JPWO2020054267A1 - カメラシステム、ケーブル - Google Patents

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Abstract

本体部と、イメージセンサを備えて本体部に対して着脱可能に構成されているカメラヘッド部を備える。また第1コネクタ部と第2コネクタ部を有し、前記カメラヘッド部と前記本体部の間を接続可能な第1のケーブルと、第3コネクタ部と第4コネクタ部を有し、前記第1のケーブルと接続された状態で前記カメラヘッド部と前記本体部の間を接続可能な第2のケーブルを備える。そして第2コネクタ部と第4コネクタ部は同一の構造とする。

Description

本技術はカメラシステム、ケーブルに関し、特にカメラの本体部とカメラヘッド部を離間させて使用する場合に用いることのできる技術に関する。
下記特許文献1のようにカメラシステムとして、イメージセンサを備えたカメラヘッド部(カメラヘッド部)と本体部を離間させてケーブルで接続することで撮像を行うものが知られている。
特開平10−32747号公報
ところでカメラのカメラヘッド部と本体部を単にケーブル接続して用いるだけでなく、延長時の長さを変化できるようにするなど、より使用態様の柔軟性を持たせるとともに適切な使用性を実現することが望まれている。
そこで本技術は柔軟な延長使用ができ、使用性のよいカメラシステムを提供することを目的とする。
本技術に係るカメラシステムは、本体部と、イメージセンサを備え前記本体部に対して着脱可能に構成されているカメラヘッド部と、第1コネクタ部と第2コネクタ部を有し、前記カメラヘッド部と前記本体部の間を接続可能な第1のケーブルと、第3コネクタ部と第4コネクタ部を有し、前記第1のケーブルと接続された状態で前記カメラヘッド部と前記本体部の間を接続可能な第2のケーブルと、を備え、前記第2コネクタ部と前記第4コネクタ部は同一の構造とされているものである。
このカメラシステムは、本体部にカメラヘッド部を装着した基本状態、本体部とカメラヘッド部を第1のケーブルでつないだ第1の接続状態、本体部とカメラヘッド部を第1、第2のケーブルでつないだ第2の接続状態をとることができる。第2コネクタ部と第4コネクタ部が同一の構造とされて、例えばそれぞれ本体部側に接続可能とされる。
上記した本技術に係るカメラシステムにおいては、前記本体部に装着可能なベースプレートを備え、前記第2コネクタ部、及び前記第4コネクタ部は、前記ベースプレートに対して着脱可能とされていることが考えられる。
本体部に第1のケーブル又は第2のケーブルを取り付ける構造体としてベースプレートを設け、このベースプレートは本体部と別体で着脱可能とする。
上記した本技術に係るカメラシステムにおいては、前記ベースプレートは、前記本体部に設けられている前記カメラヘッド部を装着する装着部に対して着脱可能とされていることが考えられる。
即ち本体部からカメラヘッド部を取り外した状態で表出する装着部に対して、カメラヘッド部に代えてベースプレートを装着できるようにしている。
上記した本技術に係るカメラシステムにおいては、前記第2コネクタ部及び前記第4コネクタ部は、前記ベースプレートに設けられた凹部に嵌入する状態で装着可能とされていることが考えられる。
第2コネクタ部と第4コネクタ部は同一構造であるが、これらに対応してベースプレートには装着用の凹部が設けられるようにし、そこに第2コネクタ部と第4コネクタ部のいずれかが嵌め込まれるようにする。
上記した本技術に係るカメラシステムにおいては、前記第2コネクタ部及び前記第4コネクタ部には、コネクタ配置面の背面側にハンドルが形成されていることが考えられる。
第2コネクタ部と第4コネクタ部は同一構造であり、共にハンドルを備えている。
上記した本技術に係るカメラシステムにおいては、前記第1コネクタ部又は前記第3コネクタ部には、コネクタ配置面の背面側にハンドルが形成されていることが考えられる。
第1のケーブルの第1コネクタ部又は第2のケーブルの第3コネクタ部にハンドルを設ける。
上記した本技術に係るカメラシステムにおいては、前記ハンドルは、ケーブル端の両側となる位置に一対設けられていることが考えられる。
例えば第2コネクタ部と第4コネクタ部では、一対のハンドルが、ケーブル端を例えば左右から挟み込むような位置に配置されるようにする。
上記した本技術に係るカメラシステムにおいては、前記第1コネクタ部又は前記第3コネクタ部には、ケーブルが、ケーブル端が下方に延伸する状態で取り付けられていることが考えられる。
例えばカメラヘッド部に取り付けられる第1コネクタ部又は第3コネクタ部では、ケーブル端は第1コネクタ部の上下方向に沿うように配置される。
上記した本技術に係るカメラシステムにおいては、前記第2コネクタ部と前記第3コネクタ部、又は前記第1コネクタ部と前記第4コネクタ部は、ケーブルが、ケーブル端がコネクタ端子面の背面から突出する状態で取り付けられていることが考えられる。
第2コネクタ部と第3コネクタ部、又は第1コネクタ部と第4コネクタ部は、延長ケーブルと追加延長ケーブルを接続する際に接続される。
上記した本技術に係るカメラシステムにおいては、前記第1コネクタ部又は前記第3コネクタ部にビデオ出力端子が設けられていることが考えられる。
即ちカメラヘッド部に取り付けられる第1コネクタ部又は第3コネクタ部に、撮像画像のモニタリング等に用いることのできるビデオ出力端子を設ける。
上記した本技術に係るカメラシステムにおいては、前記ベースプレートにビデオ入力端子が設けられていることが考えられる。
即ち本体部に取り付けられるベースプレートに、撮像画像のモニタリング等に用いるビデオ信号のビデオ入力端子を設ける。
上記した本技術に係るカメラシステムにおいては、前記ビデオ入力端子から入力されたビデオ信号を出力するビデオ出力端子が、前記第1コネクタ部又は前記第3コネクタ部に設けられていることが考えられる。
即ちカメラヘッド部に取り付けられる第1コネクタ部又は第3コネクタ部に、ベースプレートから入力したビデオ信号を出力するビデオ出力端子を設ける。
上記した本技術に係るカメラシステムにおいては、前記ベースプレートには、前記カメラヘッド部に設けられている操作子と同一の操作機能となる操作子が設けられていることが考えられる。
カメラヘッド部に備えられている操作子と同様の操作を、ベースプレートの操作子により操作できるようにする。
上記した本技術に係るカメラシステムにおいては、前記第1コネクタ部又は前記第3コネクタ部に電源出力端子が設けられていることが考えられる。
即ちカメラヘッド部に取り付けられる第1コネクタ部又は第3コネクタ部から必要部位に電源供給ができるようにする。
上記した本技術に係るカメラシステムにおいては、 前記ベースプレートに、前記電源出力端子に電源電圧供給を行う電源入力端子が設けられていることが考えられる。
即ち本体部に取り付けられるベースプレートに、電源入力端子を設け、この電源入力端子からの電源電圧が、第1コネクタ部21の電源出力端子に供給されるようにする。
本技術に係るケーブルは、前記本体部と前記カメラヘッド部の間の接続に用いることのできるケーブルであり、前記カメラヘッド部側と前記本体部側の間を接続可能な第1コネクタ部と第2コネクタ部とを有し、前記第2コネクタ部は、自身と接続した状態で前記カメラヘッド部側と前記本体部側の間を接続可能な他のケーブルの一のコネクタ部と同一の構造とされている。即ち上述の第1のケーブルである。
また本技術に係るケーブルは、第3コネクタ部と第4コネクタ部を有し、前記第1のケーブルと接続された状態で前記カメラヘッド部と前記本体部の間を接続可能なケーブルとして、前記第4コネクタ部は前記第2コネクタ部と同一の構造とされている。即ち上述の第2のケーブルである。
本技術によれば、第1のケーブルを用いた第1の接続状態と、さらに第2のケーブルを用いた第2の接続状態として柔軟な延長使用ができ、しかも第2コネクタ部と第4コネクタ部が共通であることで使用性のよいカメラシステムを実現できる。
なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれかの効果であってもよい。
本技術の実施の形態のカメラシステムの基本状態の斜視図である。 実施の形態の本体部からカメラヘッド部を外した状態の斜視図である。 実施の形態のカメラヘッド部からアダプターを外した状態の斜視図である。 実施の形態の本体部に交換レンズ、ファインダーユニットを取り付ける場合の説明図である。 実施の形態の本体部に交換レンズ、ファインダーユニットを取り付ける場合の説明図である。 実施の形態の延長状態の斜視図である。 実施の形態の延長ケーブルの斜視図である。 実施の形態のベースプレートから第2コネクタ部を外した状態の斜視図である。 実施の形態の追加延長状態の斜視図である。 実施の形態の追加延長ケーブルの斜視図である。 実施の形態の延長ケーブルと追加延長ケーブルの端子面の説明図である。 実施の形態のカメラヘッド部とベースプレートの端子面の説明図である。 実施の形態の基本状態、延長状態、追加延長状態における接続構成の説明図である。 実施の形態の基本状態での接続構成の説明図である。 実施の形態の延長状態での接続構成の説明図である。 実施の形態の追加延長状態での接続構成の説明図である。 実施の形態のプリエンファシス処理の説明図である。 実施の形態の後/前処理部のブロック図である。 実施の形態のクロック制御の説明図である。 実施の形態のクロック制御処理のフローチャートである。 実施の形態の接続状態による電源制御のフローチャートである。 実施の形態の基本状態と延長状態での電源制御の説明図である。 実施の形態の追加延長状態と禁止状態での電源制御の説明図である。
以下、実施の形態を次の順序で説明する。
<1.カメラシステムの構造>
<2.延長使用形態>
<3.追加延長状態>
<4.コネクタ接続>
<5.各状態での電気的接続構成>
<6.増幅及び信号補償処理>
<7.クロック制御>
<8.接続状態による電源制御>
<9.まとめ及び変形例>
<1.カメラシステムの構造>
まず実施の形態のカメラシステムとしての撮像装置1の構造を図1から図5を参照して説明する。
以下に示した実施の形態は、本技術のカメラシステムをビデオカメラとしての撮像装置1に適用したものである。
尚、本技術の適用範囲は例示するようなビデオカメラに限られることはない。本技術は、例えば、ビデオカメラ、スチルカメラであったり、赤外線カメラや特定波長カメラ等の特殊な撮影機能を持つカメラであったり、業務用、一般用、監視用など各種の用途のカメラなど、多様な撮像装置に広く適用することができる。
以下の説明にあっては、ビデオカメラの撮影時において撮影者から見た方向で前後上下左右の方向を示すものとする。
従って、物体側が前方となり、像面側が後方となる。
尚、以下に示す前後上下左右の方向は説明の便宜上のものであり、本技術の実施に関しては、これらの方向に限定されることはない。
また、カメラシステムに搭載されるレンズ群は、単数又は複数のレンズにより構成されたものの他、これらの単数又は複数のレンズと絞りやアイリス等の他の光学素子を含んでもよい。
撮像装置1は本体部2とカメラヘッド部3を有し、カメラヘッド部3が本体部2に対して着脱可能にされている(図1乃至図5参照)。
尚、本体部2はカメラヘッド部3に対する外部装置として設けられていてもよく、この場合にはカメラヘッド部3が外部装置に対して着脱可能にされる。また、カメラヘッド部3は単体で撮像装置として設けられていてもよい。
本体部2は外パネル4と外筐5を有し、外筐5が外パネル4によって覆われた構造にされている(図2参照)。
外パネル4はベースパネル部6とアッパーパネル部7とリアパネル部8を有し、ベースパネル部6が上下方向を向く底面部と底面部9の左右両側縁にそれぞれ連続され左右に離隔して位置された一対の側面部10、11とを有している(図1、図4参照)。
ベースパネル部6には側面部10、11に各種の操作部12、12、・・・が配置されている。操作部12、12、・・・としては、例えば、電源釦、撮影釦、ズーム摘子、モード切替摘子等が設けられている。
側面部10、11にはそれぞれ液晶パネル等の表示部13、13が配置されている。
側面部10の上端寄りの位置には、例えば、左右に延びる流入孔10a、10a、・・・が上下に並んで形成されている。側面部11の下端寄りの位置には、例えば、上下に延びる流出孔11a、11a、・・・が左右に並んで形成されている。
これらは内部のファンによる放熱機構の流路を構成する。
リアパネル部8の一方の側部には接続端子14、14、・・・が上下に並んで配置されている(図4、図5参照)。接続端子14、14、・・・には電力の供給や信号の送受信等を行うための図示しないケーブルが接続される。
後述するが、接続端子14の1つは、モニタ画像信号を出力するビデオ出力端子14aとされている。モニタ画像信号とは、撮像装置1で撮像している被写体の画像をリアルタイムに表示して撮影者が確認できるようにする画像の信号であり、いわゆるスルー画と呼ばれる画像の信号である。ビデオ出力端子14aを図示しないケーブルによりモニタ装置に接続することで、ユーザが撮像中又は撮像スタンバイ中の被写体画像を見ることができる。
アッパーパネル部7は上下方向を向く板状に形成され、左右両端部がそれぞれ側面部10、11の上端部に取り付けられる(図1、図2参照)。
リアパネル部8は前後方向を向く板状に形成され、外周部がベースパネル部6の後端部とアッパーパネル部7の後端部とに取り付けられる。
上記のように、アッパーパネル部7が側面部10、11に取り付けられると共にリアパネル部8がベースパネル部6とアッパーパネル部7に取り付けられることにより外パネル4が構成され、外筐5が外パネル4によって上下左右及び後方から覆われる(図2参照)。
アッパーパネル部7の上面には調整台15が取り付けられている(図1、図2参照)。調整台15は縦長の矩形状に形成され、左右方向における中央部が凹状の溝部16として形成され、溝部16の左右両側の部分が調整部17、17として設けられている。
この調整台15にはハンドル80が着脱可能にされている(図4、図5参照)。
また調整台15にはハンドル80の他にファインダーユニット85も着脱可能にされている。ファインダーユニット85は回動アーム90とビュー本体91を有している。
ビュー本体91は、一端部がファインダー部91aとして設けられており、ユーザはファインダー部91aによりモニタ画像や操作画面等を見ることができる。
本体部2の後面にはバッテリー501が装着される(図4、図5参照)。
バッテリー501は本体部2やカメラヘッド部3の各部に対して電源電圧を供給するための電源となる。
本体部2の前面側にはカメラヘッド部3が装着される(図1参照)。このカメラヘッド部3は、着脱可能とされ、本体部2から取り外すことができる(図2参照)。
なお、図1、図2では、カメラヘッド部3にはさらにアダプター500が装着されている状態で示しているが、図3に示すとおり、カメラヘッド部3に対してはアダプター500が着脱可能とされている。
アダプター500は異なる交換レンズの装着のために用いられる。
例えばカメラヘッド部3に対しては、アダプター500を装着していない状態で、図5に示す交換レンズ503を装着することができる。
一方、カメラヘッド部3にアダプター500を装着することで、図4に示す異なるタイプの交換レンズ502を装着することができるように構成されている。
カメラヘッド部3は、概略方形で略板状の筐体140を有し、前面側がアダプター500や交換レンズ503に対応する装着面141とされている(図3参照)。
そして所要の位置に複数のネジ孔142が設けられている。このネジ孔142はアダプター500に設けられている複数のネジ孔550と対応した位置に形成されており、図1のようにネジ551により螺合することで、アダプター500がカメラヘッド部3に装着されるようにしている。
カメラヘッド部3には、イメージセンサ300や、ここでは図示しないND(neutral density)フィルタ、アイリス機構等の光学系素子や、必要な回路を搭載した回路基板などが搭載されている(図2参照)。
またカメラヘッド部3にはアサイナブルボタン302が設けられている。
アサイナブルボタン302は、ユーザが当該ボタンに任意の操作機能を割り当てることができる操作子である。例えば本体部2においても、操作部12としてのいくつかのボタンがアサイナブルボタン12aとされている。
各アサイナブルボタン12a、302に対して、ユーザは、例えば録画開始/停止操作、再生操作、メニュー操作など、自分の使用勝手に応じて任意の操作機能を割り当てることができる。
カメラヘッド部3にもアサイナブルボタン302が設けられていることで、後述するようにカメラヘッド部3を本体部2から離して使用する場合でも、アサイナブルボタン302によりカメラヘッド部3側のユーザが必要な操作を行うことができ、使用上便利のものとなる。
上記のようにカメラヘッド部3は、本体部2の外筐5に対して着脱可能にされている(図1、図2参照)。
本体部2には装着部9が形成されており、カメラヘッド部3はこの装着部9に対して所定の機構により取り付けられる(図2参照)。
ここで装着のための機構としては、端にカメラヘッド部3の筐体140と装着部9内に対応するネジ孔を設け、ネジ止めとしてもよい。但し例えば係止機構や係止を解除する解除機構を設け、ネジを用いずに容易に脱着できるようにしてもよい。特に後述する延長使用形態を想定すれば、ネジを使用せずにカメラヘッド部3と本体部2を容易に着脱できるようにすることが望ましい。
カメラヘッド部3の装着面141に対する背面側は端子面3Tを図12Aに示すが、この端子面3Tにはコネクタ3aが設けられている。
これに対応して本体部2の装着部9には、コネクタ2aが設けられている。
カメラヘッド部3が本体部2に装着された状態では、コネクタ2a,3aが接合し、これにより本体部2とカメラヘッド部3の間で各種信号の伝送が行われる。
<2.延長使用形態>
以上の構造の撮像装置1は、基本的にはカメラヘッド部3は本体部2に装着されて使用される。本実施の形態では、カメラヘッド部3を本体部2から離間させて使用できるようにする。またこの際に、以下の点にも留意している。
図1乃至図5で示したように、基本的にはカメラヘッド部3を本体部2に組み込んで使用する構造の場合、通常はカメラヘッド部3のみを離間させて使用するということは想定していない。そして、カメラヘッド部3(特にイメージセンサ300)からの信号は、微小レベルの信号を扱っている事もあり、積極的に分離状態で使用する為には大掛かりな回路などが準備される事が通常に想定される。
これに対して本実施の形態では、特にカメラヘッド部3が分離することを想定していない本体部2の場合でも、信号処理的に、大がかりな回路構造を追加せずに、安定した信号伝送を実現する。
またカメラヘッド部3を本体部2から脱着できるが、カメラヘッド部3と本体部2の界面の構造を簡素なコネクタ構造で定義する。そしてこの部分で安定した信号伝送が可能となる仕組みを導入する事で、実用的な範囲でのケーブル延長を可能とする。
特にケーブル構造による増幅のレベル可変や制御系への機器装着通知など行う事で、各種の制御へのフィードバックも実現する。
またカメラヘッド部3を離間して用いる場合に、イメージセンサ300の動作モード、周波数、NDフィルタ機能、レンズ通信など、カメラヘッド部3側に存在する機能の全てを通常に発揮できるように実現し、カメラヘッド部3の延長使用の際に性能劣化を生じさせないようにしている。
以下、延長使用を行う構造から説明していく。
なお用語として、「基本状態」「延長状態」「追加延長状態」という言葉を用いる。
「基本状態」とは、カメラヘッド部3が本体部2に装着されている状態を指す。即ち図1,図4,図5に示した使用状態である。
「延長状態」とは、カメラヘッド部3が本体部2から離間され、延長ケーブル20を介して本体部2と接続されている第1の接続状態を指す。
「追加延長状態」とは、カメラヘッド部3が本体部2から離間され、延長ケーブル20と追加延長ケーブル30を介して本体部2と接続されている第2の接続状態を指す。
なお、「本体部2側」「カメラヘッド部3側」と「側」を付して表記する場合は、その本体部2やカメラヘッド部3に接合されている部分も含めた呼称とする。
即ち「本体部2側」とは、延長状態や追加延長状態では後述するベースプレート50を含む。
また「カメラヘッド部3側」とは、延長状態や追加延長状態では後述する第1コネクタ部21を含む。
以下説明する延長ケーブル20、追加延長ケーブル30は、いずれも電気的接続のために用いるケーブルである。そして延長ケーブル20とは、本体部2とカメラヘッド部3の間を接続するケーブルのことである。追加延長ケーブル30とは、延長ケーブル20に加えて用いることで、さらに本体部2とカメラヘッド部3の間の距離を離すことができるようにしたケーブルである。
延長ケーブル20、追加延長ケーブル30としては、カメラヘッド部3と本体部20を接続できるものであれば良く、ビニールなどの絶縁体で被覆された比較的軟質性のものでも良いし、硬質性のチューブ(円筒管)のようなものでも良い。
なお、以下の例では、延長ケーブル20と、追加延長ケーブル30による接続状態を説明していくが、これらの接続順序や接続方向は一例である。他の例については後述する。
まず図6、図7、図8、図11A、図12A、図12Bを用いて延長状態の形態を説明する。
図6は、本体部2からカメラヘッド部3が取り外され、延長ケーブル20によって接続されている状態を示している。
延長ケーブル20は、第1コネクタ部21、ケーブル22、第2コネクタ部23を有して構成される(図6、図7、図11A参照)。
第1コネクタ部21はカメラヘッド部3に接続される、ケーブル22の一端側のコネクタ部である。
第2コネクタ部23は、本体部2側に接続される、ケーブル22の他端側のコネクタ部である。
ケーブル22は、第1コネクタ部21と第2コネクタ部23の間の信号伝送を行うもので、所要数の電気信号の伝送路が形成されている。
延長ケーブル20は、例えば3m程度の長さとされ、つまり図6の延長状態では、カメラヘッド部3を本体部2から例えば前方などに3m離間させて撮像を行うことができるようになる。
第1コネクタ部21は、図7のようにカメラヘッド部3の背面側の端子面3T(図12A参照)に対して接合される形態とされている。
第1コネクタ部21の筐体21Kは、例えばカメラヘッド部3の筐体140の端子面3Tとほぼ同型同サイズの輪郭形状とされた端子面21FR(図11A参照)を有するものとされている。これにより端子面3T、21FRが相対する状態で接合されたときは、図6,図7に示すように、カメラヘッド部3の筐体140と第1コネクタ部21の筐体21Kが1つのボックスを形成するように一体化されるようになる。
特にカメラヘッド部3の筐体140は比較的薄い板状であるため、単体では自立しにくい。またアダプター500の重量もありバランスも悪い。これに対して第1コネクタ部21が装着されることカメラヘッド部3が自立し易いものとすることができる。
またカメラヘッド部3の筐体140が比較的薄い板状であることは、カメラヘッド部3のみではユーザが被写体に向けて安定して持ちにくいということもある。第1コネクタ部21の筐体によって厚みが増すことで、カメラヘッド部3を本体部2から取り外したときに手に持ちやすく、取り扱いやすいものとなる。
第1コネクタ部21の筐体21Kの背面21BK側には、ケーブル22のケーブル端22E1が固定装着されている(図7参照)。
ケーブル端22E1は、その筐体21Kに対する固定部分から、筐体21Kに設けられた切欠部126に沿って下方に向かうように取り付けられている。
切欠部126内にケーブル端22E1が位置することで、ケーブル端22E1に外部応力が加わりにくい状態となり、ケーブル端22E1の保護が図られている。
また、ケーブル端22E1からケーブル22が下向きに伸びるようにされることで、カメラヘッド部3が図7に示す状態に起立した状態に保たれやすくなる。
カメラヘッド部3の端子面3Tにはコネクタ3aが配置されている(図12A参照)。また第1コネクタ部21の端子面21FRにはコネクタ21aが配置される(図11A参照)。
図6のようにカメラヘッド部3と第1コネクタ部21を接合した状態では、コネクタ3a,21aが接合し、延長ケーブル20とカメラヘッド部3の間での信号の伝送が行われるようになる。
第1コネクタ部21にはビデオ出力端子121が形成されており、例えばモニタ装置が接続可能とされている。
また第1コネクタ部21には外部電源出力端子120が形成されており、外部電源が必要な機器に対して電源電圧の供給が可能とされている。
ケーブル22の他端側の第2コネクタ部23は、上下が湾曲された略直方体状の筐体23Kにより形成されている。
筐体23Kの上面及び下面には窪み部127が形成されている。
筐体23Kの背面23BKには、一対のハンドル23Hが取り付けられている。ハンドル23Hや窪み部127により第2コネクタ部23の取り扱いが容易となる。
ケーブル22の他端側は、そのケーブル端22E2が背面23BKに対して垂直方向に突出する状態に固定されている。
特にケーブル端22E2が背面23BKの略中央に固定され、その左右両側に一対のハンドル23Hが位置するようにされることで、一対のハンドル23Hによりケーブル端22E2の接合部分に外部応力が加わりにくくなる。即ちケーブル端22E2がハンドル23Hにより保護されている。
この第2コネクタ部23は、本体部2側に対して着脱可能とされる。特に本実施の形態では、本体部2にベースプレート50を装着した状態で、第2コネクタ部23が着脱可能となるようにしている。換言すればベースプレート50は、本体部2側の構造体として設けられ、本体部2に延長ケーブル20を接続可能とするものである。
図8にベースプレート50の表面側(端子面50Ta)を示している。また図12Bにベースプレート50の裏面側(端子面50Tb)を示している。
ベースプレート50は、端子面50Taに中央に、第2コネクタ部23を装着するための凹部54を有している。
凹部54は、第2コネクタ部23の筐体23Kが嵌入するサイズとされる。
図6は、第2コネクタ部23が凹部54に嵌入された状態を示している。図示のように第2コネクタ部23の筐体23Kは、ほぼ凹部54の側面に密着する状態で、わずかな突出部分を残すのみの状態にまで嵌入する。嵌入状態では、筐体23Kの窪み部127が凹部54との隙間として残される。筐体23Kの上下に窪み部127が形成されていることで、筐体23Kと凹部54の摩擦を過大にせずに、着脱が容易化される。
またユーザはハンドル23Hを用いることで、ベースプレート50に対する第2コネクタ部23の着脱を容易に行うことができる。
また第2コネクタ部23の大部分はベースプレート50に嵌入することで、第2コネクタ部23の接合による出っ張りが少なくなる。つまり本体部2にはベースプレート50と第2コネクタ部23の両方を装着することになるが、ベースプレート50と第2コネクタ部23の厚み方向のサイズがそのまま本体部2からの出っ張りとなることはないため、延長状態における本体部2側の前後方向のサイズを抑制できる。
ベースプレート50の凹部54の奥の面にはコネクタ50aが配置されている(図8参照)。また第2コネクタ部23の端子面23FRにはコネクタ23aが配置される(図11A参照)。
図6のようにベースプレート50に対して第2コネクタ部23を装着した状態では、コネクタ50a,23aが接合し、延長ケーブル20とベースプレート50の間での信号の伝送が行われるようになる。
ベースプレート50の本体部2に対向する面は端子面50Tbとされる(図12B参照)。
ベースプレート50は本体部2の装着部9に対して着脱可能とされる。即ち本体部2からカメラヘッド部3を取り外した状態(図2参照)において表出する装着部9に対してベースプレート50を装着できる。
このため、図12A、図12Bに示すように、ベースプレート50の端子面50Tbと、カメラヘッド部3の端子面3Tとは、完全同一形状である必要はないが、いずれも装着部9に対応して装着できる構造とされている。
ベースプレート50の端子面50Tbには、コネクタ50bが設けられている。このコネクタ50bは装着部9におけるコネクタ2a(図2参照)と接合可能なコネクタであって、ベースプレート50を装着部9に装着した状態でコネクタ2aに相対して接合される位置に形成されている。従ってベースプレート50が本体部2に装着されると、コネクタ部50b、2aを介して、本体部2とベースプレート50の間で信号の伝送が行われるようになる。
またコネクタ50bは、基板55の一面側に取り付けられており、基板55の他面側には上述したコネクタ50aが取り付けられている。基板55は、コネクタ50a,50bの各ピン間の配線を有しており、これによりコネクタ50a側まで伝送路が形成されていることになる。
図6に示すように、ベースプレート50には外部電源入力端子51が形成されている。これに対応してカメラヘッド部3側となる第1コネクタ部21には、外部電源出力端子120が形成されている。
後述するが、コネクタ50a,23a、ケーブル22、コネクタ21aで形成される経路として外部電源供給のためのラインが形成されている。
これにより本体部2側で外部電源入力端子51に電源装置(電源アダプター等)を接続して、電源供給を行うことで、カメラヘッド部3側では外部電源出力端子120から電源電圧を得、必要な装置を駆動することができる。
例えば交換レンズ502等としては、レンズ駆動等のために外部電源を必要とするものもあるが、そのような場合に、第2コネクタ部23に設けられた外部電源出力端子120を用いて電源電圧を確保することができる。つまり本体部2から離間した状態で、カメラヘッド部3側でも、別途の電源配線を必要とせずに、外部電源電圧を使用することができるようになっている。
またベースプレート50にはビデオ入力端子53が設けられ、対応して第1コネクタ部21にはビデオ出力端子121が設けられている。
後述するが、コネクタ50a,23a、ケーブル22、コネクタ21aで形成される経路としてビデオ入力端子53とビデオ出力端子121間の伝送ラインが形成されている。そしてビデオ出力端子121にモニタ装置を接続することで、本体部2側から供給する画像信号をモニタ装置に供給し表示させることができる。例えば本体部2で生成するモニタ画像信号(スルー画)をカメラヘッド部3側のユーザが見ることができる。
また上述したようにカメラヘッド部3にはアサイナブルボタン302が設けられているが、これに対応してベースプレート50にはアサイナブルボタン52が設けられている。
アサイナブルボタン52はアサイナブルボタン302と同機能の操作子であるが、ベースプレート50に設けられることで、カメラヘッド部3側と同じ操作を本体部2側でできることとなる。
<3.追加延長状態>
続いて図9、図10、図11B、図12Bを用いて追加延長状態の形態を説明する。
図9は、本体部2からカメラヘッド部3が取り外され、延長ケーブル20と追加延長ケーブル30の2本のケーブルを介して接続されている状態を示している。
追加延長ケーブル30は、例えば3m程度の長さとされ、つまり図9の追加延長状態では、カメラヘッド部3を本体部2から例えば前方などに6m離間させて撮像を行うことができるようになる。
追加延長ケーブル30は、第3コネクタ部31、ケーブル32、第4コネクタ部33を有して構成される(図9、図10、図11B参照)。
第3コネクタ部31は延長ケーブル20の第2コネクタ部23に接続される、ケーブル32の一端側のコネクタ部である。
第4コネクタ部33は、本体部2側(ベースプレート50)に接続される、ケーブル32の他端側のコネクタ部である。
なお、第3コネクタ部31と第4コネクタ部33の「第3」「第4」は、延長ケーブル20の第1コネクタ部21、第2コネクタ部23と区別するために付しているものであり、追加延長ケーブル30に第1,第2コネクタ部が存在するわけではない。
ケーブル32は、第3コネクタ部31と第4コネクタ部33の間の信号伝送を行うもので、所要数の電気信号の伝送路が形成されている。
第3コネクタ部31は、図9のように延長ケーブル20の第2コネクタ部23と接合される形態とされている。
第3コネクタ部31の筐体31Kは、第2コネクタ部23の筐体23Kとほぼ同一形状とされ、この第3コネクタ部31と第2コネクタ部23は、互いの端子面31FR、23FR(図11参照)を向かい合わせた状態で接合される。
そして接合状態においては図9に示すように、筐体23K、31Kが1つのボックスを形成するように一体化される。
特に筐体23K、31Kの外縁形状が略同一形状とされていることで、図9のように接合した状態で、接合界面の段差がなく、ユーザがこの部分(6mに至るケーブルの中央部分)を扱いやすいものとなる。
筐体31Kの上面及び下面には窪み部131が形成されている。
筐体31Kの背面31BKには、一対のハンドル31Hが取り付けられている。ハンドル31Hや窪み部131により第3コネクタ部31の取り扱いが容易となる。
ケーブル32の一端側は、そのケーブル端32E1が第3コネクタ部31の背面31BKに対して垂直方向に突出する状態に固定されている(図10参照)。
ケーブル端32E1が背面31BKの略中央に固定され、その左右両側に一対のハンドル31Hが位置するように配置されることで、一対のハンドル31Hによりケーブル端32E1の接合部分に対して外部応力が加わりにくくなる。即ちケーブル端32E1がハンドル31Hにより保護されている。
第3コネクタ部31の端子面3Tにはコネクタ31aが配置されている(図11B参照)。これは第2コネクタ部23の端子面23FRのコネクタ23aに対応するコネクタとされる。つまりコネクタ31aは、ベースプレート50のコネクタ50aと同じコネクタである。従って第2コネクタ部23は、第3コネクタ部31とベースプレート50の両方に接合可能となる。
図9のように第2コネクタ部23と第3コネクタ部31を接合した状態では、コネクタ23a,31aが接合し、追加延長ケーブル30と延長ケーブル20の間での信号の伝送が行われるようになる。
追加延長ケーブル30におけるケーブル32の他端側の第4コネクタ部33は、延長ケーブル20の第2コネクタ部23の筐体23Kと同じ形状の筐体33Kにより形成されている。なお、必ずしも筐体23K、33Kは完全に同一の形状である必要はない。少なくとも筐体23K、33Kはいずれもベースプレート50の凹部54に嵌入して装着可能とされる形状であればよい。但し筐体23K、33K(さらには筐体31K)が同一形状とされれば、製造上の効率化が図られる。
筐体33Kの上面及び下面には窪み部132が形成されている。
筐体33Kの背面33BKには、一対のハンドル33Hが取り付けられている。ハンドル33Hや窪み部132により第4コネクタ部33の取り扱いが容易となる。
ケーブル32の他端側は、そのケーブル端32E2が筐体33Kの背面33BKに対して垂直方向になるように固定されている。
特にケーブル端32E2が背面33BKの略中央に固定され、その左右両側に一対のハンドル33Hが位置するようにされることで、一対のハンドル33Hによりケーブル端32E2の接合部分に外部応力が加わりにくくなる。即ちケーブル端32E2がハンドル33Hにより保護されている。
この第4コネクタ部33は、本体部2側に対して着脱可能とされる。即ちベースプレート50に対して第4コネクタ部33が着脱可能となるようにしている。
先に説明した第2コネクタ部23とベースプレート50の接合状態と同様に、第4コネクタ部33はベースプレート50の凹部54に嵌入して接合される。
第4コネクタ部33の窪み部132は、嵌入状態で筐体33Kと凹部54との隙間として残される(図9参照)。これにより筐体33Kと凹部54の摩擦が過大とならず、着脱が容易化される。
またユーザはハンドル33Hを用いることで、ベースプレート50に対する第4コネクタ部33の着脱を容易に行うことができる。
また第4コネクタ部33も第2コネクタ部23と同様に、その大部分はベースプレート50の凹部54に嵌入することで、第4コネクタ部33の接合による本体部2からの出っ張りが少なくなる。従って追加延長状態における本体部2側の前後方向のサイズを抑制できる。
上述のようにベースプレート50の凹部54の奥の面にはコネクタ50aが配置されている(図8参照)が、これに対して第4コネクタ部33の端子面33FRにはコネクタ33aが配置される(図11B参照)。
図9のようにベースプレート50に対して第4コネクタ部33を装着した状態では、コネクタ50a,33aが接合し、追加延長ケーブル30とベースプレート50の間での信号の伝送が行われるようになる。
<4.コネクタ接続>
以上の基本状態、延長状態、追加延長状態におけるコネクタ接続について説明する。
上記では以下のコネクタについて述べた。
・カメラヘッド部3のコネクタ3a
・延長ケーブル20の第1コネクタ部21のコネクタ21a
・延長ケーブル20の第2コネクタ部23コネクタ23a
・追加延長ケーブル30の第3コネクタ部31のコネクタ31a
・追加延長ケーブル30の第4コネクタ部33のコネクタ33a
・ベースプレート50の端子面50Taのコネクタ50a
・ベースプレート50の端子面50Tbのコネクタ50b
・本体部2のコネクタ2a
これらのコネクタは、少なくとも次のように対応する。
カメラヘッド部3のコネクタ3aは、コネクタ2a、21aに接合可能である。
延長ケーブル20の第1コネクタ部21のコネクタ21aは、コネクタ3aに接合可能である。
延長ケーブル20の第2コネクタ部23のコネクタ23aは、コネクタ31a、50aに接合可能である。
追加延長ケーブル30の第3コネクタ部31のコネクタ31aは、コネクタ23aに接合可能である。
追加延長ケーブル30の第4コネクタ部33のコネクタ33aは、コネクタ50aに接合可能である。
ベースプレート50の端子面50Taのコネクタ50aはコネクタ23a、33aに接合可能である。
ベースプレート50の端子面50Tbのコネクタ50bはコネクタ2aに接合可能である。
本体部2のコネクタ2aはコネクタ3a、50bに接合可能である。
図13に各状態でのコネクタ接続を示している。なお以降の各図で「CN」はコネクタを表すこととする。
図13Aは基本状態を示している。
本体部2にカメラヘッド部3が装着され、コネクタ2a,3aが接合されて、本体部2とカメラヘッド部3の間の信号伝送が行われる。
図13Bは延長状態を示している。
本体部2にベースプレート50が装着される。そしてカメラヘッド部3とベースプレート50の間に延長ケーブル20が取り付けられる。
この場合、コネクタ2a,50bが接合され、コネクタ50a,23aが接合され、コネクタ21a,3aが接合される。これによりベースプレート50と延長ケーブル20を介して、本体部2とカメラヘッド部3の間の信号伝送が行われる。
図13Cは追加延長状態を示している。
本体部2にベースプレート50が装着される。そしてカメラヘッド部3とベースプレート50の間に追加延長ケーブル30と延長ケーブル20が取り付けられる。
この場合、コネクタ2a,50bが接合され、コネクタ50a,33aが接合され、コネクタ31a,23aが接合され、コネクタ21a,3aが接合される。これによりベースプレート50と追加延長ケーブル30と延長ケーブル20を介して、本体部2とカメラヘッド部3の間の信号伝送が行われる。
なお、これらのコネクタの全部又は一部は基板に取り付けられ、ボードトゥボード(BtoB)コネクタとして配置されている。
各コネクタのピン数(端子数)は、特に規定されるものではないが、例えば100ピン以上設けられていることが考えられる。
<5.各状態での電気的接続構成>
以下では、各状態での電気的接続構成を説明するが、そのためにまず各部の内部の信号処理系の構成について説明しておく。
図14に、基本状態における電気的接続状態を示しているが、この図14により本体部2とカメラヘッド部3の要部構成を説明する。
本体部2は制御部200、信号処理部202、記録部203、通信部204、電源回路205を備える。なお、これら以外にも表示制御部、表示部、操作部等、カメラ本体として必要な構成を備えるが、図14,図15,図16の対応関係を明確にしつつ図の煩雑化を避けるために図示を省略している。
カメラヘッド部3はイメージセンサ300、レンズ系駆動部301、アサイナブルボタン302を備えている。カメラヘッド部3についても他にも構成要素はあるが同様の理由で図示を省略している。
イメージセンサ300は、例えばCCD(Charge Coupled Device)型、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型など、光電変換画素がマトリクス状に配置されて形成された撮像素子を有する。そして図示しない光学系により被写体からの光がイメージセンサ300に集光される。
ここで光学系とは、例えばカバーレンズ、ズームレンズ、フォーカスレンズ等のレンズや絞り機構、光学フィルタ等を指し、これらはカメラヘッド部3内、アダプター500内、交換レンズ502,503内に設けることができる。
イメージセンサ300では、撮像素子での光電変換で得た電気信号について、例えばCDS(Correlated Double Sampling)処理、AGC(Automatic Gain Control)処理などを実行し、さらにA/D(Analog/Digital)変換処理を行う。そしてデジタルデータとしての撮像画像信号を本体部2側に出力する。イメージセンサ300は例えばいわゆるRAWデータとしての画像信号を出力する。
レンズ系駆動部301は、制御部200の制御に基づいて、上記の光学系におけるフォーカスレンズ、ズームレンズ、絞り機構、光学フィルタ機構等を駆動する。
本体部2における信号処理部202は、例えばDSP(Digital Signal Processor)等により画像処理プロセッサとして構成される。この信号処理部202は、イメージセンサ300からの撮像画像信号に対して各種の信号処理を施す。
例えば信号処理部202は、R,G,Bの黒レベルを所定のレベルにクランプするクランプ処理、R,G,Bの色チャンネル間の補正処理、各画素についての画像データが、R,G,B全ての色成分を有するようにするデモザイク処理、輝度(Y)信号および色(C)信号を生成(分離)する処理等を施す。
さらに信号処理部202は、各種の信号処理が施された画像データに対して、必要な解像度変換処理、例えば記録用や通信出力用、或いはモニタ画像用の解像度変換を実行する。また信号処理部202は、解像度変換された画像データについて、例えば記録用や通信用の圧縮処理、符号化処理等を行う。
なお、信号処理部202は、撮像モニタ表示(スルー画表示)のためのモニタ画像信号を生成する処理を行い、そのモニタ画像信号をビデオ出力端子14aに供給する。これにより外部のモニタ装置をビデオ出力端子14aに接続することでモニタ画像を見ることができるようにしている。
制御部200は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリなどを備えたマイクロコンピュータ(演算処理装置)により構成される。
CPUがROMやフラッシュメモリ等に記憶されたプログラムを実行することで、この撮像装置1全体を統括的に制御する。
RAMは、CPUの各種データ処理の際の作業領域として、データやプログラム等の一時的な格納に用いられる。
ROMやフラッシュメモリ(不揮発性メモリ)は、CPUが各部を制御するためのOS(Operating System)や、画像ファイル等のコンテンツファイルの他、各種動作のためのアプリケーションプログラムや、ファームウエア等の記憶に用いられる。
このような制御部200は、信号処理部202における各種信号処理のパラメータ制御、ユーザの操作に応じた撮像動作や記録動作、記録した画像ファイルの再生動作、イメージセンサ300の撮像動作、ズーム、フォーカス、露光調整等のカメラ動作、ユーザインターフェース動作等について、必要各部の動作を制御する。
このため制御部200はイメージセンサ300やレンズ系駆動301に対して制御信号を送信する。例えば制御部200は、イメージセンサ300におけるシャッタースピードやフレームレート等の制御信号や、クロック信号、或いはレンズ系駆動301に対する制御信号をカメラヘッド部3側に送信する。
記録部203は、例えば不揮発性メモリからなり、静止画データや動画データ等の画像ファイル(コンテンツファイル)や、画像ファイルの属性情報、サムネイル画像等を記憶する記憶領域として機能する。
記録部203の実際の形態は多様に考えられる。例えば記録部203は、本体部2に内蔵されるフラッシュメモリでもよいし、本体部2に着脱できるメモリカード(例えば可搬型のフラッシュメモリ)と該メモリカードに対して記録再生アクセスを行うカード記録再生部による形態でもよい。また本体部2に内蔵されている形態としてHDD(Hard Disk Drive)などとして実現されることもある。
通信部204は、外部機器との間のデータ通信やネットワーク通信を有線又は無線で行う。
例えば外部の表示装置、記録装置、再生装置等の間で撮像画像データ(静止画ファイルや動画ファイル)の通信を行う。また、ネットワーク通信部として、例えばインターネット、ホームネットワーク、LAN(Local Area Network)等の各種のネットワークによる通信を行い、ネットワーク上のサーバ、端末等との間で各種データ送受信を行うようにしてもよい。
電源回路205は、例えばバッテリー501を電源として、必要な電源電圧V0を生成し本体部2内の各部に供給する。
また電源回路205はカメラヘッド部3側に供給する電源電圧V1も生成し、カメラヘッド部3に供給する。
電源回路205による電源電圧供給のオン/オフは制御部200によって制御される。
カメラヘッド部3に設けられたアサイナブルボタン302の操作情報は、コネクタ3a、2aを介して制御部200が検出する。
制御部200はアサイナブルボタン302の操作を検出することに応じて、アサイナブルボタン302に割り当てられた動作の制御を行う。例えば録画開始などの制御を行う。
図14の基本状態では、本体部2とカメラヘッド部3において以上の各部が連携して動作し、動画や静止画の撮像、記録、通信等が行われる。
なお端子PS6,PS5はそれぞれコネクタ3a,2aの特定端子を示しており制御部200は端子2aの電圧状態により接続状態を認識する。
続いて図15を参照して、延長ケーブル20の構成について説明する。
図15は、延長状態として本体部2、ベースプレート50、延長ケーブル20、カメラヘッド部3が接続されている状態を示している。
ここで本体部2側とカメラヘッド部3側の信号伝送のための伝送路としては、ラインLN(LN1〜LN7)が設けられている。
図14では示さなかったが、図14の基本状態でも、以下の各ラインLN(但しビデオ信号ラインLN2は除く)は形成されている。
これら伝送路LN1〜LN7は、それぞれが必ずしも1本の伝送路ではなく、機能的にまとめて示すとともに、代表的な伝送路のみ示している。実際には後述するラインLN8,LN9も含めてさらに多数のラインLNが形成される。
各ラインLNは以下のとおりである。
・LN1:画像信号ライン
画像信号ラインLN1は、イメージセンサ300からの画像信号を本体部2に伝送するラインである。
・LN2:画像信号ライン
画像信号ラインLN2は、ベースプレート50のビデオ入力端子53と第1コネクタ部21のビデオ出力端子121を接続するラインで、例えばモニタ画像信号を伝送するラインである。
なお、図14の状態では、この画像信号ラインLN2は形成されない。このため例えばコネクタ50a、23aにおける、コネクタ2a,3aの空きピンに対応するピン(端子)を利用して配線が行われ、延長ケーブル20内でビデオ信号ラインLN2が形成されるようにしている。もちろんコネクタ50a、23aのピン数を、コネクタ2a,3aのピン数よりも多くしてもよく、その場合は追加のピンを用いればよい。
・LN3:制御ライン
制御ラインLN3は、制御部200からカメラヘッド部3への制御信号やクロック信号の伝送に用いられる複数の信号線路を示している。
・LN4:制御ライン
制御ラインLN4は、カメラヘッド部3から制御部200への信号伝送に用いられる複数の信号線路を示している。例えばカメラヘッド部3の状態検出信号や、制御信号に対する応答信号などの伝送に用いられる。
・LN5:電源ライン
電源ラインLN5は、本体部2の電源回路205による電源電圧V1を、カメラヘッド部3側に供給するラインである。
・LN6:アサイナブルボタンライン
アサイナブルボタンラインLN6は、アサイナブルボタン302,52をワイヤードオアで接続し、これらの操作を制御部200が検知できるようにするラインである。
・LN7:外部電源ライン
外部電源ラインLN7は、ベースプレート50の外部電源入力端子51と第1コネクタ部21の外部電源出力端子120を接続するラインである。
なお、図の煩雑化を避けるため図示は省略したが、グランドラインも設けられる。これにより本体部2、ベースプレート50、延長ケーブル20、追加延長ケーブル30、カメラヘッド部3で共通のグランドが形成される。
以上のラインLNが形成される延長ケーブル20には、第1コネクタ部21内に前処理部24、バッファーアンプ26、DC/DCコンバータ28が設けられる。
また第2コネクタ部23内には、後/前処理部25、バッファーアンプ27、DC/DCコンバータ29が設けられる。
前処理部24は、画像信号ラインLN1に対応して設けられており、イメージセンサ300から出力される画像信号(RAW画像データ)に対しての増幅処理(プリエンファシス処理)を行う。このプリエンファシス処理は3mの延長ケーブル20の伝送における信号減衰を考慮して、予め減衰分をブーストする処理である。
後/前処理部25は同じく画像信号ラインLN1に対応して設けられる。この後/前処理部25は、波形整形としての信号補償処理、及び、前処理部24と同様の増幅処理(プリエンファシス処理)が可能とされている。
ここでいう波形整形(信号補償)は、延長ケーブル20の3mの伝送によって変化(劣化)した周波数特性の補償のためのイコライジング処理である。
バッファーアンプ27は、制御ラインLN3に対応して設けられており、制御部200から送信する各種の制御信号やクロック信号のうちで、必要な信号に対して増幅処理を行う。
バッファーアンプ26は、制御ラインLN4に対応して設けられており、カメラヘッド部3から送信する各種の信号のうちで、必要な信号に対して増幅処理を行う。
これらバッファーアンプ26,27による増幅処理も、延長ケーブル20のケーブル伝送時の減衰に対応するものである。
DC/DCコンバータ28は、電源ラインLN5に供給される電源回路205からの直流電圧V1を入力して電圧変換を行い、第1コネクタ部21内で必要な電源電圧Vcを生成して、前処理部24、バッファーアンプ26に供給する。
DC/DCコンバータ29も、電源ラインLN5に供給される電源回路205からの直流電圧V1を入力して電圧変換を行い、第2コネクタ部23内で必要な電源電圧Vcを生成して、後/前処理部25、バッファーアンプ27に供給する。
なお端子PS1はコネクタ23aの特定の端子、端子PS2はコネクタ50aの特定の端子で互いに接合される。また端子PS4は、コネクタ50aの特定の端子で、コネクタ2aの端子PS5に接合される。これについては後述する。
続いて図16を参照して、追加延長ケーブル30の構成について説明する。
図16は、追加延長状態として本体部2、ベースプレート50、追加延長ケーブル30、延長ケーブル20、カメラヘッド部3が接続されている状態を示している。
この場合も伝送路としては、上記の図15と同様にラインLN(LN1〜LN7)が形成される。
追加延長ケーブル30には、第3コネクタ部31内にバッファーアンプ36が設けられる。
また第4コネクタ部33内には、後/前処理部35、バッファーアンプ37、DC/DCコンバータ39が設けられる。
後/前処理部35は、延長ケーブル20における後/前処理部25と同様の回路である。
バッファーアンプ37は、制御ラインLN3に対応して設けられており、制御部200から送信する各種の制御信号やクロック信号のうちで、必要な信号に対して増幅処理を行う。
バッファーアンプ36は、制御ラインLN4に対応して設けられており、カメラヘッド部3から送信する各種の信号のうちで、必要な信号に対して増幅処理を行う。
これらバッファーアンプ36,37による増幅処理は、追加延長ケーブル30のケーブル伝送時の減衰に対応するものである。
DC/DCコンバータ39は、電源ラインLN5に供給される電源回路205からの直流電圧V1を入力して電圧変換を行い、第4コネクタ部33内で必要な電源電圧Vcを生成して、後/前処理部35、バッファーアンプ37に供給する。
この例では第3コネクタ部31内にDC/DCコンバータが設けられていないが、バッファーアンプ36への電源電圧Vcは、接続される第2コネクタ部23のDC/DCコンバータ29から得るようにしている。即ちコネクタ23a,21aの所定の端子を介して、第2コネクタ部23のDC/DCコンバータ29からの電源電圧Vcが第3コネクタ部31に供給される。但し、第3コネクタ部31内にもDC/DCコンバータを設ける構成も当然考えられる。
ここで先に追加延長ケーブル30の第4コネクタ部33は、延長ケーブル20の第2コネクタ部23と同様の形状であるとしたが、図16に示すように内部の回路構成も同様である。これは、第2コネクタ部23と第4コネクタ部33は製造上、同一の部品としても良いことを意味し、製造の効率化を実現する。
なお第3コネクタ部33における端子PS3は、コネクタ31aの特定の端子であり、ネクタ23aの端子PS1と接合される。また第4コネクタ部33におけるコネクタ33aの端子PS1は、同一構成である第2コネクタ部23のコネクタ23aの端子PS1と同じ端子を示している。これらについては後述する。
以上の図15、図16からわかるように、延長状態、追加延長状態のいずれの場合も、本体部2とカメラヘッド部3の間で必要な信号伝送が行われるようにラインLNが形成されている。
即ち画像信号ラインLN1により、イメージセンサ300で得られる画像信号が本体部2に伝送される。延長状態、追加延長状態の場合、3m、6mといった伝送経路長が発生するが、このため微弱な信号を前処理部24や後/前処理部25により増幅して伝送する構成となることで、適切な信号伝送が行われる。
画像信号ラインLN2により、モニタ画像信号を伝送することができる。即ち本体部2のビデオ出力端子14aとベースプレート50のビデオ入力端子53をケーブルC(図8参照)により接続する。また第1コネクタ部21のビデオ出力端子121にモニタ装置を接続する。これにより信号処理部202が生成したモニタ画像信号をモニタ装置に送ることができ、カメラヘッド部3側のユーザがモニタ装置によりスルー画を確認できる。
なお、画像信号ラインLN2はモニタ画像信号の伝送に限られず、各種の画像信号伝送に用いることができる。つまりビデオ入力端子53に入力する画像信号をカメラヘッド部3側に伝送できるものである。
制御ラインLN3,LN4では、制御部200とカメラヘッド部3間のクロック信号や制御信号の伝送が実行される。この場合バッファーアンプ26、27、36、37により適切な信号増幅も行われ、伝送信号は適切に相手側に受信される。
従ってカメラヘッド部3は本体部2から切り離された状態でも、図14の基本状態の場合と同様に、制御部200によって動作制御される。
なお、これによりカメラヘッド部3は別途CPU等の制御装置を設ける必要がないものとなり、構成を簡略化し、またコストアップを招かない。
アサイナブルボタンラインLN6は、図15、図16に示すようにアサイナブルボタン302,52をワイヤードオア接続としたうえで制御部200に接続される。
アサイナブルボタン302,52は、それぞれ例えば図示のようにアサイナブルボタンラインLN6とグランドの接続をオン/オフするスイッチにより構成される。
すると、制御部200は、アサイナブルボタンラインLN6の接続端子が、グランドレベルになることで、アサイナブルボタン302,52のいずれかが操作されたことを検知できる。
従ってカメラヘッド部3のアサイナブルボタン302に割り当てられた操作は、延長状態や追加延長状態において、アサイナブルボタン52を用いて本体部2側のユーザが行うことができるようになる。
電源ラインLN5により、電源回路205からの電源電圧V1が、カメラヘッド部3、延長ケーブル20、追加延長ケーブル30に供給される。
これによりカメラヘッド部3、延長ケーブル20、追加延長ケーブル30が独自にバッテリー等を備える必要はない。
また電源ラインLN5が延長ケーブル20や追加延長ケーブル30内に設けられることで、電源用のケーブルを別途用意する必要はなく、シンプルなケーブル構成とすることができる。つまり複数本のケーブルを用いる必要はない。
外部電源ラインLN7により、本体部2側(ベースプレート50)からカメラヘッド部3側(第1コネクタ部21)に、外部電源電圧を供給できる。
これによりカメラヘッド部3で独自に外部電源を用意して電源供給を受けるようにする必要はない。
また電源ラインLN7が延長ケーブル20や追加延長ケーブル30内に設けられることで、外部電源用のケーブルを別途用意する必要はなく、シンプルなケーブル構成とすることができる。つまりこれによっても複数本のケーブルを用いる必要は生じない。
なお外部電源ラインLN7により得られる電源電圧は、どのような装置に使用しても良いことは言うまでもない。例えば撮像動作に関する装置の電源とするほか、照明装置、通信装置、画像編集装置、情報処理装置、冷却装置、扇風機、暖房機などの電源とすることもできる。
ところで以上の例では、延長状態又は追加延長状態とする場合は、本体部2にベースプレート50を装着し、ベースプレート50により延長ケーブル20や追加延長ケーブル30が接続されるようにしている。
このベースプレート50には、次のような機能があることになる。
・延長ケーブル20の接続に対応していない構造の本体部2に対して、延長ケーブル20(又は追加延長ケーブル30)を接続可能として、カメラヘッド部3の延長使用を実現する。
・本体部2のコネクタ2aを延長ケーブル20又は追加延長ケーブル30にコネクタ23a,33aに対応させるため、中継のためのコネクタ50a、50bを配置する。
・カメラヘッド部3が本体部2から取り外されることで、本体部2の前面側が露出されてしまう。ベースプレート50は、この部分をカバーすることになり、装置の美観を維持するとともに、本体部2の内部機構に対する保護や塵埃の混入防止効果が得られる。
・カメラヘッド部3を離間して使用する場合に適したアサイナブルボタン52の配置が可能となる。
・カメラヘッド部3を離間して使用する場合に適した外部電源供給のための外部電源入力端子51の配置が可能となる。
・カメラヘッド部3を離間して使用する場合に適したモニタ画像信号の送信のためのビデオ入力端子53の配置が可能となる。
このようにベースプレート50を設けることで、延長状態、追加延長状態での使用に適した機能構成を、本体部2に設けることなく実現・配置できることになる。
<6.増幅及び信号補償処理>
ここで、前処理部24、及び後/前処理部25、35について説明する。
上述のように前処理部24は、例えば約3mのケーブル22の伝送時の画像信号の減衰を考慮してプリエンファシスを行うものである。例えば図17Aに画像信号波形を示している。イメージセンサ300からの画像信号は、例えばデジタルデータとしてのRAW画像データであるが、このRAW画像データはキャリアで変調されて伝送される。図ではこの信号についてのアイパターンにより画像信号波形を示している。
図17Aのような画像信号がカメラヘッド部3から第1コネクタ部21に供給された場合、前処理部24は図17Bのように信号増幅する。例えば波形振幅として600mVp−pを1100mVp−pなどとするように増幅する。
これにより、ケーブル伝送時の減衰によっても、第2コネクタ部23側で十分な振幅レベルが得られるようにしている。
後/前処理部25については、延長状態では、続いて本体部2に画像信号を伝送し、一方、追加延長状態では、続いて追加延長ケーブル30に画像信号を伝送することになる。
そして追加延長ケーブル30に伝送する場合は、さらに約3mのケーブル伝送における減衰を考慮しなければならない。
そのため後/前処理部25は、延長状態と追加延長状態で処理内容を切り替えるようにしている。
後/前処理部25は、例えば図18のように構成されている。
例えば後/前処理部25は、補償回路122、スイッチ123、プリエンファシス回路124、スイッチ制御回路125を有する。
補償回路122は、ケーブル伝送により劣化した画像信号の補償処理、例えば周波集特性の補償処理を行う回路(イコライザ)である。
画像信号ラインLN1により伝送されてきた画像信号は、補償回路122で補償処理が施されてスイッチ123に供給される。
スイッチ123は端子ta,tbが切替えられるスイッチで、端子taはプリエンファシス回路124に接続され、端子tbはプリエンファシス回路124をバイパスする経路に接続されている。
コネクタ23aがベースプレート50のコネクタ50aに接続されている延長状態では、スイッチ123で端子tbが接続され、補償処理が施された画像信号はそのままコネクタ部23aからベースプレート50側(本体2側)に出力される。
一方、コネクタ23aが追加延長ケーブル30のコネクタ31aに接続されている追加延長状態では、スイッチ123で端子taが接続され、補償処理が施された画像信号は、さらにプリエンファシス回路124でプリエンファシス処理が施されて、コネクタ部23aから追加延長ケーブル30に出力される。
つまり、追加延長ケーブル30による減衰に対応することが必要な場合に、プリエンファシス回路124の処理が実行されるように構成されている。
このような処理の切替をおこなうために、スイッチ制御回路125がスイッチ123を切り替える。
スイッチ制御回路125は、コネクタ23aにおける特定端子PS1の電圧状態により、スイッチ123の接続端子を制御する構成とされている。
図15に示すように、延長状態では、コネクタ23aにおける特定端子PS1に対しては、ベースプレート50のコネクタ50aの特定端子PS2が接合する。この特定端子PS2にはベースプレート50内の配線により固定的に「L」レベルの電圧が与えられている(例えば特定端子PS2はグランドに接続されている)。
また図16に示すように、追加延長状態では、コネクタ23aにおける特定端子PS1に対しては、追加延長ケーブル30の第3コネクタ部31におけるコネクタ31aの特定端子PS3が接合する。この特定端子PS3には第3コネクタ部31内の配線により固定的に「H」レベルの電圧が与えられている(例えば特定端子PS3は所定電圧ラインに接続されている)。
従って、後/前処理部25におけるスイッチ制御回路125は、特定端子PS1の端子電圧が「L」であればスイッチ123の端子tbを接続し、特定端子PS1の端子電圧が「H」であればスイッチ123の端子taを接続するように構成されていればよい。
このような構成は簡易なハードウェア回路やロジック回路等により可能である。
なお、「H」「L」の論理は一例であり、逆でも良いことは当然である。
ここで、第4コネクタ部33は第2コネクタ部23と同一部品でも良いと述べたが、その場合は、第4コネクタ部33にも後/前処理部35が搭載されることになる(図16参照)。
この場合、後/前処理部35のスイッチ制御回路125は、コネクタ33aにおける特定端子PS1(コネクタ23aの特定端子PS1と同じ端子)の電圧状態に応じてスイッチ123を切り替えることになる。
そして追加延長ケーブル30が用いられるのは追加延長状態であって、第4コネクタ部33はベースプレート50に接続される。この場合、特定端子PS1に接合する特定端子PS2にはLレベルが与えられているため、スイッチ制御回路125はスイッチ123の端子tbを接続し、プリエンファシス回路をバイパスして画像信号をコネクタ33aから出力する。
つまり、追加延長ケーブル30の第4コネクタ部33が第2コネクタ部23と同一部品であっても動作に支障はないことになる。
また、第2コネクタ部23、第4コネクタ部33は、以上のように信号処理の切替を行うため、例えばCPU等の制御装置を設けて接続判定に応じた制御を行う必要はなく、きわめて簡易な回路構成で廉価な構造体として実現できる。
なお、考え方としては、図16の状態で第3コネクタ部31に前処理部(プリエンファシス回路)を設けるようにすれば、第2コネクタ部23では後処理部(補償回路)のみを設ければ良く、その場合は、上述のような切替は必要ないことになる。
但し、第2コネクタ部23にプリエンファシス回路124も設けることには、優位点がある。第2コネクタ部23と第3コネクタ部31の接続界面でコネクタ23a,31aの端子接続が行われるが、このコネクタ接続部分は比較的信号減衰が大きい。特にBtoBコネクタの場合は、界面での信号減衰が大きい。そして追加延長状態の場合、コネクタ接続部分が多くなり、これによって信号減衰の面で不利が生ずる。
そこで、コネクタ23a,31aの接続点に至る前の段階で、プリエンファシス回路124により、それらの接点の増加による減衰分も想定した増幅を行う。このようにすることで、追加延長状態でコネクタ接続点が増える場合でも、最終的に本体部2に供給される画像信号の信号減衰をなるべく抑えることができる。この点から、後/前処理部25を設け、接続状態によって信号処理を切り替えることが望ましい。
なお、図16のように後/前処理部25を設けることに加えて、さらに第3コネクタ部31内にプリエンファシス回路(前処理部)を設けるようにすることも考えられる。この場合、更に最適化された増幅効果を期待する事ができる。
なお、図18の後/前処理部25の構成は、それぞれが異なるハードウェア回路部として構成されることに限られず、例えば1つの信号処理プロセッサとしてのデバイスで実現できる。例えば補償処理機能、プリエンファシス処理機能を備え、それらの処理を選択できるデバイスを用いることで、実現可能である。
<7.クロック制御>
制御部200によるクロック制御について説明する。
上記の通り制御部200は、制御ラインLN3により、制御信号やクロック信号を送信するが、制御部200は、基本状態と延長状態又は追加延長状態においてクロック信号の周波数を変更する制御を行う。
これは、延長ケーブル20(或いは延長ケーブル20と追加延長ケーブル30)によって伝送路の経路長が長くなり、それによって信号遅延が大きくなると、高い周波数の場合にデータ受信が適切にできなくなる可能性が高くなるためである。
例えば延長状態において基本状態と同じ周波数のクロック信号を伝送した場合の波形を図19Aに示す。図では制御信号としてのデータ信号DTの波形とクロック信号CKを示している。
延長状態や追加延長状態では、例えば3mや6mといった経路長の著しい増大があり、制御ラインLN3、LN4の往復で考えると6mや12mといった伝送路が形成される。
このような長い伝送路での遅延により、図示するようデータ信号DTとクロック信号CKの同期性が乱れ、これによってカメラヘッド部3側で適切なデータデコード(制御信号の受信復号)ができなくなったり、制御部200側でカメラヘッド部3の状態を的確に認識できなくなる場合がある。
そこで、延長状態や追加延長状態では、制御部200は、送信するクロック信号CKの周波数を低下させる。
この場合の信号波形を図19Bに示すが、データ信号DTとクロック信号CKの同期性が保たれており、この場合はカメラヘッド部3側で適切な制御信号の復号が可能となる。
クロック信号CKの周波数をどの程度低下させるかは、伝送路の長さに応じた遅延時間と周波数の関係において設定されればよい。
制御部200は図20に示す処理を行うことになる。
制御部200はステップS101で、現在ベースプレート50が接続されているか否かを判定する。
このステップS101でのベースプレート50の接続確認は次のように実現できる。
図15や図16に示すように、ベースプレート50のコネクタ50bにおいて特定端子PS4を用い、この特定端子PSに例えば「L」レベル電圧を印加する。例えば特定端子PS4をグランドに接続する。
この特定端子PS4には、本体部2のコネクタ2aの特定端子PS5が接合する。
なお、特定端子PS4、PS5としては、他の信号伝送に用いられない端子を利用する。
制御部200は、コネクタ2aの特定端子PS5を特定の入力ポートに接続しておき、その端子状態を監視する。
ベースプレート50が接続されていない場合、端子状態はオープンとなる。
ベースプレート50が接続されると、端子状態はLレベルとなる。
これにより制御部200はベースプレート50の接続有無を確認できる。
ベースプレート50が接続されていなければ、制御部200は図20のステップS102に進み、第1クロックモードに設定する。
つまりカメラヘッド部3が本体部2に直接取り付けられている基本状態であるため、クロック周波数を高い値に設定する。
一方、ベースプレート50が接続されていれば、制御部200はステップS103に進み、第2クロックモードに設定する。
つまりカメラヘッド部3が離間されてベースプレート50が取り付けられ、即ち延長ケーブル20(又は追加延長ケーブル30)が本体部2に接続される延長状態又は追加延長状態であるため、クロック周波数を低い値に設定する。
制御部200は、例えば以上の処理を行うことで、基本状態か、延長状態(又は追加延長状態)かに応じてクロック周波数が切り替えられる。
基本状態の場合は、高いクロック周波数により、制御機能は応答性良く実行される。延長状態又は追加延長状態では、クロック周波数が下げられることで、若干制御機能の応答性は抑えられるが、伝送路の長大化にもかかわらず安定した制御動作が実現されることになる。
また、このように対応することで、カメラヘッド部3側にマイクロコンピュータ等の制御装置を設けることなく、適切な動作が実現できることにもなる。
なお、クロック周波数をどのように切り換えるかは他にも考えられる。
例えば基本状態と延長状態では高い周波数、追加延長状態では低い周波数としてもよい。
また基本状態で最も高い周波数、延長状態で中間の周波数、追加延長状態で最も低い周波数の3段階に切り換えるようにすることも考えられる。
ところで、カメラヘッド部3側にマイクロコンピュータ等を配置せず、本体部2の制御により動作を行う構成とすることで、複数の撮像装置1の並列動作にも好適となる。
例えば3D(three-dimensional)撮影は、2台の撮像装置1の本体含めた同期が不可欠となるが、各撮像装置1がそれぞれ延長状態(又は追加延長状態)でも、各撮像装置1の本体部2の制御部200が全体の制御を行っているため、制御部200同士の同期構造をそのまま利用できる。
つまり基本状態で2台の撮像装置1を同期させる機能があれば、そのまま2台が延長状態とされていても、同様に同期動作ができることになる。
従ってカメラヘッド部3が延長された状態で、通常と同じ同期運用ができ、3D撮影などの際に非常に便利なものとなる。
なお、複数台の撮像装置1で同期運用を行う場合、一方の撮像装置1からの制御信号やクロック信号を、他の撮像装置1が受信し、同期するようにしてもよいし、あるマスター機器からの同期信号に従って、複数の撮像装置1が同期動作を行うようにすることもできる。
<8.接続状態による電源制御>
本実施の形態の撮像装置1では、延長状態(3m延長)、追加延長状態(6m延長)を可能とするが、さらなる延長を禁止するようにしている。
即ち2本の追加延長ケーブル30を用いることで、本体部2、ベースプレート50、追加延長ケーブル30、追加延長ケーブル30、延長ケーブル20、カメラヘッド部3という9m延長の連結が可能になってしまうが、その場合、本体部2(カメラシステム)を起動するための電源をオンとできないようにする。
これは、あまりに伝送経路長が長くなると、伝送信号の劣化が著しくなり、上述のクロック周波数の事情もあって、安定した動作ができなくなる恐れがあるためである。
そこで制御部200は図21のような処理を行う。
制御部200は電源オン操作を検知したら処理をステップS201からS202に進め、延長接続状態は適正か否かを判定する。これは、基本状態、延長状態、及び追加延長ケーブル30を1本用いての追加延長状態であれば適正とし、それ以上長くするような延長状態を不適正とするものである。この判定手法については後述する。
制御部200は、適正状態と判定した場合は、ステップS203に進んで電源オン制御を行う。即ち電源回路205による電源電圧供給を開始させる。
一方、制御部200は、適正状態ではないと判定した場合は、ステップS204に進んで接続エラーとし、電源オン制御を行わない。つまりユーザが電源オン操作を行ったとしても、電源オンとならない。
なお、この場合、接続エラー処理として、接続状態が不適切であることで電源オンとしていないことを表示又は音声等によりユーザに告知するようにすると良い。
このようにすることで、例えば9m延長や12m延長などの状態で使用されることが防止でき、そのような使用による動作の不具合を発生させないようにすることができる。
ステップS202での適正な接続状態か否かの判断のための構成を図22,図23で説明する。
図22Aは本体部2とカメラヘッド部3による基本状態を示している。
接続状態検出のために、ラインLN8,LN9が用いられる。
ラインLN8は、コネクタ2aの端子PS10と、コネクタ3aの端子PS20を介して形成されるラインである。
またコネクタ2aでは、端子PS20と端子PS21が電気的に接続されている。
コネクタ3aの端子PS21はコネクタ2aの端子PS11は接合する。そしてこの端子PS21,PS11を介するラインLN9は、グランドラインとされる。
なおコネクタ2aでは、端子PS11と端子PS12が電気的に接続される。端子PS12に対応するコネクタ3aの端子PS22はオープンとされている。
また、ラインLN8は、抵抗Rを介して電圧V10のラインに接続されている。
制御部200は、ラインLN8を或るポートPTに接続している。
この図22Aの状態では、ラインLN8,LN9により本体部2とカメラヘッド部3でグランドループが形成されることになる。
そして制御部200のポートPTの電圧はグランドレベルとなる。
図22Bは本体部2と延長ケーブル20とカメラヘッド部3による延長状態を示している。
この場合、コネクタ2aの端子PS10と、コネクタ23aの端子PS30と、コネクタ21aの端子PS40と、コネクタ3aの端子PS20を介してラインLN8が形成される。
またコネクタ3aの端子PS21と、コネクタ21aの端子PS41と、コネクタ23aの端子PS31と、コネクタ2aの端子PS11を介してラインLN9が形成される。
なお端子PS12と接合する延長ケーブル20のコネクタ23aの端子PS32はオープンとされている。また端子PS22と接合するコネクタ21aの端子PS42もオープンとされている。
この図22Bの状態も、ラインLN8,LN9によりグランドループが形成され、制御部200のポートPTの電圧はグランドレベルとなる。
図23Aは本体部2と追加延長ケーブル30と延長ケーブル20とカメラヘッド部3による追加延長状態を示している。
この場合、コネクタ2aの端子PS10と、コネクタ33の端子PS50と、コネクタ31aの端子PS60と、コネクタ23aの端子PS30と、コネクタ21aの端子PS40と、コネクタ3aの端子PS20を介してラインLN8が形成される。
ここで追加延長ケーブル30では、端子PS11と接合する端子PS51はオープンであり、端子PS12と接合する端子PS52は、端子PS61と接続されている。この端子PS61は端子PS31と接合する。また端子PS32と接合する端子PS62はオープンである。
すると、ラインLN9は、端子PS21、端子PS41、端子PS31、端子PS61、端子PS52、端子PS12を介して形成されることになる。
この図23Aの状態でも、ラインL8,L9によりグランドループが形成され、制御部200のポートPTの電圧はグランドレベルとなる。
図23Bは追加延長ケーブル30を2本用いた、許容されない接続状態を示している。
この場合、端子PS10、端子PS50、端子PS60、端子PS50、端子PS60、端子PS30、端子PS40、端子PS20を介してラインLN8が形成される。
一方で、カメラヘッド部3の端子PS21からは、端子PS41、端子PS31、端子PS61、端子PS52と接続されるが、この端子PS52に接合する端子62はオープンであり、ラインLN9が形成されない。
従ってこの図23Bの状態ではラインLN8,LN9によりグランドループが成立せず、制御部200のポートPTの電圧は、電圧V10によるプルアップレベル(Hレベル)となる。
即ち制御部200はポートPTの電圧レベル(H/L)を検出することで、ステップS202の判定を行うことができる。
なお、さらに追加延長ケーブル30が3本、4本と用いられたような場合も、上記構成によりグランドループが形成されず、不適切な接続状態を検出することができる。
<9.まとめ及び変形例>
以上実施の形態について説明してきたが、本実施の形態では以下の効果が得られる。
実施の形態のカメラシステム(撮像装置1)は、画像信号を生成するイメージセンサ300を有するカメラヘッド部3と、画像信号に対して信号処理を行う本体部2を備える。そして第1のケーブルを介して第2のケーブルは介さずにカメラヘッド部3と本体部2とを接続する第1の接続状態(延長状態)、または第1のケーブルと第2のケーブルを介してカメラヘッド部3と本体部2とを接続する第2の接続状態(追加延長状態)のいずれかを判定する判定部と、判定部の判定結果に応じて少なくとも第1のケーブルを介してカメラヘッド部3と本体部2との間で画像信号の伝送を行う伝送部とを備える。
より具体的には、撮像装置1としては、一端側がカメラヘッド部3に接続可能で、他端側が本体部2側と追加延長ケーブル30の両方に対応していずれかに接続可能とされる延長ケーブル20と、延長ケーブル20、本体部2、追加延長ケーブル30についての接続状態を判定する判定部(後/前処理部25や制御部200)と、判定部の判定結果に応じて画像信号の伝送を行う伝送部(後/前処理部25や制御部200)を備える。
このカメラシステムによれば、延長状態(3m延長)、追加延長状態(6m延長)のそれぞれを撮影時の事情に応じて使い分けることができる。
延長状態や追加延長状態では、伝送経路長が著しく変動する。これにより伝送中における信号レベル、信号波形、周波数特性などの各種の変化の状況が異なる。そこで伝送信号に関する処理において判定結果に応じた切替を行うようにする。これにより各部の接続状態によらずに常に適切な伝送ができる。
なお、もちろん延長ケーブル30や追加延長ケーブル30の長さが3mというのは一例にすぎない。他の長さでもよい。
実施の形態では、判定部が第1のケーブルが、第2のケーブルに接続されているのか否かにより第1の接続状態であるか第2の接続状態であるかを判定するものとした。即ち判定部(判定部として機能する後/前処理部25のスイッチ制御回路125)は、延長ケーブル20の他端側(第2コネクタ部23)が、本体部2側または追加延長ケーブル30のいずれに接続されているのかを判定する例を述べた。
このカメラシステムの延長状態(3m延長)では、延長ケーブル20で伝送された信号は、本体部2に入力されるが、追加延長状態(6m延長)では、延長ケーブル20で伝送された信号は、さらに追加延長ケーブル30を介して本体部2に入力される。特に3mという信号伝送の観点では長いケーブルを用いることで、延長状態と追加延長状態では、信号の減衰や周波数特性変動という点が異なる。そこで、接続状態に応じて信号処理を切り換えることで、それぞれの場合に適切な信号伝送が実現されるようにしている。
実施の形態では、判定部が、延長ケーブル20が追加延長ケーブルに接続されている追加延長状態(第2の接続状態)と判定した場合、伝送部(伝送部として機能する後/前処理部25のプリエンファシス回路124)は、画像信号を増幅して本体部2に向けて伝送する。
本体部2に向けて信号を伝送する後/前処理部25は、追加延長状態(6m延長)の場合では、さらに3mの伝送が必要となる。そこで追加延長ケーブル30が接続されている場合は、その追加延長ケーブル30での減衰を考慮して予め増幅して伝送する。これにより、本体部2に対して大きな減衰のない信号を伝送できるようになる。
実施の形態では、判定部(スイッチ制御回路125)は、延長ケーブル20の他端側である第2コネクタ部23の特定端子PS1の論理レベルにより、延長ケーブル20のコネクタ23aが、本体部2側(ベースプレート50)または追加延長ケーブル30のいずれに接続されているのかを判定する例を述べた。つまり第1の接続状態(延長状態)であるか第2の接続状態(追加延長状態)であるかを判定する。
特定端子PS1は、未接続のオープン状態に対して、本体部2側の接続時と追加延長ケーブル30の接続時において、異なる論理値が得られるようにしている。これにより、例えば機械的な接続識別構造を採らずに、コネクタ23aを利用して容易に接続判定ができる。
実施の形態では本体部2に装着可能なベースプレート50を備え、延長ケーブル20の第2コネクタ部23はベースプレート50に対して着脱可能とされている。そしてベースプレート50は特定端子PS1に対して第1の論理レベル(例えばLレベル)の電圧を与える構成とし、追加延長ケーブル30は特定端子PSに対して第2の論理レベル(例えばHレベル)の電圧を与える構成とする例を挙げた。
本体部2に延長ケーブル20又は追加延長ケーブル30を取り付ける構造体としてベースプレート50を設ける場合に、延長ケーブル20の第2コネクタ部23のコネクタ23aは、ベースプレート50か追加延長ケーブル30のいずれかに接続されることになる。そこで、追加延長ケーブル30のコネクタ31aの特定端子PS3と、ベースプレート50のコネクタ50aの特定端子PS2とを介して、コネクタ23aの特定端子PS1に、「H」又は「L」の論理レベルの電圧が供給されるようにした。これにより、本体部2が特に延長ケーブル接続対応をとっていない構造とされていても、ベースプレート50により延長ケーブル接続が可能となり、さらに延長ケーブル20におけるコネクタ23aの端子を用いた接続判定が実現できることになる。
実施の形態では、伝送部(後/前処理部25)は、延長ケーブル20の第2コネクタ部23内に形成されている例を挙げた。つまり伝送部は、第2コネクタ部23から、画像信号を接続された本体部2もしくは追加延長ケーブル30に伝送する伝送部であるとする。
これにより伝送部は、延長ケーブル20により伝送されてきた信号を本体部2へ伝送する場合と、追加延長ケーブル30へ伝送する場合とで信号処理を切り替える構成であればよい。
特に追加延長ケーブル30へ伝送する場合は、第2コネクタ部23のコネクタ23aと第3コネクタ部31のコネクタ31aの接続端子が伝送経路に含まれるが、このコネクタ部分の信号減衰と、3mの追加伝送ケーブルでの信号減衰の両方を想定した増幅を行うようにすることができる。つまり、増幅をコネクタ31aで受けた後の第3コネクタ部31内で行うよりも有利なものとなる。
実施の形態では、伝送部としての後/前処理部25は、延長ケーブル20の第2コネクタ部23内に形成されており、ケーブル伝送による信号特性変動に対する補償処理を行う補償処理部(補償回路122)と、ケーブル伝送による減衰に対応して予め信号を増幅する処理を行う増幅処理部(プリエンファシス回路124)とを有する(図18参照)。そして伝送部は、延長ケーブル20が本体部2側に接続されていると判定された場合、補償回路122の処理を実行して伝送信号を出力し、延長ケーブル20が追加延長ケーブル30に接続されていると判定された場合、補償回路122とプリエンファシス回路124の処理を実行して伝送信号を出力するものとした。
伝送部(後/前処理部25)が第2コネクタ部23内に設けられることから、延長ケーブル20のケーブル22を伝送されてきた信号に対する補償処理、即ち周波数特性補償のための波形整形(イコライジング)等の処理を行うことが好適である。またさらに追加延長ケーブル30に伝送することを考えると、追加延長ケーブル30での減衰を想定した増幅(プリエンファシス)を行うことが好適である。そこで補償回路122やプリエンファシス回路124を備えるようにしている。
ここで、プリエンファシス回路124の処理は、追加延長ケーブル30に接続の場合に必要になるが、スイッチ回路123をスイッチ制御回路125が制御することにより、延長ケーブル20が本体部側(つまりベースプレート50)に接続されていると判定した場合には、補償回路122の処理を実行してプリエンファシス回路124の処理を経ずに伝送信号を出力するようにしている。これにより、接続状態に適した信号処理が行われる。
実施の形態では、判定部が、延長ケーブル20の第2コネクタ部23内に形成されている例を述べた。
例えばスイッチ制御回路125が判定部として設けられる。これにより第2コネクタ部23内でハードウェアによる簡易な構成で伝送部(後/前処理部25)の処理の切替が可能になる。
実施の形態では、本体部2は、判定部(判定部として機能する制御部200)によって本体部2にカメラヘッド部3が直接装着されている第3の接続状態(基本状態)と判定された場合は、第1の接続状態(延長状態)又は第2の接続状態(追加延長状態)と判定された場合よりもクロック信号の周波数を高く設定し、カメラヘッド部3に向けてクロック信号を伝送する例を挙げた。
即ちカメラヘッド部3は本体部2に着脱可能とされ、本体部2は、カメラヘッド部3に向けてクロック信号を伝送し、判定部(判定部として機能する制御部200)は、本体部2が延長ケーブル20もしくは追加延長ケーブル30に接続されているか、本体部2にカメラヘッド部3が装着されているかを判定する。そして本体部2は、本体部2が延長ケーブル20もしくは追加延長ケーブル30に接続されている場合は、本体部2にカメラヘッド部3が装着されている場合よりもクロック信号CKの周波数を低く設定するようにした。
即ちカメラヘッド部3が本体部2に装着されている状態と、カメラヘッド部3が本体部2と離間されて延長ケーブル20が用いられている状態では、クロック信号CKの周波数を切り替える。
カメラヘッド部3が本体部2に装着されている基本状態と、延長状態又は追加延長状態では、制御信号等のデータ及びクロック信号CKの伝送経路長が異なることになる。延長状態や追加延長状態で伝送経路長が長くなる場合、データの遅延が生じ、クロック信号CKの周波数との関係で制御信号伝送の安定性が悪化する場合がある。そこで延長状態や追加延長状態ではクロック周波数を低下させる。これにより安定した制御信号の伝送を実現する。
また判定部(判定部として機能する制御部200)によって第1の接続状態と判定された場合は、第2の接続状態と判定された場合よりもクロック信号の周波数を低く設定し、カメラヘッド部3に向けて前記クロック信号を伝送するようにしてもよい。
即ち実施の形態で述べたように、例えば基本状態と延長状態では高い周波数、追加延長状態では低い周波数とすることや、基本状態で最も高い周波数、延長状態で中間の周波数、追加延長状態で最も低い周波数の3段階に切り換えるようにすることも考えられる。これにより安定した制御信号の伝送を実現することもできる。
実施の形態では、クロック信号CKの制御のための判定部(制御部200)が本体部2に設けられる例を挙げた。即ちこの場合の判定部は、本体部2内で、カメラヘッド部3や延長ケーブル20等の接続状態を検出する構成とする。これにより本体部2内で、基本状態か、延長状態(又は追加延長状態)かを検出し、クロック制御を適切に行うことができる。
実施の形態では、ベースプレート50が本体部2のコネクタ2aの特定端子PS5に対して特定の論理レベルの電圧を与える構成とされ、判定部(制御部200)は、特定端子PS5の電圧検知により、本体部2が延長ケーブル20もしくは追加延長ケーブル30に接続される状態を判定するようにした。
本体部2のコネクタ2aは、ベースプレート50のコネクタ50bかカメラヘッド部3のコネクタ3aのいずれかに接続されることになる。ここで、ベースプレート50からコネクタ2aの特定端子に、「H」又は「L」の特定の論理レベルの電圧が供給されるようにする。これにより、判定部として機能する制御部200は、本体部2にベースプレート50が装着されていること(つまり延長ケーブル20又は追加延長ケーブル30が用いられること)、或いは本体部2にカメラヘッド部3が直接装着されていることを検出できる。これによって適切なクロック周波数の切替制御が実現される。
実施の形態では、本体部2は、さらにカメラヘッド部3の駆動電力(電源電圧V1)をカメラヘッド部3に向けて伝送するようにした。
例えばカメラヘッド部3が本体部2に装着されている状態と同様に、カメラヘッド部3が本体部2と離間されて延長ケーブル20が用いられている状態でも、カメラヘッド部3に対して電源ラインLN5により電力供給を行うようにする。
これにより、カメラヘッド部3が独立した電源機能を備えなくてもよく、カメラヘッド部3は、本体部2に装着されている基本状態と、延長状態又は追加延長状態で、同じ電源供給状態で動作可能となる。
実施の形態では、本体部2が画像信号に対して行う信号処理の1つは、モニタ画像信号を生成する処理であり、本体部2は、モニタ画像信号をカメラヘッド部3側に向けて伝送可能とされている。即ち本体部で生成したモニタ画像信号を本体部2から離間したカメラヘッド部3側に伝送してモニタ画像を見ることができるようにする。
これにより、延長ケーブル20や追加延長ケーブル30によりカメラヘッド部3を本体部2から離れた位置で使用する場合でも、カメラヘッド部3側のユーザが、モニタ画像を確認でき、適切な被写体撮像を行うことができる。
実施の形態では、本体部2のビデオ出力端子14aから出力されるモニタ画像信号は、ベースプレート50に設けられたビデオ入力端子53に入力されることで、ベースプレート50から少なくとも延長ケーブル20を介してカメラヘッド部3側に伝送される構成とした。
ベースプレート50にはビデオ入力端子53が設けられ、また本体部2には接続端子14の1つとしてビデオ出力端子14aが設けられている。また延長ケーブル20,追加延長ケーブル30には、モニタ画像信号を伝送する信号ラインLN2が設けられている。これによりカメラヘッド部3側として取り付けられている第1コネクタ部21のビデオ出力端子121にモニタ画像信号が供給される構成としている。従って、特に延長状態や追加延長状態を想定していない本体部2の場合であっても、カメラヘッド部3側のユーザが、モニタ画像を確認できるようにする伝送構成を実現できる。
付言すると、基本状態では本体部2とカメラヘッド部3が一体のため、本体部2からカメラヘッド部3側へわざわざモニタ画像信号を伝送する必要はない。このため本体部2ではそのような伝送経路は通常、設けられていない。実施の形態では、延長ケーブル20や追加延長ケーブル30を用いる場合、カメラヘッド部3側のユーザが、モニタ画像を確認できないことがないように、新たにベースプレート50を利用して伝送経路を形成するものである。これにより基本状態を想定したカメラシステムを用いた場合でも、延長状態においてユーザがモニタリング可能とすることを実現できる。
実施の形態では、カメラヘッド部3に装着される延長ケーブル20の第1コネクタ部21にはモニタ画像信号を出力するビデオ出力端子121が設けられている。
ビデオ出力端子121にモニタ装置を接続することで、カメラヘッド部3側でユーザがモニタ画像を見ることができるようになる。
実施の形態では、ベースプレート50とカメラヘッド部3には、所定の同一機能が割り当てられた入力部としてアサイナブルボタン52,302が備えられ、本体部2は、ベースプレート50におけるアサイナブルボタン52とカメラヘッド部3におけるアサイナブルボタン302の入力情報を、同一機能の入力信号として検出する。
つまりカメラヘッド部3の入力部と同じ入力を本体部2側で行うためにベースプレート50にも同じ入力部を設ける。
延長状態又は追加延長状態では、カメラヘッド部3に設けられたアサイナブルボタン302を本体部2側のユーザが操作することができなくなる。そこでベースプレート50に同じアサイナブルボタン52を設ける。アサイナブルボタン302,52はワイヤードOR構成で接続される状態とされており、いずれの操作も同じ操作として制御部200に認識される。従って、アサイナブルボタン302に割り当てた操作を、延長状態又は追加延長状態で本体部2側のユーザがアサイナブルボタン52により操作することも可能となる。これにより延長状態又は追加延長状態での使用性、操作性が向上する。
また延長状態、追加延長状態で用いられるベースプレート50にアサイナブルボタン52を設けることで、必要なときにのみ提供される操作子となる。基本状態で不要なときは操作子として提供されないため、ユーザが操作に混乱することもない。
実施の形態では、本体部2が画像信号に対して行う信号処理の1つは、画像信号を圧縮する処理であり、圧縮された画像信号を記録する記録部203を備えるようにした。
これにより、延長ケーブル20や追加延長ケーブル30によりカメラヘッド部3を本体部2から離れた位置で使用する場合でも、基本状態と同様にカメラシステムの画像記録動作を行うことができる。
実施の形態では、本体部2は、延長ケーブル20とともに所定数以上の追加延長ケーブル30が用いられて本体部2からカメラヘッド部3までが接続された接続状態では、電源オンができない構成とした(図21、図22、図23参照)。
例えばカメラヘッド部3、延長ケーブル20、追加延長ケーブル30、追加延長ケーブル30、ベースプレート50、本体部2というように順に接続された状態では動作させないようにする。延長ケーブル20や追加延長ケーブル30を用いた延長経路長が長すぎると、信号遅延の影響で適切な信号伝送、信号認識ができなくなる恐れがある。そこで、延長する経路長を制限し、ある長さ以上の接続では電源がオンとならないようにする。これによりユーザが不安定な動作による撮影を行うことがないようにすることができる。
実施の形態のカメラシステムは、第1コネクタ部と第2コネクタ部を有し、カメラヘッド部3と本体部2の間を接続可能な第1のケーブルと、第3コネクタ部と第4コネクタ部を有し、第1のケーブルと接続された状態でカメラヘッド部3と本体部2の間を接続可能な第2のケーブルと、を備え第2コネクタ部と第4コネクタ部は同一の構造とされている。より具体的には、実施の形態のカメラシステムは、本体部2と、カメラヘッド部3と、カメラヘッド部3と本体部2の間で、カメラヘッド部3側に接続可能な第1コネクタ部21と本体部2側に接続可能な第2コネクタ部23を有する延長ケーブル20と、延長ケーブル20と本体部2の間で、延長ケーブル20の第2コネクタ部23に接続可能な第3コネクタ部31と本体部2側に接続可能な第4コネクタ部33を有する追加延長ケーブル30とを備える。そして第2コネクタ部23と第4コネクタ部33は同一の構造とされているものとした。
このカメラシステムによれば、延長状態(3m延長)、追加延長状態(6m延長)のそれぞれを撮影時の事情に応じて使い分けることができる。
即ち延長ケーブル20の第2コネクタ部23と追加延長ケーブル30の第4コネクタ部33が同一構造のものであること、延長ケーブル20の第2コネクタ部23が追加延長ケーブル30の第3コネクタ部33と接続可能とされている。これにより、延長ケーブル20と追加延長ケーブル30は本体部2側(ベースプレート50)に対して共に装着可能であり、また途中で切り離したり接続することで、延長状態と追加延長状態を容易に実現できる。つまり状況に応じたフレキシブルな接続運用が可能となる。
また、略3mの延長ケーブル20と同じく略3mの追加延長ケーブル30を備えるようにしているが、これは例えば3mの延長ケーブルと6mの延長ケーブルを別途用意する場合よりも、ケーブル総量が少なくなり、持ち運びや使い勝手がよいものとなる。
また第1コネクタ部21はカメラヘッド部3に対応し、第3コネクタ部31は第2コネクタ部23に対応する構造である。これにより延長ケーブル20と追加延長ケーブル30は明確に形態が異なり、取り違えることはない。換言すれば間違えて追加延長ケーブル30をカメラヘッド部3に接続してしまうといったことも発生しない。
また延長ケーブル20と追加延長ケーブル30の製造において第2コネクタ部23と第4コネクタ部33の製造を共通化でき、製造効率の向上やコストダウンを図ることができる。
実施の形態では、本体部2に装着可能なベースプレート50を備え、第2コネクタ部23、及び第4コネクタ部33は、ベースプレート50に対して着脱可能とされている。
これにより、本体部2は特に延長ケーブル接続対応をとっていない構造とされていても、ベースプレート50により延長ケーブル接続が可能となる。
またケーブル接続による延長には別体のベースプレート50を本体部2に取り付けるという構成を採ることで、ベースプレート50を利用して延長状態又は追加延長状態に対応した構成を採ることも可能となる。即ちカメラヘッド部3が本体部2から離れる状態での操作性、利便性を得るために、撮像画像のモニタリングのための構造(ビデオ入力端子53)、操作のための構造(アサイナブルボタン52)、電源供給のための構造(電源入力端子51)等を、ベースプレート50を用いて設けることができる。
実施の形態のベースプレート50は、本体部2に設けられているカメラヘッド部3を装着する装着部9に対して着脱可能とされている。
即ち本体部2からカメラヘッド部3を取り外した状態で表出する装着部9に対して、カメラヘッド部3に代えてベースプレート50を装着できるようにしている。
ベースプレート50は、カメラヘッド部3を外して延長状態又は追加延長状態とするときに用いるものである。そこでベースプレート50の装着とカメラヘッド部3の装着に装着部9を共用することで、構成上支障がないとともに、本体部2に追加のベースプレート50用の装着部を設ける必要もない。従って本体部2の構造の簡易化、効率化も実現できる。
また、延長状態又は追加延長状態とすると、カメラヘッド部3を本体部2から取り外すことになるが、その場合、カメラヘッド部3を取り付けていた部分(装着部9)が表出することになる。すると、見栄えが悪いとともに、本体部2内への塵や埃の侵入の増加、さらには内部構造の保護機能の脆弱化という問題が生ずる。実施の形態の場合は、この装着部9にベースプレート50が装着されることで、延長状態や追加延長状態においてこれらの問題を生じさせないようにすることができる。
実施の形態では、第2コネクタ部23及び第4コネクタ部33は、ベースプレート50に設けられた凹部54に嵌入する状態で装着可能とされている。
第2コネクタ部23と第4コネクタ部33は同一構造であるが、これらに対応してベースプレート50には装着用の凹部54が設けられるようにし、そこに第2コネクタ部23と第4コネクタ部33のいずれかが嵌め込まれるようにする。
凹部54を形成することで、第2コネクタ部23又は第4コネクタ部33の装着箇所がわかりやすくなる。また第2コネクタ部23又は第4コネクタ部33を嵌入状態とさせることで、これらのコネクタ部への横方向からの衝撃等が加わりにくく、内部のコネクタ23a又は33aとコネクタ50aの接合部の保護(端子保護)としての機能が得られる。
実施の形態では、第2コネクタ部23及び第4コネクタ部33には、コネクタ配置面(端子面23FR、33FR)の背面23BK、33BKにハンドル23H、33Hが形成されている。
これにより延長ケーブル20や追加延長ケーブル30の取扱いが容易化される。
特に第2コネクタ部23や第4コネクタ部33が、ベースプレート50に設けられた凹部54に嵌入する状態で装着される構造の場合、ハンドル23H、33Hが形成されていることで、第2コネクタ部23や第4コネクタ部33のベースプレート50への嵌入・脱却が非常にやりやすいものとなる。
実施の形態では、追加延長ケーブル30の第3コネクタ部31には、コネクタ配置面(端子面31FR)の背面31BKにハンドル31Hが形成されている。
これにより追加延長ケーブル30の取扱いが容易化される。
実施の形態では、これらのハンドル23H、31H、33Hは、ケーブル端22E2,32E1,32E2の両側となる位置に一対設けられている。例えば一対のハンドル(23H、31H、33H)が、ケーブル端を例えば左右から挟み込むような位置に配置されるようにする。
これにより一対のハンドルが、ケーブル端22E2を保護する機能を兼ね備えるようにすることができる。例えば図8,図10のように左右一対のハンドル(23H、31H、33H)を向ければ、ケーブル端22E2,32E1,32E2に対する左右方向からの外部応力が加わりにくくできる。しかも、一対のハンドルの間隔が比較的狭いことで、上下方向からの外部応力も加わりにくい。
そして第2コネクタ部23、第3コネクタ部31、第4コネクタ部33の全部又は一部においてハンドル(23H、31H、33H)が設けられることで、ケーブル全体の保護機能を高めることができると共に、ケーブルの取り回しの容易性が向上する。
実施の形態の第1コネクタ部21には、ケーブル22が、ケーブル端22E1が下方に延伸する状態で取り付けられている。
これによりカメラヘッド部3に第1コネクタ部21を装着した状態で、ケーブル22が下方に自然に流れ、その柔軟性によって、第1コネクタ部21の立った状態を妨げない。もしケーブル端22E1が第1コネクタ部21の背面に突出するように設けられたり、左右方向、もしくは上方に突出するように設けられていると、ケーブル22の重みが第1コネクタ部21に加わりやすく、第1コネクタ部21の起立状態を維持しにくい。図7のようにケーブル端22E1が下向きになるように取り付けられていることで、第1コネクタ部21の起立状態が保たれやすい。これによっては、カメラヘッド部3を安定して任意の場所に置きやすいものとなるため、カメラヘッド部3を置いて撮影するケースを想定すると好適な構造となる。
また下方に向かってケーブル22を出す構造とすることで、各種の撮影状況において、好きな方向にケーブル22を回せることになり、本体部2から離したカメラヘッド部3を用いた撮影の際にケーブル22が邪魔になりにくい。
またケーブル22が第1コネクタ部21の背面21BK側に突出しないため、第1コネクタ部21の背面21BKを何らかの機器への装着面として利用できることになる。例えば第1コネクタ部21を装着したカメラヘッド部3をドローン等の飛行体、自動車、人体などに装着する場合に、ケーブル22によって邪魔されずに背面21BKを利用できることなる。
実施の形態の第2コネクタ部23と第3コネクタ部31は、ケーブル22,32が、ケーブル端22E2、32E1が端子面23FR、31FRの背面23BK、31BKから突出する状態で取り付けられている。
第2コネクタ部23と第3コネクタ部31は、延長ケーブル20と追加延長ケーブル30を接続する際に接続されるが、このとき第2コネクタ部23と第3コネクタ部31が、互いに背面23BK、31BKにケーブル22,32が突出する状態となることで、6m延長状態の中間部分を不必要に湾曲させないことになり、ケーブル長を最大限生かすことができる。またケーブル22、32を湾曲させないことで、ケーブル自体の保護ともなる。
また第2コネクタ部23と第3コネクタ部31はいずれかが本体部2側に接続されるが、この場合も背面23BK、31BKにケーブル22,32が突出することで、本体部2の前方にケーブルをそのまま伸ばすことができ、ケーブル長を有効に利用できることになる。
実施の形態の第1コネクタ部21にはビデオ出力端子121が設けられている。
これにより本体部2から離されたカメラヘッド部3側において、撮像画像のモニタリングを行うことができる。特に、第1コネクタ部21にビデオ出力端子121を設けることで、延長状態又は追加延長状態のみにおいて必要なビデオ出力端子121が、当該状態の場合にのみ利用可能となり、機能に適した配置構造となる。
また実施の形態では、ベースプレート50にビデオ入力端子53が設けられている。
これにより例えば本体部2の接続端子14から出力されるモニタ用のビデオ信号をベースプレート50が入力して、カメラヘッド部3側に伝送する構造をとることができるようになる。
実施の形態では、ビデオ入力端子53から入力されたビデオ信号を出力するビデオ出力端子121が、第1コネクタ部21に設けられている。
上記のように、ビデオ出力端子121を利用することにより、本体部2から離されたカメラヘッド部3側において、撮像画像のモニタリングを行うことができるが、特に、ベースプレート50のビデオ入力端子53に対応することで、延長状態又は追加延長状態のみに機能するビデオ出力端子となる。そしてベースプレート50でのビデオ入力端子53は、各種のビデオ信号入力が可能であるため、撮像のモニタリング画像に限らず、本体部2側からカメラヘッド部3側に対して各種の映像を送信できることにもなる。
実施の形態では第1コネクタ部21に電源出力端子120が設けられている。
これにより本体部2から離されたカメラヘッド部3側において、必要に応じて電源電圧をとることができる。例えば外部電源が必要なレンズユニットを用いる場合などに有用な構造となる。また延長状態、追加延長状態にいて使用される延長ケーブル20の第1コネクタ部21に設けることで、必要時のみに提供される端子となる。不要なときに提供されないことで、誤った使用が行われない。
実施の形態では、ベースプレート50に、電源出力端子120に電源電圧供給を行う電源入力端子51が設けられている。
即ち本体部2に取り付けられるベースプレート50に電源入力端子51を設け、この電源入力端子51からの電源電圧が外部電源ラインLN7を介して第1コネクタ部21の電源出力端子120に供給されるようにしている。
これにより例えば本体部2とカメラヘッド部3が離されて使用される延長状態又は追加延長状態において、本体部2側から電源供給を行い、カメラヘッド部3側で電源電圧を取り出して利用できるという構造が実現できる。
またベースプレート50に設けることで電源入力端子51は、必要時のみ(延長状態、追加延長状態の場合)に提供される端子となり、不要なときは誤用されないようにすることができ好適である。
実施の形態で説明した構造や伝送信号経路等は一例であり、図示した構成に限定されるものではない。
また、第1コネクタ部21とカメラヘッド部3の接続、第2コネクタ部23と第3コネクタ部の接続、第2コネクタ部23とベースプレート50の接続、第4コネクタ部33とベースプレート50の接続、カメラヘッド部3と本体部2の接続、ベースプレート50はと本体部2の接続のそれぞれに関しては、コネクタ接続以外の接続機構は例示していないが、他の係合機構等、接続状態を維持するための機構が設けられてもよいことは当然である。
また、実施の形態では、延長状態では、本体部2(ベースプレート50)、延長ケーブル20、カメラヘッド部3の順に接続されるものとしたが、これに限定されない。例えば本体部2とカメラヘッド部3が、追加延長ケーブル30を介して接続される形態も考えられる。
これは例えばカメラヘッド部3にベースプレート50を設けて第3コネクタ部31とカメラヘッド部3とを接続できるようにしたり、また第3コネクタ部31をベースプレート50がなくてもヘッド部に接続できるように第1コネクタ部21と全く同じ大きさにすることなどにより可能である。
また、実施の形態では、追加延長状態では、本体部2(ベースプレート50)、追加延長ケーブル30、延長ケーブル20、カメラヘッド部3の順に接続されるものとしたが、これに限定されない。
即ち、追加延長状態で、本体部2(ベースプレート50)、延長ケーブル20、追加延長ケーブル30、カメラヘッド部3の順に接続されるようにしてもよい。
つまり、追加延長ケーブル30が、カメラヘッド部3側に接続可能な構成を採り、延長ケーブル20が本体部2側に接続可能な構成を採ることが考えられる。ベースプレート50もしくは同等の部材が必要に応じて用いられるようにすればよい。
例えば追加延長状態において本体部2(ベースプレート50)、延長ケーブル20、追加延長ケーブル30、カメラヘッド部3の順に接続される場合、図13等で説明したコネクタ接続形態も適宜変更される。一例をあげれば次のような接合が可能な構造とされればよい。
カメラヘッド部3のコネクタ3aは、コネクタ2a、31aに接合可能とする。
延長ケーブル20の第1コネクタ部21のコネクタ21aは、コネクタ3a、33aに接合可能とする。
延長ケーブル20の第2コネクタ部23のコネクタ23aは、コネクタ50aに接合可能とする。
追加延長ケーブル30の第3コネクタ部31のコネクタ31aは、コネクタ3aに接合可能とする。
追加延長ケーブル30の第4コネクタ部33のコネクタ33aは、コネクタ21a、50aに接合可能とする。
ベースプレート50の端子面50Taのコネクタ50aはコネクタ23a、33aに接合可能とする。
ベースプレート50の端子面50Tbのコネクタ50bはコネクタ2aに接合可能とする。
本体部2のコネクタ2aはコネクタ3a、50bに接合可能である。
このようにすることで上記の順序の接続で追加延長状態が形成されるようになる。
また、そのような順序での追加延長状態30を想定した場合、第4コネクタ部の後/前処理部35において、上述した後/前処理部25のような切替処理が行われることが考えられる。
なお、いずれの接続状態においても、増幅を行う回路は延長ケーブル20と追加延長ケーブル30の接続箇所におけるカメラヘッド部3に近い方のコネクタ内に配置されることが好ましい。コネクタ間の伝送でレベル低下が大きいためである。
また追加延長状態において本体部2(ベースプレート50)、延長ケーブル20、追加延長ケーブル30、カメラヘッド部3の順に接続される場合は、上述の実施の形態とは延長ケーブル20を追加延長ケーブル30の接続順が逆になることから、次のような構成が望ましい。
例えば第1コネクタ部21のコネクタ配置面の背面側にハンドルが形成されているようにするとよい。追加延長状態において第4コネクタ部33と第1コネクタ部21が接合される際に取扱いが容易化される。
また従って第1コネクタ部21と第4コネクタ部33は、ケーブルが、ケーブル端がコネクタ端子面の背面から突出する状態で取り付けられているとよい。ケーブル端22E1、32E2の保護機能が得られ、またコネクタ接合部分の取扱いが容易化される。
また第3コネクタ部31には、ケーブル32が、ケーブル端が下方に延伸する状態で取り付けられているようにするとよい。これにより第3コネクタ部31がカメラヘッド部3に接合される際の姿勢の安定化等が図られる。
また第3コネクタ部31にビデオ出力端子121が設けられているとよい。これにより第3コネクタ部31がカメラヘッド部3に接合される際にビデオ出力端子121がカメラヘッド部3側に位置されることになる。
また第3コネクタ部31に外部電源出力端子120が設けられているとよい。これにより第3コネクタ部31がカメラヘッド部3に接合される際に外部電源出力端子120がカメラヘッド部3側に位置されることになる。
なお、本明細書に記載された効果はあくまでも例示であって限定されるものではなく、また他の効果があってもよい。
なお本技術は以下の(1)から(17)のような構成も採ることができる。
(1)
本体部と、
イメージセンサを備え前記本体部に対して着脱可能に構成されているカメラヘッド部と、
第1コネクタ部と第2コネクタ部を有し、前記カメラヘッド部と前記本体部の間を接続可能な第1のケーブルと、
第3コネクタ部と第4コネクタ部を有し、前記第1のケーブルと接続された状態で前記カメラヘッド部と前記本体部の間を接続可能な第2のケーブルと、
を備え、
前記第2コネクタ部と前記第4コネクタ部は同一の構造とされている
カメラシステム。
(2)
前記本体部に装着可能なベースプレートを備え、
前記第2コネクタ部、及び前記第4コネクタ部は、前記ベースプレートに対して着脱可能とされている
上記(1)に記載のカメラシステム。
(3)
前記ベースプレートは、
前記本体部に設けられている前記カメラヘッド部を装着する装着部に対して着脱可能とされている
上記(2)に記載のカメラシステム。
(4)
前記第2コネクタ部及び前記第4コネクタ部は、前記ベースプレートに設けられた凹部に嵌入する状態で装着可能とされている
上記(2)又は(3)に記載のカメラシステム。
(5)
前記第2コネクタ部及び前記第4コネクタ部には、コネクタ配置面の背面側にハンドルが形成されている
上記(1)から(4)のいずれかに記載のカメラシステム。
(6)
前記第1コネクタ部又は前記第3コネクタ部には、コネクタ配置面の背面側にハンドルが形成されている
上記(1)から(5)のいずれかに記載のカメラシステム。
(7)
前記ハンドルは、ケーブル端の両側となる位置に一対設けられている
上記(5)又は(6)に記載のカメラシステム。
(8)
前記第1コネクタ部又は前記第3コネクタ部には、ケーブルが、ケーブル端が下方に延伸する状態で取り付けられている
上記(1)から(7)のいずれかに記載のカメラシステム。
(9)
前記第2コネクタ部と前記第3コネクタ部、又は前記第1コネクタ部と前記第4コネクタ部は、
ケーブルが、ケーブル端がコネクタ端子面の背面から突出する状態で取り付けられている
上記(1)から(8)のいずれかに記載のカメラシステム。
(10)
前記第1コネクタ部にビデオ出力端子が設けられている
上記(1)から(9)のいずれかに記載のカメラシステム。
(11)
前記ベースプレートにビデオ入力端子が設けられている
上記(2)から(4)のいずれかに記載のカメラシステム。
(12)
前記ビデオ入力端子から入力されたビデオ信号を出力するビデオ出力端子が、前記第1コネクタ部又は前記第3コネクタ部に設けられている
上記(11)に記載のカメラシステム。
(13)
前記ベースプレートには、前記カメラヘッド部に設けられている操作子と同一の操作機能となる操作子が設けられている
上記(2)(3)(4)(11)(12)のいずれかに記載のカメラシステム。
(14)
前記第1コネクタ部又は前記第3コネクタ部に電源出力端子が設けられている
上記(1)から(13)のいずれかに記載のカメラシステム。
(15)
前記本体部に装着可能なベースプレートを備え、
前記ベースプレートに、前記電源出力端子に電源電圧供給を行う電源入力端子が設けられている
上記(14)に記載のカメラシステム。
(16)
本体部と、イメージセンサを備え前記本体部に対して着脱可能に構成されているカメラヘッド部とを備えたカメラシステムにおいて、前記本体部と前記カメラヘッド部の間の接続に用いることのできるケーブルとして、
前記カメラヘッド部側と前記本体部側の間を接続可能な第1コネクタ部と第2コネクタ部とを有し、
前記第2コネクタ部は、自身と接続した状態で前記カメラヘッド部側と前記本体部側の間を接続可能な他のケーブルの一のコネクタ部と同一の構造とされている
ケーブル。
(17)
本体部と、イメージセンサを備え前記本体部に対して着脱可能に構成されているカメラヘッド部と、第1コネクタ部と第2コネクタ部を有し、前記カメラヘッド部と前記本体部の間を接続可能な他のケーブルを備えたカメラシステムにおいて、第3コネクタ部と第4コネクタ部を有し、前記他のケーブルと接続された状態で前記カメラヘッド部と前記本体部の間を接続可能なケーブルとして、
前記第4コネクタ部は前記第2コネクタ部と同一の構造とされている
ケーブル。
また本技術は以下の(101)から(117)のような構成も採ることができる。
(101)
本体部と、
イメージセンサを備え前記本体部に対して着脱可能に構成されているカメラヘッド部と、
前記カメラヘッド部と前記本体部の間で、前記カメラヘッド部側に接続可能な第1コネクタ部と前記本体部側に接続可能な第2コネクタ部を有する延長ケーブルと、
前記延長ケーブルと前記本体部の間で、前記延長ケーブルの前記第2コネクタ部に接続可能な第3コネクタ部と前記本体部側に接続可能な第4コネクタ部を有する追加延長ケーブルと、を備え、
前記第2コネクタ部と前記第4コネクタ部は同一の構造とされている
カメラシステム。
(102)
前記本体部に装着可能なベースプレートを備え、
前記第2コネクタ部、及び前記第4コネクタ部は、前記ベースプレートに対して着脱可能とされている
上記(101)に記載のカメラシステム。
(103)
前記ベースプレートは、
前記本体部に設けられている前記カメラヘッド部を装着する装着部に対して着脱可能とされている
上記(102)に記載のカメラシステム。
(104)
前記第2コネクタ部及び前記第4コネクタ部は、前記ベースプレートに設けられた凹部に嵌入する状態で装着可能とされている
上記(102)又は(103)に記載のカメラシステム。
(105)
前記第2コネクタ部及び前記第4コネクタ部には、コネクタ配置面の背面側にハンドルが形成されている
上記(101)から(104)のいずれかに記載のカメラシステム。
(106)
前記第3コネクタ部には、コネクタ配置面の背面側にハンドルが形成されている
上記(101)から(105)のいずれかに記載のカメラシステム。
(107)
前記ハンドルは、ケーブル端の両側となる位置に一対設けられている
上記(105)又は(106)に記載のカメラシステム。
(108)
前記第1コネクタ部には、ケーブルが、ケーブル端が下方に延伸する状態で取り付けられている
上記(101)から(107)のいずれかに記載のカメラシステム。
(109)
前記第2コネクタ部と前記第3コネクタ部は、
ケーブルが、ケーブル端がコネクタ端子面の背面から突出する状態で取り付けられている
上記(101)から(108)のいずれかに記載のカメラシステム。
(110)
前記第1コネクタ部にビデオ出力端子が設けられている
上記(101)から(109)のいずれかに記載のカメラシステム。
(111)
前記ベースプレートにビデオ入力端子が設けられている
上記(102)から(104)のいずれかに記載のカメラシステム。
(112)
前記ビデオ入力端子から入力されたビデオ信号を出力するビデオ出力端子が、前記第1コネクタ部に設けられている
上記(111)に記載のカメラシステム。
(113)
前記ベースプレートには、前記カメラヘッド部に設けられている操作子と同一の操作機能となる操作子が設けられている
上記(102)(103)(104)(111)(112)のいずれかに記載のカメラシステム。
(114)
前記第1コネクタ部に電源出力端子が設けられている
上記(101)から(113)のいずれかに記載のカメラシステム。
(115)
前記本体部に装着可能なベースプレートを備え、
前記ベースプレートに、前記電源出力端子に電源電圧供給を行う電源入力端子が設けられている
上記(114)に記載のカメラシステム。
(116)
本体部と、イメージセンサを備え前記本体部に対して着脱可能に構成されているカメラヘッド部とを備えたカメラシステムにおいて、前記本体部と前記カメラヘッド部の間の接続に用いることのできる延長ケーブルとして、
前記カメラヘッド部側に接続可能な第1コネクタ部と、
前記本体部側に接続可能な第2コネクタ部と、
を有し、
前記第2コネクタ部は、該第2コネクタ部と前記本体部側の間を接続可能な他の追加延長ケーブルの前記本体部側のコネクタ部と同一の構造とされている
延長ケーブル。
(117)
本体部と、イメージセンサを備え前記本体部に対して着脱可能に構成されているカメラヘッド部と、前記カメラヘッド部側に接続可能な第1コネクタ部と前記本体部側に接続可能な第2コネクタ部を有し前記本体部と前記カメラヘッド部の間の接続に用いることのできる延長ケーブルと、を備えたカメラシステムにおいて、前記延長ケーブルと前記本体部の間の接続に用いることのできる追加延長ケーブルとして、
前記延長ケーブルの前記第2コネクタ部に接続可能な第3コネクタ部と、
前記本体部側に接続可能な第4コネクタ部を有し、
前記第4コネクタ部は前記第2コネクタ部と同一の構造とされている
追加延長ケーブル。
1…撮像装置、2…本体部、2a…コネクタ、3…カメラヘッド部、3a…コネクタ、3T…端子面、4…外パネル、5…外筐、6…ベースパネル部、7…アッパーパネル部、8…リアパネル部、9…装着部、10,11…側面部、12…操作部、13…表示部、14…接続端子、14a…ビデオ出力端子、15…調整台、16…溝部、17…調整部、20…延長ケーブル、21…第1コネクタ部、21a…コネクタ、21H…ハンドル、21BK…背面、21FR…端子面、21K…筐体、22…ケーブル、22E1,22E2…ケーブル端、23…第2コネクタ部、23a…コネクタ、23H…ハンドル、23BK…背面、23FR…端子面、23K…筐体、24…前処理部、25…後/前処理部、26,27…バッファーアンプ、28,29,39…DC/DCコンバータ、30…追加延長ケーブル、31…第3コネクタ部、31a…コネクタ、31H…ハンドル、31BK…背面、31FR…端子面、31K…筐体、32…ケーブル、32E1,32E2…ケーブル端、33…第4コネクタ部、33a…コネクタ、33H…ハンドル、33BK…背面、33FR…端子面、33K…筐体、35…後/前処理部、36,37…バッファーアンプ、50…ベースプレート、50a,50b…コネクタ、50Ta,50Tb…端子面、51…外部電源入力端子、52…アサイナブルボタン、53…ビデオ入力端子、54…凹部、55…基板、120…外部電源出力端子、121…ビデオ出力端子、122…補償回路、123…スイッチ回路、124…プリエンファシス回路、125…スイッチ制御回路、126…切欠部、127,131,132…窪み部、200…制御部、202…信号処理部、203…記録部、204…通信部、205…電源回路、300…イメージセンサ、301…レンズ系駆動部、302…アサイナブルボタン

Claims (17)

  1. 本体部と、
    イメージセンサを備え前記本体部に対して着脱可能に構成されているカメラヘッド部と、
    第1コネクタ部と第2コネクタ部を有し、前記カメラヘッド部と前記本体部の間を接続可能な第1のケーブルと、
    第3コネクタ部と第4コネクタ部を有し、前記第1のケーブルと接続された状態で前記カメラヘッド部と前記本体部の間を接続可能な第2のケーブルと、
    を備え、
    前記第2コネクタ部と前記第4コネクタ部は同一の構造とされている
    カメラシステム。
  2. 前記本体部に装着可能なベースプレートを備え、
    前記第2コネクタ部、及び前記第4コネクタ部は、前記ベースプレートに対して着脱可能とされている
    請求項1に記載のカメラシステム。
  3. 前記ベースプレートは、
    前記本体部に設けられている前記カメラヘッド部を装着する装着部に対して着脱可能とされている
    請求項2に記載のカメラシステム。
  4. 前記第2コネクタ部及び前記第4コネクタ部は、前記ベースプレートに設けられた凹部に嵌入する状態で装着可能とされている
    請求項2に記載のカメラシステム。
  5. 前記第2コネクタ部及び前記第4コネクタ部には、コネクタ配置面の背面側にハンドルが形成されている
    請求項1に記載のカメラシステム。
  6. 前記第1コネクタ部又は前記第3コネクタ部には、コネクタ配置面の背面側にハンドルが形成されている
    請求項1に記載のカメラシステム。
  7. 前記ハンドルは、ケーブル端の両側となる位置に一対設けられている
    請求項5に記載のカメラシステム。
  8. 前記第1コネクタ部又は前記第3コネクタ部には、ケーブルが、ケーブル端が下方に延伸する状態で取り付けられている
    請求項1に記載のカメラシステム。
  9. 前記第2コネクタ部と前記第3コネクタ部、又は前記第1コネクタ部と前記第4コネクタ部は、
    ケーブルが、ケーブル端がコネクタ端子面の背面から突出する状態で取り付けられている
    請求項1に記載のカメラシステム。
  10. 前記第1コネクタ部又は前記第3コネクタ部にビデオ出力端子が設けられている
    請求項1に記載のカメラシステム。
  11. 前記ベースプレートにビデオ入力端子が設けられている
    請求項2に記載のカメラシステム。
  12. 前記ビデオ入力端子から入力されたビデオ信号を出力するビデオ出力端子が、前記第1コネクタ部又は前記第3コネクタ部に設けられている
    請求項11に記載のカメラシステム。
  13. 前記ベースプレートには、前記カメラヘッド部に設けられている操作子と同一の操作機能となる操作子が設けられている
    請求項2に記載のカメラシステム。
  14. 前記第1コネクタ部又は前記第3コネクタ部に電源出力端子が設けられている
    請求項1に記載のカメラシステム。
  15. 前記本体部に装着可能なベースプレートを備え、
    前記ベースプレートに、前記電源出力端子に電源電圧供給を行う電源入力端子が設けられている
    請求項14に記載のカメラシステム。
  16. 本体部と、イメージセンサを備え前記本体部に対して着脱可能に構成されているカメラヘッド部とを備えたカメラシステムにおいて、前記本体部と前記カメラヘッド部の間の接続に用いることのできるケーブルとして、
    前記カメラヘッド部側と前記本体部側の間を接続可能な第1コネクタ部と第2コネクタ部とを有し、
    前記第2コネクタ部は、自身と接続した状態で前記カメラヘッド部側と前記本体部側の間を接続可能な他のケーブルの一のコネクタ部と同一の構造とされている
    ケーブル。
  17. 本体部と、イメージセンサを備え前記本体部に対して着脱可能に構成されているカメラヘッド部と、第1コネクタ部と第2コネクタ部を有し、前記カメラヘッド部と前記本体部の間を接続可能な他のケーブルを備えたカメラシステムにおいて、第3コネクタ部と第4コネクタ部を有し、前記他のケーブルと接続された状態で前記カメラヘッド部と前記本体部の間を接続可能なケーブルとして、
    前記第4コネクタ部は前記第2コネクタ部と同一の構造とされている
    ケーブル。
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