JPWO2020021663A1 - 顕微鏡装置 - Google Patents

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Abstract

標本(X)を載置するステージ(2)と、ステージ(2)に載置された標本(X)に励起光が照射されることにより標本(X)において発生した蛍光を集光する対物レンズ(4)と、対物レンズ(4)により集光された蛍光を透過させる位相板(5)と、位相板(5)を透過した蛍光を集光する結像レンズ(6)と、結像レンズ(6)により集光された標本(X)の蛍光像を撮影する撮像素子(7)とを備え、位相板(5)が、対物レンズ(4)の瞳位置または瞳位置と光学的に共役な位置に配置されている顕微鏡装置(1)である。

Description

本発明は、顕微鏡装置に関するものである。
標本の3次元情報を取得可能な蛍光顕微鏡が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−84960号公報
しかしながら、特許文献1の蛍光顕微鏡は、対物レンズの焦点位置を光軸方向に移動させながら標本のスライス像を共焦点画像として取得することにより試料の3次元画像を取得する。このため、3次元画像の取得に長時間を要するという不都合がある。
本発明は、標本の3次元情報を含む画像を短時間に取得することができる顕微鏡装置を提供することを目的としている。
本発明の一態様は、標本を載置するステージと、該ステージに載置された前記標本に励起光が照射されることにより該標本において発生した蛍光を集光する対物レンズと、該対物レンズにより集光された蛍光を透過させる位相板と、該位相板を透過した蛍光を集光する結像レンズと、該結像レンズにより集光された前記標本の蛍光像を撮影する撮像素子とを備え、前記位相板が、前記対物レンズの瞳位置または該瞳位置と光学的に共役な位置に配置されている顕微鏡装置である。
本態様によれば、標本をステージに搭載し、標本に励起光を照射することにより、励起光の照射位置において発生した蛍光が対物レンズにより集光された後、位相板を透過させられて結像レンズにより集光され撮像素子に標本の蛍光像を結像する。位相板が対物レンズの瞳位置または瞳位置と光学的に共役な位置に配置されているので、焦点深度が拡大された蛍光像が撮像素子により撮影される。これにより、標本の3次元情報を含む画像を短時間に取得することができる。
上記態様においては、光源から発せられた前記励起光を前記対物レンズに入射させ、前記対物レンズにより集光された蛍光を前記励起光の光路から分岐するダイクロイックミラーを備えていてもよい。
この構成により、光源から発せられた励起光がダイクロイックミラーを通過した後に対物レンズに入射されて標本に照射され、標本において発生した蛍光がダイクロイックミラーを通過する際に励起光の光路から撮像素子に向かう方向に分岐される。これにより、いわゆる落射照明の顕微鏡装置を構成することができる。
また、上記態様においては、前記位相板が、前記ダイクロイックミラーと前記結像レンズとの間に配置されていてもよい。
この構成により、励起光が位相板を通過しないので、位相板における励起光による蛍光の発生を防止することができ、蛍光が迷光となって撮影されることを未然に防止することができる。
また、上記態様においては、前記位相板が、前記ダイクロイックミラーよりも前記ステージ側に配置されていてもよい。
この構成により、位相板を対物レンズの瞳位置または瞳位置に近い位置に配置することができ、瞳位置と光学的に共役な位置に配置する場合と比較して顕微鏡装置の小型化を図ることができる。
また、上記態様においては、前記励起光が紫外光であり、前記位相板の材質が下記の条件式を満たしていてもよい。
1.43≦nd≦1.61
62≦νd≦95
ここで、ndはd線における屈折率、νdはd線におけるアッベ数である。
この構成により、位相板を対物レンズの瞳位置または瞳位置に近い位置に配置して顕微鏡装置の小型化を図りながら、位相板を通過する励起光による蛍光の発生を抑制することができる。
また、上記態様においては、前記位相板の形状が以下の式で表されてもよい。
z=k(x3+y3)
ここで、zは光軸方向、x,yは前記光軸に直交し、かつ相互に直交する2方向の座標、kは任意の有理数である。
また、上記態様においては、前記結像レンズと前記撮像素子との間に配置されたマイクロレンズアレイを備えていてもよい。
また、上記態様においては、前記位相板の材質が合成石英であってもよい。
また、上記態様においては、ライトフィールド技術およびコーデッドアパーチャ技術の少なくとも一方を用いて画像処理を実行する画像処理部を備えていてもよい。
本発明の他の態様は、励起光を発する光源と、該光源からの前記励起光が入射するダイクロイックミラーと、該ダイクロイックミラーよりも標本側に配置され、前記ダイクロイックミラーによって反射された前記励起光を前記標本に集光する対物レンズと、前記ダイクロイックミラーよりも前記標本側、かつ前記対物レンズの瞳位置または該瞳位置と光学的に共役な位置に配置され、前記ダイクロイックミラーによって反射された前記励起光が入射する位相板と、前記標本に前記励起光が照射されることによって発生した蛍光を集光する結像レンズと、該結像レンズによって集光された前記標本の蛍光像を撮影する撮像素子とを備え、前記標本に前記励起光が照射されることによって発生した前記蛍光が、前記対物レンズおよび前記位相板を通過してから前記ダイクロイックミラーに入射し、該ダイクロイックミラーを透過した前記蛍光を前記結像レンズによって集光することにより前記標本の蛍光像を前記撮像素子上に結像する顕微鏡装置である。
本発明によれば、標本の3次元情報を含む画像を短時間に取得することができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る顕微鏡装置を模式的に示す全体構成図である。 図1の顕微鏡装置に備えられる対物レンズの第1実施例を示す図である。 図2の対物レンズの瞳位置に配置されるコーデッドアパーチャの形状を示す図である。 図1の顕微鏡装置に備えられる対物レンズの第2実施例を示す図である。 図1の顕微鏡装置に備えられる対物レンズの第3実施例を示す図である。 図1の顕微鏡装置の変形例を模式的に示す全体構成図である。
本発明の一実施形態に係る顕微鏡装置1について図面を参照して以下に説明する。
本実施形態に係る顕微鏡装置1は、図1に示されるように、標本Xを載置するステージ2と、ステージ2に載置された標本Xに、光源3からの励起光を照射し、標本Xにおいて発生した蛍光を集光する対物レンズ4と、対物レンズ4の瞳位置に配置され、集光された蛍光を透過させるコーデッドアパーチャ(位相板)5と、コーデッドアパーチャ5を透過した蛍光を集光する結像レンズ6と、集光された標本Xの蛍光像を撮影する撮像素子7とを備えている。
光源3は、紫外光を含む励起光を射出する。
図中、符号8は、励起光を偏向し、蛍光を透過する透過率特性を有するダイクロイックミラー、符号9は結像レンズ6と撮像素子7との間において撮像素子7の撮像面に配置されたマイクロレンズアレイである。
コーデッドアパーチャ5は、以下の条件式を満足する合成石英により構成されている。
1.43≦nd≦1.61 (1)
62≦νd≦95 (2)
ここで、ndはd線における屈折率、νdはd線におけるアッベ数である。
本実施形態に係る顕微鏡装置1の作用について、以下に説明する。
本実施形態に係る顕微鏡装置1を用いて標本Xの3次元の蛍光像を取得するには、ステージ2上に標本Xを載置し、標本Xの上方に対物レンズ4を配置する。
光源3から励起光を発生させると、励起光は、ダイクロイックミラー8によって90°偏向されて対物レンズ4内に入射し、対物レンズ4により集光されて標本X上に照射される。標本Xにおける励起光の照射位置においては標本Xに含まれる蛍光物質が励起されて蛍光が発生し、その一部が、対物レンズ4に入射する。
対物レンズ4に入射した蛍光は、対物レンズ4によって略平行光に変換されるとともに、対物レンズ4の瞳位置に配置されているコーデッドアパーチャ5を透過する。そして、対物レンズ4において略平行光に変換された蛍光はダイクロイックミラー8を透過した後、結像レンズ6によって集光され、マイクロレンズアレイ9を透過して撮像素子7により撮影される。
蛍光をマイクロレンズアレイ9に通過させた後に撮像素子7によって撮影することにより、蛍光像と同時に蛍光拘束の向きの情報を取得することができる。いわゆるライトフィールド技術である。本実施形態に係る顕微鏡装置1によれば、このライトフィールド技術を用いることにより、短時間に標本Xの3次元情報を得ることができるという利点がある。
さらに、本実施形態によれば、対物レンズ4の瞳位置に配置したコーデッドアパーチャ5により、蛍光像の深度が拡大されるので、ライトフィールド技術を補って、合焦位置を含む蛍光像全体の3次元情報を取得することができるという利点がある。
この場合において、本実施形態においては、コーデッドアパーチャ5の材質として、条件式(1)、(2)を満足する合成石英を用いているので、紫外光を含む励起光が照射されても、自家蛍光の発生を抑えることができる。したがって、標本Xからの蛍光に自家蛍光が迷光として含まれることを防止して、標本Xの鮮明な3次元の蛍光像を取得することができるという利点がある。
また、本実施形態によれば、合成石英を工夫することにより、対物レンズ4の瞳位置へのコーデッドアパーチャ5の配置を可能にしているので、コンパクトな顕微鏡装置1を提供することができるという利点もある。
第1実施例
次に、本実施形態に係る顕微鏡装置1に用いられる対物レンズ4の第1実施例について、図2、図3および以下のレンズデータを参照して説明する。
本実施例の対物レンズ4は、図2に示されるように、像側から順に、像側に凸面を有する凸平レンズ41、両凸レンズと両凹レンズとの接合レンズ42、コーデッドアパーチャ5を構成する平板ガラス、両凹レンズと両凸レンズとの接合レンズ43、像側に平面を有する平凸レンズ44および像側に凸面を有する凸平レンズ45により構成されている。
面番号 r d nd νd
1 25.0153 2.0000 1.7380 32.26
2 292.9546 12.6145
3 10.3060 1.3797 1.6779 55.34
4 −15.2096 0.5500 1.7380 32.26
5 6.9967 1.0000
6 ∞ 1.0000 1.4585 67.80
7 ∞ 1.0000
8 −8.2426 0.5500 1.7380 32.26
9 9.1210 1.3985 1.6779 55.34
10 −11.8561 7.7073
11 340.5246 2.0000 1.7410 52.64
12 −16.0238 0.1000
13 18.7919 2.0000 1.8040 46.58
14 2582.3521 12.0000
対物レンズ4の焦点距離:20mm、開口数:0.25である。
上記レンズデータにおいて、面番号7がコーデッドアパーチャ5であり、曲率半径rは∞と標記しているが、実際の形状は、
z=2.29×10−11(x3+y3) (3)
である。ここで、
zは光軸方向、
x,yは光軸に直交する方向
であり、単位はμmである。
コーデッドアパーチャ5の形状を図3に示す。図中、線で囲まれた領域は、有効径領域である。
平板ガラスの材質は合成石英または他の自家蛍光の少ないガラス材である。
対物レンズ4は物体側テレセントリックであり、コーデッドアパーチャ5は主光線が光軸と交わる瞳位置近傍に配置されている。
このレンズデータによれば、コーデッドアパーチャ5は条件式(1)、(2)を満足している。
第2実施例
次に、本実施形態に係る顕微鏡装置1に用いられる対物レンズ4の第2実施例について、図4以下のレンズデータを参照して説明する。
本実施例の対物レンズ4は、図4に示されるように、像側から順に、像側に凸面を有する凸凹レンズ51、像側に平面を有する平凹レンズ52、像側に凹面を有する2つのメニスカスレンズの接合レンズ53、両凹レンズと両凸レンズとの接合レンズ54、両凸レンズとメニスカスレンズとの接合レンズ55、コーデッドアパーチャ5を構成する平板ガラス、像側に凸面を有する2つのメニスカスレンズと両凸レンズとの接合レンズ56、像側に凸面を有するメニスカスレンズ57、像側に凸面を有するメニスカスレンズ58および平板ガラス59により構成されている。
面番号 r d nd νd
S1 9.4856 4.0021 1.7380 32.26
S2 44.6040 1.3826
S3 123.6400 1.5550 1.5163 64.14
S4 5.2208 4.2338
S5 −5.1821 1.0629 1.7380 32.26
S6 −14.4055 5.0923 1.5952 67.74
S7 −7.7045 0.1000
S8 −20.3293 0.7064 1.6730 38.15
S9 18.3759 4.5922 1.4388 94.95
S10 −13.5171 3.5332
S11 18.3274 6.2265 1.4388 94.95
S12 −8.5895 1.8470 1.6378 42.41
S13 −111.9647 0.1474
S14 ∞ 1.0000 1.4585 67.80
S15 ∞ 0.1474
S16 12.8936 3.6828 1.4388 94.95
S17 111.3686 0.7424 1.6378 42.41
S18 9.3695 6.7753 1.4388 94.95
S19 −15.2624 0.1000
S20 6.8341 4.2468 1.8040 46.58
S21 8.5535 0.1229
S22 3.4561 3.5247 1.8830 40.77
S23 1.4000 0.4000 1.4585 67.80
S24 ∞ 0.3200 1.4041 51.90
S25 ∞ 0.1700 1.4585 67.80
対物レンズ4の焦点距離:4.5mm、開口数:1.25である。
上記レンズデータにおいて、面番号15がコーデッドアパーチャ5であり、曲率半径rは∞と標記しているが、実際の形状は、式(3)および図3の通りである。
平板ガラスの材質は合成石英または他の自家蛍光の少ないガラス材である。
対物レンズ4は物体側テレセントリックであり、コーデッドアパーチャ5は主光線が光軸と交わる瞳位置近傍に配置されている。
このレンズデータによれば、コーデッドアパーチャ5は条件式(1)、(2)を満足している。
第3実施例
次に、本実施形態に係る顕微鏡装置1に用いられる対物レンズ4の第3実施例について、図5および以下のレンズデータを参照して説明する。
本実施例の対物レンズ4は、図5に示されるように、像側から順に、コーデッドアパーチャ5を構成する平板ガラス、像側に凹面を有するメニスカスレンズ61、両凸レンズ62、像側に凹面を有するメニスカスレンズ63、像側に凸面を有するメニスカスレンズと両凸レンズと両凹レンズとの接合レンズ64、両凸レンズ65、像側に凸面を有するメニスカスレンズ66および像側に凸面を有するメニスカスレンズ67により構成されている。
面番号 r d nd νd
S1 ∞ 2.0000 1.5163 64.14
S2 ∞ 2.0000
S3 −8.5000 0.4600 1.5163 64.14
S4 −17.7969 0.1000
S5 25.9886 2.1310 1.7380 32.26
S6 −26.8723 1.3536
S7 −13.3818 4.8626 1.4970 81.55
S8 −11.6780 0.1000
S9 18.3631 0.4600 1.6730 38.15
S10 6.5862 4.3664 1.4970 81.55
S11 −7.0381 1.9931 1.6730 38.15
S12 57.3994 0.1173
S13 12.2679 5.0000 1.4388 94.95
S14 −14.8618 0.1000
S15 11.1001 1.1271 1.6779 55.34
S16 34.2081 0.1000
S17 6.1519 3.5138 1.8830 40.77
S18 3.5000 2.5005
対物レンズ4の焦点距離:9mm、開口数:0.5である。
上記レンズデータにおいて、面番号2がコーデッドアパーチャ5であり、曲率半径rは∞と標記しているが、実際の形状は、式(3)および図3の通りである。
平板ガラスの材質は合成石英または他の自家蛍光の少ないガラス材である。
対物レンズ4は物体側テレセントリックであり、コーデッドアパーチャ5は主光線が光軸と交わる瞳位置近傍に配置されている。
このレンズデータによれば、コーデッドアパーチャ5は条件式(1)、(2)を満足している。
なお、本実施形態においては、コーデッドアパーチャ5を対物レンズ4の瞳位置に配置することにより、顕微鏡装置1をコンパクトに構成することができ、かつ、合成石英の選択により紫外光による迷光の発生を抑えている。これに代えて、図6に示されるように、ダイクロイックミラー8と撮像素子7との間に、対物レンズ4の瞳をリレーするリレーレンズ10を配置し、リレーレンズ10によって構成された瞳と光学的に共役な位置にコーデッドアパーチャ5を配置してもよい。
これによっても、短時間に標本Xの3次元蛍光像を取得することができる。
この場合には、リレーレンズ10およびコーデッドアパーチャ5を配置するためのスペースを確保する必要があるが、コーデッドアパーチャ5に励起光を通過させずに済むので、より多くの種類のガラス材から選択することができるという利点がある。
また、本実施形態においては、対物レンズ4を経由して標本Xに励起光を照射し、かつ、対物レンズ4によって蛍光を集光する、いわゆる、落射照明方式の顕微鏡装置1を例に挙げて説明したが、これに代えて、励起光は、対物レンズ4を経由せずに標本Xに照射してもよい。その場合には、対物レンズ4の瞳位置にコーデッドアパーチャ5を配置しつつ、コーデッドアパーチャ5を構成する平板ガラスを、より多くの種類のガラス材から選択することができる。
また、本実施形態においては、撮像素子7の撮像面にマイクロレンズアレイ9を配置して、ライトフィールド技術を利用する顕微鏡装置1を例示したが、マイクロレンズアレイ9はなくてもよい。コーデッドアパーチャ5による深度拡大効果によって、標本Xの3次元情報を取得することができる。また、本実施形態においては、顕微鏡装置1は、ライトフィールド技術およびコーデッドアパーチャ技術の少なくとも一方を用いて画像処理を実行する画像処理部を備えていてもよい。
1 顕微鏡装置
2 ステージ
3 光源
4 対物レンズ
5 コーデッドアパーチャ(位相板)
6 結像レンズ
7 撮像素子
8 ダイクロイックミラー
9 マイクロレンズアレイ
X 標本

Claims (9)

  1. 標本を載置するステージと、
    該ステージに載置された前記標本に励起光が照射されることにより該標本において発生した蛍光を集光する対物レンズと、
    該対物レンズにより集光された蛍光を透過させる位相板と、
    該位相板を透過した蛍光を集光する結像レンズと、
    該結像レンズにより集光された前記標本の蛍光像を撮影する撮像素子とを備え、
    前記位相板が、前記対物レンズの瞳位置または該瞳位置と光学的に共役な位置に配置されている顕微鏡装置。
  2. 光源から発せられた前記励起光を前記対物レンズに入射させ、前記対物レンズにより集光された蛍光を前記励起光の光路から分岐するダイクロイックミラーを備える請求項1に記載の顕微鏡装置。
  3. 前記位相板が、前記ダイクロイックミラーと前記結像レンズとの間に配置されている請求項2に記載の顕微鏡装置。
  4. 前記位相板が、前記ダイクロイックミラーよりも前記ステージ側に配置されている請求項2に記載の顕微鏡装置。
  5. 前記励起光が紫外光であり、
    前記位相板の材質が下記の条件式を満たす請求項4に記載の顕微鏡装置。
    1.43≦nd≦1.61
    62≦νd≦95
    ここで、ndはd線における屈折率、νdはd線におけるアッベ数である。
  6. 前記位相板の形状が以下の式で表される請求項1から請求項5のいずれかに記載の顕微鏡装置。
    z=k(x3+y3)
    ここで、zは光軸方向、x,yは前記光軸に直交し、かつ相互に直交する2方向の座標、kは任意の有理数である。
  7. 前記結像レンズと前記撮像素子との間に配置されたマイクロレンズアレイを備える請求項1から請求項6のいずれかに記載の顕微鏡装置。
  8. 前記位相板の材質が合成石英である請求項5に記載の顕微鏡装置。
  9. 励起光を発する光源と、
    該光源からの前記励起光が入射するダイクロイックミラーと、
    該ダイクロイックミラーよりも標本側に配置され、前記ダイクロイックミラーによって反射された前記励起光を前記標本に集光する対物レンズと、
    前記ダイクロイックミラーよりも前記標本側、かつ前記対物レンズの瞳位置または該瞳位置と光学的に共役な位置に配置され、前記ダイクロイックミラーによって反射された前記励起光が入射する位相板と、
    前記標本に前記励起光が照射されることによって発生した蛍光を集光する結像レンズと、
    該結像レンズによって集光された前記標本の蛍光像を撮影する撮像素子とを備え、
    前記標本に前記励起光が照射されることによって発生した前記蛍光が、前記対物レンズおよび前記位相板を通過してから前記ダイクロイックミラーに入射し、該ダイクロイックミラーを透過した前記蛍光を前記結像レンズによって集光することにより前記標本の蛍光像を前記撮像素子上に結像する顕微鏡装置。
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