JP6294105B2 - 核医学診断装置および医用画像処理装置 - Google Patents

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本発明の実施形態は、核医学診断装置とX線コンピュータ断層撮影装置(以下「X線CT装置」という。)とが組み合わされた核医学診断装置と、この種の装置により生成された画像データを処理する医用画像処理装置に関する。
病院等においてPETスキャナとX線CTスキャナとが組み合わされた核医学診断装置が利用されている。PET−CT(computed tomography)装置は、PET(positron emission tomography)で得られる機能画像とCTで得られる形態画像(CT画像)とを重ねることで臨床効果を高めている。
FDG−PET検査はPETスキャナを用いて行われる検査の一つである。この検査は、放射性同位体(radio isotope:RI)を組み込んだFDG(fluoro deoxy glucose)検査薬を被検体に投与し、被検体における放射能の分布・集積度を画像化して診断する検査である。
FDG−PET検査では、SUV(standardized uptake value)と称する指標がよく用いられている。SUVは、患者ごと、あるいは検査ごとのPET計測値のばらつきを抑え、検査結果を定量的に評価するために考えられた指標の1つである。SUVは単位体積あたりの放射能濃度として、例えば式(1)により求められる。
SUV=画素値(校正された放射能濃度[Bq/ml])/(放射能投与量[Bq]÷体重[g])・・・(1)
投与された検査薬が被検体の全身に均一に分布していると仮定したときの放射能濃度を1とすると、患部(腫瘍など)における集積はその何倍かを示す値がSUVである。SUVを用いることで、集積度をより定量的に評価することができる。
John W. Keyes, Jr., SUV : standardized uptake or silly useless value ? J Nucl Med 1995 ; 36 : 1836-1839.
式(1)では被検体の比重=1.0を暗黙に仮定しているが、現実には被検体の比重は年齢、性別、体型などにより変化する。そこで、体型を考慮したものとして、体重に代えて体表面積で規格化したSUVが用いられることがある。このほか、被検体の体脂肪率なども考慮して規格化したSUVが用いられることもある。
このようなSUVを求めるには被検体の体表面積や体脂肪率についての知見を得る必要がある。しかしながら周知のように、被検体の体表面積や、体脂肪率を計測することは容易でない。簡易な手法でよりばらつきの少ないSUVを算出し得る技術が要望されている。
目的は、ばらつきの少ないSUVを簡易に算出することの可能な核医学診断装置および医用画像処理装置を提供することにある。
実施形態によれば、核医学診断装置は、核医学診断装置と、CT装置と、体積計算部と、SUV計算部とを具備する。核医学診断装置は、放射性同位体を組み込んだ検査薬を投与された被検体のPET画像を生成する。CT装置は、被検体の形態画像を生成する。体積計算部は、形態画像に基づいて被検体の体積を計算する。SUV計算部は、計算された体積に基づいて放射性同位体のSUVを計算する。
図1は、本実施形態に係るPET−CT装置1の構成を示す図である。 図2は、画像処理装置10の一例を示す機能ブロック図である。 図3は、CT画像とPET画像とを重ねた画像の一例を示す図である。 図4は、第1の実施形態における画像処理装置10の処理手順の一例を示すフローチャートである。 図5は、第2の実施形態における画像処理装置10の処理手順の一例を示すフローチャートである。 図6は、第3の実施形態における画像処理装置10の処理手順の一例を示すフローチャートである。 図7は、PET画像における関心領域の設定の一例を示す図である。 図8は、PET−CT画像の一例を示す図である。 図9は、被検体データから体積および放射能濃度を算出する手順の一例を示すフローチャートである。
図1は、本実施形態に係るPET−CT装置1の構成を示す図である。PET−CT装置1は、寝台2を有する。寝台2は、被検体Mが載置される天板3を長手方向、横手方向、上下方向に移動可能に支持する。
また、PET−CT装置1は、CTスキャナ4とPETスキャナ5とを有する。CTスキャナ4は、天板3の送り込まれる略円筒形状の中空部6を備える。PETスキャナ5も、天板3の送り込まれる略円筒形状の中空部7を備える。CTスキャナ4とPETスキャナ5とは、中空部6の中心線と中空部7の中心線とが略一致するように配置される。
CTスキャナ4は被検体MをX線でCTスキャンする。具体的には、CTスキャナ4は、中空部6を挟んで対抗配置されるX線管とX線検出器とを搭載する。X線管はX線を発生する。X線検出器は、X線管から発生され被検体Mを透過したX線を検出し、検出されたX線のエネルギーに応じた電気信号を生成する。X線管とX線検出器とは、中空部6周りに回転しながらX線発生とX線検出とをそれぞれ繰り返す。
PETスキャナ5は、被検体Mをガンマ線でPETスキャンする。具体的には、PETスキャナ5は、中空部7周りに沿ってリング状に配列されるガンマ線検出器を搭載する。ガンマ線検出器は、被検体Mから放出されたガンマ線を繰り返し検出し、検出されたガンマ線のエネルギーに応じた電気信号を繰り返し生成する。
さらにPET−CT装置1は、画像データを処理する画像処理装置10を備える。画像処理装置10は、CTスキャナ4により生成された電気信号を受信する。また、画像処理装置10は、PETスキャナ5により生成された電気信号を受信する。画像処理装置10は、CTスキャナ4からの電気信号に基づく形態画像(CT画像)とPETスキャナ5からの電気信号に基づくPET画像とを、通信回線100を介して取得する。
図2は、画像処理装置10の一例を示す機能ブロック図である。画像処理装置10は、CT投影データ収集部11、PET投影データ収集部13、記憶部15、CT画像発生部17、減弱補正部19、PET画像発生部21、体積計算部23、SUV計算部25、貯留量計算部27、表示部29、操作部31、及び制御部33を備える。
CT投影データ収集部11は、CTスキャナ4からの電気信号に前処理を施して生成される投影データ(以下「CT投影データ」という。)を収集する。CT投影データを生成するための前処理は、対数変換や感度補正、ビームハードニング補正等を含む。
PET投影データ収集部13は、PETスキャナ5からの電気信号に信号処理を施して生成される投影データ(以下「PET投影データ」という。)を収集する。信号処理は、位置計算処理やエネルギー計算処理、同時計数処理、前処理等を含む。PET投影データを生成するための前処理は、例えば、感度補正やランダム補正、散乱線補正等を含む。
記憶部15は、CT投影データとPET投影データとを記憶する。CT投影データは、例えば、X線検出器上のX線入射位置と角度とに関連付けて記憶される。PET投影データは、例えば、ガンマ線検出器上のガンマ線入射位置と角度とに関連付けて記憶される。
CT画像発生部17は、CT投影データに基づいて所定の再構成断面に関するCT画像のデータを生成する。CT画像を構成する各画素に割り付けられた画素値は、X線の透過経路上の物質に関するX線減弱係数(吸収係数)に応じたCT値を有する。生成されたCT画像は記憶部15に記憶される。
減弱補正部19は、CT画像に基づいてPET投影データを減弱補正する。減弱補正されたPET投影データは、CT画像の再構成断面とほぼ同じ断面に関するものである。具体的には、まず減弱補正部19は、CT画像に基づいてガンマ線の減弱補正マップを生成する。減弱補正マップは、CT値に所定の変換式を適用してガンマ線減弱係数を計算することで生成される。そして減弱補正部19は、減弱補正マップをPET投影データに掛け合わせることでPET投影データを減弱補正する。
PET画像発生部21は、減弱補正されたPET投影データに基づいて、CT画像の再構成断面とほぼ同じ位置の再構成断面に関するPET画像のデータを生成する。PET画像を構成する各画素に割り付けられた画素値は、被検体Mに投与された同位体の濃度に応じた画素カウント値を有する。生成されたPET画像は記憶部15に記憶される。
体積計算部23は、CT画像に基づいて被検体Mの体積を計算する。具体的には、体積計算部23は、CT画像から被検体Mの輪郭(体表面など)を抽出し、その輪郭の内部の画素数をカウントする。そして、得られた画素の数(画素カウント値)に、予め設定された単位当たりの体積を乗算することで被検体Mの体積が算出される。
SUV計算部25は、体積計算部23により算出された被検体Mの体積に基づいて、PET画像におけるSUVを計算する。計算されたSUVをカラーマッピングしてPET画像に表示しても良い。
貯留量計算部27は、膀胱などの排出器官におけるRIの貯留量を、CT画像で得られた輪郭もしくはPET画像で得られた輪郭を基に、PET画像に示される画素値から計算する。
表示部29は、CT画像とPET画像とを重ねて表示する。例えば図3に示されるように、CT画像にPET画像を重ねて表示することで被検体の状態に関する多様な知見を得ることができる。
操作部31は、ユーザからの入力デバイスを介して入力された指示や情報を受け付ける。入力デバイスとしては、キーボードやマウス、各種スイッチ、タッチパネル等が利用可能である。
制御部33は、画像処理装置10の中枢として機能する。制御部33は、各部を制御することにより、CT画像とPET画像との位置合わせ表示処理や、実施形態に係るSUVの算出処理を実行する。次に、上記構成を基礎として、PET−CT装置1における作用を複数の実施形態にわたって説明する。
[第1の実施形態]
図4は、第1の実施形態における画像処理装置10の処理手順の一例を示すフローチャートである。第1の実施形態では、CTスキャナ4は被検体Mの全身をスキャンするものとし、これにより全身のCT画像が生成される。
図4において、画像処理装置10は、CTスキャナ4から取得した電気信号をデコードしてCT生データを再生し、このCT生データを再構成してCT画像を生成する(ステップS1)。このCT画像は3次元のボリュームデータである。次に画像処理装置10は、CT画像を構成する画素の画素値を、既定の閾値(閾値p)を用いて2値化処理して(ステップS2)、被検体Mの輪郭を抽出する(ステップS3)。
次に画像処理装置10は、抽出された輪郭の内部に含まれる画素数を上記ボリュームデータからカウントし、画素カウント値を得る(ステップS4)。次に画像処理装置10は、この画素カウント値に予め設定される値である単位体積を乗算して被検体Mの体積を算出する(ステップS5)。
以上の手順により、CT画像から被検体Mの全身の体積を算出することができる。この体積を用いて、次式(2)を用いてPET画像を規格化することでSUVを算出することができる。
SUV=画素値(校正された放射能濃度)[Bq/ml]/(放射能投与量[Bq]÷被検体Mの全身の体積[ml])・・・(2)
式(2)はSUVの本来の定義を反映する式である。つまり右辺の分母において被検体Mの全身の体積を直接用いるようにしているので、被検体の比重=1.0を仮定する必要がない。これにより、既存の算出に比べて確度の高い体積で規格化されたSUVを算出することが可能になる。
しかも第1の実施形態では、PET−CT装置1によりPET画像と同時に取得されるCT画像を用いて、CT画像から被検体Mの全身の体積を算出するようにしている。これにより、例えば被検体を水槽に沈めての計測などといった旧来の手法に比べ、簡易な手法により被検体Mの体積を計算することができる。
従って第1の実施形態によれば、PET−CT装置1を用いた簡易な手法により、より確度の高い値で規格化されたSUV値をもつPET画像を作成することが可能になる。このようなことから、検査時間の短縮などのメリットも得られる。ひいては、患者による検査結果の変動や、検査ごとの値のばらつきをより少なくし、正確な診断に寄与することができるようになる。
[第2の実施形態]
FDGはグルコースなので、体内の白色脂肪などには集積し難いことが知られている。第2の実施形態ではこのことに着目し、SUVの算出に係わる領域から集積し難い脂肪部分を除外することでSUVの精度を向上させる。
図5は、第2の実施形態における画像処理装置10の処理手順の一例を示すフローチャートである。画像処理装置10は、CT画像を構成する画素の画素値を、既定の閾値(閾値q)を用いて2値化処理して(ステップS6)、被検体Mの体内における脂肪部分の輪郭を抽出する(ステップS7)。
ステップS2(図4)で用いられた閾値pは、被検体Mと周囲の空気とを区別して体表面の輪郭を抽出するための値であった。これに対しステップS6(図5)で用いられる閾値qは、被検体内部における脂肪組織とその他(筋肉や骨など)とを区別するための値を持ち、閾値pの値とは異なる。
次に画像処理装置10は、抽出された輪郭の内部、つまり脂肪組織に含まれる画素数をボリュームデータからカウントし、画素カウント値を得る(ステップS8)。そして画像処理装置10は、この画素カウント値に既定の単位体積を乗算して、脂肪領域の体積を算出する(ステップS9)。
以上の手順により、CT画像から被検体内部の脂肪領域の体積を算出することができる。この体積を用いて、次式(3)によりPET画像を規格化することでSUVを算出することができる。
SUV=画素値[Bq/ml]/(放射能投与量[Bq]÷(被検体Mの全身の体積−脂肪領域[ml]))・・・(3)
第2の実施形態によれば、SUV=1とする基準値としてFDGの集積し難い脂肪部分を除いた値を対象にすることができる。これにより、SUVの値のばらつきを抑え、安定した値を得ることができる。また、一定の小さな集積として脂肪領域に集積した量を放射能投与量から減算することすることで、さらに精度を向上させることができる。
[第3の実施形態]
第3の実施形態では、被検体Mから排出されたFDG、つまり同位体の量を考慮することで更なる精度の向上を図る。つまり膀胱などの排出器官における同位体の貯留量をPET画像から算出し、その寄与分を除外する。
図6は、第3の実施形態における画像処理装置10の処理手順の一例を示すフローチャートである。画像処理装置10は、PET画像を生成したのち(ステップS10)、ユーザにより設定された関心領域(ステップS11)に含まれる対象領域を、既定の閾値rを用いた2値化処理により抽出する(ステップS12)。次に画像処理装置10は、抽出された領域内の画素値の総和を計算し(ステップS13)、その値から対象領域に含まれる放射能濃度の総量を算出する。
図7の円内に示されるように、関心領域として膀胱などの排出器官を選択し、領域内の画素値を総計すれば体外に排出される放射能(排出放射能)を見積もることができる。その値を被検体への投与量から減算することで、SUVの精度向上にさらに寄与できる。算出された放射能を用いて、次式(4)によりPET画像を規格化することでSUVを算出することができる。
SUV=画素値[Bq/ml]/((放射能投与量−排出放射能[Bq])÷被検体Mの全身の体積[ml])・・・(4)
第1、第2の実施形態では、FDG(放射性薬剤)の排出を考慮せず、投与された薬剤の全てが画像に寄与するとしたうえでSUVを算出した。これに代えて第3の実施形態では膀胱内などに残っている放射能濃度の総量をPET画像から求め、投与量から減算することで、より患者間のばらつきを抑え、安定したSUVを算出することができる。また、投与されてから撮影されるまでの間に排泄された尿内の放射能を計測し、その量を放射能投与量から減算することで、さらに精度を向上させることができる。
[第4の実施形態]
図8に示されるように、撮影では頭部から大腿部までを撮影することが多い。この時、手足などの部位(以下「四肢」と総称する。)における体積および放射能を推定して、その部位を除いた領域で求めることで、より患者間のばらつきを抑え、安定したSUVを算出することができる。
図9は、被検体データから体積および放射能を算出する手順の一例を示すフローチャートである。画像処理装置10は、被検体Mの身長または体重が入力されると(ステップS15)、被検体Mの上腕の長さ、太さ、および前腕の長さ、太さを取得する(ステップS16)。この取得した各部位のサイズに基づいて、画像処理装置10は対象とする部位、具体的には両手両足を合わせた四肢の体積を算出する(ステップS17)。
画像処理装置10は、対象部位の体積と放射能投与量とから対象部位の放射能濃度の総量を算出し(ステップS18、S19)、求められた体積および放射能濃度の総量を用いて、対象部位(ここでは四肢)の体積および放射能を除外したSUVを算出する。すなわち、次式(5)によりPET画像を規格化することでSUVを算出することができる。
SUV=画素値[Bq/ml]/((放射能投与量−対象部位の放射能[Bq])÷(被検体Mの全身の体積−対象部位の体積[ml]))・・・(5)
以上述べたように実施形態では、PET−CT装置1により得られたCT画像から被検体の体積を算出し、その値を用いて、PET画像におけるSUVを算出するようにしている。これにより被検体の体積を簡易かつ正確に算出することができ、ひいてはSUVのばらつきを抑えることに寄与することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。例えば第2の実施形態ではFDGの集積し難い部分の体積がSUVの算出に寄与することを防ぐために、体内の脂肪領域を抽出し、この部分を被検体Mの体積から除外するようにした。この他、例えば肺の内部の空気にもFDGが集積しないので、このような部分(空洞部分)の体積を求めて被検体Mの体積から除外すればSUVの精度をさらに向上させることができる。具体的には図5のステップS6で閾値p(図4のステップS2)を用い、被検体Mの内部での2値化処理の結果を用いればよい。
また、核医学診断装置としてPETを例示的に示したがSPECTにも適用可能である。さらに、医用画像診断装置としてCTを例示的に示したがMRIにも適用可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示するものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…装置、2…寝台、3…天板、4…CTスキャナ、5…PETスキャナ、6…中空部、7…中空部、10…画像処理装置、11…CT投影データ収集部、13…PET投影データ収集部、15…記憶部、17…CT画像発生部、19…減弱補正部、21…PET画像発生部、23…体積計算部、25…SUV計算部、27…貯留量計算部、29…表示部、31…操作部、33…制御部、100…通信回線。

Claims (14)

  1. 放射性同位体を組み込んだ検査薬を投与された被検体の核医学画像を生成する核医学診断装置と、
    前記被検体の形態画像を生成する医用画像診断装置と、
    前記形態画像に基づいて前記被検体の体積を計算する体積計算部と、
    前記計算された体積に基づいて前記放射性同位体のSUVを計算するSUV計算部とを具備する核医学診断装置。
  2. 前記体積計算部は、
    前記形態画像から前記被検体の輪郭を抽出し、
    前記輪郭の内部の画素数をカウントし、
    前記カウントにより得られた画素カウント値に既定の単位体積を乗算して前記被検体の体積を計算する、請求項1に記載の核医学診断装置。
  3. 前記体積計算部は、前記同位体の集積し難い領域を前記体積から除外し、
    前記SUV計算部は、前記領域を除外された前記体積に基づいて前記SUVを計算する、請求項1に記載の核医学診断装置。
  4. 前記体積計算部は、
    前記形態画像に基づいて前記被検体における脂肪部分を抽出し、
    前記脂肪部分を前記領域として前記体積から除外する、請求項3に記載の核医学診断装置。
  5. 前記体積計算部は、
    前記形態画像に基づいて前記被検体における空洞部分を抽出し、
    前記空洞部分を前記領域として前記体積から除外する、請求項3に記載の核医学診断装置。
  6. さらに、排出器官における前記同位体の貯留量を前記核医学画像から計算する貯留量計算部を具備し、
    前記SUV計算部は、前記同位体の投与量から前記計算された貯留量を減算した値を用いて前記SUVを計算する、請求項1に記載の核医学診断装置。
  7. 前記体積計算部は、前記被検体の四肢を前記体積から除外し、
    前記SUV計算部は、前記四肢を除外された前記体積に基づいて前記SUVを計算する、請求項1に記載の核医学診断装置。
  8. 放射性同位体を組み込んだ検査薬を投与された被検体の核医学画像と、医用画像診断装置により生成された前記被検体の形態画像とを記憶する記憶部と、
    前記形態画像に基づいて前記被検体の体積を計算する体積計算部と、
    前記計算された体積に基づいて前記放射性同位体のSUVを計算するSUV計算部とを具備する、医用画像処理装置。
  9. 前記体積計算部は、
    前記形態画像から前記被検体の輪郭を抽出し、
    前記輪郭の内部の画素数をカウントし、
    前記カウントにより得られた画素カウント値に既定の単位体積を乗算して前記被検体の体積を計算する、請求項8に記載の医用画像処理装置。
  10. 前記体積計算部は、前記同位体の集積し難い領域を前記体積から除外し、
    前記SUV計算部は、前記領域を除外された前記体積に基づいて前記SUVを計算する、請求項8に記載の医用画像処理装置。
  11. 前記体積計算部は、
    前記形態画像に基づいて前記被検体における脂肪部分を抽出し、
    前記脂肪部分を前記領域として前記体積から除外する、請求項10に記載の医用画像処理装置。
  12. 前記体積計算部は、
    前記形態画像に基づいて前記被検体における空洞部分を抽出し、
    前記空洞部分を前記領域として前記体積から除外する、請求項10に記載の医用画像処理装置。
  13. さらに、排出器官における前記同位体の貯留量を前記核医学画像から計算する貯留量計算部を具備し、
    前記SUV計算部は、前記同位体の投与量から前記計算された貯留量を減算した値を用いて前記SUVを計算する、請求項8に記載の医用画像処理装置。
  14. 前記体積計算部は、前記被検体の四肢を前記体積から除外し、
    前記SUV計算部は、前記四肢を除外された前記体積に基づいて前記SUVを計算する、請求項8に記載の医用画像処理装置。
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