JPWO2020018615A5 - - Google Patents
Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2020018615A5 JPWO2020018615A5 JP2021502525A JP2021502525A JPWO2020018615A5 JP WO2020018615 A5 JPWO2020018615 A5 JP WO2020018615A5 JP 2021502525 A JP2021502525 A JP 2021502525A JP 2021502525 A JP2021502525 A JP 2021502525A JP WO2020018615 A5 JPWO2020018615 A5 JP WO2020018615A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gene
- optionally
- cells
- protein
- seq
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Claims (32)
- 低免疫誘導多能性幹細胞(HIP細胞)から分化させられた単離低免疫心臓細胞であって、
内在性β-2ミクログロブリン(B2M)遺伝子活性及び内在性クラスIIトランス活性化因子(CIITA)遺伝子活性が減少または排除され、CD47発現が上昇している、単離低免疫心臓細胞。 - B2M遺伝子活性の前記減少または排除が、前記B2M遺伝子の両アレルを破壊するクラスター化された規則的配置の短回文配列リピート(CRISPR)/Cas9反応の結果である、および/または、
任意に、CIITA遺伝子活性の前記減少または排除が、前記CIITA遺伝子の両アレルを破壊するCRISPR/Cas9反応の結果である、請求項1に記載の単離低免疫心臓細胞。 - 前記HIP細胞がヒトiPSCであり、前記B2M遺伝子がヒトB2M遺伝子であり、前記CIITA遺伝子がヒトCIITA遺伝子であり、前記CD47発現上昇が、プロモーターの制御下でヒトCD47遺伝子の少なくとも1コピーを前記iPSCに導入した結果である、請求項1または2に記載の単離低免疫心臓細胞。
- 前記HIP細胞を死に誘導するトリガー物質により活性化される自殺遺伝子をさらに含み、
前記自殺遺伝子が、
(a)単純ヘルペスウイルスチミジンキナーゼ(HSV-tk)遺伝子であり、前記トリガー物質がガンシクロビルであり、
任意に、前記HSV-tk遺伝子が、配列番号4に対して少なくとも90%の配列同一性を含むタンパク質をコードし、
任意に、前記HSV-tk遺伝子が、配列番号4のアミノ酸配列を含むタンパク質をコードし、
(b)エシェリキア・コリ(Escherichia coli)シトシンデアミナーゼ(CD)遺伝子であり、前記トリガー物質が5-フルオロシトシン(5-FC)であり、
任意に、前記CD遺伝子が、配列番号5に対して少なくとも90%の配列同一性を含むタンパク質をコードし、
任意に、前記CD遺伝子が、配列番号5のアミノ酸配列を含むタンパク質をコードし、
(c)誘導型カスパーゼ9タンパク質であり、前記トリガー物質が二量体誘導化合物(CID)であり、
任意に、前記誘導型カスパーゼ9タンパク質が、配列番号6に対して少なくとも90%の配列同一性を含み、
任意に、前記誘導型カスパーゼ9タンパク質が、配列番号6のアミノ酸配列を含み、または
任意に、前記CIDが化合物AP1903である、
からなる群から選択される、請求項1~3の何れか1項に記載の単離低免疫心臓細胞。 - 減少または排除された内在性β-2ミクログロブリン(B2M)遺伝子活性及び内在性クラスIIトランス活性化因子(CIITA)遺伝子活性および上昇したCD47発現を含む、単離低免疫心臓細胞であって、
任意に、B2M遺伝子活性の前記減少または排除が、前記B2M遺伝子の両アレルを破壊するクラスター化された規則的配置の短回文配列リピート(CRISPR)/Cas9反応の結果であり、
任意に、CIITA遺伝子活性の前記減少または排除が、前記CIITA遺伝子の両アレルを破壊するCRISPR/Cas9反応の結果であり、
任意に、前記B2M遺伝子がヒトB2M遺伝子であり、前記CIITA遺伝子がヒトCIITA遺伝子であり、前記CD47発現上昇が、プロモーターの制御下でヒトCD47遺伝子の少なくとも1コピーを心臓細胞またはその前駆細胞に導入した結果であり、
さらに任意に、前記心臓細胞は、トリガー物質により活性化される自殺遺伝子をさらに含み、
前記自殺遺伝子が、
(a)単純ヘルペスウイルスチミジンキナーゼ(HSV-tk)遺伝子であり、前記トリガー物質がガンシクロビルであり、
任意に、前記HSV-tk遺伝子が、配列番号4に対して少なくとも90%の配列同一性を含むタンパク質をコードし、
任意に、前記HSV-tk遺伝子が、配列番号4のアミノ酸配列を含むタンパク質をコードし、
(b)エシェリキア・コリ(Escherichia coli)シトシンデアミナーゼ(CD)遺伝子であり、前記トリガー物質が5-フルオロシトシン(5-FC)であり、
任意に、前記CD遺伝子が、配列番号5に対して少なくとも90%の配列同一性を含むタンパク質をコードし、
任意に、前記CD遺伝子が、配列番号5のアミノ酸配列を含むタンパク質をコードし、
(c)誘導型カスパーゼ9タンパク質であり、前記トリガー物質が二量体誘導化合物(CID)であり、
任意に、前記誘導型カスパーゼ9タンパク質が、配列番号6に対して少なくとも90%の配列同一性を含み、
任意に、前記誘導型カスパーゼ9タンパク質が、配列番号6のアミノ酸配列を含み、または
任意に、前記CIDが化合物AP1903である、
からなる群から選択される、単離低免疫心臓細胞。 - CD47および/または自殺遺伝子をコードする1つまたは複数の導入遺伝子が、セーフハーバー遺伝子座などの遺伝子座に導入される、請求項1~5の何れか1項に記載の単離低免疫心臓細胞。
- 前記心臓細胞は、多能性幹細胞のインビトロ分化によって作製される、請求項5に記載の単離低免疫心臓細胞。
- 前記多能性幹細胞はiPSCである、請求項7に記載の単離低免疫心臓細胞。
- 前記多能性幹細胞は低免疫原性である、請求項7または8に記載の単離低免疫心臓細胞。
- 前記単離低免疫心臓細胞が、心筋細胞、結節心筋細胞、伝導性心筋細胞、作業心筋細胞、心筋細胞前駆体、心筋細胞祖先細胞、心臓幹細胞及び心臓筋肉細胞からなる群から選択されるヒト細胞である、請求項1~9の何れか1項に記載の単離低免疫心臓細胞。
- 請求項1~10の何れか1項に記載の単離低免疫心臓細胞の集団の治療的有効量を含む、心臓状態又は疾患に罹患している患者を処置する方法で使用するための組成物であって、
前記方法は、前記単離低免疫心臓細胞の集団の治療有効量を含む組成物を投与することを含み、
任意に、治療的に有効な担体をさらに含む、組成物。 - 前記投与が、前記患者の心臓組織への移植、静脈内注射、動脈内注射、冠動脈内注射、筋肉内注射、腹腔内注射、心筋内注射、経心内膜注射、経心外膜注射又は点滴を含む、請求項11に記載の使用のための組成物。
- 前記心臓状態又は疾患が、小児心筋症、加齢性心筋症、拡張型心筋症、肥大型心筋症、拘束型心筋症、慢性虚血性心筋症、周産期心筋症、炎症性心筋症、他の心筋症、心筋炎、心筋虚血性再灌流障害、心室機能不全、心不全、うっ血性心不全、冠動脈疾患、末期心疾患、アテローム性動脈硬化症、虚血、高血圧、再狭窄、狭心症、リウマチ性心臓、動脈炎又は循環器疾患からなる群から選択される、請求項11又は12に記載の使用のための組成物。
- インビトロ分化によって低免疫多能性細胞(HIP細胞)の集団から低免疫心臓細胞の集団を作製する方法であって、前記HIP細胞において、内在性β-2ミクログロブリン(B2M)遺伝子活性及び内在性クラスIIトランス活性化因子(CIITA)遺伝子活性が減少または排除され、CD47発現が上昇しており、
前記方法が、
(a)GSK阻害剤を含む第1の培地中でHIP細胞の集団を培養し、
任意に、前記GSK阻害剤が、CHIR-99021、その誘導体又はその変異体であり、および/または、
任意に、前記GSK阻害剤が、約2μM~約10μMの範囲の濃度であり、
(b)前駆心臓細胞の集団を作製するために、WNTアンタゴニストを含む第2の培地中で前記HIP細胞の集団を培養し、
任意に、前記WNTアンタゴニスが、IWR1、その誘導体又はその変異体であり、および/または、
任意に、前記WNTアンタゴニスが、約2μM~約10μMの範囲の濃度であり、
(c)心臓細胞の集団を作製するために、インスリンを含む第3の培地中で前記前駆心臓細胞の集団を培養し、
任意に、グルコース不含培地中で段階(c)の前記前駆心臓細胞の集団を培養することをさらに含み、および/または、
任意に、前記HIP細胞が自殺遺伝子を含む場合、トリガー物質を含む培地中で段階(b)の前記前駆心臓細胞の集団を培養することをさらに含み、
前記自殺遺伝子が単純ヘルペスウイルスチミジンキナーゼ(HSV-tk)遺伝子である場合、前記トリガー物質がガンシクロビルであるか、前記自殺遺伝子がエシェリキア・コリ(Escherichia coli)シトシンデアミナーゼ(CD)遺伝子である場合、前記トリガー物質が5-フルオロシトシン(5-FC)であるか、又は前記自殺遺伝子が誘導型カスパーゼ9タンパク質をコードする場合、前記トリガー物質が二量体誘導化合物(CID)であり、および/または、
任意に、前記HIP細胞が自殺遺伝子を含む場合、トリガー物質を含む培地中で段階(c)の前記心臓細胞の集団を培養することをさらに含み、
前記自殺遺伝子が単純ヘルペスウイルスチミジンキナーゼ(HSV-tk)遺伝子である場合、前記トリガー物質がガンシクロビルであるか、前記自殺遺伝子がエシェリキア・コリ(Escherichia coli)シトシンデアミナーゼ(CD)遺伝子である場合、前記トリガー物質が5-フルオロシトシン(5-FC)であるか、又は前記自殺遺伝子が誘導型カスパーゼ9タンパク質をコードする場合、前記トリガー物質が二量体誘導化合物(CID)であり、および/または、
任意に、非心臓細胞から前記低免疫心臓細胞の集団を単離することをさらに含み、
任意に、単離した低免疫心臓細胞の集団を凍結保存することをさらに含む、
を含む、方法。 - 心臓細胞またはその前駆細胞を遺伝子改変することを含む、低免疫心臓細胞を作製する方法であって、
前記遺伝子改変は、内在性β-2ミクログロブリン(B2M)遺伝子活性及び内在性クラスIIトランス活性化因子(CIITA)遺伝子活性が減少または排除され、CD47発現が上昇することを含み、
任意に、B2M遺伝子活性の前記減少または排除が、前記B2M遺伝子の両アレルを破壊するクラスター化された規則的配置の短回文配列リピート(CRISPR)/Cas9反応の結果であり、
任意に、CIITA遺伝子活性の前記減少または排除が、前記CIITA遺伝子の両アレルを破壊するCRISPR/Cas9反応の結果であり、
任意に、前記B2M遺伝子がヒトB2M遺伝子であり、前記CIITA遺伝子がヒトCIITA遺伝子であり、前記CD47発現上昇が、プロモーターの制御下でヒトCD47遺伝子の少なくとも1コピーを前記心臓細胞またはその前駆細胞に導入した結果であり、
任意に、前記遺伝子改変は、トリガー物質により活性化される自殺遺伝子をさらに含み、
前記自殺遺伝子が、
(a)単純ヘルペスウイルスチミジンキナーゼ(HSV-tk)遺伝子であり、前記トリガー物質がガンシクロビルであり、
任意に、前記HSV-tk遺伝子が、配列番号4に対して少なくとも90%の配列同一性を含むタンパク質をコードし、
任意に、前記HSV-tk遺伝子が、配列番号4のアミノ酸配列を含むタンパク質をコードし、
(b)エシェリキア・コリ(Escherichia coli)シトシンデアミナーゼ(CD)遺伝子であり、前記トリガー物質が5-フルオロシトシン(5-FC)であり、
任意に、前記CD遺伝子が、配列番号5に対して少なくとも90%の配列同一性を含むタンパク質をコードし、
任意に、前記CD遺伝子が、配列番号5のアミノ酸配列を含むタンパク質をコードし、
(c)前記自殺遺伝子が誘導型カスパーゼ9タンパク質であり、前記トリガー物質が二量体誘導化合物(CID)であり、
任意に、前記誘導型カスパーゼ9タンパク質が、配列番号6に対して少なくとも90%の配列同一性を含み、
任意に、前記誘導型カスパーゼ9タンパク質が、配列番号6のアミノ酸配列を含み、または
任意に、前記CIDが化合物AP1903である、
からなる群から選択される、方法。 - 前記心臓細胞は、多能性幹細胞のインビトロ分化によって作製される、請求項15に記載の方法。
- 前記多能性幹細胞はiPSCである、請求項16に記載の方法。
- 前記多能性幹細胞は低免疫原性である、請求項16または17に記載の方法。
- CD47発現が上昇している、低免疫誘導多能性幹細胞(HIP細胞)から分化させられた単離低免疫膵島細胞であって、
内在性β-2ミクログロブリン(B2M)遺伝子活性及び内在性クラスIIトランス活性化因子(CIITA)遺伝子活性が減少または排除され、
任意に、B2M遺伝子活性の前記減少または排除が、前記B2M遺伝子の両アレルを破壊するクラスター化された規則的配置の短回文配列リピート(CRISPR)/Cas9反応の結果であり、および/または、
任意に、CIITA遺伝子活性の前記減少または排除が、前記CIITA遺伝子の両アレルを破壊するCRISPR/Cas9反応の結果である、単離低免疫膵島細胞。 - 前記HIP細胞がヒトiPSCであり、前記B2M遺伝子がヒトB2M遺伝子であり、前記CIITA遺伝子がヒトCIITA遺伝子であり、前記CD47発現上昇が、プロモーターの制御下でヒトCD47遺伝子の少なくとも1コピーを前記iPSCに導入した結果である、請求項19に記載の単離低免疫膵島細胞。
- 前記HIP細胞を死に誘導するトリガー物質により活性化される自殺遺伝子をさらに含み、
前記自殺遺伝子が、
(a)単純ヘルペスウイルスチミジンキナーゼ(HSV-tk)遺伝子であり、前記トリガー物質がガンシクロビルであり、
任意に、前記HSV-tk遺伝子が、配列番号4に対して少なくとも90%の配列同一性を含むタンパク質をコードし、
任意に、前記HSV-tk遺伝子が、配列番号4のアミノ酸配列を含むタンパク質をコードし、
(b)エシェリキア・コリ(Escherichia coli)シトシンデアミナーゼ(CD)遺伝子であり、前記トリガー物質が5-フルオロシトシン(5-FC)であり、
任意に、前記CD遺伝子が、配列番号5に対して少なくとも90%の配列同一性を含むタンパク質をコードし、
任意に、前記CD遺伝子が、配列番号5のアミノ酸配列を含むタンパク質をコードし、
(c)誘導型カスパーゼ9タンパク質であり、前記トリガー物質が二量体誘導化合物(CID)であり、
任意に、前記誘導型カスパーゼ9タンパク質が、配列番号6に対して少なくとも90%の配列同一性を含み、
任意に、前記誘導型カスパーゼ9タンパク質が、配列番号6のアミノ酸配列を含み、
任意に、前記CIDが化合物AP1903である、
からなる群から選択される、請求項19または20に記載の単離低免疫膵島細胞。 - 内在性β-2ミクログロブリン(B2M)遺伝子活性及び内在性クラスIIトランス活性化因子(CIITA)遺伝子活性が減少または排除され、CD47発現が上昇している、単離低免疫膵島細胞であって、
任意に、B2M遺伝子活性の前記減少または排除が、前記B2M遺伝子の両アレルを破壊するクラスター化された規則的配置の短回文配列リピート(CRISPR)/Cas9反応の結果であり、
任意に、前記B2M遺伝子がヒトB2M遺伝子であり、前記CIITA遺伝子がヒトCIITA遺伝子であり、前記CD47発現上昇が、プロモーターの制御下でヒトCD47遺伝子の少なくとも1コピーを膵島細胞またはその前駆細胞に導入した結果であり、
さらに任意に、前記膵島細胞は、トリガー物質により活性化される自殺遺伝子をさらに含み、
前記自殺遺伝子が、
(a)単純ヘルペスウイルスチミジンキナーゼ(HSV-tk)遺伝子であり、前記トリガー物質がガンシクロビルであり、
任意に、前記HSV-tk遺伝子が、配列番号4に対して少なくとも90%の配列同一性を含むタンパク質をコードし、
任意に、前記HSV-tk遺伝子が、配列番号4のアミノ酸配列を含むタンパク質をコードし、
(b)エシェリキア・コリ(Escherichia coli)シトシンデアミナーゼ(CD)遺伝子であり、前記トリガー物質が5-フルオロシトシン(5-FC)であり、
任意に、前記CD遺伝子が、配列番号5に対して少なくとも90%の配列同一性を含むタンパク質をコードし、
任意に、前記CD遺伝子が、配列番号5のアミノ酸配列を含むタンパク質をコードし、
(c)誘導型カスパーゼ9タンパク質であり、前記トリガー物質が二量体誘導化合物(CID)であり、
任意に、前記誘導型カスパーゼ9タンパク質が、配列番号6に対して少なくとも90%の配列同一性を含み、
任意に、前記誘導型カスパーゼ9タンパク質が、配列番号6のアミノ酸配列を含み、または
任意に、前記CIDが化合物AP1903である、
からなる群から選択される、単離低免疫膵島細胞。 - CD47および/または自殺遺伝子をコードする1つまたは複数の導入遺伝子が、セーフハーバー遺伝子座などの遺伝子座に導入される、請求項19~22の何れか1項に記載の単離低免疫膵島細胞。
- 前記膵島細胞は、多能性幹細胞のインビトロ分化によって作製される、請求項22に記載の単離低免疫膵島細胞。
- 前記多能性幹細胞はiPSCである、請求項24に記載の単離低免疫膵島細胞。
- 前記多能性幹細胞は低免疫原性である、請求項24または25に記載の単離低免疫膵島細胞。
- 前記単離低免疫膵島細胞が、ベータ様膵臓細胞、膵島祖先細胞、未熟膵島細胞及び成熟膵島細胞からなる群から選択されるヒト細胞である、請求項19~26の何れか1項に記載の単離低免疫膵島細胞。
- 治療的有効量の請求項19~27の何れか1項に記載の単離低免疫膵島細胞の集団を含む、糖尿病に罹患している患者を処置する方法で使用するための組成物であって、
前記方法は、前記単離低免疫膵島細胞の集団の治療有効量を含む組成物を投与することを含み、
任意に、前記組成物が治療的に有効な担体をさらに含み、および/または、
任意に、前記単離低免疫膵島細胞の集団が生体分解性足場上にあり、および/または、
任意に、前記投与が移植又は注入を含む、方法。 - インビトロ分化により低免疫原性多能性細胞(HIP細胞)の集団から低免疫膵島細胞の集団を作製する方法であって、低免疫原性iPSCにおいて、内在性β-2ミクログロブリン(B2M)遺伝子活性及び内在性クラスIIトランス活性化因子(CIITA)遺伝子活性が減少または排除され、CD47発現が上昇しており、
前記方法が、
(a)未熟膵島細胞の集団を作製するために、インスリン様増殖因子(IGF)、トランスフォーミング増殖因子(TGF)、線維芽細胞増殖因子(EGF)、上皮増殖因子(EGF)、肝細胞増殖因子(HGF)、ソニックヘッジホッグ(SHH)及び血管内皮胞増殖因子(VEGF)、トランスフォーミング増殖因子-β(TGFβ)スーパーファミリー、骨形成タンパク質-2(BMP2)、骨形成タンパク質-7(BMP7)、GSK3β阻害剤、ALK阻害剤、BMP1型受容体阻害剤及びレチノイン酸からなる群から選択される1つ以上の因子を含む第1の培地中で前記HIP細胞の集団を培養すること、および
(b)膵島細胞の集団を作製するために、前記第1の培地とは異なる第2の培地中で前記未熟膵島細胞の集団を培養すること、
を含み、
任意に、前記GSK3β阻害剤が、CHIR-99021、その誘導体又はその変異体であり、および/または、
任意に、前記GSK3β阻害剤が、約2μM~約10μMの範囲の濃度であり、および/または、
任意に、前記ALK阻害剤が、SB-431542、その誘導体又はその変異体であり、および/または、
任意に、前記ALK阻害剤が、約1μM~約10μMの範囲の濃度であり、および/または、
任意に、前記第1の培地及び/又は第2の培地が動物血清を欠き、および/または、
任意に、前記HIP細胞が自殺遺伝子を含む場合、トリガー物質を含む培地中で段階(a)の前記未熟膵島細胞の集団を培養することをさらに含み、
前記自殺遺伝子が単純ヘルペスウイルスチミジンキナーゼ(HSV-tk)遺伝子である場合、前記トリガー物質がガンシクロビルであるか、前記自殺遺伝子がエシェリキア・コリ(Escherichia coli)シトシンデアミナーゼ(CD)遺伝子である場合、前記トリガー物質が5-フルオロシトシン(5-FC)であるか、又は前記自殺遺伝子が誘導型カスパーゼ9タンパク質をコードする場合、前記トリガー物質が二量体誘導化合物(CID)である、および/または、
任意に、前記HIP細胞が自殺遺伝子を含む場合、トリガー物質を含む培地中で段階(b)の前記膵島細胞の集団を培養することをさらに含み、前記自殺遺伝子が単純ヘルペスウイルスチミジンキナーゼ(HSV-tk)遺伝子である場合、前記トリガー物質がガンシクロビルであるか、前記自殺遺伝子がエシェリキア・コリ(Escherichia coli)シトシンデアミナーゼ(CD)遺伝子である場合、前記トリガー物質が5-フルオロシトシン(5-FC)であるか、又は前記自殺遺伝子が誘導型カスパーゼ9タンパク質をコードする場合、前記トリガー物質が二量体誘導化合物(CID)であり、および/または、
任意に、非膵島細胞から前記低免疫膵島細胞の集団を単離することをさらに含み、
任意に、前記単離された低免疫膵島細胞の集団を凍結保存することをさらに含む、方法。 - 前記膵島細胞は、多能性幹細胞のインビトロ分化によって作製される、請求項29に記載の方法。
- 前記多能性幹細胞はiPSCである、請求項30に記載の方法。
- 前記多能性幹細胞は低免疫原性である、請求項30または31に記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2024001947A JP2024050597A (ja) | 2018-07-17 | 2024-01-10 | 免疫改変された多能性細胞から分化させた細胞 |
Applications Claiming Priority (11)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US201862698965P | 2018-07-17 | 2018-07-17 | |
US201862698973P | 2018-07-17 | 2018-07-17 | |
US201862698984P | 2018-07-17 | 2018-07-17 | |
US201862698981P | 2018-07-17 | 2018-07-17 | |
US201862698978P | 2018-07-17 | 2018-07-17 | |
US62/698,973 | 2018-07-17 | ||
US62/698,984 | 2018-07-17 | ||
US62/698,978 | 2018-07-17 | ||
US62/698,965 | 2018-07-17 | ||
US62/698,981 | 2018-07-17 | ||
PCT/US2019/042117 WO2020018615A2 (en) | 2018-07-17 | 2019-07-17 | Cells differentiated from immunoengineered pluripotent cells |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2024001947A Division JP2024050597A (ja) | 2018-07-17 | 2024-01-10 | 免疫改変された多能性細胞から分化させた細胞 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021530232A JP2021530232A (ja) | 2021-11-11 |
JPWO2020018615A5 true JPWO2020018615A5 (ja) | 2022-08-09 |
Family
ID=69165113
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021502525A Pending JP2021530232A (ja) | 2018-07-17 | 2019-07-17 | 免疫改変された多能性細胞から分化させた細胞 |
JP2024001947A Pending JP2024050597A (ja) | 2018-07-17 | 2024-01-10 | 免疫改変された多能性細胞から分化させた細胞 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2024001947A Pending JP2024050597A (ja) | 2018-07-17 | 2024-01-10 | 免疫改変された多能性細胞から分化させた細胞 |
Country Status (12)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20210292715A1 (ja) |
EP (1) | EP3824074A4 (ja) |
JP (2) | JP2021530232A (ja) |
KR (1) | KR20210032454A (ja) |
CN (1) | CN112639079A (ja) |
AU (1) | AU2019305585A1 (ja) |
BR (1) | BR112021000637A2 (ja) |
CA (1) | CA3109078A1 (ja) |
IL (2) | IL314721A (ja) |
MX (1) | MX2021000614A (ja) |
SG (1) | SG11202100157YA (ja) |
WO (1) | WO2020018615A2 (ja) |
Families Citing this family (41)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7016185B2 (ja) * | 2018-03-28 | 2022-02-04 | 国立大学法人大阪大学 | 幹細胞由来涙腺組織の作製方法 |
US11162079B2 (en) | 2019-05-10 | 2021-11-02 | The Regents Of The University Of California | Blood type O Rh-hypo-immunogenic pluripotent cells |
GB2584664B (en) * | 2019-06-10 | 2023-05-24 | Newcells Biotech Ltd | Improved retinal organoids and methods of making the same |
JP2022546317A (ja) | 2019-08-23 | 2022-11-04 | サナ バイオテクノロジー,インコーポレイテッド | Cd24発現細胞およびそれらの用途 |
WO2021146471A2 (en) * | 2020-01-15 | 2021-07-22 | The Regents Of The University Of California | Transplanted cell protection via inhibition of polymorphonuclear cells |
WO2021195426A1 (en) | 2020-03-25 | 2021-09-30 | Sana Biotechnology, Inc. | Hypoimmunogenic neural cells for the treatment of neurological disorders and conditions |
MX2022013361A (es) * | 2020-04-27 | 2023-02-09 | Sana Biotechnology Inc | Dosificacion reiterada de celulas hipoinmunogenicas. |
US20230338533A1 (en) * | 2020-05-15 | 2023-10-26 | Rxcell Inc. | Hypoimmunogenic Cells and Uses Thereof in Immune Responses |
AU2021325941A1 (en) | 2020-08-13 | 2023-03-09 | Sana Biotechnology, Inc. | Methods of treating sensitized patients with hypoimmunogenic cells, and associated methods and compositions |
WO2022113056A1 (en) | 2020-11-30 | 2022-06-02 | Crispr Therapeutics Ag | Gene-edited natural killer cells |
WO2022146891A2 (en) | 2020-12-31 | 2022-07-07 | Sana Biotechnology, Inc. | Methods and compositions for modulating car-t activity |
WO2022187379A1 (en) | 2021-03-03 | 2022-09-09 | Sana Biotechnology, Inc. | Immunosuppressive therapies for use with cardiomyocyte cell therapies, and associated methods and compositions |
US20240226164A1 (en) | 2021-05-27 | 2024-07-11 | Sana Biotechnology, Inc. | Hypoimmunogenic cells comprising engineered hla-e or hla-g |
WO2023287827A2 (en) | 2021-07-14 | 2023-01-19 | Sana Biotechnology, Inc. | Altered expression of y chromosome-linked antigens in hypoimmunogenic cells |
IL310702A (en) | 2021-08-11 | 2024-04-01 | Sana Biotechnology Inc | Inducible systems for altering gene expression in hypoimmunogenic cells |
WO2023019229A1 (en) | 2021-08-11 | 2023-02-16 | Sana Biotechnology, Inc. | Genetically modified primary cells for allogeneic cell therapy |
AU2022325231A1 (en) | 2021-08-11 | 2024-02-08 | Sana Biotechnology, Inc. | Genetically modified cells for allogeneic cell therapy to reduce complement-mediated inflammatory reactions |
EP4384544A1 (en) | 2021-08-11 | 2024-06-19 | Sana Biotechnology, Inc. | Genetically modified cells for allogeneic cell therapy |
WO2023019225A2 (en) | 2021-08-11 | 2023-02-16 | Sana Biotechnology, Inc. | Genetically modified cells for allogeneic cell therapy to reduce instant blood mediated inflammatory reactions |
CN118159646A (zh) * | 2021-09-13 | 2024-06-07 | 富士胶片细胞动力公司 | 产生定向心脏祖细胞的方法 |
WO2023047433A1 (en) * | 2021-09-23 | 2023-03-30 | The University Of Jordan | Dental pluripotent stem cells |
CN115873797B (zh) * | 2021-09-29 | 2024-08-13 | 北京干细胞与再生医学研究院 | 一种视网膜色素上皮细胞的扩增培养基及培养方法 |
WO2023069480A1 (en) * | 2021-10-20 | 2023-04-27 | Vascugen, Inc. | Hypoimmune vasculogenic cells |
AU2022422147A1 (en) | 2021-12-23 | 2024-07-04 | Sana Biotechnology, Inc. | Chimeric antigen receptor (car) t cells for treating autoimmune disease and associated methods |
WO2023133568A2 (en) * | 2022-01-10 | 2023-07-13 | Sana Biotechnology, Inc. | Hypoimmune beta cells differentiated from pluripotent stem cells and related uses and methods |
WO2023154578A1 (en) | 2022-02-14 | 2023-08-17 | Sana Biotechnology, Inc. | Methods of treating patients exhibiting a prior failed therapy with hypoimmunogenic cells |
AU2023220128A1 (en) | 2022-02-17 | 2024-08-22 | Sana Biotechnology, Inc. | Engineered cd47 proteins and uses thereof |
WO2023173123A1 (en) | 2022-03-11 | 2023-09-14 | Sana Biotechnology, Inc. | Genetically modified cells and compositions and uses thereof |
WO2023183313A1 (en) | 2022-03-22 | 2023-09-28 | Sana Biotechnology, Inc. | Engineering cells with a transgene in b2m or ciita locus and associated compositions and methods |
CN116804185A (zh) | 2022-03-25 | 2023-09-26 | 士泽生物医药(苏州)有限公司 | 一种通用型细胞及其制备方法 |
WO2023196980A1 (en) * | 2022-04-07 | 2023-10-12 | Fate Therapeutics, Inc. | Stealth strategy engaging immune recognition pathways for use in allogeneic cell therapies |
CN114958768B (zh) * | 2022-06-02 | 2023-03-24 | 健颐生物科技发展(山东)有限公司 | Fgf10旁分泌通用型人成纤维细胞制剂的制备方法 |
WO2024003349A1 (en) | 2022-07-01 | 2024-01-04 | Novo Nordisk A/S | Enhancing neuronal differentiation of ventral midbrain neural progenitor cells |
WO2024030959A1 (en) | 2022-08-02 | 2024-02-08 | Sana Biotechnology, Inc. | Methods for differentiating cardiomyocytes |
WO2024050349A2 (en) * | 2022-08-30 | 2024-03-07 | Emendobio Inc. | Strategies for knock-ins at b2m safe harbor sites |
WO2024092015A1 (en) * | 2022-10-25 | 2024-05-02 | Wisconsin Alumni Research Foundation | Adhesion molecule inhibition for stem cell therapies |
WO2024129057A1 (en) * | 2022-12-12 | 2024-06-20 | Proletariat Therapeutics, Inc. | Methods of treating cardiac injury |
GB202218755D0 (en) * | 2022-12-13 | 2023-01-25 | Replay Holdings Llc | Compositions and methods for non-immunogenicity |
WO2024151541A1 (en) | 2023-01-09 | 2024-07-18 | Sana Biotechnology, Inc. | Type-1 diabetes autoimmune mouse |
CN117919504A (zh) * | 2024-01-29 | 2024-04-26 | 山东第一医科大学附属省立医院(山东省立医院) | 一种ros响应微纳结构钛植入物纳米涂层及其制备方法与应用 |
CN118345030B (zh) * | 2024-06-20 | 2024-08-16 | 羽铂精制生物技术(成都)有限公司 | iPSC诱导分化成为胰腺祖细胞修复胰腺的方法及应用 |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA2852534A1 (en) * | 1999-08-05 | 2001-02-15 | Abt Holding Company | Multipotent adult stem cells and methods for isolation |
DK1835924T3 (da) * | 2004-12-23 | 2013-11-04 | Ethicon Inc | Behandling af parkinsons sygdom og beslægtede sygdomme under anvendelse af postpartum opnåede celler |
ES2927646T3 (es) * | 2009-09-15 | 2022-11-08 | Univ Leland Stanford Junior | Terapia anti-CD47 sinérgica para cánceres hematológicos |
US20130108669A1 (en) * | 2010-04-16 | 2013-05-02 | The Mclean Hospital Corporation | Dopaminergic neurons differentiated from pluripotent stem cells and uses of thereof |
WO2014078414A1 (en) * | 2012-11-13 | 2014-05-22 | Joseph Wu | Chemically defined production of cardiomyocytes from pluripotent stem cells |
AU2014248167B2 (en) * | 2013-04-03 | 2019-10-10 | FUJIFILM Cellular Dynamics, Inc. | Methods and compositions for culturing endoderm progenitor cells in suspension |
KR101696874B1 (ko) * | 2013-07-31 | 2017-01-16 | 한국생명공학연구원 | 직접 리프로그래밍을 통한 유도 도파민성 전구세포 제조방법 |
US20160230143A1 (en) * | 2013-09-19 | 2016-08-11 | The U.S.A., As Represented By The Secretary, Department Of Health & Human Services | Chemically defined culture medium for stem cell maintenance and differentiation |
JP2018506559A (ja) * | 2015-02-26 | 2018-03-08 | ザ マクレーン ホスピタル コーポレーション | パーキンソン病の処置または予防のための方法および組成物 |
EP3294342A4 (en) * | 2015-05-08 | 2018-11-07 | President and Fellows of Harvard College | Universal donor stem cells and related methods |
US11136551B2 (en) * | 2015-09-01 | 2021-10-05 | Ncardia B.V. | In vitro method of differentiating a human pluripotent stem cell population into a cardiomyocyte cell population |
AU2016349504B2 (en) * | 2015-11-04 | 2023-02-09 | Fate Therapeutics, Inc. | Genomic engineering of pluripotent cells |
KR20190103373A (ko) * | 2017-01-13 | 2019-09-04 | 더 리젠츠 오브 더 유니버시티 오브 캘리포니아 | 면역조작된 만능 세포 |
CN108048484B (zh) * | 2017-11-14 | 2021-07-06 | 海南一龄医疗产业发展有限公司 | 诱导性多能干细胞及其制备方法和应用 |
WO2021195426A1 (en) * | 2020-03-25 | 2021-09-30 | Sana Biotechnology, Inc. | Hypoimmunogenic neural cells for the treatment of neurological disorders and conditions |
-
2019
- 2019-07-17 IL IL314721A patent/IL314721A/en unknown
- 2019-07-17 US US17/260,224 patent/US20210292715A1/en active Pending
- 2019-07-17 KR KR1020217004402A patent/KR20210032454A/ko unknown
- 2019-07-17 WO PCT/US2019/042117 patent/WO2020018615A2/en active Application Filing
- 2019-07-17 JP JP2021502525A patent/JP2021530232A/ja active Pending
- 2019-07-17 EP EP19837257.5A patent/EP3824074A4/en active Pending
- 2019-07-17 BR BR112021000637-0A patent/BR112021000637A2/pt unknown
- 2019-07-17 AU AU2019305585A patent/AU2019305585A1/en active Pending
- 2019-07-17 CN CN201980056481.9A patent/CN112639079A/zh active Pending
- 2019-07-17 CA CA3109078A patent/CA3109078A1/en active Pending
- 2019-07-17 MX MX2021000614A patent/MX2021000614A/es unknown
- 2019-07-17 SG SG11202100157YA patent/SG11202100157YA/en unknown
-
2020
- 2020-12-30 IL IL279871A patent/IL279871A/en unknown
-
2024
- 2024-01-10 JP JP2024001947A patent/JP2024050597A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPWO2020018615A5 (ja) | ||
Durocher et al. | Combinatorial interactions regulating cardiac transcription | |
Olson et al. | Sizing up the heart: development redux in disease | |
US10280435B2 (en) | Gene therapy methods | |
AU2009257663B2 (en) | Compositions comprising cardiac stem cells overexpressing specific microRNA and methods of their use in repairing damaged myocardium | |
Tang et al. | Reprogramming liver-stem WB cells into functional insulin-producing cells by persistent expression of Pdx1-and Pdx1-VP16 mediated by lentiviral vectors | |
EP2946787B1 (en) | Compositions and methods for using cells to treat heart tissue | |
JP6562632B2 (ja) | 心血管疾患および他の状態のためのパラクリン遺伝子の全身送達および制御された発現 | |
US20060281791A1 (en) | Methods of increasing proliferation of adult mammalian cardiomyocytes through p38 map kinase inhibition | |
EP3293197B1 (en) | Hepatocyte based insulin gene therapy for diabetes | |
BRPI0817233A2 (pt) | construções terapêuticas de gene de trca e bireatores para a expressão de moléculas bioterapêuticas, e usos das mesmas | |
Riching et al. | Cardiac regeneration: new insights into the frontier of ischemic heart failure therapy | |
JP2003530086A (ja) | 心臓細胞特異的エンハンサー因子とその使用 | |
Ghiroldi et al. | Regenerating the human heart: direct reprogramming strategies and their current limitations | |
Singla et al. | Enhancement by growth factors of cardiac myocyte differentiation from embryonic stem cells: a promising foundation for cardiac regeneration | |
EP3431593A1 (en) | Method for directly producing cardiac precursor cell or myocardial cell from fibroblast | |
Yamada et al. | Development of direct cardiac reprogramming for clinical applications | |
Yanase et al. | Differentiation and regeneration of adrenal tissues: an initial step toward regeneration therapy for steroid insufficiency | |
Rong et al. | Effects of transplanted myoblasts transfected with human growth hormone gene on improvement of ventricular function of rats | |
Graham et al. | Gene and cell therapy for heart disease | |
Sampaio-Pinto et al. | Bone marrow contribution to the heart from development to adulthood | |
Lou | Tissue Engineered Cardiac Muscle Patches with Human Pluripotent Stem Cells Enhance the Repairing Efficacy of Infarcted Cardiac Muscle in Mouse Model | |
Lou | Human Pluripotent Stem Cells and Patches Enhance the Repairing Efficacy of Infarcted Cardiac Muscle in Mouse Model | |
Haider et al. | Potential applications of combined stem cell and gene therapy for the treatment of infarcted heart | |
Haider et al. | 14 Potential Applications of Combined |