JPWO2019181923A1 - 建設機械の支援装置 - Google Patents

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Abstract

本発明の実施形態に係る建設機械の支援装置は、建設機械の画像データを入力するための画像入力部と、前記画像入力部を通して入力された前記画像データと、過去に取得された前記建設機械の画像データとを照合し、前記建設機械の点検に関わる箇所を特定する処理部と、前記画像入力部により入力された画像を表示すると共に、前記画像上に前記処理部により特定された前記点検に関わる箇所を重ねて表示する表示部と、を備える。

Description

本発明は、建設機械の支援装置に関する。
従来、画像入力装置を通して入力された画像データと、損傷部位入力装置を通して入力された損傷部位の位置を示す情報とを関連付けて、記憶装置に格納するショベル支援装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このショベル支援装置では、保守作業員が目視でショベルを確認し、画像入力装置を操作して損傷部位の位置を示す情報を入力する。
国際公開第2014/132903号
しかしながら、ショベルの点検に関わる箇所は多岐に亘るため、熟練度の低い保守作業員が点検を行うと、損傷部位を見落としたり、損傷部位であるか否かの判断に迷ったりする場合がある。
そこで、上記課題に鑑み、点検に関わる箇所を容易に特定することが可能な建設機械の支援装置を提供することを目的とする。
本発明の実施形態に係る建設機械の支援装置は、建設機械の画像データを入力するための画像入力部と、前記画像入力部を通して入力された前記画像データと、過去に取得された前記建設機械の画像データとを照合し、前記建設機械の点検に関わる箇所を特定する処理部と、前記画像入力部により入力された画像を表示すると共に、前記画像上に前記処理部により特定された前記点検に関わる箇所を重ねて表示する表示部と、を備える。
本発明の実施形態によれば、点検に関わる箇所を容易に特定することが可能な建設機械の支援装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係るショベル支援装置を説明するための図 本発明の実施形態に係る点検箇所特定処理の一例を示すフローチャート ショベルを表す画像上に点検に関わる箇所が重ねて表示された表示画面を示す図 ショベルを表す画像上に点検に関わる箇所が重ねて表示された表示画面を示す図 ショベルを表す画像上に点検に関わる箇所が重ねて表示された表示画面を示す図 ショベルを表す画像上に点検に関わる箇所が重ねて表示された表示画面を示す図 ショベルを表す画像上に点検に関わる箇所が重ねて表示された表示画面を示す図 ショベルを表す画像上に点検に関わる箇所が重ねて表示された表示画面を示す図 ショベルの側面図 ショベルの駆動制御系の構成例を示す図 マシンガイダンス装置の構成例を示すブロック図
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
図1を参照しながら、本発明の実施形態に係る建設機械としてのショベルを支援するショベル支援装置20の一例について説明する。図1は、本発明の実施形態に係るショベル支援装置20を説明するための図である。なお、本発明を用いることができる建設機械には、ショベル(油圧ショベル)、ブルドーザ、ホイールローダなどが含まれる。
ショベル支援装置20は、表示画面21、文字情報入力装置22、画像入力装置23、処理装置24、記憶装置25、及び通信装置26を含む。ショベル支援装置20は、スマートフォン、タブレット端末、ノートPC等であってよい。
表示画面21は、画像入力装置23を通して入力されたショベル50の画像を表示すると共に、画像上に処理装置24により特定された点検に関わる箇所を重ねて表示する。点検に関わる箇所は、ショベル50の損傷部位、消耗部品の消耗箇所、又は定期点検の箇所を含む。
文字情報入力装置22は、例えば表示画面21の一部の領域で実現される。文字情報を入力すべき領域をタップすると、文字情報の一覧がプルダウンメニューとして表示される。表示された一覧から、入力すべき文字情報を選択することにより、選択された文字情報が入力される。また、表示画面21にキーボードを表示し、表示されたキーボードを用いて文字情報を入力するようにしてもよい。
画像入力装置23は、ショベル50の画像データ等を入力するための装置である。画像入力装置23は、例えばショベル支援装置20に内蔵されたカメラを含む。このカメラでショベル50等の被写体を撮影することにより、画像データをショベル支援装置20に入力することができる。また、画像入力装置23は、例えばUSBポート等であってもよい。この場合、デジタルカメラで撮影されたショベル50の画像データが、USBポートを通してショベル支援装置20に入力される。
処理装置24は、画像入力装置23を通して入力されたショベル50の画像データと、過去に取得された同一の機体識別情報(機体番号)のショベル50の画像データとを照合し、ショベル50の点検に関わる箇所を特定する。過去に取得されたショベル50の画像データは、例えば記憶装置25に格納されていてもよく、管理装置30の記憶装置33に格納されていてもよい。
記憶装置25は、処理装置24の動作に必要なプログラム、各種のデータ、画像入力装置23を通して入力されたショベル50の画像データ等を格納する。また、記憶装置25は、ショベル50の損傷度を示す分布データを格納する。ショベル50の損傷度を示す分布データは、ショベル50の各部品に蓄積された損傷度の分布を示すデータであり、ショベル50が使用される作業種別や作業現場ごとに算出されるデータである。
通信装置26は、通信網40を通して管理装置30及び管理対象のショベル50との通信を行う。また、通信装置26は、通信網40を経由することなく、ショベル50と直接通信してもよい。
管理装置30は、入力装置31、出力装置32、記憶装置33、処理装置34、及び通信装置35を含む。
入力装置31は、管理装置30の操作者がコマンドを入力する装置である。出力装置32は、通信網40を介してショベル支援装置20から受信した各種の情報を表示する。記憶装置33は、処理装置34が実行するコンピュータプログラム、管理対象のショベル50の画像データ等の各種のデータを格納する。また、記憶装置33は、ショベル50の損傷度を示す分布データを格納していてもよい。処理装置34は、処理装置24が実行する処理の一部又は全部を、処理装置24に代えて実行してもよい。通信装置35は、通信網40を介して、ショベル支援装置20及び管理対象のショベル50との通信を行う。
ショベル50は、通信装置51及びGPS端末52を含む。ショベル支援装置20とショベル50との間の通信には、例えば近距離無線通信方式が採用される。ショベル支援装置20と管理装置30との間の通信には、例えば公衆通信網が採用される。
ショベル50からショベル支援装置20に、ショベル50の機体番号、累積稼働時間を示すアワーメータの現在値、現在位置情報等が送られる。現在位置情報は、ショベル50に備えられたGPS端末52により取得される。管理装置30は、ショベル支援装置20からショベル50の管理に有用な種々の情報を受信しデータベース化する。また、管理装置30は、管理対象のショベル50の保守点検に有用な情報を、ショベル支援装置20に送信する。
図2を参照しながら、ショベル支援装置20がショベル50の点検に関わる箇所を特定する処理(以下「点検箇所特定処理」という。)の一例について説明する。図2は、本発明の実施形態に係る点検箇所特定処理の一例を示すフローチャートである。
操作者によりショベル50を撮影した画像データが画像入力装置23を通して入力されると、処理装置24は入力された画像データを取得する(ステップST1)。操作者は、ショベル50の操作を行うオペレータ、ショベル50の保守点検を行う保守作業員等を含む。また、ショベル支援装置20にカメラが内蔵されている場合、即ち、画像入力装置23がカメラを含む場合には、内蔵されたカメラによりショベル50が撮影されると、処理装置24は入力された画像データを取得する。ショベル50を撮影した画像データは、ショベル50の全体又は一部を撮影した1枚の画像のデータであってもよく、ショベル50の異なる部位を撮影した複数の画像のデータであってもよい。
その後、処理装置24は、画像入力装置23を通して入力されたショベル50の画像データと、過去に取得された同一の機体番号のショベル50の画像データとを照合し、ショベル50の点検に関わる箇所を特定する(ステップST2)。画像入力装置23を通して入力された画像データに係るショベル50の機体番号は、例えば操作者が画像入力装置23を操作することで入力される。また、画像入力装置23を通して入力された画像データに係るショベル50の機体番号は、例えば操作者がショベル50に表示された機体番号を特定する情報を含むQRコード(登録商標)やバーコード等を撮影し、画像入力装置23を通して入力することで入力されてもよい。本実施形態では、処理装置24は、画像入力装置23を通して入力されたショベル50の画像データと、過去に取得された同一の機体番号のショベル50の画像データとを比較し、両画像データに異なる部分が存在するか否かを判定する。そして、異なる部分が存在する場合、処理装置24は、異なる部分がショベル50の点検に関わる箇所であると特定する。異なる部分が存在しない場合、処理装置24は、ショベル50の点検に関わる箇所がないと判断する。過去に取得されたショベル50の画像データは、同一の機体番号のショベル50を過去に撮影した画像データであれば特に限定されないが、例えば製造直後や点検直後に撮影されたショベル50の画像データであってよい。過去に取得されたショベル50の画像データは、例えばショベル支援装置20の記憶装置25に格納されていてもよく、管理装置30の記憶装置33に格納されていてもよい。過去に取得されたショベルの画像データが記憶装置33に格納されている場合、処理装置24は、通信装置26を介して管理装置30と通信し、記憶装置33に格納された画像データを取得する。また、処理装置24に代えて、管理装置30の処理装置34が上記の照合を行ってもよい。
その後、処理装置24は、ショベル50の点検に関わる箇所が特定されたか否かを判定する(ステップST3)。本実施形態では、画像入力装置23を通して入力されたショベル50の画像データと、過去に取得された同一の機体番号のショベル50の画像データとの間に異なる部分が存在する場合、処理装置24は、ショベル50の点検に関わる箇所が存在すると判定する。一方、画像入力装置23により入力されたショベル50の画像データと、過去に取得された同一の機体番号のショベル50の画像データとの間に異なる部分が存在しない場合、処理装置24は、ショベル50の点検に関わる箇所は存在しないと判定する。
ショベル50の点検に関わる箇所が存在する場合(ステップST3のYES)、画像入力装置23を通して入力された画像が表示画面21に表示され、表示されたショベル50の画像上に処理装置24により特定されたショベル50の点検に関わる箇所が重ねて表示される(ステップST4)。言い換えると、表示画面21には、実際に撮影されたショベル50の画像が表示され、表示されたショベル50の画像上に、ショベル50の点検に関わる箇所がAR(Augmented Reality)表示される。その後、処理を終了する。なお、画像入力装置23を通して入力された画像が複数の画像を含む場合、複数の画像を繋げた展開図が表示され、表示された展開図上に、ショベル50の点検に関わる箇所がAR表示されてもよい。また、複数の画像のうち、ショベル50の点検に関わる箇所を含む画像のみが表示され、表示された画像上に、ショベル50の点検に関わる箇所がAR表示されてもよい。
一方、ショベル50の点検に関わる箇所が存在しない場合(ステップST3のNO)、処理装置24は、同一の機体番号のショベル50の損傷度を示す分布データが記憶装置25又は記憶装置33に格納されているか否かを判定し、格納されている場合には、損傷度、若しくは異常度が所定の値に達しているかを判定する。そして、損傷度の分布データに基づく損傷発生箇所、異常発生箇所の有無を判断する(ステップST5)。
ショベル50の損傷度を示す分布データが記憶装置25又は記憶装置33に格納され、損傷発生箇所、異常発生箇所が有る場合(ステップST5のYES)、画像入力装置23により入力されたショベル50の画像が表示画面21に表示され、表示されたショベル50の画像上に損傷度を示す分布データに基づき損傷の発生する可能性が高い箇所が重ねて表示される(ステップST6)。その後、処理を終了する。
一方、ショベル50の損傷度を示す分布データが記憶装置25及び記憶装置33に格納されていないと判定した場合(ステップST5のNO)、画像入力装置23を通して入力されたショベル50の画像が表示画面21に表示され、表示されたショベル50の画像上に点検に関わる箇所がないことを示す情報が重ねて表示される(ステップST7)。その後、処理を終了する。
図2の事例では撮像した画像に基づく点検箇所の有無を判断するステップST3と損傷度の分布データに基づく損傷発生箇所、異常発生箇所の有無を判断するステップST5の両方を用いる事例を示したが、撮像した画像に基づく点検箇所の有無を判断するステップST3のみを用いてもよく、また、損傷度の分布データに基づく損傷発生箇所、異常発生箇所の有無を判断するステップST5のみを用いてもよい。
次に、図3から図8を参照しながら、表示画面21に表示される画像について説明する。図3から図8は、ショベル50を表す画像上に点検に関わる箇所が重ねて表示された表示画面を示す図である。
図3に示されるように、表示画面21は、第1画像表示領域60、第2画像表示領域61、発生日表示領域62、現在位置表示領域63、機体識別情報表示領域64、アワーメータ表示領域65、点検部位表示領域66、及び損傷状況表示領域67を含む。また、表示画面21には、最終登録ボタン68及び次の損傷情報入力ボタン69が表示される。
第1画像表示領域60は、操作者により画像入力装置23を通して入力される画像を表示する領域である。図3及び図4に示す例では、ショベル50のブームトップを撮影した画像が表示されている。図5から図7に示す例では、キャビン側からショベル50の全体を撮影した画像が表示されている。図8に示す例では、ショベル50のバケットを正面から撮影した画像が表示されている。
第2画像表示領域61は、第1画像表示領域60に表示される画像と同じ画像、及びショベル50の点検に関わる箇所を表示する領域である。ショベル50の点検に関わる箇所は、第2画像表示領域61に表示される画像上に、強調表示されていることが好ましい。強調表示されることにより、操作者は第2画像表示領域61を確認することで、点検すべき箇所がどこであるのかを容易に特定できる。
図3に示す例では、保守作業員はまず、ショベル支援装置20のメンテナンスアプリを起動する。保守作業員はショベル支援装置20の発生日表示領域62に示されている日にちが現在の日にちであるかを確認する。その後、ショベル50との通信により、現在位置、機体識別情報、アワーメータ等を取得し、現在位置表示領域63、機体識別情報表示領域64、アワーメータ表示領域65に現在位置、機体識別情報、アワーメータが示されているかを確認する。そして、保守作業員はまず、ショベル支援装置20のカメラ機能を用いて、点検部位表示領域66に示される保守点検部位であるブームトップを撮影する。撮影されたブームトップの撮像画像が第1画像表示領域60に表示される。この際、ショベル支援装置20内の処理装置24は、画像入力装置23を通して入力されたショベル50の画像データと、過去に取得された同一の機体番号のショベル50の画像データとを比較し、両画像データに異なる部分が存在するか否かを判定する。処理装置24は、比較判断により、異なる部分として画像上のブームトップにおける亀裂発生を特定する。その結果、処理装置24は、第2画像表示領域61に第1画像表示領域60に表示される画像と同じ画像に、ブームトップの亀裂部分に重ねて表示する。このとき、点検箇所を強調するために、実際の亀裂よりも太い曲線61aがAR表示される。また、処理装置24が判断した亀裂の長さ(50mm)も第2画像表示領域61にAR表示される。これにより、操作者は図3に示される画像を確認することで、亀裂が生じている箇所を容易に把握でき、且つ亀裂の長さが50mmであることを容易に把握できる。また、保守作業員は、損傷状況表示領域67からカメラによる撮影では把握できない損傷状況を入力する。ブームトップの保守点検が完了すると、次の保守点検部位を撮影すべく、次の損傷情報入力ボタン69を押して次の点検箇所へ移動する。ここで、ショベル支援装置20の記憶装置25、若しくは、管理装置30の記憶装置33にはショベル50の内部構造を含む機構モデルが記憶されている。このため、保守作業員が図3に示す如くブームトップの亀裂の原因を特定すべく、次の点検箇所へ移動する前に、ショベルの内部構造を含む機構モデルを記憶装置25、若しくは、記憶装置33のいずれかから出力することができる。図4に示す例では、記憶装置25,33のいずれかから出力された内部の機構モデルを第1画像表示領域60に表示される画像と同じ画像に重ねて表示する事例を示す。具体的には、第1画像表示領域60に表示される画像と同じ画像上のブームトップに重ねて内部隔壁を示す破線61bがAR表示されている。これにより、操作者は図4に示される画像を確認することで、ブームトップの内部隔壁との接合箇所に損傷が生じていることを容易に把握できる。
また、図3に示したように、ショベルの部品の損傷箇所には、ブームトップの表面から視認可能な箇所に亀裂が発生している場合だけでなく、ブームの内部等の部品内部にも損傷が発生している場合もある。この場合、操作者はAR表示を用いても部品内部の損傷具合は確認できない。このため、亀裂を測定するための探触子を所定の設置箇所に配置可能なように、ブームトップの画像上にAR表示してもよい。図4に示す事例では、ブームトップの内部隔壁との接合箇所の上面と側面における2箇所に探触子の設置箇所としてAR表示を行う。これにより、操作者は上面における探触子の設置箇所61b1と側面における探触子の設置箇所61b2とをAR表示により視認することができ、適切に探触子を設置することが可能となる。探触子として、例えば超音波を発信、受信する機器を用いることができる。探触子の設置箇所は、図4に示す如く、内部隔壁のAR表示と同時に行ってもよい。探触子の設置箇所は記憶装置25、33に機構モデルと合わせて記憶されている。そして、ショベル支援装置20からの要求により、記憶装置25、33からショベル支援装置20へ出力され表示画面21へAR表示される。
図5に示す例では、ステップST5の「損傷度の分布データに基づく損傷発生箇所、異常発生箇所あり?」での判定結果において、「異常無し」と判定された事例を示す。保守作業員はショベル50との通信により、現在位置、機体識別情報、アワーメータ等を取得し、現在位置表示領域63、機体識別情報表示領域64、アワーメータ表示領域65に現在位置、機体識別情報、アワーメータが示されているかを確認する。その後、処理装置24は、同一の機体番号のショベル50の損傷度を示す分布データが記憶装置25又は記憶装置33に格納されているか否かを判定する。格納されている場合には、損傷度の分布データに基づく損傷発生箇所、異常発生箇所の有無を判断する。損傷発生箇所、異常発生箇所が無い場合には、キャビン側からショベル50の全体を撮影した画像と共に、第2画像表示領域61に「異常無し」という文字がAR表示される。これにより、操作者は図5に示される画像を確認することで、ショベル50に異常がないことを容易に把握できる。図6に示す例では、ステップST5の「損傷度の分布データに基づく損傷発生箇所、異常発生箇所あり?」での判定結果において、「異常有り」と判定された事例を示す。処理装置24は、同一の機体番号のショベル50の損傷度を示す分布データが記憶装置25又は記憶装置33に格納されているか否かを判定する。格納されている場合には、損傷度の分布データに基づく損傷発生箇所、異常発生箇所の有無を判断する。処理装置はショベル50の使用状況を用いた損傷度の分布データにより、フィルタが交換時期であることを判断する。これにより、異常発生箇所(若しくは、異常発生の恐れがある箇所)としてフィルタが抽出される。ここで、経験が少ない保守作業員は点検すべきフィルタの配置箇所を把握していない。このため、ショベル支援装置20のカメラ機能により例えばキャビン側からショベル50の全体を撮影すると、キャビン側からショベル50の全体を撮影した画像と共に、画像上の上部旋回体に重ねて点検に関わる箇所であるフィルタの配置箇所や形状を示す図形及び「フィルタ点検」の文字がAR表示されている。図6の事例ではエアフィルタ61cとプレフィルタ61dの配置箇所がショベル50の全体の撮像画像上にAR表示される。これにより、操作者は図6に示される画像を確認することで、フィルタ点検が必要であること及び点検対象のフィルタが複数のフィルタのうちのどのフィルタであるのかを容易に把握できる。このように、操作者は図6に示される画像を確認することで、点検部位がフィルタのようにショベル50のカバー内に配置される場合であっても、点検部位の配置箇所と種類を容易に把握することができる。
図7に示す例では、キャビン側からショベル50の全体を撮影した際に、ステップST3にて画像入力装置23を通して入力されたショベル50の画像データと、過去に取得された同一の機体番号のショベル50の画像データとを比較し、両画像データに異なる部分が存在すると判定する事例を説明する。例えば、ショベル支援装置20のカメラ機能によりキャビン側からショベル50の全体を撮影すると、第1画像表示領域60に撮影されたキャビン側からショベル50の全体が表示される。この際、処理装置24は、ショベル支援装置20のカメラ機能によりキャビン側から撮影されたショベル50の全体の画像データと、過去に取得された同一の機体番号のショベル50の画像データとを比較し、比較結果としてバケットの爪先の長さが異なる部分として判定する。また、処理装置24は、異なる部分としてバケットの爪先長さが50mm短いことを判断する。処理装置24は、第2画像表示領域61に第1画像表示領域60と同じ画像であるキャビン側からショベル50の全体を撮影した画像と共に、ショベル50のバケットの爪先に重ねて爪先が摩耗したことを示す図形61e及び爪先摩耗量(50mm)がAR表示させる。また、点検部位表示領域66に点検部位として「爪先」が表示される。これにより、操作者は図7に示される画像を確認することで、爪先が摩耗していること及び爪先摩耗量を容易に把握できる。
また、バケットの爪先摩耗量を算出する際には、バケット角度、若しくは、爪の取り付け角度を前回の画像(比較対象となるショベル50の画像データ)が取得されたときのバケット角度、若しくは、爪の取り付け角度と対応させる。具体的には、バケット角度、若しくは、爪の取り付け角度を一致させる。これにより、画像データを比較することで、爪先摩耗量を算出することができる。更に、バケットピン位置P1からバケット6の爪先位置P2までの距離(図9参照)も計測できる。また、前回のバケットピン位置P1からバケット6の爪先位置P2までの距離と、今回のバケットピン位置P1からバケット6の爪先位置P2までの距離及び爪の取り付け角度等に基づいて、爪先摩耗量を算出してもよい。
図8に示す例では、ショベル50のバケットを正面から撮影した画像と共に、画像上のバケットの爪先に重ねて交換直後のバケットの爪先の形状を示す図形61fがAR表示されている。処理装置24の処理内容は図7の時と同様である。これにより、操作者は図8に示される画像を確認することで、交換直後の爪先に対する現在の爪先の摩耗量を視覚的に認識できる。また、図8に示す例では、バケットの爪先摩耗量の算出は、爪毎に行うことができる。特に、施工では中央の爪と左右両端の爪が重要になるため、中央の爪と左右両端の爪に対してのみバケットの爪先摩耗量の算出を行っても良い。
発生日表示領域62は、発生日を表示する領域である。発生日は、ショベル支援装置20に搭載されている時計機能から自動的に取得される。図3から図8に示す例では、日付(2013年3月1日)が表示されている。
現在位置表示領域63は、ショベル50から取得した現在位置情報を表示する領域である。現在位置表示領域63をタップすると、地図情報画面に切り替わる。地図情報画面には、対象ショベルの現在位置を含む地図が表示され、地図上の対象ショベルの現在位置に、現在位置を示すマークが表示される。図3から図8に示す例では、現在位置情報(北緯35度19分23秒、東経139度39分11秒)が表示されている。
機体識別情報表示領域64は、ショベル50から取得した機体識別情報、例えば機体番号を表示する領域である。機体識別情報には、対象ショベルの製造に係わる情報が関連付けられる。製造に係わる情報には、例えば対象ショベルの製造日、出荷日、図番等が含まれる。機体識別情報表示領域64をタップすると、これらの製造に係わる情報が表示される。これにより、対象のショベルが、既に製造工程で所定の対応が完了した機体なのか、未対応の機体なのかを、現場で容易に確認することができる。図3から図8に示す例では、機体識別情報(XL−0029)が表示されている。
アワーメータ表示領域65は、ショベル50から取得したアワーメータの現在値を表示する領域である。図3から図8に示す例では、アワーメータの現在値(1,714時間33分)が表示されている。
点検部位表示領域66は、処理装置24により特定された点検に関わる箇所の名称を表示する領域である。図3及び図4に示す例では、点検部位表示領域66に「ブームトップ」と表示されている。図5に示す例では、点検部位表示領域66には何も表示されていない。図6に示す例では、点検部位表示領域66に「フィルタ」と表示されている。図7及び図8に示す例では、点検部位表示領域66に「爪先」と表示されている。操作者は点検部位表示領域66を確認することで、点検部位を把握できる。
損傷状況表示領域67は、操作者が損傷状況を入力する領域である。例えば、操作者が損傷状況表示領域67をタップすると、表示画面にキーボードが表示され、文字入力モードに切り替わる。操作者は、キーボードを操作することにより、損傷状況の説明を入力する。図3から図8に示す例では、損傷状況は何も入力されていない。
最終登録ボタン68は、表示画面21に表示された内容を管理装置30に送信するための操作を受け付ける領域である。例えば、操作者が最終登録ボタン68をタップすると、表示画面21の第1画像表示領域60、第2画像表示領域61、発生日表示領域62、現在位置表示領域63、機体識別情報表示領域64、アワーメータ表示領域65、点検部位表示領域66、及び損傷状況表示領域67に表示された内容が管理装置30に送信される。また、操作者により最終登録ボタン68がタップされると、表示画面21の第1画像表示領域60、第2画像表示領域61、発生日表示領域62、現在位置表示領域63、機体識別情報表示領域64、アワーメータ表示領域65、点検部位表示領域66、及び損傷状況表示領域67に表示された内容が記憶装置25に格納されるように構成されていてもよい。
次の損傷情報入力ボタン69は、表示画面21に表示された内容を消去して、次の損傷情報を入力可能な状態にするための操作を受け付ける領域である。例えば、操作者が次の損傷情報入力ボタン69をタップすると、表示画面21の第1画像表示領域60、第2画像表示領域61、発生日表示領域62、現在位置表示領域63、機体識別情報表示領域64、アワーメータ表示領域65、点検部位表示領域66、及び損傷状況表示領域67に表示された内容が消去される。
以上に説明したように、本発明の実施形態に係るショベル支援装置20では、処理装置24が、画像入力装置23を通して入力されたショベル50を撮影した画像データと、過去に取得された同一の機体番号のショベル50の画像データとを照合し、ショベル50の点検に関わる箇所を特定する。これにより、操作者は目視でショベル50を確認して損傷部位の位置を特定する必要がない。そのため、保守作業員の熟練度に左右されず、損傷部位等の点検に関わる箇所を容易に特定することができる。
また、表示画面21に、画像入力装置23を通して入力されたショベル50の画像と共に、ショベル50の画像上に処理装置24により特定された点検に関わる箇所が重ねて表示される。これにより、操作者は、表示画面21に表示される画像を確認することで、容易に点検に関わる箇所を把握できる。
また、表示画面21に表示される点検に関わる箇所が強調表示される。これにより、操作者は、点検すべき箇所がどこであるのかを容易に把握できる。
次に、図9から図11を参照しながら、図7及び図8に示される例において処理装置24によって計測された爪先摩耗量を考慮したマシンガイダンス機能又はマシンコントロール機能について説明する。爪先摩耗量を考慮したマシンガイダンス機能又はマシンコントロール機能は、ショベル支援装置20の処理装置24によって計測された爪先摩耗量が、通信装置26を介して後述するマシンガイダンス装置150に入力されることにより、マシンガイダンス装置150によって実行される。
最初に、図9を参照して、ショベル50の全体構成について説明する。図9は、ショベル50の側面図である。
ショベル50の下部走行体1には、旋回機構2を介して旋回可能に上部旋回体3が搭載されている。上部旋回体3には、ブーム4が取り付けられている。ブーム4の先端には、アーム5が取り付けられている。アーム5の先端には、エンドアタッチメント(作業部位)としてバケット6が取り付けられている。エンドアタッチメントとしては、法面用バケット、浚渫用バケット、ブレーカ等が取り付けられてもよい。
ブーム4、アーム5、及びバケット6は、アタッチメントの一例として掘削アタッチメントを構成し、ブームシリンダ7、アームシリンダ8、及びバケットシリンダ9によりそれぞれ油圧駆動される。ブーム4にはブーム角度センサS1が取り付けられ、アーム5にはアーム角度センサS2が取り付けられ、バケット6にはバケット角度センサS3が取り付けられている。掘削アタッチメントには、バケットチルト機構が設けられてもよい。ブーム角度センサS1、アーム角度センサS2、及びバケット角度センサS3を「姿勢センサ」と称することもある。
ブーム角度センサS1は、ブーム4の回動角度を検出する。ブーム角度センサS1は、例えば、水平面に対する傾斜を検出して、上部旋回体3に対するブーム4の回動角度を検出する加速度センサである。
アーム角度センサS2は、アーム5の回動角度を検出する。アーム角度センサS2は、例えば、水平面に対する傾斜を検出して、ブーム4に対するアーム5の回動角度を検出する加速度センサである。
バケット角度センサS3は、バケット6の回動角度を検出する。バケット角度センサS3は、例えば、水平面に対する傾斜を検出して、アーム5に対するバケット6の回動角度を検出する加速度センサである。
掘削アタッチメントがバケットチルト機構を備える場合、バケット角度センサS3は、チルト軸回りのバケット6の回動角度を追加的に検出する。ブーム角度センサS1、アーム角度センサS2、及びバケット角度センサS3は、可変抵抗器を利用したポテンショメータ、対応する油圧シリンダのストローク量を検出するストロークセンサ、連結回りの回動角度を検出するロータリエンコーダ等であってもよい。
上部旋回体3は、エンジン11等の動力源、カウンタウエイト3w、車体傾斜センサS4が搭載され、カバー3aにより覆われている。車体傾斜センサS4は、上部旋回体3の傾斜角度を検出する。車体傾斜センサS4は、例えば、水平面に対する傾斜を検出して、上部旋回体3の傾斜角度を検出する加速度センサである。
上部旋回体3のカバー3a上部には、撮像装置80が設けられている。撮像装置80は、上部旋回体3からキャビン10に向かって、左側を撮像する左側カメラ80L、右側を撮像する右側カメラ80R、後方を撮像する後方カメラ80Bを有する。左側カメラ80L、右側カメラ80R、及び後方カメラ80Bは、例えば、CCDやCMOS等の撮像素子を有するデジタルカメラであり、それぞれ撮影した画像をキャビン10内に設けられている表示装置140に送る。
上部旋回体3には、運転室としてのキャビン10が設けられている。キャビン10の頂部には、GPS端末(GNSS受信機)52、及び通信装置51が設けられている。GPS端末52は、ショベル50の位置をGPS機能により検出し、位置データをコントローラ130内のマシンガイダンス装置150に供給する。通信装置51は、ショベル50の外部に向けて情報を発信する。また、キャビン10内には、コントローラ130、表示装置140、音声出力装置43、入力装置45、及び記憶装置47が設けられている。
コントローラ130は、ショベル50の駆動制御を行う主制御部として機能する。コントローラ130は、CPU及び内部メモリを含む演算処理装置で構成されている。コントローラ130の各種機能は、CPUが内部メモリに格納されているプログラムを実行することで実現される。コントローラ130は、ショベル50の操作をガイドするマシンガイダンス装置150としても機能する。
マシンガイダンス装置150は、マシンガイダンス機能を実行し、ショベル50の操作をガイド(案内)する。本実施形態では、マシンガイダンス装置150は、例えば、操作者が設定した目標地形の表面である目標施工面とアタッチメントの作業部位との距離等といった作業情報を操作者に報知する。目標施工面は、基準座標系で設定してもよい。基準座標系は、例えば世界測地系である。世界測地系は、地球の重心に原点をおき、X軸をグリニッジ子午線と赤道との交点の方向に、Y軸を東経90度の方向に、そしてZ軸を北極の方向にとる三次元直交XYZ座標系である。また、施工現場の任意の点を基準点と定め、基準点との相対的な位置関係により目標施工面を設定してもよい。目標施工面とアタッチメントの作業部位との距離は、例えば、エンドアタッチメントとしてのバケット6の先端(爪先)、バケット6の背面、エンドアタッチメントとしてのブレーカの先端等と目標施工面との間の距離である。マシンガイダンス装置150は、表示装置140や音声出力装置43等を介して、作業情報を操作者に報知し、ショベル50の操作をガイドする。
マシンガイダンス装置150は、マシンコントロール機能を実行し、操作者によるショベルの操作を自動的に支援してもよい。例えば、マシンガイダンス装置150は、マシンコントロール機能を実行する場合、操作者が掘削操作を行っているときに、目標施工面とバケット6の先端位置とが合致するようにブーム4、アーム5、及びバケット6の動きをアシストする。より具体的には、例えば、操作者がアーム閉じ操作を行っているときにブームシリンダ7及びバケットシリンダ9の少なくとも一方を自動的に伸縮させて目標施工面とバケット6の先端位置とを合致させる。この場合、操作者は、1本の操作レバーを操作するだけで、ブーム4、アーム5、及びバケット6を同時に動かして目標施工面とバケット6の先端位置とを合わせながら掘削作業を行うことができる。
本実施形態では、マシンガイダンス装置150がコントローラ130に組み込まれているが、マシンガイダンス装置150とコントローラ130とは別に設けられてもよい。この場合、マシンガイダンス装置150は、コントローラ130と同様、CPU及び内部メモリを含む演算処理装置で構成される。マシンガイダンス装置150の各種機能は、CPUが内部メモリに格納されたプログラムを実行することで実現される。
表示装置140は、コントローラ130に含まれるマシンガイダンス装置150からの指令に応じて各種の作業情報を含む画像を表示する。表示装置140は、例えば、マシンガイダンス装置150に接続される車載液晶ディスプレイである。
音声出力装置43は、コントローラ130に含まれるマシンガイダンス装置150からの音声出力指令に応じて各種音声情報を出力する。音声出力装置43は、例えば、マシンガイダンス装置150に接続される車載スピーカを含む。また、音声出力装置43は、ブザー等の警報器を含んでもよい。
入力装置45は、ショベル50の操作者がマシンガイダンス装置150を含むコントローラ130に各種情報を入力するための装置である。入力装置45は、例えば、表示装置140の表面に設けられるメンブレンスイッチを含んで構成される。また、入力装置45は、タッチパネル等を含んで構成されてもよい。
記憶装置47は、各種情報を記憶するための装置である。記憶装置47は、例えば、半導体メモリ等の不揮発性記憶媒体である。記憶装置47は、マシンガイダンス装置150を含むコントローラ130等が出力する各種情報を記憶する。
ゲートロックレバー49は、キャビン10のドアと運転席との間に設けられ、ショベル50が誤って操作されるのを防止する機構である。操作者が運転席に乗り込んでゲートロックレバー49を引き上げると、操作者はキャビン10から退出できなくなると共に各種操作装置が操作可能になる。操作者がゲートロックレバー49を押し下げると、操作者はキャビン10から退出可能になると共に、各種操作装置は操作不能になる。
次に、図10を参照して、ショベル50の駆動制御系の構成例について説明する。図10は、ショベル50の駆動制御系の構成例を示す図である。
表示装置140は、キャビン10に設けられ、マシンガイダンス装置150から供給される作業情報等を含む画像を表示する。表示装置140は、例えば、CAN(Controller Area Network)、LIN(Local Interconnect Network)等の通信ネットワーク、専用線等を介してマシンガイダンス装置150を含むコントローラ130に接続されている。
表示装置140は、画像表示部41に表示する画像を生成する変換処理部140aを有する。変換処理部140aは、撮像装置80から得られる画像データに基づいて画像表示部41上に表示する撮影画像を含む画像を生成する。表示装置140には、左側カメラ80L、右側カメラ80R、及び後方カメラ80Bのそれぞれから画像データが入力される。
また、変換処理部140aは、コントローラ130から表示装置140に入力される各種データのうち画像表示部41に表示させるデータを画像信号に変換する。コントローラ130から表示装置140に入力されるデータは、例えば、エンジン冷却水の温度を示すデータ、作動油の温度を示すデータ、尿素水の残量を示すデータ、燃料の残量を示すデータ等を含む。
変換処理部140aは、変換した画像信号を画像表示部41に出力し、撮影画像や各種データに基づいて生成した画像を画像表示部41に表示させる。
なお、変換処理部140aは、表示装置140ではなく、例えば、コントローラ130に設けられてもよい。この場合、撮像装置80は、コントローラ130に接続される。
表示装置140は、入力部としてのスイッチパネル42を有する。スイッチパネル42は、各種ハードウェアスイッチを含むパネルである。スイッチパネル42は、ライトスイッチ42a、ワイパースイッチ42b、及びウィンドウォッシャスイッチ42cを有する。
ライトスイッチ42aは、キャビン10の外部に取り付けられるライトの点灯・消灯を切り替えるためのスイッチである。ワイパースイッチ42bは、ワイパーの作動・停止を切り替えるためのスイッチである。ウィンドウォッシャスイッチ42cは、ウィンドウォッシャ液を噴射するためのスイッチである。
表示装置140は、蓄電池70から電力の供給を受けて動作する。蓄電池70は、エンジン11のオルタネータ11a(発電機)で発電した電力で充電される。蓄電池70の電力は、コントローラ130及び表示装置140以外のショベル50の電装品72等にも供給される。また、エンジン11のスタータ11bは、蓄電池70からの電力で駆動されてエンジン11を始動させる。
エンジン11は、メインポンプ14及びパイロットポンプ15に接続され、エンジン制御装置(ECU)74により制御される。ECU74からは、エンジン11の状態を示す各種データ(例えば、水温センサ11cで検出される冷却水温(物理量)を示すデータ等)がコントローラ130に常時送信される。コントローラ130は内部の記憶部130aにこのデータを蓄積し、適宜、表示装置140に送信できる。
メインポンプ14は、高圧油圧ラインを介して作動油をコントロールバルブ17に供給するための油圧ポンプである。メインポンプ14は、例えば、斜板式可変容量型油圧ポンプである。
パイロットポンプ15は、パイロットラインを介して各種油圧制御機器に作動油を供給するための油圧ポンプである。パイロットポンプ15は、例えば、固定容量型油圧ポンプである。
コントロールバルブ17は、ショベル50における油圧システムを制御する油圧制御装置である。コントロールバルブ17は、例えば、ブームシリンダ7、アームシリンダ8、バケットシリンダ9、走行用油圧モータ、及び旋回用油圧モータ等に、メインポンプ14が吐出する作動油を選択的に供給する。なお、以下では、ブームシリンダ7、アームシリンダ8、バケットシリンダ9、走行用油圧モータ、及び旋回用油圧モータを、「油圧アクチュエータ」という場合がある。
操作レバー26A〜26Cは、キャビン10内に設けられ、操作者によって油圧アクチュエータの操作に用いられる。操作レバー26A〜26Cが操作されると、パイロットポンプから油圧アクチュエータのそれぞれに対応する流量制御弁のパイロットポートに作動油が供給される。各パイロットポートには、対応する操作レバー26A〜26Cの操作方向及び操作量に応じた圧力の作動油が供給される。
本実施形態では、操作レバー26Aは、ブーム操作レバーである。操作者が操作レバー26Aを操作すると、ブームシリンダ7を油圧駆動させて、ブーム4を操作できる。操作レバー26Bは、アーム操作レバーである。操作者が操作レバー26Bを操作すると、アームシリンダ8を油圧駆動させて、アーム5を操作できる。操作レバー26Cは、バケット操作レバーである。操作者が操作レバー26Cを操作すると、バケットシリンダ9を油圧駆動させて、バケット6を操作できる。なお、ショベル50には、操作レバー26A〜26Cの他に、走行用油圧モータや旋回用油圧モータ等を駆動させる操作レバー、操作ペダル等が設けられてもよい。
コントローラ130は、例えば以下で説明する各種データを取得する。コントローラ130が取得したデータは、記憶部130aに格納される。
可変容量式油圧ポンプであるメインポンプ14のレギュレータ14aは、斜板角度を示すデータをコントローラ130に送る。また、吐出圧力センサ14bは、メインポンプ14の吐出圧力を示すデータをコントローラ130に送る。これらのデータ(物理量を表すデータ)は記憶部130aに格納される。また、メインポンプ14が吸入する作動油が貯蔵されたタンクとメインポンプ14との間の管路に設けられている油温センサ14cは、管路を流れる作動油の温度を表すデータをコントローラ130に送る。
圧力センサ15a,15bは、操作レバー26A〜26Cが操作された際にコントロールバルブ17に送られるパイロット圧を検出し、検出したパイロット圧を示すデータをコントローラ130に送る。操作レバー26A〜26Cには、スイッチボタン27が設けられている。操作者は、操作レバー26A〜26Cを操作しながらスイッチボタン27を操作することで、コントローラ130に指令信号を送ることができる。
ショベル50のキャビン10内には、エンジン回転数調整ダイヤル75が設けられている。エンジン回転数調整ダイヤル75は、エンジンの回転数を調整するためのダイヤルであり、例えば、エンジン回転数を段階的に切り替えることができる。本実施形態では、エンジン回転数調整ダイヤル75は、SPモード、Hモード、Aモード、及びアイドリング(IDLE)モードの4段階にエンジン回転数を切り替えることができるように設けられている。エンジン回転数調整ダイヤル75は、エンジン回転数の設定状態を示すデータをコントローラ130に送る。なお、図10には、エンジン回転数調整ダイヤル75によりHモードが選択された状態が示されている。
SPモードは、作業量を優先したい場合に選択される回転数モードであり、最も高いエンジン回転数を利用する。Hモードは、作業量と燃費を両立させたい場合に選択される回転数モードであり、2番目に高いエンジン回転数を利用する。Aモードは、燃費を優先させながら低騒音でショベル50を稼働させたい場合に選択される回転数モードであり、3番目に高いエンジン回転数を利用する。アイドリングモードは、エンジンをアイドリング状態にしたい場合に選択される回転数モードであり、最も低いエンジン回転数を利用する。エンジン11は、エンジン回転数調整ダイヤル75で設定された回転数モードのエンジン回転数で一定回転数に制御される。
また、ショベル50は、無線通信若しくは有線通信を介して、ショベル支援装置20と接続されている。本実施形態では、通信装置51は、通信網40を介して通信可能なショベル支援装置20から処理装置24によって計測された爪先摩耗量のデータを受信し、受信した爪先摩耗量のデータをコントローラ130に送る。
次に、図11を参照して、ショベル50のコントローラ130及びマシンガイダンス装置150に設けられている各種機能について説明する。図11は、マシンガイダンス装置150の構成例を示すブロック図である。
コントローラ130は、ECU74を含むショベル50全体の動作を制御する。コントローラ130は、ゲートロックレバー49が押し下げられている状態では、ゲートロック弁49aを閉状態とし、ゲートロックレバー49が引き上げられている状態では、ゲートロック弁49aを開状態とするように制御する。ゲートロック弁49aは、コントロールバルブ17と操作レバー26A〜26C等との間の油路に設けられている切替弁である。なお、ゲートロック弁49aは、コントローラ130からの指令によって開閉する構成になっているが、ゲートロックレバー49と機械的に接続され、ゲートロックレバー49の動作に応じて開閉する構成であってもよい。
ゲートロック弁49aは、閉状態において、コントロールバルブ17と操作レバー26A〜26C等との間の作動油の流れを遮断して操作レバー26A〜26C等の操作を無効にする。また、ゲートロック弁49aは、開状態において、コントロールバルブ17と操作レバー等との間で作動油を連通させて操作レバー26A〜26C等の操作を有効にする。
コントローラ130は、ゲートロック弁49aが開状態となり、操作レバー26A〜26Cの操作が有効になった状態で、圧力センサ15a,15bによって検出されるパイロット圧から、各レバーの操作量を検出する。
コントローラ130は、ショベル50全体の動作の制御に加えて、マシンガイダンス装置150によるガイダンスを行うか否かを制御する。具体的には、コントローラ130は、ショベル50が休止中であると判定したときは、マシンガイダンス装置150によるガイダンスを中止するように、マシンガイダンス装置150にガイダンス中止指令を送る。
また、コントローラ130は、オートアイドルストップ指令をECU74に対して出力する際に、ガイダンス中止指令をマシンガイダンス装置150に出力してもよい。あるいは、コントローラ130は、ゲートロックレバー49が押し下げられた状態にあると判定した場合に、ガイダンス中止指令をマシンガイダンス装置150に出力してもよい。
次に、マシンガイダンス装置150について説明する。マシンガイダンス装置150は、ブーム角度センサS1、アーム角度センサS2、バケット角度センサS3、車体傾斜センサS4、通信装置51、GPS端末52、入力装置45等から、コントローラ130に供給される各種信号及びデータを受信する。
マシンガイダンス装置150は、受信した信号及びデータに基づいてバケット6等のアタッチメントの実際の動作位置を算出する。そして、マシンガイダンス装置150は、アタッチメントの実際の動作位置と目標施工面とを比較し、例えばバケット6と目標施工面との間の距離等を算出する。マシンガイダンス装置150は、ショベル50の旋回中心軸からバケット6の爪先までの距離や、目標施工面の傾斜角度等も算出し、これらを作業情報として表示装置140に送信する。
なお、マシンガイダンス装置150とコントローラ130とが別に設けられている場合には、マシンガイダンス装置150とコントローラ130とは、CANを通じて互いに通信可能に接続される。
マシンガイダンス装置150は、高さ算出部503、比較部504、表示制御部505、及びガイダンスデータ出力部506を有する。
高さ算出部503は、ブーム角度センサS1、アーム角度センサS2、及びバケット角度センサS3の検出信号から求められるブーム4、アーム5、及びバケット6の角度から、バケット6の先端(爪先)の高さを算出する。このとき、高さ算出部503は、ショベル支援装置20から通信装置51を介して入力された、処理装置24によって計測された爪先摩耗量を考慮してバケット6の先端(爪先)の高さを算出する。これにより、バケット6の爪先が摩耗しても、爪先摩耗量の計測が容易にできるので、爪先の摩耗量を考慮したマシンガイダンス機能又はマシンコントロール機能を実行できる。したがって、目標施工面に対して正確な施工が可能となる。なお、バケット6の爪先の高さは、中央の爪と左右両端の爪の爪先摩耗量を考慮して算出されてもよく、全ての爪毎の爪先摩耗量を考慮して算出されてもよい。このようにバケット6の爪先の高さは、ショベル支援装置20から爪先摩耗量が入力されることで設定可能となる。
比較部504は、高さ算出部503が算出したバケット6の先端(爪先)の高さと、ガイダンスデータ出力部506から出力されるガイダンスデータにおいて示される目標施工面の位置とを比較する。また、比較部504は、ショベル50に対する目標施工面の傾斜角度を求める。高さ算出部503や比較部504において求められた各種データは、記憶装置47に記憶される。
表示制御部505は、比較部504によって求められたバケット6の高さや目標施工面の傾斜角度等を、作業情報として表示装置140に送信する。表示装置140は、撮像装置80から送られる撮影画像と共に、表示制御部505から送られる作業情報を画面に表示する。表示装置140の表示画面構成については後述する。また、表示制御部505は、バケット6が目標施工面よりも低い位置になった場合等には、音声出力装置43を介して操作者に警報を発することができる。
なお、上記の例では、マシンガイダンス装置150が、処理装置24によって計測された爪先摩耗量を考慮してマシンガイダンス機能又はマシンコントロール機能を実行する場合を説明したが、これに限定されない。例えば、処理装置24が、キャビン側からショベル50の全体を撮影した際に、ステップST3にて画像入力装置23を通して入力されたショベル50の画像データに基づいて、ショベル50のバケットピンの位置であるバケットピン位置P1からバケット6の爪先位置P2までの距離を計測し、マシンガイダンス装置150が、処理装置24によって計測されたバケットピン位置P1から爪先位置P2までの距離Lを考慮してマシンガイダンス機能又はマシンコントロール機能を実行してもよい。
なお、上記の実施形態において、表示画面21は表示部の一例であり、画像入力装置23は画像入力部の一例であり、処理装置24は処理部の一例であり、記憶装置25は記憶部の一例である。また、ショベル50は建設機械の一例である。
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、上記内容は、発明の内容を限定するものではなく、本発明の範囲内で種々の変形及び改良が可能である。
本国際出願は、2018年3月23日に出願した日本国特許出願第2018−057169号に基づく優先権を主張するものであり、当該出願の全内容を本国際出願に援用する。
20 ショベル支援装置
21 表示画面
22 文字情報入力装置
23 画像入力装置
24 処理装置
25 記憶装置
26 通信装置
30 管理装置
50 ショベル

Claims (9)

  1. 建設機械の画像データを入力するための画像入力部と、
    前記画像入力部を通して入力された前記画像データと、過去に取得された前記建設機械の画像データとを照合し、前記建設機械の点検に関わる箇所を特定する処理部と、
    前記画像入力部により入力された画像を表示すると共に、前記画像上に前記処理部により特定された前記点検に関わる箇所を重ねて表示する表示部と、を備える、
    建設機械の支援装置。
  2. 前記表示部は、前記点検に関わる箇所を強調表示する、
    請求項1に記載の建設機械の支援装置。
  3. 前記画像データは、前記建設機械の異なる部位を撮影した複数の画像のデータを含み、
    前記表示部は、前記複数の画像を繋げた展開図を表示する、
    請求項1に記載の建設機械の支援装置。
  4. 前記表示部は、前記展開図上に、前記点検に関わる箇所を強調表示する、
    請求項3に記載の建設機械の支援装置。
  5. 前記表示部は、前記画像上に、前記点検に関わる箇所を示す図形を重ねて表示する、
    請求項1に記載の建設機械の支援装置。
  6. 前記表示部は、前記点検に関わる箇所の名称を表示する、
    請求項1に記載の建設機械の支援装置。
  7. 過去に取得された前記建設機械の画像データを格納する記憶部を有する、
    請求項1に記載の建設機械の支援装置。
  8. 前記点検に関わる箇所は、前記建設機械の損傷部位、消耗部品の消耗箇所、又は定期点検の箇所を含む、
    請求項1に記載の建設機械の支援装置。
  9. 前記表示部には探触子の設置箇所が表示される、
    請求項1に記載の建設機械の支援装置。
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