JPWO2019208342A1 - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

本開示に係る加熱調理器(11)は、食品を加熱する加熱部(37)と、食品を収納する加熱室と、加熱室の少なくとも一つの壁面を撮像できる位置に配置され、加熱室内を撮像する撮像部(23)と、撮像部により撮像された第1の画像と第2の画像とを記憶する記憶部(35)と、第1の画像および第2の画像は加熱室に食品がない状態で撮像部により撮像された画像であり、記憶部に記憶された第1の画像と第2の画像とを比較判定する比較判定部(36)と、比較判定部により第1の画像と第2の画像に差異があると判定された場合に、比較判定部の比較判定結果を使用者に報知する報知部(101)と、を備える。

Description

本発明は、食品等を加熱調理するための加熱調理器に関する。
被加熱物である食品の状態等を確認できるようにするために、加熱室内を撮像する撮像部を設けた加熱調理器が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1では、加熱室内に食品を入れる前に撮像された画像と、食品を入れた直後に撮像された画像との差分画像を処理して、食品の画像領域を決定する。食品部分と認識された画像領域を元に画像処理が行われ、調理中の食品の焼け具合が認識され、調理終了が判断される。
特開2001−272045号公報
しかしながら、上記特許文献1のように食品領域を認識する加熱調理器においては、誤判定の可能性が生じる。
加熱調理器では、使用を重ねるうちに、食品中の油、食品自体の飛び散り、壁面の結露に付着したほこりなどにより、加熱室内部壁面などの汚れは避けられない。
このとき、例えば、食品を入れる前の画像として、購入直後の加熱室壁面がきれいな状態での画像を使用する場合を考える。壁面が汚れた状態のまま、食品を入れた場合、画像の差分をとると、壁面の汚れの部分が差分として残る。このため、壁面汚れが食品と誤認されてしまう。
たとえ、ノイズ除去のアルゴリズムを導入したとしても、壁面の汚れが、ノイズ除去の許容範囲か否は、使用者には判断が困難である。また、汚れに気が付かずに調理を始めてしまった場合、汚れ部分を食品と認識した状態で調理判定が進んでしまうため、調理終了が正確にできなくなると言う問題があった。
また、壁面が汚れている状態で、食品を入れる前の画像を取得して、食品を入れる際に、使用者が汚れに気が付き、加熱室壁面の汚れをふき取って食品を入れた場合を考える。この場合、画像の差分を取ると、結果として、汚れがなくなった部分が差分として残る。したがって、この場合も調理終了が正確にできなくなると言う問題があった。
本発明は、上記従来の問題を解決するもので、加熱室壁面の汚れを自動で除去したり、または、加熱室壁面に汚れがあることを使用者に報知することで、壁面汚れによる誤判定を抑制する。これにより、正確に調理終了を判定することができる加熱調理器を提供することを目的とする。
前記従来の問題を解決するために、本発明の加熱調理器は、食品を加熱する加熱部と、前記食品を収納する加熱室と、前記加熱室の少なくとも一つの壁面を撮像できる位置に配置され、前記加熱室内を撮像する撮像部と、前記撮像部により撮像された第1の画像と第2の画像とを記憶する記憶部と、前記第1の画像および前記第2の画像は前記加熱室に前記食品がない状態で前記撮像部により撮像された画像であり、前記記憶部に記憶された前記第1の画像と前記第2の画像とを比較判定する比較判定部と、前記比較判定部により、前記第1の画像と前記第2の画像に差異があると判定された場合に、前記比較判定部による比較判定結果を使用者に報知する報知部と、を備える。
これによって、加熱室に食品が入っていない状態での初期画像(例えば、工場出荷時の画像、購入直後の画像、または、加熱室掃除後の画像)と、食品が入っていない状態での現在画像(例えば、調理前の画像または調理後の画像)の2つの画像の差分を比較すると、結果として、汚れの部分が残る。その部分に基づいて比較判定部が「汚れあり」と判定した場合に、報知部により比較判定結果が使用者に報知され、使用者に加熱室の掃除が促される。これにより、調理終了判定の誤差要因を除去することができる。このため、長期間使用を続けても、常に正確に調理終了を判定することが可能となる。
本発明の加熱調理器は、2つの画像を比較した比較判定部が加熱室に汚れがあることを判定した場合に、報知部により使用者に比較判定結果を報知することで、使用者に加熱室の掃除を促す。これにより、誤差要因を除去することができる。このため、長期間使用を続けても、常に正確に調理終了を判定することが可能となる。
本発明の実施の形態1における加熱調理器の主要部を示す概略構成図 本発明の実施の形態1における加熱調理器の各構成要素の関係を示すブロック図 本発明の実施の形態1における加熱調理器の撮像部によって撮影された食品のない状態の加熱室内の画像であり、加熱室に汚れのないときの画像を示す図 同実施の形態における加熱調理器の撮像部によって撮影された食品のない状態の加熱室内の画像であり、加熱室壁面全体が汚れているときの画像を示す図 同実施の形態における加熱調理器の撮像部によって撮影された食品のない状態の加熱室内の画像であり、加熱室の壁面全体が汚れているときと汚れていないときの差分を取った画像を示す図 本発明の実施の形態1における加熱調理器の撮像部によって撮影された食品のない状態の加熱室内の画像であり、加熱室に汚れのないときの画像を示す図 同実施の形態における加熱調理器の撮像部によって撮影された食品のない状態の加熱室内の画像であり、加熱室の壁面の一部が汚れているときの画像を示す図 同実施の形態における加熱調理器の撮像部によって撮影された食品のない状態の加熱室内の画像であり、加熱室の壁面の一部が汚れているときと汚れていないときの差分を取った画像を示す図 本発明の実施の形態2における加熱調理器の主要部を示す概略構成図 本発明の実施の形態2における加熱調理器の各構成要素の関係を示すブロック図 本発明の実施の形態1における加熱調理器の動作のフロー図 本発明の実施の形態2における加熱調理器の動作のフロー図
第1の開示に係る加熱調理器は、食品を加熱する加熱部と、前記食品を収納する加熱室と、前記加熱室の少なくとも一つの壁面を撮像できる位置に配置され、前記加熱室内を撮像する撮像部と、前記撮像部により撮像された第1の画像と第2の画像とを記憶する記憶部と、前記第1の画像および前記第2の画像は前記加熱室に前記食品がない状態で前記撮像部により撮像された画像であり、前記記憶部に記憶された前記第1の画像と前記第2の画像とを比較判定する比較判定部と、前記比較判定部により、前記第1の画像と前記第2の画像に差異があると判定された場合に、前記比較判定部による比較判定結果を使用者に報知する報知部と、を備える。
これによって、加熱室に食品が入っていない状態での初期画像(例えば、工場出荷時の画像、購入直後の画像、または、加熱室掃除後の画像)と、食品が入っていない状態での現在画像(例えば、調理前の画像または調理後の画像)の2つの画像の差分を比較すると、結果として、汚れの部分が残る。その部分に基づいて比較判定部が加熱室に「汚れあり」と判定した場合に、報知部により比較判定結果が使用者に報知されることで、使用者に加熱室の掃除が促される。これにより、調理終了判定の誤差要因を除去することができるため、長期間使用を続けても、常に正確に調理終了を判定することが可能となる。
第2の開示は、食品を加熱する加熱部と、前記食品を収納する加熱室と、前記加熱部を制御する加熱制御部と、前記加熱室の少なくとも一つの壁面を撮像できる位置に配置され、前記加熱室内を撮影する撮像部と、前記撮像部により撮像された第1の画像と第2の画像とを記憶する記憶部と、前記第1の画像および前記第2の画像は前記加熱室に前記食品がない状態で前記撮像部により撮像された画像であり、前記記憶部に記憶された前記第1の画像と前記第2の画像とを比較判定する比較判定部と、を備え、前記比較判定部により前記第1の画像と前記第2の画像に差異があると判定された場合には、前記加熱制御部が前記加熱部を作動させる。
これにより、加熱室に食品が入っていない状態での初期画像(例えば、工場出荷時の画像、購入直後の画像、または、加熱室掃除後の画像)と、食品が入っていない状態での現在画像(例えば、調理前の画像または調理後の画像)の2つの画像の差分を比較すると、結果として、汚れの部分が残る。その部分に基づいて比較判定部が「汚れあり」と判定した場合に、加熱制御部が、庫内掃除モードを実行する。庫内掃除モードは、加熱部を動作させ空焼きをし、加熱室の壁面の汚れを焼ききるモードである。この庫内掃除モードを動作させることで、庫内汚れは除去され誤差要因が排除される。このため、長期間使用を続けても、常に正確に調理終了を判定することが可能となる。また、庫内掃除モードは自動で動作するため、使用者の手間もかからない。
第3の開示は、前記比較判定部により、前記第1の画像と前記第2の画像に差異があると判定された場合とは、前記第1の画像と前記第2の画像の差分を取った第3の画像において、差分として残った面積が第1の閾値を越えたときである。
この構成により、2つの画像の差分を取ると、汚れの部分が0でない画素値として残り、その残った画像の面積(画素数)が庫内汚れの面積として判定される。この庫内汚れの面積が所定の閾値を越えたときに、使用者への報知、または庫内掃除モードが実行されることで、汚れが誤差要因となる前に確実に庫内汚れが除去される。これにより、長期間使用を続けても、常に正確に調理終了判定することが可能となる。
また、庫内汚れの面積が所定の閾値以下の場合、つまり食品に対して比較的小さな場合は、食品の調理終了判定において誤差要因とならないほど庫内汚れが小さいことである。そのような場合に無駄に使用者に報知したり、無駄に庫内掃除モードを繰り返すことない使い勝手のよい加熱調理器を提供することができる。
第4の開示は、前記比較判定部により、前記第1の画像と前記第2の画像に差異があると判定された場合とは、前記第1の画像と前記第2の画像との差分を取ったときに、前記第1の画像と前記第2の画像との色の差が、第2の閾値を越えたときである。
この構成により、2つの画像の差分を取ると、汚れの度合いを0でない値として得ることができる。この汚れの度合いが第2の閾値を越えたときに、使用者への報知、または庫内掃除モードが実行されることで、汚れが誤差要因となる前に確実に庫内汚れを除去することができる。これにより、長期間使用を続けても、常に正確に調理終了判定することが可能となる。
また、汚れの度合いが第2の閾値以下の場合、つまり、汚れ方が比較的ひどくない場合は、食品の調理終了判定において誤差要因とはならないほど庫内汚れが小さいことである。そのような場合に無駄に使用者に報知したり、無駄に掃除モードを繰り返すことない使い勝手のよい加熱調理器を提供することができる。
第5の開示は、前記比較判定部により、前記第1の画像と前記第2の画像に差異があると判定された場合とは、前記第1の画像と前記第2の画像の差分を取った第3の画像において、差分として残った面積が第1の閾値を越えたとき、かつ、前記第1の画像と前記第2の画像の色の差が第2の閾値を越えたときである。
この構成により、汚れの部分が0でない値として残り、その残った画像の面積(画素数)が庫内汚れの面積として判定される。この面積が第1の閾値を越え、さらに、この汚れの度合いが所定の第2の閾値を越えたときに、使用者への報知、または庫内掃除モードが実行されることで、汚れが誤差要因となる前に確実に庫内汚れを除去できる。これにより、長期間使用を続けても、常に正確に調理終了判定することが可能となる。
また、汚れの面積が第1の閾値を越えても、汚れの度合いが第2の閾値を越えない場合、つまり、広い面積が汚れているが、終了判定に影響のない程度の軽微な汚れの場合である場合に、無駄に使用者に報知したり、無駄に庫内掃除モードを繰り返すことない使い勝手のよい加熱調理器を提供することができる。
また、汚れの度合いが第2の閾値を越えても、汚れの面積が第1の閾値を越えない場合、つまり、汚れの度合いが大きくても、汚れの面積が食品に対して微小である場合に、無駄に使用者に報知したり、無駄に掃除モードを繰り返すことない使い勝手のよい加熱調理器を提供することができる。
第6の開示は、前記第1の画像は前記加熱室が汚れていない状態の画像であり、前記第2の画像は使用者が前記加熱調理器の使用を開始してから所定期間経過したときの画像である。
以下、本開示の加熱調理器に係る実施の形態について、添付の図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本開示が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における加熱調理器の主要部を示す概略構成図である。図2は、同実施の形態における加熱調理器の各構成要素の関係を示すブロック図である。図3Aから図3Cは、食品が収納されていない加熱室内の画像を示す図である。図3Aは加熱室に汚れのないときの画像を示す図、図3Bは加熱室壁面全体が汚れているときの画像を示す図、そして、図3Cは撮像部によって撮影された加熱室の壁面全体が汚れているときと汚れていないときの差分を取った画像を示す図である。
なお、本実施の形態においては、後述する加熱室13の開口部を有する側を前方とし、この前方より後方に向かって右側を右方とし、前方より加熱室13に向かって左側を左方として、以下の説明を行う。
図1に示すように、加熱調理器11は、被加熱物である食品12を内部に収納する加熱室13を備え、ヒータ、マグネトロン、または蒸気発生器の少なくとも1つから構成される加熱部37で加熱調理を行う。加熱室13は開口部を有し、この開口部にドア(図示せず)が開閉可能に設けられている。また、加熱調理器11の前面には、使用者が操作するためのタッチパネル14と報知部101とが設けられている。報知部は、液晶表示器15、および、音声報知のためのスピーカ16の少なくともいずれか1つから構成されている。
加熱室13は、壁面となる天面17、左側壁面18、背面19、右側壁面20、底面21、および、ドア(図示せず)から構成されており、略直方体形状である。天面17、左側壁面18、背面19、および、右側壁面20は、例えば、ホウロウ鋼板、ステンレス鋼板、塗装鋼板などの材料により形成されている。一例として、加熱室13の寸法は、幅が400mm、奥行きが300mmになっている。加熱室13の天面17と左側壁面18との間には、奥行きの中央部(すなわち、背面19から150mm手前位置を略中心にして前後にわたって)には、部分的に絞り加工で形成された斜面22が形成されている。斜面22にはカメラなどの撮像部23が配設されている。
撮像部23は、斜面22よりも加熱室13から離れる方向にずれた位置にて加熱室13に固定されており、斜面22に設けられた貫通孔24を通じて、加熱室13内を撮影できるように構成されている。すなわち、撮像部23は斜面22に設けられた貫通孔24内に設けられている。そして撮像部23においては、食品12を主体に、かつ撮像部23の対向面にあたる右側壁面20の少なくとも一部を視野内(範囲C)に収めるように、撮像部23の撮像中心方向が水平方向に対して30度下方に設定されている。この角度は、撮像部23の画角に応じて0〜約50度の下方向きであればよい。そして、斜面22の設置角度をこの撮像部23の撮像中心方向に垂直な面の角度にすると、撮像部23の固定が容易になる。
加熱調理器11は照明装置を複数有している。LED照明25a〜25dが、加熱室13の天面17の四隅の近傍に配置されている。すなわち、LED照明25a〜25dは左右の側壁面上方の前方と後方とに設置されている。より具体的には、左側壁面18の前方にLED照明25aが、後方の背面19近傍にLED照明25bが配置されている。そして、右側壁面20の後方の背面19近傍にLED照明25cが、右側側面20の前方にLED照明25dが配置されている。複数の照明装置の各々が、壁面の外面側に設けられたLED素子から加熱室13内に光を照射できるように構成されている。
ここで本実施の形態において、例えば、LED照明25aとLED照明25dの光源中心が背面19から前方へ250mmの位置に、そしてLED照明25bとLED照明25cの光源中心が背面19から前方へ50mmの位置になるように配置されている。したがって、平面視では、加熱室13中央と撮像部23を結ぶ直線に対して、LED照明25aとLED照明25bはそれぞれ約26.5度ずつ離れている。すなわち、加熱室13中央を中心として、二つのLED照明25aとLED照明25bは約53度離れて配置されており、同様にLED照明25cとLED照明25dも約53度離れて配置されている。
加熱調理器11の制御部31は、CPU、メモリ、入出力インターフェース等を有するマイクロコンピュータ(図示せず)を用いて構成されている。なお、制御部31はどのような形態で構成されていてもよい。例えば、演算処理部と、制御プログラムを記憶する記憶部とで構成されていてもよい。演算処理部としては、MPU、CPUが例示される。記憶部としては、メモリが例示される。記憶部に記録されている制御プログラムは演算処理部によって実行される。また、制御部31は、ハードロジックで実現されてもよい。制御部31をハードロジックで実現すれば、処理速度の向上に有効である。制御部31は、1つの半導体チップで構成してもよいし、物理的に複数の半導体チップで構成してもよい。複数の半導体チップで構成する場合、上述した各制御をそれぞれ別の半導体チップで実現してもよい。制御部31は、図2に示すように、その内部に加熱制御部32、撮像制御部33、照明制御部34、記憶部35、比較判定部36、および、調理終了判定部100を有している。撮像制御部33は、撮像部23に接続され、オンオフ及び撮像指示信号を送り撮像部23を制御する。撮像部23が撮像した画像は、撮像部23に接続された記憶部35内に一定期間または、製品廃棄時まで記憶される。照明制御部34は、決められた照明パターン、決められた照度で、LED照明25a〜25dを点灯・消灯させる。加熱制御部32は、加熱源の一つである、加熱室13の天面や床面などに設置されたヒータ37を通電制御し、加熱室13の温度を制御し、食品12の調理を進める。調理終了判定部100は、調理中の食品の焼け具合などから調理の終了を判定する。
また、制御部31は、タッチパネル14、液晶表示器15、スピーカ16とも接続されている。使用者が、調理をするときには、液晶表示器15に表示された内容を見ながら、また、スピーカ16から発せられる音声を聞きながら、タッチパネル14を操作して調理内容を設定する。
以上のように構成された加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
図1、図2に示すように、食品12を加熱する際は、使用者によって、加熱室13内部に食器12aに載せられた食品12が入れられる。そして、使用者は液晶表示器15に表示されるメニュー、または、スピーカ16から発せられる音声の指示にしたがって、タッチパネル14を操作する。これにより、ヒータ37など(マグネトロンや蒸気発生器といった加熱源の併用もある)により調理が開始される。その際、加熱室13内においては、LED照明25a〜25dを用いて照明することで、撮像部23による視認性を確保できる照度を得ることが可能になるので、4個のLED照明25a〜25dを、照明制御部34はすべてオンする。そして、撮像部23に撮像された食品12の画像は制御部31の記憶部35に記憶され、引き続き制御部31内で処理される。その処理は例えば、調理中に液晶表示器15に表示される処理である。他の例としては、記憶部35に記憶された調理開始時の画像と調理進行中の画像の、例えば焼色が比較判定され、調理終了の判定が行われる処理である。これにより、自動的に調理が終了する。
次に、加熱室13の壁面の汚れを検出し使用者に汚れを掃除する旨を報知する動作と作用を図2、図3A〜図3Cを使って説明する。
まず、加熱室13の汚れを判定する際には、汚れの比較の基準となる画像が必要となる。そのため、まず撮像部23により、加熱室13に食品12が収納されていない状態で、かつ、加熱室13が汚れていない状態の画像(以下、第1の画像とも称する)が、撮像部23により撮像される。第1の画像は、記憶部35に、記憶Aとして記憶される。加熱室13が汚れていない状態とは、例えば、工場出荷時のように加熱室13が使われていない状態、あるいは、使用者が製品を購入しキッチンに設置し電源を接続した、1回目の調理をする前、あるいは、毎回調理をするために食品12が入れられる前、あるいは、使用者が加熱室13を清掃したあと、などいずれでもよい。
一方、加熱室13が汚れているか否かを判定するための画像(第2の画像とも称する)は、撮像部23によって撮像され、記憶部35に、記憶Bとして記憶される。この撮像タイミングは、例えば、毎回調理が終了し、加熱室13から食品12が取り出された後、あるいは、一定時間ごと、あるいは、毎回調理する直前などいずれでもよい。なお、上述のように、制御部31により自動的に撮像されるのではなく、使用者が、加熱室13の汚れを確認するために、タッチパネル14などにより「加熱室汚れ確認」ボタンを押下した場合であってもよい。すなわち、第2の画像は手動により撮像されてもよい。すなわち、第2の画像が撮像されるタイミングは、使用者が加熱調理器の使用を開始してから所定期間経過後であればよい。
そして、この記憶Aと記憶Bのそれぞれに記憶された2つの画像は、制御部31内の比較判定部36により比較される。比較方法としては、例えば、2つの画像の各画素の差分をとる方法がある。
加熱室13が汚れていない状態の画像(第1の画像)が記憶された記憶Aと、加熱室13が汚れているか否かを判定するための画像(第2の画像)が記憶された記憶Bの2つの画像の差分が、各画素0ならば、「加熱室13は汚れていない」と判定がくだされ、液晶表示器15やスピーカ16は何も報知しない。
一方、加熱室13の右側壁面20が汚れている場合を、図3を用いて説明する。長期による使用などにより、加熱室13の右側壁面20が、加熱中の食品12の飛び散り、油煙の付着、また、壁面に付着した水滴に埃が付着するなどして汚れてきたときに撮像され記憶された第2の画像(図3B参照)と、加熱室13が汚れていないときに撮像され記憶された第1の画像(図3A参照)との画像の差分を取ると、汚れの部分が0でない値として残る(図3C参照)。この、0でない画素数が汚れの面積を表しており、0でない値が汚れの度合いである。記憶Aに記憶された第1の画像と記憶Bに記憶された第2の画像の色の違いとしてのRGB(赤緑青)の各値などの数値が得られる。
この汚れの面積が第1の閾値を超えかつ、汚れの度合いが第2の閾値を超えたときに、報知部101を構成する液晶表示器15およびスピーカ16の少なくとも1つが、「加熱室の掃除」を促す旨を使用者に報知する。
この汚れの面積に関する第1の閾値は、食品12の大きさに対して誤差とみなせる面積、例えば、食品12が置かれるであろう画面内の底面21の面積の1割を超えたときとする。
また、汚れ度合いに関する第2の閾値(R,G、B値等の色の違い)が、階調の1割を超えたときとする。これらの2条件を同時に満たしたとき、報知部101が報知する構成とした。なお、汚れの面積が第1の閾値を超える、または、汚れの度合いが第2の閾値を超える、のいずれか1つの場合であっても、報知部101による使用者への報知が実行されてもよい。
これにより、加熱室13の汚れが、調理終了判定の誤差となる前に、液晶表示器15やスピーカ16により報知され、使用者に加熱室13の掃除が促される。これにより、調理終了判定の誤差要因を除去することができるため、長期間使用を続けても、常に正確に調理終了を判定することが可能となる。
図3を用いて、壁面全体に汚れが付いた場合を説明をした。図4Bのように、加熱室13の壁面20の一部に汚れが付いた場合であっても、壁面が汚れていない状態のときに撮像され記憶Aに記憶された第1の画像(図4A参照)と、加熱室13の壁面が汚れてきたときに撮像され記憶Bに記憶された第2の画像(図4B参照)との差分を取ると、汚れの部分が0でない値として残る(図4C参照)。したがって、上述した判定方法と同様の方法で壁面汚れの面積と壁面汚れの度合いが判定され、必要に応じて使用者への報知が実行される。
なお、第1の閾値および、第2の閾値を、それぞれ加熱室底面の面積および色の階調の1割として説明したが、これに限られることはない。閾値が小さすぎると、掃除報知が頻発し、使用者にとって負担になる。一方、閾値が大きすぎれば、調理の終了判定の誤差要因が増す。このため、閾値は、適宜、商品としての仕様を検討する中で決められればよい。
また、撮像部23の撮影画像が加熱調理中に撮影される場合、加熱室13内は高温(例えば、前述の170℃)になっており、撮像部23の一般的な耐熱温度(例えば、70℃)を大きく超えていることになる。しかしながら、前述のように本実施の形態においては、加熱室13の壁面をなす斜面22に撮像部23用の貫通孔24が設けられており、撮像部23が斜面22に配設されて、貫通孔24を介して加熱室13内を撮影する構成になっている。これにより、撮像部23の温度対策が容易になり、高温により撮像部23が故障することを防止できる。また、撮像部23は加熱室13の外側(加熱室13内と反対側)に配置されているので、撮像部23による加熱室13内での照明光の不要な反射や影の発生を防止することができる。さらに、撮像部23が、加熱室13内に配置されることで撮像部23が食品加熱の邪魔になることも防止できる。
なお、本実施の形態においては、天面17と左側壁面18との間の斜面22に設けられた貫通孔24の中に撮像部23が配設される構成を用いたが、斜面22を形成せずに左側壁面18に貫通孔を設ける構成としてもよい。また、天面17と右側壁面20や、天面17と背面19との間に斜面を形成し、そこに貫通孔を設けて撮像部23を配設する構成にしてもよい。さらに、天面17の外側に障害物となる部品が無ければ、天面17に貫通孔を設けて撮像部23をその外側に設ける構成としてもよい。あるいは、加熱室13の前側のドア部分に透明ガラスを介して撮影するように撮像部23を配置する構成にしても同様の作用、効果が得られる。
また、本実施の形態においては、LED照明25a〜25dを左側壁面18の前後方に二個と右側壁面20の前後方に二個とを配置しているが、天面17に配置する構成にしても良く、適宜最適な個数と位置を選択して配置すればよい。
また、加熱室13のLED照明装置は、4つに限定されるものではなく、撮像部23が画像を得るために充分な照度が得られるなら1つでもいいし、均一な照度を得るために5つ以上設置してもよい。
また、汚れ度合いに関する第2の閾値をR,G、B値等の色の違いと記載したがこれに限られることはなく、輝度(L*値)の違いとしてもよい。
以上のように説明された加熱調理器の動作、作用を図7のフローチャートを使用して説明する。
まず、制御部31は、加熱室13に食品12が収納されていない状態でかつ、加熱室13が汚れていない状態の第1の画像を撮像部23に撮像させ、第1の画像は記憶部35に記憶される(ステップS001)。次に、制御部31は、加熱室13が汚れているか否かを判定するための第2の画像を撮像部23に取得させ、第2の画像は記憶部35に記憶される(ステップS002)。次に、制御部31は、第1の画像と第2の画像との比較を行い、加熱室が汚れているか否かを判定する(ステップS003)。加熱室13が汚れていると判定された場合(ステップS003のYes)、報知部101は使用者に報知を行い、加熱室13の掃除を使用者に促す(ステップS004)。加熱室13が汚れていないと判定された場合(ステップS003のNo)、制御部31はステップS002からの処理を繰り返し実行する。
(実施の形態2)
以下、本発明に係る実施の形態2の加熱調理器について説明する。
図5は、本発明の実施の形態2における加熱調理器の主要部を示す概略構成図である。図6は、本発明の実施の形態2における加熱調理器の各構成要素の関係を示すブロック図である。
実施の形態2の加熱調理器において、前述の実施の形態1の加熱調理器と異なる点は、制御部41内の比較判定部46が、加熱室13に汚れがあると判定したときに加熱制御部32はヒータ37を作動させ、加熱室13の汚れを高温で焼ききる「庫内掃除モード」を実行する点である。
以下の実施の形態2の加熱調理器の説明においても、実施の形態1と構成要素は同じであるため、同様の動作・作用をする部分は説明を省略する。
実施の形態1と同様に、2つの画像の差分をとり、汚れの面積が第1の閾値を超え、かつ、汚れの度合いが第2の閾値を超えたときに、比較判定部46は、加熱制御部32に信号を送りヒータ37を動作させ、加熱室13の汚れを高温で焼ききる「庫内掃除モード」が実行される。なお、汚れの面積が第1の閾値を超える、または、汚れの度合いが第2の閾値を超えたときに、「庫内掃除モード」が実行されてもよい。
これにより、加熱室13の汚れが、調理終了判定の誤差となる前に、「庫内掃除モード」が実行され調理終了判定の誤差要因を除去することができる。このため、長期間使用を続けても、常に正確に調理終了を判定することが可能となる。
なお、第1の閾値および、第2の閾値は、実施の形態1同様に、それぞれ加熱室底面の面積および色の階調の1割としてもよい。しかし、これに限られることはない。閾値が小さすぎると、掃除モードが頻発し、消費電力量が増え使用者にとって負担になる一方、閾値が大きすぎれば、調理の終了判定の誤差要因が増す。このため、閾値は、適宜、商品としての仕様を検討する中で決めればよい。
なお、加熱室13の壁面に、触媒を塗布した鋼板を用いれば、効率的に汚れを焼ききることができる。
以上のように説明された加熱調理器の動作、作用を図8のフローチャートを使用して説明する。
まず、制御部41は、加熱室13に食品12が収納されていない状態でかつ、加熱室13が汚れていない状態の第1の画像を撮像部23に取得させ、第1の画像は記憶部35に記憶される(ステップS101)。次に、制御部41は、加熱室13が汚れているか否かを判定するための第2の画像を撮像部23に取得させ、第2の画像は記憶部35に記憶される(ステップS102)。次に、制御部41は、第1の画像と第2の画像との比較を行い、加熱室13が汚れているか否かを判定する(ステップS103)。加熱室13が汚れていると判定された場合(ステップS103のYes)、加熱制御部32はヒータ37を作動させて「庫内掃除モード」が実行される(ステップS104)。加熱室13が汚れていないと判定された場合(ステップS103のNo)、制御部41はステップS102からの処理を繰り返し実行する。
なお、実施の形態1、2において壁面20の汚れを判定する説明をしたが、撮像部23の視野には底面21も入っているため(図3、図4参照)底面21の汚れも検知判定できることはいうまでもなく、底面21の汚れを判定した場合も、使用者への報知または、自動掃除をする。
また、第1の閾値、または第2の閾値は、固定値でもよいし、時間とともに漸増させてもよい。漸増させる理由は、加熱室13を常に掃除していたとしても、長年使用するうちに、落としきれない汚れが残るため、閾値を固定すると、あるときから常に掃除の報知または自動掃除される可能性があるためである。
なお、第1および第2の実施形態では、2つの画面(第1の画面と第2の画面)を比較する形態を説明した。これに限られず、3つ以上の画面を比較して、加熱室13が汚れているか否かの判定が行われてもよい。
本開示は、食品を加熱して調理する加熱調理器であれば(例えばグリルや、ガスオーブンなど)適用可能である。
また、食品以外でも、被加熱物を加熱室に収容して加熱する機器であれば、適用可能である。
11 加熱調理器
12 食品
13 加熱室
15 液晶表示器
16 スピーカ
18 左側壁面(壁面)
19 背面(壁面)
20 右側壁面(壁面)
23 撮像部
24 貫通孔
25a、25b、25c、25d LED照明(照明部)
33 撮像制御部
34 照明制御部
35 記憶部
36、46 比較判定部
37 ヒータ(加熱部)
101 報知部

Claims (7)

  1. 食品を加熱する加熱部と、
    前記食品を収納する加熱室と、
    前記加熱室の少なくとも一つの壁面を撮像できる位置に配置され、前記加熱室内を撮像する撮像部と、
    前記撮像部により撮像された第1の画像と第2の画像とを記憶する記憶部と、前記第1の画像および前記第2の画像は前記加熱室に前記食品がない状態で前記撮像部により撮像された画像であり、
    前記記憶部に記憶された前記第1の画像と前記第2の画像とを比較判定する比較判定部と、
    前記比較判定部により、前記第1の画像と前記第2の画像に差異があると判定された場合に、前記比較判定部による比較判定結果を使用者に報知する報知部と、を備える、加熱調理器。
  2. 食品を加熱する加熱部と、
    前記食品を収納する加熱室と、
    前記加熱部を制御する加熱制御部と、
    前記加熱室の少なくとも一つの壁面を撮像できる位置に配置され、前記加熱室内を撮影する撮像部と、
    前記撮像部により撮像された第1の画像と第2の画像とを記憶する記憶部と、前記第1の画像および前記第2の画像は前記加熱室に前記食品がない状態で前記撮像部により撮像された画像であり、
    前記記憶部に記憶された前記第1の画像と前記第2の画像とを比較判定する比較判定部と、を備え、
    前記比較判定部により、前記第1の画像と前記第2の画像に差異があると判定された場合には、前記加熱制御部は前記加熱部を作動させる加熱調理器。
  3. 前記比較判定部により、前記第1の画像と前記第2の画像に差異があると判定された場合とは、前記第1の画像と前記第2の画像の差分を取った第3の画像において、差分として残った面積が第1の閾値を越えたときである請求項1または2記載の加熱調理器。
  4. 前記比較判定部により、前記第1の画像と前記第2の画像に差異があると判定された場合とは、前記第1の画像と前記第2の画像の差分を取ったときに、前記第1の画像と前記第2の画像との色の差が第2の閾値を越えたときである請求項1または2記載の加熱調理器。
  5. 前記比較判定部により、前記第1の画像と前記第2の画像に差異があると判定された場合とは、前記第1の画像と前記第2の画像の差分を取った第3の画像において、差分として残った面積が第1の閾値を越えたときかつ、前記第1の画像と前記第2の画像の色の差が第2の閾値を越えたときである請求項1または2記載の加熱調理器。
  6. 前記第1の画像は前記加熱室が汚れていない状態の画像であり、前記第2の画像は使用者が前記加熱調理器の使用を開始してから所定期間経過した時の画像である請求項1から5のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  7. 食品を加熱する加熱部と、
    前記食品を収納する加熱室と、
    前記加熱室の少なくとも一つの壁面を撮像できる位置に配置され、前記加熱室内を撮影するカメラと、
    前記加熱室内の状況を使用者に報知する報知部と、
    前記カメラにより撮影された第1の画像と第2の画像とを記憶するメモリと、前記第1の画像および前記第2の画像は前記加熱室に前記食品がない状態で前記カメラにより撮像された画像であり、
    前記メモリに記憶されている前記第1の画像と前記第2の画像とを比較判定し、前記第1の画像と前記第2の画像とに差異があると判定した場合には、前記報知部に比較判定結果を前記使用者へ報知させる機能を実行するプロセッサと、
    を備えた加熱調理器。
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