JPWO2019187628A1 - 通報装置、通報方法、通報システム、及びプログラム - Google Patents

通報装置、通報方法、通報システム、及びプログラム Download PDF

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Abstract

通報音を発生する、通報音発生部2と、位置情報を取得する位置情報取得部3と、通報音発生部2と位置情報取得部3とを起動させる起動部4と、省電力広域無線通信をする通信部5と、起動部4が通報音発生部2を起動させた後、位置情報取得部3から位置情報を取得できない場合、通報装置1を識別する通報装置識別情報と、通報の発生を示す通報発生情報とを有する通報情報を、通信部5を介して送信する、制御部6とを有する通報装置1である。

Description

本発明は、危険な状態を通報する、通報装置、通報方法、通報システムに関し、更には、これらを実現するためのプログラムを記録したしているコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
下校途中の子供が、不審者に、声をかけられ、自動車に乗せられそうになるなど、子供たちが犯罪に巻き込まれる事例が頻発している。そのような社会環境において、保護者、教職員、PTA(Parent-Teacher Association)、自治会、教育委員会などは、子供たちが少しでも犯罪に巻き込まれないようにするため、子供たちに防犯ブザーを持たせるなどして、子供たちの安全確保をしている。
ところが、子供たちが犯罪に巻き込まれそうになった場合、防犯ブザーを鳴動しても、周囲にその通報音が届かないことがある。通報音の到達距離は、例えば、周囲の環境条件にもよるが、屋外においては50[m]四方程度である。そのため、50[m]四方の範囲内に他に人がいなければ危険状態を知らせることができず、危険状態が継続する可能性がある。
そこで、子供が、通報音が届かない場所、更には遠隔地にいても、危険状態であることを通報できる、防犯ブザーが提案されている。そのような防犯ブザーによれば、危険状態であることを示す情報と、防犯ブザーの位置を示す情報とを遠隔地へ送信できる。
また、特許文献1には、防犯機能が設けられた携帯端末が提案されている。その携帯端末によれば、GPS(Global Positioning System)などを利用して取得した位置情報を、近距離無線通信を用いて、遠隔地のサーバコンピュータへ送信する、携帯端末が開示されている。
特開2015−195560号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている携帯端末は、近距離無線通信であるため、5[m]から30[m]程度の距離にある近距離無線通信ができる端末にしか、危険状態であることを通報ができない。
そこで、近距離無線通信に替えて広域無線通信を用いることが考えられる。しかし、近距離無線通信に比べて電力を要するため、携帯端末の電池を、頻繁に交換又は充電しなくてはならない。また、広域無線通信にした場合、通常の広域無線通信と同じ通信方式を利用するため、通信費が高くなる。
また、特許文献1に開示されている携帯端末では、携帯端末の位置を詳細に知る必要があるので、GPSを用いて位置情報を取得している。また、携帯端末は防犯のため、携帯端末に搭載されたGPS通信モジュールを、ウォームスタンバイ、又はホットスタンバイにしている。
ウォームスタンバイの場合、携帯端末は、GPS通信モジュールの電源をオンにし、常に位置情報を取得できる状態にしている。また、ホットスタンバイの場合、携帯端末は、GPS通信モジュールと、更に携帯端末に搭載された無線通信モジュールと、それらを制御する制御モジュールの電源をオンにし、常に位置情報を取得し、取得した位置情報を送信できる状態にしている。
従って、携帯端末は、ウォームスタンバイ、又はホットスタンバイの状態では、常に電力を消費するので、携帯端末の電池を、頻繁に交換又は充電しなくてはならない。そこで、GPS通信モジュールの電力消費を抑えるために、GPS通信を行わない場合、GPS通信モジュールをコールドスタンバイ(完全停止状態)にし、GPS通信を行う場合、GPS通信モジュールの電源をオンにし、位置情報を取得する方法が考えられる。しかし、GPS通信モジュールの起動には、一分程度の時間を要するため、この方法は防犯に不向きである。
本発明の目的の一例は、消費電力と通信費とを抑えつつ、近距離から遠隔地まで通報できる通報装置、通報方法、通報プログラム、及び通報システムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一側面における通報装置は、
通報音を発生する、通報音発生部と、
位置情報を取得する、位置情報取得部と、
前記通報音発生部と前記位置情報取得部とを起動させる、起動部と、
省電力広域無線通信をする、通信部と、
前記起動部が前記通報音発生部を起動させた後、前記位置情報取得部から前記位置情報を取得できない場合、通報装置を識別する通報装置識別情報と、通報の発生を示す通報発生情報とを有する通報情報を、前記通信部を介して送信する、制御部と、
を有することを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の一側面における通報装置の制御方法は、
(a)起動部が、通報音を発生する通報音発生部を起動させた後、位置情報を取得する位置情報取得部から前記位置情報を取得できない場合、前記通報装置を識別する通報装置識別情報と、通報の発生を示す通報発生情報とを有する通報情報を、省電力広域無線通信をする通信部を介して送信する、ステップ
を有することを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の一側面における通報装置の制御プログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、
プロセッサに、
(a)起動部が、通報音を発生する通報音発生部を起動させた後、位置情報を取得する位置情報取得部から前記位置情報を取得できない場合、前記通報装置を識別する通報装置識別情報と、通報の発生を示す通報発生情報とを有する通報情報を、省電力広域無線通信をする通信部を介して送信する、ステップを
実行させる命令を含むプログラムを記録していることを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の一側面における通報システムは、
通報音を発生する通報音発生部が起動した後、位置情報を取得できない場合、通報装置を識別する通報装置識別情報と、通報の発生を示す通報発生情報とを有する第一の通報情報を送信する、前記通報装置と、
前記通報情報を受信した場合、前記第一の通報発生情報に、前記通報情報を受信した無線装置を識別する無線装置識別情報と、前記第一の通報情報を受信した場合に計測した電波受信強度を示す電波受信強度情報と、前記第一の通報情報を受信した日時を示す無線通信日時情報を付加した第二の通報情報を送信する、前記無線装置と、
前記第二の通報情報を受信した場合、前記電波受信強度情報と、前記第一の通報情報を受信した前記無線装置の設置位置を示す設置位置情報とに基づいて、地図上に前記通報装置に対応する位置を、端末装置に表示させるための表示情報を生成する、情報生成装置と、
を有することを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の一側面における通報方法は、
(a)通報音を発生する通報音発生部が起動した後、位置情報を取得できない場合、通報装置を識別する通報装置識別情報と、通報の発生を示す通報発生情報とを有する第一の通報情報を送信する、ステップと、
(b)前記第一の通報情報を受信した場合、前記第一の通報情報に、前記第一の通報情報を受信した無線装置を識別する無線装置識別情報と、前記第一の通報情報を受信した場合に計測した電波受信強度を示す電波受信強度情報と、前記第一の通報情報を受信した日時を示す無線通信日時情報を付加した第二の通報情報を送信する、ステップと、
(c)前記第二の通報情報を受信した場合、前記電波受信強度情報と、前記第一の通報情報を受信した前記無線装置の設置位置を示す設置位置情報とに基づいて、地図上に前記通報装置に対応する位置を、端末装置に表示させるための表示情報を生成する、ステップと、
を有することを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の一側面における情報生成装置は、
通報音を発生する通報音発生部が起動した後、位置情報を取得できない場合、通報装置を識別する通報装置識別情報と、通報の発生を示す通報発生情報とを有する第一の通報情報に、前記第一の通報情報を受信した無線装置を識別する無線装置識別情報と、前記第一の通報情報を受信した場合に計測した電波受信強度を示す電波受信強度情報と、前記第一の通報情報を受信した日時を示す無線通信日時情報とを付加した第二の通報情報を受信した場合、前記電波受信強度情報と、前記第一の通報情報を受信した前記無線装置の設置位置を示す設置位置情報とに基づいて、地図上に前記通報装置に対応する位置を、端末装置に表示させるための表示情報を生成する
ことを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の一側面における情報生成方法は、
(a)通報音を発生する通報音発生部が起動した後、位置情報を取得できない場合、通報装置を識別する通報装置識別情報と、通報の発生を示す通報発生情報とを有する第一の通報情報に、前記第一の通報情報を受信した無線装置を識別する無線装置識別情報と、前記第一の通報情報を受信した場合に計測した電波受信強度を示す電波受信強度情報と、前記第一の通報情報を受信した日時を示す無線通信日時情報とを付加した第二の通報情報を受信した場合、前記電波受信強度情報と、前記第一の通報情報を受信した前記無線装置の設置位置を示す設置位置情報とに基づいて、地図上に前記通報装置に対応する位置を、端末装置に表示させるための表示情報を生成する、ステップ
を有することを特徴とする。
更に、上記目的を達成するため、本発明の一側面における情報生成プログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、
コンピュータに、
(a)通報音を発生する通報音発生部が起動した後、位置情報を取得できない場合、通報装置を識別する通報装置識別情報と、通報の発生を示す通報発生情報とを有する第一の通報情報に、前記第一の通報情報を受信した無線装置を識別する無線装置識別情報と、前記第一の通報情報を受信した場合に計測した電波受信強度を示す電波受信強度情報と、前記第一の通報情報を受信した日時を示す無線通信日時情報とを付加した第二の通報情報を受信した場合、前記電波受信強度情報と、前記第一の通報情報を受信した前記無線装置の設置位置を示す設置位置情報とに基づいて、地図上に前記通報装置に対応する位置を、端末装置に表示させるための表示情報を生成する、ステップ
を実行させる命令を含むプログラムを記録していることを特徴とする。
以上のように本発明によれば、消費電力と通信費を抑えつつ、近距離から遠隔地まで通報できる。
図1は、通報装置の一例を示す図である。 図2は、通報装置を有するシステムの一例を示す図である。 図3は、通報装置の動作の一例を示す図である。 図4は、情報生成装置の動作の一例を示す図である。 図5は、通報装置の動作の変形例を示す図である。 図6は、情報生成装置を実現するコンピュータの一例を示す図である。
(実施の形態)
以下、本発明の実施の形態について、図1から図6を参照しながら説明する。
[装置構成]
最初に、図1を用いて、本実施の形態における通報装置の構成について説明する。図1は、通報装置の一例を示す図である。
図1に示す本実施の形態における通報装置1は、消費電力と通信費を抑えつつ、近距離から遠隔地まで通報できる装置である。図1に示すように、通報装置1は、通報音発生部2と、位置情報取得部3と、起動部4と、通信部5と、制御部6とを有する。
具体的には、通報装置1は、通報音を発生する通報音発生部2と、位置情報を取得する位置情報取得部3と、通報音発生部2と位置情報取得部3とを起動させる起動部4と、省電力広域無線通信をする通信部5と、それらを制御する制御部6とを有する。また、制御部6は、起動部4が通報音発生部2を起動させた後、位置情報取得部3から位置情報を取得できない場合、通報装置1を識別する通報装置識別情報と、通報の発生を示す通報発生情報とを有する通報情報とを通信部5を介して送信する。
通報装置1は、例えば、防犯ブザー、高齢者又は障害者などが支援を必要する場合に利用する緊急通報装置などである。通報音発生部2は、例えば、ブザー、又はスピーカなどである。起動部4は、例えば、引きヒモ式のスイッチ、又は押しボタン式のスイッチなどである。位置情報取得部3は、GPS通信モジュールなどのデバイスである。通信部5は、消費電力を抑えて遠距離通信を実現する通信方式を採用した無線通信モジュールである。例えば、LPWA(Low Power Wide Area:省電力広域)無線通信モジュールなどのデバイスである。制御部6は、CPU(Central Processing Unit)、又はFPGA(Field-Programmable Gate Array)などを用いて構成した回路である。
このように、本実施の形態では、通報装置1は、通常時、起動部4が通報音発生部2を起動させるまで、位置情報取得部3をコールドスタンバイさせ、更には、通信部5は省電力広域無線通信を採用しているので、消費電力を抑えことができる。従って、通報装置1に搭載している電力源、例えば、電池を頻繁に交換又は充電しなくてよい。また、通信部5は、省電力広域無線通信を採用しているので、広域無線通信装置を採用した場合よりも、通信費を抑えことができる。
更に、通報装置1は、起動部4が通報音発生部2を起動させた後、位置情報取得部3から位置情報を取得できるようになるまで、すなわち位置情報取得部3がコールドスタンバイからウォームスタンバイに移行するまでの時間においても、通報情報を、通信部5を介して送信できる。従って、通報装置1は、起動部4を用いて通報をした後、直ぐに近距離から遠隔地まで通報できる。
[システム構成]
続いて、図2を用いて、本実施の形態における通報システムにつて具体的に説明する。図2は、通報装置を有するシステムの一例を示す図である。
図2に示すように、本実施の形態における通報システム20は、通報装置1と、無線装置21(図2では、21a、21b、21cと表記する)と、サーバ装置22と、情報生成装置23とを有する。また、図2に示す通報装置1は、通報音発生部2、位置情報取得部3、起動部4、通信部5、制御部6に加えて、時計部7を有する。
通報装置1は、利用者による起動部4の操作(例えば、防犯ブザーの引きヒモを引く操作)を契機に、通報音を発生するとともに、無線装置21へ通報情報を送信する。通報装置1について、具体的に説明する。
通報音発生部2は、危険を周囲へ周知できる音量の通報音を発生する。通報音発生部2は、制御部6が起動部4の操作されたことを検出した場合、制御部6が出力した起動信号により通報音を発生する。
位置情報取得部3は、GPSなどを利用して、通報装置1の現在位置(緯度、経度)を示す位置情報を取得し、取得した位置情報を制御部6へ送信する。位置情報取得部3は、起動部4が操作されたことを、制御部6が検出した場合、制御部6が出力した起動信号によりコールドスタンバイからウォームスタンバイに移行する。
起動部4は、通報の際に利用者により操作された場合、例えば、防犯ブザーの引きヒモが引かれた場合などに、制御部6へ操作されたことを示す信号を出力し、信号を検出した制御部6により、通報音発生部2と位置情報取得部3とを起動させる。
通信部5は、無線装置21と省電力広域無線通信をする。通信部5は、制御部6から送信された、通報装置1を識別する通報装置識別情報と、通報の発生を示す通報発生情報とを有する通報情報を、無線装置21へ送信する。
制御部6は、起動部4が操作されたことを検出した場合、通報音を発生させるための起動信号を、通報音発生部2へ出力する。また、制御部6は、起動部4が操作されたことを検出した場合、起動信号を位置情報取得部3へ出力し、コールドスタンバイからウォームスタンバイへ移行させる。
制御部6は、位置情報を取得できない場合、通報装置1を識別する通報装置識別情報と、通報の発生を示す通報発生情報とを有する通報情報(第一の通報情報:位置情報なしの通報情報)とを生成し、生成した通報情報を通信部5へ出力する。
また、制御部6は、所定時間経過後、位置情報を取得した場合、通報装置識別情報と、通報発生情報と、位置情報とを有する通報情報(第三の通報情報:位置情報ありの通報情報)を生成し、生成した通報情報を通信部5へ出力する。なお、所定時間は、コールドスタンバイからウォームスタンバイへ移行するのに要する時間以上の時間である。
時計部7は、起動部4の状態が起動前の状態に戻された場合、予め設定されている設定時間を計測して、制御部6へ計測した時間を出力する。なお、時計部7は、制御部6に設けてもよい。
無線装置21は、通信部5が送信した通報情報を受信した場合、通報情報(第一の通報情報:位置情報なしの通報情報)を受信した無線装置21を識別する無線装置識別情報と、通報発生情報を受信した場合に計測した電波受信強度を示す電波受信強度情報と、通報情報を受信した日時を示す無線通信日時情報を付加した通報発生情報(第二の通報情報:位置情報なしの通報情報)を生成し、当該通報発生情報をサーバ装置22へ送信する。
また、無線装置21は、通信部5が送信した通報情報(第三の通報情報:位置情報ありの通報情報)を受信した場合、通報情報(第三の通報情報:位置情報ありの通報情報)を、サーバ装置22へ送信する。なお、無線装置21は、例えば、LPWA(省電力広域)無線基地局ゲートウェイ装置などである。
サーバ装置22は、無線装置21から通報情報(第二の通報情報:位置情報なしの通報情報、又は第三の通報情報:位置情報ありの通報情報)を受信した場合、当該通報情報(第二の通報情報、又は第三の通報情報)を、情報生成装置23へ送信する。サーバ装置22は、例えば、LPWA(省電力広域)ネットワークサーバ装置などである。
情報生成装置23は、サーバ装置22から通報情報(第二の通報情報:位置情報なしの通報情報)を受信した場合、通報装置識別情報と、通報発生情報と、無線装置識別情報と、情報生成装置23が有する無線装置21の設置位置を示す設置位置情報と、地図情報とを用いて、地図に通報情報を受信した無線装置21に対応する表示をさせるための表示情報を生成する。
具体的には、情報生成装置23は、通報装置1の識別を示す通報装置識別情報を用いて、地図における無線装置21の設置位置を特定する。続いて、情報生成装置23は、地図に、通報情報を受信した無線装置21の設置位置と、通報発生の知らせと、通報発生の日時などを、端末装置24に表示させるための表示情報(第一段階の表示情報)を生成する。
例えば、地図に示された無線装置21に対応する画像を中心とし、電波受信強度情報に応じた半径を設定し、その設定に基づいた円形を表示する。すなわち、通報がされたと推定される範囲を表示する。電波受信強度が強い場合、円形は小さく表示し、電波受信強度が弱い場合、円形を大きく表示する。そうすることで、通報装置1が通報情報を送信した大まかな位置を利用者に提示することができる。
また、情報生成装置23は、二台の無線装置21から二つの通報情報(第二の通報情報)を受信した場合、電波受信強度情報を参照して、電波受信強度が強い無線装置21の設置位置を用いて、表示情報(第一段階の表示情報)を生成する。
更に、情報生成装置23は、三台以上の無線装置21から三つ以上の通報情報(第二の通報情報)を受信した場合、まず、電波受信強度情報を参照して、電波受信強度が強い無線装置21の設置位置を用いて、三点位置測位に基づいて通報装置1の位置を算出する。続いて、情報生成装置23は、地図情報に三点測位の算出結果を表示させるための表示情報(第二段階の表示情報)を生成する。そうすることで、第一段階の表示情報より詳細な、通報情報を送信した通報装置1の位置を、利用者に提示することができる。
次に、情報生成装置23は、サーバ装置22から通報情報(第三の通報情報:位置情報ありの通報情報)を受信した場合、位置情報と、地図情報とを用いて、地図に通報情報を受信した無線装置21に対応する表示をさせるための表示情報(第三段階の表示情報)を生成する。
具体的には、情報生成装置23は、位置情報を用いて、地図における無線装置21の設置位置を特定する。続いて、情報生成装置23は、地図に、通報情報を受信した通報装置1の詳細な位置と、通報発生の知らせ、通報発生の日時などを、端末装置24に表示させるための表示情報(第三段階の表示情報)を生成する。なお、情報生成装置23は、アプリケーションサーバ装置などである。
端末装置24は、情報生成装置23が生成した表示情報を、ネットワークを介して取得し、表示情報に基づいて、表示をする。端末装置24は、例えば、携帯電話、スマートフォン、パーソナルコンピュータなどである。
[変形例]
変形例について説明する。例えば、上述した通信機能が設けられた防犯ブザーを用いた場合、防犯ブザーに設けられている引きヒモを、犯罪者が元に戻した場合、防犯ブザーは鳴動を停止するだけでなく、通信機能まで停止する。そのため、危険状態が継続する。
そこで、変形例では、起動部4が起動前の状態に戻された場合、制御部6は、通報音を停止させるための停止信号を、通報音発生部2へ出力して、通報音を停止する。また、制御部6は、起動部4が起動前の状態に戻された場合、時計部7に対して、予め設定された設定時間を計測する指示をする。
続いて、制御部6は、時間を計測している間、起動部4が起動前の状態に戻されても、通報情報(第三の通報情報:位置情報ありの通報情報)を、通信部5を介して無線装置21へ送信する。なお、時計部7が設定時間の計測を終了した場合、通報情報(第三の通報情報:位置情報ありの通報情報)の送信を停止する。また、制御部6は、位置情報取得部3をコールドスタンバイ状態に移行させる。
このようにすることで、起動部4が起動前の状態に戻された場合(例えば、防犯ブザーの引きヒモを戻された場合)、通報情報(第三の通報情報:位置情報ありの通報情報)の送信は、設定時間継続して行われる。そのため、ブザーの鳴動が他の人に聞こえない状況でも、省電力広域無線通信を継続して行えるため、遠隔地において通報装置1の位置を確認できる。そのため、危険状態が継続している場合でも、救援を迅速に行うことができる。
[その他の例]
起動部4と別に、通報音発生部2を起動しない、位置情報取得部3だけを起動する起動部を、通報装置1に設けてもよい、すなわち、位置情報取得部3だけを起動し、位置情報のみを送信してもよい。そうすることで、遠隔地にいる高齢者、又は障害者などが支援を必要とする状態において、保護者、家族、教職員、警察以外に、タクシー会社、地域ケアサポータなどを呼び出す場合に用いる、緊急通報装置として利用できる。
また、通報装置1に、位置情報取得部3を設けず、第三段階の表示情報を情報生成装置23に生成させないようにしてもよい。すなわち、情報生成装置23に、第一、第二段階の表示情報だけを生成させるようにしてもよい。そうすることで、通報装置1の価格を低価格に設定することができる。
更に、通報装置1と、無線装置21と、サーバ装置22とを用いて、通報システム20を構築してもよい。すなわち、情報生成装置23の表示情報を生成する機能を、サーバ装置22に設けてもよい。このように、情報生成装置23を削減することで、通報サービスの導入価格を低価格に設定することができる。
[装置動作]
次に、本発明の実施の形態における通報装置1の動作について図3を用いて説明する。図3は、通報装置の動作の一例を示す図である。また、本発明の実施の形態における情報生成装置23の動作について図4を用いて説明する。図4は、情報生成装置の動作の一例を示す図である。更に、本発明の実施の形態における通報装置の変形例について図5を用いて説明する。図5は、通報装置の動作の変形例を示す図である。
以下の説明においては、適宜図1から図3を参酌する。また、本実施の形態では、通報装置を動作させることによって、通報方法が実施される。よって、本実施の形態における通報方法の説明は、以下の通報装置の動作説明に代える。更に、本実施の形態では、情報生成装置を動作させることによって、情報生成方法が実施される。よって、本実施の形態における情報生成方法の説明は、以下の情報生成装置の動作説明に代える。
通報装置1の動作について説明する。
図3に示すように、制御部6は、まず、起動部4が操作されたことを検出する(ステップA1)。続いて、制御部6は、通報音発生部2及び位置情報取得部3を起動する(ステップA2)。続いて、制御部6は、位置情報取得部3が位置情報を取得したか否かを判定する(ステップA3)。続いて、制御部6は、位置情報を取得した場合(ステップA3:Yes)、第三の通報情報を、通信部5を介して、無線装置21へ送信する(ステップA5)。また、制御部6は、位置情報を取得していない場合(ステップA3:No)、第一の通報情報を、通信部5を介して、無線装置21へ送信する(ステップA5)。続いて、制御部6は、起動部4が元の状態に戻された否かを検出する(ステップA6)。すなわち、通報装置1が停止状態であるか否かを検出する。通報装置1が停止状態に移行したことを検出した場合(ステップA6:Yes)、この処理を終了する。また、通報装置1が停止状態に移行していない場合(ステップA6:No)、ステップA3からA6の処理を繰り返す。
ステップA1からA6について詳細に説明する。
ステップA1において、通報の際、起動部4が利用者により操作された場合、例えば、防犯ブザーの引きヒモが引かれた場合などに、起動部4が出力する、起動部4が操作されたことを示す信号を、制御部6が検出する。
ステップA2において、制御部6は、起動部4が操作されたことを検出した場合、通報音を発生させるための起動信号を、通報音発生部2へ出力する。また、制御部6は、起動部4が操作されたことを検出した場合、起動信号を位置情報取得部3へ出力し、コールドスタンバイからウォームスタンバイへ移行させる。
ステップA3において、制御部6は、位置情報取得部3が位置情報を取得したか否かを判定する。
ステップA4において、位置情報取得部3から位置情報を取得した場合(ステップA3:Yes)、制御部6は、通報装置識別情報と、通報発生情報と、位置情報とを有する第三の通報情報(位置情報ありの通報情報)を生成し、生成した通報情報を通信部5へ出力する。具体的には、制御部6は、所定時間経過後、位置情報を取得した場合、第三の通報情報(位置情報ありの通報情報)を生成し、生成した通報情報を、通信部5を介して無線装置21へ送信する。
ステップA5において、位置情報取得部3から位置情報を取得できない場合(ステップA3:No)、制御部6は、通報装置識別情報と、通報の発生を示す通報発生情報とを有する第一の通報情報(位置情報なしの通報情報)を生成し、生成した通報情報を通信部5へ出力する。具体的には、制御部6は、位置情報を取得できない場合、第一の通報情報(位置情報なしの通報情報)を生成し、生成した通報情報を、通信部5を介して無線装置21へ送信する。
なお、通報情報を受信した無線装置21は、第一の通報情報を受信した場合、第二の通報情報を生成して、第二の通報情報をサーバ装置22へ送信する。また、通報情報を受信した無線装置21は、第三の通報情報を受信した場合、第三の通報情報をサーバ装置22へ送信する。そして、第二、又は第三の通報情報を受信したサーバ装置22は、第二、又は第三の通報情報を情報生成装置23へ送信する。
ステップA6において、制御部6は、通報装置1が停止状態であるか否かを検出し、通報装置1が停止状態に移行したことを検出した場合(ステップA6:Yes)、この処理を終了する。また、通報装置1が通報を継続している場合(ステップA6:No)、ステップA3からA6の処理を繰り返す。
情報生成装置23の動作について説明する。
図4に示すように、情報生成装置23は、まず、通報情報を受信する(ステップB1)。続いて、情報生成装置23は、第三の通報情報を取得したか否かを判定する(ステップB2)。第三の通報情報を取得した場合(ステップB2:Yes)、情報生成装置23は、第三段階の表示情報を生成する(ステップB3)。また、第三の通報情報が取得できない場合(ステップB2:No)、情報生成装置23は、第二の通報情報を取得した無線装置21が一台であるか否かを判定する(ステップB4)。
無線装置21が一台である場合(ステップB4:Yes)、情報生成装置23は、第一段階の表示情報を生成する(ステップB5)。無線装置21が一台でない場合(ステップB4:No)、情報生成装置23は、無線装置21が二台であるか否かを判定する(ステップB6)。
第二の通報情報を取得した無線装置21が二台である場合(ステップB6:Yes)、情報生成装置23は、第二の通報情報に基づいて、二台のうち電波受信強度が強い無線装置21を特定する(ステップB7)。無線装置21が二台より多い場合(ステップB6:No)、情報生成装置23は、第二の通報情報を受信した無線装置21の設置位置を用いて、三点測位による算出をする(ステップB8)。そして、第二段階の表示情報を生成する(ステップB9)。
ステップB1からB8について詳細に説明する。
ステップB1において、情報生成装置23は、サーバ装置22から第二、又は第三の通報情報を受信する。
ステップB2において、情報生成装置23は、第三の通報情報を取得したか否かを判定する。すなわち、受信した通報情報に位置情報が含まれている場合、第三の通報情報を受信したと判定する。
ステップB3において、情報生成装置23は、第三の通報情報を取得した場合、地図情報と位置情報を用いて、第三段階の表示情報を生成する。具体的には、情報生成装置23は、位置情報を用いて、地図における無線装置21の設置位置を特定する。続いて、情報生成装置23は、地図に、通報情報を受信した通報装置1の詳細な位置と、通報発生の知らせ、通報発生の日時などを、端末装置24に表示させるための第三段階の表示情報を生成する。
ステップB4において、情報生成装置23は、第二の通報情報を取得した場合、第二の通報情報を取得した無線装置21が一台であるか否かを判定する。ステップB5おいて、情報生成装置23は、第二の通報情報を取得した無線装置21が一台である場合(ステップB4:Yes)、第一段階の表示情報を生成する。具体的には、情報生成装置23は、まず、通報装置1の識別を示す通報装置識別情報を用いて、地図における無線装置21の設置位置を特定する。続いて、情報生成装置23は、地図に、通報情報を受信した無線装置21の設置位置と、通報発生の知らせと、通報発生の日時などを、端末装置24に表示させるための表示情報(第一段階の表示情報)を生成する。
ステップB6において、情報生成装置23は、第二の通報情報を取得した無線装置21が二台である場合(ステップB4:No)、第二の通報情報を取得した無線装置21が二台であるか否かを判定する。
ステップB7において、情報生成装置23は、第二の通報情報を取得した無線装置21が二台である場合(ステップB6:Yes)、第一段階の表示情報を生成する。具体的には、ステップB7において、情報生成装置23は、二台の無線装置21から二つの第二の通報情報を受信した場合、電波受信強度情報を参照して、電波受信強度が強い無線装置21を特定する。そして、情報生成装置23は、特定した無線装置21の設置位置を用いて、ステップB5において、第一段階の表示情報を生成する。
ステップB8においては、情報生成装置23は、三台以上の無線装置21から三つ以上の第二の通報情報を受信した場合(ステップB6:No)、まず、電波受信強度情報を参照して、電波受信強度が強い、三つの無線装置21の設置位置を用いて、三点位置測位に基づいて通報装置1の位置を算出する。続いて、ステップB8においては、情報生成装置23は、地図情報に三点測位の算出結果を表示させるための第二段階の表示情報を生成する。
制御装置の変形例の動作について説明する。
図5に示すように、制御部6は、起動部4が起動前の状態であることを検出する(ステップC1)。続いて、制御部6は、通報音発生部2へ停止信号を出力する(ステップC2)。続いて、制御部6は、時計部7が時間計測を開始する(ステップC3)。続いて、制御部6は、位置情報取得部3から位置情報を取得する(ステップC4)。続いて、制御部6は、無線装置21へ第三の通報情報を送信する(ステップC5)。続いて、制御部6は、設定時間経過したかを判定する(ステップC6)。続いて、制御部6は、設定時間経過した場合(ステップC6:Yes)、無線装置21への第三の通報情報の送信を停止する(ステップC7)。また、制御部6は、設定時間経過していない場合(ステップC6:No)、ステップC4からC5の処理を繰り返す。
ステップC1からC7について詳細に説明する。
ステップC1において、制御部6は、起動部4が起動前の状態(例えば、防犯ブザーの引きヒモが元に戻された状態)を検出する。
ステップC2においては、制御部6は、起動部4が起動前の状態を検出した場合、通報音を停止させるための停止信号を、通報音発生部2へ出力して、通報音を停止させる。
ステップC3においては、制御部6は、時計部7に対して、予め設定された設定時間を計測する指示をする。
ステップC4においては、制御部6は、位置情報取得部3から位置情報を取得する。続いて、ステップC5において、生成した第三の通報情報を、通信部5を介して無線装置21へ送信する。
ステップC6においては、制御部6は、時計部7が設定時間の計測を終了したか否かを判定する。ステップC7においては、時計部7が設定時間の計測を終了した場合(ステップC6:Yes)、制御部6は、第三の通報情報の送信を停止する。また、制御部6は、位置情報取得部3をコールドスタンバイ状態に移行させる。
[本実施の形態の効果]
以上のように本実施の形態によれば、通報装置1は、通常時、通信部5をコールドスタンバイさせている。また、通信部5は、省電力広域無線通信を採用している。そうすることで、消費電力を抑えことができる。従って、通報装置1に搭載している電力源、例えば、電池を頻繁に交換又は充電しなくてよい。更に、通信部5は、省電力広域無線通信を採用しているので、広域無線通信装置を採用した場合よりも、通信費を抑えことができる。
また、通報装置1は、起動部4が通報音発生部2を起動させた後、位置情報取得部3から位置情報を取得できるようになるまで、すなわち位置情報取得部3がコールドスタンバイからウォームスタンバイに移行するまでの時間においても、通報情報を、通信部5を介して送信できる。従って、通報装置1は、起動部4を用いて通報をした後、直ぐに近距離から遠隔地まで通報できる。
また、起動部4が起動前の状態に戻された場合(例えば、防犯ブザーの引きヒモを戻された場合)、通報情報(第三の通報情報:位置情報ありの通報情報)は、設定時間継続して行われる。そのため、ブザーの鳴動が他の人に聞こえない状況でも、省電力広域無線通信を継続して行えるため、遠隔地において通報装置1の位置を確認できる。そのため、危険状態が継続している場合でも、救援を迅速に行うことができる。
具体的には、位置情報取得部3をコールドスタンバイ(完全停止状態)から、位置情報(緯度、経度情報)を取得するまでに時間がかかるが、GPSによる位置情報が取得できるまで、省電力広域無線通信を用いて通報情報を無線装置21へ送信できるので、通報装置1の通報発生位置の大枠(無線装置21の設置位置を中心からの距離)が把握できる。
また、複数台(三台以上)の無線装置21それぞれが通報情報を受信した場合、三点測位により通報発生位置の概略が把握できる。また、その概略を把握後に、GPSによる詳細な位置情報を把握するので、通報発生から、段階的な通報発生場所の絞り込みができる。従って、保護者、家族、教職員、警察以外に、タクシー会社、地域ケアサポータなどは、通報に対する的確な対応ができる。
このように、段階的に通報発生位置を詳細化することで、速達性を犠牲にすることなく、消費電力と通信費の削減を達成する。
[プログラム]
本発明の実施の形態における通報プログラムは、コンピュータに、図3に示すステップA1からA6、図5に示すステップC1からC7を実行させるプログラムであればよい。このプログラムをコンピュータにインストールし、実行することによって、本実施の形態における通報装置と通報方法とを実現することができる。この場合、コンピュータのプロセッサは、制御部6として機能し、処理を行なう。
また、本発明の実施の形態における情報生成プログラムは、コンピュータに、図4に示すステップB1からB9を実行させるプログラムであればよい。このプログラムをコンピュータにインストールし、実行することによって、本実施の形態における情報生成装置と情報生成方法とを実現することができる。この場合、コンピュータのプロセッサは、情報生成として機能し、処理を行なう。
また、本実施の形態における情報生成プログラムは、複数のコンピュータによって構築されたコンピュータシステムによって実行されてもよい。
[物理構成]
ここで、実施の形態におけるプログラムを実行することによって、情報生成装置を実現するコンピュータについて図6を用いて説明する。図6は、情報生成装置を実現するコンピュータの一例を示す図である。
図6に示すように、コンピュータ110は、CPU111と、メインメモリ112と、記憶装置113と、入力インターフェイス114と、表示コントローラ115と、データリーダ/ライタ116と、通信インターフェイス117とを備える。これらの各部は、バス121を介して、互いにデータ通信可能に接続される。なお、コンピュータ110は、CPU111に加えて、又はCPU111に代えて、GPU(Graphics Processing Unit)、又はFPGA(Field-Programmable Gate Array)を備えていてもよい。
CPU111は、記憶装置113に格納された、本実施の形態におけるプログラム(コード)をメインメモリ112に展開し、これらを所定順序で実行することにより、各種の演算を実施する。メインメモリ112は、典型的には、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性の記憶装置である。また、本実施の形態におけるプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体120に格納された状態で提供される。なお、本実施の形態におけるプログラムは、通信インターフェイス117を介して接続されたインターネット上で流通するものであってもよい。
また、記憶装置113の具体例としては、ハードディスクドライブの他、フラッシュメモリ等の半導体記憶装置があげられる。入力インターフェイス114は、CPU111と、キーボード及びマウスといった入力機器118との間のデータ伝送を仲介する。表示コントローラ115は、ディスプレイ装置119と接続され、ディスプレイ装置119での表示を制御する。
データリーダ/ライタ116は、CPU111と記録媒体120との間のデータ伝送を仲介し、記録媒体120からのプログラムの読み出し、及びコンピュータ110における処理結果の記録媒体120への書き込みを実行する。通信インターフェイス117は、CPU111と、他のコンピュータとの間のデータ伝送を仲介する。
また、記録媒体120の具体例としては、CF(Compact Flash(登録商標))及びSD(Secure Digital)等の汎用的な半導体記憶デバイス、フレキシブルディスク(Flexible Disk)等の磁気記録媒体、又はCD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)などの光学記録媒体があげられる。
なお、本実施の形態における通報装置1は、プログラムがインストールされたコンピュータではなく、各部に対応したハードウェアを用いることによっても実現可能である。更に、通報装置1は、一部がプログラムで実現され、残りの部分がハードウェアで実現されていてもよい。
[付記]
以上の実施の形態に関し、更に以下の付記を開示する。上述した実施の形態の一部又は全部は、以下に記載する(付記1)から(付記28)により表現することができるが、以下の記載に限定されるものではない。
(付記1)
通報音を発生する、通報音発生部と、
位置情報を取得する、位置情報取得部と、
前記通報音発生部と前記位置情報取得部とを起動させる、起動部と、
省電力広域無線通信をする、通信部と、
前記起動部が前記通報音発生部を起動させた後、前記位置情報取得部から前記位置情報を取得できない場合、通報装置を識別する通報装置識別情報と、通報の発生を示す通報発生情報とを有する通報情報を、前記通信部を介して送信する、制御部と、
を有することを特徴とする通報装置。
(付記2)
付記1に記載の通報装置であって、
前記制御部は、所定時間経過後、前記位置情報を取得した場合、前記通報装置識別情報と、前記通報発生情報と、前記位置情報とを有する通報情報を、前記通信部を介して送信する
ことを特徴とする通報装置。
(付記3)
付記1又は2に記載の通報装置であって、
前記制御部は、前記起動部が起動前の状態に戻された場合、前記通報音発生部を停止させ、予め設定された設定時間後、前記位置情報取得部を停止させる
ことを特徴とする通報装置。
(付記4)
通報装置の制御方法であって、
(a)起動部が、通報音を発生する通報音発生部を起動させた後、位置情報を取得する位置情報取得部から前記位置情報を取得できない場合、前記通報装置を識別する通報装置識別情報と、通報の発生を示す通報発生情報とを有する通報情報を、省電力広域無線通信をする通信部を介して送信する、ステップ
を有することを特徴とする通報装置の制御方法。
(付記5)
付記4に記載の通報装置の制御方法であって、
(b)所定時間経過後、前記位置情報を取得した場合、前記通報装置識別情報と、前記通報発生情報と、前記位置情報とを有する通報情報を、前記通信部を介して送信する、ステップを有する
ことを特徴とする通報装置の制御方法。
(付記6)
付記4又は5に記載の通報装置の制御方法であって、
(c)前記起動部が起動前の状態に戻された場合、前記通報音発生部を停止させ、予め設定された設定時間後、前記位置情報取得部を停止させる、ステップを有する
ことを特徴とする通報装置の制御方法。
(付記7)
通報装置の制御プログラムであって、
プロセッサに、
(a)起動部が、通報音を発生する通報音発生部を起動させた後、位置情報を取得する位置情報取得部から前記位置情報を取得できない場合、通報装置を識別する通報装置識別情報と、通報の発生を示す通報発生情報とを有する通報情報を、省電力広域無線通信をする通信部を介して送信する、ステップ
を実行させる命令を含む、プログラムを記録しているプロセッサ読み取り可能な記録媒体。
(付記8)
付記7に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
前記プログラムが、前記プロセッサに、
(b)所定時間経過後、前記位置情報を取得した場合、前記通報装置識別情報と、前記通報発生情報と、前記位置情報とを有する通報情報を、前記通信部を介して送信する、ステップを実行させる命令を更に含む、
プログラムを記録しているプロセッサ読み取り可能な記録媒体。
(付記9)
付記7又は8に記載のプロセッサ読み取り可能な記録媒体であって、
前記プログラムが、前記プロセッサに、
(c)前記起動部が起動前の状態に戻された場合、前記通報音発生部を停止させ、予め設定された設定時間後、前記位置情報取得部を停止させる、ステップを実行させる命令を更に含む、
プログラムを記録しているプロセッサ読み取り可能な記録媒体。
(付記10)
通報音を発生する通報音発生部が起動した後、位置情報を取得できない場合、通報装置を識別する通報装置識別情報と、通報の発生を示す通報発生情報とを有する第一の通報情報を送信する、前記通報装置と、
前記第一の通報情報を受信した場合、前記第一の通報情報に、前記第一の通報情報を受信した無線装置を識別する無線装置識別情報と、前記第一の通報情報を受信した場合に計測した電波受信強度を示す電波受信強度情報と、前記第一の通報情報を受信した日時を示す無線通信日時情報を付加した第二の通報情報を送信する、前記無線装置と、
前記第二の通報情報を受信した場合、前記電波受信強度情報と、前記第一の通報情報を受信した前記無線装置の設置位置を示す設置位置情報とに基づいて、地図上に前記通報装置に対応する位置を、端末装置に表示させるための表示情報を生成する、情報生成装置と、
を有することを特徴とする通報システム。
(付記11)
付記10に記載の通報システムであって、
前記情報生成装置は、二台の前記無線装置から二つの前記第二の通報情報を受信した場合、前記電波受信強度情報を参照して、電波受信強度が強い前記無線装置の前記設置位置を用いて、前記表示情報を生成する
ことを特徴とする通報システム。
(付記12)
付記10又は11に記載の通報システムであって、
前記情報生成装置は、三台以上の前記無線装置から三つ以上の前記第二の通報情報を受信した場合、前記電波受信強度情報を参照して、電波受信強度が強い前記無線装置の前記設置位置を用いて、三点位置測位に基づいて前記通報装置の位置を算出し、算出した位置を用いて、前記表示情報を生成する
ことを特徴とする通報システム。
(付記13)
付記10から12のいずれか一つに記載の通報システムであって、
前記通報装置は、通報音を発生する通報音発生部が起動した後、位置情報を取得できた場合、前記第一の通報情報に、前記通報装置の位置情報を付加した第三の通報情報を送信する
ことを特徴とする通報システム。
(付記14)
付記10から13のいずれか一つに記載の通報システムであって、
前記通報装置は、起動部が起動前の状態に戻された場合、前記通報音発生部を停止し、予め設定された設定時間後、前記位置情報の取得を停止する
ことを特徴とする通報システム。
(付記15)
(a)通報音を発生する通報音発生部が起動した後、位置情報を取得できない場合、通報装置を識別する通報装置識別情報と、通報の発生を示す通報発生情報とを有する第一の通報情報を送信する、ステップと、
(b)前記第一の通報情報を受信した場合、前記第一の通報情報に、前記第一の通報情報を受信した無線装置を識別する無線装置識別情報と、前記第一の通報情報を受信した場合に計測した電波受信強度を示す電波受信強度情報と、前記第一の通報情報を受信した日時を示す無線通信日時情報を付加した第二の通報情報を送信する、ステップと、
(c)前記第二の通報情報を受信した場合、前記電波受信強度情報と、前記第一の通報情報を受信した前記無線装置の設置位置を示す設置位置情報とに基づいて、地図上に前記通報装置に対応する位置を、端末装置に表示させるための表示情報を生成する、ステップと、
を有することを特徴とする通報方法。
(付記16)
付記15に記載の通報方法であって、
前記(a)のステップにおいて、二台の前記無線装置から二つの前記第二の通報情報を受信した場合、前記電波受信強度情報を参照して、電波受信強度が強い前記無線装置の前記設置位置を用いて、前記表示情報を生成する
ことを特徴とする通報方法。
(付記17)
付記15又は16に記載の通報方法であって、
前記(c)のステップにおいて、三台以上の前記無線装置から三つ以上の前記第二の通報情報を受信した場合、前記電波受信強度情報を参照して、電波受信強度が強い前記無線装置の前記設置位置を用いて、三点位置測位に基づいて前記通報装置の位置を算出し、算出した位置を用いて、前記表示情報を生成する
ことを特徴とする通報方法。
(付記18)
付記15から17のいずれか一つに記載の通報方法であって、
前記(a)のステップにおいて、通報音を発生する通報音発生部が起動した後、位置情報を取得できた場合、前記第一の通報情報に、前記通報装置の位置情報を付加した第三の通報情報を送信する
ことを特徴とする通報方法。
(付記19)
付記15から18のいずれか一つに記載の通報方法であって、
(d)起動部が起動前の状態に戻された場合、前記通報音発生部を停止し、予め設定された設定時間後、前記位置情報の取得を停止する、ステップを有する
ことを特徴とする通報方法。
(付記20)
通報音を発生する通報音発生部が起動した後、位置情報を取得できない場合、通報装置を識別する通報装置識別情報と、通報の発生を示す通報発生情報とを有する第一の通報情報に、前記第一の通報情報を受信した無線装置を識別する無線装置識別情報と、前記第一の通報情報を受信した場合に計測した電波受信強度を示す電波受信強度情報と、前記第一の通報情報を受信した日時を示す無線通信日時情報とを付加した第二の通報情報を受信した場合、前記電波受信強度情報と、前記第一の通報情報を受信した前記無線装置の設置位置を示す設置位置情報とに基づいて、地図上に前記通報装置に対応する位置を、端末装置に表示させるための表示情報を生成する
ことを特徴とする情報生成装置。
(付記21)
付記20に記載の情報生成装置であって、
前記情報生成装置は、二台の前記無線装置から二つの前記第二の通報情報を受信した場合、前記電波受信強度情報を参照して、電波受信強度が強い前記無線装置の前記設置位置を用いて、前記表示情報を生成する
ことを特徴とする情報生成装置。
(付記22)
付記20又は21に記載の情報生成装置であって、
前記情報生成装置は、三台以上の前記無線装置から三つ以上の前記第二の通報情報を受信した場合、前記電波受信強度情報を参照して、電波受信強度が強い前記無線装置の前記設置位置を用いて、三点位置測位に基づいて前記通報装置の位置を算出し、算出した位置を用いて、前記表示情報を生成する
ことを特徴とする情報生成装置。
(付記23)
(a)通報音を発生する通報音発生部が起動した後、位置情報を取得できない場合、通報装置を識別する通報装置識別情報と、通報の発生を示す通報発生情報とを有する第一の通報情報に、前記第一の通報情報を受信した無線装置を識別する無線装置識別情報と、前記第一の通報情報を受信した場合に計測した電波受信強度を示す電波受信強度情報と、前記第一の通報情報を受信した日時を示す無線通信日時情報とを付加した第二の通報情報を受信した場合、前記電波受信強度情報と、前記第一の通報情報を受信した前記無線装置の設置位置を示す設置位置情報とに基づいて、地図上に前記通報装置に対応する位置を、端末装置に表示させるための表示情報を生成する、ステップ
を有することを特徴とする情報生成方法。
(付記24)
付記23に記載の情報生成方法であって、
(b)二台の前記無線装置から二つの前記第二の通報情報を受信した場合、前記電波受信強度情報を参照して、電波受信強度が強い前記無線装置の前記設置位置を用いて、前記表示情報を生成する、ステップを有する
ことを特徴とする情報生成方法。
(付記25)
付記23又は24に記載の情報生成方法であって、
(c)三台以上の前記無線装置から三つ以上の前記第二の通報情報を受信した場合、前記電波受信強度情報を参照して、電波受信強度が強い前記無線装置の前記設置位置を用いて、三点位置測位に基づいて前記通報装置の位置を算出し、算出した位置を用いて、前記表示情報を生成する、ステップを有する
ことを特徴とする情報生成方法。
(付記26)
コンピュータに、
(a)通報音を発生する通報音発生部が起動した後、位置情報を取得できない場合、通報装置を識別する通報装置識別情報と、通報の発生を示す通報発生情報とを有する第一の通報情報に、前記第一の通報情報を受信した無線装置を識別する無線装置識別情報と、前記第一の通報情報を受信した場合に計測した電波受信強度を示す電波受信強度情報と、前記第一の通報情報を受信した日時を示す無線通信日時情報とを付加した第二の通報情報を受信した場合、前記電波受信強度情報と、前記第一の通報情報を受信した前記無線装置の設置位置を示す設置位置情報とに基づいて、地図上に前記通報装置に対応する位置を、端末装置に表示させるための表示情報を生成する、ステップ
を実行させる命令を含む、プログラムを記録しているコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(付記27)
付記26に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
前記プログラムが、前記コンピュータに、
(b)二台の前記無線装置から二つの前記第二の通報情報を受信した場合、前記電波受信強度情報を参照して、電波受信強度が強い前記無線装置の前記設置位置を用いて、前記表示情報を生成する、ステップを実行させる命令を更に含む、
プログラムを記録しているコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(付記28)
付記26又は27に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
前記プログラムが、前記コンピュータに、
(c)三台以上の前記無線装置から三つ以上の前記第二の通報情報を受信した場合、前記電波受信強度情報を参照して、電波受信強度が強い前記無線装置の前記設置位置を用いて、三点位置測位に基づいて前記通報装置の位置を算出し、算出した位置を用いて、前記表示情報を生成する、ステップを実行させる命令を更に含む、
プログラムを記録しているコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施の形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2018年3月26日に出願された日本出願特願2018−058820を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
以上のように本発明によれば、消費電力と通信費とを抑えつつ、近距離から遠隔地まで通報できる。本発明は防犯、介助サポートサービスなど、緊急通報が必要な分野において有用である。
1 通報装置
2 通報音発生部
3 位置情報取得部
4 起動部
5 通信部
6 制御部
20 通報システム
21、21a、21b、21c 無線装置
22 サーバ装置
23 情報生成装置
24 端末装置
110 コンピュータ
111 CPU
112 メインメモリ
113 記憶装置
114 入力インターフェイス
115 表示コントローラ
116 データリーダ/ライタ
117 通信インターフェイス
118 入力機器
119 ディスプレイ装置
120 記録媒体
121 バス
本発明は、危険な状態を通報する、通報装置、通報方法、通報システムに関し、更には、これらを実現するためのプログラムに関する。
また、上記目的を達成するため、本発明の一側面における通報装置の制御プログラムは
プロセッサに、
(a)起動部が、通報音を発生する通報音発生部を起動させた後、位置情報を取得する位置情報取得部から前記位置情報を取得できない場合、前記通報装置を識別する通報装置識別情報と、通報の発生を示す通報発生情報とを有する通報情報を、省電力広域無線通信をする通信部を介して送信する、ステップを
実行させることを特徴とする。
更に、上記目的を達成するため、本発明の一側面における情報生成プログラムは
コンピュータに、
(a)通報音を発生する通報音発生部が起動した後、位置情報を取得できない場合、通報装置を識別する通報装置識別情報と、通報の発生を示す通報発生情報とを有する第一の通報情報に、前記第一の通報情報を受信した無線装置を識別する無線装置識別情報と、前記第一の通報情報を受信した場合に計測した電波受信強度を示す電波受信強度情報と、前記第一の通報情報を受信した日時を示す無線通信日時情報とを付加した第二の通報情報を受信した場合、前記電波受信強度情報と、前記第一の通報情報を受信した前記無線装置の設置位置を示す設置位置情報とに基づいて、地図上に前記通報装置に対応する位置を、端末装置に表示させるための表示情報を生成する、ステップ
を実行させることを特徴とする。
通報装置1の動作について説明する。
図3に示すように、制御部6は、まず、起動部4が操作されたことを検出する(ステップA1)。続いて、制御部6は、通報音発生部2及び位置情報取得部3を起動する(ステップA2)。続いて、制御部6は、位置情報取得部3が位置情報を取得したか否かを判定する(ステップA3)。続いて、制御部6は、位置情報を取得した場合(ステップA3:Yes)、第三の通報情報を、通信部5を介して、無線装置21へ送信する(ステップA)。また、制御部6は、位置情報を取得していない場合(ステップA3:No)、第一の通報情報を、通信部5を介して、無線装置21へ送信する(ステップA5)。続いて、制御部6は、起動部4が元の状態に戻された否かを検出する(ステップA6)。すなわち、通報装置1が停止状態であるか否かを検出する。通報装置1が停止状態に移行したことを検出した場合(ステップA6:Yes)、この処理を終了する。また、通報装置1が停止状態に移行していない場合(ステップA6:No)、ステップA3からA6の処理を繰り返す。
また、本発明の実施の形態における情報生成プログラムは、コンピュータに、図4に示すステップB1からB9を実行させるプログラムであればよい。このプログラムをコンピュータにインストールし、実行することによって、本実施の形態における情報生成装置と情報生成方法とを実現することができる。この場合、コンピュータのプロセッサは、情報生成装置として機能し、処理を行なう。
(付記7)
通報装置の制御プログラムであって、
プロセッサに、
(a)起動部が、通報音を発生する通報音発生部を起動させた後、位置情報を取得する位置情報取得部から前記位置情報を取得できない場合、通報装置を識別する通報装置識別情報と、通報の発生を示す通報発生情報とを有する通報情報を、省電力広域無線通信をする通信部を介して送信する、ステップ
を実行させるプログラム。
(付記8)
付記7に記載のプログラムであって、
前記プログラムが、前記プロセッサに、
(b)所定時間経過後、前記位置情報を取得した場合、前記通報装置識別情報と、前記通報発生情報と、前記位置情報とを有する通報情報を、前記通信部を介して送信する、ステップを実行させるプログラム。
(付記9)
付記7又は8に記載のプログラムであって、
前記プログラムが、前記プロセッサに、
(c)前記起動部が起動前の状態に戻された場合、前記通報音発生部を停止させ、予め設定された設定時間後、前記位置情報取得部を停止させる、ステップを実行させるプログラム。
(付記16)
付記15に記載の通報方法であって、
前記()のステップにおいて、二台の前記無線装置から二つの前記第二の通報情報を受信した場合、前記電波受信強度情報を参照して、電波受信強度が強い前記無線装置の前記設置位置を用いて、前記表示情報を生成する
ことを特徴とする通報方法。
(付記26)
コンピュータに、
(a)通報音を発生する通報音発生部が起動した後、位置情報を取得できない場合、通報装置を識別する通報装置識別情報と、通報の発生を示す通報発生情報とを有する第一の通報情報に、前記第一の通報情報を受信した無線装置を識別する無線装置識別情報と、前記第一の通報情報を受信した場合に計測した電波受信強度を示す電波受信強度情報と、前記第一の通報情報を受信した日時を示す無線通信日時情報とを付加した第二の通報情報を受信した場合、前記電波受信強度情報と、前記第一の通報情報を受信した前記無線装置の設置位置を示す設置位置情報とに基づいて、地図上に前記通報装置に対応する位置を、端末装置に表示させるための表示情報を生成する、ステップ
を実行させるプログラム。
(付記27)
付記26に記載のプログラムであって、
前記プログラムが、前記コンピュータに、
(b)二台の前記無線装置から二つの前記第二の通報情報を受信した場合、前記電波受信強度情報を参照して、電波受信強度が強い前記無線装置の前記設置位置を用いて、前記表示情報を生成する、ステップを実行させるプログラム。
(付記28)
付記26又は27に記載のプログラムであって、
前記プログラムが、前記コンピュータに、
(c)三台以上の前記無線装置から三つ以上の前記第二の通報情報を受信した場合、前記電波受信強度情報を参照して、電波受信強度が強い前記無線装置の前記設置位置を用いて、三点位置測位に基づいて前記通報装置の位置を算出し、算出した位置を用いて、前記表示情報を生成する、ステップを実行させるプログラム。

Claims (28)

  1. 通報音を発生する、通報音発生部と、
    位置情報を取得する、位置情報取得部と、
    前記通報音発生部と前記位置情報取得部とを起動させる、起動部と、
    省電力広域無線通信をする、通信部と、
    前記起動部が前記通報音発生部を起動させた後、前記位置情報取得部から前記位置情報を取得できない場合、通報装置を識別する通報装置識別情報と、通報の発生を示す通報発生情報とを有する通報情報を、前記通信部を介して送信する、制御部と、
    を有することを特徴とする通報装置。
  2. 請求項1に記載の通報装置であって、
    前記制御部は、所定時間経過後、前記位置情報を取得した場合、前記通報装置識別情報と、前記通報発生情報と、前記位置情報とを有する通報情報を、前記通信部を介して送信する
    ことを特徴とする通報装置。
  3. 請求項1又は2に記載の通報装置であって、
    前記制御部は、前記起動部が起動前の状態に戻された場合、前記通報音発生部を停止させ、予め設定された設定時間後、前記位置情報取得部を停止させる
    ことを特徴とする通報装置。
  4. 通報装置の制御方法であって、
    (a)起動部が、通報音を発生する通報音発生部を起動させた後、位置情報を取得する位置情報取得部から前記位置情報を取得できない場合、前記通報装置を識別する通報装置識別情報と、通報の発生を示す通報発生情報とを有する通報情報を、省電力広域無線通信をする通信部を介して送信する、ステップ
    を有することを特徴とする通報装置の制御方法。
  5. 請求項4に記載の通報装置の制御方法であって、
    (b)所定時間経過後、前記位置情報を取得した場合、前記通報装置識別情報と、前記通報発生情報と、前記位置情報とを有する通報情報を、前記通信部を介して送信する、ステップを有する
    ことを特徴とする通報装置の制御方法。
  6. 請求項4又は5に記載の通報装置の制御方法であって、
    (c)前記起動部が起動前の状態に戻された場合、前記通報音発生部を停止させ、予め設定された設定時間後、前記位置情報取得部を停止させる、ステップを有する
    ことを特徴とする通報装置の制御方法。
  7. 通報装置の制御プログラムであって、
    プロセッサに、
    (a)起動部が、通報音を発生する通報音発生部を起動させた後、位置情報を取得する位置情報取得部から前記位置情報を取得できない場合、通報装置を識別する通報装置識別情報と、通報の発生を示す通報発生情報とを有する通報情報を、省電力広域無線通信をする通信部を介して送信する、ステップ
    を実行させる命令を含む、プログラムを記録しているコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  8. 請求項7に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    前記プログラムが、前記プロセッサに、
    (b)所定時間経過後、前記位置情報を取得した場合、前記通報装置識別情報と、前記通報発生情報と、前記位置情報とを有する通報情報を、前記通信部を介して送信する、ステップを実行させる命令を更に含む、
    プログラムを記録しているコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  9. 請求項7又は8に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    前記プログラムが、前記プロセッサに、
    (c)前記起動部が起動前の状態に戻された場合、前記通報音発生部を停止させ、予め設
    定された設定時間後、前記位置情報取得部を停止させる、ステップを実行させる命令を更に含む、
    プログラムを記録しているコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  10. 通報音を発生する通報音発生部が起動した後、位置情報を取得できない場合、通報装置を識別する通報装置識別情報と、通報の発生を示す通報発生情報とを有する第一の通報情報を送信する、前記通報装置と、
    前記第一の通報情報を受信した場合、前記第一の通報情報に、前記第一の通報情報を受信した無線装置を識別する無線装置識別情報と、前記第一の通報情報を受信した場合に計測した電波受信強度を示す電波受信強度情報と、前記第一の通報情報を受信した日時を示す無線通信日時情報を付加した第二の通報情報を送信する、前記無線装置と、
    前記第二の通報情報を受信した場合、前記電波受信強度情報と、前記第一の通報情報を受信した前記無線装置の設置位置を示す設置位置情報とに基づいて、地図上に前記通報装置に対応する位置を、端末装置に表示させるための表示情報を生成する、情報生成装置と、
    を有することを特徴とする通報システム。
  11. 請求項10に記載の通報システムであって、
    前記情報生成装置は、二台の前記無線装置から二つの前記第二の通報情報を受信した場合、前記電波受信強度情報を参照して、電波受信強度が強い前記無線装置の前記設置位置を用いて、前記表示情報を生成する
    ことを特徴とする通報システム。
  12. 請求項10又は11に記載の通報システムであって、
    前記情報生成装置は、三台以上の前記無線装置から三つ以上の前記第二の通報情報を受信した場合、前記電波受信強度情報を参照して、電波受信強度が強い前記無線装置の前記設置位置を用いて、三点位置測位に基づいて前記通報装置の位置を算出し、算出した位置を用いて、前記表示情報を生成する
    ことを特徴とする通報システム。
  13. 請求項10から12のいずれか一つに記載の通報システムであって、
    前記通報装置は、通報音を発生する通報音発生部が起動した後、位置情報を取得できた場合、前記第一の通報情報に、前記通報装置の位置情報を付加した第三の通報情報を送信する
    ことを特徴とする通報システム。
  14. 請求項10から13のいずれか一つに記載の通報システムであって、
    前記通報装置は、起動部が起動前の状態に戻された場合、前記通報音発生部を停止し、予め設定された設定時間後、前記位置情報の取得を停止する
    ことを特徴とする通報システム。
  15. (a)通報音を発生する通報音発生部が起動した後、位置情報を取得できない場合、通報装置を識別する通報装置識別情報と、通報の発生を示す通報発生情報とを有する第一の通報情報を送信する、ステップと、
    (b)前記第一の通報情報を受信した場合、前記第一の通報情報に、前記第一の通報情報を受信した無線装置を識別する無線装置識別情報と、前記第一の通報情報を受信した場合に計測した電波受信強度を示す電波受信強度情報と、前記第一の通報情報を受信した日時を示す無線通信日時情報を付加した第二の通報情報を送信する、ステップと、
    (c)前記第二の通報情報を受信した場合、前記電波受信強度情報と、前記第一の通報情報を受信した前記無線装置の設置位置を示す設置位置情報とに基づいて、地図上に前記通報装置に対応する位置を、端末装置に表示させるための表示情報を生成する、ステップと、
    を有することを特徴とする通報方法。
  16. 請求項15に記載の通報方法であって、
    前記(a)のステップにおいて、二台の前記無線装置から二つの前記第二の通報情報を受信した場合、前記電波受信強度情報を参照して、電波受信強度が強い前記無線装置の前記設置位置を用いて、前記表示情報を生成する
    ことを特徴とする通報方法。
  17. 請求項15又は16に記載の通報方法であって、
    前記(c)のステップにおいて、三台以上の前記無線装置から三つ以上の前記第二の通報情報を受信した場合、前記電波受信強度情報を参照して、電波受信強度が強い前記無線装置の前記設置位置を用いて、三点位置測位に基づいて前記通報装置の位置を算出し、算出した位置を用いて、前記表示情報を生成する
    ことを特徴とする通報方法。
  18. 請求項15から17のいずれか一つに記載の通報方法であって、
    前記(a)のステップにおいて、通報音を発生する通報音発生部が起動した後、位置情報を取得できた場合、前記第一の通報情報に、前記通報装置の位置情報を付加した第三の通報情報を送信する
    ことを特徴とする通報方法。
  19. 請求項15から18のいずれか一つに記載の通報方法であって、
    (d)起動部が起動前の状態に戻された場合、前記通報音発生部を停止し、予め設定された設定時間後、前記位置情報の取得を停止する、ステップを有する
    ことを特徴とする通報方法。
  20. 通報音を発生する通報音発生部が起動した後、位置情報を取得できない場合、通報装置を識別する通報装置識別情報と、通報の発生を示す通報発生情報とを有する第一の通報情報に、前記第一の通報情報を受信した無線装置を識別する無線装置識別情報と、前記第一の通報情報を受信した場合に計測した電波受信強度を示す電波受信強度情報と、前記第一の通報情報を受信した日時を示す無線通信日時情報とを付加した第二の通報情報を受信した場合、前記電波受信強度情報と、前記第一の通報情報を受信した前記無線装置の設置位置を示す設置位置情報とに基づいて、地図上に前記通報装置に対応する位置を、端末装置に表示させるための表示情報を生成する
    ことを特徴とする情報生成装置。
  21. 請求項20に記載の情報生成装置であって、
    前記情報生成装置は、二台の前記無線装置から二つの前記第二の通報情報を受信した場合、前記電波受信強度情報を参照して、電波受信強度が強い前記無線装置の前記設置位置を用いて、前記表示情報を生成する
    ことを特徴とする情報生成装置。
  22. 請求項20又は21に記載の情報生成装置であって、
    前記情報生成装置は、三台以上の前記無線装置から三つ以上の前記第二の通報情報を受信した場合、前記電波受信強度情報を参照して、電波受信強度が強い前記無線装置の前記設置位置を用いて、三点位置測位に基づいて前記通報装置の位置を算出し、算出した位置を用いて、前記表示情報を生成する
    ことを特徴とする情報生成装置。
  23. (a)通報音を発生する通報音発生部が起動した後、位置情報を取得できない場合、通報装置を識別する通報装置識別情報と、通報の発生を示す通報発生情報とを有する第一の通報情報に、前記第一の通報情報を受信した無線装置を識別する無線装置識別情報と、前記第一の通報情報を受信した場合に計測した電波受信強度を示す電波受信強度情報と、前記第一の通報情報を受信した日時を示す無線通信日時情報とを付加した第二の通報情報を受信した場合、前記電波受信強度情報と、前記第一の通報情報を受信した前記無線装置の設置位置を示す設置位置情報とに基づいて、地図上に前記通報装置に対応する位置を、端末装置に表示させるための表示情報を生成する、ステップ
    を有することを特徴とする情報生成方法。
  24. 請求項23に記載の情報生成方法であって、
    (b)二台の前記無線装置から二つの前記第二の通報情報を受信した場合、前記電波受信強度情報を参照して、電波受信強度が強い前記無線装置の前記設置位置を用いて、前記表示情報を生成する、ステップを有する
    ことを特徴とする情報生成方法。
  25. 請求項23又は24に記載の情報生成方法であって、
    (c)三台以上の前記無線装置から三つ以上の前記第二の通報情報を受信した場合、前記電波受信強度情報を参照して、電波受信強度が強い前記無線装置の前記設置位置を用いて、三点位置測位に基づいて前記通報装置の位置を算出し、算出した位置を用いて、前記表示情報を生成する、ステップを有する
    ことを特徴とする情報生成方法。
  26. コンピュータに、
    (a)通報音を発生する通報音発生部が起動した後、位置情報を取得できない場合、通報装置を識別する通報装置識別情報と、通報の発生を示す通報発生情報とを有する第一の通報情報に、前記第一の通報情報を受信した無線装置を識別する無線装置識別情報と、前記第一の通報情報を受信した場合に計測した電波受信強度を示す電波受信強度情報と、前記第一の通報情報を受信した日時を示す無線通信日時情報とを付加した第二の通報情報を受信した場合、前記電波受信強度情報と、前記第一の通報情報を受信した前記無線装置の設置位置を示す設置位置情報とに基づいて、地図上に前記通報装置に対応する位置を、端末装置に表示させるための表示情報を生成する、ステップ
    を実行させる命令を含む、プログラムを記録しているコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  27. 請求項26に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    前記プログラムが、前記コンピュータに、
    (b)二台の前記無線装置から二つの前記第二の通報情報を受信した場合、前記電波受信強度情報を参照して、電波受信強度が強い前記無線装置の前記設置位置を用いて、前記表示情報を生成する、ステップを実行させる命令を更に含む、
    プログラムを記録しているコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  28. 請求項26又は27に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    (c)三台以上の前記無線装置から三つ以上の前記第二の通報情報を受信した場合、前記電波受信強度情報を参照して、電波受信強度が強い前記無線装置の前記設置位置を用いて、三点位置測位に基づいて前記通報装置の位置を算出し、算出した位置を用いて、前記表示情報を生成する、ステップを実行させる命令を更に含む、
    プログラムを記録しているコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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