JPWO2019191253A5

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Info

Publication number: JPWO2019191253A5
Application number: JP2020543888A
Authority: JP
Publication date: 2022-03-31

Claims

ａ）少なくとも１つのフルオロキノロン系抗生物質を治療有効量含有する組成物と、
ｂ）メトロニダゾールを含有する組成物と、
イミペネム、ゲンタマイシンおよびセファロチンからなる群から選択される抗生物質を含有する組成物と、
を含むキットであって、
前記キットは、良性前立腺過形成（ＢＰＨ）に罹患している哺乳動物の症状を改善するための一連の組成物の形態を取り、組成物ａ）が投与され、組成物ｂ）が投与され、その後筋肉内注射によって組成物ｃ）が投与された場合、ＢＰＨに罹患している哺乳動物の症状は、国際前立腺症状スコア（ＩＰＳＳ）によって測定すると、プラセボ対照と比較して、またはＢＰＨ治療用の経口治療薬と比較して、改善する、キット。
前記フルオロキノロン系抗生物質は、シプロフロキサシン、ゲミフロキサシン、ホスホマイシン、レボフロキサシン、モキシフロキサシン、ノルフロキサシン、オフロキサシン、ならびに、これらの誘導体および塩からなる群から選択される、請求項１に記載のキット。
前記フルオロキノロン系抗生物質は、シプロフロキサシンおよびレボフロキサシンから選択される、請求項２に記載のキット。
組成物ａ）が投与され、組成物ｂ）が投与され、その後筋肉内注射によって組成物ｃ）が投与された場合、ＢＰＨに罹患している哺乳動物の症状は、国際前立腺症状スコア（ＩＰＳＳ）によって測定すると、１年以内に平均ＩＰＳＳがベースラインから５～７ポイント低下することによって改善する、請求項１に記載のキット。
組成物ａ）が投与され、組成物ｂ）が投与され、その後筋肉内注射によって組成物ｃ）が投与された場合、前記症状の平均ＩＰＳＳは、ＢＰＨの経口治療薬によるＩＰＳＳの平均改善と比較して、最初の１年で約３０％～１５０％改善する、請求項１に記載のキット。
組成物ａ）が投与され、組成物ｂ）が投与され、その後筋肉内注射によって組成物ｃ）が投与された場合、前記症状の平均ＩＰＳＳは、プラセボ対照によるＩＰＳＳの平均改善と比較して、最初の１年で約７５％～５００％改善する、請求項１に記載のキット。
４２ヶ月以内に平均ＩＰＳＳがベースラインから４～５ポイント低下する、請求項４に記載のキット。
ＢＰＨの経口治療薬による平均ＩＰＳＳの平均改善と比較して、平均ＩＰＳＳスコアが４２ヶ月以内に約０％～２００％改善する、請求項５に記載のキット。
プラセボ対照によるＩＰＳＳの平均改善と比較して、平均ＩＰＳＳスコアが４２ヶ月以内に約７５％～３５０％改善する、請求項６に記載のキット。
組成物ａ）が投与され、組成物ｂ）が投与され、その後筋肉内注射によって組成物ｃ）が投与された場合、最初の１年で最大尿流量を約１．３～３．０ｍｌ／秒増加させることにより、尿ピーク流量（Ｑｍａｘ）を改善する、請求項１に記載のキット。
組成物ａ）が投与され、組成物ｂ）が投与され、その後筋肉内注射によって組成物ｃ）が投与された場合、プラセボを投与した対照群と比較して、最初の１年で尿ピーク流量（Ｑｍａｘ）を約１００％～３２５％改善する、請求項１に記載のキット。
ｄ）治療有効量のフェキサポチドトリフルタートおよび薬学的に許容される担体を含有する組成物
をさらに含む、請求項１に記載のキット。
タムスロシン、フィナステリド、テラゾシン、ドキサゾシン、プラゾシン、タダラフィル、アルフゾシン、シロドシン、デュタステリド、デュタステリドとタムスロシンとの組み合わせ、ならびにこれらの混合物および組み合わせからなる群から選択される医薬活性剤を治療有効量含有する組成物をさらに含む、請求項１に記載のキット。
ｅ）タムスロシン、フィナステリド、テラゾシン、ドキサゾシン、プラゾシン、タダラフィル、アルフゾシン、シロドシン、デュタステリド、デュタステリドとタムスロシンとの組み合わせ、ならびにこれらの混合物および組み合わせからなる群から選択される医薬活性剤を治療有効量含有する組成物
をさらに含む、請求項１２に記載のキット。