JPWO2020003368A1 - 包装体と包装体の製造方法 - Google Patents

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Abstract

包装体(1)を、空気を封入した畝状空気緩衝部(6)が、畝状空気緩衝部(6)の長さ方向と直交する方向に複数にして並び設けられていて、被包装物(2)の外面を覆うようにして被包装物(2)を包み込んで包装前形態物(5)を形成する空気緩衝材(3)と、熱収縮フィルムからなり、被包装物(2)を包み込んだ空気緩衝材(3)により形成した包装前形態物(5)を、熱収縮によってこの包装前形態物(5)の外面を覆うようにして包み込んでいるシュリンク包装材(4)とを備えているものとした。

Description

本発明は被包装物を空気緩衝材とシュリンク包装材とで包み込んだ包装体と、この包装体の製造方法に関するものである。
従来から熱収縮フィルムからなるシュリンク包装材で被包装物を包み込んで包装体を得る技術としては、例えば特許文献1では、二つ折りの帯状にして繰り出される熱収縮フィルムの上フィルム部と下フィルム部とが重ね合わされて、熱収縮フィルムの折り部の位置とこの折り部に直交する溶断辺からなる直交辺の位置とで上フィルム部と下フィルム部とが連続するシュリンク包装材を用いるようにした点が示されている。
そして、この特許文献1では、シュリンク包装材の折り部と直交辺との除く辺側から上フィルム部と下フィルム部との間を開いて、その間に台紙と被包装物を配置し、上フィルム部と下フィルム部での開放されている部分を、線状のヒートシーラーを用いて台紙の辺に沿って溶着するとともに、この溶着部分に沿った位置で余剰のシュリンク包装材を溶断して、台紙及び被包装物を未収縮のシュリンク包装材で覆うようにしている。さらに未収縮のシュリンク包装材で台紙及び被包装物を覆ったものをヒーターに通して、シュリンク包装材が熱収縮することで包装体が得られるものである。
また、被包装物を包み込む包装シート自体に緩衝機能を有するものを用いて包装体を得るようにする工夫が、特許文献2、3、4に示されている。これら文献では、独立した多数の気泡を有する合成樹脂製シートの平坦面側に熱収縮性合成樹脂シートを貼り合わせてなる包装材を用いている。そして、この包装材で被包装物を包んだ後に加熱して熱収縮性合成樹脂シートを熱収縮させるようにしている技術が示されている。
また、特許文献5にあっては、建築用板材を胴巻き風に熱収縮したシュリンク包装材によって取りまとめるとともに、建築用板材の木端の加工部分を保護するために、シュリンク包装材の内側に、その建築用板材の長さ方向に沿った空気緩衝部を位置させる技術が示されている。
また、特許文献6には、平板状の熱収縮性フィルムと多数の凹凸を有する非収縮性凹凸フィルムとを重ね合わせて非収縮性凹凸フィルムの凸部の周縁部を平板状の熱収縮性フィルムに溶着してシュリンク包装材を設け、このシュリンク包装材で被包装物を覆って外部から熱を加えることにより平板状の熱収縮性フィルムを熱収縮させる点が示されている。
また、特許文献7にあっては、細かな気泡を内側に備える網状プラスチック発泡体と熱収縮性プラスチックフィルムとを貼り合わせてシュリンク包装材を構成し、このシュリンク包装体で前記網状プラスチック発泡体が内側となるようにして被包装物を包み込んでから加熱をし、この加熱によって熱収縮性プラスチックフィルムを熱収縮させる点が示されている。
この特許文献7の技術では、被包装物とシュリンク包装材との間に網状プラスチック発泡体が位置することで、被包装物とシュリンク包装材との間に閉じた空気層ができて、緩衝効果が高められるようにしている。
特開2008−013197号公報 特開昭63−000080号公報 特開平09−216657号公報 特開2017−070573号公報 特開平09−240741号公報 公開実用昭和55−069081号 公開実用昭和52−097981号
上述した特許文献2、3、4に示されているような多数の気泡を有する合成樹脂シートに熱収縮性のシートを貼り合わせて一体とした包装材、また特許文献6に示されている平板状の熱収縮性フィルムに非収縮性凹凸フィルムを貼り合わせにより一体にした包装材、そして特許文献7に示されている網状プラスチック発泡体に熱収縮性プラスチックフィルムを貼り合わせして一体とした包装材は、これらの包装材を用いて被包装物を包み込みし、加熱することで熱収縮性フィルムの部分が熱収縮して、被包装物の周りに空気層を形成して緩衝性を備える包装体を得ようとするものである。
しかしながら、最外表面側にシュリンク包装材(熱収縮性フィルム)が位置するように上記包装材で包んだ後に、例えば特許文献1で示したように前記包装材の外辺同士を繋ぎ合わせる際、非収縮性フィルムや特許文献7での網状プラスチック発泡体を介在させた状態で溶着しなければならず、包装材の外辺同士の繋ぎ合わせが非常に困難である。
また、特許文献6に示された技術では、包装材が予め直状の膨らみ部分を備えたものであるので、被包装物の大きさに応じてその包装材を溶断すると多くの膨らみ部分から空気が抜け出てしまうという不具合がある。
また、特許文献5に示された技術では、部分的に空気緩衝部を位置させるものであるので、包装体の外面全面で緩衝作用を得ることができないという問題がある。
本発明者にあっては、緩衝機能を有する部材と熱収縮フィルムとを一体にせず、被包装物を緩衝機能を有する部材で包み込んでから、シュリンク包装材で全体を覆うようにすることで、従来のようにシュリンク包装材の辺部を溶着して貼り合わせが可能となり、加熱を行なってそのシュリンク包装材を熱収縮させることが可能となる点に着目した。
そこで、本発明は上記事情に鑑み、包装体の最外表面をシュリンク包装材とし、シュリンク包装材の辺部を溶着して内部に緩衝機能を有する部分を形成することを課題とし、熱収縮したシュリンク包装材で包まれていて緩衝機能を有する包装体を得ることを目的とする。
(請求項1の発明)
本発明は上記課題を考慮してなされたもので、被包装物と、柔軟な二枚のフィルムの間に空気を封入してなる畝状空気緩衝部が、この畝状空気緩衝部の長さ方向と直交する方向に複数にして並び設けられていて、前記被包装物の外面を覆うようにして被包装物を包み込んで包装前形態物を形成する空気緩衝材と、熱収縮フィルムからなり、被包装物を包み込んだ前記空気緩衝材により形成されている包装前形態物を、熱収縮によってこの包装前形態物の外面を覆うようにして包み込んでいるシュリンク包装材とを備えていることを特徴とする包装体を提供して、上記課題を解消するものである。
(請求項2の発明)
また、もう一つの発明は、柔軟な二枚のフィルムの間に空気を封入してなる畝状空気緩衝部がこの畝状空気緩衝部の長さ方向と直交する方向に複数にして並び設けられている帯状の空気緩衝材で、被包装物を包み込んで、前記空気緩衝材によって被包装物の外面が覆われるように包み込まれている包装前形態物を形成した後、
空気抜き孔を開けた熱収縮フィルムを折り部から二つ折りにして上フィルム部と下フィルム部とが開き可能に重ね合わされているシュリンク包装材であって、前記折り部の位置とこの折り部に直交した一方の直交辺の位置とで前記上フィルム部と下フィルム部とが連続し、前記折り部と直交辺との除く辺側から上フィルム部と下フィルム部との間を開いて、この上フィルム部と下フィルム部との間に前記包装前形態物を配置し、
シュリンク包装材での上フィルム部と下フィルム部での開放されている部分を、包装前形態物に沿って溶着するとともにこの溶着部分に沿った位置で余剰のシュリンク包装材を溶断して、包装前形態物を未収縮のシュリンク包装材で覆い、
包装前形態物における未収縮のシュリンク包装材を加熱して熱収縮させて、熱収縮したシュリンク包装材で包装前形態物の外面を覆うようにして包装前形態物を包み込むことを特徴とする包装体の製造方法であり、この包装体の製造方法を提供して上記課題を解消するものである。
本発明によれば、被包装物を空気緩衝材で包み込んで形成されている包装前形態物を熱収縮フィルムからなるシュリンク包装材で包み込んでおり、そしてシュリンク包装材の熱収縮フィルムの辺部同士が直接繋がって熱収縮することで、包装前形態物全体を締め付ける状態で保持することとなる。
そのため、空気緩衝材が被包装物を覆っている状態が崩れず、緩衝機能を損なうことのない包装体が簡単な構成で得られるという効果を奏するものである。
本発明に係る実施の形態を斜視の状態で示す説明図である。 実施の形態を断面で示す説明図である。 包装前形態物を斜視の状態で示す説明図である。 包装前形態物を未収縮のシュリンク包装材で覆った状態を示す説明図である。 シュリンク包装材の余剰部分を除去した状態を示す説明図である。
(包装体)
つぎに本発明を図示の実施の形態に基づいて詳細に説明する。図中1は包装体で、該包装体1は図1に示されているように被包装物2と、この被包装物2を包み込む空気緩衝材3と、空気緩衝材3によって前記被包装物2を包み込んだ形態のものをさらに包み込むシュリンク包装材4とを備えてなるものである。
空気緩衝材3は、図2に示されているように被包装物2の外面を覆うようにして被包装物2を包み込んでおり、空気緩衝材3によって被包装物2の外面を覆うように被包装物2を包み込むことによって、この被包装物2の全ての外面の周りに空気層が存在する包装前形態物5を形成している。
空気緩衝材3自体は、柔軟な二枚のフィルムの間に空気を封入した畝状空気緩衝部6が、該畝状空気緩衝部6の長さ方向と直交する方向に複数にして並び設けられているものである。そして、被包装物2の外形状に応じて空気緩衝材3が簡単に折れ曲がるように畝状空気緩衝部6それぞれに封入される空気量が調整されており、この畝状空気緩衝部6自体もこの畝状空気緩衝部6の長さ方向に折れ曲がりすることが容易とされている。
シュリンク包装材4は、加熱により熱収縮する合成樹脂製の熱収縮フィルムからなるものである。そして包装体1にあっては、シュリンク包装材4が加熱によって熱収縮した状態とされており、前記熱収縮によって包装前形態物5の外面全面を覆うようにしてこの包装前形態物5を包み込んでいるものである。
包装体1でのシュリンク包装材4は、上述したように熱収縮して包装前形態物5の全体を締め付けた状態で包み込んでいる。そして、シュリンク包装材4が包装前形態物5を締め付けた状態で覆っているので、上記空気緩衝材3が被包装物2を包み込んでいる形態が崩れず、空気緩衝材3による緩衝機能が損なわれない。
図において符号7は空気抜き孔を指している。この空気抜き孔7は、シュリンク包装材4が熱収縮するときにこのシュリンク包装材4で囲まれた内部空間から空気を逃がして収縮し易くするための開孔である。
(包装体の製造方法)
上記構造の包装体1を製造するにあたっては、まず、帯状の空気緩衝材3で被包装物2を包み込む。上述したように空気緩衝材3は、畝状空気緩衝部6がこの畝状空気緩衝部6の長さ方向と直交する方向に複数にして並び設けられている。そして、畝状空気緩衝部6は柔軟な二枚のフィルムの間に空気を封入してなるものであり、前記二枚のフィルムが重ね合わされていて、畝状空気緩衝部6の形成部分及びこの畝状空気緩衝部6の形成部分への空気送り込み部分以外の部分について二枚のフィルムが事前に溶着されている帯状のシートを用い、図示しない空気吹き込み機から空気吹き込み部分を通じて畝状空気緩衝部6の形成部分に空気を送り込みながら空気送り込み部分を溶着にて閉鎖して畝状空気緩衝部6それぞれを封止しているものである。
なお、図示の空気緩衝材3の畝状空気緩衝部6それぞれの形状は太部6aと細部6bとが交互に並んだものを示しているが、空気緩衝材3は一例を示しているものであり、畝状空気緩衝部6は、図示のものに限定されない。
図3に示すように空気緩衝材3によって被包装物2の外面全面が覆われるように包み込んで包装前形態物5を形成した後、シュリンク包装材4で包み込むようにする。
包装体1を製造する際に用いるシュリンク包装材4は、図に示されているように熱収縮フィルムを折り部8から二つ折りにして上フィルム部4aと下フィルム部4bとが開き可能に重ね合わされている。そして、二つ折りの形態で帯状にして不図示のロール体から繰り出されるようにしているものであり、ロール体から繰り出す帯状物での最先端の辺部は折り部8に直交する直交辺9であり、溶断による熱圧着で上フィルム部4aと下フィルム部4bとが連続するように溶着された状態となっている。
上記シュリンク包装材4の上フィルム部4aと下フィルム部4bとは、繰り出された最先端側の部分で折り部8の位置と上記直交辺9の位置で連続しており、この折り部8と直交辺9との除く辺側から上フィルム部4aと下フィルム部4bとの間を開きながら、上フィルム部4aと下フィルム部4bとの間に包装前形態物5を配置する。図4参照
つぎに、上フィルム部4aと下フィルム部4bでの開放されている部分、即ち、折り部8側の位置と直交辺9側の位置との除く辺側を、直角に曲がったシーラー10によって包装前形態物5に沿って溶着するとともに、この溶着部分に沿った位置で余剰のシュリンク包装材4をこのシーラー10により溶断して、包装前形態物5を未収縮のシュリンク包装材4で覆うようにする。図5参照
この後、包装前形態物5における未収縮のシュリンク包装材4を加熱して熱収縮させて、熱収縮したシュリンク包装材4で包装前形態物5の外面全面を覆うようにして包装前形態物全体を包み込む。これによって包装体1が得られる。
1…包装体
2…被包装物
3…空気緩衝材
4…シュリンク包装材
4a…上フィルム部
4b…下フィルム部
5…包装前形態物
6…畝状空気緩衝部
6a…太部
6b…細部
7…空気抜き孔
8…折り部
9…直交辺
10…シーラー
(請求項1の発明)
本発明は上記課題を考慮してなされたもので、被包装物と、柔軟な二枚のフィルムの間に空気を封入してなる畝状空気緩衝部が、この畝状空気緩衝部の長さ方向と直交する方向に複数にして並び設けられていて、前記被包装物の外面を覆うようにして被包装物を包み込んで包装前形態物を形成する空気緩衝材と、熱収縮フィルムからなり、被包装物を包み込んだ前記空気緩衝材により形成されている包装前形態物を、熱収縮によってこの包装前形態物の外面を覆うようにして包み込んでいるシュリンク包装材とを備えていることを特徴とする包装体を提供して、上記課題を解消するものである。
(請求項2の発明)
そして、上記発明において、上記被包装物の全外面に上記空気緩衝材の畝状空気緩衝部が沿うようにして空気緩衝材が被包装物の全外面を覆っていることが良好である。
(請求項3の発明)
そして、上記発明において、上記シュリンク包装材は、上記空気緩衝材を締め付けた状態で覆い、
上記空気緩衝材における上記被包装物を包み込む形態を崩さず、上記空気緩衝材による緩衝機能が損なわれないことが良好である。
(請求項の発明)
また、もう一つの発明は、柔軟な二枚のフィルムの間に空気を封入してなる畝状空気緩衝部がこの畝状空気緩衝部の長さ方向と直交する方向に複数にして並び設けられている帯状の空気緩衝材で、被包装物を包み込んで、前記空気緩衝材によって被包装物の外面が覆われるように包み込まれている包装前形態物を形成した後、
空気抜き孔を開けた熱収縮フィルムを折り部から二つ折りにして上フィルム部と下フィルム部とが開き可能に重ね合わされているシュリンク包装材であって、前記折り部の位置とこの折り部に直交した一方の直交辺の位置とで前記上フィルム部と下フィルム部とが連続し、前記折り部と直交辺と除く辺側から上フィルム部と下フィルム部との間を開いて、この上フィルム部と下フィルム部との間に前記包装前形態物を配置し、
シュリンク包装材での上フィルム部と下フィルム部での開放されている部分を、包装前形態物に沿って溶着するとともにこの溶着部分に沿った位置で余剰のシュリンク包装材を溶断して、包装前形態物を未収縮のシュリンク包装材で覆い、
包装前形態物を覆う前記未収縮のシュリンク包装材を加熱して熱収縮させて、熱収縮したシュリンク包装材で包装前形態物の外面を覆うようにして包装前形態物を包み込むことを特徴とする包装体の製造方法であり、この包装体の製造方法を提供して上記課題を解消するものである。
(請求項5の発明)
そして、上記発明において、上記熱収縮したシュリンク包装材で包み込まれる包装前形態物での上記被包装物の全外面に上記空気緩衝材の畝状空気緩衝部が沿うようにして空気緩衝材が被包装物の全外面を覆っていることが良好である。
(請求項6の発明)
そして、上記発明において、上記シュリンク包装材は、上記空気緩衝材を締め付けた状態で覆い、
上記空気緩衝材における上記被包装物を包み込む形態を崩さず、上記空気緩衝材による緩衝機能が損なわれないことが良好である。
(請求項1の発明)
本発明は上記課題を考慮してなされたもので、被包装物と、柔軟な二枚のフィルムの間に空気を封入してなる畝状空気緩衝部が、この畝状空気緩衝部の長さ方向と直交する方向に複数にして並び設けられていて、前記被包装物の外面を覆うようにして被包装物を包み込んで包装前形態物を形成する空気緩衝材と、熱収縮フィルムからなり、被包装物を包み込んだ前記空気緩衝材により形成されている包装前形態物を、熱収縮によってこの包装前形態物の外面を覆うようにして包み込んでいるシュリンク包装材とを備え、前記畝状空気緩衝部の各々は、複数の太部と細部を備え、前記太部と前記細部とが交互に並ぶことを特徴とする包装体を提供して、上記課題を解消するものである。
(請求項2の発明)
そして、上記発明において、上記被包装物の全外面に上記空気緩衝材の畝状空気緩衝部が沿うようにして空気緩衝材が被包装物の全外面を覆っていることが良好である。
(請求項3の発明)
そして、上記発明において、上記シュリンク包装材は、上記空気緩衝材を締め付けた状態で覆い、
上記空気緩衝材における上記被包装物を包み込む形態を崩さず、上記空気緩衝材による緩衝機能が損なわれないことが良好である。
(請求項4の発明)
そして、上記発明において、前記畝状空気緩衝部の各々に充填される空気量が調整され、前記畝状空気緩衝部の各々は、折り曲げ可能な状態とされることが良好である。
(請求項の発明)
また、もう一つの発明は、柔軟な二枚のフィルムの間に空気を封入してなる畝状空気緩衝部がこの畝状空気緩衝部の長さ方向と直交する方向に複数にして並び設けられている帯状の空気緩衝材であって、前記畝状空気緩衝部の各々は、複数の太部と細部を備え、前記太部と前記細部とが交互に並ぶものであり、被包装物を包み込んで、前記空気緩衝材によって被包装物の外面が覆われるように包み込まれている包装前形態物を形成した後、
空気抜き孔を開けた熱収縮フィルムを折り部から二つ折りにして上フィルム部と下フィルム部とが開き可能に重ね合わされているシュリンク包装材であって、前記折り部の位置とこの折り部に直交した一方の直交辺の位置とで前記上フィルム部と下フィルム部とが連続し、前記折り部と直交辺とを除く辺側から上フィルム部と下フィルム部との間を開いて、この上フィルム部と下フィルム部との間に前記包装前形態物を配置し、
シュリンク包装材での上フィルム部と下フィルム部での開放されている部分を、包装前形態物に沿って溶着するとともにこの溶着部分に沿った位置で余剰のシュリンク包装材を溶断して、包装前形態物を未収縮のシュリンク包装材で覆い、
包装前形態物を覆う前記未収縮のシュリンク包装材を加熱して熱収縮させて、熱収縮したシュリンク包装材で包装前形態物の外面を覆うようにして包装前形態物を包み込むことを特徴とする包装体の製造方法であり、この包装体の製造方法を提供して上記課題を解消するものである。
(請求項の発明)
そして、上記発明において、上記熱収縮したシュリンク包装材で包み込まれる包装前形態物での上記被包装物の全外面に上記空気緩衝材の畝状空気緩衝部が沿うようにして空気緩衝材が被包装物の全外面を覆っていることが良好である。
(請求項の発明)
そして、上記発明において、上記シュリンク包装材は、上記空気緩衝材を締め付けた状態で覆い、
上記空気緩衝材における上記被包装物を包み込む形態を崩さず、上記空気緩衝材による緩衝機能が損なわれないことが良好である。
(請求項8の発明)
そして、上記発明において、前記畝状空気緩衝部の各々に充填される空気量が調整され、前記畝状空気緩衝部の各々は、折り曲げ可能な状態とされることが良好である。

Claims (2)

  1. 被包装物と、
    柔軟な二枚のフィルムの間に空気を封入してなる畝状空気緩衝部が、この畝状空気緩衝部の長さ方向と直交する方向に複数にして並び設けられていて、前記被包装物の外面を覆うようにして被包装物を包み込んで包装前形態物を形成する空気緩衝材と、
    熱収縮フィルムからなり、被包装物を包み込んだ前記空気緩衝材により形成されている包装前形態物を、熱収縮によってこの包装前形態物の外面を覆うようにして包み込んでいるシュリンク包装材と
    を備えていることを特徴とする包装体。
  2. 柔軟な二枚のフィルムの間に空気を封入してなる畝状空気緩衝部がこの畝状空気緩衝部の長さ方向と直交する方向に複数にして並び設けられている帯状の空気緩衝材で、被包装物を包み込んで、前記空気緩衝材によって被包装物の外面が覆われるように包み込まれている包装前形態物を形成した後、
    空気抜き孔を開けた熱収縮フィルムを折り部から二つ折りにして上フィルム部と下フィルム部とが開き可能に重ね合わされているシュリンク包装材であって、前記折り部の位置とこの折り部に直交した一方の直交辺の位置とで前記上フィルム部と下フィルム部とが連続し、前記折り部と直交辺との除く辺側から上フィルム部と下フィルム部との間を開いて、この上フィルム部と下フィルム部との間に前記包装前形態物を配置し、
    シュリンク包装材での上フィルム部と下フィルム部での開放されている部分を、包装前形態物に沿って溶着するとともにこの溶着部分に沿った位置で余剰のシュリンク包装材を溶断して、包装前形態物を未収縮のシュリンク包装材で覆い、
    包装前形態物における未収縮のシュリンク包装材を加熱して熱収縮させて、熱収縮したシュリンク包装材で包装前形態物の外面を覆うようにして包装前形態物を包み込むことを特徴とする包装体の製造方法。
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