JPWO2020070825A1 - 室外機、及び冷凍サイクル装置 - Google Patents

室外機、及び冷凍サイクル装置 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2020070825A1
JPWO2020070825A1 JP2020551005A JP2020551005A JPWO2020070825A1 JP WO2020070825 A1 JPWO2020070825 A1 JP WO2020070825A1 JP 2020551005 A JP2020551005 A JP 2020551005A JP 2020551005 A JP2020551005 A JP 2020551005A JP WO2020070825 A1 JPWO2020070825 A1 JP WO2020070825A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cross
section
side wall
blower
distance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2020551005A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7023380B2 (ja
Inventor
勝幸 山本
勝幸 山本
敬英 田所
敬英 田所
瑞朗 酒井
瑞朗 酒井
哲矢 山下
哲矢 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Publication of JPWO2020070825A1 publication Critical patent/JPWO2020070825A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7023380B2 publication Critical patent/JP7023380B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F1/00Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
    • F24F1/06Separate outdoor units, e.g. outdoor unit to be linked to a separate room comprising a compressor and a heat exchanger
    • F24F1/40Vibration or noise prevention at outdoor units
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F1/00Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
    • F24F1/06Separate outdoor units, e.g. outdoor unit to be linked to a separate room comprising a compressor and a heat exchanger
    • F24F1/46Component arrangements in separate outdoor units
    • F24F1/48Component arrangements in separate outdoor units characterised by air airflow, e.g. inlet or outlet airflow
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F1/00Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
    • F24F1/06Separate outdoor units, e.g. outdoor unit to be linked to a separate room comprising a compressor and a heat exchanger
    • F24F1/46Component arrangements in separate outdoor units
    • F24F1/48Component arrangements in separate outdoor units characterised by air airflow, e.g. inlet or outlet airflow
    • F24F1/54Inlet and outlet arranged on opposite sides
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F1/00Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
    • F24F1/06Separate outdoor units, e.g. outdoor unit to be linked to a separate room comprising a compressor and a heat exchanger
    • F24F1/56Casing or covers of separate outdoor units, e.g. fan guards
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F1/00Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
    • F24F1/06Separate outdoor units, e.g. outdoor unit to be linked to a separate room comprising a compressor and a heat exchanger
    • F24F1/38Fan details of outdoor units, e.g. bell-mouth shaped inlets or fan mountings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F13/00Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
    • F24F13/24Means for preventing or suppressing noise

Abstract

送風機が2箇所設置された室外機において、吸込風による騒音を抑制することを目的とする。この発明は、筐体と、筐体の下面を形成する底板と、筐体の上面を形成する天板と、天板と底板との間に配置され筐体の内部の空間を仕切る側面壁と、筐体の内部において吸込口側に配置された熱交換器と、筐体の内部において吹出口側に配置された送風機と、を備える。筐体は、熱交換器から送風機に至る風路が形成される。送風機は、筐体の上部に配置された第1の送風機と、筐体の下部に配置された第2の送風機と、から構成される。風路は、底板、天板、及び送風機の側方に位置する側面壁に囲まれ、底板に平行な断面における送風機の中心軸から側面壁までの風路の断面積は、第1の送風機の中心軸と天板との間に位置し、底板に平行な第1の断面における断面積Aと、第2の送風機の中心軸と底板との間に位置し、底板に平行な第2の断面における断面積Bと、第1の断面と第2の断面との間に位置し、底板に平行な第3の断面における断面積Cと、を定義したときに、断面積B<断面積A<断面積Cとなっている。

Description

本発明は、室外機及び冷凍サイクル装置に関し、特に室外機の熱交換器及び送風機が設置される風路の構造に関する。
従来の冷凍サイクル装置の室外機は、熱交換器及び送風機が配置されている風路と圧縮器等が配置される機械室とを仕切る仕切板を有する。風路は、仕切板、天板及び底板により囲まれており、送風機を運転することにより吸込口から外気を取り込み、外気を熱交換器に送り込み吹出口から吹き出す構成になっている。仕切板は、機械室側に凸形状を有しており、風路が部分的に広がっている構成になっている。これによりプロペラファンで構成された送風機の翼の外周部と仕切板との間の空間を大きく形成したため、風速分布の不均一による回転音を抑え、室外機の騒音を低下させている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−127590号公報
しかし、特許文献1に示されている冷凍サイクル装置の室外機は、送風機が風路に1個だけ設置されたものであり、送風機が2か所並列に配置されている場合においては、送風機の近傍の仕切板に凹み形状を設けても風速分布の不均一が解消されず、騒音を抑えられないという課題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためのものであり、送風機が2箇所設置された室外機、及び冷凍サイクル装置において、吸込風による騒音を抑制することを目的とする。
本発明に係る室外機は、吸込口及び吹出口が形成された筐体と、前記筐体の下面を形成する底板と、前記筐体の上面を形成する天板と、前記天板と前記底板との間に配置され前記筐体の内部の空間を仕切る側面壁と、前記筐体の内部において前記吸込口側に配置された熱交換器と、前記筐体の内部において前記吹出口側に配置された送風機と、を備え、前記送風機は、前記筐体の上部に配置された第1の送風機と、前記筐体の下部に配置された第2の送風機と、から構成され、前記熱交換器から前記送風機に至る風路は、前記底板、前記天板、及び前記送風機の側方に位置する前記側面壁に囲まれ、前記底板に平行な断面における前記送風機の中心軸から前記側面壁までの前記風路の断面積は、前記第1の送風機の中心軸と前記天板との間に位置し、前記底板に平行な第1の断面における断面積Aと、前記第2の送風機の中心軸と前記底板との間に位置し、前記底板に平行な第2の断面における断面積Bと、前記第1の断面と前記第2の断面との間に位置し、前記底板に平行な第3の断面における断面積Cと、を定義したときに、断面積B<断面積A<断面積Cとなっている。
本発明によれば、室外機の高さ方向において側面壁から送風機中心までの風路の断面積を各断面において変化させることにより、風路の側面壁近傍での風速分布の不均一を解消し、騒音を抑えることができる。
実施の形態1に係る室外機の背面方向から見た内部構造を模式的に表した説明図である。 実施の形態1に係る室外機の上面から見た内部構造を模式的に表した説明図である。 実施の形態1に係る室外機の上面から見た内部構造を模式的に表した説明図である。 実施の形態1に係る室外機の上面から見た内部構造を模式的に表した説明図である。 実施の形態1に係る室外機の変形例である室外機の上面から見た内部構造を模式的に表した説明図である。 実施の形態1に係る室外機の比較例としての室外機の背面方向から見た内部構造を模式的に表した説明図である。 実施の形態1に係る室外機の背面方向から見た内部構造を模式的に表した説明図である。 実施の形態2に係る室外機の上面から見た内部構造を模式的に表した説明図である。 実施の形態2に係る室外機の上面から見た内部構造を模式的に表した説明図である。 実施の形態3に係る室外機の背面方向から見た内部構造を模式的に表した説明図である。 実施の形態3に係る室外機の上面から見た内部構造を模式的に表した説明図である。
以下に、室外機の実施の形態について説明する。なお、図面の形態は一例であり、本発明を限定するものではない。また、各図において同一の符号を付したものは、同一のまたはこれに相当するものであり、これは明細書の全文において共通している。さらに、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。また、明細書全文に表れている構成要素の形態は、あくまで例示であって、本発明は明細書内の記載のみに限定されるものではない。特に構成要素の組み合わせは、各実施の形態における組み合わせのみに限定するものではなく、他の実施の形態に記載した構成要素を別の実施の形態に適用することができる。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る室外機100の背面方向から見た内部構造を模式的に表した説明図である。図1は、室外機100を背面側から見た図であり、背面側に配置されている熱交換器3と送風機4、5との間の位置において、送風機4、5の回転中心軸に垂直な断面をとったものである。図1に示されるx方向は、室外機100の幅方向であり、y方向は、室外機100の高さ方向である。また、x軸及びy軸に垂直なz方向は、送風機4、5の回転中心軸の向きに一致している。
図1に示された室外機100は、空気調和装置又は冷蔵庫等の冷凍サイクル装置を構成するものである。冷凍サイクル装置は、例えば圧縮機、四方弁、室外熱交換器、膨張装置、及び室内熱交換器を冷媒配管により接続し、冷媒回路を構成したものである。室外機100は、上面を形成する天板8と下面を形成する底板9とを備えた筐体2を備える。筐体2の内部は、側面壁10により送風室6と機械室7とに区切られている。送風室6には、吸込口側に熱交換器3が配置され、吹出口側に送風機4が配置されている。機械室7には、圧縮機及び電気部品等が配置されている。送風機4、5は、熱交換器3に外気が送り込み、外気と冷媒との間で熱交換が行われるものである。
室外機100は、送風室6を備え、第1の送風機4及び第2の送風機5がy方向に並べて配置されている。以下の説明において、天板8側に配置されている送風機を第1の送風機4と呼び、底板9側に配置されている送風機を第2の送風機5と呼ぶ場合がある。送風機4、5は、回転中心軸をx方向において揃えて設置されている。
図2は、実施の形態1に係る室外機100の上面から見た内部構造を模式的に表した説明図である。図2は、図1のa−a部における室外機100の内部構造を示しているが、側面壁10と送風機4、5との位置関係の説明のため、送風機4、5については断面構造を示しておらず簡易的に上方からの外観を表示している。このことは、以下の説明における、室外機100の上面から見た内部構造を模式的に表した説明図においても同様である。図1のa−a部は、少なくとも第1の送風機4の中心軸よりも天板8側に位置し、底板9に平行な第1の断面である。
送風室6内には、吸込口20側に熱交換器3が配置され、吹出口21側に送風機4、5が配置されている。熱交換器3は、筐体2の上面からみてL字形になっており、室外機100の背面側及び側面側から取り込まれた外気が通過するようになっている。送風機4、5は、回転中心軸周りに配置された翼40を備える。また、送風機4、5は、翼40の外周部の外側にベルマウス41を備える。送風室6内の空気は、ベルマウス41内に配置されている翼40の回転によりベルマウス41内に導かれ吹出口21から排出される。
送風室6は、機械室7側に側面壁10を備える。側面壁10は、天板8から底板9までの間に配置されており、実施の形態1においては送風室6と機械室7とを仕切る仕切板になっている。側面壁10のうち図2に示される断面の側面壁上部10aは、熱交換器3から送風機4、5に向かうに従い風路を狭めるように形成されている。換言すると、側面壁上部10aの表面は、y軸に垂直な断面において、z方向に向かうに従いx方向に送風室6を狭めるように形成されている。風路は、熱交換器3を通過した空気が送風室6内を通る経路である。また、側面壁上部10aは、熱交換器3から送風機4に向かうに従い送風機4の回転中心軸に近づく方向に傾斜した案内面11aを備える。つまり、案内面11aの上流側端部12aは、案内面11aの下流側端部13aよりも機械室7側に位置している。なお、案内面11aの断面形状は、直線形状のみに限定されるものではなく、例えば風路側に凸である曲線により構成されていても良いし、風路に対し凹んだ曲線により構成されていても良い。このことは、後述する案内面11b、11cにおいても共通する。
図2に示される領域Haは、図2に示される第1の断面において、送風機4、5の回転中心軸44と平行な線、ベルマウス41の端面42と平行な線、ベルマウス41の端面42から上流側の側面壁上部10aの表面に沿った線、及び熱交換器3の送風機4、5側を向いた面と平行な線により囲まれる領域である。図2に示される点線に囲まれた領域は、送風機4、5の中心軸よりも側面壁上部10a側の部分の風路の断面を示している。領域Haの面積は、図2に示される第1の断面における風路の送風機4、5の中心軸から側面壁10までの断面積Aに相当する。
第1の断面における側面壁上部10aは、図2に示される様に、x方向への突出量Pを持って形成されている。突出量Pは、室外機100を背面側から見た時に、吸込口20の機械室7側の端部14をy方向に延ばした仮想線からx方向に最も突出した部分までの寸法を意味する。換言すると、突出量Pは、吸込口20の機械室7側の端部14から側面壁10の最も風路側に突出している部分までの寸法である。このことは、後述する突出量Q及び突出量Rにおいても共通する。側面壁上部10aが最も風路側に突出している部分は、z方向において、熱交換器3とベルマウス41の端面42との間に位置している。
図3、図4は、実施の形態1に係る室外機100の上面から見た内部構造を模式的に表した説明図である。図3は、図1のb−b部における室外機100の断面を示しており、図4は、図1のc−c部における室外機100の断面を示している。図1に示される様に、室外機100は、a−a部における断面、b−b部における断面、及びc−c部における断面のそれぞれにおいて、側面壁10の風路側への突出量が異なる。しかし、各断面における側面壁10はいずれも熱交換器3から送風機4、5に向かうに従い風路を狭めるように形成されている。
図3に示される様に、b−b部における断面は、少なくとも第2の送風機5の中心軸よりも底板9側に位置し、底板9に平行な第2の断面である。図3に示される側面壁下部10bは、熱交換器3から送風機4に向かうに従い送風機4の回転中心軸に近づく方向に傾斜した案内面11bを備え、案内面11bの上流側端部12bは、下流側端部13bよりも機械室7側に位置している。領域Hbに囲まれる領域の面積は、図3に示される第2の断面において、風路の送風機4、5の中心軸から側面壁10までの断面積Bに相当する。
第2の断面においては、側面壁下部10bの突出量は、突出量Qで形成されている。突出量Qは、図2に示される第1の断面における突出量Pよりも大きく形成されており、図2に示される第1の断面における風路の断面積Aよりも図3で示される第2の断面の風路の断面積Bの方が小さい。また、第2の断面においては、案内面11bの下流側端部13bが、第1の断面の案内面11aの下流側端部13aよりも熱交換器3側に寄った位置にある。
図4に示される様に、c−c部における断面は、第1の送風機4と第2の送風機5との中間部に位置する第3の断面である。更にいうと、第3の断面は、第1の送風機4の中心軸と第2の送風機5の中心軸との間に位置している。図4に示される側面壁中部10cは、熱交換器3から送風機4、5に向かうに従い風路を狭めるように形成されている。側面壁中部10cは、熱交換器3から送風機4に向かうに従い送風機4の回転中心軸に近づく方向に傾斜した案内面11cを備え、案内面11cの上流側端部12cは、下流側端部13cよりも機械室7側に位置している。領域Hcに囲まれる領域の面積は、図4に示される第3の断面における風路の送風機4、5の中心軸から側面壁10までの断面積Cに相当する。
第3の断面においては、側面壁中部10cの突出量は、突出量Rで形成されている。第3の断面における突出量Rは、図2に示される第1の断面における突出量Pよりも小さく形成されている。そして、図4で示される第3の断面の風路の断面積Cは、図2に示される第1の断面における風路の断面積Aよりも大きい。つまり、図4の領域Hcは、図2の領域Haよりも大きい。また、第3の断面においては、案内面11cの下流側端部13cが、第1の断面の案内面11aの下流側端部13cよりも送風機4、5側に寄った位置にある。
以上のように、室外機100の側面壁10は、第1の送風機4の中心軸よりも天板側に位置する側面壁上部10aと、第2の送風機5の中心軸よりも底板側に位置する側面壁下部10bと、第1の送風機4の中心軸と第2の送風機5の中心軸との間に位置する側面壁中部10cとを備える。側面壁上部10aが配置されている第1の断面において領域Haで表される風路の断面積Aと、側面壁下部10bが配置されている第2の断面において領域Hbで表される風路の断面積Bと、側面壁中部10cが配置されている第3の断面において領域Hcで表される風路の断面積Cとの関係は、「B<A<C」の関係になっている。
また、側面壁上部10a、側面壁下部10b、及び側面壁中部10cは、それぞれ風路側への突出量が異なり、側面壁上部10aの突出量Pと側面壁下部10bの突出量Qと側面壁中部10cの突出量Rとの関係は、「R<P<Q」の関係になっている。
さらに、実施の形態1において、第1の断面、第2の断面、及び第3の断面に示される側面壁10において、熱交換器3の送風機4、5側の面から送風機4、5のベルマウス41の端面42に至るまでの間の側面壁10の表面に沿った線の長さ(沿面距離)は、第2の断面が最も長く、第3の断面が最も短くなっている。つまり、第1の断面における沿面距離Laと、第2の断面における沿面距離Lbと、第3の断面における沿面距離Lcとは、「Lc<La<Lb」の関係になっている。なお、この関係は、実施の形態1に係る側面壁10のように、第1の断面、第2の断面、及び第3の断面に示される側面壁10が、風路側に突出した形状に形成される場合に成立するものである。つまり、「Lc<La<Lb」の関係は、図2〜図4に示されている点15から点16までの間の側面壁10の形状が、送風室6側に膨らんだ形状である場合に成立するものである。
なお、第1の断面は、少なくとも第1の送風機4の中心軸から天板8の間に位置する底板9に平行な断面である。第2の断面は、少なくとも第2の送風機5と底板9の間に位置する底板9に平行な断面である。第3の断面は、第1の断面と第2の断面との間に位置した底板9に平行な断面である。
図5は、実施の形態1に係る室外機100の変形例である室外機100aの上面から見た内部構造を模式的に表した説明図である。図5は、図1のc−c部を代表として示しており、図1のa−a部及びb−b部の側面壁110を一点鎖線で示している。室外機100aの側面壁110は、点15から点16までの間の形状が、風路に対し凹形状に形成されている。つまり、側面壁110の案内面111a、111b、111cは、点15から点16までの間に形成された機械室7側に突出した曲面を形成している。側面壁110において、熱交換器3の送風機4、5側の面から送風機4、5のベルマウス41の端面42に至るまでの間の側面壁110の表面に沿った線の長さ(沿面距離)は、第3の断面における沿面距離Lcが最も長く、第2の断面における沿面距離Lbが最も短くなっている。つまり、側面壁110において、案内面111a、111b、111cの上流側端部12と下流側端部13とを固定した場合、第1の断面における沿面距離Laと、第2の断面における沿面距離Lbと、第3の断面における沿面距離Lcとは、「Lb<La<Lc」の関係になっている。この場合においても、また、第1の断面における風路の断面積Aと、第2の断面における風路の断面積Bと、第3の断面における風路の断面積Cとの関係は、「B<A<C」の関係になっている。
(室外機100の効果)
図6は、実施の形態1に係る室外機100の比較例としての室外機1000の背面方向から見た内部構造を模式的に表した説明図である。比較例の室外機1000は、実施の形態1に係る室外機100と同様な構成であるが、室外機100の側面壁10のみを変更したものである。比較例の室外機1000の側面壁1010は、天板8から底板9までの間の断面形状が均一である。従って、室外機1000の高さ方向の全域において、風路の断面積に変化がない。
実施の形態1に係る室外機100及び比較例の室外機1000は、プロペラファンである送風機4、5と側面壁1010との間のうち、第1の送風機4と第2の送風機5との間に位置する領域の吸込風速が大きい。プロペラファンは、負圧面側に圧力面と負圧面の圧力差に応じた強さの翼端流が発生する。室外機100、1000のように2つのプロペラファンが並列された場合は、図6に示されるように、室外機1000の吸込風は、第1の送風機4と第2の送風機5との間の領域であって、側面壁1010の近傍の領域の吸込風v2の速度が最も大きい。また、側面壁1010の近傍であって、天板8の近傍の吸込風を吸込風v1とし、底板9の近傍の吸込風を吸込風v3とすると、吸込風v3よりも吸込風v1の方が速度が大きい。これは、室外機100、1000の設置環境において、底板9側は、地面に近いため、周囲の空間が天板8側よりも小さいためである。従って、室外機1000において吸込風の速度の関係は「v3<v1<v2」となっている。
一般に、風路に流入した空気の流れは、風路の幅が狭い方が風速が速く、幅が広い方が風速が遅い。室外機1000においては、側面壁1010が天板8から底板9にわたって同じ断面形状に形成されている。そのため、室外機1000のy方向において送風室6の断面積が均一であるため、風路の幅も均一であり、吸込風v1、v2、v3の速度は不均一になる。
一方、実施の形態1に係る室外機100においては、側面壁上部10a、側面壁下部10b、及び側面壁中部10cがそれぞれ形状が異なっており、風路の幅も異なる。つまり、室外機100においては、第1の断面における風路の断面積Aと、第2の断面における風路の断面積Bと、第3の断面における風路の断面積Cとの関係は、「B<A<C」の関係になっている。実施の形態1に係る室外機100、100aは、比較例に係る室外機1000においては最も風速が速くなる第3の断面が、最も風路の断面積が大きく、室外機1000においては最も風速が小さくなる第2の断面が、最も風路の断面積が小さい。このような構成により、実施の形態1に係る室外機100においては、吸込風v1、v2、v3の不均一を抑制することができる。吸込風v1、v2、v3の不均一が抑制されることにより、側面壁10の周辺の空気の流れは平均化されるため、送風機4、5の翼周りの空気の流れ場の変動も小さくなり、送風機4、5の翼40の表面の圧力変動も小さくなる。これにより、実施の形態1に係る室外機100においては、送風機4、5の回転音が低減され、騒音を抑制することができる。
実施の形態2.
実施の形態2に係る室外機200は、実施の形態1に係る室外機100に対し、側面壁10の形状を変更したものである。実施の形態2に係る室外機200においては、実施の形態1に対する変更点を中心に説明する。実施の形態2に係る室外機200の各部については、各図面において同一の機能を有するものは実施の形態1の説明で使用した図面と同一の符号を付して表示するものとする。
図7は、実施の形態2に係る室外機200の背面方向から見た内部構造を模式的に表した説明図である。室外機200の側面壁210は、側面壁上部10aと側面壁中部10cとの間に側面壁中上部10dを備え、側面壁中部10cと側面壁下部10bとの間に側面壁中下部10eを備える。図7のd−d部は、図7のa−a部で示される第1の断面と、図7のc−c部で示されている第2の断面と、の間に位置する、底板9に平行な第4の断面である。第4の断面は、側面壁中上部10dを含む断面である。図7のe−e部は、図7のc−c部で示される第3の断面と、図7のb−b部で示されている第2の断面と、の間に位置する、底板9に平行な第5の断面である。第5の断面は、側面壁中下部10eを含む断面である。
図8は、実施の形態2に係る室外機200の上面から見た内部構造を模式的に表した説明図である。図8は、図7のd−d部及びe−e部における室外機100の内部構造を示している。また、図8に示される一点鎖線は、図7のe−e部における側面壁210の形状を示している。側面壁中上部10dは、第1の断面における側面壁上部10aの形状と同様に構成されており、案内面11dを備え、案内面11dの上流側端部12dが下流側端部13dよりも機械室7側に位置する。また、側面壁中下部10eも、側面壁上部10aの形状と同様に構成されており、案内面11eを備え、案内面11eの上流側端部12eが下流側端部13eよりも機械室7側に位置する。
側面壁中上部10dが配置されている第4の断面において領域Hdで表される風路の断面積D、側面壁中下部10eが配置されている第5の断面において領域Heで表される風路の断面積E、第1の断面の風路の断面積A、第2の断面の風路の断面積B、及び第3の断面の風路の断面積Cの関係は、「B<A<E<D<C」の関係になっている。
また、側面壁上部10a、側面壁下部10b、側面壁中部10c、側面壁中上部10d、側面壁中下部10eは、それぞれ風路側への突出量が異なり、側面壁中上部10dの突出量Sと、側面壁中下部10eの突出量Tと、突出量P、Q、Rとの関係は、「R<T<S<P<Q」の関係になっている。
さらに、実施の形態2においても、第1の断面から第5の断面における側面壁10において、熱交換器3の送風機4、5側の面から送風機4、5のベルマウス41の端面42に至るまでの間の側面壁10の表面に沿った線の長さ(沿面距離)は、第2の断面が最も長く、第3の断面が最も短くなっている。また、図7のd−d部で示される第4の断面における沿面距離Ld、図7のe−e部で示される第5の断面における沿面距離Le、第1の断面における沿面距離La、第2の断面における沿面距離Lb、及び第3の断面における沿面距離Lcは、「Lc<Le<Ld<La<Lb」の関係になっている。なお、この関係は、図2〜図4、及び図7に示される側面壁210のように、第1の断面、第2の断面、第3の断面、第4の断面、及び第5の断面に示される側面壁210が、風路側に突出した形状に形成される場合に成立するものである。つまり、「Lc<Le<Ld<La<Lb」の関係は、図2〜図4、及び図7に示されている点15から点16までの間の側面壁10の形状が、送風室6側に膨らんだ形状である場合に成立するものである。
なお、実施の形態1に係る室外機100aと同様に、側面壁210の点15から点16までの間の形状が、風路に対し凹形状に形成されている場合には、第1の断面から第5の断面の各断面における沿面距離の関係は、「Lb<La<Ld<Le<Lc」となっている。
このような構成により、実施の形態2に係る室外機200は、送風機4、5に近く吸込風速が速くなりやすい領域である側面壁中上部10d及び側面壁中下部10eにおいても吸込風の速度を低下させ、実施の形態1に係る室外機100、100aよりもさらに吸込風v1、v2、v3の不均一を抑制することができる。吸込風v1、v2、v3の不均一が抑制されることにより、側面壁210の周辺の空気の流れは平均化されるため、送風機4、5の翼周りの空気の流れ場の変動も小さくなり、送風機4、5の翼40の表面の圧力変動も小さくなる。これにより、実施の形態2に係る室外機200においては、送風機4、5の回転音が低減され、騒音を抑制することができる。
図9は、実施の形態2に係る室外機200の上面から見た内部構造を模式的に表した説明図である。室外機200の側面壁210は、部分的に風路に突出して形成されている場合もあり得る。例えば、側面壁210aは、図9に示される様に、送風室6と機械室7とを仕切る仕切板90の吸込口20側の部分に板状の部材を取り付けて形成することもできる。この場合、風路となる領域である領域Ha〜Heは、側面壁210aがx方向に最も突出した点からy方向に仮想線をベルマウス41の端面42と交差するまで延ばして領域を定める。つまり、図9の場合において、風路の上流側から見て側面壁210aにより遮蔽される領域は、風路には含まれない。
実施の形態3.
実施の形態3に係る室外機300は、実施の形態1に係る室外機100に対し、領域Ha、Hb、Hcの断面積A、B、Cの設定を変更したものである。実施の形態3に係る室外機300においては、実施の形態1に対する変更点を中心に説明する。実施の形態3に係る室外機300の各部については、各図面において同一の機能を有するものは実施の形態1の説明で使用した図面と同一の符号を付して表示するものとする。
図10は、実施の形態3に係る室外機300の背面方向から見た内部構造を模式的に表した説明図である。図11は、実施の形態3に係る室外機300の上面から見た内部構造を模式的に表した説明図である。図11は、図10のa−a部、b−b部、及びc−c部における室外機300の内部構造を示している。また、図11に示される一点鎖線は、図10のa−a部における側面壁上部310aの形状を示している。図11に示される2点鎖線は、図10のb−b部における側面壁下部310bの形状を示している。図11に示される実線は、図10のc−c部における側面壁中部310cの形状を示している。実施の形態3に係る室外機300の側面壁310は、側面壁上部310a、側面壁下部310b、及び側面壁中部310cにおける突出量P、Q、Rがそれぞれ同じに設定されており、案内面11a、11b、11cの上流側端部12a、12b、12cの位置を変更することによって、風路の断面積A、B、Cを変えている。
室外機300においても、実施の形態1と同様に、側面壁上部310aが配置されている第1の断面において領域Haで表される風路の断面積Aと、側面壁下部310bが配置されている第2の断面において領域Hbで表される風路の断面積Bと、側面壁中部310cが配置されている第3の断面において領域Hcで表される風路の断面積Cとの関係は、実施の形態1と同様に「B<A<C」の関係になっている。側面壁下部310bの上流側端部12bは、送風機4、5側に最も寄った位置にあり、その次に側面壁上部310aの上流側端部12aが送風機4、5に近く、側面壁中部310cの上流側端部12cが最も遠い位置にある。つまり、上流側端部12a、12b、12cの送風機中心からの距離をWa、Wb、Wcとすると、「Wb<Wa<Wc」の関係になっている。
以上の様に、側面壁310の各部において、案内面11a、11b、11cの上流側端部12a、12b、12cの位置を変更することにより、実施の形態1と同様に吸込風の速度v1、v2、v3の不均一を抑制することができる。そして、実施の形態3に係る室外機300においても送風機4、5の回転音が低減され、騒音を抑制することができる。
なお、図11の点線で示される様に、実施の形態3に係る室外機300において、側面壁上部310aと側面壁中部310cとの間に側面壁中上部310dを備え、側面壁中部310cと側面壁下部310bとの間に側面壁中下部eを備えた場合、側面壁中上部310dにおける案内面11dの上流側端部12d及び側面壁中下部310eにおける案内面11eの上流側端部12eの距離をWd、Weとする。すると、送風機中心からの距離Wa、Wb、Wc、Wd、Weの関係は、「Wb<Wa<We<Wd<Wc」の関係になっている。このように構成されることにより、室外機300は、実施の形態2と同様の効果を得ることが出来る。
2 筐体、3 熱交換器、4 (第1の)送風機、5 (第2の)送風機、6 送風室、7 機械室、8 天板、9 底板、10 側面壁、10a 側面壁上部、10b 側面壁下部、10c 側面壁中部、10d 側面壁中上部、10e 側面壁中下部、11a 案内面、11b 案内面、11c 案内面、11d 案内面、11e 案内面、12 上流側端部、12a 上流側端部、12b 上流側端部、12c 上流側端部、12d 上流側端部、12e 上流側端部、13 下流側端部、13a 下流側端部、13b 下流側端部、13c 下流側端部、13d 下流側端部、13e 下流側端部、14 端部、20 吸込口、21 吹出口、40 翼、41 ベルマウス、42 端面、44 回転中心軸、90 仕切板、100 室外機、100a 室外機、110 側面壁、111a 案内面、111b 案内面、111c 案内面、200 室外機、210 側面壁、210a 側面壁、300 室外機、310 側面壁、310a 側面壁上部、310b 側面壁下部、310c 側面壁中部、310d 側面壁中上部、310e 側面壁中下部、1000 室外機、1010 側面壁、A 断面積、B 断面積、C 断面積、D 断面積、E 断面積、Ha 領域、Hb 領域、Hc 領域、Hd 領域、He 領域、La 沿面距離、Lb 沿面距離、Lc 沿面距離、Ld 沿面距離、Le 沿面距離、P 突出量、Q 突出量、R 突出量、S 突出量、T 突出量、v1 吸込風、v2 吸込風、v3 吸込風、Wa 距離、Wb 距離、Wc 距離、Wd 距離、We 距離。
本発明に係る室外機は、吸込口及び吹出口が形成された筐体と、前記筐体の下面を形成する底板と、前記筐体の上面を形成する天板と、前記天板と前記底板との間に配置され前記筐体の内部の空間を仕切る側面壁と、前記筐体の内部において前記吸込口側に配置された熱交換器と、前記筐体の内部において前記吹出口側に配置された送風機と、を備え、前記送風機は、前記筐体の上部に配置された第1の送風機と、前記筐体の下部に配置された第2の送風機と、から構成され、前記熱交換器から前記送風機に至る風路は、前記底板、前記天板、及び前記送風機の側方に位置する前記側面壁に囲まれ、前記側面壁は、前記筐体の上下方向において、前記第1の送風機の中心軸と前記天板との間に位置する側面壁上部と、前記第2の送風機の中心軸と前記底板との間に位置する側面壁下部と、前記側面壁上部と前記側面壁下部との間に位置する側面壁中部と、を有し、前記底板に平行な断面における前記送風機の中心軸から前記側面壁までの前記風路の断面積は、前記側面壁上部により形成される前記風路の断面積Aと、前記側面壁下部により形成される前記風路の断面積Bと、前記側面壁中部により形成される前記風路の断面積Cと、を定義したときに、断面積B<断面積A<断面積Cとなっている。

Claims (12)

  1. 吸込口及び吹出口が形成された筐体と、
    前記筐体の下面を形成する底板と、前記筐体の上面を形成する天板と、前記天板と前記底板との間に配置され前記筐体の内部の空間を仕切る側面壁と、
    前記筐体の内部において前記吸込口側に配置された熱交換器と、
    前記筐体の内部において前記吹出口側に配置された送風機と、
    を備え、
    前記送風機は、
    前記筐体の上部に配置された第1の送風機と、
    前記筐体の下部に配置された第2の送風機と、から構成され、
    前記熱交換器から前記送風機に至る風路は、
    前記底板、前記天板、及び前記送風機の側方に位置する前記側面壁に囲まれ、
    前記底板に平行な断面における前記送風機の中心軸から前記側面壁までの前記風路の断面積は、
    前記第1の送風機の中心軸と前記天板との間に位置し、前記底板に平行な第1の断面における断面積Aと、
    前記第2の送風機の中心軸と前記底板との間に位置し、前記底板に平行な第2の断面における断面積Bと、
    前記第1の断面と前記第2の断面との間に位置し、前記底板に平行な第3の断面における断面積Cと、
    を定義したときに、
    断面積B<断面積A<断面積Cとなっている、室外機。
  2. 前記底板に平行な断面における前記送風機の中心軸から前記側面壁までの前記風路の断面積は、
    前記第1の断面と前記第3の断面との間に位置する第4の断面における断面積Dと、
    前記第2の断面と前記第3の断面との間に位置する第5の断面における断面積Eと、を定義したときに、
    断面積B<断面積A<断面積E<断面積D<断面積Cとなっている、請求項1に記載の室外機。
  3. 前記底板に平行な断面における、前記吸込口側から見た時の前記側面壁の前記送風機が配置されている方向への突出量は、
    前記第1の断面おける突出量Pと、
    前記第2の断面における突出量Qと、
    前記第3の断面における突出量Rと、
    を定義したときに、
    突出量R<突出量P<突出量Qとなっている、請求項1又は2に記載の室外機。
  4. 前記底板に平行な断面における、前記吸込口側から見た時の前記側面壁の前記送風機が配置されている方向への突出量は、
    前記第1の断面と前記第3の断面との間に位置する第4の断面における突出量Sと、
    前記第2の断面と前記第3の断面との間に位置する第5の断面における突出量Tと、を定義したときに、
    突出量R<突出量S<突出量T<突出量P<突出量Qとなっている、請求項3に記載の室外機。
  5. 前記側面壁は、
    前記風路に突出した形状を有し、
    前記第1の断面において、前記側面壁が前記送風機側に向かって最も突出している点から、前記側面壁の前記吸込口側に位置する点までの沿面距離Laと、
    前記第2の断面において、前記側面壁が前記送風機側に向かって最も突出している点から、前記側面壁の前記吸込口側に位置する点までの沿面距離Lbと、
    前記第3の断面において、前記側面壁が前記送風機側に向かって最も突出している点から、前記側面壁の前記吸込口側に位置する点までの沿面距離Lcと、を定義したときに、
    沿面距離Lc<沿面距離La<沿面距離Lbとなっている、請求項1〜4の何れか1項に記載の室外機。
  6. 前記側面壁は、
    前記第1の断面と前記第3の断面の間に位置する第4の断面において、前記側面壁が前記送風機側に向かって突出量が最大となっている点から、前記側面壁の前記吸込口側に位置する点までの沿面距離Ldと、
    前記第2の断面と前記第3の断面の間に位置する第5の断面において、前記側面壁が前記送風機側に向かって突出量が最大となっている点から、前記側面壁の前記吸込口側に位置する点までの沿面距離Leと、を定義したときに、
    沿面距離Lb<沿面距離La<沿面距離Le<沿面距離Ld<沿面距離Lcとなっている、請求項5に記載の室外機。
  7. 前記側面壁は、
    前記風路に対し凹んだ形状を有し、
    前記第1の断面において、前記側面壁が前記送風機側に向かって突出量が最大となっている点から、前記側面壁の前記吸込口側に位置する点までの沿面距離Laと、
    前記第2の断面において、前記側面壁が前記送風機側に向かって突出量が最大となっている点から、前記側面壁の前記吸込口側に位置する点までの沿面距離Lbと、
    前記第3の断面において、前記側面壁が前記送風機側に向かって突出量が最大となっている点から、前記側面壁の前記吸込口側に位置する点までの沿面距離Lcと、を定義したときに、
    沿面距離Lb<沿面距離La<沿面距離Lcとなっている、請求項1〜4の何れか1項に記載の室外機。
  8. 前記側面壁は、
    前記第1の断面と前記第3の断面の間に位置する第4の断面において、前記側面壁が前記送風機側に向かって突出量が最大となっている点から、前記側面壁の前記吸込口側に位置する点までの沿面距離Ldと、
    前記第2の断面と前記第3の断面の間に位置する第5の断面において、前記側面壁が前記送風機側に向かって突出量が最大となっている点から、前記側面壁の前記吸込口側に位置する点までの沿面距離Leと、を定義したときに、
    沿面距離Lc<沿面距離Ld<沿面距離Le<沿面距離La<沿面距離Lbとなっている、請求項7に記載の室外機。
  9. 前記側面壁は、
    前記送風機側から外側へ向かって傾斜する案内面を備え、
    前記底板に平行な断面における、前記送風機の中心軸から前記案内面の上流側端部の距離は、
    前記第1の断面おける距離Waと、
    前記第2の断面における距離Wbと、
    前記第3の断面における距離Wcと、
    を定義したときに、
    距離Wb<距離Wa<距離Wcとなっている、請求項1又は2に記載の室外機。
  10. 前記底板に平行な断面における、前記吸込口側から見た時の前記側面壁の前記送風機が配置されている方向への突出量は、
    前記第1の断面と前記第3の断面との間に位置する第4の断面における距離Wdと、
    前記第2の断面と前記第3の断面との間に位置する第5の断面における距離Weと、を定義したときに、
    距離Wb<距離Wa<距離We<距離Wd<距離Wcとなっている、請求項9に記載の室外機。
  11. 前記側面壁は、
    前記筐体の内部において機械室と送風室を仕切る仕切板である、請求項1〜10の何れか1項に記載の室外機。
  12. 請求項1〜11の何れか1項に記載の室外機を備えた冷凍サイクル装置。
JP2020551005A 2018-10-03 2018-10-03 室外機、及び冷凍サイクル装置 Active JP7023380B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2018/037027 WO2020070825A1 (ja) 2018-10-03 2018-10-03 室外機、及び冷凍サイクル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2020070825A1 true JPWO2020070825A1 (ja) 2021-09-24
JP7023380B2 JP7023380B2 (ja) 2022-02-21

Family

ID=70055338

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020551005A Active JP7023380B2 (ja) 2018-10-03 2018-10-03 室外機、及び冷凍サイクル装置

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP3862638B1 (ja)
JP (1) JP7023380B2 (ja)
WO (1) WO2020070825A1 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07180862A (ja) * 1993-12-24 1995-07-18 Daikin Ind Ltd 空気調和機用室外機
WO2013094082A1 (ja) * 2011-12-19 2013-06-27 三菱電機株式会社 室外機及びこの室外機を備えた冷凍サイクル装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0599458A (ja) * 1991-10-11 1993-04-20 Toshiba Corp 空気調和機の室外ユニツト
JPH06257796A (ja) * 1993-03-01 1994-09-16 Matsushita Seiko Co Ltd 空気調和機の室外機
JP2010127590A (ja) 2008-12-01 2010-06-10 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機の室外機及びこの室外機を備えた空気調和機
JP6600005B2 (ja) * 2015-11-02 2019-10-30 三菱電機株式会社 空気調和機の室外機および冷凍サイクル装置
JP2018084232A (ja) * 2016-11-15 2018-05-31 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. 送風装置及びこれを用いた空気調和機用室外機

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07180862A (ja) * 1993-12-24 1995-07-18 Daikin Ind Ltd 空気調和機用室外機
WO2013094082A1 (ja) * 2011-12-19 2013-06-27 三菱電機株式会社 室外機及びこの室外機を備えた冷凍サイクル装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP3862638A1 (en) 2021-08-11
EP3862638A4 (en) 2021-10-06
JP7023380B2 (ja) 2022-02-21
EP3862638B1 (en) 2023-10-18
WO2020070825A1 (ja) 2020-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5247784B2 (ja) 空気調和機
JP6434152B2 (ja) 遠心送風機、空気調和装置および冷凍サイクル装置
JP5303877B2 (ja) 遠心送風機
WO2009139422A1 (ja) 遠心送風機
WO2009113338A1 (ja) 空気調和機
JP2006242554A (ja) 空気調和機
WO2014103233A1 (ja) 遠心送風機及びそれを用いた消音ボックス付送風機
WO2014125710A1 (ja) 車両用空気調和装置の室外冷却ユニット
JP2013011413A (ja) 空気調和機
JPWO2016139732A1 (ja) シロッコファン及びこのシロッコファンを用いた空気調和機の室内機
JP2015081692A (ja) 空気調和機の室内機
JP2018155219A (ja) 空調装置
JP2020159637A (ja) 天井埋め込み形空気調和機
JP7023380B2 (ja) 室外機、及び冷凍サイクル装置
JP2008032238A (ja) 空気調和機
CN208382343U (zh) 空调室内机和空调器
JP3820182B2 (ja) 空調装置のルーバー及び空調装置の気流制御構造、並びに空調装置
CN111630327B (zh) 空调机的室内机
JP2014031994A (ja) 空気調和機
US20170307232A1 (en) Indoor unit for air conditioner
JPWO2019116810A1 (ja) 送風装置及びこれを搭載する空気調和装置
JP6541881B2 (ja) 空気調和機、空気調和装置および冷凍サイクル装置
JP2000018198A (ja) 送風機
JP6695403B2 (ja) 遠心送風機および空気調和装置
JP2016003641A (ja) 遠心ファン

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201130

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210921

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211119

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220111

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220208

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7023380

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150