JPWO2019239590A1 - 遮断器 - Google Patents

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Abstract

遮断器(100)は、固定接触子(61)と、可動接触子(62)と、可動接触子(62)に連結される連結部を有するとともに回転可能に支持された出力レバー(12)を含み、引き外しの指令のための第1の制御信号と投入の指令のための第2の制御信号とにしたがい出力レバー(12)の回転を操作する操作装置(10)と、操作装置(10)への第1の制御信号および第2の制御信号の入力のオンとオフとを出力レバー(12)の動作に連動して切り換え、かつ操作装置(10)の状態を監視するための回路構成に使用され得る補助接点(50)と、を備える。出力レバー(12)は、回転によって、出力レバー(12)の回転中心(15)よりも第1の方向の側において第1の連結部(16)を動作させる。補助接点(50)は、操作装置(10)のうち、回転中心(15)よりも、第1の方向とは逆の方向である第2の方向の側の位置に設けられている。

Description

本発明は、回路接点を開閉させる操作装置を有する遮断器に関するものである。
変電所または開閉所といった施設に設置される遮断器には、トーションバーのばね力を利用して回路接点を開閉させる操作装置を備えるものがある。回路接点は、固定接触子と、固定接触子への投入と固定接触子からの引き外しとが可能な可動接触子とを有する。操作装置は、可動接触子に連結される出力レバーを含む。出力レバーは回転可能に支持されている。トーションバーを捩られた状態で保持することによって、トーションバーには弾性エネルギーが蓄えられる。トーションバーは、トーションバーの保持が解除されることによって、弾性エネルギーの解放によるばね力を生じさせる。操作装置は、トーションバーのばね力を利用して出力レバーを回転させて、可動接触子の引き外しと投入とを行う。特許文献1には、トーションバーのばね力を利用して開閉動作を行う操作装置が開示されている。
特開昭63−304542号公報
遮断器には、遮断器を制御する制御盤に接続され、複数の接点を有する補助接点が設けられる。各接点は連結機構を介して出力レバーと連結されている。出力レバーの動作に合わせて、複数の接点のうちの1つがオンで他の1つがオフである状態と、複数の接点のうちの1つがオフで他の1つがオンとなる状態とに切り換えられる。操作装置の開閉動作は、オンとなっている接点を経て制御盤から入力される制御信号にしたがって制御される。操作装置の開閉動作に連動して各接点のオンとオフとが切り換えられることにより、制御信号がいずれの接点を経て操作装置へ入力されるかが操作装置の開閉動作に応じて切り換えられる。補助接点は、制御盤において操作装置の状態を監視するための回路構成に含められることもある。
従来の遮断器では、補助接点が配置される位置が遮断器の設計次第によってさまざまであることから、補助接点が操作装置から離されて配置されることがある。補助接点が操作装置から離れるほど、連結機構を構成する部品の大型化、あるいは部品点数の増加によって、連結機構の構成が複雑となる。そのため、従来の遮断器では、補助接点と操作装置とを連結する連結機構の構成が複雑になる場合があるという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、簡易な構成の連結機構によって補助接点と操作装置とを連結可能とする遮断器を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる遮断器は、固定接触子と、固定接触子からの引き外しと固定接触子への投入とが可能な可動接触子と、可動接触子に連結される連結部を有するとともに回転可能に支持された出力レバーを含み、引き外しの指令のための第1の制御信号と投入の指令のための第2の制御信号とにしたがい出力レバーの回転を操作する操作装置と、操作装置への第1の制御信号および第2の制御信号の入力のオンとオフとを出力レバーの動作に連動して切り換え、かつ操作装置の状態を監視するための回路構成に使用され得る補助接点と、を備える。出力レバーは、回転によって、出力レバーの回転中心よりも第1の方向の側において連結部を動作させる。補助接点は、操作装置のうち、回転中心よりも、第1の方向とは逆の方向である第2の方向の側の位置に設けられている。
本発明によれば、簡易な構成の連結機構によって補助接点と操作装置とを連結することができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1にかかる遮断器を動作させるシステムの概念図 本発明の実施の形態1にかかる遮断器の正面図 図2に示すIII−III線における遮断器の断面図 図2に示す遮断器が有する操作装置と補助接点とを示す下面図 図2に示す遮断器が電路を開いたときの状態を示す図
以下に、本発明の実施の形態にかかる遮断器を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる遮断器100を動作させるシステムの概念図である。遮断器100は、変電所または開閉所といった施設における電路の開閉を行う。制御盤101は、施設の運転を制御する制御室に設置される。制御盤101は、電路の開閉のための動作を操作装置10に行わせることによって、遮断器100を制御する。遮断器100は、操作装置10と、操作装置10によって開閉動作が操作される回路接点60とを備える。遮断器100は、1つの操作装置10によって1相の回路接点60を動作させる。遮断器100は、1つの操作装置10によって3相の回路接点60を動作させるものであっても良い。
遮断器100は、制御盤101と操作装置10とに接続された補助接点50を備える。操作装置10の開閉動作は、開極制御信号S1と閉極制御信号S2とにしたがって制御される。開極制御信号S1と閉極制御信号S2とは、制御盤101から補助接点50を経て入力される制御信号である。操作装置10には、第1の制御信号である開極制御信号S1にしたがって励磁する引き外し電磁石30Aと、第2の制御信号である閉極制御信号S2にしたがって励磁する投入電磁石30Bとが設けられている。引き外し電磁石30Aの作用と投入電磁石30Bの作用とによる操作装置10の動作については後述する。補助接点50は、制御盤101において操作装置10の状態を監視するための回路構成に含められても良い。
図2は、本発明の実施の形態1にかかる遮断器100の正面図である。図3は、図2に示すIII−III線における遮断器100の断面図である。図4は、図2に示す遮断器100が有する操作装置10と補助接点50とを示す下面図である。図2から図4において、X軸、Y軸およびZ軸は、互いに垂直な3軸とする。X軸に平行な方向をX軸方向、Y軸に平行な方向をY軸方向、Z軸に平行な方向をZ軸方向とする。実施の形態1において、Z軸方向は鉛直方向とする。Z軸方向のうち矢印で示す方向をプラスZ方向、矢印とは逆の方向を第2の方向であるマイナスZ方向とする。X軸方向のうち矢印で示す方向をプラスX方向、矢印とは逆の方向をマイナスX方向とする。Y軸方向のうち矢印で示す方向をプラスY方向、矢印とは逆の方向をマイナスY方向とする。
遮断器100は、内部に絶縁ガスが封入されたタンク63を備える。操作装置10は、タンク63の端面64に取り付けられる。回路接点60は、タンク63の内部に収容されている。回路接点60は、固定接触子61と可動接触子62とを有する。回路接点60は、固定接触子61からの可動接触子62の引き外しによって電路を開く。回路接点60は、固定接触子61への可動接触子62の投入によって電路を閉じる。
操作装置10の筐体11は、取付座66を介して端面64に固定される。操作装置10は、回転軸13を中心に回転可能な出力レバー12を有する。回転軸13は、Y軸に平行に配置されている。回転軸13は、ベアリングを介して筐体11に支持されており、回転可能とされている。図2から図4では、ベアリングの図示を省略している。
回転軸13が筐体11に回転可能に取り付けられていることで、出力レバー12は、筐体11内にて回転可能に支持されている。回転軸13には、遮断ばねであるトーションバー14の端部が固定されている。トーションバー14は、棒状の弾性体である。トーションバー14は、出力レバー12に回転力を付与する。図2において、トーションバー14は、回転軸13を通されており、マイナスY方向へ延ばされて設けられている。トーションバー14の端部は、出力レバー12の回転中心15に挿入されている。なお、図4ではトーションバー14の図示を省略している。
連結機構65は、出力レバー12と可動接触子62との間に連結され、出力レバー12の回転に連動して可動接触子62を動作させる機構である。連結機構65の一方の端部は、出力レバー12の第1の連結部16に接続されている。連結機構65の他方の端部は、可動接触子62に接続されている。第1の連結部16は、連結機構65を介して可動接触子62に連結されている。緩衝器35は、出力レバー12の第2の連結部17に接続されている。緩衝器35は、可動接触子62の動作を制御する。緩衝器35は、引き外しの終了時と投入の終了時とにおける可動接触子62の制動によって、可動接触子62が受ける機械的な衝撃を緩和する。
補助接点50は、筐体11の下面に設けられることによって、操作装置10と一体とされている。補助接点50は、接点50Aと接点50Bとを有する。接点50Aと接点50Bとは、X軸方向へ並べられて配置されている。接点50Aと引き外し電磁石30Aとは制御線31Aを介して接続されており、接点50Aから引き外し電磁石30Aへの信号伝達が可能とされている。接点50Bと投入電磁石30Bとは制御線31Bを介して接続されており、接点50Bから投入電磁石30Bへの信号伝達が可能とされている。
接点50Aは、引き外し電磁石30Aへの開極制御信号S1の入力のオンとオフとを回転によって切り換える回転機構51Aを有する。開極制御信号S1は、制御線31Aを伝搬して引き外し電磁石30Aへ入力される。接点50Bは、投入電磁石30Bへの閉極制御信号S2の入力のオンとオフとを回転によって切り換える回転機構51Bを有する。閉極制御信号S2は、制御線31Bを伝搬して投入電磁石30Bへ入力される。回転機構51A,51Bの回転軸は、Y軸に平行に配置されている。回転機構51A,51Bの回転軸と、出力レバー12の回転軸13とは、互いに平行に配置されている。
以下の説明において、時計回りの向きと反時計回りの向きとは、操作装置10を正面から見た場合における向きを称したものとする。接点50Aは、回転機構51Aが図2に示す状態である第1の状態であるときに制御盤101からの開極制御信号S1を受けた場合に、引き外し電磁石30Aへ開極制御信号S1を入力する。その後、回転機構51Aが第1の状態から反時計回りの向きへ回転することによって回転機構51Aが図5に示す状態である第2の状態になると、接点50Aは、引き外し電磁石30Aへの開極制御信号S1の入力をオフにする。
接点50Bは、回転機構51Bが図5に示す状態である第2の状態であるときに制御盤101から閉極制御信号S2を受けた場合に、投入電磁石30Bへ閉極制御信号S2を入力する。その後、回転機構51Bが第2の状態から時計回りの向きへ回転することによって回転機構51Bが図2に示す状態である第1の状態になると、接点50Bは、投入電磁石30Bへの閉極制御信号S2の入力をオフにする。
連結機構20は、出力レバー12の回転に連動して接点50Aと接点50Bとを動作可能に、出力レバー12に接点50Aおよび接点50Bを連結する機構である。図4に示すように、筐体11の下面には連結機構20が通される開口19が設けられている。開口19が設けられることにより、筐体11内の出力レバー12と筐体11外の接点50Aおよび接点50Bとの連結が可能とされている。
連結機構20は、回転軸25を中心に回転可能なレバー21と、レバー21の回転に連動して動作する部品22,23,24A,24Bとを有する。回転軸25は、ベアリングを介して筐体11に支持されており、回転可能とされている。図2から図4では、ベアリングの図示を省略している。回転軸25が筐体11に回転可能に取り付けられていることで、レバー21は、筐体11内にて回転可能に支持されている。図3に示すように、出力レバー12とレバー21とは、第2の連結部17に設けられたピン18が通されることによって互いに接続されている。
レバー21の一方の端部は、出力レバー12の第2の連結部17に接続されている。レバー21の他方の端部は、部品22の一方の端部に接続されている。部品22の他方の端部には、部品23の一方の端部と部品24Aとが接続されている。部品23の他方の端部には、部品24Bが接続されている。部品24Aは、接点50Aの回転機構51Aに接続されている。部品24Bは、接点50Bの回転機構51Bに接続されている。
連結機構20では、接点50Aを動作させる部品24Aと、接点50Bを動作させる部品23,24Bとが、共通の部品22に接続されている。出力レバー12に連動してレバー21と部品22とを動作させることで、接点50Aと接点50Bとを同時に切り換えることができる。接点50Aの動作と接点50Bの動作とにおいて共通して用いられる部品であるレバー21と部品22とを連結機構20に含めたことで、2つの異なる連結機構によって接点50Aと接点50Bとを動作させる場合と比べて部品点数を少なくすることができる。接点50Aと接点50Bとは、並べて配置されたことで、共通の部品であるレバー21と部品22とを連結機構20に含めることができる。
出力レバー12のうち緩衝器35が連結される第2の連結部17に連結機構20が接続されていることで、連結機構20の接続のための連結部が第2の連結部17とは別に設けられる場合と比較して、出力レバー12を簡易な構成とすることができる。出力レバー12の回転軸13と回転機構51A,51Bの回転軸とが平行に配置されることで、簡易な構成の連結機構20によって、出力レバー12の回転に回転機構51A,51Bの回転を連動させることができる。
筐体11の正面には、筐体11に取り付けられた歯車41,42と、回転軸45を中心に回転可能な回転レバー43と、回転レバー43と歯車42とを連結する連結部品44とが設けられている。回転軸45には、投入ばねであるトーションバー46の端部が固定されている。トーションバー46は、棒状の弾性体である。トーションバー46は、回転レバー43に回転力を付与する。図2において、トーションバー46は、回転軸45からマイナスY方向へ延ばされて設けられている。回転レバー43は、トーションバー46のばね力によって回転する。
歯車41は、歯車42と噛みあうように配置されている。歯車42は、モータの駆動によって回転する。図2から図4では、モータの図示を省略している。トーションバー46が捩られた状態で保持されているときに歯車41と歯車42との噛み合いが外れるように、歯車41の一部には歯が設けられていない。
図2には、固定接触子61に可動接触子62が接触しており、遮断器100が電路を閉じている状態を示している。ここで、図2に示す状態から電路を開くときにおける遮断器100の動作について説明する。図5は、図2に示す遮断器100が電路を開いたときの状態を示す図である。
電路を閉じている状態において、図2に示す出力レバー12には、トーションバー14によって、反時計回りの向きへの回転力が付与されている。かかる回転力による出力レバー12の回転は、引き外しラッチ機構によって阻止されている。図2および図5では、引き外しラッチ機構の図示を省略している。
接点50Aは、制御盤101からの開極制御信号S1を受けると、引き外し電磁石30Aへ開極制御信号S1を入力する。引き外し電磁石30Aは、開極制御信号S1が入力されたことによって励磁され、引き外しラッチ機構を駆動する。引き外しラッチ機構は、駆動によって出力レバー12の回転阻止を解除する。出力レバー12は、引き外しラッチ機構による阻止が解除されたことで、図2において反時計回りの向きへ回転する。出力レバー12の回転によって、可動接触子62が連結機構65とともにマイナスX方向へ移動することで、固定接触子61から可動接触子62が引き外される。これにより、遮断器100は、電路を開く。
出力レバー12の回転によって、レバー21は、図2に示す状態から時計回りの向きへ回転する。レバー21の回転によって、部品22,23は、図2に示す状態からマイナスX方向へ移動する。部品22のマイナスX方向への移動によって、部品24Aは、回転機構51Aを反時計回りの向きへ回転させる。部品23のマイナスX方向への移動によって、部品24Bは、回転機構51Bを反時計回りの向きへ回転させる。接点50Aは、回転機構51Aの反時計回りへの回転によって、引き外し電磁石30Aへの開極制御信号S1の入力をオフにする。以上の動作により、遮断器100は、図5に示すように電路を開いた状態となる。
次に、図5に示す状態から電路を閉じるときにおける遮断器100の動作について説明する。電路を開いている状態において、図5に示す回転レバー43には、トーションバー46によって、反時計回りの向きへの回転力が付与されている。かかる回転力による回転レバー43の回転は、投入ラッチ機構によって阻止されている。図2および図5では、投入ラッチ機構の図示を省略している。
接点50Bは、制御盤101からの閉極制御信号S2を受けると、投入電磁石30Bへ閉極制御信号S2を入力する。投入電磁石30Bは、閉極制御信号S2が入力されたことによって励磁され、投入ラッチ機構を駆動する。投入ラッチ機構は、駆動によって回転レバー43の回転阻止を解除する。回転レバー43は、投入ラッチ機構による阻止が解除されたことで、図5において反時計回りの向きへ回転する。回転レバー43の回転とともに、歯車41のマイナスY方向側に設けられているカムが回転する。カムの回転軸は、歯車41および連結部品44を介して回転レバー43に連結されている。図2および図5では、カムとカムの回転軸との図示を省略している。カムは、回転によって、図5に示す出力レバー12が時計回りの向きへ回転するように出力レバー12を押し出す。
出力レバー12は、トーションバー14を捩りながら回転する。出力レバー12の回転によって、可動接触子62が連結機構65とともにプラスX方向へ移動することで、可動接触子62が固定接触子61へ投入される。これにより、遮断器100は、電路を閉じる。出力レバー12は、引き外しラッチ機構によって、図2に示す状態で再び保持される。
出力レバー12の回転によって、レバー21は、図5に示す状態から反時計回りの向きへ回転する。レバー21の回転によって、部品22,23は、図5に示す状態からプラスX方向へ移動する。部品22のプラスX方向への移動によって、部品24Aは、回転機構51Aを時計回りの向きへ回転させる。部品23のプラスX方向への移動によって、部品24Bは、回転機構51Bを時計回りの向きへ回転させる。接点50Bは、回転機構51Bの時計回りへの回転によって、投入電磁石30Bへの閉極制御信号S2の入力をオフにする。
操作装置10は、モータの駆動によって歯車42を回転させる。歯車42の回転に連動して歯車41が回転し、歯車41に連動して連結部品44が動作することによって、回転レバー43は、トーションバー46を捩りながら時計回りの向きへ回転する。回転レバー43は、投入ラッチ機構によって、図2に示す状態で再び保持される。操作装置10は、トーションバー46が捩られた状態にてモータの駆動を停止する。以上の動作により、遮断器100は、図2に示すように電路を閉じた状態となる。
次に、遮断器100における補助接点50の配置について説明する。出力レバー12は、回転によって、回転中心15よりも第1の方向の側において第1の連結部16を動作させる。補助接点50は、操作装置10のうち、回転中心15よりも第2の方向の側の位置に取り付けられている。実施の形態1において、第1の方向は、プラスZ方向である。第2の方向は、第1の方向とは逆の方向であって、マイナスZ方向である。第1の方向の側は、可動接触子62の移動方向と回転軸13の方向とに垂直な方向における一方の側である。第2の方向の側は、第1の方向の側とは逆側である。
遮断器100は、操作装置10から離れた位置に補助接点50が配置される場合と比べて、連結機構20を構成する部品を小型にすることができる。遮断器100は、操作装置10から離れた位置に補助接点50が配置される場合と比べて、連結機構20の部品点数を少なくすることができ、連結機構20を簡易な構成とすることができる。補助接点50が操作装置10に設けられることにより、操作装置10から離れた位置に補助接点50が配置される場合と比べて、遮断器100の構成ごとにおける補助接点50の配置設計の手間を低減できる。
筐体11のうちプラスZ方向の側の面である上面には、引き外し電磁石30Aと投入電磁石30Bとが設けられている。筐体11のうちプラスX方向の側の面には緩衝器35が設けられるとともに、かかる面からはタンク63へ向けて連結機構65が引き出されている。筐体11のうちプラスY方向の側の面である正面には、歯車41,42と回転レバー43と連結部品44とが設けられている。筐体11のうちマイナスY方向の側の面である背面からはトーションバー14,46が引き出されている。これらの4つの面には、補助接点50を配置するためのスペースを確保することが困難である。筐体11のうちマイナスX方向の側の面にはスペースを確保し得る一方、かかる面に補助接点50が設けられた場合、補助接点50の位置が出力レバー12から離れた位置となる。この場合、出力レバー12から補助接点50までの距離が長くなるとともに、出力レバー12と補助接点50との間の構成部品を避けて出力レバー12と補助接点50とを連結する必要があることから、出力レバー12と補助接点50との連結が困難となる。
通常、筐体11のうちマイナスZ方向の側の面である下面における配置が必須となる構成要素がないことから、筐体11の下面には補助接点50を配置するためのスペースを容易に確保することができる。筐体11の下面に補助接点50が設けられることで、出力レバー12の第2の連結部17から近い位置に補助接点50を配置することができる。
なお、補助接点50は、第1の制御信号に対応する接点と第2の制御信号に対応する接点との2つの接点を有するものに限られない。補助接点50は、2つあるいは3つ以上の接点である複数の接点を有するものであれば良い。複数の接点は、筐体11の下面にて並べられて配置される。補助接点50は、複数の接点を有することによって、操作装置10への複数の制御信号の入力のオンとオフとを切り換えることができる。
実施の形態1によると、遮断器100は、操作装置10のうち回転中心15よりもマイナスZ方向側の位置に補助接点50が設けられていることにより、連結機構20を簡易な構成とすることができる。これにより、遮断器100は、簡易な構成の連結機構20によって補助接点50と操作装置10とを連結することができるという効果を奏する。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
10 操作装置、11 筐体、12 出力レバー、13,25,45 回転軸、14,46 トーションバー、15 回転中心、16 第1の連結部、17 第2の連結部、18 ピン、19 開口、20,65 連結機構、21 レバー、22,23,24A,24B 部品、30A 引き外し電磁石、30B 投入電磁石、31A,31B 制御線、35 緩衝器、41,42 歯車、43 回転レバー、44 連結部品、50 補助接点、50A,50B 接点、51A,51B 回転機構、60 回路接点、61 固定接触子、62 可動接触子、63 タンク、64 端面、66 取付座、100 遮断器、101 制御盤、S1 開極制御信号、S2 閉極制御信号。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる遮断器は、固定接触子と、固定接触子からの引き外しと固定接触子への投入とが可能な可動接触子と、可動接触子の動作を制御する緩衝器と、可動接触子に連結される第1の連結部と緩衝器に連結される第2の連結部とを有するとともに回転可能に支持された出力レバーを含み、引き外しの指令のための第1の制御信号と投入の指令のための第2の制御信号とにしたがい出力レバーの回転を操作する操作装置と、操作装置への第1の制御信号および第2の制御信号の入力のオンとオフとを出力レバーの動作に連動して切り換え、かつ操作装置の状態を監視するための回路構成に使用され得る補助接点と、第2の連結部に接続されて出力レバーと補助接点との間に連結されており、出力レバーの動作に連動して補助接点を動作させる連結機構と、を備える。操作装置は、出力レバーが収容された筐体を有する。出力レバーは、回転によって、出力レバーの回転中心よりも第1の方向の側において第1の連結部を動作させる。補助接点は、操作装置のうち、回転中心よりも、第1の方向とは逆の方向である第2の方向の側の位置に設けられており、かつ、筐体のうち第2の方向の側の面に並べられた複数の接点を有する可動接触子が動作する軸方向と、緩衝器のうち第2の連結部に連結された部分が動作する軸方向とが、複数の接点が並べられた方向と同じ方向である。

Claims (7)

  1. 固定接触子と、
    前記固定接触子からの引き外しと前記固定接触子への投入とが可能な可動接触子と、
    前記可動接触子に連結される連結部を有するとともに回転可能に支持された出力レバーを含み、前記引き外しの指令のための第1の制御信号と前記投入の指令のための第2の制御信号とにしたがい前記出力レバーの回転を操作する操作装置と、
    前記操作装置への前記第1の制御信号および前記第2の制御信号の入力のオンとオフとを前記出力レバーの動作に連動して切り換え、かつ前記操作装置の状態を監視するための回路構成に使用され得る補助接点と、
    を備え、
    前記出力レバーは、回転によって、前記出力レバーの回転中心よりも第1の方向の側において前記連結部を動作させ、
    前記補助接点は、前記操作装置のうち、前記回転中心よりも、前記第1の方向とは逆の方向である第2の方向の側の位置に設けられていることを特徴とする遮断器。
  2. 前記操作装置は、前記出力レバーが収容された筐体を有し、
    前記補助接点は、前記筐体のうち前記第2の方向の側の面に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の遮断器。
  3. 前記出力レバーと前記補助接点との間に連結され、前記出力レバーの動作に連動して前記補助接点を動作させる連結機構を備え、
    前記筐体には、前記連結機構が通される開口が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の遮断器。
  4. 前記補助接点は、前記筐体のうち前記第2の方向の側の面に並べられた複数の接点を有することを特徴とする請求項2に記載の遮断器。
  5. 前記補助接点は、回転によって前記第1の制御信号および前記第2の制御信号の入力のオンとオフとを切り換える回転機構を有し、
    前記出力レバーの回転軸と前記回転機構の回転軸とは平行であることを特徴とする請求項1に記載の遮断器。
  6. 前記出力レバーと前記補助接点との間に連結され、前記出力レバーの動作に連動して前記補助接点を動作させる連結機構と、
    前記出力レバーのうち前記連結部である第1の連結部以外の連結部である第2の連結部に連結されて、前記可動接触子の動作を制御する緩衝器と、
    を備え、
    前記連結機構は、前記第2の連結部に接続されることを特徴とする請求項1に記載の遮断器。
  7. 前記出力レバーの回転軸に取り付けられ、前記出力レバーに回転力を付与するトーションバーを備えることを特徴とする請求項1に記載の遮断器。
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