JPWO2019195271A5 - - Google Patents

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本発明の一態様を以下に示す。
[発明A1]
テキスタイル繊維と前記テキスタイル繊維に相互侵入するポリマー網目構造を含むテキスタイル複合品であって、前記ポリマー網目構造が、非ポリマー架橋剤の不在下で合成ポリマーに架橋された天然ポリマーを含み、前記ポリマー網目構造を伴わない同テキスタイルとの比較において吸水性が少なくとも10%高いテキスタイル複合品。
[発明A2]
生分解性である、発明A1に記載のテキスタイル複合品。
[発明A3]
ポリマー複合溶液で処理されたテキスタイル材料の吸水性の改善に使用するためのポリマー複合水溶液であって、前記ポリマー溶液が、天然及び合成ポリマーの網目構造を含み、前記天然及び合成ポリマーにおいて、非ポリマー架橋剤の不在下、制御された温度及び時間の条件下で自己架橋が行われる、ポリマー複合水溶液。
[発明A4]
前記テキスタイル材料が、前記複合ポリマー溶液で処理される前に30~90g/m の密度を有する不織布、織布、又はニットタイプである、発明A3に記載のポリマー複合水溶液。
[発明A5]
a)アルカリ性塩基溶液を調製すること、
b)酸性形態の合成ポリマー(SP)の水溶液を調製し、後で(a)からのアルカリ性溶液で処理し、1重量%~10重量%、好ましくは2重量%~5重量%の濃度での塩形態を得ること、
c)1重量%~10重量%、好ましくは2重量%~5重量%の濃度での天然ポリマーNPの水溶液を加熱下で調製すること、
d)塩形態の(b)で得られたSP溶液を(c)で得られたNP溶液と加熱及び攪拌下で混合して、テキスタイル材料に高い吸水性を与える含浸体として使用するのに適したポリマーの水性安定複合溶液を得ること、及び必要に応じて
e)(d)で得られた水性複合溶液に、可塑剤、表面剤、消臭剤、香料及び保存料のリストから選択された少なくとも1つの補助材料を加えること
を含む、発明A3に記載のポリマー複合水溶液の調製方法。
[発明A6]
前記合成ポリマー(SP)が、アクリル酸、無水マレイン酸、無水イタコン酸及びこれらに類するものなどのビニル酸性モノマーから―必要に応じて必ずしもカルボン酸官能基を含むとは限らない他のタイプのビニル系モノマーと共に―作製された直鎖又は分枝状グラフトホモポリマー若しくはコポリマーから選択される、発明A5に記載の方法。
[発明A7]
前記SPが、無水マレイン酸及び/又はマレイン酸に基づくコポリマー、好ましくはスチレン無水マレイン酸(SMA)のコポリマー、イソブチレンと無水マレイン酸のコポリマー(例えば、商品名Isobam(商標)で販売されている市販のコポリマー)又はメチルビニルエーテルとマレイン酸のコポリマー(例えば、商品名Gantrez(商標)で販売されている市販のコポリマー)である、発明A5に記載の方法。
[発明A8]
前記天然ポリマー(NP)が、タンパク質、大豆タンパク質、コラーゲン、コラーゲンバイオポリマー、ゼラチン、コラーゲン加水分解物、アルブミン、グアー又はデンプン及びカゼインから選択されるバイオポリマーである、発明A5に記載の方法。
[発明A9]
前記天然ポリマー(NP)が、ポリペプチド、タンパク質、多糖、ポリエステル及びリグニン(天然形態の、又は、化学的若しくは酵素的加水分解により修飾されている)から選択されるバイオポリマーである、発明A5に記載の方法。
[発明A10]
前記天然ポリマー(NP)が、レシチンなどの水溶性リン脂質、ゼラチン、アルブミンなどのポリペプチド又はタンパク質、又はセルロース、アルギナート、デキストラン、キトサンなどの多糖類から選択されるバイオポリマーである、発明A5に記載の方法。
[発明A11]
前記天然ポリマー(NP)が、高温条件下及び選択された期間、SP中のCOOH基に架橋結合することができるアミノ基及び/又はヒドロキシル基を有する、発明A5に記載の方法。
[発明A12]
吸収性製品に使用するための発明A1に記載のテキスタイル複合品。
[発明A13]
前記吸収性製品が、クリーニングワイプ、家庭用又は施設用のクリーニング又はメンテナンス機器、ハンドワイプ、ハンドタオル、個人用、化粧品若しくは生理用ワイプ、ベビーワイプ、顔用ティッシュ、衛生吸収パッド、パンティー、創傷被覆材などから選択される、発明A12に記載の使用。
本発明の一態様を以下に示す。
[発明B1]
テキスタイル繊維と前記テキスタイル繊維に相互侵入するポリマー網目構造を含むテキスタイル複合品であって、前記ポリマー網目構造が、非ポリマー架橋剤の不在下で合成ポリマーに架橋された天然ポリマーを含み、前記ポリマー網目構造を伴わない同テキスタイルとの比較において吸水性が少なくとも10%高いテキスタイル複合品。
[発明B2]
生分解性である、発明B1に記載のテキスタイル複合品。
[発明B3]
ポリマー複合溶液で処理されたテキスタイル材料の吸水性の改善に使用するためのポリマー複合水溶液であって、前記ポリマー複合溶液が、天然ポリマーと、カルボン酸又は無水カルボン酸基を有するモノマーを有する合成ポリマーの網目構造を含み、前記複合溶液中の前記天然ポリマー及び合成ポリマーにおいて、非ポリマー架橋剤の不在下、制御された温度及び時間の条件下で自己架橋が行われる、ポリマー複合水溶液。
[発明B4]
前記テキスタイル材料が、前記複合ポリマー溶液で処理される前に30~90g/m の密度を有する不織布、織布、又はニットタイプである、発明B3に記載のポリマー複合水溶液。
[発明B5]
a)アルカリ性塩基溶液を調製すること、
b)酸性形態の合成ポリマー(SP)の水溶液を調製し、後で(a)からのアルカリ性溶液で処理し、1重量%~10重量%、好ましくは2重量%~5重量%の濃度での塩形態を得ること、
c)1重量%~10重量%、好ましくは2重量%~5重量%の濃度での天然ポリマーNPの水溶液を加熱下で調製すること、
d)塩形態の(b)で得られたSP溶液を(c)で得られたNP溶液と加熱及び攪拌下で混合して、テキスタイル材料に高い吸水性を与える含浸体として使用するのに適したポリマーの水性安定複合溶液を得ること、及び必要に応じて
e)(d)で得られた水性複合溶液に、可塑剤、表面剤、消臭剤、香料及び保存料のリストから選択された少なくとも1つの補助材料を加えること
を含む、発明B3に記載のポリマー複合水溶液の調製方法。
[発明B6]
前記合成ポリマー(SP)が、アクリル酸、無水マレイン酸、無水イタコン酸及びこれらに類するものなどのビニル酸性モノマーから―必要に応じて必ずしもカルボン酸官能基を含むとは限らない他のタイプのビニル系モノマーと共に―作製された直鎖又は分枝状グラフトホモポリマー若しくはコポリマーから選択される、発明B5に記載の方法。
[発明B7]
前記SPが、無水マレイン酸及び/又はマレイン酸に基づくコポリマー、好ましくはスチレン無水マレイン酸(SMA)のコポリマー、イソブチレンと無水マレイン酸のコポリマー(例えば、商品名Isobam(商標)で販売されている市販のコポリマー)又はメチルビニルエーテルとマレイン酸のコポリマー(例えば、商品名Gantrez(商標)で販売されている市販のコポリマー)である、発明B5に記載の方法。
[発明B8]
前記天然ポリマー(NP)が、タンパク質、大豆タンパク質、コラーゲン、コラーゲンバイオポリマー、ゼラチン、コラーゲン加水分解物、アルブミン、グアー又はデンプン及びカゼインから選択されるバイオポリマーである、発明B5に記載の方法。
[発明B9]
前記天然ポリマー(NP)が、ポリペプチド、タンパク質、多糖、ポリエステル及びリグニン(天然形態の、又は、化学的若しくは酵素的加水分解により修飾されている)から選択されるバイオポリマーである、発明B5に記載の方法。
[発明B10]
前記天然ポリマー(NP)が、レシチンなどの水溶性リン脂質、ゼラチン、アルブミンなどのポリペプチド又はタンパク質、又はセルロース、アルギナート、デキストラン、キトサンなどの多糖類から選択されるバイオポリマーである、発明B5に記載の方法。
[発明B11]
前記天然ポリマー(NP)が、高温条件下及び選択された期間、SP中のCOOH基に架橋結合することができるアミノ基及び/又はヒドロキシル基を有する、発明B5に記載の方法。
[発明B12]
吸収性製品に使用するための発明B1に記載のテキスタイル複合品。
[発明B13]
前記吸収性製品が、クリーニングワイプ、家庭用又は施設用のクリーニング又はメンテナンス機器、ハンドワイプ、ハンドタオル、個人用、化粧品若しくは生理用ワイプ、ベビーワイプ、顔用ティッシュ、衛生吸収パッド、パンティー、創傷被覆材などから選択される、発明B12に記載の使用。
[発明B14]
前記合成ポリマー(SP)が、アクリル酸、無水マレイン酸、無水イタコン酸及びこれらに類するものなどのビニル酸性モノマーから―必要に応じて必ずしもカルボン酸官能基を含むとは限らない他のタイプのビニル系モノマーと共に―作製された直鎖又は分枝状グラフトホモポリマー若しくはコポリマーから選択される、発明B3に記載のポリマー複合水溶液。
[発明B15]
前記合成ポリマー(SP)が、無水マレイン酸及び/又はマレイン酸に基づくコポリマー、好ましくはスチレン無水マレイン酸(SMA)のコポリマー、イソブチレンと無水マレイン酸のコポリマー(例えば、商品名Isobam(商標)で販売されている市販のコポリマー)又はメチルビニルエーテルとマレイン酸のコポリマー(例えば、商品名Gantrez(商標)で販売されている市販のコポリマー)である、発明B3に記載のポリマー複合水溶液。
[発明B16]
前記天然ポリマー(NP)が、セルロース、アルギナート、デキストラン、キトサンなどの多糖類;ポリエステル及びリグニン(天然の形態の、又は、化学的若しくは酵素的加水分解により修飾されている);グアー;デンプン;レシチンなどの水溶性リン脂質;ゼラチン、アルブミン、大豆タンパク質、コラーゲン、コラーゲンバイオポリマー、コラーゲン加水分解物及びカゼインなどのポリペプチド又はタンパク質から選択されるバイオポリマーである、発明B3に記載のポリマー複合水溶液。
[発明B17]
前記天然ポリマー(NP)が、高温条件下及び選択された期間、SP中のCOOH基に架橋結合することができるアミノ基及び/又はヒドロキシル基を有する、発明B3に記載のポリマー複合水溶液。
[その他]発明B3の補正は、明細書の段落0037等の記載を根拠とします。新たに加入された発明B14は、明細書の段落0037等の記載を根拠とします。新たに加入された発明B15は、明細書の段落0039等の記載を根拠とします。新たに加入された発明B16は、明細書の段落0038、0042、0054等の記載を根拠とします。新たに加入された発明B17は、明細書の段落0043等の記載を根拠とします。
次に、本発明について図面を参照しながら説明する。

Claims (19)

  1. テキスタイルの含浸領域のパターンを作るポリマー網目構造により含浸されたテキスタイル繊維含むテキスタイル複合品であって、前記ポリマー網目構造が、非ポリマー架橋剤の不在下で合成ポリマーに架橋された天然ポリマーを含み、前記ポリマー網目構造を伴わない同テキスタイルとの比較において吸水性が少なくとも10%高いテキスタイル複合品。
  2. 生分解性である、請求項1に記載のテキスタイル複合品。
  3. 吸収性製品に使用するための請求項1に記載のテキスタイル複合品。
  4. 前記吸収性製品が、クリーニングワイプ、家庭用又は施設用のクリーニング又はメンテナンス機器、ハンドワイプ、ハンドタオル、個人用、化粧品若しくは生理用ワイプ、ベビーワイプ、顔用ティッシュ、衛生吸収パッド、パンティー、創傷被覆材などから選択される、請求項に記載のテキスタイル複合品
  5. ポリマー複合水溶液で処理するテキスタイル材料の吸水性の改善に使用するためのポリマー複合水溶液の調製方法であって、
    ポリマー複合水溶液が、非ポリマー架橋剤の不在下、制御された温度及び時間の条件下で自己架橋が行われる天然及び合成ポリマーの網目構造を含み、
    a)アルカリ性塩基溶液を調製すること、
    b)塩形態の、カルボン酸基又は無水カルボン酸基を有するモノマーを有する合成ポリマーSPのポリマー溶液を調製することであって、SPと水を(a)からのアルカリ性溶液と混合することにより作られて、塩形態を得ること、
    c)高温条件下で、選択された期間、合成ポリマー中のカルボキシル基に架橋することの可能なアミノ基及び/又はヒドロキシル基を有する天然ポリマーNPの水溶液を加熱下で調製すること、
    d)塩形態の(b)で得られたSP溶液を(c)で得られたNP溶液と加熱及び攪拌下で混合して、テキスタイル材料に高い吸水性を与える含浸体として使用するのに適したポリマーの水性安定複合溶液を得ること、及び必要に応じて
    e)(d)で得られた水性複合溶液に、可塑剤、表面剤、消臭剤、香料及び保存料のリストから選択された少なくとも1つの補助材料を加えること
    を含む、法。
  6. 前記合成ポリマー(SP)が、アクリル酸、無水マレイン酸、無水イタコン酸及びこれらに類するものなどのビニル酸性モノマーから―必要に応じて必ずしもカルボン酸官能基を含むとは限らない他のタイプのビニル系モノマーと共に―作製された直鎖又は分枝状グラフトホモポリマー若しくはコポリマーから選択される、請求項5に記載の方法。
  7. 前記SPが、無水マレイン酸及び/又はマレイン酸に基づくコポリマー、好ましくはスチレン無水マレイン酸(SMA)のコポリマー、イソブチレンと無水マレイン酸のコポリマー(例えば、商品名Isobam(商標)で販売されている市販のコポリマー)又はメチルビニルエーテルとマレイン酸のコポリマー(例えば、商品名Gantrez(商標)で販売されている市販のコポリマー)である、請求項5に記載の方法。
  8. 前記天然ポリマー(NP)が、タンパク質、大豆タンパク質、コラーゲン、コラーゲンバイオポリマー、ゼラチン、コラーゲン加水分解物、アルブミン、グアー又はデンプン及びカゼインから選択されるバイオポリマーである、請求項5に記載の方法。
  9. 前記天然ポリマー(NP)が、ポリペプチド、タンパク質、多糖、ポリエステル及びリグニン(天然形態の、又は、化学的若しくは酵素的加水分解により修飾されている)から選択されるバイオポリマーである、請求項5に記載の方法。
  10. 前記天然ポリマー(NP)が、レシチンなどの水溶性リン脂質、ゼラチン、アルブミンなどのポリペプチド又はタンパク質、又はセルロース、アルギナート、デキストラン、キトサンなどの多糖類から選択されるバイオポリマーである、請求項5に記載の方法。
  11. 繊維材料の吸水性を改善させるためのポリマー水性複合溶液であって、スチレン無水マレイン酸又はスチレンマレイン酸に基づくコポリマーと水酸化物を含む合成ポリマー水溶液とゼラチンを含む水溶液との混合物を含む、ポリマーの水性複合溶液。
  12. 繊維及び生分解性超吸収性ポリマーを含むテキスタイル複合品用の材料を調製する方法であって、当該方法が
    a)フーラード、ロールコーティング、リバースロールコーティング、ナイフ装置、又はそのいずれかの組み合わせにより、前記繊維に、請求項5~10のいずれかの方法により調製されるポリマー複合水溶液を塗布すること;及び
    b)水の熱駆動除去、次いで自己架橋が行われて、テキスタイルの含浸領域のパターンを作るポリマー網目構造により含浸されたテキスタイル繊維を含むテキスタイル複合品を製造すること、
    を含み、
    前記ポリマー網目構造が、非ポリマー性架橋剤の不在下で合成ポリマーに架橋された天然ポリマーを含み、
    前記テキスタイル複合品が、前記ポリマー網目構造なしの同じテキスタイルと比較して少なくとも10%高い吸水性を有し、
    前記繊維が、合成繊維、天然繊維、又は合成繊維と天然繊維の混合物から作られた、不織布、織布、又はニットのテキスタイル材料である、
    方法。
  13. 熱駆動除去が50~90℃の範囲の温度で行われ、自己架橋が90~180℃の範囲の温度で行われる、請求項12に記載の方法。
  14. 前記合成ポリマー(SP)が、アクリル酸、無水マレイン酸、無水イタコン酸及びこれらに類するものなどのビニル酸性モノマーから―必要に応じて必ずしもカルボン酸官能基を含むとは限らない他のタイプのビニル系モノマーと共に―作製された直鎖又は分枝状グラフトホモポリマー若しくはコポリマーから選択される、請求項12に記載の方法
  15. 前記合成ポリマー(SP)が、無水マレイン酸及び/又はマレイン酸に基づくコポリマー、好ましくはスチレン無水マレイン酸(SMA)のコポリマー、イソブチレンと無水マレイン酸のコポリマー(例えば、商品名Isobam(商標)で販売されている市販のコポリマー)又はメチルビニルエーテルとマレイン酸のコポリマー(例えば、商品名Gantrez(商標)で販売されている市販のコポリマー)である、請求項12に記載の方法
  16. 前記天然ポリマー(NP)が、セルロース、アルギナート、デキストラン、キトサンなどの多糖類;ポリエステル及びリグニン(天然の形態の、又は、化学的若しくは酵素的加水分解により修飾されている);グアー;デンプン;レシチンなどの水溶性リン脂質;ゼラチン、アルブミン、大豆タンパク質、コラーゲン、コラーゲンバイオポリマー、コラーゲン加水分解物及びカゼインなどのポリペプチド又はタンパク質から選択されるバイオポリマーである、請求項12に記載の方法
  17. 自己架橋が100~250℃の温度で2~30分の期間行われる、請求項12に記載の方法。
  18. 請求項12~17のいずれか一項に記載の方法により製造されるテキスタイル複合品。
  19. 請求項1、2、及び18のいずれか一項に記載のテキスタイル複合品の、吸収性製品への使用。
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