される。その結果、室外機は、室外機が転倒したとしても、転倒による衝撃によって電気品箱が前後に移動することが規制され、熱交換器が電気品箱の接触によって変形することを防ぐことができる。
本発明の実施の形態に係る室外機の斜視図である。 本発明の実施の形態に係る室外機の一部を分解した分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る室外機の一部を分解した分解正面図である。 本発明の実施の形態に係る室外機の電気品箱を分解した斜視図である。 本発明の実施の形態に係る室外機の電気品箱が取り付けられた状態を背面側から示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る室外機の電気品箱が仕切板に取り付けられた状態を背面側から示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る室外機の電気品箱が仕切板に固定された状態を正面側から示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る室外機の電気品箱の仕切板への取り付けを正面側から示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る室外機の電気品箱がモータ支持部材に固定された状態を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る室外機の電気品箱のモータ支持部材への取り付けを示す分解斜視図である。 図10の電気品箱の基板ホルダーの係止突起を示す斜視図である。 図11の係止突起を他の方向からみた斜視図である。 図11の係止突起を側方から見た側面図である。 図11の係止突起を上方から見た上面図である。 図11の係止突起を背面側から見た背面図である。 図2の室外機のモータ支持部材を示す斜視図である。 図16の収納部の拡大図である。 図16の天面部を下方から見た斜視図である。 図16のモータ支持部材の上面図である。 図17の収納部側面部と図15の前後方向押さえ壁とを当接させた背面図である。 本発明の実施の形態に係る室外機の一部を分解した分解上面図である。
以下、本発明における空気調和機の室外機100について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。また、以下の図面において、同一の符号を付したものは、同一又はこれに相当するものであり、このことは明細書の全文において共通することとする。さらに、明細書全文に表わされている構成要素の形態は、あくまでも例示であって、これらの記載に限定されるものではない。また、理解を容易にするために方向あるいは位置を表す用語(例えば「上」、「下」、「右」、「左」、「前」、「後」など)を適宜用いる。しかし、これらの表記は、説明の便宜上、そのように記載しているだけであって、装置あるいは部品の配置及び向きを限定するものではない。
実施の形態.
図1は、本発明の実施の形態に係る室外機100の斜視図である。図1を用いて、空気調和機の室外機100の外郭について説明する。図1を含む以下の図面に示すX軸は、室外機100の左右方向を示し、Y軸は室外機100の前後方向を示し、Z軸は室外機100の上下方向を示すものである。より詳細には、室外機100を正面から見たときX1側を左側、X2側を右側、Y軸においてY1側を前側、Y2側を後側、Z軸においてZ1側を上側、Z2側を下側として室外機100を説明する。また、明細書中における各構成部材同士の位置関係(例えば、上下関係等)は、原則として、室外機100を使用可能な状態に設置したときのものである。
室外機100は、図1に示すように、略直方体状に構成された筐体50を有する。室外機100の筐体50は、板金製であり、室外機100の外郭を構成する。室外機100の筐体50は、前面パネル1、背面パネル2、天面パネル3及びベース4を有する。筐体50は、前面パネル1と、背面パネル2と、天面パネル3と、ベース4とによって箱状に形成されている。
前面パネル1は、横長の第1の側面部1aと、縦長の第2の側面部1bとを有し、室外機100の上方、すなわち天面パネル3の側から見てL字形状となるように折り曲げられた板金パネルである。第1の側面部1aは、室外機100の空気が吹き出される側の筐体50の側壁を構成し、第2の側面部1bは、室外機100内の空気の主たる流れ方向に沿って延びる筐体50の側壁を構成する。なお、前面パネル1には、円形状の吹出口1cが形成されている。また、前面パネル1には、吹出口1cを覆って送風機5のプロペラファンを保護する矩形形状のファンガード6が取り付けられている。また、第2の側面部1bには、室外空気を室外機100の内部に取り込むための複数のスリットが形成されていてもよい(図示は省略)。なお、第2の側面部1bは、図1の斜視図では図示されないため、第2の側面部1bに該当する側面の位置を符号と共に矢印付きの引出線で示している。また、前面パネル1は、第1の側面部1aと、第2の側面部1bとを別体として、2つの板金パネルで構成してもよい。
背面パネル2は、天面パネル3の側から見てL字形状となるように折り曲げられた板金パネルである。背面パネル2は、第2の側面部1bに対面する縦長の第3の側面部2aと、第1の側面部1aの第3の側面部2aの側の面に対面する縦長の第4の側面部2bとを有している。第3の側面部2aには、外部電源と接続したプラグ及び冷媒配管を、内部に引き込むための複数の開口部が形成されている(図示は省略)。また、第3の側面部2aには、第3の側面部2aに設けられた複数の開口部を覆い、塵埃又は水の浸入を防ぐためのサービスカバー2dが取り付けられている。なお、第4の側面部2bは図1の斜視図では図示できないため、第4の側面部2bに該当する側面の位置を符号と共に矢印付きの引出線で示している。また、背面パネル2は、第3の側面部2aと、第4の側面部2bとを別体として、2つの板金パネルで構成してもよい。
天面パネル3は、筐体50の天板を構成し、室外機100の上部を覆う板金パネルである。天面パネル3は、前面パネル1及び背面パネル2の上縁部に取り付けられている。
ベース4は、筐体50において天面パネル3と対向し、筐体50の底板を構成する。ベース4には、前面パネル1及び背面パネル2が取り付けられ、ベース4の下面部には、複数の脚部4aが設けられている。脚部4aは、室外機100を設置場所に固定するための土台となる。なお、ベース4は、図1の斜視図では図示されないため、ベース4に該当するパネルの位置を符号と共に矢印付きの引出線で示している。
図2は、本発明の実施の形態に係る室外機100の一部を分解した分解斜視図である。図3は、本発明の実施の形態に係る室外機100の一部を分解した分解正面図である。次に、図1〜図3を用いて、空気調和機の室外機100の内部構成について説明する。なお、空気調和機の室外機100の内部構成をわかりやすく説明するために、図2及び図3では、例えば、前面パネル1、背面パネル2、天面パネル3等、室外機100の一部の構成部品の図示を省略している。室外機100は、筐体50の内部に、仕切板7と、熱交換器10と、送風機5と、圧縮機11と、電気品箱13と、モータ支持部材22と、を有する。
仕切板7は、室外機100の筐体50内の空間を、送風機室8と機械室9とに隔てる仕切壁である。仕切板7は、筐体50の内部に設けられた板状の部材であり、ベース4から上方向(Z軸方向)に設けられていると共に、ベース4の前後方向(Y軸方向)に設けられている。すなわち、仕切板7は、筐体50内においてベース4上に配置され、前面パネル1の第1の側面部1aと背面パネル2の第4の側面部2bとの間に延びるように設けられている。仕切板7は、例えば、板金等を折曲して形成されている。
送風機室8は、前面パネル1、天面パネル3、ベース4、熱交換器10、及び仕切板7によって取り囲まれた空間である。送風機室8は、室外機100の外部から熱交換器10又は前面パネル1の第2の側面部1bに設けられた複数のスリットを介して室外空気を取り込み、室外機100の内部の空気を吹出口1cを介して室外機100の外部へ排気できるように構成されている。機械室9は、前面パネル1の第1の側面部1a、背面パネル2、天面パネル3、ベース4、及び仕切板7によって取り囲まれた空間であり、室外機100の外部からの塵埃又は水の侵入を回避できる構造となっている。
筐体50内の送風機室8側の空間には、熱交換器10と、熱交換器10に対向するように配置された送風機5とが収納されており、筐体50内の機械室9側の空間には、圧縮機11が収納されている。この熱交換器10及び圧縮機11は、ベース4上に設置されている。また、仕切板7の上端には、電気品箱13が配置されている。電気品箱13は、圧縮機11の上方において、送風機室8と機械室9とにわたって配置されている。なお、電気品箱13は、送風機室8と機械室9とにわたって配置されているものに限定されるものではなく、例えば、主たる部分が機械室9にのみ配置されてもよい。
熱交換器10は、内部を流れる冷媒と外気との熱交換を行うものであって、暖房運転時には蒸発器として機能し、冷房運転時には凝縮器として機能する。熱交換器10は、例えば、フィンアンドチューブ型熱交換器として構成でき、冷媒を通過させる複数の伝熱管10aと、伝熱管10aを流れる冷媒と外気との間の伝熱面積を大きくするための複数のフィン10bとを備えている。熱交換器10は、平板領域と曲面領域とを有し、ベース4に対して垂直方向に見た場合に、L字形状に形成されている。なお、図2及び図3では、熱交換器10がL字状に形成された場合について例示しているが、熱交換器10は、ベース4に対して垂直方向に見た場合に、直線状に形成されたものでもよく、両端に曲面領域を備えたU字状に形成されたものでもよい。
送風機5は、図2に示すように、モータ5aとプロペラファン5bとを備えた送風手段であり、熱交換器10における熱交換を効率的に行うための空気循環を生成する。送風機5は、図2及び図3に示すように、筐体50内において、熱交換器10の前方(Y1側)に配置されている。送風機5は、モータ5aが、モータ支持部材22に取り付けられて固定される。送風機5は、熱交換器10とプロペラファン5bとの間を負圧にして、筐体50の背面側(Y2側)から筐体50の内部に外気を導入し、室外機100の内部に導入された外気を室外機100の前面側(Y1側)から筐体50外に向かって排出する。
圧縮機11は、吸入した冷媒を圧縮して高温高圧のガス冷媒の状態にして吐出するものである。圧縮機11は、例えば、ロータリー式、スクロール式又はベーン式等の圧縮機である。圧縮機11は、インバータ装置を備えていてもよく、インバータ装置によって運転周波数を変化させて、圧縮機11の容量を変更することができるように構成されてもよい。圧縮機11の容量とは、単位時間当たりに送り出す冷媒の量である。なお、機械室9には、冷凍サイクル回路を構成する各構成要素を接続する複数の冷媒配管12が配置されている。
室外機100は、筐体50内に、電気品箱13を有する。電気品箱13は、室外機100の動作を制御するための制御部品等の電気部品を収納する。制御部品は、例えば、回路デバイスなどのハードウェア、又は中央演算処理装置などの演算装置上で実行されるソフトウェアあるいはそれらの組み合わせで構成される。例えば、インバータ駆動回路を有する室外機100では、制御基板14が電気品箱13に収納されている。この制御基板14には、送風機5及び圧縮機11を制御するためのトランジスタ及びダイオード等の電子部品が実装されている。電気品箱13には、電気品箱13内に収納されている電気部品等を冷却するヒートシンク15が設けられている。上述した制御基板14の駆動状態では、トランジスタ及びダイオード等の電子部品が発熱し、制御基板14の温度が上がる。制御基板14から熱を放散させて制御基板14を冷却するために、ヒートシンク15は、電気品箱13から突出するように配置され、ヒートシンク15に送風機室8を流れる空気が当たるように配置される。
図4は、本発明の実施の形態に係る室外機100の電気品箱13を分解した斜視図である。室外機100の筐体50の内部において、電気品箱13は、送風機室8と機械室9とにまたがって配置されており、仕切板7の上部に取り付けられている。
電気品箱13は、コンデンサあるいは抵抗器等の電子部品がはんだ付けによって取り付けられた制御基板14を有している。制御基板14には、圧縮機11及び送風機5のモータ5aを駆動させる交流電流の周波数を制御するインバータ回路が設けられている。インバータ回路は、周波数制御された交流電流を直流電流から生成する電子回路である。また、制御基板14には、外部電源から端子台(図示は省略)を介して流れる交流電流を直流電流に変換するコンバータ回路を設けることができる。なお、コンバータ回路は、インバータ回路と同一の制御基板14に一体に搭載してもよいし、インバータ回路が搭載された基板とは別の制御基板14に搭載するようにしてもよい。電子部品の取付側を制御基板14の表面側と仮定した場合に、電気品箱13は、制御基板14の裏面側に、基板ホルダー16と、電気品箱カバー20と、を有している。
制御基板14は、ABS等の樹脂製の基板ホルダー16に収納される。換言すれば、基板ホルダー16は、制御基板14に取り付けられ、制御基板14の周縁部と裏面部とを支持している。制御基板14は、基板ホルダー16によって、例えば、外部衝撃等から保護される。基板ホルダー16は、4辺を構成する側壁部16aによって、矩形の枠状に形成されている。基板ホルダー16の側壁部16aの内側には、制御基板14の裏面部を支持する格子形状の枠16bが構成されている。また、基板ホルダー16には、端子台サポート21を取り付けることができる。図4に示すように、電子部品が取り付つけられる制御基板14の表面部は、制御基板14の下面部(Z2側)に該当する。また、図4に示すように、電子部品がはんだ付けされる制御基板14の裏面部は、制御基板14の上面部(Z1側)に該当する。
電気品箱13の上部には板金製の電気品箱カバー20が設けられている。電気品箱カバー20は、基板ホルダー16にはめ込まれており、基板ホルダー16の格子形状の枠16bの全体を覆っている。電気品箱カバー20によって、制御基板14の裏面部は、水又は塵埃の侵入から保護されている。この電気品箱カバー20は、露等で制御基板14が濡れて電気的にショートすることを防ぐと共に、たとえショート等により制御基板14に炎が発生したとしても制御基板14から外部に炎が移ることを防止する。
電気品箱13は、制御基板14の表面部の側に、ヒートシンク15を有している。より詳細には、制御基板14の表面部の発熱性のある電子部品の一部、例えばトランジスタ等には、ヒートシンク15が取り付けられている。ヒートシンク15は、電子部品を覆う板状部15aと、制御基板14から離れる方向に板状部15aから延在する複数のフィン15bとを有している。ヒートシンク15に複数のフィン15bを設けることによって、外気との間の伝熱面積を大きくできるため、電子部品で発生する熱を効率良く放散することができる。また、ヒートシンク15を室外機100の送風機室8の側に配置することにより、送風機5から送られる空気に熱を効率良く放散することができる。
電気品箱13は、制御基板14の表面部の側に、ヒートシンクサポート17と、ヒートシンクホルダ19とを備えている。
ヒートシンクサポート17は、電気品箱13を仕切板7の上部に配置するときに電気品箱13を支持し仕切板7に固定するものである。ヒートシンクサポート17は、板金製であり基板ホルダー16に固定される。ヒートシンクサポート17は、基板ホルダー16に取り付けられる枠体部17aを有する。枠体部17aは、基板ホルダー16に取り付けられた状態で、ヒートシンク15の板状部15aとヒートシンクホルダ19とを覆って支持する。ヒートシンクサポート17の枠体部17aは、中空の矩形の枠体状に形成されており、枠体状に形成された壁部の内側には開口部17cを形成している。ヒートシンクサポート17の枠体部17aは、開口部17cにヒートシンク15のフィン15bがはめ込まれて固定されることで、開口部17cを介してヒートシンク15のフィン15bを露出させる。ヒートシンクサポート17の開口部17cを介して露出したヒートシンク15のフィン15bによって、送風機室8を流れる風がフィン15bに触れ、フィン15bを介して制御基板14から熱が放散されて制御基板14が冷却される。
ヒートシンクサポート17は、更に、ヒートシンク15のフィン15bと同一方向に延びるように設けられた側壁部17bを有している。側壁部17bは、板状に形成された側壁である。側壁部17bは、矩形状に形成された枠体部17aの一辺から下方(Z2方向)に延びるように形成されている。側壁部17bの先端部は、仕切板7の上部に取り付けられ、側壁部17bは、機械室9と送風機室8とを隔てる壁として機能する。ヒートシンクサポート17は、枠体部17aと側壁部17bとによって前面パネル1の第1の側面部1aの側から見てL字形状の外観を有している。
ヒートシンクサポート17は、更に、電気品箱13を仕切板7に配置する場合に、上下方向(Z軸方向)に延びる縦壁部17dを有する。縦壁部17dは、ヒートシンクサポート17の前方側(Y1側)の側部に設けられた柱状部分である。縦壁部17dは、水平断面が略L字形状に形成されており、側壁部17bの仮想の延長面と平行に形成された取付面部17d1の下端部には、固定ネジ穴17eが形成されている。ヒートシンクサポート17は、枠体部17aと、側壁部17bと、縦壁部17dと、が一体に形成されている。
ヒートシンクホルダ19は、ABS等の絶縁樹脂製であり、ヒートシンク15とヒートシンクサポート17とを電気的に絶縁するために、ヒートシンク15とヒートシンクサポート17との間に配置される。ヒートシンクサポート17は、金属製であり電気を流すために、ヒートシンク15とヒートシンクサポート17とが電気的に接続する恐れがある。そのため、ヒートシンクホルダ19によってヒートシンク15とヒートシンクサポート17との電気的な絶縁を確保する。なお、ヒートシンクホルダ19は、フィン15bを貫通させるための矩形状のスリットが設けられており、フィン15bにおける熱放散を妨害しないように構成されている。
電気品箱13は、更に、端子台サポート21を有してもよい。端子台サポート21は、端子台(図示は省略)を搭載し、この端子台は、制御基板14を駆動させるための電源を供給する。端子台には、例えば、サービスカバー2dを介して外部の商用電源と接続された配線のプラグが接続される。端子台は、ネジ等(図示は省略)によって、端子台サポート21に固定されている。また、端子台サポート21は、基板ホルダー16にネジ等により固定される。端子台サポート21は、筐体50内において機械室9に配置されており、背面パネル2の第3の側面部2a側の基板ホルダー16の端部に取り付けられている。端子台サポート21は、背面パネル2の第3の側面部2a側の基板ホルダー16の端部から、ベース4に向かって下方(Z2方向)に延びるように配置されている。
図5は、本発明の実施の形態に係る室外機100の電気品箱13が取り付けられた状態を背面側から示す分解斜視図である。図6は、本発明の実施の形態に係る室外機100の電気品箱13が仕切板7に取り付けられた状態を背面側から示す分解斜視図である。図5及び図6は、電気品箱13が仕切板7に載せられて、仕切板7に取り付けられた状態を示す図である。図5及び図6に示すように、電気品箱13の構成部品である基板ホルダー16の、側壁部16aの外周側には、仕切板引掛部16cが形成されている。仕切板引掛部16cは、側壁部16aの外周側の壁面から突出し、先端が下方に向かって延びる爪である。仕切板引掛部16cは、側壁部16aを構成する4つの側壁のうち、後側壁部16a1に形成されている。後側壁部16a1は、電気品箱13を仕切板7に配置した場合に、熱交換器10が配置されている側の面の側壁を構成する。電気品箱13を仕切板7に配置する場合に、この仕切板引掛部16cを仕切板7の引掛ストレート部7aに引っ掛けて、電気品箱13を仕切板7に載せる。仕切板7の引掛ストレート部7aは、図2、図5及び図6に示すように、仕切板7の上縁部7bから下方に切り欠かれた部分であり、仕切板7の上側の縁部が略水平に形成されている部分である。引掛ストレート部7aは、仕切板7をベース4上に配置した場合に、室外機100の筐体50の左右方向(X軸方向)に延びている。
図7は、本発明の実施の形態に係る室外機100の電気品箱13が仕切板7に固定された状態を正面側から示す分解斜視図である。図8は、本発明の実施の形態に係る室外機100の電気品箱13の仕切板7への取り付けを正面側から示す分解斜視図である。図7及び図8を用いて、電気品箱13を仕切板7に取り付ける作業について説明する。電気品箱13は、仕切板7の上に載せられた後、固定ネジ23によって、仕切板7にネジ止めされて固定される。上述したように、ヒートシンクサポート17は、上下方向(Z軸方向)に延びる縦壁部17dを有しており、縦壁部17dを構成する取付面部17d1の下端部には、固定ネジ穴17eが形成されている。縦壁部17dに形成された固定ネジ穴17eに対し、仕切板7の上端部には、バーリング穴7cが形成されている。電気品箱13を仕切板7に配置する場合に、取付面部17d1と仕切板7とが対向し、取付面部17d1に形成された固定ネジ穴17eと、仕切板7に形成されたバーリング穴7cとが連通する。そして、固定ネジ穴17eとバーリング穴7cとに挿通された固定ネジ23によって、取付面部17d1と仕切板7とがネジ締結され、電気品箱13が仕切板7に固定される。なお、縦壁部17dは、電気品箱13において、仕切板引掛部16cが形成されている側の側面とは電気部品を介して反対側の側面に配置されている。すなわち、筐体50の第1の側面部1aと第4の側面部2bとの間において、仕切板引掛部16cは、第4の側面部2b側に配置され、縦壁部17dは、第1の側面部1a側に配置されている。また、仕切板7に形成されたバーリング穴7cは、筐体50の第1の側面部1aと第4の側面部2bとの間において、仕切板7の、第1の側面部1a側の上端部に形成されている。
図9は、本発明の実施の形態に係る室外機100の電気品箱13がモータ支持部材22に固定された状態を示す分解斜視図である。図10は、本発明の実施の形態に係る室外機100の電気品箱13のモータ支持部材22への取り付けを示す分解斜視図である。ネジ締結によって電気品箱13が仕切板7に固定された後、電気品箱13は、固定ネジ24によって、モータ支持部材22に固定される。室外機100は、電気品箱13に形成された係止突起16eと、モータ支持部材22に形成された収納部22eと、が係合する。以下、電気品箱13に形成された係止突起16eと、モータ支持部材22に形成された収納部22eと、について説明する。
図11は、図10の電気品箱13の基板ホルダー16の係止突起16eを示す斜視図である。図12は、図11の係止突起16eを他の方向からみた斜視図である。図13は、図11の係止突起16eを側方から見た側面図である。図14は、図11の係止突起16eを上方から見た上面図である。図15は、図11の係止突起16eを背面側から見た背面図である。基板ホルダー16は、側壁部16aに形成された係止突起16eを有する。係止突起16eは、基板ホルダー16の側壁部16aを構成する4つの側壁のうち、内側壁部16a3に形成されている。内側壁部16a3は、電気品箱13を仕切板7に配置した場合に、送風機5が配置されている側の面の側壁を構成する。係止突起16eは、電気品箱13を仕切板7に配置した場合に、内側壁部16a3から送風機室8へと突出している。係止突起16eは、突出部16fと、上下方向押さえ壁16gと、突出片16hとを有する。突出部16fは、後述する切欠部22jと対向する位置の側壁部16aに形成されている。上下方向押さえ壁16gと突出片16hとは、収納部22eと対向する位置の側壁部16aに形成されている。
突出部16fは、電気品箱13を仕切板7に配置した場合に、モータ支持部材22を構成する収納部22eの前方(Y1側)に配置される部材である。突出部16fは、電気品箱13の短手方向(Y軸方向)に延びる内側壁部16a3の両端部に対して、内側壁部16a3の中央部側に形成されている。突出部16fは、前後方向押さえ壁16f1と、支持部16f2と、を有する。
前後方向押さえ壁16f1は、内側壁部16a3に対して略垂直方向に突出して延びる板状の壁部である。前後方向押さえ壁16f1は、室外機100の筐体50の前後方向(Y軸方向)に面する壁部を構成する。すなわち、室外機100の筐体50内において、前後方向押さえ壁16f1の一方の壁面は、熱交換器10の配置されている側に面しており、前後方向押さえ壁16f1の他方の壁面は、前面パネル1の第1の側面部1aの配置されている側に面している。電気品箱13を仕切板7に配置した場合に、前後方向押さえ壁16f1は、モータ支持部材22を構成する収納部22eの収納部側面部22gと対向して当接する。前後方向押さえ壁16f1には、モータ支持部材22とのネジ締結に利用される固定ネジ穴16dが形成されている。固定ネジ穴16dは、室外機100の第1固定ネジ穴である。また、前後方向押さえ壁16f1の縁部には、前後方向押さえ壁16f1から電気品箱13の前方側(Y1側)に向かって延びる側壁16kが形成されている。すなわち、前後方向押さえ壁16f1は、収納部側面部22gと対向する面とは反対側の面の周縁部に側壁16kを有する。
支持部16f2は、前後方向押さえ壁16f1の縁部に形成された側壁16kの一部であり、電気品箱13の短手方向(Y軸方向)に延びるように設けられている。支持部16f2は、電気品箱13の短手方向(Y軸方向)に延びる一端側が前後方向押さえ壁16f1と一体に形成されており、他端側が内側壁部16a3と一体に形成されている。支持部16f2は、前後方向押さえ壁16f1と内側壁部16a3との間に配置されているため、前後方向押さえ壁16f1に対して、後方(Y2側から)から前方(Y1側に)に荷重がかかるような場合に、荷重による前後方向押さえ壁16f1の変形を防ぐ。すなわち、支持部16f2は、前後方向押さえ壁16f1の強度を向上させる。
上下方向押さえ壁16gは、内側壁部16a3から斜め上方に突出するように形成された壁部である。上下方向押さえ壁16gを構成する壁面は、電気品箱13を仕切板7に配置した場合に、第2の側面部1bとベース4とに面するように形成されている。この上下方向押さえ壁16gは、電気品箱13を仕切板7に配置した場合に、モータ支持部材22を構成する収納部22eの上方(Z1側)に配置される。上下方向押さえ壁16gは、電気品箱13の短手方向(Y軸方向)に延びる内側壁部16a3において、前後方向押さえ壁16f1と後側壁部16a1側の端部との間に形成されている。上下方向押さえ壁16gは、内側壁部16a3において、電気品箱13の短手方向(Y軸方向)に沿って2つ形成されている。なお、実施の形態の室外機100では、上下方向押さえ壁16gは、内側壁部16a3において2つ形成されているが、上下方向押さえ壁16gの形成数は、1つでもよく、3つ以上でもよい。上下方向押さえ壁16gは、電気品箱13のモータ支持部材22に対する位置を決める際に利用される位置決め部材であり、電気品箱13を仕切板7に配置する場合に収納部22eにガイドされ、電気品箱13の配置を特定することができる。上下方向押さえ壁16gはまた、収納部22eと当接させることで、室外機100の搬送時に電気品箱13が上下方向に動くことを規制するように構成してもよい。
突出片16hは、内側壁部16a3から突出する板状の部材である。突出片16hは、内側壁部16a3において、上下方向押さえ壁16gよりも下方に形成されている。突出片16hは、電気品箱13を仕切板7に配置した場合に、モータ支持部材22を構成する収納部22eの下方(Z2側)に配置される。突出片16hは、三角形の板状に形成されており、三角形の一辺は、内側壁部16a3と一体に形成されており、三角形の他の一辺は突出片16hの形成側に面した上縁部を形成する。突出片16hは、電気品箱13の短手方向(Y軸方向)に延びる内側壁部16a3において、前後方向押さえ壁16f1と後側壁部16a1側の端部との間に形成されている。突出片16hは、内側壁部16a3において、電気品箱13の短手方向(Y軸方向)に沿って2つ形成されている。なお、実施の形態の室外機100では、突出片16hは、内側壁部16a3において2つ形成されているが、突出片16hの形成数は、1つでもよく、3つ以上でもよい。突出片16hは、電気品箱13のモータ支持部材22に対する位置を決める際に利用される位置決め部材であり、電気品箱13を仕切板7に配置する場合に突出片16hの上縁部が収納部22eの端部と当接し、電気品箱13の配置を特定することができる。なお、実施の形態の室外機100では、突出片16hは三角形の板状に形成されているが、電気品箱13を仕切板7に配置する場合に収納部22eの端部と当接し、電気品箱13の位置決め部材として機能すれば他の形状であってもよい。
図16は、図2の室外機100のモータ支持部材22を示す斜視図である。図17は、図16の収納部22eの拡大図である。図18は、図16の天面部22cを下方から見た斜視図である。図19は、図16のモータ支持部材22の上面図である。モータ支持部材22は、ベース4上に立ち上がるように設けられる。モータ支持部材22は、送風機5を支持し、送風機5と熱交換器10との間に配置される。モータ支持部材22は、柱部22hと、柱部22hに設けられたモータ支持部22bと、モータ支持部22bの下方に設けられた固定部22dと、モータ支持部22bの上方に設けられた天面部22cと、を有している。
モータ支持部材22の柱部22hは、筐体50の内部において、ベース4と天面パネル3との間で上下方向(Z軸方向)に延びるように設けられた柱状の部材である。モータ支持部22bは、柱部22hの上下方向(Z軸方向)の略中央部分に設けられており、モータ支持部22bには、送風機5のモータ5aが支持されて固定される。固定部22dは、柱部22hの下端部に設けられており、柱部22hの下端部から第1の側面部1aの方向に突出するように形成されている。すなわち、固定部22dは、送風機5の下方に配置されている。固定部22dは、ネジ締結等によりベース4に固定される。天面部22cは、柱部22hの上端部に設けられており、柱部22hの上端部から第1の側面部1aの方向に突出するように形成された板状の部材である。天面部22cは、ベース4の垂直方向から見た平面視において矩形状に形成されている。
天面部22cは、突出方向の基部が柱部22hと連結している。また、天面部22cは、天面部22cの突出方向の先端部22kが、前面パネル1の第1の側面部1aと固定される。すなわち、天面部22cは、送風機5の上方に配置されている。天面部22cは、機械室9側の縁部に収納部22eを有する。収納部22eは、天面部22cの縁部の一部が突出するように形成された部分である。また、収納部22eは、天面部22cの縁部が固定部22d側に向かって斜め下方に折り曲げられた部分である。収納部22eは、天面部22cの突出方向(Y軸方向)において、柱部22hに近い後方(Y2側)側に形成されている。天面部22cは、天面部22cの突出方向(Y軸方向)において、収納部22eの前方(Y1側)に、切欠部22jが形成されている。切欠部22jは、天面部22cの縁部が切り欠かれた部分である。収納部22eは、収納部天面部22fと、収納部側面部22gと、を有する。
収納部天面部22fは、天面部22cの縁部であって、固定部22d側に向かって斜め下方に折り曲げられた板状の壁部である。収納部天面部22fは、天面部22cの電気品箱13と対向する側の縁部において前後方向に延びる板状部分であり、前方(Y1側)の端部には収納部側面部22gが形成されている。収納部側面部22gは、天面部22cの突出方向(Y軸方向)において、切欠部22j側の収納部天面部22fの端部から下方に折り曲げられた板状の部分である。収納部側面部22gは、天面部22cの壁面に対して略垂直方向の面を形成する板状の壁部である。収納部側面部22gの壁面は、室外機100の筐体50の前後方向(Y軸方向)に面している。すなわち、室外機100の筐体50内において、収納部側面部22gの一方の面は、熱交換器10の配置されている側に面しており、収納部側面部22gの他方の面は、前面パネル1の第1の側面部1aの配置されている側に面している。したがって、収納部側面部22gは、熱交換器10と対向する壁部を構成する。電気品箱13を仕切板7に配置した場合に、収納部側面部22gは、電気品箱13の前後方向押さえ壁16f1と対向して当接する。収納部側面部22gには、電気品箱13とのネジ締結に利用される固定ネジ穴22aが形成されている。固定ネジ穴22aは、室外機100の第2固定ネジ穴である。
図20は、図17の収納部側面部22gと図15の前後方向押さえ壁16f1とを当接させた背面図である。電気品箱13を仕切板7に配置した場合には、収納部22eは、基板ホルダー16の係止突起16eに上方と前方向を覆われ、係止突起16eの固定ネジ穴16dに挿通される固定ネジ24によって係止突起16eにネジ締結される。そして、固定ネジ24によって、係止突起16eと収納部22eとが固定されている。この場合、収納部22eは、係止突起16eと熱交換器10との間に配置されている。また、収納部22eと、熱交換器10との間には間隙が形成されている。
より詳細には、電気品箱13を仕切板7に配置した場合には、収納部22eは、上下方向押さえ壁16gと突出片16hとの間に配置され、収納部天面部22fは、係止突起16eの上下方向押さえ壁16gと対向する。また、電気品箱13を仕切板7に配置した場合には、収納部側面部22gは、係止突起16eの前後方向押さえ壁16f1と対向する。また、電気品箱13を仕切板7に配置した場合には、基板ホルダー16の前後方向押さえ壁16f1に形成された固定ネジ穴16dと、モータ支持部材22の収納部側面部22gに形成された固定ネジ穴22aとは連通する。そして、基板ホルダー16に形成された固定ネジ穴16dと、モータ支持部材22に形成された固定ネジ穴22aとに挿通された固定ネジ24によって、前後方向押さえ壁16f1と、収納部側面部22gとが対向して互いに固定される。固定ネジ24によって、前後方向押さえ壁16f1と収納部側面部22gとが対向して互いに固定されることで、電気品箱13とモータ支持部材22とはネジ締結されて、電気品箱13はモータ支持部材22に固定される。
図21は、本発明の実施の形態に係る室外機100の一部を分解した分解上面図である。電気品箱13は、仕切板7の上部に配置され、仕切板7とモータ支持部材22とにネジ締結され、仕切板7とモータ支持部材22とに固定される。ここで、特許文献1の室外機は、搬送時等の取り扱い時に、例えば、前後方向に倒れた時に衝撃力により仕切板7が撓む場合がある。その際に、電気品箱が熱交換器に接触し熱交換器のフィンが変形する恐れがある。これに対し、実施の形態の室外機100は、モータ支持部材22の天面部22cは、前面パネル1の第1の側面部1aと固定されている。そして、電気品箱13は、前面パネル1に固定された天面部22cの収納部22eに固定される。そのため、室外機100が前後方向に倒れて室外機100に衝撃力が加わったとしても、図19の矢印Fのように電気品箱13が熱交換器10の配置側に移動する事を、基板ホルダー16の係止突起16e及びモータ支持部材22の収納部22eが抑制する。より詳細には、基板ホルダー16の前後方向押さえ壁16f1が、対向するモータ支持部材22の収納部側面部22gによって支持される。そのため、室外機100が前後方向に倒れて室外機100に衝撃力が加わったとしても、電気品箱13の熱交換器10の配置側への移動が規制される。その結果、室外機100が前後方向に倒れて室外機100に衝撃力が加わったとしても、電気品箱13が熱交換器10に衝突することがない。
以上のように、空気調和機の室外機100は、モータ支持部材22の収納部22eが、電気品箱13の係止突起16eと熱交換器10との間に配置され、係止突起16eと収納部22eとが固定されているものである。そして、室外機100は、収納部22eが係止突起16eと固定されていることで電気品箱13の移動が規制される。その結果、室外機100は、室外機100が転倒したとしても、転倒による衝撃によって電気品箱13が前後方向に移動することが規制され、例えば、フィン10b等、熱交換器10が電気品箱13の接触によって変形することを防ぐことができる。
また、室外機100は、前後方向押さえ壁16f1と、収納部側面部22gとが対向して互いに固定される。収納部側面部22gは、熱交換器10と対向する壁部を構成しているため、室外機100が転倒したとしても、前後方向押さえ壁16f1と収納部側面部22gとが対向することで、収納部側面部22gが前後方向押さえ壁16f1の前後方向の移動を規制する。その結果、室外機100は、室外機100が転倒したとしても、転倒による衝撃によって電気品箱13が前後方向に移動することが規制され、例えば、フィン10b等、熱交換器10が電気品箱13の接触によって変形することを防ぐことができる。
また、室外機100は、第1固定ネジ穴と第2固定ネジ穴とに挿通される固定ネジ24によって、前後方向押さえ壁16f1と収納部側面部22gとが互いに固定される。その結果、室外機100は、室外機100が転倒したとしても、転倒による衝撃によって電気品箱13が前後方向に移動することが規制され、例えば、フィン10b等、熱交換器10が電気品箱13の接触によって変形することを防ぐことができる。また、室外機100の搬送時に、電気品箱13が上下方向に移動することを規制することができる。
また、室外機100は、上下方向押さえ壁16gと突出片16hとが、収納部22eと対向する位置の側壁部16aに形成されている。そのため、上下方向押さえ壁16gと突出片16hとは、作業者が電気品箱13を仕切板7に取り付ける際に、モータ支持部材22に対する電気品箱13の位置決め部材として機能させることができる。
また、室外機100は、収納部22eが、上下方向押さえ壁16gと突出片16hとの間に配置される。そのため、収納部22eは、作業者が電気品箱13を仕切板7に取り付ける際に、モータ支持部材22に対する電気品箱13の位置決め部材として機能させることができる。
また、室外機100は、電気品箱13が、仕切板7に取り付けられた状態において、収納部天面部22fは、上下方向押さえ壁16gと対向する。上下方向押さえ壁16gは、収納部天面部22fと対向することで下方への移動が規制される。そのため、室外機100は、搬送時に電気品箱13が上下方向に移動することを規制することができる。
また、室外機100は、前後方向押さえ壁16f1が、収納部側面部22gと対向する面とは反対側の面の周縁部に側壁16kを有する。そのため、室外機100は、前後方向押さえ壁16f1の強度を向上させることができる。
本発明の実施の形態は上記実施の形態に限定されない。例えば、前後方向押さえ壁16f1と収納部側面部22gとを互いに固定する固定具はネジに限定されるものではなく、壁部と壁部とを固定できるものであればよく、例えばリベット等であってもよい。
1 前面パネル、1a 第1の側面部、1b 第2の側面部、1c 吹出口、2 背面パネル、2a 第3の側面部、2b 第4の側面部、2d サービスカバー、3 天面パネル、4 ベース、4a 脚部、5 送風機、5a モータ、5b プロペラファン、6 ファンガード、7 仕切板、7a 引掛ストレート部、7b 上縁部、7c バーリング穴、8 送風機室、9 機械室、10 熱交換器、10a 伝熱管、10b フィン、11 圧縮機、12 冷媒配管、13 電気品箱、14 制御基板、15 ヒートシンク、15a 板状部、15b フィン、16 基板ホルダー、16a 側壁部、16a1 後側壁部、16a3 内側壁部、16b 枠、16c 仕切板引掛部、16d 固定ネジ穴、16e 係止突起、16f 突出部、16f1 前後方向押さえ壁、16f2 支持部、16g 上下方向押さえ壁、16h 突出片、16k 側壁、17 ヒートシンクサポート、17a 枠体部、17b 側壁部、17c 開口部、17d 縦壁部、17d1 取付面部、17e 固定ネジ穴、19 ヒートシンクホルダ、20 電気品箱カバー、21 端子台サポート、22 モータ支持部材、22a 固定ネジ穴、22b モータ支持部、22c 天面部、22d 固定部、22e 収納部、22f 収納部天面部、22g 収納部側面部、22h 柱部、22j 切欠部、22k 先端部、23 固定ネジ、24 固定ネジ、50 筐体、100 室外機。
本発明の空気調和機の室外機は、室外機の外郭を構成する筐体と、筐体の内部に設けられ、筐体内の空間を、熱交換器と送風機とを収納する送風機室と、圧縮機を収納する機械室とに隔てる仕切板と、室外機を制御する電子部品を収納し、仕切板に取り付けられる電気品箱と、送風機を支持し、送風機と熱交換器との間に配置されるモータ支持部材と、を備え、電気品箱は、電子部品が取り付けられた制御基板を収納する基板ホルダーを有し、基板ホルダーは、4辺を構成する側壁部によって、矩形の枠状に形成されており、基板ホルダーには、送風機室に突出する係止突起が形成されており、係止突起は、側壁部に対して垂直方向に突出して延びる板状の壁部を構成する前後方向押さえ壁を有し、モータ支持部材は、送風機の上方に配置された板状の天面部を有し、天面部は、天面部の縁部の一部が突出するように形成された収納部を有し、収納部は、係止突起と熱交換器との間に配置されており、熱交換器と対向する壁部を構成する収納部側面部を有し、前後方向押さえ壁と、収納部側面部とが対向して互いに固定されることで、係止突起と収納部とが固定されているものである。

Claims (7)

  1. 室外機の外郭を構成する筐体と、
    前記筐体の内部に設けられ、前記筐体内の空間を、熱交換器と送風機とを収納する送風機室と、圧縮機を収納する機械室とに隔てる仕切板と、
    前記室外機を制御する電子部品を収納し、前記仕切板に取り付けられる電気品箱と、
    前記送風機を支持し、前記送風機と前記熱交換器との間に配置されるモータ支持部材と、
    を備え、
    前記電気品箱は、
    前記電子部品が取り付けられた制御基板を収納する基板ホルダーを有し、
    前記モータ支持部材は、
    前記送風機の上方に配置された板状の天面部を有し、
    前記基板ホルダーには、前記送風機室に突出する係止突起が形成されており、
    前記天面部は、前記天面部の縁部の一部が突出するように形成された収納部を有し、
    前記収納部は、前記係止突起と前記熱交換器との間に配置され、
    前記係止突起と前記収納部とが固定されている空気調和機の室外機。
  2. 前記基板ホルダーは、
    4辺を構成する側壁部によって、矩形の枠状に形成されており、
    前記係止突起は、
    前記側壁部に対して垂直方向に突出して延びる板状の壁部を構成する前後方向押さえ壁を有し、
    前記収納部は、
    前記熱交換器と対向する壁部を構成する収納部側面部を有し、
    前記前後方向押さえ壁と、前記収納部側面部とが対向して互いに固定される請求項1に記載の空気調和機の室外機。
  3. 前記前後方向押さえ壁には、第1固定ネジ穴が形成されており、
    前記収納部側面部には、第2固定ネジ穴が形成されており、
    前記第1固定ネジ穴と前記第2固定ネジ穴とに挿通される固定ネジによって、
    前記前後方向押さえ壁と前記収納部側面部とが互いに固定される請求項2に記載の空気調和機の室外機。
  4. 前記係止突起は、
    前記側壁部から斜め上方に突出する壁部を構成する上下方向押さえ壁と、
    前記上下方向押さえ壁よりも下方に形成される突出片と、
    を有し、
    前記上下方向押さえ壁と前記突出片とは、前記収納部と対向する位置の前記側壁部に形成されている請求項2又は請求項3に記載の空気調和機の室外機。
  5. 前記電気品箱が、前記仕切板に取り付けられた状態において、
    前記収納部は、前記上下方向押さえ壁と前記突出片との間に配置される請求項4に記載の空気調和機の室外機。
  6. 前記収納部は、
    前記天面部の前記電気品箱と対向する側の縁部において前後方向に延び、前方の端部に前記収納部側面部が形成された収納部天面部を有し、
    前記電気品箱が、前記仕切板に取り付けられた状態において、
    前記収納部天面部は、前記上下方向押さえ壁と対向する請求項4又は請求項5に記載の空気調和機の室外機。
  7. 前記前後方向押さえ壁は、前記収納部側面部と対向する面とは反対側の面の周縁部に側壁を有する請求項2〜請求項6のいずれか1項に記載の空気調和機の室外機。
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