JPWO2020009123A1 - アスファルトフィニッシャ - Google Patents

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洋平 伊藤
啓介 中村
啓介 中村
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Abstract

アスファルトフィニッシャ(100)は、トラクタ(1)と、スクリード(3)と、スクリード(3)の前方に配置されるスクリュ(SC)と、スクリュ(SC)の前方に配置され且つトラクタ(1)に取り付けられるリテーニングプレート(41)と、リテーニングプレート(41)の前方でトラクタ(1)とリテーニングプレート(41)との間に配置される支え棒(B1)と、リテーニングプレート(41)に回動自在に取り付けられる延長リテーニングプレート(42)と、延長リテーニングプレート(42)の前方でトラクタ(1)と延長リテーニングプレート(42)との間に配置される支え棒(B2)と、を備えている。

Description

本開示は、アスファルトフィニッシャに関する。
従来、スクリュの前方に配置されるリテーニングプレートを備えたアスファルトフィニッシャが知られている(特許文献1参照。)。
特開2016−108879号公報
上述のリテーニングプレートは、固定長構造を有するため、スクリュが車幅方向に延長されたときに対応できない。そのため、スクリュが車幅方向に延長されたときには、延長リテーニングプレートが車幅方向に追加される場合がある。しかしながら、延長リテーニングプレートの追加は煩雑な作業を伴う。
そこで、リテーニングプレートをより容易に延長できるアスファルトフィニッシャを提供することが望ましい。
本発明の実施形態に係るアスファルトフィニッシャは、トラクタと、スクリードと、前記スクリードの前方に配置されるスクリュと、前記スクリュの前方に配置され且つ前記トラクタに取り付けられる機体側リテーニングプレートと、前記機体側リテーニングプレートの前方で前記トラクタと前記機体側リテーニングプレートとの間に配置される機体側支え棒と、前記機体側リテーニングプレートに回動自在に取り付けられる延長リテーニングプレートと、前記延長リテーニングプレートの前方で前記トラクタと前記延長リテーニングプレートとの間に配置される延長支え棒と、を備える。
上述の手段により、リテーニングプレートをより容易に延長できるアスファルトフィニッシャが提供される。
本発明の実施形態に係るアスファルトフィニッシャの側面図である。 本発明の実施形態に係るアスファルトフィニッシャの上面図である。 延長リテーニングプレートの3つの状態を示すアスファルトフィニッシャの後部の上面図である。 延長リテーニングプレートの折り畳み状態を示す右スクリュの周辺の斜視図である。 延長リテーニングプレートの第1展開状態を示す右スクリュの周辺の斜視図である。 延長リテーニングプレートの第2展開状態を示す右スクリュの周辺の斜視図である。 延長支え棒の別の構成を示す右スクリュの周辺の斜視図である。 本発明の別の実施形態に係るアスファルトフィニッシャの上面図である。
図1A及び図1Bは、本発明の実施形態に係る道路機械の一例であるアスファルトフィニッシャ100を示す。具体的には、図1Aはアスファルトフィニッシャ100の側面図であり、図1Bはアスファルトフィニッシャ100の上面図である。図1Bにおける最も粗いドットパターンAPは既設舗装体又は縁石の表面を示し、最も細かいドットパターンNPは新設舗装体を示す。
アスファルトフィニッシャ100は、主に、トラクタ1、ホッパ2、及びスクリード3で構成される。以下では、トラクタ1から見たホッパ2の方向(+X方向)を前方とし、トラクタ1から見たスクリード3の方向(−X方向)を後方とする。
トラクタ1は、アスファルトフィニッシャ100を走行させるための機構である。本実施形態では、トラクタ1は、後輪走行用モータを用いて後輪5を回転させ、且つ、前輪走行用モータを用いて前輪6を回転させてアスファルトフィニッシャ100を移動させる。後輪走行用モータ及び前輪走行用モータは油圧ポンプから作動油の供給を受けて回転する。後輪5及び前輪6はクローラで置き換えられてもよい。
コントローラ50は、アスファルトフィニッシャ100を制御する制御装置である。本実施形態では、コントローラ50は、CPU、揮発性記憶装置、及び不揮発性記憶装置を含む演算処理装置で構成され、且つ、トラクタ1に搭載されている。コントローラ50の各種機能は、不揮発性記憶装置に格納されたプログラムをCPUが実行することで実現される。
ホッパ2は、舗装材を受け入れるための機構である。本実施形態では、トラクタ1の前側に設置され、ホッパシリンダ24によってY軸方向(車幅方向)に開閉可能に構成されている。アスファルトフィニッシャ100は、通常、ホッパ2を全開状態にしてダンプトラックの荷台から舗装材(例えばアスファルト混合物である。)を受け入れる。図1A及び図1Bはホッパ2の全開状態を示す。ホッパ2内の舗装材が減少するとホッパ2が閉じられ、ホッパ2の内壁付近にあった舗装材がホッパ2の中央部に集められる。ホッパ2の中央部にあるコンベアCVがトラクタ1の後側に舗装材を給送できるようにするためである。また、トラクタ1の後側に給送された舗装材は、スクリュSCによってトラクタ1の後側且つスクリード3の前側にある路盤RB上で車幅方向に敷き拡げられる。本実施形態では、スクリュSCは、右スクリュSCR及び左スクリュSCLを含む。スクリュSCは、延長スクリュが連結できるように構成されている。
スクリード3は、舗装材を敷き均すための機構である。本実施形態では、スクリード3は、主に、前側固定スクリード30、及び、後側伸縮スクリード31を含む。後側伸縮スクリード31はスクリード伸縮シリンダ26によって車幅方向に伸縮される。スクリード3は、トラクタ1によって牽引される浮動スクリードであり、レベリングアーム3Aを介してトラクタ1と連結される。スクリード3は、スクリードリフトシリンダ25の伸縮によってレベリングアーム3Aと共に上下動される。
前側固定スクリード30は左前側固定スクリード30L及び右前側固定スクリード30Rを含み、後側伸縮スクリード31は左後側伸縮スクリード31L及び右後側伸縮スクリード31Rを含む。スクリード伸縮シリンダ26は、左スクリード伸縮シリンダ26L及び右スクリード伸縮シリンダ26Rを含む。左後側伸縮スクリード31Lは左スクリード伸縮シリンダ26Lによって車幅方向に伸縮され、右後側伸縮スクリード31Rは右スクリード伸縮シリンダ26Rによって車幅方向に伸縮される。
舗装面を締め固めるため、左前側固定スクリード30Lは左前側バイブレータ27Lによって振動させられ、右前側固定スクリード30Rは右前側バイブレータ27Rによって振動させられる。また、左後側伸縮スクリード31Lは左後側バイブレータ28Lによって振動させられ、右後側伸縮スクリード31Rは右後側バイブレータ28Rによって振動させられる。
レベリングシリンダ23は、アスファルト混合物の敷き均し厚さを調整するためにレベリングアーム3Aの前端部分を上下動させる油圧シリンダである。
スクリード3の端部にはサイドプレート40が取り付けられている。サイドプレート40は、スクリュSCによって敷き拡げられる舗装材PVの車幅方向への過度の拡がりを制限する。図1A及び図1Bは、スクリュSCによって敷き拡げられる舗装材PVをドットパターンで示している。本実施形態では、サイドプレート40は、右後側伸縮スクリード31Rから前方に延びる右サイドプレート40Rと、左後側伸縮スクリード31Lから前方に延びる左サイドプレート40Lとを含む。
トラクタ1の側部には機体側リテーニングプレートとしてのリテーニングプレート41が取り付けられている。リテーニングプレート41は、スクリュSCの回転によってトラクタ1(特に後輪5)の近傍で舗装材PVが前方に飛び散るのを防止する。本実施形態では、リテーニングプレート41は、トラクタ1の右側部に取り付けられる右リテーニングプレート41Rと、トラクタ1の左側部に取り付けられる左リテーニングプレート41Lとを含む。
左リテーニングプレート41Lは、トラクタ1の左側部にボルト又はネジ等の締結部材によって着脱可能に締結されている。但し、左リテーニングプレート41Lは、ヒンジ等を介して、トラクタ1の左側部に回動可能(折り畳み可能)に取り付けられていてもよい。また、左リテーニングプレート41Lは、スライド式伸縮構造を有していてもよい。右リテーニングプレート41Rについても同様である。
リテーニングプレート41とトラクタ1との間には機体側支え棒としての支え棒B1が配置されている。支え棒B1は、リテーニングプレート41がスクリュSCに沿って車幅方向に延びた状態である展開状態を維持できるように構成されている。特に、支え棒B1は、展開状態において、舗装材PVに押されてリテーニングプレート41がトラクタ1に向かって折り畳まれてしまうのを防止できるように構成されている。
本実施形態では、支え棒B1は、左支え棒B1L及び右支え棒B1Rを含む。左支え棒B1Lは、その一端がトラクタ1に取り付けられ、その他端が左リテーニングプレート41Lに取り付けられている。左支え棒B1Lは、2本一組の支え棒で構成されているが、1本の支え棒のみで構成されていてもよく、3本以上の支え棒で構成されていてもよい。右支え棒B1Rについても同様である。
リテーニングプレート41の端部には延長リテーニングプレート42が取り付けられている。本実施形態では、延長リテーニングプレート42は、ヒンジH1を介してリテーニングプレート41の端部に進行方向に回動可能に取り付けられている。具体的には、延長リテーニングプレート42は、左延長リテーニングプレート42L及び右延長リテーニングプレート42Rを含む。左延長リテーニングプレート42Lは、ヒンジH1Lを介して左リテーニングプレート41Lの左側(+Y側)の端部に回動可能に取り付けられている。右延長リテーニングプレート42Rは、ヒンジH1Rを介して右リテーニングプレート41Rの右側(−Y側)の端部に回動可能に取り付けられている。
延長リテーニングプレート42とトラクタ1との間には延長支え棒としての支え棒B2が配置されている。支え棒B2は、延長リテーニングプレート42がスクリュSCに沿って車幅方向に延びた状態である展開状態、又は、延長リテーニングプレート42がスクリュSCに略垂直となるように折り畳まれた状態である折り畳み状態を維持できるように構成されている。特に、支え棒B2は、展開状態において、舗装材PVに押されて延長リテーニングプレート42がトラクタ1に向かって折り畳まれてしまうのを防止できるように構成されている。図1A及び図1Bは、延長リテーニングプレート42の折り畳み状態を示している。
本実施形態では、支え棒B2は、左支え棒B2L及び右支え棒B2Rを含む。左支え棒B2Lは、左延長リテーニングプレート42Lが折り畳み状態のときには、その一端がトラクタ1に取り付けられ、その他端が左延長リテーニングプレート42Lに取り付けられる。また、左延長リテーニングプレート42Lが展開状態のときには、その一端が左支え棒B1Lに取り付けられ、その他端が左延長リテーニングプレート42Lに取り付けられる。左支え棒B2Lは、1本の支え棒のみで構成されているが、2本の支え棒で構成されていてもよく、3本以上の支え棒で構成されていてもよい。右支え棒B2Rについても同様である。
スクリード3の前部にはモールドボード43が取り付けられている。モールドボード43は、スクリード3の前方に滞留する舗装材PVの量を調整できるように構成されている。舗装材PVは、モールドボード43の下端と路盤RBとの間の隙間を通ってスクリード3の下に至る。本実施形態では、モールドボード43は、後側伸縮スクリード31と共に伸縮されるように構成されている。モールドボード43は、右後側伸縮スクリード31Rの前方に取り付けられた右伸縮モールドボード43Rと、左後側伸縮スクリード31Lの前方に取り付けられた左伸縮モールドボード43Lとを含む。左伸縮モールドボード43Lは、左サイドプレート40L、及び、左後側伸縮スクリード31Lとは無関係に、Z軸方向に高さ調節ができるように構成されている。左伸縮モールドボード43Lを上下に移動させることで、左後側伸縮スクリード31Lの前方に滞留する舗装材の量を調整できるようにするためである。右伸縮モールドボード43Rについても同様である。
スクリード3の後部にはステップ32が取り付けられている。ステップ32は、作業者が利用できる踏み台である。本実施形態では、ステップ32は、前側固定スクリード30の後方に取り付けられた中央ステップ32Cと、右後側伸縮スクリード31Rの後方に取り付けられた右ステップ32Rと、左後側伸縮スクリード31Lの後方に取り付けられた左ステップ32Lとを含む。
次に、図2及び図3A〜図3Cを参照し、施工中に道路幅の拡張に応じて伸長される延長リテーニングプレート42の3つの状態について説明する。図2に別々に示されている3つの図形のそれぞれは、アスファルトフィニッシャ100の後部を上から見たときの状態を示し、アスファルトフィニッシャ100の前部の図示を省略している。図2は、アスファルトフィニッシャ100が図の下から上に向かって移動する際に、道路幅の拡張に応じて右後側伸縮スクリード31Rが右方に段階的に伸長される様子を示している。最も下の図形は、右延長リテーニングプレート42Rの折り畳み状態を示し、中央の図形は、右延長リテーニングプレート42Rの展開状態の1つである第1展開状態を示し、最も上の図形は、右延長リテーニングプレート42Rの展開状態の別の1つである第2展開状態を示す。なお、左延長リテーニングプレート42Lは、3つの図形の全てにおいて、折り畳み状態となっている。
図3A〜図3Cは、右延長リテーニングプレート42Rの3つの状態のそれぞれを示す右スクリュSCRの周辺の斜視図である。具体的には、図3Aは、右延長リテーニングプレート42Rの折り畳み状態を示し、図2の最も下の図形に対応する。図3Bは、右延長リテーニングプレート42Rの第1展開状態を示し、図2の中央の図形に対応する。図3Cは、右延長リテーニングプレート42Rの第2展開状態を示し、図2の最も上の図形に対応する。右延長リテーニングプレート42Rに関連する構造と左延長リテーニングプレート42Lに関連する構造は左右対称であるため、以下の説明は、左延長リテーニングプレート42Lに関連する構造にも同様に適用される。
作業者は、図2の最も下の図形で示す状態から中央の図形で示す状態まで、右後側伸縮スクリード31R及び右伸縮モールドボード43Rを右方に伸長させたときに、右スクリュSCRに延長スクリュESC1を連結する。そして、作業者は、右延長リテーニングプレート42Rの状態を、図3Aに示す折り畳み状態から図3Bに示す第1展開状態に切り換える。
具体的には、作業者は、トラクタ1の右側部に固定されている右支え棒B2Rの一端をトラクタ1から取り外す。そして、作業者は、ヒンジH1Rのところで右延長リテーニングプレート42Rを図3Aの矢印AR1で示す方向に回動させる。その後、作業者は、図3Bに示すように、右支え棒B2Rの一端を右支え棒B1Rbに固定する。作業者は、右支え棒B2Rの一端を右支え棒B1Raに固定してもよい。右支え棒B1Raは、右支え棒B1Rを構成する2本の支え棒のうちの上側に位置する支え棒であり、右支え棒B1Rbは、右支え棒B1Rを構成する2本の支え棒のうちの下側に位置する支え棒である。本実施形態では、右支え棒B1Rの一端は、図3Bに示すように、取り付け具C1Rを介してトラクタ1の右側部に回動可能に取り付けられ、右支え棒B1Rの他端は、取り付け具C2Rを介して右リテーニングプレート41Rにおけるスクリュ保持部SH(後述)の一部である補強柱部CMに回動可能に取り付けられている。具体的には、右支え棒B1Raの一端は、取り付け具C1Raを介して、軸回りに回動可能となるように、トラクタ1の右側部に取り付けられ、右支え棒B1Raの他端は、取り付け具C2Raを介して、鉛直軸回りに回動可能となるように、補強柱部CMに取り付けられている。また、右支え棒B1Rbの一端は、取り付け具C1Rbを介して、鉛直軸回りに回動可能となるように、トラクタ1の右側部に取り付けられ、右支え棒B1Rbの他端は、取り付け具C2Rbを介して、鉛直軸回りに回動可能となるように、補強柱部CMに取り付けられている。右支え棒B2Rの一端には連結部材FEが取り付けられている。連結部材FEは、トラクタ1の右側部及び右支え棒B1Rのそれぞれに連結可能なように構成されている。具体的には、連結部材FEは、クランプ機構を介してトラクタ1の右側部及び右支え棒B1Rのそれぞれに連結可能なように構成されている。但し、クランプ機構以外の他の連結機構が用いられてもよい。また、連結部材FEは、ボールジョイント等の自在継手を介して右支え棒B2Rに連結されている。但し、連結部材FEは、ピンジョイントを介して右支え棒B2Rに連結されていてもよく、右支え棒B2Rに剛接合されていてもよい。右支え棒B2Rの他端は、取り付け具C3Rを介して、鉛直軸回りに回動可能となるように、右延長リテーニングプレート42Rの遠位プレート42D(後述)に取り付けられている。
右リテーニングプレート41Rは、図3Aに示すように、右スクリュSCRに対向する面の反対側(+X側)の面に補強リブRF1を有する。そして、右リテーニングプレート41Rは、トラクタ1の右側部に締結部材BT1としてのボルトによって着脱可能に取り付けられている。また、右リテーニングプレート41RにはガードレールGR1が着脱可能に取り付けられている。ガードレールGR1は、物体が右スクリュSCRに巻き込まれてしまうのを防止する。
右スクリュSCRの回転軸は、右リテーニングプレート41Rのスクリュ保持部SHによって回転可能に支持されている。スクリュ保持部SHは、重量物である右スクリュSCRの回転軸を支持できるように補強柱部CMによって補強されている。本実施形態では、補強柱部CMは、角筒形状をなすように金属板で形成されている。このように、右スクリュSCRは、遠位端に近いところでスクリュ保持部SHによって支持されるため、延長スクリュESC1が連結された場合であっても、途中で折れ曲がることはない。
右延長リテーニングプレート42Rは、図3Bに示すように、ヒンジH1Rを介して右リテーニングプレート41Rの端部に回動可能に取り付けられている。具体的には、右延長リテーニングプレート42Rは、締結部材BT2としてのボルトによって右リテーニングプレート41Rの端部に着脱可能に取り付けられている。また、右延長リテーニングプレート42Rは、図3Cに示すように、右スクリュSCRに対向する面の反対側(+X側)の面に補強リブRF2を有する。
作業者は、図2の中央の図形で示す状態から最も上の図形で示す状態まで、右後側伸縮スクリード31R及び右伸縮モールドボード43Rを右方に更に伸長させたときに、延長スクリュESC1に延長スクリュESC2を連結する。延長スクリュESC2の長さは、延長スクリュESC1の長さと同じである。作業者は、延長スクリュESC1を取り外した後で、延長スクリュESC1より長い別の延長スクリュを右スクリュSCRに連結してもよい。
そして、作業者は、右延長リテーニングプレート42Rの状態を、図3Bに示す第1展開状態から図3Cに示す第2展開状態に切り換える。
具体的には、作業者は、右支え棒B1Rbに固定されている右支え棒B2Rの一端における連結部材FEによる締め付けを緩める。図3Bの矢印AR2で示す方向に右支え棒B1Rbに沿って連結部材FEを摺動させるためである。そして、近位プレート42Pに関して遠位プレート42Dを図3Bの矢印AR3で示す方向に摺動させる。
本実施形態では、右延長リテーニングプレート42Rは、スライド式伸縮構造を有する。近位プレート42P及び遠位プレート42Dは、スライド式伸縮構造を構成する構成要素である。本実施形態では、遠位プレート42Dは、近位プレート42Pの前側(+X側)にスライド可能に配置されている。右支え棒B2Rの他端は、取り付け具C3Rを介して、遠位プレート42Dに回動可能に取り付けられている。右延長リテーニングプレート42Rは、入れ子式伸縮構造又は折り畳み式伸縮構造等の他の伸縮構造を有していてもよい。
図3Bは、遠位プレート42Dが近位プレート42Pの内側に引き込まれた収縮状態を示し、図3Cは、遠位プレート42Dが近位プレート42Pの外側に押し出された伸長状態を示す。また、図3Bは、右延長リテーニングプレート42RにガードレールGR2が取り付けられた状態を示し、図3Cは、右延長リテーニングプレート42RにガードレールGR2及びガードレールGR3が取り付けられた状態を示す。具体的には、図3Cは、近位プレート42PにガードレールGR2が取り付けられ、且つ、遠位プレート42DにガードレールGR3が取り付けられた状態を示す。
その後、作業者は、図3Cに示すように、図3Bのときよりも右リテーニングプレート41Rに近いところで、右支え棒B2Rの一端を右支え棒B1Rbに固定する。但し、作業者は、右支え棒B2Rの一端を右支え棒B1Raに取り付けてもよい。
この構成により、作業者は、右延長リテーニングプレート42Rの状態を折り畳み状態から展開状態に切り換える場合であっても、右支え棒B2Rを延長支え棒としてそのまま利用できる。すなわち、右支え棒B2Rの一端の固定位置を変更するだけで、右支え棒B2Rを延長支え棒としてそのまま利用できる。そのため、作業者は、右延長リテーニングプレート42Rの状態を折り畳み状態と展開状態との間で容易に切り換えることができる。
次に、図4を参照し、支え棒B2の別の構成例について説明する。図4は、右延長リテーニングプレート42Rの第2展開状態を示す右スクリュSCRの周辺の斜視図であり、図3Cに対応する。右延長リテーニングプレート42Rに関連する構造と左延長リテーニングプレート42Lに関連する構造は左右対称であるため、以下の説明は、左延長リテーニングプレート42Lに関連する構造にも同様に適用される。
図4の右支え棒B2ARは、可変長構造を有する点で、固定長構造を有する図3A〜図3Cの右支え棒B2Rと異なるが、その他の点で共通する。そのため、共通部分の説明を省略し、相違部分を詳説する。
右支え棒B2ARは、主に、外筒部材EC、内筒部材UC、ロックピンLP、及び抜け止めピンRPで構成されている。
外筒部材ECは、その一端E1が連結部材FEを介して右支え棒B1Rに回動可能に取り付けられ、その他端E2が内筒部材UCを受け入れるように構成されている。外筒部材ECの一端は、トラクタ1の右側部に回動可能に取り付けられてもよい。そして、外筒部材ECには、複数の径方向貫通孔EHが形成されている。
内筒部材UCは、その一端E3が外筒部材EC内に受け入れられ、その他端E4が右延長リテーニングプレート42Rに回動可能に取り付けられる。そして、内筒部材UCには、複数の径方向貫通孔UHが形成されている。図4の例では、複数の径方向貫通孔UHは、外筒部材ECに形成されている複数の径方向貫通孔EHの間隔と同じ間隔を有するように形成されている。
ロックピンLPは、外筒部材ECと内筒部材UCとを相対移動不能に固定する。図4の例では、ロックピンLPは、L字形状を有するように構成されている。また、先端部には抜け止めピンRPを受け入れるための貫通孔が形成されている。
抜け止めピンRPは、径方向貫通孔EH及び径方向貫通孔UHに挿入されたロックピンLPが径方向貫通孔EH及び径方向貫通孔UHから抜けてしまうのを防止する。
作業者は、外筒部材ECに内筒部材UCを挿入し、右支え棒B2ARが所望の長さとなるところで、径方向貫通孔EHの位置と径方向貫通孔UHの位置とを合わせる。右支え棒B2ARの長さは、外筒部材ECの一端E1と内筒部材UCの他端E4との距離に相当する。そして、作業者は、位置合わせした径方向貫通孔EHと径方向貫通孔UHとを貫通するようにロックピンLPを挿入し、ロックピンLPの先端に抜け止めピンRPを取り付ける。図4は、2本のロックピンLPによって外筒部材ECと内筒部材UCとが固定された状態を示す。
この構成により、作業者は、右延長リテーニングプレート42Rの状態を折り畳み状態から展開状態に切り換える場合であっても、右支え棒B2ARの一端を右支え棒B1Rbから取り外すことなく、右支え棒B2ARを延長支え棒としてそのまま利用できる。すなわち、作業者は、右支え棒B2ARの長さを変更するだけで、右支え棒B2ARを延長支え棒としてそのまま利用できる。
具体的には、作業者は、右支え棒B2ARの一端E1が右支え棒B1Rbに取り付けられ、且つ、右支え棒B2ARの他端E4が右延長リテーニングプレート42Rに取り付けられた状態で、右支え棒B2ARの長さを伸縮させることができる。そのため、作業者は、右延長リテーニングプレート42Rの状態を折り畳み状態と展開状態との間で容易に切り換えることができる。
なお、図4の例では、アスファルトフィニッシャ100は、手作業で長さを調整できる右支え棒B2ARを備えているが、アクチュエータによって長さが自動的に調整される右支え棒を備えていてもよい。すなわち、アスファルトフィニッシャ100は、延長リテーニングプレート42を回動させるアクチュエータを備えていてもよい。例えば、支え棒B2は、油圧シリンダで構成されていてもよい。
次に、図5を参照し、本発明の別の実施形態に係るアスファルトフィニッシャ100について説明する。図5は、本発明の別の実施形態に係るアスファルトフィニッシャ100の上面図である。図5のアスファルトフィニッシャ100は、スクリュSC及び延長リテーニングプレート42のそれぞれを伸縮させる機構を備える点で、図1のアスファルトフィニッシャ100と異なるが、その他の点で共通する。そのため、共通部分の説明を省略し、相違部分を詳説する。
図5の例では、スクリュSCは、中央固定スクリュSCC及び伸縮スクリュESCを含む。伸縮スクリュESCは、スクリュ伸縮シリンダ29によって車幅方向に伸縮される。伸縮スクリュESCは、左伸縮スクリュESCL及び右伸縮スクリュESCRを含み、スクリュ伸縮シリンダ29は、左スクリュ伸縮シリンダ29L及び右スクリュ伸縮シリンダ29Rを含む。左伸縮スクリュESCLは左スクリュ伸縮シリンダ29Lによって車幅方向に伸縮され、右伸縮スクリュESCRは右スクリュ伸縮シリンダ29Rによって車幅方向に伸縮される。
延長リテーニングプレート42は、延長支え棒としても機能するプレート伸縮シリンダ45によって車幅方向に伸縮される。そのため、図5の例では、支え棒B2は省略される。具体的には、プレート伸縮シリンダ45は、左プレート伸縮シリンダ45L及び右プレート伸縮シリンダ45Rを含む。左延長リテーニングプレート42Lは、延長支え棒としても機能する左プレート伸縮シリンダ45Lによって回動させられて折り畳み状態と展開状態とが切り換えられる。右延長リテーニングプレート42Rは、延長支え棒としても機能する右プレート伸縮シリンダ45Rによって回動させられて折り畳み状態と展開状態とが切り換えられる。
図5の例では、コントローラ50は、スクリード伸縮シリンダ26、スクリュ伸縮シリンダ29、及びプレート伸縮シリンダ45のそれぞれの動きを同期させるように構成されている。具体的には、コントローラ50は、右後側伸縮スクリード31Rを伸長させるために右スクリード伸縮シリンダ26Rを伸長させるときに、右スクリュ伸縮シリンダ29R及び右プレート伸縮シリンダ45Rのそれぞれを伸長させる。また、コントローラ50は、右後側伸縮スクリード31Rを収縮させるために右スクリード伸縮シリンダ26Rを収縮させるときに、右スクリュ伸縮シリンダ29R及び右プレート伸縮シリンダ45Rのそれぞれを収縮させる。左後側伸縮スクリード31Lを伸縮させる場合についても同様である。
コントローラ50は、撮像装置等の出力に基づいて検出した路盤RBの幅の変化に応じてスクリード伸縮シリンダ26、スクリュ伸縮シリンダ29、及びプレート伸縮シリンダ45のそれぞれを自律的に制御するように構成されていてもよい。
この構成により、アスファルトフィニッシャ100は、後側伸縮スクリード31の伸縮に同期させて伸縮スクリュESCを自動的に伸縮させ且つ延長リテーニングプレート42を自動的に回動させることができる。
上述のように、本願の実施形態に係るアスファルトフィニッシャ100は、トラクタ1と、スクリード3と、スクリード3の前方に配置されるスクリュSCと、スクリュSCの前方に配置され且つトラクタ1に取り付けられる機体側リテーニングプレートとしてのリテーニングプレート41と、リテーニングプレート41の前方でトラクタ1とリテーニングプレート41との間に配置される機体側支え棒としての支え棒B1と、リテーニングプレート41に回動自在に取り付けられる延長リテーニングプレート42と、延長リテーニングプレート42の前方でトラクタ1と延長リテーニングプレート42との間に配置される延長支え棒としての支え棒B2と、を備えている。この構成により、リテーニングプレート41の延長がより容易に行われる。そのため、アスファルトフィニッシャ100は、作業現場における作業性を向上させることができる。
また、アスファルトフィニッシャ100は、延長リテーニングプレート42の展開を容易にすることで、例えば、後側伸縮スクリード31が伸長されたにもかかわらず、延長リテーニングプレートが増設されることなく、舗装が行われてしまうのを防止できる。作業者は、従来のような煩雑な増設作業を行う必要がないので、躊躇無く延長リテーニングプレート42を展開できるためである。その結果、アスファルトフィニッシャ100は、舗装工事の作業効率を高めることができる。延長リテーニングプレートが増設されないと、舗装材PVが車幅方向ではなく前方に拡がってしまうためであり、結果として手作業による車幅方向への舗装材PVの敷き拡げが必要になってしまうためである。
また、作業者は、アスファルトフィニッシャ100を利用することで、舗装対象の路盤RBの幅が変わる度に、重量物である延長リテーニングプレート42を取り付けたり或いは取り外したりするといった作業から解放される。作業者は、舗装工事の開始時に一度だけ延長リテーニングプレート42をリテーニングプレート41に取り付けるだけでよいためである。そのため、アスファルトフィニッシャ100は、舗装工事に関する作業者の安全性を高めることができる。
支え棒B2の一端は、典型的には、トラクタ1又は支え棒B1に固定され、支え棒B2の他端は、延長リテーニングプレート42に固定される。そして、支え棒B2の一端の固定位置は、延長リテーニングプレート42が折り畳まれているときと、延長リテーニングプレート42が展開されているときとで、異なるように設定される。例えば、右延長リテーニングプレート42Rが折り畳み状態のときの右支え棒B2Rの一端は、図3Aに示すように、トラクタ1の右側部に固定されてもよい。一方で、右延長リテーニングプレート42Rが第1展開状態のときの右支え棒B2Rの一端は、図3Bに示すように、右支え棒B1Rbの右端に近い部分に固定されてもよい。更に、右延長リテーニングプレート42Rが第2展開状態のときの右支え棒B2Rの一端は、図3Cに示すように、右支え棒B1Rbの中央に近い部分に固定されてもよい。この構成により、固定長構造を有する右支え棒B2Rは、右延長リテーニングプレート42Rが折り畳み状態、第1展開状態、及び第2展開状態の何れであっても、支え棒として適切に機能し得る。
支え棒B2は、可変長構造を有していてもよい。支え棒B2は、例えば図4に示すように、入れ子式伸縮構造を有していてもよい。この構成により、作業者は、延長リテーニングプレート42の状態を折り畳み状態から展開状態に切り換える場合であっても、支え棒B2の一端を支え棒B1から取り外すことなく、支え棒B2を延長支え棒としてそのまま利用できる。すなわち、作業者は、支え棒B2の長さを変更するだけで、支え棒B2を延長支え棒としてそのまま利用できる。
延長リテーニングプレート42は、スライド式伸縮構造を有していてもよい。具体的には、延長リテーニングプレート42は、図3Cに示すように、近位プレート42P内に入れ子になっている遠位プレート42Dを近位プレート42Pから押し出すことができるように構成されていてもよい。この構成により、作業者は、必要に応じて延長リテーニングプレート42を更に延長できる。
アスファルトフィニッシャ100は、延長リテーニングプレート42を回動させるアクチュエータを備えていてもよい。この場合、アクチュエータは、図5に示すプレート伸縮シリンダ45のような油圧シリンダであってもよく、電動シリンダであってもよい。また、油圧モータ又は電動モータ等が利用されてもよい。
アスファルトフィニッシャ100は、スクリード3を伸縮させるアクチュエータを備えていてもよい。この場合、アクチュエータは、図1Bに示すスクリード伸縮シリンダ26のような油圧シリンダであってもよく、電動シリンダであってもよい。また、油圧モータ又は電動モータ等が利用されてもよい。
コントローラ50は、延長リテーニングプレート42を回動させる第1アクチュエータと、スクリード3を伸縮させる第2アクチュエータとを制御できるように構成されていてもよい。この場合、コントローラ50は、第1アクチュエータの動きと第2アクチュエータの動きを同期させるように構成されていてもよい。具体的には、コントローラ50は、スクリード伸縮シリンダ26の動きとプレート伸縮シリンダ45の動きを同期させるように構成されていてもよい。
機体側支え棒としての右支え棒B1Rは、図3Bに示すように、第1機体側支え棒としての右支え棒B1Ra、及び、第2機体側支え棒としての右支え棒B1Rbを含む。そして、アスファルトフィニッシャ100は、機体側リテーニングプレートとしての右リテーニングプレート41Rに固定される右支え棒B1Raの一端(取り付け具C2Ra)とトラクタ1との距離が、右リテーニングプレート14Rに固定される右支え棒B1Rbの一端(取り付け具C2Rb)とトラクタ1との距離に等しくなるように構成されている。左支え棒B1Lについても同様である。この構成により、支え棒B1は、リテーニングプレート41をバランス良く支えることができる。
延長支え棒としての支え棒B2は、望ましくは、機体側支え棒としての支え棒B1と同じ高さとなるように配置される。例えば、延長支え棒としての右支え棒B2Rは、望ましくは、鉛直方向において、右支え棒B1Ra又は右支え棒B1Rbの何れかと同じ高さとなるように配置される。左支え棒B2Lについても同様である。図3に示す例では、右支え棒B2Rは、右支え棒B1Rbと同じ高さとなるように配置されている。すなわち、取り付け具C3Rは、取り付け具C1Rb及び取り付け具C2Rbのそれぞれと同じ高さとなるように遠位プレート42Dの前側(+X側)の面に配置されている。これは、アスファルトフィニッシャ100が水平面上に位置する場合、支え棒B1及び支え棒B2が何れも水平に延びることを意味する。この構成により、支え棒B1は、支え棒B2をバランス良く支えることができ、ひいては、延長リテーニングプレート42をバランス良く支えることができる。但し、本発明は、延長支え棒の一端の高さが他端の高さと異なるように配置される構成を除外しない。
以上、本発明の好ましい実施形態が説明された。しかしながら、本発明は、上述した実施形態に限定されることはない。上述した実施形態は、本発明の範囲を逸脱することなしに、種々の変形又は置換等が適用され得る。また、上述の実施形態を参照して説明された特徴のそれぞれは、技術的に矛盾しない限り、適宜に組み合わされてもよい。
例えば、上述の実施形態では、延長リテーニングプレート42は、スライド式伸縮構造を構成する遠位プレート42D及び近位プレート42Pを含んでいる。しかしながら、遠位プレート42Dは、省略されてもよい。
また、リテーニングプレート41は、延長リテーニングプレート42と同様に、スライド式伸縮構造を有していてもよい。この場合、支え棒B1は、可変長構造を有していてもよい。
本願は、2018年7月3日に出願した日本国特許出願2018−126910号に基づく優先権を主張するものであり、この日本国特許出願の全内容を本願に参照により援用する。
1・・・トラクタ 2・・・ホッパ 3・・・スクリード 3A・・・レベリングアーム 5・・・後輪 6・・・前輪 23・・・レベリングシリンダ 24・・・ホッパシリンダ 25・・・スクリードリフトシリンダ 26・・・スクリード伸縮シリンダ 27L・・・左前側バイブレータ 27R・・・右前側バイブレータ 28L・・・左後側バイブレータ 28R・・・右後側バイブレータ 29・・・スクリュ伸縮シリンダ 30・・・前側固定スクリード 31・・・後側伸縮スクリード 32・・・ステップ 40・・・サイドプレート 41・・・リテーニングプレート 42・・・延長リテーニングプレート 42D・・・遠位プレート 42P・・・近位プレート 43・・・モールドボード 45・・・プレート伸縮シリンダ 50・・・コントローラ 100・・・アスファルトフィニッシャ B1、B2・・・支え棒 BT1、BT2・・・締結部材 C1R、C2R、C3R・・・取り付け具 CM・・・補強柱部 CV・・・コンベア EC・・・外筒部材 EH・・・径方向貫通孔 ESC1、ESC2・・・延長スクリュ FE・・・連結部材 GR1〜GR3・・・ガードレール H1・・・ヒンジ LP・・・ロックピン PV・・・舗装材 RB・・・路盤 RF・・・補強リブ RP・・・抜け止めピン SC・・・スクリュ SH・・・スクリュ保持部 UC・・・内筒部材 UH・・・径方向貫通孔

Claims (8)

  1. トラクタと、
    スクリードと、
    前記スクリードの前方に配置されるスクリュと、
    前記スクリュの前方に配置され且つ前記トラクタに取り付けられる機体側リテーニングプレートと、
    前記機体側リテーニングプレートの前方で前記トラクタと前記機体側リテーニングプレートとの間に配置される機体側支え棒と、
    前記機体側リテーニングプレートに回動自在に取り付けられる延長リテーニングプレートと、
    前記延長リテーニングプレートの前方で前記トラクタと前記延長リテーニングプレートとの間に配置される延長支え棒と、を備える、
    アスファルトフィニッシャ。
  2. 前記延長支え棒の一端は、前記トラクタ又は前記機体側支え棒に固定され、
    前記延長支え棒の他端は、前記延長リテーニングプレートに固定され、
    前記延長支え棒の一端の固定位置は、前記延長リテーニングプレートが折り畳まれているときと、前記延長リテーニングプレートが展開されているときとで、異なる、
    請求項1に記載のアスファルトフィニッシャ。
  3. 前記延長支え棒は、可変長構造を有する、
    請求項1に記載のアスファルトフィニッシャ。
  4. 前記延長リテーニングプレートは、スライド式伸縮構造を有する、
    請求項1に記載のアスファルトフィニッシャ。
  5. 前記延長リテーニングプレートを回動させる第1アクチュエータを備える、
    請求項1に記載のアスファルトフィニッシャ。
  6. 前記スクリードを伸縮させる第2アクチュエータと、
    前記第1アクチュエータ及び前記第2アクチュエータを制御する制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、前記第1アクチュエータの動きと前記第2アクチュエータの動きを同期させるように構成されている、
    請求項5のアスファルトフィニッシャ。
  7. 前記機体側支え棒は、第1機体側支え棒及び第2機体側支え棒を含み、
    前記機体側リテーニングプレートに固定される前記第1機体側支え棒の一端と前記トラクタとの距離は、前記機体側リテーニングプレートに固定される前記第2機体側支え棒の一端と前記トラクタとの距離に等しい、
    請求項1のアスファルトフィニッシャ。
  8. 前記延長支え棒は、前記第1機体側支え棒又は前記第2機体側支え棒と同じ高さとなるように配置される、
    請求項7のアスファルトフィニッシャ。
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