JPWO2020027171A1 - 切削工具及び切削加工物の製造方法 - Google Patents

切削工具及び切削加工物の製造方法 Download PDF

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Abstract

一態様の切削工具は、ポケットを有するホルダ、シム部材、第1ネジ及びインサートを有する。シム部材は、外側面及び内側面において開口している第1穴を有する。ポケットは、第1穴に対応する第2穴を有する。第1ネジは、第1穴及び第2穴に挿入される。第1穴の第1中心軸が、第2穴の第2中心軸よりも回転方向の前方に位置する。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2018年8月1日に出願された日本国特許出願2018−145269号の優先権を主張するものであり、この先の出願の開示全体を、ここに参照のために取り込む。
本態様は、一般的には、被削材の切削加工に用いられる切削工具及び切削加工物の製造方法に関する。具体的には、転削加工に用いられる切削工具に関する。
金属などの被削材を切削加工する際に用いられる切削工具として、特表2013−512787号公報(特許文献1)に記載のフライスが知られている。特許文献1に記載の切削工具は、ホルダ(カッタ本体)と、インサートと、シムとを備える。特許文献1においては、切削工具がシムを備えることによって、インサートの位置ずれが抑えられ、また、切削作業において発生する荷重が広範囲に分散される。
近年、切削加工の精度の向上が求められている。そのため、切削加工時におけるインサートの位置ずれをさらに小さくすることが求められている。
本開示における限定されない一面の切削工具は、ホルダ、シム部材、第1ネジ及びインサートを有する。ホルダは、回転軸に沿って第1端から第2端にかけて延びた柱形状であって、第1端の側に位置するポケットを有する。シム部材は、ポケットに位置する。第1ネジは、シム部材をポケットに固定する。インサートは、回転軸の回転方向の前方においてシム部材に当接する。シム部材は、外側面、内側面及び第1穴を有する。外側面は、ホルダの外周側に位置する。内側面は、外側面の反対側に位置する。第1穴は、外側面及び内側面において開口する。ポケットは、第1穴に対応する第2穴を有する。第1ネジは、第1穴及び第2穴に挿入されている。第1穴の第1中心軸は、第2穴の第2中心軸よりも回転方向の前方に位置する。
本開示における限定されない一面の切削工具を示す斜視図である。 図1に示す切削工具を第1端の側から見た平面図である。 図2に示す切削工具をA1方向から見た側面図である。 図1に示す領域B1における拡大図である。 図4に示す切削工具を別の方向から見た拡大図である。 図5に示す切削工具におけるホルダの拡大図である。 図5に示す切削工具におけるホルダ及びシム部材の拡大図である。 図3に示す領域B2における拡大図である。 図8に示す切削工具を別の方向から見た拡大図である。 図8に示す切削工具におけるホルダの拡大図である。 図8に示す切削工具におけるホルダ及びシム部材の拡大図である。 図1に示す切削工具におけるシム部材の斜視図である。 図10に示すシム部材を前側面の側から見た側面図である。 図11に示すシム部材をA2方向から見た側面図である。 図11に示すシム部材をA3方向から見た側面図である。 図11に示すシム部材をA4方向から見た側面図である。 図11に示すシム部材をA5方向から見た側面図である。 図1に示す切削工具におけるインサートの斜視図である。 本開示における限定されない一面の切削加工物の製造方法の一工程を示す概略図である。 本開示における限定されない一面の切削加工物の製造方法の一工程を示す概略図である。 本開示における限定されない一面の切削加工物の製造方法の一工程を示す概略図である。
以下、複数の実施形態の切削工具について、図面を用いて詳細に説明する。但し、以下で参照する各図は、説明の便宜上、各実施形態を説明するために必要な主要部材のみを簡略化して示したものである。従って、切削工具は、本明細書が参照する各図に示されない任意の構成部材を備え得る。また、各図中の部材の寸法は、実際の構成部材の寸法及び各部材の寸法比率などを忠実に表したものではない。
<切削工具>
本開示における限定されない一面の切削工具1は、転削加工に用いられる回転工具である。なお、切削工具1としては、回転工具の他にも、例えば、外径加工、内径加工及び溝入れ加工などの旋削加工に用いられる工具が挙げられる。
切削工具1は、ホルダ3、シム部材5、第1ネジ7、第2ネジ9及びインサート11を有してもよい。ホルダ3は、回転軸Y0に沿って第1端Y1から第2端Y2にかけて延びた柱形状である。図1などにおいては、回転軸Y0を中心とする回転方向がY3で示される。なお、切削工具1が上記したように旋削加工に用いられる工具である場合には、回転軸Y0を中心軸と置き換えてもよい。
切削工具1は、第1端Y1の側に位置するポケット13を有してもよい。ポケット13の数は1つのみであってもよく、また、図1に示す一例のように複数であってもよい。図1に示す一例のように複数のポケット13は、それぞれホルダ3の外周面及び第1端Y1の側の端面に対して開口してもよい。第1端Y1の側から切削工具1を正面視した場合に、複数のポケット13は、等間隔で設けられても不等間隔で設けられてもよい。
ポケット13は、シム部材5、第1ネジ7、第2ネジ9及びインサート11が位置するための空間である。ポケット13は、切削加工物を製造するための切削加工において生じる切屑が流れるための空間として用いられてもよい。
シム部材5は、ポケット13に位置しており、第1ネジ7及び第2ネジ9によってポケット13に固定されてもよい。シム部材5は、ポケット13における回転方向Y3の後方に位置する端面に当接してもよい。図1に示す一例のように、ホルダ3が複数のポケット13を有する場合には、切削工具1が複数のシム部材5を有してもよい。
インサート11は、ポケット13に位置しており、シム部材5に当接してもよい。このとき、インサート11は、シム部材5よりも回転方向Y3の前方に位置してもよく、回転軸Y0の回転方向Y3の前方においてシム部材5に当接してもよい。切削加工時には、インサート11に対して回転方向Y3の前方から後方に向かって切削負荷が加わり易い。シム部材5が回転軸Y0の回転方向Y3の後方においてインサート11に当接する場合には、インサート11に加わった切削負荷がシム部材5で受け止められ易い。
シム部材5は、外側面15、内側面17、第1穴19及び第3穴21を有してもよい。外側面15は、ホルダ3の外周側に位置してもよい。内側面17は、外側面15の反対側に位置してもよい。内側面17は、ポケット13の表面に当接してもよい。図12に示す一例のシム部材5は、概ね四角板形状である。シム部材5は、外側面15及び内側面17以外の面を有してもよい。
例えば、シム部材5が、回転方向Y3の前方に位置する前側面23、及び、回転方向Y3の後方に位置する後側面25を有してもよい。前側面23は、インサート11に当接する面として用いられてもよい。後側面25は、ポケット13の表面に当接する面として用いられてもよい。
また、シム部材5が、第1端Y1の側に位置する第1端面27、及び、第2端Y2の側に位置する第2端面29を有してもよい。第1端面27及び第2端面29は、それぞれ前側面23及び後側面25の間に位置してもよい。また、第1端面27及び第2端面29は、それぞれ外側面15及び内側面17の間に位置してもよい。第2端面29は、ポケット13の表面に当接する面として用いられてもよい。
第1穴19は、外側面15及び内側面17において開口してもよい。第1穴19は、第1ネジ7が挿入される部分である。第3穴21は、第1穴19と同様に、外側面15及び内側面17において開口してもよい。第3穴21は、第2ネジ9が挿入される部分である。このとき、第3穴21は、第1穴19よりも第1端Y1の側に位置してもよい。
図12〜図17に示す一例のように、第1穴19及び第3穴21が、前側面23及び後側面25ではなく外側面15及び内側面17において開口してもよい。第1穴19及び第3穴21が前側面23において開口しない場合には、シム部材5におけるインサート11に当接する面積が広く確保され易い。また、第1穴19及び第3穴21が後側面25において開口しない場合には、シム部材5におけるポケット13の表面に当接する面積が広く確保され易い。
ここで、第1穴19の延びる方向を示す中心軸を第1中心軸Z1とする。また、第3穴21の延びる方向を示す中心軸を第3中心軸Z3とする。第1中心軸Z1及び第3中心軸Z3は、それぞれホルダ3の外周側から中心側に向かって延びてもよい。第1穴19に挿入された第1ネジ7は、ホルダ3の外周側から中心側に向かって延びてもよい。同様に、第3穴21に挿入された第2ネジ9は、ホルダ3の外周側から中心側に向かって延びてもよい。図1に示す一例のように、ホルダ3が複数のポケット13を有する場合には、切削工具1が複数の第1ネジ7及び複数の第2ネジ9を有してもよい。
第1中心軸Z1及び第3中心軸Z3はホルダ3の中心側に向かって延びてもよい。ここで、第1中心軸Z1及び第3中心軸Z3を伸ばした場合に、これらの中心軸Z1、Z3が回転軸Y0と交わらなくてもよい。第1中心軸Z1及び第3中心軸Z3は、互いに平行であってもよい。第1中心軸Z1及び第3中心軸Z3は、回転軸Y0に直交してもよい。また、第1中心軸Z1及び第3中心軸Z3は、回転方向Y3に直交してもよい。
ポケット13は、第1穴19に対応する第2穴31と、第3穴21に対応する第4穴33と、を有してもよい。具体的には、ポケット13にシム部材5を取り付けた状態において、第2穴31が第1穴19に繋がってもよい。また、ポケット13にシム部材5を取り付けた状態において、第4穴33が第3穴21に繋がってもよい。
第2穴31は、第1ネジ7が挿入される部分である。第1ネジ7は、第1穴19及び第2穴31に挿入されてもよい。また、第4穴33は、第2ネジ9が挿入される部分である。第2ネジ9は、第3穴21及び第4穴33に挿入されてもよい。第3穴21が第1穴19よりも第1端Y1の側に位置する場合には、第4穴33が第2穴31よりも第1端Y1の側に位置してもよい。
第2穴31及び第4穴33の内表面にはネジ溝が形成されてもよい。第1ネジ7が第2穴31に形成されたネジ溝に取り付けられるとともに、第2ネジ9が第4穴33に形成されたネジ溝に取り付けられることによって、シム部材5をポケット13に固定してもよい。なお、上記のようにシム部材5がポケット13に固定される場合においては、第1穴19及び第3穴21の内表面には、ネジ溝が形成されなくてもよい。
ここで、第2穴31の延びる方向を示す中心軸を第2中心軸Z2とする。また、第4穴33の延びる方向を示す中心軸を第4中心軸Z4とする。第2中心軸Z2及び第2中心軸Z2は、それぞれホルダ3の外周側から中心側に向かって延びてもよい。第1穴19の第1中心軸Z1が、第2穴31の第2中心軸Z2よりも回転方向Y3の前方に位置してもよい。また、第3穴21の第3中心軸Z3が、第4穴33の第4中心軸Z4よりも回転方向Y3の前方に位置してもよい。
第1穴19及び第2穴31が上記の構成である場合には、第1ネジ7によってシム部材5をポケット13にねじ止め固定する際に、シム部材5が回転方向Y3の後方に向かってポケット13に押し付けられ易い。そのため、回転方向Y3におけるシム部材5の位置ずれが生じにくい。また、シム部材5が回転方向Y3の後方においてポケット13に当接され易い。そのため、インサート11からシム部材5へと伝わった切削負荷がポケット13において受け止められ易い。
切削工具1は、シム部材5をポケット13にねじ止め固定するネジとして第1ネジ7及び第2ネジ9を有してもよい。すなわち、1つのシム部材5をポケット13にねじ止め固定するネジが、1つのみではなく複数であってもよい。この場合には、ネジの軸の周りでシム部材5が回転する位置ずれが生じにくい。従って、切削加工時におけるインサート11の位置ずれが小さくなり易い。
第2中心軸Z2及び第4中心軸Z4はホルダ3の中心側に向かって延びてもよい。ここで、第2中心軸Z2及び第4中心軸Z4を伸ばした場合に、これらの中心軸が回転軸Y0と交わらなくてもよい。第2中心軸Z2及び第4中心軸Z4は、互いに平行であってもよい。第2中心軸Z2及び第4中心軸Z4は、回転軸Y0に直交してもよい。また、第2中心軸Z2及び第4中心軸Z4は、回転方向Y3に直交してもよい。
シム部材5の大きさは特に限定されない。例えば、前側面23の最大幅は、3〜20mm程度に設定されてもよい。また、前側面23から後側面25までの高さは、3〜15mm程度に設定されてもよい。
ホルダ3及びシム部材5としては、鋼及び鋳鉄などを用いることができる。例えば、ホルダ3及びシム部材5の靭性を高める観点から、これらの材質の中で鋼を用いてもよい。
図18に示す一例のように、インサート11は、多角板形状であって、第1面35、第2面37、第3面39及び切刃41を備えてもよい。第1面35は、多角形状であり、図1に示す一例のように、インサート11のうちで相対的に回転方向Y3の前方に位置してもよい。第2面37は、第1面35の反対側に位置してもよく、図1に示す一例のように、インサート11のうちで相対的に回転方向Y3の後方に位置してもよい。
第3面39は、第1面35及び第2面37の間に位置してもよい。第3面39は、第1面35及び第2面37にそれぞれ接続されてもよい。切刃41は、第1面35及び第3面39の交わりに位置してもよい。
図18に示す一例のインサート11は、四角板形状であり、第1面35及び第2面37がそれぞれ四角形である。第3面39は、4つの四角形の部位を有してもよい。切刃41は、第1切刃41a及び第2切刃41bを有してもよい。第1切刃41aは、4つの四角形の部位のうちホルダ3の外周側に位置する部位と、第1面35とが交わる稜線に位置してもよい。第1切刃41aは、一般的に、外周切刃或いは主切刃と及ばれる。第2切刃41bは、4つの四角形の部位のうち第1端Y1の側に位置する部位と、第1面35とが交わる稜線に位置してもよい。第2切刃41bは、一般的に、さらい刃或いはワイパー刃と呼ばれる。
なお、インサート11の形状は上記の構成に限定されない。例えば、第1面35が四角形ではなく、例えば、三角形、五角形又は六角形であっても何ら問題無い。
また、第1面35は、図18に示す一例のように、第1面35の中心を基準として180°の回転対称な形状であってもよい。第1面35の中心は、例えば、第1面35の対角線の交線によって特定することが可能である。
インサート11は、ホルダ3に取り付けられるための貫通穴43を有してもよい。図18に示す一例のように、貫通穴43が、第3面39における互いに反対側に位置する部分において開口してもよい。この貫通穴43に第3ネジ45が挿入され、この第3ネジ45がポケット13に固定されることによって、インサート11がポケット13に固定されてもよい。
インサート11の大きさは特に限定されない。例えば、第1面35の最大幅は、3〜20mm程度に設定されてもよい。また、第1面35から第3面39までの高さは、5〜20mm程度に設定されてもよい。
インサート11の材質としては、例えば、超硬合金或いはサーメットなどが挙げられる。超硬合金の組成としては、例えば、WC−Co、WC−TiC−Co及びWC−TiC−TaC−Coが挙げられる。ここで、WC、TiC、TaCは硬質粒子であり、Coは結合相である。
また、サーメットは、セラミック成分に金属を複合させた焼結複合材料である。サーメットの一例として、炭化チタン(TiC)又は窒化チタン(TiN)を主成分としたチタン化合物が挙げられる。ただし、インサート11の材質が上記の組成に限定されないことは言うまでもない。
インサート11の表面は、化学蒸着(CVD)法、又は物理蒸着(PVD)法を用いて被膜でコーティングされてもよい。被膜の組成としては、炭化チタン(TiC)、窒化チタン(TiN)、炭窒化チタン(TiCN)及びアルミナ(Al23)などが挙げられる。
第1中心軸Z1が第2中心軸Z2よりも回転方向Y3の前方に位置してもよい。このとき、第1中心軸Z1が、第2中心軸Z2よりも第1端Y1の側に位置してもよい。第1ネジ7によってシム部材5をポケット13にねじ止め固定する際に、シム部材5が第2端Y2に向かってポケット13に押し付けられ易い。そのため、回転軸Y0に沿った方向におけるシム部材5の位置ずれが生じにくい。
また、第3中心軸Z3が第4中心軸Z4よりも回転方向Y3の前方に位置してもよい。このとき、第3中心軸Z3が、第4中心軸Z4よりも第1端Y1の側に位置してもよい。第2ネジ9によってシム部材5をポケット13にねじ止め固定する際に、シム部材5が第2端Y2に向かってポケット13に押し付けられ易い。そのため、回転軸Y0に沿った方向におけるシム部材5の位置ずれが生じにくい。結果として、シム部材5に当接するインサート11の位置ずれが小さくなり易い。
第1中心軸Z1は、図15などに示すように、前側面23よりも後側面25の近くに位置してもよい。言い換えれば、第1穴19は、図15などに示すように、前側面23よりも後側面25の近くに位置してもよい。第1穴19が、上記のように位置する場合には、第1穴19と前側面23との間でのシム部材5の肉厚が確保され易い。そのため、シム部材5の耐久性が高い。
また、第3中心軸Z3は、図15などに示すように、前側面23よりも後側面25の近くに位置してもよい。言い換えれば、第3穴21は、図15などに示すように、前側面23よりも後側面25の近くに位置してもよい。第3穴21が、上記のように位置する場合には、第3穴21と前側面23との間でのシム部材5の肉厚が確保され易い。そのため、シム部材5の耐久性が高い。
シム部材5は、第1傾斜面47を有してもよい。図13に示す一例のように第1傾斜面47は、前側面23及び外側面15の間に位置しており、外側面15から離れるにしたがって後側面25から離れるように傾斜してもよい。シム部材5が上記の第1傾斜面47を有する場合には、切削加工の加工精度が高い。
第1傾斜面47を介してインサート11からシム部材5へと切削負荷が伝わる際に、回転方向Y3の前方から回転方向Y3の後方に向かう力の一部が、ホルダ3の外周側から中心に向かう方向に分散され易い。端的に言えば、ホルダ3の周方向に加わる切削負荷の一部をホルダ3の径方向に分散させることができる。このような理由からビビり振動が抑制されるため、切削加工の加工精度が高い。
さらに、第1傾斜面47は、前側面23の側から平面視した場合に、第2端Y2の側から第1端Y1の側に向かうにしたがって第1中心軸Z1に平行な方向の幅が広くなる第1部位47aを有してもよい。第1切刃41aに加わる切削負荷は、主に第1傾斜面47を介してインサート11からシム部材5へと伝わり易い。このとき、第1切刃41aにおける第1端Y1の近くに位置する部分ほど大きな切削負荷が加わり易い。
第1部位47aにおいては、より大きな切削負荷が加わり易い部分ほど第1中心軸Z1に平行な方向の幅が広い。そのため、第1部位47aにおいては、より大きな切削負荷が加わり易い部分ほど安定して切削負荷を受け止めて広い範囲に分散させることが可能である。第1傾斜面47が第1部位47aを有する場合には、インサート11の位置ずれがさらに小さくなり易い。
シム部材5は、第2傾斜面49を有してもよい。図13に示す一例のように、第2傾斜面49は、前側面23及び内側面17の間に位置しており、内側面17から離れるにしたがって後側面25から離れるように傾斜してもよい。シム部材5が第2傾斜面49を有する場合には、インサート11の位置ずれが生じにくい。
切削加工時に切削工具1が回転することなどに起因して、インサート11には、回転軸Y0から離れる方向に力が加わる場合がある。このような力が加わることによって、インサート11がホルダ3の外周側に向かって位置ずれするおそれがある。シム部材5が第2傾斜面49を有する場合には、インサート11が第2傾斜面49に当接する、言い換えれば、インサート11が第2傾斜面49に引っ掛かることによって、インサート11がホルダ3の外周側に向かって位置ずれしにくい。
さらに、第2傾斜面49は、前側面23の側から平面視した場合に、第1端Y1の側から第2端Y2の側に向かうにしたがって第1中心軸Z1に平行な方向の幅が広くなる第2部位49aを有してもよい。
上記の通り、第1切刃41aにおける第1端Y1の近くに位置する部分ほど大きな切削負荷が加わり易い。そのため、シム部材5において、第1端Y1の近くに位置する部分ほど大きな切削負荷が加わり易い。第2傾斜面49が第2部位49aを有する場合には、シム部材5における大きな切削負荷が加わり易い部分の肉厚を確保しつつ、インサート11が当接する第2傾斜面49の面積を広く確保できる。
シム部材5は、第3傾斜面51を有してもよい。図13に示す一例のように第3傾斜面51は、前側面23及び第1端面27の間に位置しており、第1端面27から離れるにしたがって後側面25から離れるように傾斜してもよい。シム部材5が第3傾斜面51を有する場合には、切削加工の加工精度が高い。
第3傾斜面51を介してインサート11からシム部材5へと切削負荷が伝わる際に、回転方向Y3の前方から回転方向Y3の後方に向かう力の一部が、第1端Y1から第2端Y2に向かう方向に分散され易い。端的に言えば、ホルダ3の周方向に加わる切削負荷の一部をホルダ3の回転軸Y0に分散させることができる。このような理由からビビり振動が抑制されるため、切削加工の加工精度が高い。
さらに、第3傾斜面51は、前側面23の側から平面視した場合に、内側面17の側から外側面15の側に向かうにしたがって第1中心軸Z1に直交する方向の幅が広くなる第3部位51aを有してもよい。第2切刃41bに加わる切削負荷は、主に第3傾斜面51を介してインサート11からシム部材5へと伝わり易い。このとき、第2切刃41bにおける外周側に位置する部分ほど大きな切削負荷が加わり易い。
第3部位51aにおいては、より大きな切削負荷が加わり易い部分ほど第1中心軸Z1に直交する方向の幅が広い。そのため、第3部位51aにおいては、より大きな切削負荷が加わり易い部分ほど安定して切削負荷を受け止めて広い範囲に分散させることが可能である。第3傾斜面51が第3部位51aを有する場合には、インサート11の位置ずれがさらに小さくなり易い。
シム部材5は、第4傾斜面53を有してもよい。図13に示す一例のように第4傾斜面53は、前側面23及び第2端面29の間に位置しており、第2端面29から離れるにしたがって後側面25から離れるように傾斜してもよい。シム部材5が第4傾斜面53を有する場合には、インサート11の位置ずれが生じにくい。
切削加工時に第2切刃41bが被削材に食いつくことなどに起因して、インサート11には、第2端Y2から離れる方向に力が加わる場合がある。このような力が加わることによって、インサート11が第2端Y2から離れる方向に向かって位置ずれするおそれがある。シム部材5が第4傾斜面53を有する場合には、インサート11が第4傾斜面53に当接する、言い換えれば、インサート11が第4傾斜面53に引っ掛かり易い。そのため、インサート11が第2端Y2から離れる方向に向かって位置ずれしにくい。
さらに、第4傾斜面53は、前側面23の側から平面視した場合に、外側面15の側から内側面17の側に向かうにしたがって第1中心軸Z1に直交する方向の幅が広くなる第4部位53aを有してもよい。
上記の通り、第2切刃41bにおける外周側に位置する部分ほど大きな切削負荷が加わり易い。そのため、シム部材5において、外周側に位置する部分ほど大きな切削負荷が加わり易い。第4傾斜面53が第4部位53aを有する場合には、シム部材5における大きな切削負荷が加わり易い部分の肉厚を確保しつつ、インサート11が当接する第4傾斜面53の面積を広く確保できる。
<切削加工物の製造方法>
次に、本開示における限定されない一面の切削加工物の製造方法について図19〜図21を用いて説明する。図19〜図21は、上記の切削工具を用いて切削加工を行った場合の切削加工物の製造方法を示す。図19〜図21において、切削工具1の回転軸Y0が二点鎖線で示される。切削加工物103は、被削材101を切削加工することによって作製される。
切削加工物の製造方法は、以下の工程を備えてもよい。すなわち、
(1)上記の実施形態に代表される切削工具1を回転させる工程と、
(2)回転している切削工具1を被削材101に接触させる工程と、
(3)切削工具1を被削材101から離す工程と、
を備えてもよい。
具体的には、まず、図19に示すように、切削工具1を回転軸Y0の周りでY3方向に回転させながら被削材101に相対的に近付けてもよい。次に、図20に示すように、切削工具1における切刃を被削材101に接触させて、被削材101を切削してもよい。そして、図21に示すように、切削工具1を被削材101から相対的に遠ざけてもよい。
被削材101を固定するとともに切削工具1を近付けてもよい。また、図19〜図21に示す一例のように、被削材101を固定するとともに切削工具1を回転軸Y0の周りで回転させてもよい。また、図21に示す一例のように、被削材101を固定するとともに切削工具1を遠ざけてもよい。なお、図19〜図21に示す一例では、それぞれの工程において、被削材101を固定するとともに切削工具1を動かしているが、当然ながらこのような形態に限定されない。
例えば、(1)の工程において、被削材101を切削工具1に近付けてもよい。同様に、(3)の工程において、被削材101を切削工具1から遠ざけてもよい。切削加工を継続する場合には、切削工具1を回転させた状態を維持して、被削材101の異なる箇所にインサートの切刃を接触させる工程を繰り返せばよい。
被削材101の材質の代表例としては、炭素鋼、合金鋼、ステンレス、鋳鉄及び非鉄金属などが挙げられる。
1・・・切削工具
3・・・ホルダ
5・・・シム部材
7・・・第1ネジ
9・・・第2ネジ
11・・・インサート
13・・・ポケット
15・・・外側面
17・・・内側面
19・・・第1穴
21・・・第3穴
23・・・前側面
25・・・後側面
27・・・第1端面
29・・・第2端面
31・・・第2穴
33・・・第4穴
35・・・第1面
37・・・第2面
39・・・第3面
41・・・切刃
41a・・第1切刃
41b・・第2切刃
43・・・貫通穴
45・・・第3ネジ
47・・・第1傾斜面
47a・・第1部位
49・・・第2傾斜面
49a・・第2部位
51・・・第3傾斜面
51a・・第3部位
53・・・第4傾斜面
53a・・第4部位
101・・・被削材
103・・・切削加工物
Y0・・・回転軸
Y1・・・第1端
Y2・・・第2端
Y3・・・回転方向
Z1・・・第1中心軸
Z2・・・第2中心軸
Z3・・・第3中心軸
Z4・・・第4中心軸

Claims (12)

  1. 回転軸に沿って第1端から第2端にかけて延びた柱形状であって、前記第1端の側に位置するポケットを有するホルダと、
    前記ポケットに位置するシム部材と、
    前記シム部材を前記ポケットに固定している、第1ネジと、
    前記回転軸の回転方向の前方において前記シム部材に当接しているインサートと、を有し、
    前記シム部材は、
    前記ホルダの外周側に位置する外側面と、
    前記外側面の反対側に位置する内側面と、
    前記外側面及び前記内側面において開口している第1穴と、を有し、
    前記ポケットは、前記第1穴に対応する第2穴を有し、
    前記第1ネジは、前記第1穴及び前記第2穴に挿入されており、
    前記第1穴の第1中心軸が、前記第2穴の第2中心軸よりも前記回転方向の前方に位置している、切削工具。
  2. 前記第1中心軸が、前記第2中心軸よりも前記第1端の側に位置している、請求項1に記載の切削工具。
  3. 前記シム部材を前記ポケットに固定している、第2ネジを更に有し、
    前記シム部材は、前記外側面及び前記内側面において開口しており、前記第1穴よりも前記第1端の側に位置する第3穴を更に有し、
    前記ポケットは、前記第3穴に対応する第4穴を更に有し、
    前記第2ネジは、前記第3穴及び前記第4穴に挿入されており、
    前記第3穴の第3中心軸が、前記第4穴の第4中心軸よりも前記回転方向の前方に位置している、請求項1又は2に記載の切削工具。
  4. 前記シム部材は、
    前記回転方向の前方に位置する前側面と、
    前記前側面の反対側に位置する後側面と、
    前記前側面及び前記外側面の間に位置しており、前記外側面から離れるにしたがって前記後側面から離れるように傾斜している第1傾斜面と、を有している、請求項1〜3に記載の切削工具。
  5. 前記第1傾斜面は、前記前側面の側から平面視した場合に、前記第2端の側から前記第1端の側に向かうにしたがって前記第1中心軸に平行な方向の幅が広くなる第1部位を有している、請求項4に記載の切削工具。
  6. 前記シム部材は、
    前記回転方向の前方に位置する前側面と、
    前記前側面の反対側に位置する後側面と、
    前記前側面及び前記内側面の間に位置しており、前記内側面から離れるにしたがって前記後側面から離れるように傾斜している第2傾斜面と、を有している、請求項1〜5のいずれか1つに記載の切削工具。
  7. 前記第2傾斜面は、前記前側面の側から平面視した場合に、前記第1端の側から前記第2端の側に向かうにしたがって前記第1中心軸に平行な方向の幅が広くなる第2部位を有している、請求項6に記載の切削工具。
  8. 前記シム部材は、
    前記回転方向の前方に位置する前側面と、
    前記前側面の反対側に位置する後側面と、
    前記前側面及び前記後側面の間であって前記第1端の側に位置する第1端面と、
    前記前側面及び前記第1端面の間に位置しており、前記第1端面から離れるにしたがって前記後側面から離れるように傾斜している第3傾斜面と、を有している、請求項1〜7のいずれか1つに記載の切削工具。
  9. 前記第3傾斜面は、前記前側面の側から平面視した場合に、前記内側面の側から前記外側面の側に向かうにしたがって前記第1中心軸に直交する方向の幅が広くなる第3部位を有している、請求項8に記載の切削工具。
  10. 前記シム部材は、
    前記回転方向の前方に位置する前側面と、
    前記前側面の反対側に位置する後側面と、
    前記前側面及び前記後側面の間であって前記第2端の側に位置する第2端面と、
    前記前側面及び前記第2端面の間に位置しており、前記第2端面から離れるにしたがって前記後側面から離れるように傾斜している第4傾斜面と、を有している、請求項1〜9のいずれか1つに記載の切削工具。
  11. 前記第4傾斜面は、前記前側面の側から平面視した場合に、前記外側面の側から前記内側面の側に向かうにしたがって前記第1中心軸に直交する方向の幅が広くなる第4部位を有している、請求項10に記載の切削工具。
  12. 請求項1〜11のいずれか1つに記載の切削工具を回転させる工程と、
    回転している前記切削工具を被削材に接触させる工程と、
    前記切削工具を前記被削材から離す工程とを備えた切削加工物の製造方法。
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