JP2017045576A - 開閉装置システムおよび操作機構 - Google Patents

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将太 先原
網田 芳明
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芳明 網田
正治 清水
Masaharu Shimizu
正治 清水
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Abstract

【課題】コンパクトで、様々なタイプの開閉装置に対応できる操作機構を提供する。【解決手段】操作機構10は、駆動軸4に連結された連結レバー機構200と、連結レバー機構200に取り付けられた遮断ばねユニット300と、連結レバー機構200に取り付けられた投入ばね駆動機構400と、連結レバー機構200と投入ばね駆動機構400とを連結する出力リンク7と、を有する。連結レバー機構200は、駆動軸4に連結された揺動リンク22と、揺動リンク22に連結されて出力リンク7に連結された連結レバー21と、を備える。投入ばね駆動機構400の開閉接点駆動部401は、出力リンク7に連結された出力レバー44と、サブレバー40と、連結リンク43と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、変電所や開閉所などに設置される電力用開閉装置システムおよびその操作機構に関する。
一般に、変電所や開閉所には遮断器等の電力用開閉装置が設置されており、これら開閉装置には操作機構が設けられている。開閉装置の操作機構としては、大出力が得られる油圧操作力を用いたものや、中・低出力を得るためのばね操作力を用いたものがある。前者を油圧操作機構と呼び、後者をばね操作機構と呼んでいる。近年では、開閉装置の一種であるガス遮断器の消弧室の小型化が進み、少ない操作力で遮断できるようになったので、ばね操作機構の適用が主流となっている。以下、ばね操作機構を単に操作機構と呼ぶ。
開閉装置の操作機構は、開閉装置の開閉接点に連結されるメインレバーやエネルギー蓄勢手段を含む開閉接点駆動部と、前記エネルギー蓄勢手段のエネルギーを保持するための保持装置と、駆動源となる電動機を有する蓄勢機構と、電磁ソレノイドを備えた保持制御装置を支持構造体に配置してなるものである。このような開閉装置の操作機構には様々なタイプが提案されている。
特開2007−294363号公報
たとえば、従来の開閉装置で、絶縁性ガスを密封したタンクが鉛直に延びるように配置する縦型と、タンクが水平に延びるように配置する横型とがある。かかる開閉装置のばね操作機構による開閉操作機構において、投入ばね駆動機構と遮断ばねユニットとが必要であり、これらを含めた開閉操作機構全体をコンパクトにまとめ、しかも、様々なタイプの開閉装置の操作機構に対応できる構成が求められていた。
本発明の実施形態は、かかる事情に鑑みて、コンパクトで、様々なタイプの開閉装置に対応できる操作機構およびこれを利用した開閉装置システムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の一実施形態に係る操作機構は、可動接点と、この可動接点を収容するタンクと、前記タンクを貫通して延びて前記可動接点を駆動する駆動軸と、を備えた開閉装置に取り付けられて、前記駆動軸を駆動する操作機構であって、当該操作機構は、前記タンクに取り付けられて前記駆動軸に連結された連結レバー機構と、前記連結レバー機構に取り付けられた遮断ばねユニットと、前記連結レバー機構に取り付けられた投入ばね駆動機構と、前記連結レバー機構と前記投入ばね駆動機構とを連結する出力リンクと、を有し、前記連結レバー機構は、前記タンクに固定された支持構造体と、前記駆動軸に連結された揺動リンクと、前記支持構造体に回転支持されて前記揺動リンクに連結されて前記出力リンクに連結された連結レバーと、を備え、前記遮断ばねユニットは、前記支持構造体に固定されたばね支えと、前記ばね支えに固定された遮断ばね第1端部とこの遮断ばね第1端部の反対側の遮断ばね第2端部とを備えた遮断ばねと、前記遮断ばね第2端部に固定された遮断ばねロッド第1端部とこの遮断ばねロッド第1端部の反対側にあって前記連結レバーに回転可能に連結された遮断ばねロッド第2端部とを備えた遮断ばねロッドと、を備え、前記投入ばね駆動機構は、前記支持構造体に固定されたフレームと、前記出力リンクに連結された開閉接点駆動部と、前記開閉接点駆動部に連結された保持部と、前記開閉接点駆動部に連結された蓄勢機構と、前記開閉接点駆動部に連結された保持制御部と、を備え、前記開閉接点駆動部は、前記フレームに回転可能に支持されて前記出力リンクに連結された出力レバーと、前記フレームに回転可能に支持されたサブレバーと、前記サブレバーおよび前記出力レバーに回転可能に連結された連結リンクと、前記フレームに回転可能に支持されたメインシャフトと、前記メインシャフトに固定された投入レバーと、前記フレームに回転可能に支持された第1の投入リンクと、前記投入レバーに回転可能に支持されて前記第1の投入リンクと平行に摺動可能な第2の投入リンクと、前記第1の投入リンクの端部と前記第2の投入リンクの端部に両端が支持された投入ばねと、前記メインシャフトに固定された投入カムと、前記投入カムと離接可能に係合し前記サブレバーに回転可能に支持された投入ローラと、を備え、前記保持部は、前記フレームに回転可能に支持されたプロップと、前記プロップに回転可能に支持されたラッチと、前記フレームに回転可能に支持され前記プロップと係合する遮断用係止レバーと、前記フレームに回転可能に支持され前記投入レバーと係合する投入用係止レバーと、前記ラッチと離接可能に係合し前記サブレバーに回転可能に支持されたラッチローラと、を備え、前記保持制御部は、前記フレームに固定され前記遮断用係止レバーと係合する遮断用プランジャを備えた遮断用電磁ソレノイドと、前記フレームに固定され前記投入用係止レバーと係合する投入用プランジャを備えた投入用電磁ソレノイドと、を備え、前記蓄勢機構は、前記投入レバーを回動させる電動機を備えること、を特徴とする。
また、本発明に係る他の実施形態に係る操作機構は、可動接点と、この可動接点を収容するタンクと、前記タンクを貫通して延びて前記可動接点を駆動する駆動軸と、を備えた開閉装置に取り付けられて、前記駆動軸を駆動する操作機構であって、当該操作機構は、前記タンクに取り付けられた支持構造体と、前記駆動軸に連結された揺動リンクと、前記揺動リンクに連結された出力リンクレバーと、前記支持構造体に取り付けられて前記出力リンクレバーに連結された遮断ばねユニットと、前記支持構造体に取り付けられて前記出力リンクレバーに連結された投入ばね駆動機構と、を有し、前記遮断ばねユニットは、前記支持構造体に固定されたばね支えと、前記ばね支えに固定された遮断ばね第1端部とこの遮断ばね第1端部の反対側の遮断ばね第2端部とを備えた遮断ばねと、前記遮断ばね第2端部に固定された遮断ばねロッド第1端部とこの遮断ばねロッド第1端部の反対側にあって前記出力リンクレバーに回転可能に連結された遮断ばねロッド第2端部とを備えた遮断ばねロッドと、を備え、前記投入ばね駆動機構は、前記支持構造体に固定されたフレームと、前記出力リンクレバーに連結された開閉接点駆動部と、前記開閉接点駆動部に連結された保持部と、前記開閉接点駆動部に連結された蓄勢機構と、前記開閉接点駆動部に連結された保持制御部と、を備え、前記開閉接点駆動部は、前記フレームに回転可能に支持されたサブレバーと、前記サブレバーおよび前記出力リンクレバーに回転可能に連結された連結リンクと、前記フレームに回転可能に支持されたメインシャフトと、前記メインシャフトに固定された投入レバーと、前記フレームに回転可能に支持された第1の投入リンクと、前記投入レバーに回転可能に支持されて前記第1の投入リンクと平行に摺動可能な第2の投入リンクと、前記第1の投入リンクの端部と前記第2の投入リンクの端部に両端が支持された投入ばねと、前記メインシャフトに固定された投入カムと、前記投入カムと離接可能に係合し前記サブレバーに回転可能に支持された投入ローラと、を備え、前記保持部は、前記フレームに回転可能に支持されたプロップと、前記プロップに回転可能に支持されたラッチと、前記フレームに回転可能に支持され前記プロップと係合する遮断用係止レバーと、前記フレームに回転可能に支持され前記投入レバーと係合する投入用係止レバーと、前記ラッチと離接可能に係合し前記サブレバーに回転可能に支持されたラッチローラと、を備え、前記保持制御部は、前記フレームに固定され前記遮断用係止レバーと係合する遮断用プランジャを備えた遮断用電磁ソレノイドと、前記フレームに固定され前記投入用係止レバーと係合する投入用プランジャを備えた投入用電磁ソレノイドと、を備え、前記蓄勢機構は、前記投入レバーを回動させる電動機を備えること、を特徴とする。
また、本発明の一実施形態に係る開閉装置システムは、前記いずれかの操作機構と、前記開閉装置と、前記駆動軸と、を備えたことを特徴とする。
本発明の第1の実施形態の開閉装置とその操作機構を含む開閉装置システムの遮断状態における構造を示す正面図。 図1に示した開閉装置システムを反対側から見た開閉装置システムの遮断状態における構造を示す背面図。 本発明の第1の実施形態の開閉装置の操作機構の遮断状態を示す操作機構の分解斜視図。 図3に示した操作機構の投入状態を示す操作機構の分解斜視図。 図3に示した操作機構の投入動作途中状態を示す操作機構の分解斜視図。 本発明の第2の実施形態の開閉装置とその操作機構を含む開閉装置システムの遮断状態における構造を示す正面図。 本発明の第2の実施形態の開閉装置の操作機構の遮断状態を示す操作機構の分解斜視図。 図7に示した操作機構の投入状態を示す操作機構の分解斜視図。 図7に示した操作機構の投入動作途中状態を示す操作機構の分解斜視図。 本発明の第3の実施形態の開閉装置の操作機構の構造を示し投入状態における操作機構の分解斜視図。 本発明の第4の実施形態の開閉装置の操作機構の構造を示し投入状態における操作機構の分解斜視図。
以下、本発明に係る開閉装置およびその操作機構の実施形態について、図1〜図11を参照して、具体的に説明する。ここで、互いに、同一または類似の部分には共通の符号を付して重複説明は省略する。また、前述の従来技術と同一または類似の部分にも共通の符号を付す。
(第1の実施形態)
[構成]
まず、図1〜図5を参照して、第1の実施形態について具体的に説明する。図1は、本発明の第1の実施形態の開閉装置とその操作機構を含む開閉装置システムの遮断状態における構造を示す正面図である。図2は、図1に示した開閉装置システムを反対側から見た開閉装置システムの遮断状態における構造を示す背面図である。図3は、本発明の第1の実施形態の開閉装置の操作機構の遮断状態を示す操作機構の分解斜視図である。図4は、図3に示した操作機構の投入状態を示す操作機構の分解斜視図である。図5は、図3に示した操作機構の投入動作途中状態を示す操作機構の分解斜視図である。
図1および図2に示すように、この実施形態に係る開閉装置システムは、開閉装置であるガス遮断器5と、ガス遮断器5を開閉操作するための操作機構10とを備えている。
ガス遮断器5は、変電所や開閉所などに設置される開閉装置である。ガス遮断器5は、絶縁性ガス(たとえば六弗化硫黄:SF6)が封入されたタンク6の内部に電気的な接点3が収納されている。電気的な接点3は可動接点3aと固定接点3bを備え、可動接点3aは、タンク6から突出した駆動軸4を介して操作機構10に連結され、開閉操作される。
操作機構10は、連結レバー機構200と、遮断ばねユニット300と、投入ばね駆動機構400と、出力リンク7とを備えている。
タンク6に機構箱13が取り付けられている。機構箱13に支持構造体2が取り付けられている。支持構造体2に、ばね支え34とフレーム42が取り付けられている。
連結レバー機構200は、ガス遮断器5のタンク6の端部に配置される支持構造体2と、支持構造体2に回転可能に支持された連結レバー21と、連結レバー21の一端と駆動軸4の一端を結ぶように回転可能に連結された揺動リンク22とを備えている。連結レバー21は、支持構造体2に位置が固定された回転軸63を軸として回転する。
遮断ばねユニット300は、遮断ばね30と、遮断ばねロッド31と、遮断ばねロッドダンパー33とを備えている。遮断ばね30は、遮断ばね第1端部30aとその反対側の遮断ばね第2端部30bとを有する。遮断ばねロッド31は、遮断ばねロッド第1端部31aとその反対側の遮断ばねロッド第2端部31bとを有する。遮断ばねロッド第1端部31aは連結レバー21に回転可能に接続されている。遮断ばね第1端部30aはばね支え34内の支持構造体2側端部に固定され、遮断ばね第2端部30bは遮断ばねロッド第1端部31aに固定されている。
遮断ばねロッドダンパー33は、直動式のダンパーであって、支持構造体2から遠い側のばね支え34端部に配置され、遮断ばねロッド31の遮断ばねロッド第1端部31aと離接可能に係合する。遮断ばねロッドダンパー33は、遮断ばねロッド第1端部31aが支持構造体2から遠い側に動く遮断動作の終期に、遮断ばねロッド31を制動する機能を有する。
投入ばね駆動機構400は、支持構造体2に脱着可能な手段で固定されたフレーム42に取り付けられており、開閉接点駆動部401と、保持部402と、蓄勢機構404と、保持制御部403を有する。
開閉接点駆動部401は、フレーム42に回転可能に支持されたサブレバー40と、フレーム42に回転可能に支持された出力レバー44と、サブレバー40および出力レバー44に回転可能に支持された連結リンク43と、フレーム42に回転可能に支持されたメインシャフト62と、メインシャフト62に固定された投入レバー47と、フレーム42に固定された投入ばね蓄勢シャフト61と、投入ばね蓄勢シャフト61に回転可能に支持された第1の投入リンク48aと、投入レバー47に回転可能に支持されて前記第1の投入リンク48aと平行に摺動可能な第2の投入リンク48bと、第1の投入リンク48aの端部と第2の投入リンク48bの端部にそれぞれ支持された投入ばね49と、メインシャフト62に固定された投入カム45と、投入カム45と離接可能に係合しサブレバー40に回転可能に支持された投入ローラ40aとを備えている。
また、第1の投入リンク48aと第2の投入リンク48bは互いに平行に直線摺動する。
保持部402は、フレーム42に回転可能に支持されたプロップ46aと、プロップ46aに回転可能に支持されたラッチ46と、フレーム42に回転可能に支持されプロップ46aと係合する遮断用係止レバー50aと、フレーム42に回転可能に支持され投入レバー47と係合する投入用係止レバー50bと、ラッチ46と離接可能に係合しサブレバー40に回転可能に支持されたラッチローラ40bとを備えている。
さらに、遮断用係止レバー50aには、一端がフレーム42に固定された遮断用復帰ばね70aが取り付けられる。この遮断用復帰ばね70aは引張りばねであり遮断用係止レバー50aを常に後述する遮断用電磁ソレノイド51a側に押し付けるばね力が付勢されている。また投入用係止レバー50bには一端がフレーム42に固定された投入用復帰ばね70bが取り付けられる。この投入用復帰ばね70bは引張りばねであり投入用係止レバー50bを常に後述する投入用電磁ソレノイド51b側に押し付けるばね力が付勢されている。
プロップ46aには、一端がフレーム42に固定されたプロップ用復帰ばね71が取り付けられている。このプロップ用復帰ばね71は引張りばねであり常に遮断用係止レバー50a側に押し付けるばね力が付勢されている。遮断用復帰ばね70a、投入用復帰ばね70b、プロップ用復帰ばね71は、保持部402の一部を構成している。
保持制御部403はフレーム42に固定され遮断用係止レバー50aと係合する遮断用プランジャ52aを備えた遮断用電磁ソレノイド51aと、フレーム42に固定され投入用係止レバー50bと係合する投入用プランジャ52bを備えた投入用電磁ソレノイド51bとを備えている。
蓄勢機構404は、駆動源となる電動機41と、投入レバー47を回動させる減速機81とを備えている。
出力レバー44と連結レバー21は出力リンク7により連結される。
ばね支え34は、支持構造体2に対してタンク6の反対側に配置され、フレーム42はタンク6、支持構造体2、ばね支え34を結ぶ直線に直交する方向に固定されている。
上記の回転する各部材の回転軸はすべて図1および図2の紙面に垂直であって互いに平行である。また、各部材の動作は図1および図2の紙面に平行な平面内の動作である。
[遮断動作]
このように構成された本実施形態において、まず遮断動作について説明する。図4の投入状態において、外部指令により遮断用電磁ソレノイド51aが励磁され、遮断用プランジャ52aが図4中の矢印Aの方向に動作する。遮断用係止レバー50aは遮断用プランジャ52aと係合しているため、反時計回りに回転する。
それに続いて、遮断用係止レバー50aとプロップ46aの係合が外れ、プロップ46aは矢印B方向に回転する。それに引き続きラッチ46とラッチローラ40bの係合も外れる。この作用によりサブレバー40は矢印C方向に回転する。
そして、サブレバー40の回転により、連結リンク43を介して出力レバー44が反時計方向(図4中の矢印D方向)に回転する。出力レバー44の回転により、出力リンク7を介して連結レバー21が反時計方向(図4の矢印E方向)に回転し、遮断ばね30は図4中の矢印F方向に伸びながら放勢する。連結レバー21の回転により、電気的な接点3の可動接点3aと接続された駆動軸4は可動接点3aを固定接点3bから引き離す方向に移動し遮断動作が開始する。遮断ばね30がある一定距離変位すると、遮断ばね第2端部30bと固定されている遮断ばねロッド第1端部31aが直動式の遮断ばねロッドダンパー33と係合し、直動式の遮断ばねロッドダンパー33の制動力が発生し遮断ばね30の動作を停止させ、それに連結された部材の動作も停止し遮断動作が完了する。その状態を示したのが図3である。
[投入動作]
次に投入動作について図3と図4と図5を用いて説明する。図3の遮断状態では、投入ばね49は既に圧縮されて蓄勢されている。つぎに、外部指令により投入用電磁ソレノイド51bが励磁され、投入用プランジャ52bが図5中の矢印G方向に動作すると、投入用係止レバー50bは投入用プランジャ52bと係合しているため反時計周りに回転する。
すると、投入用係止レバー50bと投入レバー47の係合が解除され、投入レバー47とメインシャフト62は投入ばね49のばね力により反時計周り(図5中の矢印H方向)に回転し、投入ばね49は図5中の矢印I方向に伸びながら放勢される。
その後、電動機41の回転駆動力が、減速機81を介して投入レバー47を図5のH方向にさらに回転させる。
メインシャフト62に固定されている投入カム45は図5中の矢印Jの方向に回転し、投入ローラ40aに係合し、投入ローラ40aが投入カム45により押し込まれると、サブレバー40は時計周り(図5中の矢印K方向)に回転する。
サブレバー40の回転は連結リンク43を介して出力レバー44に伝えられ、出力レバー44を時計周り(図5中の矢印L方向)に回転させる。出力レバー44の回転により、出力リンク7を介して連結レバー21が時計方向(図5中の矢印M方向)に回転し電気的な接点3の可動接点3aと接続された駆動軸4を固定接点3b側に移動させ、投入動作を行う。連結レバー21の回転に伴い遮断ばね30は図5中の矢印Z方向に蓄勢される。投入レバー47の回転角度がおおよそ180度以上になると投入カム45と投入ローラ40aの係合が解除される。その状態になるとサブレバー40のラッチローラ40bはラッチ46と再び係合し投入動作が完了する。図4に投入状態を示す。
このような構成によると、連結レバー機構200の連結レバー21と開閉接点駆動部401のサブレバー40とが、出力リンク7と、出力レバー44、連結リンク43を介して連結される。これにより、投入ばね駆動機構400と連結レバー機構200との相対距離は、出力リンク7の長さを変えることにより調整できる。
[作用・効果]
本実施形態によれば、開閉装置の操作機構にはレイアウトに自由度が与えられるため、1種類のばね操作機構を多種類の開閉装置に適用可能であり、開閉装置の小型化実現に寄与する信頼性・コンパクト性に優れた開閉装置の操作機構を実現することができる。
本実施形態によれば、ガス遮断器5の機構箱13のサイズが異なっても、出力リンク7や出力レバー44の配置を調整することにより、投入ばね駆動機構400と連結レバー機構200との距離を変更可能である。また、出力レバー44を備えていることにより、連結リンク43とサブレバー40を介してラッチ46に加わる力は一定に保たれる。そのため、出力リンク7の長さを自由に調節することができ、投入ばね駆動機構400のレイアウトに大きな自由度を持たせることができ、様々なユーザーの仕様要求に対応可能である。
なお、上記実施形態では、遮断ばね30および投入ばね49に圧縮コイルばねを用いているが、他の弾性体要素、たとえばネジリコイルばね、皿ばね、渦巻きばね、板ばねを用いてもよい。また、ラッチ46に設けた復帰ばねにはコイルばねを用いているが、他の弾性体要素、たとえばネジリコイルばね、皿ばね、渦巻きばね、板ばねでもよい。
(第2の実施形態)
[構成]
次に、本発明の第2の実施形態について、図6〜図9を用いて説明する。なお、第1の実施形態の形態と同一または類似の部分には共通の符号を付し、重複する説明は省略する。
図6は、本発明の第2の実施形態の開閉装置とその操作機構を含む開閉装置システムの遮断状態における構造を示す正面図である。図7は、本発明の第2の実施形態の開閉装置の操作機構の遮断状態を示す操作機構の分解斜視図である。図8は、図7に示した操作機構の投入状態を示す操作機構の分解斜視図である。図9は、図7に示した操作機構の投入動作途中状態を示す操作機構の分解斜視図である。
この実施形態の操作機構10は、遮断ばねユニット300と、投入ばね駆動機構400と、揺動リンク22と、出力リンクレバー90と、支持構造体13とを備えている。
この実施形態のガス遮断器5は、第1の実施形態のガス遮断器(開閉装置)5と同様の構造のものであって、絶縁性ガスが封入されたタンク6の内部に電気的な接点3が収納されている。電気的な接点3は可動接点3aと固定接点3bとを備えていて、可動接点3aはタンク6から突出した駆動軸4を介して、操作機構10に連結され、開閉操作される。
タンク6に機構箱13が取り付けられている。機構箱13に支持構造体2が取り付けられている。支持構造体2に、フレーム42が取り付けられている。フレーム42にばね支え34が取り付けられている。駆動軸4はばね支え34の一部を貫通し、ばね支え34は駆動軸4が延びる方向に延びている。また、支持構造体2とフレーム42は、駆動軸4が延びる方向と同じ方向に互いに直列に並んで配置されている。
遮断ばねユニット300は、投入ばね駆動機構400のフレーム42に脱着可能な手段で固定されたばね支え34と、ばね支え34に一端(遮断ばね第1端部30a)が固定された遮断ばね30と、遮断ばね第2端部30bに固定された遮断ばねロッド31と、ばね支え34に固定され遮断ばねロッド第1端部31aと離接可能に係合する直動式の遮断ばねロッドダンパー33とを備えている。
投入ばね駆動機構400は、ガス遮断器5のタンク6の端部に配置される支持構造体2に脱着可能な手段で固定されたフレーム42に取り付けられており、開閉接点駆動部401と、保持部402と、蓄勢機構404と、保持制御部403を有する。
開閉接点駆動部401は、フレーム42に回転可能に支持されたサブレバー40と、フレーム42に回転可能に支持され遮断ばねロッド31と回転可能に連結された出力リンクレバー90と、サブレバー40と出力リンクレバー90に回転可能に支持された連結リンク43と、フレーム42に回転可能に支持されたメインシャフト62と、メインシャフト62に固定された投入レバー47と、フレーム42に固定された投入ばね蓄勢シャフト61と、投入ばね蓄勢シャフト61に回転可能に支持された第1の投入リンク48aと、投入レバー47に回転可能に支持されて前記第1の投入リンク48aと平行に摺動可能な第2の投入リンク48bと、第1の投入リンク48aの端部と第2の投入リンク48bの端部にそれぞれ支持された投入ばね49と、メインシャフト62に固定された投入カム45と、投入カム45と離接可能に係合しサブレバー40に回転可能に支持された投入ローラ40aとを備えている。
第1の投入リンク48aと第2の投入リンク48bは互いに直線摺動する。出力リンクレバー90が回転軸82を軸として回転する。
保持部402は、フレーム42に回転可能に支持されたプロップ46aと、プロップ46aに回転可能に支持されたラッチ46と、フレーム42に回転可能に支持されプロップ46aと係合する遮断用係止レバー50aと、フレーム42に回転可能に支持され投入レバー47と係合する投入用係止レバー50bと、ラッチ46と離接可能に係合しサブレバー40に回転可能に支持されたラッチローラ40bとを備えている。
遮断用係止レバー50aには、一端がフレーム42に固定された遮断用復帰ばね70aが取り付けられる。この遮断用復帰ばね70aは引張りばねであり、遮断用係止レバー50aを常に遮断用電磁ソレノイド51a側に押し付けるばね力が付勢されている。また投入用係止レバー50bには、一端がフレーム42に固定された投入用復帰ばね70bが取り付けられる。この投入用復帰ばね70bは引張りばねであり、投入用係止レバー50bを常に投入用電磁ソレノイド51b側に押し付けるばね力が付勢されている。プロップ46aには、一端がフレーム42に固定されたプロップ用復帰ばね71が取り付けられている。このプロップ用復帰ばね71は引張りばねであり、常に遮断用係止レバー50a側に押し付けるばね力が付勢されている。
保持制御部403は、フレーム42に固定され遮断用係止レバー50aと係合する遮断用プランジャ52aを備えた遮断用電磁ソレノイド51aと、フレーム42に固定され投入用係止レバー50bと係合する投入用プランジャ52bを備えた投入用電磁ソレノイド51bとを備えている。
蓄勢機構404は、駆動源となる電動機41と、投入レバー47を回動させる減速機81とを備えている。
[遮断動作]
このように構成された本実施形態において、図7と図8を用いて遮断動作について説明する。図8の投入状態において、外部指令により遮断用電磁ソレノイド51aが励磁され、遮断用プランジャ52aが図8中の矢印Aの方向に動作する。遮断用係止レバー50aは遮断用プランジャ52aと係合しているため、反時計回りに回転する。
それに続いて、遮断用係止レバー50aとプロップ46aの係合が外れ、プロップ46aは矢印B方向に回転する。それに引き続きラッチ46とラッチローラ40bの係合も外れる。この作用によりサブレバー40は矢印N方向に回転する。
そして、サブレバー40の回転により、連結リンク43を介して出力リンクレバー90が反時計方向(図8中の矢印O向)に回転する。出力リンクレバー90の回転により、遮断ばね30は図8中の矢印P方向に伸びながら放勢する。出力リンクレバー90の回転により、電気的な接点3の可動接点3aと接続された駆動軸4は可動接点3aを固定接点3bから引き離す方向に移動し遮断動作が開始する。遮断ばね30がある一定距離変位すると、遮断ばね第2端部30bと固定している遮断ばねロッド第1端部31aが直動式の遮断ばねロッドダンパー33と係合し、直動式の遮断ばねロッドダンパー33の制動力が発生し遮断ばね30の動作を停止させ、それに連結された部材の動作も停止し遮断動作が完了する。その状態を示したのが図7である。
[投入動作]
次に投入動作について図7と図8と図9を用いて説明する。図7の遮断状態では投入ばねは既に圧縮されて蓄勢されている。つぎに、外部指令により投入用電磁ソレノイド51bが励磁され、投入用プランジャ52bが図9中の矢印G方向に動作すると、投入用係止レバー50bは投入用プランジャ52bと係合しているため反時計周りに回転する。
すると、投入用係止レバー50bと投入レバー47の係合が解除され、投入レバー47とメインシャフト62は投入ばね49のばね力により反時計周り(図9中の矢印H方向)に回転し、投入ばね49は図9中の矢印I方向に伸びながら放勢される。
その後、電動機41の回転駆動力が、減速機81を介して投入レバー47を図9のH方向にさらに回転させる。
メインシャフト62に固定されている投入カム45は図9中の矢印Jの方向に回転し、投入ローラ40aに係合し、投入ローラ40aが投入カム45により押し込まれると、サブレバー40は時計周り(図9中の矢印Q方向)に回転する。
サブレバー40の回転は連結リンク43を介して出力リンクレバー90に伝えられ、出力リンクレバー90を時計周り(図9中の矢印R方向)に回転させる。出力リンクレバー90の回転により電気的な接点3の可動接点3aと接続された駆動軸4を固定接点3b側に移動させ、投入動作を行う。出力リンクレバー90の回転に伴い遮断ばね30は図中の矢印Z方向に蓄勢される。投入レバー47の回転角度がおおよそ180度以上になると投入カム45と投入ローラ40aの係合が解除される。その状態になるとサブレバー40のラッチローラ40bはラッチ46と再び係合し投入動作が完了する。図8に投入状態を示す。
[作用・効果]
本実施形態によれば、第1の実施形態よりも部品点数が少なく、且つ、図1に示した連結レバー機構200を介さないことで構成の簡略化および可動部の軽量化が可能となる。さらに遮断ばねユニット300が投入ばね駆動機構400に固定されているため、支持構造体2からまとめて着脱が可能となり、ユーザーの開閉装置の操作機構の保全簡易化に貢献可能である。
なお、上記実施形態では、遮断ばね30および投入ばね49には圧縮コイルばねを用いているが、他の弾性体要素、たとえばネジリコイルばね、皿ばね、渦巻きばね、板ばねを用いてもよい。また、ラッチ46に設けた復帰ばねにはコイルばねを用いているが、他の弾性体要素、たとえばネジリコイルばね、皿ばね、渦巻きばね、板ばねでもよい。
(第3の実施形態)
図10は、本発明の第3の実施形態の開閉装置の操作機構の構造を示し投入状態における操作機構の分解斜視図である。
この第3の実施形態は第1の実施形態の変形であって、図4の操作機構の構成をベースに、図10に示すように連結レバー21の回転軸63にダンパー用レバー97を固定させ、ダンパー用レバー97の一端と回動可能に接続されたダンパー用リンク96と、ダンパー用リンク96の一端と直動式の連結レバーダンパー95を連結させた構成とする。連結レバーダンパー95は支持構造体2に固定されている。
この第3の実施形態によれば、第1または第2の実施形態の開閉装置の操作機構における直動式の遮断ばねロッドダンパー33に代えて、直動式の連結レバーダンパー95を連結レバー21の回転軸63の部分に配置することで、遮断ばね30の長さ方向を縮小することが可能となり、操作機構10全体の小型化が可能となる。
(第4の実施形態)
図11は、本発明の第4の実施形態の開閉装置の操作機構の構造を示し投入状態における操作機構の分解斜視図である。
この第4の実施形態も第1の実施形態の変形であって、図4の操作機構の構成をベースに、図11に示すような連結レバー21の回転軸63に回転式の連結レバーダンパー98を固定させる。連結レバーダンパー98本体は支持構造体2に固定されている。
この第4の実施形態によれば、第3の実施形態と同様に、遮断ばね30の長さ方向を縮小することが可能となり、操作機構10全体の小型化が可能となる。
[他の実施形態]
上記第3および第4の実施形態では、第1の実施形態の変形として、第1の実施形態の直動式の遮断ばねロッドダンパー33に代えて回転式の連結レバーダンパー98を用いるものとした。上記第3および第4の実施形態のさらなる変形として、第2の実施形態の直動式の遮断ばねロッドダンパー33に代えて回転式の連結レバーダンパー98を用いてもよい。
また、上記各実施形態では、遮断ばね30および投入ばね49には圧縮コイルばねを用いているが、他の弾性体要素、たとえばネジリコイルばね、皿ばね、渦巻きばね、板ばねを用いてもよい。また、ラッチ46に設けた復帰ばねにはコイルばねを用いているが、他の弾性体要素、たとえばネジリコイルばね、皿ばね、渦巻きばね、板ばねでもよい。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
2 支持構造体
3 接点
3a 可動接点
3b 固定接点
4 駆動軸
5 ガス遮断器(開閉装置)
6 タンク
7 出力リンク
10 操作機構
13 機構箱
21 連結レバー
22 揺動リンク
30 遮断ばね
30a 遮断ばね第1端部
30b 遮断ばね第2端部
31 遮断ばねロッド
31a 遮断ばねロッド第1端部
31b 遮断ばねロッド第2端部
33 遮断ばねロッドダンパー
34 ばね支え
40 サブレバー
40a 投入ローラ
40b ラッチローラ
41 電動機
42 フレーム
43 連結リンク
44 出力レバー
45 投入カム
46 ラッチ
46a プロップ
47 投入レバー
48a 第1の投入リンク
48b 第2の投入リンク
49 投入ばね
50a 遮断用係止レバー
50b 投入用係止レバー
51a 遮断用電磁ソレノイド
51b 投入用電磁ソレノイド
52a 遮断用プランジャ
52b 投入用プランジャ
61 投入ばね蓄勢シャフト
62 メインシャフト
63 回転軸
70a 遮断用復帰ばね
70b 投入用復帰ばね
71 プロップ用復帰ばね
81 減速機
82 回転軸
90 出力リンクレバー
95 連結レバーダンパー
96 ダンパー用リンク
97 ダンパー用レバー
98 連結レバーダンパー(ロータリーダンパー)
200 連結レバー機構
300 遮断ばねユニット
400 投入ばね駆動機構
401 開閉接点駆動部
402 保持部
403 保持制御部
404 蓄勢機構

Claims (9)

  1. 可動接点と、この可動接点を収容するタンクと、前記タンクを貫通して延びて前記可動接点を駆動する駆動軸と、を備えた開閉装置に取り付けられて、前記駆動軸を駆動する操作機構であって、
    当該操作機構は、
    前記タンクに取り付けられて前記駆動軸に連結された連結レバー機構と、
    前記連結レバー機構に取り付けられた遮断ばねユニットと、
    前記連結レバー機構に取り付けられた投入ばね駆動機構と、
    前記連結レバー機構と前記投入ばね駆動機構とを連結する出力リンクと、
    を有し、
    前記連結レバー機構は、
    前記タンクに固定された支持構造体と、
    前記駆動軸に連結された揺動リンクと、
    前記支持構造体に回転支持されて前記揺動リンクに連結されて前記出力リンクに連結された連結レバーと、
    を備え、
    前記遮断ばねユニットは、
    前記支持構造体に固定されたばね支えと、
    前記ばね支えに固定された遮断ばね第1端部とこの遮断ばね第1端部の反対側の遮断ばね第2端部とを備えた遮断ばねと、
    前記遮断ばね第2端部に固定された遮断ばねロッド第1端部とこの遮断ばねロッド第1端部の反対側にあって前記連結レバーに回転可能に連結された遮断ばねロッド第2端部とを備えた遮断ばねロッドと、
    を備え、
    前記投入ばね駆動機構は、
    前記支持構造体に固定されたフレームと、
    前記出力リンクに連結された開閉接点駆動部と、
    前記開閉接点駆動部に連結された保持部と、
    前記開閉接点駆動部に連結された蓄勢機構と、
    前記開閉接点駆動部に連結された保持制御部と、
    を備え、
    前記開閉接点駆動部は、
    前記フレームに回転可能に支持されて前記出力リンクに連結された出力レバーと、
    前記フレームに回転可能に支持されたサブレバーと、
    前記サブレバーおよび前記出力レバーに回転可能に連結された連結リンクと、
    前記フレームに回転可能に支持されたメインシャフトと、
    前記メインシャフトに固定された投入レバーと、
    前記フレームに回転可能に支持された第1の投入リンクと、
    前記投入レバーに回転可能に支持されて前記第1の投入リンクと平行に摺動可能な第2の投入リンクと、
    前記第1の投入リンクの端部と前記第2の投入リンクの端部に両端が支持された投入ばねと、
    前記メインシャフトに固定された投入カムと、
    前記投入カムと離接可能に係合し前記サブレバーに回転可能に支持された投入ローラと、
    を備え、
    前記保持部は、
    前記フレームに回転可能に支持されたプロップと、
    前記プロップに回転可能に支持されたラッチと、
    前記フレームに回転可能に支持され前記プロップと係合する遮断用係止レバーと、
    前記フレームに回転可能に支持され前記投入レバーと係合する投入用係止レバーと、
    前記ラッチと離接可能に係合し前記サブレバーに回転可能に支持されたラッチローラと、
    を備え、
    前記保持制御部は、
    前記フレームに固定され前記遮断用係止レバーと係合する遮断用プランジャを備えた遮断用電磁ソレノイドと、
    前記フレームに固定され前記投入用係止レバーと係合する投入用プランジャを備えた投入用電磁ソレノイドと、
    を備え、
    前記蓄勢機構は、前記投入レバーを回動させる電動機を備えること、
    を特徴とする操作機構。
  2. 可動接点と、この可動接点を収容するタンクと、前記タンクを貫通して延びて前記可動接点を駆動する駆動軸と、を備えた開閉装置に取り付けられて、前記駆動軸を駆動する操作機構であって、
    当該操作機構は、
    前記タンクに取り付けられた支持構造体と、
    前記駆動軸に連結された揺動リンクと、
    前記揺動リンクに連結された出力リンクレバーと、
    前記支持構造体に取り付けられて前記出力リンクレバーに連結された遮断ばねユニットと、
    前記支持構造体に取り付けられて前記出力リンクレバーに連結された投入ばね駆動機構と、
    を有し、
    前記遮断ばねユニットは、
    前記支持構造体に固定されたばね支えと、
    前記ばね支えに固定された遮断ばね第1端部とこの遮断ばね第1端部の反対側の遮断ばね第2端部とを備えた遮断ばねと、
    前記遮断ばね第2端部に固定された遮断ばねロッド第1端部とこの遮断ばねロッド第1端部の反対側にあって前記出力リンクレバーに回転可能に連結された遮断ばねロッド第2端部とを備えた遮断ばねロッドと、
    を備え、
    前記投入ばね駆動機構は、
    前記支持構造体に固定されたフレームと、
    前記出力リンクレバーに連結された開閉接点駆動部と、
    前記開閉接点駆動部に連結された保持部と、
    前記開閉接点駆動部に連結された蓄勢機構と、
    前記開閉接点駆動部に連結された保持制御部と、
    を備え、
    前記開閉接点駆動部は、
    前記フレームに回転可能に支持されたサブレバーと、
    前記サブレバーおよび前記出力リンクレバーに回転可能に連結された連結リンクと、
    前記フレームに回転可能に支持されたメインシャフトと、
    前記メインシャフトに固定された投入レバーと、
    前記フレームに回転可能に支持された第1の投入リンクと、
    前記投入レバーに回転可能に支持されて前記第1の投入リンクと平行に摺動可能な第2の投入リンクと、
    前記第1の投入リンクの端部と前記第2の投入リンクの端部に両端が支持された投入ばねと、
    前記メインシャフトに固定された投入カムと、
    前記投入カムと離接可能に係合し前記サブレバーに回転可能に支持された投入ローラと、
    を備え、
    前記保持部は、
    前記フレームに回転可能に支持されたプロップと、
    前記プロップに回転可能に支持されたラッチと、
    前記フレームに回転可能に支持され前記プロップと係合する遮断用係止レバーと、
    前記フレームに回転可能に支持され前記投入レバーと係合する投入用係止レバーと、
    前記ラッチと離接可能に係合し前記サブレバーに回転可能に支持されたラッチローラと、
    を備え、
    前記保持制御部は、
    前記フレームに固定され前記遮断用係止レバーと係合する遮断用プランジャを備えた遮断用電磁ソレノイドと、
    前記フレームに固定され前記投入用係止レバーと係合する投入用プランジャを備えた投入用電磁ソレノイドと、
    を備え、
    前記蓄勢機構は、前記投入レバーを回動させる電動機を備えること、
    を特徴とする操作機構。
  3. 前記遮断ばねユニットは、前記ばね支えに固定されて前記遮断ばねロッド第1端部と切離可能に係合する直動式の遮断ばねロッドダンパーをさらに備えていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の操作機構。
  4. 前記遮断ばねユニットは、
    前記支持構造体に固定された直動式の連結レバーダンパーと、
    前記連結レバーの回転軸に固定されたダンパー用レバーと、
    前記連結レバーダンパーと前記ダンパー用レバーとを連結するダンパー用リンクと、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の操作機構。
  5. 前記遮断ばねユニットは、前記支持構造体と前記連結レバーの回転軸とを連結する回転式の連結レバーダンパーをさらに備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の操作機構。
  6. 前記蓄勢機構は、前記電動機の回転駆動力を減速して前記投入レバーに伝える減速機をさらに備えること、を特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の操作機構。
  7. 前記タンクに固定された機構箱をさらに有し、
    前記支持構造体が前記機構箱に固定され、前記支持構造体および前記フレームが前記機構箱内に収納されていること、を特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の操作機構。
  8. 前記フレームに固定された投入ばね蓄勢シャフトをさらに有し、
    前記第1の投入リンクは前記投入ばね蓄勢シャフトの周りに回転可能に支持されていることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか一項に記載の操作機構。
  9. 請求項1ないし請求項8のいずれか一項に記載の操作機構と、
    前記開閉装置と、
    前記駆動軸と、
    を備えたことを特徴とする開閉装置システム。
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