JPWO2020032260A1 - モータ制御装置 - Google Patents

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    • H02P27/06Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of supply voltage using variable-frequency supply voltage, e.g. inverter or converter supply voltage using dc to ac converters or inverters

Abstract

【課題】負荷変動があっても電動モータに電源電流を供給する電源への負荷を抑制する。【解決手段】第1の算出ロジックによって、電源BTからインバータ回路23へ供給される電源電流の推定値を算出し、その電源電流推定値を変数(パラメータ)とする第2の算出ロジックによってトルク制限値を求める。そして、トルク制限値をもとに電流指令値を算出し、その電流指令値を変換して得た相電圧指令値により電動モータ15の駆動信号を生成する。

Description

本発明は、例えば、電動パワーステアリング装置、電動ポンプ等に使用する電動モータの制御装置および制御方法に関する。
電動パワーステアリング装置、電動ポンプ、家電製品、各種産業機械等における回転駆動源である電動モータとして、従来よりブラシレスモータ等の多相モータが使用されている。この種の多相モータは、出力要求(モータ負荷)の増大によって電源より過大な電流が供給された場合、インバータ回路を構成するスイッチング素子が発熱、破壊等する可能性がある。
電動モータに加わる負荷(外乱)を考慮して制御を行う場合、その負荷調整に伴い電動モータの電流、電圧等を調整する必要がある。その際、電動モータへ電流を供給する電源にも、そのような電流、電圧等の調整に応じた負荷が加わる。
例えば日本国公開公報特開2004−32848号公報は、ブラシレス直流モータの3相インバータに給電される電源電流の推定値を用いて電源電流の過剰状態(過電流)を検出し、過電流が検出された場合、ブラシレス直流モータの3相駆動制御を停止するモータ制御装置を開示している。
日本国公開公報:特開2004−32848号公報
日本国公開公報特開2004−32848号公報のモータ制御装置は、q軸電流とq軸電圧との積、あるいは出力トルクの推定値と角速度との積から求めたモータ消費電力Pを、電源電圧に力率を乗じた値で除することで、電源電流の推定値を求めている。力率は、経験的に求めた最適値を使用している。
しかしながら、日本国公開公報特開2004−32848号公報では、d軸電流Id*とd軸電圧Vd*をともに0(ゼロ)と仮定しているため、モータ消費電力Pの実効値が実際の値よりも小さくなり、正確な電流値を検出(推定)できないという問題がある。
このような従来の電源電流の推定方法は、電源電流の推定値と実際の電流の実測値との誤差が大きくなり、精度の高い電源電流の推定値を得ることが困難になる。その結果、モータへの過大な電流供給要求があった場合、電源より過大な電流が持ち出され、電源に対する負荷の制御(負荷の抑制)が十分に行えないという問題が生じる。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、電動モータに加わる負荷に変動があっても、電動モータに電源電流を供給する電源への負荷を抑制できるモータ制御装置を提供することである。
上記の目的を達成し、上述した課題を解決する一手段として以下の構成を備える。すなわち、本願の例示的な第1の発明は、3相以上の多相の電動モータを駆動するモータ制御装置であって、電源からの電力を前記電動モータに供給するインバータと、前記電動モータに流れる実電流を座標変換することによりd軸電流およびq軸電流を算出する手段と、前記電動モータの回転軸の角度を検出する回転角センサからの出力に基づきモータ回転数を算出する手段と、前記多相の各相に対応した実電流値とモータ印加電圧値よりインピーダンス誤差を推定するインピーダンス誤差推定部と、前記d軸電流と、前記q軸電流と、前記電源の電源電圧と、前記モータ回転数と、前記インピーダンス誤差とを入力とする第1の算出ロジックにより、前記電源から前記インバータへの電源電流推定値を算出する電源電流推定部と、前記電源電流推定値を変数とする第2の算出ロジックにより前記電動モータのトルク制限値を演算するトルク制限値演算部と、前記トルク制限値に基づいて電流指令値を算出する電流指令値算出部と、前記電流指令値に基づいて前記電動モータの駆動信号を生成する駆動信号生成部とを備えることを特徴とする。
本願の例示的な第2の発明は、車両等の運転者のハンドル操作をアシストする電動パワーステアリング装置であって、前記運転者の操舵を補助する電動モータと、上記例示的な第1の発明に係るモータ制御装置により前記電動モータを駆動制御する手段とを備えることを特徴とする。
本願の例示的な第3の発明は、電動ポンプ用モータ制御装置であって、液体を吸入部から吸入して吐出部から外部へ吐出するポンプ駆動用の電動モータと、上記例示的な第1の発明に係るモータ制御装置により前記電動モータを駆動制御する手段とを備えることを特徴とする。
本願の例示的な第4の発明は、3相以上の多相の電動モータを駆動するモータ制御方法であって、前記多相の各相に対応した実電流とモータ印加電圧よりインピーダンス誤差を推定する工程と、前記電動モータに流れる実電流より演算したd軸電流およびq軸電流と、電源の電源電圧と、前記電動モータのモータ回転数と、前記インピーダンス誤差とに基づいて、前記電源から前記電動モータへ供給される電源電流の推定値を算出する工程と、記各相のインピーダンス誤差の平均値より求めたモータ出力オフセットゲインと、前記d軸電流と、前記q軸電流とに基づいて損失電力を算出する工程と、前記電源電流の推定値が所定の上限値を超えた場合、その上限値を前記電源から前記電動モータへの電流制限値として該電動モータのトルク制限値を演算する工程と、前記トルク制限値に基づいて電流指令値を算出する工程と、前記電流指令値に基づいて前記電動モータの駆動信号を生成する工程とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、電源電流の推定値より求めたトルク制限値をもとに電動モータの出力トルクを制限するので、電動モータに加わる負荷に変動があっても、電源から電動モータへ持ち出される電流の上限値を制限でき、電源への負荷を調整・抑制できる。
図1は、本発明の実施形態に係るモータ制御装置の全体構成を示すブロック図である。 図2は、電源電流の推定処理手順を示すフローチャートである。 図3は、トルク制御の処理手順を示すフローチャートである。 図4Aは、条件1において環境温度を25℃としたときの電源電流の推定値と実測値との誤差を示す。 図4Bは、条件1において環境温度を−40℃としたときの電源電流の推定値と実測値との誤差を示す。 図4Cは、条件1において環境温度を120℃としたときの電源電流の推定値と実測値との誤差を示す。 図4Dは、条件2において環境温度を25℃としたときの電源電流の推定値と実測値との誤差を示す。 図4Eは、条件2において環境温度を−40℃としたときの電源電流の推定値と実測値との誤差を示す。 図4Fは、条件2において環境温度を120℃としたときの電源電流の推定値と実測値との誤差を示す。 図5Aは、条件3において電源電圧を9Vとした場合における電源電流の推定値と実測値との比較結果を示す。 図5Bは、条件3において電源電圧を13.5Vとした場合における電源電流の推定値と実測値との比較結果を示す。 図5Cは、条件3において電源電圧を16.5Vとした場合における電源電流の推定値と実測値との比較結果を示す。 図6Aは、環境温度を25℃とした場合の電源電流制限の結果を示す。 図6Bは、環境温度を−40℃とした場合の電源電流制限の結果を示す。 図6Cは、環境温度を120℃とした場合の電源電流制限の結果を示す。 図7は、実施形態に係るモータ制御装置を搭載した電動パワーステアリング装置の概略構成である。
以下、本発明に係る実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るモータ制御装置の全体構成を示すブロック図である。図1のモータ制御装置1は、例えば3相ブラシレスDCモータである電動モータ15の駆動制御部として機能するモータ制御部10を備える。モータ制御装置10は、オブザーバ制御部(インピーダンス推定部)31、電源BTからインバータ回路(モータ駆動回路)23へ供給される電源電流推定値を求める電源電流推定部30、電源電流推定値を変数(パラメータ)としてトルク制限値を求めるトルク制限値演算部11、トルク制限値をもとに電流指令値を算出する電流指令値演算部12等を備える。
モータ制御部10のPWM信号生成部21は、後述する電圧指令値にしたがって、インバータ回路23を構成する複数の半導体スイッチング素子(FET)のON/OFF制御信号(PWM信号)を生成する。半導体スイッチング素子は電動モータ15の各相(a相、b相、c相)に対応している。
スイッチング素子(FET)はパワー素子とも呼ばれ、例えば、MOSFET(Metal-Oxide Semiconductor Field-Effect Transistor)、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)等のスイッチング素子を用いる。
インバータ回路23には、電源リレー27を介して外部バッテリBTよりモータ駆動用の電源が供給される。電源リレー27は、バッテリBTからの電力を遮断可能に構成され、半導体リレーで構成することもできる。
モータ駆動回路としてのインバータ回路23より電動モータ15に供給されるモータ駆動電流は、各相に対応して配置した電流センサ(不図示)からなる電流検出部25で検出される。電流検出部25は、例えばモータ駆動電流検出用のシャント抵抗に流れる直流電流を、オペアンプ等からなる増幅回路を用いて検出する。
電流検出部25からの出力信号(電流検出信号)は、A/D変換部(ADC)40に入力される。ADC40は、そのA/D変換機能によりアナログ電流値をデジタル値に変換し、3相電流Ia,Ib,Icとして座標変換部42に入力される。座標変換部42は3相/2相変換機能を有し、回転角センサ51で検出された回転角度θと3相電流Ia,Ib,Icより、d軸上の電流Idとq軸上の電流Iqを演算する。すなわち、座標変換部42は、実電流よりd軸電流とq軸電流を演算する。
電源電流推定部30は、d軸電流Idと、q軸電流Iqと、電源電圧Vと、モータ回転数と、後述するインピーダンス誤差をもとに電源電流推定ロジック演算式による演算を行うことにより、電源BTからインバータ回路23へ流れる電源電流推定値を算出する。モータ回転数は、例えば電動モータ15の回転軸に設けた磁石と、それに対向するMRセンサを備える回転角センサ51から出力される回転角度信号に基づいて、不図示の回転数演算部で回転角度θとともに求める。
オブザーバ制御部31は、適応オブザーバ(オブザーバモデル)を用いて各相毎のインピーダンス誤差を推定する。すなわち、オブザーバ制御部31はインピーダンス誤差推定部である。オブザーバ制御部31では、最初に下記の式(1)に示すように実電流Iからなる算出電圧値であるオブザーバ電圧値Vobを演算する。
Figure 2020032260
式(1)において、Rthはモータのインピーダンス、ΔRthはインピーダンス誤差、Lはインダクタンスである。また、EMFは逆起電力である。
ここで、電流指令値演算部12は、指示トルクTqから電流指令値(目標電流値)を求め、電流制御部として、PI制御部16a,16bが、d軸とq軸の電流指令値と検出電流値との差分をゼロにするようにd軸とq軸の電圧指令値を求め、さらに座標変換部17が、電圧指令値と電動モータ15の回転角度とからモータ印加電圧Vを演算する。オブザーバ制御部31では、下記の式(2)に示すように、座標変換部17で演算されたモータ印加電圧Vとオブザーバ電圧値Vobとの差分をとることで、印加すべき電圧の差分が分かる。
そこで、式(2)において電圧の差分を実電流Iで除することによって、各相毎の電圧の差分をもとに各相毎の抵抗値の差分ΔRtha,ΔRthb,ΔRthcを演算することができる。
Figure 2020032260
オブザーバ制御部31で求めた各相毎の抵抗値誤差(インピーダンス誤差)ΔRtha,ΔRthb,ΔRthcは、電源電流推定部30のオフセットゲイン算出部33に入力される。なお、インピーダンス誤差は、モータの逆モデルより逆算した電流値と実電流値との差分と考えることもできる。
オフセットゲイン算出部33は、式(3)により、モータ出力オフセットゲインGain2を算出する。ここでは、相毎のインピーダンス誤差のバラツキを考慮して、一相のインピーダンス誤差を代表値として使用せず、三相のインピーダンス誤差ΔRtha,ΔRthb,ΔRthcの平均値を使用する。
Figure 2020032260
損出算出部34は、d軸電流Idと、q軸電流Iqと、オフセットゲインGain2とから、式(4)によりモータ電力損失αを求める。
Figure 2020032260
式(4)において、Iα =Id+Iqである。
一方、電力算出部35は、下記の式(5)に示すように、回転角センサ51からの出力である回転角速度ωと、式(6)より求められるモータトルクTとを乗算して、電動モータの消費電力Pを求める。
なお、式(6)において、Pはモータの極対数、Ψαはd軸鎖交磁束である。
また、d軸鎖交磁束Ψαは、式(7)で求められる。式(7)中のβは電流位相であって式(8)で表わされ、Gain1は固定値である。
Figure 2020032260
推定電源電流算出部37は、上記の電動モータ消費電力P、モータ電力損失α、電源電圧Vより、式(9)を第1の算出ロジックに係る演算式として電源電流推定値Idcを求める。
Figure 2020032260
モータ制御部10のトルク制限値演算部11は、電源電流推定部30で第1の算出ロジックを使用して求めた電源電流推定値Idcを変数(パラメータ)としてトルク制限値を求める。より具体的には、第1の算出ロジックの演算式である式(9)を変形した式(10)を第2の算出ロジックに係る演算式として、電動モータ15のトルク制限値を算出する。
Figure 2020032260
ここで、TLimはトルク制限値、IdcLimは、電源BTからの持ち出し電流値(制限したい電流値)、ωは回転角速度、αはモータ電力損失、Vは電源電圧である。
このように、電源電流推定値の算出とトルク制限値の演算に必要な変数であるモータ出力オフセットゲイン、各相対応の抵抗値変動分から逆算して求めた損失電力等から電源電流を推定することで、推定誤差の小さい、高精度の電源電流推定値を得ることができる。そして、電源電流推定値を算出するロジックを変形して、トルク制限値の演算ロジックとして使用することで、トルク制限値の演算を迅速化、簡素化できる。
電流指令値演算部12は、指示トルクTqとトルク制限値制御部11より出力されたトルク制限値TLimをもとに、磁界成分であるd軸指令電流Idと、トルク成分であるq軸指令電流Iqを演算する。
減算器13aによって、q軸指令電流Iqとq軸電流Iqの差分(Dqとする)が演算され、減算器13bによって、d軸指令電流Idとd軸電流Idの差分(Ddとする)が演算される。そして、DqはPI制御部16aに入力され、DdはPI制御部16bに入力される。
PI制御部16aは、Dqをゼロに収束させるようにPI(比例+積分)制御を行って、q軸電圧の指令値であるq軸電圧指令値Vqを算出する。同様に、PI制御部16bは、Ddをゼロに収束させるようにPI(比例+積分)制御を行うことで、d軸電圧の指令値であるd軸電圧指令値Vdを算出する。
q軸電圧指令値Vqとd軸電圧指令値Vdは、2相/3相変換機能を有する座標変換部17に入力される。座標変換部17は、回転角度θに基づいて、Vq、Vdを3相の各相毎の電圧指令値である電圧指令値Va、Vb、Vcに変換する。変換後の電圧指令値Va、Vb、Vcは、PWM信号生成部21に入力される。
なお、オブザーバ制御部31、電源電流推定部30、トルク制限値演算部11等は、後述する電源電流推定、およびトルク制限を行う制御プログラム(ソフトウェア)によって動作する単一のマイクロプロセッサで構成してもよい。
次に、本実施形態に係るモータ制御装置における電動モータの駆動・制御方法について説明する。
電源から電動モータへ流れる電流値が上限値(閾値)を越えたかどうかは、例えば、電流センサ等を用いて電流値の変化を監視することで判断できるが、本実施形態では、電動モータにおけるエネルギの平衡関係から推定する。具体的には、電源から電動モータに供給されるエネルギ、仕事量(発生トルクと回転速度との積)、摩擦、抵抗等による損失をもとに電流を推定する。そして、この電流推定値からトルクの上限(トルク制限値)を求める。
最初に本実施形態に係るモータ制御装置における電源電流の推定値算出方法について説明する。図2は、電源電流の推定処理手順を示すフローチャートである。
図2のステップS11においてオブザーバ制御部31は、3相の各相に対応した実電流とモータ印加電圧よりインピーダンス誤差を推定する。ここでは、上述したように適応オブザーバを用いて、環境温度に対応した各相毎のインピーダンス誤差を推定する。
次にステップS13において、電源電流推定部30のオフセットゲイン算出部33は、各相のインピーダンス誤差の平均値等よりモータ出力オフセットゲインGain2を求める。続くステップS15において、損失算出部34は、上記のモータ出力オフセットゲインGain2と、電動モータに流れる実電流より演算したd軸電流およびq軸電流とに基づいてモータ電力損失αを算出する。そして、電力算出部35は、ステップS17で、電動モータの消費電力Pを算出する。
ステップS19において、推定電源電流算出部37は、上記のステップで算出した電力損失α、消費電力P、および電源の電源電圧Vをもとに、上述した第1の算出ロジックとしての式(9)によって、電源から電動モータへ供給される電源電流の推定値Idcを算出する。
次に、本実施形態に係るモータ制御装置におけるトルク制御方法について説明する。図3は、トルク制御の処理手順を示すフローチャートである。
図3のステップS21では、図2に示す電源電流の推定処理で得た電源電流の推定値Idcが所定の上限値を超えているか否かを判断する。電源電流推定値Idcが所定の上限値を超えた場合、ステップS23において、その上限値を、電源BTから電動モータ15へ流れる電流の制限値(持ち出し電流値)IdcLimとして設定する。
続くステップS25で、上述した第2の算出ロジックとしての式(10)を使用して、電動モータ15のトルク制限値TLimを算出する。
ステップS27では、上記のトルク制限値TLimに基づいて電流指令値を算出し、さらに、その電流指令値に基づいて電動モータ15の駆動信号(PWM信号)を生成する。その結果、電動モータ15に加わる負荷に変動があっても、電源BTから電動モータ15へ持ち出される電流の上限値が制限され、電源BTへの負荷を調整・抑制できる。
ここでは、上記の式(9)、式(10)等で示すように、抵抗値の誤差から電力を逆算し、その結果をもとにトルクの制限値を求めている。すなわち、設定された制限電流IdcLimによって直ちに指示トルクが制限され、電動モータ15には制限電流以上の電流が供給されない制御が行われる。
次に、本実施形態に係るモータ制御装置における電流制限処理とその効果について説明する。図4A〜図4Fは、電源BTから電動モータへの持ち出し電流を制限するために、上述した電源電流の推定を行った場合の推定値と、実際の電流の実測値と、推定値と実測値との誤差を示している。
図4A〜図4Fにおいて、縦軸は電流[A]/誤差[A]であり、横軸は時間[秒]である。
図4A〜図4Cは条件1、すなわち、トルク指示が2[Nm]、モータ回転数が500[rpm]、電源電圧が13.5[V]で、環境温度を25℃、−40℃、および120℃に変動させた場合における、電源電流の推定値と実測値との誤差を示す。
図4D〜図4Fは条件2、すなわち、トルク指示が2[Nm]、モータ回転数が1500[rpm]、電源電圧が13.5[V]で、環境温度を25℃、−40℃、および120℃にそれぞれ変動させた場合における、電源電流の推定値と実測値との誤差を示す。
図4A〜図4Fから明らかなように、条件1および条件2において、温度を変化させた場合であっても、実測値と推定値との誤差は数アンペア、例えば±3A以下となることが分かる。
図5A〜図5Cは条件3、すなわち、回転数を0〜1500rpmに変化させ、電圧条件(電源電圧)をそれぞれ9[V]、13.5[V]、16.5[V]とした場合における電源電流の推定値と実測値との比較結果を示す。
図5A〜図5Cにおいて、縦軸は電流[A]、横軸は機械角速度(モータ回転数)[rpm]である。なお、条件3では、環境温度を常温とした。
図5A〜図5Cより、回転数および電源電圧を変化させた場合であっても、実測値と推定値との誤差は数アンペア(例えば±3A以下)となっていることが分かる。
図6A〜図6Cは、トルク指示を2[Nm]、モータ回転数を1500[rpm]、電源電圧を13.5[V]とし、環境温度を25℃、−40℃、および120℃にそれぞれ変動させた場合の電源電流制限の結果を示す。ここでは、制限をかけた際の電源電流の上限値を20Aに設定した。
図6A〜図6Cから分かるように、電源電流制限がある場合(すなわち、電源の保護がある場合)には、電源電流の上限を設定した閾値(例えば20A)以下に抑えることができる。その結果、このような電源電流制限により、電源電圧への負荷を抑えることができる。
本実施形態に係るモータ制御装置は、例えば、電動パワーステアリング装置、電動ポンプ、洗濯機等の家電用途、各種車載用途等、様々な用途に使用できる。
図7は、本実施形態に係るモータ制御装置を搭載した電動パワーステアリング装置の概略構成である。図7の電動パワーステアリング装置100は、電子制御ユニット(Electronic Control Unit: ECU)としてのモータ制御装置1、操舵部材であるステアリングハンドル102、ステアリングハンドル102に接続された回転軸103、ピニオンギア106、ラック軸107等を備える。
回転軸103は、その先端に設けられたピニオンギア106に噛み合っている。ピニオンギア106により、回転軸103の回転運動がラック軸107の直線運動に変換され、ラック軸107の変位量に応じた角度に、そのラック軸107の両端に設けられた一対の車輪105a,105bが操舵される。
回転軸103には、ステアリングハンドル102が操作された際の操舵トルクを検出するトルクセンサ109が設けられており、検出された操舵トルクはモータ制御装置1へ送られる。モータ制御装置1は、トルクセンサ109より取得した操舵トルク、車速センサ(不図示)からの車速等の信号に基づくモータ駆動信号を生成し、その信号を電動モータ15に出力する。
モータ駆動信号が入力された電動モータ15からは、ステアリングハンドル102の操舵を補助するための補助トルクが出力され、その補助トルクが減速ギア104を介して回転軸103に伝達される。その結果、電動モータ15で発生したトルクによって回転軸103の回転がアシストされることで、運転者のハンドル操作を補助する。
このように電動パワーステアリング用のモータ制御装置において、電動モータに加わる負荷が変動しても、電源から電動モータへ供給される電流の上限値を制限でき、電源への負荷を調整・抑制できる。
本実施形態に係るモータ制御装置を、例えば、液体を吸入部から吸入して吐出部から外部へ吐出するポンプ駆動用の電動モータの駆動制御装置として使用した場合、上記の電動パワーステアリング装置と同様、電動モータに加わる負荷が変動しても、電源から電動モータへ供給される電流の上限値を制限でき、電源への負荷を調整・抑制できる。
以上説明したように本実施形態に係るモータ制御装置は、第1の算出ロジックによって、電源からインバータ回路へ供給される電源電流の推定値を算出し、その電源電流推定値を変数(パラメータ)とする第2の算出ロジックによって求めたトルク制限値をもとに電流指令値を算出する。そして、その電流指令値を変換して得た相電圧指令値により電動モータの駆動信号を生成する。
こうすることで、トルク制限値をもとに電動モータの出力トルクを制限して、電源から電動モータへ流れる電流に対して制限をかけることができる。その結果、電動モータに加わる負荷に変動があっても、電源から電動モータへ持ち出される電流の上限値を制限でき、電源への負荷を調整・抑制できる。
さらには、電源電流推定値の精度を上げて、電源電流推定値と実電流値との誤差を最小化できる。よって、電源電流制限により電源を保護できるとともに、環境温度が変化しても、電源電流を、目標とする推定誤差内に収めることができる。
また、電源電流推定値を算出する際、適応オブザーバを用いて、環境温度によって変動する各相毎のインピーダンス誤差を推定することで、温度センサ等を追加することなく、多相(3相)の電動モータの各相におけるインピーダンス誤差(インピーダンス変動)を容易、かつ高精度に推定できる。
本発明の実施形態は上述した例に限定されず、適宜変更可能である。例えば、電動モータに負荷が加わった場合、その負荷の調整を行うための電流・電圧等の指令に対して優先順位をつけ、その優先順位に基づいて制御を行うようにしてもよい。
この場合、電動モータの出力(トルク)に対して影響の小さい(すなわち、優先順位が低い)負荷に対する調整のために電流指令値を与える際、その電流指令値に対して上限値を設定し、電動モータの出力であるトルクも、あらかじめ設定する上限値を超えないように制限をかけることができる。
1 モータ制御装置
10 モータ制御部
11 トルク制限値演算部
12 電流指令値演算部
15 電動モータ
16a,16b PI制御部
17,42 座標変換部
21 PWM信号生成部
23 インバータ回路
25 電流検出部
27 電源リレー
30 電源電流推定部
31 オブザーバ制御部
33 オフセットゲイン算出部
34 損出算出部
35 電力算出部
37 推定電源電流算出部
40 A/D変換部(ADC)
51 回転角センサ
102 ステアリングハンドル
103 回転軸
104 減速ギア
106 ピニオンギア
107 ラック軸
109 トルクセンサ
BT 外部バッテリ

Claims (12)

  1. 3相以上の多相の電動モータを駆動するモータ制御装置であって、
    電源からの電力を前記電動モータに供給するインバータと、
    前記電動モータに流れる実電流を座標変換することによりd軸電流およびq軸電流を算出する手段と、
    前記電動モータの回転軸の角度を検出する回転角センサからの出力に基づきモータ回転数を算出する手段と、
    前記多相の各相に対応した実電流値とモータ印加電圧値よりインピーダンス誤差を推定するインピーダンス誤差推定部と、
    前記d軸電流と、前記q軸電流と、前記電源の電源電圧と、前記モータ回転数と、前記インピーダンス誤差とを入力とする第1の算出ロジックにより、前記電源から前記インバータへの電源電流推定値を算出する電源電流推定部と、
    前記電源電流推定値を変数とする第2の算出ロジックにより前記電動モータのトルク制限値を演算するトルク制限値演算部と、
    前記トルク制限値に基づいて電流指令値を算出する電流指令値算出部と、
    前記電流指令値に基づいて前記電動モータの駆動信号を生成する駆動信号生成部と、を備えるモータ制御装置。
  2. 前記トルク制限値は前記電動モータの出力トルクの上限値であり、前記トルク制限値演算部は、前記電源電流推定値に基づいて設定した電源電流の上限値をもとに前記トルク制限値を演算する請求項1に記載のモータ制御装置。
  3. 前記トルク制限値を演算する前記第2の算出ロジックは、あらかじめ設定した電源電流の制限値と前記電源電圧との積から所定の損失電力を減じて求めた電力値を、前記モータ回転角速度で除する算出ロジックである請求項1に記載のモータ制御装置。
  4. 前記第1の算出ロジックと前記第2の算出ロジックは入力を共通にし、該第1の算出ロジックに係る演算式を変形した該第2の算出ロジックに係る演算式を使用して前記トルク制限値を演算する請求項3に記載のモータ制御装置。
  5. 前記電源電流推定部は、
    前記各相のインピーダンス誤差の平均値をもとにモータ出力オフセットゲインを求めるゲイン算出部を有し、
    前記モータ出力オフセットゲインと、前記d軸電流と、前記q軸電流とに基づいて前記損失電力を算出する請求項3に記載のモータ制御装置。
  6. 前記インピーダンス誤差推定部は、少なくとも前記電動モータの各相の実電流値と、前記電動モータの各相の印加電圧とを入力とする適応オブザーバを用いて、環境温度によって変動する前記各相毎のインピーダンス誤差を推定する請求項1に記載のモータ制御装置。
  7. 車両等の運転者のハンドル操作をアシストする電動パワーステアリング装置であって、
    前記運転者の操舵を補助する電動モータと、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載のモータ制御装置により前記電動モータを駆動制御する手段と、を備えることを特徴とする電動パワーステアリング用モータ制御装置。
  8. 請求項7に記載の電動パワーステアリング用モータ制御装置を備えたことを特徴とする電動パワーステアリングシステム。
  9. 液体を吸入部から吸入して吐出部から外部へ吐出するポンプ駆動用の電動モータと、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載のモータ制御装置により前記電動モータを駆動制御する手段と、を備えることを特徴とする電動ポンプ用モータ制御装置。
  10. 3相以上の多相の電動モータを駆動するモータ制御方法であって、
    前記多相の各相に対応した実電流とモータ印加電圧よりインピーダンス誤差を推定する工程と、
    前記電動モータに流れる実電流より演算したd軸電流およびq軸電流と、電源の電源電圧と、前記電動モータのモータ回転数と、前記インピーダンス誤差とに基づいて、前記電源から前記電動モータへ供給される電源電流の推定値を算出する工程と、
    前記各相のインピーダンス誤差の平均値より求めたモータ出力オフセットゲインと、前記d軸電流と、前記q軸電流とに基づいて損失電力を算出する工程と、
    前記電源電流の推定値が所定の上限値を超えた場合、その上限値を前記電源から前記電動モータへの電流制限値として該電動モータのトルク制限値を演算する工程と、
    前記トルク制限値に基づいて電流指令値を算出する工程と、
    前記電流指令値に基づいて前記電動モータの駆動信号を生成する工程と、を備えるモータ制御方法。
  11. 前記トルク制限値の演算工程は、前記電流制限値と前記電源の電圧との積から前記損失電力を減じて求めた電力値を、前記モータ回転数より演算したモータ回転角速度で除することで該トルク制限値を演算する請求項10に記載のモータ制御方法。
  12. 少なくとも前記電動モータの各相の実電流値と、前記電動モータの各相の印加電圧とを入力とする適応オブザーバを用いて環境温度によって変動する前記各相毎のインピーダンス誤差を推定する請求項10に記載のモータ制御方法。


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