JP4318274B2 - 悪戯防止付き上包み包装体及びその折込み成形方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、悪戯による開封の痕跡を確実に残すことができる悪戯防止付き上包み包装体及びその折込み成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の悪戯防止付き上包み包装体には種々のものが既に公知であり、その一例として実開昭61-110563号公報の上包み包装体、実開昭61-107721号公報の改ざん防止容器、そして、特開平3-133764号公報の紙幣束の包装体がある。
実開昭61-110563号公報の上包み包装体にはその折込みシール域に印刷が施され、折込みシール域が一旦開かれてしまうと、その完全な復元が不可能となり、これにより、悪戯による開封を防止しようとするものである。
【0003】
また、実開昭61-107721号公報の改ざん防止容器はフィルム包材より包装される内容物の外周面に接着剤を塗布することで、フィルム包材と内容物とを完全に接着し、これにより、悪戯による開封を防止している。
さらに、特開平3-133764号公報の紙幣束の包装体は熱収縮性のフィルム包材を使用したシュリンク包装であり、このようなシュリンク包装はそのフィルム包材を破らなければその開封が不能であることから、悪戯対策の点で優れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した種々の悪戯対策として、フィルム包材への印刷や、フィルム包材と内容物との接着はフィルム包材の本来の折込み成形とは別の工程が必要となり、包装機の大幅な変更や、包装効率の低下を招く。
一方、シュリンク包装は開封性が悪いばかりでなく、そのフィルム包材が帯電し易い性質を有するため、その包装体に埃が付き易い等の不具合もある。
【0005】
さらに、上述の包装形態以外に、悪戯対策に優れた包装形態としては例えば特開平5-85552号公報に開示されているようなフィンシール包装があるが、このフィンシール包装は何れも、そのフィンシールが外部に露出するために見栄えが悪く、シガレットパックなどの嗜好製品の上包み包装に好適するものではない。
本発明は上述の事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは包装工程の大幅な変更を必要とせず、悪戯による開封の痕跡を確実に残すことができる悪戯防止付き上包み包装体及びその成形方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明は、箱体に対しフィルム包材を胴折りして得られ、箱体の周囲をU字形に包む囲繞部分と、胴折りに伴い、箱体の開放側の端面から突出する一対の胴フラップをその端面に向けて順次折込み且つ互いに接合した胴フラップ折込み面と、胴折り及び胴フラップ折込み面の形成に伴い、箱体の両側からそれぞれ突出する耳を対応する箱体の側面に向けて順次折込んで得られたサイド折込み面とを備えた上包み包装体を対象とし、その請求項1に係る悪戯防止付き上包み包装体は前記サイド折込み面にその特徴を有する。
【0007】
すなわち、請求項1のサイド折込み面は、耳の一部を前記側面の両端縁からそれぞれ折込んで形成された一対の耳折り部分と、これら耳折り部分の形成に伴い、その耳に残された一対のサイドフラップのうちの一方のサイドフラップを前記側面の一側縁から折込んで形成され、耳折り部分に重ね合わされる且つ先端縁が前記側面の他側縁と合致した状態にある一重のサイドフラップ折込み部分と、前記側面の他側縁に沿って延び、囲繞部分に耳折り部分及びサイドフラップ折込み部分の先端縁を接合する超音波シールラインとを含み、前記サイドフラップ折込み部分は、前記一方のサイドフラップの前記折込みの際に前記側面の他側縁から延出して他方のサイドフラップに重ね合わされた前記一方のサイドフラップの先端部を前記超音波シールラインの形成時、前記他方のサイドフラップとともに前記側面の他側縁に沿い溶断して形成されている。
【0008】
上述した悪戯防止付き上包み包装体によれば、サイド折込み面が悪戯を受け、その一重のサイドフラップ折込み部分が剥がされようとしても、サイドフラップ折込み部分は囲繞部分に超音波シールラインを介して接合された状態にあるので、この超音波シールラインを破断しない限り、囲繞部分からサイドフラップ折込み部分を分離することはできない。しかも、超音波シールラインは囲繞部分に耳折り部分をも接合しているので、万一、サイドフラップ折込み部分が分離されたとしても、耳折り部分を分離することはできない。
【0009】
逆に、サイド折込み面が悪戯により開封された場合には超音波シールラインの破断を必ず伴うことから、その開封の痕跡が超音波シールラインの破断として確実に残り、悪戯による上包み包装体の開封を効果的に防止できる。
また、本発明は上述した悪戯防止付き上包み包装体の折込み成形方法(請求項2)を提供し、この折込み成形方法もまた、サイド折込み面の形成にその特徴を有する。
【0010】
すなわち、ここでのサイド折込み面の形成工程は、耳の一部を箱体側面の両端縁からそれぞれ折込んで、一対の耳折り部分を形成し、この後、耳に残された一対のサイドフラップの一方を前記側面の一側縁から折込んで、耳折り部分に重ね合わされ且つその先端部が側面の他側縁から延出して他方のサイドフラップと重なり合うサイドフラップ折込み部分を形成し、この後、側面の他側縁上に沿って超音波溶断処理を実施することにより、サイドフラップ折込み部分の先端部及び他方のサイドフラップを溶断する。このような超音波溶断処理は前記側面の他側縁に沿って超音波シールラインを形成し、この超音波シールラインは囲繞部分に耳折り部分及びサイドフラップ折込み部分をそれぞれ接合する。
【0011】
上述のサイド折込み面の形成工程は、その通常の折込み成形に前記超音波溶断処理を付加するだけ実施可能であり、包装機の大幅な変更を必要としない。
また、上述の上包み包装体及びその折込み成形方法において、サイドフラップ折込み部分と各耳折り部分との間に通常のヒートシールによるレジスタンスシールを形成し、このレジスタンスシールによりサイドフラップ折込み部分と耳折り部分との間を接合しておくのが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は悪戯防止付き上包み包装体の一例を示す。この上包み包装体は製品を収容した箱体2と、箱体2を包み込む熱融着性のフィルム包材4とからなり、フィルム包材4の内面には開封テープ6が予め貼り付けられている。
箱体2は前面、後面、長辺側及び短辺側の一対ずつの端面及び側面からなる6面体である。そして、フィルム包材4は箱体2の回りにU字状に胴折りして形成された囲繞部分8と、箱体2の一端面を閉じた胴フラップ折込み面10と、箱体2の両側面をそれぞれ閉じたサイド折込み面12とを備えている。
【0013】
より詳しくは、胴フラップ折込み面10はフィルム包材4の胴折りに伴い、箱体2の一端面から突出する上下の胴フラップ14,16をその一端面に向けて順次折込むことで互いに重ね合わせ、そして、これら胴フラップ14,16を通常のヒートシールにより接合したものとなっている。
ここで、図2に示すようにフィルム包材4はその母材4aの両面をシーラント層4bで被覆したラミネート構造をなし、そして、前記ヒートシールはフィルム包材4の互いに接触するシーラント層4bを外部の発熱体からの加熱により溶融させて接合する、いわゆるレジスタンスシール4cを形成する。このようなレジスタンスシール4cは互いに重なり合うフィルム包材4への加熱を片側のみから行うものであるため、互いに接触状態にあるシーラント層4bはその外側のシーラント層4bしか良好に溶融せず、その接合力は比較的弱いものとなる。
【0014】
一方、各サイド折込み面12は前述したフィルム包材4の胴折りや、胴折込み面10の形成に伴い、箱体2の両側からそれぞれ突出するフィルム包材4の部分、すなわち、その耳を対応する側の側面に向けて順次折込むことで形成されている。
より具体的には、サイド折込み面12は先ず、箱体2の両端面に連なる耳の部位を箱体2の両端縁から折込んで形成された一対の耳折り部分18と、これら耳折り部分18の形成に伴い、耳の残部からなる一対のサイドフラップのうちの一方を箱体2における側面の一側縁から折込んで形成されたサイドフラップ折込み部分20とからなり、このサイドフラップ折込み部分20はその先端縁が箱体2における前記側面の他側縁に合致し、そして、この他側縁に沿って延びている。
【0015】
そして、サイドフラップ折込み部分20の先端縁及び一対の耳折り部分18は超音波シールライン22により囲繞部分8に接合され、この超音波シールライン22は前記側面の他側縁の全域に亘って延びている。
ここで、超音波シールライン22は、箱体2における前記側面の他側縁に沿い、超音波溶断処理を実施することで得られ、この超音波溶断処理は前述した一対のサイドフラップの他方を囲繞部分8から溶断する。したがって、図3から明らかなようにサイド折込み面12にて、サイドフラップ折込み部分20は一重となっている。
【0016】
また、超音波溶断処理は、前述したレジスタンスシール4cを形成するヒートシールとは異なり、互いに重なり合うフィルム包材4を超音波振動により内部加熱し、そのシーラント層4bのみならず母材4aもまた溶融させて、フィルム包材4を溶断するため、図4に示されるように超音波溶断により形成される超音波シールライン22は囲繞部分8側のフィルム包材4の母材4aとサイドフラップ折込み部分20及び耳折り部分18側のフィルム包材4の母材4aとを相互に融着したものなり、その接合力は前記レジスタンスシールに比べて強いものとなる。
【0017】
更に、サイドフラップ折込み部分20と各耳折り部分18とは、胴フラップ折込み面10での場合と同様な通常のヒートシールを受け、レジスタンスシールにより相互に接続されている。
上述の悪戯防止付き上包み包装体によれば、サイド折込み面12が悪戯を受け、たとえサイドフラップ折込み部分20と各耳折り部分18との間のレジスタンスシールが剥がされたとしても、サイドフラップ折込み部分20の先端縁、そして、各耳折り部分18は囲繞部分8に超音波シールライン22を介して接合されているので、これらサイドフラップ折込み部分20や耳折り部分18を囲繞部分8から分離することはできず、サイド折込み面12が悪戯により開封されることはない。
【0018】
逆に、サイド折込み面12が悪戯により開封された場合には、必ず超音波シールライン22の破断を伴うことから、その開封の痕跡が超音波シールライン22の破断として残り、悪戯によるサイド折込み面12の開封を確実に防止できることになる。
また、超音波シールライン22は開封テープ6と交差するものではないので、上包み包装体の開封性が超音波シールライン22により損なわれることもない。
【0019】
次に、図5を参照しながら箱体2に対する上包み包装体の折込み成形方法を説明する。
図5に示されるように箱体2は所定の包装経路に沿って移送され、この移送過程にてフィルム包材4の折込み成形が順次実施される。先ず、箱体2はフィルム包材4に向けて押出され、この押出しを受け、フィルム包材4は箱体2の回りにU字形に胴折りされ、これにより、箱体2をその周方向に囲む囲繞部分8が形成され、そして、箱体2の後側の端面から突出する上下の胴フラップ14,16が形成される(図5中のA位置)。
【0020】
ここで、フィルム包材4は包装経路の上方から供給され、包装経路を横断して延びている。また、この折込み成形にて使用されるフィルム包材4の幅に関し、図5に示されるように箱体2の幅及び高さがそれぞれW,Hで表されるとすると、フィルム包材4の幅Xは、X=W+2H+2αであり、通常の上包み包装に使用されるフィルム包材の幅よりも長い。
【0021】
また、A位置には包装経路の両側に固定耳折り爪(図示しない)が配置されており、これら固定耳折り爪は、フィルム包材4の胴折りに伴い、箱体2の前側の端面両側から突出する耳の一部を箱体2の対応する側面に向けてそれぞれ折込み、これにより、前述した一対の耳折り部分18のうちの一方、つまり、前側の耳折り部分18が形成される。
【0022】
この後、箱体2は次のB位置に移送され、B位置には包装経路の上下に胴フラップ折込み爪(図示しない)が配置されている。B位置では先ず、下側の胴フラップ折込み爪がその待機位置から上昇し、下側の胴フラップ16を箱体2の端面に向けて折込む。この後、下側の胴フラップ折込み爪が待機位置に向けて下降し始めると同時に、上側の胴フラップ折込み爪がその待機位置から下降し、上側の胴フラップ14を折込み、胴フラップ16に重ね合わせる。ここで、上側の胴フラップ折込み爪はヒータを内臓しており、胴フラップ14の折込みと同時に、胴フラップ14,16をヒートシールし、これら胴フラップ14,16にレジスタンスシール、つまり、胴シールを形成する。この時点で、前述した胴フラップ折込み面10が形成される。なお、この後、上側の胴フラップ折込み爪はその待機位置に向けて上昇する。
【0023】
胴フラップ折込み面10の形成を受けて、前記耳は閉じられ、前記耳折り部分18と組をなす耳折り部分18のための部位が確保される。
この後、箱体2はC位置に移送され、このC位置には包装経路の両側に可動耳折り爪(図示しない)がそれぞれ配置されている。これら可動耳折り爪は待機位置から箱体2の側面に向けて移動し、前述した耳の前記部位を折込み、後側の耳折り部分18を形成する。このようにして前後の耳折り部分18が形成されると、耳には上下のサイドフラップ21U,21Lが残される。
【0024】
この後、箱体2はC位置からD位置にさらに移送されるが、C位置とD位置との間には包装経路の両側に折込みガイド(図示しない)が配置されている。これら折込みガイドは箱体2の通過に伴い、上側サイドフラップ21Uを折込み、前述したサイドフラップ折込み部分20を形成する。ここで、図から明らかなようにサイドフラップ折込み部分20はその先端部23が下側サイドフラップ21Lに延出し、この下側サイドフラップ21Lに重ね合わされる。ここで、先端部23の延出長さは前記αに相当する。
【0025】
この後、箱体2はD位置から次のE位置に移送され、このE位置には包装経路の両側に超音波溶断シーラ(図示しない)が配置されている。この超音波溶断シーラは下側サイドフラップ21Lの基端、つまり、箱体2における側面の下側の側縁に沿って超音波溶断処理を行い、囲繞部分8から下側サイドフラップ21Lをサイドフラップ折込み部分20の先端部23とともに溶断し、これら下側サイドフラップ21L及び先端部23を分離すると同時に、前記超音波シールライン22を形成する。
【0026】
この後、箱体2は次のF位置に移送され、このF位置には包装経路の両側にサイドシーラ(図示しない)が配置されている。これらサイドシーラはサイドフラップ折込み部分20と各耳折り部分18との間にレジスタンスシール、つまり、サイドシールを形成し、この時点で、上包み包装体の成形が完了する。
上述した折込み成形方法は、包装経路中、そのE位置に超音波溶断シーラを配置するだけで、超音波シールライン22の形成が可能であるから、通常の包装機の大幅な変更を伴うことなく実施可能となる。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の悪戯防止付き上包み包装体及びその折込み成形方法(請求項1,2)によれば、上包み包装体のサイド折込み面に超音波シールラインを形成してあるので、この超音波シールラインを破断しない限り、その囲繞部分からサイド折込み部分や各耳折り部分の分離が不能となる。したがって、サイド折込み面が悪戯により開封された場合には、その開封の痕跡が超音波シールラインの破断として確実に残り、悪戯による上包み包装体の開封を効果的に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態の悪戯防止付き上包み包装体の斜視図である。
【図2】レジスタンスシールを説明するための図である。
【図3】図1のサイド折込み面の断面図である。
【図4】超音波シールラインを説明するための図である。
【図5】図1の上包み包装体の折込み成形手順を示した斜視図である。
【符号の説明】
2 箱体
4 フィルム包材
8 囲繞部分
10 胴フラップ折込み面
12 サイド折込み面
14 胴フラップ
16 胴フラップ
18 耳折り部分
20 サイドフラップ折込み部分
22 超音波シールライン
Claims (2)
- 箱体に対しフィルム包材を胴折りして得られ、前記箱体の周囲をU字形に包む囲繞部分と、
前記胴折りに伴い、前記箱体の開放側の端面から突出する一対の胴フラップを前記端面に向けて順次折込み且つ互いに接合した胴フラップ折込み面と、
前記胴折り及び前記胴フラップ折込み面の形成に伴い、前記箱体の両側からそれぞれ突出する耳を対応する箱体の側面に向けて順次折込んで得られたサイド折込み面とを備え、
前記サイド折込み面は、
前記耳の一部を前記側面の両端縁からそれぞれ折込んで形成された一対の耳折り部分と、
前記耳折り部分の形成に伴い前記耳に残された一対のサイドフラップのうちの一方のサイドフラップを前記側面の一側縁から折込んで形成され、前記耳折り部分に重ね合わされ且つ先端縁が前記側面の他側縁に合致した状態にある一重のサイドフラップ折込み部分と、
前記側面の他側縁に沿って延び、前記囲繞部分に前記耳折り部分及び前記サイドフラップ折込み部分の前記先端縁を接合した超音波シールラインとを含み、
前記サイドフラップ折込み部分は、
前記一方のサイドフラップの前記折込みの際に前記側面の他側縁から延出して他方のサイドフラップに重ね合わされた前記一方のサイドフラップの先端部を前記超音波シールラインの形成時、前記他方のサイドフラップとともに前記側面の他側縁に沿い溶断して形成されていることを特徴とする悪戯防止付き上包み包装体。 - 箱体に対しフィルム包材を胴折りし、前記箱体の周囲をU字形に包む囲繞部分を形成し、
前記胴折りにより得られる一対の胴フラップを前記箱体の開放側の端面に向けて順次折込み且つ互いに接合した胴フラップ折込み面を形成する一方、前記胴折り若しくは前記胴フラップ折込み面の形成後に、前記箱体の両側からそれぞれ突出する耳を対応する箱体の側面に向けて順次折込んでサイド折込み面を形成し、
前記サイド折込み面の形成工程は、
前記耳の一部を前記側面の両端縁からそれぞれ折込んで、一対の耳折り部分を形成し、
この後、前記耳に残された一対のサイドフラップの一方を前記側面の一側縁から折込み、前記耳折り部分に重ね合わされ且つ先端部が前記側面の他側縁から延出して他方のサイドフラップに重なり合うサイドフラップ折込み部分を形成し、
前記側面の他側縁上に沿って超音波溶断処理を実施し、前記サイドフラップ折込み部分の先端部及び前記他方のサイドフラップを溶断することにより、前記囲繞部分に前記耳折り部分及び前記サイドフラップ折込み部分をそれぞれ接合する超音波シールラインを形成する
ことを特徴とする悪戯防止付き上包み包装体の折込み成形方法。
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