JP2014044568A - 通信端末装置、音発生源状態監視システム、音発生源状態監視方法およびプログラム - Google Patents

通信端末装置、音発生源状態監視システム、音発生源状態監視方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】通信料金がかからず、音発生源から離れた場所でも音発生源の状態を判別して使用者に音発生源の状態を認識させることができる携帯端末装置を提供する。
【解決手段】携帯端末装置は、音発生源が発生した該音発生源の特定の状態を知らせる報知音を検出する検出装置との間で無線通信を行い、該検出装置から、報知音の情報を含む無線信号を受信する通信部40と、報知音の情報と特定の状態とを関連付けた状態判定情報を保持する記憶部41と、通信部40が受信した無線信号に含まれている報知音の情報と状態判定情報とに基づいて音発生源の状態を判定する状態判定部42と、状態判定部42の判定結果を報知する報知部43と、を有する。
【選択図】図11

Description

本発明は、自身の特定の状態を示す音情報を発生する音発生源、例えば、洗濯機や電子レンジなどの電気製品の状態を監視する技術に関する。
洗濯機や電子レンジなどの電気製品は、自機の特定の状態を示すアラーム音を出力する。例えば、電子レンジは、加熱時間が設定時間に達すると、加熱処理が終了したことを示すアラーム音を出力する。
特許文献1には、電気製品が発したアラーム音を分析してその警報内容を音声で出力する音声報知システムが記載されている。
この音声報知システムは、周波数等のパターンが異なる複数のアラーム音について、アラーム音毎に、その警報内容を示す音声情報が格納された記憶装置と、電気製品が発したアラーム音のパターンを分析して記憶装置に登録したアラーム音か否かを判定し、登録したアラーム音である場合に、該アラーム音に対応する音声情報を記憶装置から取得し、取得した音声情報に基づく音声を出力する通報装置とを有する。
また、特許文献1には、変形例として、通報装置が、携帯電話網を通じて、使用者が所持している携帯電話機を呼び出し、上記音声情報に基づく音声信号を携帯電話機に送信する構成が記載されている。この構成によれば、通報装置から離れた場所でも、使用者は、携帯電話機を使用して通報装置からの音声を認識することができる。
特許文献2には、屋内外の生活音の発生を聴覚障害者に認識させることができる聴覚障害者用生活支援装置が記載されている。
この生活支援装置は、壁等に設けられる少なくとも1つの集音マイクと、集音マイクと接続された送信機と、送信機と無線通信を行う受信機とを有する。受信機は、携帯可能である。
送信機は、集音マイクの出力信号に基づいて予め登録された周波数スペクトルの生活音を検出し、該検出した生活音に対応する伝送情報を受信機へ送信する。受信機は、送信機からの伝送情報に応じたメッセージ(生活音の名称)を表示する。このメッセージ表示により、聴覚障害者は、生活音を認識することができる。
特開2002−236985号公報 特開平11−120468号公報
電気製品のアラーム音の音量を大きくすると、騒音等の問題を生じることから、通常は、アラーム音はある程度小さな音量に設定されている。このため、電気製品から離れた場所では、使用者は、アラーム音を聞き取ることができず、電気製品の状態を認識することが困難である。
特許文献1に記載の音声報知システムにおいては、通報装置が、電気製品からのアラーム音を検出して電気製品の状態を音声で知らせることで、使用者に電気製品の状態を確実に認識させることが可能である。しかし、通報装置から離れた場所では、使用者が通報装置からの音声を認識することは困難である。
なお、通報装置が電気製品の状態を示す音声信号を携帯電話機に送信する変形例においては、上記問題を解決することができる。しかし、この場合は、アラーム音が発せられる度に、通報装置は、携帯電話網を介して携帯電話機を呼び出すため、通信料金が増大する。
特許文献2に記載の生活支援装置においては、生活音の発生や名称を聴覚障害者に認知させることはできるものの、電気製品の状態を判別することは困難である。
本発明の目的は、通信料金がかからず、音発生源から離れた場所でも音発生源の状態を判別して使用者に音発生源の状態を認識させることができる、携帯端末装置、音発生源状態監視システム、音発生源状態監視方法およびプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一態様によれば、
音発生源が発生した該音発生源の特定の状態を知らせる報知音を検出する検出装置との間で無線通信を行い、該検出装置から、前記報知音の情報を含む無線信号を受信する通信部と、
前記報知音の情報と前記特定の状態とを関連付けた状態判定情報を保持する記憶部と、
前記通信部が受信した前記無線信号に含まれている前記報知音の情報と前記状態判定情報とに基づいて前記音発生源の状態を判定する状態判定部と、
前記状態判定部の判定結果を報知する報知部と、を有する、携帯端末装置が提供される。
本発明の別の態様によれば、
音を検出する音検出部と、
音発生源の特定の状態を知らせる報知音の情報と前記特定の状態とを関連付けた状態判定情報を保持する記憶部と、
前記音発生源が発生した前記報知音を前記音検出部で検出すると、該検出した報知音の情報と前記状態判定情報とに基づいて前記音発生源の状態を判定する状態判定部と、
前記状態判定部の判定結果を含む無線信号を外部の報知装置へ送信する通信部と、を有する、携帯端末装置が提供される。
本発明のさらに別の態様によれば、
音を検出する音検出部を備え、音発生源が発生した該音発生源の特定の状態を知らせる報知音を前記音検出部で検出し、該報知音の情報を含む無線信号を送信する検出装置と、
前記検出装置から前記無線通信を受信する報知装置と、を有し、
前記報知装置は、
前記報知音の情報と前記特定の状態とを関連付けた状態判定情報を保持する記憶部と、
前記検出装置から受信した前記無線通信に含まれている前記報知音の情報と前記状態判定情報とに基づいて前記音発生源の状態を判定する状態判定部と、
前記状態判定部の判定結果を報知する報知部と、を有する、音発生源状態監視システムが提供される。
本発明のさらに別の態様によれば、
音を検出する検出装置と、
前記検出装置と無線通信を行う報知装置と、有し、
前記検出装置は、
音を検出する音検出部と、
音発生源の特定の状態を知らせる報知音の情報と前記特定の状態とを関連付けた状態判定情報を保持する記憶部と、
前記音発生源が発生した前記報知音を前記音検出部で検出すると、該検出した報知音の情報と前記状態判定情報とに基づいて前記音発生源の状態を判定する状態判定部と、
前記状態判定部の判定結果を含む無線信号を前記報知装置へ送信する第1の通信部と、を有し、
前記報知装置は、
前記第1の通信部からの前記無線信号を受信する第2の通信部と、
前記第2の通信部で受信した前記無線信号に含まれている前記判定結果を報知する報知部と、を有する、音発生源状態監視システムが提供される。
本発明のさらに別の態様によれば、
通信部が、音発生源が発生した該音発生源の特定の状態を知らせる報知音を検出する検出装置との間で無線通信を行い、該検出装置から、前記報知音の情報を含む無線信号を受信し、
状態判定部が、記憶部に格納された、前記報知音の情報と前記特定の状態とを関連付けた状態判定情報を参照し、前記通信部が受信した前記無線信号に含まれている前記報知音の情報と前記状態判定情報とに基づいて前記音発生源の状態を判定し、
報知部が、前記状態判定部の判定結果を報知する、音発生源状態監視方法が提供される。
本発明のさらに別の態様によれば、
音検出部が、音発生源が発生した該音発生源の特定の状態を知らせる報知音を検出し、
状態判定部が、記憶部に格納された、前記報知音の情報と前記特定の状態とを関連付けた状態判定情報を参照し、前記音検出部が検出した前記報知音の情報と前記状態判定情報とに基づいて前記音発生源の状態を判定し、
通信部が、前記状態判定部の判定結果を含む無線信号を外部の報知装置へ送信する、音発生源状態監視方法が提供される。
本発明のさらに別の態様によれば、
音発生源が発生した該音発生源の特定の状態を知らせる報知音を検出する検出装置との間で無線通信を行い、該検出装置から、前記報知音の情報を含む無線信号を受信する処理と、
記憶部に格納された、前記報知音の情報と前記特定の状態とを関連付けた状態判定情報を参照し、前記検出装置から受信した前記無線信号に含まれている前記報知音の情報と前記状態判定情報とに基づいて前記音発生源の状態を判定する処理と、
前記音発生源の状態判定結果を報知する処理と、をコンピュータに実行させるためのプログラムが提供される。
本発明の他の態様によれば、
音発生源が発生した該音発生源の特定の状態を知らせる報知音を検出する処理と、
記憶部に格納された、前記報知音の情報と前記特定の状態とを関連付けた状態判定情報を参照し、検出した前記報知音の情報と前記状態判定情報とに基づいて前記音発生源の状態を判定する処理と、
前記音発生源の状態判定結果を報知する処理と、をコンピュータに実行させるためのプログラムが提供される。
本発明によれば、通信料金がかからず、音発生源から離れた場所でも音発生源の状態を判別して使用者に音発生源の状態を認識させることができる。
本発明の第1の実施形態である音発生源状態監視システムの構成を示すブロック図である。 図1に示す音発生源状態監視システムの検出装置の構成を示すブロック図である。 図1に示す音発生源状態監視システムの報知装置の構成を示すブロック図である。 電子レンジ終了時のアラーム音のパターンを説明するための図である。 洗濯機終了時のアラーム音のパターンを説明するための図である。 メッセージ情報テーブルの一例を説明するための図である。 図2に示す検出装置の動作の一手順を示すフローチャートである。 図3に示す報知装置の動作の一手順を示すフローチャートである。 図3に示す報知装置の機器監視条件入力モード処理の一手順を示すフローチャートである。 図3に示す報知装置の機器監視モード処理の一手順を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態である携帯端末装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態である携帯端末装置の構成を示すブロック図である。
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態である音発生源状態監視システムの構成を示すブロック図である。
図1を参照すると、音発生源状態監視システムは、音発生源100の周辺の任意の位置に配置される、少なくとも1つの移動可能な検出装置1と、検出装置1と直接に無線通信を行う、携帯可能な報知装置2とを有する。ここで、無線通信は、通信料金が発生しない無線通信であって、電波を用いた通信の他、音や光などを用いた通信を含む。Bluetooth(登録商標)や赤外線通信などを用いてもよい。なお、赤外線通信では、壁等の障害物が通信の妨げとなるため、電波を用いた通信を用いることが望ましい。
音発生源100は、自身の特定の状態を示す音(特定のパターンの音)を発生する。例えば、音発生源100は、電子レンジや冷蔵庫などのアラーム音を発生する電気製品である。なお、音発生源100は、電気製品に限定されない。音発生源100は、自身の特定の状態を示す音を発生するものであれば、どのようなものであってもよく、例えば、人間であってもよい。
図2に、検出装置1の構成を示す。図2に示すように、検出装置1は、制御部21、マイクロホン22、プログラムメモリ23、スピーカ24、入力部25、記憶部26および通信部27を有する。
マイクロホン22は、音を電気信号に変換する。マイクロホン22は、音発生源100からの音を検出することができる。スピーカ24は、メッセージに対応する音声等を出力する。
通信部27は、報知装置2と無線通信を行う。プログラムメモリ23は、検出装置1を動作させるのに必要なプログラムを格納する。記憶部26は、プログラムを実行するのに必要なデータや各種情報を格納する。同じメモリがプログラムメモリ23および記憶部26の両方を兼用してもよい。例えば、同一メモリ内に、プログラムメモリ23に対応する領域と、記憶部26に対応する領域とを設けてもよい。
入力部25は、複数のキーやボタンを含み、これらキーやボタンが押下されると、押下したキーやボタンに応じた指示信号を出力する。
制御部21は、CPU(Central Processing unit)よりなる。制御部21は、プログラムメモリ23に格納されたプログラムを実行し、入力部25からの指示信号に従って種々の処理を実行する。具体的には、制御部21は、報知装置2との無線通信を確立するための処理(無線接続処理)、無線接続を切断する処理(無線切断処理)、マイクロホン22で検出した音の情報を含む無線信号を通信部27から出力させる処理、報知装置2から受信した信号に基づく音響信号(オーディオ信号や音声信号など)をスピーカ24から出力する処理などを行う。
図3に、報知装置2の構成を示す。図3に示すように、報知装置2は、制御部31、マイクロホン32、プログラムメモリ33、音分析部34、入力部35、スピーカ36、表示部37、記憶部38および通信部39を有する。
通信部39は、検出装置1の通信部27と無線通信を行い、検出装置1からの無線信号を電気信号に変換する。通信部39は、検出装置1から受信した無線信号に含まれている、マイクロホン22が検出した音の情報を音分析部34に供給する。
プログラムメモリ33は、報知装置2を動作させるのに必要なプログラムを格納する。記憶部38は、プログラムを実行するのに必要なデータや各種情報(音声分析に必要な情報やメッセージ情報などを含む。)を格納する。同じメモリがプログラムメモリ33および記憶部38の両方を兼用してもよい。例えば、同一メモリ内に、プログラムメモリ33に対応する領域と、記憶部38に対応する領域とを設けてもよい。
音声分析に必要な情報は、音発生源100から発せされる音のパターンを示す音パターン情報を含む。音パターン情報の一例として、図4に、電子レンジ終了時のアラーム音のパターンを示し、図5に、洗濯機終了時のアラーム音のパターンを示す。
図4に示すアラーム音は、周波数500Hzの音が発せられる期間(1500ms)と無音期間とを含む。図5に示すアラーム音は、周波数1500Hzの音が発せられる期間(1000ms)と、周波数300Hzの音が発せられる期間(1000ms)とを含む。
メッセージ情報は、音パターン情報と監視完了メッセージとが関連付けて格納されるメッセージ情報テーブルよりなる。図6に、メッセージ情報テーブルの一例を示す。
図6に示すメッセージ情報テーブルは、監視音パターンの項目と監視完了メッセージの項目とを有する。監視音パターンの項目には、監視すべき音パターンの情報(音パターン情報)が格納され、監視完了メッセージの項目には、監視すべき音パターンに対応する監視完了メッセージが格納される。具体的には、図4に示したアラーム音の情報と「電子レンジ終了」のメッセージとが関連付けられてメッセージ情報テーブルに格納され、図5に示したアラーム音の情報と「洗濯機終了」のメッセージとが関連付けられてメッセージ情報テーブルに格納される。
入力部35は、複数のキーやボタンを含み、これらキーやボタンのいずれかが押下されると、押下したキーやボタンに応じた指示信号を出力する。スピーカ36は、メッセージに対応する音声等を出力する。表示部37は、液晶ディスプレイ等である。なお、入力部35は、タッチパネルを含んでいてもよい。
音分析部34は、通信部39が受信した無線信号に含まれている、検出装置1のマイクロホン22が検出した音のパターンを分析し、該音のパターンが記憶部38に登録されているか否かを判定する。登録されている場合は、音分析部34は、音のパターンに対応するメッセージをメッセージ情報テーブルから取得する。音分析部34は、取得したメッセージを表示部37に表示させ、または、取得したメッセージの内容を示す音声信号をスピーカ36から出力させる。
制御部31は、CPU(Central Processing unit)よりなる。制御部31は、プログラムメモリ33に格納されたプログラムを実行し、入力部35からの指示信号に従って種々の処理を実行し、報知装置2の各部の動作を制御する。
次に、本実施形態の音発生源状態監視システムの動作について説明する。
まず、検出装置1の動作を説明する。
図7は、検出装置1の動作の一手順を示すフローチャートである。この動作は、以下では、ハンズフリーイヤホンを検出装置1に適用した場合の動作である。
制御部21が、入力部25を介した使用者からの入力を待つ(ステップ101)。例えば、使用者が入力部25の特定のボタンを押下すると、入力待ちの状態となる。入力待ちの状態となってから所定の時間内に、使用者が入力部25にて入力操作を行うと、制御部21が、入力ありと判定する。
入力ありと判定と判定した場合(ステップ101の判定が「Yes」である場合)は、制御部21が、ハンズフリーイヤホンが無線切断状態か否かを確認する(ステップ102)。無線切断状態である場合は、制御部21が、入力部25からの使用者の入力操作に応じた指示信号が無線接続指示を示す信号であるか否かを判定する(ステップ103)。指示信号が無線接続指示を示す信号である場合は、制御部21が、無線接続処理を実行する(ステップ104)。
無線接続処理の実行後、制御部21が、接続に成功したか否かを判定する(ステップ105)。接続に成功した場合は、制御部21が、接続成功通知を示す音声信号をスピーカ24から出力させる(ステップ106)。接続に失敗した場合は、制御部21が、接続失敗通知を示す音声信号をスピーカ24から出力させる(ステップ107)。
ステップ102で無線切断状態でないと判定した場合(すなわち、無線接続中と判定した場合)は、制御部21が、指示信号が無線切断指示を示す信号であるか否かを判定する(ステップ108)。指示信号が無線切断指示を示す信号である場合は、制御部21が、無線切断処理を実行し(ステップ109)、切断完了通知を示す音声信号をスピーカ24から出力させる(ステップ110)。
ステップ101で使用者の入力なしと判定した場合は、制御部21が、無線接続状態か否かを判定する(ステップ111)。無線接続状態であれば、制御部21が、マイクロホン22で検出した音の情報を含む無線信号を通信部27から出力させる処理、報知装置2から受信した信号に基づく音響信号をスピーカ24から出力させる処理などを実行する(ステップ112)。無線接続状態でない場合は、制御部21が、無線接続切断通知を示す音声信号をスピーカ24から出力させる(ステップ113)。
ステップ103、108のいずれかの判定が否である場合、制御部21は、次の入力を待つ(ステップ101)。ステップ106、107、110.112、113のいずれかの処理を実行後、制御部21は、次の入力を待つ(ステップ101)。
なお、ステップ103で無線接続指示以外の指示信号を受信した場合や、ステップ108で無線切断指示以外の指示信号を受信した場合は、制御部21は、その指示信号を無視し、次の入力を待つ(ステップ101)。
次に、報知装置2の動作について説明する。
図8は、報知装置2の動作の一手順を示すフローチャートである。
制御部31が、機器監視条件入力モードまたは機器監視モードのいずれかが設定されたか否か、または、モード解除が行われたか否かを判定する(ステップ200)。
機器監視条件入力モードが設定された場合は、制御部31が、機器監視条件入力モード処理を実行する(ステップ201)。
機器監視モードが設定された場合は、制御部31が、機器監視モード処理を実行する(ステップ202)。
機器監視条件入力モード処理または機器監視モード処理の実行後、または、モード解除が行われた場合は、制御部31が、入力確認を行う(ステップ203)。この入力確認では、例えば、制御部31は、モード切替、無線接続開始および無線接続停止のいずれかを選択的に入力可能な画面を表示部37に表示し、入力部35からの指示信号を待つ。使用者は、入力部35を使用してモード切替、無線接続開始および無線接続停止のいずれかを選択することができる。
制御部31は、所定時間内に入力部35から指示信号を受信したか否かを判定する(ステップ204)。
指示信号を受信した場合は、制御部31が、指示信号がモード切替指示を示す信号であるか否かを判定する(ステップ205)。入力部35からの指示信号がモード切替指示を示す信号である場合は、制御部31が、モード切替処理を実行する(ステップ206)。
入力部35からの指示信号がモード切替指示を示す信号でない場合は、制御部31が、指示信号が無線切断指示を示す信号であるか否かを判定する(ステップ207)。
入力部35からの指示信号が無線切断指示を示す信号でない場合は、制御部31が、指示信号が無線接続指示を示す信号であるか否かを判定する(ステップ208)。
入力部35からの指示信号が無線接続指示を示す信号である場合は、制御部31が、無線切断状態か否かを確認する(ステップ209)。無線切断状態である場合は、制御部21が、無線接続処理を実行する(ステップ210)。
無線接続処理の実行後、制御部31が、接続に成功したか否かを判定する(ステップ211)。接続に成功した場合は、制御部31が、接続成功通知を示す音声信号をスピーカ36から出力させる、または、表示部37にて接続成功通知の表示を行わせる(ステップ212)。接続に失敗した場合は、制御部31が、接続失敗通知を示す音声信号をスピーカ36から出力させる、または、表示部37にて接続失敗通知の表示を行わせる(ステップ213)。
ステップ207で入力部35からの指示信号が無線切断指示を示す信号であると判定した場合は、制御部31が、無線接続状態か否かを確認する(ステップ214)。無線接続状態である場合は、制御部31が、無線切断処理を実行し(ステップ215)、切断完了通知を示す音声信号をスピーカ36から出力させる、または、表示部37にて切断完了通知の表示を行わせる(ステップ216)。
ステップ204、208、209、214のいずれかの判定が否である場合、または、ステップ206、212、213、216のいずれかの処理を実行後、制御部21は、ステップ200の判定を行う。
次に、ステップ201の機器監視条件入力モード処理について説明する。
図9は、機器監視条件入力モード処理の一手順を示すフローチャートである。
報知装置2が機器監視条件入力モードの状態になると、制御部31は、入力条件完了用の監視タイマを起動する(ステップ301)。
監視タイマがタイムアウトするか、検出装置1との無線通信が終了した場合(ステップ302の判定が「Yes」である場合)、制御部31は、監視条件の登録に失敗したことを示す表示を行い(ステップ312)、報知装置2のモード解除を行う(ステップ313)。この後、制御部31は、監視条件入力モード処理を終了する。
監視タイマがタイムアウトせず、かつ、検出装置1との無線通信が維持されている場合(ステップ302の判定が「No」である場合)は、制御部31が、検出装置1からの音声信号を記憶部38に入力する(ステップ303)。
検出装置1からの音声信号を記憶部38に格納した後、制御部31が、入力部35を介した使用者からの入力を待つ(ステップ304)。入力部35からの入力があるまで、ステップ302、302の処理が繰り返し実行され、ステップ302の判定が「Yes」であれば、検出装置1からの音声信号を記憶部38に入力する状態が維持される。
入力部35を介した使用者からの入力があると(ステップ304の判定が「Yes」である場合)、制御部31は、使用者の入力が監視条件登録の完了を示す入力であるか否かを判定する(ステップ305)。
使用者の入力が監視条件登録の完了を示す入力以外である場合は、制御部31が、ステップ312の処理を実行する。
使用者の入力が監視条件登録の完了を示す入力である場合は、制御部31が、検出装置1からの音声信号の記憶部38への入力を停止し、音分析部34に音分析処理を行わせる(ステップ306)。この音分析処理において、音分析部34は、記憶部38に格納された音声信号の音パターンを分析し、分析結果を記憶部38に格納する(音パターンの登録)。そして、制御部31が、音分析の終了を示す表示を表示部37にて行わせるとともに、登録した音パターンに対応する監視完了メッセージの入力を要求する表示を表示部37にて行わせる。
メッセージ入力要求の表示後、制御部31は、入力部35を介した使用者からの入力を待つ(ステップ308)。使用者の入力があると(ステップ308の判定が「Yes」である場合)、制御部31が、監視完了メッセージの入力が完了したか否かを判定する(ステップ309)。例えば、使用者が入力部35にて監視完了メッセージを入力した後、入力を完了するための操作を行う。制御部31は、入力部35からの完了操作に応じた指示信号に基づいて、監視完了メッセージの入力完了を認識する。
監視完了メッセージの入力が完了した場合は、制御部31が、監視条件の音パターンと監視完了メッセージを記憶部38に登録し(ステップ310)、監視条件音パターンおよび登録監視完了メッセージの入力完了を示すメッセージを表示部37にて表示させる(ステップ311)。監視条件の音パターンと監視完了メッセージの登録により、図6に示したメッセージ情報テーブルが作成される。
入力完了の表示後、制御部31が、報知装置2のモード解除を行い(ステップ313)、監視条件入力モード処理を終了する。
次に、報知装置2の機器監視モード処理について説明する。
図10は、機器監視モード処理の一手順を示すフローチャートである。
制御部31が、検出装置1との無線通信が維持されているか否かを判定する(ステップ401)。
無線通信が維持されている場合は、制御部31が、検出装置1からの音声信号を記憶部38に入力し(ステップ402)、制御部31からの指示に応じて、音分析部34が、記憶部38に格納した音声信号の音分析を行う(ステップ403)。
記憶部38に格納した音声信号の音分析後、音分析部34が、比較対象の音パターンがメッセージ情報テーブルにあるか否かを判定する(ステップ404)。比較対象の音パターンがある場合は、音分析部34が、比較対象の音パターンとステップ403の音分析で得られた、検出装置1からの音声信号の音パターンとを比較し(ステップ405)、両パターンが一致するか否かを判定する(ステップ406)。
両パターンが一致しなかった場合は、音分析部34が、ステップ404を再度実行し、次の比較対象の音パターンがメッセージ情報テーブルにあるか否かを判定する。比較対象が未だあれば、音分析部34が、ステップ405、406を実行する。
検出装置1からの音声信号の音パターンがメッセージ情報テーブルに登録された音パターンのいずれかと一致した場合は、音分析部34が、メッセージ情報テーブルから対応する監視完了メッセージを取得し、取得した監視完了メッセージを表示部37にて表示させる(ステップ407)。
メッセージ情報テーブルに登録された全ての音パターンについて、検出装置1からの音声信号の音パターンと比較し、いずれも一致しなかった場合は、制御部31が、監視失敗を示すメッセージを表示部37にて表示させる(ステップ408)。そして、制御部31が、報知装置2のモード解除を行い(ステップ409)、機器監視モード処理を終了する。
上述した音発生源状態監視システムにおいて、例えば、検出装置1として、イヤホン、ハンズフリーイヤホン、マイクロホンなどの集音機器であって、無線通信機能を備えた集音機器を用い、報知装置2として、ディスプレイやスピーカなどの出力機能や無線通信機能を備えた携帯端末装置、例えば、携帯電話機やスマートフォンを用いることができる。
上記の構成において、検出装置1として、上記の携帯端末装置を用い、報知装置2として、イヤホン、ハンズフリーイヤホン、ディスプレイ、スピーカなどの出力機能や無線通信機能を備えた機器を用いてもよい。例えば、無線通信機能やディスプレイを備えた腕時計やペンダントを報知装置2として用いることができる。ハンズフリーイヤホンは、マイクとスピーカを備えた機器である。
上記の携帯端末装置としては、携帯電話機やスマートフォンに限らず、他の装置、例えば、PDA(Personal Data Assistant)、ゲーム機、タブレットPC(Personal Computer)、ノートPCなどを適用することもできる。
また、図7〜図10の各処理は、コンピュータがプログラムを実行することで提供される。プログラムは、コンピュータ読み出し可能な記録媒体、例えば、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Video Disc)などの光ディスクや、USB(Universal Serial Bus)メモリやメモリカードなどを用いて提供されてもよく、また、通信網(例えばインターネット)を介して提供されてもよい。
以上説明した本実施形態の音発生源状態監視システムによれば、使用者は、検出装置1を音発生源100の周辺に配置し、報知装置2を所持して移動する。音発生源100が特定の状態を示す音(例えば、アラーム音)を発すると、検出装置1が、音発生源100が発した音を検出し、該音の情報(マイクロホン22の出力信号)を含む無線信号を報知装置2へ送信する。報知装置2は、検出装置1からの無線信号に含まれている音の情報を分析し、分析結果(音パターン)が登録されているか否かを判定し、登録されていれば、対応する監視完了メッセージを表示する、または、音声で出力する。使用者は、報知装置2で表示または音声出力された監視完了メッセージを認識する。このように、報知装置2が検出装置1からの無線信号を受信することができる場所であれば、検出装置1から離れた場所でも、使用者は、報知装置2を使用して音発生源100の状態を認識することができる。
検出装置1として、ハンズフリーイヤホンを使用し、報知装置2として、携帯電話機を使用した場合には、機器監視を行うための新規の専用機器を追加することなく、プログラムを提供するだけで、音発生源状態監視システムを実現することができる。音発生源100についても、新規の追加機能は不要である。
また、検出装置1と報知装置2は、携帯電話網を介さず、直接に、無線信号を送受信するように構成されているので、特許文献1に記載の音声報知システムのように通信料金が増大することもない。
さらに、特許文献2に記載の生活支援装置と比較して、以下のような効果もある。
特許文献2に記載の生活支援装置では、壁等の所定の位置に設置した集音マイクと送信機とを通信線で接続する必要があるため、装置が大がかりになり、装置の設置の自由度も低い。例えば、電気製品を別の場所に移動した場合には、集音マイクを電気製品の移動先に設置し直し、さらに、集音マイクと送信機との配線をやり直す必要がある。このような作業は、使用者への大きな負担となる。
本実施形態の音発生源状態監視システムによれば、検出装置1は移動可能であり、音発生源100の周辺の任意の場所に自由に設置することができる。したがって、電気製品を別の場所に移動した場合でも、検出装置1をその電気製品の周辺に簡単に配置することができ、配線のやり直し等の作業は不要である。
(第2の実施形態)
図11は、本発明の第2の実施形態である携帯端末装置の構成を示すブロック図である。
図11を参照すると、携帯端末装置は、通信部40、記憶部41、状態判定部42および報知部43を有する。
通信部40は、音発生源が発生した該音発生源の特定の状態を知らせる報知音を検出する検出装置との間で無線通信を行い、該検出装置から、報知音の情報を含む無線信号を受信する。
記憶部41は、上記報知音の情報と上記特定の状態とを関連付けた状態判定情報を保持する。
状態判定部42は、通信部40が検出装置から受信した無線信号に含まれている報知音の情報と記憶部41に保持した状態判定情報とに基づいて音発生源の状態を判定する。
報知部43は、状態判定部42の判定結果を報知する。
本実施形態の携帯端末装置は、上述した第1の実施形態の音発生源状態監視システムの報知装置2として使用することができる。この場合、本実施形態の携帯端末装の各部と図3に示した報知装置2の各部との対応関係は次のようになる。通信部40は通信部39に対応し、記憶部41は記憶部38に対応し、状態判定部42は音分析部34および制御部31に対応し、報知部43はスピーカ36または表示部37に対応する。状態判定情報は、記憶部38に格納されたメッセージ情報テーブル(図6)に対応する。
本実施形態の携帯端末装置を備えた音発生源状態監視システムにおいても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
本実施形態の携帯端末装置において、状態判定部42は、検出装置からの無線信号の受信レベル(受信電界レベル)が閾値以上の場合にのみ、報知部43に判定結果の報知を行わせてもよい。この構成によれば、以下のような効果を得られる。閾値は、使用環境に応じて任意に設定可能である。
携帯端末装置を所持した使用者が音発生源の近くに居る場合、使用者は、音発生源からの報知音を認識するとともに、携帯端末装置から報知された判定結果を認識する。この場合、使用者は、音発生源からの報知音を認識することができるので、携帯端末装置からの判定結果を認識する必要はない。すなわち、携帯端末装置における判定結果の報知動作は無駄となり、不要な電力消費を招く。
検出装置からの無線信号の受信レベルが閾値以上の場合にのみ、報知部43が判定結果を報知する構成によれば、携帯端末装置が、音発生源の周辺に置かれた検出装置の近くに位置する場合は、報知部43は判定結果を報知しない。よって、上記のような不要な電力消費を招くことはない。
本実施形態の携帯端末装置はコンピュータおよびプログラムを備える。プログラムは、音発生源が発生した該音発生源の特定の状態を知らせる報知音を検出する検出装置との間で無線通信を行い、該検出装置から、上記報知音の情報を含む無線信号を受信する処理と、記憶部に格納された、報知音の情報と上記特定の状態とを関連付けた状態判定情報を参照し、上記検出装置から受信した上記無線信号に含まれている上記報知音の情報と上記状態判定情報とに基づいて上記音発生源の状態を判定する処理と、上記音発生源の状態判定結果を報知する処理と、をコンピュータに実行させるために用いられる。プログラムは、コンピュータ読み出し可能な記録媒体、例えば、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Video Disc)などの光ディスクや、USB(Universal Serial Bus)メモリやメモリカードなどを用いて提供されてもよく、また、通信網(例えばインターネット)を介して提供されてもよい。
(第3の実施形態)
図12は、本発明の第3の実施形態である携帯端末装置の構成を示すブロック図である。
図12を参照すると、携帯端末装置は、通信部50、記憶部51、状態判定部52および音検出部53を有する。
音検出部53は、マイクロホン等の集音装置であって、音発生源が発生した報知音を検出する。記憶部51は、音発生源の特定の状態を知らせる報知音の情報と特定の状態とを関連付けた状態判定情報を保持する。状態判定情報は、図6に示したメッセージ情報テーブルに対応する。
状態判定部52は、音検出部53で検出した報知音の情報と記憶部51に保持した状態判定情報とに基づいて音発生源の状態を判定する。通信部50は、状態判定部52の判定結果を含む無線信号を外部の報知装置へ送信する。
本実施形態の携帯端末装置は、音発生源状態監視システムの検出装置として使用することができる。この場合、音発生源状態監視システムは、本実施形態の携帯端末装置よりなる検出装置と、該検出装置から無線通信を受信する報知装置と、を有する。報知装置は、通信部50からの状態判定部52の判定結果を含む無線信号を受信する通信部と、該通信部で受信した無線信号に含まれている判定結果を報知する報知部と、を有する。この音発生源状態監視システムにおいても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
本実施形態の携帯端末装置において、通信部50は、外部の報知装置からの無線信号を受信し、状態判定部52は、外部の報知装置からの無線信号の受信レベル(受信電界レベル)が閾値以上の場合にのみ、通信部に、判定結果を含む無線信号の外部の報知装置への送信を行わせてもよい。
また、本実施形態の携帯端末装置において、状態判定部52の判定結果を報知する報知部を、さらに有し、状態判定部52は、外部の報知装置からの無線信号の受信レベルが閾値未満の場合にのみ、報知部に、判定結果の報知を行わせてもよい。
上記の受信レベルに基づく無線通信および報知の動作によれば、第2の実施形態で説明した不要な電力消費を抑制することができる。
本実施形態の携帯端末装置はコンピュータおよびプログラムを備える。プログラムは、音発生源が発生した該音発生源の特定の状態を知らせる報知音を検出する処理と、記憶部に格納された、上記報知音の情報と上記特定の状態とを関連付けた状態判定情報を参照し、検出した上記報知音の情報と上記状態判定情報とに基づいて上記音発生源の状態を判定する処理と、上記音発生源の状態判定結果を報知する処理と、をコンピュータに実行させるために用いられる。プログラムは、コンピュータ読み出し可能な記録媒体、例えば、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Video Disc)などの光ディスクや、USB(Universal Serial Bus)メモリやメモリカードなどを用いて提供されてもよく、また、通信網(例えばインターネット)を介して提供されてもよい。
以上説明した上述した各本実施形態は、本発明の一例であり、その構成や動作は、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、当業者が理解し得る変更を適用することができる。
例えば、報知音の情報(例えば、図4や図5に示した音パターン)に基づいて音発生源の状態を判定しているが、報知音の情報と他の情報との組合せで状態の判定を行ってもよい。他の情報は、音以外の情報であって、例えば時間等である。
また、状態判定情報(メッセージ情報テーブル等)は、外部の記憶装置に格納されてもよい。
また、本発明は、以下の付記1〜15のような形態をとり得るが、これら形態に限定されない。
(付記1)
音発生源が発生した該音発生源の特定の状態を知らせる報知音を検出する検出装置との間で無線通信を行い、該検出装置から、前記報知音の情報を含む無線信号を受信する通信部と、
前記報知音の情報と前記特定の状態とを関連付けた状態判定情報を保持する記憶部と、
前記通信部が受信した前記無線信号に含まれている前記報知音の情報と前記状態判定情報とに基づいて前記音発生源の状態を判定する状態判定部と、
前記状態判定部の判定結果を報知する報知部と、を有する、携帯端末装置。
(付記2)
前記状態判定部は、前記検出装置からの前記無線信号の受信レベルが閾値以上の場合にのみ、前記報知部に前記判定結果の報知を行わせる、付記1に記載の携帯端末装置。
(付記3)
前記状態判定情報は、前記報知音の情報と前記特定の状態を示すメッセージとを関連付けたテーブルを含み、
前記状態判定部は、前記通信部が受信した前記無線信号に含まれている前記報知音の情報に基づいて前記テーブルから前記メッセージを取得し、
前記報知部は、前記状態判定部が取得した前記メッセージを報知する、付記1または2に記載の携帯端末装置。
(付記4)
前記報知部は、前記メッセージを表示する表示部を備える、付記3に記載の携帯端末装置。
(付記5)
前記報知部は、前記メッセージに対応する音声を出力する出力部を備える、付記3に記載の携帯端末装置。
(付記6)
音を検出する音検出部と、
音発生源の特定の状態を知らせる報知音の情報と前記特定の状態とを関連付けた状態判定情報を保持する記憶部と、
前記音発生源が発生した前記報知音を前記音検出部で検出すると、該検出した報知音の情報と前記状態判定情報とに基づいて前記音発生源の状態を判定する状態判定部と、
前記状態判定部の判定結果を含む無線信号を外部の報知装置へ送信する通信部と、を有する、携帯端末装置。
(付記7)
前記通信部は、前記外部の報知装置からの無線信号を受信し、
前記状態判定部は、前記外部の報知装置からの前記無線信号の受信レベルが閾値以上の場合にのみ、前記通信部に、前記判定結果を含む前記無線信号の前記外部の報知装置への送信を行わせる、付記6に記載の携帯端末装置。
(付記8)
前記状態判定部の判定結果を報知する報知部を、さらに有し、
前記状態判定部は、前記外部の報知装置からの前記無線信号の受信レベルが閾値未満の場合に、前記報知部に、前記判定結果の報知を行わせる、付記7に記載の携帯端末装置。
(付記9)
前記状態判定情報は、前記報知音の情報と前記特定の状態を示すメッセージとを関連付けたテーブルを含み、
前記状態判定部は、前記報知音の情報に基づいて前記テーブルから前記メッセージを取得し、
前記通信部は、取得した前記メッセージを含む無線信号を前記外部の報知装置へ送信する、付記7または8に記載の携帯端末装置。
(付記10)
音を検出する音検出部を備え、音発生源が発生した該音発生源の特定の状態を知らせる報知音を前記音検出部で検出し、該報知音の情報を含む無線信号を送信する検出装置と、
前記検出装置から前記無線通信を受信する報知装置と、を有し、
前記報知装置は、
前記報知音の情報と前記特定の状態とを関連付けた状態判定情報を保持する記憶部と、
前記検出装置から受信した前記無線通信に含まれている前記報知音の情報と前記状態判定情報とに基づいて前記音発生源の状態を判定する状態判定部と、
前記状態判定部の判定結果を報知する報知部と、を有する、音発生源状態監視システム。
(付記11)
音を検出する検出装置と、
前記検出装置と無線通信を行う報知装置と、有し、
前記検出装置は、
音を検出する音検出部と、
音発生源の特定の状態を知らせる報知音の情報と前記特定の状態とを関連付けた状態判定情報を保持する記憶部と、
前記音発生源が発生した前記報知音を前記音検出部で検出すると、該検出した報知音の情報と前記状態判定情報とに基づいて前記音発生源の状態を判定する状態判定部と、
前記状態判定部の判定結果を含む無線信号を前記報知装置へ送信する第1の通信部と、を有し、
前記報知装置は、
前記第1の通信部からの前記無線信号を受信する第2の通信部と、
前記第2の通信部で受信した前記無線信号に含まれている前記判定結果を報知する報知部と、を有する、音発生源状態監視システム。
(付記12)
通信部が、音発生源が発生した該音発生源の特定の状態を知らせる報知音を検出する検出装置との間で無線通信を行い、該検出装置から、前記報知音の情報を含む無線信号を受信し、
状態判定部が、記憶部に格納された、前記報知音の情報と前記特定の状態とを関連付けた状態判定情報を参照し、前記通信部が受信した前記無線信号に含まれている前記報知音の情報と前記状態判定情報とに基づいて前記音発生源の状態を判定し、
報知部が、前記状態判定部の判定結果を報知する、音発生源状態監視方法。
(付記13)
音検出部が、音発生源が発生した該音発生源の特定の状態を知らせる報知音を検出し、
状態判定部が、記憶部に格納された、前記報知音の情報と前記特定の状態とを関連付けた状態判定情報を参照し、前記音検出部が検出した前記報知音の情報と前記状態判定情報とに基づいて前記音発生源の状態を判定し、
通信部が、前記状態判定部の判定結果を含む無線信号を外部の報知装置へ送信する、音発生源状態監視方法。
(付記14)
音発生源が発生した該音発生源の特定の状態を知らせる報知音を検出する検出装置との間で無線通信を行い、該検出装置から、前記報知音の情報を含む無線信号を受信する処理と、
記憶部に格納された、前記報知音の情報と前記特定の状態とを関連付けた状態判定情報を参照し、前記検出装置から受信した前記無線信号に含まれている前記報知音の情報と前記状態判定情報とに基づいて前記音発生源の状態を判定する処理と、
前記音発生源の状態判定結果を報知する処理と、をコンピュータに実行させるためのプログラム。
(付記15)
音発生源が発生した該音発生源の特定の状態を知らせる報知音を検出する処理と、
記憶部に格納された、前記報知音の情報と前記特定の状態とを関連付けた状態判定情報を参照し、検出した前記報知音の情報と前記状態判定情報とに基づいて前記音発生源の状態を判定する処理と、
前記音発生源の状態判定結果を報知する処理と、をコンピュータに実行させるためのプログラム。
1 検出装置
2 報知装置
21、31 制御部
22、32 マイクロホン
23、33 プログラムメモリ
24、36 スピーカ
25、35 入力部
26、38、41 記憶部
27、39、40 通信部
34 音分析部
37 表示部
42 状態判定部
43 報知部
100 音発生源

Claims (10)

  1. 音発生源が発生した該音発生源の特定の状態を知らせる報知音を検出する検出装置との間で無線通信を行い、該検出装置から、前記報知音の情報を含む無線信号を受信する通信部と、
    前記報知音の情報と前記特定の状態とを関連付けた状態判定情報を保持する記憶部と、
    前記通信部が受信した前記無線信号に含まれている前記報知音の情報と前記状態判定情報とに基づいて前記音発生源の状態を判定する状態判定部と、
    前記状態判定部の判定結果を報知する報知部と、を有する、携帯端末装置。
  2. 前記状態判定部は、前記検出装置からの前記無線信号の受信レベルが閾値以上の場合にのみ、前記報知部に前記判定結果の報知を行わせる、請求項1に記載の携帯端末装置。
  3. 音を検出する音検出部と、
    音発生源の特定の状態を知らせる報知音の情報と前記特定の状態とを関連付けた状態判定情報を保持する記憶部と、
    前記音発生源が発生した前記報知音を前記音検出部で検出すると、該検出した報知音の情報と前記状態判定情報とに基づいて前記音発生源の状態を判定する状態判定部と、
    前記状態判定部の判定結果を含む無線信号を外部の報知装置へ送信する通信部と、を有する、携帯端末装置。
  4. 前記通信部は、前記外部の報知装置からの無線信号を受信し、
    前記状態判定部は、前記外部の報知装置からの前記無線信号の受信レベルが閾値以上の場合にのみ、前記通信部に、前記判定結果を含む前記無線信号の前記外部の報知装置への送信を行わせる、請求項4に記載の携帯端末装置。
  5. 音を検出する音検出部を備え、音発生源が発生した該音発生源の特定の状態を知らせる報知音を前記音検出部で検出し、該報知音の情報を含む無線信号を送信する検出装置と、
    前記検出装置から前記無線通信を受信する報知装置と、を有し、
    前記報知装置は、
    前記報知音の情報と前記特定の状態とを関連付けた状態判定情報を保持する記憶部と、
    前記検出装置から受信した前記無線通信に含まれている前記報知音の情報と前記状態判定情報とに基づいて前記音発生源の状態を判定する状態判定部と、
    前記状態判定部の判定結果を報知する報知部と、を有する、音発生源状態監視システム。
  6. 音を検出する検出装置と、
    前記検出装置と無線通信を行う報知装置と、有し、
    前記検出装置は、
    音を検出する音検出部と、
    音発生源の特定の状態を知らせる報知音の情報と前記特定の状態とを関連付けた状態判定情報を保持する記憶部と、
    前記音発生源が発生した前記報知音を前記音検出部で検出すると、該検出した報知音の情報と前記状態判定情報とに基づいて前記音発生源の状態を判定する状態判定部と、
    前記状態判定部の判定結果を含む無線信号を前記報知装置へ送信する第1の通信部と、を有し、
    前記報知装置は、
    前記第1の通信部からの前記無線信号を受信する第2の通信部と、
    前記第2の通信部で受信した前記無線信号に含まれている前記判定結果を報知する報知部と、を有する、音発生源状態監視システム。
  7. 通信部が、音発生源が発生した該音発生源の特定の状態を知らせる報知音を検出する検出装置との間で無線通信を行い、該検出装置から、前記報知音の情報を含む無線信号を受信し、
    状態判定部が、記憶部に格納された、前記報知音の情報と前記特定の状態とを関連付けた状態判定情報を参照し、前記通信部が受信した前記無線信号に含まれている前記報知音の情報と前記状態判定情報とに基づいて前記音発生源の状態を判定し、
    報知部が、前記状態判定部の判定結果を報知する、音発生源状態監視方法。
  8. 音検出部が、音発生源が発生した該音発生源の特定の状態を知らせる報知音を検出し、
    状態判定部が、記憶部に格納された、前記報知音の情報と前記特定の状態とを関連付けた状態判定情報を参照し、前記音検出部が検出した前記報知音の情報と前記状態判定情報とに基づいて前記音発生源の状態を判定し、
    通信部が、前記状態判定部の判定結果を含む無線信号を外部の報知装置へ送信する、音発生源状態監視方法。
  9. 音発生源が発生した該音発生源の特定の状態を知らせる報知音を検出する検出装置との間で無線通信を行い、該検出装置から、前記報知音の情報を含む無線信号を受信する処理と、
    記憶部に格納された、前記報知音の情報と前記特定の状態とを関連付けた状態判定情報を参照し、前記検出装置から受信した前記無線信号に含まれている前記報知音の情報と前記状態判定情報とに基づいて前記音発生源の状態を判定する処理と、
    前記音発生源の状態判定結果を報知する処理と、をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  10. 音発生源が発生した該音発生源の特定の状態を知らせる報知音を検出する処理と、
    記憶部に格納された、前記報知音の情報と前記特定の状態とを関連付けた状態判定情報を参照し、検出した前記報知音の情報と前記状態判定情報とに基づいて前記音発生源の状態を判定する処理と、
    前記音発生源の状態判定結果を報知する処理と、をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018531460A (ja) * 2015-09-29 2018-10-25 フジオ ダーツ テクノロジー エス エルFusio D’Arts Technology, S.L. 通知装置及び通知方法
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