JPWO2020071005A1 - 食器カゴおよびこれを備える食器洗い機 - Google Patents

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Abstract

食器カゴは、開閉可能に接続される第1凹部(12)および第2凹部(14)を有する。第1凹部(12)は、食器を収納する食器トレイ(4)に、回動可能な第1軸部(11)を介して食器トレイ(4)の前面側に取り付けられ、第1軸部(11)から延在する。第2凹部(14)は、第1凹部(12)の第1軸部(11)と反対側の端部で、食器トレイ(4)に回動可能な第2軸部(13)を介して延在する。第2軸部(13)を介して第2凹部(14)を第1凹部(12)に向って回動させることにより、第1凹部(12)と第2凹部(14)とで形成される内側に被洗浄物を収納可能に構成される。これにより、飛ばされやすい軽い被洗浄物を収納しながら洗浄できる食器カゴを提供する。

Description

本発明は、食器トレイに取り付けられる食器カゴおよびこれを備える食器洗い機に関する。
従来、食器を洗浄する食器洗い機では、原則、洗浄ノズルからの噴流水で飛ばされやすい軽いもの、例えばプラスチックのスプーン、発泡スチロール容器、ふきん、スポンジなどは、洗えないものとされていた。
これに対して、食器などを押さえる食器ガードを設けた食器洗い機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に開示の食器洗い機の食器ガードでは、飛ばされやすい軽い被洗浄物を十分に押さえることはできなかった。
特開2011−147630号公報
本発明は、飛ばされやすい軽い被洗浄物を収納しながら洗浄できる食器カゴおよびこれを備える食器洗い機を提供する。
本発明の食器カゴは、互いに開閉可能に接続される第1凹部と第2凹部を有する。第1凹部は、食器を収納する食器トレイの引き出し方向または押し込み方向に回動可能な第1軸部を介して食器トレイの前面側に取り付けられ、第1軸部から延在する。第2凹部は、第1凹部の第1軸部と反対側の端部で、食器トレイの引き出し方向または押し込み方向に回動可能な第2軸部を介して取り付けられ、第2軸部から延在する。そして、第2軸部を介して第2凹部を第1凹部に向って回動させて、第1凹部と第2凹部とで形成される内側に被洗浄物を収納可能に構成される。
また、本発明の食器洗い機は、洗浄槽と、食器を収納する食器トレイと、上記食器カゴと、洗浄槽内で、食器トレイおよび食器カゴに収納される被洗浄物に洗浄水を噴射する洗浄部を備える。
上記食器カゴおよびそれを備える食器洗い機によれば、食器トレイに取り付けられる食器カゴ内に、飛ばされやすい軽い被洗浄物を、より確実に収納して、効果的に洗浄できる。
図1は、実施の形態に係る食器洗い機の洗浄槽の構成を示す概略斜視図である。 図2は、カゴ部の第1凹部および第2凹部によって食器トレイに収納された少なくとも一部の食器の上を覆うカバー状態を示す概略斜視図である。 図3は、食器トレイの上でカゴ部の第1凹部と第2凹部とによって小カゴを構成する食器トレイ上小カゴ状態を示す概略斜視図である。 図4は、食器トレイの外でカゴ部の第1凹部と第2凹部とによって小カゴを構成する食器トレイ外小カゴ状態を示す概略斜視図である。 図5は、第2軸部を回動させず、カゴ部の第1凹部と第2凹部とを開放している状態を示す概略斜視図である。 図6は、図5のカゴ部を裏返した状態を示す概略斜視図である。 図7は、第2軸部を回動させて、第1凹部と第2凹部とによって小カゴを構成した状態を示す概略斜視図である。 図8は、図7の小カゴを構成したカゴ部を前面側に配置した場合を示す概略斜視図である。
以下、実施の形態に係る食器カゴおよび食器カゴを備える食器洗い機について、添付図面を参照しながら説明する。なお、図面において、実質的に同一の部材については同一の符号を付している。
(実施の形態)
以下、本実施の形態に係る食器カゴ(カゴ部)および食器カゴ(カゴ部)を備える食器洗い機20について、図1から図4を参照しながら、説明する。
図1は、本実施の形態に係る食器洗い機20の洗浄槽2の構成を示す概略斜視図である。図2は、カゴ部10の第1凹部12および第2凹部14で、食器トレイ4に収納された少なくとも一部の食器の上を覆うカバー状態を示す概略斜視図である。図3は、食器トレイ4上において、カゴ部10の第1凹部12と第2凹部14で小カゴを構成する食器トレイ上小カゴ状態を示す概略斜視図である。図4は、食器トレイ4外において、カゴ部10の第1凹部12と第2凹部14で小カゴを構成する食器トレイ外小カゴ状態を示す概略斜視図である。
なお、以降では、図中に示す、食器洗い機20の前面の左から右にX方向、奥行き方向をY方向、鉛直上方をZ方向として、説明する。また、図1は、内部構造を示すために前面に配設される扉を省略して図示している。
本実施の形態の食器洗い機20は、少なくとも、本体1と、本体1に収納される洗浄槽2と、食器などの被洗浄物を収納する食器トレイ4と、食器トレイ4に取り付けられ、食器カゴであるカゴ部10と、洗浄部である洗浄ノズル5a、洗浄ノズル5bおよび洗浄ノズル5cなどを備える。
食器トレイ4は、洗浄槽2に対して、−Y方向に引き出し、または、Y方向に押し込み可能に、洗浄槽2の内側面に配設されるレール3a、3b上に配置される。
カゴ部10は、図2から図4に示すように、食器トレイ4の引き出し方向(−Y方向)または押し込み方向(Y方向)に、回動可能な第1軸部11を介して、食器トレイ4の前面側(−Y方向)の枠などに取り付けられる。カゴ部10は、第1凹部12および第2凹部14を含む。第1凹部12と第2凹部14とは、第2凹部14の第2軸部13を介して、互いに回動可能に接続される。
洗浄ノズル5a、洗浄ノズル5b、洗浄ノズル5cは、洗浄槽2内に配置され、食器トレイ4に収納される食器などの被洗浄物に洗浄水を噴射して、被洗浄物を洗浄する。
つまり、本実施の形態の食器洗い機20によれば、食器トレイ4に取り付けられたカゴ部10内に、例えば飛ばされやすい軽い被洗浄物を収納する。これにより、軽い被洗浄物が飛ばされることなく、より確実に、かつ効率よく、被洗浄物を洗浄できる。
以下、食器洗い機20を構成する部材について、項分けして、図1から図4を参照しながら、説明する。
<本体>
本体1は、食器洗い機20の外郭を構成し、内部に、洗浄槽2を格納する。なお、本体1は、例えばキッチンの調理台の下にビルトイン型で収納されてもよい。また、本体1は、独立して調理台の上に載置できるタイプの食器洗い機の本体を構成してもよい。
<洗浄槽>
洗浄槽2は、本体1の前面側(−Y方向)に開口部を有する。洗浄槽2は、内部に、食器などの被洗浄物を収納する食器トレイ4が配置される。なお、洗浄槽2は、上部に開口部を有し、上部から食器などの被洗浄物を収納する食器トレイが配置される構造でもよい。
<扉>
扉(図示せず)は、洗浄槽2の開口部を開閉可能に設けられる。扉は、洗浄槽2の開口部が前面側の場合、前面側に設けられ、開口部が上部側の場合、上部側に設けられる。なお、扉は、1枚または2枚以上を組み合わせて構成してもよい。
扉の開き方としては、手前(−Y方向)側に向って開く場合、扉の開放位置が前面下方に位置するように扉を開く構成でもよく、扉の開放位置が前方上部に位置するように扉を開く構成でもよい。さらに、左(−X方向)または右(X方向)に向かって扉が開く場合、扉の開放位置が左側または右側の位置に、扉を開く構成でもよい。また、2枚以上の構成の扉の場合、それぞれの扉が対称に開く、いわゆる観音開きで開く構成でもよく、それぞれの扉が同じ方向に開く構成でもよい。
<食器トレイ>
食器トレイ4は、食器などの被洗浄物(図示せず)を載置または収納する。食器トレイ4は、例えば、図1および図2に示す洗浄槽2の内面の両方の側面に設けられる一対のレール3aおよび一対のレール3bに沿って、洗浄槽2の前面側から出し入れ可能に配置される。なお、図1に示す例では、上段側にレール3a、下段側にレール3bを設け、上下の2段に食器トレイ4が配置可能な構成で図示している。
食器トレイ4は、洗浄槽2の前面側(−Y方向)に引き出し、または、洗浄槽2の後面側(Y方向)に押し込み可能に配設される。
なお、以降、単に、「引き出し方向」と記載する場合、Y方向、−Y方向、もしくは、Y方向および−Y方向のいずれの方向も含む。
また、食器トレイ4は、少なくとも、前面(−Y方向)側に、食器カゴであるカゴ部10が取り付け可能に構成される。
<洗浄ノズル(洗浄部)>
洗浄部である洗浄ノズル5a、5b、5cのそれぞれは、例えば洗浄槽2内の異なる位置、あるいは異なる高さに配設される。洗浄ノズル5a、5b、5cは、食器トレイ4およびカゴ部10に収納された食器などの被洗浄物に洗浄水を噴射して、被洗浄物を洗浄する。このとき、洗浄ノズル5a、5b、5cは、主に、洗浄槽2の下方から上方に向かって洗浄水を噴射して、被洗浄物を洗浄するように配設される。
なお、洗浄ノズル5a、5b、5cは、上記配置構成に限られず、洗浄槽2の構成や形状、食器トレイの形状や配置などに応じて、洗浄槽2内の適切な位置に、配置することが望ましい。
<カゴ部(食器カゴ)>
本実施の形態の食器カゴであるカゴ部10は、以下で説明する3つの状態を取ることができる。具体的には、カゴ部10は、(1)カバー状態、(2)食器トレイ上小カゴ状態、(3)食器トレイ外小カゴ状態の3つの状態が選択可能である。
以下、図2から図4を参照しながら、3つの状態について、より詳しく説明する。
(1)カバー状態
カバー状態とは、図2に示すように、カゴ部10の第1凹部12および第2凹部14を開いた状態で、食器トレイ4上に収納された、少なくとも一部の食器の上を覆う状態である。カバー状態は、第2凹部14の第2軸部13は回動させず、第1凹部12の第1軸部11を食器トレイ4の押し込み方向(Y方向)に回動させることによって実現される。この場合、一部の食器の大きさなどに応じて、第2凹部14の第2軸部13が、多少、回動する場合も含まれる。これにより、食器トレイ4の上に載置した、比較的、軽い食器などの被洗浄物を上方からカゴ部10で押さえ、安定させて被洗浄物を洗浄することができる。
(2)食器トレイ上小カゴ状態
食器トレイ上小カゴ状態とは、図3に示すように、食器トレイ4の食器などが載置される面上で、第1凹部12と第2凹部14により内側に被洗浄物を収納可能な小カゴを構成した状態である。
つまり、食器トレイ上小カゴ状態は、上記カバー状態から、第1軸部11および第2軸部13を食器トレイ4の引き出し方向(−Y方向)に回動させながら、さらにZ方向に回動させることによって実現される。このとき、第1凹部12が第2凹部14を覆う状態となる。これにより、第1凹部12と第2凹部14とで小カゴが構成される。小カゴには、例えばプラスチックのスプーン、発泡スチロール容器、ふきん、スポンジなどの、洗浄時において、噴射される洗浄水で飛ばされるような軽い被洗浄物が収納される。これにより、軽い被洗浄物を、小カゴ内に安定して保持しながら、効果的に洗浄できる。
また、洗浄時において、小カゴの下に配置される、食器トレイ4上の食器も、同時に、小カゴの自重で上方から押さえることができる。そのため、食器トレイ4上の食器も安定した状態で保持しながら、洗浄できる。
(3)食器トレイ外小カゴ状態
食器トレイ外小カゴ状態とは、図4に示すように、食器トレイ4の枠体の外で、第1凹部12と第2凹部14とにより内側に被洗浄物を収納可能な小カゴを構成した状態である。
つまり、食器トレイ外小カゴ状態は、第1凹部12が第1軸部11から下方に延びている状態において、第1軸部11は回動させず、第2軸部13を食器トレイ4の引き出し方向(−Y方向)に回動させながら、さらに、−Z方向に回動させることによって実現される。このとき、小カゴは、食器トレイ4の前面(−Y方向)側に突出した状態で、配置される。
この構成の場合、食器トレイ4上には、通常の食器が載置される。そして、小カゴには、洗浄時に飛ばされるような軽い被洗浄物が収納される。これにより、食器トレイ4上の食器などの被洗浄物と、小カゴ内の軽い被洗浄物が、同時に、洗浄される。
以上のように、洗浄時に飛ばされるような軽い被洗浄物の有無、食器トレイ4の上の比較的軽い食器などの有無に応じて、適宜、例えば上述の3つの状態から、適切なカゴ部10の状態を選択して、より確実に被洗浄物を洗浄できる。
以下、本実施の形態の食器カゴであるカゴ部10について、図5から図8を参照しながら、さらに詳しく説明する。
図5は、第2軸部13を回動させず、カゴ部10の第1凹部12と第2凹部14と、を開放している状態を示す概略斜視図である。図6は、図5のカゴ部10を裏返した状態を示す概略斜視図である。図7は、第2軸部13を回動させて、第1凹部12と第2凹部14により小カゴを構成した状態を示す概略斜視図である。図8は、図7の小カゴを構成したカゴ部を前面側に配置した場合を示す概略斜視図である。なお、図8は、図4に示す食器トレイ4にカゴ部10を配置した状態を見た場合に相当する。
食器カゴを構成するカゴ部10は、図2から図4に示すように、食器トレイ4の引き出し方向(−Y方向)、または押し込み方向(Y方向)に回動可能な第1軸部11を介して、食器トレイ4の前面(−Y方向)側の枠体などに取り付けられる。
また、カゴ部10は、第1凹部12と第2凹部14を有し、第2軸部13を介して、互いに回動可能に接続される。第1凹部12は、第1軸部11から延在する。第2軸部13は、第1凹部12の第1軸部11と反対側の第2凹部14の端部に設けられ、食器トレイ4の引き出し方向(−Y方向)に回動可能に構成される。第2凹部14は、第2軸部13から延在する。なお、上記では、第2軸部13が引き出し方向に回動可能な構成を例に説明したが、これに限られない。例えば、第2軸部13を回動させるタイミングによっては、第2軸部13を押し込み方向(Y方向)に回動可能に構成してもよい。つまり、第2軸部13は、回動させる状況に応じて、異なる方向に回動させてもよい。
カゴ部10は、第2軸部13を介して第2凹部14を第1凹部12に向って回動させ、第1凹部12と第2凹部14の互いの開口を覆うことにより、小カゴが構成される。
なお、本実施の形態のカゴ部10は、第2凹部14の凹部の深さが、第1凹部12の凹部の深さより深くなるように構成される。ここで、凹部の深さとは、例えば図4のY方向における深さ(長さ)に相当する。
そして、図5に示すように、カゴ部10の開放により、まず、飛ばされるような軽い被洗浄物が、第2凹部14に収納される。このとき、第2凹部14は、第2軸部13を介して、図5の手前側に開くことができる。そのため、手前から小物の被洗浄物を、第2凹部14に容易に収納することができる。このとき、図4の状態から、第2凹部14を手前側に開いた状態においては、後方(Y方向)に位置する食器トレイ4が支えとなる。そのため、第2凹部14を手前側に開いた状態を、より安定して維持できる。これにより、第2凹部14の手前から、小物などの被洗浄物を安定した状態で、第2凹部14に収納できる。
また、図7および図8に示すように、第1凹部12の開口と第2凹部14の開口とを合わせて、互いの開口を閉じることができる。これにより、カゴ部10の内部に、安定して、小物などの軽い被洗浄物を収納できる。
また、本実施の形態のカゴ部10は、第2凹部14が、第1凹部12より重くなるように構成される。これにより、図2に示すカバー状態において、食器トレイ4上に配置される食器などを、安定して押さえて、洗浄できる。
なお、本実施の形態では、第1凹部12を「凹部形状」で形成した例で説明したが、これに限られない。例えば、第1凹部12は「凹部」ではなく、「平坦部」で形成してもよい。この場合、第1凹部12の「凹部」は、一部に「平坦部」を含んでいてもよい。
また、本実施の形態では、特に言及していないが、通常の食器洗い機が備える、洗浄した食器を乾燥させる乾燥部などを備えてもよい。
また、本実施の形態の食器カゴは、洗浄機能を備えないタイプの食器乾燥機に搭載してもよい。つまり、乾燥部などを備え、空気を送風して、洗浄槽内の食器を乾燥させるタイプの食器乾燥機に搭載してもよい。
なお、本開示においては、上述した様々な実施の形態のうちの任意の実施の形態を適宜組み合わせることを含む。これらの組み合わせによっても、それぞれの実施の形態が有する効果を、同様に奏することができる。
以上で説明したように、本発明の食器カゴは、互いに開閉可能に接続される第1凹部と第2凹部を有する。第1凹部は、食器を収納する食器トレイの引き出し方向または押し込み方向に回動可能な第1軸部を介して食器トレイの前面側に取り付けられ、第1軸部から延在する。第2凹部は、第1凹部の第1軸部と反対側の端部に、食器トレイの引き出し方向または押し込み方向に回動可能な第2軸部を介して取り付けられ、第2軸部から延在する。そして、第2軸部を介して第2凹部を第1凹部に向って回動させて、第1凹部と第2凹部とで形成される内側に被洗浄物を収納可能に構成される。
上記構成によれば、食器トレイに取り付けられた食器カゴ内に、飛ばされやすい軽い被洗浄物を、より確実に収納しながら、洗浄することができる。
また、本発明の食器カゴは、第1軸部を食器トレイの押し込み方向に回動させるとともに、第2軸部を回動させて、第1凹部および第2凹部を実質的に水平方向に開く。そして、第1凹部および第2凹部によって食器トレイに収納された少なくとも一部の食器の上を覆うカバー状態を構成することが望ましい。
また、本発明の食器カゴは、第1軸部を食器トレイの押し込み方向に回動させて、食器トレイの上で、第1凹部と第2凹部とを実質的に閉じることによって被洗浄物を収納可能な小カゴを構成としてもよい。
また、本発明の食器カゴは、第1軸部を食器トレイの引き出し方向に回動させて、食器トレイの外で、少なくとも第2凹部によって小カゴを構成してもよい。
上記これらの構成によれば、洗浄時に飛ばされるような軽い被洗浄物の有無、食器トレイの上の比較的軽い食器などの被洗浄物の有無などに応じて、適宜、食器カゴの状態を選択できる。これにより、より効果的に、被洗浄物を洗浄できる。
また、本発明の食器カゴの第2凹部は、第1凹部より重くすることが望ましい。
上記構成によれば、カバー状態において、より安定して食器などの被洗浄物を押さえて、洗浄することができる。
また、本発明の食器洗い機は、洗浄槽と、食器を収納する食器トレイと、上記食器カゴと、洗浄槽内で、食器トレイおよび食器カゴに収納される被洗浄物に洗浄水を噴射する洗浄部と、を備える。
上記構成によれば、食器トレイに取り付けられた食器カゴ内に飛ばされやすい軽い被洗浄物を収納しながら、より効果的に被洗浄物を洗浄できる。
本発明は、飛ばされやすい軽い被洗浄物を、安定して洗浄、乾燥などが要望される、食器カゴおよびそれを備える食器洗い機や、空気を送風する食器乾燥機などに応用可能である。
1 本体
2 洗浄槽
3a,3b レール
4 食器トレイ
5a,5b,5c 洗浄ノズル(洗浄部)
10 カゴ部(食器カゴ)
11 第1軸部
12 第1凹部
13 第2軸部
14 第2凹部
20 食器洗い機

Claims (6)

  1. 互いに開閉可能に接続される第1凹部および第2凹部を有する食器カゴであって、
    前記第1凹部は、食器を収納する食器トレイの引き出し方向または押し込み方向に回動可能な第1軸部を介して前記食器トレイの前面側に取り付けられ、前記第1軸部から延在し、
    第2凹部は、
    前記第1凹部の前記第1軸部と反対側の端部に、前記食器トレイの引き出し方向または押し込み方向に回動可能な第2軸部を介して取り付けられ、前記第2軸部から延在し、
    前記第2軸部を介して前記第2凹部を前記第1凹部に向って回動させて、前記第1凹部と前記第2凹部とで形成される内側に被洗浄物を収納可能に構成される、
    食器カゴ。
  2. 前記第1軸部を前記食器トレイの押し込み方向に回動させるとともに、前記第2軸部を回動させて、前記第1凹部および前記第2凹部を実質的に水平方向に開くことにより、前記第1凹部および前記第2凹部によって前記食器トレイに収納された少なくとも一部の食器の上を覆うカバー状態を構成する、
    請求項1に記載の食器カゴ。
  3. 前記第1軸部を前記食器トレイの押し込み方向に回動させて、前記食器トレイの上で、前記第1凹部と前記第2凹部とを実質的に閉じることによって被洗浄物を収納可能な小カゴを構成する、
    請求項1に記載の食器カゴ。
  4. 前記第1軸部を前記食器トレイの引き出し方向に回動させて、前記食器トレイの外で、少なくとも前記第2凹部によって小カゴを構成する、
    請求項1に記載の食器カゴ。
  5. 前記第2凹部は、前記第1凹部より重い、請求項1に記載の食器カゴ。
  6. 洗浄槽と、
    食器を収納する食器トレイと、
    請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の食器カゴと、
    前記洗浄槽内で、前記食器トレイおよび前記食器カゴに収納される前記被洗浄物に洗浄水を噴射する洗浄部と、
    を備える、
    食器洗い機。
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