JPWO2020066661A1 - ライン搬送システム - Google Patents

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Abstract

ライン搬送システム(100)のサブライン(3)のスペースを抑える。ワーク(e)が移動するメインライン(2)と、ワーク(e)の通過で動作する作動部材(5)を備える。トレー(t)が移動するサブライン(3)は、トレー(t)が所定数の列で整列する複列サブライン部(10)が作動部材(5)の所定数の動作でトレー(t)を各列から1つずつ一度に方向転換部(30)へ送り出し、方向転換部(30)は送り出されたトレー(t)を単列サブライン部(50)へ1列で送り出す。単列サブライン部(50)はトレー(t)を1つずつ下流側へ送り出す。

Description

この発明は、ワークの移動に合わせて、必要数のトレーを必要なタイミングで供給するライン搬送システムに関する。
従来から、機械製品等の各種製品の製造工程において、ワークの移動に合わせて、そのワークに組み付ける部品を、必要な場所へ必要なタイミングで供給するライン搬送システムが知られている。
これらのライン搬送システムでは、主たる流れであるワークの移動ラインに沿って、そのワークへの部品の組付けを行う作業スポットが複数配置される。このワークの移動の流れを、以下、メインラインと称する。ワークが、メインラインに沿って作業スポットを順次通過していくことで、その作業スポット毎に部品がワークに組み付けられ、製品が完成していく。
それぞれの作業スポットでは、組付けに必要な部品を載せたトレーが、ワークの移動に合わせて必要なタイミングで供給される。このとき、1つのワークに対応する部品群が、1つのトレーにまとめて載せられているので、製造工程における部品の管理、製品の品質管理が容易となっている。このトレーの移動の流れを、以下、サブラインと称する。
メインラインとサブラインとを備えたライン搬送システムとして、例えば、特許文献1に記載のものがある。特許文献1では、ワークが移動するメインラインに対して、作業スポットに部品を供給する複数のサブラインが配置されている。
また、同じくメインラインとサブラインとを備えたライン搬送システムとして、例えば、特許文献2に記載のものがある。特許文献2では、メインラインを途中で90度方向転換し、その方向転換部を挟んで上流側、下流側の両側のラインに、それぞれワークに対して部品の組付け等を行う加工装置を配置している。上流側のラインの加工装置、下流側のラインの加工装置には、それぞれ必要な部品が必要なタイミングで供給されている。
特開平7−267162号公報(第8頁、第1図、第2図等参照) 特開昭62−56213号公報(第5頁、第1図等参照)
上記のように、メインラインとサブラインとを備えたライン搬送システムでは、ワークへの部品の組付け作業のため、1つのワークに対して1つのトレーを供給できるようにするのが一般的である。
しかし、メインラインに対してサブラインを配置する際に、工場内のレイアウトの制約上、サブラインを必ずしも直線的に伸ばすことができない場合がある。このような場合、サブラインをいずれかの場所で方向転換させる必要性がある。サブラインを途中で方向転換するには、その方向転換のための設備を設置するスペースを必要とする。設備を設置するために必要なスペースは、できる限り小さいことが望ましい。
また、各作業スポットにおいては、メインラインのワークの流れを遅延させるようなことがないように、サブライン上に多数のトレーをストックしておきたいという要請がある。しかし、多数のトレーを1列に並べるためには、長大なスペースを必要とする。このため、トレーは、2列又は3列といったように複数列に並列させておくことが望ましい。トレーを複数列に並列させると、サブライン上のいずれかの場所で、複数列のトレーを1列に変換する必要が生じる。このような列数の変換装置を配置するには、さらに広いスペースを必要とすることになる。
そこで、この発明の課題は、ワーク移動用のメインラインに対して配置されるトレー移動用のサブラインに関し、その配置に必要なスペースをできる限り抑えることである。
上記の課題を解決するために、この発明は、ワークが移動するメインラインと、前記メインラインに配置された作業スポットへ向かってトレーが移動するサブラインと、前記メインラインの前記ワークの通過に応じて作動部材を回動又は進退動作させるメイン動作手段と、を備え、前記サブラインは、前記トレーを1列に整列させた単列サブライン部と、前記単列サブライン部の上流側に前記トレーの移動方向が前記単列サブライン部における移動方向と交差するように設けられ前記トレーを2以上の所定数の列で整列させた複列サブライン部と、前記複列サブライン部と前記単列サブライン部との間に配置される方向転換部と、を備え、前記複列サブライン部は、前記作動部材の前記所定数の動作を以って前記複列サブライン部の整列した各列から前記トレーを1つずつ一度に前記方向転換部へ送り出す複列供給部を備え、前記方向転換部は、前記複列供給部から送り出された全ての前記トレーを受け取り、その全ての前記トレーを、前記作動部材の前記所定数の動作を以って前記単列サブライン部へ1列で送り出す中間供給部を備え、前記単列サブライン部は、前記作動部材の1回の動作を以って前記単列サブライン部から前記トレーを1つずつ下流側へ送り出す単列供給部を備えるライン搬送システムを採用した。
また、前記単列サブライン部の下流側に、前記作業スポットへ通じる最終単列サブライン部を備え、前記最終単列サブライン部の始端は前記単列供給部よりも上部にあり、前記単列サブライン部と前記最終単列サブライン部との間に、前記作動部材の1回の動作を以って前記単列供給部から送り出された前記トレーを前記最終単列サブライン部の始端へ1つずつ上昇させて送り出す昇降部を備える構成を採用することができる。
さらに、前記最終単列サブライン部は、前記作動部材の1回の動作を以って前記最終単列サブライン部から前記トレーを1つずつ前記作業スポットへ送り出す最終単列供給部を備える構成を採用することができる。
ここで、前記作動部材に接続され前記作動部材の動作を前記複列供給部及び前記中間供給部に伝達する第一の伝達部材と、前記作動部材に接続され前記作動部材の動作を前記単列供給部に伝達する前記第一の伝達手段とは別の伝達部材を備える構成を採用することができる。
また、前記作動部材に接続され前記作動部材の動作を前記複列供給部及び前記中間供給部に伝達する第一の伝達部材と、前記作動部材に接続され前記作動部材の動作を前記昇降部に伝達する前記第一の伝達手段とは別の伝達部材を備える構成を採用することができる。
さらに、前記作動部材に接続され前記作動部材の動作を前記複列供給部及び前記中間供給部に伝達する第一の伝達部材と、前記作動部材に接続され前記作動部材の動作を前記最終単列供給部に伝達する前記第一の伝達手段とは別の伝達部材を備える構成を採用することができる。
これらの各態様において、前記作動部材の1回の動作を以って軸周りに所定角度回転する回転部材と、前記回転部材の前記所定角度回転が前記所定数と同じ回数行われる毎に1回の回動又は進退動作をする連動部材と、を備える動作回数調整手段を備え、前記連動部材の動作が前記複列供給部及び前記中間供給部に伝達される構成を採用することができる。
ここで、前記複列供給部に接続され前記複列供給部の動作を前記中間供給部に伝達するさらに別の伝達部材を備え、前記複列供給部が前記トレーを前記方向転換部へ送り出す動作は、前記トレーの前記単列サブライン部への送り出しを前記中間供給部が規制する動作と連動し、前記中間供給部が前記トレーを前記単列サブライン部へ送り出す動作は、前記トレーの前記方向転換部への送り出しを前記複列供給部が規制する動作と連動している構成を採用することができる。
また、前記作動部材は、前記ワークの移動を検知する信号を受けて回動するアーム部材であり、前記第一の伝達手段及び前記別の伝達部材は、前記アーム部材に接続される構成を採用することができる。
この発明は、サブライン上の方向転換部を活用して複数列のトレーを1列に変換したので、サブラインの屈曲とトレーの列数の変換という二つの要素を1箇所に集約でき、サブラインの設置に必要なスペースを低減できる。
この発明の一実施形態を示すライン搬送システムの全体平面図である。 メインライン及びメイン動作手段の設置状態を示す正面図である。 動作回数調整手段を示す正面図である。 動作回数調整手段を示す平面図である。 動作回数調整手段の要部拡大斜視図である。 図3Aの動作回数調整手段に対して作動部材からの動作が1回入力された状態を示す正面図である。 図3Bの動作回数調整手段に対して作動部材からの動作が1回入力された状態を示す平面図である。 図5Aの動作回数調整手段に対して作動部材からの動作が1回入力された状態を示す正面図である。 図5Bの動作回数調整手段に対して作動部材からの動作が1回入力された状態を示す平面図である。 動作回数調整手段、複列サブライン部の複列供給部及び方向転換部の中間供給部を示す正面図である。 図7の動作回数調整手段に対して作動部材からの動作が1回入力された状態を示す正面図である。 方向転換部の中間供給部及び単列サブライン部を示す右側面図である。 単列サブライン部の単列供給部及び昇降部を示す左側面図である。 図10Aの単列供給部及び昇降部に対して作動部材からの動作が1回入力された状態を示す左側面図である。 昇降部及び最終単列サブライン部の最終単列供給部を示す正面図である。 昇降部の要部拡大図である。
この発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。この実施形態は、自動車用エンジンの製造工程において、ワークeであるエンジンのメインライン2上での移動に合わせて、そのワークeに組み付ける部品を、対応する作業スポット8へ必要なタイミングで供給するサブライン3を備えたライン搬送システム100である。
作業スポット8は、メインライン2に沿って複数配置されている。パレットpに載せられたワークeが、メインライン2に沿って作業スポット8を順次通過していくことで、その作業スポット8毎に部品がワークeに組み付けられ、製品であるエンジンが完成していく。
図1では、或る1つの作業スポット8を例示している。この作業スポット8にパレットp0に載せられたワークeが位置しており、図中右側にパレットp1のワークe、パレットp2のワークe、パレットp3のワークeが、作業スポット8での部品の組付けを待って、順次待機している。なお、パレットpを用いずに、ワークeを直接メインライン2上に載せてもよい。以下、パレットpを含めてワークeと称する。
作業スポット8では、組付けに必要な部品を載せたトレーtが、ワークeの移動に合わせて必要なタイミングで供給される。トレーtは、作業スポット8へ向かって配置されたサブライン3によって供給される。トレーtは、全て同一の規格の物が用いられる。1つのトレーtには、その作業スポット8における1つのワークeへの組み付け作業に対応する、1つ又は複数の部品が載せられている。トレーtは、図1において、トレーt1、トレーt2、トレーt3・・・の順に、作業スポット8へ供給されることになる。
図1に示すように、メインライン2には、そのメインライン2での1つのワークeの通過に応じて、作動部材5を1回だけ回動又は進退動作させるメイン動作手段1を備えている。図2は、そのメイン動作手段1を示している。メインライン2は、多数の搬送ローラ9を上面に備えたローラコンベヤで構成されている。
ワークeの通過は、メインライン2に設けられた検知手段6がワークeの移動を検知し、その検知の信号が制御手段7に送られる。ここでは、検知手段6として、検知レバー6aを備えたリミットスイッチを採用している。ワークe(パレットpを含む)に設けられたトリガvが、検知レバー6aをワークeの移動方向へ押圧することで、ワークeの作業スポット8への進入が検知される。検知手段6としては、他にも、例えば、接触式、非接触式の各種センサを採用できる。
制御手段7は、検知手段6からの信号を受けて、アクチュエータ4を動作させる。アクチュエータ4は、電力や流体圧の作用によってロッド4aを進退させる機能を有する。検知手段6からの信号が1回入力される毎に、そのロッド4aを伸長させた後、すぐに後退させる往復動を1回行う。ロッド4aの先端にはローラが取り付けられており、そのローラが作動部材5の表面を転動しながら、作動部材5を押圧する。
この実施形態では、作動部材5は、固定のフレームFに対して軸5a周りに回動自在に支持されたアーム部材である(以下、アーム部材5と称する)。ロッド4aが伸長すると、アーム部材5は軸5aを中心に図中の反時計周りに回動し、ロッド4aが後退すれば、弾性部材(図示せず)の付勢力によってアーム部材5は時計周りに回動する。後述のサブライン3における各種装置の動作は、全てこのアーム部材5の回動の動作に連動している。
サブライン3は、必要な部品を入れたトレーtが随時補充される上流側から、作業スポット8が存在する下流側へ向かって、順に、複列サブライン部10、方向転換部30、単列サブライン部50、昇降部70、最終単列サブライン部80を備えている。複列サブライン部10、単列サブライン部50、最終単列サブライン部80は、それぞれトレーtを搬送できるコンベヤ11、51、81である。
複列サブライン部10は、トレーtを2以上の所定数の列で整列させた第一サブライン部(以下、第一サブライン部10と称する)である。この実施形態では所定数を2とし、第一サブライン部10はトレーtを2列に整列させて待機させている。第一サブライン部10のトレーtの移動方向は、メインライン2のワークeの移動方向と逆向きであり、且つ平行である。
単列サブライン部50は、トレーtを1列に整列させた第二サブライン部(以下、第二サブライン部50と称する)である。第二サブライン部50の上流側に第一サブライン部10が位置しており、第一サブライン部10のトレーtの移動方向と、第二サブライン部50のトレーtの移動方向とは、互いに交差するように設けられている。この実施形態では、その交差角度はほぼ90度となっている。また、第一サブライン部10と第二サブライン部50との間には、方向転換部30が配置されている。
最終単列サブライン部80は、第二サブライン部50の下流側に配置され、作業スポット8へ通じている第三サブライン部(以下、第三サブライン部80と称する)である。第二サブライン部50のトレーtの移動方向と、第三サブライン部80のトレーtの移動方向とは、互いに交差するように設けられている。この実施形態では、その交差角度は同じくほぼ90度となっている。また、第三サブライン部80のトレーtの移動方向は、メインライン2のワークeの移動方向と同方向であり、且つほぼ平行である。第三サブライン部80の始端は、第二サブライン部50の終端よりも上部にある。また、第二サブライン部50と第三サブライン部80との間には、昇降部70が配置されている。
第一サブライン部10は、アーム部材5の所定数の動作(この実施形態では2回の動作)を以って、第一サブライン部10の整列したトレーtの各列から、最も下流側で待機しているトレーtを1つずつ一度に方向転換部30へ送り出す複列供給部動作手段21を有する複列供給部20(以下、第一供給部動作手段21、第一供給部20と称する)を備えている。ここで、図2において、ロッド4aの1回の往復動動作、すなわち、アーム部材5が反時計周りに回動し、その後時計周りに回動して元の位置に戻るまでを、1回の動作としている。
方向転換部30は、第一供給部20から送り出された全てのトレーt(この実施形態では2つのトレーt)を受け取り、その全てのトレーtを、アーム部材5の所定数の動作を以って、第二サブライン部50へ1列で送り出す中間供給部動作手段41を有する中間供給部40を備えている。ここで、第一供給部20によるトレーtの送り出しと、中間供給部40によるトレーtの送り出しとは、同時にならないように設定されている。この実施形態では、所定数は2であるので、第一供給部20によるトレーtの送り出しと、中間供給部40によるトレーtの送り出しとが、アーム部材5の1回の動作毎に交互に行われる。
第二サブライン部50は、アーム部材5の1回の動作を以って、トレーtが1列に整列する第二サブライン部50から、最も下流側で待機しているトレーtを1つずつ下流側へ送り出す単列供給部動作手段61を有する単列供給部60(以下、第二供給部動作手段61、第二供給部60と称する)を備えている。
また、昇降部70は、アーム部材5の1回の動作を以って、第二供給部60から送り出されたトレーtを、第三サブライン部80の始端へ1つずつ上昇させて送り出す昇降部動作手段71を備えている。
第一サブライン部10と第二サブライン部50は、トレーtの移動方向に沿って下り勾配であり、トレーtはその下り勾配を自重で下ってくる。このため、第二サブライン部50の終端はかなり低い位置となる。このため、第三サブライン部80の始端を、第二サブライン部50の第二供給部60よりも上部に位置させることで、第三サブライン部80の始端から、第三サブライン部80の終端の作業スポット8までの高低差を確保している。そこで、第二サブライン部50から第三サブライン部80へは、昇降部70によってトレーtを持ち上げている。
第三サブライン部80は、アーム部材5の1回の動作を以って、第三サブライン部80からトレーtを1つずつ作業スポット8へ送り出す最終単列供給部動作手段91を有する最終単列供給部90(以下、第三供給部動作手段91、第三供給部90と称する)を備えている。
第一供給部20の第一供給部動作手段21と、中間供給部40の中間供給部動作手段41には、アーム部材5に接続された第一の伝達部材w1によってその動作が伝達される。
第二供給部60の第二供給部動作手段61と、昇降部70の昇降部動作手段71には、アーム部材5に接続された第二の伝達部材w2によってその動作が伝達される。第二供給部動作手段61と昇降部動作手段71には、第一の伝達部材w1とは別の伝達部材である第二の伝達部材w2によって、アーム部材5の動作が伝達されるようになっていることから、第一の伝達部材w1とは異なる独自の動作量(ストローク)の設定が可能である。
また、特に、この実施形態では、第二供給部動作手段61と昇降部動作手段71とが互いに連動するようにして、両者が1つの共通の伝達部材(第二の伝達部材w2)によって、動作するようになっている。ただし、この変形例として、第二供給部動作手段61と昇降部動作手段71に対し、別々の伝達手段によって、アーム部材5の動作を伝達するようにした態様も考えられる。
第三供給部90の第三供給部動作手段91には、アーム部材5に接続された第三の伝達部材w3によってその動作が伝達される。第三供給部動作手段91に対して、第一の伝達部材w1、第二の伝達部材w2とは別の伝達部材である第三の伝達部材w3によってアーム部材5の動作を伝達するようにしたので、第一の伝達部材w1、第二の伝達部材w2とは異なる独自の動作量(ストローク)の設定が可能である。
第一の伝達部材w1、第二の伝達部材w2、第三の伝達部材w3は、それぞれ可撓性のある樹脂や金属、繊維等からなる紐を採用している。これは後述の他の補助的な伝達部材についても同様である。紐は、屈曲や湾曲が自在であるので、途中に設けた回転自在の滑車を経由させることで、比較的自由なルートでの取り回しが可能である。ただし、決められたスペース内に配置可能であれば、これらの各伝達部材として、紐以外にも、例えば、周知のリンク機構やギヤ機構等を採用することは可能である。
図2に示すように、第二の伝達部材w2は、アーム部材5を支持する軸5aに対して一端側(上端側)に接続されている。第二の伝達部材w2は、軸5aから比較的遠い位置に接続され、この実施形態では、ロッド4aの1回の伸長(200mm)に対応するアーム部材5の1回の回動によって、第二の伝達部材w2が500mm引っ張られるストローク設定となっている。この500mmのストロークが、昇降部70におけるトレーtの上昇量に相当する。
また、第一の伝達部材w1、第三の伝達部材w3は、アーム部材5を支持する軸5aに対して他端側(下端側)に接続されている。第一の伝達部材w1、第三の伝達部材w3は、軸5aから比較的近い位置に接続され、この実施形態では、ロッド4aの1回の伸長(200mm)に対応するアーム部材5の1回の回動によって、第一の伝達部材w1が60mm、第三の伝達部材w3が50mm引っ張られるストローク設定となっている。
このように、各伝達部材w1、w2、w3のアーム部材5への接続位置と、アーム部材5の回動中心である軸5aの軸心からの距離を調整することで、自由なストロークの設定が可能である。
第一の伝達部材w1は、方向転換部30の直下に設けられる動作回数調整手段31に接続されている。動作回数調整手段31は、図3A、図3Bに示すように、鉛直方向に配置された軸37周りに回転自在のターンテーブルからなる回転部材32(以下、ターンテーブル32と称する)と、ターンテーブル32の上方に配置される駆動部材33とを備えている。
ターンテーブル32には、軸37周り所定方位毎に等間隔で係止部32aが設けられている。係止部32aは、ターンテーブル32を表裏方向に貫通する孔である。この実施形態では、軸37周りに45度の方位毎に等間隔で係止部32aが設けられている。さらに、ターンテーブル32の外周部には、外径方向に突出する連動作動部32bが、軸37周り所定方位毎に等間隔で設けられている。連動作動部32bは、ターンテーブル32の板材を外径方向に延長して構成されている。このため、ターンテーブル32の平面視において、連動作動部32bが無い部分は、内径方向へ凹む凹部となっている。この実施形態では、軸37周りに90度の方位毎に等間隔で連動作動部32bが設けられている。
軸37は、図4に示すように、フレームFに対して軸周り回転自在に支持され、軸37とターンテーブル32とが一体に、軸37周りに一方向へ回転する。軸37とフレームFとの間にはワンウェイクラッチ38が配置されており、軸37及びターンテーブル32は、図3Bに矢印で示す一方向(時計回り)へのみ、その回転が許容されている。
駆動部材33は、軸37に対して、軸37周りに相対回転可能に支持されている。また、駆動部材33は、横方向に伸びる駆動アーム33aと、ターンテーブル32の板面に当接する係止爪35を備えている。係止爪35は、弾性部材35aの付勢力によって、その先端がターンテーブル32の上面に向かって押し付けられている。駆動アーム33aの先端には、第一の伝達部材w1が接続されている。また、駆動アーム33aには、その一端がフレームFに接続されたコイルバネからなる弾性部材34の他端が接続されている。
アーム部材5の1回の動作に対応して第一の伝達部材w1が1回引っ張られると、駆動部材33は、弾性部材34の付勢力に抗して時計回りに45度回転する。この45度の回転が、前述の第一の伝達部材w1の60mmのストロークに相当する。このとき、係止爪35が係止部32aに噛み合っており、駆動部材33とともにターンテーブル32も同方向に45度回転する。図3Bに示すA位置の駆動部材33から、図5Bに示すB位置の駆動部材33までの動きが、この45度の回転に相当する。また、第一の伝達部材w1の引っ張りが解除されると、弾性部材34の付勢力により駆動部材33は元のA位置へ戻っていく。このとき、ワンウェイクラッチ38の作用により、ターンテーブル32は元の方位へは戻らず、その位置で静止している。
ターンテーブル32の直下には、連動部材36が設けられている。連動部材36は、図3Aに示すように、フレームFに対して、軸36a周りに回動自在に支持されているアーム状のドグ部材である。連動部材36の一端(上端)にローラ36bが設けられ、ローラ36bは、ターンテーブル32の下面のうち連動作動部32bに当接可能な位置に設定されている。
連動部材36の他端(下端)には、補助的に使用する第四の伝達部材w4が接続されている。この第四の伝達部材w4は、図7に示すように、第一サブライン部10の第一供給部20に通じている。
アーム部材5の1回の動作に対応して駆動部材33がA位置(図3B参照)からB位置(図5B参照)まで45度回転すると、ターンテーブル32も45度回転して、ローラ36bは、連動作動部32bに当接していない状態(図3A、図3B参照)から、連動作動部32bに当接した状態(図5A、図5B参照)へと移行する。これにより、連動部材36は、図3Aに矢印で示す方向へ回動し、第四の伝達部材w4は、所定のストロークだけ引っ張られることになる。その後、第一の伝達部材w1が緩み、ターンテーブル32は静止したまま、駆動部材33は元のA位置に戻る。
アーム部材5の次なる1回の動作に対応して駆動部材33が再びA位置からB位置まで45度回転すると、ローラ36bは、連動作動部32bに当接した状態(図5A、図5B参照)から、連動作動部32bに当接していない状態(図6A、図6B参照)へと移行し、連動部材36は図6Aに矢印で示す方向へ回動する。これにより、第四の伝達部材w4の引っ張りは解除されて弛んだ状態となる。
このように、連動部材36は、アーム部材5の所定数(2回)の動作に対応して、すなわち、ターンテーブル32の45度回転が所定数に等しい回数(2回)行われる毎に、1回の回動動作をし、その結果、第一サブライン部10へ通じる第四の伝達部材w4の引っ張りと引っ張りの解除を1回行うこととなる。
第一サブライン部10は、図7及び図8に示すように、多数の搬送ローラ12を上面に備えたローラコンベヤ11で構成されている。第一供給部20は、第一サブライン部10の終端に配置されている。
第一供給部20は、第一供給部動作手段21として、ローラコンベヤ11の直下に揺動部材22を備えている。揺動部材22は、フレームFに対して軸23a周りに揺動自在に支持されている。揺動部材22は、その前端に、搬送ローラ12間に下方から上方へ向かって入り込む立上り部23bを備えている。揺動部材22の後端23cには、フレームFにその一端が支持されたコイルバネからなる弾性部材25の他端が支持されている。揺動部材22の前端23eには、第四の伝達部材w4が接続されている。
第四の伝達部材w4の引っ張りが解除された状態では、弾性部材25の付勢力によりR後端23cが引き下げられており、揺動部材22の前端23eが上方に位置している。このため、立上り部23bが搬送ローラ12、12間に入り込んで上方に突出し、トレーtの下流方向への移動が規制される。第四の伝達部材w4が引っ張られると、揺動部材22は、弾性部材25の付勢力に抗して前端23eが下方に引き下げられる。このため、立上り部23bは、搬送ローラ12の上面よりも下方に退去し、トレーtの下流方向への移動が許容される。
揺動部材22は、第一サブライン部10において、トレーtが整列する各列毎に設けられる。この実施形態では、2列に整列するトレーtに対して、それぞれの列に揺動部材22が設けられている。
揺動部材22には、その揺動部材22とともに揺動する連動アーム24が設けられている。連動アーム24には、補助的な伝達部材である第六の伝達部材w6を介して、同じく補助的な伝達部材である第五の伝達部材w5が接続されている。この第五の伝達部材w5は、図7〜図9に示すように、方向転換部30の中間供給部40に通じている。第五の伝達部材w5は、第一供給部20に接続され、その第一供給部20の動作を中間供給部40に伝達する機能を発揮する。
第六の伝達部材w6は、連動アーム24と、フレームF又は地盤に配置された昇降部材45とを結んでいる。昇降部材45は、上下方向に進退自在のロッド45aを備えており、そのロッド45aに設けられた滑車45bと、連動アーム24に設けた係止部24aとが環状の第六の伝達部材w6で接続されている。揺動部材22の前端23eが下方へ揺動した際、連動アーム24は上方へ揺動する。このとき、第六の伝達部材w6は上方へ引っ張られ、ロッド45aも上昇する。
第五の伝達部材w5は、図7に示すように、その一端が固定のフレームFに設けた係止部46に接続され、ロッド45aに設けたフック45cの孔に挿通された後、適宜滑車を介して方向転換部30の中間供給部40へ導かれている。第五の伝達部材w5の中間供給部40への接続箇所を図9に示す。
図7に矢印で示すようにロッド45aが上昇すると、第五の伝達部材w5の引っ張りは解除されて弛んだ状態になる。また、図8に矢印で示すようにロッド45aが下降すると、第五の伝達部材w5は引っ張られる。
中間供給部40は、中間供給部動作手段41として、第一サブライン部10の終端の第一供給部20に隣接し、第二サブライン部50の始端に隣接するテーブル42を備えている。テーブル42は平面視矩形を成し、その矩形の1辺に第一サブライン部10の終端が臨み、その隣りの1辺に第二サブライン部50の始端が臨んでいる。以下、テーブル42の第一サブライン部10側の1辺の側を受入れ側46aと称し、第二サブライン部50側の1辺の側を送出し側46bと称する(図1参照)。
テーブル42は、図9に示すように、固定のフレームFに対して、第二サブライン部50の移動方向に平行な第一回転軸42aと、第一サブライン部10の移動方向に平行な第二回転軸42dによって、2方向へ揺動自在に支持されている。また、テーブル42は、その上面に多数のボールローラ45を備えている。このため、テーブル42上のトレーtはボールローラ45の回転によって任意の方向へスライドでき、また、そのトレーtのテーブル42上の位置に応じて、そのトレーt及びトレーt内の部品の自重で、テーブル42の傾斜方向が変化する。
また、テーブル42は、送出し側46bの端部付近に配置した第一弾性部材43によって、その送出し側46bの端部が押し上げられる方向へ付勢されている。第一弾性部材43は、テーブル42の送出し側46bの1辺において、受入れ側46aの1辺から遠い側の出口端部42g付近に配置されている。さらに、テーブル42は、受入れ側42aの端部付近に配置した第二弾性部材44によって、その受入れ側42aの端部が押し下げられる方向へ付勢されている。第二弾性部材44は、テーブル42の受入れ側46aの1辺において、送出し側46bの1辺から遠い側の入口端部42b付近に配置されている。
このため、テーブル42は、トレーtが載せられていない無載荷状態で、受入れ側46aの1辺、送出し側46b側の1辺の双方から最も遠い側の奥端部42cが下方に位置するように傾斜する。なお、第一弾性部材43と第二弾性部材44とがともに配置される必要はなく、例えば、第二弾性部材44が設けられれば第一弾性部材43を省略することは可能である。このため、第一供給部20から受け入れたトレーtは、第二サブライン部50側へ流れることなく、安定してテーブル42上の奥端部42c側に保持される。この実施形態では、テーブル42は無載荷状態で、第一サブライン部10の移動方向に沿って下流側へ下り勾配で2度傾斜し、第二サブライン部50の移動方向に沿って上流側へ下り勾配で2度傾斜するように設定している。この角度は、トレーtの形状や重量等に応じて自由に設定できる。テーブル42の奥端部42cを挟む2辺、すなわち、受入れ側46aの1辺と送出し側46b側の1辺を除く2辺には、トレーtの脱落を防止するストッパ42h、42iが設けられている。
なお、第一供給部20において、複数列のトレーtに対応してそれぞれ配置される複数の揺動部材22は、図1に示すように、テーブル42の送出し側46bの1辺に近い方の列(以下、第一列と称する)の第一列揺動部材22aが、送出し側46bの1辺から遠い方の列(以下、第二列と称する)の第二列揺動部材22bよりもやや上流側へ後退した位置に設定されている。これにより、第二列のトレーtが、第一列のトレーtよりも僅かに先行してテーブル42上に進入することで、第二サブライン部50から遠い側の第二列のトレーtが蛇行して、第一列のトレーtを第二サブライン部50側へ押し出す事態を防止している。
第一供給部20のトレーtの供給停止動作、すなわち、揺動部材22がトレーtのテーブル42上への進入を規制するように前端23eが上昇する動作に連動して、第五の伝達部材w5が引っ張られると、第一弾性部材43及び第二弾性部材44の付勢力に抗して、テーブル42の送出し側46bの1辺が引き下げられる。このため、テーブル42の傾斜方向は、送出し側46bの1辺に向かって下り勾配となり、テーブル42上の2つのトレーtは同時に、第二サブライン部50へ向かって1列に整列した状態で送り出される。
ここで、第五の伝達部材w5がテーブル42を引き下げる引っ張りの動作は、第一供給部20の揺動部材22がトレーtのテーブル42上への進入を規制するように前端23eが上昇する動作に連動している。また、第五の伝達部材w5がテーブル42の引き下げ力を緩める引っ張り解除の動作は、第一供給部20の揺動部材22がトレーtのテーブル42上への進入規制を解除するように前端23eが下降する動作に連動している。このため、テーブル42上へのトレーtの受入れと、テーブル42上のトレーtの第二サブライン部50側への送出しとは同時とならず、テーブル42上で、受入れのトレーtと送出しのトレーt同士が衝突しない適度な時間差をもって、それぞれの動作が行われる。
すなわち、第一供給部20がトレーtを方向転換部30へ送り出す動作は、トレーtの単列サブライン部50への送り出しを中間供給部40が規制する動作と連動している。また、中間供給部40がトレーtを単列サブライン部50へ送り出す動作は、トレーtの方向転換部30への送り出しを第一供給部20が規制する動作と連動している。
第二サブライン部50は、図10A、図10Bに示すように、多数の搬送ローラ52を上面に備えたローラコンベヤ51で構成されている。第二供給部60は、第二サブライン部50の終端に配置されている。
第二供給部60は、第二供給部動作手段61として、ローラコンベヤ51の直下にトレーtの移動方向に沿って並列する2つの揺動部材65を備えている。揺動部材65は、その下部に支持部材63を備え、支持部材63がフレームFに対して軸63a周りに揺動自在に支持されている。また、並列する2つの支持部材63同士は、軸62aを介して連結部材62で横方向に連結されている。支持部材63と連結部材62とは軸62a周りに揺動自在である。このため、2つの揺動部材65は、連動して同時に同方向へ揺動する。また、下流側の揺動部材65の支持部材63には、下流側に隣接する昇降部70側へ突出する操作部64が設けられている。操作部64の先端は、固定のフレームFに対して弾性部材66によって上方へ付勢されている。
揺動部材65は、それぞれその前端に、搬送ローラ52間に下方から上方へ向かって入り込む前端立上り部65aを備えている。また、揺動部材65のそれぞれ後端には、同じく搬送ローラ52間に下方から上方へ向かって入り込む後端立上り部65bを備えている。
後述する昇降部70の動作により、操作部64の先端が弾性部材66の付勢力に抗して押し下げられると、図10Aの状態から図10Bの状態へと、それぞれの揺動部材65の前端が下方へ揺動し、搬送ローラ52、52間に入り込んでいた前端立上り部65aが下方に退去するので、自重によるトレーtの下流方向への移動が許容される。操作部64の押し下げが解除されると、操作部64は、弾性部材66の付勢力により押し上げられる。このため、それぞれの揺動部材65の前端は上方へ揺動し、前端立上り部65aは、搬送ローラ52の上面よりも上方へ突出する。これにより、移動してきた次なるトレーtは、前端立上り部65aによって下流側への移動が規制される。また、同時に、揺動部材65の後端は下方へ揺動するので、後端立上り部65bは、搬送ローラ12の上面よりも下方へ退去する。これにより、次なるトレーtは、下流方向への移動が許容される。
ここで、第二供給部60は、昇降部70の動作により、操作部64が1回押し下げられる毎に、1つのトレーtを下流側の昇降部70に送り出している。これは、下流側の揺動部材65の前端立上り部65aによって移動が規制されていたトレーt(図10A参照)は、操作部64の1回目の押し下げで、昇降部70へ送り出される。このとき、同時に、上流側の揺動部材65の前端立上がり部65aで規制されていたトレーtは下流側へ移動して、下流側の揺動部材65の後端立上がり部65bで規制される位置に移行する(図10B参照)。その後、昇降部70の動作により、操作部64の押し下げが解除されると、そのトレーtは、後端立ち上がり部65bから前端立上がり部65aまで移動し、次なる操作部64の押し下げを待つことになる。
すなわち、図10Bに示すように、トレーtの移動方向に並列する4つの立上がり部65a、65b、65a、65bに対して、トレーtは1つおきに係止され、そのトレーtは、操作部64の1回の押し下げで立上がり部を1つ移動し、操作部64の押し下げの解除でさらに1つ移動するからである。
昇降部70は、第二サブライン部50の終端と、第三サブライン部80の始端との間に設けられる。第三サブライン部80の始端は、第二サブライン部50の終端よりも上部にあるので、昇降部70は、トレーtを第三サブライン部80に向かって上方へ移動させている。
図12に示すように、昇降部70は、上下方向に移動自在の昇降テーブル72を備えている。昇降テーブル72は、固定のフレームFに対して昇降自在の台座73に対して、第二サブライン部50の移動方向に平行な回転軸72a周りに揺動自在に支持されている。また、昇降テーブル72は、その上面に多数のボールローラ75を備えている。このため、昇降テーブル72上のトレーtはボールローラ75の回転によって任意の方向へスライドできる。また、そのトレーtの昇降テーブル72上の位置に応じて、そのトレーt及びトレーt内の部品の自重で、昇降テーブル72の傾斜方向が変化する。
台座73は、その後端に基部73aを備えている。基部73aは、第三サブライン部80の移動方向に沿って上流側に配置されたフレームFによって、その昇降がガイドされている。台座73の前端は、第三サブライン部80側へ向いている。
また、昇降テーブル72は平面視矩形を成し、その後端の基部73a側の端部付近に配置した弾性部材77によって、その後端側の端部が引き下げられる方向へ付勢されている。弾性部材77は、昇降テーブル72の後端側の1辺において、その中央付近に配置されている。このため、昇降テーブル72は、トレーtが載せられていない無載荷状態で、第三サブライン部80の移動方向に沿って上流側へ向かって、すなわち、後端側に向かって下り勾配になるように傾斜している。また、昇降テーブル72は、第二サブライン部50の移動方向に沿って下流側へ向かって下り勾配になるように傾斜している。このため、第二供給部60から受け入れたトレーtは、第三サブライン部80側へ流れることなく、安定して昇降テーブル72上の後端側に保持される。この実施形態では、昇降テーブル72は無載荷状態で、第二サブライン部50の移動方向に沿って下流側へ下り勾配で2度傾斜し、第三サブライン部80の移動方向に沿って上流側へ下り勾配で2度傾斜するように設定している。この角度は、トレーtの形状や重量等に応じて自由に設定できる。昇降テーブル72の受入れ側76aの1辺と、送出し側76b側の1辺を除く2辺76d、76c(図1参照)には、トレーtの脱落を防止するストッパ76hが設けられている。
昇降テーブル72の昇降に伴い、基部73aに固定されたスライダ78もフレームFに沿って昇降する。スライダ78は、図12に示すように、フレームFに沿って設けられた上限方向のガイド部材74に案内されるローラ78bを備えた進退軸78aを備えている。ローラ78bは、弾性部材78cによってガイド部材74側へ押し付けられるように付勢されている。
ローラ78bは、昇降テーブル72が比較的下方にある際には、ガイド部材74の鉛直部74aに押し付けられながらその鉛直部74aに沿って移動する。また、ローラ78bは、昇降テーブル72が比較的上方にある際には、ガイド部材74の傾斜部74bに押し付けられながらその傾斜部74bに沿って移動する。傾斜部74bは上方へ向かうにつれて前端側、すなわち、第三サブライン部80側へ近づくので、進退軸78aも前端側へ押し出される。このため昇降テーブル72が上端位置に達した際には、図12に示すように、昇降テーブル72上のトレーtが、進退軸78aによって第三サブライン部80側へ押し出される。このとき、昇降テーブル72は、トレーtの自重で弾性部材77の引っ張りの付勢力に抗して、第三サブライン部80側へ下り勾配になるように揺動する。これにより、トレーtは、下流側の第三サブライン部80に送り出される。トレーtが昇降テーブル72上から退去すると、昇降テーブル72の傾斜方向は、弾性部材77の付勢力によって元の状態に復帰する。
この昇降テーブル72の動作は、アーム部材5の1回の動作に対応して、1回の昇降動作を行う。すなわち、第二の伝達部材w2は台座73に接続されており、第二の伝達部材w2の引っ張りと引っ張りの解除を1回行うことによって、昇降テーブル72は上昇と下降を1回行うこととなる。
図11及び図12中の符号79は、昇降テーブル72及びトレーtが上昇する際の重量の重さを軽減するワイヤーバランサである。ワイヤーバランサ79は、昇降テーブル72の台座73に対して補助的な伝達部材w2’を介して接続されている。第二の伝達部材w2は、このワイヤーバランサ79と補助的な伝達部材w2’を介して、昇降テーブル72の台座73に接続されている。
なお、昇降テーブル72が最下部まで下降すると、第二供給部60の操作部64を1回押圧し、その後上昇すると操作部64の押圧が解除される点は、前述の通りである。このため、昇降テーブル72の1回の昇降動作で、第二供給部60から1つのトレーtが昇降部70に供給されることになる。
第三サブライン部80は、図11に示すように、多数の搬送ローラ82を上面に備えたローラコンベヤ81で構成されている。第三供給部90は、第三サブライン部80の終端及び中ほどに配置されている。
第三供給部90は、第三供給部動作手段91として、ローラコンベヤ81の直下に揺動部材92を備えている。揺動部材92は、フレームFに対して軸93a周りに揺動自在に支持されている。揺動部材92は、その後端に、搬送ローラ82間に下方から上方へ向かって入り込む立上り部93bを備えている。揺動部材92の前端93cには、フレームFにその一端が支持されたコイルバネからなる弾性部材95の他端が支持されている。揺動部材92の前端93eには、第三の伝達部材w3が接続されている。
第三の伝達部材w3の引っ張りにより、揺動部材92の前端93eが下方へ揺動すると、後端の立上り部93bが搬送ローラ82、82間に入り込んで上方に突出するので、トレーtの下流方向への移動が阻止される。第三の伝達部材w3の引っ張りが解除されると、揺動部材92は、弾性部材95の付勢力により前端23cが上方へ押し上げられる。このため、立上り部93bは、搬送ローラ82の上面よりも下方に退去し、トレーtの下流方向への移動が許容される。前述の第三の伝達部材w3の50mmのストロークが、この揺動部材92の揺動角度に相当する。
また、揺動部材92の後端には、補助的な伝達部材w3’が接続されている。この補助的な伝達部材w3’は、図11に示すように、揺動部材92の上流側に設けた第二の揺動部材94に通じている。
第二の揺動部材94は、固定のフレームFに設けられた軸94a周りに揺動自在に支持されている。第二の揺動部材94には、第二の揺動部材94と一体に軸94a周りに揺動する駆動用アーム94cが接続されている。駆動用アーム94cの先端には、補助的な伝達部材w3’が接続されている。また、駆動用アーム94cには、コイルバネからなる弾性部材96が接続されている。
アーム部材5の1回の動作に対応して、揺動部材92の後端が下降すると、立上り部93bによって移動が規制されていたトレーtは下流側へ送り出され、第三サブライン部80の終端にある作業スポット8に対応する作業位置8aに向かって送り出される。
この揺動部材92の後端が下降する動作に対応して、補助的な伝達部材w3’が引っ張られると、駆動用アーム94cは、弾性部材96の付勢力に抗して図11に示す上方側へ時計回りに揺動する。これにより、第二の揺動部材94は同じく時計回りに揺動し、その第二の揺動部材94によって移動が規制されていたトレーtは、規制が解除されて下流側へ送り出される。アーム部材5の逆方向への回動により、揺動部材92はすぐに逆方向へ揺動するので、その送り出されたトレーtは、揺動部材92の立上り部93bによって停止し、その移動が規制される。また、第二の揺動部材94も元の位置に復帰するので、上流側から移動してくる次なるトレーtの移動を規制する。
ここで、アーム部材5の一回の動作に対応して、第三供給部90は1つのトレーtを作業スポット8に送り出している。このため1つのワークeに対して、1つのトレーtが作業スポット8に供給されている。
以上のように、この実施形態では、メインライン2におけるワークeへの部品の組み付け工程において、1つのワークeが作業スポット8に搬入される毎に1回動作する駆動装置であるメイン動作手段1を設けている。そして、サブライン3では、途中の方向転換部30でトレーtの移動の向きを変える際に、2列に整列していたトレーtを1列に変更する処理を同時に行うことを実現している。また、方向転換部30では、メイン動作手段1が、ワークeとそれに続く後続のワークeがそれぞれ通過することで合計2回の動作を行うことにより、2つのトレーtを下流側へ送り出している。
すなわち、この発明では、サブライン3上の方向転換部30を活用して、複数列のトレーtを1列に変換したので、サブライン3の屈曲とトレーtの列数の変換という二つの要素を1箇所に集約でき、サブライン3の設置に必要なスペースを低減できる。
また、その方向転換部30の下流側では、トレーtは1列に整列しているので、ワークeが通過したことで発生するメイン動作手段1の1回の動作で、1つずつトレーtを送り出す構成となっている。これにより、サブライン3における全ての工程で、移動させるトレーtの数に過不足が生じないようにしている。
さらに、サブライン3に関し、メイン動作手段1という1つの動力源で、2列に整列するトレーtを1列に変換する機能、トレーtの移動の向きを変える機能、その他、各部で必要なタイミングでトレーtを受け取り、送り出す機能、リフトする機能等を備えることができ、その結果、最小限の動力源で、メインライン2の1つのワークeに対して、1つのトレーtを供給することが可能である。
この実施形態では、メイン動作手段1の作動部材5をアーム部材とし、そのアーム部材を回動動作させるものとしたが、作動部材5は、この実施形態のように部材が回動動作するものには限定されず、例えば、伝達部材を所定のストロークで動作させる機能があれば、例えば、作動部材5は進退動作によるものであってもよい。
また、動作回数調整手段31の連動部材36も同様に、この実施形態では、その連動部材36を回動自在のアーム状のドグ部材としたが、アーム部材5の所定数の動作に対応して1回の動作を行うものであれば、連動部材36は、進退動作によるものであってもよい。するが進退でもよい。
この実施形態では、所定数を2とし、第一サブライン部10はその所定数に基づいてトレーtを2列に整列させているが、所定数は3又は4以上の整数として、さらにサブライン3の省スペース化を図ってもよい。
1 メイン動作手段
2 メインライン
3 サブライン
5 アーム部材(作動部材)
8 作業スポット
10 第一サブライン部(複列サブライン部)
20 第一供給部(複列供給部)
21 第一供給部動作手段(複列供給部動作手段)
30 方向転換部
31 動作回数調整手段
32 ターンテーブル(回転部材)
37 軸
40 中間供給部
41 中間供給部動作手段
50 第二サブライン部(単列サブライン部)
60 第二供給部(単列供給部)
61 第二供給部動作手段(単列供給部動作手段)
70 昇降部
71 昇降部動作手段
80 第三サブライン部(最終単列サブライン部)
90 第三供給部(最終単列供給部)
91 第三供給部動作手段(最終単列供給部動作手段)
100 ライン搬送システム
e ワーク
t トレー
w1 第一の伝達部材(第一の紐)
w2 第二の伝達部材(別の伝達部材/第二の紐)
w3 第三の伝達部材(別の伝達部材/第三の紐)

Claims (9)

  1. ワークが移動するメインラインと、前記メインラインに配置された作業スポットへ向かってトレーが移動するサブラインと、前記メインラインの前記ワークの通過に応じて作動部材を回動又は進退動作させるメイン動作手段と、を備え、
    前記サブラインは、前記トレーを1列に整列させた単列サブライン部と、前記単列サブライン部の上流側に前記トレーの移動方向が前記単列サブライン部における移動方向と交差するように設けられ前記トレーを2以上の所定数の列で整列させた複列サブライン部と、前記複列サブライン部と前記単列サブライン部との間に配置される方向転換部と、を備え、
    前記複列サブライン部は、前記作動部材の前記所定数の動作を以って前記複列サブライン部の整列した各列から前記トレーを1つずつ一度に前記方向転換部へ送り出す複列供給部を備え、
    前記方向転換部は、前記複列供給部から送り出された全ての前記トレーを受け取り、その全ての前記トレーを、前記作動部材の前記所定数の動作を以って前記単列サブライン部へ1列で送り出す中間供給部を備え、
    前記単列サブライン部は、前記作動部材の1回の動作を以って前記単列サブライン部から前記トレーを1つずつ下流側へ送り出す単列供給部を備えるライン搬送システム。
  2. 前記単列サブライン部の下流側に、前記作業スポットへ通じる最終単列サブライン部を備え、前記最終単列サブライン部の始端は前記単列供給部よりも上部にあり、
    前記単列サブライン部と前記最終単列サブライン部との間に、前記作動部材の1回の動作を以って前記単列供給部から送り出された前記トレーを前記最終単列サブライン部の始端へ1つずつ上昇させて送り出す昇降部を備える請求項1に記載のライン搬送システム。
  3. 前記最終単列サブライン部は、前記作動部材の1回の動作を以って前記最終単列サブライン部から前記トレーを1つずつ前記作業スポットへ送り出す最終単列供給部を備える請求項2に記載のライン搬送システム。
  4. 前記作動部材に接続され前記作動部材の動作を前記複列供給部及び前記中間供給部に伝達する第一の伝達部材と、
    前記作動部材に接続され前記作動部材の動作を前記単列供給部に伝達する前記第一の伝達手段とは別の伝達部材を備える請求項1〜3の何れか1項に記載のライン搬送システム。
  5. 前記作動部材に接続され前記作動部材の動作を前記複列供給部及び前記中間供給部に伝達する第一の伝達部材と、
    前記作動部材に接続され前記作動部材の動作を前記昇降部に伝達する前記第一の伝達手段とは別の伝達部材を備える請求項2又は3に記載のライン搬送システム。
  6. 前記作動部材に接続され前記作動部材の動作を前記複列供給部及び前記中間供給部に伝達する第一の伝達部材と、
    前記作動部材に接続され前記作動部材の動作を前記最終単列供給部に伝達する前記第一の伝達手段とは別の伝達部材を備える請求項3に記載のライン搬送システム。
  7. 前記作動部材の1回の動作を以って軸周りに所定角度回転する回転部材と、前記回転部材の前記所定角度回転が前記所定数と同じ回数行われる毎に1回の回動又は進退動作をする連動部材と、を備える動作回数調整手段を備え、
    前記連動部材の動作が前記複列供給部及び前記中間供給部に伝達される請求項1〜6の何れか1項に記載のライン搬送システム。
  8. 前記複列供給部に接続され前記複列供給部の動作を前記中間供給部に伝達するさらに別の伝達部材を備え、
    前記複列供給部が前記トレーを前記方向転換部へ送り出す動作は、前記トレーの前記単列サブライン部への送り出しを前記中間供給部が規制する動作と連動し、
    前記中間供給部が前記トレーを前記単列サブライン部へ送り出す動作は、前記トレーの前記方向転換部への送り出しを前記複列供給部が規制する動作と連動している
    請求項7に記載のライン搬送システム。
  9. 前記作動部材は、前記ワークの移動を検知する信号を受けて回動するアーム部材であり、前記第一の伝達手段及び前記別の伝達部材は、前記アーム部材に接続される請求項4〜8の何れか1項に記載のライン搬送システム。
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