JP4957446B2 - センサシステムのケーブル延長ユニットおよびセンサシステム - Google Patents

センサシステムのケーブル延長ユニットおよびセンサシステム Download PDF

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Description

本発明はセンサシステムのケーブル延長ユニットおよびセンサシステムに関し、特にカメラと照明装置とを備えるセンサシステムにおいて、これらの装置に電源電圧を供給するための技術に関する。
カメラと、このカメラからの画像データに基づいて物体の形状等を判別する制御装置とを備えるセンサシステムが従来から存在する。このようなセンサシステムの中には、「カメラリンク」と呼ばれる規格に準じた伝送方式を利用してカメラから制御装置に画像データを伝送するものがある。カメラリンクとは産業用のデジタルカメラと画像入力ボードを接続するための規格仕様であり、コネクタ形状、コネクタのピン配置、ケーブル、通信方式等が規定されている。
さらに、このようなセンサシステムの中には検査対象物を照明するための照明装置を含むものもある。たとえば、特開2007−166374号公報(特許文献1)では、カメラリンク規格に準じたケーブルを用いて照明装置やカメラのレンズを遠隔制御することが可能なセンサシステムが開示されている。このセンサシステムでは照明装置の電源電圧は制御装置によって供給される。
特開2007−166374号公報
カメラリンク規格の準じたケーブルの長さは一般的に10mである。しかしながらセンサシステムの現実の使用環境(たとえば製造ライン)においては、ケーブルの長さが十分でないために、カメラまたは制御装置の設置場所の自由度が制限されることも考えられる。このような問題を解決するためにケーブル自体を長くすることが考えられる。
しかし、ケーブルを長くした場合、ケーブル内の配線の抵抗値が高くなる。このため長いケーブルを用いると、制御装置から照明装置に供給される電源電圧が低下することが起こる。言い換えるとケーブルを長くすることによって照明装置に供給される電流が小さくなる。これにより照明装置が動作できない可能性、あるいは検査対象物を照明したときに明るさが不十分となる可能性が生じる。
本発明の目的は、撮像装置と制御装置とを接続するケーブルを実質的に延長することができるとともに照明装置に十分な電力を供給可能なセンサシステムのケーブル延長ユニット、およびセンサシステムを提供することである。
本発明は要約すれば、撮像装置と、ケーブルを介して撮像装置への電力供給および撮像装置からの信号の受信を行なう制御装置と、制御装置から撮像装置への給電経路に接続可能な照明装置とを備えるセンサシステムにおいて、ケーブルを連結して延長するためのケーブル延長ユニットである。ケーブル延長ユニットは、ケーブル延長ユニットと制御装置とを第1のケーブルを介して接続するための第1のコネクタと、ケーブル延長ユニットと撮像装置とを第2のケーブルを介して接続するための第2のコネクタと、撮像装置からの信号を伝送するために第1および第2のコネクタの間に設けられる信号伝送部と、第1および第2のケーブルが第1および第2のコネクタにそれぞれ接続された場合に給電経路の一部を構成する電力伝送経路を含む電力伝送部と、制御装置とは異なる電源装置を、電力伝送経路に電気的に接続するための第3のコネクタとを備える。
本発明の他の局面に従うと、撮像装置と、ケーブルを介して撮像装置への電力供給および撮像装置からの信号の受信を行なう制御装置と、制御装置から撮像装置への給電経路に接続可能な照明装置とを備えるセンサシステムにおいて、ケーブルを連結して延長するためのケーブル延長ユニットである。ケーブル延長ユニットは、その一方端に制御装置に接続されるための第1のコネクタが設けられた第1のケーブルと、その一方端に撮像装置に接続されるための第2のコネクタが設けられた第2のケーブルと、第1のケーブルの他方端と第2のケーブルの他方端との間に、撮像装置からの信号を伝送するために設けられる信号伝送部と、第1のケーブルの他方端と第2のケーブルの他方端との間に設けられ、制御装置および撮像装置が第1および第2のコネクタにそれぞれ接続された場合に給電経路の一部を構成する電力伝送経路を含む電力伝送部と、制御装置とは異なる電源装置を、電力伝送経路に電気的に接続するための第3のコネクタとを備える。
「制御装置から撮像装置への給電経路に接続可能な照明装置」とは、撮像装置に接続可能に構成された照明装置、およびケーブルに接続可能な照明装置を含む。
好ましくは、電力伝送経路の一方端は第2のコネクタに接続される。電力伝送部は、電力伝送経路の他方端の接続先を、第1および第3のコネクタの間で切換える切換回路をさらに含む。切換回路は、電源装置が第3のコネクタに接続されている場合には、電力伝送経路の他方端を第3のコネクタに接続し、第3のコネクタが電気的に開放されている場合には、電力伝送経路の他方端を第1のコネクタに接続する。
より好ましくは、第1および第2のコネクタは互いに同じ形状を有する。第1のコネクタにおいて制御装置からの電源電圧が入力される電源入力端子の位置は、第2のコネクタにおいて撮像装置からの信号が入力される信号入力端子の位置に対応する。電力伝送部は、電力伝送経路に挿入され、制御装置が第2のコネクタに接続された場合に電力伝送経路を遮断する第1の遮断回路をさらに含む。
さらに好ましくは、第1の遮断回路は、切換回路と第2のコネクタとの間に設けられる。
さらに好ましくは、第1の遮断回路は、固定接点と、可動接点とを有する有接点リレーである。
さらに好ましくは、可動接点は、電源入力端子の電圧が電源電圧よりも低い第1のしきい電圧以上の場合には固定接点と接触し、電源入力端子の電圧が第1のしきい電圧未満の場合には固定接点と離れた状態にある。
さらに好ましくは、信号伝送部は、信号伝送経路に挿入され、制御装置が第2のコネクタに接続された場合に信号伝送経路を遮断する第2の遮断回路をさらに含む。
さらに好ましくは、撮像装置からの信号は、差動信号である。信号伝送経路は、差動信号を伝送するための少なくとも1対の信号線を含む。第2の遮断回路は、有接点リレーである。第2の遮断回路は、1対の信号線の一方に挿入される第1の可動接点および第1の固定接点と、1対の信号線の他方に挿入される第2の可動接点および第2の固定接点とを有する。
さらに好ましくは、第1および第2の可動接点は、電力伝送経路の電圧が撮像装置からの信号の電圧と電源電圧との間の第2のしきい電圧以上の場合には第1および第2の固定接点にそれぞれ接触し、電力伝送経路の電圧が第2のしきい電圧未満の場合には、第1および第2の固定接点とそれぞれ離れた状態にある。
本発明のさらに他の局面に従うと、センサシステムであって、上述のいずれかに記載のケーブル延長ユニットを複数備える。各ケーブル延長ユニットは、第1および第2のケーブルにより連結される。センサシステムは、連結された第1および第2のケーブルを介して接続される撮像装置および制御装置と、照明装置と、電源装置とをさらに備える。電源装置は、複数のケーブル延長ユニットのうち、第1のケーブル側に撮像装置が接続されるケーブル延長ユニットの第3のコネクタに接続される。
本発明によれば、カメラと制御装置とを接続するケーブルを実質的に延長することができるとともに、制御装置からカメラへの給電経路に接続される照明装置に対して十分な電力を供給することができる。
以下において、本発明の実施の形態について図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
図1は、本発明の実施の形態のセンサシステムの構成を示す図である。図1を参照して、センサシステム100は、カメラ1と、照明装置2と、制御装置3と、電源装置4,8と、モニタ5と、ケーブル6と、延長ユニット10とを備える。
カメラ1と制御装置3とはケーブル6および延長ユニット10により接続される。延長ユニット10は2つのケーブル6を連結する。ケーブル6の長さはある所定の値(たとえば10m)である。本実施の形態のように、延長ユニット10によって2つのケーブル6を接続することにより、カメラ1と制御装置3との間に接続されるケーブルを実質的に延長することができる。
なお図1ではケーブル6の本数は4であり、延長ユニット10の個数は3である。ただし、これらの値は一例を示すものである。たとえばカメラ1あるいは制御装置3の各々の配置場所等の条件に応じて、ケーブル6の本数および延長ユニット10の個数を変更することができる。
制御装置3は電源装置4から電源電圧を受けて動作する。制御装置3は、さらに、ケーブル6および延長ユニット10を介してカメラ1に電源電圧(たとえば13Vの直流電圧とする)を供給する。制御装置3からの電源電圧は電源装置4から出力される電圧そのものであってもよいし、たとえば制御装置3が電源装置4の出力電圧を変換することにより得られる電圧であってもよい。
カメラ1は、制御装置3から電源電圧を受けて動作する。カメラ1は図示しない被写体(たとえば製造ライン上の製品)を撮像するとともに、その被写体の画像を表わす画像信号を出力する。この画像信号はケーブル6および延長ユニット10を介して制御装置3に送られる。なおカメラ1から制御装置3への画像信号の伝送方式はカメラリンク規格に従う方式である。
制御装置3は、カメラ1からの画像信号を用いて所定の処理を行なう。この処理は特に限定されるものではないが、たとえば被写体のエッジを検出するための処理である。モニタ5は、たとえば制御装置3が行なった処理の結果を表示する。
照明装置2は、カメラ1に接続される。本実施の形態では、カメラ1と照明装置2とは個別に形成されているが、これらは一体化されていてもよい。照明装置2はカメラ1に接続されることにより電源電圧を得る。ただし照明装置2はケーブル6に接続されることにより電源電圧を得られるように構成されてもよい。
たとえば照明装置2は複数のLED(発光ダイオード)を含む。LEDの個数を増やすことにより照明装置2の明るさ(輝度)を高めることができるものの、複数のLEDに供給される電流の合計も大きくなる。延長ユニット10により複数のケーブル6が連結されると、制御装置3とカメラ1との間のケーブルの長さが長くなる。制御装置3からカメラ1に供給される電力の一部はケーブル内の配線(たとえば抵抗成分等)により消費されるが、ケーブルが長くなるほどこの消費電力も大きくなる。
よってケーブルが長くなるほどカメラ1および照明装置2が受ける電力の合計は小さくなる。このような場合、たとえば照明装置2を動作させても十分な明るさ(照度)が得られないことが起こり得る。
このような問題を解決するために、本実施の形態では制御装置3(電源装置4と置き換えてもよい)と異なる電源装置8が延長ユニット10に接続される。この電源装置8からカメラ1および照明装置2に電源電圧(たとえば12Vの直流電圧)が供給される。
電源装置8は、いわばカメラ1と制御装置3とを接続するケーブルの途中の部分から、ケーブルを介してカメラ1(および照明装置2)に電力を供給する。従って制御装置3からカメラ1に電力を供給する場合よりもケーブルでの電力の損失を小さくすることができる。この結果、制御装置3とカメラ1との間のケーブルが長くなっても照明装置2には十分な電力を供給することができる。
なお、ケーブルが長くなるほどケーブル内の配線での消費電力が大きくなるので、電源装置8は複数の延長ユニット10のうちカメラ1に最も近い延長ユニットに接続されることが好ましい。これにより電源装置8の供給電力のうちケーブルで消費される分を最小限とすることができる。延長ユニットには2つのケーブル6が接続される。カメラ1に最も近い延長ユニットとは、2つのケーブルのうちの一方の側にカメラ1が接続される延長ユニットを指す。
図2は、カメラ1と制御装置3との間の給電経路を示す模式図である。図2を参照して、矢印は電力の流れを示す。電源装置4は制御装置3およびモニタ5に電力を供給する。制御装置3は電源装置4からの供給電力により動作するとともにその電力の一部をケーブル6に出力する。
複数のケーブル6および複数の延長ユニット10は、制御装置3からカメラ1への給電経路を構成する。照明装置2はこの給電経路に接続される。
図1にも示すように、電源装置8は、複数の延長ユニット10のうちカメラ1に最も近い延長ユニットに接続される。なお、後に詳細に説明するが、電源装置8が接続された延長ユニットは、カメラ1(および照明装置2)の供給源を制御装置から電源装置8に切換える。
図3は、延長ユニット10の構成を示すブロック図である。図3を参照して、延長ユニット10は、コネクタCN1,CN2,CN3と、信号伝送部11と、電源回路20と、電力伝送部21とを備える。
コネクタCN1はカメラ1と延長ユニット10とをケーブル6により接続するためのコネクタである。コネクタCN2は制御装置3と延長ユニット10とをケーブル6により接続するためのコネクタである。コネクタCN3は電源装置8を電力伝送部21に接続するためのコネクタである。
信号伝送部11はコネクタCN1,CN2の間で画像信号を伝送するための信号伝送経路を構成する。電力伝送部21は、コネクタCN1,CN2の間に設けられる。電力伝送部21は、制御装置3からカメラ1への給電経路の一部を構成する。
信号伝送部11は、複数の信号線対121,122〜12nと、信号線対121〜12nを遮断するための遮断回路13とを含む。
複数の信号線対はカメラ1から出力される画像信号を伝送するために設けられる。上述のように、カメラ1はカメラリンク規格に従う画像信号を出力する。カメラリンク規格では、カメラからLVDS(Low Voltage Differential Signaling;低電圧差動信号)チャネルにより画像信号の送信を行なうよう定められる。具体的に説明すると、LVDS方式では1つの信号線対を介して1つのデータ(1ビット)を差動伝送する。このような方式を採用することによってノイズの影響を受けにくくなるという利点が得られる。
カメラリンク規格では28ビットのパラレルデータを4本のLVDSチャネルを用いて送信する。カメラ1の内部ではクロック信号に基づいて画像データ(28ビットデータ)を4本のLVDSチャネルに分割して出力する。さらに、カメラ1はこのクロック信号も差動信号に変換して出力する。したがって、本実施の形態では信号線対の数は5(n=5)となる。
このようにカメラリンク規格では、RGB24ビットのカラー画像や12ビットのモノクロ画像のデータ伝送を4対の信号線によって実現できる。よって、たとえばRS−644などの従来規格と比較すると、カメラリンク規格ではケーブルに含まれる信号線の数を削減することができる。
本実施の形態の延長ユニットはカメラリンク規格に適合可能に構成されている。このため信号線対の数が5となる。ただし別の規格の場合には信号線対の数が5より増減することが考えられる。この場合にも、本実施形態の延長ユニットの構成を適用することができる。
遮断回路13は、信号伝送経路を遮断する機能を実現する。
信号伝送部11は、さらにデシリアライザ14と、複数の信号線15と、シリアライザ16と、複数の信号線対181〜18nとを含む。
信号線対121〜12nには画像信号およびクロック信号(いずれも差動信号)がシリアル伝送される。デシリアライザ14は画像信号およびクロック信号を受けるとともに、その画像信号が示す画像データ(シリアルデータ)をパラレルデータに変換する。デシリアライザ14はパラレルデータを信号線15に出力する。
シリアライザ16は信号線15を介してパラレルデータを受ける。シリアライザ16はそのパラレルデータをシリアルデータに変換して、信号線対181〜18nに出力する。
電力伝送部21は、切換回路22と遮断回路23と、電源ライン24を含む。電源ライン24は、電力を伝送するための電力伝送経路である。
電源ライン24の一方の端部はコネクタCN2に接続される。切換回路22は、電源ライン24の他方の端部の接続先を、コネクタCN1およびコネクタCN3の間で切換える。
遮断回路23は電力伝送経路を遮断する機能を実現する。
電源回路20は、制御装置3から供給される電源電圧(13Vの直流電圧)をデシリアライザ14およびシリアライザ16の電源電圧(たとえば3.3Vの直流電圧)に変換して、その電圧をデシリアライザ14およびシリアライザ16に供給する。
図4は、切換回路22の構成を示す図である。図4を参照して、切換回路22はメカニカルリレー31と、ダイオードD1と、抵抗R1とを含む。
メカニカルリレーは金属接点の接触を利用して機械的にオンオフする。それに対して半導体リレーは、トライアックやパワーMOSトランジスタなどの半導体素子の抵抗値変化をスイッチとして利用するため接点を持たない。このような特徴から、メカニカルリレーおよび半導体リレーは、および「有接点リレー」および「無接点リレー」と呼ばれることもある。
メカニカルリレー31は、接点33,34,35と、接点35を物理的に動かすための駆動回路32とを含む。接点33,34,35はコネクタCN1,CN3および遮断回路23にそれぞれ接続される。駆動回路32の高電圧側端子(+側端子)はコネクタCN3に接続され、駆動回路32の低電圧側端子は抵抗R1の一方の端子に接続される。抵抗R1の他方の端子は接地ノード(図4ではGNDと示す)に接続される。ダイオードD1は駆動回路32の低電圧側端子から高電圧側端子への向きが順方向となるように駆動回路32の両端に接続される。ダイオードD1は駆動回路32に内蔵されるコイル(図示せず)に生じるサージを逃がすために設けられる。
駆動回路32は、その両端に所定の電圧(以下では8Vの直流電圧とする)以上の電圧が印加された場合に接点35を動かす。この場合には接点35は接点33に接触した状態から変化して接点34に接触する。一方、駆動回路32の両端の電圧が上述した所定の電圧未満である場合、接点35は接点33に接触した状態に保たれる。
より具体的に説明すると駆動回路32はコイル(図示せず)を含む。コイルに電流を流すことで電磁力が発生する。この電磁力により接点35は移動して接点34に接触する。電磁力が生じていない場合には、接点35は、接点33に接触した状態に戻る。
コネクタCN3に電源装置8が接続されていない場合、すなわちコネクタCN3が電気的に開放されている場合には、駆動回路32の両端の電圧は所定の電圧(8V)より小さくなる。したがって接点35は接点33に接触した状態となる。一方、コネクタCN1には制御装置3が接続される。これにより制御装置3から出力される電源電圧は、遮断回路23および電源ライン24を介してコネクタCN2に印加される。
一方、制御装置3および電源装置8がコネクタCN1,CN3にそれぞれ接続されている場合には、駆動回路32の両端の電圧(12V)は所定の電圧(8V)より大きくなる。この場合、接点35が接点34に接触する。よって電源装置8から出力される電源電圧が遮断回路23および電源ライン24を介してコネクタCN2に印加される。
本実施の形態では照明装置2を動作させる際に電源装置8から比較的大きな電流(たとえば1A)が供給される。したがって切換回路22に含まれるリレーの最大電流値も電源装置8から供給される電流の値より大きくなければならない。一般的にメカニカルリレーは絶縁抵抗および絶縁耐圧に優れるという特徴、サージや負荷短絡による故障に強いという特徴、および大容量負荷の用途に適しているという特徴を有する。本実施の形態では切換回路22にメカニカルリレーを含むので、このような比較的大きな電流を流すことが可能になる。
次に遮断回路13,23について説明する。遮断回路13,23は、制御装置3がコネクタCN2に接続され、かつカメラ1がコネクタCN1に接続された場合に延長ユニット10、カメラ1、制御装置3を保護するために設けられる。
図5に示すようにコネクタCN1,CN2は互いに同じ形状を有する。なお、コネクタCN1,CN2は、具体的には26の端子(ピン)を有するSDRコネクタである。カメラリンク規格の場合、ケーブルの両端に設けられたコネクタが互いに同じ形状を有している。したがって延長ユニット10によって2つのケーブルを連結するためにはコネクタCN1,CN2には同じ形状のコネクタを用いる必要がある。
図6は、図5に示すコネクタCN1,CN2のピン番号と各ピンの役割とを示す図である。図6および図5を参照して、制御装置3側のコネクタ(すなわちコネクタCN1)ではピン番号10,23の端子の組、ピン番号11,24の端子の組、ピン番号12,25の端子の組が、電源電圧が入力される端子の組となる。各端子の組では、2つの端子の一方に電源電圧(13Vの直流電圧)が印加され、他方の端子は接地電圧(GND)に設定される。なお、このように複数の端子の組を設けることによって1つの端子に流れる電流を小さくすることができる。
カメラ1側のコネクタ(すなわちコネクタCN2)では、差動形式の画像信号および差動形式のクロック信号(図6ではこれらの信号をLVDSと示す)を伝送するための端子の組は、ピン番号25,12の端子の組、ピン番号24,11の端子の組と、ピン番号23,10の端子の組と、ピン番号22,9の端子の組と、ピン番号21,8の端子の組である。
ここでコネクタCN1、CN2のピン配置を比較すると、コネクタCN1において電源電圧の入力端子として割当てられた端子の組が、コネクタCN2において画像信号を伝送するための端子の組に対応する。すなわちコネクタCN1でのピン番号10,23の端子の組、ピン番号11,24の端子の組、ピン番号12,25の端子の組はコネクタCN2において画像信号が入力される端子の組である。
図1等に示すように、正しくはコネクタCN1にカメラ1が接続され、コネクタCN2に制御装置3が接続される。しかし、コネクタCN1,CN2が互いに同じ形状を有するため、カメラ1と制御装置3とが通常とは逆に延長ユニット10に接続される可能性も考えられる。この場合、コネクタCN1の電源入力端子にカメラ1からの画像信号が入力され、コネクタCN2の画像信号入力端子に制御装置3からの電源電圧が入力される可能性がある。
図7は、図3に示す構成に対してカメラ1と制御装置3とを逆に接続した場合の状態を説明する図である。図7を参照して、遮断回路23は、コネクタCN1にカメラ1が接続された場合に、電力伝送部21の電力伝送経路を遮断する。これにより延長ユニット10のコネクタCN3に電源装置8が接続された場合にも電源装置8からの電源電圧が制御装置3に入力されるのを防ぐことができる。
上述のように、切換回路22は電源装置8がコネクタCN3に接続された場合に、電力伝送部21の接続先をコネクタCN1からコネクタCN3に切換える。仮に遮断回路23が設けられていなければ、電源装置8からの電源電圧がコネクタCN2およびケーブル6を経由して制御装置3に入力される。この場合、通常と異なる高い電圧が制御装置3の端子(たとえば信号出力端子)に印加される可能性が高くなる。よってたとえば制御装置3の内部回路(たとえば半導体集積回路)を損傷することが考えられる。
これに対し、本実施の形態では切換回路22の後段(言い換えると切換回路22とコネクタCN2との間)に遮断回路23が設けられる。これによりコネクタCN3に電源装置8が接続された場合であっても、制御装置3に過大な電圧が入力されるのを防ぐことができる。
コネクタCN2の信号入力端子には制御装置3から出力される電源電圧が印加される(図6参照)。信号線対121〜12nを伝送する画像信号の電圧(たとえば330mV)に比較して制御装置3からの電源電圧(13Vの直流電圧)は大きい。このような高電圧がデシリアライザ14の信号入力端子に入力される場合、デシリアライザ14が損傷する可能性が高くなる。
本実施の形態では、このような場合に遮断回路13により信号伝送経路を遮断することができる。これによりコネクタCN3に電源装置8が接続された場合であっても、制御装置3に過大な電圧が入力されるのを防ぐことができる。
詳細には、遮断回路13は、電源ライン24の電圧が低い場合に信号伝送経路を遮断する。電源ライン24の電圧が低い場合とは、コネクタCN1にカメラ1が接続されることにより遮断回路23が電力伝送経路を遮断したことを意味する。なお、コネクタCN1が電気的に開放されていても同様に遮断回路23は電力伝送経路を遮断する。
続いて、遮断回路23および遮断回路13についてより詳しく説明する。
図8は、遮断回路23の構成を示す図である。図8を参照して、遮断回路23は、メカニカルリレー41と、ダイオードD2と、抵抗R2とを含む。図8と図4との比較から分かるように、遮断回路23の構成は切換回路22の構成とほぼ同様であるので、遮断回路23についての詳細な説明は以後繰返さない。
メカニカルリレー41は接点43,44,45と、接点45を物理的に移動させるための駆動回路42とを含む。接点44,45は切換回路22およびコネクタCN2にそれぞれ接続される。駆動回路42の高電圧側端子はコネクタCN1に接続され、駆動回路42の低電圧側端子は抵抗R2の一方の端子に接続される。抵抗R2の他方の端子は接地ノードに接続される。ダイオードD2は駆動回路42の低電圧側から高電圧側端子への向きが順方向となるように駆動回路42の両端に接続される。
図4に示すメカニカルリレー31の駆動回路32と同様に、駆動回路42は所定の電圧(たとえば8Vの直流電圧)以上の電圧がその両端に印加された場合に、接点45を接点44に接触させる。駆動回路42の両端の電圧が所定の電圧未満の場合には、接点45は接点43に接触した状態に保たれる。
カメラ1がコネクタCN1に接続される場合には、コネクタCN1の電源電圧入力端子(代表的には図6に示すピン番号10,23の端子の組)の電圧は所定の電圧よりも低くなる。この場合、接点45は接点43に接触したままとなるので切換回路22とコネクタCN2との間の電力伝送経路が遮断される。
一方、コネクタCN1に制御装置3が接続され、さらに制御装置3に電源装置4が接続される場合には、駆動回路42の両端に所定の電圧以上の電圧が印加される。この場合、接点45が接点44と接触するので切換回路22とコネクタCN2との間に電力伝送経路が形成される。
図9は、遮断回路13の構成を示す図である。図9を参照して、遮断回路13は、メカニカルリレー51〜55を含む。メカニカルリレー51〜55は、信号線対121〜125にそれぞれ挿入される。コネクタCN2に制御装置3が接続される場合には、ピン番号12,24,10の端子の各々に制御装置からの電源電圧、すなわち高電圧が印加される。このような状態では、信号線対121〜125はそれぞれメカニカルリレー51〜55によって遮断される。
図10は、メカニカルリレー51の構成を示す図である。図10を参照して、メカニカルリレー51は接点53〜58と、駆動回路52とを含む。駆動回路52の高電圧側端子は遮断回路23に接続され、駆動回路52の低電圧側端子は抵抗R3の一方の端子に接続される。抵抗R3の他方の端子は接地ノードに接続される。ダイオードD3は駆動回路52の低電圧側端子から高電圧側端子への向きが順方向となるように駆動回路52の両端に接続される。
駆動回路52は、その両端に所定の電圧(たとえば8Vの直流電圧)以上の電圧が印加された場合に接点53を接点54に接触させるとともに接点58を接点57に接触させる。一方、駆動回路52の両端の電圧が所定の電圧未満である場合には、接点55は接点53に接触した状態に保たれるとともに、接点58は接点56に接触した状態に保たれる。
カメラ1がコネクタCN1に接続される場合には、遮断回路23によって電力伝送経路(電源ライン24)が遮断されるので、駆動回路52の高電圧側端子の電圧は接点55,58を動かすために必要な電圧よりも小さくなる。よって、接点55,58は接点53,56にそれぞれ接触した状態のまま保たれる。この状態でコネクタCN2に制御装置3が接続された場合、信号線対121を介してデシリアライザ14の信号入力端子に制御装置3からの電源電圧が印加されるのを防ぐことができる。
一方、制御装置3がコネクタCN1に接続され、かつ電源装置4が制御装置3に接続される場合には、電源ライン24の電圧は、駆動回路52が接点55,58を動かすために必要な電圧よりも高くなる。これにより接点55,58が接点54,57にそれぞれ接触する。よって、カメラ1から出力される差動の画像信号を信号線対121に伝送させることが可能になる。
メカニカルリレー52〜55の各々の構成は図10に示すメカニカルリレー51の構成と同様である。よって、メカニカルリレー52〜55の構成については以後の説明を繰返さない。
本実施の形態では、遮断回路13,23はいずれもメカニカルリレーを含む。メカニカルリレーは、可動接点を固定接点に接触させたり固定接点から離したりする。これによりカメラ1および制御装置3が延長ユニット10に対して通常と逆に接続された場合に、カメラ1、制御装置3および延長ユニット10を確実に保護できる。
さらに、遮断回路23では、制御装置3がコネクタCN1に接続される場合にメカニカルリレー41の可動接点(接点45)が固定接点(接点44)に接触する。同様に、遮断回路13では、信号線対の電圧が正常である場合(画像信号の電圧程度である場合)にメカニカルリレー51の可動接点(接点55,58)が固定接点(接点54,57)に接触する。
つまり、本実施の形態では、カメラ1および制御装置3が延長ユニット10に正常に接続されたときにのみコネクタCN1,CN2の間に信号伝送経路、および電力伝送経路が形成される。このように遮断回路13,23を構成することによって、延長ユニット10を確実に保護することができる。
なお、本実施の形態では、カメラ1から送られる信号は画像信号である。しかし、カメラ1から送られる信号の種類は特に限定されない。カメラ1から制御装置3に送られる信号は、たとえばある情報を制御装置3に伝達するための信号でもよいし、制御装置3に対してある制御を行なうための信号であってもよい。ただしその信号の電圧は電源電圧よりも低い。
また、本実施の形態では延長ユニット10のコネクタにケーブルが接続される。ただし、延長ユニット10は、一方端に制御装置3に接続されるためのコネクタ(第1のコネクタ)が設けられたケーブル(第1のケーブル)と、一方端にカメラ1に接続されるためのコネクタ(第2のコネクタ)が設けられたケーブルとが設けられていてもよい。この場合、信号伝送部11は第1のケーブルの他方端と第2のケーブルの他方端とに接続される。電力伝送部21の電源ライン24の一方端は第2のケーブルの他方端に接続される。電源ライン24の他方端の他方端は切換回路22によって第1のケーブルの他方端およびコネクタCN3の一方の間で切換わる。
電源ライン24の一方端は、第2のケーブルの他方端に接続されることにより、第2のケーブルを介して第2のコネクタに接続される。電源ライン24の他方端が切換回路22によって第1のケーブルの他方端に接続された場合、電源ライン24の他方端は切換回路22および第1のケーブルを介して第1のコネクタに接続される。したがって、この場合にも、信号伝送部21(遮断回路13)および電力伝送部21(切換回路22および遮断回路23)の動作は上述した動作と同様になる。よって本発明のセンサシステムのケーブル延長ユニットの構成は図3に示すように限定されるものではない。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態のセンサシステムの構成を示す図である。 カメラ1と制御装置3との間の給電経路を示す模式図である。 延長ユニット10の構成を示すブロック図である。 切換回路22の構成を示す図である。 コネクタCN1,CN2の形状を示す図である。 図5に示すコネクタCN1,CN2のピン番号と各ピンの役割とを示す図である。 図3に示す構成に対してカメラ1と制御装置3とを逆に接続した場合の状態を説明する図である。 遮断回路23の構成を示す図である。 遮断回路13の構成を示す図である。 メカニカルリレー51の構成を示す図である。
符号の説明
1 カメラ、2 照明装置、3 制御装置、4,8 電源装置、5 モニタ、6 ケーブル、10 延長ユニット、11 信号伝送部、13,23 遮断回路、14 デシリアライザ、15 信号線、16 シリアライザ、20 電源回路、21 電力伝送部、22 切換回路、23 遮断回路、24 電源ライン、31,41,51〜55 メカニカルリレー、32,42,52 駆動回路、33〜35,43〜45,53〜58 接点、100 センサシステム、121〜12n,181〜18n 信号線対、CN1〜CN3 コネクタ、D1〜D3 ダイオード、R1〜R3 抵抗。

Claims (10)

  1. 撮像装置と、ケーブルを介して前記撮像装置への電力供給および前記撮像装置からの信号の受信を行なう制御装置と、前記制御装置から前記撮像装置への給電経路に接続可能な照明装置とを備えるセンサシステムにおいて、前記ケーブルを連結して延長するためのケーブル延長ユニットであって、
    前記ケーブル延長ユニットと前記制御装置とを第1のケーブルを介して接続するための第1のコネクタと、
    前記ケーブル延長ユニットと前記撮像装置とを第2のケーブルを介して接続するための第2のコネクタと、
    前記撮像装置からの信号を伝送するために前記第1および第2のコネクタの間に設けられる信号伝送部と、
    前記第1および第2のケーブルが第1および第2のコネクタにそれぞれ接続された場合に前記給電経路の一部を構成する電力伝送経路を含む電力伝送部と、
    前記制御装置とは異なる電源装置を、前記電力伝送経路に電気的に接続するための第3のコネクタとを備え
    前記電力伝送経路の一方端は前記第2のコネクタに接続され、
    前記電力伝送部は、
    前記電力伝送経路の他方端の接続先を前記第1および第3のコネクタの間で切換える切換回路をさらに含み、
    前記切換回路は、前記電源装置が前記第3のコネクタに接続されている場合には、前記電力伝送経路の前記他方端を前記第3のコネクタに接続し、前記第3のコネクタが電気的に開放されている場合には、前記電力伝送経路の前記他方端を前記第1のコネクタに接続する、センサシステムのケーブル延長ユニット。
  2. 撮像装置と、ケーブルを介して前記撮像装置への電力供給および前記撮像装置からの信号の受信を行なう制御装置と、前記制御装置から前記撮像装置への給電経路に接続可能な照明装置とを備えるセンサシステムにおいて、前記ケーブルを連結して延長するためのケーブル延長ユニットであって、
    その一方端に前記制御装置に接続されるための第1のコネクタが設けられた第1のケーブルと、
    その一方端に前記撮像装置に接続されるための第2のコネクタが設けられた第2のケーブルと、
    前記第1のケーブルの他方端と前記第2のケーブルの他方端との間に、前記撮像装置からの信号を伝送するために設けられる信号伝送部と、
    前記第1のケーブルの他方端と前記第2のケーブルの他方端との間に設けられ、前記制御装置および前記撮像装置が第1および第2のコネクタにそれぞれ接続された場合に前記給電経路の一部を構成する電力伝送経路を含む電力伝送部と、
    前記制御装置とは異なる電源装置を、前記電力伝送経路に電気的に接続するための第3のコネクタとを備え
    前記電力伝送経路の一方端は前記第2のコネクタに接続され、
    前記電力伝送部は、
    前記電力伝送経路の他方端の接続先を前記第1および第3のコネクタの間で切換える切換回路をさらに含み、
    前記切換回路は、前記電源装置が前記第3のコネクタに接続されている場合には、前記電力伝送経路の前記他方端を前記第3のコネクタに接続し、前記第3のコネクタが電気的に開放されている場合には、前記電力伝送経路の前記他方端を前記第1のコネクタに接続する、センサシステムのケーブル延長ユニット。
  3. 前記第1および第2のコネクタは互いに同じ形状を有し、
    前記第1のコネクタにおいて前記制御装置からの電源電圧が入力される電源入力端子の位置は、前記第2のコネクタにおいて前記撮像装置からの信号が入力される信号入力端子の位置に対応し、
    前記電力伝送部は、
    前記電力伝送経路に挿入され、前記制御装置が前記第2のコネクタに接続された場合に前記電力伝送経路を遮断する第1の遮断回路をさらに含む、請求項1または2に記載のセンサシステムのケーブル延長ユニット。
  4. 前記第1の遮断回路は、前記切換回路と前記第2のコネクタとの間に設けられる、請求項に記載のセンサシステムのケーブル延長ユニット。
  5. 前記第1の遮断回路は、固定接点と、可動接点とを有する有接点リレーである、請求項に記載のセンサシステムのケーブル延長ユニット。
  6. 前記可動接点は、前記電源電圧よりも低い第1のしきい電圧以上の場合には前記固定接点と接触し、前記電源入力端子の電圧が前記第1のしきい電圧未満の場合には前記固定接点と離れた状態にある、請求項に記載のセンサシステムのケーブル延長ユニット。
  7. 前記信号伝送部は、
    前記信号伝送経路に挿入され、前記制御装置が前記第2のコネクタに接続された場合に前記信号伝送経路を遮断する第2の遮断回路をさらに含む、請求項からのいずれか1項に記載のセンサシステムのケーブル延長ユニット。
  8. 前記撮像装置からの信号は、差動信号であって、
    前記信号伝送経路は、
    前記差動信号を伝送するための少なくとも1対の信号線を含み、
    前記第2の遮断回路は、有接点リレーであり、前記1対の信号線の一方に挿入される第1の可動接点および第1の固定接点と、前記1対の信号線の他方に挿入される第2の可動接点および第2の固定接点とを有する、請求項に記載のセンサシステムのケーブル延長ユニット。
  9. 前記第1および第2の可動接点は、前記電力伝送経路の電圧が、前記撮像装置からの信号の電圧と前記電源電圧との間の第2のしきい電圧以上の場合には前記第1および第2の固定接点にそれぞれ接触し、前記電力伝送経路の電圧が前記第2のしきい電圧未満の場合には、前記第1および第2の固定接点とそれぞれ離れた状態にある、請求項に記載のセンサシステムのケーブル延長ユニット。
  10. 請求項1からのいずれか1項に記載のケーブル延長ユニットを複数備え、
    各前記ケーブル延長ユニットは、前記第1および第2のケーブルにより連結され、
    連結された第1および第2のケーブルを介して接続される前記撮像装置および前記制御装置と、
    前記照明装置と、
    前記電源装置とをさらに備え、
    前記電源装置は、複数の前記ケーブル延長ユニットのうち、前記第1のケーブル側に前記撮像装置が接続されるケーブル延長ユニットの前記第3のコネクタに接続される、センサシステム。
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