JPWO2019199864A5 - - Google Patents
Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2019199864A5 JPWO2019199864A5 JP2020555501A JP2020555501A JPWO2019199864A5 JP WO2019199864 A5 JPWO2019199864 A5 JP WO2019199864A5 JP 2020555501 A JP2020555501 A JP 2020555501A JP 2020555501 A JP2020555501 A JP 2020555501A JP WO2019199864 A5 JPWO2019199864 A5 JP WO2019199864A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alkyl
- disease
- pharmaceutically acceptable
- acceptable salt
- independently
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Description
[本発明1001]
式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩:
式中、
R 1 は、-(CR a R b ) m -アリール、-CH=CH-アリール、-(CR c R d ) n -ヘテロアリール、-(CR e R f ) o -ヘテロシクロアルキル、または-(CR g R h ) p -シクロアルキルであり;
m、n、o、およびpは、それぞれ独立して、0、1、または2であり;
R a 、R b 、R c 、R d 、R e 、R f 、R g 、およびR h は、それぞれ独立して、H、ハロ、もしくはC 1~4 アルキルであり、または
R a およびR b は、それらが結合している炭素と一緒になってシクロアルキル環を形成し、または
R a およびR b は、一緒になって、=CH 2 もしくは=Oを形成し;
R 1 に存在する各アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、またはシクロアルキルは、非置換であるか、または1つもしくは2つのR x 置換基で置換され;
各R x 置換基は、独立して、ハロ、C 1~4 アルキル、シクロアルキル、-C 1~2 -ハロアルキル、-OH、-OC 1~4 アルキル、-O-C 1~2 -ハロアルキル、シアノ、-C(O)C 1~4 アルキル、-C(O)NR i R j 、-SO 2 C 1~4 アルキル、-SO 2 NR k R l 、-NR q R r 、-C(O)-シクロアルキル、-C(O)-アリール(メチルもしくはハロで置換されていてもよい)、-CO 2 C 1~4 アルキル、-CO 2 アリール、-C(O)CH 2 -アリール(メチルもしくはハロで置換されていてもよい)、-CH 2 -アリール(メチルもしくはハロで置換されていてもよい)、または単環式ヘテロシクロアルキル(メチル、-C(O)C 1~4 アルキル、もしくは-CO 2 C 1~4 アルキルで置換されていてもよい)であり;
R i 、R j 、R k 、およびR l は、それぞれ独立して、H、C 1~4 アルキル、-C 1~4 アルキル-OH、または-C 1~4 アルキル-O-C 1~4 アルキルであり、
R q およびR r は、それぞれ独立して、H、C 1~4 アルキル、-C 1~4 アルキル-OH、-C 1~4 アルキル-O-C 1~4 アルキル、-C(O)C 1~4 アルキル、-CO 2 C 1~4 アルキル、または-SO 2 C 1~4 アルキルであり;
Lは、存在しないか、-S(O) 2 -、-C(O)-、-O-、-CH 2 -、-CF 2 -、C(CH 3 ) 2 、-C(=CH 2 )-、または-CR s R t -であり;R s およびR t は、独立して、Hもしくはアルキルであるか、またはR s およびR t は、それらが結合している炭素原子と一緒になってシクロアルキル環を形成し;
Xは、O、S、NH、N(CO 2 C 1~4 アルキル)、N(SO 2 C 1~4 アルキル)、N(SO 2 シクロアルキル)、またはCH 2 であり;
Y 1 、Y 2 、およびY 3 は、それぞれ独立して、CHまたはNであり;Lが-S(O) 2 -以外である場合、Y 2 およびY 3 は、それぞれ、CHであり;
G 2 は、NまたはCR 2 であり;
G 3 は、NまたはCR 3 であり;
G 4 は、N、NR 4b 、またはCR 4a であり;
G 5 は、NまたはCR 5 であり;かつ
G 6 は、NまたはCR 6 であり;
R 2 、R 3 、R 4a 、R 5 、およびR 6 は、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、-OH、-アルキル、-Oアルキル、-ハロアルキル、-O-ハロアルキル、または-NR u R v であり;または
R 4b は、R 6 およびそれらが結合している原子と一緒になってヘテロアリールもしくは複素環を形成し;R 4b およびR 6 を含む前記ヘテロアリール環は、1個以下のNを含み、アルキルで置換されていてもよく、R 4b およびR 6 を含む前記複素環は、オキソで置換されていてもよく、
R u は、HまたはC 1~4 アルキルであり;
R v は、H、C 1~4 アルキル、単環式シクロアルキル、-C(O)C 1~4 アルキル、または-C(O)NR w R y であり;
R v 中に存在する各アルキルは、非置換であるか、または-OH、-NH 2 、-NH(C 1~4 アルキル)、もしくは-N(C 1~4 アルキル) 2 で置換され、
R w およびR y は、それぞれ独立して、HまたはC 1~4 アルキルであり;
は、非置換フェニルではなく;かつ
R 7 およびR 8 は、それぞれ独立して、水素またはC 1~4 アルキルであり;または
R 7 およびR 8 は、一緒になって、-CH 2 CH 2 -を形成している。
[本発明1002]
R 1 が、-(CR a R b ) m -アリールである、本発明1001の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1003]
R 1 が、(CR c R d ) n -ヘテロアリールである、本発明1001の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1004]
R 1 が、(CR e R f ) o -ヘテロシクロアルキルまたは(CR g R h ) p -シクロアルキルである、本発明1001の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1005]
Lが、-S(O) 2 -である、本発明1001~1004のいずれかの化合物またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1006]
Lが、-C(O)-、-CH 2 -、-CF 2 -、C(CH 3 ) 2 、-C(=CH 2 )-、または-CR s R t -である、本発明1001~1004のいずれかの化合物またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1007]
Lが存在しない、本発明1001~1004のいずれかの化合物またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1008]
前記化合物が、式(II)の化合物である、本発明1001の化合物またはその薬学的に許容される塩:
式中、
Xが、O、S、NH、N(CO 2 C 1~4 アルキル)、N(SO 2 C 1~4 アルキル)、N(SO 2 シクロアルキル)、またはCH 2 であり;
Y 1 、Y 2 、およびY 3 が、それぞれ独立して、CHまたはNであり;
G 2 が、NまたはCR 2 であり;
G 3 が、NまたはCR 3 であり;
G 4 が、N、NR 4b 、またはCR 4a であり;
G 5 が、NまたはCR 5 であり;かつ
G 6 が、NまたはCR 6 であり;
R 2 、R 3 、R 4a 、R 5 、およびR 6 が、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、-OH、-アルキル、-Oアルキル、-ハロアルキル、-O-ハロアルキル、または-NR u R v であり;または
R 4b が、R 6 およびそれらが結合している原子と一緒になってヘテロアリールもしくは複素環を形成し;R 4b およびR 6 を含む前記ヘテロアリール環が、1個以下のNを含み、アルキルで置換されていてもよく、R 4b およびR 6 を含む前記複素環が、オキソで置換されていてもよく、
R u が、HまたはC 1~4 アルキルであり;
R v が、H、C 1~4 アルキル、単環式シクロアルキル、-C(O)C 1~4 アルキル、または-C(O)NR w R y であり;
R v 中に存在する各アルキルが、非置換であるか、または-OH、-NH 2 、-NH(C 1~4 アルキル)、もしくは-N(C 1~4 アルキル) 2 で置換され、かつ
R w およびR y が、それぞれ独立して、HまたはC 1~4 アルキルであり;
が、非置換フェニルではなく;
R 7 およびR 8 が、それぞれ独立して、水素もしくはC 1~4 アルキルであり、または
R 7 およびR 8 が、一緒になって、-CH 2 CH 2 -を形成し;
R 9a およびR 9b が、それぞれ独立して、水素またはハロゲンであり;
R 10 、R 11 、R 12 、R 13 、およびR 14 が、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、-OH、-CN、-アルキル、-Oアルキル、-ハロアルキル、ヘテロシクロアルキル、-O-ハロアルキル、-SO 2 C 1~4 アルキル、または-NR aa R bb であり;
R aa が、水素、C 1~4 アルキル、または-C 1~4 アルキル-OHであり;
R bb が、水素またはC 1~4 アルキルであり;または
R 9a が、R 10 および介在原子と一緒になって、ヘテロアリールまたは複素環を形成し;または
R 11 が、R 12 およびそれらが結合している原子と一緒になって、ヘテロアリールもしくは複素環を形成している。
[本発明1009]
前記化合物が、式(III)の化合物である、本発明1001の化合物またはその薬学的に許容される塩:
式中、
R 1 が、-(CR a R b ) m -アリール、-CH=CH-アリール、(CR c R d ) n -ヘテロアリール、(CR e R f ) o -ヘテロシクロアルキル、または(CR g R h ) p -シクロアルキルであり、LがSO 2 である場合、R 1 に存在する前記ヘテロアリールおよび前記ヘテロシクロアルキルが、それぞれ、単環であり;
mが、0または2であり;
n、o、およびpが、それぞれ独立して、0、1、または2であり;
R a 、R b 、R c 、R d 、R e 、R f 、R g 、およびR h が、それぞれ独立して、H、ハロ、もしくはC 1~4 アルキルであり、または
R a およびR b が、それらが結合している炭素と一緒になってシクロアルキル環を形成し、または
R a およびR b が、一緒になって、=CH 2 もしくは=Oを形成し;
R 1 に存在する各アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、またはシクロアルキルが、非置換であるか、または1つもしくは2つのR x 置換基で置換され;
各R x 置換基が、独立して、ハロ、C 1~4 アルキル、シクロアルキル、-C 1~2 -ハロアルキル、-OH、-OC 1~4 アルキル、-O-C 1~2 -ハロアルキル、シアノ、-C(O)C 1~4 アルキル、-C(O)NR i R j 、-SO 2 C 1~4 アルキル、-SO 2 NR k R l 、-NR q R r 、-C(O)-シクロアルキル、-C(O)-アリール(メチルもしくはハロで置換されていてもよい)、-CO 2 C 1~4 アルキル、-CO 2 アリール、-C(O)CH 2 -アリール(メチルもしくはハロで置換されていてもよい)、-CH 2 -アリール(メチルもしくはハロで置換されていてもよい)、または単環式ヘテロシクロアルキル(メチル、-C(O)C 1~4 アルキル、もしくは-CO 2 C 1~4 アルキルで置換されていてもよい)であり;
R i 、R j 、R k 、およびR l が、それぞれ独立して、H、C 1~4 アルキル、-C 1~4 アルキル-OH、または-C 1~4 アルキル-O-C 1~4 アルキルであり、
R q およびR r が、それぞれ独立して、H、C 1~4 アルキル、-C 1~4 アルキル-OH、-C 1~4 アルキル-O-C 1~4 アルキル、-C(O)C 1~4 アルキル、-CO 2 C 1~4 アルキル、または-SO 2 C 1~4 アルキルであり;または
R 1 が、
であり;
式中、
R 10 、R 11 、R 12 、R 13 、およびR 14 が、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、-OH、-CN、-アルキル、-Oアルキル、-ハロアルキル、ヘテロシクロアルキル、-O-ハロアルキル、-SO 2 C 1~4 アルキル、または-NR aa R bb であり;
R aa が、水素、C 1~4 アルキル、または-C 1~4 アルキル-OHであり;
R bb が、水素またはC 1~4 アルキルであり;または
R 10 が、R 11 およびそれらが結合している原子と一緒になってヘテロアリールもしくは複素環を形成し;または
R 11 が、R 12 およびそれらが結合している原子と一緒になってヘテロアリールもしくは複素環を形成し;
Lが、存在しないか、-S(O) 2 -、-C(O)-、-O-、-CH 2 -、-CF 2 -、C(CH 3 ) 2 、-C(=CH 2 )-、または-CR s R t -であり;R s およびR t が、独立して、Hもしくはアルキルであるか、またはR s およびR t が、それらが結合している炭素原子と一緒になってシクロアルキル環を形成し;
Xが、O、S、NH、N(CO 2 C 1~4 アルキル)、N(SO 2 C 1~4 アルキル)、N(SO 2 シクロ-アルキル)、またはCH 2 であり;
Y 1 、Y 2 、およびY 3 が、それぞれ独立して、CHまたはNであり;Lが-S(O) 2 -以外である場合、Y 2 およびY 3 が、それぞれ、CHであり;
G 2 が、NまたはCR 2 であり;
G 3 が、NまたはCR 3 であり;
G 4 が、N、NR 4b 、またはCR 4a であり;
G 5 が、NまたはCR 5 であり;かつ
G 6 が、NまたはCR 6 であり;
R 2 、R 3 、R 4a 、R 5 、およびR 6 が、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、-OH、-アルキル、-Oアルキル、-ハロアルキル、-O-ハロアルキル、または-NR u R v であり;または
R 4b が、R 6 およびそれらが結合している原子と一緒になってヘテロアリールもしくは複素環を形成し;R 4b およびR 6 を含む前記ヘテロアリール環が、1個以下のNを含み、アルキルで置換されていてもよく、R 4b およびR 6 を含む前記複素環が、オキソで置換されていてもよく、
R u が、HまたはC 1~4 アルキルであり;
R v が、H、C 1~4 アルキル、単環式シクロアルキル、-C(O)C 1~4 アルキル、または-C(O)NR w R y であり;
R v 中に存在する各アルキルが、非置換であるか、または-OH、-NH 2 、-NH(C 1~4 アルキル)、もしくは-N(C 1~4 アルキル) 2 で置換され、
R w およびR y が、独立して、HまたはC 1~4 アルキルであり;
が、非置換フェニルではなく;かつ
R 7 およびR 8 が、それぞれ独立して、水素もしくはC 1~4 アルキルであり、または
R 7 およびR 8 が、一緒になって、-CH 2 CH 2 -を形成している。
[本発明1010]
Y 1 、Y 2 、およびY 3 が、それぞれ、CHである、本発明1001~1009のいずれかの化合物またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1011]
Y 1 がNであり、かつY 2 およびY 3 が、それぞれ、CHである、本発明1001~1010のいずれかの化合物またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1012]
Y 2 がNであり、かつY 1 およびY 3 が、それぞれ、CHである、本発明1001~1010のいずれかの化合物またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1013]
Y 3 がNであり、かつY 1 およびY 2 が、それぞれ、CHである、本発明1001~1010のいずれかの化合物またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1014]
XがOである、本発明1001~1013のいずれかの化合物またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1015]
Xが、NH、N(CO 2 C 1~4 アルキル)、N(SO 2 C 1~4 アルキル)、またはN(SO 2 シクロ-アルキル)である、本発明1001~1013のいずれかの化合物またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1016]
G 2 およびG 4 が、それぞれ、Nであり、かつG 6 がCR 6 である、本発明1001~1015のいずれかの化合物またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1017]
G 3 がCR 3 であり、かつG 5 がCR 5 である、本発明1016の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1018]
G 2 およびG 4 のうちの1つが、Nである、本発明1001~1015のいずれかの化合物またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1019]
R 6 が、-NR u R v である、本発明1001~1018のいずれかの化合物またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1020]
R 4b が、R 6 およびそれらが結合している原子と一緒になって、ヘテロアリールまたは複素環を形成する、本発明1001~1019のいずれかの化合物またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1021]
表1の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1022]
(a)本発明1001~1021のいずれかの少なくとも1つの化合物またはその薬学的に許容される塩、および(b)薬学的に許容される賦形剤を含む、医薬組成物。
[本発明1023]
オートファジーまたはPI3K-AKT-MTOR経路に関連する疾患または医学的状態を処置する方法であって、有効量の、本発明1001~1021のいずれかの少なくとも1つの化合物もしくはその薬学的に許容される塩または本発明1022の医薬組成物を、そのような処置を必要とする対象に投与することを含む、方法。
[本発明1024]
前記疾患または医学的状態が、アルツハイマー病、パーキンソン病、前頭側頭型認知症、レビー小体型認知症、PD認知症、多系統萎縮症、ハンチントン病、筋萎縮性側索硬化症、癌、感染症、クローン病、心臓病、パジェット病、シャルコー・マリー・トゥース病、黄斑変性症、心筋症、または老化である、本発明1023の方法。
[本発明1025]
前記疾患または医学的状態が、酒さ、ざ瘡、乾癬、またはアトピー性皮膚炎である、本発明1023の方法。
[本発明1026]
オートファジーまたはPI3K-AKT-MTOR経路に関連する疾患または医学的状態の処置に使用するための、本発明1001~1021のいずれかの化合物もしくはその薬学的に許容される塩または本発明1022の医薬組成物。
[本発明1027]
前記疾患または医学的状態が、アルツハイマー病、パーキンソン病、前頭側頭型認知症、レビー小体型認知症、PD認知症、多系統萎縮症、ハンチントン病、筋萎縮性側索硬化症、癌、感染症、クローン病、心臓病、パジェット病、シャルコー・マリー・トゥース病、黄斑変性症、心筋症、または老化である、本発明1026の化合物または医薬組成物。
[本発明1028]
前記疾患または医学的状態が、酒さ、ざ瘡、乾癬、またはアトピー性皮膚炎である、本発明1026の化合物または医薬組成物。
[本発明1029]
オートファジーまたはPI3K-AKT-MTOR経路に関連する疾患または医学的状態の処置のための医薬の製造における、本発明1001~1021のいずれかの少なくとも1つの化合物もしくはその薬学的に許容される塩または本発明1022の医薬組成物の使用。
[本発明1030]
前記疾患または医学的状態が、アルツハイマー病、パーキンソン病、前頭側頭型認知症、レビー小体型認知症、PD認知症、多系統萎縮症、ハンチントン病、筋萎縮性側索硬化症、癌、感染症、クローン病、心臓病、パジェット病、シャルコー・マリー・トゥース病、黄斑変性症、心筋症、または老化である、本発明1029の使用。
[本発明1031]
前記疾患または医学的状態が、酒さ、ざ瘡、乾癬、またはアトピー性皮膚炎である、本発明1029の使用。
本開示の追加の実施形態、特徴、および利点は、以下の詳細な説明および本開示の実施から明らかとなる。
式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩:
式中、
R 1 は、-(CR a R b ) m -アリール、-CH=CH-アリール、-(CR c R d ) n -ヘテロアリール、-(CR e R f ) o -ヘテロシクロアルキル、または-(CR g R h ) p -シクロアルキルであり;
m、n、o、およびpは、それぞれ独立して、0、1、または2であり;
R a 、R b 、R c 、R d 、R e 、R f 、R g 、およびR h は、それぞれ独立して、H、ハロ、もしくはC 1~4 アルキルであり、または
R a およびR b は、それらが結合している炭素と一緒になってシクロアルキル環を形成し、または
R a およびR b は、一緒になって、=CH 2 もしくは=Oを形成し;
R 1 に存在する各アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、またはシクロアルキルは、非置換であるか、または1つもしくは2つのR x 置換基で置換され;
各R x 置換基は、独立して、ハロ、C 1~4 アルキル、シクロアルキル、-C 1~2 -ハロアルキル、-OH、-OC 1~4 アルキル、-O-C 1~2 -ハロアルキル、シアノ、-C(O)C 1~4 アルキル、-C(O)NR i R j 、-SO 2 C 1~4 アルキル、-SO 2 NR k R l 、-NR q R r 、-C(O)-シクロアルキル、-C(O)-アリール(メチルもしくはハロで置換されていてもよい)、-CO 2 C 1~4 アルキル、-CO 2 アリール、-C(O)CH 2 -アリール(メチルもしくはハロで置換されていてもよい)、-CH 2 -アリール(メチルもしくはハロで置換されていてもよい)、または単環式ヘテロシクロアルキル(メチル、-C(O)C 1~4 アルキル、もしくは-CO 2 C 1~4 アルキルで置換されていてもよい)であり;
R i 、R j 、R k 、およびR l は、それぞれ独立して、H、C 1~4 アルキル、-C 1~4 アルキル-OH、または-C 1~4 アルキル-O-C 1~4 アルキルであり、
R q およびR r は、それぞれ独立して、H、C 1~4 アルキル、-C 1~4 アルキル-OH、-C 1~4 アルキル-O-C 1~4 アルキル、-C(O)C 1~4 アルキル、-CO 2 C 1~4 アルキル、または-SO 2 C 1~4 アルキルであり;
Lは、存在しないか、-S(O) 2 -、-C(O)-、-O-、-CH 2 -、-CF 2 -、C(CH 3 ) 2 、-C(=CH 2 )-、または-CR s R t -であり;R s およびR t は、独立して、Hもしくはアルキルであるか、またはR s およびR t は、それらが結合している炭素原子と一緒になってシクロアルキル環を形成し;
Xは、O、S、NH、N(CO 2 C 1~4 アルキル)、N(SO 2 C 1~4 アルキル)、N(SO 2 シクロアルキル)、またはCH 2 であり;
Y 1 、Y 2 、およびY 3 は、それぞれ独立して、CHまたはNであり;Lが-S(O) 2 -以外である場合、Y 2 およびY 3 は、それぞれ、CHであり;
G 2 は、NまたはCR 2 であり;
G 3 は、NまたはCR 3 であり;
G 4 は、N、NR 4b 、またはCR 4a であり;
G 5 は、NまたはCR 5 であり;かつ
G 6 は、NまたはCR 6 であり;
R 2 、R 3 、R 4a 、R 5 、およびR 6 は、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、-OH、-アルキル、-Oアルキル、-ハロアルキル、-O-ハロアルキル、または-NR u R v であり;または
R 4b は、R 6 およびそれらが結合している原子と一緒になってヘテロアリールもしくは複素環を形成し;R 4b およびR 6 を含む前記ヘテロアリール環は、1個以下のNを含み、アルキルで置換されていてもよく、R 4b およびR 6 を含む前記複素環は、オキソで置換されていてもよく、
R u は、HまたはC 1~4 アルキルであり;
R v は、H、C 1~4 アルキル、単環式シクロアルキル、-C(O)C 1~4 アルキル、または-C(O)NR w R y であり;
R v 中に存在する各アルキルは、非置換であるか、または-OH、-NH 2 、-NH(C 1~4 アルキル)、もしくは-N(C 1~4 アルキル) 2 で置換され、
R w およびR y は、それぞれ独立して、HまたはC 1~4 アルキルであり;
は、非置換フェニルではなく;かつ
R 7 およびR 8 は、それぞれ独立して、水素またはC 1~4 アルキルであり;または
R 7 およびR 8 は、一緒になって、-CH 2 CH 2 -を形成している。
[本発明1002]
R 1 が、-(CR a R b ) m -アリールである、本発明1001の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1003]
R 1 が、(CR c R d ) n -ヘテロアリールである、本発明1001の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1004]
R 1 が、(CR e R f ) o -ヘテロシクロアルキルまたは(CR g R h ) p -シクロアルキルである、本発明1001の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1005]
Lが、-S(O) 2 -である、本発明1001~1004のいずれかの化合物またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1006]
Lが、-C(O)-、-CH 2 -、-CF 2 -、C(CH 3 ) 2 、-C(=CH 2 )-、または-CR s R t -である、本発明1001~1004のいずれかの化合物またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1007]
Lが存在しない、本発明1001~1004のいずれかの化合物またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1008]
前記化合物が、式(II)の化合物である、本発明1001の化合物またはその薬学的に許容される塩:
式中、
Xが、O、S、NH、N(CO 2 C 1~4 アルキル)、N(SO 2 C 1~4 アルキル)、N(SO 2 シクロアルキル)、またはCH 2 であり;
Y 1 、Y 2 、およびY 3 が、それぞれ独立して、CHまたはNであり;
G 2 が、NまたはCR 2 であり;
G 3 が、NまたはCR 3 であり;
G 4 が、N、NR 4b 、またはCR 4a であり;
G 5 が、NまたはCR 5 であり;かつ
G 6 が、NまたはCR 6 であり;
R 2 、R 3 、R 4a 、R 5 、およびR 6 が、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、-OH、-アルキル、-Oアルキル、-ハロアルキル、-O-ハロアルキル、または-NR u R v であり;または
R 4b が、R 6 およびそれらが結合している原子と一緒になってヘテロアリールもしくは複素環を形成し;R 4b およびR 6 を含む前記ヘテロアリール環が、1個以下のNを含み、アルキルで置換されていてもよく、R 4b およびR 6 を含む前記複素環が、オキソで置換されていてもよく、
R u が、HまたはC 1~4 アルキルであり;
R v が、H、C 1~4 アルキル、単環式シクロアルキル、-C(O)C 1~4 アルキル、または-C(O)NR w R y であり;
R v 中に存在する各アルキルが、非置換であるか、または-OH、-NH 2 、-NH(C 1~4 アルキル)、もしくは-N(C 1~4 アルキル) 2 で置換され、かつ
R w およびR y が、それぞれ独立して、HまたはC 1~4 アルキルであり;
が、非置換フェニルではなく;
R 7 およびR 8 が、それぞれ独立して、水素もしくはC 1~4 アルキルであり、または
R 7 およびR 8 が、一緒になって、-CH 2 CH 2 -を形成し;
R 9a およびR 9b が、それぞれ独立して、水素またはハロゲンであり;
R 10 、R 11 、R 12 、R 13 、およびR 14 が、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、-OH、-CN、-アルキル、-Oアルキル、-ハロアルキル、ヘテロシクロアルキル、-O-ハロアルキル、-SO 2 C 1~4 アルキル、または-NR aa R bb であり;
R aa が、水素、C 1~4 アルキル、または-C 1~4 アルキル-OHであり;
R bb が、水素またはC 1~4 アルキルであり;または
R 9a が、R 10 および介在原子と一緒になって、ヘテロアリールまたは複素環を形成し;または
R 11 が、R 12 およびそれらが結合している原子と一緒になって、ヘテロアリールもしくは複素環を形成している。
[本発明1009]
前記化合物が、式(III)の化合物である、本発明1001の化合物またはその薬学的に許容される塩:
式中、
R 1 が、-(CR a R b ) m -アリール、-CH=CH-アリール、(CR c R d ) n -ヘテロアリール、(CR e R f ) o -ヘテロシクロアルキル、または(CR g R h ) p -シクロアルキルであり、LがSO 2 である場合、R 1 に存在する前記ヘテロアリールおよび前記ヘテロシクロアルキルが、それぞれ、単環であり;
mが、0または2であり;
n、o、およびpが、それぞれ独立して、0、1、または2であり;
R a 、R b 、R c 、R d 、R e 、R f 、R g 、およびR h が、それぞれ独立して、H、ハロ、もしくはC 1~4 アルキルであり、または
R a およびR b が、それらが結合している炭素と一緒になってシクロアルキル環を形成し、または
R a およびR b が、一緒になって、=CH 2 もしくは=Oを形成し;
R 1 に存在する各アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、またはシクロアルキルが、非置換であるか、または1つもしくは2つのR x 置換基で置換され;
各R x 置換基が、独立して、ハロ、C 1~4 アルキル、シクロアルキル、-C 1~2 -ハロアルキル、-OH、-OC 1~4 アルキル、-O-C 1~2 -ハロアルキル、シアノ、-C(O)C 1~4 アルキル、-C(O)NR i R j 、-SO 2 C 1~4 アルキル、-SO 2 NR k R l 、-NR q R r 、-C(O)-シクロアルキル、-C(O)-アリール(メチルもしくはハロで置換されていてもよい)、-CO 2 C 1~4 アルキル、-CO 2 アリール、-C(O)CH 2 -アリール(メチルもしくはハロで置換されていてもよい)、-CH 2 -アリール(メチルもしくはハロで置換されていてもよい)、または単環式ヘテロシクロアルキル(メチル、-C(O)C 1~4 アルキル、もしくは-CO 2 C 1~4 アルキルで置換されていてもよい)であり;
R i 、R j 、R k 、およびR l が、それぞれ独立して、H、C 1~4 アルキル、-C 1~4 アルキル-OH、または-C 1~4 アルキル-O-C 1~4 アルキルであり、
R q およびR r が、それぞれ独立して、H、C 1~4 アルキル、-C 1~4 アルキル-OH、-C 1~4 アルキル-O-C 1~4 アルキル、-C(O)C 1~4 アルキル、-CO 2 C 1~4 アルキル、または-SO 2 C 1~4 アルキルであり;または
R 1 が、
であり;
式中、
R 10 、R 11 、R 12 、R 13 、およびR 14 が、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、-OH、-CN、-アルキル、-Oアルキル、-ハロアルキル、ヘテロシクロアルキル、-O-ハロアルキル、-SO 2 C 1~4 アルキル、または-NR aa R bb であり;
R aa が、水素、C 1~4 アルキル、または-C 1~4 アルキル-OHであり;
R bb が、水素またはC 1~4 アルキルであり;または
R 10 が、R 11 およびそれらが結合している原子と一緒になってヘテロアリールもしくは複素環を形成し;または
R 11 が、R 12 およびそれらが結合している原子と一緒になってヘテロアリールもしくは複素環を形成し;
Lが、存在しないか、-S(O) 2 -、-C(O)-、-O-、-CH 2 -、-CF 2 -、C(CH 3 ) 2 、-C(=CH 2 )-、または-CR s R t -であり;R s およびR t が、独立して、Hもしくはアルキルであるか、またはR s およびR t が、それらが結合している炭素原子と一緒になってシクロアルキル環を形成し;
Xが、O、S、NH、N(CO 2 C 1~4 アルキル)、N(SO 2 C 1~4 アルキル)、N(SO 2 シクロ-アルキル)、またはCH 2 であり;
Y 1 、Y 2 、およびY 3 が、それぞれ独立して、CHまたはNであり;Lが-S(O) 2 -以外である場合、Y 2 およびY 3 が、それぞれ、CHであり;
G 2 が、NまたはCR 2 であり;
G 3 が、NまたはCR 3 であり;
G 4 が、N、NR 4b 、またはCR 4a であり;
G 5 が、NまたはCR 5 であり;かつ
G 6 が、NまたはCR 6 であり;
R 2 、R 3 、R 4a 、R 5 、およびR 6 が、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、-OH、-アルキル、-Oアルキル、-ハロアルキル、-O-ハロアルキル、または-NR u R v であり;または
R 4b が、R 6 およびそれらが結合している原子と一緒になってヘテロアリールもしくは複素環を形成し;R 4b およびR 6 を含む前記ヘテロアリール環が、1個以下のNを含み、アルキルで置換されていてもよく、R 4b およびR 6 を含む前記複素環が、オキソで置換されていてもよく、
R u が、HまたはC 1~4 アルキルであり;
R v が、H、C 1~4 アルキル、単環式シクロアルキル、-C(O)C 1~4 アルキル、または-C(O)NR w R y であり;
R v 中に存在する各アルキルが、非置換であるか、または-OH、-NH 2 、-NH(C 1~4 アルキル)、もしくは-N(C 1~4 アルキル) 2 で置換され、
R w およびR y が、独立して、HまたはC 1~4 アルキルであり;
が、非置換フェニルではなく;かつ
R 7 およびR 8 が、それぞれ独立して、水素もしくはC 1~4 アルキルであり、または
R 7 およびR 8 が、一緒になって、-CH 2 CH 2 -を形成している。
[本発明1010]
Y 1 、Y 2 、およびY 3 が、それぞれ、CHである、本発明1001~1009のいずれかの化合物またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1011]
Y 1 がNであり、かつY 2 およびY 3 が、それぞれ、CHである、本発明1001~1010のいずれかの化合物またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1012]
Y 2 がNであり、かつY 1 およびY 3 が、それぞれ、CHである、本発明1001~1010のいずれかの化合物またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1013]
Y 3 がNであり、かつY 1 およびY 2 が、それぞれ、CHである、本発明1001~1010のいずれかの化合物またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1014]
XがOである、本発明1001~1013のいずれかの化合物またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1015]
Xが、NH、N(CO 2 C 1~4 アルキル)、N(SO 2 C 1~4 アルキル)、またはN(SO 2 シクロ-アルキル)である、本発明1001~1013のいずれかの化合物またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1016]
G 2 およびG 4 が、それぞれ、Nであり、かつG 6 がCR 6 である、本発明1001~1015のいずれかの化合物またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1017]
G 3 がCR 3 であり、かつG 5 がCR 5 である、本発明1016の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1018]
G 2 およびG 4 のうちの1つが、Nである、本発明1001~1015のいずれかの化合物またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1019]
R 6 が、-NR u R v である、本発明1001~1018のいずれかの化合物またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1020]
R 4b が、R 6 およびそれらが結合している原子と一緒になって、ヘテロアリールまたは複素環を形成する、本発明1001~1019のいずれかの化合物またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1021]
表1の化合物またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1022]
(a)本発明1001~1021のいずれかの少なくとも1つの化合物またはその薬学的に許容される塩、および(b)薬学的に許容される賦形剤を含む、医薬組成物。
[本発明1023]
オートファジーまたはPI3K-AKT-MTOR経路に関連する疾患または医学的状態を処置する方法であって、有効量の、本発明1001~1021のいずれかの少なくとも1つの化合物もしくはその薬学的に許容される塩または本発明1022の医薬組成物を、そのような処置を必要とする対象に投与することを含む、方法。
[本発明1024]
前記疾患または医学的状態が、アルツハイマー病、パーキンソン病、前頭側頭型認知症、レビー小体型認知症、PD認知症、多系統萎縮症、ハンチントン病、筋萎縮性側索硬化症、癌、感染症、クローン病、心臓病、パジェット病、シャルコー・マリー・トゥース病、黄斑変性症、心筋症、または老化である、本発明1023の方法。
[本発明1025]
前記疾患または医学的状態が、酒さ、ざ瘡、乾癬、またはアトピー性皮膚炎である、本発明1023の方法。
[本発明1026]
オートファジーまたはPI3K-AKT-MTOR経路に関連する疾患または医学的状態の処置に使用するための、本発明1001~1021のいずれかの化合物もしくはその薬学的に許容される塩または本発明1022の医薬組成物。
[本発明1027]
前記疾患または医学的状態が、アルツハイマー病、パーキンソン病、前頭側頭型認知症、レビー小体型認知症、PD認知症、多系統萎縮症、ハンチントン病、筋萎縮性側索硬化症、癌、感染症、クローン病、心臓病、パジェット病、シャルコー・マリー・トゥース病、黄斑変性症、心筋症、または老化である、本発明1026の化合物または医薬組成物。
[本発明1028]
前記疾患または医学的状態が、酒さ、ざ瘡、乾癬、またはアトピー性皮膚炎である、本発明1026の化合物または医薬組成物。
[本発明1029]
オートファジーまたはPI3K-AKT-MTOR経路に関連する疾患または医学的状態の処置のための医薬の製造における、本発明1001~1021のいずれかの少なくとも1つの化合物もしくはその薬学的に許容される塩または本発明1022の医薬組成物の使用。
[本発明1030]
前記疾患または医学的状態が、アルツハイマー病、パーキンソン病、前頭側頭型認知症、レビー小体型認知症、PD認知症、多系統萎縮症、ハンチントン病、筋萎縮性側索硬化症、癌、感染症、クローン病、心臓病、パジェット病、シャルコー・マリー・トゥース病、黄斑変性症、心筋症、または老化である、本発明1029の使用。
[本発明1031]
前記疾患または医学的状態が、酒さ、ざ瘡、乾癬、またはアトピー性皮膚炎である、本発明1029の使用。
本開示の追加の実施形態、特徴、および利点は、以下の詳細な説明および本開示の実施から明らかとなる。
Claims (28)
- 式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩:
式中、
R1は、-(CRaRb)m-アリール、-CH=CH-アリール、-(CRcRd)n-ヘテロアリール、-(CReRf)o-ヘテロシクロアルキル、または-(CRgRh)p-シクロアルキルであり;
m、n、o、およびpは、それぞれ独立して、0、1、または2であり;
Ra、Rb、Rc、Rd、Re、Rf、Rg、およびRhは、それぞれ独立して、H、ハロ、もしくはC1~4アルキルであり、または
RaおよびRbは、それらが結合している炭素と一緒になってシクロアルキル環を形成し、または
RaおよびRbは、一緒になって、=CH2もしくは=Oを形成し;
R1に存在する各アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、またはシクロアルキルは、非置換であるか、または1つもしくは2つのRx置換基で置換され;
各Rx置換基は、独立して、ハロ、C1~4アルキル、シクロアルキル、-C1~2-ハロアルキル、-OH、-OC1~4アルキル、-O-C1~2-ハロアルキル、シアノ、-C(O)C1~4アルキル、-C(O)NRiRj、-SO2C1~4アルキル、-SO2NRkRl、-NRqRr、-C(O)-シクロアルキル、-C(O)-アリール(メチルもしくはハロで置換されていてもよい)、-CO2C1~4アルキル、-CO2アリール、-C(O)CH2-アリール(メチルもしくはハロで置換されていてもよい)、-CH2-アリール(メチルもしくはハロで置換されていてもよい)、または単環式ヘテロシクロアルキル(メチル、-C(O)C1~4アルキル、もしくは-CO2C1~4アルキルで置換されていてもよい)であり;
Ri、Rj、Rk、およびRlは、それぞれ独立して、H、C1~4アルキル、-C1~4アルキル-OH、または-C1~4アルキル-O-C1~4アルキルであり、
RqおよびRrは、それぞれ独立して、H、C1~4アルキル、-C1~4アルキル-OH、-C1~4アルキル-O-C1~4アルキル、-C(O)C1~4アルキル、-CO2C1~4アルキル、または-SO2C1~4アルキルであり;
Lは、存在しないか、-S(O)2-、-C(O)-、-O-、-CH2-、-CF2-、C(CH3)2、-C(=CH2)-、または-CRsRt-であり;RsおよびRtは、独立して、Hもしくはアルキルであるか、またはRsおよびRtは、それらが結合している炭素原子と一緒になってシクロアルキル環を形成し;
Xは、O、S、NH、N(CO2C1~4アルキル)、N(SO2C1~4アルキル)、N(SO2シクロアルキル)、またはCH2であり;
Y1、Y2、およびY3は、それぞれ独立して、CHまたはNであり;Lが-S(O)2-以外である場合、Y2およびY3は、それぞれ、CHであり;
G2は、NまたはCR2であり;
G3は、NまたはCR3であり;
G4は、N、NR4b、またはCR4aであり;
G5は、NまたはCR5であり;かつ
G6は、NまたはCR6であり;
R2、R3、R4a、R5、およびR6は、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、-OH、-アルキル、-Oアルキル、-ハロアルキル、-O-ハロアルキル、または-NRuRvであり;または
R4bは、R6およびそれらが結合している原子と一緒になってヘテロアリールもしくは複素環を形成し;R4bおよびR6を含む前記ヘテロアリール環は、1個以下のNを含み、アルキルで置換されていてもよく、R4bおよびR6を含む前記複素環は、オキソで置換されていてもよく、
Ruは、HまたはC1~4アルキルであり;
Rvは、H、C1~4アルキル、単環式シクロアルキル、-C(O)C1~4アルキル、または-C(O)NRwRyであり;
Rv中に存在する各アルキルは、非置換であるか、または-OH、-NH2、-NH(C1~4アルキル)、もしくは-N(C1~4アルキル)2で置換され、
RwおよびRyは、それぞれ独立して、HまたはC1~4アルキルであり;
は、非置換フェニルではなく;かつ
R7およびR8は、それぞれ独立して、水素またはC1~4アルキルであり;または
R7およびR8は、一緒になって、-CH2CH2-を形成している。 - R1が、-(CRaRb)m-アリールである、請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- R1が、(CRcRd)n-ヘテロアリールである、請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- R1が、(CReRf)o-ヘテロシクロアルキルまたは(CRgRh)p-シクロアルキルである、請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- Lが、-S(O)2-である、請求項1~4のいずれか一項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- Lが、-C(O)-、-CH2-、-CF2-、C(CH3)2、-C(=CH2)-、または-CRsRt-である、請求項1~4のいずれか一項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- Lが存在しない、請求項1~4のいずれか一項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- 前記化合物が、式(II)の化合物である、請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩:
式中、
Xが、O、S、NH、N(CO2C1~4アルキル)、N(SO2C1~4アルキル)、N(SO2シクロアルキル)、またはCH2であり;
Y1、Y2、およびY3が、それぞれ独立して、CHまたはNであり;
G2が、NまたはCR2であり;
G3が、NまたはCR3であり;
G4が、N、NR4b、またはCR4aであり;
G5が、NまたはCR5であり;かつ
G6が、NまたはCR6であり;
R2、R3、R4a、R5、およびR6が、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、-OH、-アルキル、-Oアルキル、-ハロアルキル、-O-ハロアルキル、または-NRuRvであり;または
R4bが、R6およびそれらが結合している原子と一緒になってヘテロアリールもしくは複素環を形成し;R4bおよびR6を含む前記ヘテロアリール環が、1個以下のNを含み、アルキルで置換されていてもよく、R4bおよびR6を含む前記複素環が、オキソで置換されていてもよく、
Ruが、HまたはC1~4アルキルであり;
Rvが、H、C1~4アルキル、単環式シクロアルキル、-C(O)C1~4アルキル、または-C(O)NRwRyであり;
Rv中に存在する各アルキルが、非置換であるか、または-OH、-NH2、-NH(C1~4アルキル)、もしくは-N(C1~4アルキル)2で置換され、かつ
RwおよびRyが、それぞれ独立して、HまたはC1~4アルキルであり;
が、非置換フェニルではなく;
R7およびR8が、それぞれ独立して、水素もしくはC1~4アルキルであり、または
R7およびR8が、一緒になって、-CH2CH2-を形成し;
R9aおよびR9bが、それぞれ独立して、水素またはハロゲンであり;
R10、R11、R12、R13、およびR14が、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、-OH、-CN、-アルキル、-Oアルキル、-ハロアルキル、ヘテロシクロアルキル、-O-ハロアルキル、-SO2C1~4アルキル、または-NRaaRbbであり;
Raaが、水素、C1~4アルキル、または-C1~4アルキル-OHであり;
Rbbが、水素またはC1~4アルキルであり;または
R9aが、R10および介在原子と一緒になって、ヘテロアリールまたは複素環を形成し;または
R11が、R12およびそれらが結合している原子と一緒になって、ヘテロアリールもしくは複素環を形成している。 - 前記化合物が、式(III)の化合物である、請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩:
式中、
R1が、-(CRaRb)m-アリール、-CH=CH-アリール、(CRcRd)n-ヘテロアリール、(CReRf)o-ヘテロシクロアルキル、または(CRgRh)p-シクロアルキルであり、LがSO2である場合、R1に存在する前記ヘテロアリールおよび前記ヘテロシクロアルキルが、それぞれ、単環であり;
mが、0または2であり;
n、o、およびpが、それぞれ独立して、0、1、または2であり;
Ra、Rb、Rc、Rd、Re、Rf、Rg、およびRhが、それぞれ独立して、H、ハロ、もしくはC1~4アルキルであり、または
RaおよびRbが、それらが結合している炭素と一緒になってシクロアルキル環を形成し、または
RaおよびRbが、一緒になって、=CH2もしくは=Oを形成し;
R1に存在する各アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、またはシクロアルキルが、非置換であるか、または1つもしくは2つのRx置換基で置換され;
各Rx置換基が、独立して、ハロ、C1~4アルキル、シクロアルキル、-C1~2-ハロアルキル、-OH、-OC1~4アルキル、-O-C1~2-ハロアルキル、シアノ、-C(O)C1~4アルキル、-C(O)NRiRj、-SO2C1~4アルキル、-SO2NRkRl、-NRqRr、-C(O)-シクロアルキル、-C(O)-アリール(メチルもしくはハロで置換されていてもよい)、-CO2C1~4アルキル、-CO2アリール、-C(O)CH2-アリール(メチルもしくはハロで置換されていてもよい)、-CH2-アリール(メチルもしくはハロで置換されていてもよい)、または単環式ヘテロシクロアルキル(メチル、-C(O)C1~4アルキル、もしくは-CO2C1~4アルキルで置換されていてもよい)であり;
Ri、Rj、Rk、およびRlが、それぞれ独立して、H、C1~4アルキル、-C1~4アルキル-OH、または-C1~4アルキル-O-C1~4アルキルであり、
RqおよびRrが、それぞれ独立して、H、C1~4アルキル、-C1~4アルキル-OH、-C1~4アルキル-O-C1~4アルキル、-C(O)C1~4アルキル、-CO2C1~4アルキル、または-SO2C1~4アルキルであり;または
R1が、
であり;
式中、
R10、R11、R12、R13、およびR14が、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、-OH、-CN、-アルキル、-Oアルキル、-ハロアルキル、ヘテロシクロアルキル、-O-ハロアルキル、-SO2C1~4アルキル、または-NRaaRbbであり;
Raaが、水素、C1~4アルキル、または-C1~4アルキル-OHであり;
Rbbが、水素またはC1~4アルキルであり;または
R10が、R11およびそれらが結合している原子と一緒になってヘテロアリールもしくは複素環を形成し;または
R11が、R12およびそれらが結合している原子と一緒になってヘテロアリールもしくは複素環を形成し;
Lが、存在しないか、-S(O)2-、-C(O)-、-O-、-CH2-、-CF2-、C(CH3)2、-C(=CH2)-、または-CRsRt-であり;RsおよびRtが、独立して、Hもしくはアルキルであるか、またはRsおよびRtが、それらが結合している炭素原子と一緒になってシクロアルキル環を形成し;
Xが、O、S、NH、N(CO2C1~4アルキル)、N(SO2C1~4アルキル)、N(SO2シクロ-アルキル)、またはCH2であり;
Y1、Y2、およびY3が、それぞれ独立して、CHまたはNであり;Lが-S(O)2-以外である場合、Y2およびY3が、それぞれ、CHであり;
G2が、NまたはCR2であり;
G3が、NまたはCR3であり;
G4が、N、NR4b、またはCR4aであり;
G5が、NまたはCR5であり;かつ
G6が、NまたはCR6であり;
R2、R3、R4a、R5、およびR6が、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、-OH、-アルキル、-Oアルキル、-ハロアルキル、-O-ハロアルキル、または-NRuRvであり;または
R4bが、R6およびそれらが結合している原子と一緒になってヘテロアリールもしくは複素環を形成し;R4bおよびR6を含む前記ヘテロアリール環が、1個以下のNを含み、アルキルで置換されていてもよく、R4bおよびR6を含む前記複素環が、オキソで置換されていてもよく、
Ruが、HまたはC1~4アルキルであり;
Rvが、H、C1~4アルキル、単環式シクロアルキル、-C(O)C1~4アルキル、または-C(O)NRwRyであり;
Rv中に存在する各アルキルが、非置換であるか、または-OH、-NH2、-NH(C1~4アルキル)、もしくは-N(C1~4アルキル)2で置換され、
RwおよびRyが、独立して、HまたはC1~4アルキルであり;
が、非置換フェニルではなく;かつ
R7およびR8が、それぞれ独立して、水素もしくはC1~4アルキルであり、または
R7およびR8が、一緒になって、-CH2CH2-を形成している。 - Y1、Y2、およびY3が、それぞれ、CHである、請求項1~9のいずれか一項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- Y1がNであり、かつY2およびY3が、それぞれ、CHである、請求項1~10のいずれか一項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- Y2がNであり、かつY1およびY3が、それぞれ、CHである、請求項1~10のいずれか一項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- Y3がNであり、かつY1およびY2が、それぞれ、CHである、請求項1~10のいずれか一項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- XがOである、請求項1~13のいずれか一項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- Xが、NH、N(CO2C1~4アルキル)、N(SO2C1~4アルキル)、またはN(SO2シクロ-アルキル)である、請求項1~13のいずれか一項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- G2およびG4が、それぞれ、Nであり、かつG6がCR6である、請求項1~15のいずれか一項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- G3がCR3であり、かつG5がCR5である、請求項16に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- G2およびG4のうちの1つが、Nである、請求項1~15のいずれか一項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- R6が、-NRuRvである、請求項1~18のいずれか一項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- R4bが、R6およびそれらが結合している原子と一緒になって、ヘテロアリールまたは複素環を形成する、請求項1~19のいずれか一項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- 表1の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- (a)請求項1~21のいずれか一項に記載の少なくとも1つの化合物またはその薬学的に許容される塩、および(b)薬学的に許容される賦形剤を含む、医薬組成物。
- オートファジーまたはPI3K-AKT-MTOR経路に関連する疾患または医学的状態の処置に使用するための、請求項22に記載の医薬組成物。
- 前記疾患または医学的状態が、アルツハイマー病、パーキンソン病、前頭側頭型認知症、レビー小体型認知症、PD認知症、多系統萎縮症、ハンチントン病、筋萎縮性側索硬化症、癌、感染症、クローン病、心臓病、パジェット病、シャルコー・マリー・トゥース病、黄斑変性症、心筋症、または老化である、請求項23に記載の医薬組成物。
- 前記疾患または医学的状態が、酒さ、ざ瘡、乾癬、またはアトピー性皮膚炎である、請求項23に記載の医薬組成物。
- オートファジーまたはPI3K-AKT-MTOR経路に関連する疾患または医学的状態の処置のための医薬の製造における、請求項1~21のいずれか一項に記載の少なくとも1つの化合物もしくはその薬学的に許容される塩または請求項22に記載の医薬組成物の使用。
- 前記疾患または医学的状態が、アルツハイマー病、パーキンソン病、前頭側頭型認知症、レビー小体型認知症、PD認知症、多系統萎縮症、ハンチントン病、筋萎縮性側索硬化症、癌、感染症、クローン病、心臓病、パジェット病、シャルコー・マリー・トゥース病、黄斑変性症、心筋症、または老化である、請求項26に記載の使用。
- 前記疾患または医学的状態が、酒さ、ざ瘡、乾癬、またはアトピー性皮膚炎である、請求項26に記載の使用。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US201862655741P | 2018-04-10 | 2018-04-10 | |
US62/655,741 | 2018-04-10 | ||
PCT/US2019/026634 WO2019199864A1 (en) | 2018-04-10 | 2019-04-09 | Tri-substituted aryl and heteroaryl derivatives as modulators of pi3-kinase and autophagy pathways |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021521178A JP2021521178A (ja) | 2021-08-26 |
JPWO2019199864A5 true JPWO2019199864A5 (ja) | 2022-04-13 |
JP7369139B2 JP7369139B2 (ja) | 2023-10-25 |
Family
ID=66248833
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020555501A Active JP7369139B2 (ja) | 2018-04-10 | 2019-04-09 | Pi3キナーゼおよびオートファジー経路の調節因子としての三置換アリールおよびヘテロアリール誘導体 |
Country Status (11)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US11492348B2 (ja) |
EP (1) | EP3774783A1 (ja) |
JP (1) | JP7369139B2 (ja) |
KR (1) | KR20200143709A (ja) |
CN (1) | CN112189012B (ja) |
AU (1) | AU2019251360A1 (ja) |
CA (1) | CA3094714A1 (ja) |
EA (1) | EA202092444A1 (ja) |
MX (1) | MX2020010576A (ja) |
SG (1) | SG11202008832TA (ja) |
WO (1) | WO2019199864A1 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3966206B1 (en) * | 2019-05-10 | 2023-08-09 | Deciphera Pharmaceuticals, LLC | Heteroarylaminopyrimidine amide autophagy inhibitors and methods of use thereof |
SI3966207T1 (sl) | 2019-05-10 | 2023-12-29 | Deciphera Pharmaceuticals, Llc | Fenilaminopirimidinamidni zaviralci avtofagije in načini njihove uporabe |
AU2020297422B2 (en) | 2019-06-17 | 2024-03-21 | Deciphera Pharmaceuticals, Llc | Aminopyrimidine amide autophagy inhibitors and methods of use thereof |
CN113121499B (zh) * | 2021-04-13 | 2022-05-31 | 海南锦瑞制药有限公司 | 奥美拉唑的合成方法及应用 |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JO2660B1 (en) * | 2006-01-20 | 2012-06-17 | نوفارتيس ايه جي | Pi-3 inhibitors and methods of use |
WO2009066084A1 (en) | 2007-11-21 | 2009-05-28 | F. Hoffmann-La Roche Ag | 2 -morpholinopyrimidines and their use as pi3 kinase inhibitors |
CA2709784A1 (en) | 2007-12-21 | 2009-07-09 | University Of Rochester | Method for altering the lifespan of eukaryotic organisms |
US20110092505A1 (en) | 2008-06-13 | 2011-04-21 | Robin Burgis | Organic compounds |
GB2465405A (en) * | 2008-11-10 | 2010-05-19 | Univ Basel | Triazine, pyrimidine and pyridine analogues and their use in therapy |
NZ598808A (en) | 2009-09-09 | 2014-07-25 | Celgene Avilomics Res Inc | Pi3 kinase inhibitors and uses thereof |
CN103501610A (zh) | 2011-03-09 | 2014-01-08 | 西建阿维拉米斯研究公司 | Pi3激酶抑制剂和其用途 |
DK2691384T3 (en) | 2011-03-28 | 2017-01-16 | Mei Pharma Inc | (ALPHA-SUBSTITUTED ARALKYLAMINO AND HETEROARYLALKYLAMINO) PYRIMIDINYL AND 1,3,5-TRIAZINYL BENZIMIDAZOLES, PHARMACEUTICAL COMPOSITIONS CONTAINING THEMSELVES AND THEIR SUBSTANCES CONCERNING THE USE OF THE USE |
CN106458968B (zh) | 2014-04-22 | 2019-06-25 | 巴塞尔大学 | 三嗪、嘧啶和吡啶衍生物的新制备方法 |
AU2015366357B2 (en) | 2014-12-17 | 2018-07-19 | Shanghai Haiyan Pharmaceutical Technology Co. Ltd. | 2-morpholin-4,6-disubstituted pyrimidine derivative, and preparation method and pharmaceutical use thereof |
SI3416957T1 (sl) | 2016-02-19 | 2020-11-30 | Sprint Bioscience Ab | Spojine 6-heterociklil-4-morfolin-4-ilpiridin-2-ona, uporabne za zdravljenje raka in diabetesa |
CA3026149A1 (en) | 2016-06-02 | 2017-12-07 | Cadent Therapeutics, Inc. | Potassium channel modulators |
MX2020010577A (es) | 2018-04-10 | 2021-03-02 | Neuropore Therapies Inc | Derivados de morfolina como inhibidores de vps34. |
-
2019
- 2019-04-09 WO PCT/US2019/026634 patent/WO2019199864A1/en unknown
- 2019-04-09 JP JP2020555501A patent/JP7369139B2/ja active Active
- 2019-04-09 EP EP19719101.8A patent/EP3774783A1/en active Pending
- 2019-04-09 EA EA202092444A patent/EA202092444A1/ru unknown
- 2019-04-09 US US17/046,746 patent/US11492348B2/en active Active
- 2019-04-09 AU AU2019251360A patent/AU2019251360A1/en active Pending
- 2019-04-09 MX MX2020010576A patent/MX2020010576A/es unknown
- 2019-04-09 KR KR1020207032213A patent/KR20200143709A/ko active Search and Examination
- 2019-04-09 CA CA3094714A patent/CA3094714A1/en active Pending
- 2019-04-09 CN CN201980032054.7A patent/CN112189012B/zh active Active
- 2019-04-09 SG SG11202008832TA patent/SG11202008832TA/en unknown
-
2022
- 2022-11-07 US US17/982,425 patent/US20230265086A1/en active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6524081B2 (ja) | ジヒドロピリミジン化合物及び医薬におけるその適用 | |
JP2013502431A5 (ja) | ||
JP2012532112A5 (ja) | ||
JP2019510787A5 (ja) | ||
JP2020507589A5 (ja) | ||
JP2020517707A5 (ja) | ||
JP2020510015A5 (ja) | ||
JP2011509309A5 (ja) | ||
JP2013532652A5 (ja) | ||
CN104918934A (zh) | 3-取代的吡唑及其作为dlk抑制剂的用途 | |
JP2011529918A5 (ja) | ||
JP6261011B2 (ja) | 眼疾患処置薬 | |
JP2008508214A (ja) | 女性の性障害の治療用ピペラジン誘導体 | |
RU2012103487A (ru) | Ингибирующие jak соединения на основе пиразолопиримидина и способы | |
JP2014037426A5 (ja) | ||
JP2016514719A5 (ja) | ||
JP2010514797A5 (ja) | ||
JP2019524883A5 (ja) | ||
IL205501A (en) | Preparation of preparations for the treatment of arthritis | |
JP2013520473A5 (ja) | ||
JP2020529994A5 (ja) | ||
JP7159440B2 (ja) | ジカチオン化合物及びその製造方法と使用 | |
JP2014517836A5 (ja) | ||
JP2017531678A5 (ja) | ||
JP2019529460A5 (ja) |