JPWO2019195665A5 - - Google Patents

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JPWO2019195665A5
JPWO2019195665A5 JP2020554542A JP2020554542A JPWO2019195665A5 JP WO2019195665 A5 JPWO2019195665 A5 JP WO2019195665A5 JP 2020554542 A JP2020554542 A JP 2020554542A JP 2020554542 A JP2020554542 A JP 2020554542A JP WO2019195665 A5 JPWO2019195665 A5 JP WO2019195665A5
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別の態様では、本明細書に記載されているカンプトテシンコンジュゲートを含むキットが本明細書において提供される。
本発明の実施形態において、例えば以下の項目が提供される。
(項目1)
以下の式:
L-(Q-D) (I)
または薬学的に許容されるその塩[式中、
Lは、リガンド単位であり、
Qは、以下:
-Z-A-S -RL-;-Z-A-L (S )-RL-;-Z-A-S -RL-Y-;または-Z-A-L (S )-RL-Y-
(式中、Zは、ストレッチャー単位であり、Aは、結合またはコネクター単位であり、L は、並列コネクター単位であり、S は、結合または分断剤であり、
RLは2~8個のアミノ酸を含むペプチドであり、
Yは、スペーサー単位である)
から選択される式を有するリンカー単位であり、
Dは、以下:
Figure 2019195665000019

(式中、
は、H、-(C ~C )アルキル-OH、-(C ~C )アルキル-O-(C ~C )アルキル-NH 、-C ~C アルキル、C ~C ハロアルキル、C ~C シクロアルキル、C ~C シクロアルキルC ~C アルキル、フェニルおよびフェニルC ~C アルキルからなる群から選択されるメンバーであり、
およびR F’ はそれぞれ、H、C ~C アルキル、C ~C ヒドロキシアルキル、C ~C アミノアルキル、C ~C アルキルアミノC ~C アルキル、(C ~C ヒドロキシアルキル)(C ~C アルキル)アミノC ~C アルキル、ジ(C ~C アルキル)アミノC ~C アルキル、C ~C ヒドロキシアルキルC ~C アミノアルキル、C ~C ヘテロアルキル、C ~C アルキルC(O)-、C ~C ヒドロキシアルキルC(O)-、C ~C アミノアルキルC(O)-、C ~C 10 シクロアルキル、C ~C 10 シクロアルキルC ~C アルキル、C ~C 10 ヘテロシクロアルキル、C ~C 10 ヘテロシクロアルキルC ~C アルキル、フェニル、フェニルC ~C アルキル、ジフェニルC ~C アルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールC ~C アルキルからなる群から独立して選択されるメンバーであるか、またはR およびR F’ は、各々が結合している窒素原子と合わさり、ハロゲン、C ~C アルキル、OH、OC ~C アルキル、NH 、NHC ~C アルキルおよびN(C ~C アルキル) から選択される0~3個の置換基を有する5員、6員または7員環を形成し、
、R およびR F’ のシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、フェニルおよびヘテロアリール部分は、ハロゲン、C ~C アルキル、OH、OC ~C アルキル、NH 、NHC ~C アルキルおよびN(C ~C アルキル) から選択される0~3個の置換基により置換されており、
pは、約1~約16であり、
Qは、CPT2またはCPT5に存在するヒドロキシル基またはアミン基のいずれか1つを介して結合している)
から選択される薬物単位である]
を有するカンプトテシンコンジュゲート。
(項目2)
Dが、式CPT2を有する、項目1に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目3)
が、-(C ~C )アルキル-OHまたは-(C ~C )アルキル-O-(C ~C )アルキル-NH である、項目1または2に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目4)
が、-CH -OHまたは-CH -O-CH -NH である、項目3に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目5)
が、C ~C アルキル、C ~C ハロアルキル、C ~C シクロアルキル、C ~C シクロアルキルC ~C アルキル、フェニルおよびフェニルC ~C アルキルからなる群から選択されるメンバーである、項目1または2に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目6)
が、C ~C アルキルまたはC ~C ハロアルキルである、項目1または2に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目7)
Dが、式CPT5を有する、項目1に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目8)
前記コンジュゲートの-Q-D構成要素が、(CPT5iN)、(CPT5iiN)、(CPT5iiiN)、(CPT5ivN)、(CPT5vN)、(CPT5viN)、(CPT5iO)、(CPT5iiO)、(CPT5iiiO)、(CPT5ivO)、(CPT5vO)および(CPT5viO):
Figure 2019195665000020

Figure 2019195665000021

から選択される式を有する、項目1または7に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目9)
およびR F’ がそれぞれ、H、C ~C アルキル、C ~C ヒドロキシアルキル、C ~C アミノアルキル、C ~C アルキルアミノC ~C アルキル、(C ~C ヒドロキシアルキル)(C ~C アルキル)アミノC ~C アルキル、ジ(C ~C アルキル)アミノC ~C アルキル、C ~C ヒドロキシアルキルC ~C アミノアルキル、C ~C アルキルC(O)-、C ~C ヒドロキシアルキルC(O)-およびC ~C アミノアルキルC(O)-からなる群から独立して選択され、
およびR F’ のシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、フェニルおよびヘテロアリール部分が、ハロゲン、C ~C アルキル、OH、OC ~C アルキル、NH 、NHC ~C アルキルおよびN(C ~C アルキル) から選択される0~3個の置換基により置換されている、
項目8に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目10)
およびR F’ がそれぞれ、C ~C 10 シクロアルキル、C ~C 10 シクロアルキルC ~C アルキル、C ~C 10 ヘテロシクロアルキル、C ~C 10 ヘテロシクロアルキルC ~C アルキル、フェニル、フェニルC ~C アルキル、ジフェニルC ~C アルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールC ~C アルキルからなる群から独立して選択され、
およびR F’ のシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、フェニルおよびヘテロアリール部分がそれぞれ、ハロゲン、C ~C アルキル、OH、OC ~C アルキル、NH 、NHC ~C アルキルおよびN(C ~C アルキル) から選択される0~3個の置換基により独立して置換されている、
項目8に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目11)
F’ がHである、項目7または8に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目12)
前記カンプトテシンコンジュゲートの前記-Q-D構成要素が、(CPT5iN)、(CPT5iiN)、(CPT5iiiN)、(CPT5ivN)、(CPT5vN)および(CPT5viN)から選択される式を有する、項目8に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目13)
前記コンジュゲートの前記-Q-D構成要素が、(CPT5iN)、(CPT5iiN)および(CPT5viN)から選択される式を有する、項目12に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目14)
が、-H、C ~C アルキル、C ~C ヒドロキシアルキル、C ~C アミノアルキル、C ~C アルキルアミノC ~C アルキル、(C ~C ヒドロキシアルキル)(C ~C アルキル)アミノC ~C アルキル、ジ(C ~C アルキル)アミノC ~C アルキル、C ~C ヒドロキシアルキルC ~C アミノアルキル、C ~C アルキルC(O)-、C ~C ヒドロキシアルキルC(O)-およびC ~C アミノアルキルC(O)-からなる群から選択され、
のシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、フェニルおよびヘテロアリール部分が、ハロゲン、C ~C アルキル、OH、OC ~C アルキル、NH 、NHC ~C アルキルおよびN(C ~C アルキル) から選択される0~3個の置換基により置換されている、
項目12または13に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目15)
が、C ~C 10 シクロアルキル、C ~C 10 シクロアルキルC ~C アルキル、C ~C 10 ヘテロシクロアルキル、C ~C 10 ヘテロシクロアルキルC ~C アルキル、フェニル、フェニルC ~C アルキル、ジフェニルC ~C アルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールC ~C アルキルからなる群から選択され、
およびR F’ のシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、フェニルおよびヘテロアリール部分がそれぞれ、ハロゲン、C ~C アルキル、OH、OC ~C アルキル、NH 、NHC ~C アルキルおよびN(C ~C アルキル) から選択される0~3個の置換基により独立して置換されている、
項目12または13に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目16)
が、結合であり、Qが、-Z-A-RL-または-Z-A-RL-Y-である、項目1から15のいずれか一項に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目17)
が、分断剤であり、Qが、
-Z-A-S -RL-;-Z-A-L (S )-RL-;-Z-A-S -RL-Y-;または-Z-A-L (S )-RL-Y-
である、項目1から15のいずれか一項に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目18)
が、PEG単位である、項目17に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目19)
前記PEG単位が、以下の式:
Figure 2019195665000022

(式中、左側の波線は、Aへの結合部位を示し、右側の波線は、RLへの結合部位を示し、bは2~20の整数であるか、または2、4、8もしくは12である)
を有する、項目18に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目20)
前記PEG単位が、以下の式:
Figure 2019195665000023

(式中、左側の波線は、Aへの結合部位を示し、右側の波線は、RLへの結合部位を示し、bは2~20の整数であるか、または2、4、8もしくは12である)
を有する、項目19に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目21)
Qが、式-Z-A-L (S )-RL-または-Z-A-L (S )-RL-Y-であり、S が、2個、4個、8個または12個の-CH CH O-サブ単位、およびC 1~4 アルキルまたはC 1~4 アルキル-CO HであるPEG単位の末端キャップ基を含む、項目17に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目22)
が、式:
Figure 2019195665000024

(式中、波線は、前記並列コネクター単位(L )への結合部位を示し、bは2~20の整数であるか、または2、4、8もしくは12である)
のものである、項目21に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目23)
が、式:
Figure 2019195665000025

(式中、波線は、前記並列コネクター単位(L )への結合部位を示し、bは2~20の整数であるか、または2、4、8もしくは12である)
のものである、項目22に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目24)
がリシンである、項目21から23のいずれか一項に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目25)
が、式:
Figure 2019195665000026

(式中、波線は、前記分断剤に対する結合位置を示し、アスタリスクは、AおよびRLへの結合位置を示す)
のものである、項目24に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目26)
Zが、式Za:
Figure 2019195665000027

[式中、アスタリスクは、前記リガンド単位(L)への結合位置を示し、
波線は、前記コネクター単位(A)への結合位置を示し、
17 は、-C ~C 10 アルキレン-、C ~C 10 ヘテロアルキレン-、-C ~C カルボシクロ-、-O-(C ~C アルキレン)-、-アリーレン-、-C ~C 10 アルキレン-アリーレン-、-アリーレン-C ~C 10 アルキレン-、-C ~C 10 アルキレン-(C ~C カルボシクロ)-、-(C ~C カルボシクロ)-C ~C 10 アルキレン-、-C ~C ヘテロシクロ-、-C ~C 10 アルキレン-(C ~C ヘテロシクロ)-、-(C ~C ヘテロシクロ)-C ~C 10 アルキレン-、-C ~C 10 アルキレン-C(=O)-、C ~C 10 ヘテロアルキレン-C(=O)-、-C ~C カルボシクロ-C(=O)-、-O-(C ~C アルキレン)-C(=O)-、-アリーレン-C(=O)-、-C ~C 10 アルキレン-アリーレン-C(=O)-、-アリーレン-C ~C 10 アルキレン-C(=O)-、-C ~C 10 アルキレン-(C ~C カルボシクロ)-C(=O)-、-(C ~C カルボシクロ)-C ~C 10 アルキレン-C(=O)-、-C ~C ヘテロシクロ-C(=O)-、-C ~C 10 アルキレン-(C ~C ヘテロシクロ)-C(=O)-、-(C ~C ヘテロシクロ)-C ~C 10 アルキレン-C(=O)-、-C ~C 10 アルキレン-NH-、C ~C 10 ヘテロアルキレン-NH-、-C ~C カルボシクロ-NH-、-O-(C ~C アルキレン)-NH-、-アリーレン-NH-、-C ~C 10 アルキレン-アリーレン-NH-、-アリーレン-C ~C 10 アルキレン-NH-、-C ~C 10 アルキレン-(C ~C カルボシクロ)-NH-、-(C ~C カルボシクロ)-C ~C 10 アルキレン-NH-、-C ~C ヘテロシクロ-NH-、-C ~C 10 アルキレン-(C ~C ヘテロシクロ)-NH-、-(C ~C ヘテロシクロ)-C ~C 10 アルキレン-NH-、-C ~C 10 アルキレン-S-、C ~C 10 ヘテロアルキレン-S-、-C ~C カルボシクロ-S-、-O-(C ~C アルキレン)-S-、-アリーレン-S-、-C ~C 10 アルキレン-アリーレン-S-、-アリーレン-C ~C 10 アルキレン-S-、-C ~C 10 アルキレン-(C ~C カルボシクロ)-S-、-(C ~C カルボシクロ)-C ~C 10 アルキレン-S-、-C ~C ヘテロシクロ-S-、-C ~C 10 アルキレン-(C ~C ヘテロシクロ)-S-または-(C ~C ヘテロシクロ)-C ~C 10 アルキレン-S-であり、
17 は、-(CH NH 、-(CH NHR または-(CH NR である塩基性単位(BU)により必要に応じて置換されており、
(式中、xは、1~4の整数であり、
はそれぞれ、C 1~6 アルキルおよびC 1~6 ハロアルキルからなる群から独立して選択されるか、または2つのR 基は、それらが結合している窒素と合わさり、4~6員のヘテロシクロアルキル環またはアゼチジニル、ピロリジニルもしくはピペリジニル基を形成する)]
を有する、項目1から25のいずれか一項に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目27)
17 が、-(C ~C )アルキレン-C(=O)-であり、R 17 のアルキレン部分が、前記塩基性単位(BU)により必要に応じて置換されている、項目26に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目28)
Zが、以下:
Figure 2019195665000028

である、項目26または27に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目29)
Zが、以下:
Figure 2019195665000029

である、項目28に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目30)
Zが、以下:
Figure 2019195665000030

である、項目29に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目31)
Aが、結合である、項目1から30のいずれか一項に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目32)
RLが、ジペプチド、トリペプチドまたはテトラペプチドである、項目1から31のいずれか一項に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目33)
RLが、ジペプチドである、項目32に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目34)
RLが、トリペプチドである、項目32に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目35)
RLが、gly-gly、gly-gly-gly、gly-gly-gly-gly、val-gly-gly、val-cit-gly、val-gln-gly、val-glu-gly、phe-lys-gly、leu-lys-gly、gly-val-lys-gly、val-lys-gly-gly、val-lys-gly、val-lys-ala、val-lys-leu、leu-leu-gly、gly-gly-phe-gly、gly-gly-phe-gly-gly、val-glyまたはval-lys-β-alaである、項目32に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目36)
RLが、以下の式:AA -AA -AA (式中、AA 、AA およびAA は、それぞれ独立してアミノ酸であり、AA は、-NH-に結合しており、AA は、S に結合している)を有するトリペプチドである、項目34に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目37)
AA が、glyまたはβ-alaである、項目36に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目38)
RLが、val-lys-glyであり、valが、-NH-に結合しており、glyが、S に結合している、項目37に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目39)
Yが、以下の式:
Figure 2019195665000031

である、項目1から38のいずれか一項に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目40)
pが、1~16であるか、または2~8であるか、または2であるか、または4であるか、または8である、項目1から39のいずれか一項に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目41)
式(IB):
Figure 2019195665000032

または薬学的に許容されるその塩(式中、
は、PEG単位であり、
RLは、2~8個のアミノ酸を含むペプチドであるペプチド放出可能なリンカーである)を有する、項目1に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目42)
前記PEG単位が、以下の式:
Figure 2019195665000033

(式中、左側の波線は、-C(O)-への結合部位を示し、右側の波線は、RLへの結合部位を示し、bは2~20の整数であるか、または2、4、8もしくは12である)
を有する、項目41に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目43)
RLが、以下の式:AA -AA -AA (式中、AA 、AA およびAA は、それぞれ独立してアミノ酸であり、AA は、-NH-に結合しており、AA は、S に結合している)を有するトリペプチドである、項目41から42のいずれか一項に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目44)
AA が、glyまたはβ-alaである、項目43に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目45)
AA が、glyである、項目44に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目46)
RLが、val-lys-glyであり、valが、-NH-に結合しており、glyが、S に結合している、項目45に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目47)
式(IC):
Figure 2019195665000034

または薬学的に許容されるその塩、
(式中、
yは、1、2、3もしくは4であるか、または1もしくは4であり、
zは、2~12の整数であるか、または2、4、8もしくは12であり、
pは、1~16である)
を有する、項目1に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目48)
pが、4、5、6、7、8、9もしくは10であるか、またはpが、4もしくは8である、項目47に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目49)
式(IIA):
Figure 2019195665000035

または薬学的に許容されるその塩(式中、S は、PEG単位である)
を有する、項目1に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目50)
式(IIB):
Figure 2019195665000036

または薬学的に許容されるその塩を有する、項目49に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目51)
式(IIC):
Figure 2019195665000037

または薬学的に許容されるその塩を有する、項目49または50に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目52)
式(IID):
Figure 2019195665000038

または薬学的に許容されるその塩
(式中、
RLは、gly-gly-gly-gly、val-lys-β-ala、val-gln-gly、val-lys-ala、phe-lys-gly、val-lys-gly-gly、gly-gly、val-lys-gly、val-gly-gly、leu-leu-gly、leu-lys-gly、val-glu-gly、gly-gly-gly、val-asp-gly、gly-lys-val、val-lys、val-glyおよびgly-val-lys-glyからなる群から選択されるペプチドであり、
xは、2~20の整数であるか、または2、4、8もしくは12である)
を有する、項目49または50に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目53)
前記リガンド単位が、抗体またはその抗原結合性フラグメントである、項目1から52のいずれか一項に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目54)
前記抗体が、モノクローナル抗体またはその抗原結合性フラグメントである、項目53に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目55)
前記抗体が、cAC10抗CD30抗体またはその抗原結合性フラグメントである、項目53または54に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目56)
以下の式:
Q’-D
または薬学的に許容されるその塩[式中、
Qは、以下:
Z’-A-S*-RL-; Z’-A-L (S*)-RL-;Z’-A-S*-RL-Y-; Z’-A-L (S*)-RL-Y-
(式中、Zは、ストレッチャー単位前駆体であり、Aは、結合またはコネクター単位であり、S は、結合または分断剤であり、L は、並列コネクター単位であり、
RLは2~8個のアミノ酸を含むペプチドを含むペプチド放出可能なリンカーであり、
Yは、スペーサー単位である)
からなる群から選択される式を有するリンカー単位前駆体であり、
Dは、以下:
Figure 2019195665000039

(式中、
は、H、-(C ~C )アルキル-OH、-(C ~C )アルキル-O-(C ~C )アルキル-NH 、-C ~C アルキル、C ~C ハロアルキル、C ~C シクロアルキル、C ~C シクロアルキルC ~C アルキル、フェニルおよびフェニルC ~C アルキルからなる群から選択されるメンバーであり、
およびR F’ はそれぞれ、H、C ~C アルキル、C ~C ヒドロキシアルキル、C ~C アミノアルキル、C ~C アルキルアミノC ~C アルキル、(C ~C ヒドロキシアルキル)(C ~C アルキル)アミノC ~C アルキル、ジ(C ~C アルキル)アミノC ~C アルキル、C ~C ヒドロキシアルキルC ~C アミノアルキル、C ~C アルキルC(O)-、C ~C ヒドロキシアルキルC(O)-、C ~C アミノアルキルC(O)-、C ~C 10 シクロアルキル、C ~C 10 シクロアルキルC ~C アルキル、C ~C 10 ヘテロシクロアルキル、C ~C 10 ヘテロシクロアルキルC ~C アルキル、フェニル、フェニルC ~C アルキル、ジフェニルC ~C アルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールC ~C アルキルからなる群から独立して選択されるメンバーであるか、またはR およびR F’ は、各々が結合している窒素原子と合わさり、ハロゲン、C ~C アルキル、OH、OC ~C アルキル、NH 、NHC ~C アルキルおよびN(C ~C アルキル) から選択される0~3個の置換基を有する5員、6員または7員環を形成し、
、R およびR F’ のシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、フェニルおよびヘテロアリール部分は、ハロゲン、C ~C アルキル、OH、OC ~C アルキル、NH 、NHC ~C アルキルおよびN(C ~C アルキル) から選択される0~3個の置換基により置換されており、
Qは、CPT2またはCPT5に存在するヒドロキシル基またはアミン基のいずれか1つを介して結合している)
から選択される薬物単位である]
を有するカンプトテシン-リンカー化合物。
(項目57)
Dが、式CPT2を有する、項目56に記載のカンプトテシン-リンカー化合物。
(項目58)
が、-(C ~C )アルキル-OHまたは-(C ~C )アルキル-O-(C ~C )アルキル-NH である、項目56または57に記載のカンプトテシン-リンカー化合物。
(項目59)
が、-CH -OHまたは-CH -O-CH -NH である、項目58に記載のカンプトテシン-リンカー化合物。
(項目60)
が、C ~C アルキル、C ~C ハロアルキル、C ~C シクロアルキル、C ~C シクロアルキルC ~C アルキル、フェニルおよびフェニルC ~C アルキルからなる群から選択されるメンバーである、項目56または57に記載のカンプトテシン-リンカー化合物。
(項目61)
が、C ~C アルキルまたはC ~C ハロアルキルである、項目56または57に記載のカンプトテシン-リンカー化合物。
(項目62)
Dが、式CPT5を有する、項目56に記載のカンプトテシン-リンカー化合物。
(項目63)
Q’-Dが、(CPT5iN)、(CPT5iiN)、(CPT5iiiN)、(CPT5ivN)、(CPT5vN)、(CPT5viN)、(CPT5iO)、(CPT5iiO)、(CPT5iiiO)、(CPT5ivO)、(CPT5vO)および(CPT5viO):
Figure 2019195665000040

Figure 2019195665000041

から選択される式を有する、項目56または62に記載のカンプトテシン-リンカー化合物。
(項目64)
およびR F’ がそれぞれ、H、C ~C アルキル、C ~C ヒドロキシアルキル、C ~C アミノアルキル、C ~C アルキルアミノC ~C アルキル、(C ~C ヒドロキシアルキル)(C ~C アルキル)アミノC ~C アルキル、ジ(C ~C アルキル)アミノC ~C アルキル、C ~C ヒドロキシアルキルC ~C アミノアルキル、C ~C アルキルC(O)-、C ~C ヒドロキシアルキルC(O)-およびC ~C アミノアルキルC(O)-からなる群から独立して選択され、
およびR F’ のシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、フェニルおよびヘテロアリール部分が、ハロゲン、C ~C アルキル、OH、OC ~C アルキル、NH 、NHC ~C アルキルおよびN(C ~C アルキル) から選択される0~3個の置換基により置換されている、
項目63に記載のカンプトテシン-リンカー化合物。
(項目65)
およびR F’ がそれぞれ、C ~C 10 シクロアルキル、C ~C 10 シクロアルキルC ~C アルキル、C ~C 10 ヘテロシクロアルキル、C ~C 10 ヘテロシクロアルキルC ~C アルキル、フェニル、フェニルC ~C アルキル、ジフェニルC ~C アルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールC ~C アルキルからなる群から独立して選択され、
およびR F’ のシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、フェニルおよびヘテロアリール部分がそれぞれ、ハロゲン、C ~C アルキル、OH、OC ~C アルキル、NH 、NHC ~C アルキルおよびN(C ~C アルキル) から選択される0~3個の置換基により独立して置換されている、
項目63に記載のカンプトテシン-リンカー化合物。
(項目66)
F’ がHである、項目62または63に記載のカンプトテシン-リンカー化合物。
(項目67)
Q’-Dが、(CPT5iN)、(CPT5iiN)、(CPT5iiiN)、(CPT5ivN)、(CPT5vN)および(CPT5viN)から選択される式を有する、項目63に記載のカンプトテシン-リンカー化合物。
(項目68)
Q’-Dが、(CPT5iN)、(CPT5iiN)および(CPT5viN)から選択される式を有する、項目67に記載のカンプトテシン-リンカー化合物。
(項目69)
が、-H、C ~C アルキル、C ~C ヒドロキシアルキル、C ~C アミノアルキル、C ~C アルキルアミノC ~C アルキル、(C ~C ヒドロキシアルキル)(C ~C アルキル)アミノC ~C アルキル、ジ(C ~C アルキル)アミノC ~C アルキル、C ~C ヒドロキシアルキルC ~C アミノアルキル、C ~C アルキルC(O)-、C ~C ヒドロキシアルキルC(O)-およびC ~C アミノアルキルC(O)-からなる群から選択され、
のシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、フェニルおよびヘテロアリール部分が、ハロゲン、C ~C アルキル、OH、OC ~C アルキル、NH 、NHC ~C アルキルおよびN(C ~C アルキル) から選択される0~3個の置換基により置換されている、
項目67または68に記載のカンプトテシン-リンカー化合物。
(項目70)
が、C ~C 10 シクロアルキル、C ~C 10 シクロアルキルC ~C アルキル、C ~C 10 ヘテロシクロアルキル、C ~C 10 ヘテロシクロアルキルC ~C アルキル、フェニル、フェニルC ~C アルキル、ジフェニルC ~C アルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールC ~C アルキルからなる群から選択され、
およびR F’ のシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、フェニルおよびヘテロアリール部分がそれぞれ、ハロゲン、C ~C アルキル、OH、OC ~C アルキル、NH 、NHC ~C アルキルおよびN(C ~C アルキル) から選択される0~3個の置換基により独立して置換されている、
項目67または68に記載のカンプトテシン-リンカー化合物。
(項目71)
が、結合であり、Qが、-Z-A-RL-または-Z-A-RL-Y-である、項目56から70のいずれか一項に記載のカンプトテシン-リンカー化合物。
(項目72)
が、分断剤であり、Qが、
-Z-A-S -RL-;-Z-A-L (S )-RL-;-Z-A-S -RL-Y-;または-Z-A-L (S )-RL-Y-である、項目56から70のいずれか一項に記載のカンプトテシン-リンカー化合物。
(項目73)
が、PEG単位である、項目72に記載のカンプトテシン-リンカー化合物。
(項目74)
前記PEG単位が、以下の式:
Figure 2019195665000042

(式中、左側の波線は、Aへの結合部位を示し、右側の波線は、RLへの結合部位を示し、bは2~20の整数であるか、または2、4、8もしくは12である)
を有する、項目73に記載のカンプトテシン-リンカー化合物。
(項目75)
前記PEG単位が、以下の式:
Figure 2019195665000043

(式中、左側の波線は、Aへの結合部位を示し、右側の波線は、RLへの結合部位を示し、bは2~20の整数であるか、または2、4、8もしくは12である)
を有する、項目74に記載のカンプトテシン-リンカー化合物。
(項目76)
Qが、式-Z-A-L (S )-RL-または-Z-A-L (S )-RL-Y-であり、S が、2個、4個、8個または12個の-CH CH O-サブ単位、およびC 1~4 アルキルまたはC 1~4 アルキル-CO HであるPEG単位の末端キャップ基を含む、項目72に記載のカンプトテシン-リンカー化合物。
(項目77)
が、式:
Figure 2019195665000044

(式中、波線は、前記並列コネクター単位(L )への結合部位を示し、bは2~20の整数であるか、または2、4、8もしくは12である)
のものである、項目76に記載のカンプトテシン-リンカー化合物。
(項目78)
が、式:
Figure 2019195665000045

(式中、波線は、前記並列コネクター単位(L )への結合部位を示し、bは2~20の整数であるか、または2、4、8もしくは12である)
のものである、項目77に記載のカンプトテシン-リンカー化合物。
(項目79)
がリシンである、項目76から78のいずれか一項に記載のカンプトテシン-リンカー化合物。
(項目80)
が、式:
Figure 2019195665000046

(式中、波線は、前記分断剤に対する結合位置を示し、アスタリスクは、AおよびRLへの結合位置を示す)
のものである、項目79に記載のカンプトテシン-リンカー化合物。
(項目81)
Zが、式Za:
Figure 2019195665000047

[式中、波線は、前記コネクター単位(A)への結合位置を示し、
17 は、-C ~C 10 アルキレン-、C ~C 10 ヘテロアルキレン-、-C ~C カルボシクロ-、-O-(C ~C アルキレン)-、-アリーレン-、-C ~C 10 アルキレン-アリーレン-、-アリーレン-C ~C 10 アルキレン-、-C ~C 10 アルキレン-(C ~C カルボシクロ)-、-(C ~C カルボシクロ)-C ~C 10 アルキレン-、-C ~C ヘテロシクロ-、-C ~C 10 アルキレン-(C ~C ヘテロシクロ)-、-(C ~C ヘテロシクロ)-C ~C 10 アルキレン-、-C ~C 10 アルキレン-C(=O)-、C ~C 10 ヘテロアルキレン-C(=O)-、-C ~C カルボシクロ-C(=O)-、-O-(C ~C アルキレン)-C(=O)-、-アリーレン-C(=O)-、-C ~C 10 アルキレン-アリーレン-C(=O)-、-アリーレン-C ~C 10 アルキレン-C(=O)-、-C ~C 10 アルキレン-(C ~C カルボシクロ)-C(=O)-、-(C ~C カルボシクロ)-C ~C 10 アルキレン-C(=O)-、-C ~C ヘテロシクロ-C(=O)-、-C ~C 10 アルキレン-(C ~C ヘテロシクロ)-C(=O)-、-(C ~C ヘテロシクロ)-C ~C 10 アルキレン-C(=O)-、-C ~C 10 アルキレン-NH-、C ~C 10 ヘテロアルキレン-NH-、-C ~C カルボシクロ-NH-、-O-(C ~C アルキレン)-NH-、-アリーレン-NH-、-C ~C 10 アルキレン-アリーレン-NH-、-アリーレン-C ~C 10 アルキレン-NH-、-C ~C 10 アルキレン-(C ~C カルボシクロ)-NH-、-(C ~C カルボシクロ)-C ~C 10 アルキレン-NH-、-C ~C ヘテロシクロ-NH-、-C ~C 10 アルキレン-(C ~C ヘテロシクロ)-NH-、-(C ~C ヘテロシクロ)-C ~C 10 アルキレン-NH-、-C ~C 10 アルキレン-S-、C ~C 10 ヘテロアルキレン-S-、-C ~C カルボシクロ-S-、-O-(C ~C アルキレン)-S-、-アリーレン-S-、-C ~C 10 アルキレン-アリーレン-S-、-アリーレン-C ~C 10 アルキレン-S-、-C ~C 10 アルキレン-(C ~C カルボシクロ)-S-、-(C ~C カルボシクロ)-C ~C 10 アルキレン-S-、-C ~C ヘテロシクロ-S-、-C ~C 10 アルキレン-(C ~C ヘテロシクロ)-S-または-(C ~C ヘテロシクロ)-C ~C 10 アルキレン-S-であり、
17 は、-(CH NH 、-(CH NHR または-(CH NR である塩基性単位(BU)により必要に応じて置換されており、
(式中、xは、1~4の整数であり、
はそれぞれ、C 1~6 アルキルおよびC 1~6 ハロアルキルからなる群から独立して選択されるか、または2つのR 基は、それらが結合している窒素と合わさり、4~6員のヘテロシクロアルキル環またはアゼチジニル、ピロリジニルもしくはピペリジニル基を形成する)]
を有する、項目56から80のいずれか一項に記載のカンプトテシン-リンカー化合物。
(項目82)
17 が、-(C ~C )アルキレン-C(=O)-であり、R 17 のアルキレン部分が、前記塩基性単位(BU)により必要に応じて置換されている、項目81に記載のカンプトテシン-リンカー化合物。
(項目83)
Z’が、式:
Figure 2019195665000048

[式中、
カルボニルに隣接する波線は、Aへの結合点を示しており、
BUは、-(CH NH 、-(CH NHR または-(CH N(R である塩基性単位であり、
(式中、xは、1~4の整数であり、
はそれぞれ、独立して、C 1~6 アルキルもしくはC 1~6 ハロアルキルであるか、
または2つのR 基は、それらが結合している窒素と合わさり、4~6員のヘテロシクロアルキル環、またはアゼチジニル、ピロリジニルもしくはピペリジニル基を形成する)]を有する、項目81または82に記載のカンプトテシン-リンカー化合物。
(項目84)
Z’が、以下:
Figure 2019195665000049

(式中、カルボニルに隣接する波線は、Aへの結合点を示している)
である、項目83に記載のカンプトテシン-リンカー化合物。
(項目85)
Z’が、以下:
Figure 2019195665000050

である、項目84に記載のカンプトテシン-リンカー化合物。
(項目86)
Aが、結合である、項目56から85のいずれか一項に記載のカンプトテシン-リンカー化合物。
(項目87)
RLが、ジペプチド、トリペプチドまたはテトラペプチドである、項目56から86のいずれか一項に記載のカンプトテシン-リンカー化合物。
(項目88)
RLが、ジペプチドである、項目87に記載のカンプトテシン-リンカー化合物。
(項目89)
RLが、トリペプチドである、項目87に記載のカンプトテシン-リンカー化合物。
(項目90)
RLが、gly-gly、gly-gly-gly、gly-gly-gly-gly、val-gly-gly、val-cit-gly、val-gln-gly、val-glu-gly、phe-lys-gly、leu-lys-gly、gly-val-lys-gly、val-lys-gly-gly、val-lys-gly、val-lys-ala、val-lys-leu、leu-leu-gly、gly-gly-phe-gly、gly-gly-phe-gly-gly、val-glyまたはval-lys-β-alaである、項目87のいずれか一項に記載のカンプトテシン-リンカー化合物。
(項目91)
RLが、以下の式:AA -AA -AA (式中、AA 、AA およびAA は、それぞれ独立してアミノ酸であり、AA は、-NH-に結合しており、AA は、S に結合している)を有するトリペプチドである、項目89に記載のカンプトテシン-リンカー化合物。
(項目92)
AA が、glyまたはβ-alaである、項目91に記載のカンプトテシン-リンカー化合物。
(項目93)
AA が、glyである、項目92に記載のカンプトテシン-リンカー化合物。
(項目94)
Yが、以下の式:
Figure 2019195665000051

である、項目56から93のいずれか一項に記載のカンプトテシン-リンカー化合物。
(項目95)
式:
Figure 2019195665000052

または薬学的に許容されるその塩(式中、
は、PEG単位であり、
RLは、2~8個のアミノ酸を含むペプチドであるペプチド放出可能なリンカーである)を有する、項目56に記載のカンプトテシン-リンカー化合物。
(項目96)
前記PEG単位が、以下の式:
Figure 2019195665000053

(式中、左側の波線は、-C(O)-への結合部位を示し、右側の波線は、RLへの結合部位を示し、bは2~20の整数であるか、または2、4、8もしくは12である)
を有する、項目95に記載のカンプトテシン-リンカー化合物。
(項目97)
RLがトリペプチドである、項目95から96のいずれか一項に記載のカンプトテシン-リンカー化合物。
(項目98)
RLが、以下の式:AA -AA -AA (式中、AA 、AA およびAA は、それぞれ独立してアミノ酸であり、AA は、-NH-に結合しており、AA は、S に結合している)を有するトリペプチドである、項目95から97のいずれか一項に記載のカンプトテシン-リンカー化合物。
(項目99)
AA が、glyまたはβ-alaである、項目98に記載のカンプトテシン-リンカー化合物。
(項目100)
RLが、val-lys-glyであり、valが、-NH-に結合しており、glyが、S に結合している、項目97に記載のカンプトテシン-リンカー化合物。
(項目101)
式(IC):
Figure 2019195665000054

または薬学的に許容されるその塩、
(式中、
yは、1、2、3もしくは4であるか、または1もしくは4であり、
zは、2~12の整数であるか、または2、4、8もしくは12であり、
pは、1~16である)
を有する、項目56に記載のカンプトテシン-リンカー化合物。
(項目102)
pが、4、5、6、7、8、9もしくは10であるか、またはpが、4もしくは8である、項目101に記載のカンプトテシン-リンカー化合物。
(項目103)
式:
Figure 2019195665000055

または薬学的に許容されるその塩を有する、項目56に記載のカンプトテシン-リンカー化合物。
(項目104)
式:
Figure 2019195665000056

または薬学的に許容されるその塩を有する、項目56に記載のカンプトテシン-リンカー化合物。
(項目105)
式:
Figure 2019195665000057

または薬学的に許容されるその塩を有する、項目56に記載のカンプトテシン-リンカー化合物。
(項目106)
式:
Figure 2019195665000058

または薬学的に許容されるその塩
(式中、
RLは、gly-gly-gly-gly、val-lys-β-ala、val-gln-gly、val-lys-ala、phe-lys-gly、val-lys-gly-gly、gly-gly、val-lys-gly、val-gly-gly、leu-leu-gly、leu-lys-gly、val-glu-gly、gly-gly-gly、val-asp-gly、val-lys、val-glyおよびgly-val-lys-glyからなる群から選択されるペプチドであり、
xは、2~20の整数であるか、または2、4、8もしくは12である)
を有する、項目56に記載のカンプトテシン-リンカー化合物。
(項目107)
以下の式:
Figure 2019195665000059

(式中、
xは、2~20の整数であるか、または2、4、8もしくは12であり、
RLは、gly-gly-gly-gly、val-lys-β-ala、val-gln-gly、val-lys-ala、phe-lys-gly、val-lys-gly-gly、gly-gly、val-lys-gly、val-gly-gly、leu-leu-gly、leu-lys-gly、val-glu-gly、gly-gly-gly、val-asp-gly、val-lys、val-glyおよびgly-val-lys-glyからなる群から選択されるペプチドである)
を有する、項目56に記載のカンプトテシン-リンカー化合物。
(項目108)
xが、4~12の整数である、項目107に記載のカンプトテシン-リンカー化合物。
(項目109)
以下の式:
Figure 2019195665000060

(式中、
xは、2~20の整数であるか、または2、4、8もしくは12であり、
RLは、gly-gly-gly-gly、val-lys-β-ala、val-gln-gly、val-lys-ala、phe-lys-gly、val-lys-gly-gly、gly-gly、val-lys-gly、val-gly-gly、leu-leu-gly、leu-lys-gly、val-glu-gly、gly-gly-gly、val-asp-gly、val-lys、val-glyおよびgly-val-lys-glyからなる群から選択されるペプチドである)
を有する、項目56に記載のカンプトテシン-リンカー化合物。
(項目110)
RLがval-lys-glyである、項目108または109に記載のカンプトテシン-リンカー化合物。
(項目111)
以下の式:
Figure 2019195665000061

(式中、R およびR F’ はそれぞれ、独立して、H、グリシル、ヒドロキシアセチル、エチルまたは2-(2-(2-アミノエトキシ)エトキシ)エチルであるか、またはR およびR F’ は、各々が結合している窒素原子と合わさり、5員、6員もしくは7員のヘテロシクロアルキル環を形成する)
であるカンプトテシン化合物。
(項目112)
およびR F’ が、各々が結合している窒素原子と合わさり、6員環を形成する、項目111に記載のカンプトテシン化合物。
(項目113)
前記6員環が、モルホリニル基またはピペラジニル基である、項目112に記載のカンプトテシン化合物。
(項目114)
F’ が、Hであり、R が、グリシル、ヒドロキシアセチル、エチルまたは2-(2-(2-アミノエトキシ)エトキシ)エチルである、項目111に記載のカンプトテシン化合物。
(項目115)
F’ が、Hであり、R が、脂肪族基を含む、項目111に記載のカンプトテシン化合物。
(項目116)
F’ が、Hであり、R が、アリール基を含む、項目111に記載のカンプトテシン化合物。
(項目117)
F’ が、Hであり、R が、アミド基を含む、項目111に記載のカンプトテシン化合物。
(項目118)
F’ が、Hであり、R が、エチレンオキシド基を含む、項目111に記載のカンプトテシン化合物。
(項目119)
化合物4、化合物5、ならびに表IおよびII中の化合物から選択される群から選択される、項目111から118のいずれか一項に記載のカンプトテシン化合物。
(項目120)
以下の式:
Figure 2019195665000062

または薬学的に許容されるその塩
(式中、R は、-(C ~C )アルキル-OH、-(C ~C )アルキル-O-(C ~C )アルキル-NH 、-C ~C アルキル、C ~C ハロアルキル、C ~C シクロアルキル、C ~C シクロアルキルC ~C アルキル、フェニルまたはフェニルC ~C アルキルである)
であるカンプトテシン化合物。
(項目121)
が、C ~C アルキルを含む、項目120に記載のカンプトテシン化合物。
(項目122)
が、シクロプロピル、ペンチル、ヘキシル、tert-ブチルまたはシクロペンチル基を含む、項目121に記載のカンプトテシン化合物。
(項目123)
化合物6および表III中の化合物からなる群から選択される、項目120から122のいずれか一項に記載のカンプトテシン化合物。
(項目124)
前記抗体またはその抗原結合性フラグメントが、それぞれ、配列番号1、2、3、4、5および6のアミノ酸配列を含む、CDR-H1、CDR-H2、CDR-H3、CDR-L1、CDR-L2およびCDR-L3を含む、項目53から55のいずれか一項に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目125)
前記抗体またはその抗原結合性フラグメントが、配列番号7のアミノ酸配列に少なくとも95%が同一であるアミノ酸配列を含む重鎖可変領域、および配列番号8のアミノ酸配列と少なくとも95%が同一であるアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、項目124に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目126)
前記抗体またはその抗原結合性フラグメントが、配列番号7のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域、および配列番号8のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、項目124に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目127)
前記抗体が、配列番号9または配列番号10のアミノ酸配列を含む重鎖、および配列番号11のアミノ酸配列を含む軽鎖を含む、項目124に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目128)
式(IC):
Figure 2019195665000063

または薬学的に許容されるその塩、
(式中、
yは、1、2、3もしくは4であるか、または1もしくは4であり、
zは、2~12の整数であるか、または2、4、8もしくは12であり、
pは、1~16である)
を有する、項目124から127のいずれか一項に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目129)
pが、2、3、4、5、6、7、8、9もしくは10であるか、またはpが、2、4もしくは8である、項目128に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目130)
以下の式:
Figure 2019195665000064

または薬学的に許容されるその塩、
(式中、
pは、2、4または8である)
を有する、項目53から55のいずれか一項に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目131)
pが8である、項目130に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
(項目132)
がんの処置を必要とする対象におけるがんを処置する方法であって、前記対象に、有効量の項目1から55および124から131のいずれか一項に記載のカンプトテシンコンジュゲート、または項目111から123のいずれか一項に記載のカンプトテシン化合物を投与するステップを含む、方法。
(項目133)
前記がんが、リンパ腫、白血病または固形腫瘍である、項目132に記載の方法。
(項目134)
前記対象に、有効量の追加的な治療剤、1種もしくは複数の化学療法剤、または放射線療法を投与するステップを含む、項目132または133に記載の方法。
(項目135)
自己免疫疾患の処置を必要とする対象における自己免疫疾患を処置する方法であって、前記対象に、有効量の項目1から55および124から131のいずれか一項に記載のカンプトテシンコンジュゲート、または項目111から123のいずれか一項に記載のカンプトテシン化合物を投与するステップを含む、方法。
(項目136)
前記自己免疫疾患が、Th2リンパ球が関連する障害、Th1リンパ球が関連する障害または活性化Bリンパ球が関連する障害である、項目135に記載の方法。
(項目137)
がんの処置を必要とする対象において、がんを処置する方法であって、がん細胞に項目111から123のいずれか一項に記載のカンプトテシン化合物を接触させるステップを含む、方法。
(項目138)
前記がんが、リンパ腫、白血病または固形腫瘍である、項目137に記載の方法。
(項目139)
抗体またはその抗原結合性フラグメントを項目56から110のいずれか一項に記載のカンプトテシン-リンカー化合物と反応させるステップを含む、項目1から55および124から131のいずれか一項に記載のカンプトテシンコンジュゲートを調製する方法。
(項目140)
項目1から55および124から131のいずれか一項に記載のカンプトテシンコンジュゲートおよび薬学的に許容される担体を含む、医薬組成物。
(項目141)
必要に応じて、追加的な治療剤を含む、項目1から55および124から131のいずれか一項に記載のカンプトテシンコンジュゲートを含む、キット。
(項目142)
疾患または障害を処置するための、項目1から55および124から131のいずれか一項に記載のカンプトテシンコンジュゲート、または項目111から123のいずれか一項に記載のカンプトテシン化合物の使用。
(項目143)
疾患または障害を処置するための医薬の調製における、項目1から55および124から131のいずれか一項に記載のカンプトテシンコンジュゲート、または項目111から123のいずれか一項に記載のカンプトテシン化合物、および薬学的に許容される添加剤、担体または賦形剤の使用。

Claims (48)

  1. 以下の式:
    L-(Q-D) (I)
    または薬学的に許容されるその塩[式中、
    Lは、リガンド単位であり、
    Qは、以下:
    -Z-A-S-RL-;-Z-A-L(S)-RL-;-Z-A-S-RL-Y-;または-Z-A-L(S)-RL-Y-
    (式中、Zは、ストレッチャー単位であり、Aは、結合またはコネクター単位であり、Lは、並列コネクター単位であり、Sは、結合または分断剤であり、
    RLは2~8個のアミノ酸を含むペプチドであり、
    Yは、スペーサー単位である)
    から選択される式を有するリンカー単位であり、
    Dは、以下:
    Figure 2019195665000001

    (式中、
    は、H、-(C~C)アルキル-OH、-(C~C)アルキル-O-(C~C)アルキル-NH、-C~Cアルキル、C~Cハロアルキル、C~Cシクロアルキル、C~CシクロアルキルC~Cアルキル、フェニルおよびフェニルC~Cアルキルからなる群から選択されるメンバーであり、
    およびRF’はそれぞれ、H、C~Cアルキル、C~Cヒドロキシアルキル、C~Cアミノアルキル、C~CアルキルアミノC~Cアルキル、(C~Cヒドロキシアルキル)(C~Cアルキル)アミノC~Cアルキル、ジ(C~Cアルキル)アミノC~Cアルキル、C~CヒドロキシアルキルC~Cアミノアルキル、C~Cヘテロアルキル、C~CアルキルC(O)-、C~CヒドロキシアルキルC(O)-、C~CアミノアルキルC(O)-、C~C10シクロアルキル、C~C10シクロアルキルC~Cアルキル、C~C10ヘテロシクロアルキル、C~C10ヘテロシクロアルキルC~Cアルキル、フェニル、フェニルC~Cアルキル、ジフェニルC~Cアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールC~Cアルキルからなる群から独立して選択されるメンバーであるか、またはRおよびRF’は、各々が結合している窒素原子と合わさり、ハロゲン、C~Cアルキル、OH、OC~Cアルキル、NH、NHC~CアルキルおよびN(C~Cアルキル)から選択される0~3個の置換基を有する5員、6員または7員環を形成し、
    、RおよびRF’のシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、フェニルおよびヘテロアリール部分は、ハロゲン、C~Cアルキル、OH、OC~Cアルキル、NH、NHC~CアルキルおよびN(C~Cアルキル)から選択される0~3個の置換基により置換されており、
    pは、約1~約16であり、
    Qは、CPT2またはCPT5に存在するヒドロキシル基またはアミン基のいずれか1つを介して結合している)
    から選択される薬物単位である]
    を有するカンプトテシンコンジュゲート。
  2. Dが、式CPT2を有する、請求項1に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
  3. Dが、式CPT5を有する、請求項1に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
  4. 前記コンジュゲートの-Q-D構成要素が、(CPT5iN)、(CPT5iiN)、(CPT5iiiN)、(CPT5ivN)、(CPT5vN)、(CPT5viN)、(CPT5iO)、(CPT5iiO)、(CPT5iiiO)、(CPT5ivO)、(CPT5vO)および(CPT5viO):
    Figure 2019195665000002

    Figure 2019195665000003

    から選択される式を有する、請求項1またはに記載のカンプトテシンコンジュゲート。
  5. 前記カンプトテシンコンジュゲートの前記-Q-D構成要素が、(CPT5iN)、(CPT5iiN)、(CPT5iiiN)、(CPT5ivN)、(CPT5vN)および(CPT5viN)から選択される式を有する、請求項に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
  6. が、-H、C~Cアルキル、C~Cヒドロキシアルキル、C~Cアミノアルキル、C~CアルキルアミノC~Cアルキル、(C~Cヒドロキシアルキル)(C~Cアルキル)アミノC~Cアルキル、ジ(C~Cアルキル)アミノC~Cアルキル、C~CヒドロキシアルキルC~Cアミノアルキル、C~CアルキルC(O)-、C~CヒドロキシアルキルC(O)-およびC~CアミノアルキルC(O)-からなる群から選択され、
    のシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、フェニルおよびヘテロアリール部分が、ハロゲン、C~Cアルキル、OH、OC~Cアルキル、NH、NHC~CアルキルおよびN(C~Cアルキル)から選択される0~3個の置換基により置換されている、
    請求項に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
  7. が、結合であり、Qが、-Z-A-RL-または-Z-A-RL-Y-である、請求項1から6のいずれか一項に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
  8. が、PEG単位であり、Qが、
    -Z-A-S-RL-;-Z-A-L(S)-RL-;-Z-A-S-RL-Y-;または-Z-A-L(S)-RL-Y-
    である、請求項1からのいずれか一項に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
  9. 前記PEG単位が、以下の式:
    Figure 2019195665000004

    (式中、左側の波線は、Aへの結合部位を示し、右側の波線は、RLへの結合部位を示し、bは2~20の整数であるか、または2、4、8もしくは12である)
    を有する、請求項に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
  10. 前記PEG単位が、以下の式:
    Figure 2019195665000005

    (式中、左側の波線は、Aへの結合部位を示し、右側の波線は、RLへの結合部位を示し、bは2~20の整数であるか、または2、4、8もしくは12である)
    を有する、請求項に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
  11. Qが、式-Z-A-L(S)-RL-または-Z-A-L(S)-RL-Y-であり、Sが、2個、4個、8個または12個の-CHCHO-サブ単位、およびC1~4アルキルまたはC1~4アルキル-COHであるPEG単位の末端キャップ基を含む、請求項に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
  12. が、式:
    Figure 2019195665000006

    (式中、波線は、前記並列コネクター単位(L)への結合部位を示し、bは2~20の整数であるか、または2、4、8もしくは12である)
    のものである、請求項11に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
  13. が、式:
    Figure 2019195665000007

    (式中、波線は、前記並列コネクター単位(L)への結合部位を示し、bは2~20の整数であるか、または2、4、8もしくは12である)
    のものである、請求項12に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
  14. が、式:
    Figure 2019195665000008

    (式中、波線は、前記分断剤に対する結合位置を示し、アスタリスクは、AおよびRLへの結合位置を示す)
    のものである、請求項に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
  15. Zが、式Za:
    Figure 2019195665000009

    [式中、アスタリスクは、前記リガンド単位(L)への結合位置を示し、
    波線は、前記コネクター単位(A)への結合位置を示し、
    17は、-C~C10アルキレン-、C~C10ヘテロアルキレン-、-C~Cカルボシクロ-、-O-(C~Cアルキレン)-、-アリーレン-、-C~C10アルキレン-アリーレン-、-アリーレン-C~C10アルキレン-、-C~C10アルキレン-(C~Cカルボシクロ)-、-(C~Cカルボシクロ)-C~C10アルキレン-、-C~Cヘテロシクロ-、-C~C10アルキレン-(C~Cヘテロシクロ)-、-(C~Cヘテロシクロ)-C~C10アルキレン-、-C~C10アルキレン-C(=O)-、C~C10ヘテロアルキレン-C(=O)-、-C~Cカルボシクロ-C(=O)-、-O-(C~Cアルキレン)-C(=O)-、-アリーレン-C(=O)-、-C~C10アルキレン-アリーレン-C(=O)-、-アリーレン-C~C10アルキレン-C(=O)-、-C~C10アルキレン-(C~Cカルボシクロ)-C(=O)-、-(C~Cカルボシクロ)-C~C10アルキレン-C(=O)-、-C~Cヘテロシクロ-C(=O)-、-C~C10アルキレン-(C~Cヘテロシクロ)-C(=O)-、-(C~Cヘテロシクロ)-C~C10アルキレン-C(=O)-、-C~C10アルキレン-NH-、C~C10ヘテロアルキレン-NH-、-C~Cカルボシクロ-NH-、-O-(C~Cアルキレン)-NH-、-アリーレン-NH-、-C~C10アルキレン-アリーレン-NH-、-アリーレン-C~C10アルキレン-NH-、-C~C10アルキレン-(C~Cカルボシクロ)-NH-、-(C~Cカルボシクロ)-C~C10アルキレン-NH-、-C~Cヘテロシクロ-NH-、-C~C10アルキレン-(C~Cヘテロシクロ)-NH-、-(C~Cヘテロシクロ)-C~C10アルキレン-NH-、-C~C10アルキレン-S-、C~C10ヘテロアルキレン-S-、-C~Cカルボシクロ-S-、-O-(C~Cアルキレン)-S-、-アリーレン-S-、-C~C10アルキレン-アリーレン-S-、-アリーレン-C~C10アルキレン-S-、-C~C10アルキレン-(C~Cカルボシクロ)-S-、-(C~Cカルボシクロ)-C~C10アルキレン-S-、-C~Cヘテロシクロ-S-、-C~C10アルキレン-(C~Cヘテロシクロ)-S-または-(C~Cヘテロシクロ)-C~C10アルキレン-S-であり、
    17は、-(CHNH、-(CHNHRまたは-(CHNR である塩基性単位(BU)により必要に応じて置換されており、
    (式中、xは、1~4の整数であり、
    はそれぞれ、C1~6アルキルおよびC1~6ハロアルキルからなる群から独立して選択されるか、または2つのR基は、それらが結合している窒素と合わさり、4~6員のヘテロシクロアルキル環またはアゼチジニル、ピロリジニルもしくはピペリジニル基を形成する)]
    を有する、請求項1から14のいずれか一項に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
  16. Zが、以下:
    Figure 2019195665000010

    である、請求項15に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
  17. Zが、以下:
    Figure 2019195665000011

    である、請求項16に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
  18. Aが、結合である、請求項1から17のいずれか一項に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
  19. RLが、ジペプチド、トリペプチドまたはテトラペプチドである、請求項1から18のいずれか一項に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
  20. RLが、gly-gly、gly-gly-gly、gly-gly-gly-gly、val-gly-gly、val-cit-gly、val-gln-gly、val-glu-gly、phe-lys-gly、leu-lys-gly、gly-val-lys-gly、val-lys-gly-gly、val-lys-gly、val-lys-ala、val-lys-leu、leu-leu-gly、gly-gly-phe-gly、gly-gly-phe-gly-gly、val-glyまたはval-lys-β-alaである、請求項19に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
  21. RLが、以下の式:AA-AA-AA(式中、AA、AAおよびAAは、それぞれ独立してアミノ酸であり、AAは、-NH-に結合しており、AAは、Sに結合している)を有するトリペプチドである、請求項19に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
  22. AAが、glyまたはβ-alaである、請求項21に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
  23. RLが、val-lys-glyであり、valが、-NH-に結合しており、glyが、Sに結合している、請求項22に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
  24. Yが、以下の式:
    Figure 2019195665000012

    である、請求項1から23のいずれか一項に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
  25. pが、1~16である、請求項1から24のいずれか一項に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
  26. 式(IC):
    Figure 2019195665000013

    または薬学的に許容されるその塩、
    (式中、
    yは、1、2、3もしくは4であり
    zは、2、4、8もしくは12であり、
    pは、1~16である)
    を有する、請求項1に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
  27. が、4もしくは8である、請求項26に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
  28. 前記リガンド単位が、抗体またはその抗原結合性フラグメントである、請求項1から27のいずれか一項に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
  29. 以下の式:
    Q’-D
    または薬学的に許容されるその塩[式中、
    Qは、以下:
    Z’-A-S*-RL-; Z’-A-L(S*)-RL-;Z’-A-S*-RL-Y-; Z’-A-L(S*)-RL-Y-
    (式中、Zは、ストレッチャー単位前駆体であり、Aは、結合またはコネクター単位であり、Sは、結合または分断剤であり、Lは、並列コネクター単位であり、
    RLは2~8個のアミノ酸を含むペプチドを含むペプチド放出可能なリンカーであり、
    Yは、スペーサー単位である)
    からなる群から選択される式を有するリンカー単位前駆体であり、
    Dは、以下:
    Figure 2019195665000014

    (式中、
    は、H、-(C~C)アルキル-OH、-(C~C)アルキル-O-(C~C)アルキル-NH、-C~Cアルキル、C~Cハロアルキル、C~Cシクロアルキル、C~CシクロアルキルC~Cアルキル、フェニルおよびフェニルC~Cアルキルからなる群から選択されるメンバーであり、
    およびRF’はそれぞれ、H、C~Cアルキル、C~Cヒドロキシアルキル、C~Cアミノアルキル、C~CアルキルアミノC~Cアルキル、(C~Cヒドロキシアルキル)(C~Cアルキル)アミノC~Cアルキル、ジ(C~Cアルキル)アミノC~Cアルキル、C~CヒドロキシアルキルC~Cアミノアルキル、C~CアルキルC(O)-、C~CヒドロキシアルキルC(O)-、C~CアミノアルキルC(O)-、C~C10シクロアルキル、C~C10シクロアルキルC~Cアルキル、C~C10ヘテロシクロアルキル、C~C10ヘテロシクロアルキルC~Cアルキル、フェニル、フェニルC~Cアルキル、ジフェニルC~Cアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールC~Cアルキルからなる群から独立して選択されるメンバーであるか、またはRおよびRF’は、各々が結合している窒素原子と合わさり、ハロゲン、C~Cアルキル、OH、OC~Cアルキル、NH、NHC~CアルキルおよびN(C~Cアルキル)から選択される0~3個の置換基を有する5員、6員または7員環を形成し、
    、RおよびRF’のシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、フェニルおよびヘテロアリール部分は、ハロゲン、C~Cアルキル、OH、OC~Cアルキル、NH、NHC~CアルキルおよびN(C~Cアルキル)から選択される0~3個の置換基により置換されており、
    Qは、CPT2またはCPT5に存在するヒドロキシル基またはアミン基のいずれか1つを介して結合している)
    から選択される薬物単位である]
    を有するカンプトテシン-リンカー化合物。
  30. Dが、式CPT2を有する、請求項29に記載のカンプトテシン-リンカー化合物。
  31. Dが、式CPT5を有する、請求項29に記載のカンプトテシン-リンカー化合物。
  32. 以下の式:
    Figure 2019195665000015

    (式中、RおよびRF’はそれぞれ、独立して、H、グリシル、ヒドロキシアセチル、エチルまたは2-(2-(2-アミノエトキシ)エトキシ)エチルであるか、またはRおよびRF’は、各々が結合している窒素原子と合わさり、5員、6員もしくは7員のヘテロシクロアルキル環を形成する)
    であるカンプトテシン化合物。
  33. およびRF’が、各々が結合している窒素原子と合わさり、6員環を形成する、請求項32に記載のカンプトテシン化合物。
  34. F’が、Hであり、Rが、グリシル、ヒドロキシアセチル、エチルまたは2-(2-(2-アミノエトキシ)エトキシ)エチル、脂肪族基、アリール基、アミド基またはエチレンオキシド基である、請求項32に記載のカンプトテシン化合物。
  35. 化合物4、化合物5、ならびに表IおよびII中の化合物から選択される群から選択される、請求項32から34のいずれか一項に記載のカンプトテシン化合物。
  36. 以下の式:
    Figure 2019195665000016

    または薬学的に許容されるその塩
    (式中、Rは、-(C~C)アルキル-OH、-(C~C)アルキル-O-(C~C)アルキル-NH、-C~Cアルキル、C~Cハロアルキル、C~Cシクロアルキル、C~CシクロアルキルC~Cアルキル、フェニルまたはフェニルC~Cアルキルである)
    であるカンプトテシン化合物。
  37. 化合物6および表III中の化合物からなる群から選択される、請求項36に記載のカンプトテシン化合物。
  38. 前記抗体またはその抗原結合性フラグメントが、それぞれ、配列番号1、2、3、4、5および6のアミノ酸配列を含む、CDR-H1、CDR-H2、CDR-H3、CDR-L1、CDR-L2およびCDR-L3を含む、請求項28に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
  39. 前記抗体またはその抗原結合性フラグメントが、配列番号7のアミノ酸配列に少なくとも95%が同一であるアミノ酸配列を含む重鎖可変領域、および配列番号8のアミノ酸配列と少なくとも95%が同一であるアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、請求項38に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
  40. 前記抗体またはその抗原結合性フラグメントが、配列番号7のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域、および配列番号8のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、請求項38に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
  41. 前記抗体が、配列番号9または配列番号10のアミノ酸配列を含む重鎖、および配列番号11のアミノ酸配列を含む軽鎖を含む、請求項38に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
  42. 式(IC):
    Figure 2019195665000017

    または薬学的に許容されるその塩、
    (式中、
    yは、1、2、3もしくは4であるか、または1もしくは4であり、
    zは、2~12の整数であるか、または2、4、8もしくは12であり、
    pは、1~16である)
    を有する、請求項38から41のいずれか一項に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
  43. が、2、4もしくは8である、請求項42に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
  44. 以下の式:
    Figure 2019195665000018

    または薬学的に許容されるその塩、
    (式中、
    pは、2、4または8である)
    を有する、請求項28に記載のカンプトテシンコンジュゲート。
  45. がんまたは自己免疫疾患の処置を必要とする対象におけるがんまたは自己免疫疾患を処置するのに使用するための、請求項1から28および38から44のいずれか一項に記載のカンプトテシンコンジュゲートを含む組成物、または請求項32から37のいずれか一項に記載のカンプトテシン化合物を含む組成物
  46. がんの処置を必要とする対象において、がんを処置する方法において使用するための、請求項32から37のいずれか一項に記載のカンプトテシン化合物を含む組成物であって、前記方法は、がん細胞に前記カンプトテシン化合物を接触させるステップを含む、組成物
  47. 抗体またはその抗原結合性フラグメントを請求項29から31のいずれか一項に記載のカンプトテシン-リンカー化合物と反応させるステップを含む、請求項1から28および38から44のいずれか一項に記載のカンプトテシンコンジュゲートを調製する方法。
  48. 請求項1から28および38から44のいずれか一項に記載のカンプトテシンコンジュゲートおよび薬学的に許容される担体を含む、医薬組成物。
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