JP7317946B2 - アスファルトフィニッシャ - Google Patents

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Description

本開示は、アスファルトフィニッシャに関する。
従来、前側スクリードに対して左右方向に伸縮可能な後側スクリードを備えたアスファルトフィニッシャが知られている(特許文献1参照。)。このアスファルトフィニッシャは、後側スクリードを伸張することで敷設する道路の幅を拡大できる。
特開2017-160636号公報
しかしながら、上述のアスファルトフィニッシャは、舗装材が敷設される予定の領域(以下、「舗装予定領域」とする。)に関して機体が不適切な位置に配置された場合、舗装工事の作業効率を低下させてしまうおそれがある。不適切な位置は、例えば、舗装予定領域の端部に近い位置、すなわち、舗装予定領域の中心からずれた位置である。
例えば、進行方向に真っ直ぐに延びる舗装予定領域の最終部分において舗装予定領域の左端に拡幅部が存在する場合において、舗装開始時において機体が舗装予定領域の右端に近い位置に配置されていたときには、アスファルトフィニッシャは、後側スクリードを左側に最大限に伸張させたとしても、その拡幅部の全域をカバーできず、その拡幅部の縁部を舗装できないおそれがある。この場合、アスファルトフィニッシャ100による舗装が行われなかった縁部は、作業者による手作業で舗装が行われる必要がある。これは、舗装工事の作業効率の低下をもたらす。
そこで、機体の適切な配置により舗装工事の作業効率を高めることができるアスファルトフィニッシャの提供が望まれる。
本発明の実施形態に係るアスファルトフィニッシャは、トラクタと、前記トラクタの前側に設置されて舗装材を受け入れるホッパと、前記ホッパ内の舗装材を前記トラクタの後側へ給送するコンベアと、前記コンベアにより給送された舗装材を前記トラクタの後側で敷き拡げるスクリュと、前記スクリュにより敷き拡げられた舗装材を前記スクリュの後側で締め固めるスクリードと、舗装される道路に関する情報を取得する情報取得装置と、制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記情報取得装置が取得した情報に基づき、前記トラクタの中心を舗装予定領域の中心に合わせる操作を支援する。
上述のような本発明の実施形態に係るアスファルトフィニッシャは、機体の適切な配置により舗装工事の作業効率を高めることができる。
本発明の実施形態に係るアスファルトフィニッシャの側面図である。 図1のアスファルトフィニッシャの上面図である。 作業支援システムの構成例を示す図である。 舗装現場の上面図である。 舗装現場の上面図である。 舗装現場の上面図である。 配置支援処理の際に表示される画面の表示例を示す図である。 別の舗装現場の上面図である。 別の舗装現場の上面図である。 別の舗装現場の上面図である。 作業支援システムの別の構成例を示す図である。 更に別の舗装現場の上面図である。 更に別の舗装現場の上面図である。
図1は、本発明の実施形態に係る道路機械の一例であるアスファルトフィニッシャ100の側面図である。図2はアスファルトフィニッシャ100の上面図である。アスファルトフィニッシャ100は、主に、トラクタ1、ホッパ2、及びスクリード3で構成されている。以下では、トラクタ1から見たホッパ2の方向(+X方向)を前方とし、トラクタ1から見たスクリード3の方向(-X方向)を後方とする。道路機械は、ベースペーバ、タックペーバ、又はマルチアスファルトペーバ等であってもよい。
トラクタ1は、アスファルトフィニッシャ100を移動させるための機構である。本実施形態では、トラクタ1は、後側走行用油圧モータ59B及び前側走行用油圧モータ59Fを含む走行用モータ59を備えている。具体的には、トラクタ1は、後側走行用油圧モータ59Bを用いて後輪5を回転させ、且つ、前側走行用油圧モータ59Fを用いて前輪6を回転させてアスファルトフィニッシャ100を移動させる。後側走行用油圧モータ59B及び前側走行用油圧モータ59Fは油圧ポンプから作動油の供給を受けて回転する。後輪5及び前輪6はクローラで置き換えられてもよい。走行用モータは、電動モータであってもよい。
コントローラ50は、アスファルトフィニッシャ100を制御する制御装置である。本実施形態では、コントローラ50は、CPU、揮発性記憶装置、及び不揮発性記憶装置等を含むマイクロコンピュータで構成され、トラクタ1に搭載されている。コントローラ50による各機能は、不揮発性記憶装置に記憶されているプログラムをCPUが実行することで実現される。但し、コントローラ50における各機能は、ハードウェア又はファームウェアで実現されていてもよい。
ホッパ2は、舗装材を受け入れるための機構である。本実施形態では、ホッパ2は、トラクタ1の前側に設置され、ホッパシリンダによって車幅方向(Y軸方向)に開閉できるように構成されている。アスファルトフィニッシャ100は、通常、ホッパ2を全開状態にしてダンプトラックの荷台から舗装材を受け入れる。舗装材は、例えば、アスファルト混合物である。ダンプトラックは、舗装材を運搬する運搬車両の一例である。図1及び図2はホッパ2が全開状態であることを示す。アスファルトフィニッシャ100の操作者は、通常、ホッパ2内の舗装材が減少するとホッパ2を閉じ、ホッパ2の内壁付近にあった舗装材をホッパ2の中央部に集める。ホッパ2の中央部にあるコンベアCVによってトラクタ1の後側に舗装材を給送できるようにするためである。トラクタ1の後側に給送された舗装材は、スクリュSCによってトラクタ1の後側且つスクリード3の前側で車幅方向に敷き拡げられる。本実施形態では、スクリュSCは、エクステンションスクリュが左右に連結された状態にある。
スクリード3は、舗装材PVを敷き均すための機構である。本実施形態では、スクリード3は、図2に示すように、前側スクリード30及び後側スクリード31を含む。前側スクリード30は、左前側スクリード30L及び右前側スクリード30Rを含む。後側スクリード31は、左後側スクリード31L及び右後側スクリード31Rを含む。スクリード3は、トラクタ1によって牽引される浮動スクリードであり、レベリングアーム3Aを介してトラクタ1に連結されている。
本実施形態では、後側スクリード31は、伸縮シリンダ28によって車幅方向に伸縮できるように構成されている。具体的には、左後側スクリード31Lは、左伸縮シリンダ28Lによって車幅方向に伸縮され、右後側スクリード31Rは、右伸縮シリンダ28Rによって車幅方向に伸縮される。すなわち、左後側スクリード31L及び右後側スクリード31Rは互いに独立して伸縮され得る。但し、後側スクリード31は、クレーン等を用いて使用時に連結される着脱可能な固定式(非伸縮式)のスクリードであってもよい。また、後側スクリード31は、二段伸縮式スクリード等の複数段伸縮式スクリードであってもよい。
スクリード3の前部にはモールドボード43が取り付けられている。モールドボード43は、スクリード3の前方に滞留する舗装材PVの量を調整できるように構成されている。舗装材PVは、モールドボード43の下端と路盤BSとの間の隙間を通って後側スクリード31の前方に至る。
トラクタ1には、情報取得装置51が取り付けられている。情報取得装置51は、道路の舗装に関する情報を取得し、取得した情報をコントローラ50に対して出力できるように構成されている。道路の舗装に関する情報は、新設舗装体に関する情報、未設舗装体に関する情報、及び、環境(例えば天気等)に関する情報等の少なくとも1つを含む。本実施形態では、情報取得装置51は、前方監視装置51F及び後方監視装置51Bを含む。
前方監視装置51Fは、アスファルトフィニッシャ100の前方を監視できるように構成されている。本実施形態では、前方監視装置51Fは、トラクタ1の前方にある空間を監視範囲RFとするカメラであり、トラクタ1の上面の前端中央部に取り付けられている。但し、前方監視装置51Fは、アスファルトフィニッシャ100の前方を監視できるように、アスファルトフィニッシャ100の他の部位に取り付けられていてもよい。
後方監視装置51Bは、アスファルトフィニッシャ100の後方を監視できるように構成されている。本実施形態では、後方監視装置51Bは、スクリード3の後方にある空間を監視範囲RBとするカメラであり、アスファルトフィニッシャ100の操作者のための手摺りとして機能するガイドレール1Gに取り付けられている。但し、後方監視装置51Bは、アスファルトフィニッシャ100の後方を監視できるように、運転席1Sの下部に取り付けられていてもよく、アスファルトフィニッシャ100の他の部位に取り付けられていてもよい。
前方監視装置51F及び後方監視装置51Bの少なくとも一方は、LIDAR、ステレオカメラ、レーザレーダ、ミリ波レーダ、レーザスキャナ、距離画像カメラ、又はレーザレンジファインダ等の装置であってもよく、この装置とカメラとの組み合わせであってもよい。
前方監視装置51Fの監視範囲RFは、望ましくは、ホッパ2の内側の空間と、ホッパ2の前方の空間とを含む。ホッパ2の前方の空間には、望ましくは、路盤BSと路盤BSの外側にある地物APとが含まれる。路盤BS上に新設舗装体NPが敷設された後も新設舗装体NPによって覆われることのない地物AP上の所定点に対する路盤BSの表面の高さ(深さ)が導き出されるようにするためである。また、舗装予定領域としての路盤BSの幅が導き出されるようにするためである。本実施形態では、監視範囲RFは、舗装予定領域としての路盤BSの幅より大きい幅を有する。地物APは縁石である。地物APは、舗装予定領域の幅を特定するために利用できる地物であれば、既設舗装体、L形側溝ブロック、又は木枠等、縁石以外の他の地物であってもよい。
後方監視装置51Bの監視範囲RBは、望ましくは、新設舗装体NPと新設舗装体NPの外側にある地物APとを含む。新設舗装体NPによって覆われることのない地物AP上の所定点に対する新設舗装体NPの表面の高さが導き出されるようにするためである。本実施形態では、監視範囲RBは、新設舗装体NPの幅より大きい幅を有する。
前方監視装置51Fは、測位装置及び慣性計測装置を含んでいてもよい。前方監視装置51Fの位置及び姿勢を検出するためである。測位装置は、例えば、GNSS受信機である。後方監視装置51Bについても同様である。
情報取得装置51は、アスファルトフィニッシャ100の位置を検出できるように構成された測位装置、アスファルトフィニッシャ100の操舵角を検出できるように構成された操舵角センサ、及び、後側スクリード31の伸張量を検出して舗装幅を算出できるように構成された舗装幅センサ等を含んでいてもよい。
表示装置52は、アスファルトフィニッシャ100に関する情報を表示できるように構成されている。本実施形態では、表示装置52は、運転席1Sの前方に設置された液晶ディスプレイである。但し、表示装置52は、スクリード3の左端部及び右端部の少なくとも一方に設置されていてもよい。
通信装置53は、アスファルトフィニッシャ100とアスファルトフィニッシャ100の外部にある機器との間の通信を制御できるように構成されている。本実施形態では、通信装置53は、運転席1Sの前方に設置され、携帯電話通信網、近距離無線通信網、又は衛星通信網等を介した通信を制御できるように構成されている。
操舵装置54は、アスファルトフィニッシャ100の操舵に用いられる入力装置である。本実施形態では、操舵装置54は、運転席1Sの前方に設置されたステアリングホイールである。但し、操舵装置54は、運転席1Sの前方に設置されたステアリングレバーであってもよい。走行装置としてクローラを備える場合、アスファルトフィニッシャ100は、典型的には、操舵装置54としてステアリングレバーを備えている。
走行ダイヤル55は、アスファルトフィニッシャ100の移動速度の調整に用いられる入力装置である。本実施形態では、走行ダイヤル55は、ポテンショメータで構成され、運転席1Sの前方に設置されている。但し、アスファルトフィニッシャ100の移動速度の調整は、単軸レバーで構成される走行レバー等で行われてもよい。
走行速度センサ56は、アスファルトフィニッシャ100の走行速度を検出できるように構成されている。本実施形態では、走行速度センサ56は、車輪速センサであり、後輪5の回転角速度及び回転角度、ひいては、アスファルトフィニッシャ100の走行速度及び走行距離を検出できるように構成されている。
音出力装置57は、アスファルトフィニッシャ100に関する情報を聴覚的に出力できるように構成されている。本実施形態では、音出力装置57は、運転席1Sの前方に設置されたスピーカである。
操舵用モータ58は、操作者による操舵装置54の手動操作をアシストできるように構成されている。操舵用モータ58は、操作者による手動操作の有無とは無関係に操舵装置54を駆動できるように構成されていてもよい。本実施形態では、操舵用モータ58は、油圧ポンプが吐出する作動油を利用して動作する油圧モータ(オービットモータ)である。具体的には、油圧モータは、前輪の車軸に設けられた左右一対の油圧シリンダを伸縮させて前輪の操舵角を変化させる。なお、操舵装置54は、油圧モータと左右一対の油圧シリンダのそれぞれとを繋ぐ管路に設置された2つの切換弁を開閉できる押しボタン式の操舵スイッチであってもよい。この場合、操作者は、操舵スイッチを押すことで操舵角を変化させることができる。
但し、操舵用モータ58は、操作者による操舵装置54の手動操作に応じ、或いは、コントローラ50からの制御指令に応じて動作する電動モータであってもよい。
また、アスファルトフィニッシャ100の操舵は、左側の車輪若しくはクローラの回転速度と、右側の車輪若しくはクローラの回転速度とを異ならせることで実現されてもよい。
次に、図3を参照し、アスファルトフィニッシャ100に搭載される作業支援システムDSの構成例について説明する。図3は、作業支援システムDSの構成例を示す図である。
作業支援システムDSは、主に、コントローラ50、前方監視装置51F、後方監視装置51B、表示装置52、通信装置53、操舵装置54、走行ダイヤル55、走行速度センサ56、音出力装置57、操舵用モータ58、前側走行用油圧モータ59F、及び後側走行用油圧モータ59B等で構成されている。コントローラ50は、アスファルトフィニッシャ100による機能の一部を担う機能要素として演算部50a及び操作支援部50bを含む。演算部50a及び操作支援部50bは、説明の便宜のために区別されて示されているが、物理的に区別されている必要はなく、全体的に或いは部分的に共通のソフトウェアコンポーネント若しくはハードウェアコンポーネントで構成されていてもよい。
演算部50aは、アスファルトフィニッシャ100の制御に利用される情報を導き出すように構成されている。本実施形態では、演算部50aは、舗装予定領域の中心線の位置を導き出すことができるように構成されている。
演算部50aは、例えば、前方監視装置51Fの出力に基づき、舗装予定領域としての路盤BS(図2参照。)の境界を定める地物AP(図2参照。)を検知する。具体的には、演算部50aは、路盤BSの右側(-Y側)の境界を定める右側の地物AP1と、路盤BSの左側(+Y側)の境界を定める左側の地物AP2とを検知する。そして、演算部50aは、右側の地物AP1と左側の地物AP2との間の車幅方向(Y軸方向)における距離を、舗装予定領域としての路盤BSの幅として算出する。そして、演算部50aは、算出した幅を有する路盤BSの中央を通る線を舗装予定領域の中心線として導き出す。
また、演算部50aは、アスファルトフィニッシャ100の機体の中心線の位置を導き出すことができるように構成されている。本実施形態では、アスファルトフィニッシャ100の機体の中心線は、トラクタ1の中心線である。
演算部50aは、例えば、ホッパ2の内部の空間を監視範囲内に含む前方監視装置51Fの出力に基づき、ホッパ2の内部の形状を検知する。そして、演算部50aは、検知したホッパ2の内部の形状に基づき、ホッパ2の中心線をトラクタ1の中心線として導き出す。
本実施形態では、演算部50aは、前方監視装置51Fとしてのカメラを中心とする局所座標系を用い、舗装予定領域の中心線の位置、及び、トラクタ1の中心線の位置を表す。具体的には、演算部50aは、局所座標系における2つ以上の座標点を用い、舗装予定領域の中心線の位置、及び、トラクタ1の中心線の位置を表す。
操作支援部50bは、操作者によるアスファルトフィニッシャ100の操作を支援できるように構成されている。本実施形態では、操作支援部50bは、演算部50aが導き出した舗装予定領域の中心線とトラクタ1の中心線との間の関係を操作者に提示することで、操作者によるアスファルトフィニッシャ100の配置作業を支援する。
アスファルトフィニッシャ100の配置作業は、舗装工事が開始される前に、舗装予定領域に対してアスファルトフィニッシャ100を適切な位置に配置するための作業である。この配置作業は、典型的には、操舵装置54を用いた操舵と、走行ダイヤル55を用いたアスファルトフィニッシャ100の移動とを伴う。
本実施形態では、操作支援部50bは、前方監視装置51Fとしてのカメラが撮像した画像(以下、「カメラ画像」とする。)を表示装置52に表示する。そして、操作支援部50bは、舗装予定領域の中心線を表す図形(線画像)とトラクタ1の中心線を表す図形(線画像)とをカメラ画像上に重ねて表示する。舗装予定領域の中心線とトラクタ1の中心線との間のズレ(以下、「中心ズレ」とする。)の大きさを操作者が直感的に認識できるようにするためである。また、トラクタ1の中心線の右側に舗装予定領域の中心線が存在するのか、或いは、トラクタ1の中心線の左側に舗装予定領域の中心線が存在するのかを操作者が直感的に認識できるようにするためである。
操作支援部50bは、操作者によるアスファルトフィニッシャ100の配置作業を聴覚的に支援するように構成されていてもよい。例えば、操作支援部50bは、中心ズレの大きさに応じた断続音を音出力装置57から出力させてもよい。この場合、操作支援部50bは、中心ズレの大きさが大きいほど断続音の間隔が長くなるようにしてもよい。また、操作支援部50bは、中心ズレの大きさがゼロになったとき、すなわち、舗装予定領域の中心線とトラクタ1の中心線とが一致したときに連続音を出力させてもよい。
操作支援部50bは、舗装予定領域の中心線とトラクタ1の中心線とが一致するように、アスファルトフィニッシャ100を自律的に或いは半自律的に移動させてもよい。自律的な移動は、操作者による手動操作とは無関係にアスファルトフィニッシャ100を移動させることを意味する。半自律的な移動は、操作者による手動操作とコントローラ50による自動操作との組み合わせでアスファルトフィニッシャ100を移動させることを意味する。例えば、半自律的な移動は、操作者による走行ダイヤル55の手動操作とコントローラ50による操舵装置54の自動操作との組み合わせでアスファルトフィニッシャ100を移動させることを含む。
自律的な移動又は半自律的な移動が行われる際には、演算部50aは、舗装予定領域の中心線の位置とトラクタ1の中心線の位置とに基づいて目標軌道を導き出してもよい。目標軌道は、操作支援部50bがアスファルトフィニッシャ100を自律的或いは半自律的に移動させるときにアスファルトフィニッシャ100が辿る軌道である。
操作支援部50bは、操舵用モータ58、前側走行用油圧モータ59F、及び後側走行用油圧モータ59Bの少なくとも1つを作動させることで、アスファルトフィニッシャ100の自律的な移動又は半自律的な移動を実現する。
次に、図4A、図4B、図4C、及び図5を参照し、コントローラ50がアスファルトフィニッシャ100の配置作業を支援する処理(以下、「配置支援処理」とする。)の具体例について説明する。図4A~図4Cは、舗装現場の上面図である。図5は、配置支援処理の実行中に表示装置52に表示される画面の表示例を示す。
具体的には、図4Aは、配置支援処理が開始される前の舗装現場の状態を示す。配置支援処理は、例えば、所定のボタンが押された場合に開始される。図4Bは、配置支援処理の開始によりアスファルトフィニッシャ100が自律的に前進して舗装予定領域の中心線とトラクタ1の中心線とが一致したときの舗装現場の状態を示す。図4Cは、舗装作業開始位置までアスファルトフィニッシャ100が自律的に後進したときの舗装現場の状態を示す。図4A~図4Cでは、舗装予定領域は、斜線ハッチングで表されている。
最初に、所定のボタンが押されると、コントローラ50は、配置支援処理を開始する。具体的には、図4に示すように、コントローラ50の演算部50aは、ホッパ2の内部の空間を監視範囲RF内に含む前方監視装置51Fの出力に基づき、ホッパ2の内部の形状を検知する。そして、演算部50aは、検知したホッパ2の内部の形状に基づき、ホッパ2の中心線をトラクタ1の中心線L0として導き出す。
また、演算部50aは、前方監視装置51Fの出力に基づき、舗装予定領域の右側(-Y側)の境界を定める右側の地物AP1と、舗装予定領域の左側(+Y側)の境界を定める左側の地物AP2とを検知する。そして、演算部50aは、右側の地物AP1と左側の地物AP2との間の車幅方向(Y軸方向)における距離である幅W1を、舗装予定領域の幅として算出する。そして、演算部50aは、算出した幅W1を有する舗装予定領域の中央を通る線を舗装予定領域の中心線L1として導き出す。すなわち、演算部50aは、地物AP1から距離W1/2で且つ地物AP2から距離W1/2の位置に中心線L1を設定する。
このようにして、演算部50aは、トラクタ1の中心線L0、及び、舗装予定領域の中心線L1を導き出した後で中心ズレの値GP1を算出する。
このとき、操作支援部50bは、図5に示すように、トラクタ1の中心線L0と舗装予定領域の中心線L1との関係を表示装置52に表示させる。図5の画面は、図形G1~図形G4を含む。図5に示す例では、図形G1~図形G4は、カメラ画像上に重ねて表示されている。図形G1は、トラクタ1の中心線L0を表す線分である。図形G2は、舗装予定領域の中心線L1を表す線分である。図形G3は、中心ズレの大きさを表す矢印である。矢印の長さは、中心ズレの大きさに対応している。左向きの矢印は、トラクタ1の中心線L0の左側に舗装予定領域の中心線L1が存在することを表している。操作支援部50bは、中心ズレの値GP1を矢印と共に表示させてもよい。図形G4は、演算部50aが舗装予定領域の中心線L1を導き出す際に検知した地物AP1及び地物AP2のそれぞれを強調する図形である。図形G4を見ることで、操作者は、舗装予定領域の中心線L1が適切に導き出されたか否かを判断できる。
その後、演算部50aは、算出した中心ズレの値GP1に基づいて目標軌道TRを導き出す。本実施形態では、目標軌道TRは、図4Bに示すようにアスファルトフィニッシャ100を前進させる際に利用される目標軌道TR1と、図4Cに示すようにアスファルトフィニッシャ100を後進させる際に利用される目標軌道TR2とを含む。本実施形態では、目標軌道TRは、アスファルトフィニッシャ100の後輪5が辿る軌道として設定されている。
操作支援部50bは、操舵用モータ58、前側走行用油圧モータ59F、及び後側走行用油圧モータ59Bを作動させることで、図4Bの太点線で示す目標軌道TR1に沿って、矢印AR1で示すように、アスファルトフィニッシャ100を前進させる。図4Bにおける破線で囲まれた範囲100Pは、アスファルトフィニッシャ100の前進が開始される前のアスファルトフィニッシャ100の位置を示す。この例では、操作支援部50bは、トラクタ1の中心線L0と舗装予定領域の中心線L1とが一致するまでアスファルトフィニッシャ100を前進させている。
その後、操作支援部50bは、操舵用モータ58、前側走行用油圧モータ59F、及び後側走行用油圧モータ59Bを作動させ、図4Cの太点線で示す目標軌道TR2に沿って、矢印AR2で示すように、アスファルトフィニッシャ100を後進させる。図4Cにおける破線で囲まれた範囲100Pは、アスファルトフィニッシャ100の後進が開始される前のアスファルトフィニッシャ100の位置を示す。この例では、操作支援部50bは、アスファルトフィニッシャ100が舗装作業開始位置に達するまでアスファルトフィニッシャ100を後進させている。
その後、操作支援部50bは、舗装幅センサの出力を監視しながら、舗装予定領域の幅に一致するまで、伸縮シリンダ28を自動的に伸張させる。図4Cは、舗装予定領域の幅に一致するまで後側スクリード31が伸張された状態のアスファルトフィニッシャ100を示している。この例では、操作支援部50bは、左後側スクリード31Lの伸張量と右後側スクリード31Rの伸張量とをほぼ同じにすることができる。
このようにして、コントローラ50は、配置支援処理を実行することで、舗装工事を開始する際に、アスファルトフィニッシャ100を適切な位置に自動的に配置できる。この後、アスファルトフィニッシャ100は、ホッパ2内に舗装材を受け入れ、コンベアCVでトラクタ1の後側に舗装材を給送し、且つ、スクリュSCで舗装材を車幅方向に敷き拡げた上で、舗装のための前進を開始する。
次に、図6A~図6Cを参照し、配置支援処理の別の具体例について説明する。図6A~図6Cは、舗装現場の上面図である。図6A~図6Cの例では、舗装予定領域は、拡幅部WDを含む。図6A~図6Cは、拡幅部WDをクロスハッチングで示している。拡幅部WDは、例えば、バス停の位置に形成される部分である。
所定のボタンが押されると、コントローラ50は、配置支援処理を開始する。トラクタ1の中心線L0を導き出す方法、拡幅部WDを含まない舗装予定領域の幅W1を算出する方法、及び、拡幅部WDを含まない舗装予定領域の中心線L1を導き出す方法は、図4A~図4Cの場合と同じである。
図6A~図6Cの例では、コントローラ50は、拡幅部WDを含まない舗装予定領域の中心線L1の代わりに、拡幅部WDを含む舗装予定領域の中心線L2にトラクタ1の中心線L0を一致させる。
演算部50aは、図6Aに示すように、前方監視装置51Fの出力に基づき、拡幅部WDを含む舗装予定領域の右側(-Y側)の境界を定める右側の地物AP3と、拡幅部WDを含む舗装予定領域の左側(+Y側)の境界を定める左側の地物AP4とを検知する。そして、演算部50aは、右側の地物AP3と左側の地物AP4との間の車幅方向(Y軸方向)における距離である幅W2を、拡幅部WDを含む舗装予定領域の幅として算出する。そして、演算部50aは、算出した幅W2を有する舗装予定領域の中央を通る線を、拡幅部WDを含む舗装予定領域の中心線L2として導き出す。すなわち、演算部50aは、地物AP3から距離W2/2で且つ地物AP4から距離W2/2の位置に中心線L2を設定する。
そして、演算部50aは、トラクタ1の中心線L0、及び、拡幅部WDを含む舗装予定領域の中心線L2を導き出した後で中心ズレの値GP2を算出する。そして、演算部50aは、算出した中心ズレの値GP2に基づいて目標軌道TRを導き出す。
図6Bは、仮にコントローラ50が、配置支援処理において、拡幅部WDを含まない、幅W1の舗装予定領域の中心線L1にトラクタ1の中心線L0を一致させた場合に行われる舗装工事の様子を示す。
図6Bにおける破線L3は、右後側スクリード31Rが最大限に伸張させられたときの右後側スクリード31Rの右端位置、すなわち、右側最大舗装幅Rmaxの右端位置を示している。同様に、図6Bにおける破線L4は、左後側スクリード31Lが最大限に伸張させられたときの左後側スクリード31Lの左端位置、すなわち、左側最大舗装幅Lmaxの左端位置を示している。そして、図6Bにおける破線L5は、拡幅部WDの左端位置を示している。
図6Bから明らかなように、アスファルトフィニッシャ100は、舗装予定領域の中心線L1にトラクタ1の中心線L0が一致させられた状態で舗装を開始した場合、拡幅部WDの縁部EDを舗装できない。アスファルトフィニッシャ100は、左後側スクリード31Lを最大限に伸張させたとしても、拡幅部WDの全域をカバーするには、距離SHだけ伸張量が足りないためである。
そこで、図6Cの例では、コントローラ50は、配置支援処理において、拡幅部WDを含まない、幅W1の舗装予定領域の中心線L1ではなく、拡幅部WDを含む、幅W2の舗装予定領域の中心線L2にトラクタ1の中心線L0を一致させる。すなわち、コントローラ50は、配置支援処理において、アスファルトフィニッシャ100の配置を拡幅部WD側に事前にオフセットしておくことで、左後側スクリード31Lの伸張量が不足してしまうのを防止する。
図6Cは、コントローラ50が、配置支援処理において、拡幅部WDを含む、幅W2の舗装予定領域の中心線L2にトラクタ1の中心線L0を一致させた場合に行われる舗装工事の様子を示す。
図6Cから明らかなように、アスファルトフィニッシャ100は、拡幅部WDを含む舗装予定領域の中心線L2にトラクタ1の中心線L0が一致させられた状態で舗装を開始した場合、拡幅部WDの縁部EDを舗装できる。アスファルトフィニッシャ100は、拡幅部WDの縁部よりも距離MGだけ遠い位置まで左後側スクリード31Lを伸張させることができるためである。
図6Cの例では、コントローラ50は、左後側スクリード31Lの後端が矢印AR3で示す地点又はその近くに達したときに左後側スクリード31Lの伸張を開始させ、左後側スクリード31Lの後端が矢印AR4で示す地点又はその近くに達したときに左後側スクリード31Lの伸張を停止させる。その後、コントローラ50は、左後側スクリード31Lの後端が矢印AR5で示す地点又はその近くに達したときに左後側スクリード31Lの収縮を開始させ、左後側スクリード31Lの後端が矢印AR6で示す地点又はその近くに達したときに左後側スクリード31Lの収縮を停止させる。
なお、図6Cの例では、コントローラ50は、前方監視装置51Fとしてのカメラが撮像した画像に画像処理を施すことで、拡幅部WDを含む、幅W2の舗装予定領域の中心線L2を導き出している。しかしながら、コントローラ50は、不揮発性記憶装置に記憶されている設計データと、測位装置が取得したアスファルトフィニッシャ100の位置情報とに基づいて中心線L2を導き出すように構成されていてもよい。この場合、コントローラ50は、例えば、カメラで撮像できないような遠方に拡幅部WDが存在する場合であっても、中心線L2を適切に導き出すことができる。
次に、図7を参照し、アスファルトフィニッシャ100に搭載される作業支援システムDSの別の構成例について説明する。図7は、作業支援システムDSの構成例を示す図である。
図7の作業支援システムDSは、主に、情報取得装置51として機能する測位装置60を備える点、及び、舗装工事が開始される前の配置作業ばかりでなく、舗装工事が開始された後の舗装作業においても操作支援部50bが操作者によるアスファルトフィニッシャ100の操作を支援できるように構成されている点において、図3の作業支援システムDSと異なる。但し、図7の作業支援システムDSは、その他の点においては、図3の作業支援システムDSと同じである。そのため、以下では、共通部分の説明が省略され、相違部分が詳説される。
測位装置60は、アスファルトフィニッシャ100の位置を検出できるように構成されている。本実施形態では、測位装置60は、GNSS受信機である。アスファルトフィニッシャ100の位置は、基準座標系を用いて表現される。すなわち、アスファルトフィニッシャ100の位置は、基準座標系における座標で特定される。基準座標系は、例えば、世界測地座標系である。世界測地座標系は、地球の重心に原点をおき、X軸をグリニッジ子午線と赤道との交点の方向にとり、Y軸を東経90度の方向にとり、そしてZ軸を北極の方向にとる三次元直交XYZ座標系である。
また、図7の例では、コントローラ50は、メモリカードリーダ等の入力装置又は通信装置53等を通じて舗装予定領域に関する情報を取得するように構成されている。舗装予定領域に関する情報は、例えば、道路の設計データであり、舗装予定領域の幅、全長、及び形状、並びに、拡幅部WDの位置及び大きさ等に関する情報を含む。舗装予定領域に関する情報は、アスファルトフィニッシャ100の位置と同様に、基準座標系を用いて表現される。
操作支援部50bは、舗装予定領域に関する情報に基づき、舗装作業中、すなわち、アスファルトフィニッシャ100の前進中に、アスファルトフィニッシャ100の中心点が辿る目標軌道TRを導き出すように構成されている。
そして、操作支援部50bは、測位装置60が検出したアスファルトフィニッシャ100の位置に基づき、操舵用モータ58、前側走行用油圧モータ59F、及び後側走行用油圧モータ59Bの少なくとも1つを作動させ、目標軌道TRに沿ってアスファルトフィニッシャ100を移動させる。
また、操作支援部50bは、舗装予定領域の幅方向におけるトラクタ1の中心線L0の移動に応じて左後側スクリード31L及び右後側スクリード31Rのそれぞれの伸縮量を変化させる。スクリード3が舗装予定領域の全幅をカバーできるようにするためである。具体的には、操作支援部50bは、左伸縮シリンダ28Lを伸縮させて左後側スクリード31Lの伸縮量を変化させ、且つ、右伸縮シリンダ28Rを伸縮させて右後側スクリード31Rの伸縮量を変化させる。
この構成により、操作支援部50bは、例えば、図6Bに示すような状況であっても、拡幅部WDを含む舗装予定領域を適切に舗装できるように、舗装作業中にアスファルトフィニッシャ100を車幅方向に移動させることができる。すなわち、図6Bに示すような、アスファルトフィニッシャ100の直進を継続させた場合には左後側スクリード31Lを最大限に伸張させたとしても拡幅部WDを舗装できなくなってしまうという状況であっても、操作支援部50bは、舗装作業中にアスファルトフィニッシャ100を舗装予定領域の左端に近づけることで、拡幅部WDが適切に舗装されるようにする。
そして、操作支援部50bは、操作者による手動操作とは無関係に、アスファルトフィニッシャ100を舗装予定領域の左端に近づけることができ、且つ、左右の後側スクリード31の伸縮量を適切に変化させることができる。そのため、操作者は、アスファルトフィニッシャ100の操舵、及び、左右の後側スクリード31の伸縮等の作業に煩わされることなく、他の作業を実行できる。
なお、図7の例では、操作支援部50bは、入力装置又は通信装置53を通じて取得した舗装予定領域に関する情報に基づいて目標軌道TRを導き出しているが、前方監視装置51Fの出力に基づいて目標軌道TRを導き出してもよい。
また、図7の例では、操作支援部50bは、アスファルトフィニッシャ100を車幅方向に自律的に移動させるように構成されているが、音、光、及び振動の少なくとも1つを用い、アスファルトフィニッシャ100を車幅方向に移動させるための操作者による手動操作を支援するように構成されていてもよい。
次に、図8A及び図8Bを参照し、コントローラ50がアスファルトフィニッシャ100による舗装作業を支援する処理(以下、「舗装支援処理」とする。)の具体例について説明する。図8A及び図8Bは、舗装現場の上面図である。具体的には、図8A及び図8Bは、配置支援処理において、拡幅部WDを含まない、幅W1の舗装予定領域の中心線L1にトラクタ1の中心線L0を一致させた場合に行われる舗装工事の様子を示している。より具体的には、図8A及び図8Bは、拡幅部WDが適切に舗装されるように、アスファルトフィニッシャ100の走行中に、左右の後側スクリード31の伸縮量を変化させながら、トラクタ1の中心線L0を車幅方向に移動させる処理としての舗装支援処理の2つの具体例を示している。
図8Aは、トラクタ1の中心線L0を比較的緩やかに移動させる場合の舗装工事の様子を示している。図8Bは、トラクタ1の中心線L0を比較的速やかに移動させる場合の舗装工事の様子を示している。
図8A及び図8Bのそれぞれは、地点TA、TB、TC、TD、及びTEの順で、アスファルトフィニッシャ100が-X側から+X側に進行する様子を示している。また、図8A及び図8Bでは、アスファルトフィニッシャ100Aは、地点TAにおけるアスファルトフィニッシャ100の様子を示し、アスファルトフィニッシャ100Bは、地点TBにおけるアスファルトフィニッシャ100の様子を示し、アスファルトフィニッシャ100Cは、地点TCにおけるアスファルトフィニッシャ100の様子を示し、アスファルトフィニッシャ100Dは、地点TDにおけるアスファルトフィニッシャ100の様子を示し、アスファルトフィニッシャ100Eは、地点TEにおけるアスファルトフィニッシャ100の様子を示している。
図8Aの例では、コントローラ50の操作支援部50bは、所定のボタンが押されると舗装支援処理を開始し、目標軌道TR3を導き出す。
目標軌道TR3は、前側スクリード30の後端中央部が辿る軌道である。目標軌道TR3は、アスファルトフィニッシャ100が地点TAに位置しているときに前側スクリード30の後端中央部が中心線L1上に位置し、アスファルトフィニッシャ100が地点TBに位置しているときに前側スクリード30の後端中央部が中心線L2上に位置し、アスファルトフィニッシャ100が地点TCに位置しているときに前側スクリード30の後端中央部が中心線L2上に位置するように設定されている。また、目標軌道TR3は、アスファルトフィニッシャ100が地点TDに位置しているときに前側スクリード30の後端中央部が中心線L2上に位置し、アスファルトフィニッシャ100が地点TEに位置しているときに前側スクリード30の後端中央部が中心線L1上に位置するように設定されている。
コントローラ50は、前側スクリード30の後端中央部が目標軌道TR3に沿って移動するようにアスファルトフィニッシャ100を移動させる。
また、コントローラ50は、アスファルトフィニッシャ100が地点TAに位置するときに、左後側スクリード31Lの収縮と右後側スクリード31Rの伸張とを開始させ、アスファルトフィニッシャ100が地点TBに達したときに、左後側スクリード31Lの収縮と右後側スクリード31Rの伸張とを終了させる。
その後、コントローラ50は、左後側スクリード31Lの後端が矢印AR10で示す地点又はその近くに達したときに左後側スクリード31Lの伸張を開始させ、左後側スクリード31Lの後端が矢印AR11で示す地点又はその近くに達したときに左後側スクリード31Lの伸張を終了させる。また、コントローラ50は、左後側スクリード31Lの後端が矢印AR12で示す地点又はその近くに達したときに左後側スクリード31Lの収縮を開始させ、左後側スクリード31Lの後端が矢印AR13で示す地点又はその近くに達したときに左後側スクリード31Lの収縮を終了させる。一方で、コントローラ50は、アスファルトフィニッシャ100が地点TDに達するまでは、右後側スクリード31Rを伸縮させない。
その後、コントローラ50は、アスファルトフィニッシャ100が地点TDに達したときに、左後側スクリード31Lの伸張と右後側スクリード31Rの収縮とを開始させ、アスファルトフィニッシャ100が地点TEに達したときに、左後側スクリード31Lの伸張と右後側スクリード31Rの収縮とを終了させる。
図8Bの例では、コントローラ50の操作支援部50bは、所定のボタンが押されると舗装支援処理を開始し、目標軌道TR4を導き出す。
目標軌道TR4は、前側スクリード30の後端中央部が辿る軌道である。目標軌道TR4は、左後側スクリード31Lの後端が矢印AR10で示す地点に達するまで、前側スクリード30の後端中央部が中心線L1上に位置し続けるように設定されている。また、目標軌道TR4は、左後側スクリード31Lの後端が矢印AR11で示す地点に位置するときに、前側スクリード30の後端中央部が中心線L2上に位置するように設定されている。また、目標軌道TR4は、左後側スクリード31Lの後端が矢印AR12で示す地点に達するまで、前側スクリード30の後端中央部が中心線L2上に位置し続けるように設定されている。そして、目標軌道TR4は、左後側スクリード31Lの後端が矢印AR13で示す地点に位置するときに、前側スクリード30の後端中央部が中心線L1上に位置するように設定されている。
コントローラ50は、前側スクリード30の後端中央部が目標軌道TR4に沿って移動するようにアスファルトフィニッシャ100を移動させる。
また、コントローラ50は、左後側スクリード31Lの後端が矢印AR10で示す地点に位置するときに、左後側スクリード31Lの伸張と右後側スクリード31Rの伸張とを開始させ、左後側スクリード31Lの後端が矢印AR11で示す地点又はその近くに達したときに、左後側スクリード31Lの伸張と右後側スクリード31Rの伸張とを終了させる。また、コントローラ50は、左後側スクリード31Lの後端が矢印AR12で示す地点に位置するときに、左後側スクリード31Lの収縮と右後側スクリード31Rの収縮とを開始させ、左後側スクリード31Lの後端が矢印AR13で示す地点又はその近くに達したときに、左後側スクリード31Lの収縮と右後側スクリード31Rの収縮とを終了させる。
上述のような舗装支援処理により、コントローラ50は、配置支援処理において、トラクタ1の中心線L0が中心線L2ではなく中心線L1と一致するようにアスファルトフィニッシャ100を移動させた場合であっても、拡幅部WDが適切に舗装されるように、操作者によるアスファルトフィニッシャ100の操作を支援できる。コントローラ50は、アスファルトフィニッシャ100の走行中に、アスファルトフィニッシャ100が拡幅部WDに到達する前に、トラクタ1の中心線L0と拡幅部WDを含む舗装予定領域の中心線L2とを一致させることができるためである。
図8Aの例では、コントローラ50は、アスファルトフィニッシャ100の車幅方向における移動が比較的緩やかに行われるように目標軌道TR3を設定するため、急激な操舵による悪影響を抑制できる。
図8Bの例では、コントローラ50は、アスファルトフィニッシャ100の車幅方向における移動が比較的速やかに行われるように目標軌道TR4を設定するため、アスファルトフィニッシャ100の車幅方向における移動による悪影響が及ぶ範囲を狭くすることができる。
上述のように、本発明の実施形態に係るアスファルトフィニッシャ100は、トラクタ1と、トラクタ1の前側に設置されて舗装材を受け入れるホッパ2と、ホッパ2内の舗装材をトラクタ1の後側へ給送するコンベアCVと、コンベアCVにより給送された舗装材をトラクタ1の後側で敷き拡げるスクリュSCと、スクリュSCにより敷き拡げられた舗装材をスクリュSCの後側で締め固めるスクリード3と、舗装される道路に関する情報を取得する情報取得装置51と、制御装置としてのコントローラ50とを備えている。そして、コントローラ50は、情報取得装置51が取得した情報に基づき、トラクタ1の中心を舗装予定領域の中心に合わせる操作を支援するように構成されている。
この構成は、舗装工事の作業効率を高めることができる。アスファルトフィニッシャ100の操作者は、舗装工事が開始される前に、舗装予定領域の幅に適した位置にアスファルトフィニッシャ100を配置できるためである。この構成は、例えば、アスファルトフィニッシャ100の不適切な配置に起因する、図6Bに示すような舗装されない部分の発生を防止できる。そのため、この構成は、そのような舗装されなかった部分を仕上げるための手作業の手間を削減でき、ひいては舗装工事の全体としての作業効率を向上させることができる。
また、この構成は、基本的には、左右の後側スクリード31の伸縮長さを均等にすることができ、その後に行われるアスファルトフィニッシャ100による舗装作業を安定化させることができる。左右の後側スクリード31の不均等な伸縮長さに起因するアスファルトフィニッシャ100の直進性の悪化等を防止できるためである。
コントローラ50は、例えば、情報取得装置51が取得した情報に基づき、トラクタ1の動きを自律的に制御し、トラクタ1の中心を舗装予定領域の中心に合わせるように構成されていてもよい。この構成では、アスファルトフィニッシャ100は、舗装予定領域に適した位置に自律的に配置される。そのため、この構成は、アスファルトフィニッシャ100の配置作業に関する操作者の負担を軽減できる。この構成は、例えば、操作者による操舵装置54及び走行ダイヤル55等に対する手動操作が適切に行われなかったことに起因する配置作業のやり直しを防止でき、ひいては舗装工事の全体としての作業効率を高めることができる。
コントローラ50は、例えば、トラクタ1の中心と舗装予定領域の中心との間の距離の大きさを音、光、及び振動の少なくとも1つを用いて外部に報知できるように構成されていてもよい。この構成は、配置作業の際の操作者による操舵装置54及び走行ダイヤル55等に対する手動操作を支援できる。
舗装予定領域の中心は、例えば、舗装予定領域の最大幅に基づいて決定されてもよい。例えば図6A~図6Cに示すように、舗装予定領域が拡幅部WDを含む場合、舗装予定領域の中心は、拡幅部WDを含まない部分の幅W1ではなく、拡幅部WDを含む部分の幅W2に基づいて決定されてもよい。具体的には、コントローラ50は、拡幅部WDを含まない部分の中心線L1ではなく、拡幅部WDを含む部分の中心線L2を、舗装予定領域の中心線として採用してもよい。この構成により、コントローラ50は、拡幅部WDを舗装する際に後側スクリード31の伸張量が不足してしまうのを防止できる。
情報取得装置51は、例えば、カメラ又はLIDARである。この場合、コントローラ50は、情報取得装置51としてのカメラ又はLIDARの出力に基づいて舗装予定領域の中心を決めるように構成されていてもよい。
コントローラ50は、予め記憶されている舗装予定領域に関する情報と、トラクタ1に取り付けられた測位装置60の出力とに基づき、トラクタ1の中心を舗装予定領域の中心に合わせる操作を支援するように構成されていてもよい。この構成により、コントローラ50は、情報取得装置51としてのカメラ又はLIDARの出力を利用せずとも、上述のような効果を実現できる。
スクリード3は、典型的には、車長方向にずらして配置される前側スクリード30と後側スクリード31とを含む。そして、後側スクリード31は、前側スクリード30に関して左方に伸縮できるように構成された左後側スクリード31Lと、前側スクリード30に関して右方に伸縮できるように構成された右後側スクリード31Rとを含む。この場合、舗装予定領域の中心は、例えば図8Bに示すように、舗装作業の大部分において、左後側スクリード31Lの伸張量と右後側スクリード31Rの伸張量とが等しくなるように決定されてもよい。この場合、後側スクリード31は、走行中に伸縮されるように構成されていてもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態が説明された。しかしながら、本発明は、上述した実施形態に限定されることはない。上述した実施形態は、本発明の範囲を逸脱することなしに、種々の変形又は置換等が適用され得る。また、上述の実施形態を参照して説明された特徴のそれぞれは、技術的に矛盾しない限り、適宜に組み合わされてもよい。
例えば、上述の実施形態では、アスファルトフィニッシャ100は、真っ直ぐに延びる舗装予定領域を舗装する際の操作者による操作を支援できるように構成されているが、湾曲部を含む舗装予定領域を舗装する際の操作者による操作を支援できるように構成されていてもよい。
また、上述の実施形態では、アスファルトフィニッシャ100は、舗装される道路の全幅を同時に舗装する際の操作者による操作を支援できるように構成されているが、舗装される道路の片側車線のみを舗装する際の操作者による操作を支援できるように構成されていてもよい。
本願は、2019年3月25日に出願した日本国特許出願2019-057339号に基づく優先権を主張するものであり、この日本国特許出願の全内容を本願に参照により援用する。
1・・・トラクタ 1G・・・ガイドレール 1S・・・運転席 2・・・ホッパ 3・・・スクリード 3A・・・レベリングアーム 5・・・後輪 6・・・前輪 28・・・伸縮シリンダ 28L・・・左伸縮シリンダ 28R・・・右伸縮シリンダ 30・・・前側スクリード 30L・・・左前側スクリード 30R・・・右前側スクリード 31・・・後側スクリード 31L・・・左後側スクリード 31R・・・右後側スクリード 43・・・モールドボード 50・・・コントローラ 50a・・・演算部 50b・・・操作支援部 51・・・情報取得装置 51B・・・後方監視装置 51F・・・前方監視装置 52・・・表示装置 53・・・通信装置 54・・・操舵装置 55・・・走行ダイヤル 56・・・走行速度センサ 57・・・音出力装置 58・・・操舵用モータ 59・・・走行用モータ 59F・・・前側走行用油圧モータ 59B・・・後側走行用油圧モータ 60・・・測位装置 100・・・アスファルトフィニッシャ AP・・・地物 BS・・・路盤 CV・・・コンベア DS・・・作業支援システム NP・・・新設舗装体 PV・・・舗装材 SC・・・スクリュ

Claims (8)

  1. トラクタと、
    前記トラクタの前側に設置されて舗装材を受け入れるホッパと、
    前記ホッパ内の舗装材を前記トラクタの後側へ給送するコンベアと、
    前記コンベアにより給送された舗装材を前記トラクタの後側で敷き拡げるスクリュと、
    前記スクリュにより敷き拡げられた舗装材を前記スクリュの後側で締め固めるスクリードと、
    舗装される道路に関する情報を取得する情報取得装置と、
    制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、前記情報取得装置が取得した情報に基づき、前記トラクタの中心を舗装予定領域の中心に合わせる操作を支援する、
    アスファルトフィニッシャ。
  2. 前記制御装置は、前記情報取得装置が取得した情報に基づき、前記トラクタの動きを制御し、前記トラクタの中心を前記舗装予定領域の中心に合わせる、
    請求項1に記載のアスファルトフィニッシャ。
  3. 前記制御装置は、前記トラクタの中心と前記舗装予定領域の中心との間の距離の大きさを音、光、及び振動の少なくとも1つを用いて外部に報知する、
    請求項1に記載のアスファルトフィニッシャ。
  4. 前記舗装予定領域の中心は、前記舗装予定領域の最大幅に基づいて決定される、
    請求項1に記載のアスファルトフィニッシャ。
  5. 前記制御装置は、予め記憶されている前記舗装予定領域に関する情報と、前記トラクタに取り付けられた測位装置の出力とに基づき、前記トラクタの中心を前記舗装予定領域の中心に合わせる操作を支援する、
    請求項1に記載のアスファルトフィニッシャ。
  6. 前記情報取得装置は、カメラ又はLIDARであり、
    前記制御装置は、前記情報取得装置としてのカメラ又はLIDARの出力に基づき、前記舗装予定領域の中心を決める、
    請求項1に記載のアスファルトフィニッシャ。
  7. 前記スクリードは、車長方向にずらして配置される前側スクリードと後側スクリードとを含み、
    前記後側スクリードは、前記前側スクリードに関して左方に伸縮できるように構成された左後側スクリードと、前記前側スクリードに関して右方に伸縮できるように構成された右後側スクリードと、を含み、
    前記舗装予定領域の中心は、前記左後側スクリードの伸張量と前記右後側スクリードの伸張量とが等しくなるように決定される、
    請求項1に記載のアスファルトフィニッシャ。
  8. 前記後側スクリードは、走行中に伸縮されるように構成されている、
    請求項7に記載のアスファルトフィニッシャ。
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